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闇文庫

主に寝取られ物を集めた、個人文庫です。

無題 第1回

久しぶりの海水浴は仕事に疲れた躰を確実にリフレッシュしてくれた。
 とある、としておこう、北陸の海水浴場である。
 今年はビキニがはやりなのだろうか、若い女性はほとんどがビキニ姿で、健康的な、と言うよりは、なかなかにエロティックである。
 わずかばかり股間を隠しているような姿の娘が目の前を通るとついつい、わたしの首も娘の歩調につられて動く。
 ぷりぷりと右に左に揺れるヒップが、情けないことにわたしの目を釘付けにする。
 そんなとき、「こら」、妻の声が頭の上からすると同時にコツリとやられる。
 「いやねぇ、中年は、さっママと泳ごう、パパはほっといて」
 言うと、小学生の子供二人の手を引いて海へかけていく妻。
 34歳になる妻、海へかけていく姿に思わず、「おっ」と目をとめる。
 スリムだった若い頃とは違い、みっしりと肉を付けた大きな尻が若い娘とは比べるまでもなく、いやらしい匂いを発散していた。
 まんざらでもないな、寝屋でしかお目にかからない妻の肉体、灯台もと暗しとはよく言ったもので、何年か前に買った普通のワンピースの水着が、妻の成熟に対応しきれない様子が、水着の下からはみ出た尻肉の白さが表している。
 ぴっちりと張り付いた妻の白い水着にわたしのような中年族、茶発、金髪の若者族の視線が幾度も交差している、ような気がする。
 妻は屈託なく子供と水を掛け合ったり、夏の一日を十分に楽しんでいる。
 今日はここから一時間ほどの、山間のひなびた温泉に泊まる予定である。
  1. 2014/06/27(金) 17:31:43|
  2. 無題・ざじ
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無題 第2回

 ひなびた、という形容詞がぴったりくるであろう、ひっそりとしたたたずまいだが、それなりの客を収容しそうな温泉宿。
 私たちが通された部屋はごく殺風景な六畳間であった。
 水泳の疲れで子供達は夕食をすますと、テレビを見ながらうつらうつら、早々に布団の中で寝息をたてた。
 その後は、久しぶりの妻と二人だけの差しつ差されつの酒宴の宴、さほど酒に強くない妻もこの日は飲んだ、昼間の水泳の心地よい疲れが、酒量を増したのだろう、いつの間にか日付が変わる時刻となっていた。
 「ああいい気持ち、わたしちょっと露天風呂に行って来るわ」
 妻の気持ちも分かる。今入るといい気分であろう。
 「ああ、行っておいで、わたしももう少し飲んでから行くよ」
 わたしの言葉を聞いて、妻はちょっといたずらっぽく笑うと、
 「じゃ、混浴に入ってるから」
 言うと、おいおいと制するわたしの手振りを振り返りながら、  「大丈夫だって、もうこんな時間だもの、私たち二人だけになれるから」
 浴衣の裾を翻しながら、はにかんだような表情を見せた。
 おとなしい妻である、しかし気が強く日頃から自制心の強い面がある、それが今日は、、、、、羽目を外すときがあってもいいか、 わたしは思い直した、「すぐ行くから、男性が居たら戻ってるんだよ」
 「わからない」
 含み笑いを残しながら妻は部屋の外へ。
 そのとき見せた妻の、学生時代に戻った可のような初々しい笑顔がわたしの股間をくすぐる。
 わたしは残りのビールをグラスにそそぎ込んだ。
 そういえば、、、、、、、、、昼間土木作業を終えたばかりという作業員達を何人か宿の入り口で見かけたが、彼らがここに泊まっているとすれば、酒が入り今頃風呂へ、ということも考えられる、急いだ方がいいかな、わたしは残りのビールをぐっと飲み干した。
 いたずら心で妻が羽目を外したら大変だ、とはいうものの、このときのわたしはまだ予想が見事に的中してしまうことは心の片隅にもなかった。
 湯船の中で妻と少しばかりの睦言の前戯を、そんな気持ちであった。
 ごく普通の温泉旅行、とばかり思っていた。

  1. 2014/06/27(金) 17:32:34|
  2. 無題・ざじ
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無題 第3回

 わたしも酔った。
 山間の宿、空調設備がなくとも過ごせるとはいえ、部屋を出たときの木質感漂う静謐なひんやりとした廊下の空気が、上気した肌に心地よい。
 思わず小さな深呼吸を誘う。
 大きなガラス窓から差し込む月明かりが廊下の木目を舐める。
 手書きの文字盤を頼りにわたしは妻の待つ露天風呂へ歩みを進めた。
 遠い昔、子供の頃に確か聞いたような、獣の鳴き声がかすかに聞こえる。
 窓から見える山並みは、月の光にその稜線をくっきりと際だたせ、真っ黒な表情で厳然と立つ。
 幾筋かの曲がり角を経て、風呂の入り口に至った。
 右に殿方用、左に女人用、少しそれて、気のせいかやや曲がりくねった字体で、混浴、とある。
 もしやと思い、女人用ののれんにちょいと首をくぐらせるが、履き物はなし、(あいつめ、やはり混浴に行ったか)、困ったやつ、きびすを巡らし、つ、と混浴ののれんをくぐる。
 わずかの土間に妻の小さな下駄がきちんと揃えられている。
 が、その両脇、妻の下駄を挟むように、しかし乱雑に打ち捨てられたような男物の下駄が二組、それを見てわたしの鼓動は怪しく高鳴った。
 過ぎた酒のせいばかりではない、かぁっと首筋に血流が集中し、急速にのどの渇きを覚えた。
 普通の夫ならば、そう普通なら、とりあえずは妻の元に向かい、連れ出すべきかも知れない、しかしそのときのわたしの心境は日常生活からは少しずれた、横道に迷い込んでいた。
 わたしは半ば呆然とした表情で次ののれんをくぐり、脱衣場に入った。
 下駄の主の一人であろう、赤銅色の裸体が脱衣籠に向かっている。
 わたしに気ずきこちらを振り向いた。
 上腕が隆々とし、いかにも力仕事で鍛えられたという感がある。
 わたしを見ると、案の定アルコールで赤黒く上気した顔を意外にもほころばせた。
 「女がいますよ、ぱんぱんの尻の持ち主だ、お互いついてるよ」
 また、にっと笑う。
 ほうけたように、やっとの事でかすかに頷いたわたしの目に、男の手にある物が映った。
 小さな布きれ、、、、、、、あぁ、それは紛れもなく、妻の今し方まで身につけていた、パXティ。
 (妻の脱衣籠だったのか)
 けして派手な物ではない、ごく普通の主婦らしい、白地に黄色の水玉の、見覚えのある綿のパXティである。
 張り切った妻の尻をを包んでいるのが信じられないくらい、縮こまった小さな布片、その、かろうじて妻の股間をくるんでいた部分を、男の両手は布地が透けるほどに引き延ばした。
 「仲間がもう入ってる、あんたも行ってみな、俺はこっちの方も趣味があってね」
 下卑た含み笑いで、男の鼻が妻の秘密に密着した。
 ただ一つの木製の三脚にわたしはへたり込むように腰を下ろす。
 荒々しい体つきとは裏腹に、裸電球にはげ上がった頭を鈍く照り返しながら、男は実に丹念に妻の匂いを楽しんでいる。
 恥丘から、女の合わせ目に沿ってゆっくりと鼻をすり寄せ、唇を這わす、そしてそれは、、、後ろの方まで、妻のアナルの匂いまで嗅ぎとるかのように。
 わたししか知らない妻の生の香り、それが今、見ず知らずの土木作業員が、股間の怒張をすでにもう充分に屹立させながら堪能している。
 「いいよ、これだよ、変に香水なんかで細工してない、生の匂い、主婦だろうな、へへ、お疾呼の匂いがしたよ」
 いかにもうれしそうな笑い顔で男の表情が崩れる。
 「俺もじき入るから、入ってきなよ、ようく肉の付いたたまらねぇ尻してたぜ、そうはないチャンスってやつさ」、男の手が妻の裸体をかたどるように動いた。
 その手がわたしを促すように浴場に向かわせる。
 どうやって浴衣を脱いだのか、今は覚えていない、心臓の鼓動が不思議とのどの奥で鮮明に感じる。
 入り口の磨りガラス越しに、妻の声と男の胴間声とが、絡み合うのがわずかに聞こえる、妻のあわてた様子が手に取るように伝わる。
 不思議なほどに勃起した物をタオルで押さえながら、わたしはそっと戸に手をかけた。
 得体の知れない感情に包まれて。 
  1. 2014/06/27(金) 17:33:25|
  2. 無題・ざじ
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無題 第4回

 戸に掛けた手がかすかに震えている。
 虞れおののきが、確かにある、しかしそのせいばかりではない、日常生活をただ漫然と送ってきた身にとって、理解しがたい期待感が、、、、、、ある。
 その得体の知れない期待感が、妖しく腰をとろかせる感覚とともに、陰嚢の裏を鈍く痺れさせる。
 手の震えはとまらない、脱力感に浸されたまま、力を加えた覚えもなしに、磨りガラスをはめ込んだ古びた引き戸がほんの数センチ、湯気の香りとともにその口中をのぞかせた。
 一抱えもありそうな大きな石組みの野天が、正面の夜空に湯気を煙らせている、驚くほど大きな月が正面にわたしを見据え、まるで人間の顔のような錯覚を覚えさせた、そのとき
 「あっぁっ、そこまでは結構ですから、、、ぁっ、やゃ、そこちょっと」
 妻の声がわたしの身体を固まらせた。
 それ以上戸を引くことができない、しかし隙間から目だけが飛び出しているような思いで傾けた視線の先、赤茶色に湯垢を塗り込めた岩盤に包まれるように妻の白い裸体が浮かび上がる。
 岩盤に設えられてるのだろう湯口に向かう形で、小さな座椅子に尻えくぼを見せながら、重量感のある双球をはみださせている。
 (お尻が大きすぎて恥ずかしい)
 寝屋でたびたび漏らす妻の口癖、恥ずかしげな妻の口元、回り絵のように脳裏にうつろう想い絵をかき消すように男の声が響く。
 岩盤に溶け込むほどの赤銅色の筋肉が、タオルで前を隠すこともせず、横向きに妻を脅かしている。
 「恥ずかしがる必要はないんじゃて、ここは体も心も開く場所じゃ、そうしてお互いどうし垢をすり合う、露天には露天の流儀あるんじゃ」
 さぁ、ほれ、言いながら縮こまる妻の胸に手を伸ばす、
 「あっぁっ、くぅ、おぉぉぉぉ」
 妻は、胸の前で交差させた腕に滑り込んだ赤黒い太い手に、乳房を根本から絞るように鷲掴みにされたのだ。
 「おほぅ、柔い柔い、芯が取れて中まで柔いええ乳じゃ、よう洗ってやるからのぉ」
 男の声は笑いを帯び、もう一方の手は妻の細首をがっしりと、これも鷲掴みにする。
 妻は懸命に男の胸に突っぱねるように手の平をおく。
 「許してください、ゆるしてぇぇ、く、だ、さい、いぃぃ、つぅぅぅ」
 赤鬼のような笑い顔を浮かべた男が、妻の乳房を根本から絞り込んだまま、自分の顔の方へ引き寄せるように、
 「つふぅぅ、くぅはぁぁ」
 体裁もなく、妻は大きく口を開け、男にその小さな歯並びをさらけ出して、我が身の苦悶を、束ねた髪をほつれさせながら赦しを肴うように訴える。
 絞られ、否応なしに勃起させられた妻のグミのような乳首がぷるぷると震えながら、抗議するかのように男の鼻先に湯玉をとばす。
 何度も往復する男の荒い手によって遊ばれる、片方の乳房だけが
妻の乳白色の裸体から鮮紅色で浮かび上がる。
 遊びなれた猛々しい男と、初な家庭の小鳥が今、ぬらぬらと油のような汗で躰を濡らしながら、互いの生の匂いを発散しつつ、強烈な攻めぎ合いを始める。
 あぁ、そして、妻は望んでもいないのに、
 「ほほぅ、そうかい、しばらくはのぞき見か、それもいいな」
 先ほどの男が妻のパンティを鼻に当てたまま、わたしの頭越しに露天をのぞき込む、見上げるわたしの目に、男の太い喉仏がゴクリと上下した。
  1. 2014/06/27(金) 17:34:09|
  2. 無題・ざじ
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無題 第5回

 陶磁器を思わせる白い肌、汗ばむと、それがぬめるようにしっくりと、手に吸い付き、馴染む。
 暑い夏の夜、わざとエアコンを止め妻と愛し合うのをわたしは好んだ。
 小鼻にぽつぽつと汗の玉を浮かべる頃、とろけ始めた牝陰から滲み出す独特の雌香に甘酸っぱい汗臭が絡み合い、寝室は妻の匂いに満たされた。
 なじみ深いその香りが、鼻先をよぎった。
 しかし今、妻の肌触りを楽しむのはわたしではなく、見も知らぬ男。
 臍のあたりを漂っていた男の手は、やがて下へ、
 手で顔を覆っている妻は、男のわずかな指先の動きに小刻みに肩を震わせる。
 時折、おずおずと下を覗き込み、すぐまた顔を覆う仕草がいじらしい。
 恥丘の縦筋を隠し切れていない、妻の飾り毛をしげしげと見ていた男の手は恥丘の両脇に添えられ、その飾り毛を開花させるかのようににじり上げた。
 小さな嗚咽を漏らしながら、妻の手が男の手に触れる。
 が、そんなこともお構いなしに、男は鼻先が触れるほどにせり上げられ割られた縦筋をのぞき上げる。
 「へぇー、奥さん、上付やなぁ、ほうほう、小さな新芽だが、ほれ、もう顔をのぞかせとる」
 いかにも嬉しげな男の声が妻のか細い悲鳴を誘う。
 男の頭と言わず肩と言わず、小さな拳で懸命にたたいてみせるが、意に介さず、それどころか、それさえも楽しむかのようにせせら笑う。
 顔を、いや、肩から上までを恥ずかしさで真っ赤に染めて抗う妻は、股間にひっそりと生きずいていたであろう合わせ貝を不本意にも引き吊り出され、今、その淡紅色のむき身を立ったまま男の目の前に開陳させられている。
 歯を食いしばり、必死に抵抗を試みようとする妻の尻へ、逃がさじとする赤黒い手ががっしりと食い込む。
 「どうしたどうした、まだわからんようじゃな、ほれ、これでどうだ」
 地団駄を踏むようにする妻の尻に両手を回すと、グイッと引き寄せた。
  1. 2014/06/27(金) 17:35:06|
  2. 無題・ざじ
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無題 第6回

絹を裂くような妻の嗚咽混じりの啼きが、どこか不思議な音曲を思わせる。
 時に長く、時にとぎれとぎれに、妻というハープが乱暴にかき鳴らされる。
 懸命に喰いしめる口元から漏れる旋律が湯煙に乗って、震え、乱れた。
 時折、「おぉぉぅ、おぅ、おぅ、」   
 らしからぬ咆吼の声を上げるのは、男の言う新芽を吸引されるからか、
 太い指が肉に埋まるほど尻を鷲掴みにされながらも、妻は必死に腰を振る、じりじりとした息詰まる攻防が二人の姿勢を変え、妻の後ろ姿に男が隠れ、あぐらをかく足と、尻に食い込む無骨な手指だけが餌に食らいついた大蜘蛛を思わせる。
 わたしは相変わらず呆けた顔をしていたことだろう、頭上の<御同輩>の息も荒くなっている。
 「ええ尻や、ええ尻や」
 男の声も荒く震える。
 わたしはもう心の抵抗も取り崩され、ただ男の顎に残る無精ひげを不思議な気持ちで見上げた。
 「へっへぇ、いよいよやでぇ、あいつはアナルが好っきゃさかいなぁ、ほらほら、狙ろとるねろとる」
 「、、あ、あなる、、、」
 「尻の穴や、尻の穴、ウンチを放(ひ)り出すところや」
 男の言葉が乱暴に被さる。
 「奥さん、おそらく初めてやろう、見物(みもの)やなぁ」
 のどの奥で笑う男の声が妻に聞こえはしまいかと、なぜかうろたえるわたしがいる、露天から脱衣所へなびくひんやりとした空気が首筋をなぶる。
 「ほらほら、見てみな見てみな」 
 男の言葉がわたしの首を、かくっと修羅場へ振り向ける、ほんの数メートル先の修羅場へ、
 わたしの心臓は、訳の分からぬ愉悦というホルマリンに浸りきっていた。
 視線の先には重量感のあるたっぷりとした妻の尻が苦しげによじれ歪んでいる。
 「あぁー、思おぅたとおりや、きれいな尻の穴や、見てみぃ見てみぃ」
 残酷だからこそ、、、、男の言葉がわたしの愉悦感をいや増した。
 シャボンの残りが白い妻の背筋に沿って、ツーと流れる、その先には、豊かな尻たぶを割裂かれ、両脇を遠慮もなく引き延ばされた妻の尻の穴が、縁取られた柔毛を乱しながら楕円形にもむもむとあえいでいる。
 尻の合わいに流れこむ冷気を察っしてか、割裂かれた自分の尻を身を捩るようにして覗き込む妻。
 「そぅれ」
 妻の股間からくぐっもった男の声。
太い指が流れ落ちくるシャボンをまぶしつつ、、、開かれたピンク色の内壁を必死にすぼめようと 収縮する可憐な小穴に潜り込んだ。
 もう、、、、、恥も外聞もない妻の切り裂かれるような悲鳴が露天の湯面を震わせる。
 「あぁぁ」
 ふぬけたわたしの絞り声に、
 「大丈夫や、戸の鍵は締めてある、もう誰も入ってこない」
 男の早口が有無を言わせずわたしの鼓膜にねじ込まれた。
 (、、、だから、安心と、、、いうわけか、、)
 「あっあぁっっ、ぁっぁっ」
 妻の切れ切れの悲鳴が再びわたしを振り向かせる
  1. 2014/06/27(金) 17:35:51|
  2. 無題・ざじ
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無題 第7回

「へっ、もう我慢ならねぇな、よぅっ俺は行くがあんたどうする?」
 よだれを垂らしていそうな乱食い歯が、わたしを上から覗き込む。
 「、、、、い、行くって、、なにが、、」
 「なに言っていゃがる、もう俺も参加するってことさ、あの尻見ててこのままってことはねぇだろう」
 「えっ、あぁ」
 「へっ、まだ見てるってのか?、、、、まぁそれもいいが、、俺はもう我慢ならねぇ、これ見てみな」
 言葉を失いかけているわたしに、畳みかける胴間声と同時に赤銅色に鈍い光を見せる反りかえりを突き出した、
 「痛てぇ、痛てぇ、キンキンだよ、こんなにになったのは久しぶりだ、どっかに収めねぇことにゃあどうにもいけねぇ、へへっ、まぁ、気が変わったらいつでも来な、じゃな」
 言いながら男の足はもう踏み出している、「へへっ」少しだけ舌を出して男は振り返った。
 小走りのがに股が、しゃがむ姿勢のわたしの頬に水を跳ね上げる。
 僅かにしょっぱい湯の香が唇ににじむ、と、同時に、月明かりと入り口の裸電球の他はなにもない薄闇に、漂う弱い硫黄の匂いが妙に鼻についた。
 (わたしは、、このまま)、見てるだけなのか、
 男が傍らから離れたからか、不思議な浮遊空間に漂っているわたしの心に、ほんの少し差し込むかのように、理性の、、、、、理性の光が瞬く。
 が、それもつかの間、
 妻の切ない声がわたしを被虐の底なし沼へ、、、、また、
 「あっぁぁ、お願い、、ぁぁっ、助けて、、」
 羞恥心と驚愕の渦に巻き込まれ、震え痺れる己(おの)が躰がままならず、初対面の男に尻の穴の温もりを楽しまれている妻にとって、藁(わら)にもすがる想い、、、、今し方まで自分のパンティの匂いを嗅いでいた男とも知らず、助けを求める。
 「あぁ、どうか、どうか」
 助けてください、と、かすれる声、
 助かったという、どこか安堵感を醸(かも)しながら、
 しかし、
 「よぉっ、遅いじゃねぇか」
 妻の牝芯を吸い上げていた男が、口の端を妻の粘液でぬらぬらにした顔を上げた。
 「へへぇっ、いい尻だ、尻の穴も使えそうじゃねぇか」
 もう一人が答えた。
 一瞬怪訝そうに眉根を寄せた妻は、自分の股間に陣取り蹂躙する男を見下ろし、すぐもう一人を見返した。
 唇をわなわなと、そう、わなわなと、震わす。
 「いゃぁあ、、」
もう、誰はばかることもないように妻が泣き始める、
 暗闇を怖がり、恐怖にさいなまれる少女のように、
 その妻の髪をひっ掴むと、(御同輩)が覆い被さる。
 鳴き声がやみ、くぐもった妻のうめき声が漏れる。
 (口を吸われている)
 いやいやをする妻の頭を、叱るかのように男のごつい手が揺すり返す。
 下に陣取る男の指が、また、縫うように妻の尻の穴に潜り込んだ、
 のどから絞り出すうめきを高めながら、風船に水をたっぷりと湛(たた)えたような大きな尻を、、、、、むごい指の動きに耐えきれず、また懸命に振り始めた。
 が、それも、
 男を楽しませるだけか、
 すでにしっとりと潤いを見せる妻の可憐な小穴は、その回りをうっすらと赤く染めて、指を押し込まれては歪(いびつ)にゆがみ、引き抜かれるときには内壁を絡(から)みつかせ、富士壺のようにその鮮紅色を見せた。
「さぁて、どうすっかな」
 ようやくのこと、妻の唇を解放した男がわたしを振り返った。
 「はあぁぁあぁ、、、、、
 妻は大きく息をついて、首をのけ反らした。
  1. 2014/06/27(金) 17:36:40|
  2. 無題・ざじ
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無題 第8回

妻の絞り出される悲鳴が、、、、かすれ始めた。
 無理もない、
 二人の見知らぬ男に挟まれて、狂態を演じなければならない、
 そんな現実を妻が許容できるわけもなく、
 ただ、慌て、驚愕し、その果てに絞り啼きを強要されている。
 自分の指しか、触れたことのなかった秘められた排泄器官、
 今や、その部分に自由に出入りを繰り返す無骨な指に、
 恐れおののいている。
 時折、深く挿入された指で、尻の穴を支点につり上げるかのような男の仕草に、かすれ声を、さらに賢明に絞りながら男に苦境を訴え振り向く妻、、、、、
、、、、、、、脂汗に浮いた解(ほつ)れ髪を額に張り付かせ、鼻と目元を薄闇の中で ぼぅと紅潮させる様は、女の恥じらいというようなものでは既になく、動物的な、一種異様な凄絶な色気を醸し出している。
 気ずかぬ内に、血流の集中した私の股間は、既に痛いほどの固まりを見せている。
 妻の尻も、尻の穴の部分を中心に、うっすらと赤みを帯びている。
  
 (御同輩)はゆっくりと妻の後ろにあぐらで陣取る。
 その豊満な尻の肉のまろみを じっくりと手のひらで味わう。
 湯汗を乗せたプルプルの妻の大尻は、男の指にしっとりと吸い付く、
 「奥さん、立派な尻や、ええ尻しとるなぁ」
 「百センチ近くあるんとちゃうかぁ、おぅおぅ、ほらこんなとこまで、尻の奥まで、尻の穴の周りもほら、毛が生えとるでぇ、、、、、、毛深い方やなぁ、えっ、奥さん」
 尻たぶをくつろげられて、まじまじと見られる、
 しかも、指の注挿を繰り返される尻の穴は、小皺を刻んでいた薄皮を赤く染められ、苦しげな、様々な表情を見せている、、、、楽しまれている。
 「ぁっぁっ、いゃぁぁ」
 妻の困窮し切った視線に(御同輩)のさもうれしげな視線が絡む。
 「ほぅら奥さん、こんな太い指を、おぅおぅ、飲みこんどるでぇ、旨そうに喰わえとるやないかぁ」
 「ぁっぁっ、いゃぁんぃゃぁ」
 見ず知らずの無骨な男の指に理不尽にも尻の穴に潜り込まれ、
 さらに尻の割れ目が伸びきるほどに尻たぶを割り裂かれ、剥き出しの女の生身を匂わんばかりに覗き楽しむ男、
 夜の闇にようやく放たれたかすれた悲鳴に、男たちのからかうような笑い声が被さり、かき消された。
 「そろそろ、入れ頃ちゃうかぁ」
 御同輩が笑いを含んだまま、向かいの男と目を合わせる、
 「へへっ、俺はこっちの方や」
 ごつい手のひらを広げてみせる。
 「叩き甲斐のある尻やでぇ」

  1. 2014/06/27(金) 17:37:28|
  2. 無題・ざじ
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無題 第9回

 地獄図絵、、、、、子供の頃、、、、、、家だったろうか、浮世絵図のどこかのページに、あったような覚えが、
 ある。
 餓鬼道、畜生道、肉欲道、娑婆で偽りを多く吐いたものは舌を抜かれ、女子供を泣かせたものは、身を切り刻まれる。
 針山地獄、血の池地獄、
 あぁ、なんということだ、妻にとってここは血の池地獄ではないのか、
 屈強な二匹の餓鬼に、身を切り刻まれ、血の汗を絞られる。
 あぁ、なんと、、、、針山地獄か、
 震えおののく生身をからめ取られ、繰り返し繰り返し、内蔵を引き吊り出される、
 、、、、妻がなにをしたというのだろう、
 これほど苛(さいな)まれるほどのなにを、
  
 、、そして、この私はいったい何者だろう、、、、妻への狂おしいほどの憐憫の情を自らの股間に集中させて、震えるほどの劣情を催(もよお)しながら、恥じることのない、一匹の虫、
、、いや、恥は感じている、、、しかし、それさえも劣情の後押しを、
 している。
 滑稽でいて、陳腐な、、、、私も鬼、か、
 
 「へっ、こうすりゃどうだい?」
 (御同輩)の言葉は私の代弁か、、、
 身も心も今にも破綻を来しそうな妻の、股座(またぐら)に頭を潜り込ませる。
肩車、の体勢、
 男の首筋が、妻の股間を割り、にじり拡げる。
 妻の足を交差に胸元にからめ取る、、、、妻の尻が割れた。
 「ぁっ、はっ、あぁぁ」
 狼狽(うろた)える、妻の、
 尻が、男の肩の上で消え入りたげに打ち震える、
 両の尻たぶの中央を薄紅色に染めながら、
 ぷるぷると、
 
 「ぁはっ、ぁはぁは、ぁきゃ、」
 今し方、股間をすすっていた相方が、妻の後ろに回った、
 本格的に尻穴に潜り込んできた男の太い舌が、妻を狼狽えさせる。
 どうにかして、舌先をそらせようと悶える大きな尻は、必然的に(御同輩)の首筋に甘酸っぱい粘液を擦りつけ、溢(あふ)れさせてしまう。
 「ああ、ええ匂いや、奥さん、ええ匂いやでぇ、そらそら、もっと啼きぃな、遠慮せんと、ほらほら」
(御同輩)の手が伸び、妻の乳房を鷲掴み、握り揉みしだく、
 愛撫などというものではない、残酷に握りつぶす、
 妻の悲鳴が再び闇を切り裂く。
 チュポッ、
 かなり深く差し入れられていた男の舌が抜かれる。
 「あふぅぅ」
 吐息が、白い首筋を見せ、湯煙に溶ける。
 「よう濡れとる、溶けてきとるでぇ、かまへんかまへん、溢れさそうやないかぁ」
 妻の尻穴の味をたっぷりと堪能し終えた男の舌が、何度も唇をなめる。
「そうやな」
 へへへ笑いを浮かべながら、肩車に担がれた妻の尻肉を味わうように赤黒い手が、掴みなぞる。
 と、、手が、ふぅっと、空中を漂った、
 その手が、妻の充実しきった肉の詰まった大きな尻に、、、それでも切なげに恥じらっている尻に、
 無慈悲に振り落とされた。
 バチィン、
 鈍い音が空気をふるわせた
  1. 2014/06/27(金) 17:38:15|
  2. 無題・ざじ
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無題 第10回(宇野鴻一郎バージョン)

 「ああ、わたしったら、なんてこと」
 こんな目に遭うなんて、
 なぁんて、今頃後悔しても始まらない、
 ぁっ、また、、、、
 バチィィン
 二度目のお尻打ち、ほぉんとに痛い。
 痛いんです、
 私のお尻、とっても大きいから男性の視線はいつも気になっているけど、、、、ぁっまたまた
 、、、バチィィン
 「いゃぁぁあん」
 んもぅ、そんなに強く叩くなんて、
 (大きいお尻を見ると男性は叩きたい衝動に駆られるのかしら)
 でもだからって、
 あっ、またぁ
 さっきまでわたしのお尻の穴を嘗めまくっていた男性に、今度はお尻を叩かれている。
 今日、ほんのちょっと前、この露天風呂でたまたま出喰わしただけの男性二人に、私お尻を、、、、、
 叩かれている、その前は、お尻の穴の中に舌を入れられちゃっていたんです。
 とっても太い舌、
 だってお尻の穴がムリムリ開いちゃったのがわかったくらい、
 (こんなに開いちゃうなんて)
 ビックリする暇もなく、今度は彼の舌先が私のお尻の中をかき回すんです。
 (あぁん、なんかとっても変な感じ)
 それに太いだけじゃないんです、とってもながぁい舌、 
 奥の方まで、
 味なんてするのかしら、、わたしの味?
 そんなことを考えていたら、こんなひどいことをされているのに、 わたし、感じてきちゃったみたい。
 なんか変なんです。
 もう一人の人はわたしを肩車にしてあぐらをかいて、
 さっきからオッパイを痛いくらいにつかんでくるんです、
 でも、その痛ささえ、
 「あふ、ぁぁあぁん」
 いつしか甘いすすり泣き調なっちゃう、いけない人妻。
 肩車にされている股間が、ひどくヌレヌレになってしまっている。
 「いい匂いや、ええでええで」
 と、下の彼
 あぁん言わないで、ますます濡れてきちゃう。
 で、今度はお尻叩き、
 うぅん、痛いのに、もっと激しく濡れてきているのがわかる、
 (いじめられて濡れるなんてぇ)
 恥ずかしいやら、痛いやら、こんなことが好きなのかしら、わたしって、
 変、きっと変なのよ、
 でもそんな気持ちがまたたまらない、
 わたし男性の肩の上のお尻を一生懸命振ったんです。
 だってこんな不安定な姿勢で、意志表示をするにはお尻で嫌々をするしかないもの、
 下の男性の首筋に、わたしの甘いお汁を擦りつける結果になるのはわかっているけど、仕方がないんですもの、
 大きなお尻をいっぱい振ったんです。
 でも、それってとってもエロチック?
 何度か男性の平手のお仕置きを受けて、ちょっと赤くなり始めているお尻、 
 「おうおぅ、可愛いかわいい、プリプリしとるのぉ」
 て、彼頬ずりしてきたんです、
 (よかった、もう叩かれないかしら)
 ちょっと安心、でもそれもつかの間、
 「よぉし、もっと振らせてやるぞ」
 彼の手が再び振り上げられたんです。
 狙いすますように、わたしのつきたてのお餅みたいなお尻の真ん中に、
 「うきゃぁぁ」
 恥ずかしいほどの大きな声、
 だってほんとに痛い。
 で、それでまた濡れているのがわかる、
 もう太股のところまでぬるぬるしちゃってる、
 下の男性、首をグリグリしてくるから、なおさら、
 湯気に乗って、わたしの嫌らしい匂いが私たちを包み込んじゃってるみたい。
 でも、そんな状況が、、、わたしに不思議な疼痛感をもたらせている。
 ああ、厭がってるのか、それとも嬉しいの?
 そんなはずは、、、ない、
 そしてまた、わたしは激しくお尻を振っている。
 その光景が男性をますます興奮させるのを  知りながら、
 (あなたぁ、あなた、早くきてぇぇ)
 お尻がトマトになっちゃう。
  1. 2014/06/27(金) 17:39:31|
  2. 無題・ざじ
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