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闇文庫

主に寝取られ物を集めた、個人文庫です。

言えない真実、言わない真実 第1回

「あなた、ほら・・・隣りの和也君、またこっちを覗いてる・・・」
妻の典子が目で合図した先には、隣りの家の2階の窓から薄地のカーテン越しに、受験浪人中の和也君がこっそりとこちらを見ていました。
和也君自身はこっそりと覗いているつもりらしいのですが、こちらからは和也君のシルエットが丸見えなのに気づいていないようで、しかもどうやら覗いている先にある目当ては典子のようでした。
妻は和也君から覗かれている所を何度も目撃していましたし、私自身も別の部屋の掃除をしている妻をじっと凝視している和也君の姿を目撃していたからです。
しかもその時の和也君は窓の位置のせいで胸から下は壁に隠れて見えませんでしたが、小刻みに肩が動いており、男であればそれがどういった行動を示しているのかすぐにピンときてしまいました。
そう、妻の典子は隣りの和也君のオナニーのオカズにされているのです。
典子の年齢は確かに四十路を越えてはいますが、やはり典子の巨大な胸は誰もが見入ってしまう程のものですから、若い和也君にしてみればそういったセックスアピールのある女を見れば興奮してしまうのも無理からぬ事かも知れません。
しかし私はそういった対象で和也君から見られている事を敢えて妻には告げませんでしたし、妻の典子もなぜ自分の家を和也君が覗き込んだりするのかよく理解していないようでした。
私としては妻が異性から性の対象とされる気分は決して嫌なものではありませんでしたし、寧ろ結婚二十年にもなると、妻をそんな対象とされる事に逆に興奮したりするのです。それでもその事も妻にはこの時には言いませんでした。
「何かこっちの方向に気に入ってる景色でもあるんじゃないか?」等ととぼけて済ませたりもしました。
和也君はこちらが覗かれている事に気づいていることを知らない様子で、毎朝玄関先でばったり会うと私にも典子にも気さくに挨拶してきます。
私が仕事に出かけようと典子と一緒に玄関にいると「おはようございます」と声をかけてきます。
「おはよう」「おはよう 和也君」と私達夫婦も何も気づいていないかのように応対します。
それでもやはり和也君と同姓の私からすれば、和也君が挨拶している程度の何気ない仕草でも典子への”女性”を見ている事が分かってしまうものなのです。
典子をじっとみつめる和也君の視線が、まるで和也君の脳裏に必死に焼き付けているような強いものを感じるのです。
朝、和也君と顔を合わせるのも毎朝の事で、きっと和也君は妻の典子を間近で見たくて時間を合わせて玄関に出てくるのだろうと思わせる程でした。

私達夫婦は子供がいない自由なライフスタイルを楽しむ事ができるのですが、ある日久しぶりに二人で外食し、少しばかりバーで飲んでほろ酔い気分で帰ってきた時のことでした。
すっかり気分の高揚していた私達は、自宅に帰ると何だかムードいっぱいになってしまい、どちらからともなく寝室に入るとキスを交わし、立ったまましばらくお互いの唇を貪りあっていました。
寝室は丁度隣りの和也君の二階の部屋から見て直下になっておりますので、普段はこういった行為に至る時は典子が前以て窓のシャッターを下ろして外部から見えないようにするのですが、今日は酔って帰ってきた為、妻はその事を忘れてしまっていたらしく、電気でも点ければ隣からは私達の行為が丸見えになってしまう状態でした。
私はもしかしたら、和也君が寝室を覗くのではないかと少し警戒したものの、酔っていたせいもあって、覗かれるかもしれないという思い妙に興奮させるのです。
ですがさすがに丸見えはどうかと慎重を期して、電気を暗くしたままで妻を抱くことにしました。




典子は窓の事は全く気づかない様子でしたし、私も酔っていたせいもあったのでしょう、わざと隣りから見える位置に典子を正座をさせ、私が典子の前に立ちはだかってズボンを撫でさせてみました。
キスですっかり気分が高揚していた典子は素直に私のズボンを撫で上げては「凄い・・・ああ・・・これ・・・カチカチ・・・欲しいの」とおねだりしてきました。
私はチラチラと和也君の部屋に目をやるのですが、まだ和也君は私達の事に気づいていないのか、窓に明かりもなく人影も見当たりません。
私はしばらく妻にそれを続けさせながら、上から典子の巨大な胸をゆっくりと両手で揉みしだいていくと、妻は「あっ あっ」と次第に声が淫れ始め出し、「ああ・・・気持ちいい」と私の股間に手を当てながら悶えていきました。
その声が普段よりもやや大きかったからか、どうやら和也君は私達が寝室にいることに気づいたらしく、部屋の電気がパッと一度点灯したかと思うとすぐに消え、窓がこっそりと開けられて、そこからニューッと人の頭部と思われる形が出てくることに気づきました。
そう、紛れもなく和也君です。
こちらの部屋は電気は暗くしてるといっても、ある程度目を凝らせば見えるはずです。
酔いは私を更に過激な方向へ向わせていきます。
「典子・・・ほら、自分でおっぱい揉みながら、俺のを典子の口で愛撫してくれよ」
そう告げると典子は膝をついた姿で自らの両手で、服の上から胸を持ち上げるようにゆっくりと愛撫しながら私の肉棒をゆっくりと口に含みながら奉仕を始めました。
そしてゆっくりと前後に頭を動かしながら、私の肉棒を喉の奥まで押し込んだり唇でキスをしたりと繰り返します。
こんな妻の痴態が若い男性に見られている、見せているんだ、と思えば思う程になぜか私は興奮度が増すばかりで、今和也君がこの妻の淫らな行為をじっと見ているのだと思うと、次から次へと妄想が湧き上がり、つい行為をしながら典子に口走ってしまいました。
「おお・・・典子・・・最高だよ・・・でも、こんな淫らな典子の姿・・・誰かに見せてみたい・・・俺の典子がこんなにも淫乱だということを・・・みんなに知らしめてみたい」
典子は黙って行為を続けるものの、微妙に動きが激しくなって息も荒くなってきます。
「ああ、典子・・・このオッパイ・・・この体・・・淫乱な典子を・・・みんなが見たがっているんだよ・・・」
そう言葉をかけると典子はピクンピクンと腰をくねらせて反応します。
私は典子の反応に更に興奮させられて言葉を続けました。
「ほら・・・みんなが狙っている典子の大事なアソコを・・・ゆっくりいじってごらん」
「ああ・・・そんな・・・」
典子も私の言葉にすっかり感じてしまったようで、自らの右手をゆっくりと握り締めていた胸から下ろすと、短めのスカートに手を入れ、ストッキングの上から中指で秘部をなぞるようにいじり始めました。
「あっ・・・くっ・・・」
典子の吐息の荒さが、今までしたことのないイメージプレイ的な要素に感じてしまっている事を物語っていました。
「ほら・・・典子のその大事な部分・・・そこにみんながズブズブとチ○ポを入れてみたいって念願してるんだよ」
「ああ・・・いや・・・はうぅ」
2階にチラリと目をやると、頭一つ出たシルエットがじっとこちらを見ているのがわかります。
今2階の和也君はこの妻の淫らな姿を、私の肉棒を口に含みながら自らも指でなぞって興奮している典子の姿を見ているんだと思うと興奮は極度の快感へと繋がっていきます。
きっとこちらの会話は聞こえてはいないでしょう。
しかしささやき加減の私と典子の声はわからずとも、典子の純粋な女としての欲望をあからさまにしている淫らな姿はきっと和也君の心を虜にしている筈です。
私は更に言葉を続けました。
「ほら、典子・・・こんな淫らな姿を、誰に見られたい?」
「ああ・・・そんな・・・」
「ほら・・・典子の周りにいるたくさんの男たち・・・彼らにこんな典子のはしたない姿を見られて、典子は興奮するんだろう」
「ああっ・・・ああん」
典子の右手の中指の動きは私の責め立てる言葉に応じて、次第に動きを激しくさせていきます。

  1. 2014/06/12(木) 02:12:20|
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言えない真実、言わない真実 第2回

「もう・・・欲しい・・・このオチン○ン・・・欲しいの」
そう典子が言うと私が指示する前に、スッと立ち上がって壁に手をつき私にお尻を突き出してきます。
「お願い・・・早く・・・」
典子が無意識に立った位置は丁度2階の和也君からは真横に見えるはずで、こんなバックスタイルで壁に両手をついてお尻を突き出す典子の姿に、和也君は興奮極まっていることでしょう。
私は典子のスカートを捲り上げるとストッキングとパンティをグイッと少し乱暴に押し下げて、典子の秘部に手を這わせました。
「ああっ」
一段と高くなった典子の声が、まさに今までに感じた事のない程の興奮を味わっている事がよく感じ取れました。
大勢の男性の欲求の対象とされている、というシチュエーションがここまで典子を感じさせるとは私も思っておりませんでした。
私は壁に両手をついて立ったまま首を垂れている典子の唇に私の左手の親指をグイッと押し込むと、典子はそれをあたかも男性のペニスに見立てて首を縦に振りながらしゃぶり出しました。
更に突き出された典子のお尻の秘部にカチンカチンに硬くなったペニスをゆっくりと奥深くまで挿入すると、典子はこれまで私の前で見せた事のないような激しい悶え方をし始めたのです。
「んーっ んーーッ」
と口は私の親指で塞がれていてそのよがり声は封印されていますが、明らかに男性2人に責め立てられている姿を想像して興奮しているのだと感じ取れました。
私もそんな淫らな欲望を想像しているであろう典子の感じている姿に、更に興奮が増し、言葉で責め立てます。
「ほら、こうやって3Pしたいんだろう? 典子の口とオマ○コに、同時に入れられたいんだろう?」
「んッ んー」
「ほら、されたい、されてみたいって言ってごらん」
典子は少し躊躇した後で首を小さく横に振ります。
「嫌なのか・・・じゃあ途中で止めてしまうよ」
そう言って典子の口から私の親指を離して、奥まで挿入していたペニスも抜き去ってしまうと
「ああっ お願い・・・止めないで・・・」
とおねだりをしはじめました。
「じゃあ、3Pしてみたいって、他の男のチ○ポを入れられたいって言ってご覧。決して怒らないから・・・」
そう言いながら、再度典子の後ろからゆっくりと突き刺していくと
「あっ あっ あああ」
と眉間をひそめて悶え苦しんでいます。
「ほら、してみたい・・って、入れられたいって言ってご覧。俺も典子が3Pで淫らになっていく姿を見てみたい・・・」
「ああっ ・・・」
「ほらっ 言って」
「ああっ されたい・・・入れられたい・・・あふぅ・・・ああっ 駄目ぇ」
立ったままの姿で典子を壁に両手を這わせて後ろから挿入する行為は思った以上に興奮を呼び起こし、それまでよりも更に勢いを増して抜き出し繰り返しました。
そしてそこで初めて興奮しきっている典子に隣の2階の部屋から和也君がこっそり覗いている事を告げたのです。
  1. 2014/06/12(木) 17:29:14|
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言えない真実、言わない真実 第3回

「典子・・・隣の和也君が・・・こっそり見ている・・・」
「えっ」
びっくりしたように顔だけ振り返って隣の2階を見ようとする典子を手で制止して、私は行為を続けながら典子に続けました。
「・・・和也君は・・・典子をセックスの対象として見ているみたいだよ・・・典子で毎日、オナニーしているんだぞ・・・」
「ああっ そんな・・・恥かしい・・・ううぅ 和也君にこんな姿を・・・ああ」
「和也君はこっちが気付いているとは思っていない・・・ほら、和也君に淫らな典子の姿を・・・見せてあげなさい」
「ああ・・・いやん・・・ああ・・・」
普段の会話で、もしこんな話を突然切り出したとしてもきっと典子は抵抗したに違いありません。
しかし興奮の坩堝に酔いしれている今の典子には、こんな恥かしい姿を見られている事すら興奮する因になるばかりでした。
「ああ・・・見られてるなんて・・・恥かしい・・・見ちゃ駄目ぇ・・・ああっ 和也君・・・」
言葉とは裏腹にビクッビクッと震える典子の腰は、見られているという快感が体を突き抜けている証拠でしょう。
更に勢いを増して私が腰を振ってペニスを出し入れしていくと、愛液でたっぷりと潤しながらも、下の口で味わうように私のペニスを包み込んでいく典子の秘部はピクンピクンと都度敏感に反応して吸い付き、私が言葉を続ける度に登りつめていくようでした。
「ほら、和也君は・・・あの若い体、あの若い突き立つようなペニスで典子のここに突き刺したいと思ってるんだ」
「いやあ・・・あっ あっ」
「毎晩典子のこんな淫らな姿を想像してオナニーしてるんだ・・・典子の巨乳を鷲づかみにしながら典子のオマ○コで興奮して・・・発射しちゃうんだ」
「あうぅう」
あまりにも感度よく私の言葉一つ一つに感じている典子に、更に私は言葉を強要させました。
「ほら、和也君にも発射させてあげたいって言うんだ」
「あああうう  はあう・・・そんな・・・」
「和也君の精子を典子のオマ○コの中で受け止めたいって言ってご覧、ほら・・・」
典子はようやく唇を震わせながらも開くと私の言葉をなぞるように呟きだしました。
「か、和也君の・・・ああ・・・精子を・・・はうう・・・典子の・・・オ、オマ○コで・・・ああっ」
「ほら、続けて・・・」
「典子のオマ○コでぇ・・・ああっ 受け止めたいの・・・ああっ」
「ほら・・・このチ○ポを・・・和也君のだと思ってごらん・・・きっと和也君だったら『典子さん、気持ちいいっ』って言ってるよ・・・」
「あううううぅ 駄目ぇ・・・」
「和也君を・・・典子で・・・発射させてみたい・・・」
「ああ・・・いいの?いいの?・・・私が他の人にされちゃっても・・・乱れちゃっても・・・」
「いいよ・・・典子の心さえしっかりしていれば・・・ヤリマン女にさせてみたい・・・」
「ああ・・・だったら・・・あなたが喜んでくれるなら・・・ああっ サセ子になっちゃうぅぅ・・・和也君にも・・・やらせてあげちゃうぅぅ」
「ああっ 典子っ」
「ああああーっ」
私と典子はほぼ同時に登り詰め、私は一気に典子の秘部からペニスを抜き取ると、すかさず典子を振り返らせてしゃがませ、典子の口の中へペニスをグイッと押し込み、ビュッ ビュッ っと勢いよく精液を発射しました。
典子はトロンとした虚ろな目をしながらゴクゴクッと喉を鳴らしながら私の精液を飲んでいきます。
実際、こんな風に典子を言葉で責めたことも、他人に抱かせるなどという擬似的なイメージをしながらのプレイも、ましてや典子自身が自分の言葉で淫らになっていくセックスなどしたことがありませんでした。
そして何よりも他人に私達のセックスを見られる事が、どれだけ興奮するのか、初めて体験したのです。
私は典子の喉に全ての精液を出し切ると、ゆっくりと口から抜き去りました。
ふと隣の2階に目をやると、和也君もきっと私達の昇天と同時に気持ちよくなったのでしょう、影になって移っていた頭一つ分の姿が見当たりませんでした。

  1. 2014/06/12(木) 17:30:13|
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言えない真実、言わない真実 第4回

私は典子をすぐに連れてバスルームにいくと、一緒にシャワーを浴びてお互いの体を洗いはじめました。
これまでこんなプレイをしたことのなかった気恥かしさが私達夫婦に言葉を発しさせてくれませんでした。
それでもバスルームを出てバスローブを羽織り、リビングのソファに2人で抱き合うように腰を下ろすと、典子から口を開いてきました。
「・・・さっき、とっても興奮しちゃった」
「俺もだよ・・・あんなに興奮したのは久しぶり・・・いや、初めてかもしれない」
「ねえ、本当に和也君が覗いてたの?」
「ああ、本当さ。ずっと前から和也君はお前を一人の女として見ていたんだろうな」
「恥かしいわ。顔合わせられない。」
「知らん振りしなきゃ。こっちは見られている事なんて気付いてないことにしておかなくちゃ。」
「・・・はっきりと見られちゃったのかしら・・・」
「薄暗かったから、はっきりとは見えていないはずだよ。でもシルエットで俺たちが何をしていたのかは分かっただろうな」
「いやん。どうしよう」
「構わないさ。ね、それにさっき言った事は本当なんだよ」
「さっき言ったことって?」
「典子を淫らな女にさせてみたいって。きっと嫉妬して興奮したいんだよ、俺は。」
「よく分からないわ・・・他の男性に私が抱かれても平気なの?」
「平気じゃないさ。死ぬほど嫉妬するに決まってる・・・でもそれがまた興奮を呼ぶんだ」
「そうゆうものなのかしら、男性って」
「そうさ。だから・・・本当に淫らな事を典子にさせてみたい・・・」
「・・・」
返事をしない典子の顔を覗き込むように言うと典子はさっきの余韻がまだ残っているのか、感じていた時の甘い顔になって
「あなたが喜ぶなら・・・淫らになってもいい・・・」
と呟きました。
これまでとは明らかに違う妻の反応は、きっと女としての喜びや私が信じられない程興奮した事が原因だったのでしょう。
「じゃあ、俺の望むままの淫らな女になってみて欲しい・・・淫乱な典子が見てみたい・・・他の男で感じている典子が見てみたい」
私の典子への性の要望を思うままに伝えました。
「あくまでも私達の愛は変わらないって約束してくれるなら・・・他の人を受け入れて私を嫌いになったりしないのなら」
と付け加えました。
「勿論さ。愛しているから愛している人の淫らな姿を見たいんだ。」
とキスをしながら約束しました。
  1. 2014/06/12(木) 17:31:00|
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言えない真実、言わない真実 第5回

その日以来、セックスは確かに今までよりもお互いに数多く求めだし、あの時のように擬似的に他の男性にも同時に責められているようなイメージでプレイをしたり、或いは隣の和也君が覗いているのを確認しては、見えるか見えないかというギリギリのところで行為したりと色々行うようになっていきました。
しかしやはり同じ事の繰り返しはいつしかマンネリと化していくものです。
一つの欲望を手に入れても満足できるのはほんの少しの間だけでしかありません。
一つ手に入れると更に次の欲望が出てくるのは人間の本性なのですから仕方ないのでしょう。
もっと典子の淫らな姿が見たい、もっと妻の典子に感じてみたい、いや、イメージでしている行為を実現してみたい。
その欲望を満たすには、次の行動が必要でした。
しかしそれは突然やってきたのです。

その日毎朝のように和也君が私達2人が玄関先で待っていて挨拶をすると、突然和也君と父親が二人で顔を出してきました。
和也君とは毎朝顔を合わせるのですが、和也君の父親とはほとんど会話したこともありませんでした。
それもそのはずで、和也君の両親揃って貿易関係の仕事をしているので、お互いに出張が多く、特に和也君の父親などはほとんどが輸入や輸出の仕事で海外を飛び回っているのです。
それでも何度か見かけた和也君の父親と挨拶を交わすと、父親がふいに私達にお願いをしてきたのです。
それは家族揃って北海道に新しく支社と倉庫が出来たため、転居しなければならなくなったということで、ただ現在受験を控えている和也君だけは引越しを断固反対していて、言う事を聞かないというのです。
志望大学もこちらなので当然といえば当然で、そこで父親は受験までは持ち家に和也君を一人で住ませて、家事や生活諸々についてはハウスメイドを雇うのだが、如何せん一人身の和也が心配なので、少しばかり目をかけてあげて欲しい、ということでした。
「なるほど、志望大学がこっちにあるのなら和也君の主張も尤もですね」
私が和也君の父親から事情を聞いてそう答えると傍に居た典子も同様に頷いていました。
「妻だけでもこっちにいられれば良かったのですが、同じ仕事をしているのでそうもいきません。何かと御迷惑をおかけする事になるかもしれませんが、しばらくの間、目をかけてあげてやって下さい。」
そう丁寧に和也君の父親は私達に懇願すると早速北海道へ向かうと言って出かけてしまいました。
少し心細いような表情をした和也君に私はすぐに励ましました。
「何か困った事があればすぐに言うんだよ、遠慮なんて必要ないからね。うちは典子がいつでもいるからすぐに相談するんだよ」
そう言うと和也君は少し照れたように俯きながらも「はい」と返事をしました。
私は突然こんな事態になった事を受けて、とても心拍が高まっていくのを実感しました。
(・・・和也君と典子が・・・思いもよらない形で進行するかもしれない・・・)
私は内心ドキドキしながらさっそくチャンスを作ってみることにしました。
「そうだ、今日は週末だから丁度うちで焼肉やろうと思っていたんだけど、和也君、早速夕食においでよ。肉、たくさん買っておくからさ」
「あ、でも父からはできるだけ御迷惑にならないようにって・・・」
「何言ってるんだ。遠慮なんてしなくていいよ。しばらくの間は二つ自宅があるつもりでいればいい。ね、今日7時前には帰れるから、その頃うちにおいで。」
和也君ははにかみながらも、強引に誘う私の言葉に「はい、楽しみにしています」と答えると挨拶してから出かけていきました。
その姿を見送ると典子はふいに私に向かって「今日、焼肉やるなんて知らなかったわ」と私の顔を覗き込みました。
「当たり前だよ、今決めたんだから・・・」
「まあ。でもそう決まったなら、色々材料買ってこなくちゃ」
「それはそうと、和也君、やっぱり相当典子に惚れこんでるみたいだったな。典子を見るあの視線は男の視線だった」
「やだぁ 朝から、もう」
「今日は典子は色っぽい格好で和也君の前に現れろよ、きっと和也君はムラムラするぞ」
「えー そんなの恥かしいわ」
「いいじゃないか、典子のいやらしい格好で和也君を悩殺してみろよ」
「もうっ バカっ」
そう告げて私は出社していきました。
  1. 2014/06/12(木) 17:31:52|
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言えない真実、言わない真実 第6回

出社してからは、夕食以降の事ばかり考えている始末で仕事に手がつきません。
典子がどんな姿だったら和也君が興奮するのか、それ以降はどうやって上手に誘導して、今日の今日に最後にまで至らなくても仕方ないとしても、何かきっかけが掴めれば・・・とそんなことばかり考えている始末です。
ようやく夕方の帰宅時間になると、私はそそくさと退社して自宅へ急いで戻りました。
「ただいまっ」
玄関に靴も鞄もほっぽり出してキッチンに向かうと典子がびっくりしたような顔で立っていました。
「どうしたの?こんなに早く・・・」
呆気に取られている典子の姿を見ると、いつも自宅にいる時と変わり映えのないトレーナーにジーンズ姿でした。
「なんだよ、服、まだ着替えてないのか」
「だってお料理の仕度していたし・・・それに自宅なのにあまり変な格好もできないわ」
「何言ってるんだ。駄目だよ、そんな格好じゃ。もっとセクシーな服でなくちゃ」
私がかなり乗り気になっているにも関わらず、典子はきょとんとしてあまり積極的ではないようでした。
私は今日一日、ずっとこれからの事を妄想して興奮していたのに、典子は朝言った事はまるで冗談とでも受け取っていたのでしょうか。
「本当にそんな格好するの? 恥かしいわ」
「今更何を言ってるんだ。 俺はこれからの事考えてて、すっごく興奮していたのに。」
「そんなぁ・・・」
恥かしさと呆れと同時に存在しているような典子の表情を見て、即座に典子の背後に回りこむと、両手で典子の胸をぎゅっと鷲づかみにして揉み出しました。
「あっ やっ」
少し抵抗した素振りを見せましたが、それでも私が胸を手で愛撫しているうちに感じ出したらしく、吐息が少しずつ漏れてきます。
「っ んっ」
「もしかしたら、今日、和也君のを受け入れる事になっちゃうかもしれないんだぞ? ほら、そんなこと考えたら興奮するだろう」
「あっ・・・」
「典子が和也君を誘うんだよ・・・和也君を興奮させて・・・典子を食べさせてあげるんだ・・・典子を味合わせてあげるんだ・・・」
「ああっ だめっ」
「だから、今日は典子が色っぽい服を着て、和也君を思いっきり誘惑するんだ・・・」
「そんな・・・」
「場合によっては、俺が急用だと言ってちょっと自宅を留守にしてもいい。その間にどんな事に発展するのか・・・」
「ああ・・・もしも、もしもその時にいけない事になっちゃったら?・・・私だってお酒入っちゃうと、どうなっちゃうか分からない・・・」
「いいよ、その場の雰囲気で・・・なりゆきに任せちゃえよ」
「ああん 私が淫らになるのであなたが興奮するのなら・・・喜んでくれるのなら・・・」
「そう。俺は典子が淫らになるので興奮するんだ・・・だから積極的に攻めてみせてよ・・・」
「はうん・・・分かったわ・・・あふん」
長い間ディープキスをした後、典子は黙って寝室に着替えに行きました。
私は典子がどんな格好をしてくるのか楽しみにしながらリビングで待っていると、しばらくして恥かしそうに典子がリビングに入ってきました。
「・・・恥かしいわ・・・」
「ああ、凄いいやらしい・・・典子、凄くいいよ」
私が思わず感嘆してしまう程、典子はさっきまでとはうってかわって妖艶な色気を出しながら入ってきたのです。
肩紐タイプの胸元から肩までが完全に露出されたミニのワンピースで、典子の体には少し小さめのサイズらしく、フィット感が何ともセクシーなのです。
特に胸はフィットしている服の感じからも、明らかに両乳の形がはっきりとわかり、その巨大さが特に強調されています。
ミニも膝上20センチ位でしょうか、少し膝をたためば奥まで覗けてしまいそうなほどで、その足を黒いストッキングが更に欲情させてきます。
そして少し強めの化粧に包まれた妖艶な顔つき・・・。
私はそれを見ただけで一瞬にして興奮してしまいました。
「凄いよ、凄くいやらしい・・・典子・・・こんな格好で和也君の前に立つんだね」
「恥かしいわ・・・絶対お酒飲まなくちゃできない」
「いいよ、たくさん飲んで酔っ払って・・・そして和也君を誘惑してあげるんだ」
「もう、本当にエッチね、あなたって・・・」
「典子のそんな姿が見たいんだ。俺以外の男を誘惑して、俺以外の男で感じている典子が・・・」
「やだわ・・・もう」
「じゃあ、あと少しだけ料理の仕度して、そしたら和也君を呼んであげよう」
「ねぇ、本当にそんな私になって嫌いになったりしない?約束してくれる?」
「勿論さ。淫乱になった典子に更に魅力を感じてしまう程さ。俺は嫉妬して興奮するんだ」
「分かった・・・じゃああなたの望む女になるわ・・・私」
そう典子は言うと一旦料理用にともう一度着替え直して、焼肉とは別のスープやサラダの準備を始めました。
私はリビングでテレビを見ているのですが、これからの事ばかり考えて何も手につきませんでした。
そして、いよいよ和也君が来る時間が迫ってきたのです。

  1. 2014/06/12(木) 17:32:48|
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言えない真実、言わない真実 第7回

リビングで私と典子が待っていると玄関のチャイムが鳴りました。
約束の時間に寸分違わずチャイムが鳴った事が、和也君の期待度を表しているようでした。
「はあい」
先程私の目の前に着替えてきた妖艶な程の色気を漲らせている典子が、玄関で和也君を迎えに行きました。
案の定、和也君は典子の姿に驚いている様子なのがリビングにいる私にもわかります。
「わっ・・・ど、どうしたんですか?その姿・・・」
「あ、今日ちょっと前まで出かけていてね。お化粧落とす時間もなかったものだから。ごめんなさいね。」
「い、いえ・・・」
そんな会話が聞こえてきます。
「さあ、上がって。もう準備はできているわ」
玄関で和也君を誘導してリビングに招き入れると、和也君は真っ赤な顔をして私に「お邪魔します」と頭を下げてきました。
「やあ、待っていたよ。じゃあさっそく始めようか。」
和也君と向き合って円形テーブルに座ると、典子も和也君と私の間に座ってカセットコンロ用の少し大きめの鉄板を囲んで、焼肉パーティは始まりました。
まずは私と典子はビールで、和也君はコーラで乾杯したのですが、焼肉を食べながら色々和也君の受験の事などを聞くうちに、もうほとんど第一志望は間違いないラインだという事を知り、それならと、やや強引ではありましたが、和也君の祈願だと謳って和也君にもビールを注ぎました。
それからは私は焼酎に切り替え、典子と和也君も焼酎はあまり慣れていないとの事でしたが、グレープフルーツを絞って焼酎を割ってあげると、丁度口にあったのか、典子も和也君も割と良いペースでお酒も進んでいきました。
そして色々話しているうちに、お酒の効果も出てきたのでしょうか、和也君も次第にうちとけてきて、最初はドギマギとしていた話にもスムーズに入り込んでくるようになりました。
そして和也君がトイレだ言って席を立った時に、私はいよいよチャレンジする時が来たんだ、という気分になっていました。
どうやらアルコールは私にとって性的欲求を更に高揚させる働きがあるようです。
私は和也君がトイレに行っている隙に典子に積極的に和也君を誘惑するように勧めました。
「和也君、やっぱり典子の事、チラッと見る視線が男の視線だったな。特に胸元なんて見る目つきがギラギラしてた。」
「やだぁ 本当、恥かしいんだから、この服・・・」
「もっとアピールして和也君を興奮させてみせてくれよ。典子からどんどん誘惑していって・・・」
「やっぱりできないわよぉ そんなこと・・・恥かしいわ」
顔を赤らめて恥かしがる典子は気恥かしさからなのか、お酒のせいなのか分かりません。
「でも、今典子の隣にいる和也君が典子を想像して毎晩オナニーしているんだぞ。この前だって典子が俺にフェラしていた所だって見ていたんだ。そう考えると興奮しちゃうんじゃないのか?」
「・・・そんな・・・」
「ほら、もうあそこがジュンってなってるんじゃないのか?」
「やん、もう・・・」
典子もアルコールと私の言葉で、次第に興奮してきてしまっているようです。
「とにかく、典子から、そう・・・自然に近寄っていけばいいんだ。後はその場の雰囲気で構わないんだから。」
「・・・」
「典子の男を誘惑するような、そんな姿が見たい・・・想像するだけですっごく興奮してるんだよ。」
「そんな私の姿を見て・・・私の事、嫌いになったりしない?」
どうやら同じ事を何度も聞くところを見ると、本当に典子はその事が心配なようです。
「勿論さ。後でベッドで典子から詳細を聞きだして、責めたい。典子に告白させる事で興奮するんだ・・・」
「あん、もう・・・」
目がトロンとした感じになった典子は、自分がこれからするであろう男を誘惑するという行為を想像して自らも興奮しているようでした。
そして和也君がトイレから席へ戻ってきました。
「すっかり酔っちゃって。僕は普段お酒なんて飲まないで勉強ばかりだから・・・」
和也君はすっかり私達に溶け込んで最初に来た時のような緊張感もなくなっています。
「勉強ばかりじゃなく、たまには息抜きだって必要だろう?」
「ええ。今日お邪魔して、本当にそう思いました。それに引越しの事とか、色々あったので悩んでいましたけど、何だか気分もすっきりしました。」
「そうか。それはよかった。これからは遠慮なくうちに来て構わないんだからね」
「有難うございます」
にっこり笑う和也君と更に他愛もない話を続けるのですが、典子はそれでもまだ躊躇があるのか、和也君がトイレに戻ってきてからは少し言葉少なくなってしまいました。
私はその場の雰囲気が、次第に淫らになっていくようにと思って、ふと目についた箸をテーブルからわざと落としてみました。
「あ、ごめん。箸落としちゃったみたいだ。」
そう言ってテーブルの下をチラッとだけ覗き、典子のミニがこの高さなら奥まで覗ける事、箸が和也君の方に落ちている事を確認してから
「ごめん、和也君、ちょっとそっちへ箸が落っこちちゃったみたいだ。拾ってくれないか」
と和也君に拾うように促しました。
「あ、はい」
そう言って和也君は丁寧に椅子から一旦立ってテーブルに潜り込むと、私がわざと落とした箸を探し出し始めました。
しかし凡そ和也君の方向へ目掛けて落とした箸ですから、いとも簡単に箸を取り上げられる筈なのに、しばらくの間、和也君は黙ってテーブルに潜り込んでしまったままです。
きっと和也君の眼の高さにある典子のミニスカートを目撃して、目を剥くように覗き込んでいるに違いありません。
それも当然です。
今椅子に座っている状態では典子のミニスカートは間違いなく腿の付け根部分まで引きあがっている筈ですし、ストッキング姿とはいえ、典子の秘部あたりまで見えているかもしれないのですから。
私はわざと少しだけ時間を置いてから「ごめんな。取れるかい」と声をかけてテーブルに潜り込んでいる和也君に話しかけると、一瞬の間があってから、「・・・あ、ああ、はい ありました」と箸を握ってテーブルから出てきました。
その顔は明らかに箸を拾う際に典子のミニから奥を見た事を物語っており、紅潮させた頬で緊張した面持ちでした。

  1. 2014/06/12(木) 17:41:18|
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言えない真実、言わない真実 第6回

「どうしたんだい?」
和也君に箸を渡して貰いながら、私はわざとそんな風に聞き返すと、真っ赤になって黙ったままです。
妻のミニの奥まで覗いた興奮がこちらまで伝わってくる感じです。
さすがに典子も和也君の表情からスカートの奥をきっと覗かれたに違いないと確信したのでしょう、恥かしそうな顔をしています。
それでもその赤らんだ顔はただ恥かしいだけというものではなく、徐々に興奮してきているという事も私には同時に理解できました。
私はこのチャンスを逃す手はないと確信しました。
行動を起こすなら今しかない・・・と。
そこで事を一気に運んでしまいたいという気持ちが先走って、酔った勢いのままで思い切って次の行動に出てしまいました。
私はあらかじめ準備しておいた携帯電話から着信音の設定画面を出して自分の携帯電話を鳴らすと、さも電話がかかってきたかのように装って電話口に出る演技をしました。
そして電話口に耳を当てて「はい。あっ こんな夜にどうしました?」と誰からも繋がっていない電話に向って話しながら、演技であることを見抜かれないようにすぐに席を立って玄関まで移動しました。
そこでわざとリビングに聞こえるように「分かりました。じゃあすぐに。」と告げて電話を切ったふりをしながらリビングに戻り、2人にこれから直ぐに出かけなければならなくなった事を告げることにしたのです。
「典子、和也君、私は今からちょっと急な用事で出かけなければいけなくなった。でも和也君はゆっくりしていってくれ。」
「えっ、でも・・・」と和也君。
「本当にっ?」とは典子の言葉でした。
少しの抵抗感が和也君にもあったのでしょうか、2人の言葉にお互いの躊躇が感じられます。
それでも私はそんな彼らの返事に意にも介さないように今度は典子に向って和也君を丁重にもてなすようにと促してさっさと寝室に行って着替えをしました。
直ぐに事を察知したのか、典子は寝室に着替えている私を追って入ってきました。
「・・・本当に出かけるの?」
「ああ、本当だよ。」
「そんな・・・どうしよう・・・」
「何が?」
「だって私、こんな格好だし。あなたがいると思ったから、恥ずかしかったけれど和也君の前にいられたのに。」
私はオロオロしている典子の肩を抱き寄せると首筋にキスをしながら、思いのままに片手で典子の胸を揉みあげました。
「すぐに戻ってくるよ。2時間位だろうと思う。それまでに色々誘惑して進展させていいんだよ。後で典子から事実を聞きながら興奮したい・・・」
「そんな。あなたがいないのに、そんなことできないわ・・・」
「大丈夫・・・和也君はすっかり典子にメロメロになってる・・・典子がもっと大胆になって誘惑すれば、自然とそんな感じになるはずだよ」
「・・・でも・・・」
そういって躊躇する典子の胸を更に強く揉み上げながら、そして今度は典子の秘部にスカートから手を入れて中指で愛撫すると、典子は「あっ はうん」といって目を閉じてすぐに反応し始めました。
私は指で典子の秘部を愛撫しながら、
「ほら、こんなに感じちゃってるじゃないか。そう、俺が帰ってくるまでに、典子が和也君を誘惑しちゃうんだ・・・和也君の男を典子は感じ取るんだ・・・後で俺が典子を責めながら全部白状させるから・・・」
「あん・・・こ、恐いけど・・・わ・・・かった・・・してみる・・・あっ・・・でも、本当に怒ったりしないで・・・ね」
「ああ。典子が他の男を誘惑して魅了する姿を想像するだけで興奮する・・・。思う存分に典子の好きなようにしてみていいんだよ・・欲望のままに典子自身を解放して・・・万が一に最後までしちゃっても構わないから・・・怒らないから・・・ね・・・」
そう言ってディープキスをすると更にトロンとした虚ろな目になった典子はコクリと頷いて私を玄関から見送りました。
  1. 2014/06/12(木) 17:42:32|
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言えない真実、言わない真実 第9回

私はこれからあの家で何が起こるのか、期待と興奮と不安でいっぱいでした。
携帯から呼び出しがかかるなんて、ちょっと唐突過ぎたかなと思いながらも何とか家に当初の願望通り2人きりにさせられた安堵と、典子と若い和也君がたった2人で酔った状態で何か起こるかもしれないという想像だけでも、勃起が止まらず、今すぐにでも射精してしまいそうな気分で一杯になるのです。
そして、その後に典子をベッドで責めながら全てを告白させる事を想像しては更に私の愚息は天を突き刺さんばかりの怒張を続けました。
更にもう一つ・・・。
私は典子にすら黙っていた事がありました。
それは夕方自宅に帰った際に、典子に着替えさせている途中で何気に思いついた事だったのですが、私は典子にすら内緒でリビングの一角にビデオカメラを設置しておいたのです。
ふいに思いついたことでしたので、きちんとカメラが典子と和也君を捉えているのかわかりませんが、それでも最悪の場合でも音声はきちんと入ってくるはずです。
それを典子に見せながら、後でベッドで責めたててやろうと思って設置したものだったのです。
そのビデオも出掛けにキチンと録画モードにしていったので間違いなく今頃は2人きりのリビングを映し出しているに違いありません。
後はこの私がいない数時間の間に私の欲求を満たしてくれるだけの雰囲気になってくれればと願うばかりです。
私は心ここに在らずといった興奮と不安の混在した状態のまま、しばらく近くのネットカフェで時間を潰しながら、時間になるのをひたすら待ちました。
時間という概念は何と変化の大きいものなのでしょうか。
2時間といえば新幹線でも乗っていようものなら東京-名古屋をあっという間に移動してしまうでしょうし、車ならば高速でも使えばかなりの距離を移動できるでしょう。
或いは自分が好きな事に打ち込んでいるのなら、その時間は果てしなく加速をして過ぎ去ってしまうものであるはずなのです。
しかし時間というものは到来を待っていると果てしなく長く体感してしまうらしく、この時の私も同様にわずか2時間が遠い数年先の未来のように長く感じてしまいました。
今この一瞬、あの2人は何をしているのだろうか。
典子は和也君にモーションをかけて私の想像以上の事になってしまっているのか・・・。
或いは典子はああは言ったものの結局何もできずにいるのではないのか・・・。
しかし妄想という域で脳裏を葛藤する場合は、とんでもない事態に発展していることを想像してしまうもので、今この場合の私の想像は興奮を増すばかりの事態ばかり考えてしまっています。
ようやく2時間を経過しようとした時は本当に頭がパンク寸前にまでなっておりました。
それでも時間を見計らってようやく家にたどり着いてみると、今度は玄関から堂々と入っていく勇気がでてきません。
もし、典子と和也君が行為の真っ最中だったら・・・。
そう考えると玄関を引く扉が重い鉄格子のように感じました。
私は、意を悟られてはなるまいと覚悟を決めて玄関から普段のように「ただいま」と声を発して中に入ると、以外にもリビングには典子一人で和也君の姿は見当たらなかったのです。
  1. 2014/06/12(木) 17:43:39|
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言えない真実、言わない真実 第10回

私は事の成り行きがどうなったのか、それだけが気がかりですぐに典子に事情を聞きました。
「和也君はどうしたの?」
「さっき帰ったわ・・・」
「帰った?」
「あまり長居もできないからって。それに受験の事も気になったんじゃないかしら・・・」
「俺が家を出てからすぐに・・・か?」
「・・・いいえ、さっき、30分位前かしら・・・」
「なんだよ、それ・・・」
私は正直がっかりしました。
わざわざここまでお膳立てをしたのに、その計画が典子の語る雰囲気から失敗に終わったのかもしれないと・・・。
「それで、何もなかったのか?」
「・・・うん・・・」
「どうして誘惑しなかったの?」
「・・・それは、少しはしたけど・・・」
「どんな風に?」
「・・・和也君に近づいて・・・エッチな事を聞いたり・・・」
「そしたら?」
「ドギマギしてたみたいだけど・・・」
「それから?」
「・・・ん、と・・・私の事、興味ある? みたいな事は聞いたかも・・・」
「和也君の返事は?」
「『興味ある』みたいな事は言ってたわ。でも、反応はよく憶えてない・・・それほど反応なかったのかも・・・」
「そんな訳ないだろう、典子でオナニーしてる程なんだ。きっと心の奥では物凄く興奮していたに決まってるさ。それで?」
「ん?・・・私もおなたが望むことだからって思って、思い切って、あれこれはしてみたわ・・・」
「あれこれって・・・」
「よく憶えてない・・・けれど・・・和也君に近づいてわざと・・・胸とか強調して見せたり・・・」
「それでも何もなかったのか?」
「・・・」
「どうなの?」
私は少し強い口調になっていたのかもしれません。
「あなた怒ってるの? それは私が少しでも和也君にそんな言葉で誘惑したから?それとも何かあったと思うから?」
「いや、そうじゃないよ。続きが聞きたくて・・・。ごめん、でもそれから、どうなった?」
「それから・・・」
何だか言いづらそうに話そうとしない典子から、もしかしたら本当は何かあったから言えないでいるのではないだろうか、という気持ちも次第に湧いてきました。
「全部話してごらん」
私がそうやさしく典子に言うと典子もようやく重い口を開き始めました。
「・・・キ、キス・・・は・・・したかも・・・」
「キスしたのか?」
「あ、でも軽い感じで・・・」
私はやはり何かあったんだという興奮と、しかしそれ以上に典子と和也君がキスをしたという事だけで異常な程の嫉妬心が心を支配してきました。
自分では典子にも言っていたように、そんな淫らな典子になって欲しかったはずなのに、いざ本当にキスをしたと聞かされると思いもよらず、想像以上の嫉妬が心を支配してくるのです。
「舌は?舌も入れたのか?」
「・・・どうだったかしら・・・よく分からない」
「よく分からないって・・・それから?」
「・・・胸は少し触ったかも・・・」
「典子のオッパイを揉まれたのか?」
「・・・よくわからないけど・・・多分・・・あ、でもほんのちょっとだと思う・・・」
「多分って、きちんと覚えてる事を教えろよ」
「あなた、怒ってる・・・」
「!・・・い、いや。とにかくちゃんと全部あった事を教えてくれよ」
「・・・ん・・・でも、それ位だったと思う・・・」
「キスをして胸を揉まれて・・・それだけって事はないだろう」
「本当・・・本当よ。それだけだったの。ねぇ・・・あなた・・・」
そう言うと典子は私の追及から逃れるように突然私に抱きついてきてキスをしてきました。
「あなた・・・抱いて・・・」
酔いが典子をこんな風にさせるのでしょうか。
典子から積極的に私にキスをしてきたかと思うと、すぐに舌を深く入れてきて、私の右手を取って典子の胸を揉み上げさせはじめました。
「あなた・・・抱いて・・・欲しいの、あなたが欲しいの・・・」
私は典子が和也君とキスをしてしまった私への罪悪感と興奮から欲情しているのだと思い、また私の嫉妬心も典子の体を求める事で少し解消されそうな気がして、そのままリビングで典子を抱きました。
  1. 2014/06/12(木) 17:44:59|
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言えない真実、言わない真実 第11回

私は典子と交りながらも和也君とキスをした事、胸を揉まれた事を何度も具体的に聞き出し、典子もそれを責められて繰り返し告白する度に興奮しながらも「怒らないで・・・許して、許して」と連呼しました。
「本当にキスをして・・・胸を揉まれただけなのか?」
私が典子を突き上げながら何度確認しても「うん・・・本当・・・あっ それだけなの・・・そんなことより・・・もっと・・・激しく・・・」
とそんな風に私との行為に没頭したがるばかりでした。
結局典子と互いを貪るような交わりを続け果てた後、典子は酔っていたせいもあってか、詳細に聞き出す暇もなくソファですぐにぐっすりと眠ってしまいました。
わずかにキスをしただけでも、こんな嫉妬と興奮を覚えるものなのかと我ながら思いましたが、それでも典子が仔細には話さなかったキスのシーンや誘惑するシーンを克明に知りたいと思い、行為を終えた途端に疲れ切って寝静まってしまった典子に気遣いながら、先ほど設置しておいたビデオをこっそりと取り出しました。
ビデオはテレビと棚のわずかな隙に設置してあったので、きっと典子も和也君も気付きはしなかったでしょう。
私は寝室から毛布を持ってきて典子にかけてあげると、書斎にビデオを持って入りました。
そしてすぐにテープを巻き戻して、カメラからテレビに配線して、ヘッドフォンを付けて再生してみることにしました。
典子が私に告白した、和也君を誘惑した雰囲気とはどんな感じだったのか、キスはどんな風にしたのか・・・。
想像するだけで行為を終えたばかりなのにまたペニスに血液がドクドクと注がれて勃起していくのが分かりました。
そしてその嫉妬は焦りとなって、ビデオの接続も手間取る始末です。
ようやく接続し終えたビデオの再生ボタンを押すと、書斎の椅子に深く座りながらペニスを自分で擦りながら、その一部始終を見始めることにしました。
再生画面は突貫的に取り付けたにも関わらずリビング全体を映し出していて、部屋全体の状況が詳細に分かります。
テープは丁度私が嘘の携帯電話が鳴ったフリをしてリビングから出て行ってしまった辺りから再生されました。
少し早送りすると、私を見送った典子が1人リビングに残しておいた和也君の所へ戻ってきた場面になりました。
そして和也君と2人きりの会話を始めました。
「・・・ごめんね。急に出かける用事が出来ちゃったみたいなの」
「いえ、気にしてません。旦那さん、お忙しいんでしょうね」
「急に出かけることはあまりないんだけど・・・さ、それよりもっとたくさん食べていってね」
「いいんですか?旦那さんが出かけちゃったのに。仕事なんでしょう?・・・何だか悪いような・・・」
「いいのよ。主人も言っていたでしょう。本当にゆっくりしていって構わないからって」
和也君はまだ少し躊躇している様子でしたが、典子はビデオからでも分かるほどの赤らめた顔をしながら和也君を引き止めます。
「それじゃあ、あと少しだけ・・・」
そう言って和也君がお酒を飲んだり肉を食べたりしているのですが、会話はそれから暫く途切れ途切れになってしまいました。
途切れ途切れの沈黙が数分続いたでしょうか、お互いにお酒を飲んで焼肉をつまんで口に入れて、何とか場を紛らしている様子がはっきりとわかりましたが、ふと典子が和也君に声をかけました。
私はいよいよ典子が和也君を誘惑するシーンに入るのだと確信しました。
「・・・ねえ、和也君・・・」
「はい?」
「・・・酔ってる?」
「ええ、まあ・・・」
「うふ・・・そう・・・私も・・・酔っちゃった・・・」
「結構飲んじゃいましたからね」
確かにビデオで見る限りでも典子の顔は真っ赤になっていましたし、普段ではないようなトロンとした仕草から本当に酔っているんだと理解できます。
「・・・ねえ・・・和也君?」
「えっ はい・・・」
「さっき・・・見えちゃった?」
「えっ?」
「さっき・・・テーブルの下で・・・お箸を拾ってくれた時よ」
「えっ・・・」
「本当の事教えて・・・」
「・・・その、見る気はなかったんです・・・ごめんなさい」
「やだ、やっぱり見えちゃってたの?・・・でも私みたいなオバサンのを見ても、全然嬉しくないわよねぇ」
「いえっ そんなことないです・・・あっ いえ・・・」
やはりさっき私が落とした箸を拾う作業の途中、テーブルの下で和也君は典子のミニを覗いてきっと興奮していたのでしょう。
典子にもそれがわかっていたようです。
「それとも・・・ドキッとしちゃった? 見えて・・・」
「いえ、その・・・」
「今日はミニだったから、奥まで見えちゃったかしら・・・やだわ・・・恥かしい」
そう言って典子が微笑むと今度は少し沈黙を置いてから、また言葉を続け始めました。
「ねぇ、和也君も、やっぱりそうゆうの見ると、興奮しちゃうの?」
「えっ?」
「ほら、主人がね、よく言うの。胸の谷間とかスカートの中とか、チラッと見えちゃうと興奮するんだって・・・」
「・・・」
「私が『何で?』って聞いたら『男だからだよ』って言ってた。・・・やっぱり和也君もそうゆうのって興奮するのかなぁ?と思って」
「いえ・・・その・・・」
「やっぱり若い女の子じゃなきゃ駄目よねぇ、そうゆうのって・・・」
「いえっ そんな・・・の、典子さん・・・綺麗だし・・・」
「うふ、ありがと・・・嬉しいわ・・・お世辞でも和也君にそんな事言われるなんて・・・」
「そんなっ お世辞なんかじゃなく・・・本当に・・・綺麗だと思ってます・・・」
「やだわ、何度も・・・恥かしくなっちゃうじゃない」
典子は和也君にそんな風に褒められて、まんざらでもない顔で微笑んで照れを隠しているように見えます。
やはり、女性は何歳になっても褒められると嬉しいものなのでしょう。
しかし、他人に褒められて喜んでいる典子をビデオを通して見ていても、それだけでも嫉妬が湧いてくるような気がします。
和也君もそれまで言葉を濁していたのが、この時ばかりは言葉多く典子を褒めちぎっています。
「本当です・・・僕は典子さんみたいな女性にずっと憧れていました。凄く綺麗だし、やさしいし・・・」
「やだぁ、もう・・・」
今度は典子が照れてしまって言葉を失う程のようです。
「御主人が羨ましいです・・・僕も典子さんのような女性に出会えたらっていつも思ってます・・・」
「ぅん・・もぅっ 買い被り過ぎよぉ 私もう40歳も超えてるし・・・それに・・・和也君が思ってるような女じゃないわ・・・」
「そんなことありません。他の同年代の女性と比べても、全然若いですよ。その服だって凄く似合ってるし・・・典子さんと同年代の人が着ても絶対興奮なんかしませんっ」
「興奮?・・・」
「あっ・・・」
和也君は酒が入っているばかりに、つい『興奮』という言葉を使ってしまったようです。
一瞬しまったという顔をした途端に和也君はまた真っ赤になって俯いてしまいました。
  1. 2014/06/12(木) 17:46:05|
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言えない真実、言わない真実 第12回

和也君が思わず典子の事を『興奮する』と口走ってしまって、しばし会話が途切れてしまったようです。
それでも俯いた和也君をじっと見つめる典子は、さっき和也君の口から褒められた余韻が残っているのでしょう、顔がいつものそれではなく、私だけが知っている、性を求める顔つきになっているのが何となくわかりました。
そして、典子はゆっくりと、静かに和也君に話し出しました。
「・・・ねぇ、和也君って彼女はいるの?」
「えっ・・・いえ、受験生ですから・・・いません」
「でも好きな子位いるんでしょう?」
「・・・」
「うふ、可愛いわね、照れちゃって・・・きっと綺麗な子なんでしょうね?和也君が好きだっていう位だから・・・」
「そんな・・・」
「和也君に好かれるなんて、うらやましいわ。その子・・・」
「・・・」
そして恥かしがって返事をする和也君に、一呼吸置いてから、ゆっくりと典子は和也君に問いかけました。
「・・・ねぇ・・・変な事、一つ聞いてもいいかな?」
「え、あ、はい・・・」
「ね、和也君って、もう女性を知ってるの?」
「女性って?」
「もう女性の体を知ってるのかって事よ・・・」
「!・・・」
和也君が照れて恥かしそうに俯いている姿が映像にはっきりと映し出されます。
そんな和也君の様子を見て、更に積極的に追い立てるように典子は、今まで座っていた椅子を和也君の横へ少しずらして聞きなおしています。
「まだ、知らないの?」
「いえ、その・・・」
「知りたいな・・・今時の若い男の子こと・・・」
「・・・他の男の子の事はあまり知りませんけど・・・」
「じゃあ、和也君は?女性の体、知ってるの?」
「・・・」
「・・・まだ知らないのね?・・・」
小さくコクリと和也君がうなづくと、典子は舌を小さく出して唇を一舐めして続けました。
「そうなんだ・・・受験ばっかりでやっぱりそんな時間ないものね・・・」
「・・・はあ・・・まあ・・・」
「でも受験生だって男性なんだから、やっぱり溜まっちゃうんでしょう?」
「た、溜まっちゃうって・・・」
「うふ・・・分かるでしょ? ねぇ、そうゆう処理はどうしてるの?」
「いえ、その・・・」
明らかに典子は和也君を挑発していました。
淫らな女が若い男を誘惑しているそのシーンの主役が典子であり、その淫らな女に責められて真っ赤になって恥かしがっているのが隣に住んでいる和也君であるという現実感が、椅子に腰掛けながらペニスをむき出しにしている私の欲情を更にかきたてて、一層激しくペニスを擦り続けさせます。
「溜まっちゃったらいろんな事想像しながら、自分でしちゃうんでしょう?男の子って・・・」
「その・・・なんて、言えばいいのか・・・」
「今は二人っきりなんだから恥かしがらないで言っていいのよ。主人も誰もいない、私達二人だけの秘密にしてあげるから・・・」
そんなに挑発するような言葉を浴びせなくても・・・、典子に誘うように指示を出した私ですら、目の前にいればきっと制止してしまう程の誘惑を典子は延々と続けます。
しかもその典子の言葉一つ一つが、このビデオが設置されていることなど知る由もない典子の本性を見ているようで、指図をしておいたのが私自身だったということも忘れてしまって、強い嫉妬心に駆られて椅子に座って激しく自慰をしている自分がいることに気付きました。
それでも尚、私にこの痴態を事細かく知られる事など微塵にも考えていない典子は和也君に更に”女”を意識させていきます。
  1. 2014/06/12(木) 17:46:50|
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言えない真実、言わない真実 第13回

延々と言葉で前置きして和也君を誘惑しながら、遂に典子は酔いと高揚感に身を任せて、核心に触れ始め出しました。
「いいのよ、恥かしがらなくても・・・」
「・・・」
真っ赤になって恥かしがる和也君を、典子は面白がるように次々に挑発めいた言葉を発していきます。
そして典子は遂にそのトリガーを引いてしまう決定的な言葉を口にしだしたのです。
「そうだ、じゃあ私が先に恥かしい事告白しちゃうから、そうしたら和也君も正直に言ってくれるわよね?」
「・・・恥かしい事って?」
典子の顔をじっと見つめながら和也君は典子の次の言葉を待っています。
「うふふ・・・私だってね・・・」とわざと前置きしてから
「私だって・・・結婚はしてるけれど・・・たまに和也君と同じ事、しちゃうことだってあるのよ・・・うふん」
「えっ?」
「だからぁ・・・主人も誰も知らないけれど、私も・・・アレ、しちゃうこと・・・あるってこと」
「アレ・・・?」
「言って欲しい?私の口から・・・」
典子は潤んだように求める瞳で和也君を見つめ、更に言葉を続けました。
「聞いてみたい? エッチな言い方で・・・?」
和也君は黙ったまま、それでも小さくうなづいたようにも見えました。
すると典子は和也君をジッと見つめたままで小さく言葉を続け出しました。
「・・・オナニー・・・するの・・・」
「ぁぁ・・・」
言葉ともとれない、そんな呻き声のような低い声は和也君は発しました。
「こんな四十も過ぎた女がするのは変だと思う?」
「いえ、そんな・・・典子さん、綺麗だし・・・でも、そんな姿、想像できない・・・」
「自分自身でぇ、オッパイ揉んだり・・・アソコもいじったりしちゃうのよ・・・」
「・・・そんな・・・」
ビデオでその言葉を聞かされて照れている和也君をよそに、典子が私に隠れてオナニーをしていたこと事態、全く知らなかった事なので、私は驚かされてしまいました。
まして私の知らない事を和也君に打ち明けてしまうなんて・・・。
典子がいくら酔っているとはいえ、そこまで淫乱な女を演じてしまうとは思いもしませんでした。
やはり私が少々強引にでも誘惑してみろといった言葉がこんなに典子を大胆にさせるのでしょうか、それとも私がいなくなったという開放感がそう言わせてしまうのでしょうか。
きっと私が直接典子に「オナニーをしているのか?」と聞いても「そんな事しないわ」とそっけなく返事するでしょう。
私は今すぐにでもソファで寝ている典子を起こして、問いただしたい気持ちすら湧き上がってきましたが、そんな私の気持ちをよそに現実にテープは廻り続けていて、それが数時間前の事実とあっては、修正も訂正もできない現実なのだと思いなおしてテープを再び食い入るように見続けました。
「和也君だって・・・自分でアソコをいじるんでしょう?」
「・・・まあ・・・あっ いえ・・・」
「どんな事想像しながら、どんな風にしてるのかしら? いつも・・・」
そう言いながら典子は俯き加減の和也君の目の前でその大きく開いた胸の谷間を強調しています。
その谷間を典子からは見えないようにジッと覗くように見入っている和也君がビデオに映し出されています。
「ねぇ、じゃあキスはしたことあるの?」
「・・・ないです・・・」
「そうなんだぁ・・・ねぇ、キスしてみたい?」
「・・・」
「うふふ・・・私とじゃ、イヤ?」
「そんな・・・典子さん、すっごく綺麗だし・・・僕の憧れです・・・」
「うれしいわ・・・じゃあ 目を閉じてみて・・・」
そう微笑みながら和也君を諭すように言うと、典子は和也君の頬を両手で寄せて自らの唇を和也君の唇にゆっくりと重ねていきました。

  1. 2014/06/12(木) 17:47:46|
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言えない真実、言わない真実 第14回

時間にしたらほんの数十秒なのでしょうけれども、その衝撃のシーンは何倍もの時間の長さになって私の眼に飛び込んできました。
今、目の前に映し出されている光景は、ビデオの映像とはいえ、紛れもなく私の妻の典子と隣人の和也君とのキスシーンなのです。
しかもそのお膳立ては全て私が行ったもので、そうなる事を期待し、また典子にも指示していたことなのに、いざ事実となって目の前に映し出されると、その衝撃はとてつもなく強いものでした。
ビデオからは和也君はほとんど背を向けているのでその表情は窺い知れませんが、典子の顔は明らかに唇から伝わる和也君を感じているようでした。
一度離れた唇は単純に唇と唇が重ねられた、純粋なキスに見えました。
「・・・キス、どんな感じ?」
「嬉しいです」
「私を唇で感じ取る事ができた?」
「・・・うん」
「うふ、じゃあ次のキスはもっと私を感じ取ってみて・・・」
そう典子が言うと再びキスをし、今度は和也君に唇を重ねていく典子の口元が、口を開けてその中から舌を這わせながら和也君の口へ押し込まれるように入っていきました。
「ん・・・んん・・・」
「んふ・・・ん・・・」
そう、今度は典子は普通のキスではなく、和也君と口の中で舌を絡め合ってお互いを感じ取り始めているのです。
そしてそのお互いの感じあう興奮は、ビデオにはクチュクチュ、ピチャピチャという唇と舌が交わっている音となって伝わってきました。
そしてその唇を重ねたまま、典子は黙って和也君の左手を取って招き入れるように服の上から胸の上に充て、和也君に無言で教えるように、和也君の手を自ら誘導するようにゆっくりと、その巨大な胸を和也君の掌で動かさせていきました。
「んっ んっ んん・・・」
典子の感じている声が和也君に重ねられている口元からわずかに聞こえてきます。
その典子の反応に合わせるように、和也君もゆっくりと、しかし少しずつ力が入っていき、時には鷲づかみになり、時には下から上に持ち上げるように、典子の胸を手の感触で味わいはじめています。
「んっ はうん」
典子と和也君の唇が離れた途端に、典子は大きな吐息を漏らして、和也君の胸への愛撫を感じています。
「ああん・・・直接・・・和也君の手・・・入れて触って・・・私の胸、触っていいのよ・・・あん」
そう典子が呟くと和也君は黙ったまま、今度は典子の服の開いた胸元から手を入れて揉みはじめました。
典子が椅子に座って和也君の愛撫を受けているので、手が反ってしまうのでしょう。
自然と和也君は中腰状態からゆっくりと立ち上がって典子の前に立ちはだかるような格好になって、典子の胸元から手を突っ込んで揉み直しました。
すると当然椅子に座っている典子の眼前には和也君の股間が表れた格好になり、ビデオを見ている私にすら、何かが起きようとしている予感すら感じ取れました。
しかし、典子が告白した内容では、ここまでの筈です。
キスをして、胸を揉まれて・・・そしてその途中で終わってしまった筈なのです。
典子は『それ以上は何もなかった』と言っていたのですから、どれほど見てもきっと終わってしまう筈なのです。
私はビデオにじっと見入りながら、典子が私に『これ以上はなかった』という瞬間に辿りつくのを待ちました。
しかし・・・しかし、現実は・・・ビデオに映し出された映像は典子の告白とは全く違う展開を為していったのです。

  1. 2014/06/12(木) 17:48:35|
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言えない真実、言わない真実 第15回

「そんな、まさか・・・」
私が思わず一人きりの書斎で声を上げてしまう程の衝撃が体中に突き抜けた事を感じました。
典子は椅子に座って和也君から受けている胸の愛撫を感じながら、私にすら隠していた事実を次の言葉で打ち破って映像に映し出してきました。
「和也君・・・今日は私がしてあげる・・・うふ」
「えっ?」
「だからぁ・・・これ・・・」
典子はそう言うと典子の眼前にある股間にやさしく手を充てながら、その手をゆっくりとズボンの上から上下にさすり始めたのです。
「うっ ああ・・・」
和也君は立ったまま硬直してしまい、典子の手から伝わる感触を天を仰いで味わっているようでした。
「すごい・・・もう、カチカチになってるわ・・・」
掌で和也君を・・・いくらズボンの上からだとはいえ、和也君の男性自身を典子が手で確かめている・・・。
その光景はまるで、誰かが私を騙そうとしてビデオと配役をすり替えたのではないかと思わせる程の、信じられない程の衝撃でした。
『まさか・・・そんな!・・・』
私には一言も告白しなかった事実が、今目の前で展開されているのです。
なぜこんな行為にまで至った事を典子は言わなかったのか、私が不在のこの家で、淡々と行われて続けられていく典子と和也君の行為に、目を剥くように食い入って見れば見るほど、私には信じられなくなってくるのです。
なぜ、話してくれなかったのか・・・勿論誘惑しろといったのは私ですが、それを全て話して欲しいとも言ったはずなのに・・・。
どうして典子は一切これ以降の事を私には話そうとしなかったのか・・・。
それでもビデオの中では私の心情をあざ笑うかのように、ズボンの上から手で愛撫している典子の様子が淡々と映し出されています。
そして典子はその愛撫していた手を止めると、今度は無言で何かをし始めました。
カメラの位置からその行動が何であるのか、和也君を背にした映像からははっきりとは分かりませんでしたが、動作の音と和也君の「ああ、典子さん、そんな・・・」という反応から、これから何が行われようとしているのか、解ってきました。
そう、典子は和也君のズボンのベルトを緩め、ファスナーを下ろすと、和也君のズボンをゆっくりと下ろし始めまたのです。
典子は和也君のズボンを下ろしながら、和也君を見上げると「女性にこんなことされるの、想像したことあるでしょう?」と艶めかしいツヤのある声で和也君を誘います。
そしてズボンを全部下ろすともう一度、今度はトランクスの上から和也君の男性を手で確かめだしました。
「和也君、もうカチカチよ・・・凄いわ・・・」
まるで理性を失って性を本能のまま貪る獣のように、典子はただ純粋に女として、私との交わした会話など頭にないような顔つきで、和也君の男性自身を味わうように、手でゆっくりと確かめていきます。
そして次の瞬間、典子の言葉とそのビデオの映像から、なぜ典子がこれ以上の事を私に告白しなかったのか、あれほど追及したにも関わらず一言もこの行為について触れなかったのか、はっきりと確信しました。
相変わらず和也君がカメラに背を向けていて、詳細な様子は分からないものの、典子は和也君の男性自身をトランクスの上から手で確かめながら、こう言いました。
「・・・あん、凄い・・・こんなに固くておっきいの、見たことない・・・凄くおっきくて、素敵・・・」
その言葉は私は銃で脳天を打ちぬかれたようなとてつもない衝撃と感触となって襲ってきました。
私自身は典子に、そんな言葉を一度もかけられたことがありません。
勿論自分でもそれほど女性を喜ばせるような自慢のモノを持っているとは思っていませんし、逆に小さい方だとすら自覚はあります。
それでも典子は性器の大小などではなく、愛情で感じる女だと思っていましたし、事実私との行為で感じていたはずです。
なのに、やはり女は大きい性器に純粋に惹かれ、欲情するものなのでしょうか。
典子の顔つきは明らかに、私との行為の最中に出す表情であり、いや、私の前ですら見せたことのない程の興奮した顔つきをしています。
「凄い・・・本当にびっくり・・・こんなにもおっきいなんて・・・こんなの初めて・・・」
その言葉を典子は何度も繰り返し言います。
そして今度は黙ったまま、ゆっくりとトランクスを両手で下げ出しました。
「あっ 典子さん・・・」
和也君がうめき声に似た声を上げた瞬間にトランクスは下ろされた事が、ビデオに映し出された和也君のお尻で分かりました。
「うそ・・・あん もう 凄い・・・」
典子が目を剥いて和也君の股間を間近で見た最初の感嘆の言葉でした。
「和也・・・君・・・いつも、これを・・・いじってるのね・・・」
ビデオからその和也君の男性自信が見えないながらも、その典子の驚きが和也君のペニスと私のペニスとの先天的違いをはっきりと理解させます。
『もう、それ以上和也君のペニスを凝視するな・・・もうここで止めてくれ・・・典子』
そんな心の叫びも進行するビデオは容赦なく私の眼に入り込んできます。
典子は言葉を発さずに黙って和也君の股間に手をもっていくと和也君は「あっ ああっ」と反応しました。
典子はどうやら和也君のペニスを直接その手に握りしめたようでした。

  1. 2014/06/12(木) 17:50:02|
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言えない真実、言わない真実 第16回

「ああ・・・典子さん・・・」
「和也君の、本当に凄い・・・凄いわ。こんなに太くて・・・おっきくて・・・こんなに立派だなんて・・・」
典子がゆっくりとゆっくりと和也君のペニスを手で直接愛撫しているようで、テレビには典子の手の動きが大きく上下している様子が映し出されています。
「・・・ん? 気持ちいい?」
「・・・うん・・・ああっ」
しばらく和也君のうめき声に合わせて、典子が和也君のペニスを上下に動かすことを繰り返すと、和也君は典子がゆっくりと愛撫しているにも関わらず「ああっ 典子さん・・・そんなことしたら・・・出ちゃう、出ちゃう」と発射寸前までに達している事を甘えるような声で呟きました。
すると典子は発射してしまうのを惜しむかのように急に手を止めて和也君の顔を覗きこみました。
「・・・出したい? 和也君・・・」
そう典子が聞くと和也君がコクリとうなづいた様子です。
すると典子は今度は一旦椅子から立ち上げると、和也君の手を引いてソファに連れていきました。
そう、さっき私達が行為を終えて今、典子が眠っているあのソファです。
ソファに深く和也君を座らせると、ビデオカメラの位置からは今度は逆に和也君の姿がこちら向きになり、典子の姿は背を向けた格好になりました。
そして、典子がソファに座る和也君の前で床にひざまづくと、もう一度和也君のペニスを手でゆっくりと上下に動かしだしました。
その時和也君のペニスの全体像がはじめてビデオカメラの映像に飛び込んできたのです。
ちょっと遠目ながらも、その大きさ、太さの差は私のモノとは全く違う事が一目瞭然でした。
典子が左手で和也君のペニスを上下に動かしている様子からも、典子の両手でペニスを握り締めてもまだ余るほどの長さです。
しかも和也君のペニスを握る典子の左手は完全な輪を作りきれておりません。
これでは典子が『大きい』『太い』と絶賛するのも当然です。
いえ、しかしそれでも私達の愛の確認に性器の大きさや形など関係ないと思っていた私には酷くショックでした。
典子も同じように私に、いや男性に対しては愛情があってこそ、性的欲求が出てくるものであって、求愛の姿は形や大きさではないものだと信じていたのです。
だからこそ、典子に他人を誘惑させても、少しはその気になったとしても、典子はきっとどこかで冷めている部分があるに違いない・・・そう心の奥で確信していたからこそ、他人を誘惑する典子に興奮はしても、嫉妬はほとんどないと私は考えていたのかもしれません。
しかし・・・現実に巨大な和也君のペニスを確かめるかのように、そして求めるように手で愛撫する典子の姿は、私の考えている典子の性の姿ではなかった事を物語っていました。
そして典子は更にソファに深く沈む和也君の見つめる前で、次の行動に出てきたのです。
「ああ・・・和也君・・・今日は、もう主人がそろそろ帰ってくると思うの・・・」
「あ、はい・・・」
期待から突き放されたような困惑した表情をする和也君を見つめながら典子はトロンとした目つきで続けました。
「でも、出したいでしょ?」
「う、うん」
和也君としてはこのまま私が帰るからといって、そのまま放置されてしまっては堪らなかったのでしょう、是が非でも発射したいという素振りで即答しました。
すると典子は、更に思いがけない言葉で和也君を挑発しだしました。
「じゃあ、今日は、私のお口に出させてあげる・・・」
そう言い出したのです。
「ああ・・・そんな・・・典子さん」
さすがに和也君も躊躇していましたが、にも関わらず典子は突き立つ和也君のペニスに唇を近づけるとゆっくりと口を開いて喉の奥にペニスを沈めはじめました。
チュポチュポ・・・とそんな艶めかしい音が遠巻きながら聞こえてきます。
「ああ・・・ああっ」
その音に反応するように和也君が大声を上げてうめき出しました。
典子はそんな和也君の反応に呼応するように、更に口にペニスを喉の奥まで含んでいきます。
そして典子の口に収まる限界まで達すると、今度はゆっくりと上下に頭を動かしては和也君の亀頭付近をチュバチュバと音を立てて口で愛撫し出しました。
「ああっ 典子さんっ ああっ」
私は自分の眼を疑いました。
今、テレビの奥で生々しい行為を行っているのは妻の典子で、その行為に感じているのが隣の和也君なのだとは到底思えず、まるでアダルトビデオを見ているかのような錯覚にすら陥るのです。
しかし現実にはさっきリビングで、私が不在の間に行われていた行為だと気付くと、それはとてつもない嫉妬となって心が支配されてくるのです。
そしてその嫉妬は私自身のペニスを同じように自分でシゴく事で、どうにか自分自身でいられるような気がして、夢中になって画像に食い入りながら自分のペニスをシゴき続けました。
典子は喉の奥まで和也君のペニスを咥えているようでしたが、それでもまだ和也君のペニスは半分以上余っている様子で、その余っている部分に典子が手で握り締めて更に上下に動かしていました。
「ああっ 典子さん イッちゃう・・・イッちゃうよぉ」
「ん? んん・・・」
返事ともならない返事を典子はします。
それは口に入れながらの愛撫する返事なので、そのまま発射しても構わないのよ、という合図にしか見えません。
和也君も呻きながら「出ちゃう、出ちゃう」と繰り返しながら、典子の口の中でイッてしまいたいという願望があったのでしょう、抵抗する事無く典子の口の中にペニスを自らも少しカクカクと腰を動かしながら興奮している様子です。
そして和也君の股間の動きが急激に早まったかと思うと、典子もそれに合わせて頭と手を激しく動かし出しました。
「ああっ 出る 出る  ああああっ」
「んんーっ」
ガクガクッと途轍もない激しい動きを2人がしたかと思うと一瞬にして動きが止まりました。
「あああっ あーっ」
和也君が部屋一杯に激しく声を荒げると、典子は口元をペニスから離そうともせずに、なんとそのまま受け止めてしまったのです。
『ああっ なんで? なんで口の中に出してしまうんだぁっ』
私も激しい嫉妬と興奮でほとんど和也君と同時にビデオを見ながら精液を発射してしまいました。
しかしそれはいつもの発射とはまるで違い、あたかも10代の少年時代にあった射精のような勢いでテレビの画面にまで精液が飛び出してしまった程なのです。
頭が真っ白になる程の射精など、とても久しぶりのことです。
きっと嫉妬心が私の射精にすら興奮材料として影響してきたのでしょう。
私はティッシュを取り出すのも忘れて、余韻に耽りながら続きの画像をポカンと見続けました。
  1. 2014/06/12(木) 17:51:01|
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言えない真実、言わない真実 1部最終回

ビデオの中の典子は和也君が発射した精液を口の中で受け止めているらしく、しばらく凝固して動きません。
和也君も時折、ビクンビクンと腰を動かして、そのペニスが釣り上げられた魚のように反発しています。
そしてようやく典子が和也君のペニスから口元を離しました。
「・・・凄いのね、和也君の・・・びっくりする位、出るんだね」
『えっ まさか・・・』私は射精の余韻に浸りながらも、ビデオに映し出される典子がペニスから口を離してからティッシュに精液を出すわけでもなく、何事もなかったかのように話し出している姿に驚きを隠せませんでした。
『まさか、和也君の精子を・・・飲んだ?』
しかしその疑問は典子と和也君の会話の内容で裏切られた形ですぐに答えがでました。
「典子さん、ごめんなさい・・・口の中で・・・出ちゃった・・・」
和也君が謝ると典子はニッコリと微笑みます。
「いいのよ。 ちょっとたくさん出たからびっくりしちゃったけど・・・うふ」
「でも・・・出ちゃったのは?・・・どうしたの?」
「うふふ、喉まで飛んできたから、むせそうになっちゃった。・・・全部、ゴックンしちゃったわよ・・・」
「えっ」
「うふふ」
そう、典子は和也君の精液を一滴残さず口で受け止め、飲んでしまっていたのです。
信じられませんでした。
まさか他人の精液を典子が飲み干してしまうなんて・・・。
それ以降のビデオはお互いにもう一度キスを交わす行為が更に延々と続いて、それが終わると今度はお互いに服を直したり、テーブルの位置を戻したり・・・そんな作業が黙々と続けられていました。
私には何よりもこの和也君の精液を嬉しそうに飲み干してしまった典子がにわかに信じられず、それからは呆然とビデオを見ているしかありませんでした。
しかし、更に衝撃的な事が典子の口から出たのです。
ひと段落し終えて、和也君が気まずくなった様子で
「あ、僕・・・もう、戻ります」
と言うとリビングを出て行こうとした時です。
典子はふと和也君の手を引いて立ち止まらせました。
「・・・」
「・・・」
しばらく2人の無言が続いた後、典子がボソリと語り始めました。
「・・・今日の事、2人の秘密だよ」
「・・・はい・・・」
「・・・ねぇ、気持ちよかった?」
「・・・はい・・・凄く・・・」
「・・・じゃあ・・・今度・・・」
「・・・えっ?」
「・・・今日はここまでだったから・・・今度・・・私のアソコに入れたい?」
「・・・えっ でも、いいんですか?・・・」
「だから、2人だけの内緒・・・ね」
「ああ、典子さん・・・したい・・・典子さん、凄く気持ちいいです・・・」
「うん、じゃあ・・・そう、5日後。5日後なら主人が出張になって、時間空けられるから・・・その時もう一度・・・いらっしゃい・・・」
「・・・うん」
そう言って2人はディープキスを交わすとリビングを出ていきました。

何ということでしょうか。私には全く知られないところでこんな行為や会話が交わされていたなんて・・・。
典子の完全な裏切り行為です。
私はそうゆう行為も許すから全てを話して欲しい、と典子に念を押したにも関わらず、キスをして胸を触られただけだと嘘をつき、挙句の果てにはフェラチオをして、和也君の精液を口で飲み干し、次回の会う約束までしていたなんて。
ビデオの途中から確かに和也君のペニスの巨大さに、私も驚いた程ですから、典子がそれを気兼ねして私にそれ以降の事を言い出せなかったのかもしれません。
或いはこんな事にまで発展してしまった事を後で考えると、とても言えないと思ったのかも知れません。
しかし、今あったビデオに納められた事実は事実ですから、それを言わないのは私に対する典子の背任行為でしかないのです。
しかも、更にはあろうことか私の出張中に2人だけで内緒で会う約束をするなんて・・・。
私は嫉妬からくる興奮から冷めると、何だかとても許しがたい気持ちが湧いてくるのを感じました。
どうすればいいのか・・・このまま2人を会わせてしまっていいのか。
5日後にもう一度ビデオをセットしてその成り行きを見るのか・・・。
それとも事実を突きつけて典子を責めるのか・・・。
私は再生を止めるとビデオカセットを本棚に隠してリビングで眠る典子の姿をじっと眺めながら今後の行動をいかにするべきか考えていました。
そしてこれがただの序章に過ぎなかった事をこの時は知る由もありませんでした。

第1部 完
  1. 2014/06/12(木) 17:51:58|
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