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闇文庫

主に寝取られ物を集めた、個人文庫です。

はちきれそう 第1回

婚約が決定してからというもの「久美」が自分の物になった
という実感から、急に、久美に対する嫉妬心が薄れてきた。

6月頃、巷には新作の水着が発売されはじめていた。
1年前には、久美のミニスカート姿ですら何者かに
嫉妬していたほどの私が、急に、「今年は、少し大胆な
水着を買わせよう」と思い立った。

「今年の夏の水着は僕も一緒に買いに行くよ。」

私は、独身時代にサーフィンをしており、夏は
久美が砂浜で私のサーフィンが終わるのを待つ、という
図式が出来あがっていたので、そんな会話も自然にできる
状態だった。

「めずらしいわね。無関心なのかと思った。」

それ以上、会話は続かない・・・

「じゃ、今度の日曜でも行きましょう。」

次の日曜日、別にワクワクすることもなく、
かえって、面倒臭くなりはじめていた私を
久美は後押ししながら、連れ出した。

女性と言うのは、男性が買い物に付き合うというだけで
妙に嬉しい生き物らしい。
店頭の前で、足がすくむ私を、グイッと引っ張り、
2人は店内に入った。

久美がハンガーに掛かっている水着を見ていたとき、
私は目のやりどころがなく、あたりをキョロキョロと
見まわしていた。

そのとき、近くにあった、マネキンが着ていた
イエローのワンピースの水着が私の目の中に
飛び込んだ。

「鮮やかで、健康的、ハイレグもきつくていいな。」
私は内心そう思いながら、そのマネキンの背後に回った。
「ありゃ、Tバックだ・・・」

前から見ると、いい感じのその水着は実はTバックだった。
「う~ん。」
少し悩んだ私は、
「きっと、似合うと思う。試着くらいはさせてみよう。」

久美にそのことを言うと

「これ~??少し、過激じゃない?」

半分いやがる久美を試着室に押し込めると
私は、とても長く感じられる数分間をその前で
待った。

「お待たせ。」

試着室のカーテンが開いたときに

「おお!!」

思わず、私の口からは歓喜の声が出てしまった。


久美は身長が160cmくらいで、バストも大きく
腰のクビレから、ヒップのラインもセクシーな女である。
モデルを志願していたらしいが、身長が足りないということで
断念した。
それでも、1日だけの簡単なコンパニオンなんかをバイトで
やるくらいの女であったから、私としては、贅沢すぎるほどの
満足である。

「後を向いてごらん。」

久美は恥かしそうに、後ろを向いた。

イエローの水着の食い込みが、キレイなヒップラインを
引きたてていた。

「今度は斜め。」

斜めを向くと、たわわに実った乳房がはちきれそう
になっていると共に、バストからヒップ、そして腰のクビレのラインが
一本の丸い線を描いていた。

そのまま、抱きついたい衝動に駆られるほど、
私の胸は鼓動していた・・・

この、久美の水着姿が、私の友人の真中ひ火をつけて
しまうとは、このときは予期できなかった
  1. 2014/06/08(日) 11:39:11|
  2. はちきれそう・ゆう
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はちきれそう 第2回

ある日、真中から電話が入った。
「転勤になった・・」
「え、どこへ?」

中小企業である不動産業者へ勤務している真中の話しによると、
社長が個人的に購入したハワイのマンションを宿泊先として
海外不動産に関する事業を立ち上げるための準備にとりかかる、という。

「と、言えば聞こえがいいけど、実は俺一人なんだよ。」

「海外に精通しているお前が抜擢されたというわけか。」

「まあ、半年位だとは思うけど・・・」

「じゃあ、送別会でもやるか?」

「いやあ、半年位の話だから、遠慮するよ。それよりも、
個人的にゆっくり会いたいな。」

私は、とっさに、真中を海に誘うことにした。

「じゃあ、今度の日曜日に、サーフィンしに
海にいくけど、一緒にどうだ?帰りに食事でもして・・」

「馬鹿言え、お前がサーフィンしているところを待ってる
というわけか?」

「いや、久美もいるから。」

「あ、そうか・・・え、じゃあ、久美ちゃんの
水着姿も拝めるということか?」

私の脳裡には、久美のあの水着姿がよぎった・・
真中の横に、あのイエローのTバックの水着を
着た久美を並べることを思うと、それだけで、
少し、チンコが勃起する妙な気持だった・・・

「たまには、そういうのいいな。OKじゃあ、そうしよう。」

次の日曜日に、3人は、海に出かけることになった
  1. 2014/06/08(日) 11:40:02|
  2. はちきれそう・ゆう
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はちきれそう 第3回

久美は、最初嫌がった。

「え~。恥かしい。だって、人気の少ない海に行こうって
わざわざ約束したのに・・」

結局、真中の事情を話して、久美には納得してもらった。

当日は、非常にいい天気だった。
私は、通常2時間はサーフィンをするが、その日は
2人を待たせているということと、何となく久美と
真中を二人きりにしておくことに抵抗を覚えて
1時間ほどで、海から上がった。
それでも、夕方近くまで、日焼けをした。

その日は、特に、何事も起こらなかった。

真中を送った私は、車の中で久美に
「真中は、スケベだから、お前に変なことを
言ったんじゃないの?」

「うん。なんか、色々言ってた。」

「何って?」

「もう忘れた。」

久美は、笑いながら話をはぐらかした。


今度は、翌日に真中に電話してみた。
真中は、私はスワップや3Pなどに興味があることを
知っていたので、隠し事もなく露骨に話しを始めた

「何だよ、お前。あの久美ちゃんの水着は・・・。
あれじゃ、犯罪に近いな。はちきれそうな体が
水着の締められて、ムチムチしてるよ。」

「お前は、何かスケベなことを久美に言っただろう?」

「そうでもないよ。ただ、それじゃ、毛のお手入れが大変だね、とか。
Tバックの線が、おしりに食い込んで痛くない?とか。」

「それだけか?」

「あ、もうひとつ。そんなに、ムチムチしてるってことは
結構頑張ってるね、とか・・・それくらいだな。」

男同士では、大した会話ではないかもしれないが、
久美にとってはセクハラに近い会話かもしれない、とは
思った。

真中は・・・
「お前の結婚式に出られなくて本当にゴメン。」

「ああ、いいんだよ。それより、結婚式に電報はくれよ。」

そんな会話を最後に、真中は単身ハワイに渡ってしまった。
  1. 2014/06/08(日) 11:40:56|
  2. はちきれそう・ゆう
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はちきれそう 第4回

真中がハワイに行ってから、2週間もしないうちに
手紙が届いた。
孤独な日々が始まって、これから半年間はつらくなりそうな
ことが書いてあり、そして、性欲の処理も困りそうだ、という
ことも付け加えてあった。
彼が渡米するまえに、海で撮影した久美と真中の2ショットの
写真を渡してあったのだが、ヘタな海外のエロ雑誌をみているよりも
興奮するらしく、それをオナニーの材料にしているらしかった。

しかし、考えてみると、オナニーの材料ということは、久美を
想像の中で犯している、ということに他ならない。

それをきっかけに、私は新婚旅行をハワイにいこうと
内心決めていた。
つまり、飢えている真中と久美をSEXさせてみたい、という
ひそかな願望が頭をよぎったのだ。

「新婚旅行はハワイにするよ。」

「うん、そんなのこだわらないから、どこでもいいよ。」

約1週間の予定で、新婚旅行はハワイに決定した。

真中には、なるべく日本人のいないような洒落たレストラン
に連れていってくれるように予め頼んでおいたが、ひそかな
計画は打ち明けられずじまいだった。

やはり、内心では、自分自信に躊躇している部分もあったのだろう。
彼に打ち明ければ、ドンドン話しがエスカレートしてしまうのは
目に見えていたので、成行次第という弱気な気持もあったことは
確かである。

久美は比較的SEXがスキな方だが、浮気を積極的にするタイプでもない。
まして、アブノーマルプレイは変態のやることだと決めつけている。
果たしてうまくいくのか?
そんな気持で私はクミを連れてハワイに旅立った。
  1. 2014/06/08(日) 11:42:03|
  2. はちきれそう・ゆう
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はちきれそう 第5回

私たちは、市内観光をして、ホテルに到着した。
体がかなりつかれていて、夕方まで、少し休もうという
ことになって、荷物を放り出したまま、ベットへ足を
投げ出した。

久美は、シャワーを浴びていた。

昨日、電話で
「久美を連れていくから、欲求不満ならSEXすれば?」
「お前は何を言ってるんだ。」
というような軽い真中との会話を思い出した。

もちろん、その程度の言葉では、真剣に彼に打ち明けている
ことにはならない。
彼の方も、冗談だと思っていたし、こちらも、そう思わせるほど
冗談めいた言葉で語った。

他方、久美には、以前からすこしづつ、
「他の男に抱かれてみないか?」
というようなことを話しており、
「真中は、ハワイで、欲求不満らしい。」
とまで、度あるごとにそれを話題にしていた。

「ゆうは、少し変よ。そんなことを言う人って
変態じゃない?」

しかし、私は、久美の形のよいお尻を両手で掴んで
バックから挿入しながら

「真中が久美を欲しいらしい。」

「こんなことに変なことを言わないで…あぁ・・」

久美は、言葉では嫌悪を示していたが、おまんこは
決ってグッチャリと濡れていた。

「ゆう、そんなことばかり言うんなら、誰かと
浮気しちゃうから。あぁ・・あん。ウソ、ウソよ。
ゆうだけよ。。」


その日は真中の都合で、彼には会わず、私たちはそのまま
疲れを癒すように寝てしまった。

次の日は、夕方近くまでビーチでゴロゴロしていた。
ワイキキの水着屋で、白のビキニのTバックを買って
久美に着せていた。

「今日の夕方、真中が迎えにくる。美味しいレストランに
連れていってくれるらしい。」

「どんなところなんだろうね?」

「お礼に真中とSEXしてあげれば?」

「また、ゆうはそれを言う。本当に怒るから…。
そして、本当にしちゃうわよ。」

と、久美は少し、起こり気味で答えていた。

夕方、シャワーを浴びて部屋で待機していると、
ノックの音がした。
(真中だ…・・)

「おう、ゆうに久美ちゃん。元気だった?」

「久しぶり!!」

3人はそのまま、真中の車に乗って、少し、ワイキキから
離れた場所にあるレストランに行った。

真中は英語でウエイトレスと適格な応対をしていた。
私は、英語は全然ダメだった。
久美は単純に、
「へえ、真中君って英語ベラベラなんだね。カッコイイ。」
と、彼を誉めていた。


真中は以外にも、ビジネスの話とか、ハワイと本土との違い、
様々な知的な話題をしはじめた。

少し、酔ってきた久美は、知的好奇心を刺激されたようで
うっとりと真中の話しに酔いしれていた。

久美がトイレに行っている数分の間に…

「真中、今日は久美とSEXしていいよ。」

「お前、マジで言ってるの?」

「マジだよ。」

「久美ちゃんの唇と太ももを見てたら欲しくなってきたよ。」

「だから、今日はいいよ。」

「いいんだな?」

「ああ」

内心後悔していたのかもしれない。
言ってはいけないことを言ってしまったようで…

久美がトイレから帰ってくると

「せっかくだから、俺の住んでいるところを見てくれよ。
また、飲みなおそう。」

そのまま、私たちは真中のマンションへ直行した。

真中の部屋は、1LDKであったが、日本のそれとは
違い、20畳のLDKに、同じく20畳のベットルーム
という広さだった。
備え付けの家具が並べられていて、片付けもきちんと
されていた。

3人が、再び飲みなおしはじめて、1時間程たったとき
私は真中との打ち合わせ通り、不自然なことを言った。

「ああ、忘れてた。昼に免税店で財布を買うのを忘れた。」

「じゃあ、明日にまた行こうよ。」

と、久美が言った。

「今何時?」

「9時。」

「よし、今から行って来る。」

「何言ってるの、ゆう。明日にすればいいでしょう。」

「ダメなんだ、やることはすぐやらないと気が済まない。」

極めて不自然な理由であったが、ここまでくれば理由なんて
どうでもよかった。

「真中、車を貸してくれ。」

「ゆう、やめたほうがいいよ。お酒も少し入ってるんだし
道も分からないだろうし、右車線だし…」

「大丈夫、道もなんとか分かるよ。ワイキキのネオンが
見えたら何とかなる。1時間で帰ってくるから・・」

私は、真中から、車の鍵を借り、久美にばれないように
軽く目で合図をした。


久美は、あきれた顔をしていた。

もちろん、私は、出かけるつもりはない。
真中の車の中で休んで、しばらくしてから、こっそり、部屋に戻るつもり
であった。

その間に、真中は何とか久美を口説く、という手はずだった。

幸いにも、真中のマンションのベランダはリビングとベットルーム
に隔たりがなく、リビングからこっそりベランダに出れば、
リビングを覗ける仕組みになっている。

私は、真中の車の中で、タバコに火をつけてはすぐに消して、
また再びタバコに火をつけ、落ちつかなかった。

(久美も大分、酔いが回っているけど、まさかなあ。)

内心、期待していると同時に、微妙に後悔もしていた。
はちきれそうな肉体を他の男に食べさせてしまうなんて・・

(きっと、久美は真中の誘いを断わるはずだ。間違いない)

気がつくと、20分は経過していた。
果たして、この短時間で久美が落ちているか?
逆に言えば、私は1時間で帰ると、伝えてあるから
いたずらに時間が経過すると、久美は真中を拒否するだろう。
と、なれば、真中も短期決戦にでるしかないし…

私は、決心して、真中の部屋に戻ることにした。
  1. 2014/06/08(日) 11:45:30|
  2. はちきれそう・ゆう
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はちきれそう 第6回

私は、胸の鼓動の高まりを感じながら、そっと、真中の部屋の
ドアを開けた。

半分は、何事もなく、部屋を離れた時と同じ状態であることを
祈りながら…

そっと、ドアを開けると、正面のリビングには真中も久美も
そこにはいなかった。

(ああ、ついに…)

私は、リビングから、ベランダに出ると、となりの部屋が
覗ける位置まで、まるで泥棒のように、慎重に移動しました。
そして、左目だけで、部屋を覗くように体を横向きにして
しゃがみ込み…

(あ、うそだろう…)

異常な鼓動の高まり…

ベットに真中が座っていて、久美は真中を
背もたれにして、座ってた。

はちきれそな胸を露出させて、パンティーははいたまま。
白のTバックのパンティーの横ヒモが日焼けの肌に
映えていた。

真中は、久美の乳房を両手でもみながら、乳首の周辺を
指でなぞリはじめた。

「いやあ……・・あん。やめて、ゆうが来たら…。」

「久美ちゃん、さっき言ったとおり、ゆうが僕に
久美ちゃんを抱くように頼んだんだから、彼が来ても
怒らないよ。」

(真中のやつ、それを口説く理由にするなって言ったのに・・・)

後から聞いた話だが、真中は口説き文句に困り、私に頼まれた
ことを打ち明け、後は「やさせてくれ」の一点張りで、久美に
接近して、強引に唇を奪った、との話だった。

一方の久美は、少し、私に対して頭にきていたのと同時に、
どうなってもいいや、という投げやりな気持も起きたとの
ことであった。

「久美ちゃんの乳房と乳首は、僕の想像した通りだよ。」

真中は久美の乳首の周辺を右の指でなぞりながら
左手で太ももの内側をなぞっていた。

「乳首、コリコリしていい?」

「いや、声が出ちゃう。あん・・・。」

「じゃあ、これでやめようか?」

「・・・・・・。。」

「どうする久美ちゃん?」

「・・・・・。」

「どうするの?」

「いやん、やめないで!!」

「じゃあ、コリコリして欲しいの?」

「あぁ・・・コリコリして!!」

真中は指先で久美の乳首を摘んでコリコリし始めた。

「あぁ・・・あん、感じる。。。」

「あぁ、久美ちゃん固くなってるよ。
パンティーにも染みができてる。」

真中は久美を立たせると、壁に手をつけさせ、
久美のお尻を突き立てるように指示した。

真中は、私がベランダにいるかどうか、こちらを
気にしている。

真中も立ちあがったとき、彼のいきり立ったチンポ
は固く上を向き、その先端から、透明な液体が
にじみ出ていて、その液体が床に糸を引きながら
落ちていった。

真中は、久美のTバックを脱がせないまま、
そのヒモだけを指で摘み、オマンコに食い込ませながら
顔を近づけた。

そして、野獣が獲物をむさぼるように久美のアヌスに
しゃぶりついた。

「いや、はずかしい・・・・。汚いよ、そこは。。。」

「汚くなんてない。おいしいよ。」

ジュルジュルという音をわざと立てているので、
ベランダの私の耳にも、それが容易に聞こえていた。

「あああ・・・いい。感じちゃう。もっと・・・お願い。」

「じゃあ、今度はこの可愛らしいお豆を・・・」

真中は久美のクリトリスに舌を這わせた。

「あ、ああ・・・いい、いいの。すごく、いいの。あん。」

久美の横顔は真中の舌を味わっているかのように少し
微笑んでいる。
私のチンコはその横顔を見るだけで、いきり立っていた。

(すごい・・・美しい。。。そして、これが久美の正体
なのか?)

「久美ちゃん、今度は僕のを・・」

真中は上を向いたチンコを久美の顔に向けた。
久美は体勢を変えて、ひざまずくようにして
真中のチンコを右手で掴んだ。

そして、それを口に運ぶと、まるでメス犬のように
むしゃぼりつきはじめた。

3、4回ストロークすると、口からチンコを離しては
先端を舐めまわし、そして、横をソフトクリームのように
舌をはわせる。
そして、また、喉の奥まで加え込むと・・・
同じことを繰り返す。

やがては、玉の裏に自分の顔をうずめて、下から舐め上げていた。
たまに、真中の陰毛が口に入り込むらしく、それ指で取り・・・
再び、しゃぶり続けた。

「久美ちゃん。たまらないよ。おお・・・」

「美味しい。真中君の美味しい。。」

「ダメだよ、それ以上。おお・・・癖になりそう。」

「クセにしてあげる。」

「に、日本に帰ってもまたしてくれるかい?」

「うん、いつでもしてあげる。」

私は、久美のその言葉を聞くと、異常な嫉妬心を
感じながら、既にしごいていたチンコからベランダの
床に大量のザーメンを放出していた。

「久美ちゃんが、あんな水着を着るからいけないんだよ。」

「え?」

「本当は、あんなのを着て感じてるんでしょう?
 男の視線を感じながら、犯されたいって思ってるんでしょう?」

真中はしゃぶり続ける久美に話しかけた。
そして、腕を伸ばして、久美の胸を揉んでいた。

「あぁ。。そうよ。最初はそんな気はしなかったけど、
男性のHな言葉が私に聞こえて来たりしたこともあって・・。
そのうち、皆に見られたいって内心は思いはじめているみたい。」

「ダメだ。。入れよう。」

「いやん。」

「入れさせて・・」

「うん、入れて!!」

(なんというイヤらしい女なんだろう。)

既に放出した私のチンコは再び、勃起しはじめていた。

真中は、久美のTバックを剥ぎ取った。
水着のTバックの跡が、日焼けでクッキリと
浮きぼりなっていた。
そのラインが妙に、久美の腰の線を強調している。

真中は久美を上にすると

「久美ちゃん、上で好きなように動いてみて。」

(いよいよ、私以外の男のチンコが挿入される。
しかも、久美が上になって・・・)

久美は、真中のチンコを右手で持つとそれを
自分のあそこに導いた。

グッ!!

実際には、音はしないが、私だけのオマンコに他の男性のチンコ
が挿入される瞬間は、私だけの耳には、なぜか
そのような音が天から聞こえてくる。

「あぁ・・・あん。いい。感じる。」

「どこがいい?」

「オマンコがいいの・・」

オマンコという言葉は、私が久美にいつも言わせている。
なんの抵抗もなく、久美はよがり始めた。

真中は、自分から腰を動かさない。
久美が、自ら、腰を前後にグリグリと振っている。

「久美ちゃん。その豊かな胸を自分でもみほぐしてみて。」

久美は言われるままに、自分の豊かな胸を両手で揉みながら
腰を振りつづけた。

「おお、たまんないよ。俺の女になってくれ。」

「ダメ、ゆうがいるもん。」

「ゆうは、ゆうだよ。俺は俺。俺にも、その見事な肉体を
分けてくれ。」

「あん、ああ・・・感じちゃう。もっと言って・・」

「もう、ゆうが帰ってくる。その姿を見せなさい。」

「あぁ・・いいの?見せていいの?」

「見せるんだよ、久美ちゃん。自分で腰を振っている姿を・・」

「あぁ・・あん。変なこといわないで・・・感じる。。
溶けちゃう。溶けちゃうよ・・・」

私のチンコは完全に復帰していた。
そろそろ、部屋に入ろう・・・
決心をした。

  1. 2014/06/08(日) 11:45:51|
  2. はちきれそう・ゆう
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はちきれそう 第7回

私は、ベランダから、一度、リビングに戻り、
息を整えた。
考えてみると、興奮か、恐怖か、いずれにしても
2度の精神的な刺激を受けることになる。

私がいないことをよそに、違う男性の上で腰を
振る久美。
そして、私が目の前に登場した後の、久美。

(どんな顔をして、部屋に入ればいいんだろう?)

とりあえず、驚かせるのは良くない、と思った私は
そっと、となりの扉を開いた。

久美は、真中の上にまたがり、腰をグリグリと振っていた。
日焼けしていない乳房だけが、ピンク色に染まり、
胸の谷間には薄っすらと汗を掻いて・・・

「あぁ・・・いい、いいの。。あ!!」

久美と私は目と目を合わせた。
私は、当初、目と目が合えば、久美は驚きの
あまり、真中から離れることを想像していた。

しかし、現実は違っていた。
そのまま、久美は腰を動かしながら・・

「ゆう、知らないから・・・ゆうのせいだから・・」

真中は、なかなかの演出家だった。
あくまでも、私の久美との精神的なかけ引きにすら
割り込んできた。

「久美ちゃん、知らないなんて言わせないよ。ほら、
今だって、僕の上で腰を振ってるじゃないか?
やめちゃおうか?」

「いや、いや、やめないで、もっとして・・!!」

「じゃあ、ゆうの前で、言わなくちゃいけないよ。
私は淫乱です。真中君の上で腰を自分で振ってます、って」

「久美は淫乱です。あぁ・・いい、感じる~!!」


私は、久美の口から飛び出た意外な言葉で、再び
いきそうになるくらいの興奮を覚えた。

そのまま、久美のオマンコと真中のチンコの結合
部分を確認するために、久美の背後に周った。

すると、くっきりと、日焼けの後が残っている
Tバックの線が、お尻の割れ目の中央に描かれていて、
その下には、真中のいきり立ったチンコが
グッサリと久美のオマンコに挿入されていた。

久美のオマンコからは、甘酸っぱい匂いと共に
白い愛液が滴り落ちている。


「久美、素敵だよ。もっと、感じていいよ。」

「いいの、本当にいいの。怒らない?ああ・・・
 久美おかしくなっちゃう。」

私は、真中に対する配慮も怠らないように
彼にも言葉をかけた。
彼は、久美の胸を下から鷲掴みに揉み解しながら

「たまらないよ、ゆう。久美ちゃんは最高だよ。
おまんこも良く締まるし、この体の線が最高だ。。」

私は、久美の側により、久美の口へ指を挿入した。
久美は、私の指を美味しそうにしゃぶった。
真中はその光景を下から見て・・

「イヤラしい。その舌が・・・うう・・・いい。
すごい・・」

「あん、ゆうのオチンチン頂戴!!」

私はたまらなくなり、腰を振りつづけている
久美の口元へ自分のチンコをもっていき、
久美に舌を出して、舐めるように指示した。

久美は、真中の顔の上で、私のチンコを思いきり
舌を伸ばして、舐めまくった。

やがて、久美の口の周りは、自分の涎で
濡れてしまい、その涎が、アゴから、真中の
胸の上に糸を引いて垂れていった。

「なあ、ゆう。」

「何?」

「また、久美ちゃんと、いつかやらせてくれ。」

「久美が言いというなら・・」

「なあ、久美ちゃんいいだろう?」

「あん、あぁ・・いいわよ・・いつでも
一杯、一杯して・・・・」

私は、久美に・・・

「久美は、もう誰とでもSEXできるんだ?」

「あぁ、そうもう久美は誰とでもSEXするの。
 もう、おかしいの・・・」

「久美は淫乱になったんだね?」

「あん、いい・・・。。私は淫乱です。皆で
犯してください。」


真中は久美の言葉を聞くと、脳を刺激されたらしく
ラストスパーとにかかった。

「だ、だめだ・・・久美ちゃん、いくよ・・もういく」

「あん、私も、私もいく・・・いく~・・・」

私は、再び、久美の背後に周った。
久美の腰の動きが緩やかになった。

(ああ、中出しだな?)

久美がゆっくり、腰を振ると、結合部分から
真中の精液がにじみでてきている。

久美は、それでも腰を動かす。
最後の1滴まで、絞る取る、この腰の動き・・・
一度経験すると、天国にいくようなこの感じ・・・

真中は、この天国を経験してしまった。

私も、そのまま、最後は自分でしごきながら、
久美の背中に放出した。
  1. 2014/06/08(日) 11:47:59|
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仕掛けられた糸 第1回

ふと店先にいた妻の由美子が、その男の顔を見て深く頭を下げた。
「あら!山本理事長さん。いらっしゃいませ。いつもいろいろとお世話になりまして、ありがとうございます。」
その山本理事長と呼ばれた男は、60代も後半の年頃のデップリと肥えた体に、ゆったりとした大きめの濃いブラウンのス-ツに、派手な柄入りのワイン色のネクタイをして、のっそのっそと大柄の体を揺すりながら店の中へと入ってきた。
禿げた頭にグレ-のソフト帽をかむり、濃い眉毛の浅黒い顔は、てかてかして血色が良く、年の割には目つきが鋭く感じられた。

店の奥のテ-ブルまで来るとその上に黒いカバンを置き、そばのイスにドカッ!と腰を下ろすと男はタバコに火をつけながら、
「いや-、いつ見ても奥さんは、美しくて綺麗ですなあ-。わしも奥さんみたいな女が、女房やったら毎晩抱いて離さんやろなあ。
そして、ひと晩に何発でもやれるじゃろうなあ。ウヒ、ヒヒヒヒヒヒ
・・・・・・」
そう言いながら、テ-ブルにコ-ヒ-を出す妻の由美子の体を舐めるようにじっとりと、そしてゆっくりと上から下へ眺めているのがわかった。
「いやですわ-、理事長さんたら。私ももう38ですから、そんな魅力はないですよ。」
と妻も答えながら、心の中では嬉しいのかまんざらでもなさそうである。私は、カウンタ-の中でコ-ヒ-をたてながら、妻の由美子と理事長のやりとりを聞いていないようなふりをして、聞き耳を立てていた。

この山本と名乗る男は、この街の一角にある大きな商店街の商工会の理事長をもう何年も務めている顔役である。
いくつも貸しビルやマンションビル、アパ-ト、借家、貸し地を持ち、金融業もやっている不動産会社の社長でもある。
莫大な資産を自分一代で築き上げたやり手であった。しかし、周りから聞こえてくるこの男の評判は、何一つ良い話はないのである。
金に対するこだわりというか執着がすざましい、商売のやり方が汚い。金儲けのためなら、どんな手段も使う。
手に入れたい、ほしいという物件は、どんなことをしても手に入れる
人物だと言われている。
しかも大変な女好きで、いろんなことで好色家。
まさにいい噂はまったく聞こえてこない男である。

しかし、私達夫婦は知人の紹介でこの男と知り合い、そしてこの男の世話で、脱サラしてこの商店街の中で、理事長が所有しているマンションビルの一階を借りて、喫茶店を始めてようやく一年が過ぎようとしていた。妻の由美子の母がこの街で一人暮らしをしていたが、父が亡くなってからだんだんと体調を悪くして、ひとりの生活が心細いと言い出したので、この際思い切って引っ越してきて、同居することにしたのである。

私も、ある車の部品製造会社の生産管理部長の肩書きについていたが、会社の業績悪化から希望退職か、大幅な配置転換の方針に沿って九州鹿児島工場行きかの選択を迫られ、くる日もくる日も眠れぬくらい悩みに悩んだあげく体調も崩し、一時、吐血して入院もした。

そんな時、妻の由美子のひとことで決断した。
「あなた!私の大事なあなたのこれからの人生だもの、あなたの好きなようにしていいのよ。私はだまってあなたについていきますから。これからの人生どんな人生であっても、何も後悔はしません。」
私はそれを聞いて病室にもかまわず、妻の由美子の体を引き寄せ、急になんだか妻が愛おしく感じて、思わず力いっぱい抱きしめた。
その時、妻の目からキラリと光るひとしずくが、頬を伝って流れた。


それから決断して一年。
サラリ-マンの定年の年までに7年間の余力を残しながら、慣れない喫茶店の仕事を必死で覚えた。毎日毎日が大変ではあったけれども、サラリ-マン時代にはない、充実した日々であったように思う。
妻とふたりで始めた街の小さな喫茶店。・・・・・・・・・

すると、奥のテ-ブルでコ-ヒ-をすすっていた理事長が、妻の由美子を手招きして呼んだ。
「ねえ-、奥さん!今度ねえ-、商工会婦人部の旅行日程が決まったから、役員をやってもらっているひとは、かならず全員出席してもらいたいのじゃ。奥さんも役員さんだし、かならず出席するように。いいね、かならず来るように。マスタ-!いいね。奥さんをかならずこさせるようね。念を押しておくからな。いいな。ハッハハハハハハハハ・・・・・・」

男は旅行の日程表の紙を手渡しながら、妻の由美子の肩をなれなれしく撫で回すように触れていた。
しかし私は、何も言えずにいた。
男の大きな笑い声だけが、店内に響いていた。

  1. 2014/06/08(日) 11:49:22|
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仕掛けられた糸 第2回

商工会婦人部の親睦旅行の当日の朝、私は少し不安になって、嬉しそうに旅行の用意や身支度をしている妻の由美子(仮名)に向かって言った。
「おい、由美子!山本理事長の評判はかなり悪いぞ。いいことをいうひとは、誰もいないぞ。聞いたところによると、女好きで女に手を出すのが早く、それも人妻にとことんこだわる男らしい。
おまえももしかして、目を付けられているかも知れないから、この旅行先では気を付けろよ。いいな。」
「大丈夫よ、あなた。いくら女にだらしのない噂の山本理事長さんだとしても、大勢の女の人たちと一緒に行く旅行だし、あのかたも理事長という肩書きをもってみえるんだから、そんな噂にあるようなことはないと思うわ。私を心配してくれるのは大変嬉しいけど、そんなに心配なら私と一緒に行く?」
妻がとぼけたように聞いた。
「なにを言ってるんだ。そんなこと出来る訳ないじゃないか。」
「そりゃそうよね。だったら、いらない心配などしないで送り出して、・・・・いいでしょ。?」
私はわかったと頷いた。


妻は薄い水色のス-ツをさわやかに着こなして、旅行の集合場所へと出掛けて行った。
私はまだ気持ちの中に、不安な予感がよぎるのを押さえきれずいた。
私達と同じアパ-トの一階に住むおばあさんの言った言葉が、頭の中に蘇ってきた。

「いいかね、佐藤さん。このアパ-トの大家だから言いにくいけど、あの商工会の山本理事長には気を付けなさいよ。ここんところ、おたくの店やここのアパ-トにも頻繁に来てや、あんたの奥さんとベッタリ引っ付いて、いろいろ長く話しをしているみたいだから・・・・・
あの男は女に手を付けるのは早いし、よその奥さんであろうが徹底的に自分の手の中に、引きずり込んでものにするらしいよ。
だから、ここの商店街のお店の奥さんで、今までにもう何人もの奥さんがあの男の餌食になったことか。
みんなあの男のせいで旦那と離婚したり、男をつくって逃げたり蒸発したり、そんな話しの絶えたことがない恐ろしい男だから、気をつけなさいよ。あんたの奥さんも綺麗なひとだから、もうあの男が目を付けているかもしれんよ。手遅れにならんようになあ・・・・・・・」
私はその言葉を聞いて、なお不安な気持ちが大きくなっていった。

私は不安な気持ちで悶々とし、仕事が手につかずにいた。
いろいろと想いを巡らせば巡らすほど、悪い方に悪い方にと考えが行き着いてしまう。
私はいろいろ考えたあげく、決めた。

喫茶店の店を臨時休業として、商工会婦人部の旅行の今夜の宿泊先の観光ホテルに向かった。
旅行の日程表で宿泊先をチェックして、北陸地方のある温泉地へ車を飛ばした。
今夜、妻達が宿泊するこのホテルで、いったいどんなことが起きるのか。妻の由美子の身に何かが起こるのか。
ホテルの駐車場に着いて車を降りた私に、秋晴れの赤い夕陽が目に映った。
  1. 2014/06/08(日) 11:50:34|
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仕掛けられた糸 第3回

澄み切った空に何本かのすじ雲が、流れるように弧(こ)を描いてゆったりと浮かんでいる。心地よい秋の風が、車から降り立った私の顔をなでるように通り過ぎていく。
駐車場の片隅に白いすすきの穂が、秋風に何本も揺れていた。
観光ホテルの白い館が、西の山並みにいま沈もうとしている真っ赤な夕陽に、今日の一日を名残惜しむかのように照らし出されて赤味を帯びてそそり立っていた。

私は背広とネクタイのス-ツ姿に着替えて黒縁のメガネを掛け、ホテルの玄関先まで来た。
「ここが今夜、妻の由美子達の商工会婦人部の一行が泊まるホテルなんだな・・・・さてと・・・・・」
私は、確認をするようにホテルの看板に目をやって、玄関口から中へと入って行った。
大きな自動ドア-のガラスの引き戸が、左右に開いて中へと進むと、広大な広さのロビ-に豪華模様の深い絨毯(じゅうたん)が、目に映った。窓際には、高級な感じのするテ-ブルとソファ-がゆったりと並べられ、カフェラウンジとなっていた。

私は奥のフロントまでビジネスマンの雰囲気で、足早に進んで行った。そして、カウンタ-にいた受付の女性に、
「今夜宿泊する予定のA市商工会の職員ですが、山本理事長に急用が出来ましたので、宿泊される部屋を尋ねたいのですが・・・・・・」と言って、理事長の泊まる部屋を聞き出した。

私はすぐに、フロントの右側の正面奥に設けられたエレベ-タ-に乗り込んだ。最上階の15階まで一気に上がり、エレベ-タ-から出て
廊下伝いに理事長の泊まる部屋の名前を探した。
しばらく歩いていると、「飛燕」(ひえん)という木札が目に止まった。ドア-には、白い紙に「A市商工会連合会理事長様」と書いて貼り付けてあった。
「あっ!この部屋だな。理事長の泊まる部屋は・・・・・  どうせ理事長はこのホテルの最高に高い部屋に泊まるつもりだろうなあ・・・・」
私はひとりでぶつぶつ言いながら、まだ部屋のドア-は開け放たれていたので、周りの人影を確認してその部屋の中へと入ってみた。

そこは和風形式に作られていて、入り口で靴を脱いで襖の引き戸を開けると、まず20畳位の広さはあると思われる部屋が、2間続きで設けられていた。手前の部屋は豪華な座卓に座椅子が置かれ、部屋の隅には高価な人形や壺が並べられた飾り箪笥(タンス)が、気品のある雰囲気を醸(かも)し出していた。
奥の間も畳張りの部屋となっていて、竹林模様の襖に、高級ウィスキ-が何本も並べられたガラス張りの調度品ケ-スが置かれていた。
窓を開けると、かなり広いバルコニ-になっていて、最上階のそこからの眺めはすばらしいものであった。              

木々の濃い緑色の中に、点々と赤色や黄色や茶色、いや朱色とか山吹色とか薄紅色とか、そういった大自然の中に散りばめられた鮮やかな色彩が、秋の夕闇に溶け込もうとしていた。遠くに見えるアルプスの山々にすでに夕陽はすっかり沈み、建物の灯りもポツポツと点いて、薄暗くなってきた情景の中をぼんやりと照らし始めていた。

すると、ドア-の外の方から話し声がしながら、人が何人も歩いてくる気配がした。
「あっ!いかん!もう理事長達はこのホテルに着いたんだな!」
私はとっさに焦ったが、今更この部屋からは出ていくとまずいと思い内側のカ-テンを引き、バルコニ-のガラスの引き戸をあわてて閉めて、手摺りの片隅に作られていた小さな物置の陰に必死で隠れた。
そして、息を詰めて部屋に入ってくる人影を見つめた。

部屋の灯りが点けられて、着物姿の仲居の女性に案内されて部屋に入ってきたのは、まさにあの男。山本理事長であった。
  1. 2014/06/08(日) 11:51:51|
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仕掛けられた糸 第4回

理事長の山本は、案内されてきた部屋に大柄の体をゆっさゆっさと揺らしながら入ってきて、黒い背広の上着を畳の上に脱ぎ捨てて、座卓のテ-ブル横の座イスにドカッと腰を下ろした。
ソフト帽を取ると禿げた頭とてかてかとして血色のいい浅黒い顔。目つきが鋭く、凄味の効いた顔立ち。そして、ドスのある低いダミ声。
理事長の山本は、そんな風貌の男であった。

それから、仲居が入れたお茶をすすりながら、
「おいっ!千絵!また世話になるで・・・・よろしゅうたのむぜ。いいなっ。うっひひひひひひ・・・・・・」
「はいっ!山本理事長様!ちゃんとわかっております。しっかりサ-ビスさせていただきますから・・・・・ねっ!」
もうすっかり顔なじみの仲なのか、その千絵と呼ばれた仲居は、にこやかな愛想笑いを返しながら、理事長をホテルの浴衣に着替えさせていた。
そうしながらすでに理事長のごつい両手は、千絵の着物越しに胸の乳房と尻をしっかりと撫で回していた。それもしつこい程に繰り返していた。
「あらあら・・・・理事長様!またまた、いつもの癖が出ちゃったのねっ!いけないひとねぇ-。」
そう言いながらも千絵は、ひどく嬉しがっているような素振りも見せていた。
「おいっ!千絵!チップをここへ入れておくで・・・・いいなっ。」
そう言って山本は、いきなり一万円札を千絵の胸元に、手を入れて押し込んだ。
「わあぁ-、嬉しいっ!だから理事長様!大好き!」
千絵は嬉しそうに大柄な山本の体に抱きついて、顔に何度も何度もキスをした。

仲居の千絵が、山本にチップのお礼を言って部屋から出ていくと、入れ替わりに黒の上下のス-ツを着た若い男が入ってきた。
その若い男は、座イスに座り込んでいる山本の前に来て、正座をして頭を下げた。
「社長!お呼びですかっ?」
「おう!原田!いつもの例の睡眠薬の粉末を3包み分、俺の黒のカバンから出して持ってきてくれっ!いいなっ。それから俺は温泉に浸かってくるから、宴会の前に隣の部屋の役員の連中を、この部屋に集めといてくれ。いいなっ!」
「はいっ!わかりました。」
そう言って男は、部屋を出ていった。

私はバルコニ-のガラス戸越しに聞き耳を立てて、気付かれないように懸命に、部屋の中の話のやりとりを聞き取ろうとしていた。
もう外は、真っ暗闇になっていた。部屋の灯りがカ-テン越しに、わずかにぼんやりとほの明るく私の足元を照らし出していた。
「睡眠薬の粉末を3包み分!?おかしいなあ-、理事長のやつ、何を企んでいるんだ。・・・・わからない・・・・」
いろいろと考え込む私の頭の中を、ふっ-と不吉な予感が通り過ぎていった。



しばらくすると、理事長の部屋にこの商工会婦人部の旅行に同行している商工会連合会の幹部役員が、全員集まって来た。
副理事長の細川。監事の村井と太田。理事の野原と山根。そして婦人部長の浅野。そして、理事長の部下の原田の総勢7人が、ホテルの浴衣姿で山本理事長の前に座り込んだ。
そこで山本が、全員の顔を見据えるようにしてダミ声で、ボソボソと口を切った。
「これから、この旅行の商工会婦人部の宴会がいよいよ始まる。いつものように、おおいに無礼講そのものでけっこう-。じゃんじゃん飲んで歌って騒いで、日頃の憂さをパァ-と晴らせばいいのさ。よその嫁さんであろうが人妻であろうが、今夜は関係ねえ-。酒をガバガバ飲ませて、ただの男と女になりきって乱れれば楽しいぜ。
そのために今日は、来たんだからなぁ-ウッヒヒヒヒヒヒヒヒ・・・・」
「理事長!いつものとおり羽目を外していいんですね?」
「理事長!宴会が楽しみで楽しみで早く行きたいですよ。」
「まあ-まあ-、皆さん!そんなにあわてなくても、女は逃げていきませんから・・・・ねぇ-理事長!」
と、副理事長の細川が落ち着いた口調で話した。
「おうっ!存分にやりなっ。熟れきったいい女が、選り取り見どりだぜ。酒を先にいっぱい飲ませたら、難なくおとせるからなぁ。ウッヒヒヒヒヒヒヒ・・・・・・・・」

それから理事長の山本は、部下の原田を傍に呼びつけて、何事か耳打ちしていた。
「それで原田!段取りは付いたのか?」
原田はそれを聞いて、大きく頷(うなづ)いた。
すると、含み笑いをしながら山本の鋭い目が、一段とキラリと光った。
  1. 2014/06/08(日) 11:58:18|
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仕掛けられた糸 第5回

しばらくして、仲居の千絵が部屋へ来て、
「もうそろそろ、宴会の時間でございます。
すでに、皆さんがお揃いでお待ちでございますので、2階の宴会場の大広間の方へお出掛け下さいませ。」
と、ていねいに挨拶して、宴会開始の時間を知らせにきた。
それを聞いて全員が、ガヤガヤ言いながら部屋を出て行った。



暗い闇のバルコニ-の外で、私は理事長達の宴会が終わるのを待つしかなかった。今の状況では、これ以上の行動を起こす訳にはいかない。
恐らくいまごろは、妻の由美子も含めた商工会婦人部の女性陣が、宴会場でお酒と豪華な料理、そしてカラオケの歌声に、おおいに盛り上がっていることだろう。
それと同時に、あの商工会の幹部役員の男連中に、無理やり酒を飲まされて酔いつぶれて、やりたい放題されてはいないだろうか?
宴会に行く前の、あの役員達の言葉がまたまた蘇ってきて、一層不安を掻き立てる。

なぜか今すぐにでも、これから宴会場へ行ってようすを確認したい衝動に駆り立てられる。私は、そんな激しい心の動揺を抑えられずいた。
下の階の方から、宴会場からなのかカラオケの歌声とともに、女達のざわめきような騒ぎ声が、時折風に乗って聞こえてくる。
間をおいて、キャ-キャ-と派手に賑わしい声も混じって聞こえてくる。酒を飲んでみんな、バカ騒ぎしているのかなあ?
妻の由美子は大丈夫かな?あいつはあんまり酒の方は強くないはずだから・・・・・でも、由美子はしっかりしているから、まず大丈夫だろう・・・・
私は独り言を言いながら、暗いバルコニ-の手摺りに立って、タバコに火を付けた。
タバコの煙が、暗い闇の中で舞い散るように流れて消え、秋の夜風だけが、ヒュルヒュルと悲しげに通り過ぎていった。


どれくらい時間が経ったのだろうか?・・・・・・・・・
私は知らず知らずに、薄暗いバルコニ-で眠り込んでしまったらしい。部屋に入ってきた男達の怒鳴る大声で、ハッと目が覚めた。
部屋の中をそぉ-っと覗き込むと、幹部役員の男達が、宴会が終わったのか座り込んで話をしている。みんな、酒のためか顔が赤く上気して、興奮気味であった。

「理事長!今夜の宴会はよかった!最高です。酒もいっぱい飲めたし、女もいっぱい触ったり抱けたりして最高でした。」
「そうそう、理事長!こういう宴会付きの旅行だったら、毎年連れて行って下さいよ。商売女と違って、普通の素人の人妻相手の宴会は、また格別にいいですなあ-。人妻というのは、恥じらいの色気があって格別にいいですなあ-。」
「宴会場で酒をタップリ飲ませて酔わせて、着ている浴衣を脱がせる気分は最高ですなあ。」
「それにしても、副理事長もちょっとやり過ぎと違います?あの奥さん!いくら酔っぱらっていたって、浴衣は脱がすし、着ていた下着のブラジャ-とパンティまで脱がしちゃって、まさにストリップショ-そのものでしたからなあ。しかも、舞台の上まで連れて行って、踊りまでさせちゃって、よその嫁さんにしては、ちょっとやり過ぎたのと違います?」
「大丈夫大丈夫!村井君!あの奥さん!あれでなかなか好き者だから、恥ずかしいと言いながら嬉しがっていたよ。女心はよくわからんなあ-。
それに今夜、あの奥さんと気が合ってしまったから、一夜を共にする約束までしたんだよ。ひひひひひひ・・・・・・・」
「へえ-、副理事長もそうですか。実は私も今夜抱く女を決めてきたんですよ。もぉう、ぞくぞくするほどいい女なんですから・・・・・
他のひとには申し訳けないですけど、もう一晩中嵌(は)め殺しにしてやるつもりですよ。うっふふふふふふふ・・・・・」
そう言いながら男達は、今夜の宴会場での成果をひとりひとり自慢気に語っていた。

妻の由美子は、大丈夫だろうか?私は、ますます不安に陥っていった。
すると理事長の山本が、低いダミ声でみんなに言った。
「今夜の宴会は、大変よかったと思うとる。あんたがたもおおいに飲んで騒いで、無礼講でいろいろ派手にやったが、いいじゃないか、女連中もびっくりしながらも、おおいに盛り上がって興奮していたようだ。とりあえず、宴会は終わって一区切り付いた。
いよいよ次のお楽しみに取りかかろうと思う。」

そういうと山本は、婦人部長の浅野を傍へ呼んだ。
「おいっ!浅野部長!これから、今年の新役員の3人に、洗礼の儀式を挙行する!あんたの命令で、その3人を今から、この部屋へ連れてこいっ!いいなっ!」
「理事長!今年の新役員さんの3人をですか?ちょっとそれはかんべんして下さいよ。お願いですから・・・・やめて下さい。たのみます・・・・・・・・」
そう言って浅野部長は、深々と頭を下げた。

「ばかやろう!おいっ!浅野のばあさん!てめえ-、このわしの言うことがきけねえというのかっ!わしの言うとおりにできなければ、どうなるかわかっているだろうなあ。
明日、街中にあんたの裸の写真が何千枚とばらまかれることになるし、あんたが若い男と犯りまくっていたビデオテ-プを旦那と子供の前で見せていいんだな?え-、それでいいんだな。おいっ!」

山本は、その婦人部長の浅野の胸ぐらを掴んで、すざましい形相で怒鳴った。50代後半の浅野は、真っ青な顔をしてわなわな震え、涙を流しながら頷いた。
「わかりました、理事長のおっしゃるとおりに致します。」
「よっしゃっ!わかればええ-。早く、その3人をここへ連れてこい。いいなっ!うっひひひひひひひ・・・・・・・」

私は、バルコニ-のガラス戸越しに、聞き耳を立ててそれを聞いた。
「今年の新役員の3人?確か、妻の由美子もその中に入っていたはずだが!・・・・・洗礼の儀式???なんだ、それは?・・・・・・・」
私に、体中がガクガクと震える緊張感が襲ってきた。
  1. 2014/06/08(日) 11:59:27|
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仕掛けられた糸 第6回

理事長の山本は、座敷テ-ブルの上に用意された徳利の酒を、自分で杯に注ぎながら、ぐいっと飲み干した。
あから顔がつやつやと部屋の灯りに、照らし出されて光っている。
酒を飲みながら、時折ニヤリと薄笑いの笑みを、不気味に浮かべていた。

すると、部屋のドアをノックして浅野部長が、3人の女を連れて入ってきた。
「理事長!失礼致します。こちらの3名が、今年の新役員でございます。」
そう言って、正座して深く頭を下げた。
それにつられて、ホテルの浴衣に丹前を羽織った女3人が、同じように頭を下げた。
「ああ-、ご苦労さんですなあ。折角の時間をお呼びだてして、申し訳けないですなあ。この旅行を機会に、今年の新役員さんの顔を、じっくり拝見しておきたいと思ったから、こちらまでご足労願ったのじゃよ。うっひひひひひひ・・・・・・・・」

そう言いながら山本は、座イスに大きくもたれ込み、3人の女達の顔や体付きまでも、ジロジロと眺めていた。
その3人の中に妻の由美子もいた。
理事長から見て、一番左端に正座して座っていた。3人ともすでに宴会で酒を飲まされたのかいくらか顔が、薄紅色に上気しているかに見えた。
しかも、理事長の前に正座していて、緊張しているようにも見えた。

「まあまあ、そんなに堅くならんでええから。まずは、自己紹介をしてもらおうかな。まず、一番右のあんたからや。」
すると、右端の女が緊張した面持ちで、
「はっ!はい、2丁目で電器店を営んでおります、鈴木でございます。」
と言って、再び頭を下げた。
続いて真ん中に座っていた女が、
「私は、7丁目でクリ-ニング店をやっております、村山でございます。よろしくお願い致します。」
そして、頭を下げた。
それから、妻の由美子の番であった。
「私は、3丁目で喫茶店を営業しております、佐藤でございます。今後とも、よろしくお願い致します。」
そう言って、3人とも深く頭を下げながら、自己紹介を終わった。

「まあまあ、そんなに緊張せんと、これからも、いろいろと役員さんとしてお世話になることだし、お互いに顔なじみになって、親しくおつき合いをしていかにゃあならんのだから・・・・・
おいっ!千絵!酒をもってこいっ。」
「はぁ-い!わかりました。」
部屋の外で仲居の千絵の声がして、部屋の中へ入ってきた。

座敷テ-プルの上に、酒の徳利が10本ほどと酒の摘みの刺身とフライものが並べられた。
「さあさあ、こんな3人の美人とお近づきになれるんだから、理事長冥利に尽きるぜ。まったく、ありがたいこっちゃ!・・・・・」
そう言って、遠慮する3人に強引に杯を手渡して、酒を注ぎ始めた。

私は、部屋の外の暗いバルコニ-のガラス戸越しに、その光景を見ながら、
「おい、由美子。たのむからその酒を飲まないでくれ-・・・・・」
と心の中で叫びながら、祈る想いで部屋の中のようすを見つめた。

「さあさあ、みんなで乾杯しよう。この新しい役員さん達のご活躍を祈念して・・・・かんぱぁ-い!」
山本の音頭で乾杯をした。
みんなは杯を飲み干したが、妻の由美子だけがなぜか躊躇(ちゅうちょ)して、飲むのを迷っていた。
それを見て、賺(すか)さず山本は、
「いかんねえ-!佐藤さんは・・・私の注いだ酒は飲めんというのかな?」
「いえ、理事長さん、そうじゃなくて。宴会で少し、すでにお酒をいただいていますので、酔ってご迷惑をお掛けしても、いけないと思ったものですから・・・・・・・・」
「なにを言っとるんじゃ!そんな気は使わんでええ-。あんたが酔っぱらったら、わしがちゃんとしっかり介抱してやるから、心配するな!うっひひひひひひひ・・・・・・
さあさあ、早く飲んだ飲んだ-!」
そこまでせかされて、妻もやもおえず杯の酒を、ぐいっと飲み干した。

「ああ-、おみごと、おみごと。さあ-みんなも続けて、駆けつけ3杯といくべし-。さあさあ、飲んで飲んで・・・・・」
そう言って山本は、3人の女達に強引に煽るように、酒を続けて飲ませていった。
妻達の酒の飲み具合を確認するように、山本の目はキラリと光り、口元には薄笑いを浮かべていた。

外では、夜空に秋の月が冷たい光を放っていた。

  1. 2014/06/08(日) 12:00:34|
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本当のこと。 第1回

まず最初に自己紹介します。
私の名前は、一良、妻は葉子と言います。
現在は42歳で妻は32歳です。
私が現在の妻と出会って結婚したのが5年前で私が37歳、妻が27歳の時です。
自分でも思うのですが、私は背が低くそんなに良い男でもなくオドオドした気の小さな性格の私に、とても美人で華やかな明るい性格の当時の妻が好意を寄せてくれて、結婚し家庭を持つことができた
ことは、とてもラッキーです。
そして、今でも私は出会ったときと変らずに妻を愛しています。
そんな私ですから、妻のワガママはずーっと聞いてきていました。
私の父親はちょっとした会社を5つほど経営していて、とりあえず私もそこの常務という肩書きがあり、お金はけっこう自由になるので妻へは何でも買い与えています。
恥ずかしい話ですが、愛する妻に嫌われて妻に出て行かれたらどうしようって、いつも考えているような私なのです。

結婚して二、三年は性生活も世間並にあったのですが、三年を過ぎた頃から段々と少なくなっていきました。
それまでは、週に何回かは、妻の方から私に激しいセックスを求めてきていたのです。
妻に嫌われてはいけないと、私の方から求めることは殆どありませんでした。

そんな折り、酒の好きな妻は良く友達と飲み歩くようにりました。
その友達とは、妻と高校の時の同級生で仲の良い富美子さんです。
富美子さんはとても優しくて可愛い感じの女性で、しばしば私も彼女とエッチしたいなんて思ったりしました.
ちなみに富美子夫妻は同級生同士で結婚しているのです。
それまでは、飲みに行く時は酒の弱い私も一緒に出掛けていたのですが....。

その日、私が仕事を終えて家へ帰ると、妻は膝上15cm位のミニスカートと白い薄手のブラウスを
纏って出掛ける用意をしている所でした。
「葉子、また飲みにでかけるの?」
「そうよ、いけないかしら?」
「い、いや、そんなことないけど....」
「そんなことないけど、なんなのよ!?」
妻は少し語気を荒げて問い返してきました。
「いやぁ、僕も一緒に行ってはダメかなぁって思ってさ」
私は恐る恐る妻に聞いてみた。
「今日はね、葉子が私に相談があるって言うから、二人で飲むのよ、わかる?」
更に妻のご機嫌が悪くなって来ていた。
「そっ、そうかぁ、ゴメン、二人で飲んでおいで」
私はいつものように、妻の言葉に従うしかありませんでした。
「そしたら、行ってくるね」
そう言って葉子は、私を残して出掛けて行きました。

残された私は、一人で夕食を済ませテレビドラマなどを観て過ごしていました。
そして、そろそろ11時をまわったので、帰ってくるかなと思いながら時計と睨めっこを始めました。
今までは必ず0時までには帰ってきていたので..。
ところが、その日は夜中の1時を過ぎても妻は帰ってきません。
私は思いきって、妻の携帯に電話することにしました。
何故、思いきってかと言うと、飲みに行っている時に私が電話することを妻は嫌がるからです。
一緒に飲みに行っている友達に水を差すようで困るというのです。
しかし、さすがにこの時間になると私も電話せずにはいられませんでした。
『ツルルルルルー、ツルルルルー』
『カシャッ』
「もしもし、ああっ、カズさん」
電話の向うから聞こえてきた声は、妻の声ではなく友達の富美子さんでした。
「カズさん、どうしたの?」
「ど、どうしたのって、あんまり帰りが遅いから心配してさぁ。葉子は?」
とりあえず妻の言葉通りに、富美子さんと飲んでいるのが分かって安心した私ではありました。
「うん、葉子は酔っ払ってねちゃったのよ。居酒屋で飲んでから私の家で飲みなおそうってことになってね。連絡しないでゴメンね」
「そ、そっかあ、無事なら良いんだよ、事故にでもあったんじゃないかって、ちょっと心配だったんだ。ところで今日は旦那さんもいるの?」
富美子さんの旦那は消防士で、夜勤やらなにやらで夜いないことも多いのです。
「うん、いるわよ。あと朋子夫婦も遊びに来てるけど、もうみんな酔っ払って雑魚寝状態よ」
朋子と言うのは、やはり妻たちと高校の同級生でガリガリに痩せたブスな女である。
そして、その旦那というのはちょっとオタクっぽくて、理屈っぽくい変な男である。
私はこの夫婦はちょっと苦手としていた。
「そっかぁ、そしたらこれから迎えに行くよ、色々迷惑かけてゴメンね」
「あらっ、良いのよ。葉子は今日は私の家へ泊めるから、カズさんも寝た方が良いわよ。葉子は私がしっかり明日送り届けるからね」
「う、うん、そしたら、よろしくね」
そう言って電話を切ったものの、何か釈然とせずに思いきって富美子の家へ葉子を迎えに行くことにした。

家から車で15分くらいの所に富美子夫婦の家はある。
建売住宅の立ち並ぶその中の一軒の家の前で、私は車から降り立ってチャイムのボタンに指を置いた。
『ピンポーン、ピンポーン』
家の中からチャイムの音が聞こえ、暫くするとドアが開いてパジャマ姿の富美子さんが現れた。
「あっ、カズさん!」
「お邪魔します」
驚いた顔をしている富美子さんの脇をすり抜けるように、私は素早く家の中へ入りリビングのドアを開いた。
12畳くらいあるカーペット敷きのリビングには、それぞれに毛布は掛けてあったが4人の男女がてんでんバラバラに眠り込んでいた。
「んっ」
リビングの入口近くの床に、見覚えのあるオレンジ色のミニスカートとパンティストッキングが乱暴に脱ぎ捨てられてあった。
そのミニスカートは夕方確かに葉子が身に着けて行ったものに違いないと思った。
「あはっ、葉子ったら酔っ払ってお腹が苦しいって言って、脱いじゃったのよ」
私の背後から言い訳っぽく、富美子さんが話しかけてきた。
「そ、そうなのかぁ」
そう返事はしたものの、私は富美子さんの言葉に半信半疑だった。
寝ている葉子に近づくと、私はそーっと毛布を捲ってみた。
そこには、ブラウスの前をはだけ、下半身は私の見たことのないTバックとおぼしき赤いショーツ
を身につけた、葉子が仰向けに横たわっていた。
赤いショーツは少しねじれたようになり、脇からは多数の黒い陰毛が覗いている。
「もう、いくら旦那さんでもこんな格好させちゃダメよ」
富美子さんは、慌てたように毛布を戻して、私の視界から葉子の半裸を隠したのだった。
「富美子さん、僕は貴女のことはとっても好きだし、信用しているから葉子が飲みに行くのでも文句も言わずに送り出しているんだよ。お願いだから何があったのか僕に教えてよ」
そう言うと、私はズボンのポケットに入っていた5万円ほどの紙幣を丸めて富美子さんの手に押しつけた。
富美子さんも専業主婦の割には、飲んだりカラオケへ行ったりと遊ぶお金が入りようなのか、手のひらを開いてそのお金をじっとにらんでいた。
「お願いだ、富美子さん、遊ぶお金なら僕がなんとでもするから、僕の味方になってよ!」
「う、うん、お金のためじゃないけど、カズさんはイイ人だから...」
少し考えてから、富美子さんはなんとか歯切れは悪いが、私の味方になってくれるのを承諾した。
私がけっこうお金は持っているのを彼女は良く知っている。
「ありがとう。富美子さんが味方になってくれて、うれしいよ」
そう言って、私は富美子さんの両手を握り締めた。
「ところで、今日はどんなことがあったの?本当の所を教えてよ。」
「うん、良いわ話してあげる。みんなが起きるといけないから、隣りの部屋へ」
そう言われて、二人は隣りの部屋で話し出しました。

「かずさん、怒らないでね。実は私、葉子と仲良くしてるけど、本当は葉子のこと大嫌いなのよ。昔の葉子は好きだったけど、カズさんと結婚してからの葉子は服や車やアクセサリーとありとあらゆる物を私に自慢するのよ。それだけならまだ良いけど、自分の着た洋服とかをもう飽きたから私にあげるわ、とか言って持って来たりするのよ。私にだってプライドがあるんだから...。だからって訳じゃないけど、今日は葉子を酔わせて遊んでやろうと思ったのよ」
確かに葉子は最近人を思いやる気持ちに欠けるように思っていたが、富美子さんにはそんなことはないと思っていた私だった。
「だから、今日は居酒屋で沢山ビールやら日本酒を飲ませて酔わせちゃったの。それから、私の家へ
連れて帰ってから、朋子に電話して遊びに来るように誘ったの。朋子夫婦も最近の葉子には大分怒っていたから。カズさんゴメンナサイね」
「いや、良いんだよ。最近は家で私に対してもそんな感じだから、富美子さんになら少し懲らしめて
もらって調度いいのかもね」
私の言葉を聞いて、富美子さんはホッとしたように続きを話し出した。
「居酒屋で大分酔っていたのは分かっていたけど、私達は更にビールを葉子に勧めて完全に思考力を失なわせたの。そしてみんなで王様ゲームをしようって話を持っていったわ。最初は負けた人が一気飲みや犬の真似とかで済んでいたんだけど、そのうち葉子を狙い撃ちしてエッチな命令を仕出したの
。葉子はすごく酔っていたから、みんなにズルされていても気づかないし」
私は王様ゲームと聞いただけで、もう股間がギンギンに硬くなってしまった。
富美子さんはそんな私の股間に気づいて、更にエッチなゲームの内容を話し始めた。
「最初は私の旦那が命令したの、それはみんなの前での尻振りダンス。一回目はスカートのままだったんだけど、2回続けて旦那が王様になったときに下半身丸出しでって命令を付け加えたのよ。葉子はいやがっていたけど、朋子が足もとのふらつく葉子の腰に飛びついて、あっというまにミニスカートとパンストを脱がしちゃったの、旦那たちにはやし立てられて葉子はよたよたしながらお尻をふっていたわ、結楽しそうだったわよ」
その話を聞いて、私の股間は更に熱く硬くなっていた。
「そっ、そうかぁ。それで葉子はあんな格好で寝てるんだね。」
「うん、それから...」
「それから?まだ続きがあるの?」
富美子さんは、ちょっと言いよどんでいるが、まだ話したい様子だった。
「いいから、続けてよ。僕は何も怒らないからね」
「うん、それから、最後に朋子の旦那が命令したの、30秒ルールでお股を異性に触らせるって」
「そ、それで?」
ゴクッと私はつばを飲みこんだ。
「酔っていたけど、葉子はみんなの見てる前でそんなこと出来るわけないでしょって言ったの。そしたら、うちの旦那がルールはちゃんと守れよ。出来ないんだったら、もう家には遊びに来るなよって言って、私は葉子も恥ずかしいだろうから、私がみんなから見えないようにバスタオルで隠してあげるって言って、葉子のパンツ1枚の下半身を闘牛師のようにバスタオルをかざしたの」
「うんうん、そっかぁ」
「うん、そしてソファーに座っている葉子の横に朋子の旦那が笑いながら近づいてきて、うちの旦那に30秒計ってくれって言って、パンツの上から葉子の股間を撫ぜ回しだしたの」
「と、朋子さんは旦那がそんなことして、何も言わなかったの?」
「うん、朋子も葉子のこと嫌ってるから...。私はバスタオルをかざしながら覗いたら、段々朋子の旦那の指が葉子のパンツの股の所を横にずらして、指を動かし出したのよ。良く見えなかったけど葉子の割れ目チャンに突き入れたんだと思う。私はもっとやれーって心の中で叫んだんだけど、30秒経って終わっちゃった」
「それで、葉子は?」
「そのまま、眠っちゃったんで、ゲームは終了」
「富美子さん、話してくれてありがとう。葉子がみんなに遊ばれたのを聞いて、ちょっと興奮しちゃったよ」
そう言いながら、私は富美子さんの手をギュッと握った。
「あはっ、カズさんが怒り出さなかったんで、ホッとしたわ。だけど自分の奥さんがいたずらされて興奮するなんて、男性ってみんなそうなのかしら?」
返事をせずに私は富美子さんの背中に手をまわすと、富美子さんの唇に自分の唇を近づけ、強引に舌を絡ませた。
「あーん、だめよぅ」
口では最初そう言ったが、段々と富美子さんからも舌を絡ませてきた。
「もぅ、今日はダメよ。旦那に気づかれたらどうするの?」
「う、うん、わかった、今度富美子さん付き合ってね」
私は素直に富美子さんから離れた。
富美子さんの旦那は私より若く、職業柄鍛えているので筋肉隆々の身体なのだ。
私は大分ヒビっていた。

しかし、私は大きな成果を上げて家へ帰ることになった。
「富美子さん、今度はもっと葉子にエッチなことしてよ。そして、できたら、僕もその姿を見てみたいんだ。そのためにビデオカメラを用意するよ。富美子さんの軍資金も用意するしね」
「うん、私も葉子の旦那さんが味方だと思うと心強いわ。気をつけて帰ってね。おやすみ」
私は少しウキウキしながら、富美子さん夫婦の家を後にした。

  1. 2014/06/08(日) 12:01:52|
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本当のこと。 第2回

次の日の昼過ぎに妻の葉子は何事もなかったような顔をして帰ってきた。
「どうしたの?昨日は帰ってこなかったじゃない。心配してたんだよ」
「うん、富美子の家へ泊めてもらったの。ちょっと飲みすぎちゃったから」
葉子は外泊したのが当然かのように答えていた。
「ちゃんと、連絡してくれれば迎えに行ったのに」
「うるさいわね、たまに外泊したくらいでゴチャゴチャ言わないでよ」
妻は私の言葉にスゴイ剣幕で怒り出した。
「ゴチャゴチャ言ってるわけじゃないよ。連絡くらい入れてもらいたいってことなんだよ」
「なによ、帰ってきたンだから良いでしょ!そんなに言うんなら、もう帰って来ないからね。それでも良いの?!」
「い、いや、帰ってくればそれで良いんだよ....」
妻を目の前にすると、何も言えなくなってしまう私だった。

そして、その日の夕方、富美子さんから電話が入った。
「かずさん、こんにちは。今大丈夫?葉子は?」
「うん、大丈夫だよ。葉子は昼過ぎに帰ってからずーっと自分の部屋へ入ったままだよ」
私は葉子の部屋のある方へ視線を移しながら答えた。
「もっと早く電話しようと思っていたんだけど、色々忙しくて今になっちゃった。ところで、葉子の様子はどう?」
「うん、様子と言っても帰ったときに少し話しただけだから、良くわかんないわよ」
「そっかぁ、実は今日葉子が起きてから昨日のことを聞いたら、酔っ払っていて何も憶えてないって言うのよ。だから私から昨日何があったか教えて上げたの、ちょっと脚色してね」
富美子さんの声はなんとなく嬉しそうに聞こえる。
「何、何?脚色って?教えてよ!」
「あのね、昨日の晩は酔っ払ってスカートとパンツを自分から脱いで、朋子の旦那にオマンコに指を入れてーって叫んだのよって教えて上げたわ。それから、朋子の旦那の指をオマンコでくわえたまま腰を使ってたってね、キャハハ!」
「うんうん、過激なこと言ったんだね。そしたら葉子の反応は?」
実際にあったことではないのに、私の股間は熱く硬くなってきた。
「そしたらね、何で止めてくれなかったのよって私に言うのよ。私はそんな暇なかったって言って、それから葉子はオマンコにオチンチン入れてーって言って、朋子の旦那がその気になったのを必死で止めたんだから、感謝してよねって言ってやったわ。そしたら、富美子ありがとうだって。あはっ」
「その時の葉子の顔を見てみたかったよ、さすがは富美子さんだ」
そう言いながら、私は左手に携帯を持ち、右手はズボンの上から熱くなった股間を擦っていた。
「それから、これも嘘だけど葉子がオマンコに指を咥えている姿をうちの旦那がポラロイドで撮ってたって言ったら、なんでぇ、ひどーい、返すように言ってよって言うから、私は葉子が撮って良いって言ったのよって話したわ。それから、うちの旦那その写真をスキャナーで取り込んでインターネットで流そうかなんて、冗談言ってたわよってね」
さすがに葉子もそれには狼狽したに違いない、その話しを上手く使えば、などと考える私だった。
「富美子さん、そのポラロイドのこと、葉子は信じてるのかなぁ?」
「うん、絶対に信じ込んでいると思うわよ。だって青い顔して、富美子の言うことなら富美子の旦那 
 は言うこと聞くだろうから、インターネットに流すのだけは止めさせてって両手を合わせていたも
 の。ちょっと涙ぐんでさえいたわよ、あははっ」
私はこの話しを聞いて、存在しないポラロイドで葉子を踊らせようと考えていた。

次の日、私は行き付けの電器屋へ寄って当時規格になったばかりのDVビデオ一式とデジタルカメラを購入して、富美子さんの家へと向かった。
両手にいっぱいの荷物を持った私を、富美子さんはいつになく、にこやかに私を出迎えてくれた。
「よいしょっと、ああ、それからこれ..」
荷物を玄関先に降ろすと、私はすかさずポケットから紙幣の入った銀行の封筒を出し、富美子さんに手渡した。
「とりあえず、30万あるけど足りなかったら言ってね。軍資金と富美子さんの飲み代ってところかな。
 何かまとまって出費が必要な時はすぐ持ってくるからね」
軍資金と言って渡したが、殆ど全てが富美子さんの遊行費になることは覚悟していた。
「あはっ、さすがに常務さんともなると違うわね。私だったらカズさんのもっと大事にするのに。葉子もなに考えてるんだろう。カズさんは葉子を殴ったりなんてもしないんでしょ?」
「あ、うん、殴るなんてとんでもないよ。なんで?富美子さんのところはそんなことがあるの?」
「うん、最近は少なくなってきたけど、時たまね、何度別れようって思ったことか」
金の力なのか、富美子さんは今まで聞いたことのない話までする様になった。
「旦那はパチンコへ行ったから、リビングで話しましょ」
そう言うと富美子さんは居間へと私を招いた。

「ねえ、カズさん、このビデオカメラどうするつもり?それに2台もあるじゃないの?」
「うん、昨日の晩はビデオカメラを何処かにさりげなく置いて、酔っ払った葉子が王様ゲームでもやってる所を撮ってもらおうと思ったんだけど、今日ポラロイドのことを聞いて考えが変ったんだ。1台は今言ったように使って、1台はポラロイド写真のことをちらつかせて葉子に恥ずかしいことをさせて、撮影するって言うのはどうかな?無理なら仕方ないけどね」
「もう、面白そうだからやってみたいけど、あまり急がない方が良いわよ。徐々に調教した方が良いかもね。あらっ、ごめんなさい。私ったら、調教なんて言葉使って、あははっ」
富美子さんはすっかり私の計画に興味を示して、サディスティックな一面を垣間見せていた。
「良いんですよ、富美子さんの力で葉子を調教してあげて下さいよ。富美子さんがSだなんて以外だったけど」
「私も意外だわ、こんな気持ちになるなんて。でも良くSとMは誰でも両方持っているって言うじゃない。もっとも、うちの旦那は根っからのSみたいだけどね。うちの旦那ったら、私に浣腸させろとか縛らせろとか言うもの。私はいつも強く拒否するけどね、そうすると機嫌が悪くなって、普段でも暴力を振るったりするのかもね。旦那に葉子を調教させたら、その分私の家庭は平和になるかもしれないわね、ギャハハ」
富美子さんは楽しげに笑い出した。
「そっかぁ、僕は葉子が旦那に調教されるのを楽しみながら、富美子さんとラブラブって言うのも
悪くないかな」
ドサクサに紛れて、私は冗談のように笑って言ってみた。
「何言ってるの、うちの旦那に調教させるってことは、葉子を他人に抱かせるって言うことよ。分かって言ってるの?」
富美子さんは呆れたように、私の顔を見た。
「うん、もちろんだよ。恥ずかしい話だけど葉子が他人に抱かれて、オマンコにその男のチンボを突きたてられるのを想像して、自分の手でオナニーすることも度々あるんだよ。それに、富美子さんには悪いけど僕は富美子さんの旦那は好きじゃないんだ、僕の嫌いな男に葉子が抱かれると思うと、余計に興奮しちゃうんだ」
そう言うと、富美子さんの手を掴んで私の股間に宛がった。
富美子さんは、嫌がるでもなく私のペニスをズボンの上から弄りながら擦りだした。
「もう、本当に興奮してるのね、カズさんって本当に変態かもよ。あはっ」
そして、富美子さんは私のズボンのチャックを下ろすと、そこからトランクスの中へと手を伸ばして私のペニスを直に掴んで、ピストンを始めた。
「あっ、ああっ、気持ちイイっ」
富美子さんは私の上ずった声を聞いてか、更にピストンのスピードを早めた。
「あっ、あああーーー」
ほんの短い時間で私はピュピュッという感じで精液を放出していた。
富美子さんは、暖かいタオルを持ってくると、私のペニスを優しく拭いてから、リビングの床に飛び散った精液をふき取った。
『バタンッ』
その時、家の外から富美子さんの旦那の車のドアの閉まる音がした。。。
  1. 2014/06/08(日) 12:02:56|
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本当のこと。 第3回

暫くすると、私達の居るリビングに富美子さんの旦那が入って来た。

「やあ、カズさん、いらっしゃい。カズさん一人で来るなんて珍しいね。それにこのビデオ機材の山はどうしたの?」

富美子さんの旦那は訝しげに、ビデオと私の顔を交互に眺めていた。
私は葉子を辱める計画が上手く進むためにも、旦那には計画を話した方が得策と考えて、これからの計画を話した。
もちろん、軍資金を富美子さんに渡していることや、今、富美子さんにペニスを擦ってもらっていたことは、内緒にして....。

「ふーーん、なるほどねぇ。俺にとってはこんな楽しい話はないけど、カズさん、本当にイイのかい?
葉子を抱いても?」

「うん、イイよ。だけど条件があるんだ。その条件とは葉子を抱く時は僕にどこかから覗かせるか、ビデオに記録して後で必ず僕に見せるってことなんだけど、守れるかな?」

「そうか、俺はあんまり人に見られるっていうのは好きじゃないけど、葉子とオマンコできるんなら
約束は守るさ」

葉子を抱けると聞いて、富美子さんの旦那は何も考えずに即答してきた。

「だけど、あまり葉子をキズつけたりなんて、手荒なことはしないでよ。浩二さんは体格が良いんだから」

「あはははっ、分かってるよ、もっとも成り行き次第ではどうなるかわかんないけどさ、がははっ」

私は富美子さんの旦那のこのガサツさが、未だに好きになれないでいた。

「あははっ、お手柔らかに..」

私は苦笑いするしかなかった。

「そしたら、さっそく今夜にでも抱きたいなぁ」

旦那は富美子さんをチラッと見て、同意を求めている。

「あなた、何を言ってるの?準備もなにもしていないし、葉子だって昨日の今日で出て来る訳ないじゃないの?」
富美子さんは旦那の発言に、少し口を尖らせてたしなめようとした。
それに、第一、富美子さんの気持ちなどはハナから無視している。
やはり、自分の旦那が他の女性を抱くなどと言えば、心穏やかではいられないのではないだろうか?

「なーに、準備なんて簡単さぁ、この物入れの中のガラクタを放り出して扉に穴を明ければカズさんの覗き部屋は完成だし、富美子が葉子に電話して呼び出せばそれで良いんだろう?それに、来るのが嫌だって言ったら、ポラロイドのことをちらつかせればイイじゃないか。早く電話しろよ、俺は覗き部屋を作るからさ」

そう言うと、富美子さんの旦那はもの凄い速さで、物入れの品物を片付け出した。
富美子さんは、肩をすくめて電話の受話器を手にとってプッシュし出した。
私は、ただ唖然とその様子を眺めていた。

『ガシャッ』

暫くして、富美子さんは受話器を置くと、私達に言った。

「今晩来るわよ。また飲もうって言ったら、疲れてるから嫌だって言ってたけど、浩二の言う通りにポラロイドの話をしたら、行くから絶対にインターネットに流さないでって言ってたわ」

「やったー、なっ、言った通りだろ」

富美子さんの旦那は、はしゃいだ声をあげてニコニコしている。
それから、葉子の来る夕方まで3人で色々と準備をした。
ビデオカメラは、居間のサイドボードの上へさりげなく置くことにし、物入れの扉には直径1cmほどの穴を明けた。
そして、私の車は葉子の目の止まらぬ所へと旦那が持って行った。

「あと少しで葉子が来るから、カズさんは食事してから物入れに入らなくっちゃね」

そう言って準備の終わった私の前へ、富美子さんはサンドイッチとコーラを差し出してくれた。
そのサンドイッチを食べながらも、私の心臓は今にも破裂しそうなくらいに、ドキドキと脈打っていた。

「もうそろそろ、葉子の奴来るんじゃないか?カズさん早く物入れに入ったほうが良いよ。物音立てないでくれよな」

そう言って、富美子さんの旦那は私の方を見た。
私の嫌いな富美子さんの旦那に、妻の葉子を呼び捨てにされても私はムッとしてしまう。
その男に、これから葉子が抱かれるのかと思うと、私の股間は熱く硬くなってきていた。
「う、うん、わかったよ。上手くやってよ」

それだけ言うと、私は物入れの中へ入った。
富美子さんは外から扉を閉める時に、ペットボトルのお茶を差し入れてくれた。
そして、暫くして玄関のチャイムの音が響いた。

  1. 2014/06/08(日) 12:04:11|
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本当のこと。 第4回

玄関のチャイムが鳴って少しすると、覗き穴の向うに富美子さんと一緒に葉子が入って来たのが見えた。
葉子は白いジーンズにブルーのTシャツ姿である。

「富美子ぅ、旦那にポラロイド写真を返してくれるように言ってよ」

葉子は居間に入って来るなり、富美子さんにポラロイド写真のことを頼んでいる。

「うん、私は今日も旦那にはポラロイドを返して上げなさいって言ったんだけど、なかなかウンって言わないのよ。私は親友の葉子が困ることはしないでって何回も言ってるのよ。だけど、ウンって言わないから、今日は旦那に酒を飲ませて酔っ払ったとこで取り返そうって考えているの。私は何時だって葉子の味方だからね」

「ありがとう、富美子!頼りにしてるからね」

葉子は、富美子さんが演技しているとも知らずに、頭を下げている。

「だけど、うちの旦那が酔うまでは無理なこと言っても従う振りをしなきゃダメよ。酔う前に旦那が怒り出したら、その場でパソコンをインターネットに接続して写真を送っちゃうかも知れないからね。
葉子も知ってるでしょ?うちの旦那が短期なのを」

「う、うん、知ってるわ、嫌なことも我慢するから、協力してね」

そこまで話したところで、富美子さんの旦那がジャージ姿で入って来た。
きっと2階ですぐに脱ぎやすいように、ジャージに着替えて来たに違いない。

「おう、葉子こっちのテーブルに来て飲めよ。ビールでもワインでも何でもあるぜ」

相変わらず、ガラ悪く大きい声だ。

「は、はい、でも今日は..昨日飲み過ぎたから」

「なんだよ、付き合えよ。タマには酌くらいしても良いんじゃないの?ほらぁ、富美子もこっちに来いよ」

「はい、はい、葉子、しょうがないから飲みましょう」

富美子さんは葉子に目配せして、二人で旦那の居るテーブルへ向かった。
そして、富美子さんは旦那の向側に腰を下ろし、葉子を旦那の隣のイスに座らせた。

「そうそう、お酌してくれよ」

そう言うと、旦那は葉子に向かってワイングラスを差し出した。
葉子はコルクの抜かれた白ワインのボトルを、旦那のグラスに傾けた。

「うんうん、いいねぇ、葉子にお酌してもらえるなんて、幸せだよ。ほら、お返しだよ、ボトルをかしな」

そう言うと、旦那はボトルを葉子の手から奪って、葉子のグラスへ白ワインを注いだ。

「良し、乾杯しようぜ。富美子は悪いけど自分でついでくれ」

相変わらず自分勝手な旦那は葉子に向かってグラスを差し出した。
葉子も仕方なくワインが入ったグラスを差し上げた。

「かんぱーい!」

旦那は注がれたワインを一気に喉へ流し込んだ。
葉子は少し口をつけて、躊躇している。
葉子はビールなら結構飲めるのだが、ワインはちょっと飲みすぎただけで、悪酔いしてしまう方なのだ。
私はそれで、何度葉子を介抱したことか。

「なんだよ、その位の酒、一気に飲んじゃえよ!」

葉子は助けを求めるように、富美子さんの方を見ている。

「大丈夫よ、私がついているから、一杯だけ飲んだら?」

富美子さんは優しく笑いながら、葉子に言った。
葉子はその言葉に支えられるように、一気にグラスを傾けた。
見る見る、葉子の顔は赤くなって行くのだった。
それから暫くは三人で食べたり飲んだりして過ごしていたが、富美子さんがトイレれに立った時。

「葉子ぅ、富美子に聞いたけどポラロイドを返して欲しいんだって?」

「うん、お願い、返してよ。ねっ」

「あははっ、タダで返してくれって言うのかぁ?キスくらいしてくれよ!」

そう言うと、富美子さんの旦那は隣に座っている葉子に覆い被さっていった。

「あっ、いやー、うっ」

旦那は葉子の唇にいきなり自分の唇を重ねて、舌を割り込ませていた。
最初はもがいていた葉子だったが、暫くすると急に大人しくなって旦那の首に両手を廻した。
そして、自分からも舌を絡ませている。
旦那の首に回した腕には更に力が入り、濃厚なフレンチキッスを楽しんでいるようだ
私とセックスする時でも、私が唇にキスしようと顔を背けるのに....。

「もう、何してるのよ。私というものがありながら」

トイレから帰って来た富美子さんは言ったが、ちっとも怒っている感じはしなかった。
旦那は唇を離すと富美子さんに言った。

「おおっ、富美子はそこで見学でもしてろよ。それとも、葉子の旦那にでも可愛がってもらうか?」

そう言ってから、再び葉子に覆い被さった。
富美子さんは、笑いながら私の入っている物入れに向かって、片目を瞑って見せた。
そして暫くは、二人の濃厚なくちづけを見せつけられたのだった。

「ああっ、葉子の唇、旨かったぜ」

葉子はというと、酸素不足になったかのように、肩で息をしていた。

「ねえ、早くポラロイド返してよ」

「そうだなぁ、あのポラロイドに写っているように、今度は朋子の旦那の指じゃなくて、俺の指をくわえてくれよ。葉子のオマンコでさ」

「嫌よ!そんなことできるわけないでしょ!」

葉子はアルコールで赤い顔を更に赤くして、富美子さんの旦那の要求を拒否した。

「そうかぁ、朋子の旦那の指はオマンコに入れても、俺の指は入れられないってことか。わかったぜ」

そう言うと、富美子さんの旦那は立ちあがって、居間の隅に置いてあるデスクトップのパソコンの方へ歩いて行った。

「な、何する気なの?!」

「何するって、スキャナーで取り込んだ朋子の旦那の指が突き刺さった葉子のオマンコ写真を何処かのホームページに投稿するのさ」

葉子は慌てて、旦那の後を追いかけた。
旦那はそれを無視するかのように、パソコンのスイッチに手を伸ばした。
葉子は必死で旦那の腕を押えている。

「お願い、わかったわ、同じことするから、それだけは許して、お願い!」

葉子は必死の形相で、答えていた。
  1. 2014/06/08(日) 12:05:10|
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本当のこと。 第5回

「そうかぁ、そしたら送るのは止めるよ。だけど、いつでも投稿できるってことは忘れるなよ」

そう言って、富美子さんの旦那は最前のテーブルに戻った。

「さあ、葉子、こっちへ来て俺の指をくわえてくれよ。オマンコでさ」

葉子も旦那について仕方なくテーブルに戻るのだった。

「何してるんだよ!早くジーパンとパンツを脱いじゃえよ!グズグズしてると本当に送るぞ、俺の気が短いのは良く知ってるんだろ」

「あっ、はいっ」

葉子は慌てて白いジーンズを腰から下ろすと、足首から抜き去った。
そして、葉子の下半身には白いレースの飾りがついたパンティが張り付いていた。

「ほらっ、どうした。パンツも脱がなきゃ、俺の指をくわえられないだろ?」

そう言いながら、富美子の旦那は自分の右手の人差し指を宙にかざして見せた。
そのゴツイ指を突きつけられて、葉子は渋々パンティを引き下ろした。
旦那の方へ向いているために私からはキュッとしまった尻しか見えないでいた。
しかし、私は葉子の尻を見るのは何ヶ月振りかであった。

「ほうーっ、葉子のマン毛は結構薄いんだな、立ったままなのにオマンコの割れ目が見えてるぜ。ほらっ、自分で咥えろよ、ほらっ」

富美子さんの旦那がそう言うと、葉子は心持ち脚を開いて腰を下ろし始めた。
幾分、葉子の脚が震えている。
きっと、掲げた指を葉子の股間へ持って行ったのだろう。
葉子はスクワットをする様に、へっぴり腰になった。

「あっ、あん、いやぁぁ、動かさないで!」

葉子は、少し腰をよじりながら嬌声をあげた。

「あははっ、何言ってるんだよ、本当は動かしてもらいたいくせによ。ちょっと動かしただけで、俺の指をオマンコが締めつけてくるぜ。けっこう感じてるんだろ?」

「あっん、そんなことないわよ。感じるわけないでしょ」

「あらあら、葉子は指を入れられる前から濡らしているくせに、感じてないなんて嘘でしょ?ほらっ!」

否定する葉子に、富美子さんは脱ぎ捨てられた葉子のパンティを裏返して、割れ目のあたっていたクロッチの部分を葉子の顔の前に指し示した。
そこは、葉子の愛液で確かに染みになっていた。

「いやぁっ」

その染みを見せられて、葉子は顔を横にそらした。
これで、葉子にも富美子さんは既に自分の味方ではないことが分かっただろうか。

「ほらっ、うちの奥さんにも葉子のオマンコを見せてやれよ」

そう言うと、旦那は斜め後ろに居る富美子さんの方へ葉子の身体を向かせた。
旦那も葉子の割れ目に指を入れたまま、体勢を入れ替えた。
私の方からも旦那の節くれだった太い指を飲みこんだ葉子の股間が、良く見えるようになった。
覗いている私に気を使ったのだろうか。
前側から見る葉子は、膝を曲げて中腰になっており、滑稽な感じさえ受けたが、指の根元まで飲み込んだ割れ目は、やはり濡れて光っていた。

「ほーらぁ、やっぱり濡れてるじゃないの、葉子ったら淫乱奥様ってところかしら」

富美子さんはそう言うと、半分顔を覗かせたピンク色に輝くクリトリスを指でチョンと突っついた。

「あっ、いやぁ」

いきなりのクリトリスの刺激にビックリして腰を引くと、旦那もオーバーに葉子の腰の動いた方へ手を動かした。

「あははははっ、富美子、凄いぜ!今、おまえが葉子のクリに触ったら、ギュッと締めつけて手を引っ張られたよ、あははっ、そしたら、これはどうかな?それっ」

「いたーい、痛いよ!浩二止めてぇ、痛いよう」

富美子さんの旦那は葉子の割れ目に入っていた指に力を込めて、更に割れ目に押しこんだので、葉子は痛がって、叫ぶと同時に痛みを和らげようと中腰になっていた腰を伸ばして、更に爪先立ちになった。
しかし、旦那は力を弱めようとはせずに、葉子が痛がるのを楽しんでいるようだ。
旦那のサディスティックな面が表れていた。
その時すでに、覗きながら私はズボンのチャックを下ろしてペニスをパンツの上からしごいていた。
私にとっては、こんなに興奮するショーは生れて初めてだった。
暫くすると、旦那は葉子の割れ目の中で指をピストンさせ始めた。

「あっ、あああ、いいい、気持ちイイ」

葉子も指の動きに合わせて、腰をくねらせ始めた。
葉子の割れ目に出たり入ったりする富美子さんの旦那の指を、離すまいとするかのような葉子の腰の動きであった。

「うんうん、そうだろう。何処が気持ちイイか言ってみな」

「あーん、そんなぁ、恥ずかしくて言えない。あああっ」

「ちゃんと言わないと、イカセテやらないぞ!いいのか?」

「あーん、逝かせてぇぇぇ、オマンコ、そうよ葉子のオマンコが気持ちイイの!あああん、お願い逝かせてぇ!」

きっと今の葉子の頭にはポラロイドのことなど何処にも残っていないのであろう。
それほどのもだえ方であった。
それに、こんなに大きな声を上げてオネダリするなんて、私とのセックスでは一度もなかったことである。

「富美子、こっちに来て手で擦ってくれよ」

旦那は割れ目に入れてピストンしているのと反対の手で、ジャージのズボンのゴムを引っ張りながら、富美子さんを呼んだ。

「もぅ、あんた達だけ気持ち良くなる積もりぃ?仕方ないわね」

富美子さんは本当に仕方なさそうに、旦那のジャージとブリーフを膝まで下ろした。
すると、身体と比例しているかのような、勃起した浅黒い大きなペニスが現れた。
私のところから見ると、20cmくらいありそうな気がした。
そして、富美子さんは、ペニスを擦り始めた。

「うん、うっ、良いぞ!もっと早くやってくれよ、うっ」

富美子さんは、速度を早めなれた手つきでしごきだした。
その速度に合わせるように、葉子の割れ目に入れた指の速度も速くなっていった。

「あっああああああっ、あああ、いいいい」

葉子の口からは、再び早いテンポで快感の叫びが上がっていた。
そして、叫びと同時に旦那の指を伝わって葉子の愛液がポタッポタッと床へ落ちていった。

「もうすぐ逝きそうね、早く逝ってよ!疲れちゃうわよ」

そう富美子さんは言うと、更に手の動きを早くした。

「おっ、おう、おおおおおーー」

旦那が獣のような声を上げたと思うと、ペニスの先からおしっこのように白い液体が迸り、嬲られ続けている葉子の裸の下半身を汚していた。

「あっあああー、いいいぃぃぃぃぃ...」

それと同時に、葉子も最後の叫びを上げて床へへなへなと崩れ落ちた。
もちろん、私も声を押し殺しながら物入れの中で精液を撒き散らしていた。
  1. 2014/06/08(日) 12:10:52|
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本当のこと。 第4回

暫く射精した余韻にふけっていると、居間では富美子さんが葉子の愛液や旦那の精液で汚れた床を雑巾で拭いていた。
葉子は股を閉じることもなく、床に横たわっている。
葉子のふさふさした恥毛は愛液と旦那が迸らせた精液のためになのか、くしゃくしゃになっていた。

『カシャッ、....カシャッ』

その姿を富美子さんの旦那が私の買い与えたデジカメで撮影していた。
葉子はデジカメで恥ずかしい姿を写されているとも知らずに、力なくいつまでも横たわっていた。

『カシャッ、....カシャッ』

しばらくして、そのデジカメの音に気づいて、葉子は閉じていた目を開いた。
最初は何が行われているか、理解できずにボーっとしていたが、暫くして理解したらしく、カメラに向かって晒されていた股間の割れ目を隠すように、慌てて開いていた脚を閉じながら富美子さんの旦那に向かって叫んだ。

「いゃーぁ、何するのよ!止めてよ!」

「何するって、決まってるだろ、葉子の裸をデジカメに撮ってるんだよ。この方が数倍ポラロイドより良いからな」

そう答える富美子さんの旦那に、葉子はカメラを奪おうと下半身裸のまま立ち上がって組みついて行った。
ほんの少しもみ合いになったが、そのとき軽く上げた旦那の膝が葉子のみぞおちにヒットした。

「ぐぇっ..」

葉子はそのまま、床に崩れ落ちてお腹を押えて苦しんでいた。

「葉子、大丈夫?」

苦しんでいる葉子に富美子さんが近づいて行った。
私は苦しんでいる葉子を介抱するのかと思ったが、そうではなく介抱する振りをして葉子の後ろから近づくと、葉子の太腿の裏にそれぞれの腕を差しこんで、座ったまま子供にオシッコをさせる時の姿勢に抱え込んでしまった。
その為に葉子の下半身は余すことなくさらけ出されてしまった。

『カシャッ、....カシャッ』

待っていましたとばかりに、旦那はデジカメのシャッターを切り出した。

「富美子ぅ、顔を伏せろよ。お前の顔も一緒に写っているぜ」

「なによぉ、私の顔は写しちゃダメよ!何を考えてるのよ!ばかぁ」

富美子さんは、慌てて葉子の身体に顔を隠した。
葉子の顔と言えば、苦痛に歪んでいた顔が泣き顔に変っていた。

「いやぁ、お願い!撮らないでぇ、私が何をしたって言うの?富美子ぅ、親友でしょ!」

「あららっ、昔は私も親友だと思ってたけど、最近は親友の押し売りをしてない?あきると自分の着た服を私に押し付けたりさぁ。それも、やけに恩着せがましくね。そんな葉子に私たちはいつもイラついていたのよ。いつかこんな時が来れば良いと思いながらね」

そう言うと、富美子のどこにそんな力があるのか、葉子を抱えたまま後ろにのけぞった。
葉子の身体も一緒に反り返り、大股開きになって赤く充血した割れ目と共に、小さくすぼまりながら、キレイなしわを刻んだお尻の穴までがデジカメと物入れから覗く私に向かって大きく露わになった。

『カシャッ、....カシャッ』

再び葉子に向かってカメラのシャッターは切っておろされた。
数枚の写真を撮り終えると、富美子さんは抱えていた葉子を床に下ろして、葉子の半袖のブルーのTシャツを裾から捲り上げて脱がしにかかった。
葉子の胸を隠す白いブラジャー一つだけの裸に剥かれてしまったのである。
裸の身体にブラジャーだけというのも、私の股間に刺激を与えた。
富美子の旦那もその格好に刺激されたのか、盛んにシャッターを切っていた。

「がはははっ、良い写真がとれたぜ、インターネットに流すよりこれだけの枚数があるんだから、CD-Rで写真集でも作って、みんなに売付けようかな?《エッチな人妻、葉子Part1》なんて題名はどうだい?儲かるぜ、ははっ」

「いゃぁ、お願い、そんなことしないで、お金なら用意するから...お願い、ねっ」

「そうかぁ、まあ俺も鬼じゃないんだからな、葉子が素直になりゃあ、考え直してもいいぜ。だけど、逆らったりしたらどうなるか分かってるよな?」

そう言いながら、富美子さんの旦那は葉子の顎を手で持ち上げた。

「えっ、どうなんだよ、葉子!」

葉子は小さくコクンと頷いた。

「そうかぁ、分かってくれて嬉しいよ。そしたら素直になった証しに葉子の車を俺にくれよ。なあ、良いだろう?」

何を言い出すのか、富美子さんの旦那はそんなことまで言い出した。
私が買い与えた葉子のBMWを寄越せと言うのだ。
私は一瞬怒りを憶えたが、まあこれだけ計画以上に葉子を辱めているのだから、仕方のないことかと考え直した。
第一日目としては、出来過ぎだと考えたのだった。

「は、はい」

葉子はシャネルのカバンから、これまたシャネルのキーケースを取り出すと、旦那に差し出した。
旦那は嬉しそうにそのキーケースを受け取った。

「で、でも、私は、車はどうしたら良いの?」

「あははっ、車ならまた旦那に買ってもらえば良いだろう?」

「そ、そんなぁ.....」

「がははははっ、まあ、これからも仲良くしような。なあ、富美子もそれが良いと思うだろう?」

「そうね、親友としての今までのお礼も沢山しなければいけないし、これからは、もっともっと仲良しになれるように、頑張ろうね」

表情は変えなかったが、富美子さんの言葉を聞いて葉子は震え上がったに違いないと思った。
物入れの中で聞いていた私でさえ、これから先、どんなひどいことが起きるか分からないと思ったのだから。
もっとも、私にはそれが夢の中へ誘ってくれるアナウンスにも聞こえた。

「そしたら、俺は寝るぞ!また、明日楽しもうな、葉子!」

そう言うと富美子さんの旦那は、あくびをしながら2階へ上がって行ってしまった。

「ほらほら、葉子も服を着て家に帰りなさいよ。カズさんが心配するわよ」

富美子さんは笑いを押し殺して、葉子に言った。
私は目の前の物入れの中にいるのだから。

「でも、どうやって帰れって言うの?車のキーは浩二に取り上げられちゃったのよ!」

「そうねぇ、そうだ、私の自転車を貸してあげるから、それで帰りなさいよ。それとも、私の自転車じゃ不満だとでも言うの?」

「う、ううん、いいわ、自転車借りて行く」

『バシッ!』

いきなり、葉子の頬を富美子さんの平手が襲った。

「痛い」

葉子は叩かれた頬を押えて、涙を流していた。

「何よ、それ、自転車貸してくれてありがとう。でしょ?」

「あ、ありがとう。自転車貸してくれて。ううっ」

葉子は泣きながら、富美子さんの言った通りに復唱した。

「そうそう、それで良いわ。それから明日もうちに招待するから、電話したら超ミニスカートを穿いて、自転車で来るのよ。良いわね。分かったらサッサと服を着て帰ってちょうだい。私も寝るんだから」

富美子さんに冷たく言い放たれた葉子は小さく頷いて、投げ捨てられた下着や衣服を集めて身に着けると、ヨロヨロしながら外へ出て行った。
私はそれを見て、自転車で帰れるかちょっと心配だった。

『バタンッ』

急に私の前が明るくなって、目の前に富美子さんの姿が現れた。

「あらあら、カズさん、なんて格好してるの?」

富美子さんの視線の先には、ズボンから出したままの私のペニスが半立ちのまま、だらしなく露出していた。
私は慌ててズボンに押しこんだ。

「あははっ、上手くいったね。だけど、富美子さんの旦那は想像以上に良くやってくれたよ。もちろん、富美子さんもだけど。」

そう言って私は富美子さんの肩を抱いて、顔を引き寄せて唇を奪おうとした。
しかし、富美子さんは顔をそむけて私の唇を避けてしまった。

「もう、カズさんったら、ダメよ、うちの旦那が下りてきたらどうするのよ。今度、仕事でいないときにね」

「う、うん、分かったよ」

上手く、逃げられたような気はするが、確かに富美子さんの旦那は危ないところがあるので、私は葉子が自転車で帰った家へ帰ることにした。
それにしても、今日起こったことは私にとっては夢のようなことだったし、明日からもこの夢が続くのかと思うと、とてもウキウキした気分になった。
  1. 2014/06/08(日) 12:12:09|
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本当のこと。 第7回

『ゴトンッ』

私は隣りの居間から聞こえた物音に目をさました。
枕もとの時計を見ると、まだ7時だった。
妻の葉子がいつも起きる時刻には、まだ2時間くらい早い。

「おはよう、今日は早いね」

私は居間のソファーでコーヒーを呑んでいる葉子に声をかけた。

「あっ、おはよう、今日は休みなんだからもっと寝てれば良いのに、私は何だか目が覚めちゃって」

「そっかぁ。ところで昨日帰って来たら葉子の車がなかったけど、どうしたの?」

「あっ、ああっ、昨日は富美子の家で飲み過ぎちゃったから、車を置いてきたのよ」

「へえーっ、いつもは飲んでも酔いを醒まして必ず車で帰って来るのに珍しいね。本当は、男の車で送ってもらったとかなんじゃないの?」

自転車で帰ったのを知っているが、私はわざと冗談ぽい口調で葉子に言った。

「何言ってるのよ!そんな男がいるわけないじゃないの!富美子の自転車を借りて帰ってきたのよ」

葉子は怒りながらコーヒーを手にして居間を出ていった。
私は肩をすぼめて葉子の座っていたソファーに座ろうとした時、出て行った葉子が戻ってきた。

「あなた、今日も富美子の家へ行くから宜しくね。自転車も返さなくちゃいけないし...」

「そうかぁ、分かったけど、何時くらいに出掛けるの?」

「そんなこと、分からないわよ。富美子から電話がきたらよ!」

葉子はきっといつ来るか分からない電話に、いらついているのだと思った。
そして、自分の部屋へ引っ込んで行った。


その日の三時頃、私にとっては待ちに待った電話がきた、部屋に閉じこもった葉子に何気なく振舞いながら、その富美子さんの電話を取り次いで、また心臓がドキドキして来たのであった。

「あなた、富美子の家に行ってくるわ」

電話がきて、暫くすると自分の部屋から葉子が姿を現した。
葉子の格好というと、昨晩の富美子さんの指示通りに黒いタイトなミニスカートと薄手のブラウス姿であった。

「葉子、送って行こうか?そんなに短いスカートで自転車に乗ったら、パンツが丸見えだと思うよ」

「い、良いわよ、自転車返さなきゃならないし、また着替えるのも面倒だから。行ってきます」

そう言って、葉子は玄関から出て行った。
富美子さんの言いつけを守っていれば、パンツどころか黒い恥毛と割れ目まで見えそうなミニスカートであった。
私は葉子が家から離れた頃合いを見計らって、富美子さんの家に先回りすることにした。


「こんにちは!」

富美子さんの家へ着くと私は、居間へかってに上がりこんで行った。
その居間は午前中に夫婦でしたのか、テーブルやソファーの位置が昨日の晩と大幅に変っていた。

「カズさん、いらっしゃい!どうだい?カズさんから良く見えるようにしたほうが良いって富美子が言うから、全部移動したんだぜ」

そう言うと、富美子さんの旦那はにこやかに私を迎えてくれた。
富美子さんの話だと、不思議と私に対してはニコニコと接する方らしい。

「葉子もきっと、あと20分もすれば着くんじゃないかな。ところで今日はどうやって葉子を辱めるつもりなの?」

「あははっ、カズさんも好きだよね。自分の嫁さんが他人に遊ばれるの見て喜んでいるんだからさぁ。今日は昨日のデジカメ写真のことをちらつかせて、ちょっとSMみたいなこともしたいと思ってさ。
でも、俺のことだから行き当たりばったりってところかなぁ」

そう楽しそうに言うと、富美子さんの旦那は脇に置いてあったドラッグストアーの紙袋を逆さまにして、中のものを床に広げた。
ゴチャゴチャと中から出て来た物は、いちぢく浣腸、シェービングクリーム、T型髭剃り、ビニールテープ、ローション、ペット用品などなど、まだまだいろいろな物が出て来た。
私は、その中身を見て、ドラッグストアーはSMに使う道具の宝庫なのだと感心してしまった。

「これだけ買うのもけっこう金が掛かったよ、俺の小遣いもそんなにないから大変なんだ」

そう言いながら、富美子さんの旦那は私の顔を覗きこんだ。

「あっ、ああっ、そうか、気がつかなくて、ゴメン」

私は財布から5万円ほど抜き取ると、旦那に差し出した。
やはり、軍資金と言って富美子さんに渡した金は、旦那には内緒らしい。

「悪いね、こんなには掛かってないけど、貰っておくよ」

そう言うと、昨日と同じジャージのポケットにその紙幣をねじ込んだ。
そして、今ぶちまけた物を袋に戻している。

「カズさん、そろそろ葉子が来るから、物入れに入ったほうが良いわ」

その様子を脇で見ていた富美子さんが、物入れの扉を開けて待っていた。
今日の富美子さんは、Tシャツと膝上20cmくらいのジーンズのミニスカートを穿いている。
細くて長い足にはストッキングはなく素脚であった。
そして、私は今日もまた、自分の妻が辱められるのを覗くために、物入れへと入って行った。

物入れから外を覗くと、富美子さん夫婦がこちら向きに並んで座っている。
しばらく覗いていると、富美子さんはこちらにウィンクしてソファーに深く座り直した。
その時、富美子さんのミニスカートは、大分上の方まで捲くりあがり脚の付け根を覆った白いショーツがのぞいた。
私が思っていたより、オーソドックスなショーツではあったが、私の股間は充分に硬くなっていた。

「あれっ、なんだぁ、富美子、カズさんにサービスしてるのか?」

その様子に気づいた旦那は、そう言って富美子さんの肩を抱きよせると、白いショーツの股の部分に指をのばして、動かし始めた。

「あっ、あーん、浩二、止めてよう!こんなことしてたら葉子が来ちゃうでしょ」

そう言って富美子さんは旦那を押しのけようとしたが、体格の良い旦那の身体はビクともしなかった。
富美子さんが逃れようと暴れると、更にスカートがたくしあがり、ショーツとその上を動く指が更に私から良く見えるようになった。
そして、そのショーツを旦那は両手で脱がせようとした。
ショーツは少しずらされて、富美子さんの黒々とした恥毛が私の目に飛び込んできた。
しかし、富美子さんは素早く立ち上がってショーツを戻したので、黒々とした恥毛も一瞬しか目に出来なかった。

「ばかっ!何するのよ。もう」

「あははっ、そのくらいイイじゃないか。どう?カズさん、少しはサービスになったかなぁ?あんたの奥さんをいたぶれるんだから、このくらいサービスしなくちゃ悪いものな。富美子もサービスしてやれよ。がはははっ」

富美子さんの旦那のことははっきり言って嫌いだが、今日はいやに嬉しいことを言っている。
先ほど渡したお金が効いたのだと思った。
夫婦して金の力には弱いようだ。

「まったくぅ、自分の嫁さんにこんなことするなんて、本当に二人とも変態ね!」

富美子さんは、怒ってソファーの脇に立っていた。
私にとっては、富美子さんに旦那と一緒にされることは、ちょっと心外であった。
  1. 2014/06/08(日) 12:13:20|
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本当のこと。 第8回

富美子さん夫婦のサービスタイムが終わったその時、玄関のチャイムの音が響いてきた。

『ピンポーン、ピンポーン』

「はーい!」

富美子さんは、返事をしながら玄関へ飛び出して行った。
そして、居間へ戻って来ると、その後ろにはちょっと緊張した面持ちで、黒の膝上20cmくらいのミニスカートと薄手の白いブラウスを纏った妻の葉子がついて来ていた。

「よう、良く来たな。待ってたぜ」

富美子さんの旦那はうれしそうに笑って言った。

「葉子、昨日の約束を守ってきたか、調べて上げる」

そう言って振りかえると、富美子さんは葉子のミニスカートのすそをグイッと上へ捲り上げた。

「あっ、」

捲り上げた時に葉子は小さな声を上げたが、私が期待したようにノーパンではなく、スカートの下からは、白いショーツが現れたのだった。

「何よこれ?葉子、私が昨日なんて言ったか覚えてる?」

富美子さんは、約束通りにノーパンで来なかった葉子に凄い剣幕で迫った。

「でも、自転車だと凄いミニになっちゃって、今日来る時も何人にパンツを見られたか分からないわ。ノーパンは無理だと思うの」

「何言ってるのよ。私は葉子の意見なんか聞いてないのよ。私がノーパンで来いって言ったら、ノーパンで来れば良いのよ!ふん、まあ良いわ、その代わりに私との約束を守らなかった罰としてお仕置きするからね!」

「ねっ、お願い、堪忍してよ。それに、お仕置きってどんなことするの?ねえ、許してよ」

葉子は富美子の剣幕に困惑して、許しを乞うた。

「おいおい、富美子ぅ、葉子が震え上がっているぜ、お仕置きって何するんだよ。俺のチンボを舐めさせるお仕置きっていうのはどうだい?」

富美子さんの旦那はそんなことを言っていた。

「ダメダメ、そんなんじゃちっともお仕置きにならないじゃない。私との約束を破ったことを後悔するように、少し身体に痛い思いをすれば良いのよ」

富美子さんの言葉に葉子は、ガタガタと震え出した。

「ね、ねぇ、お願い、何をするつもりなの、痛い思いって何?ねっ、酷いことはしないわよね?」

「ふんっ、そうねえ、あなたがもっと素直になれば考えなくもないけどね。まあ、手始めに素直になった証拠を見せてくれるかしら?」

そう言って富美子さんは葉子の顎を手でしゃくった。

「まずは、昨日の約束通りノーパンになって頂だいね。良いかしら?」

「は、はい」

葉子は慌ててミニスカートの裾から手を入れると、白いショーツを一気に足元へ下ろした。
そして、脚をショーツから抜くとミニスカートの裾を直していた。

『バチーン』

「ぎぇーーーーー!」

葉子のお尻を叩く音と同時に、ミニスカートの裾に気を取られていた葉子の叫び声が上がった。
富美子さんの手にはプラスチック製の布団叩きが握られていてた。

「何よ、大声出して、軽く叩いただけじゃない、それもスカートの上からよ」

しかし、葉子はしっかりお尻を押えて、富美子さんの言葉を否定するようにクビを横に振っていた。

「もう、しっかりしてよ、次はお尻を直に叩く積もりなんだから、このくらいでねを上げないでよ」

「む、無理よ、直に叩くなんて、絶対に無理!」

そう言うと葉子は後ずさりして、居間から逃げ出そうとした。

「あっととぅ、ダメだぜ逃げようなんてさ」

ドアーの寸前で葉子は富美子さんの旦那に掴まってしまった。
そして、力ずくで富美子さんの前に引きずられて来た。

「もうっ、無理じゃないわよ。痛いのはお仕置きだから当たり前だし、大声を上げると近所の人がなにごとかと覗きに来るわよ。それでも良いの?まあ5回で勘弁して上げるから、スカート捲って前かがみになりなさいよ!自分で叩かれる姿勢をとれないのなら、浩二に押えつけてもらうからね。そのかわり、自分で叩かれる姿勢をとれないのならお尻を叩くのを10回にするわよ。さあっ、どうするの?」

葉子は答える代わりに、ミニスカートの裾を捲ってお尻を出すと前かがみになった。

「そうそう、良い子ね。それっ」

『ビシッ』

「ぎっ、うっ、ううっ....」

葉子は痛みに耐えながら布団叩きの仕置きをうけだした。
白いキュートな尻には布団叩きの形が赤くクッキリと浮かんでいた。
そして、更に残りの3回が葉子の尻に向かって振り下ろされ、その度に辛そうな押し殺した葉子の声が響いた。
たった5回の仕置きだったが、もう葉子の尻はミミズ腫れになって声も出ずに、居間の床へ突っ伏していた。
SM小説などでは、5回くらいは物の数ではなさそうだが、実際は赤く腫れた尻が痛々しく、うつ伏せになった葉子のその尻を、叩いた富美子さんが、冷したタオルを持ってきて葉子の尻を冷しだした。

「あはっ、どう?私との約束を守らないと、どうなるか分かったでしょ?」

葉子はお尻を冷されながら、その言葉に頷いている。

『カシャッ、カシャッ』

その葉子の赤くなった尻を旦那が写し始めた。

「あははっ、色んな写真が撮れて、良い感じだせ」

「ああっ、写真は許してよ、お願いだから、ねっ」

「大丈夫だよ!葉子さえ大人しく言うことを聞けば、誰の目にとまる訳じゃないんだからな、もっとも言うことを聞かなければ、住所と名前付きで日本中、いや世界中の人が目にするかもな、あははははっ!」

「お願い、そんなことになったら、私、生きていけない...だからそれだけは止めて。」

「あははっ、分かったよ、保留にしておくからこっちへ来て昨日の続きをしてくれよ。昨日は不覚にも手で発射しちゃったからな。今日は葉子の可愛いお口でやってくれよ!」

そう言って、富美子さんの旦那はうつ伏せに突っ伏している葉子に手招きした。

「何言ってるのよ、何が不覚にもよ。早漏のくせしてさ!」

富美子さんは、旦那にそんな言葉を投げつけた。

「うるせえ、ふん、まあ良いや、今日はこれから葉子にやって貰うんだからおまえなんかに構っていられないよ。どうした?葉子、早く来いよ」

葉子という玩具に夢中の旦那は、いつもなら怒るのであろう富美子さんの言葉を無視して、葉子を再び手招いた。
私は自分の妻が他人のペニスを咥えるのかと思うと、ギンギンに股間が熱くなるのを押えられなかった。
そして、頭の片隅では、これから先、旦那に構ってもらえない富美子さんが、私に抱かれてくれればなどと考えていた。

「ほらっ、葉子、触ってみなよ」

葉子が旦那に近づくと、旦那はいきなりジャージとブリーフを脱ぎ捨てていきり立ったペニスを、ノーパン姿の葉子に近づけた。
そして、無理やり葉子の手をとると自分のペニスを握らせたのであった。

「どうだい、昨日は酔ってて俺のチンチンの感触が分からなかったんじゃないのか?今日はシラフだから、良く分かるだろう?葉子の旦那のと比べてどうだい?」

「あーん、浩二のオチンチンの方が大きい」

葉子は少し甘えた声を出して、富美子さんの旦那のペニスを握り締めていた。
私にはこれが、葉子の本質だと分かっていた。

「あははっ、そうだろ?どうだ、葉子、舐めたいか?」

富美子さんの旦那はそう言うと、顔を葉子の耳に近づけて何事かボソボソ話していた。

「あー、浩二さん、どうかお願いですから、うちの旦那の一良より太くて素敵な浩二さんのおチンチンを舐めさせて下さい。お願いします」

旦那に言われて、復唱しているのであろう葉子の言葉に、私のペニスは、嫌いな男のペニスを比べられて、馬鹿にされているにも係わらず、もう爆発寸前であった。

「あははっ、そうかあ、そこまでお願いするんだったら、舐めても良いぜ、ほらっやれよ」

ソファーに腰掛けたままの旦那の股間に、葉子は顔を近づけるとソフトクリームを舐めるように
舌を使ってペロペロ舐め始めた。
たちまち、旦那のペニスは葉子の唾液に濡れて輝きだした。

「お、おう、なかなか上手いじゃないか、富美子とは大違いだぜ。そろそろ咥えてくれよ」

葉子は、上目遣いに旦那の顔を見ると、小さな口を目一杯という感じで開いてペニスを根元近くまで咥えこんで、ゆっくりと顔を上下に動かし始めた。
葉子の赤い唇から、浅黒いペニスが出入りするのが見えていた。

「うーーっ、気持ち良いぜ、も、もっと早く動かしてくれよ!」

旦那は葉子の頭を両手で掴むと、自分のペースに合わせるように動かし始めた。

「ううっ、いいい、逝く、葉子もう出すぞ!うっ..」

しばらくして、富美子さんが言ったように本当に早漏なのか、旦那は葉子の頭を掴んだまま、腰を持ち上げると発射したのか、腰の動きを止めた。 

「うっ、うぐぅ」

旦那の下半身から頭を上げた葉子の口からは、多量の白い液体がだらしなく流れ出ていた。

  1. 2014/06/08(日) 12:14:47|
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本当のこと。 第9回

「葉子、おチンチンを舐めるの上手いじゃないの、誰に教わったの?カズさんに教わったの?」

葉子のフェラチオを見て、富美子さんは私の入っている物入れをチラッと見て言った。
しかし、私は葉子と結婚してから一度もフェラチオはしてもらったことがなかった。
私が頼むと必ず拒否されていた。
それなのに、上手いと言うことは....。

「おいっ、富美子、おまえも舐めたくなったんじゃないのか?」

「ふん、何言ってるのよ、それよりそのおチンチン早く仕舞いなさいよ、満足したんでしょ?みっともない」

やはり富美子さんも自分の旦那が、他の女にフェラチオされて気分が良くないのか、起こった様子で話していた。

「はははっ、焼くな、焼くな」

そう言って笑いながら富美子さんの旦那は、ブリーフとジャージを引き上げて、ダランとしたペニスを仕舞いこんだ。


「葉子、俺のカルピスは美味かったろ?良く口をすすいで来たか?あはははっ」

「は、はい....」

「うんうん、そしたらここへ来て座れよ」

富美子さんの旦那はソファーの自分の座っている隣を指差して言った。
葉子が大人しく座ると、いきなり旦那は葉子の顔を掴んで唇を重ねた。
葉子も嫌がるでもなく、濃厚にくちづけを返している。
そして、旦那の右手は葉子のミニスカートの股の間からノーパンの股間へ差し入れられた。
差しこまれた瞬間、半開きになっていた葉子の太腿がギュッと閉じられた。

『ピンポーン、ピンポーン』

その時、玄関のチャイムが鳴った。
私は驚いてドキッとしたが、ソファーの二人はチャイムが聞こえなかったかのように、唇をむさぼり合っていた。

「もう、誰かしら?」

そう言うと、少し呆れ顔で二人を眺めていた富美子さんが玄関へ来訪者を確かめに行った。

「浩二、浩二ったらあ、朋子たちが遊びに来たんだけど、どうする?ねぇ」

「ちぇっ、仕方ないだろ。入れてやれよ」

富美子さんの旦那は葉子から唇を離して、ソファーに座りなおした。
葉子も姿勢を正すと、旦那から距離を置いてソファーに浅く座りなおした。

「こんにちは、遊びに行くにもお金がなくて、それでって訳でもないけど忠雄とここへ来ちゃった。あらっ、やっぱり葉子も来てたのね」

「ほいほい、この前みたいに楽しく遊ぼうよ。ビールも買ってきたしさあ」

ブスの朋子と忠雄と呼ばれたお調子者の旦那が、酒屋のビニール袋を下げて居間に入ってきた。
葉子は膝を硬く閉じ合わせて、下を向いていた。

「葉子さあん、この前みたいに王様ゲームしようよぅ」

「い、いえっ、あの時は酔っていたから...」

葉子は蚊の泣くような声で下を向いたまま答えていた。

「あららっ、どうしたの?いつもの葉子さんと違うね、元気ないよ、僕の持ってきたビールでも飲んで元気出してよ」

そう言うと、朋子の旦那の忠雄はビールとつまみをテーブルの上に広げた。

「葉子、うちのダーリンに変な遊びを教えないでよ。今日も朝から葉子、葉子って煩かったんだから」

私は朋子の話を聞いて、このバカ女と叫びたくなっていた、妻の葉子を無理やりゲームに誘ったのは忠雄だと聞いていたし、何より二人ともダーリンと呼んだり、呼ばれたりする顔じゃないだろうと言いたかった。

「えへへっ、だけどいつも葉子さんって色っぽい格好してるよね」

忠雄はそう言って葉子の隣りに座ると、白い膝頭を撫ぜだした。

「あっ、いやよ」

急に脚を撫ぜられて、葉子は忠雄の手を逃れるように座ったまま身体の向きを変えた。

「あはっ、葉子さん、やっぱり色っぽいよぅ。黒いパンツ穿いてるんだあ!」

方向を変える時に一瞬閉じ合わせた膝が開いたのであろう、忠雄には葉子の黒々とした恥毛が黒いショーツに見えたに違いなかった。

「ばーか、ハズレだよ。正解はノーパンなんだよ」

富美子さんの旦那は、忠雄に葉子の下半身を被うのはスカートだけなのを話してしまった。

「浩二、何言ってるのよ!そんなこと言ってどうするの!」

富美子さんは慌てた様子で旦那に言ったが、旦那は全然意に介す様子などなかった。

「良いじゃねえか、本当のことなんだしよ」

「うわぁ、すげえ!だけどなんでノーパンなの?」

「がははっ、まあ俺に見てもらいたかったのかもな、俺が魅力的だからよ」

「へえー、と言うことは浩二さんは葉子さんのオマンコ見たってこと?いいなあ、ねえねえ葉子さん、僕にも見せてよ」

忠雄はそう言うと、ソファーに座った葉子の前にひざまついた。

「嫌よ、絶対に嫌!」

そう言うと、葉子は閉じた膝にギュッと力を込めた。

「えーっ、お願いだから見せてよう、お願い、ねっ、葉子さん」

そう言うと忠雄は助けを求めるように富美子さんの旦那の方を見た。

「葉子、減るもんじゃなし、見せてやれよ。忠雄だってインターネットの画像には飽きただろうし、タマには生が見たいよなぁ?」


富美子さんの旦那はインターネットと言うキーワードを葉子に聞かせて、脅しつけていた。
葉子はその言葉を聞いて、少しずつ膝頭を両方に開いていった。
忠雄はごくりと唾を飲みこんで、葉子の股の間を覗きこんでいた。

「うわーっ、すげえ、葉子のオマンコってけっこうキレイだよなあ、びらびらも小さめだし、そそるなあ」

忠雄は嬉しそうに品評まで加えて、葉子の割れ目を覗いていた。

「もうっ、葉子ったら嫌らしいわね。こんな変態みたいなことして私達の旦那を誘惑されたんじゃ、たまったもんじゃないわ、ねえ、そうでしょ?富美子」

朋子は自分の旦那のことは棚に上げて、葉子を罵倒し富美子さんに同意を求めた。

「まあまあ、朋子、そんなに怒らないの。忠雄さんだって同じじゃないの?今だって最初は葉子は嫌がってたじゃないの」

富美子さんは、朋子の問いに葉子をかばうようなことを言った。

「それじゃあ、富美子は忠雄さんが悪いっていうの?富美子はなんでこんな変態女の肩を持つのよ?
富美子だってこんな女のオマンコを見て自分の旦那が喜んでるなんて、腹が立たないの?」

朋子は富美子さんにまで、くってかかっていた。
私はその様子を見ていて、のっぽのガリガリブスだとは思っていたが、性格まで最悪だと改めて思った。

「あはっ、そう言わずに、ねっ、葉子に忠雄さんを興奮させてもらって、今夜いっぱい頑張ってもらえば良いじゃないの?」

「うっ、うん、富美子がそこまで言うんなら良いけど....」

朋子はそう言いながら、忠雄を上目遣いで見ていた。
きっと今夜は朋子の奉仕に忠雄は大忙しになるのだろうと思った。
そして、朋子のおかげでその場はしらけてしまい、葉子を嬲るのは中断された。
そして、居間ではワイワイガヤガヤと酒盛りになっていった。
忠雄はその間も葉子の方をチラチラと物欲しそうに盗み見ていた。
上機嫌だったのは、フェラチオで葉子に抜いてもらった富美子さんの旦那と、今晩を楽しみにしているような朋子の二人だけだった。
物入れの中に潜んでいる私は、目的のショーが終わってしまい、早くバカ夫婦が帰らないかと祈っていた。

「ダーリン、そろそろ帰りましょうよ」

そう言って、朋子夫婦が重い腰を上げたのは、それから2時間ほど経過してからだった。
物入れに居る私には分からないが、もう外はすっかり暗くなったと思われる時刻だった。

「なんだぁ、もうこんな時間かよ、明日は日勤深夜勤務だから早めに寝るよ、夕飯は起してくれよな」

朋子夫婦が帰ると、何事もなかったように富美子さんの旦那はさっさと2階の寝室へ上がって行ってしまった。

「葉子、明日は仕事で浩二はいないから、ゆっくり休んだほうが良いわよ。また、明けで休みになると呼び出すに決まってるんだから。分かった?分かったら今日は早く帰って休みなさいね。それとも一緒に夕食を食べて行く?」

最前葉子の尻を叩いた時とは違い、富美子さんは葉子に優しく話しかけていた。

「ううん、浩二とは一緒に食べたくないから帰る..」

葉子は元気なく答えると、ゆっくりと腰を上げて玄関へと歩いて行った。

「もう良いわよ」

葉子の姿がなくなると、富美子さんが物入れの扉を開けてくれたので、私は大きな伸びをしながら居間のソファーに腰を下ろすことにした。

「富美子さんも座ったら?」

「もうっ、今日はとても疲れちゃったわ」

そう言うと、色っぽく腰をよじらせて私にしだれかかるように腰を下ろした。
長い時間物入れに入っていて疲れたはずなのに、私のペニスはギンギンに硬くなっていた。
私はズボンのチャックを下ろすと、富美子さんの手をとってペニスに触らせた。
拒否されるかと思っていたが、意に反してトランクスの上から数回ペニスの形を確かめるように撫ぜると、やおらトランクスの中に手を入れてピストンをし始めた。
富美子さんの柔らかい手の動きに私のペニスは更に硬さを増してきた。

「ああっ、富美子さん、葉子みたいに口でやってよ、ああっ」

「何言ってるの、浩二が降りてきたら困るでしょ?明日は一日仕事だから、明日に楽しみは取っておきましょうよ。その代わり、今は手で我慢してね」

そう言うと、富美子さんはいきなりピストンのスピードを上げて私のペニスをしごきだした。
富美子さんの手がおマンコに化けたような気になるくらいの気持ち良さに、私は短い時間で精液を放出していた。

  1. 2014/06/08(日) 12:16:03|
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本当のこと。 第10回

葉子が富美子さんの旦那にフェラチオしているのを見た次の日。
私は午前中に仕事を済ませると、富美子さんに逢いに出掛けました。
昨日の言葉通りに家には、Tシャツとミニスカートを身に着けた富美子さんが一人でした。

「富美子さん、旦那さんは仕事だよね?」

「うん、そうよ。帰ってくるのは明日の朝よ」

私がソファーに座ると、富美子さんも私の身体に密着するように隣りに腰を下ろした。
それだけで、私の下半身は痛いくらい硬くなっていた。

「何だか今までのことが、実際に起きているような気がしないよ。こんな世界が本当にあったのかって感じでさぁ。それに今日のことも...」

そう言いながら、私は富美子さんを抱き寄せて、唇を重ねた。
富美子さんの舌が私の舌をとらえて、生き物のようにうごめいていた。
暫くして、富美子さんが唇を離し、ソファーに座った私の前にひざまづいた。
Tシャツの胸元からちょっと小振りの乳房を隠す白いブラジャーが見え隠れしていた。

「カズさん、昨日の葉子がしていたのと同じことしてあげるわ」

そう上目遣いに言うと、私のズボンのジッパーを下ろし、更にズボンとトランクスを慣れた手つきで膝まで下ろした。
富美子さんの顔のまじかに、私の硬くなったペニスが勢い良く現れた。
そのペニスを右手で掴むと、いきなりかポッという感じで頬張り、強く吸ったり弱めたりを繰り返しはじめた。
私はあまりの気持ち良さに目を閉じて、自分の股間の気持ち良さに集中していた。
風俗でしか経験したことのないフェラチオを、今、富美子さんにしてもらっていると思うと、快感が
増幅されるようだった。

「ああっ、富美子さん、気持ち良いよぅ」

『チュパッ、チュパッ』

富美子さんの長い茶髪がストローク毎に揺れて、私の視覚をも刺激していた。
そして、富美子さんは左手を私のタマ袋に添えて、ヤワヤワともみだした。
すぐに竿と袋に同時に感じる違った刺激に、私はもう爆発寸前にまで高まった。

「ああっ、あうっ、ふ、富美子さん、ダメだぁ、もう出ちゃうよ!」
あまりの気持ち良さに、私はそう叫んでいた。

「あらぁ、良いのよ、出して良いわよ」

私のペニスから顔を上げると、口の代わりに右手でピストン運動を始めた。

「あっ、ああーっ、気持ち良い....」

先ほどとは違った速い動きに、その言葉を聞くと同時に精液を発射していた。
私のペニスの先から、ニ、三回ビュッ、ビュッと白い液体がオシッコの様に発射された。

「あはっ、思ったよりカズさんのって勢いが良いわね」

富美子さんは笑いながら私のダランとしたペニスを眺めながら言った。
私は少し恥ずかしくなって、笑って見せた。

「ちょっと待っててね」

そう言って富美子さんは台所に行くと、熱いタオルを持って来て私の股間をキレイに拭ってくれた。
本当は富美子さんに舐めてキレイにしてくれと言いたかったが、気の小さい私には言うことが出来なかった。
それでも、股間を優しく拭いていく暖かいタオルの感触は、私にとってはとても心地よいものであった。


『カチャッ』

もう何も考えられないくらい幸せな気持ちに浸っていたその時、ソファーに座っていた私の背後で居間のドアーの開く音がした。
そして、私の股間を拭うために私の前にひざまづいていた富美子さんの顔色が急に険しくなった。

「こ、浩二....」

そうなのだ、帰って来る筈の無い富美子さんの旦那が急に入ってきたのだった。

「富美子!てめえ、どうも様子がおかしいと思って、署を早退して庭から覗いていたらチンポ舐めてるし、これはどう言うことだ!ぶっ殺されたいのか?!」

いきなり、旦那は富美子さんの長い髪を鷲掴みにして、富美子さんを引きずり廻しだした。

「痛い!痛い!止めて、お願い!カズさんが無理やり私に襲いかかってきたのよ!」

私は富美子さんの言葉に愕然とした。

「ウソ言うなよ!そんな感じじゃなかったぞ、やけに優しくおチンチンを拭いていたじゃないか!」

「だっ、だってぇ、言うこと聞いた振りしないと何されるか分からなかったから!」

富美子さんは叫びながらも、旦那の手を振り解こうともがいているが、頑強な体力を持つ旦那はビクともしなかった。
私はビックリしてソファーから立ちあがったが、旦那の行為を止めなければと思うだけで、膝にトランクスとズボンを絡めたまま一歩も動けずにいた。
恥ずかしいことに、私の膝はガクガクと震えて力が入らないばかりか、声の一つも出せないでいた。
旦那は散々引きずりまわしてから、ソファーに富美子さんの身体を叩きつけた。
富美子さんはうつ伏せになって、ソファーに顔を埋めて泣きじゃくっていた。

「富美子!俺を舐めるんじゃないぞ、わかったか?」

「は、はい..」

富美子さんは涙声で肩を振るわせながら返事をした。

「カズさん!あんたどういう積もりだよ?俺はあんたに葉子をいたぶるように頼まれたけど、富美子と交換しようなんて言ったかい?」

「い、いえ..」

「えっ、聞こえねえよ!」

「は、はい、そのようなことは...」

私はもう震え上がってしまって、何も言えない状態でした。
それに、富美子さんがあんなことを言うとは思わなかったので、余計に何も言えずに立ち尽くしてしまったのです。

「カズさん、本当ならボコボコにして半殺しにしたいところだけど、今までの付き合いもあるから今日のところは殴る蹴るはしないよ。俺の寛大な心で許してやるぜ」

「は、はい...」

「その代わり、半殺しにしないけど、きっちり仕置きはさせてもらうからな、それでいいな?」

「は、はい、許して頂けるならどんな仕置きでも..」

私は床に膝をついて、富美子さんの旦那に向かって頭を下げた。

「良し、富美子、いつまでも泣いてないで、昨日葉子を叩いた布団たたきを持って来い」

「は、はい」

富美子さんは旦那に言われるままに、昨日葉子の尻に振り下ろした布団叩きを取りに行った。
そして、その布団叩きを旦那に手渡した。

「ほらっ、ズボンとパンツを脱いで、そこへ四つん這いになりなよ」

私は膝の所に絡まったままのズボンとパンツを脱ぎ捨てて、急いで床に四つん這いになった。
その時に目に入った私のペニスは子供のおチンチンのように、小さく縮こまっていた。
そして、旦那の太い腕で叩かれたら、きっと私の尻は血だらけになるだろうと覚悟をした。

「おい、富美子、おまえがこいつの尻を叩いてやりな、俺は男の尻なんか叩いたってちっとも面白くないからな」

そう言うと旦那は富美子さんに布団叩きを手渡した。

「えっ、でも...」

「なんだぁ?おしゃぶりした男の尻は叩けないとでも言うのか?10発くらい叩いてやれよ、言っておくけどな、手加減したらその分おまえの尻を叩くからな、分かったか?」

「は、はい」

私はその会話を聞いて、叩くのが富美子さんだと知り、幾分かホッとした。

『バチーン!』

「うっ、うううっ」

私のお尻にいきなり叩きこまれた布団叩きの痛みは、私が想像していた以上の痛みだった。
痛いと言うよりも、熱いという感じだった。
『バチーン!バチーン!』

「ぐっ、ううっ」

私は声をあげることは我慢しようと思ったが、激しい痛みに唸り声を発してしまっていた。
きっと、二人からは叩かれた時の私の尻の動きが滑稽に映っていたかも知れないと思った。

『バチーン!バチーン!バチーン!』

「うっ、ううっ」

「あははっ、富美子、カズさんのおチンチン見てみろよ」

痛みばかりを気にしていたが、その言葉で私の股間のペニスも熱くなって硬くなっているのを知った。

「やだぁ、カズさんたらお尻を叩かれて感じてるの!やっぱり変態かも..」

富美子さんの私を軽蔑したような言葉に、気持ちは萎えたが股間は更にビクッと感じていた。

「えいっ、変態!」

『バチーン!バチーン!バチーン!』

「うっ、うううー」

股間のペニスを意識したとたんに、富美子さんの振り下ろす布団叩きの衝撃が和らいだような気がしてきた。

「カズさん、最後はキツイわよ!」

『バチッ!』

「ぎゃーーっ」

最後の一発はお尻ではなく、股間にぶる下がっている私のタマに振り下ろされたのだった。
その衝撃に私は、床へ崩れ落ちてしまったのだった。
  1. 2014/06/08(日) 12:17:24|
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本当のこと。 第11回

私の尻に振り下ろされた最後の一撃は、富美子さんをあわよくば自分のセックスフレンドにしようという思惑をふっ飛ばしてしまった。
それほどに、手加減の無い衝撃であった。

「カズさん」

富美子さんの旦那の声に私が振返ると、そこにはデジカメをもって笑っている旦那が立っていた。
富美子さんに哀れな姿のままお尻を叩かれている写真を撮られたことを悟った。

「あ、ああっ」

しかし、私は何も言葉を出すことが出来ずに唸ってしまった。

「あはは、これでカズさん、いやカズも葉子と一緒だな、もっとも社会的にはカズの方がこういう類の写真は困るんだろうけどな」

呼び捨てにされて、私はこの夫婦から逃れられないのだと、思い知らされた。

「富美子、カズはおまえに任せるぜ、おまえの好きなようにすればいいよ、だけど、おまえのオマンコには絶対入れさせちゃダメだぜ、もしおまえがエッチしたくなったら俺に言えよ。おまえと葉子にぶち込むのは俺だからな、あとはおまえの好きにしな。分かったか?」

「は、はい、分かりました。私だってこんな変態男のおチンチン欲しくはないわよ」

「ははっ、だよなあ。お尻を叩かれて普通おチンチンを大きくするかぁ?」

私はこの言葉を聞いて、恥ずかしさのあまり頭に血が上って、カーッと顔が熱くなった。
きっと、私の顔は羞恥でゆでだこのように真っ赤になっていたに違いない。

「ねぇ、浩二、私もカズって呼び捨てで良いの?」

「ああ、カズでもポチでも好きに呼べばいいだろ、変態写真がこっちの手にある限り、何も言えないものなあ。カズそうだろ?」

「は、はい。なんと呼ばれても異存ありません..」

そんな惨めさに浸ってしまっている私を、富美子さん夫婦は仲良さそうに眺めて笑っていた。
何だか、私は二人に嵌められたような気がしていた。

「カズ、こっちに来て、このイスに座りなさい」

富美子さんは食卓の木製のイスに私を呼んだ。
私は言われた通りにそのイスに腰掛けさせられると、両手を背もたれの後ろに廻させられ、ビニールテープを両手首にぐるぐる巻きつけられた。
そして、足首はイスのそれぞれの脚にやはりビニールテープで固定されてしまった。
私の裸の下半身は隠すことも出来ずに、イスの巾で半開きになった。
先ほどお尻を叩かれて元気になってしまったペニスも、さすがにその時はダランと下を向いていた。

「あははっ、良い格好よ!私にちょっかい出すなんて10年早いわよ!ねえねぇ、浩二、葉子を呼ぼうか?」

富美子さんは旦那にニコニコと笑いかけていた。

「ああ、そうだなぁ、俺も葉子と遊びたいしな、今日はカズの望み通りに抱いてやろうかな?」

「分かったわ、今電話してみるね」

富美子さんは受話器をとると、葉子に家に来るように命令口調で話していた。

「あはっ、もうすぐ来るから待っててね、カズのこんな格好見たら何て言うかしら、それにしても無様な格好よね」

富美子さんは軽蔑の眼差しで、イスに固定されてしまった私を見下ろして言った。
そして、富美子さんは私の惨めな姿をデジカメで撮影しだした。


30分ほどすると、玄関のチャイムを鳴らして葉子が居間に入ってきた。
今日も膝上20cm位の超ミニスカートに白いスカートを身に着けていた。
居間のドアーを開けて入って来た葉子はイスに固定された私を真正面から見ることになった。

「なっ、何?あんた、なんて格好してるの?えっ、何??」

葉子は事情を飲み込めずに、下半身丸出しの私を見て驚いた表情を見せた。
私は葉子の顔を見ることが出来ずに、下を向いていることしかできなかった。

「あははっ、ビックリしただろう!俺が教えてやるよ、最初に葉子を辱めようって言い出したのはカズなんだよ。そして、俺達が協力してやったら調子に乗って俺の居ない留守に富美子を犯そうとしたんだよ。そして、犯される寸前に俺が富美子を助けてカズをこうして捕まえたってとこさ」

私は富美子さんも同意だったと言いたかったが、そんなことを言うと何をされるか分からないので、ひたすら下を向いて口を閉じていた。

『ドスッ』

「うっ、ぐえっ」

いきなり、私の前に立っていた葉子が私の腹をめがけて、蹴りを飛ばしてきた。
私はいきなりのことで、痛みを和らげることも出来ないでイスに固定されたまま身をよじっていた。

「何よ!あんたって最低の男ね、あんたが馬鹿なこと考えるからこんなことになったのよ!何で私がこんな目にあわなきゃいけないのよ!変態オヤジ!」

葉子は狂ったように私を罵った。

「あははっ、そうだよ、恨むんならカズを恨むんだな、葉子、俺は風呂に入るぞ、おまえも一緒に来いよ」

そう言うと富美子さんの旦那は立ち上がって、バスルームの方へ歩いて行った。
葉子も旦那を追うように居間を出て行った。

「あはっ、私のことはすっかり無視してるわ」

富美子さんはそう言って笑った。

「どう?カズ、風呂で二人が何してるか気にならない?」

「あ、ああ、別に...」

私はバスルームへ消えた二人が何をしているか、とても気になっていたが、富美子さんにあいまいな返事を返した。

「あらっ、そう、正直に答えないと、これからバスルームへ何しているか見に行くけど、教えて上げないわよ」

「本当は何してるか知りたいです!お願いします教えてください」

私はこんな格好をとらされながらも、やはり妻の葉子が富美子さんの旦那にバスルームで何か性的な辱めを受けていることに期待していた。

「そうでしょ?葉子と浩二がただ大人しく風呂に入っている訳ないものね、ふふっ」

そう言うと、富美子さんは二人のいるバスルームへ向かって行った。
誰も居なくなった居間で、富美子さんが戻って来るのを待っていた。


「あははっ、見てきたわよ!何してたか教えて上げるわ」

暫くして富美子さんは戻って来ると、可笑しそうに笑っていた。

「葉子ったら、身体中泡だらけにしてさあ、浩二に身体を密着させて動いて洗ってるのよ、それってソープ嬢がするやつでしょ?それから葉子のお股にボティソープをいっぱい付けさせて、タワシ洗いをしろって言ってさせてたわよ。最初はタワシ洗いって分からなかったけど、葉子のしてるのを見て私にもタワシ洗いっていう意味が分かったわ。葉子ったら一生懸命に腰を使ってたわよ。浩二ったら目を細めて気持ち良さそうだったわ、あはははっ」

富美子さんは本当に可笑しそうに声をあげて笑っていた。
私のタランとしていたペニスは、バスルームで二人がしていることを聞いて、再びムクムクと大きくなりだした。
富美子さんの旦那は、葉子をバスルームでソープ嬢のように扱っているのだ。

「葉子は、カズのそんな格好を見せられて、もう完全に吹っ切れたのかもね?浩二のいうことには進んで従っているって感じだったわよ」

「ふ、富美子さんは旦那が他の女を抱いてもなんともないの?」

私は無様な格好のまま、恐る恐る富美子さんに質問してみた。

「まあ、なんともないって言うと嘘になるけど、葉子の恥ずかしい姿を見ていると私まで濡れてくるし、浩二もあれでいて葉子と遊んだ後はちゃんと私とエッチしてくれるからね。それに今のところは暴力は振るうけど、あんたみたいに自分の女房を他人に抱かせようなんて言わないしね」

私の問いに富美子さんは笑いながら言った。
やはり、女性から見ても私のような男は暴力的な男よりも劣るのだろうか。

「あらまぁ、カズ!またおチンチンを大きくしてるの?本当にカズって変態よね、自分の奥さんが他人に遊ばれているっていうのに」

「富美子さん、お願いだから手のテープを解いてよ」

「えっ、何を言っているのよ、そんなことしたら浩二に怒られるからダメ!それにテープを外したらどうするつもりよ?」

「あ、あの、オナニーしたいんです.....」

私は下半身に手を伸ばしてオナニーしたい欲望に勝てずに、富美子さんに懇願した。

「ふうー、もう呆れてものも言えないわね、カズって本当に最低な男ね。うーん、そうね、浩二と葉子が風呂から出たら私がお願いして上げるわ、そして、みんなの見ている前でしたら?」

富美子さんの答えに、私の股間は更に硬く大きくなった。
そして、二人がシャワールームから出てくるのを待ちつづけた。

  1. 2014/06/08(日) 12:18:41|
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本当のこと。 第12回

イスにテープで固定されて、自由を奪われたまま私は妻の葉子と富美子さんの旦那がシャワールーム
から出てくるのを待っていると、暫くして旦那がブリーフ一枚で頭をタオルで拭きながら居間へ入って来た。
そして、その後ろから身体にバスタオルを巻き付けた葉子が入って来た。

「ねえねえ、浩二、カズが手のテープを解いて欲しいんだって」

「なんでだよ、せっかくチンチンをみんなに見せられるようになっているんだから、そのままで文句無いだろ?」

「それがさぁ、カズッたら手を自由にしてオナニーしたいんだってさ」

「あははっ、そっかぁ、オナニーねえ、どうしようかな。。。」

富美子さんの説明に旦那は腕を組んで少し考えていた。

「ばっかじゃないの?あんた何考えてるのよ!」

妻の葉子は、旦那の後ろから私に向かって罵声を浴びせた。
葉子にも少しは私の妻だという自覚が残っていたのだろうか。

「まあまあ、夫婦仲良くしなきゃダメだぜ、葉子の身体は俺の物だけど戸籍上はカズと葉子は夫婦なんだからよ。葉子もこんな変態男を旦那に持って幸せだろ?あははははっ」

「こんな男、嫌いだって風呂で言ったでしょ!私が好きなのは浩二だけだって、富美子よりも浩二を愛してるって...」

葉子はバスタオルに包まれた胸を、旦那の裸の背中に密着させて少し甘えた声で言った。

「おいおい、葉子。富美子の前でそんなこと言うなよ。」

富美子さんの旦那は笑っていたが、富美子さんの顔からは笑みが消えて強張った表情に変化して行った。

「まあまあ、俺は二人とも愛してるってことさ。それからテープを解いて自由にするけど、今日はカズにはやってもらうことが沢山あるから、それが全部終わったらオナニーさせてやるよ。それから、俺と葉子のエッチが終わるまでは自由にオナニーさせないからそのつもりでいろよ!」

ああっ、とうとう今日は葉子が富美子さんの旦那とセックスをするのだ。
旦那の言葉を聞いて、更に更にオナニーをしたい衝動にかられた。

「おいっ、テープを解くから俺達がエッチする布団を2階から持って来て敷けよ」

そう言いながら富美子さんの旦那は私をイスから解放してくれた。
私は下半身を丸出しにしたまま階段を上がって、2階の押入れを開けて敷布団と枕を1階の居間へと運び込んだ。
布団を抱えて居間に入ると、旦那と葉子は立ったまま濃厚な接吻をしているところだった。
私がその布団を床に敷いている間も、目を閉じて唇をむさぼりあっていた。
そして、何故かその横で顔を赤らめた富美子さんがTシャツの裾から手を入れて、自分の胸を揉んでいた。

「ねえーっ、浩二。何で私がこんなことしなくちゃいけないのよ?ねえったらぁ!」

「うるさい!少しカズを誘惑してみろとは言ったけど、誰もおしゃぶりまでしろとは言わなかったろ?これはその罰なんだよ、今日一日は罰として色々と恥ずかしいことさせるって決めたんだよ。何か文句があるのか?」

富美子さんの旦那は葉子の唇から自分の口を離すと、大きな声で富美子さんを脅すように言った。

「あーっ、怒らないでよ。分かったからそんな恐い顔しないで。。それに、今日だけよね、ねっ、本当に今日だけよね?」

いつも暴力を振るわれているらしい富美子さんは顔色の変わった旦那の機嫌をとるように、急に心細い声で話していた。

「ああっ、今日だけさ、だけど逆らったらどうなるか分からないぜ!」

更に旦那は富美子さんを脅すような口調だった。

「ほらっ、こんなの邪魔だ!」

「きゃっ、いやん」

旦那は密着している葉子の身体に巻き付いていたバスタオルをいきなり下へ引っ張った。
バスタオルは葉子の身体を離れて二人の足元へと落下し、風呂上りのためか紅潮した肌が全て露わになった。
そして、旦那は全裸になった葉子を立ったまま自分の方へと引き寄せ、右手を漆黒の恥毛に覆われた葉子の股間へ強引に差しこんだ。
「あっ、あーん」

葉子は甘ったるい声で旦那の手の動きに答えていた。

「おいおい、もう濡れてるじゃないか、葉子、カズが敷いた布団に寝ろよ!俺のチンチンを入れてやるぜ」

「い、嫌よ、まだ濡れ方が足りないもの、もっといっぱい濡れさせてよ、今、浩二の大きいの入れたら痛いし、それに...」

「それに?」

「それに、今入れたら富美子のおマンコみたいにガバガバになっちゃうわよ、ねぇお願い」

その言葉を聞いて、富美子さんは自分の胸を揉む手を止めて、キッと葉子を睨みつけた。

「あらっ、風呂で浩二が言ってたわよ、富美子のおマンコはもうユルユルだって..」

「な、なによ!変なこと言わないでよ!この淫乱女!」

富美子さんは今にも葉子に飛び掛りそうな形相だった。

「ほらほら、言い合いは止めろよ、葉子、余計なこと言うんじゃねえよ!それに富美子、今日はおまえは罰を受けてるんだろ?騒ぐんじゃねえよ!」

「う、うん...」

富美子さんは仕方なく旦那の言われるままに黙り込んでしまった。

「ねぇ、浩二、あなたのおチンチンが大き過ぎるのよ、お願いだからもっと濡れてからね、ねっ」

葉子は富美子さんの旦那に甘えるようにしだれかかり、耳元で囁くように話していた。

「ちぇっ、しょうがねえなあ、まあ、葉子の旦那の小さなやつと違って俺のおチンチンは大きいからなあ」

布団を敷き終わって立ったままの私の股間に下がっているペニスをチラッと見て、旦那はニヤニヤしていた。

「そうよ、そうなのよ、あんな役立たずのおチンチンと違って、浩二のおチンチンはいっぱい濡れてないと私のおマンコ壊れちゃう」

私は言葉もなく、ただ下を向いているしか術がなかった。

「良し、分かった。葉子もっと沢山濡らしてやるから、そこに寝て股を広げろよ」

「あーん、股だなんて恥ずかしいわ」

そう言いながらも葉子は私が敷いた布団に仰向けに寝転び、脚を広げ言われもしないのに膝を立てていった。
白い肌に黒い恥毛がくっきりと浮き立って見え、ピンクよりも少し赤くなった乳首を頂いた小振りの乳房は仰向けになったことにより、重力で更に小さくなり少年の胸のように見えた。
この乳首やおマンコに、これから富美子さんの旦那が愛撫をし、もだえ濡らすのだと考えると、私の股間は当然のことのように勃起していた。

「おい、カズ!」

「はっ、はい」

葉子のもだえ感じる姿を想像して、ボーッとしていた私はビクッとして返事をした。

「何をボケッとしてるんだよ、ちょっとこっちへ来いよ」

私が旦那の脇まで行くと、旦那は最前のビニールテープを取り出し、私の両手を背中のところで再び括ってしまった。

「おい、これから俺の大きいチンチンが入っても痛くないように、葉子のおマンコを舐めさせてやるぜ、一生懸命に舐めろよ」

「は、はい」

「いやん、お願い、こんな人に舐められたくないの、浩二がやってよ」

富美子さんの旦那が私に葉子を舐めさせると聞いて、急に膝を閉じて旦那に抗議した。

「何言ってるんだよ、俺は葉子のおマンコの中に出せればそれで良いんだよ。カズに舐めてもらうのが嫌なら、このままおまえのおマンコに俺のおチンチンを無理やりにでも突っ込むぞ!良いのか?」

旦那は怒ったように大きな声で葉子を脅しつけた。

「は、はい..」

葉子はカンネンしたかのように、再び閉じた膝を開くのだった。

「おい、富美子、おまえは葉子のオッパイを揉んでやりな、いっぱい濡れないと困るからな」

富美子さんは言われるままに、葉子の横に膝をついて座った。
そして、私も以前は私の手によって抱かれ、悶えてくれたこともある身体を富美子さんの旦那の為に濡らそうと、葉子のおマンコを晒すように立てた膝の間に跪いた。
  1. 2014/06/08(日) 12:19:57|
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本当のこと。 第13回

妻の葉子の両足の間に膝をついた私は後ろ手に括られたまま、上半身を前に傾けておマンコへ顔を近づけて行った。
久々に間近に見る葉子のおマンコは風呂に入ったためではなく、確かに愛液で濡れて光っていた。
その愛液で光ったおマンコの割れ目に私は舌を伸ばした。
そこは、まだ少しだがじとっと愛液にまみれていた。
そして一瞬、葉子はビクッとして膝を閉じそうになったが、足の間に私の頭があるために閉じることはできなかった。

「あっ、あん、いやぁ...」

私は更に無我夢中に葉子の割れ目に舌を這わせ、割れ目に沿っておマンコの入口を舐め続けた。

「あっ、あっ、イイッ」

私から舐められるのを嫌っていた葉子だったが、流石に直に舐められて愛液は次から次へという感じで溢れ出していた。
少し余裕ができた私は、ちらっと顔を上げて葉子の顔を見ようとしたが、私の視界に入って来たのは葉子ではなく、葉子の胸に覆い被さっている富美子さんの姿だった。
いつのまにか富美子さんは裸になって手で葉子の乳首をつまみながら、もう一方の乳首を口に含んでいた。

「どうだ、葉子、二人に同時に舐められるなんて経験は初めてだろ?」

「あっ、ああああっ、イイッ、もっと、もっと強くぅぅ」

その言葉を聞いて私は、舌で舐めるのを止めて葉子のクリトリスを口に含んで吸い上げるように刺激を加えた。
以前の葉子ならこれで完璧に感じてくれていた。

「ああああっ、いいぃぃ、お願い、もうだめぇ。。浩二、入れて..ああ..」

以前ならここで富美子さんの旦那の名ではなく、私の名を呼んでくれていた葉子だった。

「あははっ、どうした?いっぱい濡れたのか?」

「あっ、あーん、そうよ、いっぱい濡れたの!だから入れて!」

「葉子、何を入れて欲しいんだ?ただ、入れてくれって言っても分からないぜ」

「あーん、いじわるぅ、お..チンチンを入れてぇ」

「あははっ、分かった、分かった、俺もそろそろ突っ込みたいからな、今入れてやるからちょっと待ってろよ」

そう言いながら、富美子さんの旦那は履いていた白いブリーフを脱ぎ捨てて全裸になった。
旦那の筋肉質の身体に比例したような、私の物より黒くて二廻りくらい太いペニスが露わにされたのだった。

「おい、富美子とカズは俺が入れやすいように葉子の脚を片方ずつ持って、赤ん坊がオシメを取替える格好にしてくれ」

私は葉子の股間から退くと、富美子さんと一緒に旦那に言われたように、葉子の脚を持って頭の方へ折り曲げた。
その瞬間に葉子の愛液でビショビショに濡れたおマンコと、菊の花びらのように皺を刻んだ肛門が天井を向き、居間の蛍光灯に更に明るく照らし出された。

「あんっ、恥ずかしい..」

葉子は下半身を余すことなく晒され、恥ずかしがって顔を横に背けた。

「ふん、今更何を恥ずかしがっているんだよ。こんなに濡れてるじゃないか、えっ?」

そう言うと旦那は太くてささくれ立った中指を葉子のおマンコにいきなり突き立てたのだった。

「あん、気持ちイイ」

しかし、旦那は愛液にまみれたその指をすぐに引き抜くと、目を閉じている葉子の口元に持って行き、いきなり口の中へ押しこもうとした。

「どうだ、おまえのおマンコの汁だぞ、美味いか?」

葉子は目を閉じたまま口を開くと、美味しそうに富美子さんの旦那の指をしゃぶりだした。
旦那は葉子の口の中をゆっくりと中指で掻き回し始めた。

「あっ、はーん、美味しいわ...」

目を閉じたまま葉子は旦那の指の動きを楽しんでいるかのようだった。

「良し!入れるぞ!二人とももっと葉子の脚を広げろよ!」

私と富美子さんは言われるままに、葉子の脚をグイッと広げた。
富美子さんの旦那は葉子の脚の間に膝立ちすると、黒くて大きなおチンチンを掴んで濡れそぼっている葉子のおマンコにあてがって、焦らすように雁首の先でなぞり始めた。
私の今の状態では、コンドームを着けてくれとはさすがに言い出せなかった。

「あっ、いいっ..」

洪水のように濡れて敏感になっているであろうおマンコを生のおチンチンで擦られ、葉子は切なそうに歓喜の声をあげていた。
その声を聞きながら旦那は、今度は雁首の先っぽを葉子の割れ目の中心に押し付けたり離したりしていた。

「あーん、お願い、焦らさないで入れて!あんっ」

葉子はおマンコに宛がわれた富美子さんの旦那のおチンチンを追うように、腰をくねらせていた。

「それっ、どうだ!」

「ああんっ、ああっ大きいいい..」

富美子さんの旦那がおチンチンを割れ目にあてがって腰を沈めると、意外なほど簡単にヌルッという感じで葉子のおマンコに吸いこまれた。
その瞬間、葉子の割れ目からは大げさではなく、透明の愛液がドバッいう感じで溢れて肛門の方へ流れ出した。

「ああああっ、いいいっ、あーん!」

葉子のおマンコは旦那の極太のおチンチンを飲みこんで、これ以上は裂けるのではないかと思われるほど、伸びきっていた。

「うおぅー、良いぞ葉子!久々に締まりの良いおマンコだぜ!」

そう言うと富美子さんの旦那は葉子の腰を掴んで、腰を使い始めた。
旦那の生のおチンチンが葉子のおマンコに雁首を除いて、出たり入ったりしていた。
先ほどはあんなに簡単に太いおチンチンを飲みこんだおマンコだったが、今はとても窮屈そうに歪んでいた。

「いい、いいっ、浩二のおチンチン、良いのゥ!、うっううう」


「あっ、ああっ、葉子のおマンコも最高だぜぇ!」

そう言いながら、二人はお互いに激しく腰を使って快楽をむさぼっていた。
私と富美子さんは規則的に蠢く二人の性器とクチュ、クチュというリズミカルな音に催眠術をかけられたように見入っていた。

「ああっ、葉子、も、もうダメだ、いくぞ..」

その言葉と同時に旦那の腰の動きが速くなり、そして力強く激しい動きへと変わっていった。

「ああああああ....いいいいいぃぃぃぃ!イッちゃうぅ」

葉子は堪らずに悲鳴に近い声を上げた。

「あっあっ、おおーーーっ!」

「あーーーん、だめぇーーー」

富美子さんの旦那の腰の動きが止まり腰を突き出し、膝立ちのまま仰け反った瞬間、葉子と旦那は殆ど二人同時に歓喜の叫びを上げていた。
旦那のおチンチンを飲みこんだままのおマンコからは、先ほどまで溢れていた透明の液体に代わって旦那の発射した白い液体が漏れ出していた。
葉子はクタッとて、私と富美子さんが掴んでいた脚からも完全に力が失せていた。

「ああっ、気持ち良かったぜ、久々にいっぱい出したって感じだなぁ、それに二人同時にイケルなんて、相性がいいのかもな」

そう言いながら、旦那は葉子のおマンコへ精液を注ぎ込んだおチンチンを引き抜いた。
旦那のダランとしたおチンチンは精液と愛液で濡れ輝いていた。
そして、葉子の割れ目はあまりにも大きなおチンチンを受け入れた為なのか、まだポカンっと広がったままだった。

「おい、富美子、俺のおチンチンを舐めてきれいにしてくれよ、それから、カズは葉子のおマンコを舐めてキレイにしろ!」

富美子さんは、おずおずと旦那の前に膝まづいて、葉子と旦那の快楽の痕を舐め始めた。
私も命ぜられるままに、富美子さんの旦那の白い液体が溢れている妻の葉子の割れ目に舌を伸ばした。
恐る恐る口にした愛液と精液の混ざり合った液体は、私の口の中に苦くそして甘美に広がった。
私はその液体を舐め取りながら、股間のおチンチンをこれ以上ないくらいに硬くしていた。

妊娠のことを考えると中出しは私を憂鬱にさせたが、そのことが私自身の欲望を満たし性的興奮を高めたことは事実であった

――――― 第1部 完 ―――――
  1. 2014/06/08(日) 12:20:54|
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本当のこと。 第14回

次の日の夕刻。
昼間は父親の経営する会社の専務として雑務をこなして、専務室で書類に目を通しながら、昨日の出来事を思い返していた。
富美子さんの旦那に中出しされた妻の葉子のおマンコを舌で清め終わるのを待っていたかのように、旦那は私達夫婦に私と葉子の恥辱にまみれた写真を公開しないための条件を告げたのだった。
それは、第一に当分の間葉子は家に帰らずに富美子さんの家に留まり、旦那の性欲を満たすために奉仕すること。
二番目は当分の間私も富美子さんの家へ泊まり込んで、そこから仕事に通うということだった。

そして昨日、私に与えられた就寝するためのスペースは、富美子さん夫婦の寝室にあるダブルベッドの脇のバスタオル一枚敷いただけの床の上であった。
ベッドには旦那を挟んで妻の葉子と富美子さんが三人で横たわっていた。
私と葉子に限って言えば、何も身に着けない素っ裸のままだった。
富美子さんの旦那の弁によると、私を寝室で休ませるのは急に旦那が葉子を抱きたくなった時に、葉子のオマンコをいつでも濡らすことができるように、とのことだった。
幸いにと言うか、残念なことにと言うべきか、昨晩は三人とも疲れたようで朝まで私が葉子のオマンコを舐めることはなかったが..。

そんなことを思い出していると、瞬く間に時間は経過して退社時間になり、富美子さんの家へと向かわなければならなかった。


私が富美子さん夫婦の家へ着くと、今までのように富美子さんが私を出迎えてくれた。

「カズ、お帰り、もうすぐ食事の用意ができるわ」

私の名前が呼び捨てになり、いらっしゃいがお帰りに変ったが、富美子さんの笑顔はいつものままであった。
私は居間に入ると急いで着ていたスーツを脱ぎ捨てて、素っ裸になった。
昨日、富美子さんの旦那から私達夫婦がこの家にいる時は必ず素っ裸でいるように命じられていたのだった。
居間の奥のカウンター越しに、私と同様に素っ裸の葉子がキッチンで料理をしている姿を認めることができた。
葉子は私が入って来たことに気づかないような素振りで、一生懸命に料理を作っているようだった。

「ただいま!」

玄関から富美子さんの旦那の声が聞こえると、富美子さんは出迎えの為に玄関へと居間から出て行った。

「やあ、葉子、昨日は大変だったね」

私は昨日のこともあり恐る恐る妻の葉子に声を掛けてみたが、私の声が聞こえないかのように私を無視していた。

「葉子、ちゃんとイイ子にしてたか?」

富美子さん夫婦が居間に入って来ると、旦那は葉子に声を掛けた。

「お帰りなさい、浩二、お疲れ様!」

葉子は素っ裸のままキッチンから飛び出して来て、富美子さんの旦那に飛びつくように抱きついた。
そして、二人は濃厚なくちづけを交わし始めた。
葉子は両腕を旦那の首に回し、旦那の手は葉子の白くて丸い尻タブを撫ぜるように掴んでいた。
その横で富美子さんは険しい顔で二人を睨んではいた。

「浩二、いい加減にしなさいよ、先に風呂にはいるの?それともご飯にするの?」

富美子さんは抱き合っている二人を牽制するように旦那に言った。

「うん、そうだな腹が減ったから飯を先にするか」

そう言うと旦那は二階へ着替えるために上がって行った。
そして、富美子さんと葉子はテーブルに飲み物や最前まで作っていた料理を並べ出し、並べ終わるのを見計らったように旦那が降りてきた。

「浩二、いっぱい食べてね、私が浩二の為に一生懸命作ったんだから」

降りて来た富美子さんの旦那に葉子は媚びを売るように言った。
 
「へぇー、美味そうだな、葉子って料理が上手なんだな。うちの富美子とは大違いだぜ」

そう言いながら、旦那はテーブルの上に並べられた料理を片っ端から食べ始めた。

「ふん、悪かったわね、料理が下手で..」

富美子さんの機嫌は旦那の言葉でだんだんと悪くなるようだった。
しかし、そんなことにはお構いなしに旦那は料理を平らげていた。

「うーん、美味かったぁ!いっぷくしたら風呂に入るか、葉子、また昨日みたいに頼むぜ、おっ、そうだ今日は富美子と二人掛りでやってくれよ、タワシ洗いが気持ち良いんだよなぁ」

旦那は昨日の風呂場で葉子にさせたソープ嬢のような奉仕がとても気に入ったようで、葉子ばかりか奥さんの富美子さんにもさせたがっているようだった。

「ふん、バッカじゃないの?なんで私がそんなソープ嬢まがいのことしなくちゃいけないのよ、タワシ洗いなんか葉子一人で充分でしょ!」

富美子さんは顔を真っ赤にして、旦那に抗議していた。
私は彼女にしてみれば、葉子と同列に扱われるのが嫌なのかもしれないと思った。

「な、なにぃ!葉子が俺にしてくれることをおまえは出来ないって言うのか?」

「そ、そうよ、なんで私がタワシ洗いなんて滑稽なことしなくちゃいけないのよ」

富美子さんはそう言うと、二人を睨みつけた。

「そうか、そんなに俺の言うことを聞くのが嫌ならしかたないな...」

富美子さんの旦那は急に言葉のトーンを落して、脇にいた葉子にヒソヒソと耳打ちをした。
耳打された葉子は部屋から出て行き、洗面所でなにかごそごそして戻ってきた。

「富美子!そんなに俺と風呂に入って遊ぶのが嫌なら、こうしてやるぜ!」

そう言うと、旦那はいきなり富美子さんに飛び掛った、富美子さんは不意打ちを食らったように旦那にのしかかられて、床へ押えつけられてしまった。
そして、仰向けになった富美子さんのお腹に馬乗りになった。

「何するの、やめてよ!」

富美子さんは逃れようと必死でもがくが、体格の良い旦那の前では何の役にもたたなかった。

「おい、カズ、こっちへ来て脚を押えろ!」

私は素っ裸で命令されるままに、仰向けになった富美子さんの両足を押えつけた。
その脚の上に視線を移すと、暴れて捲れあがったスカートの下から、レースをあしらった黄色いショーツが露わになっていた。
黄色いショーツの中心部には富美子さんの恥毛が黒く浮きあがっていた。

「葉子、富美子のパンツを脱がして準備してくれよ」

旦那に言われると、葉子は脱衣室から持ってきた湯気の立ち登る洗面器を携えて、富美子さんの横に座り黄色いショーツに手を掛けた。

「いやー、何するのよ!止めてよぅ」

叫んではいるが、富美子さんの声は涙声になっていた。
葉子はその叫びなど聞こえないかのように、ショーツに手を伸ばして私の掴んでいる足首辺りまで引き下ろし、富美子さんの下半身を完全に露出させた。
ショーツに浮かび上がっていた恥毛が直接三人の目に触れることになった。
彼女の恥毛は割合と濃く、脚を閉じたままでは割れ目を窺い知ることは難しかった。

「あららっ、富美子の陰毛ってけっこうモジャモジャなのね」

葉子はそう言って富美子さんをからかいながら、洗面器と一緒に持ってきたかごの中から黒いビニールのゴミ袋をだして、お尻の下に差しこんで広げてから、かごの中をゴソゴソとかき回していた。
富美子さんはその様子を不安げに眺めていた。

「ねえ、あなた、こんなこと止めさせてよ、私の毛を剃るつもりなんでしょ?なんでこんなことするのよ?」

葉子の準備した道具を見て、富美子さんはこれから恥毛を剃られると分かり、更に涙声になっていった。

「あははっ、おまえの陰毛はなんの役に立つんだよ!葉子のは俺にタワシ洗いする時に使うけど、おまえはタワシ洗いなんかしないんだろ?だから不要ってことさ!葉子、早くやれよ」

葉子はシェービングクリームのスプレーを富美子さんの股間に向けて噴射した。
プシューっという音と共に噴出された白い泡が、富美子さんの黒々とした恥毛を覆うのにたいした時間は掛からなかった。
そして、葉子は男性の髭剃り用のT型の剃刀を取り出した。

「良い?富美子、動かないでよ、私、こんなの使ったことないから、動くとオマンコまで一緒に切っちゃうかもしれないからね」

そう言うと葉子は真剣な面持ちで剃刀を下半身に当てだした。
最初は富美子さんの恥毛が長くてなかなか上手く剃れなかったが、段々と短くなるにつれジョリ、ジョリっと音を立てて剃れるようになった。
その間中富美子さんは目をつむっていたが、涙が閉じた目から溢れて頬を伝わって流れ落ちていた。

「ほーら、終わったわよ!まあ、可愛い、赤ちゃんみたい、って言いたいところだけど富美子のオマンコって相当使いこんでるみたいで黒ずんでるわね、これだけ使いこんでいればオマンコも緩いわけだわ、あははははっ」

「うっ、うわーーん....」

葉子の言葉に富美子さんは、いきなり子供のように声を上げて泣き出してしまった。
確かに私の目から見ても童顔の富美子さんの顔からは想像できないくらいに、色と同時にクリトリスもビラビラも成熟したオマンコだった。
  1. 2014/06/08(日) 12:22:08|
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リフォーム 第1回

手際良くキッチンの壁紙を張り終えると職人は額の汗を拭いながら 私達夫婦の居るリビングへやってきた。
「次はこの部屋だちょっとあっちへ移ってくれや」と言いながら煙草に火をつけた。浅黒く焼けた精悍な顔は噴出す汗が玉となって流れており 身につけた白のTシャツはずぶ濡れになって逞しい体にべったり張りついている。
「この部屋で終わりでしょ、まだ時間も有るし。ちょっと一服してください 冷たい物でも入れますから。」と言うと妻の洋子は壁紙を張り終えたばかりのキッチンへ入っていった。
職人はソファに座る私の隣に腰掛けると小声で「奥さんいい女だな、あれなら、まだまだ夫婦生活も充分楽しめるだろな、その歳でガキが出来る筈だな。」キッチンに向かう洋子のニットスカートに包まれた重たげに左右に揺れる尻を無遠慮に目で追いながら作業ズボンの股間をぽんぽんと叩いてにやっと笑った。

私の家族は40歳の私と37になる妻洋子、中3の長女絵梨、今年中学に入学したばかりの長男誠太。そこに昨年、予定外に誕生した大きく歳の離れた次男の優人の5人家族。
優人の誕生で間取りが足りなくなる事や煙草などで大分汚れて来た事などから先月からリフォームを始めた、上二人は近くに住む妻の両親にあづけて有るが、優人と3人は工事中もここに残っているため、あっちへ行ったりこっちで寝たりと2週間経った今、流石に少々くたびれて来た。
工事が始まってから2回目の日曜日の今日は壁紙の張替えが行われ、工務店から内装業者が朝8時から来ている。今日は壁の張替えだけで
終了の予定で工務店の話では腕の良い業者なので昼過ぎには終わるだろうとの事だった。

「まさか、お前が来るとは思わなかったよ。」隣で相変わらず妻の方ばかりじろじろと眺めている権藤に声をかけた。「俺だってここがぴんちんの家だなんて夢にも思わなかっぜ・・・上野なんて名前腐るほど有るもんな・・・それよりお前よくあんないい女 手に入れたな、あのケツまじで最高だぜ、見てるだけでおっ起って来るぜ。」
「権藤さん!さっきから何、じりろじろ見てるんですか~。」カラカラと氷の涼やかな音を響かせながらトレーに乗せた3個のグラスを手に洋子がこちらに戻ってきた。

権藤は高校時代の友達・・・と言うよりもボスとでも言った方が良いだろうか・・・私も弱いくせに悪ぶっていた高校時代だったが。権藤は筋金入りだった、極真空手の有段者で筋骨隆々、精悍で彫りが深く野性的な男前で女、特に大人の女に良くもて。彼が連れている女達は、高校生の私などは子供扱いしかしてはくれなかった。モデルのような圧倒的な美人を我が物顔で連れまわす権藤に劣等感さえ抱かされていた。

「そりゃジロジロも見ますよ。これだけ魅力的な奥さんなんだし。」
「あら、お上手ね おばちゃん捕まえて。」
「俺も、もうおっちゃんだからね、でも最高のおば様ですよ。奥さんに迫られたら、どんな野郎でもいちころですよ。もちろん俺だって 既にノックアウト!」
「なんかからかわれてるみたいで、やなかんじー」と、言うと向かい合って座っている権藤の目をぎゅっと睨みつけた。
「奥さん、そうやって見られると ほんと襲いたくなるぜ、こんなの
ぶちまけるぜ!」と、手にしたグラスのカルピスを洋子の目の前にかざした。
「やだ~~ エッチ・・・。」と、口を尖らせながらも 妻は何だか妙に楽しそうだった。
  1. 2014/06/09(月) 00:15:48|
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リフォーム 第2回

時計の針は11時を指していた、リビングでは権藤が最後の仕事に入っており、私は隣の寝室のベッドに横になってテレビのゴルフ中継を見るとも無しに見ていた。1歳の優人は、私の横で気持ち良さそうに寝息を立てている。
妻の洋子は完成したばかりのキッチンで昼飯の準備を始めている。
「権藤さんも食べて行ってくださいね、お口に合わないかもしれませんけど・・・今日はこの仕事で終わりだって言ってたでしょ。」
「あ、済みませんね、でもせっかくの休みなんだし、さっさと帰らないと嫌われちゃうといけないから・・・」
「あら、主人はどうせ、ごろごろしてるだけだから・・・一緒に食べて行ってくれた方が楽しいですよ。権藤さんのお話って面白いし・・・それとも奥さんの所へ早く帰らないといけないのかしら?」
「いや俺だって家じゃ“ぴんちん”と同じですよ、結婚して10年もたって子供も大きくなったら、だいたいどこの家だって同じようなもんですよ。でも奥さんとこはテンション維持できてるみたいで羨ましいですね・・・なんたって3人目作っちゃうんだからなあ。うちなんてずいぶんご無沙汰だし子供なんて出来ようないですから。」
権藤が言うように優人が出来たのは事実だし、人からは10年経っても夫婦仲が良くていいね、なんて嫌みともとれるような祝福の言葉を何回となく言われたものだ。しかし現実には倦怠期を迎えた世の夫婦と同じように私達だって夜の営みは既に無くなりかけていて、優人が出来てからなんかまだ1度も無いほどだ。セックスレスと言っても良いだろう、私は寝室のベッドでは寝ずにリビングで眠る。洋子は女盛りだし、もちろん性感だって充分に開発されており、歳と共に遠ざかっていくセックスにいつも不満を抱えていたに違いない。私達のセックスは何ヶ月もほおっておかれて我慢が出来なくなった洋子が「こんな事が続くのなら別れようか。」とか「浮気しても知らないからね。」とかだいたいこんな感じで喧嘩になって、やるとはなしに久しぶりのセックスに突入するのが常だ、そのセックスだって、何ヶ月もご無沙汰で挑むもんだから、妻の乱れ様は激しく、いつでも呆気なく果ててしまい妻はいつでも置き去りにされたまま・・・かえって欲求不満がつのってしまっているであろう事は間違い無い。「久しぶりなんだからもっと、頑張ってよー!これじゃホントに浮気してもパパのせいだからねー」セックスはたいていこんな妻の恨み声で終了する。
優人もそんな、数少ないセックスで奇跡的に出来た子供である。
「“ぴんちん”ってパパの昔のあだ名ですか?始めて聞いたけどどう言う意味かしら?」
「ああ、“ぴんちん”」正面の壁に遮られて、権藤の姿はここからは見る事が出来ないがにたにた笑う顔が容易に想像できた。
「それは、俺の口からはチョット言いにくいなー、上野に聞いてくださいよ、覚えてるはずだから。奥さんだってきっと、知ってる事だと思いますよ。」
「えー・・・私が-」
「ええ、たぶん知ってると思いますよ・・・きっと。」
権藤の声を最後に会話の声は私の耳から聞えなくなった。開きっぱなしの寝室のドアから洋子の立ち働いていたはずのキッチンを覗いてみたが妻の姿は消えていた。
おそらく妻は権藤の居るリビングに行っているに違いなかった、それなら何故、声が聞えないのだろうか?リビングはすぐ隣なのだし普通にお喋りをしていれば聞えない筈は無かった。私の胸は早鐘を打ったようにざわめき始めていた、・・・ふたりで何を?
「パパ パパ」唐突に妻が私を呼ぶ声が聞えた、しかし私は返事を躊躇った、そうする事で何が起こるのか確かめたい気持ちと何かが起こることが怖い気持ちが心の中で交錯していた、体は凍りついたように動けなくなっていた。

  1. 2014/06/09(月) 00:17:21|
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リフォーム 第3回

「寝ちゃったみたい・・・」囁くような妻の声が微かに聞き取れた。
「こんな魅力的な奥さんを放ったらかしにして呑気なもんだ、全く。」声のする場所からして二人が相当接近した距離に居るのは、明らかだった。権藤が妻を誘ったのだろうか・・・それとも・・・
「寝ちまったって事は、俺と奥さんに何が起きても構いませんって事だよな。」
「何か起こすつもり・・・?フフ」
「起きて欲しいのか?」
「フフ、そーねえ、どーしよっかなー。でもダメよアタシは、人妻なんだし・・・主人の居る家の中で何か起こす訳無いじゃない。・・・権藤さんて、ちょっと魅力的だけどね。」
「なら、二人で出かけようか?早い所、仕事済まして。」
「やー、悪い人おー。友達の奥さんを誘惑するなんて、不良男ね。」
「奥さんだって俺を誘惑してるようなもんだぜ、旦那が寝てるかどうか確認はするし、そうやって接近してるし。」
「やだー、手招きで呼んだの権藤さんじゃない!仕事の手伝いが要るのかと思ったのよ。」
「でも、奥さん、案外楽しそうじゃん、厭じゃないんだろ?」
「厭って、こうしてお話するくらいは、厭じゃないけど、それ以外はパスよ。」妻の言葉に少しほっとしたが、権藤に興味を示している事は、きつく断らない所からも確実だった、妻は若い頃から不良っぽいキツイ顔の男が好みで権藤はまさにそのタイプだった。
「でも、権藤さんって凄い体してるよね、この腕も太いねー。」
「俺のは、旦那と違って全部筋肉だぜ、チョット触ってみるか?」
「やー、何これ・・・すごー、めちゃくちゃ硬いじゃない。岩みたい。」
「腹筋も触ってみなよ、ほれ・・・」
「うわー、信じられない・・・体じゅうゴツゴツねー!」
「亭主とは違うだろ?」
「全然違う、パパのは、ぷよぷよ。」
「ははは・・・奥さん・・・その下も触っていいぜ、そこももうカチカチに成ってるから。」
「イーヤ!その気は無いって言ったでしょ・・・」
「そりゃないぜ、こんなにしといてー、ここもご主人とは全然違うかもよ・・・」
「やだー、もっこり成ってるじゃん・・・でもダメ。帰ってから自分の奥さんにしてもらいなさい。」
「うちのかあちゃんは帰っても居ないよ、今ごろ大学生くんと不倫の真っ最中さ。」
「えー、知ってて何も言わないの。」
「ああ、お互い様だからな、それに10年も一緒に居るんだ・・・もう、抱く対象じゃなくなってるしな。」
「それなのに、離婚は考えた事無いの?」
「別に嫌いに成ったわけじゃないんだよ、それどころか今の方がより愛が深くなってると思うよ、妻を抱くよりも抱かせたい男も居るんだよ。」
「わかんないなー、それって変じゃない?」
「変? 変じゃないさ、それも一つの愛の形なんだと思うよ。うちの女房も奥さんに負けないくらいの良い女なんだけどな、そんな最愛の妻を他の男に抱かせてみたいって考える男はそんなに少なくないんだぜ。“ぴんちん”だってひょっとするとそんな亭主かもしれないぜ、返事しなかったのは、寝てたからじゃないかもしれないな。」
かみさんが不倫中だと言うのは、おそらく出任せだろう。しかし、権藤は俺の性癖をいとも簡単に見破ってしまった、そのとうりだった私はセックスの時に妻が第三者に犯される妄想をいつも描いていた、私とその男が私の中では入れ替わっているのだ、そんな妄想が今現実の事として起こるかもしれなかった。そう、妄想の男は殆どの場合、高校一のデカ魔羅と噂されていた権藤が務めていた、権藤こそが私のコンプレックスの最大の象徴だったからだ。
  1. 2014/06/09(月) 00:22:04|
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リフォーム 第4回

「見に行かなくてもいいよ。」
「そんな事無いと思うけど、もし、起きてたら困るし。」
「何が困るんだよ。起きてるって事は、こんなシーンを期待・・・て言うか興奮しながら聞き耳を立ててるはずだし・・・。もし寝てるならそれはそれで安心だろどっちにしてもこの状況を俺達は楽しめばいいだけさ。」
「楽しむって何を楽しめって言うのよ・・・もうお昼だし、そろそろパパ、起こさなきゃ。」
「そんなつれない事言うなよ、俺、もう、自制心無くしそうなんだから・・・な、奥さん頼むよ、あんただって満更でもなかったくせに。」
「や、何してるのよ・・・ちょっと離して 大きな声出すわよ!」
「出すなら出せよ、屁垂れ亭主なんか怖くも何とも無いぜ、なあ奥さんよー俺に全て任せなって、あんただって欲しくてうずうずしてるんだろ。顔見てりゃ解るんだぜ。」
床に妻が押し倒される音が響いた。
「ちょっと・・・ダメだってばー・・・あ、あ、そんなこと!」
「ちょっとだけ・・・な、」
「やー・・・だめだめ・・・ネッ」妻のネと言う声は、妙に艶っぽい響きを含んでいた、強烈に抵抗している様子は少しも伝わってはこなかった。
「やっぱりな、凄い濡れ様じゃないか・・・奥さんだって期待してたんだろ・・・」
「ああ、だ、ダメだってば・・・ネ、今は待って、主人が居るのよ・・・ねえ」
「俺だってもう我慢出来やしないぜ、爆発寸前だしよ・・・ほれ、こうすりゃどうだ・・・?」
「うーーん、やー、だ,ダメえ・・・よー!」
リビングの中ではかなり刺激的な光景が展開されている様子だ、妻の貞操は風前の灯と化している。今ならまだ間に合うかもしれない、それでも私の体は行動を起こすことが出来ないでいた、これから起こるであろう事態にひどく興奮している自分がいた、己の愚息はパンツの中で痛いほど硬度を増し、先走りの汁で陰毛の辺りをべとべとに濡らしている。
「は、あー、ダメッ感じちゃうっ、そこはいやだってー、ダメダメ!」
「力抜けよ、もう、観念しな・・・一緒に天国まで行こうや・・・なっ」
「うう、あ・・・暑い、暑くて死にそう・・・」
「お-しゃ、死なせてやるぜ・・・腿開け・・・そうそう、いい子だ・・・ふふ」
「あー、どうしよう・・・こ、怖い」
「怖くなんか無いさ、こう見えてもフェミニストなんだぜ、俺は。」
「そうじゃなくて・・・感じ過ぎちゃいそうで・・・こ、怖いの。」
「素直になりなよ、成り行きに身を任せとけば、天国にだって楽園にだって思いのままに連れて行ってやるからよ、欲しかったんだろ?本当は。」
「い、意地悪ね・・・知らない。」
「フフッ・・・あんた、かなり欲求不満が堪ってるみたいだな。亭主にあまり構ってもらってないだろ?・・・どうなんだ?正直に答えてみろよ。」
「ううーん、そ、そんな・・・酷い事言わないで。」
「ちゃんと答えないと亭主にあんた濡れ濡れのおまんこ、自分で股開いて弄くられてる事、報告してやるぜ。」
「や、やめてよ、主人を傷つけるような事しないで。悪いのは私だけなんだから・・・
「じゃ、質問に答えな!」
「うーん、ひどーい、そうよ、ずいぶんご無沙汰で・・・だから、こんな事されたら変になっちゃう・・・」
「欲しかったんだな、男が・・・思いきり気を遣りたいんだろ。」
「そ、そうよ、されたいの・・・私だって女なんだもん。」
「そうさ、奥さんは何も悪くないさ・・・悪いのは、ご亭主だよ、女盛りの奥さんにこんな思いをさせてるんだからな。」
「ごめんなさい、パパ、もう洋子、我慢できない。」
「我慢なんてもうしなくていいよ、奥さんは亭主の所持品なんかじゃないんだから、自分自身を大切にしなよ・・・ほら、嵌めてもらいたくて、こんなに成ってるんだ。奥さんみたいないい女を放ったらかしにするような亭主の事なんて忘れて、女の悦びを取り戻せよ・・・」
「・・・は、はい」小さな声では有ったが確かにはいと言った。妻は権藤との情事を受け容れる覚悟を決めたようだった、今、止めなければ永遠に妻は私のもとに帰って来ないような気がした。
「今度は奥さんが、俺のを持ってみな。さあっ・・・」
「あっ!・・・」妻の驚きの声が聞える。
「どんな感じ・・・?主人以外の男を握ってみた感想は?・・・」
「ふ、太い、こんなに・・・大きいの。」
「亭主のとは違うだろ・・・どうだい?」
「ち、違いすぎる、倍以上有りそう・・・男の人ってこんなに大きいの・・・」
「へへ、ご主人は、やっぱり相変わらず短小のままみたいだな・・・奥さんよお、さっきのご主人のあだ名な、ありゃよー、ぴん、つまり針みたいなチンポって事さ。高校じゃ結構、有名だったんだぜ。奥さんは大きいのは嫌いか・・・?」
「わかんない、でも、凄く興奮してるよ。」
「そうかい、そうかい、じゃ教えてやるとしようかな、こいつの優秀さをな・・・へへへ」
「あっ、だ、ダメ、怖い!」
「今更、何を言ってやがる!ずっぽりぶち込んでやるぜ、覚悟しな!」
いよいよ、その時が訪れてしまった、胸は張り裂けそうで、喉はカラカラで汗がだらだらと頬を伝ってベッドのシーツを濡らしていた。
いいのか、権藤のデカ魔羅に妻が貫かれようとしているんだぞ、自問自答を心の中で繰り返した。もう、時間がない。今、行動を起こさなければ全て手遅れと成ってしまう・・・だが、リビングへ踏み込む勇気がない、私が踏み込んだら妻は行為を中止するのだろうか?もし、中止したとして、その後の私達夫婦はどうなってしまうのだろうか?
知らない振りをするのが自分にとっても妻にとっても最良の方法のように思われた。
その時、隣で寝息を立てていた優人がごろりと寝返りをうった。そうか、その方法が有ったか。私は眠っている優人のふくらはぎを強く抓った。
  1. 2014/06/09(月) 00:23:04|
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リフォーム 第5回

シャワーを使う音が食堂まで響いている。
妻はキッチンでパスタをボイルしながら優人を抱き上げあやしつけている。無理やり睡眠を妨げられたからだろう、さっきからすこぶる機嫌が悪い。抱いている妻の腕から海老ぞって、むずがる。
「パパ、優人、見ててよ!これじゃ出来ないからっ!」
煙草の煙を吐き出しながら。「俺が居眠りする前から、やってたじゃないか・・・もう、1時だぞスパゲティー作るのに、いったい何時間掛かってるんだよ。」全てを知っている私は、こうでも言わなければ納まりが付かなかった。
「だって、権藤さんの手伝いさせられてたから・・・他の人、次の現場に行っちゃったから、柄を合わすのに一人じゃ大変みたいだったから。」
何を言ってやがる・・・いったい、何の手伝いをしてやがったんだ・・・。苦々しい思いを噛み殺して優人を受け取った。
半べそを掻いた優人の顔を見ながら、「済まなかったな。」と、心の中で詫びながら、感謝した、もし、お前が居なければ・・・。先ほどの光景がまざまざと、頭の中に甦ってきた。

ふくらはぎに強い痛みが走り優人は、烈火の如く泣き声を轟かした。慌てたのは妻だろう、壁一つ隣のリビングでは、ばたばたと身支度を直す物音が聞えた。
ベッドにうつ伏せで寝たふりをしながら妻の登場を薄目を開けて待った。
飛び込んで来た妻の姿に、私は愕然とさせざる終えなかった。なんと妻は両手を後ろに回しニットスカートのジッパーを上げながら駆け込んで来た。綺麗に梳かされていた筈のセミロングの栗毛は、バラバラに乱れており、前髪が額や頬に汗で張りついていた。
「優ちゃん、優ちゃん!どうしたの・・・」びっくりして我が子を呼ぶ口元のルージュは、唇の輪郭をはみ出し口を倍の大きさに見せている、濃厚なディープキスを受けていたのは火を見るより明らかだった。
更にノースリーブのTシャツから覗く肩や、頬は怪しく上気し目の回りにいたっては熱でも有るかのように真っ赤に染まっている。そして、その火照った肌には玉の汗が無数に光り、淡い水色のTシャツの背中を点々と小さな汗染みで濡らしていた。
「ああー、寝ちまった・・・。」大きく伸びをする私を避けるように慌てて、優人を抱き抱え寝室を後にした。動揺をカモフラージュするかのように、務めて穏やかに息子をあやしながら・・・。

私も寝室を後にしキッチンに向かった、狸寝入りをしていた時間は、ほんの僅かだったと思うが何時間にも感じられた、喉がひどく渇いた。
途中、チラッとリビングに目を向ける、権藤は何事も無かったかのように部屋の壁一面に壁紙を広げている。私はわざと声を掛けてみた「あれっ、ひとりか?若いのはどうしたの?」
こちらに背を向けて立っていた権藤は、向き直ると「ここで、終わりだしな、あいつらは午後からもう一件仕事が有るから、早めに行かした。」
「権藤は・・・」正面を向き直った姿を見て言葉を失った。
その、ぴっちりとしたベージュの作業ズボンの股間は今だ盛り上がったままでくっきりと男性自身の輪郭を浮かび上がらせている。ズボン越しではあってもその巨大さは充分に窺い知れた。
「どうした?何だよ、“ぴんちん”」最大の侮辱を受けたような気がした。いや、おそらくは、馬鹿にした発言だったのだろう、だが、逆らう言葉さえ有る筈も無かった。
「権藤は行かないのか?」気を取り直して言葉を継いだ。
「俺は半どん、今日は日曜だしな。」
「流石は社長さんだな羨ましい限りだよ。」
「お前も社長に成ればいいじゃないか。サラリーマンなんてよー。しんどい思いして小銭稼いでウサギ小屋みたいな家をリフォームして何とか暮らして、それもローン組んでよ・・・
虚しくならないか?綺麗な奥さんだって金の有るやつに狙われたらひとたまりも無いぜ。」
明らかに悪意を感じた、だが、権藤に立ち向かう勇気も度胸も今の私には持ち合わせてはいなかった。しかし、権藤の言葉はただの皮肉や嫌みではない事は妻の身に振りかかろうとしている事態が物語っている、このまま終わる事は決して有り得ないだろう。
金も力も、もちろん精力も全てが遥に自分を凌駕している相手にどう立ち向かえば良いのか皆目、見当がつかなかった。

「何してんだ、お前」妻はバスルームの脱衣所に居た。優人は母親のスカートを掴んでべそを掻いている。妻の顔は水道で洗ったばかりなのであろう、涼しげに濡れ光り、薄化粧をすっかり落としていた。
ニットスカートに手を入れて腰の辺りでもぞもぞさせている、パンツを履き替えたのだろう。
「うん、権藤さん、チョットだけって言うから、手を貸したんだけど。ずーと手伝わせるんだもん、汗掻いちゃった。」
何も言わずに優人を抱き上げ、目を屑篭に向けると丸まったティッシュが5、6個放り込んであった。
  1. 2014/06/09(月) 00:23:50|
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リフォーム 第6回

「パパってば!」
妻の声でハッと我に返った、手に抱いている優人は再び私の肩に頭を預けて寝息を立てていた、泣きくたびれたのであろう。
妻はパスタを皿に盛り付けながら、「さっきからシャワーの音、止んでるんだけど。権藤さんどうしたのかしら?戻ってこないんだけど・・・」
「湯を張って、風呂に入ったんじゃないか?」
「さっきまでずっとシャワーの音がしてたのに、お湯を貯める間なんて無いわよ・・・何だか気になるから、チョット見て来てよ。」
「大丈夫だよ、子供じゃあるまいし。何だったらお前が見てこいよ。」
優人をベビーベッドに寝かしつけて、食堂の椅子に腰掛けた。
「私が見に行けるわけ無いでしょ・・・」
「ほっとけよ、すぐ来るさ。」
「だと思うけど・・・」

それにしても権藤は遅かった、入浴するなら話もわかるが、汗を流しにシャワーを浴びに行っただけでこれほど長く掛かるものだろうか・・・?
「本当だな、遅すぎる。」
「でしょ・・・」
「しょうがない、チョット見てくるよ。」
脱衣所と廊下を仕切るアコーディオンカーテンは、きっちりと閉まっておらず音も無く開いた。
「権藤、居るのか?」中に向かって声をかけてみた。
バスルームの扉は中で折れ曲がるサッシ戸で2枚の飾りガラスがはまっている。そのガラスごしに権藤の体の輪郭線が見えた。もちろんぼーと霞が掛かったようにしか見えないものの、動作は充分確認できる。
「おう、居るに決まってるだろっ!もうチョットなんだからジャマしないで、あっちでかあちゃんと今の内にいちゃいちゃしてろや!」

「どうだった?」
「う、うん、別に・・・まだ、シャワーしてる・・・よっぽどうちの風呂場が気に入ったみたいだな・・・上がってきたらここに住むなんて言い出すんじゃないか。」
冗談にならないような冗談を言ってごまかした。全く、冗談じゃない人の家の風呂場で・・・それも、リフォームを依頼した客の家の風呂場で自慰に耽っているとは・・・。

「麦茶でいいですか?」
「あ、済みませんね奥さん。麦茶じゃなくて麦酒は有りませんか?“ぴんちん”とは、久しぶりだし一緒に飲みたくてね。いいだろ“ぴんちん”!」
本当に厚かましい奴め、苦々しい思いを噛み締めながら。
「そうだな、久しぶりに一杯いこう。洋子、良く冷えたの持ってこいや。」何を俺は、お愛想してるんだ。ほとほと、自分が情け無くなって来た。

「奥さんは飲まないの?」
「ええ、弱いから、飲まないようにしてるんです。しんどくなってきちゃうから。」
「へ~、飲めない訳じゃないんだ。じゃ、ちょっと付き合いなよ一人飲まないのが居ると場が白けちゃうからさあ。」
「は、はい、ごめんなさい。じゃ、一杯だけ・・・」
なんだ~、いつもどんなにすすめても一度だって応じた事が無かったのに・・・。既に妻は権藤に支配されてしまっているようだった。
  1. 2014/06/09(月) 00:24:35|
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リフォーム 第7回

リビングへ場を移し、真昼だと言うのに まだ、酒盛りは続けられていた。
私も酒は弱い方ではなかったが、権藤の飲みっぷりには正直、もう着いて行けそうになかった。
冷蔵庫のビールはとうに底をつき、常温のまま氷を入れて飲んだ。12、3本は空けただろうか。今は麦焼酎をロックで飲んでいる。さすがに酔いはかなり回ってきて頭がふらふら揺れている感じがする。権藤には何度も「もう、無理だ。ちょっと休むよ。」と、言っているのだが、「空けろ、空けろ」と、うるさい。
妻はとうに着いてこれなくなっており、今は麦茶を飲んでいるが顔は真っ赤で息もかなり荒くなっている。

「奥さんは今でも、かなりもてるだろ?誘われたりした事無いの?」
「昔はね・・・今はもうダメよ、こんなおばさんに声かける男の人なんか居ないわ。」
「そんな事ないだろー・・・飲みに行って奥さんと出会ったら間違いなく口説くけどな、俺なら。」
「嬉しい事、言ってくれるけど・・・飲みに行く事なんて無いからな。」
「そうか、ガード固そうだもんな・・・奥さん。」
「そんな事無いよ、いい男が言い寄ってきたら・・・着いて行っちゃうかもよ。」
「お眼鏡に叶ういい男が居ないんだ・・・。結婚してからはご主人以外の男は知らないの?」
「そうね、チャンスも無かったし・・・」
「勿体無いね、こんないい女がしけた亭主の占有物に成ってるんだ。」
「占有物って、夫婦なんだし。それって当たり前じゃないの・・・?」
「あれあれ、奥さんって、すげー 古風なんだ・・・今どきそんな事言う奥さんの方が珍しいぜ、新婚さんならいざ知らず10年以上の古女房がなあ・・・。」
「そうじゃないんだけど・・・毎日、結構忙しかったからかな・・・。とにかく、恋愛なんて過去の事に成っちゃたみたいね。」
「本当、勿体無いなあ。奥さんさえその気になりゃ言い寄る男なんて幾らでも居るはずだけどな。」
「そーねえ、じゃ、チョット頑張ってみようか・・・ふふふ」
「そーこなくっちゃ!早速、名乗りを上げさせてもらうよ。」
「また人妻、誘惑して~。」
「誘惑したい!誘惑させて!」
向かい合った正面のソファに座っていた権藤が立ち上がるのが見えたが、既に深酒は体の自由を奪っていて頭だけが朦朧となりながらも働きを止めてはいなかった。
私の隣に座っていた妻のもう一方の隣に移動した事が感じられたが首をその方向に向ける事さえままならなかった。
このまま、眠りに落ちてしまえば、妻は歯止めを無くしてしまうかもしれなかった。
隣からの会話の声は止んでいるのだか、それとも私が既に別の空間に紛れてしまっているのかさえ最早区別がつかなくなっている。
こころなしか部屋中の空気がどんよりとしてきたように感じた・・・

  1. 2014/06/09(月) 00:25:32|
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リフォーム 第8回

あ・・・頭・・・痛い・・・。寒気がする・・・。
「うう~ん・・・」
重い瞼をそっと開いてみる、部屋の中がぐるぐる回って見える・・・。
気分は最悪に悪いが・・・それよりも、洋子はどうした・・・。
思い頭をゆっくり持ち上げてみる、ここには居ないようだった。
キッチンから食器を洗う音が聞える・・・。
「洋子!」呼んでみると、意外な声が聞えてきた。
「お父さん、やっと起きたの。もう、5時よ!」
!娘・・・「え、絵梨?」
「お母さんは買い物に行ったわよ、昼間からお父さん飲みすぎよ。お母さん危なかったんだからね。」
キッチンで洗物をしているのは、娘の絵梨だった。
「危なかったて?何が?」しらばっくれて聞いてみた。
「誠太が欲しい物が有るって言うから一緒に来たの・・・。そんで、リビングに入ったら、・・・ビックリしちゃったあ。」
「何で?」まさか、娘達に見られてしまったのか。強烈な酔いが一気に醒めてしまった。
「そしたらさあ、工事の人とお母さんが抱き合ってたのよ・・・お父さんはぐうぐう寝てるし。危ないわよ、男のひとが家に居るのに気をつけないと。お母さん、まだ充分魅力的なんだし・・・。」
「・・・」
「ゴキブリが飛んで来たらしいけどね。でも、この家ゴキブリ居たんだね見た事なかったけど。」
「ゴキブリか、そういえば前に見た事有るな。」
「ゴキブリで良かったけどさあ襲われたらどうするの。ちゃんと気をつけなきゃだめよ。」
「工事の業者がそんな事する筈ないだろ。それでその業者の人はどうしたの?」
「それからすぐ帰ったよ、ご馳走様って言って。お茶ならともかく工事の人にお酒なんか出さないよ普通、その上、そんなに酔っ払って。」
娘の言うとうりだった。ついこの間まで子供だと思っていたのに、いつの間にこんな大人びた事を言えるようになったのだろう。
「お母さん、買い物って言ったよな。」
「うん。ダイエー行くって。」
まさか、外で権藤と・・・。
「誠太がね欲しいゲームが有るっていったらね、じゃ買いに行こうだって。いつも絶対、お小遣いまで我慢しろって言うのにね。今日はどうしたんだろ?」
「絵梨は良かったのか?」
「私はねパソコンの新しいのが欲しかったの。来月の誕生日に買ってくれるって。だからお手伝いしてるんだけど、やっぱり変よね。あんなに今ので我慢しろって言ってたのに。」
「そうだな。それじゃお母さん、誠太と一緒なんだ?」
「もちろん、それに優人もね。」
それなら、権藤も手は出せないだろう。ほっとした、今日は二度までも子供に救われたようだった。

「あ、帰ってきた!」
絵梨は優人を受け取り“おかえりー”を連発している。
誠太は一目散に二階の自室に掛け上がった、さっそくゲームをするつもりのようだ。
洋子は「買い物の包みを両手に持って“ただいま”と、言いながら上がってきたが私の方を見ようとはしなかった。
そのままキッチンへ向かうと、買い物をテキパキと冷蔵庫の中へ整理しだした。
なにか声をかけようとするのだが、言葉が浮かばなかった。

  1. 2014/06/09(月) 00:26:18|
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リフォーム 第9回

昼間の事が頭から離れず、夜に成ってもなかなか妻に声を掛けられなかった。
妻もたぶん、同じなのだろう・・・。何だか気まずい空気が家の中に満ちているように感じる。
その後も、妻と権藤の危機一髪の秘め事を思い返すと、息苦しいほど興奮する。
妻はその事をどう感じているのだろう・・・あのまま私が狸寝入りを続けていたなら最後まで許してしまっていたのだろうか?・・・子供達が帰ってこなければよりによって私の隣で事に及んでいたのだろうか?・・・
その後のもしも・・・を、想像し股間はずっと熱を持ちつづけている。一刻も早く開放してやりたかった。
妻も性的刺激を目一杯受けている筈で、今夜は久しぶりで愛を確かめ合う夜に成るのは、ほぼ間違い無いだろう。
今日から家に帰るつもりでいた長女と長男を片づけが済んでいないからと、夕食だけ食べさせて再びおばあちゃんの家へ行かせた事からも妻の発情は明らかだった。
リフォームも明日、照明器具の取り付けが残っているだけで、部屋は殆ど完成しているし、学校が始まる事を考えれば今日から戻らせるのが当然だった筈である・・・。

バスを使う妻を寝室のベッドで待った。優人は既にベビーベッドで安らかな寝息を立てている。
ここの所、殆ど寝室では眠らずにリビングで眠っていたので。こうして妻を待つのは本当に久しぶりだった。
夜更かしでインターネットをするのが趣味の私は、妻が寝た後、毎晩パソコンの前に座り明け方近くにそのまま、リビングのソファで眠るのだ。
インターネットで巡る先は、殆どアダルトサイトで特に人妻サイトを中心としており。不倫の情事に興奮する。ただし、自分が人妻と不倫する妄想よりも圧倒的に洋子の不倫場面を想像し登場する人妻と妻をダブらせて見ている事が多かった。
もともと、私は妻が他人に辱められる空想に興奮して来た、それが今日はあわや現実に・・・と、言うよりも半ば現実の事として私達に訪れたのだ。

バスルームのサッシ戸の開く音が聞えた。まもなく妻はここへやって来る。
寝たふりをして妻を待った。こっちから誘いたくなかった、情事の妄想上の妻は淫らに男を求める。こうしていれば必ず妻の方から求めて来るだろう、男は私しか居ないのだから。
だが、もし他に男が居たら・・・権藤なら妻はどうする・・・。
狸寝入りをしながら、ベッドで待つ自分と権藤を入れ替えた。妻との行為の何時もの手順である。

妻は、濡れた髪をバスタオルで巻き、ピンクのパジャマ姿で真っ直ぐ寝室にやって来て。横に座り私の肩を揺すってきた。
「ねえ・・・」「ねえ・・・」
反応しないで居ると、セミロングの髪をタオルで拭いて、隣に入り込んで来たが私に背を向けている。ただ、これは何時もの事で怒って背を向けても我慢出来ずに再び誘って来るのは確実だった。

五分ばかり経っただろうか。再びこちらを向いて座りなおすと手を股間に伸ばしてきた。
そこは、さっきからずっと硬く膨張したままで先走りの涎を垂れ流しベトベトに汚れている筈だった。妻はそれを右手の人差し指と親指で摘みながら。
「ねえ、起きてるんでしょ・・・。」と、聞いてきた。
「そんな事するから・・・。」と、とぼけてみた。
「ねえ、私達って、このままやって行けるの・・・」
「なんで?」
「だって、何時からやってないと思ってるの?」
「判らんけど・・・やりたいの・・・?」
「やりたいとかじゃないけど・・・でも、あんまりだよ。優人が出来る前からだから、半年にはなるよ。」
「そんなに成るかな?」
私の勃起を握りながら「私も女なのよ、したくなる時だってもちろん有るし、でもパパいっつもあっちで寝ちゃうし。私にセックス教えたのパパなのに・・・。」

妻は始めての男は私だと言っていた、私も妻と付き合い始めた頃、女性経験は数えるほどしかなかったため処女だったかどうかはハッキリとは判らなかったのだが、確かに挿入の時は激しく痛がった。
当時、妻は私の会社と同じビルに入居している美容院にインターンで入ってきた。私が23で妻は18歳だった。職業柄ハデ目でかなり遊んでいるような印象を受けたが、なかなかの美人でスリムながらスタイルが良く特に細いウエストから大きく張り出したヒップラインは我が社の男性陣の注目を集めたものだ。特に私を始めとした独身組は何とか物にしようと美容院に通いこむ者もいた。
私も昔馴染みの床屋通いを止めて美容院へカットに通ったが、元々女の子との会話は苦手でぐずぐずしている内に、2年先輩の佐々木に先おこされてしまった。
ただ、見掛けとは裏腹にかなりガードが固かったらしく佐々木と二人きりでのデートは拒み続けたらしい。
程なくして私にチャンスが回って来た。彼女は執拗に体の関係を迫る佐々木に嫌気が差して来たのだと言い、別れるために私に新しい彼氏の振りをして欲しいと言うのである。
演技だと言う安心感も有ったのだろう洋子は私とのデートには、佐々木の時とは違って気軽に応じてくれた。
佐々木は執拗に復縁を迫ったらしいが、努力のかい有って撃退に成功した。その後、佐々木は私達に敗れた事と関係が有るのか無いのかは定かではないが退社して行ってしまった。
そうなれば私と洋子の演技は必要無く成る筈だったのだが。洋子は何が気に入ったのか「もう少し、演技、続けてみようか。」と、交際継続の申し入れをしてきた。
私は洋子を手に入れた喜びと、佐々木に対する勝利感で有頂天に成っていた。
しかし、同じ失敗を犯す事を恐れ体の関係を結ぶまで、それから半年以上の時を要した。
洋子は21歳に成っていた。
このようないきさつも有り、洋子の処女を全く疑う事は無く。最初の男に成れたことに大いなる喜びを感じた。・・・だが、出血は無かった。

抱き寄せ口を重ねた、反応は凄まじく貪るように私の唇を求めた。
手をパジャマのズボンの中に指し入れパンティの上から弄ってみると既にビチャビチャに股間を汚していた。
「ああ・・・」それだけで、気を遣りそうなほど反応を返してきた。
「今日、凄いね・・・」と、聞くと。
「パパが悪いんだからね」と、恨みっぽい目を向けてきた。

お互いの性器を吸い合い、汁を啜り合った。
激しく鼻っぱしらに女性器を擦りつけてくる。そこを汚す生暖かい汁は、流れるほど溢れて来て息が出来なくなるほどだった。
ふっとある思いが私の中で湧いて来た。・・・私が今、妻を権藤に成り代わって抱いているのと同じように、私をしゃぶる妻も権藤の妄想をしゃぶっているのではないのか・・・
少し、躊躇ったものの意を決して言葉にしてみた。
「今日、何か有ったのか?」
「何かって?何が」ハアハアと息を荒げながら妻は聞き返してきた、その前に妻が一瞬ビクッと体を硬直させたのが妻の口に包まれた勃起を通して伝わった。
「権藤の奴、何だかんだ言ってたな、その気に成ってるのと違うか?」
「その気って、権藤さんと・・・?」
「いや、ま、権藤には限らないけど、魅力的とか言われてたじゃないか。私、まだまだいけるんだっ!とか、思ってない?」
「あ・・・うん、パパがあんまり私を放ったらかしにするんなら、そうなっちゃうかもよ」
「ふーん、やっぱ、そうか・・・」
「やだー!本当にするつもりなんて無いわよ。でも、出来るかなって言うのは、ちょっと思ったけどね。」
「権藤が誘ってきたらどうする?」
「権藤さん・・・うん、あの人結構好みのタイプよ男前だし逞しいしそれに、ちょと、不良っぽくて・・・お金持ちだし。」
「誘いに乗るって事・・・?」
「そうじゃないけど、やーねー、パパが聞くからでしょ・・・。だ・か・ら・そうならないように、パパ今日、頑張ってね。」

「ねえ、もう入れて・・・」
両腿を大きく開いて、妻は私を引っ張った。「ちょっと、待って・・・」
昼間から性的な刺激を受け続け情熱的にしゃぶられて限界が近かった。今入れれば先に果ててしまうのは確実だった。
「やばそう、ちょっと待って。」
私は少し興奮を覚まそうと努力した、妻はいく事を望んでいるし私もそうしたかった。
「ねえ、それじゃ白けちゃうよ~」
横で恨みがましく私を見ている、手では相変わらず勃起を弄くっている。
「あのさあ・・・」勃起をあやしながら上目遣いに私を見ると、ショックな事を口にした。
「権藤さんがパパの事“ぴんちん”って言ってたよね・・・あれってどう言う意味なの。」
かーと、頭に血が上った。“ぴんちん”の意味は既に権藤が妻にばらしていた。妻はもちろんその事を私が知らないものと思っているのだろうが・・・。それにしても私の短小を馬鹿にしたあだ名をセックスの最中に口にするとは・・・。しかも、妻は権藤の巨大な一物を握らされ私の物と比較させられていた。・・・「男の人ってこんなに大きいの・・・」と、言う妻の言葉が頭の中で渦巻いた。

「くそっ!」
何も答えず妻を組み敷くと一気に押し入った。
激しく腰を前後させた、これでもかと恥骨がぶつかり合い痛いほどぶち込んだ。
「ああ・・・凄い」
妻は私の腰に両手を回し更に奥へと挿入されるように引き付けて、激しく尻を揺さぶった。
「はああ・・・もっとー、もっと奥まで入れてえ・・・!」
妻の激しい尻の動きに、もう限界が近づいていた。
「どうしたの・・・もっと、続けてよォ!」
尻は更に激しく前後する。ひとたまりも無かった。
「う・・・うゥ!」
昼からずっと堪えていた物が一気に弾けた。最後の一滴まで放出すると妻の上にドッと崩れ落ちた。
妻は置いてきぼりを食らった自分を何とか追いつかそうと必死で尻を振り続けたが、やがて萎えた男根は撃ち出された白濁と一緒にずるりと抜け落ちた。妻を後に残して。

「行って来る。」ネクタイを結びながら声を掛けた。
妻の機嫌が悪い事は、表情や口数の少なさからも明らかだった。
昨夜、一方的に果ててしまった私に対して「もう一回、もう一回。」と、何時になく執拗に妻は再戦をせがんだ。しかし私はもともと精の強い方ではない、若い頃から二度目に挑む事はかなりの心労を伴い、たとえ可能だったとしても勃起力は完全には回復しなかった。若い頃でもこんな有り様だったのだから四十を過ぎた今と成っては、とても無理な事だった。
靴を履く私の背中に妻は消え入りそうな小さな声で「浮気するからね・・・」と、告げた。
振り返って見たが妻の姿は既に消えており、不安定な空気だけが漂って見えた。

  1. 2014/06/09(月) 00:27:13|
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リフォーム 第10回

今朝、コンビニで買ったおにぎりを頬張りながら相変わらず何の変化も見られない我が家をボーと眺めていた。
車内のデジタル時計は12:20。初夏のような日差しを避けて神社脇の道路の木立ちの影に駐車した。ここから我が家までの距離は約50メートル、その間は畑になっており正面から見渡す事が出来る。
電気工事業者は三人で九時にやって来て、まだ中に居る。我が家の変化といえば家の前のワンボックスカーに二度ほど業者が荷物を取りに向かった事くらいで妻の姿はまだ、見えていない。

目を移すと正面から自転車がゆっくり近づいて来る。いつも子供達がお菓子などを頂く、近所に住むご隠居さんだ。
私はシートを倒すとスポーツ新聞で顔を被い昼寝中のセールスマンを装った。

会社には休みの電話を入れた。入院中の親父を危篤にして今週中は難しいかもしれないと報告してある、自分で言うのも変だが、私は勤務態度も真面目で通っており上司も部下も快く了解してくれた。入社以来の有給もかなり貯まっており問題は無さそうだった。
ただ、家に電話されるとまずいので一日三回電話を入れると言ってある。そう迄しなくても良いと言われたが、病院に殆ど行っているため急ぎの用が有ったらケータイも使えないから申し訳ないと了承してもらった。車はレンタカーと乗り換えたしサングラスも購入した。

「一体、俺は何をやってんだろうな・・・」煙草をふかしながら自問自答を繰り返してみた。
円満そうに見えるであろう家庭、性生活の不和、私の性癖、権藤の出現、妻の浮気宣言。
今までにも妻は何度も性の不満を投げ掛けてきていたし、浮気の二文字も何度も口にしていた、それ自体は珍しい事では無く実行に移された事も無かっただろう・・・。だが今度ばかりは事態は深刻だった。権藤によって妻は自分の性の無知に気付かされてしまったのだから。権藤はサラリーマンの私とは違い社長である、時間の融通は幾らでも付くだろうし、私の留守宅を狙う事くらい朝飯前だろう。
だが、こうして監視をしていても権藤が現れたらどうすれば良いのか・・・。踏み込んで情事を阻止できるというのか・・・。
そうでは無くて、決定的な場面の目撃者に成りたいだけなのかもしれない。想像するだけでいってしまいそうだった。

電気工事は二時ごろ終了し業者は帰っていった、我が家のリフォームは明日、工務店の引渡しが有るだけで全て終了した。
四十を過ぎ自分自身に先行きが見え出し、あそこを安住の家と定め、決意したリフォームだった。家のローンに加え費用のローンは決して楽ではなかったが家族のために、もう一踏ん張りの覚悟で踏み切った・・・。それが、こんな結果を招くとは夢にも思わなかった。

妻の姿がテラスに現れ、洗濯物を手際良く干していく。白のTシャツに赤のフレアスカートを身に着けた妻の姿は、遠目ではあるが四十を迎えるとはとても見えない位、若々しかった。一歳の優人を抱く姿などは若奥様と間違えられる事も度々だった。
この日、妻は結局どこにも外出しなかったし、近所の奥さんを除いては目だった訪問者も無かった。
三時半には娘が五時には野球部に入部した息子が戻って来た。
今日からは、また親子五人の生活に戻る事になる。

エンジンをスタートさせるとレンタカーセンターへと車を走らせた。
途中、妻に今日は早く帰れそうだと電話を入れた。
途方も無く長い一日がやっと終わろうとしていた。
  1. 2014/06/09(月) 00:28:04|
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リフォーム 第11回

翌、火曜日は工務店との引渡しが済んでから少し遅くに家を出た。改装工事の出来映えは上々だったが、私の現在の不安定な状態を思うと理不尽な憤りを禁じえなかった。その後妻は買い物に出たくらいで特に何事も無かった。
今日、水曜も同様で特に変わった動きは無かったのだが、妻のケータイが長い時間話し中の為、通じなかった。もしやと思い入浴中に妻のケータイの着信履歴をチェックしてみると妹との通話が記録されていた。
「淳ちゃんか・・・」安心して元に戻そうとしたのだが、発信時間が腑に落ちなかった。妻から四歳年下の妹の淳子宅へ発信されたのは16:14と成っている、私が妻のケータイに電話していたのは二時から五時にかけての間だったのに淳ちゃん以前の交信は午前中に娘の同級生の母親から着信しているのみだった。
その時、階段を降りてくる足音に慌てて妻のケータイを元に戻した。

降りてきた息子の誠太は冷蔵庫からコーラを取り出しグラスに注ぎながら。
「今度の休み、キャンプ行くんでしょ。」と、言い出した。
「キャンプ?誰と?」
「お父さん知らなかったの?俊平とこのおじさん達とだよ。」俊平とは淳ちゃんのひとりっ子で誠太のひとつ歳下で小学六年生、旦那の北さんは私よりふたつ年上の地方公務員、キャンプとスキーが趣味でキャンピングカーまで持っている。いくらローン払いだと言っても公務員があんな贅沢品をよく買ったもんだ・・・。それとは別にメルセデス、それに淳ちゃんの買い物用の軽と三台の車、維持費だって大変だろうし家のローンも有るはずで、よく払っていけるもんだといつも感心している。
「お前、クラブじゃないのか?」
「うん、でも・・・行きたいから・・・休もうかな。」
「・・・ま、いいけど・・・大丈夫か?」
「うん、べつの言い訳考えるから平気さ。」

その晩、妻を求めたが、拒否された。
「いやよ、どうせ何時もみたいに私だけ取り残されちゃうんだし。あれってかえって欲求不満、溜まっちゃうんだから。」
それ以上、求めなかった。ケータイの事を確かめたかったが出来なかった。

交信履歴が削除されたのは間違い無い、誰と話していたのか・・・?
削除しなければ成らない履歴・・・。後ろめたい交信なのは確実だった。
相手は権藤しか思い浮かばなかった。権藤が妻のケータイ番号を知っているかどうかは定かではないが、我が家の電話番号はもちろん知っている。私と権藤はケータイ番号を交換してあるので、それを調べるのもたやすい事だろう。
本当に妻は抱かれる気でいるのだろうか?止めさせるなら今のうちだ。だが、妻がその気でいるのならどうやって食い止めれば良いのか?皆目見当がつかなかった。
太い腕で組み敷かれ喜悦の声を搾り取られる妻の姿態が何度も何度も頭を支配し到底眠れそうに無かった。

全ての眠りを確認すると、そっと家を抜け出し愛車を高速に乗り入れた。とにかくこのままでは気が変になってしまいそうだった。
歓楽街の無人パーキングへ車を止めると風俗店のネオンの間をふらふらとさまよった。
何度もポン引きに声を掛けられたが、私は以前インターネットで見かけた店を探していた。
その店は、目立たない狭い路地に面している八階建ての細長いペンシルビルの七階に有った。
“人妻ヘルス・しろ~と奥様”ホームページによると、入店しているのは正真照明の素人妻ばかりで欲求不満が昂じて趣味でアルバイトを始めた、いいとこの奥さんばかりだという事だった。
鵜呑みにした訳ではないが、夫が有るにもかかわらずいかがわしい風俗店でアルバイトする女に会ってみたかった。見知らぬ男にどんな気持ちでサービスするのか知りたかったし、他人の所有物である筈の女に思いを遂げさせてもらいたかった。

このような店に来たのは始めてだった。金髪に髪を染めた若い黒服がシステムの説明を始めている。
「当店は、本番行為は禁止と成っております。本番行為をされた場合はもちろん、本番行為を要求するような言葉を発した場合でも退場していただくことがございますのでご注意下さい。その場合、料金は返還されませんし場合によってはペナルティを請求することもございますのでご承知下さい。ルールさえ守っていただけましたら時間内たっぷりとお楽しみ頂いて結構です。何度でもお手伝いさせますので有意義な時をお過ごし下さい。」
手渡されたアルバムを開いた。驚いた事に使われている写真は夫婦で撮ったスナップ写真だった、旦那の方は顔をマジックで潰されているが、あまりにもリアルだった。
写真は五十枚ほど有り、三十代を中心に二十代から五十代まで年齢は幅広い。ただ、時間が遅いせいも有るのかもしれないが入店中の表示がされているのは四人しかなく、待ち時間無しなのは一人だけだった。
百合江・三十六歳・身長151センチ・体重38キロ・B82(Bカップ)・W61・H88・夫46歳公務員・子供男の子ひとり12歳・結婚14年目
その写真を見て愕然とした。目が点に成ると言うのはこんな状態を言うのだろう。

  1. 2014/06/09(月) 00:29:07|
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リフォーム 第12回

白いシーツの掛かったフロアソファと30センチ角くらいのテーブル、黒いサイドボードが置いて有るだけの一畳ばかりの狭い空間。
薄暗い照明はボーとあたりを辛うじて照らしているに過ぎない。テーブルに置かれているランプ型の卓上蛍光灯のスイッチをベージュのエナメルが塗られた指が捻った。
「ビックリしちゃった・・・。」
二人の回りだけが、ポッと明るくなった。
「俺もだよ、もちろん・・・。」
「よく、来るの・・・こんな所。」
「いや、今日が始めてなんだ。」
「何か有ったの?」
「え、何故?」
「だって、こんな時間に一人で来たんでしょ。いつも来てる人なら兎も角、始めての人が何も無いのにあんまり来たりしないよ。」
それには答えずに煙草を咥えると、馴れた手つきでライターの火が灯された。
大きく煙を吐き出すと。
「淳ちゃんこそ、なんでこんな所で働いてるんだ?北さんは知ってるの?」
淳子も煙草に火をつけると。
「余計なお世話!お姉ちゃんだって知らないんでしょ。どうせ!」
なるほどと、思った。キャンピングカーが買える訳だ。
「黙っててくれよ、俺も余計なことは言わないからさ。」
「判ってるわよ、お姉ちゃん可愛そうで喋れないよ、こんな事。それより、知られたく無いなら、どうして私を指名したの・・・?」
「え、ああ・・・淳ちゃんしか空いてなかったんだ。」
「あ、それだけなんだ・・・ちょっとがっかりだな。でも、たまたまなのよお客が今、帰ったばっかだから。淳子これでも指名多いんだからね。」
「ごめん、ごめん。そんなつもりで言ったんじゃ無いんだ。照れ隠しって奴かな。淳ちゃんが空いててくれて良かったと思ったよ。マジで。」
「そ!ありがと、ま・当然だけど。」
指名が多いのは当たり前だと思った。ピンクミニのワンピースで包まれた姿態はグラマーではないがきっちり肉は付いており、バランスが良い。姉と比べるとスタイルとボリュームの点ではかなわないものの、若々しさでは勝っている。姉がむっちりだとすれば妹はこりこりと表現すれば良いだろうか。顔も母親似の姉とは違い、父親似の妹はそれほど美人ではないかも知れないがやんちゃそうで男心をくすぐる魅力がある。

「どうするの?もう時間あんまり無いよ。」
「あ、ああ」
「出したいなら、出してあげるよ。商売だから気にしなくて良いよ!」
「・・・」
「寝て!」
フロアソファに仰向けで横になった。
淳子はワンピースを頭から脱ぎ捨てて、私のジーンズのファスナーに指をかけた。

親指と人差し指,中指の3本でリズミカルに扱かれる。
ゆらゆら扱いながら舌先で時折、亀頭の先に触れてくる。
義妹との背徳的な行為が興奮を高める。
「お姉ちゃんに殺されるかもね?」と、言うと悪戯っぽい笑顔で私の顔を上から覗き込む。
「俺も、北さんに殺されるな。」
「一緒に死のうか・・・じょーだんよ!」
と、言うとその口で一物を一気に吸い込んだ。根元まで飲み込んで舌で胴体をしゃぶりたててくる。先端は喉の奥まで吸い込まれてキューと締め付けられる。
「アッ、じゅ・・・淳ちゃん、だめだイッちまう。」
上体を起こそうとする私を両手で押し倒すと、頬を窄めて更に烈しく吸いたてる。
唾液が口の端から大量に流れ出て恥毛をベトベトに濡らし尻の下のシーツに大きな染みを作る。
生まれて始めてのバキュームフェラにひとたまりも無かった。
淳子の喉奥で精が弾けた。ザーメンの噴出を受けながらも、おちょぼ口はこれでもかと、言わんばかりに勃起を吸いたてる、勃起で無くなるまで口激は延々と繰り返され、しな垂れて親指ほどに縮こまってようやく淳子の口から開放された。

ザーメンが付着した口元でくすくす笑いながら私の股間をティッシュで掃除している。
「何だよ・・・?」
ミニスカートから露出している腿を軽くぶった。
「だって、お義兄さん女みたいな声出すんだもん。」
「うるせえ!」
思っても見なかった強烈な義妹の性技に、あっという間に絶頂に追いやられた。おそらく一分も掛からなかっただろう。
果てる時、不覚にも女のような絶頂を告げる声を上げてしまった。声は、口撃がやむまで絶息のようにヒーヒーと発せられた。人生最良の射精だったかもしれない。

掃除を終えると淳子はキスをせがんだ、彼女の口腔内は生臭い己の香りで満ちていた。
「そんなに、よかった?」
「うん、最高だったよ。あんなフェラチオは生まれて始めてだ。」
「ふふ・・・お姉ちゃんより、私の方が上手だった?」
「ああ、問題にならないよ。洋子のフェラなんて子供の遊びだ。」
「やだ~言ってやろ~。それでも出しちゃうくせに。」
「そりゃね・・・でも、ホント凄いよな。あんな根元まで咥え込むんだから。」
「あ、あれ・・・うん、凄く息が苦しいのよ。」
「旦那にもするの?」
「え、うん。たまにね。でも根元までは無理かな。お義兄さんのは楽だけど。」
「・・・」
「あっ、ごめんね。でも、大丈夫。三人も子供作れるんだし・・・。」
「気にしてないよ。自分でも知ってることだから。」
「そんな事無いってお義兄さん普通よ。・・・変なこと言ったお詫びに、土日はちゃんと子供達の面倒見るからね。お姉ちゃんとゆっくりして来て。ご主人の面倒から小達の面倒まで・・・お姉ちゃんに養育費貰わなきゃね・・・ふふふ・・・。」

  1. 2014/06/09(月) 00:30:03|
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リフォーム 第13回

木曜日、今日はレンタカーは借りずに埋立地の海岸線に車を止めた。
日にちがハッキリした以上、自宅を監視しても意味は無い。仕事に戻っても良かったのだが、とてもその気には成れなかった。

この週末、妻は妹夫婦に三人の子供を預ける約束をしていた、私はその事を何も聞かされてはいない、どんな口実で家を抜け出すつもりなのだろうか、人事のようにぼんやり海を見ながら考えていた。
それにしても昨夜の淳子との偶然の出会いは幸運にもさまざまな事を教えてくれた、危ない思いをしてまで家を抜け出してよかった。帰宅したのは朝の五時、危うく家族の起床前に帰りつけた。リビングのソファに何時もの様に横になった瞬間、優人の泣き声とそれをあやす妻の眠そうな声が寝室から漏れた。

淳子は週三回、月水金にあの店に入っているらしい。旦那の北さんにはスナックでバイトしていると言っている様だ。本心かお愛想なのかは良く判らないが「お義兄さん、又来てね。」と、誘われた。一夜にして淳子に対する欲求が増大していた、昨夜のプレイは我を忘れそうなぐらい強烈で・・・出来たら口だけではなく抱いてみたかった。明日もう一度“しろ~と奥様”へ行ってみようとかと、思っているのだが。あそこでは本番は無理だろうし、義妹は私の誘いを受け容れてくれるだろうか?
ケータイで義妹に電話を掛けてみようかと、さっきから思っているのだが義妹のケータイ番号を見詰めながら、どうしても発信ボタンが押せないでいる。
二時間ぐらい呼び出したり消してみたりを繰り返していた。なんだか、独身時代を思い出すような、ほろ苦い気持ちが胸に湧き出してくる。
思えば妻と結婚してから十八年、他の女との関係は一度も無かった。風俗店に行ったことも無く、昨夜の義妹との出来事は二十年以上遠ざかっていた、妻以外の女性に対する想いを呼び起こしてしまった。いけない事とは判っていても義妹に対する想いをうち消す事が出来なくなってしまった。

妻の置かれた危うい状況が、義妹に対する感情を殊更掻き立てているようだった。
最近では考えられないほど性に対する欲求を募らせている。月曜からの四日間、車中で私の股間はありとあらゆる妄想にずっと熱を帯びた状態が続いている。

時間は三時を過ぎ、目の前の海岸の防波堤の上には近くの高校生が学校を終え、ぱらぱらと姿を現している。さっきまで静かで時間が止まったように見えていた海岸がざわざわと騒がしくなって行くのを感じた。
カップルの高校生が手を繋いで煙石に腰掛けて、何やら囁き合っている、時折、男の子の顔が女の子の肩の上に乗っかって顔に近づくと、何か言葉を発しながら女の子は頭を反対方向に逃がす。そんなやり取りが幾度と無く繰り返され最後には男の子を受け容れた。ごく軽い接吻だったがその瞬間、繋いだ手と手にぎゅっと力を込めているのが判った。
初初しい光景に思わず微笑んでしまった。
私達夫婦にもあんな時が有った、どうして今のように成ってしまったのか?
夫に愛想を尽かし夫の友人との不倫を待ちわびる妻、その妻の行為に対して怒るどころか性的興奮を高められ妻の妹に欲求をぶつけようとする夫。
目の前の可愛いカップルもいずれは私達のような気持ちを抱くようになるのかもしれない。
ただ、私は妻を愛せなくなった訳ではない。狂おしくなるほど妻を愛しているし義妹に対する気持ちも妻の妹であるからこそこんなにも強く私の胸を締め付けてくるのだ。

再びケータイを取り出すと“じゅんちゃん”と、登録された淳子のケータイ番号を呼び出した。
発信するか・・・しないか・・・。淳ちゃんに何て切り出そうか・・・と、今日何度悩んだか判らない逡巡を繰り返した。
その時、唐突に手にしたケータイが着信を知らせるGREEN・DAYのBASKET・CASEを奏で始めた。
ディスプレイには“権藤辰也”と、有った。
  1. 2014/06/09(月) 00:30:50|
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リフォーム 第14回

金曜日、今日は午後から出社した。
明日から休日でも有るし、ついでに休んでしまおうと午前中は例によって車でブラブラしていたのだが、昨日の事が頭に残りどうにも気持ちが重くなってしまうため、踏ん切りをつける意味もあり出社した。

昨日帰宅後、妻から週末の予定を聞かされた。アメリカ人と結婚して渡米していた友人が五年ぶりに日本に帰ってくるので、会いに行くつもりでいる、ひょっとすると土日と彼女の滞在しているホテルで過ごすかもしれない。
こんなウソを今更信じれるはずも無かったが、黙って聞いた。たとえ、どんなショックを私が受けようとも本当の事を話してほしかったが、そこまで度胸は無いようである。
子供達はやはり、妹夫婦に預けて泊まりでキャンプに行かすという事だった。一歳の優人まで預けるのはとちょっと大変じゃないかと諌めてみたが、上が大きいから面倒も見れるし心配無いそうだ。
私にはゴルフにでも行ってこいだの競馬に行ったらだの、一緒にキャンプへ行ったらだの、聞いているだけでムカツク事をのうのうと喋る。流石にいい加減にしろと声を荒げてしまった。

時計の針が五時半を指した。事務の女性陣はそそくさと帰り支度を始めている。
一週間、丸まる休んでしまった分、流石に今日は残業になりそうだった。
「無理しないで来週やれば良いじゃないですか。」何度も色々な同僚達に声を掛けられたがそうもいかなかった。
「腹減ったな・・・。」時計を見ると七時を過ぎていた。
残業をしながらも明日からの妻の事が気になって、なかなか集中できなかった。
それほど仕事もはかどらずマイカーで帰路に着いた。

「金曜日は出勤する日だったよな・・・確か主人と入れ替わりで子供を預けて出掛けると言っていたな・・・と、すると今ぐらいか・・・。」車の時計をチラッと見た。
ケータイを手にすると自宅へコールした。
「週明けに大事な会議があるので、今日は残業でかなり遅くなりそうだ。食事はして来るから・・・。」妻は、はい、と言っただけだった。まるで無関心のような返事に怒りのようなものが込み上げてくる。
「オレはこれからお前の妹に会いに行って来る。たっぷり吸い取ってもらうから・・・ざまあ見ろ・・・。」と心の中で悪態をついた。

待合室に入って十五分、客が出て来る気配がした。「ありがとうね!また来てくださいね。」
間違いなく淳子の声だ。
待合室の前を横切り、若い学生のような男が出て行った。
今日は八人ほど入店している女性がいたが、運悪く百合江こと淳子だけが接客中に成っていた。
先日と同じ若い金髪の黒服が受付から「百合江さん、こないだの人、待ってますよ。すぐ、行けますか?」と、奥に声をかけた。「こないだの・・・て、うそ~!うん五分待って。」淳子の声が聞えた、どうやら私が来ている事が判ったようだった。
その時、受付の電話が鳴った。「ありがとうございます、しろ~と奥様です。」
「あ、は・・・はい。ええ、出てます。これからですか?どれぐらいで・・・?前まで来てるんですか。はい、わかりました。すぐ支度をさせます。」若い黒服は慌てたような電話の応対を済ますと、受付から奥へ姿を消した。
  1. 2014/06/09(月) 00:31:51|
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リフォーム 第15回

結局、淳子には電話する事が出来ぬまま、ここへ再び足を運んでしまった。
今日一日、私を憂鬱な気分にさせていたのは、淳子に掛けようと睨めっこしていたケータイへ唐突に掛かってきた権藤の電話からだった。
「よう、ぴんちん、今、何してるの。」
「何って仕事に決まってるだろ、オレはお前と違ってサラリーマンだし。」
「ふ~ん、ま、いいか。それよりな、お前の奥さんから電話掛かってきたぞ。」
「洋子から・・・」
やはり、洋子は・・・しかし百パーセント権藤の言う事が正しいと言う保証は無いが・・・
「そう、洋子さんから、俺のケータイにな。でも、おかしいよな、奥さんには番号教えてない筈だけどな。お前のケータイから探したかな?」
「・・・」
「それでな・・・奥さん、どうしても俺に教えてもらいたい事が有るんだってよ。」
「教えてほしい事?」
「俺も忙しいんだけどな。どうしてもって言うから、この土日に休み取ったんだよ。」
「会うつもりか?」
「そりゃ、会わなきゃ教えられない事だからな。それで、会うのに子供達が邪魔だから何処かへ預けろって言ったら、妹に預けるって言ってたよ。」
「それは、知ってる。」
「そうか、なら話しは早い。そう言う事だから、よろしくな。俺も忙しい中わざわざ時間を割くんだから、お前くれぐれも邪魔するなよ。邪魔したらただじゃ済まさないからな。」
「・・・」
「ま、それだけだ。俺もお前に断り無しに奥さんと会うのは気が引けるんで、こうして報告してるんだから、判ってくれよな。」
「わざわざ、俺に知らせるために電話したっていうのか。」
「ふふ、奥さんの希望どうりに、たっぷりと教え込むつもりでいるんでな。少々、時間も掛かるし断っといた方が面倒が少なくて済むと思ったからな。」
「・・・」
「週末を楽しみに待つよ。お前もしっかり覚悟決めなよ。じゃあな!」
これは、完全に俺をコケにした侮辱の電話にほかならなかった。指を咥えて週末を待つしかないのか?対策を考えようにも妻がその気ではどうしようもなかったし、逆らったとしても筋金入りの権藤にかなうとも思えなかった。

「お客さん・・・お客さん!」金髪の若い黒服が待合室の私の前に立っていた。
「あの、言いにくいんですが、今日のご指名がダメになってしまいまして。申し訳ありません。」
「え・・・どう言うこと・・・?」
「はあ、百合江に急用が出来まして、すぐに店を出なければならなくなりまして・・・。」
「そんな、ずっと待ってたんだぞ・・・。」
「はあ、だからこうして謝っているのですよ。ただ、当店は百合江以外にも何名も魅力的な人妻が控えていますし、お客様の期待は決して裏切りはしません。アルバムから他の女性をお選びください。」
「他の人じゃダメなんだよ、だからわざわざこの店に通ってるんだから!」
「そう言われましても・・・無理なものは無理ですので、ご勘弁下さい。」
「じゃあ十分だけでも、それなら淳子も間に合うだろ・・・」
「淳子?お客さん百合江の本名をご存知なんですか・・・。いったい何者なんですか、あなた・・・?」
しまったと思った。若い黒服は警戒するような目で私の観察を始めたようだった。
「お客さん、うちであんまりごたごたすると得はしないぜ。」
さっきまでの丁寧な言葉使いが、嘘のように挑発するような強い調子に変わった。
「どうした、シンジ!なにごたごたやってんだ!」
受付の後方のカーテンを開いて中年の男が顔を出した。
「徹さん・・・。この客、しつこいんですよ。百合江の本名知ってるし。ひょっとしたら同業のスカウトか何かかも知れませんぜ。」
徹と呼ばれた男は、受付まで出てきてこちらの方を鋭い目で見ていたが、急に大笑いを始めた。
高笑いする男は・・・。私は怖いものでも見たかのように、若い黒服の男をすり抜けると慌ててこの店を後にした。
高笑いの男、間違い無い・・・かつて、妻の洋子を私と競り合った先輩の佐々木徹・・・。

コインパーキングから車を出そうとして、重大な失敗に気付いた。
慌てていたせいで待合室にバッグを忘れてきてしまった。財布や免許証も入っている。このままでは、パーキングから車も出せなかった。
止む終えず“しろ~と奥様”へ引き返した。
受付には、若い黒服ではなく佐々木が座っており、その前には私のバッグが置かれていた。
「あの~、そのバッグ返してもらうよ、忘れたから・・・。」
受付のカウンターに近づくと、佐々木は。
「失礼かとは思いましたが、怪しいものが入っていてはかないませんので中を確認させてもらいました。」にたにたしながらこう答えた。そして、運転免許証を手に取ると。
「ご本人様を確認いたしますので、名前を教えてください。」
「上野久信・・・」
佐々木はさも嬉しそうにげたげた笑い出した。
「失礼じゃないか。」私はむっとして声を荒げた。
「悪い悪い、間違い無い、あんたのバッグだ持って帰れよ。貴重品入りの持ち物は大切にな・・・。貴重な奥様もな・・・へへへ・・・えらい郊外のど田舎に引っ込んだもんだな、ここまで車でも一時間じゃ来れないだろう?」
「それじゃ、お邪魔しました。」
質問には答えず立ち去ろうとすると、後ろから佐々木の声が聞えてきた。
「淳子に聞いたよ、義妹らしいじゃないか彼女、別嬪の嫁さんがいるのにその妹にちょっかい掛けるなんて大した玉だなお前。でもよ、淳子は諦めた方が良いぜ、あの女はうちのオーナーの色でな、今そのオーナーから呼び出しが掛かったって訳だ。今夜は一晩中、鳴かされる事に成るって訳さ。お前は自分の女房がそんな目に合わないようにしっかり守ってやりなよ。」

佐々木の下品な高笑いを背に受けながら夜の歓楽街を後にした。
迂闊にも見られた運転免許証の事が新たな不安を呼び覚ましていた。
  1. 2014/06/09(月) 00:32:52|
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リフォーム 第16回

「まだ帰らないんですか・・・。はい、何時でも構いませんから。ええ、電話するように言ってもらえますか。お願いします。」
明日の土曜日、子供達を預ける打ち合わせをしたいようなのだが、淳子は夜中の二時を回っても帰って来ないらしい。
「遅いね、淳ちゃんアルバイト十二時までなんだろ?」
「うん、遅くなる時も有るみたいだけどケータイも通じないのよ。」
「そりゃ、仕事中は無理だろ。」
「うん、でも何時もはケータイにメール入れといたら、必ず返事くれるのよ。淳子だって明日の事判ってる筈だし、今日に限って変よね。」
「忙しいんだよ、きっと。店には電話してみたの。」
「聞いてないのよ。北さんも知らないんだって、のんびりしてるわよね。奥さんが夜中働いて気にならないものかしらね?」
「でも、時間とか前もって約束してあるんだろ。」
「うん、それはね・・・」
「どうしても確認しとかなきゃいけないのか?」
「私も友達と約束してるし、遅れたら困るのよ。」
「その時は、俺が引きうけるさ。どうせ暇なんだから。」
「・・・」

妻は明日、子供達に持たせる荷物を整理して玄関まで運ぶと、食卓の椅子に腰掛けケータイで再びメールを送り始めた。

「見れる訳ないさ・・・」
さっきの佐々木の言葉が思い起こされた。「帰りは朝になるだろうな・・・」
徹夜空けでキャンプになんか行けるのだろうか?その上四人の子供の面倒まで見て・・・。
今ごろ、淳子は派手にぶち込まれているのだろう。きっと、明日のキャンプどころでは無いに違いない。
しかし、そんな事を考えている余裕は無かった。目の前で妻が私への裏切りの為の準備を着々と進めているのだから。

椅子に座る妻の横に跪くと、背後からそっとTシャツの胸を探った。
ゆっくりと掌に力を込めて、強弱をつけて揉み込んでみる。
相変わらず、メールを入力する妻は、私の行為を意に介さない。
Tシャツの上からブラをずらし乳首を摘んでみたが、やはり無関心でいる。

猛烈に腹が立ってきた。
乱暴にフレアスカートの裾を引き上げ、股間に左手を挿し込む。
しかし、ぴったり閉じ合わされた肉付きの良い腿は、頑として指の侵入を拒みつづける。
右手を顎にかけ引き寄せると唇を重ねるが、妻は奥歯を噛み締め決して私の舌先の侵入を許さなかった。

十分ばかり続いた私のアプローチも全て妻に完封されてしまった。
最後には私が妻の頬を撃った、妻は無言で寝室へ引き上げるとピシャリとドアを閉ざした。
残された私は、途方に暮れいつしかリビングで眠りについてしまった。

子供らのはしゃぐ声で目が醒めた。
今日は土曜日、運命の日の朝、時計の針は七時を指している。

  1. 2014/06/09(月) 00:33:43|
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リフォーム 第17回

カーテンが引かれたままのリビング内は薄暗く、カーテンとカーテンの隙間からは朝の日の光がくっきりとしたアクセントとなって私の腹の上を通っている。
恐らく玄関は開け放たれているのであろう、子供らの声や妻の声、義妹夫婦の声などがはっきりと聞き取れる。
「昨日、何時に帰ってきたのよ。」
「へへ、ごめんね、凄く遅くなっちゃてさ~」
「店が終わった後、ママとカウンターで飲んでて、そのまま寝ちゃったんだってよ~。信じられね~よな。まったく。」
「ごめんって言ってるっしょ~!ちゃんと子守りするからさ~!」
「お願いよ、優人抱いて居眠りしないでよ~」
「わかったって~!自分こそいい気なもんよね~。私に子供、押し付けて遊びに行くしょ~。まったく~」
「ごめんごめん、北さんよろしくお願いします。」
「あたしには、言わないのかよ~・・・」

カーテンの隙間からそっと外を伺った。
大きなキャンピングカーが家の前に停まっていて、上の三人の子供達は既に車内に居るようだ、大人達三人は車の横で輪になって談笑している。
北は短パンにランニングシャツで肥満したお腹が妙に目立つ。
淳子は胸までの黒のタンクトップにぴったりとしたローライズジーンズ。歳を感じさせない腹筋の浮いた腹と縦長の臍を露出している。男なら誰しも振りかえりたくなるような、抜群のスタイルを維持している。ただ、そう思って見るからだろうか?表情に疲労感が色濃く漂って見える。
優人を抱いた洋子は白のノースリーブのブラウスにライトブルーの柄物フレアスカート。こちらは妹と違い三人の子供を産んだ貫禄かずっと肉付きが良いが太っていると言うよりは成熟したと言う言葉がぴったりくるような妖艶さが我妻ながら堪らない。しかし、全体から受ける印象は清楚な奥様と言う雰囲気で、男ならきっと汚してみたいと言う衝動に駆られるのでは無いだろうか。

「それじゃ、お願いね。」
「はいよ、引き受けた。」
「それじゃ、予定どうりだと明日の夜の八時頃に成りますから。」
「わかりました、何か有ったらケータイに電話して。よろしくお願いします。」
「じゃ~ね。」
「バイバ~イ」子供らの声が響き、エンジン音を増しキャンピングカーは走り出した。

「起きてたの。」
「うん、今起きた。行ったみたいだな。」
煙草を深く吸いこむと、ゆっくり吐き出した。
妻も私の煙草を一本抜くと、幅は狭いがぷっくりとした厚みの有る唇に咥えジッポーで火を点けた。
優人が出来てからぱったり止めていた煙草に妻が火を点けるのを久しぶりに見た。
「パン食べる?」
「いや、食欲無い。」
妻は答えず煙草を灰皿に置くと冷蔵庫からアイスコーヒーを出し、私の前に無言で置き再び煙草を吸い始めた。
「何時に約束してるんだ?」
「もうすぐよ。」と、だけ答えると煙草を揉み消し立ち上がった。

妻は子供部屋に使っている二階へ上がって行った。
妻のケータイがいつも置かれている電話の有るサイドボードの上に、やはりケータイは無かった。

足音を忍ばせ二階へ上がると、絵梨の部屋の引き戸がぴったりと閉じており中からケータイのボタンを操作するピッピッと言う音が聞えてくる。だだ、会話する声は一向に聞かれずケータイを操作する音だけが断続的に繰り返されていた。

妻はさっきから一時間ばかり食堂を中心に二階やベランダやトイレなどを何度も往復している。そのブラウスの胸ポケットは、はっきりとケータイ型の膨らみを浮かばせている。
どうしても、相手と通じないようだった。
何も言わずに私は新聞を読む格好をしながら。ある種ホッとした気持ちでいた。
このまま、時が過ぎれば何事も無く危惧していた今日一日が終わる。そう願っていながら拍子抜けしている自分が同時にそこに居る事も感じていた。
私は妻の身が汚されない事を祈りながらも、妻の身が汚される事に興奮している自分が居る事に早くから気付いていた。

ベランダに出ていた妻が戻ってきた、長く続けているせいか疲労の色は隠せない。
眉の間に立て皺を浮かべ、額にうっすら汗を滲ませている妻に声をかけた。
「友達、繋がらないみたいだね?」
「うん、電源が入ってないって言われるの。」
「昨日電話しなかったの?」
「昨日も淳子と同じで何回掛けても出なかったの・・・」
「飛行機、遅れたんじゃない?」
「飛行機って?あっ、そ・・・そうね、そうかもね?」
友達はアメリカから飛行機で来る筈だった。それさえ忘れてしまっていたようだ。
妻が慌てて取り繕う姿が可笑しかったし、情けなかった。
それに、アメリカに住んでいる友達のケータイが日本で役に立つのだろうか、最近はそんなケータイも有るのは知っているが、都合よくそんなケータイをよく持っていたもんだ。
出任せなのは判っている、なのにまだこんな事を考えている自分が最低に馬鹿らしかった。

その時、妻のケータイが胸の上で鳴り出した。
私の視界から隠すように椅子の上の上体を捻じると掌で包むように表示を確認しながら立ち上がった。
階段を急ぎ足で上がりながら小声で言葉を発した。
「ちょっと待って、そのまま切らないでよ!」

絵梨の部屋、小声で喋っているのだろう、所々しか上手く聞き取れない。
「・・・もう・・・だめ・・・思った・・・忘れないでよ~・・・」
「・・・もちろんです・・・う~ん・・・そりゃ・・・私から頼んだんだし・・・」
「・・・その気、本とに有る・・・わかった・・・え・・・居るよ・・・出ないみたい・・・」
その後、急に妻の声が高くなり、全てがはっきり聞こえ出した。
「何言ってるの!ダメよ主人居るし、何にも出来ないじゃない!」
「不可能でしょ、いつ来るのよ~。え~!今居るって行ってるじゃない。」
「だから、上手く行ったら電話するから。」
「判らないわよ、だから、私が出て行くから。それで良いじゃない。」
「そんな~。困らせないでよ。本当はその気ないんでしょ。上手いことばかり言ってその気にさせて・・・」
言い争う声に少々ビックリした。妻が機嫌を害して電話を切りかねない口調に変わったため、用心深く音を立てないように階下へ戻った。

階段は一階の玄関の脇に降りるようになっている。
忍び足でそっと一階の廊下を踏みしめた瞬間、ピンポーンピンポーンとせっかちな感じで続けざまに何度も呼び鈴が鳴った。

  1. 2014/06/09(月) 00:34:41|
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リフォーム 第18回

携帯電話を耳に当てながら、権藤が立っていた。
「もう、着いちまったよ。」と、言いながら我が家へ上がり込んで来た。

リビングのソファで私と向かい合って座りながら、しきりに後方を気にしている。
「奥さんどうした居るんだろ?暑くて喉が渇いてな何か飲ませてくれよ。」
妻はなかなか二階から下りて来ようとしない。しょうがなく立ちあがると。
「アイスコーヒーでいいか?」と、聞いた。
「馬鹿言うな、ビールくれよ。夏の暑い日はビールに限る。」と、無遠慮に告げた。

私がキッチンへ立つとケータイで連絡を取り始めた。
「何してやがる、早く来いよ、あんたが居なけりゃ何も始まらないだろうが。」
どうやら妻に催促しているらしい。夫の私が居ると言うのに何と言う図々しさだろう。
ほどなくして妻がキッチンへ現れた。心なしか思いつめた様子を伺わせる。
摘みに出すサラミやチーズを切っていた私に「ごめんなさい、私がします。」と消え入りそうな声で告げた。
「洋子が謝る事ないさ、権藤は俺の友達なんだから。謝らなきゃいけないのは俺の方だろ。」
妻は何も答えずに私からナイフを取った。緊張しているのか表情が硬い。
「気分が悪いんじゃないのか?権藤の相手は俺がするから絵梨の部屋ででも休んでろよ。」
「ううん、大丈夫。そんなんじゃ無いから。」
じゃあ、どんなんなんだよと、聞いてやりたかった。これから何が起ころうとしているのか、ナイフを扱う妻の横顔を見詰めながら不安で胸が締め付けられそうに成る。

リビングで権藤は玉のように噴出している額の汗をハンカチで拭いながら煙草を吹かしている。向かいのソファに腰掛けて手にしたビールとグラスを二人の間のテーブルに置いた。
「一本くらいじゃすぐ無くなっちまう。」と、私の顔を見ながら。キッチンの妻に向かって
「奥さん!あと二本くらい持って来といてよ。それに、摘みなんか適当で良いから早くこっち来て酌でもしてくれ。」
私が権藤のグラスにビールを注ごうとすると、掌で制止し「今日は是非とも奥さんに注いで欲しいんだ。」と、言うと意味ありげにニヤッと含み笑いを返した。
その口端は釣り上がり気味に歪み、下から私の顔を見上げるような目線で食い入るように見詰める、思わず目線をそらしてしまった。
「はははははは。」突然、権藤は馬鹿笑いを始めた。
その笑いに何かとてつもなく卑猥な匂いを感じた。

三人がリビングに揃った。私と権藤は向かい合い対角線のソファに座っており、妻は私ではなく権藤の隣に座らされている。
妻が現れると強引にその手首を掴んで自分の横に掛けさせた。困惑した表情を浮かべる妻に、「今日は俺の思い通りに成ってもらうぜ。」と、言い放った。

この前の二の舞に成っては大変なので、あまりビールは飲まずにいた。権藤も先週ほどしつこく進めては来ない。と言うよりも殆ど私は無視されていた。
権藤は隣に座る妻との間を少しずつ詰めている。妻は避けるようにソファの左側へ身をずらしていたが、遂には肘掛まで追い詰められてしまい、今や二人は身体と身体を接し合わせてしまっていた。
権藤の喋りは先週とは比べ物に成らないほど猥褻で妻を幾度も赤面させている。
その内容は我々夫婦の性生活や性技についてのものだった。
「奥さん、セックス好きじゃないの?」
「・・・い・いいえ、そんな事は無いけど。」
「じゃどうして、何ヶ月もやらないんだよ?旦那、立たないのか?」
「・・・」
「どうなんだ!ちゃんと答えろよ!」
顔を背ける妻を髪を掴んで引き寄せ、居丈高に命令する。
「い・・・痛い、答えますから乱暴にしないで。」
「旦那、外で浮気してるのか。」
「それは、たぶん無いと思います。主人は昔から少し淡白だったから。」
信じられなかった、何故妻はこうまで従順に権藤の言いつけに従っているのだろう。
「それじゃ、たまのセックスの時、すぐいっちゃうんじゃないか?」
「ああ・・・お願いですから、主人を辱めるような事は聞かないで・・・」
「何で今日はそんなに、口が重いんだ?何時も電話じゃ何でも喋るじゃないか。目の前に亭主がいるからか?気にする事は無いさあんたの亭主は奥さんが辱められるほど興奮するんだから。」
「で、でも・・・ここじゃ厭です、何処か他の所で・・・」
「他の所で何をしてくれるんだ?ちんぽ汁、絞ってくれるのか?」
「そんな・・・質問には答えますから。」
「ちんぽ汁、絞ってくれないのかよ?楽しみにしてたんだぜ。」
「やだやだ、お願い!言わないで!」
妻は今にも泣き出しそうに頭を左右に振っている。
権藤は身に着けていた黒のTシャツを「美人、奥さんの艶っぽいイヤイヤを見てると暑くてしょうがない。」と言いながら脱ぎ捨てると、太い右腕で妻の肩を抱きかかえごつい掌で頭を押え付けて分厚い胸板に頬を押し付けると「亭主の身体とは全然違うだろ?」と、髪をくしゃくしゃに撫で回した。
妻は抵抗しなかった、そのまま静かに権藤の胸に身体を預け右掌の細い指を空いている左の胸板に食い込ませる。権藤の左掌は青いフレアスカートに包まれた肉付きの良い左内腿の側面から裏側に至る部分を弄るように撫で回しており、その掌が更に奥を目指そうとするのを妻の左手が辛うじて制止している。
私は目の前の出来事に言葉を無くしていた、目はかっと見開かれ私の存在を無視して行われている情景に金縛りにあったように身動きすら出来なかった。ただ、股間の一物だけはビクンビクンと大きく脈を打ちつづける。

「なあ、奥さん・・・男は強いほうが良いと思わないか?」
今や肩を抱いていた権藤の右手は角度を下に変え、白いノースリーブのブラウスに包まれた掌にすっぽり入るくらいの控えめな右乳房をンニュンニュと握り込み、左手は内腿から中心部へ到達しようとしていた。その左手の進入をさっきまで制止していた妻の左手は権藤の手首をぎゅっと掴み、今や快感に耐えようとしているかのようだ。

権藤の質問に妻の首がこくりと頷くのが見えた。
  1. 2014/06/09(月) 00:35:30|
  2. リフォーム・とかげ
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リフォーム 第19回

膝から下がすらりと伸びた妻の両足が完全に露出し、ストッキングを履いていない素足のつま先が張り替えたばかりの真新しいフローリングの床を踏み締め踏ん張っている。その膝はきつく閉じ合わされ指先の侵入を辛うじて食い止めているようだ。
膝を起点にして八の字に開いた膝下の脹脛の筋肉は腿を閉じ合わそうと力むたびにピクピクと小刻みに震える。
膝から上は権藤の幅の広いゴツゴツした背中に遮られ、ここから殆ど覗えなくなっている。

「あ・うう・・・」
妻のくぐもった呻きが、私にその時を知らせた。
「凄いぜ、奥さん。ドロドロじゃないか。」
「い・や・・・」
盛り上がった肩甲骨から連なる太い左腕の肘が前後に細かく往復し出す。
「あ・あっ・・・だ・・・だめ・・・だめよお・・・」
花弁を探り当てられたのは明白だった。肘は益々動きを早め、突き出されるたびに閉じ合わされた膝頭が左右交互に擦り合わされ、背中に回された左手の細い指が背骨の辺りに淡くエナメルの塗られた爪を立てる。
その薬指には夫婦の証の筈のエンゲージリングが意味も無く光を放っていた。

辛うじて抵抗を示していた両膝頭に権藤の右掌がかかった。
「亭主に気を使うのは止めな。素直に成れよ洋子。」
権藤は始めて妻の名を呼び捨てにした。洋子と呼ばれた瞬間、回していた左手が背中を引き寄せるのが見て取れた。
上体を妻に覆い被せながら「したかったんだろ俺と?なっ洋子!」と、声を掛けた。
その言葉に妻は頷いているのだろう。右手が権藤の頭をかき抱いた。
口付けの水を弾くような音が繰り返し聞こえて来て、妻は両手で権藤の髪の毛を掻き毟っている。ときどき「んっ・・・んっ」と言う溜め息が漏れ出る。
妻の両膝に掛かった権藤の右手は易々と封印を解き、肉付きの良い右足の細く締まった足首を掴みソファの肘掛の上に乗せ上げ、左腿を自分の右膝で固定してしまった。

大きく開脚された事によって私の位置からも妻の下半身の全てが視界に捉えられるように成っていた。
脹脛までを覆い隠していた筈の青のフレアスカートは完全に捲くれ上がっており、腰の所で束に成っていた。ストッキングを着けていない剥き出しの淡い草色のコットン地のショーツは、大きな染みで花弁の形までくっきりと浮かび上がらせており、権藤の節くれ立った太い中指が花弁の上の肉芽をぐいぐいと押し潰している。芽を潰される度に女陰からは新たな粘液が止めど無く溢れ出しておりショーツのクロッチ部を完全に汁漬けにした上に生足の内腿まで流れ出ており、股間一面をテカテカに輝かせている。

膝頭を割り裂いた右手は右足の内側を擽るように指先を使いながら最奥まで辿り着くとショーツのクロッチを中指で持ち上げた。同時に肉芽を捏ねていた左中指は、ヌチャッと粘液の絡み付く音を響かせて一気に根元まで花弁を割り裂き挿入された。
妻の身体が海老のように跳ねた、大開きにされていた両足を再び閉じ合わせると深く突き刺さったままの左腕の指を挟み込んで締め付けながら尻を浮かせ膝をつっぱらし、足首と指をピ~ンと引き攣らせて痙攣させた。
烈しく音を立てながら口を吸い合い、両手でメチャメチャに権藤の頭を揺さぶった。

「いちころじゃないか。洋子、お前よっぽど堪ってたみたいだな。これ見てみろよ、こんな助平な汁、始めて見たぜ。」
花弁に挿入されていた中指を翳す、指ばかりでなく掌にまで流れている愛液はまるで温泉玉子の白身のように白い塊となって付着していた。
妻は身を起こす気力も無いのか下半身を剥き出しにしたまま。ソファに辛うじて尻だけを乗せ背凭れに上体を投げ出し、ぼんやり天井を見詰めている。
烈しく口を吸いたてられていたのだろう。口の周りは真っ赤に充血し唾液でべたべたに汚されており、それは首筋を伝って流れ落ち白いノースリーブのブラウスの襟首にまで大きな染みを作っている。
その目は放心したように焦点を失い宙をさまよい、心なしか潤んで見えた。
「ふふ・・・洋子・・・お楽しみは始まったばかりだぜ。」
権藤はビールを口に含むと、力無く横たわる妻に口移しで与えた。
  1. 2014/06/09(月) 00:36:14|
  2. リフォーム・とかげ
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リフォーム 第20回

妻は立て続けに三回、口移しでビールを飲み干した。尚も続けようとする権藤に対しさすがにイヤイヤをするものの許される訳は無く、更に2杯を飲み込むと体中を真っ赤に紅潮させ、ぐったりと首を折った。
「もう、だめ・・・これ以上飲めない・・・」
妻の洋子は元々、酒が強い方ではない。これだけ飲まされれば、かなり酔いが回るはずだ。
「奥さん、少し酔っ払った方が大胆に成れるよ。さっきから旦那が気になってしょうがないみたいだから。お手伝いって訳さ。」

妻はちらっと私の方に目線を向けたが、すぐに目を伏せてしまった。その顔は真っ赤に上気し、いつもきりっと結ばれている口元は、うっすらと前歯を覗かせている。
先ほどの放心状態から徐々に気を取り戻しつつある妻は、捲れ上がったスカートの裾を元のように引き下げようとするのだが酔いのせいで手元が覚束無いのか、どうしても膝頭が隠せないでいる。
「暑いだろ?そのまま捲っとけば良いじゃないか。」権藤が無遠慮に声を掛けた。
「でも、恥ずかしいし・・・」
「見てるのは亭主だけじゃないか。亭主にはずっとその厭らしい足を見せてきたんだろ?」
私の方を向いてにやりと笑うと、妻の身体を前屈みにさせ、右手を後ろへ回した。
妻はビクンッと、身体を縦に蠢かせた。ニタニタする権藤の目を恨みっぽい目付きで睨むと消え入りそうな声で「そこは、ダメ・・・」と、身体を捻じり腰を浮かせる。
「ここは、亭主に触らせないのか?」ニタニタしながら妻の耳たぶに歯を当てる。

妻のスカートは元通りに脚を包み隠していたが、後ろに回された右手はスカート後部のファスナーから中へ侵入しているらしかった。
「もちろんよ・・・ぁん・・・汚いから止めて・・・」
「そうか、触らせてないのか・・・なら俺が頂こう。奥さんにまだ処女が残ってて嬉しいよ。」と言うと空いている左手で下ろしたスカートを再び捲り上げた。
ずぶずぶに濡れそぼつショーツの臀部を覆う部分がごつい手指で歪に膨れていた。
どうやら、あからさまに私に見せ付けるつもりでいるらしかった。
「や・・・やああ・・・痛い!」
「これだけ潤滑油がたっぷり出てるんだから痛い訳無いだろ、力抜いて穴を広げるんだ。」
「やあん・・・汚いよう・・・」
「うんち、中に貯まってるのか?」
「あん・・・知らない・・・あ・・・あああ」
権藤の指が尻の穴を犯したらしかった。
「ふふふ・・・奥さん、固いうんちが有るみたいだな。便秘症か?指先に当たってるぜ。」
権藤の言う通り妻は、頑固な便秘症で必ずコーラックの世話になっている。
「やだ~・・・恥ずかしい・・・そんなに入れたら出ちゃうよ~」
「がははは。お漏らしするならしても良いぜ、優しいご亭主が掃除してくれるさ。」
「あ・・・う・・・んっ!」
妻の表情に変化が出始めていた。尻の穴を悪戯されながら身体が反応し出したようだ。
「や・・・やめて~・・・何だか・・・変なの・・・」
「尻で感じ始めたみたいだな・・・素質有りそうだぜ。洋子。」
「あ~・・・恥ずかしいよ~」と、言いながらビクビクと内腿を振るわせる。
「また、イけよ。」ショーツに包まれている手指の動きが速度を増す。その度に妻の喘ぎが切迫して来ている、開いた口元が空を噛む動きを見せる。
「イケ!イケ!イッチまえ!淫乱女!」
「ひどーいいい・・・ひいいいい~」
辛うじて下半身を覆っていたぐしょ濡れのショーツが左手で引き千切られ、右サイドの切れた布地は左腿の付け根に小さく縮こまり、権藤の右手の上に乗っかった陰部が丸出しになった。
太い中指が尻の穴に根元まで突き刺さり烈しく出し入れを繰り返している。驚いたのはその上の膣口で中指が深く尻を貫く度にキラキラした飛沫を宙に飛ばしている。
権藤はその飛沫を右掌で受けとめると、妻の顔中に塗りたくる。
「自分のスケベ汁はどんな味だ?美味いか?」と、けらけら笑いながら問い掛けるが妻は今やそれどころでは無かった。
顔中を自分の排泄物と汗でどろどろに汚してオーガズムの危機と必死で戦っている。
前髪が額から頬に張り付き、目からは涙の粒が滴る。
「うおお・・・うっ・・・おお・・おおお・・・」
花弁からひときわ烈しく飛沫が飛び跳ね、ビール瓶が転がるテーブルの上まで水鉄砲で水をまいたかのように潮浸しにしてしまった。
妻の潮吹きなど今まで一度も見た事が無かったし、女性の潮吹きは、エロビデオなどで見た事は有るが大方やらせか何かか、特異体質の女性の現象だと思っていた。
しかし、目の前で大量の潮を吹き上げている女性は紛れも泣く我が妻である。
「変になっちゃう・・・変になっちゃう・・・」
妻の乱れ様は尋常ではなかった、瞳は白目をむき口端からはだらだらと涎を垂れ流している。
尻の穴を犯しながら権藤はソファの前に置いて有る持参した紙袋の中から肌色の塊を掴み出した。それは外国のポルノなどで良く目にするレズビアン用の巨大な双頭ディルドーだった。
乱れに乱れ、心ここに無い妻の花弁にそれの片側を当てがうと一気に深く突き刺した。
よがり汁やら潮吹き汁やらで洪水状態の妻の膣は野太いディルドーを易々と奥の奥まで受け入れる。
堪えに堪えていた妻は断末魔の悲鳴を張り上げ一瞬にして絶頂を迎えてしまった。
この時、家の前を通る人が居たなら、間違いなく獣の遠吠えを思わせる妻の咆哮を耳にしたであろう。
今日二度目の絶頂を極めた妻だったが権藤の責の手は緩まるどころか益々激しさを増した。
ディルドーはこれでもかと言わんばかりに烈しく打ち込まれ、尻の穴には中指に加え人差し指までもが挿入され二本の指を使って穴の径を左右に押し開く。

「おーーーお・・・おーーーお・・・おおおおおおお」
「うーーーん・・・もう・・・もう・・・」
「だめーーーゆるしてーーーー・・・しんじゃうしんじゃう・・・」
「あ・・・きいいいいーーーーー」
何度でもイク。と言うよりずーと妻はイキッぱなしである。
汗やら涎やら液やら潮やら有りとあらゆる分泌物を垂れ流し、腰をぶるぶる揺さぶって嗚咽を漏らす。
徹底的ないたぶりに遂に小便までもが噴出した。
「あが、あが・・・も・・・だ・・・あああああ・・・め・・・え」
尿道口から噴出した小便は無理やり飲まされたビールの影響も手伝って、恐ろしい勢いで一気にまるで男の射精のように向かいのソファに座る私のジーパンの股間まで飛んできた。
昨日からお預けを食わされ続けていた私のペニスは、辱められる妻の痴態を凝視しながら極限まで勃起し、小便の一撃で敢え無くパンツの中に精を放った。
「うっ!」と唾を飲む私を余裕綽々の権藤が見逃す筈が無かった。
「ははは、夫婦揃ってイッチまったみたいだな。仲の良い夫婦で羨ましいぜ。」と小馬鹿にした言葉と視線を投げて来た。

妻は正体を無くして権藤の腿の上に頭を預けて横たわっている。
その髪を撫でながら権藤は私の屈辱を妻に告げた。
「あんたの亭主はどうしようもない腑抜野郎だな。自分の同級生に嫁さんが目の前でマンコやケツの穴穿り回されてるの見ながらチンポおっ立てて、イカされるとこ見ながら自分がイッチまいやがったよ。見てみな。あの、ジーパンの中ザーメンでベトベトに汚れてる筈だぜ。奥さんが気をやってよっぽど嬉しかったみたいだな。」
妻は何も答えなかったが、何も言えずソファに座りつづける私を見つめる目は明らかに醒めていた。
権藤が耳元で何事かこそこそと囁くと妻はイヤイヤをしていたものの遂には、ソファから立ちあがり、部屋の隅に転がっていたティッシュペーパーの箱を拾うと私の膝の上に置いた。
権藤の高笑いが家中に響いた、私は頭がくらくらし気分が悪くなった。そのまま、ソファに身を崩し呆然と天井やら窓やらティッシュの箱やら権藤やらを意味なく見まわした。
そして最後に妻を見ると。髪をばらばらに乱し、肌のあちこちに糊のように液体の残骸をとどめて、恥ずかしそうに俯いている。
これから、今日妻は一体何度、気を遣らされてしまうのだろうか。性器さえ露出していない権藤に既に十回以上のアクメを味合わされている。
自分達夫婦の事を問うてみた、一体今まで妻は何度、私との性行為でイク事が出来たのだろうか?
少なくとも権藤にとっては前技にしか過ぎなかったであろう、ここまでの小一時間の間に十数年分の夫婦生活での快楽の何十倍もの快楽を妻は味合わされたように思えた。
このままでは取り返しがつかないような事態が我々夫婦に降り掛かる事に成るのは歴然としていた。それほど権藤の手練は鮮やかなものだった。
  1. 2014/06/10(火) 03:36:25|
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リフォーム 第21回

妻はあちこちに飛び散った液体を恥ずかしそうに拭き取っていたが、おもむろに立ちあがると、権藤に向かって。
「ひどい事するから、お腹痛くなって来たじゃない・・・」
「何がひどいもんかよ、あれだけイキまくってひどいも糞もあるか。尻の穴まで淫乱な女が何言ってやがる。」
「違うもん・・・お尻は痛いだけだったもん、前に変なもの入れたからでしょ。」
「馬鹿言うな、尻掘られて潮吹きまくったくせに。小便まで垂れ流したんだぜお前。」
「や~ん!意地悪、だって・・・ビール無理やり飲ますから・・・」
「気持ち良かったんだろ?」妻は黙って頷いた。
「その上、便秘まで直ったんだぜ。へへへ・・感謝しろよ。」
妻が立ち去ってから少し間を空けると、権藤は私に向かい人差し指で黙っていろと合図をすると妻が消えた廊下の奥へ足音を忍ばせて出ていった。

「や・・・やーーーだ!・・・来ないでぇ!」
「ションベンしたくなったんだ。」
「馬鹿言わないでよ!入ってるでしょ!」
「だって、鍵掛かって無かったからな。」
「鍵って、何言ってるの。トイレ行くって言ったじゃない。」
「恥ずかしいのか?アレだけさっき内臓丸出しにして、まだ恥ずかしい事が有ったのか?」
「ちょっと、本当に止めて、もう止まらないのよ。」
「せっかく、宿便が出てくるんだ、止めるなんて勿体無い。見ててやるから思いっきり出しちまいな。ほら、先っぽがもう出てるじゃないか。」
「やだ、やーーー・・・見ないで、見ないで!」
それから、会話は途切れ何やら争うような物音が聞えてきた。
「や!変態!・・・蹴るわよ!」
「ほら、世話焼かせるなよ。あっち向け!」
バタバタと烈しく壁を叩く音が聞える。
「いやーーーーー!!!・・・止めてよ~!」
「へへ・・・そうそう、出来るじゃねえか。暴れるとうんちが付いちまうぜ。そうだ、そこに乗れ。」
「ううーーん・・・やだーーー!」
「そうそう、それで出してみな・・・出そうなんだろ。」
「お願い、ホント出ちゃう・・・外に出てて。我慢できない・・・」
「我慢?我慢なんていらないよ、ドッパーと出しちゃえよ!」

足音を忍ばせ、廊下の奥にあるトイレへ歩を進める。トイレの扉は大きく全開されており、権藤の毛むくじゃらの右足が膝を折りたたんだ状態で突き出している。
どうやら便器の前にしゃがみ込んでいる様子だ。
トイレとは逆の方向の壁に身を寄せると中が半分ほど覗える。しゃがんだ権藤の鼻っ柱にくっ付くような間近に妻の丸々とした大きな双臀が突き出されており、権藤の両手はスカートが落ちて来ないように腰の所で固定されている。妻は逆向けに便座を跨がされており中腰で上に立たされている。
妻が最悪の痴態を曝そうとしている。尻を割って出る糞便を思うと、息が詰まりそうに成る。その光景を権藤にあんな間近で観察される妻の心境はいかばかりの物なのだろうか。ただ私のペニスは遂さっき放出したばかりだというのに再び熱く滾りだしていた。いつもなら一度果てれば回復することなど皆無なのだが、妻の痴態は想像以上の興奮を呼び覚ましていた。まるで十代の頃のように何度でもイケそうだった。

「イヤイヤッ・・・もう、ダメ・・・見ないで見ないで。」
双肉の合い目がひくひくと蠢き出した。
「あ・・・あああぁぁぁぁぁ・・・・・・やぁぁぁ・・・」
ブリッと音が聞えて来そうなほど勢い良く、かなりの太さの大便が垂れ下がった。瞬間的にして辺り一面に不潔な匂いが溢れ出た。
「おう、おう、がははははははは・・・人様の目の前ではしたない女だな。臭え臭え!それに太っいうんちだ。こんな太いの出るんだから充分こっちの穴でも受け入れられそうだな。へへへへ・・・」
「お願いもういいでしょ・・・出てってよ。」
「だめだめ、まだぶら下がってるじゃね~か、早く全部出してしまいな、スッキリするぜ。」
「んんんんん・・・・・」
たれさがっていたうんちがボトリと便器に落ちた。
「意地悪、悪趣味なんだから・・・さ・・・もう、いいでしょ。」
「まだまだ、一週間も二週間も貯めこんでたんだ、これで終わりな訳ないよな、全部空っぽにしちまえよ。」

「あっ!・・・何・・・」
尻に回した権藤の手にイチジク浣腸が握られており、その筒先が妻の菊座を割っている。
「やっ!・・・何してるのよ!あっあっ・・・!」
小さなイチジク浣腸はあっという間に大きな手で握りつぶされてしまった。
「何って、やった事無いのか?浣腸だよ。へへ・・・これでスッキリするぜ!」
「いやだ!変態!出てって・・・出てって!」
「気にしないでいいさ、見てるのは俺だけなんだし。我慢しないでぶっ放しな!」
「やあーーー・・・お腹が変・・・」
離れて見ている私の耳にも妻のお腹がグルグル言い出しているのが微かに聞えてきた。
“ブブッ”と言う大きな音と共に、妻のくぐもった呻き声が聞えた。
ブブッ!ブッブブブブ!  ブヒッブッ!  ブシュ―― ブシュ―― プップププ――
権藤の高笑いが響いた。妻の呻きは、やがて鳴き声に変わり、辺り一面に強烈な臭気を放った。
「おうおう、物凄い量じゃねえか。奥さんの腹の中、うんちだらけだったみたいだな、便器の中うんちで山盛りに成ってるぜ。モヤシみたいなのも一緒に出て来てるぜ。美人でも出すうんちが汚いのに変わりはないみたいだな、その上奥さんのうんち、強烈に臭いなあ、鼻が曲がっちまいそうだぜ。」
妻は何も答える事が出来ず、ただ嗚咽を漏らすだけだった。
勝ち誇ったような権藤の笑いだけがトイレ中に響き渡っていた。
  1. 2014/06/10(火) 03:37:19|
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リフォーム 第22回

権藤に手を引かれ、魂を抜かれた木偶の棒のようにふわふわとしながら妻がリビングへ戻って来た。
「よう、奥さんスッキリしたみたいだぜ。奥さんもお前もスッキリしたっていうのに俺だけは、まだちっともスッキリしてねえや。奥さんの助けを借りてスッキリしちゃっていいかな?」
元の真正面のソファにどっかりと腰を下ろすと、再び妻を抱き寄せた。
「俺の事、怒ってねえか?怒ってもらっても困るんだけどな。」
妻を膝の上に座らせると垂れている頭をグイッと手指でおののかせると。
「奥さん、俺になんて電話して寄越したか旦那に説明してやれよ。」
「ごめんなさい、パパ・・・私がいけないの・・・許して。」
妻は目に涙さえ浮かべて私の方を見ている。
「そうじゃねえだろ!奥さんが俺に何を頼んだのかしっかり聞かせてやれよ。」
「うう・・・ゴメンね・・・私・・・」
中々、先の言葉が出て来ないようだった。再び嗚咽を漏らし始めた。
「ああ・・・」必死で堪えていた物が吹き出すのか、大粒の涙となって零れ落ちた。
「今更、何を操立ててやがるんだ!散々亭主に見せ付けといて・・・ほれ何てお願いしたのか聞かせてやれよ。亭主だって聞きたくてウズウズしてる筈だぜ。」
ドン!と背後から背中をどつかれた様子だ。
「ホントにゴメンね・・・パパをこんな風に傷つけるつもりは、無かったの・・・ただ・・・我慢が出来なくなって・・・本当にごめんなさい。でも、パパの目の前でこんな事するつもりなんて無かった・・・それだけは信じて。」
私は黙って頷いて見せた。ただ、この先妻の話は私にとんでもない傷を与えるであろう事は今までの経緯からもハッキリしていたが、同時に妻自らの言葉でこのブスブスした気持ちに決着を着けてもらいたかった。例えそれが私達夫婦にどのような悲劇を呼ぶ事に成ろうとも。
洋子は大きく息を吸いこみゆっくりと吐き出しながら。
「私、ずっとパパに嘘をついていたの・・・。私、パパが始めての男の人だって話して来たけど本当はパパ以前に彼が居て・・・その人が最初の人だったの・・・パパも知ってる人・・・。」
妻の話しは予想していた内容とは大きく違っていた。まさか、そんな以前の事が語られようとは夢にも思っていなかった。
「俺も知ってる男だって。」
「うん、覚えてるでしょ。パパの先輩の佐々木さん、パパにはしつこく関係を迫られるのが厭でって話してたよね。でもパパに頼んだ時は既に抱かれた後だったの・・・黙っててごめんね。始めは本当に佐々木さんと別れる為だけにパパと付き合うフリするだけの積もりだったの、でもパパがあんまり一生懸命してくれたんで感激したのもあって・・・そうなっちゃたら事実をどうしても切り出せなくなっちゃたの・・・パパに嫌われるのも怖くて・・・。」
「じゃあ、どうして佐々木と別れようと思ったんだよ。」
「佐々木さんのセックス、始めは苦痛だけだったの。凄く執拗で一晩に何度でも求めてくるし、車の中やビルの屋上なんかでも・・・て言うよりわざとそんな所でして通行人に行為を見せようとするし・・・紐で縛られたり、変な薬吸わされたり、写真撮られたり、大人のおもちゃ使われたり。でも、自分がそれに反応し出している事に気付いて・・・怖くなったの。逃げなきゃ変質者にされてしまいそうだと思ったの。パパはそんな事、求めなかったし、それが凄く嬉しくて。」
「だけど、よく佐々木が諦めてくれたな・・・。」
「ううん違うの、ゴメンね。本当は結婚してからも度々、写真とかで脅されて三年ほど関係を続けていたの。でも彼、暴行傷害事件を起こして逮捕されて懲役五年の刑を受けたの。その時よ私が引越ししようって言い出したのわ。でも、住民票とかで判るだろうし、ずっと冷や冷やしっぱなしだった・・・でも、それ以来彼は現れなかったし。やっと最近開放されたんだと思えるようになってきたの・・・。」
私は先日の佐々木との出会いを思い出していた。それで、あのような如何わしい店に務め出したのか。その上、ご丁寧に現住所まで知られてしまって・・・。
「へへ・・・奥さんよく喋れたな。だがよ・・・ここから先が本編だろ?俺との事はどうなんだよ・・・ちゃんと聞いてもらえよ。」
「え・・・」
喋ろうとしているのだろうが中々、言葉に成らないようだ。
権藤は後ろで、にたにたしながら聞いていたが両手を妻の露出した脇の間から挿し込むとブラウスの上から乳房を弄り出した。
「ほら、感じるか?へへ・・・感じたんだろ実はよ――感じたって言ってみな!」
下方から持ち上げるように扱いながら、時折強く握りつぶす。その度に妻の眉間に縦縞が刻まれる。
「ああ・・・パ・パパとのセックスは最初の内は私にとってとても好ましい物だった。・・・う・・や・・・やめて・・・で、でも四年も身体を接していれば厭でもセックスの味を身体が覚える・・・パパの好ましかったセックスが何時の間にか、物足りない物に成って来ていたの。佐々木さんと会わなくなってからの五年くらいはどうしようもなく身体が疼いて眠れない日が続いていたの・・・パパはいつも私を置いてきぼりにしてたし・・・五年たって佐々木が出所する頃には何度もこっちから会いに行こうかって考えてた・・・。」
妻の白いブラウスの前ボタンは全て外され白のレース地のCカップのブラジャーは引き上げられ首の下へ移動している。無骨な手はゆさゆさと房を揉んでいたかと思うと頂点の赤茶色のグミを摘んだり転がしたりして刺激を送り込む。グミはパンパンに硬度を増し手指で肉の中へ押さえ込まれては、口元から吐息を奪い取っている。
「洋子、佐々木と亭主のセックスの違いだよ。どこが、違ったんだ!えっ!聞かせてやれよ、ご主人様によお!佐々木のセックスの良さをよう!」
十本の指全てを型崩れが無く三人の子持ちの母親の胸とは信じられないほどの美麗な乳房に食い込ませ爪を立てて揉みにじる。
「あ、ああ・・・い・たい・・・うう・ふ・・・」
指の動きに合わせ腰がもじつきだす。

  1. 2014/06/10(火) 03:38:09|
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友達 第1回

高校時代からの友人がいる。
昔から軽い男で話も上手かった。
だから、女性には人気なのであろう。
仮に名前を裕一としよう

私は裕一も含め何人かの友達と何回か飲み会をする。
特別、仲がいいわけでもない。
ただ、同じ町に住む為、何かと顔をあわせる機会は多い。
裕一の妻は、しっかり者だ。
夫婦とは、やはり欠点を補い合うものなのだろうか・・・・

その裕一が面白い事をしてきた。
きっかけは、妻が1人で行った初売りで裕一と出逢った事
裕一は家族できていたが、ちょっとした会話を交わしただけだと妻は言う。

しばらくして裕一から妻の携帯へメールが入った。
友達の妻へメールをする・・・・
この行為自体私には不可解だった。
私が妻を他人に抱かせて興奮する男だと知ってるならともかく・・・・

妻は裕一の奥さんと幼稚園が一緒と言う事からメルアドは登録してあった。
それを見て妻へメールしたとの事だった。

妻は私に聞いてきた。
「どうしよう?今度、飲もうだって・・・」
「いいんじゃない、面白そうじゃん」
「だって友達の旦那さんと2人で飲むなんて・・・」「バレたら怖いよー」
「バレないよ」「裕一は、お前の事抱きたいのかもよ」
「わぁー、どーする?そうなったら、興奮する?」
「はははは・・・」
裕一は、私と妻が、こんな会話をしてるとは思ってないだろう・・・・

  1. 2014/06/10(火) 03:39:24|
  2. 友達・悦
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妻の想いは…?・ムーア (19)
彼方なら・マサユキ (13)
待っていてくれる紗代・呑助 (6)
水遣り・CR (73)
CRの妻・洋子 (35)
喪失・バーバラ (25)
永遠に夫婦でいるために・ルイ (11)
役員会・KYO (102)
隣の芝生・石井 (42)
留守番・赤とんぼ (15)
家主・えりまきとかげ (32)
雲の上を歩く・MMさん教えて (62)
Booby Trap・道化師 (51)
チョコレートの伯父ちゃ・思い出 (31)
立場・Retaliation (42)
白き花・男とは? (38)
黒の凱歌・TELL ME (35)
女友達と妻・KYO (49)
赦さない・・・・ヨシキリ (34)
戦い・MM (75)
誤解の代償・美鈴さんに捧げる (24)
子は鎹・種無し (10)
魔性・樹氷 (43)
品評会・ミチル (33)
帰省・N (5)
妻の同窓会・間抜けなそして幸せな夫 (37)
奈落・RHM (27)
侵略・流石川 (23)
二人の妻・桐 (93)
神の悪戯・弱い鬼 (36)
イヴとなった妻・忍兄さん (70)
インプリンティング・迷人 (64)
よき妻・BJ (26)
卒業・BJ(よき妻 第二部) (24)
卒業後・BJ(よき妻 第三部) (74)
2つの我が家・鎌田 (14)
ミコと美子・美子の夫 (21)
暗黙の了解・裏筋舐太郎 (34)
■職場関係 (591)
上司と妻・陽太 (6)
知らなかった・みつる (6)
妻の初体験・変な夫 (7)
堕ちていく天使の影・赤いかげろう (7)
私の妻・つよし (5)
僕の不貞な妻・カウニッツ (6)
招かれざる、客・使徒 (14)
屋上・古屋二太郎 (2)
デジカメ・龍 (6)
壊れかけの絆・叶 (34)
本当の妻・加藤 (17)
嫁が俺の会社の先輩に、デートの練習をした・不詳 (5)
二人の?妻・木下某 (27)
未完・修司 (19)
空白の2時間・ナガネギセブン (3)
妻・友子の不倫告白!・ヘタレ旦那! (18)
妻の浮気を知ってしまった。・美作 (2)
ピアノレッスン・悦 (5)
アルバイト・凛 (14)
元ヤクザの情婦にされた妻・574 (13)
観光温泉ホテル・公務員亭主 (16)
奥手でおとなしい妻が後輩に仕込まれた・名無し (6)
寝取られ妻が本気で妊娠まで・浩二 (5)
ナース妻を寝取られて・由美子命 (10)
写真館派遣の妻・無知な夫 (7)
私の身に起きた事実。・ファイター (10)
イケメン部下と妻・・・リュウセイ (9)
変貌する妻・雄治 (18)
僕の厄年・田舎おやじ (10)
訪問介護・サンコウシン (6)
狙われた人妻・亜紀・恋愛小説家 (7)
マラソンを愛する妻・スポーツトレーナー (3)
妻が汚れてしまった・常陸の親方 (10)
妻は専務のおもちゃだった・道騎士 (6)
妻の二人の夫・妻を愛する夫 (27)
見えない檻・生き物係り (30)
美樹がやられた・無能な夫 (41)
愛妻を・・・・川島クロード (12)
序破急・中務 (75)
月の裏側・久生 (14)
婚約者の調教動画が見つかって (12)
官舎 送別会・公務員 (5)
撮られていた妻・スネ夫 (8)
夫婦の恩返し・赤とんぼ (8)
1話完結■職場関係 (20)
■義父または近親 (65)
妻は義父のモノ・クスコ (3)
イトコと親友に、そして・・・ ・正光 (16)
巨乳妻・ゆうき (18)
家族遊戯・六郎汰 (14)
疑わしい行動・圭太 (9)
妻の絶頂・こうくん (5)
■隣人または友人 (491)
はちきれそう・ゆう (7)
仕掛けられた糸・赤いかげろう (6)
本当のこと。・一良 (14)
リフォーム・とかげ (22)
友達・悦 (13)
悪夢・覆面 (10)
ビデオ・はじめ (4)
言えない真実、言わない真実・JOE (17)
私しか知らなかった妻・一樹 (3)
妻の秘密・光一 (54)
清楚人妻 一夜の陵辱劇 ~親友に騙された~・仁 (6)
俺が負けたので、彼女が手コキした (5)
惨めな自分・子無き爺  (6)
田舎・マス夫 (16)
秘密・POST (14)
新妻の幻想・TAKA (4)
遠方よりの友・ちかこmy-love (11)
管理組合の役員に共有された妻・エス (136)
団地・妄人 (50)
抱かれていた妻・ミリン (18)
パーティー・ミチル (33)
友人・妄僧 (7)
甘い考え・白鳥 (22)
乳フェチの友人・初心者 (6)
1話完結■隣人または友人 (7)
■インターネット (54)
チャットルーム・太郎 (19)
オフ会・仮面夫婦 (10)
ターゲット・アイスマン (5)
奇妙な温泉宿・イワシ (14)
落書きの導き・マルタ (4)
1話完結■インターネット (2)
■旅先のアバンチュール (63)
バカンス・古屋二太郎 (7)
妻との旅行で・けんた (5)
無題・ざじ (10)
A温泉での忘れえぬ一夜・アキオ (18)
露天風呂での出来事・不詳 (2)
たった1度の体験・エロシ (9)
旅行・妄人 (12)
■医者・エステ・マッサージ (62)
孕まされた妻・悩める父親 (7)
とある会で。 ・けんじ (17)
亜希子・E-BOX (14)
子宝施術サービス・かえる (23)
1話完結■医者・エステ・マッサージ (1)
■借金 (56)
私達の出来事・不詳 (9)
私の罪・妻の功・山城 (9)
失業の弱みに付け込んで・栃木のおじさん (3)
変貌・鉄管工・田中 (5)
借金返済・借金夫 (5)
妻で清算・くず男 (5)
妻を売った男・隆弘 (4)
甦れ・赤子 (8)
1話完結■借金 (8)
■脅迫 (107)
夢想・むらさき (8)
見えない支配者・愚者 (19)
不倫していた人妻を奴隷に・単身赴任男 (17)
それでも貞操でありつづける妻・iss (8)
家庭訪問・公務員 (31)
脅迫された妻・正隆 (22)
1話完結■脅迫 (2)
■報復 (51)
復讐する妻・ライト (4)
強気な嫁が部長のイボチンで泡吹いた (4)
ハイト・アシュベリー・対 (10)
罪と罰・F.I (2)
浮気妻への制裁・亮介 (11)
一人病室にて・英明 (10)
復讐された妻・流浪人 (8)
1話完結■報復 (2)
■罠 (87)
ビックバンバン・ざじ (27)
夏の生贄・TELL ME (30)
贖罪・逆瀬川健一 (24)
若妻を罠に (2)
範子・夫 (4)
1話完結■罠 (0)
■レイプ (171)
輪姦される妻・なべしき (4)
月満ちて・hyde (21)
いまごろ、妻は・・・みなみのホタル (8)
嘱託輪姦・Hirosi (5)
私の日常・たかはる (21)
春雷・春幸 (4)
ある少年の一日・私の妻 (23)
告白・小林 守 (10)
牝は強い牡には抗えない。・山崎たかお (11)
堅物の妻が落とされていました・狂師 (9)
野外露出の代償・佐藤 (15)
妻が襲われて・・・ ・ダイヤ (6)
弘美・太郎棒 (11)
強奪された妻・坂井 (2)
痴漢に寝とられた彼女・りょう (16)
1話完結■レイプ (5)
■不倫・不貞・浮気 (788)
尻軽奈緒の話・ダイナ (3)
学生時代のスナック・見守る人 (2)
妻・美由紀・ベクちゃん (6)
押しに弱くて断れない性格の妻と巨根のAV男優・不詳 (8)
妻に貞操帯を着けられた日は・貞操帯夫 (17)
不貞の代償・信定 (77)
妻の浮気を容認?・橘 (18)
背信・流石川 (26)
鬼畜・純 (18)
鬼畜++・柏原 (65)
黒人に中出しされる妻・クロネコ (13)
最近嫁がエロくなったと思ったら (6)
妻の加奈が、出張中に他の男の恋人になった (5)
他の男性とセックスしてる妻 (3)
断れない性格の妻は結婚後も元カレに出されていた!・馬浪夫 (3)
ラブホのライター・され夫 (7)
理恵の浮気に興奮・ユージ (3)
どうしてくれよう・お馬鹿 (11)
器・Tear (14)
仲のよい妻が・・・まぬけな夫 (15)
真面目な妻が・ニシヤマ (7)
自業自得・勇輔 (6)
ブルマー姿の妻が (3)
売れない芸人と妻の結婚性活・ニチロー (25)
ココロ・黒熊 (15)
妻に射精をコントロールされて (3)
疑惑・again (5)
浮気から・アキラ (5)
夫の願い・願う夫 (6)
プライド・高田 (13)
信頼関係・あきお (19)
ココロとカラダ・あきら (39)
ガラム・異邦人 (33)
言い出せない私・・・「AF!」 (27)
再びの妻・WA (51)
股聞き・風 (13)
黒か白か…川越男 (37)
死の淵から・死神 (26)
強がり君・強がり君 (17)
夢うつつ・愚か者 (17)
離婚の間際にわたしは妻が他の男に抱かれているところを目撃しました・匿名 (4)
花濫・夢想原人 (47)
初めて見た浮気現場 (5)
敗北・マスカラス (4)
貞淑な妻・愛妻家 (6)
夫婦の絆・北斗七星 (6)
心の闇・北斗七星 (11)
1話完結■不倫・不貞・浮気 (18)
■寝取らせ (263)
揺れる胸・晦冥 (29)
妻がこうなるとは・妻の尻男 (7)
28歳巨乳妻×45歳他人棒・ ヒロ (11)
妻からのメール・あきら (6)
一夜で変貌した妻・田舎の狸 (39)
元カノ・らいと (21)
愛妻を試したら・星 (3)
嫁を会社の後輩に抱かせた・京子の夫 (5)
妻への夜這い依頼・則子の夫 (22)
寝取らせたのにM男になってしまった・M旦那 (15)
● 宵 待 妻・小野まさお (11)
妻の変貌・ごう (13)
妻をエロ上司のオモチャに・迷う夫 (8)
初めて・・・・体験。・GIG (24)
優しい妻 ・妄僧 (3)
妻の他人棒経験まで・きたむら (26)
淫乱妻サチ子・博 (12)
1話完結■寝取らせ (8)
■道明ワールド(権力と女そして人間模様) (423)
保健師先生(舟木と雅子) (22)
父への憧れ(舟木と真希) (15)
地獄の底から (32)
夫婦模様 (64)
こころ清き人・道明 (34)
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