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闇文庫

主に寝取られ物を集めた、個人文庫です。

隣の芝生 第1回

私達夫婦は家を探していました。
その時住んでいたのは、結婚して1年後に親に少し援助してもらって買ったマンションなのですが、やはり老後は土の上で暮らしたかったのと、子供が大きくなって、狭くなってしまった事が主な理由です。
郊外にある10年ほど前に出来た大規模な住宅地が、最近造成工事をして頻繁にチラシを入れて来ていたので、妻とピクニック気分で見に行きました。
既に何軒か建ち始めていましたがどの家も日当たりが良く、説明を聞くと朝の通勤時間は、中心部まで高速バスが10分おきに出ているとの事です。
条件は凄く良くて、残るはお金の問題だけでした。
「マンションも安くなってしまったしローンも残っているけど、それでもある程度残るから、新しくローンを組んでもそう高額には成らないと思うから大丈夫よ。沙絵も中学生に成るから私もパートに出られるし」
妻は以前から働きたがっていたのですが、私は家にいて欲しかったので、子供が小学生の内は専業主婦でいる約束をしていたのです。
妻はここでの新しい生活を夢見て、舞い上がっているようでした。
妻は口に出しませんが、セックスの事も家を持ちたい理由の1つだと思います。
セックスの良さを覚え出した妻は、日に日に積極的に成ってきていました。
しかしそれと反比例して子供は大きく成るので、妻は出したい声も抑えているようなのです。
「あなたこれを見て」
仮にここで家を建てたとすると通勤はバスになるのですが、一応駅も見ておこうと車を走らせ、駅前のロータリーに車を止めて外に出ると、妻が小さな不動産屋の張り紙に目を止めました。
「あなた方は運が良い。この物件は昨日委託された物です」
対応してくれたのは年配の方で、どうも一人でやっているようです。
「築5年でこの価格は絶対にありません」
これならローンを組まなくても、マンションを売った残りに少し足せば、私にも充分買える破格の安さです。
しかし誰にでも売ると言う訳ではなくて、その物件の所有者が色々条件を付けていました。
所有者は名を片山正一と言い、68歳でこの不動産屋さんの幼馴染みだそうです。
昔はこの駅前で魚屋を営んでいたのですが、持っていた山が住宅地になった事で大金が転がり込み、今では住宅地の真ん中でスーパーを経営している社長です。
「真面目で大人しい夫婦。奥様がスーパーにパートとして勤める事ができて年齢は40歳まで?
これは何ですか?まるで求人広告みたいですね」
話によると片岡は売りに出した物件の隣に住んでいて、隣に変な人が住んで、暮らしにくくなる事を嫌っているとの事です。
「いつも自分で会ってからでないと決めないので、一度物件を見ながら会ってみますか?片山は昔から、優しくて気の良い男ですよ」
「いつもと言いますと?」
「ええ、あの家はこの間引っ越された方で3家族目です。」
「5年で3家族も引っ越されてみえるのですか?」
「訳は分かりませんが、最近は他でも結構おみえになるのですよ。会社が潰れたとかリストラにあったとかで、ローンが途中で払えなくなって」
それにしても、5年で3家族は多いと思いましたが価格ばかりが気になって、この時はその事をさほど気にもしませんでした。
その家はこの住宅地の入り口一番右奥に有って、手前に片山の家が有ります。
「裏の倉庫の様な建物は?」
「あれは片山の倉庫兼車庫です」
ここは住宅地の端なので前や東側には家は無く、西に敷地の広い片山の家が有り、裏には大きな倉庫があっては、まるで他の住宅と隔離されているみたいです。
その時私達の前に国産の高級車が止まり、中から初老の紳士が降りて来ました。
「片山です」
「初めまして。私は石井浩次と申します」
「妻の真美です。宜しくお願いいたします」
髪も黒く染めて、きちんとスーツを着こなしていたので、とても68歳には見えませんでしたが、
近くに来ると顔のシワも深く、握手を求めて差し出された手の甲もシワだらけで、流石に歳を感じさせます。
目が少し垂れ気味で、聞いていたとおりの優しいお爺さんという印象を受けたのですが、私と握手をしている時も、目は横に立っている妻を見ていました。
  1. 2014/06/12(木) 17:53:38|
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隣の芝生 第2回

妻を見る目が少し違うと思いましたが、優しく微笑む顔から厭らしさは感じませんでした。
「失礼ですが年齢をお聞かせ頂けますか?」
「私が40歳で妻は36歳です」
明らかに妻のほうを見て聞いたのですが、その事が面白くなくて私が答えると、ようやく私を見て会社の事などを聞いて来ましたが、やはり隣の妻を気にしている様子でした。
「宜しければ中を見ていって下さい」
私達はどうも合格したようで、片山は先頭に立って中を案内してくれたのですが、私達を気に入ってもらったと言うよりは、妻を気に入った様な気がして成りません。
しかし外観だけでなく、内部も築5年とは思えないほどきれいで、断るには惜しい気がします。
「私は井上さんご夫婦のような方に、是非お隣さんに成って頂きたいです。畳や襖、壁紙なども新しく張り替えましょう。そうだ、ユニットバスやトイレの便座も新しくしましょう。誰が使っていたか分からないお風呂では、ゆっくりと疲れを取る事も出来ないでしょうから」
私の迷いを断ち切るかのようにこの様な事を言い出しましたが、確かに知り合いから譲ってもらう場合でも、この様な好条件は無いでしょう。
「あのー、以前何家族か・・・・・・」
私は条件が良過ぎて逆に、あまり気にしなかった事が気に成りだしました。
「聞かれましたか。5年で3家族も引っ越した。どうしてだろう?そう思われるのも当然です。
幽霊でも出るのではないかと?」
「そんな事は・・・・・・」
「ハッハッハッ。幽霊なんか出ません。もしもそうなら、一度私も見てみたいです。最初の方は離婚されて手放されました。次の方は遠方への急な転勤。その次の方は理由まで聞きませんでしたが、おそらくローンが払えなくなったのかと・・・・・・・・。私は隣におかしな方が住まわれるのが嫌で、その度にこの幼馴染みに頼んで買い戻してきました。この歳になると損得よりも、お隣さんとも仲良く暮らしたいですから」
「日当たりは良いし、庭には夢だった芝生が敷かれていて申し分は無いのですが、どうしても妻がパートに出なければ駄目ですか?」
「あなた待って。それは願っても無いお話だわ。私は働きたかったから、どちらにしても探さなければ成らないと思っていたし」
「そう難しく考えないで下さい。一応条件に書きましたが、この家があなた達の物になったらその様な強制など出来ません。私としては奥様のような方に来て頂きたいのですが、契約書を作る訳でも無いので、今だけの口約束で、来てくれるかどうかは強制しせん。当然来てくれても仕事が合わなければ、いつ辞めても自由ですし」
娘の卒業を待って、私達は引っ越してきました。
引っ越した翌日に庭に出てみると、隣とは簡単に跨げる境界線程度の低い塀が有るだけなので、我が家の10倍は有るかという庭が丸見えです。
やはりそこにも芝生が敷いてあり、まだ肌寒いというのにデッキチェアーに寝転んで、日光浴をしていました。
「こんにちは」
「やあ、石井さん。住み心地はいかがですか?これは失礼しました。まだ昨日引っ越されたばかりでしたね」
「いいえ。静かだし快適です。本当にありがとうございました」
片山にお茶を勧められ、隣のデッキチェアーに座ると、きちんと化粧をした私と同じ歳ぐらいの、可愛い顔をした上品そうな女性がお茶を持ってきてくれました。
「奥様・・・ですか?」
「いいえ私は・・・・・・」
「残念ながら違います。こんな若い妻がいれば嬉しいのですが。家内は6年前に病気で亡くなりました。娘も20年も前に遠くに嫁ぎましたし、息子も『スーパーの親父になんか成りたく無い』と言って勤めに出たので、今は仕事の関係で外国に住んでいます。魚をさばく事以外は何も出来ないので、彼女に世話に成っているのです」
「由美子と申します。よろしくお願い致します」
内縁の妻と言う言葉が頭に浮かびましたが、彼女が家の中に入って行くと、それを見透かしたかの様に小さな声で言いました。
「勘違いしないで下さいよ。この歳でその様な元気は有りませんから。家内が亡くなってから、あちらは男として、使い物に成らなくなってしまいました。情け無いかな、今はオシッコをする為だけの道具です。寂しい限りですが仕方有りません。ハッハッハッハッ」
まさか妻が32歳も歳上の男と、どうにか成ってしまうとは思いませんでしたが、あの妻を見る目が気に成っていた私は、それを聞いて安心しました。
娘の入学式の翌日からパートに出た妻は、14年近く働きに出た事の無かった疲れも見せずに、毎日が凄く楽しそうです。
「そんなに楽しいか?」
「ええ、近いから歩いて通えるし、みんな良い人ばかりで社長も優しいし、遣り甲斐の有る部署にまわしてもらえたから、言う事無しだわ」
「レジでは無いのか?」
「商品管理。月末は残業に成る事も有るらしいし、商品入れ替えの時は、閉店以降にするから夜中までかかる事も有るらしいけれど、年中無休が売りのスーパーだから仕方が無いの。でも普段はレジの人よりも楽だし、レジの人達はシフトを組んでいてほとんど日曜が休みに当たらないけど、私は2日ある休みの内1日は日曜にしてもらえたから贅沢は言えないわ。社長が『石井さんは手際も良くて飲み込みも早いから、もう少し慣れたら正社員に成ってもらって、全て任せたい』
とまで言ってくれたので、凄く遣り甲斐があるわ」
「遣り甲斐は良いが、正社員になると帰りが遅く成るだろ?月末などの特別な場合は仕方ないが、
沙絵が中学の内は6時までだと言う約束を忘れるな」
この様な良い家を安く買え、今までよりも30分早く起きなければならない事さえ我慢すれば、高速バスは必ず座っていけるので満足していたのですが、何より妻が以前よりも明るく張り切っている事で、この時の私はこの幸運に感謝していました。
  1. 2014/06/12(木) 17:54:40|
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隣の芝生 第3回

妻の話によるとお客さんや従業員の間では、片山は優しくて面倒見も凄く良いと評判で、誰一人彼の事を悪く言う人はいないそうです。
「社長の家に住んでいる由美子さんは、最初にこの家に住んでいた奥さんだったそうよ。相手は分からないらしいけど由美子さんが不倫してしまって、3年前に慰謝料代わりに財産分与も何も無しで離婚されて困っていたのを、社長が助けてあげて面倒を見ているらしいの。それも、このままスーパーで働いていては世間の好奇の目に晒されるからと言って、由美子さんが自立出来るまで家事をやってもらって」
「3年も?」
「私も聞いた時は、えっ!と思ったけれど、社長に限って人の弱味につけ込んで、おかしな事をする人では絶対に無いって。本当に面倒見の良い仏様の様な人だと、みんなが言っていたわ」
「そうか。真美もそうなるなよ。」
「私が誰と不倫するのよ。おじさんばかりで、そんなカッコイイ人なんていないわよ。一人若い子がいるけど新婚さんで愛妻家だし。分かった。それが心配で今まで専業主婦でいろと言って、家から出してくれなかったのね」
「違う。沙絵の事を考えてだ」
「本当?でも若くて素敵なアルバイトの子でも来たら、私も分からないわよ」
「そんな子が来ても、向こうが相手にするか」
冗談を言っている妻に答えていましたが、私の中では片山に対して、何か割り切れない物が残りました。
「あなた今日も・・・・・いい?」
ここに引っ越してきてからの妻は、思い切り声を出せるのが良いのか、生理の時を除いて毎日の様に求めてきます。
「最近の真美は声も大きいし、凄い乱れようだな」
「だって凄いの・アァァ・凄く・感じてしまうの・アッ・アッ」
「普段は大人しそうで澄ました顔をしているのに、こんな真美を知ったらみんな驚くぞ」
「アァァァ・いや・恥ずかしいから・アァーン・言わないで」
「恥ずかしいといいながら、今も凄く締め付けてきているぞ」
「アアッ・そんな事ばかり・アッ・アッ・アッ・言ったら・イヤー」
私の中に少し残っていた片山に対する不安も、こんな妻を見ている内に徐々に消えて行きました。
しかし5月の中頃から、また私を不安にさせる事が続きます。
「今日も遅かったらしいな」
「ごめんなさい。今日は午後から、野菜を直で分けてもらっている農家を回って来たから・・・」
「約束しただろ?月末や商品の入れ替えの時以外は残業しないと」
「ごめんなさい。断れる雰囲気では無かったから」
「この間、納入業者の所に行って遅かった時の様に、また社長と2人だけで行ったのか?」
「そうよ。それよりもこれを見て」
妻が出して来たのは、ダイヤの付いたネックレスでした。
「どうした?そんな高価な物」
「凄いでしょ。社長が履歴書で見た私の誕生日を覚えていてくれて、いつも頑張ってくれているご褒美だと言って、今日プレゼントしてくれたの。あなた覚えていてくれた?」
私は妻の誕生日を、危うく忘れるところでした。
「あたり前だ。片山さんは間違っているぞ。真美の誕生日は明日だ」
「社長は間違えた訳では無くて『明日は私用で会えませんから、1日早いのですが』と言っていたわ」
「とにかく、そんな高価な物をくれるのは普通じゃない。もらえないと言って返してこい」
「もしかして社長との仲を妬いているの?社長は私の父よりも年上よ。そんな事有る筈がないじ
ゃない」
「馬鹿、妬くか」
「それならいいでしょ?勿論私も、何度も断ったわよ。けれど『稼いでもこの歳では、たいした使い道もないのですよ。だから頑張る人にはそれなりの事をしてあげたい。そう言わずに、どうか受け取って頂けませんか?』と言われて断れなかったの。それよりも、あなたも1日早いプレゼントをくれる?」
「いや、明日だからまだ用意してない」
「こんな家をプレゼントしてくれたから、しばらく何もいらない。それよりもベッドで」
「それなら毎日プレゼントしているだろ?」
「いつもよりも、今日は特別・・・・・・・・・」
妻は片山を信じ切っていますが、私は得体の知れぬ不安を覚えました。
  1. 2014/06/12(木) 17:55:24|
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隣の芝生 第4回

妻は益々仕事の面白さにのめり込み、初夏になると、片山の秘書の様な事までするように成っていました。
あれだけ毎日求めてきたセックスも、仕事に熱中すればするほど減っていき、今では私から求めた時に応じる程度で、ほとんど妻からは求めてきません。
部活の地区予選が近付いて、娘の帰宅が遅くなった事を良い事に、妻も遅く帰る事が平気に成り、私よりも遅くなる日も度々です。
「いい加減にしろよ。約束と違うだろ」
「ごめんなさい。今度体に良いものだけを扱うお店を出す計画が有って、どうしても抜けられないの」
「仕事を始めて3ヵ月ぐらいで何が出切る?」
「私はこの仕事に向いているって言われるし、自分でもそう思う。社長も『経験も大事だが長さだけでは有りません。一番は持って生まれたセンスです。井上さんは、持って生まれた何かが有る』と言ってくれていて、そのお店を私に任せてくれそうなの」
仕事の話になると目付きも変わり、とても辞めろと言える状態では有りません。
片山は男としての機能は果たさないのだし、そんな事を心配している自分も情けなく思って注意するに止めたのですが、翌日の仕事の打ち合わせだと言って、夕食後に片山の家に行く事も増えてきたので、思い悩んだ私は朝早く起き、庭の掃除をしている振りをして片山を待ちました。
「おはようございます。朝早くから清が出ますね」
「おはようございます。丁度良かった。少しお時間を頂けますか?」
私は片山に、このままでは家族がバラバラになってしまうので、何とか早く帰してもらえるように頼みました。
「それは申し訳ない事を致しました。ただ本当に勝手なお願いですが新しい店を開店させて、軌道に乗せるまでは、もう少しだけ目を瞑っていて頂けませんか?」
「妻が役に立つのですか?」
「役に立つどころか、奥様抜きでは考えられません。私は新しい店の事を、全て奥様に任そうと考えています。何しろ発想が素晴らしいです。新しい店が軌道にさえ乗れば、早く帰れるようなシフトを組みますので、助けると思ってどうかお願い致します」
この家を格安で譲ってもらい、売り出した時の条件には無かった、お風呂なども好意で新しく改装してもらっていたので、助けてくれと頭まで下げられては断る事も出来ません。
この夜、私が帰って来ても妻の姿は有りませんでした。
途中で一度帰って来たらしく、夕食は温めるだけになっています。
娘と2人で食べてから寝室で寝転んでいると、心地良い音楽が微かに聞こえてきたのでカーテンの隙間から見ると、向かいの部屋のカーテンが開いていて、由美子さんの姿が見えました。
最初見た時も不思議に思ったのですが、片山の家は敷地の東よりに建っているのに、後から建てたはずのこの家は西側いっぱいに建てられている為、間は4m程しか有りません。
間取りからしても、私達の寝室はこの部屋以外考えられず、普段は厚いカーテンを閉めたまま開ける事も無かったので気付きませんでしたが、向かいの部屋は由美子さんの部屋だと初めて分かりました。
由美子さんの部屋の窓は大きくて、ここからは室内の半分が奥まで見えてしまい、ベッドや大きなドレッサーが見えます。
由美子さんはお風呂上りなのか、バスタオルを巻いただけの格好だったので、私は覗いている事が分からない様に部屋の明かりを消すと、スケベ心で目が離せなく成っていました。
すると由美子さんは、カーテンが開いているのを忘れているかのように、バスタオルを外してしまったので、私の目は彼女に釘付けです。
垂れかけた大きな乳房とその先の小さな乳首、少し弛んだお腹、肉付きの良い腰。
この少し崩れかけた体が凄く卑猥に見え、上品な顔とのギャップが更に私を興奮させます。
それからの私は、妻が遅い日や隣に行って留守の時は、必ず由美子さんの部屋を覗くように成ってしまい、由美子さんも私の時間に合わせているかのように、必ずカーテンを開けたまま、色っぽい下着姿や卑猥な裸体を見せてくれ、妻の帰宅が遅い事が苦にならなくなってしまいました。
何日かそんな事が続いた土曜日、妻は仕事、娘は部活だったので、一人退屈凌ぎに車を洗っていると、隣の庭から由美子さんが声をかけてくれました。
短い時間でしたが、初めて近くで向かい合って話しをし、目を見て話さなければと思いながらも、この良家の奥様の様な服の中には、あの卑猥な体が有るかと思うと、どうしても胸や腰の辺りに目が行ってしまいます。
それどころか下半身に変化までおきてしまい、腰を引き気味にして話していました。

  1. 2014/06/12(木) 17:56:23|
  2. 隣の芝生・石井
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隣の芝生 第5回

妻の仕事へ執着は、更にエスカレートして行きます。
勤めだした頃は、ほとんどGパンにトレーナーかポロシャツだったのが、今ではブラウスに丈の短いタイトスカートのスーツに変わり、中には可也のミニも有ります。
「そんなに足を出して行くのか」
妻は会社からの支給なので仕方が無いと言いますが、おそらく片山が個人的に買ってくれているのでしょう。
他にもノートパソコンを常に持ち歩くなど、一端のキャリアウーマンを気取っています。
「あなた・・今度1泊で研修に行きたいけれど・・・駄目?」
「何の研修だ?」
「お客様からのクレーム処理についての研修がホテルで有るの」
「誰と行く?また社長とか?」
「いいえ、私一人です」
妻が研修に行った夜、残業で遅く帰った私は、ああ言いながらも片山と一緒に行っているのではないかと、心配で仕方が有りませんでした。
裏の車庫はシャッターが下りていて、片山がいるのかどうかも分かりません。
幸い周りに家は無いので意を決し、庭の境にある低い塀を跨ぎ、明かりが点いていた一番東の部屋に近寄って耳を澄ますと片山の声が聞こえてきたので、一先ず安心して帰ろうとした時、由美子さんの妖しい声が聞こえました。
「旦那様・・・こんな所では嫌です・・許して」
「ソファーを汚してしまうからですか?」
「違います・アァァー」
「それよりも由美子さんは、私に何か話しが有ったのでしょ?」
「アアーン・・指を・指を止めて下さい・・これでは・・話せません・・アン・アン・アン」
「でも由美子さんは、ここをこうされるのが好きでしょ?止めろと言われても、この蕩けたオマンコが可哀想で、私には止められません。そうだ、それなら一度イッてから話せばどうですか?」
「アン・アン・アン・旦那様・・旦那様・・ダメです・・ダメ~・ダメ~~」
やはり片山と由美子さんは、ただの関係では有りませんでした。
「おや?可哀想に。軽くしかイケなかった様ですね。さあ、もう話せますか?」
「ハア・ハア・ハア・あんな恥ずかしい事は・・ハア・ハア・・もう許して下さい」
「何の事です?」
「ハア・ハア・お隣の・ご主人に」
「ああ、あの事ですか。別に私はそうしろと強要した覚えは有りませんよ。由美子さんが嫌ならやめれば良いでしょ?私はただ、奥様の帰りが遅くて寂しいだろうから、由美子さんの厭らしい体でも見せてあげれば、気も紛れて喜んで頂けるだろうなと、一人言を言っただけです」
片山は優しく話していますが、その事が逆に、由美子さんに威圧感を与えているようです。
私も偶然にしては、出来すぎていると思った事も有りましたが、由美子さんの魅力に負けて、その事を自分の中で打ち消していました。
しかしこれは、妻の帰りが遅い事や夕食後片山の所に行く事に、私が不満を持っている事を知って、片山が全て仕組んだ事だったのです。
「可哀想に。ここでは深くイケないのですね?それなら私の部屋に行きましょう」
「あの部屋は、あの部屋は許して下さい。もう逆らいませんから、せめて私の部屋で・・・・・・」
「そんな言い方をされては、私が虐めているように聞こえるじゃないですか。私は由美子さんに喜んで欲しいだけです。私の部屋での方が激しくイク事が出切るでしょ?さあ行きますよ」
「許して下さい」
「これでも由美子さんには、本当に申し訳ないと思っているのですよ。私のオチンポさえ硬くなれば、もっと喜ばせてあげる事が出切るのに、あんな事でしか喜んでもらう事が出来なくて。
それでは先に行って待っていますから、早く来てくださいね」
由美子さんを少し可哀想に思いながらも、今からされる事を想像してしまい、私は気付かない内に、股間を両手で押さえていました。
  1. 2014/06/12(木) 17:59:21|
  2. 隣の芝生・石井
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隣の芝生 第6回

翌日私が帰った時に妻の姿は無く、娘の話では帰りに弁当を買って来て、先に食べていて欲しいと言って隣に研修の報告に行ったまま、未だに帰って来ないとの事でした。
部屋に行って着替えてから、カーテンを少し開けて隣を見ると、やはり由美子さんはカーテンを開けたまま、真っ赤なブラジャーとパンティーだけで、ドレッサーの前に座って髪を梳かしています。
しばらく見入ってしまいましたが、妻が昨夜の由美子さんと、同じ様な事をされているのでは無いかと心配で、また低い塀を跨いでしまいました。
昨夜の部屋には明かりが点いていても人の気配は無く、一番西の部屋にも明かりが点いていたので、足音がしない様に芝生の上を歩いて近付くと、微かに妻の話す声が聞こえてきました。
昼間カーテンが開いている時に見えるのですが、ここは確か和室の筈です。
和室とこの窓の間には廊下が有り、遠くを車が通るだけで聞こえ難くなくなってしまうので、耳に全身系を集中していました。
「社長、駄目です」
「何がですか?」
「何がって、私のお尻を触っている手です」
「あっ、すまない、すまない。無意識の内に手が行ってしまいます。こんな事は死んだ家内以来です」
「またそんな事を言って。こんどしたら、セクハラで訴えますよ」
「怖い、怖い。反省していますから、そう年寄りを虐めないで下さい。こうやって真美さんにマッサージしてもらうと、本当に疲れがとれます。」
「そんな事を言いながら、また手が。5秒以内に止めないとセクハラ裁判ですよ。5、4、3」
私には信じられませんでした。
妻はこの様なセクハラまがいの事が、一番嫌いなタイプだった筈です。
その妻が冗談で返して笑っている。
あくまでも私の想像ですが、最初妻は本気で怒った事でしょう。
それを若い者の様には焦らずに、気長に日数を掛けて少しずつ慣らしていき、妻が冗談を言いながら笑って済ますまでに、もって行ったのではないかと思いました。
このまま行くと数ヵ月後には、今の由美子さんの様に成ってしまわないかと心配でしたが、まさか庭に忍び込んで、盗み聞きしていたとも言えません。
取り越し苦労かも知れませんが、そう成らないように根気よく注意しながら、止めさせようと思いました。
しかしこれは、仮に片山がその様な事を考えていたとしても、そうなる前に妻なら必ず自分で歯止めを掛けるに違いないという、甘い考えも有ったのです。
もう老人で男として役に立たないと言う事も、私にこの様な余裕を与えていました。
「沙絵を放っておいて、隣で何をしていた」
「ごめんなさい。研修の報告を・・・・・」
「それだけか?ずっと報告をしていただけか?」
「いいえ、社長のマッサージも・・・・・」
まだ私に本当の事を話すと言う事は、それ以上は何も無いと確信しましたが、これ以上エスカレートしない様に、やはり釘を刺しておく必要が有ります。
「真美はマッサージ師として雇われたのか?体を使って男を喜ばせるのが真美の仕事か?」
「そんな言い方、酷い」
妻は泣き出しました。
「自分のやるべき仕事は何か、よく考えろ。沙絵を残して社長のマッサージをするのが仕事かどうか、もう一度よく考えろ」
私が寝室に行くと、しばらくして入って来た妻は抱き付いてきました。
「あなた、ごめんなさい。今後気を付けますから今の仕事だけは続けさせて。仕事が凄く楽しいの。こんな充実した生活は初めてなの」
そう行ってまた泣き出しました。

  1. 2014/06/12(木) 18:00:27|
  2. 隣の芝生・石井
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隣の芝生 第7回

それから半月ほどすると、また妻に変化が起こりました。
毎日では無いのですが、以前の様に妻からセックスを求めてくる様になったのです。
最初は妻が戻って来た様で嬉しかったのですが、何か腑に落ちません。
それは妻が求めてくるのが、連日だったり3日もなかったり様々だったからです。
あれ以来、妻は隣に行っても私が帰って来る前には、必ず家に戻っていた為に気付きませんでしたが、いつ妻が隣に行っていたか娘に聞くと、どうも隣に行った日と私に求めて来る日が一致しているのです。
「今日は残業で、帰りは10時頃になると思う」
家を出る時に妻にはそう言って9時に帰ると、案の定妻はいません。
「お母さんは8時30分ぐらいに、明日の打ち合わせをすると言ってお隣に行ったわ」
「着替えて行ったか?」
「ううん。帰って来てそのまま」
それと言うのは今朝見た時に、妻は一番短いミニのタイトスカートを穿いていたからです。
私はまた隣の庭に忍び込むと、東の応接室から妻の声が聞こえました。
「それでは明日、開店3日間の目玉商品を何にするか、決めておきます」
「ええ、全て真美さんに任せたのだから、詳しい報告はいりませんよ。それよりも、今日はマッサージではなくて、また耳掃除をお願いしてもいいかな?」
打ち合わせは本当でしたが、片山へのサービスはまだ続けていたようです。
「耳掃除ですか?いいですけど、この前の様に変な所に手を置かないで下さいね。それと、絶対にお触りもなしですからね。それでは布団を敷いてきます」
「ああ、真美さんも疲れているのに悪いね」
西の和室に明かりが点いたので、私も急いで移動しました。
「ここに寝て下さい」
「真美さんの太腿は、ふっくらと柔らかくて凄く気持ちが良い。」
「キャッ。社長、変な所に手は入れないでと言ったでしょ?」
「太腿の間に手を入れていると、母の懐に抱かれている様で安心出来るのですよ。これ以上奥は触れませんから、許して下さい。あー、極楽、極楽」
「もー、手を置くのは許してあげますから、動かさないで下さい。耳の中を傷付けても知りませんよ。はい、反対の耳をしますから、こちらを向いて下さい」
タイトのミニで正座をすると、スカートは脚の付け根辺りまで上がってしまいます。
その状態で、太腿に頭を乗せて妻のほうを向けば、片山からはパンティーが見えているかも知れません。
その時私は、怒鳴り込もうかと思いましたが、忍び込んで盗み聞きしていた負い目から、躊躇してしまいました。
「もう社長ったら。本当に止めて下さい」
「何がですか?」
「何がではなくて、脚の間にある右手も動いているし、左手までお尻を触っているでしょ?」
「そう怒らないで下さいよ。前にも言った様に、私は男としては終わっています。これは厭らしい意味で触っているのではなくて、こうしていると本当に安心出来て、凄くリラックスするのです」
片山は男としての機能を果たさない事を、妻にも話していたのです。
その事で妻の心に油断が生じ、この様な事を許しているのかも知れません。
「真美さん大丈夫ですか?息遣いがおかしくないですか?」
「少し足が・痺れてきた・だけです」
「それなら良いのですが、気分でも悪くなったのではないかと心配しました」
「きれいに・なりました・もう主人が帰る時間なので・失礼します」
私が慌てて家に戻ると、すぐに妻が帰ってきました。
「あなた!早かったのですね。気付かずにごめんなさい。明日の打ち合わせに、社長の家に行っていました」
「打ち合わせだけか?」
「はい」
私はあの様な事をされていた事よりも、嘘をついた事が許せませんでした。

  1. 2014/06/12(木) 18:01:10|
  2. 隣の芝生・石井
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隣の芝生 第8回

妻はシャワーを浴びたいと言って、慌てて寝室に着替えを取りに行ったので、私も後を追って寝室に行きました。
「小さな虫でも入ったのか、耳の中が痒くて仕方がない。耳掃除をしてくれないか?」
「えっ!耳掃除ですか!」
「そんなに驚いて、どうかしたのか?」
「いいえ。それなら急いでシャワーを浴びてきます」
「いや、今からすぐにしてくれ。それとも今出来ない訳でも有るのか?」
私の機嫌が悪いので妻は仕方なく、耳掻きを持ってベッドに正座しました。
妻が必死にスカートを下げても、やはりスカートは脚の付け根まで上がってしまい、太腿に頭を乗せると、妻の黒いパンティーが見えます。
その時、妻から出ている微かな牝の匂いに気付き、起き上がって妻を後ろに突き倒すと、足を閉じていて見えなかった、パンティーの中心に小さな染みを見つけ、隣に行った日に限って求めて来る理由が分かった気がしました。
「この染みは何だ?隣で何をしていた?」
「明日の打ち合わせを・・・・・・」
起き上がると正座してそう言いましたが、私と目を合わせる事もなく、声も弱々しいものでした。
「打ち合わせをしていただけで染みが出切るのか?そんな仕事なんか辞めてしまえ」
妻は激しく泣き出しました。
「あなたなら断れますか?あなたの社長さんが肩を揉んでくれと言ったら、仕事では無いと言って断りますか?耳掃除をして欲しいと言われたら、そんな事は自分でやれと言えますか?」
「それとパンティーに染みが出切るのと、何の関係が有る。マッサージや耳掃除で真美は濡らすのか?感じてしまうのか?」
「社長に少し触られました。でも社長は、厭らしい気持ちで触ったのでは有りません。私が勝手に・・・・・・」
「それを世間ではセクハラと言うのだ。セクハラされて喜んでいるような、淫乱な女房なんていらない」
私は初めて、妻に手を上げてしまいました。
「仕事を取るのか、俺と沙絵を取るのか決めて、返事をしに来い」
私が居間で待っていると、入って来た妻は泣きながら土下座しました。
「ごめんなさい。私が間違っていました。私にとってあなたと沙絵は命よりも大切です。仕事なんかと比べる事も出来ません。でも一生懸命準備してきたお店が、もう少しで開店出来るところまで来ました。私はこのチャンスを失いたくない。どうしてもやり遂げてみたいです。今後あなたを裏切る様な事は絶対にしません。勿論、マッサージなども断ります。それでクビになったらなったで諦めます。不信な事が有れば何でも聞いて下さい。嘘はつかずに何でも正直に答えると約束します。ですから、どうか仕事を続けさせて下さい。お願いします」
そう言って妻は、私の前に2個の携帯を開いて置きました。
1つは前から持っていた妻の物で、もう1つは仕事用に渡されている物です。
「そこまでは疑っていない」
私は妻の必死の願いを聞いて、また許してしまったのです。
妻はその後約束を守り、翌日の打ち合わせなどに隣に行っても、15分ぐらいで帰って来ているようです。
私は片山にも一言注意しておこうと思っていましたが、家事も必死にこなす様になった妻を見て、会社での妻の立場も考えてやめました。

  1. 2014/06/12(木) 18:02:04|
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隣の芝生 第9回

妻の任された店の開店が1週間後に迫り、流石に帰りの遅くなる日が続きましたが、それは仕方のない事だと諦めていました。
久し振りに寝室の窓から由美子さんの部屋を見ると、座って何か飲んでいた彼女は私に気付いて急に立ち上がると服を脱ぎ始めたので声を掛けたのですが、聞こえないのか止めません。
由美子さんが、乳首まではっきりと見える、透けた白いブラジャーと、同じく黒い陰りが見えてしまっている、透けた白いパンティーだけになってしまったで、私は近くに有ったボールペンのキャップを外して、窓を狙って投げました。
上手く窓に当たったので、こちらを見た由美子さんに、窓を開けるように必死に手真似すると、窓は開けてくれたのですが何も言わずに俯いています。
「由美子さん。もう、しなくても良いのですよ」
しかし由美子さんは何度も首を振ると、ブラジャーを外してしまいました。
「ありがとう。本当にもういいのです。片山さんには、私が見ていた事にしておいて下さい」
これを聞いて、黙って俯いていた彼女はようやく顔を上げて話し出しました。
「お店の開店はいつですか?」
「1週間後だそうです」
「まだ始めて数ヶ月の素人が、1人で出来るほど甘い仕事では有りません。奥様は必ず失敗します。開店したら、奥様を注意して見ていてやって下さい」
詳しく聞きたかったのですがそれだけ言うと、窓とカーテンを閉められてしまいました。
それまでは関心の無かった、妻が任された店の事が気に成って仕方が有りません。
「真美が任された店は大きいのか?」
「ううん。20坪ほどのお店。でも敷地は150坪有るから、駐車場には女の人でも楽に車を止める事が出来るし、有機野菜や無農薬野菜、天然物の魚介類や有精卵など、体には良いけど値が張る物ばかり置くから高級感を出す為に、店内には結構お金を掛けてあるのよ」
「そんなにお金を掛けて、採算は合うのか?」
「大丈夫。他に利益率の高い健康食品も置くし、十分利益は出る筈だから」
「場所も、前に聞いた所だろ?国道からあんなに奥に入った、目立たない場所で客は来るのか?」
「心配性ね。ちゃんと考えて有ります。最初は可也広範囲にチラシを入れるし、不況だと言っても、みんな健康にはお金を掛けるから、お店さえ覚えてもらえれば、きっと遠くからも来てくれるわ。それよりも、このお店が軌道に乗ったら、今度はもう少し大きな2号店を開店させる計画も有るの。勿論それも私に任せたいって」
妻が夢を語れば語るほど、私の不安は大きくなって行きます。
開店当日、妻が帰って来たのは深夜でした。
「遅くなってごめんなさい。思ったよりも沢山のお客様が来てくれて、あと2日分の目玉商品が、とても足りそうに無いから走り回っていたの」
「そりゃあ普通の野菜よりも、随分安く売るのだから客は来るだろうが、個数限定では無かったのか?」
「ええ、でも最初の印象が大事だから、宣伝費だと思えば・・・・・」
「そんなに大盤振る舞いして大丈夫なのか?明日からの土日は、もっと沢山の客が来るぞ」
開店当初張り切っていた妻も、1週間を過ぎた辺りから元気が無くなり、次第に塞ぎ込む事も多くなってきました。
妻は疲れているだけだと言いますがそれだけではないようなので、気になった私は休日に店の前を通ってみると、広い駐車場に車が3台しか止まっていません。
「あなた、お店をしばらく閉める事になりました。駄目だと思ったらいつまでも引っ張らずに、早く決断する事が商売の鉄則だと言われて・・・・・・・・・」
「しばらく閉める?」
「ええ、今回は準備期間も短かったから、次は十分時間を掛けて・・・。つまり・・・・一から
計画を練り直す事に・・・・・・・」
由美子さんの言葉を思い出して不安になりましたが、損害は可也の額になる筈です。
妻をどうにかしたい為だけに、この様なお金を継ぎ込む事は私の常識では考えられず、これは単に失敗に終っただけだと思ってしまいました。
  1. 2014/06/12(木) 18:03:10|
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隣の芝生 第10回

その後何日か残務整理だと言って、帰宅の遅い日が続きました。
「あなた・・・閉めたお店と同じような商品を扱っていて、成功しているお店の見学に行きたいの。今回お店に携わった人達の慰安を兼ねて、来週2泊3日で温泉に行かせて下さい」
「その費用はどうする?」
「会社が出してくれます。私以外はパートさんやアルバイトの人達だけでやっていたので、全員急な解雇になってしまいました。次に始める時の事も有るので、社長が一人一人謝りに行ってくれて、その時に旅行に参加してもらえる事の承諾も得ているそうです」
「駄目だと言っても、行かなければならないのだろ?」
「責任者だった私が行かないのは変だし、何よりもあの時はバタバタしていて、自分の事だけで精一杯で、みんなに声も掛けられなかったから、会ってきちんと謝らないと・・・・・」
夏休みも後半、試合も終って部活も休みになったので、娘はしばらく妻の実家に泊まりで遊びに行き、出勤する私は妻と一緒に家を出ました。
すると家の前には、片山の大きな車が止まっています。
「片山さんも行くのか?」
「はい」
「集合場所まで、乗せていってもらうのか?」
「いいえ、お店の見学は社長と2人だけで、みんなは後からマイクロバスで、直接旅館に来ると聞いています」
その時片山が車から降りて来ました。
「今回の事は、任せ切りにして見てやれなかった私のミスです。奥様には嫌な思いをさせてしまいました。本当に申し訳ない事を致しました」
嫌な予感はしましたが、何度も頭を下げる片山に対して、スケベ心で触っていたという確証のなかった私は何も言わず、愛想笑いまで浮かべていました。
これも、もしも妻を狙っていたとしても最後までは出来ないと言う、安心感が働いていたのだと思います。
帰宅してから1人でいると嫌な想像ばかりが膨らんでしまい、今になって旅行を止めさせなかった事を後悔して、何度も携帯を握り締めるのですが、私が仕事の事で出かけている時に電話させるのが嫌なのと同じで、妻にも掛ける事が出来ません。
私は寝室に行って、またカーテンを開けてしまうと、由美子さんもカーテンを開けてくれていて、私に気付くと今日は窓を開けました。
「宜しければ、一杯付き合って頂けませんか?」
妻の事を心配するのに疲れ、翌日は休みという事も有って、気が付くと境界線の低い塀を跨いでしまっています。
通されたのは東の応接室で、由美子さんはビールとグラスを2個持ってきて、私に注いでくれました。
「由美子さんは、ずっとここで暮らされるのですか?」
「他に行く所も有りませんから。もうお聞きになられたと思いますが、私が不倫してしまって、行く所がなくて困っていたのを、社長に助けてもらったのです」
不倫相手は片山ですかとは聞けません。
「子供がいなかったという事も有るのでしょうが、女一人で生きて行く自信がなかったのかな。情けない女でしょ?」
「由美子さんほどの魅力的な女性なら、ここを出れば素敵な方と再婚だって出来るでしょ?」
「真面目な方だと思っていましたが、口がお上手なのですね。お世辞でも凄く嬉しい」
目の下がピンクに染まり、更に妖艶となった由美子さんにお酌をしてもらい、呑むペースも次第に速くなっていきます。
「ウイスキーに代えませんか?」
「由美子さんは強いのですね」
「他に楽しみも有りませんから。寝る前は必ず呑まないと眠れないし・・・・・・・。そうだ、私の部屋に行きましょう。色々なお酒も有るし、この部屋は広すぎて落ち着かないから、その方がゆっくりと呑めるわ」
ガラスのテーブルをベッドの近くまで持ってきて、床に座ってベッドにもたれ、私達は並んで水割りを呑み始めました。
  1. 2014/06/12(木) 18:04:03|
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隣の芝生 第11回

由美子さんは私よりもペースが速く、強いと言っても流石に目が据わってきています。
「ご主人さん、今日の事は社長にも奥様にも内緒にしておいて下さい」
「えっ?この事は片山さんに言われてしていたのでは?」
「やっぱり知っていたのですね。でもこれは違います。ただ窓から楽しませるだけで、挨拶や世間話以外の接触は固く禁じられています。」
「それならどうして?」
「・・・・ご主人さんが・・・・可哀想になったから・・・・・」
「私が可哀想?」
妻も娘も留守で、私一人でいるのが侘しそうに見え、その事を可哀想に思ったのだと勘違いしてしまいました。
「もうこんな話はやめて、今夜は何もかも忘れて楽しく飲みましょう。お洋服が苦しくなってきたから、楽な格好で呑ませて頂いてもいいですか?」
「それはいいですが・・・・・・・」
由美子さんは立ち上がると服を脱ぎだし、見覚えのある真っ赤なブラジャーとパンティーだけになってしまいました。
「由美子さん、それは不味い。何か羽織って下さい」
すると彼女は微笑んで。
「この方が楽だから、気にしないで下さい。もう私の下着姿なんて見飽きたでしょ?それよりも、ご主人さんも脱いで。お互い楽な格好で飲み明かしましょう。ほら、手を上げて」
完全に酔ってしまっている由美子さんはそう言うと、強引に私の服を脱がせてきます。
結局私もトランクス1枚だけの格好になり、下着姿の由美子さんと並んでまた呑み始めたのですが、隣が気になってしまって逆にリラックスなど出来ません。
「これも苦しいから脱いじゃお」
由美子さんはブラジャーも外してしまい、大きな乳房が顔を出すと、今まで起き上がり掛けていたのをどうにか抑えていた物が、完全に頭を持ち上げてしまい、その事を悟られないように、伸ばしていた足を立膝にしました。
「あー!私のこんな体で興奮してくれるの?嬉しい」
しかし彼女に見つかってしまったようで、そう言うが早いか横から手を伸ばして、触ってきます。
「由美子さん駄目です・・・・・」
由美子さんはトランクスの前を下げて取り出すと、顔を埋めてきました。
脳にまで温かく柔らかな感触が伝わり、私はこの気持ち良さから逃げる事が出来ません。
正直に言えば逃げられないと言うよりも、酔っているせいにしながら由美子さんの部屋まで付いて来た時から、この様な事を期待していた筈です。
「この感触が欲しかったの。ずっとこの硬いのが欲しかったの。お願い、ベッドに寝て」
ベッドに寝た私のトランクスを取り掃うと、他の部分には目もくれずに、必死の形相でむしゃぶり付いています。
「由美子さん、そんなに激しくされたら出してしまいそうだ」
すると彼女は口を離して自らパンティーを脱ぎ、上に乗ると自分の中に納めてしまいました。
「アァー・凄くイイ・アン・アン・これが欲しかったの・アン・アーン」
彼女はゆっくりと動いていたので、物足りなくなった私は下から応戦しました。
「ダメー・・待って・アァーン・・動かないで・久し振りの感触を・もう少し味わいたいの・イイ・イイー・イイー」
しかし私が少しの間早く動いたために、彼女も遅い動きでは物足りなくなったのか、私が動きを止めると、彼女の動きは速くなっていきます。
「イヤー・イヤ・イヤ・まだイキたくない・イヤ・イヤ・イヤ」
嫌と言いながら由美子さんは、大きなウエーブのかかった長い髪を振り乱して、激しく頭を振り続けています。
腰も壊れた玩具のように、カクカクと前後に動き続けていて止まりません。
「もう出そうだ」
「アァー・イイー・出して・・私も・もう・アン・アン・・中で大丈夫だから・出して・・中にちょうだい・中に・・・イイ・イイ」
「駄目だ。中に出してしまう」
「いいのよ・心配しないで・中にちょうだい・・イイ・イイー・早くー・イッちゃう・お願い・いっぱい中に・イク・イク・イクー・イクー・イヤ~~」
由美子さんが崩れ落ちるのと同時に、私は彼女の奥深くに弾け飛んでしまいました。

  1. 2014/06/12(木) 18:05:04|
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隣の芝生 第12回

私は下から由美子さんを抱き締めたまま、酔いも手伝い少しの間ウトウトしてまったようで、彼女のすすり泣く声で目が覚めました。
「ごめん。こんな事になってしまって」
「違うの。私が悪いの。酔ってしまって、私のせいで奥様を裏切らせてしまった。それに・・・・」
「それに何?」
「これで完全に、別れた主人とは終ってしまった」
「えっ!まだ繋がっていたの?」
「ううん。私の気持ちの中でだけ。主人を裏切って離婚されたけど、まだ私の心の中では別れられなかった。だって今まで、主人以外のオチンチンを入れてもらった事は無いもの」
「でも・・・・・」
「不倫の事?不倫した相手は出来ないの。ただ私の身体を弄ぶだけ」
やはり相手は片山だと確信しました。
「それならお相子だ。私も初めて妻を裏切った。由美子さんも別れたご主人を裏切った」
「ありがとう」
そう言って由美子さんはキスをしてきました。
由美子さんの唇は柔らかく、舌が口の中に入って来て、私の舌を探し回っています。
よく考えるとセックスをしたのに、キスすらしていません。
私は唇を引き離し、柔らかく大きな乳房を揉みながら小さな乳首に吸い付いて、今度は由美子さんを責め続けました。
由美子さんは私に責め続けられて、何度も何度も達してしまい、今は死んだ様に眠っています。
1階のトイレに行って戻ろうとした時、明かりの点いている応接室を見て、前にこの部屋を盗み聞きした時の、彼女の言葉を思い出しました。
『あの部屋は許して下さい』
私は片山の部屋を探し回り、2階の一番西の部屋を開けると立派な机と椅子が有ったので、この部屋だと思いました。
部屋の左右はクローゼットになっていて、大きなベッドが置いて有り、ある1点を除いては普通の部屋に見えます。
その1点とは、この部屋に似つかわしくないパイプベッドが、隅に置いて有る事でした。
それも左側の小さい方のクローゼットを塞ぐ位置にある為、ベッドを一々退けなければ、開ける事が出来ません。
普段使わない物でも入れてあるのかとも思いましたが、よく見ると床にはベッドを引き摺った様な傷が無数に有るので、そうでもないようです。
気になってベッドをずらしてクローゼットを開けた瞬間、私は固まってしまいました。
そこにはセーラー服やナース服など、コスプレと呼ばれる様々な衣装が掛けて有ったのです。
見てはいけない物を見てしまったショックで、一度はずらしたベッドに座り込んでしまいましたが、クローゼットの中にある、2個の衣裳ケースのような箱が気になって開けると、1つには手錠やロープなどSMに使われる道具、もう1つにはバイブなどが入っています。
全て元通りに戻すとクローゼットを閉め、ベッドも元の位置に戻したのですが、まだ心臓の鼓動が激しいままの私は机まで行って、立派な椅子に座り込んでしまいました。
すると、きれいに整頓されていて何もない机の上に、無造作に3個の鍵が付いたキーホルダーが放り出されています。
おそらく片山が忘れていった物で、3個の内2個は家か倉庫の鍵らしいのですが、あとの1個は小さな鍵で、私にはこれが何の鍵かすぐに分かりました。
それと言うのも、この様な立派な机では無いのですが、私の机にも鍵が付いているからです。
手に取ると、机の引き出しの鍵穴に突っ込みましたが、これは立派な犯罪です。
しかしそれを言うなら、この部屋に入って来た事自体が犯罪なのでしょう。
大きな引き出しの中には書類に隠れて、4冊の分厚いノートのような物がありました。
  1. 2014/06/13(金) 00:48:06|
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隣の芝生 第13回

分厚いノートの表紙には、それぞれ由美子、美代、典子、真美と名前が書かれています。
これは私の家に住んでいた、歴代の奥さん達の名前だと想像が付き、何が書かれているのか怖くて、妻の名前が書かれたノートを開く事が出来ません。
典子と書かれている、会った事のない奥さんのを開くと、それは正にその奥さんとの関係を、片山が綴った日記だったのです。
〔ようやく4組目にして、新しいお隣さんが決まる。典子33歳、飛び切りの美人と言うほどではないが、どこか愛くるしい顔をしている。胸も大きそうだが前回の美代の様に、パットを入れているかも知れないので、それは裸にしてからのお楽しみ。旦那は見るからに気が弱そうなので安心だ。ただ子供がまだ小学生なので、夜は無理かも知れない。取りあえず最初は昼間だけのシフトを組もう。あの愛くるしい顔が快感で歪んでいくのを早く見たいが、ずっと隣に住むのだから焦る必要は無い〕
やはり片山は、自分の好みに合った奥さんのいる家族を選んで、隣に住まわせていたのです。
何ページか飛ばして見ると、そこには驚愕の内容が書かれていました。
〔いつもの様にマッサージをさせながら、パンティーの上からではあったが、初めて典子のクリトリスを触る。死んだ家内や、由美子や美代よりも可也大きく感度も良さそうだ。やはり一度何人かの先頭に立って仕事をすると、その快感から逃れられないのだろう。またレジに戻すと言っただけで、触っていても何も言わない。感じているくせに、感じては旦那に申し訳ないという気持ちから、必死に耐えている顔が何とも言えず魅力的だ。次回は直に触ってやろうと思っていたが、必死に感じていない振りをして、声も出せずに唇を噛んで耐えながら、そのくせパンティーを濡らしているのが愉快なので、我慢出来ずに声を漏らしてしまうまでは、しばらくこのやり方で虐めてやろう〕
由美子さんの部屋を覗くとまだ熟睡していたので、声は掛けずに日記を家に持ち帰りました。
典子さんという奥さんの日記の続きを読むと、片山の手に落ちていく様子が克明に記されていて、その中には卑猥な表現も可也あり、片山がこの部屋でこれを書きながら、一人興奮していた様子が見て取れます。
結末が気になった私は、最後のページを開きました。
〔典子は今日も出社してこなかった。私ともあろう者が焦ってしまい、大失敗をしてしまったようだ。あれだけ時間を掛けて、ローターで悪戯出来るまでになったのに残念だ。結局この部屋に連れ込むのは、典子にはまだ早すぎた。それにしても、典子ほど白いナース服が似合う女はいなかった。ナース服でベッドに縛り付けられた姿を見ているだけでも、私のオチンチンが回復したのかと錯覚を起こすほど、下半身に快感が走った。それで焦ってしまったのが、失敗したそもそもの原因だ。もうバイブを使っても良い頃合いだと思ったが、あの様な格好で縛られた上に、バイブを使われた事が余程ショックだったのだろうか?それとも、あの様な物でイキ続けた自分が怖くなったのか?どちらにしても、それだけ典子は、まだ初心だったという事だろう。バイブを見て異常に怖がった時にやめておけば良かった。同じ使うにしても、最初からあの様な太くグロテスクな物を使わずに、もう少し可愛い物にしておけば、ショックも少なかったのかも知れない。
とにかく焦らずに、もっと時間を掛ければ良かった。もう旦那に話してしまったかも知れないが、あの旦那では何も言っては来ないだろう。もしも何か言って来たとしても、セックスはしていないのだから、200万も掴ませれば何も言わずに引っ越すに違いない〕
何度も、焦った事による失敗を悔やむ様子が記されてあったのですが、次を読むと、もう片山は立ち直っています。
〔きょう突然引っ越してしまった。やはりあの旦那は何も言って来ないで、ただ逃げて行った。
どこの不動産屋に声を掛けるのか分からないが、蛇の道は蛇で、またあいつに調べさせて買い戻させよう。せっかくあそこまで調教して残念ではあるが、考え様によっては、次はどの様な奥さんが来るかという楽しみも出来た。次回は失敗のないように、焦りは禁物だ〕
日記の重ねてあった順番からして、次の奥さんと言うのが妻だと思い、私は恐る恐る妻との日記を開きました。
〔私は何と幸運なのだろう。売りに出して翌日に、こんな奥さんが来るとは。真美36歳。顔も死んだ家内にどこか似た、私好みの可愛い顔をしているが、肉付きも私好みでややぽっちゃりしている。この顔と体なら何を着せても似合いそうだが、この体形の女はタイトのミニを穿かせれば、太腿のムチムチとした感じが強調されて堪らないだろう。ただ旦那は、真面目そうだが、ずっと私の目を見て話していた。室内を案内している時も、私がどの様な男か監察するかのように、私から目を逸らす事は無かった。この様な旦那は、ばれれば厄介な事になる危険性が有るかも知れない。普通ならパスするのだが、真美のように、これほど私の好みに合った女は、そうそういない。旦那に注意しながら、焦らず慎重に進めよう〕
やはり最初から妻は狙われていたのです。
怒りに体全体が震えました。
  1. 2014/06/13(金) 00:49:13|
  2. 隣の芝生・石井
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隣の芝生 第14回

更に読み進むと、妻が片山の蟻地獄に落ちていく様子が、克明に綴られていました。
〔やはり専業主婦だったというのは正解だった。今までの退屈な日々を抜け出し、活き活きとしている。もう家庭を守るだけの女には戻れないだろう。それにしても、見れば見るほどそそる女だ。この女が、旦那に抱かれて歓喜の表情を見せているかと思うと、歳甲斐もなく妬けてしまう。
最後には旦那とのセックスを禁じ、私だけの真美にしてやる〕
〔狭い倉庫の中で商品の説明をしながら、半日真美の側にいたら我慢出来なくなって、初めて真美のお尻を触ってしまった。すると真美は怖い顔で睨みつけてきた。人妻はこうでなければ駄目だ。貞操観念が強ければ強いほど、それを取り除いていく楽しさも増す。間違って触れてしまったと言って謝ると、すぐに笑顔を見せたが、私の掌には未だに柔らかな感触が残っている。やはり真美は、何から何まで私好みの女だ〕
〔作ってやったスーツが出来上がってきた。ムッチリとした太腿には、窮屈そうなタイトだったので嫌な顔をしたが、商談相手は見掛けでも判断して来るので、タイトスカートでないと仕事が出来る女には見えないと嘘をついて納得させる。膝上10センチ程度のミニなのに、やたらと裾を気にしていたのが可愛い。やはり最初に睨んだ通り、真美はタイトがよく似合う。はっきりと分かる腰のラインと太腿で、しばらくは目の保養が出来そうだ〕
〔3着目のスーツが出来上がってきた。今度のは膝上20センチだ。2着目が15センチだったので、さほど抵抗も無いようだ。早速着せて助手席に座らせたが、どうしてハンカチを置いて隠す。そんな事ぐらいで恥ずかしがってどうする。最後には初めに採寸した時に内緒で作らせた、何もしないで立っているだけでも、パンティーが見えてしまうほど短いスカートのスーツを着なければならなくなるのだぞ。でも安心しろ。それは私を楽しませるだけ為に、この家の中だけで着せて、旦那とゆえども他の男には見せないから〕
〔真美のマッサージは本当に気持ちが良くて、つい目的を忘れそうになる。最初お尻を撫でた時は、本気で怒っていたが、ようやく触られるのにも慣れてきたようで、口では怒っていても目が笑っている。その笑顔が快感で歪むのも、そう遠い先ではない。ただし焦りは禁物だ〕
〔太腿を触られるのにも、可也抵抗が無くなってきたようだ。私の手を置く位置が、毎回3センチぐらいずつ奥に向かっている事も気付いていない。ただし最後は数センチの違いでも、太腿とオマンコでは雲泥の差が有る。どのようにその数センチを克服するか考えるのも、また楽しい〕
〔やはり店は失敗に終った。しかし私には痛くも痒くも無い。お金などあの世までは持っていけないのだから、真美を落とす為なら、そんな金など惜しくもない。レジの方が楽だぞと言ったら案の定、泣きそうな顔で縋ってきた。真美には何度でもチャンスをあげよう。ただしそれと引き換えに、その厭らしい体を私に差し出すのだぞ。店を失敗したぐらいで泣かなくても良い。その内声が枯れるまで、夜通し可愛い声で泣き続ける事になるのだから〕
〔閉めた店の控え室で、もう一度店を再会させるか、諦めてレジにまわるかの話し合いをした。
もう一度店を始めたいのなら、仕事の話をしている時は女を忘れろと言って、服の上から乳房を掴んでやったら、すぐに手で掃ってきた。そんなに女である事を意識していては、上手く行くはずがないと言って、もう一度掴んで少し揉んでやったが、今度は体を固くしただけで抵抗もせず、今にも泣き出しそうな顔で耐えていた。可哀想に。さぞかし屈辱的だったと思う。でも真美、もう少しの辛抱だぞ。もう少ししたらその屈辱を、可愛い口から涎を垂らすほどの快感に変えてやるから〕
〔あれから真美は私と二人きりになると、無意識の内に腕を前で交差させたりして、乳房をガードしてしまう。しかし、そうでなければ面白くない。お尻や太腿を触られるのに慣れてしまったからと言って、次もすぐに許してしまうような女では駄目だ。最後まで人妻としての、罪悪感や羞恥心を持っていてくれ。ここまで来るのに、由美子の時よりも時間が掛かった。由美子は酒に酔うと開放的になると偶然知って、その後は比較的早く事を進める事が出来たが、真美の場合、この部屋で遊んでやるには、まだまだ時間を掛けた方が良さそうだ。典子の時の失敗を踏まえて、もっと慎重に事を進めよう。〕
妻との日記はここで終っていましたが、典子さんという奥さんとの日記を見ても、何日分かまとめて書いてあるところも有ったので、この時点よりも妻への行為は先に進んでいると思いました。
妻の事が心配になって、まだ夜明け前だというのに携帯に電話しましたが、眠っているのか何度掛けても出ません。
妻に聞いていた温泉地までは車で3時間ほどなので、すぐに車を走らせたのですが、案内所になっている土産物屋で聞くと、この温泉街には妻から聞いていた名前の旅館など、周辺を含めて、何処にも無いとのことでした。
旅館の名前を聞き間違えたかと、地図をもらって全ての旅館を回ったのですが、片山の車はどこにもありません。
また携帯に電話しましたが、呼んではいても妻は出ずに、その後も妻が出る事は有りませんでした。

  1. 2014/06/13(金) 00:50:59|
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隣の芝生 第15回

諦めて帰る途中、サービスエリアに寄って昼食にラーメンを食べたのですが、この様な時にお腹が空き、何も考えずにスープまで残さず食べられた事が不思議でした。
これは、日記を読んで慌てて飛び出したものの、片山は時間を掛けて慎重に進めている事を思い出し、まだ大して進んではいないのでは無いかという、余裕が生まれていたのでしょう。
妻が汚い手で厭らしく触られる事は勿論の事、そのような目で見られるのも嫌な事なのですが、やはり片山が不能で最後までいけない事は、私に大きな余裕を生み、聞いていた旅館が無い事も最初は慌ててしまったものの、2人だけで何処かに泊まるまでに進んでいるとは考えられず、温泉地の名前を、妻が勘違いしたのだと思うようになっていたのです。
ただ、携帯に出ない事だけは気掛かりでしたが、徹夜の後7時間も車を運転していた疲れから眠ってしまい、時計を見ると夜の8時を過ぎていました。
この時私は、妻の事ばかり気にしていて気付かなかった、重大な事に気付くのです。
それは、妻の事を怒っていながら、私が妻を裏切ってしまったという事です。
ずるい考えだと分かっていても、この事は妻に知られたくありません。
日記を持ち出した事がばれれば窃盗だけでなく、浮気までばれる恐れがあります。
私は日記をスキャナーで取り込みながら、どのように元に戻せば良いか考えていましたが、方法は1つしか思い浮かびません。
それしか浮かばなかったと言うよりも、罪悪感がありながら、またそう成りたかったのだと思います。
カーテンを開けると、由美子さんは私を待っていたかのように、カーテンを開けたままお酒を飲んでいて、私に気付くと一瞬嬉しそうな顔をした後一度大きく頷き、恥ずかしそうに俯いてしまいました。
玄関に行くと鍵を開けてくれてあったので、日記を下駄箱の陰に隠し、鍵を掛けて由美子さんの部屋に行ったのですが、彼女は既に黒いブラジャーとパンティーだけの姿で、ベッドに横になって目を閉じています。
私はゆっくりと脱ぎながら、そんな由美子さんの下着姿を目で楽しんでいました。
しっかりと閉じた太腿を両手で割ると、その部分には既に染みが出来ています。
「何もして無いのに、もう濡らしてしまったの?」
「来てくれると思ったら、それだけで・・・・・・嫌、恥ずかしい」
私が酒の匂いのする口にキスをすると、堰を切ったかのように強く抱き付いてきて、乳房を私の身体に擦り付けてきました。
乳房を責めて欲しいのだと分かり、ブラジャーを外さずに上に押し上げ、飛び出した大きな乳房に吸い付きましたが、乱れた下着姿が更に私を興奮させます。
手と口と舌で、柔らかい感触を楽しんでいると由美子さんの腰が動き出し、それは次第に跳ねるような動きに変わっていきました。
「アーン・お願い・お願い・・アーン」
昨夜も情を交わしている事で、今日は私にも彼女を弄ぶ余裕があります。
「お願いって?」
「イヤ・クリ・・・イヤー・お願い」
「クリトリスの事?クリトリスがどうしたの?」
「イヤー・・・虐めちゃイヤー・・・触って欲しい・アーン」
手を持って行くと、そこは激しく濡れていて、薄い生地を透して溢れ出ています。
「こんなに濡らしていては、気持ち悪いだろ?パンティー脱がせてやろうか?」
「アッ・アッ・イヤ・・アッ・アッ・そのまま・もう少しだからそのまま・アッ・アーン・イキそう・・イキそうなの・・アッ・アッ・アッ・イク・イク・イクー・イクー・イヤ~」
由美子さんはパンティーを穿いたまま、呆気なく達してしまいました
  1. 2014/06/13(金) 00:53:57|
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隣の芝生 第16回

彼女の中に入りたい衝動に駆られましたが、彼女にも知られずに日記を返す為には、意識が朦朧とするほど達してもらわなければなりません。
「ねえ・欲しい・これが欲しい」
彼女は私のオチンチンを掴むと、濡れた瞳で見詰めながら強請ってきます。
私も入れたいのは山々なのですが、出してしまって、また回復する保証はありません。
「まだ駄目だ。今日はこの厭らしい身体を、もっと虐めてからだ」
そう言って脚の間に寝転んで股間を見ると、膨らんだクリトリスやオマンコの形まではっきり分かってしまうほど、パンティーが濡れて張り付いています。
そのまま濡れた部分に吸い付くと、彼女の腰はまた動き出しました。
「イヤー・欲しいの・・もう欲しい・・アァーン」
股の部分の布を横にずらして舐めてやると、由美子さんは私の頭を両脚で挟んできます。
「欲しい・欲しい・また・また・ダメなの・・ダメ・ダメ・・またイク・イク・イクー・イク~」
由美子さんは、また達してしまったようですが、それでもまだ許しません。
横に寝て、抱き締めてキスをしながら、中に入れた2本の指を動かし、親指でクリトリスを擦ってやると、面白いように感じ続けていました。
「もうイヤー・・指はイヤー・またイッちゃうよー・イク・イク・イク」
彼女の声は、いつしか泣き声に変わっています。
その時由美子さんは急に起き上がり、反対向きになって私に跨り、不意をつかれたオチンチンは、彼女の口に収められてしまい、情け無い悲鳴を上げていました。
「駄目だ。もう出してしまいそうだ」
それを聞いた彼女は、慌てて口を離すと自分で収めて、最初から激しく腰を動かして来ます。
今まで由美子さんの痴態を見続けて、我慢の限界を迎えていた私は、今にも出してしまいそうな状態でした。
「由美子、出してもいいか?」
「あなた・出して・・・アッ・アッ・由美子の中にいっぱい出して・あなた・あなた・出して・由美子もイク・イク・イク・あなた・イクー」
私が呼び捨てにした事で、彼女は別れたご主人に抱かれているのと、錯覚を起こしたのでしょう。
彼女のその言葉で、危うく出してしまいそうだったのを、思い止まる事が出来、私の胸に崩れ落ちた彼女を横に降ろし、また入れ直して腰を動かすと、彼女も目を閉じたまま動きに合わせて、下から腰を突き上げてきます。
「アーン・・あなた・凄い・・もっと突いて・・もっと・もっと・・由美子を滅茶苦茶にしてー」
私は少し彼女が可哀想になり、今だけでもご主人の夢を見させてあげようと思いました。
「由美子、愛している。ほら、イッてもいいんだよ。こんなのはどうだ?」
「アー・・あなた・嬉しい・イイ・イイ・あなたも一緒に・一緒に・・アッ・アッ・アッ」
「私の事はいいから、イキなさい。こうやって奥まで突いてやるから」
「アッ・アッ・凄い・・・あなた・凄い・いいの?・・・また由美子だけイッてもいいの?」
「ああ。今まで寂しい思いをさせた分、沢山イカせてやるから」
「あなたー・イイ・イイ・イイ・そんなに・されたら・アー・また本当に・由美子だけー」
「いいから、思い切りイキなさい」
「イー・イー・イク・イク・イク・・あなた・・嬉しい・・イク・イクー・イク~・イク~~」
その後もう一度いかせてから、次には彼女の奥深くに、我慢していた物を全て吐き出させてもらって、死んだように眠る彼女を残して日記を返し、家に戻って眠りました。
チャイムの音で目覚めるともう昼を過ぎていて、玄関のドアを開けると由美子さんが立っています。
「昨夜は、ありがとうございました」
「いや、こちらこそ・・・・・」
「凄く気持ちよかったわ。あなた」
由美子さんは私と知っていて、私をご主人と思いながら抱かれていたのです。
「勝手なお願いに来ました。この鍵を、社長に渡しておいて頂けませんか?」
由美子さんの足元には、大きなバッグが置かれていました。
  1. 2014/06/13(金) 01:21:18|
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隣の芝生 第17回

由美子さんの格好と様子から、片山の家を出て行くのだと思いました。
「何処に行かれるのですか?」
「別れた主人の所に行こうと思います」
「そうですか。戻れるといいですね」
「ご主人さん達が引っ越して来られてから、ご主人さんを見ていたら別れた主人を思い出してしまって、隠れて様子を見に行った事があって、まだ主人も1人のようだったので、謝ってみようと思います。駄目でも、何度でも何度でも謝って、家政婦としてでも側においてもらえるように頼んでみようかと・・・・・・・」
「頑張って下さい」
「ありがとうございます」
由美子さんが復縁出来て幸せになる事を願いつつ、情け無い事に昨夜の彼女の乱れようを思い出し、少し惜しい気持ちにもなっていました。
しかし、いつまでも感傷に浸っている場合ではありません。
もうこれで片山の側には、妻しかいないのです。
その時、由美子さんから預かった鍵を見ていて良からぬ事を思い付き、その夜片山の車が家の前に止まった時には、私のポケットの中に2個のスペアキーが入っていました。
「片山さん。由美子さんからこれを預かりました」
片山は自分の家が真っ暗なのに気付いて顔色が変わり、慌てて家の中に入って行ってしまいました。
「あなた、ごめんなさい。何度も電話してくれたのですね。あの後、資料を取りに事務所によって、その時バッグごと置き忘れて行ってしまって・・・・・・」
妻は帰って来てから私の顔を一度も見ずに、今も俯いて話しています。
明らかに嘘をついていると分かりましたが、私にも後ろめたい気持ちがあって、その事を追求出来ません。
「いや、大した用では無かったから気にするな。それよりも、あそこの温泉の湯はどうだった?」
「それが・・・・・私が勘違いしてしまって・・・・言っていた温泉ではなかったの・・・・・どうしてあんな・・・勘違いを・・・・・・・」
妻の行ったという旅館は、私が探しに行った所よりも、更に1時間近く山の奥に入った所にある温泉地です。
途切れ途切れに話す妻から、何か後ろめたい事があるのだと思いましたが、今は責めても何も真実は話さないでしょう。
私は詳しく聞くのをやめましたが、これは妻から聞かなくても、私には知る方法があったからです。
「もう仕事を辞めたらどうだ?」
「どうして!あんな・・・・・・やっと1年後に、また始めさせてもらえる許可をもらったのに。
今度こそ失敗の無いように、1年間勉強させてもらえる事になったのに。」
まさか、由美子さんとセックスをして、寝ている隙に日記を見たともいえません。
「仕事の事で、真美が辛そうだから」
「そんな事無いです。汗になったから、シャワーを浴びてきます」
小走りでシャワーを浴びに行ってしまいましたが、目には涙が溜まっています。
妻が言いかけて止めた『あんな』と言うのは『あんな事まで我慢して』と言いたかったのではないかと不安になって待っていたのですが、泣いているのか出てこないので寝室に行くと、由美子さんの部屋を覗いていた窓のカーテンが開いたままになっていたので、それを閉めようとした時、猛烈な罪悪感に襲われました。
妻のしている事は私に対する裏切り行為ですが、妻は片山との関係を望んでいないのに対し、私は進んで妻を裏切ってしまったのです。
この事を知れば、自分は耐えていた分、私が安易に浮気した事を許せないかも知れません。
由美子さんに限って話す事は無いと思っていても、由美子さんという人間を全て理解出来ているとは言えません。
由美子さんとは一緒に酒を飲み、二晩情を交わしただけなのです。
片山が耐え切れずに、由美子さんに連絡を取れば。
由美子さんがご主人に受け入れてもらえずに、また戻って来てしまったら。
私の考えは悪い方へ、悪い方へと向ってしまいます。
以前と違い仕事を持っている妻は、我慢する事無く離婚を望むかも知れません。
勿論妻を愛していて、離婚など耐えられる事ではありませんが、もし離婚にでもなれば妻は由美子さんのように、片山の好きにされてしまうでしょう。
浮気を知られて、離婚になる事だけは避けたい私の頭の中には、今まで考えた事も無かった事が浮かんでいました。

  1. 2014/06/13(金) 01:22:04|
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隣の芝生 第18回

翌朝、私が出勤の仕度をしていても、妻はパジャマのままで出掛ける様子がありません。
「今日は休みなのか?」
「頭が痛くて・・・・・」
昨夜の妻は、横になってからも寝付かれないようでした。
この日は1日中家にいたようですが、その事が逆に、旅行で余程の事があったのではないかと私を不安にさせ、早く日記を見たくて仕方ありません。
次の日妻は出社したのですが帰りも早く、隣に行く事もありませんでした。
しかしその次の日の昼休み、遅くなるので食事を済ませてきて欲しいと妻からメールが入ったので、早く仕事を切り上げて急いで家に帰ると、懐中電灯を持って片山の家に忍び込みました。
泥棒のように電気もつけずに懐中電灯を当てて読むと、思った事を手帳にでも書き溜めてあったのか、あの時に読んだ以前の日付の物まで、数日分の出来事が書かれています。
〔乳房を触られてからの、真美の様子が少しおかしい。まだ仕事からは離れられないと思うが、迷いが出てきているのかも知れない。焦らず進めてきたつもりが慎重になり過ぎて、真美に考える余裕を与え過ぎてしまったようだ。このままではこの先、仕事を辞めると言い出さないとも限らないので、まだ仕事に対して未練がある今の内に作戦を変更して、私から離れられないように持って行った方が良いかも知れない。〕
〔今回短期間でクビにした連中の話をしたら、優しい真美は迷惑を掛けた事が耐えられず、みんなに謝罪する事しか考えていないようで、謝罪旅行の話に疑いもせずに乗ってきた。途中で邪魔が入ると嫌なので違う温泉地を教えたが、頭の中は何処に行くかよりも、どのように謝罪するかだけで精一杯なのか疑いもしない。旦那も、いつでも携帯で連絡が取れるという安心感から、旅館の電話番号すら聞かなかったようだ。楽しみな2泊3日になりそうだ。〕
〔最初、聞いていた温泉地とは違う事に不信感を示したが、歳のせいで間違ったと謝ったら、すんなり信じてと許してくれたようだ。しかし流石に皆は来ないと言うと、帰ると言って駄々を捏ねた。〕
旅館に着いてからの事は今迄に無く詳しく書いてあり、片山の興奮が手にとる様に分かります。
読んでいた私にも2人の姿がはっきりと見え、会話の内容まで聞こえて来るようでした。
「騙したのですか?私帰ります」
「確かに騙しました。でも、こうでもしなければ真美さんは来てくれなかったでしょ?私はただ、仕事の事について誰にも邪魔されずに、一度2人だけでゆっくりと話したかった。それと、温泉にでも浸かって、失敗など忘れてリフレッシュして欲しかった。そんな事は思っていないと怒られるかも知れませんが、私は真美さんに女を感じていません。歳からしても娘のように思っていて、女だと意識した事はありません。ただ、恥ずかしいのですが、マッサージをしてもらったりしている時は、娘と言うよりも母を感じてしまっていましたが・・・・・・。娘が精神的に疲れているようなので、父親が温泉に連れてきた。それでは駄目ですか?」
「でも・・・・2人だけと言うのは・・・・・」
「こんな老人を、男だと意識してくれるのですか?それは有り難い事ですが、残念ながら私は、もう男では無くなってしまいました。」
「いえ、そんな意味では・・・・・・」
「正直に言います。本当はそれだけの理由だけでは無くて、今回は失敗に終りましたが私はまだ真美さんが、会社に必ず利益をもたらしてくれると信じているのです。長年商売をしてきた、私の目に狂いは無いという自信があるのです。しかしこれは真美さんが、どこまで真剣にやる気があるのかで大きく左右されます。パートナーとしての私をどこまで信用してくれて、どこまで心を許してくれるかで大きく違ってきます。例え2泊でも同じ部屋で寝起きすれば、何ヶ月も毎日会っているより相手の事が分かって来るものです。ですから3日間一緒にいて、真美さんの気持ちを試したかった。」
仕事を任せる事が出切るかどうか試す為に連れて来たのだと思い、次第に妻の目の色は変わっていきました。
「2度の失敗は許されません。やり掛けて途中で引き返す事も出来ません。今後も私をどれだけ信頼して、共に仕事をしていってもらえるのか本当の気持ちを知りたかった。私は娘のように思ってと上手い事を言いながら、会社の事も考えているずるい人間なのです。でも、娘のように思っているのは本当です。それは信じて下さい」
娘のように思っているという話だけでなく、会社の利益の事まで言われて、妻は片山が正直に話していると思ってしまいました。
私に対して後ろめたい気持ちを持ちながらも、断って帰って来なかったのは、目の前にまた店を任せてもらえるという、人参をぶら下げられた事も大きかったのでしょう。
「折角温泉に来たのに変な話ばかりしてしまいました。この部屋には露天風呂も付いています。
仕事の話はまたにして、まずはお湯にでも浸かってゆっくりしましょう。」
この3日間は、何でも片山に従おうと決めた妻でしたが、この言葉で2人だけで旅館に泊まるという現実を思い知らされ、2人並んで小さな露天風呂に浸かっている姿を想像してしまい、また少し躊躇してしまいます。
「他にもう一部屋とってもらって、寝るのだけは別の部屋という訳にはいきませんか?」
「旅館にも親子だと言ってあります。そんな事をしたら、余計変に思われるでしょ?私も3日間は真美さんを娘だと思う事にしますから、真美さんも私を父親だと思ってもらえませんか?娘も嫁に行ってから殆ど帰って来ないし、息子などは電話すらしてきません。外では強がっていますが、本当は寂しいのです。こんな弱い姿は、真美さんにしか話せな・・・・・・・」
「分かりました。私もそう思う事にします。」
初めて片山が見せた寂しそうな顔を見て、お金はあっても哀れな老人に思え、この3日間だけでも親孝行の真似事でもしてあげようと決めてしまうのです。
  1. 2014/06/13(金) 01:24:27|
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隣の芝生 第19回

部屋に付いている露天風呂に一緒に入ろうと勧められましたが、流石にそこまでは出来ずに断ったようです。
〔下着の替えと浴衣を、わざと忘れて露天風呂に入った。風呂から出て、真美に持って来させると一瞬目を伏せたが、私の身体が弛んでいた事で、老人だと再確認出来て安心感をもったのか、すぐに普通の表情に戻ってしまった。私は真美の、恥ずかしがる仕草を見たかったのだが期待外れに終ったので、わざと前を隠していたタオルを落として、自慢の物を見せてやると驚いた顔をして、一時真美の目は一点に釘付けになる。すぐに我に返った真美は、ようやく羞恥の表情を浮かべると、脱衣所から飛び出して行った。こんな立派な物を見た事があるかと自慢したかったが、これは役に立たない。もっと凄い姿になった時のこれを、真美に見せられないのが口惜しい。でも、不能になった老人にも性欲はあるのだぞ。今に嫌と言うほど思い知らせてやる〕
動揺した妻は脱衣所を飛び出した後、すぐに部屋も飛び出して大浴場へ行ったようですが、それほど片山の物は凄かったのでしょう。
「湯上りの色っぽい浴衣姿と石鹸の香りに、下半身は熱くなっても口惜しいかな変化はなかった。
酒は飲めないと聞いていたので、食事の時に飲みやすい甘口のワインを注文して勧めたが、真美はそれでも飲めないと言って口もつけない。「これからは、商談で酒の席に出なければならない場合もあるかも知れない。一口も飲まないというのは失礼なので、沢山は飲まなくても良いが自分の酒量を知る事も大切だ」と言うと、やっと飲みだした。真美は本当にアルコールには弱いようで、少し飲んだだけでも、すぐに真っ赤な顔になった。真美は可也酔っている様子だったが、食事が終っても「嫁いだ娘と飲んでいるようで、こんな美味い酒は久し振りだ」と言って、更に口当たりの良いスパークリングワインを強引に勧めると「もう飲めません」と言いながらも、後からもっと酔いが回ってくる事も知らずに飲んだ為、布団の敷かれた隣の部屋に行って苦しんでいた」
片山に少しは付き合ってやろうと、飲めない酒を飲んだのですが、湯上りの火照った体に冷えたワインは心地良く、勧められるまま飲みすぎてしまい、その後も強引に勧められ、酔った勢いも手伝って更に飲んでしまったようです。
〔よほど苦しいのか、浴衣の裾の乱れを直す事もしないので太腿はあらわになり、淡いピンクのパンティーが見え隠れする。胸元を覗いたが残念な事に、風呂上りだというのにブラジャーをしていた。その時急に起き上がると、ふらつく足で歩き出したのでトイレに行きたいのだと知って身体を支えてやったが、初めて抱きしめる肉付きの良い身体が堪らない。トイレに着くと待ち切れなかったかのように、真美は戻し続けた〕
また片山に支えられて布団まで戻った妻は、布団に寝かされるとすぐに寝息を立ててしまいます。
〔肩を揺すって呼んでも返事もしない。そっと浴衣の帯を解いて浴衣の前を開くと、そこには想像通りの厭らしい身体があった。抱き心地の良さそうな肉付きの良い身体。〕
「汚してしまったから、脱いでしまおうね。」
〔真美はまだ苦しそうだったが朦朧とした意識に中、身体を捻って私が脱がせるのに協力する。
おそらく頭の中には、汚してしまったという意識しか無かったのだろう〕
「苦しいからこれも外してしまおう。楽になるぞ」
〔想像していたよりも乳首は大きい。立ち上がって身体全体を眺めていたが、まさに女として一番脂の乗った食べ頃だ。魚でもそうだが、腐る手前が一番美味い。世間では新鮮な物を有難がるが、確かに歯ごたえは良くても旨みから言えば敵わない。真美も、今から10年が一番美味い時期かも知れない。体力が続けば、その10年を私の物にしたい。〕
その時片山は、妻のパンティーに小さな染みを見つけます。
「可哀想に。戻した時に少し漏らしてしまったのだね。汚いからこれも脱いでしまおう」
妻は片山の手によって、生まれたままの姿を晒してしまったのです。
〔真美の陰毛は髪の毛と同じで柔らかく、おまけに薄いのでポッテリとした美味しそうなオマンコもまる見えだ。土手はやや高く、クリトリスは完全に包皮に隠れてしまっている。おそらく酔いが醒めた後、全て覚えていないという事は無く、途切れ途切れにしても、何をされたか多少は覚えているだろう。ここ迄にしておいて、布団を掛けてやれば言い訳が立つ。まだ明日もあるのでそうしようと思ったが私も酔っていて、クリトリスを見たくて我慢出来ずに包皮を剥いてしまった。するとクリトリスはきれいな薄いピンク色をしていたので、思わず指に唾を付けて触っていた。由美子の時のような事を期待して飲ませたが、由美子のようにはならなくても結果は同じような事に〕
片山の日記は、ここまでで終っていました。
出て行った由美子さんを思い出したくなくて、妻の事だけに没頭して書いていたのでしょうが、ここで由美子さんとの時を思い出してしまい、書くのを止めてしまったのでしょう。
  1. 2014/06/13(金) 01:25:25|
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隣の芝生 第20回

家に戻って妻に電話しましたが、しばらく呼んでいても出ないので諦めて切ると、少しして妻の方から掛かって来ました。
「電話に出られなくてごめんなさい。丁度手が放せなくて」
「今何処にいる?すぐに帰って来い」
「会社にいるけれど、何かあったの?」
「いいから、すぐに帰って来い」
「商品の在庫確認をしていますから、あと1時間ほど待ってもらえませんか?」
妻はそう言いながらも私の様子が変なのを察したのか、30分ほどで帰って来ました。
「もう仕事は辞めろ」
「どうして?帰りが遅いからですか?」
私は日記を見たとは言えませんでした。
言えば私の事までばれてしまう気がしたのです。
それに例え言ったとしても、それらは事実では無くて片山の妄想だと言われれば、他には何の証拠も無く、私が他所の家に忍び込んで、こそこそと他人の日記を盗み読んでいた事実だけが残ります。
「ああ、俺が帰って来て家が真っ暗なのはもう沢山だ。今はいないが、夜に沙絵が一人だけでいるのも不安だ。」
「すみません。今仕事を辞める事は出来ないの。出来るだけ早く帰れるように頼んでみますから」
「俺よりも仕事をとると言う事だな?」
「違います。あなたと仕事を比べる事など出来ません。分かって」
そう言うと涙目になり、それを隠すかのようにシャワーを浴びに行ってしまいました。
妻が出てから私もシャワーを浴びて寝室に行くと、妻は既にベッドで寝ています。
「真美、眠ったのか?」
返事が無いので仕方なく私もベッドに入ると、急に抱き付いてきた妻は全裸です。
「真美・・・・・・」
妻は何も言わずに私のパジャマとパンツを一気に下げると、口に含みながら両足から抜き取ってしまいました。
私の物が硬くなると妻は足元に回り、私を赤ちゃんがオムツを替えられるような格好にして、手で掻きながら玉や肛門に舌を這わせてきたのですが、この様な積極的な妻を見るのは初めてです。
私は何もせずにただ快感に身を任せていましたが、また口に含まれてクチュクチュと音を立てられながら激しく顔を上下されては、我慢も限界になってしまいました。
「真美、出そうだ」
妻は口を離すと私に跨り、ゆっくりと腰を使ってきたのですが私にはその動きがもどかしく、妻を跳ね上げるように下から応戦しました。
「アッ・アッ・待って・アァーン・・あなたはしないで・・私にさせて・・アッ・アッ・アッ」
私が動きを止めると妻の動きは激しくなり、このままでは私一人が終ってしまいそうだったので、結合部に手を持っていってクリトリスを擦ってやりました。
「しないでー・・イッてしまう・アッ・アッ・アッ・イイ・イイー・イッちゃうから・やめてー・まだイヤー・・イイ・イイ・イイ・イク・イク~」
「口で散々されたから俺も出そうだ・・・・真美もイッてくれ」
「イヤー・・イヤー・・イク・イク・イク・イク・イクー・イク~・イク~~」
次の日から私が帰宅するまでには帰って来ているようになり、妻の実家から娘が帰って来てからも毎晩妻から求めてくるようになったのですが、やはりこの日のように妻に主導権をとられ、出したと言うよりも出されたと言う感じでした。
妻との事を書いた日記の続きが気になるのですが、妻の帰りも早く、片山も早く帰って来ているようなので忍び込む事が出来ません。
その時、日記に書かれた最後の言葉を思い出しました。
〔由美子の時のような事を期待して飲ませたが、由美子のようにはならなくても結果は同じような事に〕
家族が寝静まってから、パソコンに取り込んでおいた由美子さんとの日記を読みました。

  1. 2014/06/13(金) 01:26:09|
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隣の芝生 第21回

由美子さんも引っ越して来てから片山のスーパーに勤め、店長候補として仕事を覚えるように言われて、絶えず片山と行動を共にしていました。
引っ越してくるまでは工場にパートとして勤めていたようですが、今までの流れ作業とは違って仕事が面白くなり、子供がいない事も手伝って、どんどんのめり込んで行きます。
やがて妻の様に片山の家に行ってマッサージをするようになり、お尻や太腿を触られる事に対して抵抗が薄れた頃、売る物がどのように作られているのか見ておいたほうが良いと言われ、遠方の農家に野菜作りを見学に行こうと誘われて、妻と同じ旅館に泊まる事になりました。
2部屋とってあると言われて納得した由美子さんは、着いてから一部屋しか予約していなかった事を知って帰ろうとした時、やはり妻のように説得されて渋々泊まる事になったのですが、妻同様、片山が男として機能しない事に安心感もあったのでしょう。
妻とは違って酒に強い由美子さんは、勧められるままにビール、日本酒、焼酎と飲み続けてしまいます。
酔った由美子さんは次第に開放的になっていき、片山に聞かれるままご主人しか男を知らない事や、最近セックスの回数が減ってきて、ここ3ヶ月ほど関係をもっていない事など、普段ではとても話せない事まで話してしまいます。
〔酔って笑い上戸や泣き上戸になる奴は見た事はあるが、淫乱になる女もいると聞いた事はあっても見た事はなかった。もしかすると由美子は、普段は上品そうにしていてもそれかも知れない。
横に座りなおして話をしながら、浴衣の上から太腿を擦ってやったが何の抵抗もしないで飲んでいた。それどころか徐々に股が開いていく〕
裾を割って直に擦っても抵抗をしない由美子さんに気を良くした片山は、擦る手を徐々に上にずらしていってパンティーの上から初めて触ると、流石に我に返ったかのように抵抗をみせました。
「変な事は止めて下さい。何をするのですか」
「大きな声を出すと、旅館の者が来て変に思いますよ。こんな姿を見られても良いのですか?」
片山は押し倒して上から押さえつけ、パンティーの上から擦り続けながらキスをしようとしましたが、顔を背けてそれを許しません。
「やめてー。お願い、やめてー」
「由美子さんはそう言いますが、ここは違うと言っています。もっとして欲しいと言って、涎まで垂らしていますよ」
「アーン・・・違う・・アーン・・違いますー」
「悩ましい声を出して、何が違うのです?」
いつの間にかパンティーの脇から進入した指で、膨らんだクリトリスを触られていては、口では拒否していても、身体は更なる快感を求めて反応してしまっていました。
「女盛りのこんなに豊満な身体を、3ヶ月も放っておくなんて・・・・・」
酔いも手伝って淫乱になり、最後までいきたい由美子さんは片山が擦るのを止めると、自ら腰を動かして指に擦り付けてしまいます。
「可哀想に。よしよし、今夜は私が手伝ってあげましょう」
片山はまた指の動きを再開し、起き上がって横に座ると胸元も開いて、空いた手で乳房を揉みはじめました。
「イヤー・・やめてー・・・これ以上されたら・・アッ・アッ・アーン・アーン」
「これ以上されたらどうなるのですか?」
「イヤー・もう・もう・イヤ・イヤ・イヤ・イヤ・イヤー・イヤ~」
片山の年季の入った指使いに呆気なく達してしまった由美子さんは浴衣を?まれ、引き摺られるように布団の敷いてある隣の部屋に連れて行かれました。
〔浴衣を剥ぎ取り、由美子らしい白いパンティーを脱がせて身体を見たが、私好みの豊満な身体で興奮してくる。襞も開いて中まで見てやったが、一度私の指でいかされた由美子は、マグロのような状態で隠す事もしない。まだ身体が治まっていないのか、乳首に吸い付いただけで色っぽい声を上げ続けていた。こんな身体を目の前にしても勃起しないのが恨めしい。〕
乳首とクリトリスへの責めだけでまたイカされてしまいますが、口惜しさをぶつけるかの様に片山の責めは更に続きます。
「そろそろ中が寂しいでしょ?」
片山は節くれだった太い指を一本入れると、そっと動かしているのですが、女の急所を知り尽くしているのか、由美子さんは頭を掻き毟って悶えていました。
「イヤー・・こんなのイヤー・・アーン・アーン」
「そんなに腰を動かすと、指が抜けてしまいますよ。1本でそんな事では、2本になったらどうなるのでしょうね」
「ヒィー・・きつい・・アッ・アッ・アッ・アッ」
「2本ぐらいで根を上げられては困ります。今は役に立ちませんが、私のオチンチンはこんな物ではありませんよ。その替わりですから最低でも3本、出来れば親指以外の4本は咥えてくれないと」
「イヤー・・無理です・・アーン・・ア~ン」
「でも2本では物足りないでしょ?2本では気持ち良くないのでしょ?その証拠に『イヤー』ばかりで一度も『イイー』とは言ってくれません」
「イイ・イイ・イイ・気持ちイイ・・凄い・・イイ・イイ・凄い・・イイー・イイー・イイ~~」
妻も同じ事をされて、片山にイク時の顔を晒したかも知れないというのに、私は右手で硬くなったオチンチンを握り締め、手を前後に動かし出していました。
  1. 2014/06/13(金) 01:27:00|
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隣の芝生 第22回

片山の由美子さんに対する責めは、射精して終わるという事が無い為に、片山が飽きるまで延々と続けられました。
焦る事の無い熟練した指や舌での巧みな責めで、何度も頂上へ押し上げられた由美子さんはいつしか眠ってしまったのですが、息苦しさと快感で目が覚めると全裸の片山が上に乗っていて、丁度目の前にはグロテスクな物があり、酔っていた昨夜と違い、完全に酔いが醒めた由美子さんはその大きさに恐怖を覚えます。
「イヤー・・怖い・・・もう許して下さい・・アァーン」
〔由美子は私が上に乗っているから逃げられないと思っているようだが、それは自分に対する言い訳で、本当は昨夜散々吸われて膨らんだままのクリトリスに吸い付かれていて、その快感から逃げられないのだ。〕
「アッ・アッ・アッ・こんなのイヤー・もう・もう・イヤ・イヤ・イヤ・イヤ・イヤ~・ヒィ~」
〔達して敏感になってしまった由美子は感じ過ぎると言って嫌がったが、それでも止めずに吸い続けていると面白い事が起こった。あれだけ飲めば当然の事で、私もそれで早く目が覚めたのだが〕
「アッ・アッ・・おトイレに・・・おトイレにいかせて・・・ダメ・ダメ・漏れちゃう」
流石に布団にされては困ると思った片山は由美子さんを解放したのですが、その時良からぬ考えが浮かんで、由美子さんが浴衣に袖を通している隙にトイレに入ってしまいました。
「まだですか?お願い、早く。もう、もう」
ドアの外に由美子さんの気配が無くなるとトイレを出て、部屋に付いている露天風呂に急ぎまた。
「イヤー、見ないで。イヤー、イヤー、見ないでー」
思惑通り由美子さんは、洗い場で裾を捲り上げて用を足していたのですが、片山が側で見ていても途中で止める事も出来ずに、夫にも見せた事の無い姿を最後の一滴まで見られてしまいました。
「ごめん、ごめん。歳をとると我慢出来なくて、悪い事をしてしまった。」
由美子さんはし終わるとトイレに行って拭いてから、泣きながら帰り仕度を始めました。
「こんなに早く、何処に行くのです?」
「帰ります」
「そうですか。それなら私も一緒に帰ります。ご主人にも会って謝らなければなりませんから」
「えっ?主人に・・・・・・」
由美子さんはご主人の顔を思い出し、罪悪感からよけい涙が溢れて止まりません。
「ええ。わたしは大変な事をしてしまいました。いくらセックスはしていないと言っても、裸にして身体の隅々どころか中まで見てしまい、体中嘗め回して何度となく達する時の顔を見てしまいました。それにオシッコをする姿まで。どのような理由があっても、私がご主人なら耐えられない。きっと許す事が出来ずに、離婚まで考えてしまうと思います。こんな事をしてしまって、このまま知らぬ顔をするのは男として自分を許せません。悪い事をしたら謝る。どのような償いでも要求通りに受け入れる。それが間違いを犯してしまった私の責任です」
「お願いします。主人には・・・・・」
〔由美子は旦那に知られるのが余程嫌なのだろう。知られれば離婚されるかも知れないと言われれば当然だ。私も言う積りなどない。折角ここまで来た関係が壊れるような事はしない。これで由美子には弱味が出来た。弱味を握られた人間は、もう強く出る事は出来ないだろう〕
「酔っていたと言っても、由美子さんはこのような事になってしまって、ご主人に黙っていられるのですか?私には出来ません」
「主人には知られたくない。お願いですから、そのような事はやめて下さい」
「そうですか・・・・・・。由美子さんがそこまで言うなら・・・・。でも私の男としての責任が・・・・・。分かりました。では、こうしましょう。由美子さんを娘の様に思っていると言いましたが、酒を飲んだらつい死んだ家内を思い出してしまって、寂しくてこの様な事をしてしまいました。この旅行の間だけは家内の代わりになって頂けませんか?そう納得出来れば、昨夜からの行為も自分に言い訳が立ちます。由美子さんは他所の奥さんでも無く、娘でも無く、旅行中は家内だと思い込む事が出来れば自分に言い訳が出来ます。そうでなければ罪悪感で潰れてしまいそうです」
優しく言っていても、明らかにこれは脅しなのですが、ご主人に知られる事だけは避けたい由美子さんは、この脅しに屈してしまいました。

  1. 2014/06/13(金) 01:27:46|
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隣の芝生 第23回

由美子さんはご主人に知られたくない一心で、旅行中は片山の奥さんでいるという事とは、どのような事なのか深く考えもせずに同意してしまいましたが、すぐにその意味を思い知らされます。
「では早速、一緒に朝風呂に入りましょう。」
「えっ、一緒に・・・・・・」
「何を驚いているのです?夫婦なら普通にしている事ですよ」
先に入っているように言われた由美子さんは、しっかりとバスタオルを巻いて入っていると、片山は自慢するかのように隠しもせずに、大きな物をブラブラさせながら入って来ました。
並んで入っていると、狭い湯船では肌と肌が密着してしまいます。
「由美子さん、夫婦の証にキスをしてくれますか?」
昨夜も散々迫られたのですが、いくら感じていても本能的にそれだけは避けていました。
ご主人を裏切るという意味もあったのでしょうが、それよりも親ほど歳の離れた男の唇に嫌悪感を持っていたのです。
「・・・・・・出来ません」
「そうですか。やはり夫婦だと思う事は無理なようですね」
そう言って片山が立ち上がると、ご主人に打ち明けられると思った由美子さんは、慌てて手を掴みました。
「キスします。頬で良いですか?」
「付き合い始めたばかりの恋人同士では無いのですよ。夫婦なのだから当然唇です」
由美子さんはギュッと目を閉じて、そっと唇に触れたのですが、片山に抱き締められて唇を押し付けられ、舌の侵入まで許してしまいます。
由美子さんは、口の中を這いずり回る老人の舌に吐き気さえ覚えたのですが、逃れられないように片手で強く腰を抱かれ、もう一方の手で後頭部を押さえられていては、どうする事も出来ないで身悶えていました。
「さあ、今度は私の身体を洗って下さい」
洗い場に背を向けて据わった片山を見て、背中を流すだけだと思って洗い始めたのですが、当然それだけでは済みません。
片山は立ち上がるとお尻も洗わせ、それが終ると今度は前を向いて座りました。
「今度は前もお願いします」
首筋から胸へと洗って行ったのですが、そこから下は洗えないどころか見る事も出来ずに、顔を背けて足に移っていきました。
「あとはオチンチンと玉だけですね。ここはタオルでゴシゴシ洗われては痛いので、手でお願いします」
「出来ません」
「家内はいつも洗ってくれましたが、ご主人のを洗ってあげた事は無いのですか?」
「無いです。主人の事は言わないでー」
「ごめんなさい、そうでした。今は私の家内でした。それなら早くお願いします」
由美子さんは手にボディーソープを取って泡立てると、顔を背けたままそっと握りました。
「もう終わりですか?ここは念入りに洗って下さい。私がもう良いと言うまでは止めてはいけません」
〔やはり勃起はしないが、全身の血液が一点に集中したようで気持ち良い。硬くならなくても快感はある。目の前のポッチャリとした唇に包まれれば、更に快感は増すだろう。しかし朝食の時間も迫ってきたので、今夜の楽しみに残す事にした。薬を飲んでも駄目だったが、このような事を続けていれば、もしかしたらと思った。〕
妻も同じような事をさせられたかも知れないと思いながらも、由美子さんの顔と身体を思い出してしまい、さも自分が洗われているかのような感覚に陥り、右手の動きは早くなって行きました。
  1. 2014/06/13(金) 01:28:30|
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隣の芝生 第24回

この日は由美子さんと、直接野菜を買っている農家を2軒訪問したのですが、その事が目的ではなかった片山は野菜作りを見学するどころか、少し話をしただけですぐに切り上げ、途中で昼食をとると旅館に戻ってしまいました。
「汗になってしまいましたから、露天風呂にでも入りましょうか」
「野菜作りの見学は?」
「今日はあの2軒への顔合わせだけで終わりにしましょう。顔を覚えてもらうというのも大事な事です。」
由美子さんは、成り行きでこうなってしまったと思っていたのですが、この時ここに来た片山の目的をはっきりと知り、騙された自分の愚かさを後悔するのですが時既に遅く、ご主人に知られたく無いという感情の方が勝ってしまうのです。
また朝のように洗う事を強要され、それが終ると今度はもっと恥ずかしい行為を迫られました。
「朝は時間が無くて、私だけ洗ってもらって悪かったです。今度は由美子さんを、私が洗ってあげましょう」
「いいえ、結構です。社長が出てから自分で洗いますから」
「社長はやめて下さい。今は夫婦なのですよ。今はご主人も洗ってもらった事の無いオチンチンまで洗ってもらった、あなたの夫なのですよ」
由美子さんには、ご主人には言えない秘密がどんどん増えていってしまいます。
「さあ、バスタオルを取ってそこに座って下さい」
片山は最初からタオルは使わずにボディーソープを手で泡立てて、洗うというよりも愛撫でもしているかのような指の動きで、時間を掛けて洗って行きます。
「背中は終りました。前を向いて下さい」
「いいえ・・・背中だけで・・・・」
片山は由美子さんの背中に身体を密着させると、両手を前に回して首筋から順に洗い出し、豊満な乳房は揉み解すかのような動きで洗ってから腹部に達したのですが、また乳房に戻ると時折乳首を摘むなどして、いつまでもそこから離れません。
「ウッ・・もう・そこは結構です・・から・・・・・」
「そうですか。では、お尻を洗いますから立ってください」
「いいえ、もう・・・・・」
「何度も言いますが、今は夫婦ですよ。私は夫ですよ。由美子さんの中まで見た、オシッコをするところまで見た、オチンチンまで洗わせた夫ですよ。由美子さんがその気になってくれなければ、私まで罪悪感からご主人に謝りたくなってしまいます」
仕方なく立ち上がると片山の手はお尻を厭らしく動き回り、由美子さんはその間しっかりとお尻を閉じて耐えていたのですが、泡だっている手は難なく割れ目に滑り込んでしまいました。
「あっ、そこは・・・・」
「ここはウンチの出る所ですから、よく洗っておかなければなりません」
〔由美子は指が滑り込まないように肛門に力を入れ、お尻で私の手を挟んできた。しかし、しばらく擦り続けていると徐々に力は弱まり、石鹸で滑り易くなっている指はするりと第一関節まで入ってしまった〕
「イヤ!」
乳房と肛門への愛撫で、由美子さんが感じ始めている事を気付いていた片山は、この事で逃げられるよりは一気に感じさせてしまおうと、指を抜いてそのまま前に滑らせて行きました。
「昨夜から今朝まで、厭らしいお汁で散々汚した所ですから、ここも念入りに洗っておきましょう」
もはや由美子さんに逆らう力は無く、ただお尻をくねらせる事しか出来ませんでした。
由美子さんは立っているのが辛くなり、その場に座り込んでしまいましたが、片山の指から逃げる事は出来ません。
次第に自分が誰に何をされているのかさえ忘れてしまい、頂上に向かって駆け上がろうとした時、片山は意地悪にも指を離してしまいました。
「アーン」
「どうしました?もう綺麗になりましたよ」
今度は並んでではなく、片山に後ろから抱かれるような形で湯船に浸かると、お湯の中では片手で乳房を揉まれ、下に回したもう一方の手でクリトリスを擦られていたのですが、頭では拒否していても、あと一歩のところで放っておかれた身体は逆らう事が出来ませんでした。
「ウ・ウ・ウッ・・ウ・ウ」
「気持ち良いのでしょ?声を出しても良いのですよ。夫婦なのですから恥ずかしい事などありません。ほら、声を出してごらんなさい。もっと気持ち良くなりますから」
耳元でそう言われると、堰を切ったように喘ぎ声を上げていきました。
「アッ・アッ・アッ・アッ」
「ほら、もっと大きな声を出して良いのですよ」
「アッ・アッ・アー・アー・アー・アー」
大きな声を出せば出すほど自分の声で、更に興奮は高まって行ってしまいます。
「ほら、もっと、もっと大きな声を出しなさい」
「アー・アー・アー・イヤー・もう・もう・イヤー・イヤー」
「もうイキたいのですか?良いですよ。夫婦なのですから、恥ずかしがる事はありません。思い切りイッてごらんなさい。今度は止めずに、イク時はもっと激しく擦ってあげますから、大きな声で『イク』と言って教えて下さい」
「イヤー・もう・もう・イク・イク・イク・イク~・イキます~・イク~~」
その時私も、床に白い物を飛び散らせていました。
  1. 2014/06/13(金) 01:29:18|
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隣の芝生 第25回

射精してしまって興奮が醒めると、現実に戻ってしまった私は由美子さんの事よりも、妻の事が気になってしまって続きを読む気力も無くなり、妻は何をされたのか知りたくて仕方がありませんでした。
〔由美子のようにはならなくても結果は同じような事に〕
またこの文章が頭に浮かび、寝室に戻って妻の寝顔を見ていると、厭らしい老人の前に裸体を晒し、クリトリスの包皮を剥かれて触られたかと思うと口惜しくて仕方がありません。
更にその後、由美子さんのように感じさせられ、達する時の声を何度も聞かれたかと思うと、妻を叩き起こして問い質そうと思いましたが、由美子さんと同じ様な精神状態でいるとすれば、本当の事を話さずに強く否定されるだけだと思いました。
尋ねて素直に話すぐらいなら、既に妻の方から打ち明けられている筈です。
私に全て話せるぐらいなら、片山と仕事をする事など自分から辞めている筈です。
私は私の裏切りを知られずに、隣にこそこそと忍び込んで日記を読んでいた事も知られずに解決しようと思っていたので、言い逃れが出来ないように、片山のあの部屋に連れ込まれた時に怒鳴り込もうと思っていました。
私の裏切が知られても、私の方が有利になる様に解決しようと思っていました。
その余裕の裏には、片山が最後までは出来ないという事がありましたが、日記を読む限り悠長に構えている余裕などありません。
早急に言い訳の出来ない証拠を確保して2人に突きつけ、謝罪させて償わそうと思いましたが、このまま旅館で何があったのか知らずに終らせ、妄想だけが膨らんで苦しみながら、一生妻と付き合って行くのも嫌です。
仮に妻が片山との関係を認めたとしてもただ謝り続けるだけで、このような卑猥な事をされたと話す事は考えられず、その事を知るには、やはり日記を盗み読む他無いと思いましたが、夜に忍び込む事は無理な今、留守の昼間に忍び込むしかありません。
土曜に妻と片山が出勤してから、私は覚悟を決めて境界線の低い塀を跨いだのですが、流石に夜と違って辺りが気になり、心臓が倍の速さで動いています。
由美子さんとの日記もそうでしたが、旅館での出来事などは官能小説のように詳しく書かれていて、片山の興奮が手にとる様に分かります。
特に最近早く帰っていたためか先日読んだ続きの部分からは、今妻と片山が私の目の前で行為を行っているかと錯覚するほど特に詳しく書かれていて、私の知りたい欲求を満たしてくれる限度を超え、口惜しさから日記を破り捨てたい程でした。
〔しばらく擦っていると真美は酔いから、これが夢か現実か、いまどこで誰に何をされているのかも分からないで、感じてきたのか少し腰を上下に動かし出した。足も徐々に開いて行き、美味しそうなオマンコが露になる。堪らずにクリトリスを擦りながら、もう一方の手でオマンコを開いてやると、少し黒ずんだ外観とは違い、薄いピンクの綺麗な内部が見えた。思わず吸い付きたくなってしまったが焦る事は無い。まだまだ夜は長いのだ。とり合えずクリトリスで一度イカせてやろうと、添い寝して乳房を口と舌で悪戯しながら擦る指の動きを早くしてやると、普段の清楚な真美からは考えられないほど、激しく腰を振り出す〕
「アッ・アッ・アー・アー・アァーン・アッ・アッ・アッ・アー・アー・アー」
「どうしました?もうイキそうですか?」
〔今度は舌で、乳首を集中的に弄びながら更に指の動きを早めてやると、早くも限界を迎えたようで足の爪先まで伸ばし、強く私の手を挟んできた〕
「アッ・アッ・アッ・アッ・ヒッ・ヒッ・ヒー・ヒィー・ヒィー・イヤ~~」
〔一度達してしまうと多少酔いが醒めてしまうと思っていたが、真美はまだ赤い顔をして肩で息をしていた。私は真美に休む余裕を与えずに反対向きになって覆い被さり、無我夢中でオマンコに吸い付き、中に舌を入れたりクリトリスを舐めたりしていると、何を勘違いしたのか真美は、目の前にある私のオチンチンを掴んできた。気を良くした私はオマンコに指を入れて掻き回し、クリトリスを吸い続けて時々甘噛みしてやると、旦那との行為でいつもそうしているのか、終には口に含んでしまい舌を使ってきたので、私は今迄に無い快感に襲われた。今までの女にも口を使わせたが、こんな感覚は初めてだ。勃起までは行かないが、真美の口の中で少し膨らんだのだ。
今は酔っていて旦那と勘違いしているのだろうが、正気の時に私のオチンチンだと知りながらさせる事が出来れば、復活も夢では無いかも知れない〕
「ウー・ウー・ウッ・ウッ・ウッ・ウッ・ウー・ウー・ウー・ウー・ウゥ~~」
妻は片山の少し膨らんだオチンチンを、口いっぱいに頬張りながら達してしまったのでした。

  1. 2014/06/13(金) 01:30:18|
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隣の芝生 第26回

辱められて、感じてはいけないと思いながらも感じてしまう女性の姿を見る事に、より興奮を覚えるようになっていた片山は、酔っていて意識のない時よりも正気の時の方が面白いと感じ、翌日に備えて妻を解放したのですが、手の届く所にこれ以上無いというオモチャがあっては、遠足当日の子供のように、嬉しくて早くに目が覚めてしまうのでした。
トイレに行くとその後眠れずに、掛け布団を剥がして妻の裸を鑑賞していると、夏でも流石に早朝は肌寒くて妻もようやく目を覚まし、今の状況が掴めないで横に座って見ている片山の顔を見てから辺りを見回し、ようやく自分が裸体を晒している事に気付いて、掛け布団を引っ張り上げると身体を隠しました。
「イヤー、イヤー。そうして?どうして?」
「こんな事になってしまって、ごめんなさい。」
「こんな事って?何をしたの?私に何をしたの?」
「覚えていないのですか?真美さんが酔ってしまってトイレで戻し、その後私が介抱していると急に抱き付いて来て、身体を擦り付けてせがんで来た事を覚えていないのですか?」
「そんな、そんな。私が何をせがんだと言うのです?」
「本当に覚えていないのですね。真美さんは制止する私の言う事も聞かずに、全て脱いでしまうと私を押し倒して、パンツの上から私のオチンチンに頬擦りしてきたのですよ。駄目だと思いながらも私も酔った勢いで、つい指や舌で応戦してしまいました。すると真美さんは凄く感じてくれて何度も何度も達し、最後にはパンツからオチンチンを引っ張り出すと咥えてしまい、舌まで使いながら口に含んだままの状態で、激しく達してしまった事を本当に覚えていないのでか?」
「そんな・・・・・・そんな事・・・・・・イヤー」
「嫌だと言っても、してしまった事は取り返しがつきません。娘のように思いながらも、剥き出しのオマンコを顔の前に持って来られては、真美さんの要求を断り切れませんでした。目の前で真美さんが自ら包皮を擦り上げて剥いてしまったので、完全に露出してしまった綺麗なクリトリスを見ていたら、つい吸い付いてしまいました。いくら酔っていたと言っても、その時の感情に流されずに断るべきでした」
妻は記憶を辿っていましたが、所々は思い出せてもはっきりと思い出す事が出来ずに、どうしてこのような事になってしまったのか迄は思い出せずに、片山の言葉を信じてしまい、罪悪感から涙が溢れて止まりません。
「私は・・・・たぶん・・・主人だと・・・・・・・」
「分かります。私も酔っていて、途中から死んだ家内としているような気持ちになってしまいましたから」
ここからまた、由美子さんにしたのと同じ演技を始めます。
「悔やんでも、やってしまった事は仕方がありません。今から帰って、2人でご主人に謝りましょう」
妻はこの言葉で、取り返しがつかない大変な事をしてしまったという思いが更に大きくなってしまい、頭の中が混乱してしまいます。
どの様に対処したら良いのか皆目見当も付かず、私に知られる事だけは何があっても避けたいという思いだけが強くなっていきました。
「それだけは・・・・・・・・・」
「真美さんはこのような事をしてしまって、一生ご主人に隠し通そうという考えなのですか?私には出来ません。悪い事をしたら何を言われようが、何をされようが謝る。それが私の信念です」
「お願いですから、主人だけには・・・・・・・・・・。」
「真美さんには薄情な言い方になりますが、今なら私は誘われた立場です。裸の女性に押し倒されれば間違いが起こっても仕方が無いと、男のご主人なら分かってくれると思います。70年近く貫いて来た信念を、この歳になってから破りたくありません。ご主人に正直に話して、何とか許してもらいたいです。自分がしてしまった事の責任をとりたいです。真美さんも今なら、例え自分から誘ってしまってこうなったと知られても酔っていた事ですし、長年夫婦をしていて子供までいるのですから、きっと許してもらえますよ。2人で謝りに行きましょう」
「それは出来ません。お願いですから主人には・・・・・」
片山が考え込んでいる振りをしていると、妻は裸なのも忘れて布団から出て、座っている片山の膝に縋って、また泣き始めました。
それほど妻は私に知られる事を恐れ、何も身に着けていない事など忘れるくらい取り乱していたのです。
「お願いします。お願いします。」
「分かりました。私も一緒に地獄に落ちましょう。真美さんに泣かれて、裸で縋られては断れません」
「えっ?」
妻が慌てて掛け布団を引き寄せて身体を隠すと、片山は力任せにそれを剥ぎ取りました。
「何をするのです!」
「何をするって、こういう事です。私にもご主人に言え無い様な秘密を作らせて下さい。そうでないと、ご主人には黙っていると今約束しても、顔を見れば罪悪感から謝ってしまいそうです。
それで良ければ、このまま何もせずに帰りましょう」
「それは困ります・・・・・・・・でもどの様な事を・・・・・・・」
「70年近く守ってきた信念を曲げてまで、真美さんと地獄に落ちる覚悟をしたのですから、私には逆らわずに言われた通りにして下さい。しばらくは我慢出来ても、隣に住んでいて絶えず顔を合わせていては、ずっと隠し通す自信が無いのです。このままだといつ気が変わって、ご主人に謝ってしまうかも知れません。そうならない為にも、ご主人に知られては殺されるかも知れないような、重大な秘密を作らせてさせて下さい。まずは一緒にお風呂に入りましょう」
妻は由美子さんと同じ様に並んで露天風呂に入りましたが、由美子さんの時と違うのは、バスタオルで身体を隠すことなど許されなかった事でした。
  1. 2014/06/13(金) 01:31:06|
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隣の芝生 第27回

妻は舐めるように見る厭らしい目に裸体を晒し、消えて無くなりたいほどの羞恥心と戦いながら、片山の身体を洗わされました。
そして最後には由美子さんと同じ様に、手でオチンチンを洗えと強要されます。
「もう良いですか?」
「まだです。昨夜口でしてくれたように、もっと愛情を込めて洗ってくれないと、いつまでも終りませんよ」
「言わないで。それは言わないで」
「さて、次は真美さんの番です。お返しに私が洗ってあげますから、ここに立って下さい」
「そんな恥ずかしい事は嫌です」
「今更恥ずかしがらなくても良いですよ。私は身体どころか、既に真美さんのオマンコの中まで見てしまったのですから。いや、見てしまったと言うよりも、見せられたと言う方が正しいかな」
「私は・・そんな事を・・・・・・・・・・・」
「私の顔を跨いで、自らの指で開いて見せた事も覚えていないのですか?ご主人が聞いたら、驚いて倒れてしまうのではないかな」
何も覚えていない妻は否定する事も出来ずに、私の話をされると逆らう事が出来ませんでした。
片山の指は、震えて立っている妻の身体の隅々まで、愛撫するかのように這いずって行きます。
「さて、次は中も洗ってあげましょう。ここは荒れるといけませんから、石鹸は付けずに洗っておきますね。洗い易いように、もう少し足を開いて下さい」
「いいえ、自分で洗いますから」
「お願いですから、そんな現実に戻すような事は言わないで下さい。私も罪悪感と戦いながら、仕方なくスケベ親父を演じているのです。本当はこんな事などしないでご主人に謝った方が、余程気が楽なのです。」
「主人の事は・・もう・・・・・・」
足を少し開いた妻の前に座った片山は、強引に太い指を一本入れようとしました。
「痛い。痛いから止めて」
「流石に濡れていないときついようですね。では少し濡らしてあげましょう。真美さんはクリトリスを擦られると、すぐに厭らしいお汁を出してしまうと、昨夜でよく分かりましたから」
「止めて。もうそんな事は止めて。やはり私には出来ません」
「そうですか。真美さんも罪悪感で苦しいのですね。分かりました。もう止めて帰りましょう。
罪悪感で苦しむぐらいなら、潔くご主人に謝った方が良いです」
「いえ、それは・・・・・・・・」
片山は妻の顔をじっと見詰め、羞恥に染まる表情を楽しみながら、わざと厭らしい音を出して指を舐めました。
「さあ、直に触ってあげますから、昨夜のように自分で包皮を上に引っ張って露出させて下さい」
自らそのような事など出来る筈の無い妻が、片手を前に持ってきて逆に隠そうとすると、その手を握ってクリトリスに持っていき、手を添えたまま妻の指を使って包皮を上に剥きました。
「指をこのままにしておいて下さいよ。昨夜ここを責められた時の、真美さんの反応は凄かった。
腰を上下に激しく動かして暴れるので、押え付けるのに苦労しました」
「イヤー・・そんな事言わないでー・・イヤー・イヤー」
「こうされても嫌ですか?」
最初の内は、必死に快感を否定し続けていた妻の身体も、私の触り方とは違う新鮮な指の動きに、自然と腰が動き出してしまいます。
「アッ・アッ・アッ・イヤ・イヤ・イヤ・イヤ・ヤメテー・ヤメテー」
言葉とは裏腹に、腰の動きは早くなって行きます。
「止めても良いのですか?」
意地悪く、ゆっくりと片山の指がクリトリスから離れて上に登ると、妻は徐々に爪先立ちになって、指を追いかけてしまいます。
「ほら、止めて欲しく無いのでしょ?もう指が入るぐらいお汁が出て来ましたが、このまま止めるのは可哀想ですから、一度楽にしてあげますね」
「アー・アー・イヤー・イヤー・イヤー」
完全に感じさせられてしまった妻は立っているのも辛くなり、その場に座り込みそうになりました。
「立っていて下さい。辛ければ私の肩に手を置いて、身体を支えても良いですから、立ったままイクのです」
「アッ・アッ・アー・アー・アー・もう・もう・ダメ・ダメ・ダメ・ダメ・ダメー・ダメ~~」
妻は初めて立ったまま登り詰め、その瞬間全身の力が抜けて崩れ落ち、片山に抱き付いて身を預けてしまいました。
「どうです?立ったままイクのも気持ちが良いでしょ?」
抱きかかえられるようにお湯に浸かった妻は、お湯の中で片山の太い指を2本も受け入れ、片山にしがみ付きながら、更に2度の絶頂を迎えさせられたのでした。

  1. 2014/06/13(金) 01:31:53|
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隣の芝生 第28回

朝食が終わると、片山はパンツを脱いで窓際の椅子に足を開いて座り、妻を脚の間に座らせていました。
「早く浴衣の裾を割って、手に持ってその可愛いお口でお願いします」
「出来ません。許して下さい」
「真美さんだけ、朝から3回も気持ち良くなってずるいですよ。私は何をされても勃起しません。
これ以上大きくなる事は有りませんから、怖がらずにお願いします」
「そうではなくて・・・・・・出来ません」
「そうでした。怖いはずは無いですよね。昨夜あんなに・・・・・・・・」
「昨夜の事はもう・・・・・・・」
「この様な関係も、旅行の間だけです。ご主人には言えないような秘密をもっと作りたいのです。
そうでないと真美さんは、私がご主人に謝ってしまわないかと、ずっと心配しながら暮らさなければなりませんよ。このままだと帰ってから、私がご主人と世間話をしていただけでも、何を話しているのか気になりませんか?その内お互いを信用出来なくなり、仕事にも支障を来たすようになります。旅行中に起こった事は、夢だったに違いないと思えるような非日常的な事をして、お互い忘れるように努力しましょう。明後日からは、また以前の関係に戻って仕事しましょう。」
妻は片山の言葉を全て理解出来ませんでしたが、片山の言う事に従って明日まで我慢すれば、私に話される事は無いという思いから、片山のオチンチンを取り出すと、ゆっくりと口を近付けていきました。
「そうです。凄く気持ち良いですよ。今度は昨夜のように、もっと舌も使って下さい」
〔やはり真美の口の中は凄く気持ちが良い。勃起するまでには至らないが、昨夜感じた事は夢では無く、この明るい所で見ていると、確かに私のオチンチンは少し大きさを増している。少しでも大きくなれば、それだけ快感も増す〕
妻は柔らかくても大きな物を口いっぱいに頬張りながら、口の中では必死に舌を動かし続けていました。
〔羞恥に顔を赤く染めながら、必死に頬張っている真美の姿を見ていると、更に大きくなって快感も増していく。この分だと真美に毎日させれば、いつか念願の射精までもって行けるのかも知れない。いや、出来れば完全に勃起するまでもっていき、真美のオマンコの中で射精したい。おそらく真美が経験した事が無いであろう大きなオチンチンで奥まで突いてやり、私から離れられないようにしてしまいたい。私のオチンチン無しでは、生きて行けないような身体にしてしまいたい。死んだ家内がそうだったように〕
亡くなった奥さんと妻が被って見えるのか、ここから少し、奥さんの事が書かれていました。
〔私は若い時から老け顔だった為にもてなかった。まだ結婚もしていないのに、みんなに魚屋の親父と呼ばれた。二束三文の山は持っていても金も無く、私には男として自慢出来る物は何も無いと思っていた。私が女性に声を掛けても相手にもされないと思っていたので、好きな人がいても憧れるだけで告白も出来ず、隠し撮りした写真を見ながら、毎日右手のお世話になるだけ。オチンチンが大きい事も、修学旅行の時に冷やかされた事があって、逆にコンプレックスに感じていた。しかし初めてソープに行ってソープ嬢から、それは他の男にはそうは無い武器になると教えられる。しかしそうは言っても、オチンチンを出して歩く訳にもいかず、もてるのはソープに行った時だけ。もてると言っても逆に嫌がるソープ嬢もいたが。そんな私にも女の好みはあり、結婚相手は誰でも良いという訳では無かった。恥じらいがあり、清楚で優しい女。顔は可愛いが、それと反比例するかのような肉感的な、厭らしい身体を持つ女〕
片山が女性に対してこのような好みを持つようになったのは、高校の時から恋焦がれていた同級生が、まさにそのような女性だったからです。
ある時、刺身の配達を頼まれて届けに行くと、建ったばかりの新しい家から出てきたのは、その彼女でした。
この時片山は飛び上がりたいほど喜びましたが、その喜びもすぐに口惜しい思いに変わります。
〔結婚した事は風の便りに聞いていたが、私はまだ諦め切れずに、ずっと彼女の写真のお世話になっていた。彼女の顔を見た時は嬉しかったが、彼女の後ろに立って微笑んでいたのは事も有ろうに、私が彼女を好きなのを知って、左程好きでも無かったくせに私に対する嫌がらせから、告白して付き合だした同じクラスの男だった。背も高くて顔も良く、女に人気はあったが人間的には最低の男。彼女の前では本性を見せずに、彼女を騙し続けていた男だ〕
これは片山の逆恨みかも知れません。
おそらく憧れの女性を盗られたという思いから、このように思い込んでしまったのでしょう。
〔この男は彼女と結婚して幸せなところを見せ付ける為に、わざと配達させたのだと思った私は、平日の昼間に再度訪問して彼女を犯してやった。奴の物では物足りなくなるように、私の大きな物でオマンコを広げてやろうと思った。彼女の抵抗は凄まじく、ソープ嬢に教えられて分けてもらったローションを塗って入れたが、私に罵声を浴びせながら可也痛がって暴れた。しかし、次第に馴染んでくると彼女の反応は明らかに変わり、可愛い顔からは想像もつかないような獣のような声を出して、狂ったように喜んでいた〕
片山は次の日の朝、ご主人が出勤するのを待ってまた訪問するのですが、彼女は脅えていてドアを開けません。
しかし、勝手な解釈をしている片山は諦めませんでした。
〔彼女は私に抱かれるのが嫌だったのではなく、私のオチンチンが気持ち良すぎて、旦那では物足りなくなってしまうのが怖かったのだ〕
どうしても顔を見て謝りたいと嘘をついてドアを開けさせ、夜まで延々と彼女を犯し続けます。
それからは、犯されながらも彼女が感じていた事をばらすと脅して、毎日のように犯し続けたので妊娠させてしまい、まだ子供はいらないと避妊していた旦那にばれてしまいました。
〔私の大きなオチンチンに妻を寝取られた、奴の口惜しそうな顔は今思い出しても愉快だ。山を担保にお金を借りて慰謝料を払ったが、お金などどうでも良かった。彼女を私だけの物に出来た喜びの方が大きかった。彼女は離婚されて私を責めながらも私と結婚する事になったのは、おそらく私のオチンチンから離れられなくなったのだろう。死ぬまで口には出さなかったが私には分かる。あのまま奴と暮らしていたよりも、私の大きなオチンチンで毎晩慰められていた一生の方が、家内は幸せだったに違いない〕
亡くなった奥さんは、無理矢理犯された上に離婚させられ、辛かっただろうと思いました。
ただオチンチンが大きいという理由だけで、片山と再婚したとは思えません。
おそらく自分の事よりもお腹の中の子供の事を考えて、仕方なく一緒になったのでしょう。
人望があって誰からも慕われ、言葉遣いも丁寧で優しそうに見える片山の、性に対しての歪んだ裏の顔が見えてくると、私は更なる恐怖を覚えました。
  1. 2014/06/13(金) 01:32:41|
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隣の芝生 第29回

妻は更に大きさを増した片山のオチンチンに恐怖を覚えながらも、一時間近くに亘って奉仕させられ続けていました。
「勃起しなくても大きいから、顎が疲れたでしょう?もう終わりにしますから、最後にもっと奥まで咥えて下さい」
後頭部を押えられて腰を突き出されると、口の中がオチンチンでいっぱいになって、喉の奥まで達した為にむせ返ってしまいました。
「グフッ・ゴホッ」
「苦しかったですか?ごめんなさい。全て収めるのは無理でしたか。勃起しないから良いものの、もしこれが勃起したら真美さんは大変ですね」
妻は勃起した状態を想像してしまい、今までに無い恐怖を覚えました。
「折角旅行に来たのですから、どこか連れて行って下さい」
旅館の部屋に2人だけでいては、この後何をされるのか怖かった妻は、とり合えず外に出れば何もされないだろうと思って言ったのですが、それが裏目に出てしまいます。
〔こんな昼間ではアダルトショップも開いていない。ペニスバンドやバイブを持って来ていたら、真美を飽きさせずに、一日中旅館で辱めて気持ち良くさせてやる事が出来たのにと後悔したが、ここまで一気に事が進むとは夢にも思っていなかったので仕方がない。せめてもの救いは、一応ローターだけは持ってきていた事だ。外に出れば、私の責めから逃れられると思っているようだが、そうはいかない。すぐに旅館に戻りたいと言うようになる〕
「そうですね。少し北に行った所に見晴らしの良い展望台が有りますから、そこまでドライブでもしましょうか?その近くに美味しい蕎麦屋がありますから、昼食はそこにしましょう」
旅館を出て15分ほど走ると林道に差し掛かり、急に車は路肩に止まりました。
「真美さん、大事な事を忘れていました」
「何ですか?」
「これを付けてもらうのを忘れていました」
目の前に差し出されたのはローターでした。
普通このような物を持っていれば、最初から何かするつもりで旅行に誘ったのだと分かり、自分は罠にはめられたのではないかと気付くのですが、突然ローターを目の前に突きつけられた妻は、あまりの事に脅えるだけで、片山がなぜこの様な物を持っていたのかまで考える余裕など無く、ローターを使われて乱れてしまう自分の姿を想像して、背筋が凍る思いでした。
「嫌!そんなの嫌です」
「嫌と言う事は、これが何だか知っているのですね?使った事があるのですね?」
「そんな事は・・・・・・・」
〔大人しそうな顔をしているくせに、既に旦那に使われた事があるのか、これの気持ち良さを知っていた事にはがっかりしたが、まさか他の者がいる、それも屋外で使われた事は無いだろう〕
「早くパンティーの中に入れて下さい。私がしてあげましょうか?」
「嫌です。もう許して」
「約束を忘れましたか?このままご主人の所に帰っても良いのですよ。さあ、私がしてあげますから、スカートをたくし上げて下さい」
「・・・自分で・・・・・」
今は片山に逆らわない事が、私との生活を守る唯一の方法だと思った妻は、片山から見えないように身体を捻って背を向けると、スカートの裾からローターを持った手を入れました。
「オマンコかクリトリスか、どちらに当てました?」
「それは・・・・・」
その時急に、片山の手がスカートの上から下腹部を触りました。
「こんな上の土手の所に当ててどうするのですか?もう待てません。それなら私が、オマンコの中に入れてあげましょう」
妻は慌ててスカートの中に手を入れるとローターの位置を下げた為に、丁度クリトリスに当たってしまいます。
「そうですか。やはり真美さんは、クリトリスを責められるのが好きなのですね。では・・・」
「アッ・・ヤメテ・・・ウッ・・・」
「テストしただけです。きちんと当たっているようですから、その位置からずれないように、パンティーとパンストを食い込むぐらい上げて下さい」
コードをスカートの中から通してウエストの所からスイッチを出し、ジャケットで隠すように言われ、それに従うとようやく車は走り出しましたが、妻は何をされるのか不安で、ずっと俯いたまま身体を硬くしていました。
展望台に着くと車から降り、並んでベンチに座りましたが、片山にスイッチを入れられた為に、景色を見る余裕などありません。
「ウッ・・・ウー・・やめて・・お願い・・・」
妻は耳元で小さな声で頼んだのですが、聞こえなかったかのように無視されてしまいます。
「もっと股を閉じて押えていないと、周りの人にローターの振動する音が聞こえてしまい、気付かれてしまいますよ」
股をしっかりと閉じると確かに音は小さくなりましたが、代わりに強く押し付けてしまう事になり、刺激は強くなってしまいます。
「アー・・・イヤ・・こんなのイヤ・・止めてください・・ウッ・・お願い・・・止めて」
妻は小さな声で呟くと股間に手を置き、身体を折り曲げてローターの刺激に耐えていました。
  1. 2014/06/13(金) 01:33:29|
  2. 隣の芝生・石井
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隣の芝生 第30回

妻は大きな声を出してしまいそうなのを、唇を噛んで必死に耐えていたのですが、やがて我慢の限界を迎えてしまいます。
「イヤ・アーン」
スイッチを握り締め、ニヤニヤしながらその様子を見ていた片山は、それを聞いてようやく止めてくれたのですが、ほっとしたのもつかの間、肩を抱かれて5メートル先の、展望台の先端まで連れて行かれると、またスイッチを入れられてしまいました。
「お願い・・声が出てしまう・・もう・・もう・・みんなに気付かれてしまう・・・お願い」
「我慢すればするほど、その後の快感も大きいですから、頑張って我慢して下さい。決してスイッチを切ってはいけませんよ。もしも自分で止めたら、旅館に戻ってからお仕置きですからね」
そう言い残すと自分だけベンチに戻り、妻がオシッコを我慢する子供のように太腿を交差させ、手摺を掴んで身体を支え、お尻をクネクネと動かしている姿を微笑みながら見ていました。
〔真美は辺りの者に知られるのが恥ずかしくて、何とか平静を装いたいのだろうが、自然と腰が動いてしまうようだ。真美にとって考えた事も無い、今までの生活では絶対に有り得ないような辱めの中で、今までの常識などどこかに飛んでしまい、旦那の事など完全に忘れて、ただ次々に襲ってくる快感と戦っている。このまま人前で恥を掻いてしまうのか、それとも思い止まるのか、どちらにしても私には楽しくて仕方が無い〕
それから5分近く経つと立っていられなくなってしまい、座り込んでスイッチを握り締めたのですが、このまま達したい欲望に勝てずに、止める事は出来ませんでした。
「ご気分でも悪いのですか?」
その時、近くを通り掛かった老夫婦に声を掛けられ、慌ててスイッチを切ってしまいます。
「ありがとうございます。娘は少し車に酔ったみたいなので、このまま少し風にあたっていれば、すぐに良くなると思います。」
片山が駆け寄ってそう言うと、老夫婦は安心して離れて行きました。
「他人に心配を掛けてはいけません。これぐらいの事がそんなに我慢出来ないのですか?真美さんは見かけによらず、かなりの淫乱なのですね。普通の女性ならこのような事ぐらいでは、人前で座り込むほど感じてしまいませんよ。それどころか、このような場所で達してしまおうとするなんて・・・・」
「違い・ます」
「私の思い違いでしたか。そうですよね。真美さんがそんな淫乱な女のはずがありませんでした。
でも私の言い付けを守れずに、スイッチを切ってしまったのは事実ですから、約束通り旅館に戻ってからのお仕置きは覚悟して下さい」
車が走り出すとスイッチをオンにされ、他の者に聞かれる心配の無く鳴った妻は、大きな声を上げ続けていました。
「アッ・アッ・アッ・イヤ・イヤ・イヤ・イヤ・イヤ・・・・・・エッ?」
「どうしました?まさかこんな所でイキそうになったと言う事は無いですよね?」
「そ・ん・な・事・は・・・・・な・い・・・・・・・」
「また私の思い違いでしたか。旅館の部屋でならいざ知らず、真美さんはこんな所でイッてしまうような、淫乱な奥様では無いですよね?それなら安心して続けられます」
そう言い終わるとスイッチを入れられ、妻はまた大きな声を上げ続けてしまいます。
「アッ・アッ・アッ・アーン・もう・もう・もう・もう」
「おっと、一度止めますね。言っていたお蕎麦屋に着いてしまいました。ここのお蕎麦は美味しいですよ」
「もうイヤ~」
また登り詰める手前で投げ出された妻は、もう恥も外聞もなくなり、車から降りずに太腿を何度も擦り合せていたのですが、助手席に回った片山に腕を?まれ、強引に車から降ろされてしまいます。
片山は蕎麦屋に入ると向かいの席には座らずに横に座り、下腹部を抑えて俯いている妻を尻目に、自分だけさっさと食べ終わると、またスイッチを握り締めました。
「もう・・や・め・て・・・声・・が・・・・・も・う・・旅・館・に・・・・・」
「旅館に?旅館に戻って、イカせて欲しいという意味ですか?」
「ウッ・・い・え・・・そんな・・ウッ・・・事は・・・・・・」
「それなら旅館に戻りたいなどと言わずに食べて下さい。ここのお蕎麦は本当に美味しいのですから」
「・・もう・ダ・メ・・ウッ・・・早く・・旅・館・・・に・・・」
「仕方ない奥様だ。それなら戻りましょう。戻ればお仕置きが待っていますよ。こんなに早く戻れば、それだけお仕置きの時間も長くなりますが、それでも良いのですね?」
ローターを止められると『お仕置き』と言う言葉だけが重く圧し掛かり、何をされるのか分からない妻は怖くて仕方ありません。
「・・いえ・・やはり・・まだ・旅館・・には・・・・」
結局妻は、箸をつけることすら出来ずに車に戻ると、駐車場に止められた車の中で辱めを受けていました。
「アー・アー・アッ・アッ・アッ・もう・もうダメ・もうイカせて・・お願い・・イカせて」
遠に限界を超えていた妻は、イキたい事を自分から口にしてしまったようですが、あの妻がこのような言葉を口にした事は、私には到底信じられませんでした。
もしもそれが事実だとすると、ここに書かれているのはごく一部で、逃げ出そうという考えも浮かばないほどの、私がこの文章から想像している以上の辱めを受けて、正気でいる事など出来ずに、完全に自分を見失っていたに違いありません。
妻が正気では決して言えないような言葉まで口にして、必死に頼んだ願いも聞き入れられずに、このままイカせてもらえる事はありませんでした。
「イヤー・・・もうイヤー・・・イヤー・イヤー」
「それなら旅館に戻りますか?旅館の部屋でなら、思う存分イカせてあげますよ」
「戻ります・・旅館に・・・旅館に・・戻りたい」
車が動き出すとまたローターは動き出し、妻は止められる前にイッてしまおうと、片山の目も気にせずに、より強い刺激を求めてスカートの中に手を入れて、ローターをクリトリスに押し付けていました。
「アッ・アッ・アッ・アッ・アッ・アァー・・アッ・アッ・アー・アー・ア~」
しかし片山は、そのような妻を許してくれるはずもありません。
「イヤー・イヤー・もうイヤー・こんなのイヤ~」
「旅館に着いたら、素直に私のお仕置きを受けるのですよ。逆らわずに何でも言う事を聞くのですよ。良いですね?」
「はい・・だから止めないで・・・もう・意地悪しないで・・・お願い・・お願い」
〔真美は泣き声になってしまい、目には涙が溜まっていたが泣くのはまだ早い。泣くのは今夜お仕置きをされてからだ。泣きながら許しを請い、私に服従を誓うのだ〕
この後も妻の願いが聞き入れられる事は無く、旅館に着くまで何度も何度も頂上の寸前で放り出され、着いた時にはまともに歩く事も出来ないで、片山に抱えられるようにして旅館に入りました。
「娘さんはどうされました?大丈夫ですか?」
「ええ、曲りくねった道ばかりだったので、少し酔ってしまって気分を悪くしたようです。少し横になっていれば大丈夫だと思いますから、お布団を敷いて頂けますか?」
妻は虚ろな目で、片山とフロントの人に支えられて部屋まで行くと、仲居さんが先回りをして敷いてくれてあった布団に寝かされました。
  1. 2014/06/13(金) 01:34:25|
  2. 隣の芝生・石井
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隣の芝生 第31回

旅館の人が出て行って2人きりになると、妻はまたローターで責められていました。
「アッ・アッ・アッ・アッ・イヤ・イヤ・イヤー・イヤー」
「しばらく寝かせたいので、夕食までは誰も来ないでくれと言っておきましたから、もっと声を出しても良いのですよ」
「アー・アー・ア~・ア~・もう・ダメー」
その時また止められ、今度はイカせてもらえると思っていた妻は手を股間に持って行くと、動かないローターを押えて、催促するかのように腰を動かしてしまいました。
「おやおや、はしたない。普段は淑女に見えても、とんだ淫乱奥様だ」
「もうイヤー・・どうして・どうして」
「どうしてって、何か忘れていませんか?昨夜から気になっていたのですが、真美さんもご飯を食べる前は『いただきます』と言うでしょ?それなのにイク前は『イカせていただきます』と、どうして言わないのですか?そんなお行儀の悪い事はいけません。死んだ家内は、どれだけ感じてしまっていても必ず言いましたよ」
「言いますから・・お願い・・何でも言いますから・・お願い」
散々嬲りものにされた妻の身体は、スイッチを入れられるとすぐに頂上に向かって駆け上がりました。
「アー・アー・アァー・もう・イカせて・いただきます・・イカ・せて・いただき・・イク・・イク・イク・イクー・イキます~~」
〔真美は旅館中に聞こえてしまうかと思うほど、大きな声を出して達した。おそらく今までに行った事の無い、違う世界を覗いてしまった事だろう。でも、まだまだこれからだぞ。もっと違う世界を経験させてやろう。今は嫌がっているようだが、その内そのような世界を教えてくれた、私に感謝するようになる〕
半日近く我慢させられ続けた妻は、ようやく思いを遂げられた事で、今まで経験した事が無いほど激しく達してしまい、片山にスカートの中に手を入れられても動けません。
「おやおや、こんなにお汁で汚してしまっていては、気持ち悪かったでしょ?今脱がせてあげますからね」
脱がされていて恥ずかしいという思いはあっても、やはり妻は動けずに、されるがままになっていました。
「何ですか、これは。もう染みなんて呼べる状態ではありません。こんなオモチャで、こんなにお汁を出すなんて、真美さんは何て淫乱な奥様なのでしょう」
片山は、妻が濡らしてしまったパンティーを手の上で広げて見ていましたが、妻はその様子をぼんやりと見ているだけで、取り返す気力も無いのです。
「あんなに我慢したのですから、一度では足りないでしょ?」
全裸にされた妻は脚を大きく開かれても動けずに、今度はローターをオマンコに入れられてしまいます。
「さあ、今度はオマンコでイクところを見せて下さい」
ローターが振動し始めると敏感になっていた身体は、またすぐに感じ出してしまうのです。
「アッ・アッ・アッ・また・また・また・もうイク・・またイッてしまう・・もう・もう」
その時、無情にもローターは止まってしまいました。
「イヤー・・もうイヤー・・言いますから・・ちゃんと・イカせていただきますと・言いますから」
「違うのです。どうやら電池が切れてしまったようです。可哀想に。急いで売店で買って来てあげますから、それまで自分の指で我慢していて下さい」
いくら自分を見失っているとしても、妻に限って、流石にそのような事は出来るはずがないと思いましたが、私の期待は裏切られ、片山が戻ってくると左手の指をオマンコに入れ、右手の指でクリトリスを擦っていたようです。
「アーン・アー・アー・イヤ・こんなのイヤ・・でも・アッ・アッ・もう・もう」
音を立てないように、そっと部屋に入って来た片山にも気付かずに、妻は必死で指を動かし続けています。
「真美さんは、自分でするのが上手ですね」
「イヤー・・見ないで・・見ないで・・・アーン・・見ないでー」
「それに、オマンコとクリトリスの両方で感じたいとは、思っていたよりも欲張りなのですね。」
片山が戻って来た事を知った妻の指は一瞬止まりましたが、我慢出来ずにまた動き出してしまいます。
「イヤー・見ないで・・見ないでー・・イヤー・イヤー」
「いいえ、最後まで見させてもらいます。私に遠慮なく、思い切り気持ち良くなって下さい」
「イヤ・イヤ・見ないで・・止められないの・・もうダメなの・ダメ・ダメ・・イヤー・イヤー・イヤー・・こんなの・・イヤ~~」
妻は片山に見られながら達してしまい、それを見た片山は妻に休憩を与えずに、グチャグチャに濡れたオマンコにローターを入れると、また妻の身体を弄ぶのでした。
〔私はイキ易いように、下はローターに任せて乳房を揉んだり、乳首を吸ったりして助けてやっていたが、しばらくすると真美は自分でクリトリスを擦り出した。旅行に来る前では考えられない姿だ。私の目の前にいるのは、あの恥じらいを持った真美では無い。今はただのメスだ。私の手でこのようにされた真美を見ているのも興奮するが、興奮が醒めてからの真美を考えると、なお興奮する。おそらく狂いそうなほどの、羞恥心に襲われる事だろう〕
椅子に座って、ビールを飲みながら見ている片山の目の前で、妻は私の事や側にいる片山の事さえも忘れて、何度もイキ続けてしまいました。
妻がぐったりとして声も出さず、ローターの音だけが聞こえるようになると、片山はようやくローターを抜き取って、夜に備えて裸の妻に抱き付いて眠ったのですが、私は半日でこのようになってしまった妻を、どうしても信じられませんでした。
これは事実よりも、多少オーバーに書かれているかも知れません。
片山の妄想も含まれているのかも知れません。
しかし、あの妻が私にも見せた事の無いような痴態を晒し、辱めを受けた事は事実なのでしょう。
私の知っている妻は、このような辱めを受けるぐらいなら、片山を突き飛ばして逃げる女です。
私の知っている妻は、この様な恥ずかしい行為をさせられるぐらいなら、私に知られて離婚されると思っても、迷わず離婚を選ぶ女です。
妻の心に、どのような変化があったのか?
やはり私には到底信じる事は出来ませんでしたが、信じる事が出来ないと言うよりも、信じたくなかったと言うのが本音でした。
  1. 2014/06/13(金) 01:35:17|
  2. 隣の芝生・石井
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隣の芝生 第32回

私は下半身に、不快感を覚えていました。
射精でもしてしまったかと思えるほど、パンツの前を濡らしてしまっていたのです。
惨めな妻を哀れに思い、片山に対して猛烈な怒りを覚えながらも、そんな自分に戸惑いました。
この時チャイムが鳴ったので私は慌てて日記を元に戻し、身を隠して窓から見ると、門の外にスーツを着た男が立っています。
その男はまたチャイムを鳴らすと、留守だと分かったのか携帯を取り出して、どこかに電話をしてから去って行きました。
ただのセールスかも知れませんが、今度は片山と戻ってくる可能性も有ると思った私は、日記を持ち帰りたいのを我慢して、急いで家に戻るとベッドに寝転んで考えていました。
私は老人の性を甘く見ていたようです。
70歳近くになっても私達と同じ様に、旺盛な性欲が有るのです。
片山に関しては私以上に、性に対して貪欲なのです。
もしかして、あの後片山のオチンチンが復活し、妻に嵌めたのではないかと思うと居ても立っても居られません。
例えそうでなくても、あの後どのようなお仕置きを受けたのかと思うと、携帯を握り締めてしまっていました。
「真美、すぐに帰って来い」
「何かあったのですか?」
「つべこべ言わずに、俺と離婚したく無ければ、すぐに戻って来い」
私の切羽詰った電話から、何か知られたと感じたのか、妻はすぐに帰って来たのですが一人では無く、先に口を開いたのは片山でした。
「ご主人、何か有ったのですか?奥様から聞きましたが、離婚などとは穏やかでない」
「何を偉そうに。自分の胸に聞いてみろ」
「私のせいですか?私が何をしたと言うのです?」
「旅行は何人で行った?今から一緒に行った人間の家を、全て案内してくれ。真美、何か言う事はあるか?」
妻は何も言わずに、ただ俯いています。
「ご主人、申し訳無い。奥様と2人で行きました。でも私はこの様な年寄りですし、おかしな関係ではありません。真美さんは店が失敗してから会社でも塞ぎ込んでいたので、温泉にでも浸かってリフレッシュして欲しかった。2人でゆっくりと今後の事を話し、本当にまた店を出す事に協力してもらえるのか、ゆっくりと本心を聞きたかった。ご主人は私のような不能な年寄りでも男としてみてくれていると聞いて、本当の事を言えば反対されるだろうと思って、嘘をついてしまいました。勿論部屋は別々に取りましたし、疚しい事は一切しておりません。仮にしたくても、そのような事が出切る身体ではありませんし、恥ずかしい事に家内が死んでから、性欲など無くなってしまいました。」
旅館に聞いても、お客のプライバシーを守る為に、本当の事など言うはずはありません。
妻の大きな声が聞こえてしまって、不審に思った旅館の者に、本当の関係を話して口止めして来た事も考えられます。
こう言われると、あの様な行為をしていた証拠は何も無いのです。
「分かった。妻と2人で話したいので、今日は帰ってくれ」
片山が帰ると、妻を寝室に連れて行きました。
「奴はああ言っていたが、本当は違うのだろ?今正直に話せば許すが、まだ嘘をつき通して、後で分かった時は離婚だ。どうする?」
「・・・嘘をついて・・・旅行に行った事は・・・・悪かったと・・・・・・・」
「そんな事はどうでもいい。旅館で何をされた」
「・・・社長が言われたように・・・・・・何も・・・・ありません・・・・・・」
妻が嘘をついているのは明らかなのですが、決定的な証拠がありません。
「何かされただろ?頼むから話してくれ」
「・・・・・・本当に・・・・・・何も・・・・・・」
「本当の事を話さないのなら離婚だ」
「信じて・・もらえなければ・・・・・・・・離婚も・・・・・・・・・・」
妻が私を愛しているという自信はありました。
その妻が目に涙を溜めてはいても、泣かずに離婚を口にした事で、例え離婚されても、死んでも私に知られたくない事があるのだと思いましたが、どうする事も出来ずにイライラしていると、その時電話が鳴り、出るとそれは片山からでした。
「急に相談に乗ってもらいたい事が出来ました。悪いのですが、すぐに来て頂けませんか?」
訳も分からずに隣に行くと、応接室に通されました。
  1. 2014/06/13(金) 01:36:14|
  2. 隣の芝生・石井
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隣の芝生 第33回

ソファーに座ると、片山は私の顔をじっと見据えて話し始めました。
「実は、留守の間に空き巣に入られたようなのです。今日私がいない間に不審な人物を見たとか、何か物音がしたとか、変わった事がありませんでしたか?」
「いいえ・・別段・・・・・・・それで何か・・・盗まれたのですか?」
私の声は震えていたと思います。
「はい、私の部屋の鍵の掛かる引き出しに入れてあった、50万が無くなっていました」
あの引き出しには、お金など入っていませんでした。
私が急に旅行の事で怒り出したのを不審に思い、鎌をかけているのかも知れないと思いましたが、日記を見た事がばれている可能性もあります。
私は慌てて出て来たために、日記を元通りにきちんと置かなかったか、あるいは机に鍵を掛け忘れた事も考えられます。
「私の思い違いかも知れませんが、一応警察を呼んだほうが良いのでしょうね?」
「警察!」
「どうしました?あの部屋は、私以外には数人しか入った事がありませんし、机は私以外、一緒にいた由美子さんにも触らせたことが無いので、指紋をとってもらえば、私とは違う指紋が出ると思うのです。手袋でもしていれば別ですが」
そんな事をされては私の指紋が、沢山出てしまいます。
「思い違いかもしれませんから、まずは大事にしないで、他も探してみては如何ですか?」
このままでは窃盗で捕まり、会社もクビになって妻にも哀訴をつかされ、娘にも軽蔑されてしまいます。
「やはり警察を頼んだ方が、早いような気がして来ました」
片山の顔を見ると薄ら笑いを浮かべていて、お金を盗まれたのは嘘だと思いましたが、私が忍び込んだ事を警察に知られては、私が不利になって嘘も通ってしまうと思ってしまいました。
「警察はやめておいた方が・・・・・」
「そうですか?ご主人には本当の事を言いますが、私はお金などどうでも良いのです。本当は私の小説を読まれた事が口惜しいのです」
やはり片山は、私が日記を読んだ事に気付いています。
「小説?」
「はい。私の妄想を書いた小説です。事実ではないので構いませんが、それでも私一人の楽しみを汚されたようで、その事が我慢出来ないのです」
私が恐れていた通り妄想だと言われ、この事についても何も問えなくなってしまいました。
「どうされました?何だか、顔色が良くないですよ。風邪でもひかれたのでは?」
「いいえ・・・大丈夫・・です」
「よく考えてみれば、ご主人の言われる通りにした方が良いのかも知れません。私の勘違いだと皆さんにご迷惑をお掛けしてしまいます。勘違いでなかったと分かった時点で、警察に届けても遅くないかも知れない。机をこのままにしておいて、その時に指紋を採取してもらえば良い事です。話は変わりますが、奥様と私を信用して頂けましたか?今奥様に仕事を辞められては大きな損失ですから、もう少しこのままでお願い出来ませんか?」
明らかにこれは交換条件を出して、私を脅しているのです。
警察に届けない代わりに、妻を貸せと言っているのです。
片山を殴りたい衝動に駆られましたが、そのような事をすれば益々私の立場は不利になります。
頭が混乱してしまって良い考えが浮かばずに、返事も出来ずに片山の家をあとにしました。
家に戻ると、妻は何を話してきたのか、不安そうな顔で私を見ています。
「真美、シャワーを浴びて寝室に来い」
私は口惜しさから、まだ昼間だと言うのに妻を激しく突き続けていました。
『どうだ?妻に何をしようとも、これだけは出来ないだろう』
「アッ・アッ・どうしたの・・凄い・凄い・・アーン・・あなた・・凄い」
翌日は日曜で妻も休みだったのですが、朝食をとっていると突然片山が現れました。

  1. 2014/06/13(金) 01:36:57|
  2. 隣の芝生・石井
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隣の芝生 第34回

片山は勧めてもいないのに図々しく上がり込むと、私を見て薄ら笑いを浮かべています。
「お休みのところを申し訳ございません。急に仕入先と商談になってしまったので、奥様にも同席して頂きたいのです。宜しいですか?」
妻は断って欲しそうに、私を縋るような目で見ていましたが、まだ腹の決まっていない私は頷くしかありません。
「真美さん、ご主人に許可はもらえましたから、早く仕度をしてきて下さい」
仕度を終えた妻は何度も振り返りながら、寂しそうな目をして片山の車に乗り込みました。
結局私は自分を守る為に、妻を片山に貸してしまったのです。
今日は本当に商談なのだと自分に言い聞かせていましたが、そうでない事は私自身が一番分かっています。
私は食事をとる事も出来ずに、一日中寝室で悶々としながら妻の帰りを待ちましたが、旅行以降早く帰って来ていた妻は、8時を過ぎても帰って来ません。
おそらく私の公認を得たと思っている片山に、放してもらえないのだと思った私は、ようやく重い腰を上げて妻に電話を掛けようとした時、家の前で車の止まった音がしたので下りて行くと、玄関に2人が立っていました。
「思ったよりも商談が長引いてしまって、遅くなって申し訳ございません。食事は済ませてきましたので、遅くなりついでに今から私の家で、明日の打ち合わせをしておこうと思います。また奥様をお借りしますが、遅くなるかも知れませんので、ご主人は先に寝ていて下さい」
妻は終始俯いていて、私の顔を見ようとはしません。
見ようとしないと言うよりも、私の顔を見られないような行為をしていたのでしょう。
「いいえ、妻も疲れているようですから・・・・今日は・・・・・」
「真美さん、疲れていますか?どうです?答えて下さい?どうするのです?」
「・・・・・・私は・・・大丈夫・・・・です」
「ご主人、そう言う事ですから・・・さあ、真美さん行きましょう」
私と妻を引き離そうと思ってなのか、私の心まで弄ぼうと思ってなのか分かりませんが、片山は堂々と妻を誘って、まるで自分の物だと言わんばかりに、妻の腰を抱いて出て行きました。
一人残された私の脳裏には、妻があの部屋で縛られて辱めを受けている姿が浮かび、このまま何もしなければ、離婚と言う言葉が現実味を帯びてきてしまうと思いました。
私が片山の言い成りになっている訳までは知らないでしょうが、疑っていながら助けもせずに、簡単に従ってしまうこんな私を、妻は軽蔑しているかも知れません。
妻と片山の仲を疑いながら戦わない私に、落胆しているかも知れません。
妻は、私の妻に対する愛すら疑い始めているかも知れません。
このままでは本当に離婚する事になってしまうと思った私は、同じ様に片山の毒牙にかかり、ご主人と別れなければならなくなった由美子さんの、離婚に至った部分を読みました。
〔由美子の旦那に知られてしまった。一瞬不味い事になったと思ったが、逆に由美子を私一人の女に出来るチャンスだと思い直した私は、由美子をどのように嬲り、由美子がどのような反応を見せたか詳しく聞かせてやった。旦那は由美子が、嫌々耐えていただけだと思っていたようだが、始めの頃はともかく、今では喜んで受け入れるようになっていた由美子の姿を知り、可也のショックを受けて私に殺意まで抱いたようだ。しかし旦那は私に罵声を浴びせるだけで所詮自分が可愛く、何も出来ない情けない男だった。こんな男と一生を共にするのは、由美子にとって不幸だ。私がこんな男から開放してやろう〕
慰謝料を払った事で、この件についての責任は無くなったと言って、片山はご主人と会う度に、由美子さんがどのように辱められ、次第に自らも快感を求めるようになっていった様子を話して聞かせるという嫌がらせを繰り返し、やがてご主人は疑心暗鬼に陥ってしまいます。
由美子さんの仕事は辞めさせたものの、気持ちでは嫌がっていても、身体は片山を求めるようになってしまったのではないのかという思いが頭から離れず、仕事に行って留守の間に、また片山に弄ばれていないか心配で精神的に追い込まれ、行き先を片山に知られないように、逃げるように引っ越していきました。
〔行き先を告げずに出て行ったが、引越し業者は分かっていたのでいくら口止めしても、金を握らせれば引越し先など簡単に分かる。わざと旦那の帰る時間に、引っ越したばかりのアパートの近くにいて、旦那に「お邪魔しました」と告げて帰ってやった〕
ご主人に片山が来ていたかと聞かれ、当然由美子さんは知らないと答えたのですが、引っ越してからも由美子さんが片山に嬲られている姿ばかりが浮かび、苦しみが続いていたところにこの事で、由美子さんに対しての不信感が拭い切れずに、まだ愛していながらも楽になりたくて離婚を決意してしまいます。
由美子さんもご主人を愛していたのですが、自分の犯してしまった裏切りで苦しんでいるご主人を見ているのが辛く、離婚を受け入れてしまいました。
〔お互い愛し合いながらも別れなければならない。可哀想には思うが私に罪は無い。こんな事ぐらいで別れてしまったあの2人は、遅かれ早かれ別れる運命だったのだ。私は旦那に全て話した訳では無い。私の部屋での出来事は話さなかった。由美子は旦那と別れた後も、その事だけは知られたくないのだ。まだ愛しているが故に知られたくないのだ。それが女心なのだと思った。特に真面目な女の方が、別れた後もそんな女だったと知られる事を嫌う。別れた後も、少しでも良く思われていたいのだ〕
由美子さんはその事で片山に呼び出され、また関係を強いられてしまいます。
〔旦那と別れた後、初めて由美子を可愛がってやった時の興奮は忘れられない。私を怨みながらも、感じてしまう身体をどうする事も出来ない。口惜しくて泣きながらも、大きな声を出しながら達してしまう姿。私を憎んで怖い目をして睨みつけながらも、最後には私に許しを請いながら達してしまう姿は、思い出しただけでも下半身が熱くなる〕
私も由美子さんの、ご主人と同じ気持ちになると思います。
仮に2人の関係をやめさせる事が出来ても、昼間会社に行ってしまえば心配で、仕事どころでは無いでしょう。
その上私は弱味を握られていて、関係をやめさせる事も出来ないでいる。
このままでは私も妻も精神的にまいってしまい、最後は片山の望み通り、離婚になってしまうかも知れません。

  1. 2014/06/13(金) 01:38:22|
  2. 隣の芝生・石井
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隣の芝生 第35回

由美子さんとの日記を読んだ私は、既に妻はあの部屋で辱めを受けていたのではないかと思いました。
旅行から後、早く帰ってきていたので安心してしまっていましたが、何も夜に限った事では無く、昼間2人が会社に行っている保障はありません。
旅館での出来事を知られたくないだけで無く、妻は既にあの部屋に連れ込まれていて、嬲り者になっていた事を由美子さんのように隠したくて、私に嘘をついてまで片山に逆らえないのかも知れません。
このまま離婚になってしまわない為には、妻の秘密を秘密ではなくしてしまい、片山に近付く事を自ら断ち切ってもらわなければなりません。
それと同時に、片山が仕事上の立場を利用して行ったセクハラ行為を立証出来れば、いいえ、セクハラと言うよりも脅迫、公然猥褻、強姦に近かった行為まで立証出来れば何とか出来ると思い、証拠写真を撮るためにデジカメを持って、踏み込む決心をしました。
その事で、私の秘密も知られてしまう事になるかも知れませんが、離婚になるぐらいなら隠している必要もありません。
今何とかしなければ、由美子さん夫婦の二の舞だと思った私は違法行為覚悟で忍び込み、片山の部屋の前まで行くと妻の声が聞こえてきました。
「イヤー・・アッ・アッ・・もうヤメテー・・アアーン・・また恥を・掻いてしまう・・・・・」
「いいですよ。今夜はご主人の許可も得た事ですし、たっぷり恥を掻いてもらいます」
「アッ・アッ・アッ・イク・イク・イク・イク・イクー・イクー・イク~~」
「またイッてしまったのですか?真美さんには呆れますねー」
「エッ・・イヤ・イヤ・・少し・・休ませて・・イヤ・イヤ・アッ・アッ・アッ」
「感じてしまうのは結構ですが、何か忘れていませんか?そんなお行儀の悪い事では、いつまでも休憩なしですよ。おや?イッたばかりなのに、また気持ち良くなっているのですか?普段はお淑やかなのに、とんだ好き者だ」
「イヤー・・好き者なんて・・言わないで・・アッ・・・違う・・・私は・違う・・アーン」
「何が違うのです?こんなに何度も続けて感じてしまう女が、好き者でなくて何なのです?」
「違う・・私は・・アァーン・・イッちゃうよー・・イク・イク・・またイク・・イク」
「やはり好き者だ。さあ、今度はお行儀良くイカないと、イッても休ませませんよ」
「イヤー・・またイク・・また・・イカせて・いただきます・・・また・イカせて・いただき・イク・イク・イク・イク・イク・イヤー・イヤー・・ヒィ~」
「凄いイキようですね。これで何回イキました?」
「・・・・たく・・さん・・・・・・」
「駄目な奥様だ。何回イカせてもらったか、数えながらイクように言ったでしょ?今日行ったラブホテルでは『3回目・イキますー』と言って、ちゃんと数えながらイケたのに、やはりこの部屋で縛られてされると、何も分からなくなるほど感じてしまいますか?せっかく今度はお行儀良く『イカせていただきます』と言えたのに、これでは休ませてあげられません。これは数えられなかったお仕置きです」
「もう・・やめて・・本当に・・狂っちゃう・・イヤー・イヤー」
今までは日記に書かれていた事や、そこから私が読み取った想像だったのですが、片山が妻を追い込んでいく様子を直に聞き、追い込まれていく妻の声を直接耳にした事で、体が固まってしまって動けません。
しかし、やがて妻の声が泣き声に変わった事で我に返り、勢いよくドアを開けて入って行きました。
私がそこに見たものは、下着も着けさせてもらえずに、ビールのキャンペーンガールが着ている、
身体に張り付いたボディコンスーツを着せられ、一つに縛られた手をベッドの上に繋がれて、足は大きく開いた状態で、天井から伸びているロープで真上に吊られている、妻の惨めな姿でした。
片山は腰に黒いペニスバンドを着けていて、それを妻の中に入れて仕切に腰を動かしています。
「やめろー!」
「あ・な・た?・・・・・・・イヤー・見ないで・・見ないで・・イヤー・イヤー・イヤー」
片山も一瞬驚いた顔をして動きを止めたのですが、すぐに何も無かったかのように動きを再開させました。
「ご主人。黙って他人の家に忍び込むなんて、これは立派な不法侵入ですよ。犯罪ですよ」
「犯罪でも何でもいい。もうやめろ!」
「私はやめたいのですが、それでは真美さんが可哀想です。イクまで少し待ってやって下さい」
すぐにでも片山をベッドから突き落としたいのを我慢して、計画通り証拠写真を撮っていると、片山は妻を早くイカせる為に、横に置いてあったローターを手にとってクリトリスに当て、腰の動きを速めました。
「イヤー・見ないでー・・イヤー・イヤー・イヤー・イヤ~・イヤ~・イヤ~~~」
信じられない事に、この様な状況の中でも妻は達してしまい、私は机の前の椅子に座り込んでしまいます。
片山はゆっくりと抜いてベッドから降りると、ペニスバンドを外したのですが、中から現れたのは、硬くならずに垂れ下がっていても、私の勃起時と余り変わらない大きさの、真っ黒なオチンチンでした。
片山はそれを隠すどころか私に見せ付けるかのように、こちらを向いて笑みを浮かべています。
「自分の妻がやられているのに、止めもせずに記念写真を撮ってくれるとは、何て理解のあるご主人でしょう。お蔭で、途中で放り出されずに最後までいかせてもらえたのですから、真美さんもご主人にお礼を言いなさい」
「イヤー・イヤー・イヤー」
「これは立派な強姦だ。妻を縛って無理矢理犯した強姦だ。証拠の写真も撮った」
「強姦?真美さんも承知でこの部屋に入ったのですよ。不倫で訴えると言うのなら分かりますが、強姦は成り立ちません。真美さんに聞いてごらんなさい」
しかし妻は泣きじゃくっているだけで、否定も肯定もしませんでした。
  1. 2014/06/13(金) 01:39:07|
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隣の芝生 第36回

片山はガウンを羽織ると、笑いながら部屋を出て行ったので、妻が縛られているロープを解こうと近付きました。
「イヤー・来ないで・・・・近くに来ないでー・・・・イヤー・・・・お願い・出て行ってー」
足を大きく開いたまま動けない惨めな姿を、私に側で見られる事を嫌がっていると思いましたが、近付くにつれ、それだけではない事が分かりました。
妻は失禁したのかと思えるほど、ベッドの上に敷かれたマットに、大きな染みを作ってしまっていたのです。
その染みの大きさを見ただけでも、妻がどれほど感じてしまっていたのかが分かり、その事を私に知られるのが嫌だったのです。
私は妻を自由にし、先に家に戻るように言ってから片山を探しに行くと、応接室で煙草を吸っていました。
「必ず強姦で訴えてやる」
「どうぞ、気の済むようになさって下さい。私は強姦などしていないと立証出来ます。ご主人も見られたでしょ。真美さんは毎回凄く喜んでくれました。訴えるのは自由ですが、法廷で真美さんは何と証言されるでしょうね。第一本人しか訴える事は出来ませんから、果たして真美さんが訴えますかね?先日はあの部屋で、昼間だというのに15回も達したのですよ。15回もイカせてもらった事もありますが、この写真の時は強姦されていましたと訴えるのでしょうか?」
私には、言い返す言葉が見付かりません。
「不倫は認めますから、慰謝料300万でどうです?」
「そんな物で済まそうなんて、そうはいかない」
「そうですか。困りましたね・・・・・・それはそうと、空き巣の件ですが・・・・」
「ああ、警察を頼めばいい。ただ、さっき散々あの机を触ってしまったから、俺の指紋は出るだろうが・・・・・それよりも狂言で捕まるなよ」
「えっ・・・・・・」
妻が下りて来ないので片山の部屋に戻ると、妻は着替えを済ませて泣いています。
「帰るぞ」
「帰れない。私はもう、あなたと沙絵の家には帰れない」
「何を言っている?俺と沙絵と・・・・真美の家だ。さあ、帰るぞ」
妻に対する怒りを抑えて優しくそう言ったのですが、妻は泣きながら首を横に振るだけで、動こうとはしません。
「俺も真美に秘密がある。ここにいた由美子さんを知っているか?俺は真美を裏切って、由美子さんを2度も抱いた」
私は由美子さんと、関係をもつ事になった経緯を正直に話しました。
「ごめんなさい・・それも・・・私が・・・・・・・・・・」
「真美を裏切った事に変わりはない。さあ、帰ろう」
妻の手を握るとようやく歩き出し、階段を下りた時に奥の部屋から、ガラスの割れるような音が何度も聞こえてきました。
片山は思い通りに事が進まず、悔しくてグラスでも投げ付けているのでしょう。
家に戻ると寝室に行ったのですが、泣いている妻に声をかける事が出来ません。
妻のあの姿が脳裏から離れず、妻のあの声が耳から消えないのです。
しばらく沈黙の時が流れましたが、妻が泣きながらポツリと言いました。
「引っ越してなんか・・・来なければ良かった・・・・仕事なんか・・・・・・・・・」
「真美、他所に引っ越そう。ここから出て行こう」
妻は泣きながらも、少し明るい表情になって大きく頷きました。
由美子さん夫婦の教訓があるにも拘らず、私は逃げようと思ったのです。
全てきちんと形もつけずに、逃げ出そうとしたのです。
しかし早くも翌日には、その事が間違いであったと知る事になりました。
  1. 2014/06/13(金) 01:39:54|
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隣の芝生 第37回

翌日私は一応会社に行ったのですが、午前中だけで早退して不動産屋を回っていました。
ここへ引っ越した事で友人を失い、ようやく新しい友人が出来たというのに、また転校になっては娘が可哀想だと思い、今の学校へ通える範囲で、出来るだけ片山の家から離れた所を探していると、すぐにその条件に近いアパートが見つかったので、妻の意見も聞こうと家に帰りました。
しかし妻の姿は何処にも無く、テーブルの上の灰皿には煙草の吸殻が一本と、何か燃やしたと思われる灰が残っていて、その横には分厚い封筒が無造作に置かれていたので、中を覗くとお金が入っています。
取り出すと300万も入っていたので、誰が来ていたのかはすぐに分かり、妻の携帯に電話すると、隣の部屋から着信音が聞こえてきます。
近くに出掛ける時以外は、必ず携帯を持って行く習慣があったので、力ずくで連れ去られでもしない限り近くにいるはずだと思い、隣の家に急ぎました。
そっとドアを開けると、やはりそこには妻のサンダルが脱いであります。
『どうしてだ。あれほど鍵を掛けて誰も入れるなと言っておいたのに、どうして片山を家に入れた。あれほど家から出るなと言っておいたのに、どうして片山の家に来た』
足音を忍ばせて階段を上がって片山の部屋の前まで行くと、私を奈落の底に突き落とす、妻のあの声が聞こえてきました。
「イヤー・イヤー」
「本当に嫌なのですか?嫌なら止めておきましょう」
「止めないで・・お願い・もうイカせて・・イヤじゃない・・イイの・・イイ・イイ・イイ」
「そんなに気持ち良いのですか?それは、どのぐらい良いのです?」
「イイ・凄くイイ・・凄い・凄い・・イイ・イイ・イイ」
「オッパイとオマンコと、どちらの方が気持ち良いですか?」
「・・・・・・・両方・・アーン・・・両方イイの・・イイ・イイ」
「両方良いのは、見ていて分かります。私はどちらの方が、より気持ち良いのか聞いているのです」
「アッ・アッ・言えない・・・イイ・イク・イク・イクー」
「おっと、言えないなら残念ですが、イクのはお預けですね」
「イヤー・止めないでー・・・オッパイです・・・オッパイがイイですー・・言いましたから・早く・・早く・・もうイヤー」
「本当ですか?それならオッパイのローターだけ動かしてあげますから、オッパイだけでイッてみなさい」
「アッ・アッ・・下も・・下も願い・・アッ・アッ・・」
「駄目です。どちらか一つだけです」
「そんなー・・・・アッ・アッ・アッ・・それなら下を・・アッ・アッ・・下のを・動かして・・・」
「下の何を?」
「イヤー・・バ・イ・ブ・です・・アッ・アッ・アッ・・もうイヤー・・早く・バイブを・・・」
「でも真美さんは、オマンコよりもオッパイが感じるのですよね?」
「アッ・アッ・・・意地悪しちゃ・イヤ・・・もうダメ・・言ってしまう・・アッ・アッ・アッ・・オマ・ンコ・です・・イヤー・・本当は・オマンコが・イイの・・・オマンコがイイですー」
「そうでしょ?オマンコの方が良いのでしょ?嘘をついて、いけない奥様だ。もう次の責めに移りたいので、今度はイカせてあげますが、嘘をついた罰に大きな声で『オマンコ気持ちイイ』と言いながらイクのですよ。」
「ヒィー・・・・止めないで・・もう・止めないで・・イイ・イイ・・オマンコ・気持ちイイ・・・オマンコ・イイ・・イイ・イイ」
「2時間近くも我慢させられて辛かったでしょ?また止められたくなかったら『オマンコ・イク』
と言いながらイッてごらんなさい」
「イイ・イイ・イイー・・・イキそう・・オマンコ・イク・・・オマンコ・イキます・・イク・イク・オマンコ・イクー」
「ほら、もう止めませんから、もっと大きな声で言いながら、思い切りイキなさい」
「オマンコ・イクー・・オマンコ・イクー・・イク・イク・ヒィー・ヒィ~・・・・ヒィ~~~」
私は絶望感でいっぱいになり、その場に座り込んでしまいました。
「さあ、今度は真美さんお待ちかねの、イキ続ける番ですよ」
「嫌・・・もう嫌・・・・帰して・もう帰して・・・もう気が済んだでしょ?」
「帰して?私が無理矢理連れ込んだような事を言わないで下さい。真美さんは自分でこの家に来たのだし、この部屋に入ったのも、本当はこれを期待していたのでしょ?」
「ヒィー・・・動かさないで・・・私は・・そんなつもりでは・・・・・」
「いいえ、自分に正直におなりなさい。この部屋に入れば、どうなるか分かっていたはずです。
真美さんはこうされる事を、本当は期待していたのです」
「違う・・違う・・私は・・・・アッ・アッ・アッ・・止めてー・・・そんなにしないでー・・凄く・イッちゃったばかりだから・・・・感じて・しまうー・・・」
「感じなさい。自分に正直になって、もっと感じなさい。ほら、こうしてあげましょう」
「もうヤメテー・・・イヤー・イヤー・・・・おかしく・なるから・・・・・ア~ン」
「駄目です。もう私から離れられない事を、しっかりと分かるまで、何度でも続けてイッてもらいます。何処に行こうと、もう私からは離れられない身体になってしまった事を、真美さんが気付くまでは絶対にやめません」
「イヤ・イヤ・アッ・アッ・アッ・・また来てしまう・・また・また・・もうイキたくない・・イヤ・イヤ・イヤー・イヤー」
私は立ち上がると、そっとドアを開けて入って行きました。
「どう・してだ・・・・・どうして・・なんだ・・・・・」
「ご主人!・・どうしてここに・・・・・会社は・・・・」
「あなた・ごめんなさい・・・・あなた・ごめんなさい・・・・イヤー・・もう・イヤ~」
妻は動けないようにベッドの四隅に手足を縛られ、ピンクの下着姿で大の字に寝かされていましたが、ブラジャーの先端には生地が無く、飛び出ている両乳首にはローターがテープで張られていました。
下を見るとパンティーの中心が割れていて、そこから透明なバイブが入れられています。
「ご主人、どうしてと言われましても、こういう事ですとしか答えられませんな」
その間もローターとバイブは動き続けていて、泣いて私に謝り続けながらも、腰が上下に動いている妻を見て、私達夫婦は終ってしまったと悟りました。

  1. 2014/06/13(金) 01:40:43|
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隣の芝生 第38回

妻が片山を求めてしまったと思った私は、絶望感で怒りすらも無くしてしまい、2人をその場に残し、一人うな垂れて階段を降りて行くと応接室のソファーに座り、テーブルの上にあった煙草を一本出して火を点けると、涙が溢れてきて止まりません。
テーブルの端には見慣れたノートが置いてあり、ここで日記を読み返していて我慢出来なくなった片山が、まだ昨日の今日だというのに妻を誘いに来たのだと思いましたが、その誘いに乗った妻を考えると。今の私にはどうでも良い事に思えてきます。
読んで妻の事を知りたいという気持ちも、この時の私にはもう無かったのですが、片山に対する些細な嫌がらせのつもりで、分厚いノートを握り締めて家に持ち帰り、床に叩き付けるとベッドに横になって、布団を頭まで被りました。
しかし、そのような事で苦しみから逃れられるはずがありません
隣にある妻の枕を抱き締めて、もう妻はここに並んで眠る事も無いかも知れないと思うと、寂しさが込み上げてきて、また涙が溢れてきます。
妻との楽しかった思い出が頭の中を駆け巡り、その妻が私の去った今も、まだあの様な行為を続けているのかと思うと、失望感は徐々に怒りへと変わり、次第にそれは大きくなって自棄になり、2人を殺そうとキッチンに行って包丁を握り締めましたが、その時食器棚の娘の茶碗が目に入りました。
母親はあの様な行為をしていて殺され、その犯人は父親なのです。
片山だけを殺したとしても、裁判などで母親と片山の関係を知った上に、父親は殺人犯として裁かれるのです。
私には殺す事も出来ないという歯痒さでおかしくなりそうでしたが、娘の茶碗を手に取って見ていると、その口惜しさよりも、もう一度娘の為に頑張る事は出来ないかという思いが湧き上がり、何か方法はないものかと寝室に戻って、床に叩きつけた日記を拾って読みました。
しかし、どうしても旅館でお仕置きを受けている様子は読めず、次に関係を持った日からの、妻が辱めを受けている部分も飛ばして読んでいると、注目すべき事柄が目に止まりました。
〔私は写真やビデオに撮って残すのが好きではない。そのような気が散るような事はしないで、乱れていく様子をじっくり監察しながら頭の中に焼き付け、後でこのように思い出しながら書く事に、より興奮するからだ。だから今までの女には、写真の1枚すら撮った事は無い。しかし真美に限っては、今日写真を撮った。感じてしまっていて何も分からなくなっていた時に、気付かれないようにポラロイド写真を2枚撮った。何故なら、真美にはこの様な行為を続けていても、いつまでも私だけの女には、なりそうも無いと感じたから〕
妻は写真を撮られていました。
本来なら悲しむべき事かも知れませんが、今の私には、妻が快感を求めて自分の意思で片山の所に行ったのではなく、脅されて仕方なく従ったのかも知れないという望みが出て、少し気持ちが楽になったように感じました。
〔私は真美を由美子以上に気に入ってしまった。真美が私の手によって、貞操な仮面を剥がされていく時、死んだ家内がまだ私の女では無かった時に、無理矢理犯していた時と同じぐらいの興奮を覚える。いや、家内の時と違い、挿入も出来ないのにこれ程興奮するという事は、私の中で家内よりも真美の方が、上の女になってしまったようだ。どうしても真美を私だけの女にしたい。
真美は私のために生まれてきた運命の女なのだ。その証拠に、硬くはならなくても真美の口の中に射精出来た。まだ一度だけだが、それでもこれは奇跡だろう。真美以外では成し得なかった奇跡だろう。真美なら私のオチンチンを硬くしてくれて、いつか必ずオマンコの奥深くに受け入れてくれるに違いない。それが出切る、この世で唯一の運命の女なのだ。ただ、真美はその運命に気付いていない。今はこの様な行為を旦那に話すと言えば私に従うが、私だけの女になれと言えば、例え旦那に知られようとも、旦那の愛を信じて私には従わなくなるに違いない〕
片山は勝手な解釈をしていて、自分に都合の良いように、運命と言う言葉を弄んでいました。
〔しかし諦めなくても、真美に運命を気付かせる方法はある。旦那にはそうかも知れないが、これが娘にならどうだろう。だから私は写真を撮った。多少手荒い方法だが、真美に運命だという事を、分からせる為には仕方がない。大きく股を開いて、半開きの口から涎を垂らし、バイブにイカされている写真を娘に見せると言えば自分の運命に気付き、私に従わざるを得なくなる〕
運命と言う言葉で自分を誤魔化していますが、これは完全な脅迫です。
『真美は望んで、自分からあの部屋に行った訳では無かった』
この文章を読んだ私の脳裏には、今日の昼下がりにこの家で起こった光景が、はっきりと浮かびました。
片山は慰謝料を持って来たと言って訪れますが、私にあの部屋で受けていた辱めまで見られて、秘密の無くなった妻はドアを開けません。
すると片山はドア越しに写真の存在を告げて、返したいのでドアを開けてくれと言い、驚いた妻は写真を返して欲しい一心で開けてしまい、強引に上がり込んできた片山に写真を渡されます。
その写真には、見るに耐えない妻の姿が写っていて、すぐに妻はその写真を灰皿で燃やすのですが、片山は慌てる事も無く煙草に火をつけ、笑みを浮かべながら妻の身体を舐めるように見ていた事でしょう。
片山を睨みつけ「もう出て行って」と言う妻に対し、片山は「残念ながら、写真はもう1枚あります。それも返したいので、家まで取りに来て下さい」と言って出て行きました。
すんなりと返してもらえるとは思えずに散々迷った妻も、やはり取り返さないと何に使われるのか心配でいられずに、片山の家に行ってしまいます。
妻は玄関で返して欲しいと頼みますが、返す気のない片山が、何事も無く返すはずがありません。
「写真は私の部屋の机の上にありますから、真美さんが取ってきて下さい」
妻は早く取り戻してこの家を出ようと、階段を駆け上がってあの部屋に行きますが、写真は何処にもありません。
その時片山が入って来て、ドアを閉めてしまいます。
「何処にあるの?返して!早く返して!」
「いいえ、気が変わりました。あの写真は娘さんに見てもらう事にしました。娘さんは、自分の母親が、どのような母親なのか知る権利があります。」
「そんな酷い事・・・・そんな酷い事をしないで!」
「そうですか?娘さんは母親が、こんなに好き者で淫乱な女だとも知らずに暮らすのですよ。家族の中で自分だけが、母親の本当の姿も知らずに、これからずっと一緒に暮らすのですよ。その方が余程酷い事だと思います。家族全員が真美さんの本当の姿を知った上で、全て理解して一緒に暮らすのが、真の家族だとは思いませんか?」
娘だけには言わないで欲しいと泣いて縋る妻に対し、片山は娘に見せない代わりの条件を出し、妻は従わざるを得なかったのだと思いました。
これは私の想像ですが、これなら家の中が荒れていなかった事や、灰皿に残っていた灰の説明がつきます。

  1. 2014/06/13(金) 01:43:41|
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隣の芝生 第39回

あの時はあまりの事に、妻に裏切られた思いで失望してしまいましたが、今までの妻との歴史を考えれば、あの妻がそこまで性に溺れ、平気で私を裏切る事が出来るほど、酷い女になってしまったとは思えません。
私の想像が当たっていて、妻が快感を求めて自らあの部屋に行ったのでなければ、まだ私達夫婦には望みがあります。
『もしもそうなら、真美を助けなければ。真美を取り戻さなければ』
しかし、そうは思っても写真を取り戻さない限り、妻にとっては娘を人質にとられているのと同じです。
そのような写真が存在する限り、妻は片山に逆らう事が出来ないでしょう。
片山が妻との行為に夢中になっている今の隙に、忍び込んで探し出そうかとも思いましたが、薄い紙切れ一枚を、あの広い家からを探し出すのは不可能です。
確実にあの部屋にあると分かっているのなら、片山を縛り付けてでも探すのですが、会社の金庫の中かも知れず、他にも車の中や倉庫、もっと用心深ければ銀行の貸し金庫なども考えられます。
何より、仮に取り返す事が出来たとしても、あの日は2枚撮っただけかも知れませんが、後日また何枚か撮られている可能性もあるのです。
片山を拷問して聞きだす事も考えましたが、妻にあれだけ執着している事を考えると、最後の切り札を簡単に話すとも思えません。
拷問しても話さなければ、おそらく今の私の心情では片山に重傷を負わせ、警察沙汰になって妻と片山の関係が公になり、写真など関係なく、娘の知るところとなってしまいそうです。
私はどのようにすれば良いのか分からずに、頭を抱えてしまいましたが、その時2つの言葉浮かびました。
〔真美の口の中に射精出来た〕
〔真美なら私のオチンチンを硬くしてくれて、いつか必ずオマンコの奥深くに受け入れてくれるに違いない〕
『こんな事を考えている場合ではない。どのように対処したら良いのか考えるのは後回しにして、先ずは一刻も早く今の状態から、真美を助けるのが先決だ』
私はまた、急いで隣に行って2階まで駆け上がり、勢いよくドアを開けると、妻はベッドの上で四つん這いになり、後ろから片山を受け入れているところでした。
一瞬私は『遅かった!』と思いましたが、よく見ると片山の腰には黒いベルトが巻かれていて、ペニスバンドを使われていると分かり、妻が目の前で辱めを受けているというのに、ほっとしている私がいます。
「まだ何かご用ですか?もしかして慰謝料の事?それなら、離婚するのに300万で済まそうなどとは思っていません。ただ、申し訳無いのですが、今はこの様な状態ですので、詳しい話は後にしてもらえないでしょうか?今の真美さんは離婚を決めて吹っ切れたのか、何度達しても次を求めてきて、放してくれないのです。真美さんが満足したら話し合いに応じますから、応接室で待っていて下さい」
片山は動くのは止めましたが慌てる様子も無く、自信に満ちた表情で落ち着き払っていました。
「勝手な事を言うな!真美は無理矢理されているだけで、離婚など望んでいない。俺も別れる気など無い」
妻は後ろから貫かれた状態で片山から逃げようともせず、一言も言葉を発せずに、下を向いたままじっと耐えていましたが、私の言葉を聞いて初めて口を開きました。
「あなた・・・・・・もう・・・離婚して・・下さい」
妻の横顔には悲壮感こそ漂っていましたが、もう目に涙はありません。
「何を言っている?離婚などするものか」
「私は・・・こんな・女です・・・・・お願い・・離婚して・・・・・・」
「真美さんもこう言っています。いくらご主人が離婚しないと言っても、一方の愛が無くなれば、後は紙切れ1枚の問題だけで夫婦はもう終わりです。さあ、続きを始めましょう。真美さんが余りに激しいので、私はもう疲れました。やはり歳には勝てません。今度は先程みたいに、また真美さんが動いて下さい。上手に動けるようになったのを、ご主人にも見てもらいなさい。届けはまだでも、元ご主人と呼ばせてもらった方が良かったかな?ほら、早く動いて。ほら、ほら」
片山が催促するように妻のお尻を何度も叩くと、妻はゆっくりと身体を前後に動かし出します。
「真美、やめろ!俺と帰ろう」
「真美さんはこうしていたいのです。ずっと私と、こうしていたいのです。真美さん、そうですよね?いや、もうご主人には愛の無い事を宣言して、私だけの女になったのですから、今からは真美と呼ばせてもらいます」
「勝手な事を言うな!」
「諦めの悪いお人だ。それなら仕方がない。真美、元ご主人が出て行った後、私に跨って自らこれを中に納めて、腰を激しく使いながら何度も何度も言った言葉を、元ご主人にも聞かせてあげなさい」
片山はそう言うと妻の動きに合わせて、後ろから何度も深く突き入れました。
「ヒィー・・アッ・アッ・・・私は・・アーン・・・社長の・・女です・・・アーン・・・もう・・元には・・戻れません・・・アッ・アッ・・・身も心も・・全て・・・社長の・・・・アァーン」
「やめろ!嘘はやめろ!真美はただ、写・・・・・・・・・・」
最後の言葉を飲み込んで走ってベッドに駆け寄ると、流石に片山は慌てて結合を解いてベッドから下りたので、私は強く握っていた拳を振り上げましたが、ぐっと我慢して手を開くと、平手で頬を張り倒しました。
「何をする!私は老人なんだぞ。年寄りに暴力を振るうのか?こんな事が許されると思うのか?警察だ!警察を呼ぶぞ」
「勝手にしろ!真美、早く服を着ろ。帰るぞ」
しかし妻は両手で身体を隠したまま、何度も首を横に振って動かないので、腕を強く掴んでベッドから下ろしました。
「やめろ!真美は嫌がっている。真美は私の女だ。夫婦でもこれは誘拐だ。真美はもう、私だけの女だ。真美はお前を捨てて、私を選んだのだ」
「喧しい!」
私が2歩近付くと、片山は3歩後ろに下がりました。

  1. 2014/06/13(金) 01:47:42|
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隣の芝生 第40回

近くにあったバスローブを妻に羽織らせて、引き摺るようにして強引に連れ帰るとそのままバスルームに行き、妻の身体に勢いよくシャワーを当てながら、ボディーソープを滴り落ちるほど付けたスポンジで、皮膚が剥けそうなほど強く擦りました。
妻は魂が抜けてしまったかのように無表情で立っていましたが、片山の痕跡を全て洗い流したい私が中に指を入れると、その行為で片山を思い出してしまったようです。
「行かなければ。社長の所に行かなければ」
「もう行くな。行っては駄目だ」
バスルームを飛び出して行こうとする妻を抱き締めましたが、妻は激しく抵抗します。
「放して」
私を振り切り、裸のまま家を飛び出して行こうとする妻を玄関で捕まえ、初めて妻に手を上げてしまいました。
妻は堰を切ったように泣き出し、裸で外に飛び出そうとしていた自分に気付き、身体を隠すように膝を抱えて座り込みましたが、依然片山の所に行かせて欲しいと何度も私に頼んできます。
妻を寝室に連れて行って説得するのですが、やはり片山の所に行きたいと泣くだけで、私の話など聞こうともしません。
「片山に脅されているのだろ?写真で脅されているのだろ?」
何を言っても聞かない妻に、仕方なく写真の事を言うと一瞬泣き止んで、目を見開いて私の顔を見た後、その事を強く否定しながら、また泣き出しました。
「違う。脅されてなんかいない。私は社長の側にいたいだけ。お願い、私の好きにさせて」
おそらく写真の事を私に話したら、娘に見せて全て話すとでも脅されているのでしょう。
妻をベッドに組み敷いて落ち着くのを待っていると、どこからか妻を呼んでいるような声が聞こえてきました。
「真美、何をしている!早く戻って来い!」
妻を逃がさないように腕を掴んでカーテンと窓を開けると、片山が由美子さんの部屋の窓から、身を乗り出して叫んでいました。
「真美は嫌がっているだろ。真美を返せ。真美、戻って来い。もっと、もっと、気持ちの良い事をしてやるから、早く戻って来い」
「行きます。すぐに行きます」
妻は私の手を振り解いて、急いで下着を出すと身に着け始めました。
「分かった。娘の事もあるから、明日まで待て。明日になれば、妻を自由にする。明日まで待てば、後は妻の意思に任せる」
「明日まで待たなくても、真美の気持ちはもう決まっている。私の所に来て一生贅沢をして暮らし、毎晩私に可愛がられた方が幸せだと気付いている」
「それなら俺は離婚しない。真美がどうであろうと、絶対に離婚はしない」
「・・・・・・・・分かった。離婚の条件も話し合わないといけないだろうから、明日まで待ってやる。その代わり真美に手を出すな。真美、絶対に抱かれるなよ。明日は中まで念入りに調べるぞ。もしも、抱かれた痕跡が少しでも残っていたら・・・・・・」
そう言うと勢いよく窓を閉めて、どこかに行ってしまいました。
当然妻と別れる気など無く、時間稼ぎをしただけなのですが、それを聞いて下着姿のまま頭まで布団に潜り込んでしまった妻を見て、どうしたものかと考え込んでいると、長時間嬲られ続けて余程疲れていたのか、すぐに寝息を立て始めました。
1番悪いのは片山です。
今までにも何人もの女性を餌食にし、幸せな家庭を壊してきた男です。
それも、自分が悪い事をしたなどとは微塵も思っていない。
次はこのような事になるまで、仕事にのめり込んでしまった妻だと思いましたが、妻は望んでこのようになった訳ではありません。
ただ、仕事がしたかっただけで、片山がまさかこの様な事を企んでいたなどとは、夢にも思わなかったでしょう。
勿論妻にも、仕事を続けたいが為に私に隠し事をし、この様な状態を招いてしまったという責任はありますが、私はどうだったのかというと、妻の異変に気付き始めても目を瞑りました。
今まで子育てと家庭を守る事だけをさせていた妻が、久し振りに表に出て仕事の楽しさを知って、回りが見えなくなっている事に気付いても、これと言った行動は起こしませんでした。
その後日記を読んで、片山がどのような男なのか知ってからも、妻に限ってそのような事にはならないと、妻は他の女達とは違うという思いが何処かにありました。
信用していたと言えば聞こえは良いのですが、不安を持ちながらも何も行動を起こさなかったのは、完全な私のミスです。
妻と片山の関係に確信を持ってからも、私の中に邪念が無かったかと言えば嘘になります。
安く買えた家を手放すのが惜しいという気持ちや、普通よりも可也多くもらっていた妻の給料が無くなるのは惜しいという思いから、ここまでの関係にはならないだろうと高を括り、この事を甘く考えようとしてしまっていたという事を、完全には否定出来ません。
そう考えると、私の罪も妻と同じくらい、いいえ、妻以上にあると思いました。
今の妻の気持ちを考えていると、私以上に妻は苦しいのではないかと思え、妻が哀れで愛しくて仕方がありません。

  1. 2014/06/13(金) 01:48:33|
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隣の芝生 第41回

私は妻への気持ちを奮い立たせるように、恥ずかしがり屋で可愛かった頃の妻や、一緒に色々な所へ出掛けた、楽しかった思い出などを振り返っていました。
妻が小学校の役員をしていた時、虐めについての講演を聞きに行って欲しいと先生に頼まれて、娘を実家に預けて何年振りかに2人だけで出掛け、講演が終わってから夜の街を、腕を組んでデートした事を思い出していた時、その講演で児童心理学者の言っていた話を思い出しました。
『虐める側の子供は、どのような事をして虐めるか。それは、靴を隠す子は自分が帰ろうとした時に、靴を隠されていたら、惨めで耐えられないのです。みんなに無視させようとする子は、自分がクラスのみんなから無視され、孤独になる事が耐えられないのです。結局、逆に自分がされたら耐えられない事をするのです』
私はこれを聞いた時、子供に限らず大人でも同じだと思った記憶があります。
『妻の弱点は娘に知られる事だと思って、そこを突いて来た・・・・・・・・・』
私は裸になって布団に入り、下着姿の妻を抱き締めました。
「あなた?・・・・・・・・駄目、触らないで。私に触らないで」
私は無言でブラジャーを剥ぎ取り、パンティーを脱がそうとすると、妻は激しい抵抗をみせます。
「イヤー・・しないでー・・イヤー」
しかし強引に脱がせて乳首に吸い付くと、妻は両手で私の背中を叩きながら暴れていました。
「夫婦だろ!どうして駄目だ!真美が本当の事を言わないで、片山の指示に従い続けると言うのなら離婚してやる。その代わり沙絵は渡さない。真美がどのような母親だったのか、片山と何をしていて離婚になったのか、毎日聞かせながら俺一人で育てる」
「えっ?あなたまで・・・・・・あなたまで私を・・・・・・」
この言葉からも、妻が脅されているのは確実です。
大人しくなった妻の身体の至る所に舌を這わせていると、喘ぎ声も出さずにただ泣いて耐えていましたが、それでも少しは濡れてきたので強引に繋がり、最初から強く突いてやりました。
「入れないで・・ダメー・・・抜いて・・・・ダメー・ダメー」
「俺には、もう抱かれたくないと言う事か?俺ではもう感じないのか?こうしてもか?」
「ヤメテー・・感じない・・・アッ・アッ・・私は・・変わってしまったの・・・アーン」
「嘘だ。こうされてもか?」
「アッ・アッ・アッ・・感じない・・アッ・アッ・・何も・・アーン・感じない・・アーン」
セックスをした上、感じてしまっては片山の逆鱗に触れ、何をされるか分からないという恐怖からか、必死に快感と戦っているようでしたが、長年妻を抱き、私も少しは妻がどのように突かれれば、気持ち良いかぐらいは知っているつりです。
その上、妻を盗られたくない気持ちからか、若い時のように痛いほど硬くなっていました。
「これでもか?これでも感じないと言うのか?」
「もうダメー・・私は・・どうなるの?・・怖い・・怖いの・・ダメー・ダメー」
「大丈夫。必ず真美を助けてやる。俺を信じて、素直になれ」
「あなた・・イイ・イイ・・アッ・アッ・アッ・・あなたー・・イイー」
あそこまで嬲り者になっていた妻が、まだ私でも感じてくれるのか多少心配だった私は、涙を流しながら突き続けました。
「イイー・・凄い・・凄い・・もうダメ・・・もう・・もう」
「バイブとどちらがいい?俺のオチンチンと、どちらがいい?」
「アッ・アッ・・あなた・・あなたがイイ・・イイ・イイ・イイ・・オチンチンが・イイー」
妻が片山の所には行けなくなるように、オマンコが赤く爛れるほど突いて痕跡を残してやりたくて必死に我慢をしていましたが、達しそうな妻が発した次の言葉で張り詰めていた緊張が一気に弛み、妻と同時に呆気なく果ててしまいました。
「もう・イク・イク・イカせて・いただきます・・イクー・イクー・イク~~」
また妻はすぐに寝息を立て始めましたが、私は眠る事が出来ません。
翌朝、私はクラフトテープで妻の手足を縛ろうとしていると、目を覚ました妻はすぐに泣き出しました。
「ヤメテー・・私は行かなければ・・・・・・」
「行っても同じ事だ。真美は写真を沙絵に見せると脅されているのだろ?真美の中には俺の精液がこびり付いている。洗っても多少の匂いは残る。どちらにしても、片山は沙絵に写真を見せて話すだろう」
「イヤー・・もう死にたい・・イヤー・・イヤー」
「俺に任せろ。真美だけは何があっても守ってやる。最悪俺が片山を殺してしまっても、片山との関係だけは話すな」
「何をするの?怖い事はやめて」
「大丈夫。俺も好き好んで、殺人犯にはなりたくない。まだ手はある。最悪の時の話だ」
「私の為に、あなたを犯罪者に出来ない。それに、もしもそのような事になれば私には隠し通す自信も無い。やめて!」
「いや、出来るさ。どうしてこうなったか聞かれたら、こう言っておけ。主人は芝生のある家に住むのが、子供の頃からの長年の夢でした。やっと夢が叶ったと思ったら、毎日片山が自分の広い庭の芝生を自慢して、我が家の狭い庭の芝生を馬鹿にするような事を言って来ました。主人はそれが耐えられなかったようですと」
私を引き止めようと叫んでいる妻を寝室に残し、デジカメで撮った写真をプリントアウトして、片山の所に行きました。

  1. 2014/06/13(金) 01:49:21|
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隣の芝生 最終回

私がチャイムを鳴らすと、妻だと思った片山は急いでドアを開けたのですが、私だと分かった瞬間、急に不機嫌な顔になりました。
「何をしに来た?真美はどうした?」
「妻は来ない。上がらせてもらうぞ」
私は最後の賭けに出て、これで駄目なら本当に片山を殺すつもりでした。
私も妻同様、精神的に限界だったのです。
「妻の写真を撮って、それで脅しているだろう?写真を返せ。この写真と交換だ」
私はテーブルの上に写真を並べましたが、片山は鼻で笑って平然としています。
「この写真がどうかしましたか?これから嫌と言うほど、実物のこのような姿を見られるのだから、別に私はいりません。記念に持っていてはどうです?それに私は脅してなんかいません」
「そうか、交渉決裂だ。お前がどのような父親なのか、子供達は知る権利がある。住所を興信所で調べさせて、お前の娘にこの写真を見せに行って来る。息子の所にも手紙を添えて送ってやろう」
「それが何か?年に2・3度しか顔を見せない娘や、外国に行ってほとんど帰って来ない息子など、どうでもいいです。好きにしなさい」
片山は強気にそう言いましたが、明らかに動揺しています。
「分かった。裸でこんなペニスバンドをしている父親を見た娘や息子、こんなお爺さんを見た孫達はどう思うかな?」
私は立ち上がると歩き出したのですが、この家を出るまでに片山が私を止めなければ、家に戻って包丁を持って来ようと決めていたので、そうならない事を願って、わざとゆっくり歩いていました。
『早く引き止めろ。引き止めてくれ』
片山は迷っているようで、煙草を持つ手が少し震えています。
「おまえも平均寿命まで生きたとして、あと十数年。こんな爺さんには手も合わせないだろう。
思い出すのも嫌で、お参りなんかに来るはずがない。第一ご先祖様と、一緒の墓に入れるだろうか?まあ、お前には無縁仏がお似合いだ」
私は何とか引き止めさせようと、老人の一番気になる事を言いながら玄関に向かいました。
それでも私を引き止めない片山に絶望し、妻を救うにはもう殺すしかないと諦めて、玄関のドアノブを握った時に声が掛かりました。
「分かった、写真は返す」
ほっとしてもう一度応接室に戻ると、片山は1枚の写真を持って来ました。
「私のはポラロイドでネガは無い。これを返すから、そちらはネガも渡してくれ」
「本当にこれだけか?信用出来ない」
「私の日記を持って行ったようだから、私がこの様な事が好きでは無いのを知っているだろ?それよりもネガを・・・・」
「これにはネガは無い。デジタルカメラという物で撮ったから、ネガではなくてパソコンに記憶させてある」
「それなら、その記憶を消せ。そうしたら返す」
「残念ながら、俺はお前を信用していない。平気で嘘をついて、他人の幸せな家庭を壊せる下衆野郎だからな。俺も好き好んで妻のこの様な姿を、他の奴に見せる気は無い。信用してもらうしか無いな。嫌なら交渉決裂だ」
立ち上がろうとすると片山が写真を渡したので、その写真と持って来た写真をその場で燃やし、玄関を出ようとした時に、後ろで片山が叫びました。
「写真なんて関係ない。真美はもう私からは、離れられない身体になってしまったのだ。いくら邪魔をしても、真美は必ず私の元に戻ってくるぞ」
その日の昼前に何台かの車が止まり、何やら外が騒がしくなったので玄関から出てみると、スーツを着た数人の男が片山の家に入って行ったのですが、その内の一人には見覚えがあります。
しばらくして、いくつかの段ボール箱を車に積み、片山も乗せて男達は去って行きました。
妻が心配で、翌日も体調不良を理由に会社を休み、朝刊を読んでいると地方版に載っていた、小さな記事が目が留まりました。
〔スーパー片山の社長、脱税容疑で逮捕〕
この事を妻に知らせようと寝室の前まで行くと、まだ寝ていると思っていた妻の声が聞こえてきます。
「アッ・アッ・アッ・・イイ・イイ・・オマンコ・イイ・・イイ・イイ・・クリトリスも・イイ」
悪夢が甦り、まさかと思って慌ててドアを開けると、そこに片山などいるはずも無く、妻が自分で慰めていました。
「真美!おまえ・・・・・・・・・・・・・・・・」


あれから1ヶ月が経ち、保釈されたと噂で聞いていた片山は、地元の名士で人柄も良いという、化けの皮が剥がれて世間に顔向けが出来ないのか、どこにいるのか家には一度も戻っていません。
私はというと、休日で家族連れで賑わっている、公園のベンチに妻と座っていました。
「あ・な・た・・・もう・許して・・・声が・・声が・・出て・しまいます」
「駄目だ。真美はこうされるのが感じるのだろ?後で俺のオチンチンが欲しいのなら、もう少し我慢しろ。我慢出来ずにイッてしまったら、オチンチンお預けで、またバイブだけだぞ」
「アーン・・イヤ・・バイブはイヤ・・アー・・オチンチンがイイ・・アーン」

  1. 2014/06/14(土) 00:17:52|
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