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闇文庫

主に寝取られ物を集めた、個人文庫です。

婚約者の調教動画が見つかって 第9回

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俺が負けたので、彼女が手コキした完

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俺が負けたので、彼女が手コキした 第4回

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もうひとつの人生 第17回

「およう受難記」という物語をそこまで夢中になって読み進んだ隆則は、まるで胃が締め付けられるような不安感を知覚した。

(これはいわゆる「モデル小説」ではないのか?)

 作者である椿の本業はもちろん画家であるため、この小説めいた代物の文章は概ね稚拙であることは否めない。しかしながらそれぞれの登場人物の感情の動きの描写は迫真性があり、まるで本人から聞き取ったのではないかと思わせるほどだった。

 それはこの小説の登場人物にモデルが存在すると考えると納得出来るのではないか。

 赤毛の女という設定から、おようは明らかに妻の仁美がモデルである。絵師見習いでその後は長崎奉行となった兵吾は作者の椿がモデルだろう。

(そうすると新吉は俺のことか)

 そこまで考えた隆則はあることに気づいて愕然とする。

(おようの娘のお蘭は千鶴ということになる。お蘭は新吉が娘として育てているが実は兵吾の娘だ)

 すると、千鶴は俺の子ではないということか?

(馬鹿な。そんなはずがない。これは椿の妄想に決まっている)

 隆則は思わず首を振り、物語を読み進める。

 おようの出奔から一年後、ようやく妻を失った痛手から回復したかに見えた新吉は正式に津島屋の養子となり、十兵衛の遠縁の娘であるおりんを後妻に迎え、ほどなく津島屋の跡目を継ぐことになる。

 新吉はそれまでの温和で快活な性格から一変し、無口で陰気な人間になってしまっていた。新吉とおりんの間には程なくして女の子が一人と、男の子が一人生まれる。津島屋にとってはお蘭と合わせて三人の孫が出来たことになるが、その一方で津島屋におけるお蘭の立場は微妙なものになった。

 新吉の二人の子供と津島屋の間にはほとんど血の繋がりはない。一方、お蘭はいうまでもなく津島屋の実の娘であるおようが産んだ子である。

 しかし、お蘭が津島屋の跡目を継ぐことはもともとあり得ない。何しろお蘭は不義の子であるばかりでなく、当時は出島の中でも差別の対象とされた混血児なのである。おようが出奔していなければ話は別だが、津島屋夫婦が後ろ盾になったとしても、お蘭の立場は今後良くなることはないのである。

 出奔するならいっそ、娘まで連れて行ってくれたら良かったのだ。長崎奉行の娘なら、混血児といえど良い目も見れるだろうにと奉公人までが陰で囁くようになったのは、お蘭が十二歳になった頃である。

 微妙な空気の変化を察知したお蘭は自らの居場所を守るために驚くべき手段に出た。いわば義理の父親というべき新吉を誘惑したのである。

 お蘭がこのような大胆な行為に及んだ理由は定かではない。おようの奔放な血を引いたせいなのか、父親として育ててくれた新吉をいつしか男として愛することになったのか。

 新吉にとっても髪の色を除いてはたった独りの愛した女、そして自分を裏切った憎い女であるおようそっくりのお蘭である。西洋人の血を引くお蘭は同年齢の娘に比べてはるかに早熟した肉体を有していた。乳房は十分膨らみ、尻は丸みを帯び、純粋な日本娘の十五、六歳の見かけに相当するほどであった。

 血が繋がっていないことが新吉についに禁忌を踏み越えさせた。新吉は若鮎のようなお蘭の肉体に溺れた。

 ここから「およう受難記」は、延々と新吉とお蘭の疑似的な「近親相姦」の描写が続く。隆則にとってはある意味で胸が悪くなるような叙述だが、あまりの迫力にページを繰る手を止めることが出来なかったのだ。
  1. 2014/11/07(金) 02:48:29|
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もうひとつの人生 第16回

 おようの出奔は津島屋の平穏な日常を根本から揺るがすものだった。

 原因はお蘭の父親である沢井兵吾が長崎奉行となって赴任してきたことにある。沢井家を継いだ兵吾は、絵師の修行のために長崎に在住したことで同地の事情に通じているだけでなく、清国人とも簡単な会話なら出来ることなどが弱冠二十七歳で異例の抜擢となったのである。

 沢井家を継ぐ際に長兄の未亡人であるで里美を妻に迎え、同じく息子を養子とした兵吾だったが、初恋の相手ともいうべきおようのことを忘れていなかった。兵吾は長崎に赴任早々おように連絡をつけ、文字どおり攫っていったのだ。

 あまりのことに新吉のみならず、津島屋夫婦も呆然とする。津島屋夫婦と新吉にとってさらに衝撃的だったことはおようがこの五年間、兵吾と定期的に文を交わし合っていたことである。新吉も津島屋もおようの別の顔にまったく気づいていなかったのである。

 十兵衛の怒りとお滝の意気消沈ぶりは傍目にも気の毒なほどであった。

 おようは疵物とはいえ腐っても鯛とのたとえがあるように、長崎は出島を代表する貿易商である津島屋の家付き娘である。おようを新吉に嫁がせた後も、十兵衛は新吉に対してそれまでの使用人に接する態度をまったく崩さなかったほどである。

 新吉としては自らの妻とは言え、十兵衛の前ではおように対して今までどおり、主人の娘に対する奉公人という態度をとらなければならない。そういった日常は結果として新吉の奮起を促すこととなり、津島屋の後継者対策にとっては吉と出た。おようが出奔する直前には津島屋は新吉なしには回らなくなっていたほどである。

 新吉自身もまた、おようを嫁にした当時と比べると商売人としての成長は著しく、また津島屋にとっての自分の価値を正確に見定めることが出来るようになっていたのである。

 十兵衛は豪放磊落な性格の反面、極めて小心なところもある。娘として育てて来たおようが裏切りに打ちのめされた十兵衛は新吉にあわせる顔がなかったのである。

 新吉の奮起のもう一つの動機は、おように対する憧憬に近い愛情である。思いがけず妻にすることが出来た主家の娘にたいし、新吉は献身的な愛情を注ぎ、そして自分と血の繋がりもないお蘭をわが子同然に慈しんで来たのである。

 しかしおようはそんな新吉の一途な思いを裏切ったのだ。妻として暮らしたはずのおようの心は、このt年の間まったく自分のところにはなかったのである。「およう受難記」のこのくだりの新吉の絶望と怒りの描写は実に生々しい。

 新吉は言わば寝とられ男であり、この時代の「女敵討ち」の風習から言えば仮に新吉が武士であったら、おようと兵吾を並べて斬り殺す権利すらあるのだ。

 そうでなくても、兵吾が旗本の息子とは言え絵師見習いの三男坊だったならともかく、三千石の当主でありなおかつ長崎奉行ともなると出島有数の豪商である津島屋といえどもさすがに歯が立たない。苦情を持ち込むことが精々であったが、知らぬ存ぜぬと白を切られるだけであった。

 おようの出奔に対して新吉がどれほど悲嘆に暮れ、また怒りを露わにしても、十兵衛とお滝としてはかつての使用人に対してひたすら恐縮するしかなかったのである。

 この事件がきっかけで、ずっと新吉を使用人扱いしていた十兵衛と、それに対して内心では反発していた新吉の立場は徐々に逆転することになった。これにはそれまで緩衝材になっていたお滝が、娘の不貞行為に責任を感じてすっかり憔悴してしまったことも原因となっていた。
  1. 2014/11/07(金) 02:44:25|
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もうひとつの人生 第15回

 おように未練たっぷりの兵吾だったが、赤毛の娘を二千石の旗本の妻に出来ると考えるほど世間知らずでもないしその度量もない。若い二人が泣きの涙で別れてからしばらく経ってから、おようの母親のお滝は娘が身籠もっていることに気づく。

 お滝は目の前が暗くなったような思いになる。母娘ともども津島屋の世話になっておきながら、それを裏切る結果となったことに憤慨したばかりでなく、もともとは武家の出だという矜持が娘のふしだらな行為を許すことが出来なかったのである。

 お滝はおようを激しく責め立て、腹の中の子供の父親が兵吾がであることを白状させる。

 お滝はおようの腹の子を堕胎させようとするが、母娘の異様な雰囲気に事態を察した十兵衛がそれを止める。もともとはおよう自身が望まれない娘であったところを、自分たちが育てて来たではないか。その時のおように難の罪もなかったように、産まれてくる子供にも罪はないはずだというのである。

 医師の診断も、おようはすでに中絶するには困難な段階に達しているとのことだった。お滝は悩んだ末、たった一人の愛娘を生命の危険に晒すよりは生ませることを選択したのである。

 おようは無事に、母親似の透き通るような白い肌の娘を産んだ。母親との違いは髪が赤くなく、濡れるような黒髪だったことである。娘は十兵衛によっておようの父の母国である「オランダ」にちなんで「蘭」と名付けられる。

 当時としては忌み嫌われる混血、そして私生児というハンデをもっているお蘭だったが、生まれてしまえばしまえば母親似の愛らしさに混血児特有の白い肌は、人の心を引き付けない訳がない。ましてその出生の不幸についてはお蘭自身には責任はないのである。津島屋夫婦は不憫さのゆえに孫のお蘭を溺愛するようになった。

 一方、愛しい兵吾と別れたおようの孤独は深まる一方である。しばらくしておようは十兵衛の指示により津島屋の手代である新吉を婿に取ることとなった。おようが十六歳、新吉が五つ上の二十一歳の時である。丁稚のころから津島屋に奉公している新吉は、おようが赤ん坊の頃に子守をしていたこともあるほどである。

 新吉は確かに仕事熱心で将来有望な奉公人だったが、それはせいぜい長年まじめに勤め上げたあげく、中年を過ぎたころに暖簾分けを許される程度の有望さであり、津島屋の店格からみると本来なら婿になれるような立場ではなかった。

 要するに新吉は混血児であり、かつ「疵物」になったおようと、その娘であるお蘭を娘として引き受けることと引き換えに、津島屋の後継者の地位を手に入れたことになる。津島屋にとってこれはおようのためでもあり、孫のお蘭の将来を案じた故の配慮でもあった。

 その後おようとお蘭は一見平穏でな幸福な生活を送ったといえる。婿の新吉が津島屋の期待どおり、もともと惚れ抜いていたおようと、血は繋がっていないものの髪の色の他はおようにそっくりのお蘭を津島屋夫婦とともに世間の偏見から身体を張って守ったからである。

 五年ほどは平和な生活が続いた。新吉は懸命に仕事に励んだこともあり津島屋の一番番頭の役割を立派にこなすようになる。おようも人妻らしい色気と風格が滲み出てきており、お蘭もまた周囲の偏見にも負けず、明るく可愛らしい娘に育っていた。

 ここまで来れば安心である。新吉とおよう夫婦に店を任せ、自分たちはのんびり隠居生活を送ろうと十兵衛とお滝の津島屋夫婦が考えたその頃、再び一家を暴風が襲う。おようが突然出奔したのである
  1. 2014/11/07(金) 02:40:01|
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もうひとつの人生 第14回

 他の五枚も同じような組み合わせだった。仁美そっくりの赤毛の女が様々な姿態をとらされ、そして犯される――その異様な迫力は、まるで仁美自身が隆則の目の前でそういった行為を演じているように見えた。

 どうにか最初の衝撃から立ち直った隆則は、解説本のほかに薄い文庫本の体裁をした小冊子が添付されていることに気づく。それには「椿圭吾作 およう受難記」という表題が付され、小説めいた文章が載せられていた。

 要するに椿が、仁美あるいは仁美に似た女をモデルとして使った一連の作品はある物語――おようという女の半生を描いたものだということらしい。

 この『およう受難記』という物語を簡単に紹介すると以下の通りである。

 物語は江戸時代も終わりに近い1837年(天保8年)に始まる。

 長崎の出島に店を構える津島屋の一人娘のおようは、はっきりした目鼻立ちと燃えるような赤毛という特徴的な風貌をしていた。

 これには理由があり、おようの母親であるお滝はいわゆる「らしゃめん(洋妾)」、つまり出島にやって来るオランダの商人を客に取る娼婦だったのである。

 お滝はもともと武家の出、長崎奉行所で勘定方を勤める沢井源左衛門の娘だったのだが、ある日源左衛門が上司の不正の責任を押し付けられたあげく、腹を切らされたことからその運命は激変した。

 源左衛門の死により気力を喪失した母親は病のとこに伏し、お滝は生きていくために、そして母親の薬代を稼ぐために娼婦に身を落とすほかなかったのである。

 普通の娼婦が忌み嫌う外国人の客を毎日のようにとらされてお滝はいつしか身ごもった。堕胎が間に合わなくなるまで働かされていたお滝を救ったのは、生前の源左衛門と親交のあった津島屋十兵衛である。

 十兵衛は清やオランダの物産を扱う、出島でも五本の指に入る豪商だったが、その名が由来を示すように元々は津島海峡を拠点に活動していた水軍の出である。先祖伝来の侠気がお滝の悲運を見逃すことができなかったのである。

 お滝は病床の母親と共に津島屋に引き取られた。しばらくしてお滝はおようを産み、お滝の母親はまるでそれと入れ替わるように、赤毛の赤子、おようの元気な泣き声を聞きながら息を引き取った。

 妻を早く亡くしていた十兵衛が、お滝を後妻にしたのはそれから間もなくのことである。十兵衛と血の繋がらないおようも、十兵衛の養女として届けられた。

 津島屋の庇護の下で大切に育てられたおようだったが、この国では変わった見かけの人間は例外なく差別の対象となる。津島屋の威光もあっておようのことを表立って悪く言うものは滅多にいなかったが、およう自身は他の子供たちとの外見上の差にかなりの屈託と孤独を感じていたらしい。

 そんなおようが十四歳になった時、恋に落ちることになる。相手は沢井兵吾という二十歳の若者である。

 兵吾は元々は長崎奉行も務めたこともある二千石の旗本、沢井壱岐守の三男坊であったが、生来絵の才能に秀でていたため、長崎には蘭画の修行をするためにやって来ていたのである。

 早熟な兵吾はそこで知ったヨーロッパの印象派の技法を浮世絵に取り入れ、独特のエキゾチックな画法を編み出すことに何とか成功していた。兵吾の絵は芸術性はともかく、出島にやってくるオランダ人が土産にしたがるわかりやすさがあり、なんとか食って行くには十分なほどの報酬を得ることができたのである。

 異国の絵を見慣れた兵吾は、肌が浅黒く身体もずんぐりした日本の娘は物足りない。そんな兵吾にとっては透き通るような白い肌と文字どおり日本人離れしたをしたプロポーションのおようは極めて魅力的に見えたらしい。差別の対象となる燃えるような赤毛も兵吾にとっては情熱の印に映ったのである。

 おようにとってもは初めて自分のことを偏見でをもって見ない相手と巡り合ったと言える。兵吾とおようの間に芽生えた恋はみるみるうちに育ち、あっと言う間に燃え上がる。

 人目を忍ぶ短いが激しい恋愛の後、ある日突然に兵吾に帰国の時がやってくる。江戸を大火が襲い、消火の指揮にあたっていた長兄が焼死したのである。次兄は既に他家の養子に出ており、長兄の息子はいまだ幼く家を継ぐことは出来ない。そこで兵吾が家を継がざるを得なくなったのである。
  1. 2014/11/07(金) 02:35:29|
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もうひとつの人生 第13回

 複製画は白いパネルボード二枚に挟まれている。さらにA5サイズの薄い冊子が2冊同梱されており、それはどうやらこれらの絵の解説本に当たるらしい。

 冊子の表紙にはそれぞれ「2008年夏」、「2008年冬」と記されている。隆則は、画廊にあった最も新しい絵は「2009年夏」だったと記憶しているが、5枚セットが完成しているのは2008年冬のものが最新なのかもしれない。

 ボードを外すとほぼ実物大の複製画が現れる。それは隆則が大阪の画廊で見た絵の一枚である。

 仁美に似た赤毛の女が全裸でやや肢を開き、腰に手をあてた姿勢で立っている。その裸身は十分成熟しており、乳房は重たげに垂れ腰も逞しいまでに張り出している。

 その熟女の色気がムンムンするような姿態とは裏腹に、青々と剃り上げられた陰部がまるで少女のような趣きを見せているところがなんともアンバランスである。

 複製画とは言え、一枚5千円という決して安いとは言えない値段を付けるだけあって、印刷はちょっと見ただけでは本物と見紛うまでの精密さと迫力を有しており、筆の跡の凹凸まで再現されているほどである。

(これは本当に仁美なのか)

 他人の空似とばかりは言えないほど良く似ているが、仮にこの絵のモデルが仁美であったとしても、そのことのみをもって責める訳には行かない。裸婦像は芸術と認められており、そのモデルをしてどこが悪いのかと開き直られればそれまでである。

(しかし、この他の4枚が――)

 天野の言う通り「春画」とも言うべきものだったとしたら話は別である。いくら歌麿や北斎などの巨匠が手掛けた分野と言っても、男女の交接を描いた春画は現代でもおおっぴらには展示公開できない類いのものである。

(もしそうだった場合、俺と仁美は夫婦として終わってしまうかもしれない)

 そう思うと隆則はなかなか今見ている絵に手を伸ばせずにいる。この絵の向こうにこれまでの穏やかな夫婦関係が一変する風景が待っているのかもしれないという事実を確認するのが恐ろしいのだ。

 かといって、このままにしておくこともできない。隆則は思い切って絵を取り去る。

(……!)

 現れた画像を目にした隆則は息が止まるような衝撃を覚える。それは仁美そっくりの赤毛の女が、全裸像を正面に向けたまま胡座をかいた男の上に乗せ上げられて繋がっているものだった。

 男の長大なものは女の股間をくぐり抜けて、無毛の陰部を貫いている。女は男のものを押し込まれる圧迫感に眉を寄せながら、一方ではどこか恍惚とした表情を浮かべている。

 隆則は急に高まってきた鼓動を必死で押さえながら絵をめくる。3枚目は女が両手吊りの姿勢で高々と肢を上げ、やはり背後から男に貫かれているものだ。2枚目の絵と違うところは男の巨大なものが女陰ではなく、双臀の狭間を深々と抉っているところだった。

 4枚目の絵に移る。現れたのは横たわった男の上に赤毛の女が乗せ上げられ、さらに背後から別の男に貫かれている情景を描いたものだった。

 隆則は喉の奥まで見えるほど大きく開いた女の口から、女の歓喜の悲鳴が聞こえて来るような錯覚に陥った。また、これまでの絵でははっきりと分からなかったのだが、女の赤毛はまるで日本髪を崩したように乱れており、女を前後から犯している男たちも、背中には龍や虎の刺青をしており、髪はいわゆる銀杏髷に結っていることに隆則は気づいた。

 最後の絵は女が膝立ちの姿勢になり、仁王立ちになった二人の男が左右から突き出してくる男根を両手で持ち、うっとりとした表情でしゃぶっているものだった。

 要するにこれらの絵は、まさに江戸時代の春画を現代に、それもリアルな技法でよみがえらせたものなのだ。

 絵の構図もさることながら隆則にとって衝撃的だったのは、最後の絵の赤毛の女の半ば放心したような顔付きが、画廊で見たものと同じくセックスの後でけだるい充足感に浸る仁美の表情とそっくりだったことである。
  1. 2014/11/07(金) 02:30:11|
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もうひとつの人生 第12回

「……お父さん」

 千鶴の何度目かの呼びかけに、隆則はようやく顔を向ける。

「ああ、千鶴か。どうかしたか?」
「どうかしたかはこっちの科白よ。どうしたの、ぼんやりしちゃって」
「ぼんやりしていたか?」
「何度も呼んだんだけど、全然気が付かなかったじゃない。ぼんやりどころじゃないくらいぼんやりしてたわよ」
「そりゃ大変だ」

 口を尖らせて言い募る千鶴に、隆則は苦笑する。

「笑い事じゃないわよ、もう。最近お父さん、何だかおかしいわよ。そう、この前の出張から帰って来てからずっと」

 千鶴の指摘に隆則はどきりとする。まだ13歳だというのに「女の勘」が働くのだろうか。肝心の仁美の方は隆則の変化に一向に気が付いていないようだが。

 大阪で「赤毛の女」の絵を見てからというもの、隆則は気が付くとそのことばかりを考えていた。あれは本当に妻の仁美を描いたものだったのだろうか。

 裸婦という題材が画家にとって決して珍しいものでない以上、モデルになる女性も存在するはずだし、それが必ずしもプロとは限らない。隆則がずっとそう思っていたように、妻の仁美が堅い女だったとしても、芸術のために椿という画家のモデルになることないとはいえない。

 しかし妻のそんな秘密に、隆則がたまたま入った画廊で行き当たるなどという偶然はあり得ないように思えるのだ。

(そもそも俺は本当に赤毛の女の絵を見たのか? あれは全部酒に酔ったことが原因の幻ではないか)

 隆則はそこまで考えるが、すぐにそれは極端な考え方だと思い直す。

(むしろこれは逆に考えるべきではないか)

 隆則はそう思い直す。一年に二回きりの逢瀬、しかも普段の生活圏から遠く離れた場所で、帰省のたびに学生時代の友人と旧交を温めるという理由、そんな条件が重なったからこれまでは気が付かなかった。それが結果として10年も続いたのである。今まで露見しなかったことがむしろ偶然なのだ。

「……お父さん」

 千鶴の声で再び隆則の思考は中断する。

「何か言ったか?」
「いやね、またぼんやりしちゃって。お父さん宛に荷物が着いていると言ったのよ」
「荷物だって?」
「厚みはそれほどないけれど随分大きなものよ。大判のポスターぐらいの大きさの」

 千鶴の声に隆則はあわてて立ち上がる。千鶴の言ったとおり玄関ホールに大きな板のような包みが置かれている。約束どおり天野が2年分の複製画を買って、送ってくれたのだろう。

(仁美が留守の時で良かった……)

 あの時は後先も考えず天野に頼んだのだが、仁美が在宅中に荷物が届いていたら、誤魔化すのに苦労しただろう。

(しかしこれで、あの夜のことは夢ではないということが証明されたな)

 隆則は思わず苦笑しながら荷物を抱え、書斎に運び込もうとする。すると廊下で千鶴がその様子をじっと眺めている。

「それは何なの? お父さん」
「何でもない。気にするな」
「ポスターでも買ったの? 千鶴も見てみたいな」
「千鶴が見ても面白くないものだ。自分の部屋に行ってなさい」

 千鶴はしばらくの間、隆則の様子を伺っていたがやがてくるりと後ろを向き、リビングに戻る。隆則は安堵の息をついて絵を書斎に運び込み、包みを破る。
  1. 2014/11/07(金) 02:26:14|
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もうひとつの人生 第11回

「と言っても本物は難しいが。残りの絵――正確に言えばあそこに飾ってあった分とセットやが、会員を対象に複製画を販売しているんや」
「いくらだ?」
「俺は買ったことはないが、確か一枚5千円、半年置きに5枚セットが2万円やったかな」
「一枚5千円? そんなにするのか」
「複製とは言っても写真製版の精密なもんやからなかなか迫力があるで。ちょっと見には本物みたいや」
「1年分だと10枚で4万円、10年分が100枚で40万円か……結構高いもんだな」

 隆則が家計とは別に貯えている金から払えない額ではないが、妻がモデルだと決まった訳ではない絵の、それも複製に対して40万円もの金を出すのは馬鹿馬鹿しい。

 ましてそれが本当に妻だったなら、画家である椿と妻はただならぬ関係にあることが想定される。自分の妻に手を出した男の懐を、結果的に潤すことになるのは釈然としない。

「こういったもんは値段はあってないようなもんやからな。江戸時代の好事家は有名な浮世絵画家が描いた春画にびっくりするような金を払った。浮世絵も版画やから複製みたいなもんやろ。そう思えばそれほど高いとは言えん。椿はんの絵のことを現代の浮世絵やという会員も多いんや」

「その会員たが、いったい何人くらいいいるんだ」
「そうだな、固定しているのは100人くらいだったかな」
「100人か──」

 それが多いというのか、少ないというべきなのか隆則にはよく分からない。しかしネットに裸が流出して何万人もの目に触れる事態を思うと、多くはないのかもしれない。

「案外少ないのかな」
「いや、そうでもないで。固定的な100人が年4万円払ったら400万円になる。それに今回のように個展のたびに新しい会員が入って、平均4、5万円は使うらしいから、年の収入は5、600万円になるんやないかな」

 天野は羨ましそうな声を上げる。

「それに、椿はんにとってこれはあくまで副業やからな。それで夫婦2人がそれほど贅沢せなんだら暮らしていけるだけの金を稼がせてもろてるんやから、赤毛の女様々って訳や」

 天野の言葉に隆則はふと椿の妻のめぐみの顔を思い出す。

 初対面であるはずの自分の顔をまじまじと見つめていためぐみ、隆則はその意味ありげな瞳をどこかで見たような感覚に襲われているのだ。

「会員になるにはどうしたらいいんだ?」
「別に難しくはない。運転免許証とかの、身分と年齢を証明出来るもんを提示すればええ」

(身分の証明か――)

 隆則は少しの間考え込んだ後、口を開く。

「天野、頼みがある」
「何や?」
「最近1年分の赤毛の女の複製画を手にいれて、俺に送ってくれ。もちろん金は払う」
「別にええけど、最近1年分やったらたぶん画廊に置いているで。そんなに気にいったんやったら今から戻って買いにいこか?」

 天野はそう言うと残った酒を飲み干し、グラスを置く。

「いや、それはやめておこう」
「何でや? 今行ったら椿はんがもう来てるかもしれんで。サインくらいもらえるで」

 隆則と天野が画廊に行ったとき、椿はあと2時間くらいで来ると言った。天野の言うとおり今から画廊に戻れば鉢合わせになる可能性がある。仁美と椿の関係がわからないうちに、相手に自分の身分を明かすのはうまくないと隆則は考える。

「何や、訳ありの様子やな。まあええわ、俺の名前で買ってすぐに送ったるわ」

 天野はしばらくの間、隆則の様子をいぶかしげに見ていたが、やがて頷くとマスターにお代わりを注文するのだった。
  1. 2014/11/07(金) 02:23:22|
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もうひとつの人生 第10回

「ああ言っていたけれど、あの絵のモデルはやっぱりめぐみはんやないと思うな」

 天野はジョッキに残った生ビールをぐいと飲み干すと、そう言って一人で頷く。

 画廊を出た隆則と天野は、天野の行きつけの居酒屋で飲んでいる。

「そろそろ日本酒にしよか。マスター、飛露喜をちょうだい」
「へい」

 目の細い居酒屋の主人が返事をする。フィリピン人らしい女の子が日本酒の一升瓶を冷蔵庫から取り出し、升の中のグラスに慣れた手つきで注いでいく。天野はあふれんばかりに注がれた日本酒にうまそうに口をつける。

「天野はモデルが誰だか知っているのか?」
「いや、知らん」

 隆則の問いに天野は首を振る。

「それでもめぐみはんやないのは確かや。これでも俺は風俗雑誌にエロ漫画を描いている男や。女の身体にはちょっとうるさいで」

 天野はそう言うとニヤリと笑い、冷酒を口に含むと「うん、絶対にめぐみはんやない」と再び首を振る。

「どうしてそう思うんだ」
「それは簡単や。あのモデルの身体つきは経産婦や」
「経産婦?」
「子供を生んだことがあるってことや。椿先生とめぐみはんと間には子供はいない」
「そうなのか?」
「ああ」

 あの絵のモデルが妻の仁美ではないのかという疑念に取り憑かれている隆則は、実はめぐみがモデルだったという結論になる方が有り難い。しかし、天野によってそれがあっさりと否定され、隆則は胸の中に錐りを沈められたような気分になる。

「めぐみさんを見ながら、この身体で子供を生んだらどうなるかって想像しながら描いたってことはないか?」
「ないない」

 天野は笑って否定する。

「絵描きってのは目の前の対象に集中すると、そんな余計なことを考えている余裕はないで。モデルの外面から内面に至るまで、そのすべてを自分の絵の中に写し取ろうと格闘するもんや」

 天野はそこまで言うと急に声を潜める。

「あのモデルの女、相当の淫乱やで」
「何だって?」

 隆則は驚いて聞き返す。

「どこにそんな根拠がある。ヌードモデルをしているから淫乱というのは偏見だろう。それとも、あれだけの絵で天野はそこまでモデルの内面がわかるって言うのか」
「おいおい、どうしたんや、山城。そんなにむきになって。ひょっとしてあの絵の女に惚れたか?」

 隆則の勢いに天野は苦笑する。天野は仁美には会ったことはないため、絵のモデルである赤毛の女が隆則の妻に似ているということは知る由もない。

「理由は簡単や。あの女の絵はあそこに飾られているだけやない。画廊には1年で2枚、合計20枚飾られていたが、実はその5倍の100枚はあるんや」
「100枚だって?」

 隆則は驚きに目を見開く。

「どうしてそんなに……いや、それだけ描いているのならどうしてもっとたくさん展示しないんだ。画廊の壁面はまだスペースがあったぞ」
「簡単や、とてもやないが大っぴらに飾れるような絵やないからや」
「どういう意味だ」
「浮世絵で春画ってのがあるやろう。残りの80舞の絵はまさにそれや。あの赤毛の女が色々な男とセックスしている――時には同時に何人も受け入れたり、時には同性も相手にしている様子を描いたもんや」

 隆則は天野の言葉に衝撃を受ける。

(仁美はヌードモデルをしていただけでなく、俺の知らない相手に抱かれ、それを絵に描かせていたというのか)

「中にはいわゆる責め絵もあるで。色々な方法で縛られて、ロウソクや張り型の責めを受けている様子がなかなかの迫力や」
「天野はその絵を見たことがあるのか?」
「ああ、見たことがあるからこんな風に説明出来るんやが」

 勢い込んで尋ねる隆則に、天野はきょとんとした表情で答える。

「どうやったら見れるんだ」
「そんなきわどい絵やからな。おおっぴらに展示されることはない。俺は椿先生に直接見せてもろたんやが」

(駄目か……)

 今日見た絵だけではモデルが仁美であるとは隆則には確信出来ない。まして天野の言う通り、赤毛の女がもっときわどい姿を描かせていたということならそれはやはり仁美ではないのではないかという気持ちの方が大きくなって来る。

 あの清楚な妻がヌードモデルになるくらいならともかく、複数の男や女を相手にセックスし、SMめいた行為も行うなど考えられない。おそらく水商売や、風俗の女が金のためにモデルになったのではないか。

 画廊に展示されていたやや取り繕った表情の絵では分からないが、そんなきわどい絵ならこの目で見れば、モデルが仁美でないことが確かめられる。俺しか知らないはずのあの時の妻の表情――それがキャンバスの上に記録されていないのなら、それは仁美ではない。

(だからと言って、その椿という画家に直接あたる訳には行かない)

 もし妻が椿のモデルの赤毛の女なら、自分の素性に椿が気づく恐れがある。仁美の不貞の相手かもしれない男に手の内を見せる訳には行かない。

 隆則が悩んでいると天野が「残りの絵を見る方法はあるで」と言う。

「えっ?」
  1. 2014/11/07(金) 02:12:40|
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もうひとつの人生 第9回

(仁美……)

 この絵のモデルは仁美だ。隆則はいきなりそう確信する。

 表情だけではない。そのやや退廃的とも言える官能味を帯びた身体つき――普段の清楚な姿からは想像出来ない仁美のそれは、夫である隆則しか知らないはずのものだった。

(しかし、どうして仁美が――それになぜ赤毛なんだ?)

「お気に召しました?」

 絵の前で呆然と立ち竦んでいる隆則の後ろでいきなり声がした。受付に座っていためぐみという女である。大きな瞳でまじまじと隆則を見つめるめぐみに、隆則は引き込まれるように尋ねる。

「この絵のモデルは……」
「私です」

 即答するめぐみに隆則は思わず「えっ」と聞き返す。

「でも……」
「私は赤毛じゃないとおっしゃるんでしょう。これはウィッグを付けたものです」

 めぐみは相変わらず隆則の目をじっと見つめながら答える。

「赤毛が多分ウィッグだってことは僕にも分かりました」

 隆則はどぎまぎしながら答える。

「こんな燃えるような赤毛の女が滅多にいるはずがない。それより――めぐみさんとおっしゃいましたか、この絵の女性はあなたとは顔が似ていないように思えるのですが」
「そや、めぐみはんの顔とは違うで」

 隆則とめぐみのやり取りを聞いていた天野も口を挟む。

「僕は椿先生からは、この絵のモデルは奥さんやなくて、恋人やと聞いているけどな」
「それはお酒の席の冗談です。あの人はそんなにもてませんわ」

 めぐみはおかしそうに笑う。

「この絵なんか、女がいかにもセックスのすぐ後といった顔をしているでしょう? 画家がモデルと実際に寝ていないとこんな絵は描けませんわ」

 めぐみはそう言って婉然と笑う。

「こんな大胆な絵のモデルになっていることを知られたくなかったから、顔はわざと変えてもらったんです」
「もう知られてもええんですか?」
「ええ」

 天野の問いにめぐみは頷く。

「10年も裸を描かれているといつの間にか羞恥心はなくなりましたわ。それにいつまでも恥ずかしがってばかりいる年齢でもないですし」
「ふうん……」

 天野はまじまじとめぐみの身体を見つめる。

「どうしたんですか、天野さん」
「いや、あの色っぽい裸がめぐみはんのものやと分かったら、なんや、急に生々しい気分になってきましてな」
「もう、嫌ですわ」

 めぐみは天野を軽くぶつ真似をする。そんなめぐみの姿を、隆則は釈然としない気持ちのまま眺めているのだった。
  1. 2014/11/07(金) 02:08:38|
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もうひとつの人生 第8回

 やや上目遣いの悪戯っぽい目が妻の仁美のものに良く似ているのだ。もちろん仁美は赤毛ではないし、関西に住む画家のヌードモデルなどやるはずもない。他人の空似に決まっているのだが。

 隆則は改めて絵の全体像を見る。やや前かがみになったその女は重たげに垂れる乳房や、房々とした陰毛を隠しもせず、白い裸身を余すところなくさらけ出している。女の頬に羞恥を示す微かな赤みが差していることが、その絵から少女のような清楚さと同時に強いエロチシズムを強く感じさせる。

 モデルの身体は仁美よりは若々しく、おそらく20代後半か、いって30ギリギリかと思われる。

 次の絵に移る。それは同じモデルを使った全身の正面像である。これもヌードだが、こちらは両手で陰部を隠している。女はまっすぐ前を向いてやはり恥ずかしげに微笑んでいる。

(これは……)

 隆則は少し下がって部屋全体を見回す。そこで全部で20枚ほど展示されている絵がすべて同じ赤毛の女をモデルにしたものであることに気づく。

「こういうのは興味がないのかと思ったけど、そうでもないようやな」

 仁美に似た女の絵に目を奪われている隆則に天野が声をかける。

「なかなかの迫力やと思わんか? 俺も絵のことはようわからんが、椿はんの描いたヌードを見ていると、写真では表現できん迫真性のようなものがあるのは感じるで」
「そうだな……」

 隆則は赤毛の女の大胆な裸像に視線を注いだまま上の空で答える。

「ちなみにこれは一人の女の十年間の変化を描いたもんや。一年で2枚、10年で20枚。今回の個展はこの赤毛の女をモデルにした連作が今年10周年を迎えたのを記念したもんや」
「10年だって?」
「古いものから新しいものに、展示順に並べられている。最初の作品がちょうど10年前のものや」

 隆則は改めてそれぞれの絵の下に付けられているプレートを見る。最初のトルソの下のプレートには確かに天野の言うとおり「赤毛の女 1999年夏」という文字が記されている。

 次の全身像の下には「赤毛の女 1999年冬」というプレートが付けられている。絵のタイトルはすべてそんな風に、絵が描かれた時期を示しているのだ。

「最初の絵では女は25、6といったところかな。まだ若くて、男の経験もそれほどないのが絵を見ても感じられる。それが月日を経るにしたがってどんどん変化していくのがわかるのが面白い」

 天野の言うとおり、絵の中の女の身体は確かに少しずつ変化している。最初の頃はどちらかというと堅い身体つきをしているのだが、徐々に全体の線が柔らかくなり、それはまるで青い果実が熟していく過程を見るようであった。

 それにつれて女がとるポーズも大胆さを増し、最初は恥ずかしげに陰部を隠したものもあったのが、中頃からのもの以降は女の象徴であるその部分を誇らしげに突き出しているものさえあった。その頃になると羞恥の箇所を覆う繊毛もすっかり剃り取られ、女の縦割れをくっきりと晒しながら妖艶な笑みを口元に湛えているのであった。

「一番新しいのがこの『赤毛の女 2009年夏』というやつや。10年経ったわけやから女は35、6といったところかな。最初の頃と比べると随分そそられる身体つきになったもんや」

 天野が笑いながら一番端の絵を指差す。その絵を目にした隆則は衝撃を受ける。

 ベッドの上で横たわっている裸の女──情事の後を思わせるその気だるそうな面立ちは、あの二人芝居の夜に妻の仁美が隆則とのセックスの後に見せた表情そのものだった。
  1. 2014/11/07(金) 02:05:40|
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もうひとつの人生 第7回

 天野に連れられて来た画廊は表通りから二筋入った工場や物流業者の倉庫などが立ち並ぶ道路の、古びたビルの二階にあった。

 隆則はビルの外階段を天野に続いて上る。「画廊グリーン」というプラスチック製の表示板の下に「椿圭吾個展」という文字だけのポスターが貼られている。それが天野の知り合いの画家の名前のようだ。

(えらくうらぶれたところだな)

 こんな場所に画廊を開いても、いったい客は来るのか。隆則がそんなことを考えていると天野が振り返る。

「入るで」

 天野はそう言うと扉を開ける。画廊に入った隆則はそこが思ったよりも広く、明るい照明に照らされた内装もまだ新しいことに意外な印象を受ける。

 受付で文庫本に目を落としていた女が顔を上げ、天野を認めると静かにほほ笑む。

「あら、天野さん」
「椿先生は?」
「今日はまだよ」

 女は仁美よりも少し下の年齢は30代半ばといったところだろうか。もっとも先月40歳になった仁美は実際の年齢よりも5歳は若く見えるため、この女も実際の年齢はどうなのかは分からない。

「せっかくお客さんを連れて来たのにな」
「あと二時間ほどで来ると思うけど」
「そんなに待ってられんな」

 天野はそう言うと隆則の方を向く。

「めぐみはん、こちら、昔からの友人の山城はん」

 女は隆則を見つめるとほほ笑み、立ち上がると「はじめまして、椿めぐみです」と言って会釈をする。

「山城です」

 隆則も軽く頭を下げる。めぐみと名乗った女はじっと隆則の顔を見つめている。

「どうかしましたか?」
「いえ……」

 めぐみは軽く頭を振る。

「めぐみはんは椿先生の奥さんや」

 二人を交互に眺めていた天野が声をかける。

「よろしくお願いします」

 めぐみは再び頭を下げる。

「あいにく椿は不在にしていますが、ゆっくり見ていってくださいね」
「ありがとうございます」

 隆則は会釈を返すと、受付とパネルで区切られた展示スペースへと入る。

 壁面には絵画のサイズで20号とか、30号とかいうのか、新聞紙を広げたくらいの大きさの絵がずらりと並んでいる。それがすべて女性の裸体像だったので、隆則はやや圧倒される。

 隆則は一番入り口に近い端の絵に近寄る。それは飾られた絵の中ではいくぶん小さめの、女のトルソを描いたものである。額に垂らした赤く長い髪の間から微笑む裸女の顔を見た隆則の胸に、微かな不安がよぎる。
  1. 2014/11/07(金) 02:02:40|
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もうひとつの人生 第6回

「お待たせ」

 隆則の姿を見つけた天野が片手を上げながら近づいて来た。

「と言われても別に待たしてへんな。ちょうど19時や」
「相変わらず時間に正確だな。天野の職業じゃ珍しいんじゃないか」
「サラリーマン時代の癖が抜けへんのや」

 天野はちょび髭の、どこかコメディアンを思わせる顔をほころばせる。隆則の昔からの友人である天野は大学時代に漫画サークルに所属し、在学中から時々商業誌に作品を発表したこともある。

 一時はプロを目指したこともあるが、結局メジャー誌でレギュラーを持てるほどの運と実力はなかったようで、二年留年したあげく広告代理店に就職した。しかしプロになる夢は捨てきれず、それまでの少年漫画から青年漫画へ方向転換し、いくつかの雑誌に継続的に掲載されるようになった。

 そこで天野は5年前に思い切って脱サラし、今はコンビニ売りの風俗誌を中心に作品を発表している。

 従業員300人の会社で社長に次ぐポジションにある隆則とは住む世界が違ってしまったが、隆則はかえって天野が脱サラした後の方がよく付き合うようになり、関西に出張するたびに尼崎に居を構える天野と飲むのが習慣になっている。

 童顔のせいで髭がないと相手から軽く見られるという理由で生やしているそうだが、天野にとって髭は自由業の象徴でもあるようで、似合わないから剃れと言っても聞き入れない。

「まだ早いな。飲みに行く前に面白いところへ連れていったるわ」
「面白いところって?」
「この前小説の挿絵の仕事で知り合った画家の個展や。といっても堅苦しいもんやない。エロ小説の表紙になるような人やから滅法色っぽいで」
「ふうん」

 天野の言う「エロ小説」の文庫本や新書は毎月結構な数が出版されていることは隆則も知っている。どれも一応写実的な中にも、男にとっても妄想の対象となりやすいように、胸や尻が強調されているのが特徴である。

 隆則も若いころは官能小説を読んだこともあり、購入のきっかけが扇情的な表紙絵だったこともあるが、基本的にはいかにもステレオタイプの女性を描いたそういった絵にはあまり関心がなかった。

「あまり興味がなさそうやな」

 そんな隆則の気持ちを見通したように天野がニヤリと笑う。

「まあ、話の種やと思って一緒に来いや。ちょっと変わった趣向のある個展やからな」
「変わった趣向? いったいどんな趣向だ?」
「それは行ってみてのお楽しみや」

 そう言うと天野は隆則を先導するように歩き始めた。
  1. 2014/11/07(金) 02:00:06|
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もうひとつの人生 第5回

(綺麗な肌だ――雪のような白さというのはこんな肌を言うのか)

 ゆかりのうなじから胸元のあたりまでの肌の見事さに、隆則は感嘆の念を抑えることができない。

 隆則は焦る気持ちをぐっと堪えながら、ゆかりのブラウスを脱がしブラジャーのホックに指をかける。小さな音がしてホックが外れ、やや小ぶりの乳房が顔を出す。

「ああ……」

 ため息のような声と共に、白い肌がほんのり桜色に染まる。そっと乳房に触れるとゆかりの裸身が電流に触れたようにブルッと震える。

(この肌が――この身体が俺だけのものなんて――信じられない。まるで夢を見ているようだ)

 隆則はゆっくりとゆかりの乳房を揉み上げる。手のひらに伝わるゆかりの体温が徐々に高まってくる。隆則はピンク色をした乳首に接吻するともう一方の手をそっと伸ばし、ゆかりの股間に触れる。

 ゆかりもすでに興奮しているのか、パンティの生地は心なしか湿っている。パンティを降ろそうとした隆則の手をゆかりが押さえる。

「駄目よ……」

 ゆかりは隆則の目をじっと見つめながら首を振る。

「どうしてだ」
「駄目、結婚してからでないと」
「結婚するよ。そう言っただろう」

 そうだ、俺はゆかりと結婚する。そう決めたはずだ。確かゆかりも承知してくれたはずだ。

「駄目、出来ないわ」
「どうしてだ」

 ゆかりは俺を嫌いなのか。いや、嫌いだったらこんなことを許すはずがない。ゆかりはそんな軽い女じゃない。

「どうして駄目なんだ、ゆかり。言ってくれ」
「だって……」

 ゆかりは哀しげな視線を向ける。

「隆則さん、もう結婚しているじゃない」
「えっ?」

 その言葉とともに、ゆかりのから一気に現実感が消えていく。身体が浮き上がるような感覚──頼りなく崩れていくゆかりの白い肌──。

「ゆかりっ。待ってくれ」

 隆則はベッドの上に起き上がる。どうやら自分の声で目が覚めてしまったらしい。

(またあの夢か……)

 仁美が実家に帰っていて良かった。寝言で昔の女の名前を呼んだりしたら大変だ。

 しかし、ゆかりと別れてから20年も経つというのに、まだ俺は忘れられないのか。

(いや……)

 夢はますますリアルになっていくばかりだ。まるで夢の中でもうひとつの人生を生きているように。
  1. 2014/11/07(金) 01:57:24|
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もうひとつの人生 第4回

「これはみんな千鶴が作ったのか?」

 食卓に並んだ焼き魚、肉ジャガ、胡瓜の浅漬けなどを眺めた隆則は感嘆の声を上げる。
「当たり前じゃない。私じゃなきゃ誰が作るの」
「大したものだ。これならいつでもお嫁に行けるな」
「十三歳じゃお嫁になんか行けないわよ。結婚できるのは十六歳から」
「よく知っているな」
「もう、すぐに馬鹿にするんだから」

 千鶴は唇を尖らせる。

(母親似だな)

 最近急に大人っぽくなった娘のそんな顔を見ていると、隆則は改めて思う。目の大きなはっきりした顔立ちは、いつか仁美の実家で見せられた、子供の頃のアルバムの妻の姿に良く似ている。

(まあ、仁美に似て良かった。俺に似ていたら美人とは程遠い顔になっただろう)

 隆則は思わず苦笑する。

「何を笑っているの、お父さん」

 千鶴が缶ビールのプルトップを引くと、隆則のジョッキに注ぐ。

「お、サービスがいいな」
「いつもお母さんがしているでしょう。お母さんが遊んでいるからって、お父さんに不自由な思いをさせるのも可哀そうだわ」
「お母さんはお父さんの代わりに帰省しているんだ。遊んでいるわけじゃないぞ。ちゃんと京都の山城の家にも顔を出してくれている」
「それにしては楽しそうだったわ。帰省する前の二、三日はうきうきして鼻歌交じりで家事をしていたんだから」

 千鶴はため息をつく。

「生まれ育った場所へ帰ることが出来るのが楽しいんだろう」
「そんなものかしら」
「お母さんは千鶴と違ってこの横浜が故郷というわけじゃない。まあ、千鶴も将来お嫁に行って、この土地を離れたらお母さんの気持ちが分かるよ」
「お嫁になんか行かないわよ」
「それじゃあ、ずっと独身で暮らすのか?」
「そういう意味じゃないわ。お嫁に行くっていう感覚が古いのよ。私は、好きな人と一緒になるだけ」
「ほう、千鶴はなかなかしっかりしているな」
「またそうやって馬鹿にする」

 千鶴は再び唇を尖らせる。

「そういえば、この前お母さんと一緒に観たお芝居、どんなお話だったの?」
「ああ、あれか」

 隆則は浅漬けをつつき、ビールを飲みながら芝居の筋を千鶴に説明する。千鶴は興味深そうに頷きながら隆則の話を聞いていたが、やがて顔をしかめる。

「なんだか勝手なお話ね」
「どうしてだ? 50年も一人の相手を思い続けるなんてロマンチックじゃないか」
「どこがロマンチックよ。一人の相手を思い続けたいのなら結婚なんてしなければいいじゃない。そんなの、配偶者に対する裏切りだわ」
「配偶者なんて、千鶴は難しい言葉を知っているな」
「またそうやって馬鹿にする」

 千鶴は頬を膨らませる。

「だって、そうじゃない。その二人は夫や妻に看取られながら、ああ、自分たちは50年間の美しい秘密があったと思いながら死んでいくの? 随分勝手だとは思わない?」
「思うだけならいいんじゃないかな……」
「思うだけって?」
「いや、何でもない」

 隆則は慌てて言葉を濁す。13歳の千鶴はもうセックスのことは知っているだろうかなどと隆則は考える。

(最近の中学生は色々なところから情報が入ってくるから知っているだろうな)

「急に黙っちゃって、変なお父さん」

 千鶴はそう言うと、肉ジャガのジャガ芋に箸の先を突き刺し、一口でほうばる。

「女の子なのに行儀が悪いぞ」
「ほんなとはほとほとははんへいないほ」
「口に物をいれたまましゃべるんじゃない」
 
 隆則は呆れたようにそう言うと、ジョッキのビールを飲み干すのだった。
  1. 2014/11/07(金) 01:56:01|
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もうひとつの人生 第3回

「あっ、ああっ、ああンっ……」

 仁美の白く大きな臀肉が淫らに蠢き、隆則の下腹部に押し付けられる。「もっと深く――」とねだるようなその仕草に引き込まれるように隆則はぐっと腰に力を入れ、抽送の速度を速める。

 濡れた粘膜の擦れ合う、ぬちゃっ、ぬちゃっという卑猥な音と、隆則の下腹部と仁美の尻がぶつかるパンッ、パンッという滑稽味を帯びた音が寝室に響き渡る。

「気持ち良いか、仁美」
「ああっ、い、いいっ」
「どこが気持ち良いんだ、言ってみろ」
「ああ……お、お○○こっ」

 そんな卑猥な言葉を仁美が吐くと、隆則は満足そうな笑みを浮かべる。

(ようやくここまで調教した)

 仁美は16年前に見合いで結婚したときは処女であるばかりかオナニーの経験すらなく、当然のことながら女の悦びも知らなかった。真面目で、初めてキスをするときも少女のように震えていた仁美が自ら裸の腰を振りたてて、あからさまに快感を訴えるようになるまで、どれほど長い時間がかかったことか。

 もともと仁美は性に対しては消極的であり、千鶴が生まれた後は3年間、ほぼセックスレス同然となり、大げさでなく夫婦の危機が訪れたこともある。

(あの時の仁美は本気でセックスは生殖のためだけにあると考えていた節がある。それがこの変わりようはどうだ)

 情感が高まってきたのか、仁美の肉襞はリズミカルに収縮し隆則のペニスをくいっ、くいっと締め付ける。

「バーを出るとき、わざと俺を誘っただろう」
「な、何のこと……」
「とぼけるんじゃない。大きなケツをプリプリ振って俺を誘っていたくせに」
「そ、そんなことしていないわ」
「それなら無意識のうちにやったのか。仁美は生まれながらの淫乱女だな」
「ひどいわ……何てことを言うの」

 仁美は「あーん」とため息のような声を上げながら、隆則の肉棒をキューンと締め付ける。

「うっ……」

 思わず射精しそうになる快感をぐっと堪えながら、隆則は仁美の尻をパシッと軽く叩く。

「こらっ、出そうになったじゃないか」
「悪いことを言うから、お仕置きしてあげたのよ。隆則のおチンチンに……」

(おチンチンなんて言葉も、以前の仁美なら絶対に口にしなかったものだ)

「隣の席に座っていた若いカップルの男が、物欲しそうに揺れる仁美のケツにじっと見とれていたぞ」
「アアン、そ、そんなの嘘よ……若い子がこんなおばさんのお尻に見とれたりするものですか」
「嘘じゃない。それだけ仁美のケツはエロいってことだ」

 隆則は再び仁美の尻を平手打ちする。

「エロいなんてひどいわ。ア、アアーン、ぶ、ぶたないで」
「ダメだ。ケツを振って他の男を誘った仁美をお仕置きをしないとな」

 そう言うと隆則はまた仁美の尻をスパンキングする。

「ア、アンっ、さ、誘ってなんかいないわ。わ、私は無実よ」
「本当か?」
「本当よ。仁美のお尻は、隆則さんだけのものよ」

 そう言うと仁美はまたくい、くいと隆則を締め付ける。限界に近くなった隆則は仁美の背中にのしかかるようにしながら、腰の動きを早める。

「アアっ、も、もうダメだわっ」

 仁美が絶叫するような声を上げる。隆則が腰を引こうとすると、仁美はそうはさせじと、隆則の下腹部にぐっと尻を押し付けるようにする。

「今日はいいのっ。このままで」

(安全日ということか?)

 15年以上夫婦生活を送っているが、いまだに仁美の生理の周期が分からない。もともと仁美があまり規則的でないせいもあるが。

「俺ももうダメだ。いっていいか、仁美っ」
「いいわっ、このまま、き、来てっ。あなたっ」

 緊張を解放した隆則の迸りを子宮底で受け止めた仁美は「い、いくっ!」と絶叫しながら裸身を震わせるのだった。
  1. 2014/11/07(金) 01:54:12|
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もうひとつの人生 第2回

「お芝居には感動したけれど……」

 仁美がカクテルを一口飲むと、話し出す。

「舞台には登場しない、主人公の奥様の立場に立ってみれば複雑ね。自分以外の女性を50年も思い続けている男と結婚しているなんて」
「奥さんは気づいていないから問題ないだろう」
「あら、あなたはそんな風に考える人なの?」

 仁美は眉を上げ、隆則を軽くにらむ。

 隆則と仁美が観たのは、舞台上に並んで座った2人の男女が、手にした台本を読み上げるだけのシンプルな朗読劇である。1988年の初演以来、世界各国で上演されており、日本での上演回数も300回を超えている。

 幼馴染み同士の男と女。男は真面目で女は自由奔放。正反対とも言える彼らは思春期を迎えた頃に互いを意識し、一度は結ばれる寸前まで行くがどうしても友達以上にならない。

 それぞれ違う相手と結婚し別の道を歩む二人だったが、ある日偶然再開したことがきっかけで互いを激しく求め合う。

 しかし男は結局それまで築いた地位も名誉も家庭も捨てられず、かといって女への愛も捨てることが出来ない。女は寂しさから身も心も人生も持ち崩す。そんなストーリーが主人公の男女が50年間に書いた手紙を読むという形式で語られる。

「仁美にはそんな相手はいないのかい」
「馬鹿ね、いる訳ないじゃない」

 そう言うと仁美はクスクス笑う。

「そうかな。高校や大学時代には本当に何もなかったのかい?」
「なかったわよ。寂しい学生時代を送っていたわ」
「本当かい?」
「本当よ。めぐみに聞いてもらってもいいわよ」

 岡田めぐみは高校の頃からの妻の親友で、今も生まれ育った町──妻の実家がある神戸で暮らしているという。

(確か、高校の同級生と結婚したと言っていたな)

 隆則はめぐみには会ったことはないが、定期的に会っている仁美から近況を聞かされているためか、なんとなく昔からの顔なじみのような気分になっている。

「めぐみさんといえば、今度帰省した時にも会うのかい?」
「めぐみだけじゃなくて、他の友達二人にも会うわよ」
「卒業から20年以上経つのに仲が良いな」
「一年に二度、お盆と暮れに会っているだけよ。定期的に会い出したのはここ10年くらいだわ」
「俺も一緒に帰って、めぐみさんに確かめてみようかな」
「いいわよ。仕事の都合が付けられるんならね」

 そう言うと妻はまた小さく笑う。

「うーん、それはちょっと難しいな」

 隆則が取締役管理本部長を勤めている中堅どころの人材サービス会社はここのところ成長が著しく、極めて業務が多忙である。京都にある実家にはここのところ1年に1度、年末ギリギリに帰省できれば良いほうである。

「そういうあなたの方に案外、そんな相手がいるんじゃないの?」
「いるわけないじゃないか」
「あら、高校から大学まで付き合っていた彼女はどうなの」
「それはその時だけの話だよ」
「男の人の恋は別名保存っていうしね。どうだかわからないわよ」
「仁美にしては難しい言葉を知っているじゃないか」
「仁美にしては、っていうのはどういう意味なの? 私も最近はパソコンのスキルは随分上がったのよ」
「千鶴に教えてもらって、だろう」
「もう、意地悪ね」

 隆則の手の甲を抓ろうとする仁美の手を、隆則は軽く押さえる。

「今夜はこのままこのホテルに泊まっていこうか?」
「……ダメよ。千鶴が待っているわ」
「明日は休みだよ。中学二年にもなったら朝食くらい自分でとれるだろう」
「中学二年にもなったら、両親がいきなりホテルに泊まってくるなんて言い出したら、何をするのかわかっちゃうわよ」

 仁美が笑いながら隆則の手を外す。

「それに、こんなところ贅沢だわ」
「家のほうが落ち着いて出来るのか?」
「馬鹿ね。ビール一本で酔っ払ったの?」

 仁美はそう言うとわずかに残ったカクテルを飲み干す。

「ご馳走様。そろそろ帰らないと、門限に間に合わないわ。ここは私に奢らせて」

 仁美は立ち上がるとレシートを取って立ち上がり、レジに向かって歩き出す。スーツのタイトなスカートの生地を持ち上げている仁美の尻が、誘うように揺れている。

 ふだんは貞淑そのものと言った仁美だが、ふとした瞬間に匂い立つようなフェロモンを感じさせることが隆則にとっては不思議であった。

 カウンターの隣の席に座っていたカップルの男が、むっちりした熟女の尻の動きに目を奪われているのに気づいた隆則は、欲望の高まりが現れていないかズボンの前を気にしながら仁美の後に続くのだった。

(注:本文中の『ラブレターズ』のあらすじにつきましては一部パルコ劇場のHP等より引用させていただきました)
  1. 2014/11/07(金) 01:53:07|
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もうひとつの人生 第1回

 2時間の舞台は二人の主演俳優の力演のためかほとんど長さを感じさせなかった。何回かのカーテンコールに応えたベテラン男優と、気鋭の若手女優が舞台袖に姿を消すと、山城隆則は席を立つ。

 仁美もゆっくりと立ち上がりながら、火照った顔を隆則に向ける。仁美はすっかり劇中人物に感情移入してしまったのか、かすかに瞳をうるませている。

「嫌だ、恥ずかしい」

 隆則にじっと見られていることに気づいた仁美はほんのり染めた顔を伏せる。
 先月40歳の誕生日を迎えた仁美だが、そんな仕草は少女のように初々しい。隆則は自然に仁美の腕を取り、劇場を出る。
 舞台が始まる前に軽く食事は済ませたので、腹は減っていない。しかしこのまままっすぐ家に帰るのももったいない。

「ホテルのバーにでも寄っていこうか」

 隆則が声をかけると仁美は少し戸惑ったような表情で「千鶴が心配しないかしら」と言う。

「母親の帰りが遅いのを娘が心配するなんて逆だろう」
「だって……」

 仁美は拗ねたように唇を尖らせ、携帯を取り出し、メールを打つ。すぐに返信があり仁美は「千鶴ったら……」と小さく笑う。

「どうした?」
「これを見て」

 仁美が差し出した携帯の画面には「門限なんか気にしないで、明日からしばらくお別れだからパパとのデートをゆっくり楽しんできて」という短い文章にハートマーク、そして千鶴が自分の顔の代わりに使っているショートカットの女の子の顔の絵が並んでいる。

「保護者の許可が出たところで、行こうか。仁美ちゃん」
「もう、あなたまでひどいわ」

 仁美は肘で隆則を軽く打つ。隆則は再び仁美の腕を取ると、夜の街をホテルに向かって歩き出した。
  1. 2014/11/07(金) 01:43:08|
  2. もうひとつの人生・kyo
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股聞き・・十三

翌日3時半過ぎ、妻と男の車が市民運動場に入り、すぐに河川の方に向かうのがわかりました。もちろん男も同乗しています。
妻の車が河川につく頃電話を入れます。私は市民運動場にいます。。

男「なんかバレテるみたい・・・○○さんと俺・・・」
妻「えっ・・何で?何で?ホント??」
男「昨日会社に電話かかってきた・・取引先の人間に手を・・・って。担当変われって・・・」
妻「誰から?誰なの?えー誰に・・困る・・困る・・・」
男「何かその人も上から言われたって・・・」
妻「誰主任?店長?誰・・誰・・・」
妻の泣くような声が聞こえます。
男「主任じゃない・・あの人なら声知ってるし、あんな感じの言い方しないよ・・・」
妻「でも、他って店長?管理の?誰・・誰」

店長でも主任でも管理でもまして社長でもない、私であろうなんて2人は思うはずがありません。
妻「もうーどうすれば・・・」
男「・・・・」
妻「もう帰る・・・」
男「・・・」
しばらくすると妻の車が市民運動場から出ていきます。続いて男の車です。
よほど堪えたのか、男は車を出して出口の向かう時に右にあった車のバンパーを擦ってそのまま行きました。
いったん止まって大事ではないと確認してから行きました。当て逃げです。よほど焦っていたんでしょう。普通のならぶつかることは
考えられません。相手の車にメモでも書いておこうかと思いました。
「左バンパーの疵は××の軽トラが当て逃げしました。私見てましたから・・。」と。
そこまですることもないと感じましたので知らぬフリをしましが、念のためあてられた方の車のナンバーだけ控えます。

以前も思いましたが、この運動場に置いてある車はどんな車なんでしょう。平日の昼に250台以上入りそうなスペースに
いつも70台は止まってます。向かいにも同じ規模の駐車場、営業のサボリの人間、陸送の大きなトラックで休憩してる
人間はわかります。でも他の無人の車の人間は何処に?どうでもいいことをふと考えます。
そんなことを考えていると、1台の車が止まります。車から素早くおりて横の車に入る若い女?若い主婦です。ここは待ち合わせと
合流する場に使われていることも多いと感じました。でもホテルは近隣にはないはずなのに・・。
今日はなんだか冷静に周りを見ている自分に気がつきました。

数日後男から妻にメールです。
「何もないです、あれから、そっちは?」
妻からのメールへの返信みたいです。
「逢いたいです、また欲しい・・」
この期に及んでまだ妻を・・・無性に腹が立ってきました。
ここで私がまた電話で「何連絡ってるの、いい加減にしろ・・」とは言えるわけありません。暫く様子をみる事にしました。

恵子との逢瀬は何となく続いていました。私の下で喘ぐ女、私のアナルさえ喜んで舐めてくる女、フェラをしている顔をみると
30後半の女の哀しい顔色が感じられました。もっと哀しく哀れなのは妻の浮気を知らない旦那、知ってしまった私かもしれません。
恵子にも中学生の女の子と小学高学年の男の子がいます。そんな子が自分の母が平気で他人の性器を舐め、抱かれていること
を知ったらどういう気持ちになるんでしょう。やはりもう別れようと思いました。別れるのは簡単です。
連絡さえとらなければ、もう御終いです。恵子はまた他の男を捜すだけでしょう。一度浮気の味を知ったら癖になります。
妻とて同じことかもしれません、すでに今の男の前にもすでに浮気をしているかもしれません。
そんな思いを抱きながら、恵子の中に精液を放つ私も哀れなものです。
  1. 2014/11/07(金) 01:38:31|
  2. 股聞き・風
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股聞き・・十二

妻と男の逢瀬をいつまでも見逃すわけにはいきません。田舎では誰の目が見てるのかわかりません。また男にはそれなりの罰を受けていただかなければなりません。人間なんて我侭のモノです、自分の浮気には蓋をし妻の浮気は許さない、たしかに妻の浮気を知ってから興奮はしましたが寝取られMではないのです。妻はいつでも料理することはでますのでターゲットは男に絞られます。
以前男を少し尾行しましたから家などはわかっています。もちろん勤める会社は軽トラの側面に書いてあり最初に知っています。
その会社に電話し社長さんに
「おたくの○○さん、取引先の女に手を出してますが、大丈夫ですか?」
という電話をかけようかとも思いましたが、そこから妻の素性がわれることが怖いと思いました。
ですから暗に会社にも圧力をかける感じで男に連絡することにしました。
男の名前は以前尾行したおり表札で分かっています。凄くドキドキしながら男の会社に電話します。妻の浮気相手との電話ですから当然です。電話盗聴で聞きなれた声ですが直接話すのです。

「もしもし××でしょうか?○○さん居られますか?」
もちろん男が会社に戻ったことをこの目で確かめ、その男の会社の近所からかけます。万が一の為非通知でです。
私の会社のナンバーディスプレーですから。
「はい、○○ですが・・・」男の声です。聞きなれた声ですが妻との会話の声とは幾分違います。
私は自分自身に落ち着けと命じます。相手は私が誰かも知らない、私の声もしらない。私と男の接点は妻だけだと言い聞かせます。
「○○さん、貴方ね、取引先の女性に手を出していますよね?いいの?会社に知れたらどうなるの?もしかして取引が・・」
この言葉だけを抜き出すとまるで危ない世界の脅し文句に男には聞こえるでしょう。
「えっ?知りませんが・・どなたです?」シラを切る男です。当然と言えば当然です。
「あっそう、車でしてるでしょ、いつも・・・困るんですよね・・噂になったりすると・・」
妻の職場関係の人間を匂わせます。
「はぁ・・はぁ・・すみません」周りに気づかれないように蚊の鳴くような相槌を打つ男です。
私は畳み掛けます。
「オタクの社長に話しますよ、いい加減にしないと。今変わってくださいよ」
男は
「すみません、あの携帯のほうに後でお願いできますか?はい、はい,一時間後にお願いします」
会社へのダイレクトの電話が答えたのか、あっさり携帯番号を教えます。1時間後に電話をかけることを男に言い渡します。
1時間が長く感じられました。男は会社から車を出し走り出します。なぜか妻と待ち合わせに使う市民運動場にはいります。
後をつけた私は、妻もここに?でももう6時過ぎだから家に帰ってるはず。
杞憂でした、単に男は慣れた親しんだ場所で電話を待っていただけでした。

当然非通知で男に教えられた携帯へ電話します。
「もしもし、○○さんですね・・」
「はい、すみませんでした、先ほどは会社でしたから・・すみません。もうしませんから内密に・・」
「私も男女間はどうでもいいと思いますよ、でも取引先はまずいでしょ、私自身、上から貴方に注意するように言われましたからね」
「はぁ、何人かしってるのですね・・」
「まぁそこらは・・・できればウチのほうの担当から下りてくださいよ、無理ですか?・・」
もう男は取引先の人間からの電話と固く信じてるでしょう。
「相手の女性に注意するわけにいかないでしょ?貴方出入りの男と変な関係でしょ?やめなさいとは・。だからオタクにです」
「はぁ・・・オタク様から外れるのは私の一存では・・・」
「なんとなならないの?・・私がおたくの社長に直接言いましょうか?それなら・・」
「すみません、それは・・・なんとかしますから・・」
「お願いしますね・・・ほんとうに・・噂しれたらどうするの・・貴方も相手も・・」

男の小心さが手に取るようにわかります。私も恵子の旦那や同じような誰かも定かではない人間から、こんな電話を受けたら
もうどうしていいかわからないでしょう。
翌日妻へ男からメールが入ります。
「今日いい?話があるけど」
「じゃいつものところで、3時半に」
  1. 2014/11/07(金) 01:37:07|
  2. 股聞き・風
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股聞き・・十一

恵子を抱きながらも妻と男のことを考えるようになりました。以前は恵子の上手い舌使いで堅くなったのですが、今は頭の中で妻と男の会話や情景を考えないと萎えてしまいます。そう思いながら恵子のここも何人もの男が舐めて入れた。哀れなのは世の旦那です。その哀れな仲間の一人が私なのです。恵子の旦那も今までの男関係は当然知らないでしょう。知ったらどのような反応をするのでしょう。
恵子を抱き終えてベットでのマッタリとした雰囲気の中で会話します。

私「お前の旦那も、哀れだな・・妻が浮気してるの知らずに頑張ってお仕事か・・」
女「そりゃそうでしょ、世の奥さん怖いわよ、一度浮気したら癖になるって本当かも・・」
私「やっぱ、旦那とHと外の男のは違うか?」
女「そうじゃない?貴方も家とは違うでしょ?なんかいろいろするじゃない、それに家って燃えないよね」
女「あのパートに奥さんもそうでしょ?大人しい顔してバンバンしてるんじゃない?真面目が嵌るよ・・」
妙ですが、なぜかこの女ともそろそろお別れが近いような気がしてきました。以前なら何度も恵子の中で果てたのに、このところ一度で十分になりました。これも妻と男のせいなのは間違いありません。恵子とも潮時かもと感じました。

妻と男の会話や行為、何度聞いたでしょうか・・・。初めて知った事実も多くありました。
またそんな会話や行為で思いつつ自慰を何度もしたこともあります。
私が知っていた妻とは別の顔を持つ妻がそこにはいました。99%知っていたはずなのに残りの1%に別の顔の妻がいたのです。
男の横で足を上げて猫撫で声で男を受け入れる妻、男にとって妻は性処理の道具なのかもしれません。月に一度多くて二度、男の睾丸に精液が溜まったら出してもらえる女、妻も同じような想いかも知れません。体だけの快楽を貪りあう中、お互い口には出しませんがそんな感じがしました。恋愛感情ではなく肉体感情とでも言えばいいのでしょうか。

男が妻の口で抜いた後の会話です。
男「たくさん出たでしょ、たまってたからね。○○さんも美味しそうに飲むね?○○さんって車とか外好きでしょ?」
妻「そうかも(笑)なんかドキドキして・・見られたくないけど、見られるかもって・・」
男「旦那のも口で出してあげるの?」
妻「ウチの人は入れること多いですね、少し舐めてあげると入れてくるよ・・・」
私自身が晒されているようでたまらなくなります。妻といい恵子といい、女は股を開いた男には何でもいうものだなと思いました。
男「春だっけ?向こうの小屋みたなところでやったの・・凄く興奮したね、お尻が寒くなった」
妻「春ですよ、少し寒かったから・・・」
男「○○さんも下半身出して(笑)バックでタップリ出したね。○○さんのここから俺のドロドロでて興奮物だったよ」
妻「もう・・・アレ入れて家まで帰るとなんかゾクゾクする・・家の前で隣の方に話しかけられたリすると・・」
男「世間話してる奥さんがアソコベタベタさせてるなんて思わないからね(笑)」
男「ねぇまたオナニーしてるの見せてよ・・好きなんだよね、アレ」
妻「もう・・」

男「○○さんいいよ、足少し広げて・・見えるように・・クリ触ってるね・・感じる・・」
男「人妻のオナニーってそう見れないからね・・」
男「そう、前みたいに激しく動かして・・・凄くクリ大きくなってる・・・」
妻「ああ、乳首触って、ねぇ・・・強く・・・」
男「大きくなってるよ、乳首・・強くするよ・・凄い伸びる・・・痛くない??」
妻「ああ・・いい・・伸ばして・・見て見て・・・」
妻の低い声が聞こえ絶頂を迎えます。
男「痛くなかった?凄い伸びた(笑)オナニーはくりと乳首攻めでいくんだったよね」
妻「乳首痛くて、下がビンビンする感じかな?男の人にはわかんないと思う・・」

いろんな会話を聞きましたが、いつまでもこのような関係を続けさせるわけにはいきません。
私以外に恵子も感づいているようですから。女の口は軽い、恵子が誰かに言ってるかもしれない。
また男も自慢げに妻のことを話を話してるかもしれません。
ここらで関係を絶たせないととんでもないことになるかもしれません。
狭い地方都市の浮気なんてタブーですからね。男の我侭さを痛感しつつ次の行動に出る私でした。
  1. 2014/11/07(金) 01:35:59|
  2. 股聞き・風
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股聞き・・十

一足先に家にて妻を待つ私です。妻達の逢瀬の場所から自宅までは車で35分くらいでしょうか。
もう帰る、もう帰ると落ち着かない気持ちで居間に座っていました。いったい何の為?妻に事の顛末を伝え怒りをぶつける為?
それは考えませんでした。いつでもできることです。ただ妻の表情やどう私と接するのかに興味がありました。
ほんの30数分前まで車の中で男の性器を咥え、この日は性行為までした妻、中年男の精液が体内に残っている妻、そんな妻が目の前に旦那を置いてどんな表情をしどんな会話をするのか興味がありました。

玄関の開く音が聞こえました。
「あれ今日はどうしたの?早いですね」いちもと変わらぬトーンで話しかけてきます。
玄関脇の車庫に私の車があり、そう驚くこともなかったのでしょう。
それに私の会社と自宅はそう離れておらず、昼食を食べに来ることも年に数度くらいはあります。
「そうだね、早めにあがってきたよ・・」
流しで果物を剥こうとしている妻、その妻の体内にはまだ男の精液が残ってるはず、汚れた体で何食わぬ顔の妻です。
声の出るその口で男の性器を舐めた妻、またしっかり見られてきた妻、そう考えると熱くなって来ます。

「おい、子供まだだろ・・こっちへ・・」
近づく妻の手をとり引き寄せます。
「ダメダメ・・汗かいてるし・・ダメ・・」
無理やり下着に手を伸ばそうとすると拒絶します。当然な行為でしょう、妻の性器は汚れているのですから。
「ちょっと、ちょっと・・洗ってくるから・・・待って・・」
バスルームのほうへ駈けていきます。下だけシャワーで洗ったんでしょう。すぐに戻ってきました。
「子供まだ帰らないけど・・・早めにね・・」と笑顔で話してきます。今日2本目を受け入れる妻です。
スカートを上げると下着はつけてません。私がソファーに座りズボンだけを下ろします。
妻の顔がわたしの股間に埋められます。ネットリとした舌使いで今日2本目の性器を舐めてきます。
妻自慢になりますが、どちらかと言うと大人しい品のよい顔です。そんな妻が目を瞑り私の性器を舐めています。
あんな男となぜ妻が関係を?男に言われるまま舐める妻、平気で欲しいという妻、全てを男の見られた妻を考えるとたまらなくなってきます。

妻を後向けにしてバックから入れ始めました。どうしても性器だけは見れませんでした。洗ってあっても男の精液が・・。
スルリと妻の性器に挿入します。何度か動かすと、ヌルヌルした感触がありました。
いや、感触というより私の頭の中での感覚なのでしょう。ここに小一時間前に精液が注がれた、そう考えると・・・。
男の精液と妻の愛液が混ざり私の性器に絡まる感じです。妻のアナルもはっきり見えます。出し入れするたびにヒクヒク生き物のように
動きます。ここも男に見られ、ましかして奪われたかも・・そう思うと腰の動きが早くなります。
妻のイキそうな声が聞こえ始めます。今日聞く2度目の声です。

妻の中にたっぷり注ぎました。妻の体から私の性器を引き抜くと一瞬、ぽっかり洞窟のように開いて見えました。それがすぐ閉じていきます。そして流れ始める精液です。私のでしょうが男のものも混じっているかもしれません。
近くにあったティシュで拭いてあげます。妻も数枚手に取り押さえながらバスルームへと向かいます。
妻が体を洗って出てくるのと入れ違いで私がバスルームへと入ります。
汗を流す為と、妻の下着を見るためです。念のため脱衣場にかけたこともない鍵をかけます。
洗濯籠の奥に包まれるように妻の下着がありました。
白い下着です。ところどころレースのような感じで薄く肌が透けそうなものです。
大切な部分が当たる箇所を調べます。ベッタリと濡れています。においを嗅ぐと微かな妻の匂いと精液の匂いがします。
妻の匂いより男の匂いが勝ってる感じです。

鍵を外しシャワーで体を流します。いろんな想いがめぐり私の性器がまた硬くなります。激しく自慰をします。
バスルームの鏡に白い液体がかかるのにそう時間は要りませんでした。
その晩今後のことを考えました。このままずるずる知らぬ顔で通すわけにもいきません。
男の顔が浮かぶと背中に汗が出てきます。不釣合いな妻を抱いた男に腹が立ってきました。
また妻に対しては怒りは不思議と怒りませんでした。怒るならとうの昔に問い詰めてたはずです。
  1. 2014/11/07(金) 01:34:59|
  2. 股聞き・風
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股聞き・・九

男が妻の口の中で射精し、妻が飲み干す。腹の出た中年男の精液を飲み干す。そう考えると屈辱感が襲ってきます。
そんな行為を2人はどれくらいしたのであろうか、また他にも何かいろいろしているはずです。私と恵子のようにです。
2人ともイクと会話が始まりました。仕事のこと、2人しかしらない話などです。

男「ホテルいったのいつだっけ?もう結構前だね?またいきたいよ・・土日だめなの?」
妻「3ヶ月ほど前じゃなかったけ?難しいですよ、土日出歩くの、なんか怖くって・・・」
男「○○さんも欲しいでしょ、ここに、チンポ・・いろいろできるよ」笑いながら語りかけます。
妻「また考えとく・・入れて欲しい・・」
男「ね、たくさんするから・・、」
男「他の人も浮気とかしてるのかな?職場でとか・・」
妻「どうなか?若いバイト遊んでる人いるんじゃない?でもわからない・・何となくそうかなって感じ」
男「○○さんも?若いのと?」
妻「私はダメダメ・・若いこって・・」
男「そうなんだ・・じゃここは俺専用かな・・・旦那もか・・」
男「入れるよ・・いいね・・汚して帰す・・なんか興奮して」
妻の嫌がるような声が聞こえます。
男「大丈夫、雨だし誰も来ないから・・・下だけ脱いで・・」
妻の声が響きます。
「ああ、いい、奥まで来てる、早く出して・・早く・・いい中いい・・欲しかった」
衣服の触れ合うよな音とギシギシするシート?の音、また狭い車内の為男の体か足がそこらに当たるよな音がします。
男「いいぞ・・○○さん、胸出して・・胸・・そう、乳首凄い立ってるぞ・・」
男の声が低く出ます。妻の中への射精です・・・。ハァハァという2人息使いが聞こえます。
妻と男が車内で結ばれたのです。初めてではないでしょうが・・。

男「なんか嫌らしいね、○○さんがここ開いて拭いてるの・・・出てきた?」
妻「どうかな、拭かないと、この体制じゃ中々でてこないよ、きっと・・」
男「やっぱ、いいでしょ?チンポ入れるの?こっちも焦るからすぐに出た・・・」笑。
男「ベトベトさせて、旦那待つか?・・知らぬ旦那が手を出してきたり・・」笑。
妻「もう帰らなきゃ・・」
私も妻の言葉に合わせるように車を出します。汚された妻の帰還です。私は会社に電話を入れて戻らないと伝えます。
いくつかの伝言を社員から伝えられましたが上の空で聞いていました。
家に帰って妻を待ちたかったのです。どんな表情で帰るのか、どんな言葉を発するのかを・・。
  1. 2014/11/07(金) 01:33:50|
  2. 股聞き・風
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股聞き・・八

恵子を抱くのも何回目になるだろう。手軽な女です。呼び出せば股を開いて待っている女。妻にもできないような行為も簡単にできる女です。冗談ぽいSM・アナル・野外・放尿姿・・・いろいろ楽しんだ体です。真面目な旦那がいるらしいが私で浮気3人目であるらしい。
恵子を抱きながら、今頃旦那真面目にデスクに向かっているなんだろうなと心の中で思い、密かに優越感と嘲笑を描いたこともありました。ところが今私の立場も同じようなものです。恵子の旦那のように真面目ではない私ですが、寝取られている旦那です。

恵子を抱きながら、頭は妻のことを考えてしまいます。妻も男の性器を奥深く向かい入れてるはず、車の中で洗ってもない性器を舐めている妻、男に言われるまま何度も舐め、精液を飲んでいる妻、そんな妻を思い描きながら恵子を抱きます。下で喘ぐ恵子には悪いが、妻のことが頭から離れません。妻の中に男の背液が・・そう考えると早めに恵子の中に射精してしまいます。

小雨降る午後、私は市民運動場のほうへと車を走らせます。男と妻のメールをキャッチしたからに他なりません。
電話での盗聴なので、妻と男に近づかなくともよいはずなのに、なぜか少しでも近づこうとしてしまいます。近づけば聞こえやすいとも考えにくいに、なぜか近づいて聞きたくなります。

男「○○さん、もう濡れてるよ、凄く赤く腫れてる感じ・・」
妻「もう・・・」
男「凄いね、こんな格好、下丸出しで丸見え・・舐めるね・・」
妻の声が小さく小さく聞こえてきます。
男「嫌らしいね、ここ、子供生んで嫌らしくなったんだよね、何本はいるかな・・」
妻の声が大きくなります。男の指が妻の中をかき回しているのでしょう。
男「○○さん、入れようよ・・いい?チンポ入れたいよ・・」
妻「ダメ、こんなところじゃ・・ダメ・・もっと動かして・・いい」
妻の声が大きく響きました。妻の低い咽び泣くような声、絶頂を迎える時の聞きなじんだ声です。

男「○○さん、イッタみたいだね、ベトベトだよ、旦那とはあまりか?」
妻「もう・・履いていい?落ち着かなくて・・」
妻「今度は私が舐めるから・・・」
男「スケベだな・・・チンポ下さいって言いなさい」笑いながら妻に言います。
妻「もう・・チンポ下さい・・舐めたいの・・」
男「上手いよ・・何本舐めたんだっけ?でも○○さんみたいな人がチンポ好きって驚くだろうな・・」
男「顔見せて、目もこっちに・・そうそう。嫌らしい顔だな・・」
男「乳首もでかくなってきたよ・・・大きな乳首。」
男が妻の口の中で射精したのは10分ほどあとのようでした。
  1. 2014/11/07(金) 01:32:37|
  2. 股聞き・風
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股聞き・・七

妻と男の会話の抜粋になります。また聞きもれや聞こえない部分もあり、私なりの憶測も少し入るかもかもしれません。
男「今日忙しかった?そう、あの馬鹿(誰かわからずスーパーの人間か)相変わらずだね」
妻「そうね・・いつもあの人あんな感じ・・」
そんな職場話が数分続きます。
男「○○さん、また舐めたい?本当は○○さんの中に入れたいけど時間がね・・じゃまた・・」
○○とは私の苗字です。男が苗字で妻を呼んだことがなぜか不思議に感じました。
男「上手いよ、そう、奥まで入れて、○○さんの顔見ながらがいい、美味しいか、美味しい・・」
男の声だけが聞こえます、妻の口は塞がれているのだから当然です。
「乳首揉むよ・・○○さんの乳首いいね、凄く大きくて・・ううう・・」
男から私に妻の体を報告されてるような男の声です。
洗ってもいない男の性器を咥える妻、乳首をもまれる妻です。
「おおっ・・・・はぁ・・」男がはてた声なんでしょう。妻の口の中で・・。
男「また飲んで・・・美味しい・・・」

妻の声が聞こえ始めます。会話にならない声です。
妻「もう・・汚れてるって、ダメだから・・ああ・・いい。そこもいい・・」
男「入れたいよ・・ダメか・・○○さん」
妻「ダメここじゃ・・」
男「嫌らしいね、○○さんのここ・・真っ赤にはれてるみたい・・」
妻「動かして・・そうそう・・回して・・ああっ・・ああ」
男が妻の性器に指を入れてるのでしょう。妻の声が大きくなります。
男「いい・・いいか?・・これ・・」
妻の絶頂の声が聞こえました。男の指でかき回された妻が果てた瞬間です。

ごそごそと車内の音と会話です。
男「よかった・・・○○さんの口・・、ねぇ入れよう・・ダメ?」
妻「ダメダメ、車ではここまで・・見られたら・・」
私にすればあまり変わらないと思うのだが、せめてもの節操なのかもしれません。
男「夜はやっぱだめなの?また○○さんの中に入れて沢山出したいよ・・」
妻「もう・・出れない出れない、数ヶ月に一度くらいかな、でも嘘ついて出るとなんか怖いくて・・」
男「そうか・・また舐めて・・・」
2度目の口での奉仕です。
  1. 2014/11/07(金) 01:31:34|
  2. 股聞き・風
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股聞き・・六

私宛の小包が会社に届きました。何の変哲もない会社名で届いた小包の中身は盗聴器です。
妻の姿が見たい、見れなくても、せめて声が聞きたいと思った私が、PCで探したものです。
声と言うより会話を聞きたいと思ったのです。もちろん妻と男の会話です。
その根底には恵子が言った。
「スケベそんな親父だからあの人いろいろされてるんじゃない、真面目な人ほどはまるんじゃない?」
そんな言葉が脳裏の奥底にあったのかもしれません。
また真面目と思っていた妻が男と何を話すのかも興味がありました。
ホテルでの逢瀬ならば見るのはもちろん声を聞くことも不可能でしょう。
しかし車の中ならばと考え手配した盗聴器です。

携帯電話型のモノでこちらからその電話に書ければ自動的に着信し、その電話の周囲の音を拾うと言うものです。
何処にいてもこちらに電話さえあれば聞くことができるのです。車の中に潜ませるにも最適です。
ただいつしか仕掛けるか、当然妻と男の逢瀬の前日には仕掛けたいのです。
いつ逢うかわからないのに四六時中仕掛けても、バッテリーがなくなり肝心な時に無用の長物になるからです。すくなくとも前日には
仕掛けたいと思いました。男がメールを妻に入れてくれれば行動開始です。
一応性能を会社で調べるとまぁまぁかなと言う感じです。狭い車内では十分かとも思いました。
テープで座席の下に貼り付けるのも私の車でやってみました。外れて妻の足元に電話が飛び出したら木阿弥です。
そして妻の車の合鍵も手元に置きました。もしかして当日行動に出なければならないかもしれません。

女はよくしゃべるものだと感心します。恵子と一戦交えベットで恵子の話に相槌を打ちます。
「おの、例の浮気奥さんいたでしょ?昼過ぎの休憩で話したんだけど、3人ほどで男談義ね。でも興味ないって感じ。
しっかり男の咥えてるのにね。知らぬは旦那ばかりなりだね」
「お前の旦那もな」と腹立たしく答えました。
恵子が言うことなら本当なら、恵子も私で4人目の浮気らしい。まったく知らぬは旦那ばかりなりに妙に納得せざるをえない私です。
恵子の旦那はアナルさえ触ることができないのに、私は何度も入れた、冗談で風呂で放尿さえ見せる。
まったく旦那がしったらどうなるんだろう。私自身に身を置きかえ女の怖さに驚くばかりでした。

男からのメールが私のPCに転送されました。
「明日、大丈夫?3時半くらいにどう?」しばらくして「了解}と再度入りました。
「了解」?ってどっちなのか。ダメといわれの了解なんか、いいと言われての了解なのか。
その日の夜、妻の車を借り出します。
「俺の車ガスないから車借して、ビデオ借りるから」そんな理由です。
そして近所で座席下に盗聴器をつけて、キーを挿したまま車外に出ます。
そして電話をかけると、車内にながれるラジオの音楽が聞こえます。そして行きたくもないビデオや車を走らせます。

妻の車がスーパーを出ます。そして例の市民運動場へと向かいます。そのまま尾行しても仕方がないのになぜかつけてしまいます。
そして男と合流、そして車は河川のほうに向かいます。
電話をかけると雑音がはいり上手く聞こえませんでした。焦る私ですが暫くすると聞こえ始めました。
移動中の車だと振動か何かで聞こえないのかもしれません。
  1. 2014/11/07(金) 01:30:38|
  2. 股聞き・風
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股聞き・・五

市民運動場の駐車場を出た妻の車は、海のほうに向かいました。こちらの方にホテルあったかな?と思いつつも慎重に後をつけます。車の行き来があまりない道路ですので、車間距離をとらないとなりませんでした。酷い時は50メートル以上距離をおきました。それでも見失いことがなかったのは田舎ならではでしょう。その間思ったことは、妻が男と会う時間はこんな時間だったんだと、また男は仕事の合間に妻と逢ってるんだと思いました。普通は男の車に女が乗るものです。男の車は市民運動場の駐車場においてある例の軽トラです。

妻の車が海近くの河川の脇に入りました。私も間を置き入ると妻の車が橋の近くに止まっていました。そのまま近づくとばれてしまいそうで停車しました。
川沿いの砂利道、川と背丈のある草の間に車が止まってます。妻と男は車の中です。近づきたいのですが無理な状況です。唯一車内を見ることができるのは、背丈のある草の中を掻き分けて近づくことです。でもやめました。見たいのですが、もうわかりきってます。男と女が車の中ですることは・・・。

自宅へ戻ると妻が当然いました。数時間前、2時間前には車の中で男に触られ、男のアソコを咥えたであろう妻です。見てもいないのに勝手の想像してしまいます。子供に話しかけるその口で仕事半ばの男のアソコをなめる妻、腹の出た中年男のアソコ、洗ってないであろうアソコ。妻のも同じように舐められてるかもしれないと想像する下半身が締め付けられてきます。その晩妻を抱くと異様な興奮を感じました。
私のを口に含む妻・・今日は2本目・・。
濡れた妻の・・今日は2人見られ触られた。
妻の中で射精・・車内でも男は妻の中に入れ汚したのか。
いろんな思いの中で妻を抱き、はてる私です。
見たい妻と男の行為、無理なのは承知です。どう考えても見れるような状況ではありません。逢うのは妻がパートを終えてから、場所はきっといつもあの河川のほうなのでしょう。妻と男の1時間程度の逢瀬です。

日に日に妻と男が気になります。見たい、見たい、妻と男の姿、妻のよがる声、聞きたい、聞きたい。見ることは無理でも聞くことはできるのでは・・・。そう思うとPCを開きました。
  1. 2014/11/06(木) 03:36:13|
  2. 股聞き・風
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股聞き・・四

妻の浮気、まだ信じられない気持ちのほうが強かったと思います。
家に帰ればいつもと変わらぬ妻が居ます。30後半とはいえまだ女の魅力はあると感じます。子供達が少し手が離れて、
家でボンヤリするのがいやで気晴らしの意味程度でのパート、そしてその出入りの私より年上の男との浮気。
ましてお世辞にも格好がいいとはいえない腹の出た中年男との浮気です。
浮気の確証はありません。恵子から聞いた怪しい、男と妻との会話で「どうだった?よかった・・」
その程度です。もともと女はその手の話が好きなのでそう思いこんでいるのではないかと思いました。
私が自営業と言うことで時間を取れることもあり少し時間をかけて男について探りました。
探ってる間に妻との接点でもでればそれでいいのです。妻を探るより簡単に思えました。
相手は私の顔など知るわけもないからです。

その後、男の会社(小さな3次?配送会社)、家、家族、立ち寄る店などが少しわかりました。
妻との接点はまったく感じられません。もっとも4度ほどの私なりの探り(尾行)です。
また妻の携帯も内々にチェックしましたが怪しいものありません。
男の家の前で見た、男の妻であろう女と私の妻とのギャップがありすぎて、なぜか腹が立った気持ちが出た程度です。
妻30後半で細身でまだ色香が残る女、男の妻40後半で女の魅力をなんも感じさせない女でした。
今思えば笑えますが、探偵気分でした。探偵(興信所)サイトを見ての浮気の兆候や、個人でできる浮気の
確証を得る手立てなどを読んでしました。そして妻の携帯からの自動送信(妻の携帯にきたメールは私のPC
(フリーメール)に送られるようにもしました。また妻の持ち物や、くだらないですが下着なども探りました。

私の浮気相手の恵子からはそうそう聞くこともできませんので、話の流れなんかで聞き出したり、冗談半分で
「おい、あの浮気奥さん探れば?面白いかも」とか言うのが精一杯でした。
疑問はいつ男と逢うのか?です。夜、家をかけることはそうないのです。まったくではありませんが、大概友人との
食事程度ですから。そんな時に私のフリーメールに届いた内容、簡単な文章です。
「今日逢える?大丈夫」妻からのメールは見れません。相手から送られたものだけですから。
そいて「じゃあそこに3時半過ぎ・」そんな内容です。
仕事どころではありません(笑)。待ちに待った状況です。
男は何処にいるかはわからないので妻を追うことにしました。3時にはパートを終えるのでその時間に
スーパーに行く。車は会社の人間の物を借りて、行くことにしました。
車調子悪いから貸してというくだらない理由でです。

3時前に妻のスーパーに行き、妻の車の位置を確認、目立たぬところで見張ります。
妻が車に乗り込み発車、私はサイドボードに入れらていた、サングラスをかけます。似合わない(笑)。
家とは反対方向に車を走らす妻です。都会なら渋滞やら信号で見失いますが、田舎は簡単です。
その分見つからぬよう距離と、2台ほど車をおいてつけます。
市民運動場の駐車場に入る車、広い駐車場には10代の車も止まってません。遠めには例の軽トラックです。
そして男が妻の車に乗り込み、走り出しました。
  1. 2014/11/06(木) 03:35:19|
  2. 股聞き・風
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股聞き・・参

とある平日の11時前、私は妻の職場の駐車場に車を止めて車内で一人搬入口を凝視します。妻は前日より子供と田舎へ帰りその日は休みでした。愛人?の恵子は居るかどうかは定かではありません。オープンして1時間半程度ですので店内はマバラな人影しかありません。大型店と違い地場のスーパーですので入り口は2箇所、搬入口は横側だとすぐにわかりました。ただそこから出入りするかはわかりません。
××と書かれた軽トラが来るのを待つだけです。

11時過ぎ、私の待つ車が入ってきました、車体の横には××という社名が入っていました。15メートルほど離れて車から出てくる男の姿に目を向けました。私より年配で、腹の出た親父です。これが妻の相手?まさか、恵子から聞いたとおりのおっさんです。ただこころの片隅には、今日はたまたま違う男が配送しにきたのかとも思ってました。

その日恵子を抱きながら、妻と男の艶めかしい行為を想像してしまいました。あの男のアレが妻の中に入る、お互いのアレを舐めあう、いや恵子と私のように、時々アナルさえもと思うと恵子の中で硬くなっていきます。そんな頭の中でのことを恵子は知るはずもなく、ただ喘ぎ私の体液を受け止め喜んでいます。

恵子に妻の事を聞きたい、でも判に勘ぐられるのは困るので時々冗談ぽく聞きます。
「あの奥さんいたろ?浮気してる、俺にもやらせてくれないかな?」そんな感じでの聞き方です。
「そんな元気あったら、もっと逢ってよ・・・」少し怒った顔をする恵子です。この女の旦那も何も知らないんだなと思うと何だか妙な気分です。知らぬ旦那と知る旦那の違いです。恵子にとって私は3人目の浮気相手、妻は・・一人か・・。
「あんな真面目な感じの人ってスケベだと思うよ、またあのおっさんって見るからにスケベそうだし、いろんなことしてるかもね。」
「おいおい、お前は真面目じゃないけど、スケベだな。笑。結局女も男もスケベなだけだな」
と返すのが精一杯です。

でも妻は男といつ逢うのだろう?夜はほとんどいるし、昼は男が仕事だし・・。
  1. 2014/11/06(木) 03:34:23|
  2. 股聞き・風
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股聞き・・弐

妻の浮気を第三者から聞いた私は驚きと同時に、この期に及んでもまだまさかという信じられない気持ち、また妙な興味も起こってきました。かといって女に、妻のことをあれこれ聞くとおかしく思われるので少しづつ時間をかけて聞きだすことにしました。また家庭でも妻を見る目が変わってきました。この大人しい妻が本当に浮気をしてるんだろうかと言う疑問がまだまだありました。怒りは不思議とありませんでした、それより妙な興味です。

女との昼過ぎの逢瀬の時に、妻のことを聞き出します。いつも聞くと変に勘ぐられるのでいろいろなことを混ぜながらです。この頃になると女の職場もわかり、結構女も色々職場のことを話すようになります。女って本当におしゃべり好きなんですよね。そんな話のときに妻のことも聞きます。

「そうそう、あの真面目そうな奥さんどう?まだ浮気真っ盛りなの?」
「興味あるの?あの奥さんに?」
「興味って言うか、世の奥さんお盛んだなって思って、お前もだけど・・」
笑いながら女に話しかけます。
「まだ続いてると思うよ、スケベそんな親父だからあの人いろいろされてるんじゃない、真面目な人ほどはまるんじゃない?」
「そんなスケベ親父か?お前やったの?笑」
「やるわけないよ、あんなの・・」
妻はそんな男と浮気・・・なんだか凄い興奮で女を責めはじめます。女は
「そうよ、亭主にできないことするよ、私も・・あああ」
私も妻にしないことをこの女にしているわけです。またさせているわけです。妻もと思うといつもより堅く大きくなった感じに思えます。一戦終えると話しかけます。

「でも俺とお前だと時間あるよね、お前は仕事終えて3時くらいから逢えるし、俺は時間あってお前に時間合わせられるけど、あの奥さんなんかいつ逢うんだろ?出入りの業者じゃこんな時間無理だろ?」
「夜でも会ってるんじゃないの?昼はないよ、毎日定時に来るおっさんで色々廻ってるんだから・・」
「そうなんだ、どんなおっさんだろ、奥さん見たし今度おっさん見てみたいな・・」
「馬鹿みたい、見知らぬ奥さんとその浮気相手見て面白い?笑」
お互い笑うしかありませんでした。
「そんなおっさん見たかったら、11時くらいに来れば?××って書かれてる軽トラで来るから・・」
聞き流したフリをする私です。私は自営業の為時間は取れますし、、地場のスーパですのでそう大きくはないのです。

質問のようなものありましたので妻のことをほんの少し・・。
妻37歳・子供2人・短大卒・パートは金銭の為ではなく子供も少し手が離れ家に居るよりは外にでたいというのがきっかけでした。
  1. 2014/11/06(木) 03:33:16|
  2. 股聞き・風
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股聞き・・

私は人口30万程度の地方都市に住む40路男です。
この女とももう1年半の付き合いになります。
出会い系で知り合った可もなく不可もない30後半の女です。
遊ぶには都合がいい、SEXを楽しめる女、名前は恵子としておきましょう。このところこの女と逢うのが楽しみであり、なぜなら以前とはまた違った興奮を味わうことができるからである。この女とのSEXのことでの興奮ではありません。

この女から聞くほかの女の浮気話で興奮してるのです。その女、お分かりでしょうが、私の妻です。この女の素性にはあまり関心はありませんでした。大体住んでいる場所とパートで働いていること、大まかさ家族構成と趣味程度を知っていただけです。女とのSEXだけを楽しんでいる私としては、女の細かいことには関心ありませんでした。

ある日のことです。女の職場の話を聞いていました。スーパーに勤めていて客(主に女性)が来てのトラブル、またパート同士の葛藤など、女ならではの愚痴を聞き流していました。内心、俺の妻と同じ業種だな、まさか同じ職場ではないだろうなという思いで聞いていました。

「お前の職場でも浮気してる奥さんいるの?」そんな言葉を女に言いました。女は
「いるわよ、本人わからないと思ってるけど、何となくわかるものよ、職場の上司や出入りの男とかね。お客さんとは浮気はないかな?知らないだけかもね」
そんな話を女はしてきました。
「でもそんな多くはないと思うよ、女って適当に噂たて、それが好きだからね」
「でも完全に知ってるのは一人かな、今。大人しい奥さんだけど出入りの男といい仲みたいね、別にいい男でもなく、おっさんなんだけど、何処がいいのやら」
笑いながら言っていました。この時点では妻だとは夢にも思いませんでした。

「でもなんで浮気してるってわかるの?」そう聞く私に
「最初は何となくね、裏の商品倉庫で変な感じで話してたりとか、目で合図?見たいな感じ、そうなると気にして見るようになるの、いつだったか、私、棚の後で商品探していた時、その奥さんと男が話していたの、昨日どうだった?ってもう丸わかりでしょ、よかったって、また奥さんが言うのよ、もう思わず笑ってしまう・・」

私は
「大人しい女ほど、スケベだよ、お前は顔がスケベだけど」とくだらない会話をしていました。そんなくだらない関係を続けていた時でした。女が待ち合わせに来た時に仕事場の袋を持って車に乗り込んできました。妻が働く職場のものです。同じ職場?まずいな?そんな気持ちでいましたが、女には口が裂けても妻が同じ職場にいるとはいえません。
と言っても市内には2店舗ある地場のスーパーですので違う店舗かとも思いました。

まぁそんな関係が続いていた時です。女が職場の慰労会みたいなものの写真を持ってきました。見せながらおばんばっかりでしょ、そして一人の女の顔を指差し
「この人、浮気してる人、大人しい感じでしょ」
待ちがいなく妻でした。私は動揺しながら
「真面目そうな女だね、相手はおっさんだっけ?」
「そうそう、出入りのおっさん、よっほどH上手いんじゃない」笑いながら言います。
その時、女を抱きながら物凄い興奮でした。妻が浮気?大人しい妻が?またそれがばれてる?相手がおっさん?いろんな思いが私を包んでいきます。
  1. 2014/11/06(木) 03:32:27|
  2. 股聞き・風
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契約会第三部 発端 第2回


 熱燗が運ばれてきて、四人で少し飲んで身体が温まった頃から話が始まった。
 実は、麻由子の猪口の底には登美子が持ってきた女性用の媚薬、つまり催淫剤の液体が薄く塗られていた。量が少ないので効果の程はあまり期待していなかったが、酒の助けと共に契約を早めてしまおうという魂胆だった。それも登美子のアイデアであった。
「本来なら登美子さんから話してもらえばいいんだが、話が話なんで、わしが代わって話すんだが・・・」
 源雄が猪口に酒を注いで、それをグイッと煽って、
「実はな、登美子さんの知り合いに外国の男友達がおってな。まあ、きちんとした方なんだが、・・・その方が、・・・まあ、なんというか・・・その、なぁ・・・」
とそこまで言って口籠もっていると、登美子が続けた。
「日本の女性を知りたいって言うのよ。・・・ふふふ」
「知りたいって・・・ええっ・・・まさか」
 話が通じたようで、源雄が話し出した。
「そうだ。たぶん奥さんの考えておることと同じことだと思うが・・・ストレートに言うと・・・まあ、一晩相手をしてくれる女性、それも身持ちが良い、美しい人妻を探しているんだそうだ」
「ええっ・・・そんなことって・・・」
「うん、まあ、それでな。・・・わしは、その方のお相手に奥さんが相応しいのでは・・・と思っている」
「ええええっ・・・わたし・・・が・・・」
「どうじゃろう」
 麻由子は夫以外の男を知らなかった。かつてキス程度のことまで進んだ男はいたが、身体を許すことはしなかった。麻由子は、小さい頃から今でこそ珍しい純潔教育を受けてきていたのだった。夫と関係を持ったのも結婚が決まって、結納を交わしてからだった。そして夫も麻由子が初めての女だった。汚れを知らない二人の間に産まれたのが一人娘の沙耶だった。そして、結婚後も麻由子は夫以外の男とは手すらも握ったことがなかった。
(あなた以外の男の人に抱かれるなんて・・・)
 涙が浮かんできた。
(知らない男の人と一晩・・・それも外国の・・・ううっ、できない。そんなことできるわけがない)
 俯いて泣きながら首を横に振る麻由子に対して、源雄は雅明にそっと目配せした。
「源さん。いくらなんでもそんな話は無理にきまってるじゃないかよ。この奥さんはお美しいが、立派な育ちなんでそんなことはできないと思うよ。それに出世街道まっしぐらのご主人もおられるし、可愛いお嬢さんもいることだし、豪邸も建てられたことだし・・・そんな方に・・・そりゃ、いくらなんでも無理ですって」
 雅明が大げさに麻由子を褒めた。
「そうか、駄目か。・・・奥さんはこの話に乗ってくれると思ったんだが、残念だ・・・いやいや、やっぱり無理ってものかのぉ」
 慌てた麻由子が、顔を上げて、
「私はそんな立派なことはないです。主人だって・・・でも・・・そんなこと・・・できない」
と口を開いたが、すぐに口籠もってしまった。
「源さんも登美子さんも・・・俺はね。最初から駄目だと思っていたさ。・・・いやいや、たった一晩とはいえ、それは無理ってもんでしょう。・・・いくら一晩限りだっていってもねぇ」
 雅明は一晩というところに力点をおいて麻由子の方を向いて話した。
「・・・」
 麻由子は俯いたまま、黙って考えていた。考えていると言うことは話に乗っても良いと言う思いが少しでもあるということだ。そこで目配せして、一気に追い込むように源雄が口を開いた。
「いや、それは残念だ。せっかく外国のきちんとした方がお見えになるんで、接待せねばと思ってな。・・・登美子さんからも重ねて相談を受けておって、誰かおらんかと探し求めていたところに、失礼とは思ったが、ちょうど雅さんから奥さんの万引きの話があったので、万引きした奥さんには汚名返上に相応しいお話だと思ったんだが・・・まあ、よいよい・・・この話は無かったことにしよう。・・・登美子さん、また、別の方にお話を持って行ってくれないか。・・・あっ、そうそう。忘れておった。それでな・・・まあ、商売ではないのだが、気持ち程度のお礼は差し上げたい、と先様はおっしゃっておられるんだが、無理ともなれば、その話も・・・よし、それでは本論に戻そう。奥さんが万引きした件はこれからじっくりとみんなで話していくこととしようじゃないか」
 わざと万引きという言葉を沢山入れ、加えてお金をちらつかせて、麻由子の揺らぐ迷いを崩そうとしている。
「そうねぇ、お相手がしっかりした方なんで、他に望んでいる方も多いですし・・・何せこの不景気ですから、頼めば引き受ける奥さんも結構いると思いますよ。ちょっとしたボーナスですからね・・・でも暮れですから急ぎませんと・・・じゃあ、私も奥さんのお力になれなくて残念ですが、次の人にあたることにします」
 登美子も麻由子を焦らせるように話す。
「あの・・・外国の方って・・・そんなに立派な人なんですか?」
 俯いて考えながら麻由子がきいた。
「ああ、もちろん。商社のトップと思っていただければ良い。日本の企業との契約も絡んでおってなぁ・・・まあ、あんまり深くは話せないが・・・ネットで検索すれば何件もヒットする商社だが。・・・もちろんお国にはしっかりした奥様もおられるのだが、単身で日本におられて、毎日寂しい思いをされておるんだそうだ。・・・しかし、いくら高級コールガールであったとしても所詮商売女だ。日本の誠の女性ではないからな。・・・ごく普通の、しかもご主人しか知らない美しい奥さんがお望みとのことなんだ。・・・まあ、ちょっと前に、その方と酒を酌み交わしたときに、わしに対しても、一晩だけでいいからと、強く頼まれておってな・・・まあ、わしの悪い癖で、安請け合いしてしまったものでなぁ・・・まあ、奥さんが駄目なら、改めて、別の人にあたらんことには・・・わしとしても受けた手前、顔が立たんのだよ」
 俯いていた麻由子が口を開いた。
「やっぱり、できません・・・そんなこと・・・主人になんと言えば・・・やっぱり、許してください」
「そうか、まあ、残念だがしかたがない。じゃあ、登美子さんは奈美恵さんの所に行って・・・」
「しっ。それは禁句よ・・・まあ奥さん!せいぜい頑張ってらしてね。近々町内の新年会もあることですし・・・あまり大きな噂にならないように、私も頑張ろうと思っていたんだけれど・・・でも、もうこれで力にもなれないし、頑張れないわねぇ」
 きつい口調に変わった。登美子の本性が垣間見える。
「待って・・・」
 麻由子が慌てた。
「おいおい、源さんも登美子さんも気が短いなぁ。・・・美しい良家の人妻を捕まえて、いきなり一発やらせろなんていう突然の話を聞かされて、即答で、はいやります、やらせていただきますなんて返事がすぐできるわけ無いじゃないか、商売女じゃあるまいに・・・なあ、奥さん、そうだよなぁ」
 ストレートな言い方で雅明が助けた。無言で麻由子は頷く。
「だが、奥さん。人生は長い・・・ホントに長い。・・・これからも苦しいことが沢山出てくる。そのときこそ、大切なものは相談できる相手がいるってことさ。・・・今回だって、俺らが相手だったからこんな話ができたんだぜ。しかも助けてやろうってまで言ってるんだ・・・これがうちの店じゃなくて、駅近くのあのでかいスーパーだったらって考えてみろよ。・・・正義感の塊みたいなスーパーの経営者のあの大越だったら、俺とは違うな。・・・たちまちその場で警察に突き出されて、・・・その後、がっつり警察に絞られて。・・・聞いた話によれば、余罪がないか生理だろうがなんだろうがパンツまで脱がされて調べられるってことだぜ。そしてしゃがまされて、タンポンなんかも引き抜かれて、係の者にあそこの奥深くまで指突っ込まれて、何か隠していないか探られるって話らしいぜ。・・・そんな話が町中に知れたときには・・・たぶん今時分は夜逃げ同然に家を出なくちゃならなくって、家族が路頭に迷うってことになっていたかもしれないぜ」
「・・・」
「それに奥さんは女だ。あそこを貸すだけで話は纏まるし金にもなるんだ。女は得だよなって思うぜ・・・なあ、旦那に操を立てる気持ちはもちろん俺にもわかるんだが、奥さんは、自分の不始末を誰にも迷惑をかけずに、自分のあそこで処理できるなんて、こんなにラッキーなことはないぜ。・・・それに、男を知らない身体でもあるまい。・・・第一、俺だって外国の男だってやることは一緒さ。・・・奥さんにしてみれば、あそこに挿れてやって、喘いだ真似して、あそこをキュキュッと締めつけて、さっさと中で出してもらって、はい終わりってもんさ。あとはあそこの中を十分よぉく洗って、よぉく拭いておけば元通り・・・旦那も気づかないってもんだ」
 雅明が考え直すチャンスを与える振りをして諭すようにふざけ気味に話す。麻由子はそんな雅明をじっと見ている。
「少し考えさせていただけませんか」
「ああ、よいよい・・・雅さんの話にも一理ある。・・・だが、申しわけないが時間がない・・・早く決めて欲しい。登美子さんも待っているんでな」
 源雄がこたえる。
「一晩考えさせてください」
「それはできない・・・せいぜいあと1時間だな。でないとわしも登美子さんも先が閊えているんで、困ってしまうからな」
「ええっ・・・そんな・・・」
「少し、おひとりになって考えてみますかな・・・奥の客間は少し寒いが、考えるには良い場所だ」
「ええ・・・じゃあ、使わせていただきます」
 独りで考えて結論を出すことにした麻由子は、源雄の後に付いて、奥の座敷に向かった。
 奥の座敷に続く廊下の外では木枯らしに揺れる木の音が聞こえる。
  1. 2014/11/06(木) 03:30:12|
  2. 契約会・麗
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契約会第三部 お堂にて 第5回

 場面はいつの間にかお堂に敷かれた布団に移っていた。
 麻由子は四つん這いの状態で、源雄の屹立を後ろから受け入れていた。
 屹立を挿れただけで、絶頂に達してしまうくらい、自分を抑えられない状態にまで十分高まっていた。
 ソファから何時この布団に移されたのかも覚えていなかった。そしてお堂のソファで責められてからどのくらいの時間が経っているのかもわからなかった。
 そして、カメラは回っているのだが、少なくとも撮影はまったく気にならなくなっていた。さっきまでアシストしていた登美子の姿はいつのまにかいなくなっていた。
 麻由子は両手でシーツをきつく握りしめ、次々と押し寄せてくるアクメの波に耐えていることを、精一杯泣き出しそうな表情で伝えていた。
 源雄の激しい前後動で、たわわな乳房がプタプタと振り子のように前後に振れている。
 その一方で、尻を突き出して源雄に密着させようとする動きを見せている。肉壺の締め付けが一段と増してきて屹立の動きが鈍くなっている。
 ついに麻由子は腕を突っ張るようにしたまま、動きが止まって震えはじめている。妊娠しているにもかかわらず、どん欲に子種を求める姿勢だ。
 麻由子の太腿に痙攣の波が走った。
『むうううん・・・うううっ、っむううん・・・あふうううううっ・・・うっ、うっ、うっ・・・』
 源雄は腰を押し出すようにして静止して、強い力で押しつけてくる麻由子の尻を受け止めている。肉壺は屹立を懸命に食い締めている。
 源雄は麻由子の続く絶頂の痙攣が収まるのを待っていた。
 ときおり潮を噴くのか、結合部の陰毛からはダラダラと泡だった汁がタラタラと布団に垂れていた。
 ようやく肉壺が弛緩して、麻由子は荒い息を吐きながら布団に突っ伏した。目を閉じたまま肩で荒い呼吸をしている。ときおり、痙攣が襲ってくるのか、噎ぶような息づかいが続いている。
『さあ、逝ったかな・・・奥さんのマンコの締まりは種付け以来かなり弛んでいるとみたが、どうして、どうして・・・きつく食い締めてくるところは相変わらずの絶品じゃないか・・・まさに完熟マンコだ。ご主人ひとりだけが使っているんじゃもったいない話だ。これはもっともっと多くの男に味わってもらうべきものだな。なんせ、マンコは使ってなんぼというからな。・・・どころで、さっき風呂場で浣腸したんで、もうひとつの穴も確かめんことにには・・・』
『はあぁ・・・いやぁ・・・もうやめぇ、てぇ・・・』
 源雄は肉壺から抜き取った屹立を一段上に構えている菊門にあてがった。
『こっちもなかなかの道具と見たぞ・・・ふふふ・・・では、こっちも相伴に預かるとするか』
『いいいいぃっ・・・』
 淫蜜にまみれている菊門に脈打つ屹立を押し込むように突いていく。肉襞が巻き込まれるように内側に消えていく。
『こっちの経験は全くといって少ないようだな・・・挿れたときの感触は未通娘と変わらんなぁ』
 ゆっくりと根元まで挿れて感触を楽しんだ。
『締まりはさほど強くはないが、亀頭にあたる腸のスベスベした感触は、また表現しがたいものがある。こちらも実に名器だ。・・・なあ、奥さん。前も後ろも立派な性器だ。自慢して良いぞ』
『抜いて・・・もう、抜いてくださいませ』
『馬鹿な・・・これから味わうんじゃ・・・何を言っておる』
 源雄が屹立を動かし始めた。肉壺以上に麻由子の身体が前後に揺さぶられる。しだいに麻由子の身体が潰れていく。
『ああっ・・・ああっ・・・ああっ』
『どうじゃ、・・・腸の壁を通して子袋が揺さぶられる気持ちは・・・あん?』
『ああっ・・・ああっ』
『なんだ、返事もできないようだな』
『さあ、わしの腹の上で仰向けになるんだ』
『いやぁ・・・無理ぃぃ』
 源雄の言に従い、麻由子は仰向けになろうとしていた。だが、先ほどの絶頂で腰が抜けたのか、加えて絶頂の満足感からくる痙攣で素早い動きができないでいる。待ちきれない源雄が潰れている麻由子の身体を引き起こした。源雄は菊門に屹立を挿入したまま、麻由子を抱え、腹の上にのせたまま自分自身がまず仰向けになった。そのあと、菊門が貫かれている麻由子が、あちこちが震えながら、不自由そうに時間をかけてなんとか仰向けになった。
 潰れていた状態のまま仰向けになった麻由子はまさにカエルをひっくり返した姿であった。
『さあ、わしが以前に教えたように、お核を擦るんだ。いいな』
『でも・・・こする・・・と・・・すぐに・・・逝っちゃう・・・逝っちゃっても・・・いい?』
『ああ、何度でも逝くがいい。今日は腰が抜けて立てん様になるまで逝きまくっていいからな』
 源雄は仰向けのまま屹立を菊門に十分馴染ませるかのように蠢かせている。一方麻由子は言われるままに尖りを自らの両手を使って擦り始めた。
『あああん・・・ああっ』
 麻由子は自分の世界に浸りだした。たちまち、絶頂を伝える嗄れた声が上がった。
『さあ、もっと淫らな自分をさらけ出すんだ。・・・このほうが自分のよりいいだろう』
 そういって、麻由子の両手を払いのけ、代わりに源雄の手が麻由子の頂点に伸びてくる。
『あああっ』
 小さな呻きとともに顎が上がった。
 源雄が菊門の中でゆっくり動き始めた。
 源雄は右の人差し指と中指を揃えて、ベロッと舐めて唾をつけた。一方、左手の人差し指と中指で尖りの包皮を剥いた。
『いいい・・・それっ、いいいっ・・・のぉ』
 唾の付いた二本の指は尖りの頂点で円を描くように蠢いている。
 たちまち、顎が上がってブリッジを造り始めた。
『なんだ、また逝くのか』
『だめぇ・・・やめないでぇ・・・あああん、逝っちゃうぅ・・・。ううっ、ううううっ、ううううっ』
 仰け反ったまま硬直した上体を大きく揺らしながら逝っている。菊門に結合した屹立に潮がまたしてもふりかかる。
『布団がびっしょりじゃないか・・・』
『あああっ・・・またぁ・・・うううっ、うううっ』
 既に二回も続けて逝っているのに円運動を止めようとする気配はない。
『はあ、はあっ・・・もう、もう・・・いやぁ・・・うううっ、うううっ』
『いいぞ、いいぞ、後ろも締まる、締まる・・・さあ、存分に逝けぇ』
『いやぁ、死んじゃうぅぅ・・・もう、だめぇぇ』
『潮は噴き納めかな、・・・そろそろ限界か。よしスパートするぞ』
 源雄はゆっくりした動きを一転早めた。
『あああ、ひいいぃぃ・・・また逝っちゃう・・・もうだめぇ』
 ほとんど声にならなかった。


 源雄が雅明に目配せした。
 下卑た笑いをした雅明が服を脱ぎ始めた。パンツを穿いた状態でも、天を突くように屹立がいきり立っているのがわかる。脱いだ瞬間、臍を打つかのように勢いよく跳ねた。
「へへへ。ありがたいねぇ・・・ずっと我慢していたからぁ・・・たんと味わせてもらうとするか」
 そして独り言ち、サングラスひとつの姿になり、赤黒い逸物をビックンビックンと上下させながら、絡んでいる二人に近づいてくる。
『さあ、前にも男を受け入れるんじゃ。擦っている手をどけて挿れてもらうんだ』
 源雄の腹の上では、まさに女が満開になっている。両脚が左右に垂れているため、陰唇がだらしなく広がり、ヌラヌラとした肉壺の口が大きく開いて屹立を待っていた。肉壺の上には雌しべが精一杯膨らんで顔を覗かせている。
「へへへ、俺の形を覚えているかい」
 麻由子に囁くように話す。
『さあ、挿れるぞ』
『そんな・・・もう、無理ぃ・・・』  
 屹立が肉壺の入り口に宛がわれ、一気に奥まで進んだ。
『あああっ・・・やぁ・・・あうん』
 肉壺の奥まで挿れた瞬間、麻由子の顔が仰け反り、胸の奥から息と共に悩ましい声が上がる。
『ほほう・・・予想以上に暖ったかいぜ』
 嬉しそうに声を上げ、たちまち激しい抽送を始めた。


『はぁっ・・・ああっ・・・ああっ』 
 二人の男の厚い胸に挟まれた麻由子は切ない喘ぎをしている。麻由子の、くの字になった両脚が二人の男の間から横にはみ出てグネグネと揺れている。両手は雅明の背に回して身体の安定を保つのが精一杯だった。
『逝くぅ・・・』
 何度口にしたか。もうほとんど声にならなかった。嗄れた息づかいといったほうがよかった。
『どうじゃ。・・・粘膜を挟んで擦られるのは・・・この味を・・・一度でも覚えると、・・・もう普通の・・・交わりは・・・つまらない・・・ものに・・・なるんじゃ』
 麻由子の何度目かの絶頂に合わせて、最初に源雄が、そして遅れて雅明が、二人の男はそれぞれ別の場所で精を放った。
 揺れ動く男女の下で源雄が呻くようにまず放った。男女の動きに合わせて間歇的に抜き取られていくような射精感だった。
 次いで、動画の一時停止のように、雅明がひしっと、突然止まった。不自由な空間の中で麻由子の腰が浮いているのがわかる。雅明の精を一滴も漏らすまいとしているかのようだ。二人の呻くような妖しい息づかいだけが広いお堂に響く。
 子種を受け渡しにしては長い時間だった。
 ようやく、麻由子の腰が緩み、大きく息を吐いた。
 億劫そうに雅明が離れ、次いで源雄が麻由子放り出すかのようにして離れた。


 朝からさんざん弄くり回された麻由子の陰門はかなり腫れて熱も持っていた。だらしなく、両脚をMの字に拡げたまま、無毛の肉壺から、そして菊門からも、溢れ出た白濁した汁が伝って布団に垂れている。
 広いお堂の中は、精液臭とマンコ臭が充満していた。神聖な空間と淫靡な空間が入り交じった罰当たりな世界と化していた。 


 麻由子ががようやく解放されたのは午後の3時近くになってからだった。
 沙耶を迎えに行く足取りはゆっくりで、下半身が重かった。数時間に渡って弄り回された股間が熱く腫れていた。時折思いだしたように肉壺から溢れたものが垂れてショーツに浸みてくるのがわかる。
 顔に喜悦の表情が残っているのだろうか。すれ違う人の覗き込むような視線を感じる。 しばらくしてベビーカーを押す女の人とすれ違った。ベビーカーにはかわいらしい女の子が寝ていた。
(ご主人にはどう伝えるかな・・・沙耶ちゃんはお姉さんになるんだよね)
 源雄達の放った言葉が頭の中で繰り返された。
(ああっ、いやぁ)
 と同時にあの種付けの日のことを思い出していた。


 かくして麻由子の妊娠が判明し、<M子の部屋>のページの<M子の出産>のボタンの右には出産予定日が10月25日と記された。また、妊娠チェックの様子の動画もすでに編集されていて、見ることが出来るようになっていた。
                    お堂にて 完   
  1. 2014/11/06(木) 03:21:51|
  2. 契約会・麗
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契約会第三部 お堂にて 第4回

 浴室で腸内をすっかり空にさせられた麻由子は、またお堂に帰ってきた。
 ソファに深く座らされ、再び脚をM字に括られ、大きく拡げられた。
 先ほどまでと違ったのは、両手を万歳の形のままソファの後ろに立った登美子にがっちり押さえ込まれていることと、無毛の肉壺に源雄の左手の二本の指を受け入れた姿のまま質問が始まったことである。
 ほんのいっとき前まで、座敷で、絶頂間際まで登り詰め、屹立を離すまいときつく窄まっていた肉壺も、今は弛緩してユルユルになっていた。
『妊娠したことを、ご主人には何時報告しますか?』
『しばらくは・・・』
 俯いたまま答えない麻由子に対して、源雄は二本指を巧みに膣内で動かし、泣き所を探っている。
『あっ・・・うん』
 ポイントを見つけ出されると、胸の奥から思わず声が出てしまう。
『これから、グングンお腹が大きくなってくるのに、ご主人だって気にするでしょう。・・・でも、あなたの子よって、自信持って言えないですよね・・・どうします?』
『これから考えます・・・』
 膣深く挿れた二本指を探り当てたポイントで執拗に蠢かせ始めたので、麻由子の腰が少しずつ動き、しかめ面に変わっている。
『うれし涙ですかぁ。・・・さあ、娘さんにも、お姉ちゃんになることを伝えなくてはいけないですよね。・・・でも、奥さんは嬉しくないのかな?』
『・・・』
 少しずつ指の動きを早めていく。弛んでいた肉壺が狭まって、二本の指の根もとを締め付け始めてきた。感じだした麻由子の身体の変化に、源雄は、してやったりという顔つきに変わってきた。指との狭間から泡立った淫蜜が滴り始めた。
 空いている右手を陰唇上部の包皮が半分剥けている女の尖りに触れた。尖りはこれ以上硬くなれないほどカチンカチンに根もとから勃起している。
 淫蜜をまぶした親指の腹を、剥き出た尖りに当て、下から跳ね上げるように緩やかに繰り返し擦りだした。
『あん・・・あん・・・』
『せっかくここも綺麗に剃り上げたんだ。・・・さあ、記念にここで一声啼いてもらうとするか。・・・皆さんに、懐妊後の初逝きの顔をお見せしなくちゃ・・・ねぇ?』
『いやです。・・・やめてください。・・・今日は、もうなにもしないで・・・』
 涙は止まり、いつの間にか抗議するような顔つきに変わっていく。
「さからうと明美さんのようにタトゥを入れるわよ」
 登美子が麻由子の耳元で囁く。
 麻由子の表情が一変した。
(明美さんのようにされたら・・・)
 時計回りにゆっくりと円を描くように源雄の右手の指先が硬くなった尖りを撫でている。
『もう、・・・しないでください』
 登美子に脅され、麻由子は口に出すのがやっとだった。
『遠慮はいらないよ。・・・今日はめでたい日だ!・・・短い時間だが、奥さんがたんと満足するまで、存分に・・・』
 麻由子の怒り顔が弛んで、再び切ない表情に変わりだした。
『ああん・・・』
 ゆっくりと単調なリズムがしだいに麻由子の姿勢までも崩していった。源雄は顔の表情を見ながら両の指先で麻由子をコントロールしていく。眼を閉じ、顎が上がり、唇が半開きになってきた。
 動けない腰が不自由に蠢き始め、ソファが揺れ動きだした。
『いやぁ・・・』
 ジュッとい音と共に潮が滲んで、グレーの人工皮革の表面に細かい水滴ができた。
『おやぁ、もう潮噴いたねぇ、奥さん』
『あううっ・・・あううん・・・』
 鼻孔が膨らみ、眼がトロンとなっている。淫蜜が湧き出て、源雄の左手がそれに応えて、ぬかるんだ音をあげている。
 下腹部に小刻みに波が押し寄せている。
 時折、潮を飛沫かせる。
 逝く前兆の動きを知っている源雄は、
『うん・・・いいよぉ。潮は何回噴いてもいいんだよ。・・・そしてさぁ、存分に思い切りの声上げて良いからね。ここは誰にも聞こえない場所だから・・・奥さん、何度逝ってもいいんだよ』
と叫んだ。麻由子には、聞こえているのかいないのかわからないほど身体が震え始めている。
『ううっ・・・ううぅ』
 源雄は、再び指を抜いて中断した。
『いやぁ・・・またぁ・・・』
 陰門が指を求めて、尻を浮かせて激しく前後に揺さぶる。見ようによっては哀れなメスの姿であった。それを見下すように源雄が笑っている。
『いやぁ、もう・・・』
『思い切り逝かせて、潮を噴かせようと思ったんだが・・・ここはひとつ、セルフサービスで皆さんに啼き声を披露してもらいましょうか』
『そんな・・・』
 掴んでいた両手を解き放した登美子が
「さあ、存分になさって・・・じゃないと・・・」
と小声で言い、麻由子の右手を自らの硬くなった尖りの先に誘導した。
『ああっ』
 麻由子は自分の指が尖りに触れた瞬間、ピクッと身体が震えた。
『さあ、さあ、遠慮しないで』
 登美子に言われた時には既に自ら擦り始めていた。もう自制できなかった。
 左手は肉壺に潜り込み、尖りを身体の内外から刺激している。
『うううっ』
 顎を引いてソファに潜り込むようにしていた身体がゆっくりと反り返り始めた。
 源雄と登美子はあたかも網の上で焼いているスルメのような動きを見るような眼で、声を出すこともできずに無心に絶頂に向かう麻由子を見ていた。
『まるで、メス猿だね』
『ホント、激しいわねぇ』
 口を大きく開け、身体が震えている。両手だけが規則的に蠢いている。両脚が合わせたように動いて、腰がゆっくり前後している。
 ソファがミシミシと軋む。
 麻由子が夫にも他人に見せたことのないオナニーによる絶頂だった。
『あああっ・・・あああっ・・・むふっ』
 ようやく、ほんとうに焦らされて、ようやくたどり着いた待ちこがれた絶頂である。
 長い長い絶頂が続く。
『ああ・・・うう』
 ようやくガクッとソファに落ち込み、何度も何度も繰り返し襲ってくる絶頂感に身体の震えが止まらなかった。静寂の中、麻由子の不規則な絶頂の吐息に無意識に発する声が混じって続いていた。


『奥さん。すごいオナニーだったね。感動したよ・・・』
『私もよ・・・女として見ていてすごく恥ずかしくなっちゃった』
 源さんは、真っ黒な極太のバイブを取りだしてきた。 
『さあ、どうせなら、ここで奥さんのバイブを使ってのとどめといこうか。奥さんの思い切りの、嗄れた悦びの啼き声をもう一度皆さんに聞いてもらいましょうかね』
『ああっ、いやっ・・・そんなの・・・使わない・・・でぇ・・・』
 まだ襲ってくる震えのために動きが不自由な手で、源雄の指を追い払うようにして、ソファから逃げるように腰も動く。
『待ってなよ・・・今、すぐに良いものを挿れてやるから・・・こっちのほうが昇天しやすいはずだ』
『はぁ・・・』
 絶頂感から覚められなく、ずずいぶん情けない声を上げている。
 源雄は用意したバイブを右手で持ち、左手の指先をV字にして、灰紫色に縁取られた小陰唇を大きく開いた。
 そして淫蜜で濡れそぼってヒクヒクしている肉壺の口にあてがった。
『奥さん、どうしたんだい。・・・蜜が渾々と湧き出ているじゃないか。やっぱり指だけだと物足りないんだろうね。・・・それにしても、若返ったといっても、ずいぶん淫靡な幼女だな。・・・ほいっ。挿れるぞ』
 グプッ
 淫靡な音と共に、淫蜜が溢れ出て、黒バイブが身体の奥に沈んでいく。
『いい音立てるじゃないか・・・視聴者にももう一度聞いてもらおうか。・・・これじゃ、音だけで我慢できずに抜いてしまう視聴者が出てくるぞ』
 一度挿入して、肉壺に馴染んだバイブを再び抜いて、また勢いを付けて肉壺に突き刺した。
 グチャッ。
『いやいや、淫靡な音だね。・・・こんなに濡れて激しい音を立てる奥さんは見たことがない』
 グピュッ。
 源雄は面白がって何度も繰り返す。音がするたびに淫蜜が周りに飛沫く。
 前後に動かすと、肉壺が空気を吸い込む大げさな音と共に硬く立ち上がった陰唇がバイブを追うようにまとわりついていく。
 麻由子の腰は、出入りする黒の極太バイブに合わせて卑猥に前後している。
 ようやく源さんがバイブのスイッチをオンにした。
『うううっ・・・いやぁぁ・・・』
『たまらないでしょう。奥さん!・・・生の男とはまた違った良さがあるでしょう?・・・さあ、ここは、誰にも遠慮することのないお寺なのよ。存分に声をあげてかまいませんことよ』
 登美子が蔑むように言う。
 グオングオンと大きな音を立てながら、くねるバイブが出入りしている。肉壺がバイブを離すまいと締め付けるので、バイブの抜き差しがきつくなってきている。
『バイブなのに懸命に食らい付いてくるぜ』
 源雄が呆れたような声を上げた。
 麻由子の滲ませた淫蜜で黒いバイブの表面が白く泡立って、膣口からもタラタラと尻を伝いソファの上に溢れていた。
 麻由子の様子をつまびらかに源雄が伝えていた。
『おや、早くも奥さんゴールインのようです。・・・どうです。いいですか?』
『ああっ・・・ああん』
『とても表現できないくらいいいようです』
『おっ、バイブが押し出されてきました。いよいよ逝くのかなぁ』
『いいい・・・逝くぅ・・・』
 ソファをミシミシと軋ませながらあっけなく絶頂に達した。抜き差しつつけるバイブの脇からジョビジョビと潮が噴き出てきた。
『嬉しさのあまり、潮まで噴いているじゃないか』
 ガクガクと身体を震わせている。ソファがギシギシと軋む。
『一度じゃ済まないぜ・・・何度でも逝かせてやる』
 バイブの動きをそのままに、今度は左手を尖りにあてた。
『いいいいっ・・・いいいっ・・・』
 左手で硬く立ち上がっている剥けた尖りを、根もとから激しく左右に擦り始める。
『あふっ・・・ああうううっ・・・いいいいっ・・・』
『おい、奥さん・・・良いのかい・・・どうなんだい・・・さあ、うんと、悶えろぉ』
『ああっ・・・うううっ・・・』
 顎があがり、無意識に背が仰け反り、ヘコヘコと腹が波打っている。
 バイブの機械音を打ち消すくらいぬかるんだ音がお堂に響いている。 
『そんなに良いのかい・・・マンコが、噎び泣いて、・・・ゴボゴボ言ってるぜぇ・・・』
『あっ・・・もうっ・・・もっ・・・うっ・・・ううっ』
『それっ・・・逝けぇぇ・・・叫べぇぇ』
『いいいっ・・・いやぁぁ・・・い、いっ・・・逝くぅぅ・・・』
 潮を噴き上げながら、思い通りに動かせない両脚をヒクつかせながら、全身をガクガクさせて逝っている。ソファも合わせて軋んでいる。
 仰け反って、大きな思い切りの声を精一杯あげて見ている者に悦びを伝えていた。
  1. 2014/11/06(木) 03:20:45|
  2. 契約会・麗
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契約会第三部 お堂にて 第3回

 場面は突然湯殿に変わった。
 場所は、あの総檜造りの浴室だった。浴槽は勿論のこと、壁もスノコも檜である。ツンとした良い香りが浴室内に充満している。
 湯気を除くために換気扇だけでは足りず、脱衣場に大きなファンがゆっくり回って湯気を取り除いてカメラのレンズが曇るのを防いでいる。
 窓の外には、明るい陽射しの中で、芽吹いたばかりの木々の枝が揺れて小鳥が飛び回っている。
 対照的に、満々と湯をたたえた浴槽の側に麻由子はうつむき加減で裸で立っていた。
「さあ、奥さん!この椅子の間を跨ぐように・・・跨いだら、しゃがんで・・・そう」
 浴室の中に源雄の声が響き渡る。
 スノコの上に木製の腰掛けが2つ並べておかれていた。2つの間には隙間があけてあり、麻由子が跨ぐと簡易和式便所の出来上がりと言うわけである。
「もうちょっと照明をあおる感じで・・・」
「こうかな・・・」
 スタッフが声を掛け合っている。浴室内は明るく照らし出されている。
「ああ、もう少しかな・・・よし、これで影ができなくなった。さあ、奥さんいつでもオシッコできるよ」
 いよいよ、椅子を跨いで、カメラを前にしての放尿である。
 椅子に跨ぐと、カメラを回している雅さんから指示があった。
「右手でグッとマンコのビラを、開いて・・・そう・・・あっ、両手がいいかな。・・・そう、そのままで・・・じゃあ、カメラ回していいよ」

『さあ、皆さん期待のいよいよ、オシッコチェックです。妊娠したかどうか、いよいよわかるときがきました。皆さん思いだしてもください。あの六人に次から次へと子種を流し込まれたんですから・・・肉壺の中はドブドブになって、逸物を入れた瞬間、居場所の無くなった白濁が水鉄砲のように外に飛び出てきましたからね・・・さあ、奥さんこのチェッカーめがけてオシッコをお願いします。・・・どうぞぉぉ』
 麻由子は、すぐには出せないのか、下腹部に力をいれているようで、陰門全体が膨らんだり戻ったりしている。無毛なので動きがよくわかる。
 つま先だってしゃがんでいる足が震えている。
 これまでにないような真剣な表情をしている。
 麻由子の荒い息づかいだけが浴室内に響いている。浴槽に注ぎ込まれるチョロチョロとした湯の音が排尿を促しているかのようだ。
『なかなか出てきません』
『あっ・・・でる・・・』
 呟くような声がした。
 源雄が用意したテスターを尿道口に近づけた。
 ジョロジョロとした音がたちまち連続音に変わり、バリバリとスノコを叩きながら勢いよく放物線を描いている。源雄がチェッカーを放物線の中に入れた。飛沫が四方八方に飛び散った。
「手がびしょびしょだ」
 源雄が呟く。
 麻由子の放尿はまだ止まらない。バリバリと連続した音がいつまでも浴室内に響き渡っている。檜の香りを破るように甘い女性の尿臭が立ち登ってきた。
「これで少し待てば結果がわかる」
 チェッカーを取りだし、色の変化を見ている。
 麻由子はといえば、小陰唇から左右の尻たぶに最後の尿が伝わり、雫となってポタポタと垂れていた。
 登美子が差し出したシャワーのノズルを使って、麻由子はしゃがんだまま、陰唇から臀部、太腿までお湯を掛けて汚れを流している。

『やったぁ・・・奥さん、おめでとう。・・・ほらっ、赤紫のサインが出てるでしょ。見える?・・・間違いなく種付けは成功!・・・まずは、ご懐妊おめでとう』
 椅子を跨いだままチェッカーを見せられた麻由子は、俯きながら椅子を降りようとした。
 そのときだった。
『せっかくオシッコしたんだから・・・あっちもよ。ふふふっ』
 そのとき、登美子が声を上げた。
『えっ?』
 麻由子が怪訝な顔をした。
(まだ、何か?)
『なあ、奥さん。めでたいついでに、もう一つ・・・せっかく風呂場にいるんだから・・・もう一つの方も出してみませんか。・・・ねぇ、少し肌が荒れているようだが、毎日ウンコはしてるのかな?』
『はぁ?』
 源雄の突然の質問に、戸惑っていると、
『便秘は妊婦の大敵だ。今日は隅々まで綺麗にするから、奥さんの腸の中も綺麗にしてやろうと思ってな・・・それに可愛い奥さんがどんなウンコをするのか見たいというリクエストも多いんでね』
と続けた。
『えっ、えええっ・・・だ、大丈夫です。・・・きちんと、毎日してますから・・・』
『そうかな・・・どれ』
 源雄は石けんを右手の人差し指の先に塗りつけて、麻由子の後ろに回りこみ、
『綺麗なアヌスだ』
と菊門を左手で拡げて言った。
 何をするつもりか察した麻由子が
『ホントに大丈夫ですから・・・』
と、あわてて立ち上がったが、間に合わなかった。すでに源雄の人差し指の先が菊門に入り込んでいた。
『ゆっくりと左足だけ椅子から下ろすんだ』
 石けんにまみれた指が根本まで直腸の中に収まっている。
『抜いて・・・抜いて・・・』
 腸の中で指先が動いている。源雄の指先に塊が触れたのだろうか、にやっと笑い、
「奥さん・・・二三日出してないだろう。嘘ついてもわかるってもんさ・・・硬いものに触れるぜ。・・・ほれっ、こうやって押すと・・・」
と、耳元で囁いた。そして指先で便の塊を奥へ押した。
『やん』
 押しては戻される便の感触を楽しんでいる。
『どう、だんだんウンコしたくなってきたんでしょ・・・』
 腸の中を固形物が行き来したために、便意を催して、麻由子が眉根を寄せた瞬間を見逃さずに、登美子が眼を輝かせながらきいてきた。
『あん・・・』
『さあ、今からすっきりさせてあげるわねぇ』
 登美子が下腹部を押すように撫でながら囁いた。
『ほれ、奥さん!このとおりだ』
 源雄の抜いた指の爪の先に茶褐色の汚れが付いていた。
 それを麻由子の鼻先に近づけた。
 麻由子は顔を背けた。
『これ!自分の腹の中にあるものをそんなに嫌うものじゃないぞ』
 そう言いながら浴槽から湯を汲んで指先を手桶の中で清めている。

 源雄はシャワーのノズルの部分をクルクルと回して外した。
 そしてホースの先端部を肉壺に突っ込み、まずは中を洗浄した。大量の湯が送り込まれ、僅かな時間差で奥に溜まっている淫蜜が勢いよく湯と共に流れ出てきた。
 執拗に何度も何度も繰り返し洗われた。
『さあ、これで、前のほうは綺麗になったぞ。今度は後ろだ!・・・さあ、前屈みになって・・・』
 立っている麻由子を前屈みにして尻を突き出させた。源雄はホースを手にして、片手で蛇口の水量を調節して先端から出てくる勢いを弱めた。
 先端からはチョロチョロと透明な湯が湧き出ている。
 おもむろに麻由子の菊門に、石けんを塗ったホースの先端を近づけいった。ゆっくりと麻由子の尻が上がった。源雄がホースで麻由子の身体を持ち上げるように手を動かしている。
 デレデレデレッとホースから流れ落ちてスノコを叩く湯の音が突然消えた。
『ヒィッ』
 しばらく静かな世界となった。
『ウウン。・・・ああっ・・・いいい、痛い、痛い』
 麻由子がスノコの上でビチャビチャと脚をばたつかせ始めた。
 十秒ぐらいだったのだろうか。源雄は一段とホースを強く押しつけている。
 微かに下腹部が膨らんできているような気がする。
『抜いて・・・痛い・・・』
 一層脚をばたつかせる。
『最初はこのくらいか・・・』
 ホースから湯が垂れ、スノコを叩く音が再び聞こえ始めた。
『さあ、四つん這いになって、気張って勢いよく出してみろ』
 麻由子はスノコの上に四つん這いになった。登美子が麻由子の正面に立ち、両肩を掴んで押さえた。とたん、
 ブジャーッ。
と、長い連続音がした。
 無限とも思われる時間だった。カエルのような格好のまま菊門から透明な湯が水平に放出された。長く、一直線にまさに水鉄砲のように飛び出している。
 ブジャーッ。
 一瞬、間をおき、再び勢いよく透明な湯が飛び出した。
 ブパッ、ブパッ。
 2回ほど放屁した後、やがて品のない破裂音と共に茶褐色の細かい固形物を含んだ濁り湯が扇状に飛び散った。
 それと共に、出口を塞いでいた指先ほどの糞塊がボトボトと垂れた。
 再び豪快な破裂音と共に吹き出す湯の色が茶色に変わり、スノコの上に細かい汚れが重なって拡がっていく。
 湯が出なくなったと思ったら、今度はムチムチという音と共に茶褐色の長い塊が出てきた。
 麻由子の息む声と破裂音が交互に聞こえる。
 最後はビチビチと粘液質の便が垂れた。
『もう・・・でない・・・』
 額に汗をかき、絶えるような細い声で伝えた。
 源雄は笑いながら、ホースを手に近づいた。
『まだまだ、よし、もう一度だ・・・』
 そう言ってまた菊門に再びホースを宛がった。
『ええっ・・・また』

 結局、排出する湯が透明になるまで、合計3回浣腸を施された。
 もう12時を回っただろうか。精神的な疲れで、麻由子の表情に笑みは無かった。
 湯船に浸かって、身体を温めた後、再びお堂に向かった。
  1. 2014/11/06(木) 03:18:52|
  2. 契約会・麗
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契約会第三部 お堂にて 第2回

 ソファに移った麻由子に近づいた登美子は、眼で笑いながら、身体の中央にあって、目を引く淡い陰毛を右手で荒っぽく何度も掻き上げ、毛を逆立てた。
 そして、両手を陰唇に添えて、陰門をカメラの前に晒した。
『いつ見ても、堂々とした立派なマンコですねぇ。種付けの頃と比べても、さらに一段と熟したようですよぉ』
 覗き込むように源雄が話す。
『触らないで・・・』
 麻由子が小声で哀願した。
『ああっ、滑って・・・』
 登美子が呟いた。
『いやぁ、滑ってなかなかうまくいかないようですねぇ』
 源雄が説明する。
 登美子は淫蜜で滑る小陰唇に添えた両手を上に引き上げるようにして左右に拡げていった。潤っている小陰唇の上端から女の尖りが覗き出てきた。
『あらぁ、恥ずかしい・・・クリトリスがこんなに硬くなって、真っ赤な顔まで覗かせて・・・あらぁ、根っこまでカンカンになって・・・』
 源雄が勃起して顔を覗かせている尖りを摘んだ。そして被さっている皮をさらに剥いた。
『い、いっ、痛いっ』
 登美子が両手で引き上げているので、根もとまできっちり剥けた。
 顔を現した尖りは、大きく立ち上がって赤っぽいピンク色をしている。
『あら、奥さん!恥ずかしい!・・・皮剥いてよく洗わないと・・・こんなものを溜めて』
 そして剥き上げた根もとには恥垢が薄く貼りついていた。
(さっき、風呂でよく洗ったはずなのに・・・)
 綿棒を口に入れ、唾で湿らせてから、尖りの根もとの恥垢を綿棒を回転させながら丁寧に剥ぎ取っていった。
『ほら、これ見て!・・・奥さんお手製のチーズですよ』
 綿棒の先の薄黄色の恥垢を麻由子の鼻先に近づけた。麻由子は顔を背けている。
『うーん、いい香り』
 こんどは源雄が匂いを嗅いでいる。
『止めてください、もう』
『綺麗にしてあげたのに、もう・・・なんという言いぐさ!』
『・・・』
『今日は徹底的に綺麗にしてあげますからね』
『えっ・・・』
 源雄の言っていることがわからず、麻由子は怪訝そうな顔をしている。
『おやっ、愛液が湧き出て、滴りおちそう・・・クリトリスを磨いたからかな?』
 再び勃起させられた女の尖りを摘んで左右に揺すったり、小陰唇の狭間に溜まっている淫蜜を掬い上げたりして、麻由子の眉根を寄せた不満げな顔を見ながら楽しんでいる。
指に付いた淫蜜の滑りを麻由子の太腿で拭うと、源雄は
『そうそう、最近の子供は幼稚園などでは性教育をしっかり行っていると聞きます。・・・ねぇ、奥さんはそんな話を聞いたことがありませんか?』
と、思いがけないことを尋ねた。
『いえ・・・そんなことは、ちょっと・・・』
『おかしいなぁ?・・・でも奥さんのお宅では、まずはわかりやすい、性器教育からですよね。性器!・・・はははっ・・・』
 登美子が開いたままの陰門を源雄が叩きながら笑っている。
『痛いっ!叩かないでぇ・・・』
『ねぇ、お宅では、娘さんに、お父さんのチンポを握らせたり、お母さんのマンコを拡げて見せたり触らせたりしてるんじゃないですか?』
『そんなこと・・・してませんよぉ』
 怒ったような口ぶりでこたえる。
『そうですかぁ?大事なことなのに・・・でも、こんなにボウボウに毛が生えていると・・・特にお母さんの性器は見にくいですよね。・・・はい、はい、はい、わかりました・・・これからここの毛を綺麗に剃ってあげますから、お父さん以外の男をたっぷりと知ったご自慢の性器をお嬢さんにしっかり見せてあげてくださいね』
『えええっ!』
『さっき、言ったでしょ。徹底的に綺麗にしてあげるって!・・・きっとお嬢さんがストレートに感想を言いますよ。お母さんのここって色が黒いのねぇとか、すいぶんいろんなものがはみ出しているのね、なんてね』
『そ、剃るなんて・・・そんなことできません。しないでください!困ります!』
 麻由子があわてて強い口調で言った。
 陰毛を剃られてしまえば、夫になんと言えばいいのだろうか。またお風呂に入ったときにも娘にわかってしまう。ちょうど陰毛の位置は、娘が立ったときの目の高さだからすぐに気が付かれてしまう。
『どう、困るんです?・・・ご主人には、あなたのために剃ったのよ。どう、新鮮でしょ、って言えばすごく悦びますよ。むだ毛の無くなったなめらかな女のカーブを見たとたんクラクラッときて、夜の生活が新婚時代を思いだしたように盛んになると思いますよ。必ずや奥さんを満足させること間違いなし!』
『いや、・・ほんとにやめて・・・』
『いやいや、娘さんだって、お母さん、さっぱりしたのねぇ、って声をかけてくれますよ。・・・そしたら娘さんには、沢山の男を経験した性器をしっかり見せなくては・・・このビラビラを摘んで、・・・ほらっ、お母さんのはこんなに伸びるのよって』
 登美子がカメラに見えるように灰紫色に丸まっている小陰唇の端を摘んで左右に伸ばした。まるで蝶の羽を拡げたようだ。膣口、尿道口などが丸見えだ。
『そうだ、お嬢ちゃんには、まずオナニーの仕方を教えてあげましょうよ。・・・嬉しいときも、哀しいときも、何時だってクリトリスの皮を剥いて擦ると気持ちいいのよって。・・・皮から剥け出て、カンカンに硬く尖り出ているこのクリトリスの頭をお嬢さんに握らせてみましょうよ。それから、擦り方を教えてあげれば、・・・ねぇっ?』
 尖りを根から亀頭まで存分に揉みしだきながら、麻由子の表情を楽しんでいる。
『ふざけないでください・・・ねぇ、ホントに止めてください』
 ソファから降りたいところだが、両脚を括られているから降りることが出来ない。精一杯拒否の言葉を言い続けるしかなかった。

 カメラを止めた傍らでは、登美子が、シェービングの用意をしている。
「じゃあ、カメラ回しますよ。いいでしょうか・・・源さん、それじゃ、まずタオルからいきますよ・・・じゃあ、カメラさん」
 登美子は洗面器から湯に漬けた白いタオルを取りだし源雄に渡した。
「あちちっ、あちちっ」
 源雄は、お湯を絞りながら、叫んでいる。熱いうちに麻由子の股間に当てたのだろう。麻由子も身体を捩って熱がっている。
「こうやって良く蒸らしておけば、肌も柔らかくなるわ・・・」

 タオルの上から股間に手をあてたまま、源雄は続けた。
『さあ、奥さん・・・若返ろうね。可愛い顔には、髭面は似合わないから・・・』
『お願い・・・ホントに止めてください・・・しないでください』
 ソファをギシギシ軋ませて叫んでいるが、腰が深く沈んでいて動くことができない。
『あらまあ、そんなに大きな声を出して、・・・まあ、でも、気休めくらいにはなるか・・・うん、叫ぶくらいなら・・・いくら叫んでもいいよ』
『そんなぁ・・・ねぇ、やめて・・・やめてったら・・・』
 源雄は麻由子にかまわず、しっとりと濡れ、湯気の上がる陰毛に豪快にシェービングクリームを吹き付け、そして一本ものの剃刀を手にした。
「声を上げてもいいけど、動くと深く切れるわよ。昔はこれで良く自殺した人が多かったそうよ。声をあげてもいいけれども、せいぜい腰は動かないようにすることね」
 登美子が麻由子の耳元でささやく。
 ゾリッ。
『やぁ・・・』
 白い泡に包まれた陰毛が大きな塊で床に次々と落ちていく。
『細く柔らかいから、一回で剃り落ちてしまうな。・・・ただ、面積が広いんで・・・』
『やぁ・・・いやぁ・・・』
 あっという間に正面の地肌が何年か振りに顔を覗かせてきた。
 剃刀を立てて細かく蠢かしている。左手で陰唇を右に左に寄せながら剃り上げていく。
 しだいに皺のたくさん寄った薄茶色の地肌が露わになってくる。
『いやぁ、奥さんの男を誘うおネバで、滑って剃りにくいなぁ・・・どうだい、奥さん・・・こんな毛でも無くなると涼しいもんだろう。薄くても大切なところを保温しているんだよなぁ』
『もう、やめてぇ・・・』
『最後はアナルの周りだ。柔らかい毛なんで、あっというまだ』
『そんなとこまで・・・』
 左手で菊門の襞を伸ばし、右手で剃刀を器用に動かし、穴の周りを整えた。
 綺麗なタオルできつく拭うと縦に細かい皺が寄った薄茶色の楕円形が一層際だつ。飛び出した女の尖り、グニョグニョとはみ出た小陰唇、と今までとは全く違う佇まいを見せている。
『若返るといったが、ずいぶん淫らな幼女のできあがりだぜ。・・・ほれ、自分の毛のないマンコを見るのは久し振りだろう。・・・奥さんは、ませてたから小学校の頃から毛がもじゃもじゃと生えていただろうからな』
『・・・』
 源雄が鏡を手にして麻由子に毛が無くなった陰裂を見せた。
 鏡に映る陰裂を見て、麻由子はふと昔見た幼い頃の淫裂を思いだした。
(何時ぐらいまでだったんだろう。昔は一本の筋だったのに・・・源さんの言うように今はこんなにいろんなものが飛び出し、はみ出し、色も黒ずんで、・・・なんだかいやらしい・・・)
 小学生の五年生の頃から胸が少しずつ大きくなってきた。男の子に胸を触られたことや、男性教師の好色な目に晒されていたことなどを思いだした。
 当時、ませた男の子達は、そっと後ろから近づいてきて目当ての女の子を羽交い締めにしては、スカートを捲り上げ、順繰りにパンツの上から股間を掻きむしる悪戯が流行っていたことなどを思いだした。パンツを陰裂に食い込ませて、間接的に女の性器の感触を指先で楽しむという遊びだった。ただ、直接性器に触れることはタブーのようで、その点は辨えていたようだった。
 そして源雄の言うとおり、麻由子は六年生の終わり頃には今とほとんど変わらぬくらいすっかり陰毛が生え茂っていた。
『なあ奥さん、ずいぶんと変わったもんじゃないか。あまりのことに声も出ないだろう』
 源雄と登美子によって、目映い照明の下、必要以上に陰唇を拡げられ、毛の無い陰門が散々弄くり回された。そして、そのさまざまな悪戯の一部始終をカメラに収められた。
 まず、赤く膨れ上がった女の尖りについては、その包皮を親指と人差し指でつまんで、普段は皮を被っているが、昂奮すると皮が後退することを何度も繰り返して示した。そして根元まで皮を捲って赤く硬く肥大した尖りの根をを二本の指ではさみながらしごいて亀頭をさらに大きく露出させた。
『ああっ、いやぁ』
 指の刺激に呻くような声をあげる麻由子にはかまわずに、画像を見ている者にもその硬さと大きさがわかるように、登美子が自分の指でつまんで勃起していることを示した。そして麻由子がメスとして妊娠中にもかかわらず、男を求めていることを伝えた。
 ついで、小陰唇を両側にかき分けて拡げ、滴る淫蜜が粘性をもつことを親指と人差し指の間で伸ばして見せた。そしてすでに男を迎え入れる準備ができていることを伝えた。中央に位置する半透明な淫蜜で浸っている膣口を指し、かつてはここに処女膜があったが屹立で破られ、今は跡形もなくなっていること、何人にも突っ込まれていったため、入り口がバラの花状に変形していること、また、屹立が挿入されてこの中で射精したために妊娠したことなどを伝えた。
『外から見たマンコの色の黒ずみ具合の変化は、まだはっきりしませんねぇ。・・・いよいよ、子壺の入り口のチェックです。妊娠すると子壺の入り口の色が変わると言われていますが・・・さあ、クスコを挿れてみましょうか』
 源雄の提案に麻由子は不安な表情を浮かべ、
『こわい・・・やめてぇ』
と怖々声を上げている。
 妊娠による変色を調べるという目的で、クスコで肉壺内をギリギリと拡げられ、子宮口までも映された。
『ああ、これが子壺の入り口ですね。・・・ここから精子が入ったんで妊娠したんですね。妊娠していないときはここからつきに一度出血するんですねぇ。・・・気持ち、うぅん・・・紫色の妊娠色になってるかな?・・・ううん・・・』
 俄医者になったつもりで、源雄が覗き込みながら小型のLEDライトで照らしてコメントしている。
『ところで、奥さん。・・・この子壺の口の周りの白いカス状のものは・・・』
 子宮口の周りの自ら湧出したスフレ状の淫蜜の残渣を見つけられた。
『あらららっ?・・・もしかして、奥さん!・・・奥さん、ご主人と朝してきました?』
 俯いたまま応えません。
『ははぁ、では・・・我慢できなくてご主人とは別の男の人としてきたんですね。・・・いやらしい奥さんですねぇ。・・・たしか幼稚園に通うお嬢ちゃんがいたんですよね。お嬢ちゃんを幼稚園に送った帰りに、朝っぱらからご主人以外の男の人を見つけてやっちゃったんですね。・・・まだ12時前ですから2時間足らずの間に男の人と・・・』
『・・・もういいでしょ・・・』
『図星だったようで・・・どうも、まあ、ご機嫌斜めになってしまいました』
 さらに、膣前庭の真ん中に陣取り、入りくんだ膣口の前に見える三角形の赤い小さな穴が尿道口であることを綿棒で突きながら伝えた。
『いっ、痛ったぁい』
 そしてここから小水と潮が吹き出てくることを、痛がる麻由子を無視して綿棒を尿道の奥深くまで挿入しながら伝えた。
『さあ、奥さんのマンコチェックはこれで一応終わりですね。・・・では・・・いよいよ最後のメイン!・・・オシッコチェックでぇす』

 両脚のサポーターが外され、登美子によって押し出されるように湯殿に向かった。裸で歩く廊下は一層ひんやりとしていた。
 板の継ぎ目が跳ねる音が連続して、ぞろぞろと皆で歩いていった。
  1. 2014/11/06(木) 03:17:41|
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契約会第三部 お堂にて 第1回

 麻由子は庫裏から呼び出され、お堂に向かった。裸足でお堂に向かう廊下はひんやりしていた。廊下の窓から、境内にクルマが三台とまっているのが見えた。
(誰のクルマかしら?雅さんと撮影の人のワゴンと・・・)
 入ってみると、広いお堂が今やスタジオと化していた。床や畳の上にあった仏具は片づけられて無くなっている。金色に輝く仏像は扉で仕切られて、奥に仕舞われていた。
 お堂は黒い板敷きのガランとした広い空間となっていた。見上げると太い梁が何本も見える。
 その黒い床一面に花模様のビニールカーペットが敷かれ、その上にソファが置かれている。畳まれた布団、洗面器や鏡、果てはバイブや浣腸器、綿ロープなどのさまざまな小道具や防水シートのロールも見えた。
 雅さんが呼び集めたスタッフが無言で忙しそうに動き回っている。その中に明るいピンク色の服を着た女性がいた。
(あっ、登美子さん!・・・どうして)
 派手めな服装の登美子だ。
 登美子は町内の女性部のまとめ役を務めている。皆から推挙されたというより、自ら望んでなったのだ。町内の情報にはいち早く、また詳しく通じていた。女性の取り巻きも多く、男性関係も派手で、敵に回すと面倒なひとりであった。顔立ちも整っていて、ごり押しのきく議員とのつながりもあるとの噂があった。
 登美子は今回の出産ルーレットの種付けにも深く関わっていた。というより、そのことを提案したのも、麻由子の相手をした外国人を呼び集めたのも、すべてその登美子だった。
 その登美子が今日もいる。

「あら、奥さん。聞いたわよ・・・おめでたですって・・・」
 にこやかな表情で近づいてきた。
 麻由子の身体を舐め回すような眼で見ている。
「ええっ・・・でも、まだはっきりとは・・・」
「なんでも石川先生の所には行きたくないですってねぇ。それで源さんにお願いしたんですかぁ・・・わたしも立ち会わせていただきますわ。源さんだけでは不安でしょうし、証人も必要でしょうしねぇ」
 麻由子の下腹部を撫で回しながら不躾に聞いてくる。
「ああ・・・ええ」
「今日の撮影もまたお手伝いさせていただくわ。この前みたいに存分に乱れてね。・・・うふふ・・・あのとき激しかったものねぇ」
 登美子はそう言い残して、笑いながら源雄達の輪に入っていき、再び動き回っていった。

 源雄が服を着た麻由子をグレーのビニール地のソファに移した。
 登美子は金色のカツラに紫色のチャイナ服、服に合わせた同色のアイマスクを付けている。一方、源雄はカツラやメガネ、髭まで付けていた。僧衣からブレザー姿に着替えていて、二人とも別人の様だった。
 数基の照明がついて、ひんやりした薄暗いお堂の中が目映くなって、天井は勿論のこと、隅々までがくっきり見える。カメラの前に立つ人に影が出ないように照明の位置が調整され、撮影開始となった。
 まず、今日の撮影の目的などを源雄がカメラに向かって講釈してから、いよいよ麻由子へのインタビューが始まった。

 麻由子を挟むように源雄と登美子もソファに腰を下ろした。ライトがあたり、頭の上にマイクが移動してきた。
『奥さん・・・種付けの日からほぼ二月半経ちましたが、その後何か変わったことなどはありませんか?』 
『はい・・・ちょっと』
『どんなことですか?』
『ああっ・・・あのぉ・・・生理が・・・』
『生理がどうしたんですか?』
『こなくなりました』
『ということは?・・・もしかして・・・おめでた?』
『ええ・・・じゃないかと・・・』
『そりゃそうでしょう。・・・あれだけ沢山いろいろな男たちの精液をどっぷりと味わえばねぇ・・・もっとも、そのための種付けだったんですからね、妊娠してもらわねばね。・・・どうです。ご主人以外の子を宿した感想は?・・・少し後ろめたいところもあるでしょうが、やはり女として嬉しいでしょう?』
『・・・』
 源雄は妊娠チェッカーを取りだし、麻由子の目の前で振りながら見せて、
『それで、今日は白黒をはっきりさせるつもりで来たんですね。・・・はい、わかりました。・・・では、奥さんが本当に妊娠したかどうかをチェックしてみましょう。チェックは簡単です。このテスターの部分にオシッコをかけてちょっと待ってればすぐにわかります。・・・ねえぇっ、奥さん、わくわくするでしょう?』
と、嬉しそうに続けた。
『いえ・・・』
『おやっ、そうですか。・・・やはりご主人に申し訳けできない妊娠だからでしょうかね。・・・赤ちゃんが出来ていないことを祈ってる、という気持ちですか?』
『・・・』
『じゃあ、決め手のテスターは一番最後にして、初めは奥さんの身体をひとつずつ確認していってみましょう。視聴者の皆さんも楽しみにしてると思います。・・・それじゃぁ、奥さん!立ってください。・・・まずはオッパイチェェェック!』

 着ている物をひとつずつ脱いでいくところもカメラが舐めるように写していく。脱いだ衣類を登美子が受け取ていく。
 ついに水色のおそろいのブラジャーとショーツだけになった。
 ブラジャーを外して、上半身裸になったところで、一度カメラに前に立たされ、オッパイチェックが行われた。
 源雄は麻由子の背後に回り込み、両手で乳房を掬うように持ち上げ、重さを量るように上下にタプタプと揺すっている。
『あいかわらず、立派なオッパイですね。これに吸い付くお腹にいる赤ちゃんが羨ましい』
 手に余る乳房を根もとから絞るように揉んでいる。
 麻由子の顔に痛みを訴える表情が見える。
『まだお乳は出てこないようです』
 源雄が手を離すとデロンと左右に開き加減に垂れた。
『ちょっと左右に身体を捻って、オッパイを揺らしてみましょうよ』
 麻由子が身体を捻ると、たわわな乳房が遅れ気味に身体の動きに付いていく。
『もっと、激しく!』
 それまで無言だった登美子が、突然身体全体を捻るよう厳しい声で命じた。
 プタンプタンという乳房が肌にぶつかる乾いた音が奏でられた。
『いやぁぁ、中身が詰まってずっしりとしたオッパイだ。手を差し出すと、跳ね飛ばされるほどの威力があります』
 左右に振れる乳房に手をぶつけて源雄が感想を伝えた。
『でも、オッパイにはあまり変化が見られませんね。・・・乳輪も黒ずんでいない。・・・あれっ、どうしたんですか。乳首がカチンカチンにピンコ勃っているじゃないですか』
 先ほど何回も逝きそうになっているので、指先で軽く摘まれただけですぐに勃起してしまうのだ。
 背後から回した手で、再び乳房を鷲づかみにされ、激しく揉み込まれた後、乳首を摘まれて左右に捻り回している。
『奥さん。こんなに硬くしこってますよ』
『いやぁ・・・しないで・・・痛いぃっ』
『すいぶん敏感になってますね。子供ができると敏感になるんでしょうか?』
 源雄がクリクリとこね回している。
『硬く勃起してますが、まだ、オッパイは出てこないようです』
 数回押しつぶして試したが乳首には何も滲んでこなかった。
『この段階ではまだオッパイも出てこないし、色も黒ずんでいないので、これでは妊娠したか全くわかりませんね・・・』
『さあ、次へいきましょう』
 登美子が源雄を急かした。

『では、皆様お待ちかねのマンコに移りましょう。でもその前に、皆さんより一足先に私からマンコの様子をお伝えしますね。皆さんは、まず頭の中で想像してくださいね』
 右手を乳房から離し、手のひらで腹を撫でながら下腹部へ滑らせていく。臍の上を通り過ぎ、水色のショーツの縁に近づいた。
『うううん。このお腹のカーブ!・・・よけいな脂肪の付いていない、程よく脂がのった人妻らしい滑らかな肌触りです』
 指先を器用に蠢かせ、水色のショーツの縁から中に潜り込ませた。
『さあ、一足先に、奥さんのマンコ探検のようすをお伝えします。・・・今、わたしの右手はパンティの中に潜り込みました。・・・暖かいです。はい・・・おや、もう指先にサワサワしたものが触れます。・・・ああっ、柔らかな毛です。羽のように柔らかです。・・・一本抜いて皆様にお見せしましょう』
『痛っ!』
 指先に絡めて陰毛を抜いた。4センチ程の独特に縮れた柔らかい毛が二本の指の間に挟まっている。
『これ、奥さんの毛です。奥さんの股に生えている毛です』
『いやぁ、そんなこと・・・やめてください』
 源雄は自分の鼻先に抜いた毛を近づけて匂いを嗅いでいる。
『匂いはしませんねぇ』
『いやだぁ』
 今度は毛を口に入れて舐めている。
『ううん・・・奥さんの味がする・・・なんて』
『うそぉぉ・・・もう・・・やめてください。そんなことするの』
 再びショーツに手を入れ、今度はグッと奥まで伸ばしていく。
『今、たどりつきました。奥さんのマンコです・・・ううん、ヌルヌルしてます。・・・』
 淫蜜でしとどに濡れている陰唇の狭間を指先で往復させ、複雑な凹凸を報告している。 麻由子にしてみれば、再び刺激されれば我慢できなくなるので、できればそっとしておいて欲しかった。源雄が女の尖りを掬い上げるように擦りだした。
 尖りに触れるたびに、麻由子の開き加減の膝がガクガクと震える。
『さあ、自分ばっかり感じて楽しんでないで、・・・そろそろ皆さんにもマンコをお見せしなくちゃ・・・さあ、両脚を少し開いて。・・・そう、もうちょっと。・・・それから、両手は後ろ頭で組んでいてね』
 麻由子が後ろ頭で両手を組むと、胸も股間も隠すことができなくなってしまった。
『さあ、皆さんお待ちかねのマンコチェェェェック!・・・まず、パンティを下げます。・・・ジャジャーン』
 腿の中程まで下げると、先ほどと同じように中央部から糸を引いていた。
『うわぁ、これはすごい、愛液ダラダラ。・・・こんなに糸をひいて・・・ねえぇ、奥さん、すごくないですか?・・・カメラさん近づいて・・・ほらこんなに・・・・うわぁ、四本も・・・』
『・・・』
 次いで、源雄は足先から脱がした水色のショーツを手に取り、改めてショーツの底を裏返して、舟形に汚れた部分をカメラに晒した。
『見てください。ほらっ、このパンティの染み!・・・ぐっしょりじゃないですか。とにかくすごい!・・・奥さん。これ、今朝穿いてきたばかりなんでしょう。いつもこんなにヌメヌメに滴ってるんですか?』
『・・・いえ・・・』
 汚れに鼻を近づけて匂いを嗅ぐ振りをする。
『いやぁ、やめ・・・てぇ・・・』
 麻由子は顔を背ける。
『ううん。男を誘う年頃の主婦の匂いですねぇ。・・・ここまで歩いてくるうちに、こんなになるなんて・・・きっと、毎日悶々としてるんでしょうね。ご主人が帰ってくるまで待ちきれなくて、一人で慰めているんですか?・・・それとも誰でもいいから男の人を見つけては、欲情をおさめてもらってるんですか?・・・こんなメスの香りをプンプンと振りまいて歩けば、大抵の男はクラクラッとくるでしょうねぇ』
『そんなこと・・・』
『それは画面を見ている皆さんのご想像にお任せいたします。・・・ではお待ちかね。いよいよ、マンコチェックでぇす!・・・奥さん・・・さあ、もう一度ソファに腰掛けてください』
 ショーツを脱がされて、真っ裸になった麻由子は、再びソファに座らされた。
 そして両脚をソファの座面まで上げられて、M字開脚にされた。
 登美子がすばやく麻由子のそれぞれの脚の腿と脛をマジックテープの付いたサポーターで括ってしまった。そして、ソファの後ろに移り、背後から麻由子の両脚を大きく拡げて押さえ込んだ。まるでカエルだった。これでもう、両脚とも伸ばすことができないし、もちろん閉じることもできなくなった。身体の中心の淡い翳りが目立つ姿勢だった。
 カメラを持つ男がゆっくりと近づいてくる。床がギィィッと大きく軋む。締め切ったお堂の中にいると外の音は全く聞こえなかった。
 照明の熱で麻由子の肌には汗がうっすらと浮かんで細かくキラキラ光って綺麗だった。
  1. 2014/11/06(木) 03:16:35|
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契約会第三部 庫裏でのできごと 第6回


 そのときだった。境内にクルマの止まる音がした。
「おい、源さん。・・・いるか?」
 玄関の引き戸が開く音がして、コンビニの雅さんこと雅明がダンダンダンと大きな足音を立てて廊下を歩いて近づいてきた。
「うへぇ、すげぇマンコ臭!」
 部屋の襖を開けるなり、叫んだ。
「おや、奥さんじゃないか。朝っぱらから源さんに嵌めてもらってるなんて・・・へへっ、・・・なんだかんだで好き者なんだねぇ」
 あとわずかで絶頂という悶々とした状態で、淫蜜にまみれた股間の後始末もできないでいる麻由子に近づいて、嬉しそうに笑った。
「きゃぁ、・・・いやぁ、見ないでぇ・・・」
 雅さんに見られて急いで麻由子は顔を伏せた。ウエストにはスカートが帯のようになって巻き付いている。乱れたシーツで身体を隠そうと懸命に捩っている。だが、慌てているのか、シーツは上半身にまとわり付くだけだった。
「なんだ、雅さんじゃないか、早かったなぁ」
「へへっ、寺の近くの配達ばかりだったんでね。・・・ふん、何が見ないで、だぁ。・・・今更恥ずかしがるような仲じゃあるまいに」
「配達か。今やコンビニは便利屋のようだな。・・・いやいや、ちょうど良いところだ。・・・今、この奥さんは気を遣る寸前だったんだ。わしが自慢の物を奥さんの身体から引き抜いたら、ほら、この有様さ。・・・まるで腰が抜けたみたいで、動けないでいるんだ」
「なるほど。・・・奥さん、逝く寸前でのお預けかい。・・・それで、顔がふやけて、真っ赤になってるんだな」
 雅さんは源雄の白く蜜液で包まれた屹立を見て、
「でもよ・・・源さんの逸物を生で受け入れたって事は・・・奥さん、やっぱり、おめでたかい?」
と続けた。
「・・・」
「どれ、久々のマンコの塩梅はどうかな?」
 布団に俯せになって、横を向いて顔を背けている。シーツやスカートは、下半身を隠す役目は全くしていなかった。
 雅さんは両腿の間から覗いている陰門に二本の指を近づけ、淫蜜が流れ出ている膣口に宛がうと、一気に肉壺の奥まで差し挿れた。
「きゃぁ、・・・ああああっ・・・や、やめて・・・」
「ほんとだ。中はもうグッチャグチャじゃねえか・・・でも、源さん、暖かくて良い締まり具合だぜ。なんだ、尻の穴もヒクヒクしてるじゃねえか」
 指で肉壺内を執拗にかき混ぜながら、笑い顔を上げて源雄に言った。
「ああ、今、まさに逝くところだったからねぇ・・・まあ、今日は、どうも赤子ができたんじゃないかって、相談に来られたんだ」
 源雄は、タオルで淫蜜にまみれた屹立を拭いながら言った。
 雅さんは指を肉壺の奥深くまで挿れ、麻由子の顔を覗き込んだ。
「へぇ、妊娠の相談に、・・・それで、普通、嵌めますかい?・・・もっとも妊娠すると性欲は増すっていいますからねぇ」
「わしもそう言ったんだが・・・この奥さんは頑として認めんのだよ」
「だって・・・」
 麻由子のいいわけを遮るように雅さんは続けた。
「普通は相談にくる前に、まずは自分でチェッカーを使って調べるってもんでしょ・・・奥さん、もう調べたのかい?」
 麻由子は黙って首を横に振る。
「ああ、それでうちに置いてあるチェッカーを頼んだのかい」
「あのぉ・・・ねぇ、指を抜いてくださらない・・・ああっ、やめてぇ」
 雅さんは面白がって肉壺の壁を擦るように指を蠢かせながら、再び燃え始めた麻由子の反応を楽しんでいる。
「まあ、そんな訳で、お前さんに頼んだってことさ・・・奥さんは、どうも石川さんの所が苦手のようだからな」
「あの先生だって、調べる方法はまったく同じですよ。・・・もっともその後で、俺以上に念入りにここを弄くり回しますがね。・・・俺も奥さんが妊娠したかどうか関心があるんだ。なんたって俺の子が入ってるかもしれないからね」
「さっきも、奥さんに言ったんだ、確率は六分の一だってね。・・・ささっ、奥さんは奥の湯殿に行って、まずは、淫らに火照ったその身体を醒まして、・・・とにかく、綺麗になってくるんだ。・・・そうそう、特に女の部分は念入りに清めてくるんだぞ・・・その間に撮影の用意もしておくから・・・」
 雅さんがパンストとまとめて脱ぎ捨ててあるショーツの内側の覗き込んでいる。そして指についている淫蜜の匂いを嗅いでから、ショーツの綺麗な部分で拭っている。
「あの・・・撮影って」
「奥さんのページに懐妊の報告をせねばならんからな。・・・それに出産の立ち会いの募集せねば・・・」
「そんなことまで・・・」
「まあ、ここまでくれば後戻りは出来んだろうから・・・まあ、諦めるんだな」
 源雄はしれっと流すように言った。
「そうだ、源さんの言うとおりだ。・・・ひょっとして、妊娠していないかもしれないかもな・・・そうすればもう一回別の男たちと腰が抜けるまでやれるぜ・・・はははっ」
「さぁさ、服を持って湯殿へ。そうそう、タオルのありかはわかっているな。・・・種付けのときから変わっとらんからな」
 麻由子は散らかっている自分の衣類を集めている。
(ああ、畳んでおいたはずなのに・・・)
 セーターの下に隠したつもりの下着類もはみ出していた。ショーツやパンストにはもちろんのことだが、スカートにも点々と染みやら陰毛が付いていた。
 たくれたスカートを伸ばし、ニットのセーターだけを上に着た。
 下着類をまとめて抱きかかえたまま、湯殿に向かって廊下を歩き出した。誰も人がいないとはいっても下半身が不安になる。
 そして、ノーブラのため、歩くたびに乳揺れしている。

 湯殿は八畳ほどの広さで、比較的新しく清潔だった。総檜造りで、経営不振の旅館から譲り受け、移設したとのことで、一度に三、四人は入れる大きさだった。
 母屋から少し離れていたが、庫裏からもお堂からも外に出ることもなく、渡り廊下でつながっていた。
 浴槽からの良い香りが湯気にのって浴室の外まで漂っている。境内の地下から湧き出てくる自然の温泉をひいたもので、湯量、泉質ともに源雄自慢のものだった。
 チョロチョロと音を立てて源泉からの湯が湯船に注ぎ込んでいた。湯は硫黄臭くもなく、濁りもなく、無味であった。
 手桶で湯船から湯を汲み、掛け湯をして、身体を丁寧に洗った。
 陥没気味の乳首に触れた。石けんが浸みた。源雄に執拗に揉まれたからだ。
 股間を洗う際には、痛いほど勃起していた尖りはすでに顔が包皮に隠れていた。
 髪を洗い、浴槽に浸った。温泉はミョウバン泉とのことで肌にはピリッとした硬さを感じる。
 春本番でもないため身体は冷えていたのだろうか、ほどよい湯加減で身体が少しずつ温まってきた。温泉の泉質のせいだろうか、肌がピンと引き締まって、スベスベした感じに変わっている。
 湯に浸りながら、麻由子は寺に寄ったことをつくづく後悔した。そもそもなんでこのようなことを引き受けてしまったのか、自分の浅はかさを悔やんでも遅かった。
(騙されたのかな・・・)
 騙されたという気持ちよりも、自分の欲の深さに嫌気がさしていた。後悔しても悔やみきれなかった。
 そのとき、またクルマが境内に留まる音が聞こえてきた。ガチャガチャと金属的な物が触れ合う音や人の話し声も聞こえてくる。
(さっき、撮影とかいっていたけれど、その人達かしら)
 明るい日差しの元、脱衣場の鏡に映して見る限り、妊娠の兆候は見られなかった。
(まだまだ、身体の線は崩れていないわ)
 小柄の割にはふくよかな胸だった。湯で暖まったせいか赤みを増しているが、乳運と乳首の色と大きさのバランスの良さが麻由子の自慢でもあった。程よく脂ののった腹部の下方には妊娠線が微かに確認できる。
 髪を乾かし、くしゃくしゃになった衣類を手で伸ばし、一通り見られる格好にはなった。
(ひどい姿・・・恥ずかしい)
 湯殿を後にして、庫裏に向かった。
 クルマの人たちは建物の中に入ったのだろう。静かだった。小鳥のさえずりが気持ちよさそうに聞こえてくる。
 廊下の窓からは、遠くの雪を被った山々が見えた。新緑がきれいな庭が見えた。 

1 庫裏でのできごと 終
  1. 2014/11/06(木) 03:14:57|
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契約会第三部 庫裏でのできごと 第5回

「あああんん・・・いいい・・・いいのぉ」
 麻由子は自分でも情けなくなるような声を張り上げていた。しぼんでいる肉壺の壁を屹立の先端が掻き分け、拡げながらスルスルと奥へ奥へと進んでいく。
 屹立を受け入れるために、突き出していた尻が、今度は逆に前へ前へと逃げていく。屹立の入場を避けるためなのか、それともゆっくりと味わいたいためか。
「あうん」
「ここが子袋の入り口だな。中の子は元気かな」
 屹立の先端がコリコリとした子宮口に触れた瞬間、麻由子は顎を上げて仰け反った。
 源雄はゆっくりと屹立を半分ほど抜き、再び勢いよく突き入れ子袋を突いてみる。
「うっ」
 何回か繰り返し、肉壺を十分に屹立に馴染ませた。そのたびに奥をきつく突いた。
「うっ。痛っ」
 突かれるたびに、痛みが走る。子宮から発する痛みなのかプラプラ浮遊する卵巣から発する痛みなのかは不明だが、ちょうど睾丸を叩かれるような痛みに近い。
「うううっ、痛いっ」
「どうだ、女を感じるだろう。この子宮の痛みが女に生まれたことを教えるのだ。さあ、どうする・・・このまま痛みに耐えながら、突きまくって、望み通り孕んだ子を堕ろしてやろうか・・・」
「いっ、痛っ・・・つつつっ」
 源雄は屹立を何回も何回も、奥深くまで突き挿れた。麻由子にしてみれば、胃まで突き上げられるような痛みに耐え抜くことなどできようもない。布団の縁を掴んで屹立から逃げようとしている。
「えっ・・・どうする・・・このままだともうすぐ子宮の口を突き破って中まで挿ってしまうぞ・・・さあ、堕ろすか・・・どうする?・・・マンコから破れた胞衣をひっさげてこのまま帰るか?ええっ?」
「やっ・・・やめっ・・・やめて・・・お願い、やめてぇぇ・・・」
 源雄は奥を突いたまま腰の動きを止めた。
「ああっ・・・はぁっ・・・はぁっ・・・」
「ほれ、やっぱり堕ろすことなんぞ、出来ないものだ・・・女の使命は、まず孕むこと!・・・そして、宿した子を無事に産み落とすことだ・・・本能には逆らえんものだ・・・わかったか?うん?」
 源雄は今度は腰を動かして、奥深く突きあげた屹立をグリグリと動かして子宮を押し続けている。
「お願いぃ・・・痛いから、もう突かないで・・・」
 泣き顔で返事をする。
 源雄はズンズンズンと細かく子宮を突き上げて続けている。
「どうだ。もう一度聞く。・・・産むか?・・・堕ろすか?・・・堕ろすんなら、この場でやってやる」
「痛いっ・・・痛いいいぃぃ」
「これ、はっきり返事せんか?このままだと子供が二度と産めない身体になってしまうぞ?」
「ああっ・・・やめっ・・・てっ。言いますぅ・・・言うから・・・しないでぇ」
 源雄が突くのを辞めると麻由子は頭を布団に押しつけてハアハアと息をしている。
「どうするんだ」
「あっ・・・産みます・・・産むから・・・もうしないでぇ・・・」
 麻由子が、断続的だが産む意志を伝えた。 
「そうだろう・・・女とはそうういうもんだ」
 麻由子はガックリと頭を下げて、肩で息をしている。
「よし、では、優しく子袋を揺すってやるから、奥さんは良い声で啼くがいい。腹の子の子守歌になるだろう」
「やん・・・ああん」
 源雄は屹立を今度は大きく前後させ、肉壺の入り口から突き当たりまでをカリの部分で丁寧に満遍なく擦り始めた。
 麻由子はこのゆっくりとした大きな前後運動に弱かった。Gスポットを亀頭のカリの部分が間歇的に前後からに擦り上げられるたびにヒクついた。
「どうだ、最高だろう」 
「いいいっ・・・もっと・・・もっと・・・」
 源雄が前後に腰を動かすと、その腰の動きにワンテンポ遅れて、たわわな乳房がそろって振り子のようにゆっくりと前後に揺れる。尖り出た乳首が乱れたシーツの上を擦る音を立てている。畳の下の床が規則的に軋んでいる。
「ふふふ・・・淫乱な女だ。亭主も娘もいるというのに・・・腹に子がいようとも・・・所詮、身体の欲望には勝てないというものか」
 いつしか、揺れていた乳房は布団に擦り付けられて潰れている。
 麻由子は顔を横にして、布団に押しつけ、腰を戦慄かせながら、源雄に尻を強く押しつけてきた。思いっきり密着したいのだろうか。両手が布団の端から離れ、乱れたシーツの端を掴んでいる。
「ああん・・・いいいのぉ・・・いいのぉ」
「いい女だ。・・・ほれっ、もっと乱れろ。・・・良い声で啼け・・・これが奥さんの真の顔なんだ。さあ、本音を吐くんだ。・・・女を晒せ。・・・亭主の前で被っている仮面を取り去って淫乱な女になるんだ。・・・さあ、もっと狂わせてやる・・・ほれっ・・・ここはどうだ?」
 源雄が屹立をゆっくり動かしながら両手の親指で、膣口と肛門の間の蟻の戸渡りを優しく押すように撫で始めていた。押すたびに、菊門がギュッと窄まり、肉壺がグンと締まった。
「ああっ・・・うううぅぅ・・・ひぃぃぃ」
 掴んだシーツを引き寄せ、顔を上げて、喉の奥から声を絞り出していた。
「いいぞ・・・なかなかいいぞ・・・」
 麻由子は両手でシーツをギュッと掴み、身体の芯からくる震えを押さえるのが精一杯だった、菊門が開いたり、窄んだりを繰り返して、感じているサインを無意識に源雄に送っている。
「あううっ・・・うううむむっ・・・」
 陰門の端からは淫蜜が溢れ出て、太腿に幾つも筋を作って垂れている。
 部屋の中は麻由子が発散する香りで満ちていた。
 源雄の指先は絶え間なく蟻の戸渡りを押すように撫で続けている。
「やん・・・いいっ」
 源雄が疲れて、腰を止めているときは屹立を奥深く挿れたまま、手を前に移して、こんどは硬く膨らんだ女の尖りを根もとから亀頭にかけて存分に揉み込んでいく。
「ひぃ・・・うううっ・・・いいぃ」
 屹立を挿入したまま、女の尖りから菊門までの全体を満遍なく刺激する。麻由子の頭の中でさまざまな刺激がひとつになって頂点を目指して大きくなる。
 シーツを掴んだ両手が細かく震えだした。太腿の筋肉も震えている。鼻孔をヒク付かせながら太い息を吐いている。
「奥さん!良い声で啼いているぞ。・・・仕事に精を出している亭主に聞かせてやりたいな」
 顔を上げたり下げたりを繰り返し、低い声で呻きだしている。
 あともう少しで絶頂にたどり着こうとしている。
「いいい・・・あわわぁ、逝きそう・・・ううっ、逝きたいのぉ」
「そうか・・・逝きたいか」
 麻由子の下腹部がヘコヘコと大きく波打ち始めている。
 麻由子の吐き出した淫蜜にまみれて真っ白くなった屹立が長いストロークで出入りしている。ぬかるんだ音が一段と大きくなる。
「さあ、ここはわしひとりの広い庫裏だ。・・・さあ、存分に思い切りの声を上げていいぞ。・・・腰もうんと派手に振りまくるがよい。・・・たんと女の芯で男を奥まで味わうんだ」
「あああううん・・・ああっ」
 一段と声が大きくなっている。
 ガボッ、ゲプッ。
 源雄の腰の動きに激しさが増し、腰を打ち付けるスパンク音に混じって肉壺が空気を吸い込む音が聞こえている。男の精を吸い込もうとしているかのようだ。
「思い出すだろ・・・種付けの日を・・・こうやって腰を振って男の精を求めたのを・・・」
「あああん・・・いいのぉ・・・お願いぃ・・・続けてぇ・・・」
 顔と潰れた乳房と膝を支えに、お尻を高く後ろに突き出して、神経を屹立に集中している。
「もっと、動かしてぇ・・・もっと撫でてぇ・・・ああっ、いいっ」
 スパンク音が小さくなった。肉壺が急激に締まりだした。
「おおぉ、逝くんだな・・・きつくなってきたぞ」
 麻由子の尻が細かく上下に震え始めた。顔を上げ、気張るような声が上がっている。
「うううっ、・・・・いいいいっ・・・もう、・・・もうっ、・・・」
 尻を動かしていた麻由子が、尻をさらに突き出し、一段と密着させてきた。尻にも震えが見える。
 今、まさに絶頂を迎えようとする、その時だった。
「さあ、今はここまでだ・・・いいかな」
 突然源雄は動きを止めた。 
「ううっ・・・ああっ・・・なぁにぃ・・・ええええっ・・・あんん・・・」
 グポッ。
 源雄は屹立を抜いてしまった。
「ええっ・・・なんでぇ・・・」
「どうした?・・・苦しいか、ええっ?」
 ニマニマと笑いながら源雄は麻由子の顔を覗き込む。
 宙に突き出した尻が無意識に屹立を求める淫猥な動きをしている。
「なんでぇ・・・いじわるぅぅ・・・おねがいぃ・・・逝かせて・・・逝かせて、・・・最後までしてぇぇ・・・」
 だだをこねた子供のように甘えた声でせがんでいる。
「身体が欲しがっとるんだな・・・だが、今はここまでだ・・・続きは雅さんが来てからだ」
「うううっ・・・」
 クチャクチャになったシーツの上で、俯せになって、太腿を盛んに擦り寄せ、尻を蠢かせている。
 麻由子の悶える声を含んだ荒い息づかいの合間に、庫裏の周りでは小鳥が巣作りに忙しそうに啼きながら飛び回っている物音が聞こえる。
 暖かい春の午前だった。
  1. 2014/11/06(木) 03:13:46|
  2. 契約会・麗
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契約会第三部 庫裏でのできごと 第4回

「どうだ・・・そろそろ欲しくなってきただろう」
 源雄は豊満な乳房を垂らしながら屈み込む麻由子のベージュのスカートの中に右手を潜り込ませ、股間に手を伸ばし、パンストの上から生暖かい湿り気を手のひらで確かめた。
「蒸れてるのかな?・・・湿っぽいぞ」
「そんな・・・蒸れて・・・なんか・・・」
 麻由子はしゃぶりながら応える。重そうな乳房がタプタプとぶつかりながら上下している。
「まあ、脱がせてみればわかること。・・・すでに下の口からも涎がドロンと垂れておるはずだ」
「いやぁ、・・・もう・・・」
「さぁて、二ヶ月ぶりのマンコだな。拝見するか・・・孕みマンコの色具合?・・・ほれっ、わしの顔を跨ぐんだ」
 諦めて言われるままに身体を動かして源雄の顔を跨ごうとした。
「こらっ、口から離すんじゃない」
 仕方なく口に屹立を含んだまま、不格好な姿勢で蠢きはじめた。
 源雄は目の前に垂れているスカートを腰までパッと捲り上げた。黒のパンストに包まれた大きな尻が眼の前に現れた。
 源雄は顔を起こし、尻の狭間に鼻を近づけたが、無機的な匂いしかしなかった。それから、パンストのウエスト部分に手をかけ、パチパチと音を立てて下ろし、右足だけ引き抜いた。
 黒いパンストの中からは、鮮やかな水色のショーツが現れた。
「ああ、いやぁ・・・」
「上下お揃いか。・・・水色とは、今の季節にぴったりだな」
 源雄はショーツの底に顔を近づけた。陰裂に沿って布には縦に皺が寄っていた。細い陰毛が縁からはみ出ている。顔を近づけると湿った熱気が伝わってきた。洗剤の匂いに混じって仄かな牝の匂いが感じられる。
 太腿に源雄の息を感じた麻由子は
「いやぁ、嗅がないで・・・」
と、大声で叫んだ。
「どうして、どうして・・・年頃の主婦が男を誘う香りを発するのは当然だろう。まして、わしのものをしゃぶっていれば・・・さあ、中身はどうかな?」
 ショーツの腰の部分に両手を掛けてズズズッと太腿の中程まで引き降ろした。
「あああん、いやぁ」
 柔らかな明かりのもと、淡い陰毛に囲まれた秘めやかな陰門が源雄の前に現れた。
 一方、引き降ろされた水色のショーツの底は陰裂の長さの分だけ内側に盛り上がり、微かに色づいた舟形の潤んだ染みが見える。そして、そこから陰唇へと透明な淫蜜が糸を引いていた。
「パンティの内側がこれほどとはな。・・・奥さんの裏の顔を見たようだ」
「そんな・・・」
 源雄はパンストとショーツを一纏めにして抜き取った。
 とうとう裸の腰にスカートだけという姿になった。そのスカートもたくれて前垂れのようになっている。全裸よりずいぶん色っぽく見える。
 源雄は目の前の香り立つ陰門に指をあてて、じっと見入っている。
 源雄はいつも思った。なぜ、自分の妻の陰門にはときめきが感じられないのだろうか。妻を愛していないわけではないのに。もはや自分の身体の一部のようなものだからだろうか。
 なぜ、他の人妻の下着や匂い、そして性器に至っては沢山の女のものを何度も見ているにもかかわらず、見る瞬間にはときめくのだろうか。こんな感覚は自分だけなんだろうか。それとも男の本能なのだろうか。
 考えてみれば麻由子のみならず、源雄だって後戻りできない立場にある。犯罪に深く手を染めている。妻は源雄の日常に気づいていないと思うが、いったい何時からこんな人生を歩み始めたのだろうか。
 あたかも麻由子の陰門に問いかけているようだ。
 麻由子の佇まいは、子供を産んで、亭主から適度に使い込まれ、年相応に崩れ加減になっているのが何とも淫猥であった。淡く柔らかな陰毛に囲まれ、暗褐色に沈着した楕円形のぷっくらとした大陰唇の中心には、慎ましやかに肉厚の小陰唇が綺麗に折り重なっていた。屹立にまとわり付くための小陰唇は畳まれているものの、灰紫色の縁がはみ出して、くねった大きな筋となっている。
 小陰唇から続く後方には細かな陰毛に囲まれた弁柄色の綺麗な菊門が見える。こちらは全くの未開の地であった。
 膣口と菊門の間のいわゆる蟻の戸渡りには、麻由子が母親であることを示す会陰切開の傷跡が見え、指で触れると微かな段差が感じられた。
 小陰唇の前方には淡い陰毛が一塊になって寝ている。小陰唇の始まりには、先ほどの爪の刺激で根本まで膨らみきった女の尖りが包皮から潤んだ顔を覗かせている。
「ああん・・・そんなに見ないで」
 源雄の息づかいから、じっくりと観察されているのを察して麻由子が呟く。
 源雄はながながと声も立てずに見入ってから
「そんなに黒ずんでもいないな・・・」
と伝えた。
 陰門に両手を添え、太い親指の先で柔らかな土手を押したり、拡げたりして観察を続けている。土手には細かな縦皺が何本も見える。
 こんもりとした淡い草むらにゆっくりと鼻を近づけ、大きく息を吸い込んだ。
「沙耶ちゃんの世話が忙しくて、オシッコした後で十分拭き取らなかったのかな。・・・ちょっとオシッコ臭いぞ」
「やん・・・」
 トイレで排出したときに勢いよく便器にあたって飛沫いたのだろう。纏まっている陰毛からは微かな女独特の尿臭がする。
「妊娠しているかどうかは見ただけじゃわからんな・・・だが、立派に熟しておるなぁ」
「いやぁ、言わないでぇ・・・」
 畳まれた小陰唇の縁には、淫蜜が雫状になって今にも垂れそうになっていた。
「おおお、愛液が溢れだして垂れそうじゃないか・・・男の味が忘れられずに、いつも愛液だらだらなんだな」
「ちがう・・・ちがいます」
「どうちがうのかな・・・まあ、今にわかるさ」 
 陰門に顔を近づけた。
「いやあぁ、舐めないで」
 舌が触れる前兆の暖かい息づかいを感じた麻由子の腰がヒクンと動いた。
 源雄は両手で尻たぶを掴み、陰門の中心にそっと口を近づけ、唇を尖らせて、くねっている肉厚の小陰唇の縁に当てた。
 そして口を左右に蠢かし、舌を伸ばし、まずはゆっくりと淫蜜を掬い取った。粘性の緩い、ほとんど無味の淫蜜だった。
「ああん」
 屹立をしゃぶる口から声が漏れた。
 源雄は両脇腹の上を勃起した乳首が蠢いて、くすぐったく感じるのを楽しんでいる。
 舌を前後に動かし、折り畳まれている小陰唇を舌先で左右に割っていく。両手を陰門の左右の縁に添え、力を込めて、小陰唇の付け根をさらに押し拡げていく。淫蜜をすくい取るように舌先を丸めながらゆっくりと前後すると、自然と絡んでいた小陰唇がゆっくりとくつろいでいく。
 左右に分かれた小陰唇の間から現れた鮮やかなピンク色の秘肉の上を、舌を左右に振らせ、ゆっくりと前後に蠢かせる。膣口や尿道口の内側までも、舌を尖らせ伸ばして挿入しながら舐めあげる。
 舌先の動きを求めて、麻由子の腰が無意識にゆっくりと前後に動き始めている。尻を突き出そうとする姿勢のためか、柔らかく暖かい乳房が源雄の腹に密着してきた。喉の奥から猫のような声の混じった不自然な息づかいが聞こえる。
 舌は、入りくんだ肉壺の入り口を丹念に舐め回してから、ゆっくりと尿道口に移り、そのまま女の尖りを目指す。そして一番触れて欲しいであろう尖りの手前で止まり、引き返す。
「あああん。いやぁ」
 期待した動きに反するとみえ、麻由子が悩ましい声を上げた。舌先は、またゆっくりと膣口に戻り、再び尖りを目指す。
 舌先が尖りに近づいていくと麻由子の腰も応えるように尻を上げるように突き出してくる。ところが、尖りに触れる直前で舌は引き返すのだった。
「いやん・・・ああっ」
 源雄は麻由子の腰の動きを眼で楽しみながら焦らし続けている。生暖かい淫蜜がゴボッと湧き出て、女の匂いが増してきた。
「ああっ・・・もう少し前・・・」
「これ、口の動きをさぼるんじゃない」
 麻由子は慌てて屹立を含み直す。麻由子は尖りに触れてもらえない悶えに苛まれ、屹立を含むことに集中できないでいる。
「ああ、・・・ああん」
 眼がすでに宙をさまよい始めていた。尖りに刺激を求めていた。一度でもいい。さっとでもいい。舐めて欲しかった。
「ああん・・・もう少し・・・前まで・・・ねぇ、お願い」
「ふふ、ご主人にもそんな風にねだるのか」
「いやぁ、言わないで・・・ねぇ、もう少し・・・ああっ、あとちょっと」
「そうか、そんなに触れて欲しいか・・・」
 両手が前に伸びてシーツを掴んでいる。すでに屹立を離したまま、自分の世界に浸っていた。
「ああ・・・そのまま・・・ねぇ、そのまま・・・ああん・・・いやぁぁ・・・」
「蜜が垂れているぞ」
「ねぇ・・・もう少し・・・あともうちょっとなのに・・・あああんん・・・もうぅ」
「さあ、言ってみろ。どこに触れて欲しいのか?」
「あそこ・・・あそこを」
「あそこじゃわからんな。・・・ちゃんと言うんだ」
 舌を蠢かせ、尖りに近づけながら源雄は麻由子をいたぶる。
「ああ、・・・その先よ・・・クリよ・・・クリトリス」
「なんだ。ここのことか・・・品良く熟した女はお核と言うものだ・・・じゃぁ」
 源雄がググッと舌を伸ばし、尖りの先っぽを強く跳ねるように舐め上げた。そして唇を尖らせ、今度は尖り全体をキュッと口の中に吸い込んだ。そして硬く膨らんだ尖りを唇で挟んで、頭の部分を前歯で甘噛みした。
「ああっ。いいいっ・・・いいのおぉぉぉ・・・」
 望んだ以上の刺激の連続に、思わず麻由子は大声をあげた。その瞬間、麻由子の腰がビクビクッと動き、菊門がギュッと窄まった。と同時に尿道口からジュッと生暖かい潮が噴き出した。
「うわっ」
 潮はちょうど源雄の眼の中に飛び込んだ。
「こんなに潮を噴くなんて」
 源雄は両手は暗褐色の陰門の縁に添えたまま、腰に纏わりついているベージュのスカートの裾で顔に飛んだ潮を器用に拭った。
 肉厚の小陰唇はいつの間にか硬く立ち上がっていて、灰紫色の縁取りが左右に開いて男を迎え入れる準備ができていた。小陰唇の内側は淫蜜にまみれたピンク色の秘肉が拡がっている。触れるのを待ちこがれていた女の尖りは精一杯大きく硬く膨らんで、薄ピンクの頭全体が剥き出ている。絡まって寝ていた淡い陰毛は、先ほどとは様相が異なり、まるでブラシのように一本一本が逆立っていた。
「壺の口は、ずいぶん変わったな」
「いやぁ・・・そんなに見ないで・・・ああ、恥ずかしい」 
 源雄は、淫蜜で滑る開き加減の膣口を両手の親指と人差し指を使ってさらに大きく菱形に拡げた。
 二ヶ月ほど前に見たときは陰唇を拡げても、膣口はどこにあるのかわからないように慎ましやかに隠れていた。それが今は閉じきれないほどの大きな空洞となっていた。内側の膣壁が入り口まで押し出され、陰唇を開いただけで、崩れかけた膣壁の一部が突出し、空洞からは膣壁の横に並んだ襞までが覗くことができる。
「ううん・・・無惨というか・・・まあ、あれだけ突っ込まれて、抜き差しされれば、どんな女であっても美形を保つのは難しいというものか・・・でもこんなに崩れてしまうとは・・・まあ、これも女の勲章だと思えば・・・」
 膣口がすっかり崩れ果てているのを見て哀れんだ。
 源雄は陰門を拡げたまま、いつまでもまじまじと覗き込んでいる。
「もっとも妊娠したからかな」
「いやぁ・・・もう言わないで」
「待たせたな・・・さあ、そのままの姿勢でいるんだぞ。・・・望みを叶えてやるか」
 源雄は起きあがり膝立ちになった。
 四つん這いで屈んだままの麻由子の突き出した尻たぶを左手でつかみ、右手を脈打つ大きな屹立に添え、先端を淫蜜で十分潤わせてから膣口にあてがった。
 そして一気にググッと突き入れた。
「ああっ」
 麻由子の顎が上がり、声の混じった荒い息が喉の奥から吐き出された。
 強まった日差しで、部屋は一段と暖かくなり、握りしめてくちゃくちゃになったシーツが深い影を作っている。
  1. 2014/11/06(木) 03:11:50|
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