主に寝取られ物を集めた、個人文庫です。
手際良くキッチンの壁紙を張り終えると職人は額の汗を拭いながら 私達夫婦の居るリビングへやってきた。
「次はこの部屋だちょっとあっちへ移ってくれや」と言いながら煙草に火をつけた。浅黒く焼けた精悍な顔は噴出す汗が玉となって流れており 身につけた白のTシャツはずぶ濡れになって逞しい体にべったり張りついている。
「この部屋で終わりでしょ、まだ時間も有るし。ちょっと一服してください 冷たい物でも入れますから。」と言うと妻の洋子は壁紙を張り終えたばかりのキッチンへ入っていった。
職人はソファに座る私の隣に腰掛けると小声で「奥さんいい女だな、あれなら、まだまだ夫婦生活も充分楽しめるだろな、その歳でガキが出来る筈だな。」キッチンに向かう洋子のニットスカートに包まれた重たげに左右に揺れる尻を無遠慮に目で追いながら作業ズボンの股間をぽんぽんと叩いてにやっと笑った。
私の家族は40歳の私と37になる妻洋子、中3の長女絵梨、今年中学に入学したばかりの長男誠太。そこに昨年、予定外に誕生した大きく歳の離れた次男の優人の5人家族。
優人の誕生で間取りが足りなくなる事や煙草などで大分汚れて来た事などから先月からリフォームを始めた、上二人は近くに住む妻の両親にあづけて有るが、優人と3人は工事中もここに残っているため、あっちへ行ったりこっちで寝たりと2週間経った今、流石に少々くたびれて来た。
工事が始まってから2回目の日曜日の今日は壁紙の張替えが行われ、工務店から内装業者が朝8時から来ている。今日は壁の張替えだけで
終了の予定で工務店の話では腕の良い業者なので昼過ぎには終わるだろうとの事だった。
「まさか、お前が来るとは思わなかったよ。」隣で相変わらず妻の方ばかりじろじろと眺めている権藤に声をかけた。「俺だってここがぴんちんの家だなんて夢にも思わなかっぜ・・・上野なんて名前腐るほど有るもんな・・・それよりお前よくあんないい女 手に入れたな、あのケツまじで最高だぜ、見てるだけでおっ起って来るぜ。」
「権藤さん!さっきから何、じりろじろ見てるんですか~。」カラカラと氷の涼やかな音を響かせながらトレーに乗せた3個のグラスを手に洋子がこちらに戻ってきた。
権藤は高校時代の友達・・・と言うよりもボスとでも言った方が良いだろうか・・・私も弱いくせに悪ぶっていた高校時代だったが。権藤は筋金入りだった、極真空手の有段者で筋骨隆々、精悍で彫りが深く野性的な男前で女、特に大人の女に良くもて。彼が連れている女達は、高校生の私などは子供扱いしかしてはくれなかった。モデルのような圧倒的な美人を我が物顔で連れまわす権藤に劣等感さえ抱かされていた。
「そりゃジロジロも見ますよ。これだけ魅力的な奥さんなんだし。」
「あら、お上手ね おばちゃん捕まえて。」
「俺も、もうおっちゃんだからね、でも最高のおば様ですよ。奥さんに迫られたら、どんな野郎でもいちころですよ。もちろん俺だって 既にノックアウト!」
「なんかからかわれてるみたいで、やなかんじー」と、言うと向かい合って座っている権藤の目をぎゅっと睨みつけた。
「奥さん、そうやって見られると ほんと襲いたくなるぜ、こんなの
ぶちまけるぜ!」と、手にしたグラスのカルピスを洋子の目の前にかざした。
「やだ~~ エッチ・・・。」と、口を尖らせながらも 妻は何だか妙に楽しそうだった。
- 2014/06/09(月) 00:15:48|
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時計の針は11時を指していた、リビングでは権藤が最後の仕事に入っており、私は隣の寝室のベッドに横になってテレビのゴルフ中継を見るとも無しに見ていた。1歳の優人は、私の横で気持ち良さそうに寝息を立てている。
妻の洋子は完成したばかりのキッチンで昼飯の準備を始めている。
「権藤さんも食べて行ってくださいね、お口に合わないかもしれませんけど・・・今日はこの仕事で終わりだって言ってたでしょ。」
「あ、済みませんね、でもせっかくの休みなんだし、さっさと帰らないと嫌われちゃうといけないから・・・」
「あら、主人はどうせ、ごろごろしてるだけだから・・・一緒に食べて行ってくれた方が楽しいですよ。権藤さんのお話って面白いし・・・それとも奥さんの所へ早く帰らないといけないのかしら?」
「いや俺だって家じゃ“ぴんちん”と同じですよ、結婚して10年もたって子供も大きくなったら、だいたいどこの家だって同じようなもんですよ。でも奥さんとこはテンション維持できてるみたいで羨ましいですね・・・なんたって3人目作っちゃうんだからなあ。うちなんてずいぶんご無沙汰だし子供なんて出来ようないですから。」
権藤が言うように優人が出来たのは事実だし、人からは10年経っても夫婦仲が良くていいね、なんて嫌みともとれるような祝福の言葉を何回となく言われたものだ。しかし現実には倦怠期を迎えた世の夫婦と同じように私達だって夜の営みは既に無くなりかけていて、優人が出来てからなんかまだ1度も無いほどだ。セックスレスと言っても良いだろう、私は寝室のベッドでは寝ずにリビングで眠る。洋子は女盛りだし、もちろん性感だって充分に開発されており、歳と共に遠ざかっていくセックスにいつも不満を抱えていたに違いない。私達のセックスは何ヶ月もほおっておかれて我慢が出来なくなった洋子が「こんな事が続くのなら別れようか。」とか「浮気しても知らないからね。」とかだいたいこんな感じで喧嘩になって、やるとはなしに久しぶりのセックスに突入するのが常だ、そのセックスだって、何ヶ月もご無沙汰で挑むもんだから、妻の乱れ様は激しく、いつでも呆気なく果ててしまい妻はいつでも置き去りにされたまま・・・かえって欲求不満がつのってしまっているであろう事は間違い無い。「久しぶりなんだからもっと、頑張ってよー!これじゃホントに浮気してもパパのせいだからねー」セックスはたいていこんな妻の恨み声で終了する。
優人もそんな、数少ないセックスで奇跡的に出来た子供である。
「“ぴんちん”ってパパの昔のあだ名ですか?始めて聞いたけどどう言う意味かしら?」
「ああ、“ぴんちん”」正面の壁に遮られて、権藤の姿はここからは見る事が出来ないがにたにた笑う顔が容易に想像できた。
「それは、俺の口からはチョット言いにくいなー、上野に聞いてくださいよ、覚えてるはずだから。奥さんだってきっと、知ってる事だと思いますよ。」
「えー・・・私が-」
「ええ、たぶん知ってると思いますよ・・・きっと。」
権藤の声を最後に会話の声は私の耳から聞えなくなった。開きっぱなしの寝室のドアから洋子の立ち働いていたはずのキッチンを覗いてみたが妻の姿は消えていた。
おそらく妻は権藤の居るリビングに行っているに違いなかった、それなら何故、声が聞えないのだろうか?リビングはすぐ隣なのだし普通にお喋りをしていれば聞えない筈は無かった。私の胸は早鐘を打ったようにざわめき始めていた、・・・ふたりで何を?
「パパ パパ」唐突に妻が私を呼ぶ声が聞えた、しかし私は返事を躊躇った、そうする事で何が起こるのか確かめたい気持ちと何かが起こることが怖い気持ちが心の中で交錯していた、体は凍りついたように動けなくなっていた。
- 2014/06/09(月) 00:17:21|
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「寝ちゃったみたい・・・」囁くような妻の声が微かに聞き取れた。
「こんな魅力的な奥さんを放ったらかしにして呑気なもんだ、全く。」声のする場所からして二人が相当接近した距離に居るのは、明らかだった。権藤が妻を誘ったのだろうか・・・それとも・・・
「寝ちまったって事は、俺と奥さんに何が起きても構いませんって事だよな。」
「何か起こすつもり・・・?フフ」
「起きて欲しいのか?」
「フフ、そーねえ、どーしよっかなー。でもダメよアタシは、人妻なんだし・・・主人の居る家の中で何か起こす訳無いじゃない。・・・権藤さんて、ちょっと魅力的だけどね。」
「なら、二人で出かけようか?早い所、仕事済まして。」
「やー、悪い人おー。友達の奥さんを誘惑するなんて、不良男ね。」
「奥さんだって俺を誘惑してるようなもんだぜ、旦那が寝てるかどうか確認はするし、そうやって接近してるし。」
「やだー、手招きで呼んだの権藤さんじゃない!仕事の手伝いが要るのかと思ったのよ。」
「でも、奥さん、案外楽しそうじゃん、厭じゃないんだろ?」
「厭って、こうしてお話するくらいは、厭じゃないけど、それ以外はパスよ。」妻の言葉に少しほっとしたが、権藤に興味を示している事は、きつく断らない所からも確実だった、妻は若い頃から不良っぽいキツイ顔の男が好みで権藤はまさにそのタイプだった。
「でも、権藤さんって凄い体してるよね、この腕も太いねー。」
「俺のは、旦那と違って全部筋肉だぜ、チョット触ってみるか?」
「やー、何これ・・・すごー、めちゃくちゃ硬いじゃない。岩みたい。」
「腹筋も触ってみなよ、ほれ・・・」
「うわー、信じられない・・・体じゅうゴツゴツねー!」
「亭主とは違うだろ?」
「全然違う、パパのは、ぷよぷよ。」
「ははは・・・奥さん・・・その下も触っていいぜ、そこももうカチカチに成ってるから。」
「イーヤ!その気は無いって言ったでしょ・・・」
「そりゃないぜ、こんなにしといてー、ここもご主人とは全然違うかもよ・・・」
「やだー、もっこり成ってるじゃん・・・でもダメ。帰ってから自分の奥さんにしてもらいなさい。」
「うちのかあちゃんは帰っても居ないよ、今ごろ大学生くんと不倫の真っ最中さ。」
「えー、知ってて何も言わないの。」
「ああ、お互い様だからな、それに10年も一緒に居るんだ・・・もう、抱く対象じゃなくなってるしな。」
「それなのに、離婚は考えた事無いの?」
「別に嫌いに成ったわけじゃないんだよ、それどころか今の方がより愛が深くなってると思うよ、妻を抱くよりも抱かせたい男も居るんだよ。」
「わかんないなー、それって変じゃない?」
「変? 変じゃないさ、それも一つの愛の形なんだと思うよ。うちの女房も奥さんに負けないくらいの良い女なんだけどな、そんな最愛の妻を他の男に抱かせてみたいって考える男はそんなに少なくないんだぜ。“ぴんちん”だってひょっとするとそんな亭主かもしれないぜ、返事しなかったのは、寝てたからじゃないかもしれないな。」
かみさんが不倫中だと言うのは、おそらく出任せだろう。しかし、権藤は俺の性癖をいとも簡単に見破ってしまった、そのとうりだった私はセックスの時に妻が第三者に犯される妄想をいつも描いていた、私とその男が私の中では入れ替わっているのだ、そんな妄想が今現実の事として起こるかもしれなかった。そう、妄想の男は殆どの場合、高校一のデカ魔羅と噂されていた権藤が務めていた、権藤こそが私のコンプレックスの最大の象徴だったからだ。
- 2014/06/09(月) 00:22:04|
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「見に行かなくてもいいよ。」
「そんな事無いと思うけど、もし、起きてたら困るし。」
「何が困るんだよ。起きてるって事は、こんなシーンを期待・・・て言うか興奮しながら聞き耳を立ててるはずだし・・・。もし寝てるならそれはそれで安心だろどっちにしてもこの状況を俺達は楽しめばいいだけさ。」
「楽しむって何を楽しめって言うのよ・・・もうお昼だし、そろそろパパ、起こさなきゃ。」
「そんなつれない事言うなよ、俺、もう、自制心無くしそうなんだから・・・な、奥さん頼むよ、あんただって満更でもなかったくせに。」
「や、何してるのよ・・・ちょっと離して 大きな声出すわよ!」
「出すなら出せよ、屁垂れ亭主なんか怖くも何とも無いぜ、なあ奥さんよー俺に全て任せなって、あんただって欲しくてうずうずしてるんだろ。顔見てりゃ解るんだぜ。」
床に妻が押し倒される音が響いた。
「ちょっと・・・ダメだってばー・・・あ、あ、そんなこと!」
「ちょっとだけ・・・な、」
「やー・・・だめだめ・・・ネッ」妻のネと言う声は、妙に艶っぽい響きを含んでいた、強烈に抵抗している様子は少しも伝わってはこなかった。
「やっぱりな、凄い濡れ様じゃないか・・・奥さんだって期待してたんだろ・・・」
「ああ、だ、ダメだってば・・・ネ、今は待って、主人が居るのよ・・・ねえ」
「俺だってもう我慢出来やしないぜ、爆発寸前だしよ・・・ほれ、こうすりゃどうだ・・・?」
「うーーん、やー、だ,ダメえ・・・よー!」
リビングの中ではかなり刺激的な光景が展開されている様子だ、妻の貞操は風前の灯と化している。今ならまだ間に合うかもしれない、それでも私の体は行動を起こすことが出来ないでいた、これから起こるであろう事態にひどく興奮している自分がいた、己の愚息はパンツの中で痛いほど硬度を増し、先走りの汁で陰毛の辺りをべとべとに濡らしている。
「は、あー、ダメッ感じちゃうっ、そこはいやだってー、ダメダメ!」
「力抜けよ、もう、観念しな・・・一緒に天国まで行こうや・・・なっ」
「うう、あ・・・暑い、暑くて死にそう・・・」
「お-しゃ、死なせてやるぜ・・・腿開け・・・そうそう、いい子だ・・・ふふ」
「あー、どうしよう・・・こ、怖い」
「怖くなんか無いさ、こう見えてもフェミニストなんだぜ、俺は。」
「そうじゃなくて・・・感じ過ぎちゃいそうで・・・こ、怖いの。」
「素直になりなよ、成り行きに身を任せとけば、天国にだって楽園にだって思いのままに連れて行ってやるからよ、欲しかったんだろ?本当は。」
「い、意地悪ね・・・知らない。」
「フフッ・・・あんた、かなり欲求不満が堪ってるみたいだな。亭主にあまり構ってもらってないだろ?・・・どうなんだ?正直に答えてみろよ。」
「ううーん、そ、そんな・・・酷い事言わないで。」
「ちゃんと答えないと亭主にあんた濡れ濡れのおまんこ、自分で股開いて弄くられてる事、報告してやるぜ。」
「や、やめてよ、主人を傷つけるような事しないで。悪いのは私だけなんだから・・・
「じゃ、質問に答えな!」
「うーん、ひどーい、そうよ、ずいぶんご無沙汰で・・・だから、こんな事されたら変になっちゃう・・・」
「欲しかったんだな、男が・・・思いきり気を遣りたいんだろ。」
「そ、そうよ、されたいの・・・私だって女なんだもん。」
「そうさ、奥さんは何も悪くないさ・・・悪いのは、ご亭主だよ、女盛りの奥さんにこんな思いをさせてるんだからな。」
「ごめんなさい、パパ、もう洋子、我慢できない。」
「我慢なんてもうしなくていいよ、奥さんは亭主の所持品なんかじゃないんだから、自分自身を大切にしなよ・・・ほら、嵌めてもらいたくて、こんなに成ってるんだ。奥さんみたいないい女を放ったらかしにするような亭主の事なんて忘れて、女の悦びを取り戻せよ・・・」
「・・・は、はい」小さな声では有ったが確かにはいと言った。妻は権藤との情事を受け容れる覚悟を決めたようだった、今、止めなければ永遠に妻は私のもとに帰って来ないような気がした。
「今度は奥さんが、俺のを持ってみな。さあっ・・・」
「あっ!・・・」妻の驚きの声が聞える。
「どんな感じ・・・?主人以外の男を握ってみた感想は?・・・」
「ふ、太い、こんなに・・・大きいの。」
「亭主のとは違うだろ・・・どうだい?」
「ち、違いすぎる、倍以上有りそう・・・男の人ってこんなに大きいの・・・」
「へへ、ご主人は、やっぱり相変わらず短小のままみたいだな・・・奥さんよお、さっきのご主人のあだ名な、ありゃよー、ぴん、つまり針みたいなチンポって事さ。高校じゃ結構、有名だったんだぜ。奥さんは大きいのは嫌いか・・・?」
「わかんない、でも、凄く興奮してるよ。」
「そうかい、そうかい、じゃ教えてやるとしようかな、こいつの優秀さをな・・・へへへ」
「あっ、だ、ダメ、怖い!」
「今更、何を言ってやがる!ずっぽりぶち込んでやるぜ、覚悟しな!」
いよいよ、その時が訪れてしまった、胸は張り裂けそうで、喉はカラカラで汗がだらだらと頬を伝ってベッドのシーツを濡らしていた。
いいのか、権藤のデカ魔羅に妻が貫かれようとしているんだぞ、自問自答を心の中で繰り返した。もう、時間がない。今、行動を起こさなければ全て手遅れと成ってしまう・・・だが、リビングへ踏み込む勇気がない、私が踏み込んだら妻は行為を中止するのだろうか?もし、中止したとして、その後の私達夫婦はどうなってしまうのだろうか?
知らない振りをするのが自分にとっても妻にとっても最良の方法のように思われた。
その時、隣で寝息を立てていた優人がごろりと寝返りをうった。そうか、その方法が有ったか。私は眠っている優人のふくらはぎを強く抓った。
- 2014/06/09(月) 00:23:04|
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シャワーを使う音が食堂まで響いている。
妻はキッチンでパスタをボイルしながら優人を抱き上げあやしつけている。無理やり睡眠を妨げられたからだろう、さっきからすこぶる機嫌が悪い。抱いている妻の腕から海老ぞって、むずがる。
「パパ、優人、見ててよ!これじゃ出来ないからっ!」
煙草の煙を吐き出しながら。「俺が居眠りする前から、やってたじゃないか・・・もう、1時だぞスパゲティー作るのに、いったい何時間掛かってるんだよ。」全てを知っている私は、こうでも言わなければ納まりが付かなかった。
「だって、権藤さんの手伝いさせられてたから・・・他の人、次の現場に行っちゃったから、柄を合わすのに一人じゃ大変みたいだったから。」
何を言ってやがる・・・いったい、何の手伝いをしてやがったんだ・・・。苦々しい思いを噛み殺して優人を受け取った。
半べそを掻いた優人の顔を見ながら、「済まなかったな。」と、心の中で詫びながら、感謝した、もし、お前が居なければ・・・。先ほどの光景がまざまざと、頭の中に甦ってきた。
ふくらはぎに強い痛みが走り優人は、烈火の如く泣き声を轟かした。慌てたのは妻だろう、壁一つ隣のリビングでは、ばたばたと身支度を直す物音が聞えた。
ベッドにうつ伏せで寝たふりをしながら妻の登場を薄目を開けて待った。
飛び込んで来た妻の姿に、私は愕然とさせざる終えなかった。なんと妻は両手を後ろに回しニットスカートのジッパーを上げながら駆け込んで来た。綺麗に梳かされていた筈のセミロングの栗毛は、バラバラに乱れており、前髪が額や頬に汗で張りついていた。
「優ちゃん、優ちゃん!どうしたの・・・」びっくりして我が子を呼ぶ口元のルージュは、唇の輪郭をはみ出し口を倍の大きさに見せている、濃厚なディープキスを受けていたのは火を見るより明らかだった。
更にノースリーブのTシャツから覗く肩や、頬は怪しく上気し目の回りにいたっては熱でも有るかのように真っ赤に染まっている。そして、その火照った肌には玉の汗が無数に光り、淡い水色のTシャツの背中を点々と小さな汗染みで濡らしていた。
「ああー、寝ちまった・・・。」大きく伸びをする私を避けるように慌てて、優人を抱き抱え寝室を後にした。動揺をカモフラージュするかのように、務めて穏やかに息子をあやしながら・・・。
私も寝室を後にしキッチンに向かった、狸寝入りをしていた時間は、ほんの僅かだったと思うが何時間にも感じられた、喉がひどく渇いた。
途中、チラッとリビングに目を向ける、権藤は何事も無かったかのように部屋の壁一面に壁紙を広げている。私はわざと声を掛けてみた「あれっ、ひとりか?若いのはどうしたの?」
こちらに背を向けて立っていた権藤は、向き直ると「ここで、終わりだしな、あいつらは午後からもう一件仕事が有るから、早めに行かした。」
「権藤は・・・」正面を向き直った姿を見て言葉を失った。
その、ぴっちりとしたベージュの作業ズボンの股間は今だ盛り上がったままでくっきりと男性自身の輪郭を浮かび上がらせている。ズボン越しではあってもその巨大さは充分に窺い知れた。
「どうした?何だよ、“ぴんちん”」最大の侮辱を受けたような気がした。いや、おそらくは、馬鹿にした発言だったのだろう、だが、逆らう言葉さえ有る筈も無かった。
「権藤は行かないのか?」気を取り直して言葉を継いだ。
「俺は半どん、今日は日曜だしな。」
「流石は社長さんだな羨ましい限りだよ。」
「お前も社長に成ればいいじゃないか。サラリーマンなんてよー。しんどい思いして小銭稼いでウサギ小屋みたいな家をリフォームして何とか暮らして、それもローン組んでよ・・・
虚しくならないか?綺麗な奥さんだって金の有るやつに狙われたらひとたまりも無いぜ。」
明らかに悪意を感じた、だが、権藤に立ち向かう勇気も度胸も今の私には持ち合わせてはいなかった。しかし、権藤の言葉はただの皮肉や嫌みではない事は妻の身に振りかかろうとしている事態が物語っている、このまま終わる事は決して有り得ないだろう。
金も力も、もちろん精力も全てが遥に自分を凌駕している相手にどう立ち向かえば良いのか皆目、見当がつかなかった。
「何してんだ、お前」妻はバスルームの脱衣所に居た。優人は母親のスカートを掴んでべそを掻いている。妻の顔は水道で洗ったばかりなのであろう、涼しげに濡れ光り、薄化粧をすっかり落としていた。
ニットスカートに手を入れて腰の辺りでもぞもぞさせている、パンツを履き替えたのだろう。
「うん、権藤さん、チョットだけって言うから、手を貸したんだけど。ずーと手伝わせるんだもん、汗掻いちゃった。」
何も言わずに優人を抱き上げ、目を屑篭に向けると丸まったティッシュが5、6個放り込んであった。
- 2014/06/09(月) 00:23:50|
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「パパってば!」
妻の声でハッと我に返った、手に抱いている優人は再び私の肩に頭を預けて寝息を立てていた、泣きくたびれたのであろう。
妻はパスタを皿に盛り付けながら、「さっきからシャワーの音、止んでるんだけど。権藤さんどうしたのかしら?戻ってこないんだけど・・・」
「湯を張って、風呂に入ったんじゃないか?」
「さっきまでずっとシャワーの音がしてたのに、お湯を貯める間なんて無いわよ・・・何だか気になるから、チョット見て来てよ。」
「大丈夫だよ、子供じゃあるまいし。何だったらお前が見てこいよ。」
優人をベビーベッドに寝かしつけて、食堂の椅子に腰掛けた。
「私が見に行けるわけ無いでしょ・・・」
「ほっとけよ、すぐ来るさ。」
「だと思うけど・・・」
それにしても権藤は遅かった、入浴するなら話もわかるが、汗を流しにシャワーを浴びに行っただけでこれほど長く掛かるものだろうか・・・?
「本当だな、遅すぎる。」
「でしょ・・・」
「しょうがない、チョット見てくるよ。」
脱衣所と廊下を仕切るアコーディオンカーテンは、きっちりと閉まっておらず音も無く開いた。
「権藤、居るのか?」中に向かって声をかけてみた。
バスルームの扉は中で折れ曲がるサッシ戸で2枚の飾りガラスがはまっている。そのガラスごしに権藤の体の輪郭線が見えた。もちろんぼーと霞が掛かったようにしか見えないものの、動作は充分確認できる。
「おう、居るに決まってるだろっ!もうチョットなんだからジャマしないで、あっちでかあちゃんと今の内にいちゃいちゃしてろや!」
「どうだった?」
「う、うん、別に・・・まだ、シャワーしてる・・・よっぽどうちの風呂場が気に入ったみたいだな・・・上がってきたらここに住むなんて言い出すんじゃないか。」
冗談にならないような冗談を言ってごまかした。全く、冗談じゃない人の家の風呂場で・・・それも、リフォームを依頼した客の家の風呂場で自慰に耽っているとは・・・。
「麦茶でいいですか?」
「あ、済みませんね奥さん。麦茶じゃなくて麦酒は有りませんか?“ぴんちん”とは、久しぶりだし一緒に飲みたくてね。いいだろ“ぴんちん”!」
本当に厚かましい奴め、苦々しい思いを噛み締めながら。
「そうだな、久しぶりに一杯いこう。洋子、良く冷えたの持ってこいや。」何を俺は、お愛想してるんだ。ほとほと、自分が情け無くなって来た。
「奥さんは飲まないの?」
「ええ、弱いから、飲まないようにしてるんです。しんどくなってきちゃうから。」
「へ~、飲めない訳じゃないんだ。じゃ、ちょっと付き合いなよ一人飲まないのが居ると場が白けちゃうからさあ。」
「は、はい、ごめんなさい。じゃ、一杯だけ・・・」
なんだ~、いつもどんなにすすめても一度だって応じた事が無かったのに・・・。既に妻は権藤に支配されてしまっているようだった。
- 2014/06/09(月) 00:24:35|
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リビングへ場を移し、真昼だと言うのに まだ、酒盛りは続けられていた。
私も酒は弱い方ではなかったが、権藤の飲みっぷりには正直、もう着いて行けそうになかった。
冷蔵庫のビールはとうに底をつき、常温のまま氷を入れて飲んだ。12、3本は空けただろうか。今は麦焼酎をロックで飲んでいる。さすがに酔いはかなり回ってきて頭がふらふら揺れている感じがする。権藤には何度も「もう、無理だ。ちょっと休むよ。」と、言っているのだが、「空けろ、空けろ」と、うるさい。
妻はとうに着いてこれなくなっており、今は麦茶を飲んでいるが顔は真っ赤で息もかなり荒くなっている。
「奥さんは今でも、かなりもてるだろ?誘われたりした事無いの?」
「昔はね・・・今はもうダメよ、こんなおばさんに声かける男の人なんか居ないわ。」
「そんな事ないだろー・・・飲みに行って奥さんと出会ったら間違いなく口説くけどな、俺なら。」
「嬉しい事、言ってくれるけど・・・飲みに行く事なんて無いからな。」
「そうか、ガード固そうだもんな・・・奥さん。」
「そんな事無いよ、いい男が言い寄ってきたら・・・着いて行っちゃうかもよ。」
「お眼鏡に叶ういい男が居ないんだ・・・。結婚してからはご主人以外の男は知らないの?」
「そうね、チャンスも無かったし・・・」
「勿体無いね、こんないい女がしけた亭主の占有物に成ってるんだ。」
「占有物って、夫婦なんだし。それって当たり前じゃないの・・・?」
「あれあれ、奥さんって、すげー 古風なんだ・・・今どきそんな事言う奥さんの方が珍しいぜ、新婚さんならいざ知らず10年以上の古女房がなあ・・・。」
「そうじゃないんだけど・・・毎日、結構忙しかったからかな・・・。とにかく、恋愛なんて過去の事に成っちゃたみたいね。」
「本当、勿体無いなあ。奥さんさえその気になりゃ言い寄る男なんて幾らでも居るはずだけどな。」
「そーねえ、じゃ、チョット頑張ってみようか・・・ふふふ」
「そーこなくっちゃ!早速、名乗りを上げさせてもらうよ。」
「また人妻、誘惑して~。」
「誘惑したい!誘惑させて!」
向かい合った正面のソファに座っていた権藤が立ち上がるのが見えたが、既に深酒は体の自由を奪っていて頭だけが朦朧となりながらも働きを止めてはいなかった。
私の隣に座っていた妻のもう一方の隣に移動した事が感じられたが首をその方向に向ける事さえままならなかった。
このまま、眠りに落ちてしまえば、妻は歯止めを無くしてしまうかもしれなかった。
隣からの会話の声は止んでいるのだか、それとも私が既に別の空間に紛れてしまっているのかさえ最早区別がつかなくなっている。
こころなしか部屋中の空気がどんよりとしてきたように感じた・・・
- 2014/06/09(月) 00:25:32|
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あ・・・頭・・・痛い・・・。寒気がする・・・。
「うう~ん・・・」
重い瞼をそっと開いてみる、部屋の中がぐるぐる回って見える・・・。
気分は最悪に悪いが・・・それよりも、洋子はどうした・・・。
思い頭をゆっくり持ち上げてみる、ここには居ないようだった。
キッチンから食器を洗う音が聞える・・・。
「洋子!」呼んでみると、意外な声が聞えてきた。
「お父さん、やっと起きたの。もう、5時よ!」
!娘・・・「え、絵梨?」
「お母さんは買い物に行ったわよ、昼間からお父さん飲みすぎよ。お母さん危なかったんだからね。」
キッチンで洗物をしているのは、娘の絵梨だった。
「危なかったて?何が?」しらばっくれて聞いてみた。
「誠太が欲しい物が有るって言うから一緒に来たの・・・。そんで、リビングに入ったら、・・・ビックリしちゃったあ。」
「何で?」まさか、娘達に見られてしまったのか。強烈な酔いが一気に醒めてしまった。
「そしたらさあ、工事の人とお母さんが抱き合ってたのよ・・・お父さんはぐうぐう寝てるし。危ないわよ、男のひとが家に居るのに気をつけないと。お母さん、まだ充分魅力的なんだし・・・。」
「・・・」
「ゴキブリが飛んで来たらしいけどね。でも、この家ゴキブリ居たんだね見た事なかったけど。」
「ゴキブリか、そういえば前に見た事有るな。」
「ゴキブリで良かったけどさあ襲われたらどうするの。ちゃんと気をつけなきゃだめよ。」
「工事の業者がそんな事する筈ないだろ。それでその業者の人はどうしたの?」
「それからすぐ帰ったよ、ご馳走様って言って。お茶ならともかく工事の人にお酒なんか出さないよ普通、その上、そんなに酔っ払って。」
娘の言うとうりだった。ついこの間まで子供だと思っていたのに、いつの間にこんな大人びた事を言えるようになったのだろう。
「お母さん、買い物って言ったよな。」
「うん。ダイエー行くって。」
まさか、外で権藤と・・・。
「誠太がね欲しいゲームが有るっていったらね、じゃ買いに行こうだって。いつも絶対、お小遣いまで我慢しろって言うのにね。今日はどうしたんだろ?」
「絵梨は良かったのか?」
「私はねパソコンの新しいのが欲しかったの。来月の誕生日に買ってくれるって。だからお手伝いしてるんだけど、やっぱり変よね。あんなに今ので我慢しろって言ってたのに。」
「そうだな。それじゃお母さん、誠太と一緒なんだ?」
「もちろん、それに優人もね。」
それなら、権藤も手は出せないだろう。ほっとした、今日は二度までも子供に救われたようだった。
「あ、帰ってきた!」
絵梨は優人を受け取り“おかえりー”を連発している。
誠太は一目散に二階の自室に掛け上がった、さっそくゲームをするつもりのようだ。
洋子は「買い物の包みを両手に持って“ただいま”と、言いながら上がってきたが私の方を見ようとはしなかった。
そのままキッチンへ向かうと、買い物をテキパキと冷蔵庫の中へ整理しだした。
なにか声をかけようとするのだが、言葉が浮かばなかった。
- 2014/06/09(月) 00:26:18|
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昼間の事が頭から離れず、夜に成ってもなかなか妻に声を掛けられなかった。
妻もたぶん、同じなのだろう・・・。何だか気まずい空気が家の中に満ちているように感じる。
その後も、妻と権藤の危機一髪の秘め事を思い返すと、息苦しいほど興奮する。
妻はその事をどう感じているのだろう・・・あのまま私が狸寝入りを続けていたなら最後まで許してしまっていたのだろうか?・・・子供達が帰ってこなければよりによって私の隣で事に及んでいたのだろうか?・・・
その後のもしも・・・を、想像し股間はずっと熱を持ちつづけている。一刻も早く開放してやりたかった。
妻も性的刺激を目一杯受けている筈で、今夜は久しぶりで愛を確かめ合う夜に成るのは、ほぼ間違い無いだろう。
今日から家に帰るつもりでいた長女と長男を片づけが済んでいないからと、夕食だけ食べさせて再びおばあちゃんの家へ行かせた事からも妻の発情は明らかだった。
リフォームも明日、照明器具の取り付けが残っているだけで、部屋は殆ど完成しているし、学校が始まる事を考えれば今日から戻らせるのが当然だった筈である・・・。
バスを使う妻を寝室のベッドで待った。優人は既にベビーベッドで安らかな寝息を立てている。
ここの所、殆ど寝室では眠らずにリビングで眠っていたので。こうして妻を待つのは本当に久しぶりだった。
夜更かしでインターネットをするのが趣味の私は、妻が寝た後、毎晩パソコンの前に座り明け方近くにそのまま、リビングのソファで眠るのだ。
インターネットで巡る先は、殆どアダルトサイトで特に人妻サイトを中心としており。不倫の情事に興奮する。ただし、自分が人妻と不倫する妄想よりも圧倒的に洋子の不倫場面を想像し登場する人妻と妻をダブらせて見ている事が多かった。
もともと、私は妻が他人に辱められる空想に興奮して来た、それが今日はあわや現実に・・・と、言うよりも半ば現実の事として私達に訪れたのだ。
バスルームのサッシ戸の開く音が聞えた。まもなく妻はここへやって来る。
寝たふりをして妻を待った。こっちから誘いたくなかった、情事の妄想上の妻は淫らに男を求める。こうしていれば必ず妻の方から求めて来るだろう、男は私しか居ないのだから。
だが、もし他に男が居たら・・・権藤なら妻はどうする・・・。
狸寝入りをしながら、ベッドで待つ自分と権藤を入れ替えた。妻との行為の何時もの手順である。
妻は、濡れた髪をバスタオルで巻き、ピンクのパジャマ姿で真っ直ぐ寝室にやって来て。横に座り私の肩を揺すってきた。
「ねえ・・・」「ねえ・・・」
反応しないで居ると、セミロングの髪をタオルで拭いて、隣に入り込んで来たが私に背を向けている。ただ、これは何時もの事で怒って背を向けても我慢出来ずに再び誘って来るのは確実だった。
五分ばかり経っただろうか。再びこちらを向いて座りなおすと手を股間に伸ばしてきた。
そこは、さっきからずっと硬く膨張したままで先走りの涎を垂れ流しベトベトに汚れている筈だった。妻はそれを右手の人差し指と親指で摘みながら。
「ねえ、起きてるんでしょ・・・。」と、聞いてきた。
「そんな事するから・・・。」と、とぼけてみた。
「ねえ、私達って、このままやって行けるの・・・」
「なんで?」
「だって、何時からやってないと思ってるの?」
「判らんけど・・・やりたいの・・・?」
「やりたいとかじゃないけど・・・でも、あんまりだよ。優人が出来る前からだから、半年にはなるよ。」
「そんなに成るかな?」
私の勃起を握りながら「私も女なのよ、したくなる時だってもちろん有るし、でもパパいっつもあっちで寝ちゃうし。私にセックス教えたのパパなのに・・・。」
妻は始めての男は私だと言っていた、私も妻と付き合い始めた頃、女性経験は数えるほどしかなかったため処女だったかどうかはハッキリとは判らなかったのだが、確かに挿入の時は激しく痛がった。
当時、妻は私の会社と同じビルに入居している美容院にインターンで入ってきた。私が23で妻は18歳だった。職業柄ハデ目でかなり遊んでいるような印象を受けたが、なかなかの美人でスリムながらスタイルが良く特に細いウエストから大きく張り出したヒップラインは我が社の男性陣の注目を集めたものだ。特に私を始めとした独身組は何とか物にしようと美容院に通いこむ者もいた。
私も昔馴染みの床屋通いを止めて美容院へカットに通ったが、元々女の子との会話は苦手でぐずぐずしている内に、2年先輩の佐々木に先おこされてしまった。
ただ、見掛けとは裏腹にかなりガードが固かったらしく佐々木と二人きりでのデートは拒み続けたらしい。
程なくして私にチャンスが回って来た。彼女は執拗に体の関係を迫る佐々木に嫌気が差して来たのだと言い、別れるために私に新しい彼氏の振りをして欲しいと言うのである。
演技だと言う安心感も有ったのだろう洋子は私とのデートには、佐々木の時とは違って気軽に応じてくれた。
佐々木は執拗に復縁を迫ったらしいが、努力のかい有って撃退に成功した。その後、佐々木は私達に敗れた事と関係が有るのか無いのかは定かではないが退社して行ってしまった。
そうなれば私と洋子の演技は必要無く成る筈だったのだが。洋子は何が気に入ったのか「もう少し、演技、続けてみようか。」と、交際継続の申し入れをしてきた。
私は洋子を手に入れた喜びと、佐々木に対する勝利感で有頂天に成っていた。
しかし、同じ失敗を犯す事を恐れ体の関係を結ぶまで、それから半年以上の時を要した。
洋子は21歳に成っていた。
このようないきさつも有り、洋子の処女を全く疑う事は無く。最初の男に成れたことに大いなる喜びを感じた。・・・だが、出血は無かった。
抱き寄せ口を重ねた、反応は凄まじく貪るように私の唇を求めた。
手をパジャマのズボンの中に指し入れパンティの上から弄ってみると既にビチャビチャに股間を汚していた。
「ああ・・・」それだけで、気を遣りそうなほど反応を返してきた。
「今日、凄いね・・・」と、聞くと。
「パパが悪いんだからね」と、恨みっぽい目を向けてきた。
お互いの性器を吸い合い、汁を啜り合った。
激しく鼻っぱしらに女性器を擦りつけてくる。そこを汚す生暖かい汁は、流れるほど溢れて来て息が出来なくなるほどだった。
ふっとある思いが私の中で湧いて来た。・・・私が今、妻を権藤に成り代わって抱いているのと同じように、私をしゃぶる妻も権藤の妄想をしゃぶっているのではないのか・・・
少し、躊躇ったものの意を決して言葉にしてみた。
「今日、何か有ったのか?」
「何かって?何が」ハアハアと息を荒げながら妻は聞き返してきた、その前に妻が一瞬ビクッと体を硬直させたのが妻の口に包まれた勃起を通して伝わった。
「権藤の奴、何だかんだ言ってたな、その気に成ってるのと違うか?」
「その気って、権藤さんと・・・?」
「いや、ま、権藤には限らないけど、魅力的とか言われてたじゃないか。私、まだまだいけるんだっ!とか、思ってない?」
「あ・・・うん、パパがあんまり私を放ったらかしにするんなら、そうなっちゃうかもよ」
「ふーん、やっぱ、そうか・・・」
「やだー!本当にするつもりなんて無いわよ。でも、出来るかなって言うのは、ちょっと思ったけどね。」
「権藤が誘ってきたらどうする?」
「権藤さん・・・うん、あの人結構好みのタイプよ男前だし逞しいしそれに、ちょと、不良っぽくて・・・お金持ちだし。」
「誘いに乗るって事・・・?」
「そうじゃないけど、やーねー、パパが聞くからでしょ・・・。だ・か・ら・そうならないように、パパ今日、頑張ってね。」
「ねえ、もう入れて・・・」
両腿を大きく開いて、妻は私を引っ張った。「ちょっと、待って・・・」
昼間から性的な刺激を受け続け情熱的にしゃぶられて限界が近かった。今入れれば先に果ててしまうのは確実だった。
「やばそう、ちょっと待って。」
私は少し興奮を覚まそうと努力した、妻はいく事を望んでいるし私もそうしたかった。
「ねえ、それじゃ白けちゃうよ~」
横で恨みがましく私を見ている、手では相変わらず勃起を弄くっている。
「あのさあ・・・」勃起をあやしながら上目遣いに私を見ると、ショックな事を口にした。
「権藤さんがパパの事“ぴんちん”って言ってたよね・・・あれってどう言う意味なの。」
かーと、頭に血が上った。“ぴんちん”の意味は既に権藤が妻にばらしていた。妻はもちろんその事を私が知らないものと思っているのだろうが・・・。それにしても私の短小を馬鹿にしたあだ名をセックスの最中に口にするとは・・・。しかも、妻は権藤の巨大な一物を握らされ私の物と比較させられていた。・・・「男の人ってこんなに大きいの・・・」と、言う妻の言葉が頭の中で渦巻いた。
「くそっ!」
何も答えず妻を組み敷くと一気に押し入った。
激しく腰を前後させた、これでもかと恥骨がぶつかり合い痛いほどぶち込んだ。
「ああ・・・凄い」
妻は私の腰に両手を回し更に奥へと挿入されるように引き付けて、激しく尻を揺さぶった。
「はああ・・・もっとー、もっと奥まで入れてえ・・・!」
妻の激しい尻の動きに、もう限界が近づいていた。
「どうしたの・・・もっと、続けてよォ!」
尻は更に激しく前後する。ひとたまりも無かった。
「う・・・うゥ!」
昼からずっと堪えていた物が一気に弾けた。最後の一滴まで放出すると妻の上にドッと崩れ落ちた。
妻は置いてきぼりを食らった自分を何とか追いつかそうと必死で尻を振り続けたが、やがて萎えた男根は撃ち出された白濁と一緒にずるりと抜け落ちた。妻を後に残して。
「行って来る。」ネクタイを結びながら声を掛けた。
妻の機嫌が悪い事は、表情や口数の少なさからも明らかだった。
昨夜、一方的に果ててしまった私に対して「もう一回、もう一回。」と、何時になく執拗に妻は再戦をせがんだ。しかし私はもともと精の強い方ではない、若い頃から二度目に挑む事はかなりの心労を伴い、たとえ可能だったとしても勃起力は完全には回復しなかった。若い頃でもこんな有り様だったのだから四十を過ぎた今と成っては、とても無理な事だった。
靴を履く私の背中に妻は消え入りそうな小さな声で「浮気するからね・・・」と、告げた。
振り返って見たが妻の姿は既に消えており、不安定な空気だけが漂って見えた。
- 2014/06/09(月) 00:27:13|
- リフォーム・とかげ
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今朝、コンビニで買ったおにぎりを頬張りながら相変わらず何の変化も見られない我が家をボーと眺めていた。
車内のデジタル時計は12:20。初夏のような日差しを避けて神社脇の道路の木立ちの影に駐車した。ここから我が家までの距離は約50メートル、その間は畑になっており正面から見渡す事が出来る。
電気工事業者は三人で九時にやって来て、まだ中に居る。我が家の変化といえば家の前のワンボックスカーに二度ほど業者が荷物を取りに向かった事くらいで妻の姿はまだ、見えていない。
目を移すと正面から自転車がゆっくり近づいて来る。いつも子供達がお菓子などを頂く、近所に住むご隠居さんだ。
私はシートを倒すとスポーツ新聞で顔を被い昼寝中のセールスマンを装った。
会社には休みの電話を入れた。入院中の親父を危篤にして今週中は難しいかもしれないと報告してある、自分で言うのも変だが、私は勤務態度も真面目で通っており上司も部下も快く了解してくれた。入社以来の有給もかなり貯まっており問題は無さそうだった。
ただ、家に電話されるとまずいので一日三回電話を入れると言ってある。そう迄しなくても良いと言われたが、病院に殆ど行っているため急ぎの用が有ったらケータイも使えないから申し訳ないと了承してもらった。車はレンタカーと乗り換えたしサングラスも購入した。
「一体、俺は何をやってんだろうな・・・」煙草をふかしながら自問自答を繰り返してみた。
円満そうに見えるであろう家庭、性生活の不和、私の性癖、権藤の出現、妻の浮気宣言。
今までにも妻は何度も性の不満を投げ掛けてきていたし、浮気の二文字も何度も口にしていた、それ自体は珍しい事では無く実行に移された事も無かっただろう・・・。だが今度ばかりは事態は深刻だった。権藤によって妻は自分の性の無知に気付かされてしまったのだから。権藤はサラリーマンの私とは違い社長である、時間の融通は幾らでも付くだろうし、私の留守宅を狙う事くらい朝飯前だろう。
だが、こうして監視をしていても権藤が現れたらどうすれば良いのか・・・。踏み込んで情事を阻止できるというのか・・・。
そうでは無くて、決定的な場面の目撃者に成りたいだけなのかもしれない。想像するだけでいってしまいそうだった。
電気工事は二時ごろ終了し業者は帰っていった、我が家のリフォームは明日、工務店の引渡しが有るだけで全て終了した。
四十を過ぎ自分自身に先行きが見え出し、あそこを安住の家と定め、決意したリフォームだった。家のローンに加え費用のローンは決して楽ではなかったが家族のために、もう一踏ん張りの覚悟で踏み切った・・・。それが、こんな結果を招くとは夢にも思わなかった。
妻の姿がテラスに現れ、洗濯物を手際良く干していく。白のTシャツに赤のフレアスカートを身に着けた妻の姿は、遠目ではあるが四十を迎えるとはとても見えない位、若々しかった。一歳の優人を抱く姿などは若奥様と間違えられる事も度々だった。
この日、妻は結局どこにも外出しなかったし、近所の奥さんを除いては目だった訪問者も無かった。
三時半には娘が五時には野球部に入部した息子が戻って来た。
今日からは、また親子五人の生活に戻る事になる。
エンジンをスタートさせるとレンタカーセンターへと車を走らせた。
途中、妻に今日は早く帰れそうだと電話を入れた。
途方も無く長い一日がやっと終わろうとしていた。
- 2014/06/09(月) 00:28:04|
- リフォーム・とかげ
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翌、火曜日は工務店との引渡しが済んでから少し遅くに家を出た。改装工事の出来映えは上々だったが、私の現在の不安定な状態を思うと理不尽な憤りを禁じえなかった。その後妻は買い物に出たくらいで特に何事も無かった。
今日、水曜も同様で特に変わった動きは無かったのだが、妻のケータイが長い時間話し中の為、通じなかった。もしやと思い入浴中に妻のケータイの着信履歴をチェックしてみると妹との通話が記録されていた。
「淳ちゃんか・・・」安心して元に戻そうとしたのだが、発信時間が腑に落ちなかった。妻から四歳年下の妹の淳子宅へ発信されたのは16:14と成っている、私が妻のケータイに電話していたのは二時から五時にかけての間だったのに淳ちゃん以前の交信は午前中に娘の同級生の母親から着信しているのみだった。
その時、階段を降りてくる足音に慌てて妻のケータイを元に戻した。
降りてきた息子の誠太は冷蔵庫からコーラを取り出しグラスに注ぎながら。
「今度の休み、キャンプ行くんでしょ。」と、言い出した。
「キャンプ?誰と?」
「お父さん知らなかったの?俊平とこのおじさん達とだよ。」俊平とは淳ちゃんのひとりっ子で誠太のひとつ歳下で小学六年生、旦那の北さんは私よりふたつ年上の地方公務員、キャンプとスキーが趣味でキャンピングカーまで持っている。いくらローン払いだと言っても公務員があんな贅沢品をよく買ったもんだ・・・。それとは別にメルセデス、それに淳ちゃんの買い物用の軽と三台の車、維持費だって大変だろうし家のローンも有るはずで、よく払っていけるもんだといつも感心している。
「お前、クラブじゃないのか?」
「うん、でも・・・行きたいから・・・休もうかな。」
「・・・ま、いいけど・・・大丈夫か?」
「うん、べつの言い訳考えるから平気さ。」
その晩、妻を求めたが、拒否された。
「いやよ、どうせ何時もみたいに私だけ取り残されちゃうんだし。あれってかえって欲求不満、溜まっちゃうんだから。」
それ以上、求めなかった。ケータイの事を確かめたかったが出来なかった。
交信履歴が削除されたのは間違い無い、誰と話していたのか・・・?
削除しなければ成らない履歴・・・。後ろめたい交信なのは確実だった。
相手は権藤しか思い浮かばなかった。権藤が妻のケータイ番号を知っているかどうかは定かではないが、我が家の電話番号はもちろん知っている。私と権藤はケータイ番号を交換してあるので、それを調べるのもたやすい事だろう。
本当に妻は抱かれる気でいるのだろうか?止めさせるなら今のうちだ。だが、妻がその気でいるのならどうやって食い止めれば良いのか?皆目見当がつかなかった。
太い腕で組み敷かれ喜悦の声を搾り取られる妻の姿態が何度も何度も頭を支配し到底眠れそうに無かった。
全ての眠りを確認すると、そっと家を抜け出し愛車を高速に乗り入れた。とにかくこのままでは気が変になってしまいそうだった。
歓楽街の無人パーキングへ車を止めると風俗店のネオンの間をふらふらとさまよった。
何度もポン引きに声を掛けられたが、私は以前インターネットで見かけた店を探していた。
その店は、目立たない狭い路地に面している八階建ての細長いペンシルビルの七階に有った。
“人妻ヘルス・しろ~と奥様”ホームページによると、入店しているのは正真照明の素人妻ばかりで欲求不満が昂じて趣味でアルバイトを始めた、いいとこの奥さんばかりだという事だった。
鵜呑みにした訳ではないが、夫が有るにもかかわらずいかがわしい風俗店でアルバイトする女に会ってみたかった。見知らぬ男にどんな気持ちでサービスするのか知りたかったし、他人の所有物である筈の女に思いを遂げさせてもらいたかった。
このような店に来たのは始めてだった。金髪に髪を染めた若い黒服がシステムの説明を始めている。
「当店は、本番行為は禁止と成っております。本番行為をされた場合はもちろん、本番行為を要求するような言葉を発した場合でも退場していただくことがございますのでご注意下さい。その場合、料金は返還されませんし場合によってはペナルティを請求することもございますのでご承知下さい。ルールさえ守っていただけましたら時間内たっぷりとお楽しみ頂いて結構です。何度でもお手伝いさせますので有意義な時をお過ごし下さい。」
手渡されたアルバムを開いた。驚いた事に使われている写真は夫婦で撮ったスナップ写真だった、旦那の方は顔をマジックで潰されているが、あまりにもリアルだった。
写真は五十枚ほど有り、三十代を中心に二十代から五十代まで年齢は幅広い。ただ、時間が遅いせいも有るのかもしれないが入店中の表示がされているのは四人しかなく、待ち時間無しなのは一人だけだった。
百合江・三十六歳・身長151センチ・体重38キロ・B82(Bカップ)・W61・H88・夫46歳公務員・子供男の子ひとり12歳・結婚14年目
その写真を見て愕然とした。目が点に成ると言うのはこんな状態を言うのだろう。
- 2014/06/09(月) 00:29:07|
- リフォーム・とかげ
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白いシーツの掛かったフロアソファと30センチ角くらいのテーブル、黒いサイドボードが置いて有るだけの一畳ばかりの狭い空間。
薄暗い照明はボーとあたりを辛うじて照らしているに過ぎない。テーブルに置かれているランプ型の卓上蛍光灯のスイッチをベージュのエナメルが塗られた指が捻った。
「ビックリしちゃった・・・。」
二人の回りだけが、ポッと明るくなった。
「俺もだよ、もちろん・・・。」
「よく、来るの・・・こんな所。」
「いや、今日が始めてなんだ。」
「何か有ったの?」
「え、何故?」
「だって、こんな時間に一人で来たんでしょ。いつも来てる人なら兎も角、始めての人が何も無いのにあんまり来たりしないよ。」
それには答えずに煙草を咥えると、馴れた手つきでライターの火が灯された。
大きく煙を吐き出すと。
「淳ちゃんこそ、なんでこんな所で働いてるんだ?北さんは知ってるの?」
淳子も煙草に火をつけると。
「余計なお世話!お姉ちゃんだって知らないんでしょ。どうせ!」
なるほどと、思った。キャンピングカーが買える訳だ。
「黙っててくれよ、俺も余計なことは言わないからさ。」
「判ってるわよ、お姉ちゃん可愛そうで喋れないよ、こんな事。それより、知られたく無いなら、どうして私を指名したの・・・?」
「え、ああ・・・淳ちゃんしか空いてなかったんだ。」
「あ、それだけなんだ・・・ちょっとがっかりだな。でも、たまたまなのよお客が今、帰ったばっかだから。淳子これでも指名多いんだからね。」
「ごめん、ごめん。そんなつもりで言ったんじゃ無いんだ。照れ隠しって奴かな。淳ちゃんが空いててくれて良かったと思ったよ。マジで。」
「そ!ありがと、ま・当然だけど。」
指名が多いのは当たり前だと思った。ピンクミニのワンピースで包まれた姿態はグラマーではないがきっちり肉は付いており、バランスが良い。姉と比べるとスタイルとボリュームの点ではかなわないものの、若々しさでは勝っている。姉がむっちりだとすれば妹はこりこりと表現すれば良いだろうか。顔も母親似の姉とは違い、父親似の妹はそれほど美人ではないかも知れないがやんちゃそうで男心をくすぐる魅力がある。
「どうするの?もう時間あんまり無いよ。」
「あ、ああ」
「出したいなら、出してあげるよ。商売だから気にしなくて良いよ!」
「・・・」
「寝て!」
フロアソファに仰向けで横になった。
淳子はワンピースを頭から脱ぎ捨てて、私のジーンズのファスナーに指をかけた。
親指と人差し指,中指の3本でリズミカルに扱かれる。
ゆらゆら扱いながら舌先で時折、亀頭の先に触れてくる。
義妹との背徳的な行為が興奮を高める。
「お姉ちゃんに殺されるかもね?」と、言うと悪戯っぽい笑顔で私の顔を上から覗き込む。
「俺も、北さんに殺されるな。」
「一緒に死のうか・・・じょーだんよ!」
と、言うとその口で一物を一気に吸い込んだ。根元まで飲み込んで舌で胴体をしゃぶりたててくる。先端は喉の奥まで吸い込まれてキューと締め付けられる。
「アッ、じゅ・・・淳ちゃん、だめだイッちまう。」
上体を起こそうとする私を両手で押し倒すと、頬を窄めて更に烈しく吸いたてる。
唾液が口の端から大量に流れ出て恥毛をベトベトに濡らし尻の下のシーツに大きな染みを作る。
生まれて始めてのバキュームフェラにひとたまりも無かった。
淳子の喉奥で精が弾けた。ザーメンの噴出を受けながらも、おちょぼ口はこれでもかと、言わんばかりに勃起を吸いたてる、勃起で無くなるまで口激は延々と繰り返され、しな垂れて親指ほどに縮こまってようやく淳子の口から開放された。
ザーメンが付着した口元でくすくす笑いながら私の股間をティッシュで掃除している。
「何だよ・・・?」
ミニスカートから露出している腿を軽くぶった。
「だって、お義兄さん女みたいな声出すんだもん。」
「うるせえ!」
思っても見なかった強烈な義妹の性技に、あっという間に絶頂に追いやられた。おそらく一分も掛からなかっただろう。
果てる時、不覚にも女のような絶頂を告げる声を上げてしまった。声は、口撃がやむまで絶息のようにヒーヒーと発せられた。人生最良の射精だったかもしれない。
掃除を終えると淳子はキスをせがんだ、彼女の口腔内は生臭い己の香りで満ちていた。
「そんなに、よかった?」
「うん、最高だったよ。あんなフェラチオは生まれて始めてだ。」
「ふふ・・・お姉ちゃんより、私の方が上手だった?」
「ああ、問題にならないよ。洋子のフェラなんて子供の遊びだ。」
「やだ~言ってやろ~。それでも出しちゃうくせに。」
「そりゃね・・・でも、ホント凄いよな。あんな根元まで咥え込むんだから。」
「あ、あれ・・・うん、凄く息が苦しいのよ。」
「旦那にもするの?」
「え、うん。たまにね。でも根元までは無理かな。お義兄さんのは楽だけど。」
「・・・」
「あっ、ごめんね。でも、大丈夫。三人も子供作れるんだし・・・。」
「気にしてないよ。自分でも知ってることだから。」
「そんな事無いってお義兄さん普通よ。・・・変なこと言ったお詫びに、土日はちゃんと子供達の面倒見るからね。お姉ちゃんとゆっくりして来て。ご主人の面倒から小達の面倒まで・・・お姉ちゃんに養育費貰わなきゃね・・・ふふふ・・・。」
- 2014/06/09(月) 00:30:03|
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木曜日、今日はレンタカーは借りずに埋立地の海岸線に車を止めた。
日にちがハッキリした以上、自宅を監視しても意味は無い。仕事に戻っても良かったのだが、とてもその気には成れなかった。
この週末、妻は妹夫婦に三人の子供を預ける約束をしていた、私はその事を何も聞かされてはいない、どんな口実で家を抜け出すつもりなのだろうか、人事のようにぼんやり海を見ながら考えていた。
それにしても昨夜の淳子との偶然の出会いは幸運にもさまざまな事を教えてくれた、危ない思いをしてまで家を抜け出してよかった。帰宅したのは朝の五時、危うく家族の起床前に帰りつけた。リビングのソファに何時もの様に横になった瞬間、優人の泣き声とそれをあやす妻の眠そうな声が寝室から漏れた。
淳子は週三回、月水金にあの店に入っているらしい。旦那の北さんにはスナックでバイトしていると言っている様だ。本心かお愛想なのかは良く判らないが「お義兄さん、又来てね。」と、誘われた。一夜にして淳子に対する欲求が増大していた、昨夜のプレイは我を忘れそうなぐらい強烈で・・・出来たら口だけではなく抱いてみたかった。明日もう一度“しろ~と奥様”へ行ってみようとかと、思っているのだが。あそこでは本番は無理だろうし、義妹は私の誘いを受け容れてくれるだろうか?
ケータイで義妹に電話を掛けてみようかと、さっきから思っているのだが義妹のケータイ番号を見詰めながら、どうしても発信ボタンが押せないでいる。
二時間ぐらい呼び出したり消してみたりを繰り返していた。なんだか、独身時代を思い出すような、ほろ苦い気持ちが胸に湧き出してくる。
思えば妻と結婚してから十八年、他の女との関係は一度も無かった。風俗店に行ったことも無く、昨夜の義妹との出来事は二十年以上遠ざかっていた、妻以外の女性に対する想いを呼び起こしてしまった。いけない事とは判っていても義妹に対する想いをうち消す事が出来なくなってしまった。
妻の置かれた危うい状況が、義妹に対する感情を殊更掻き立てているようだった。
最近では考えられないほど性に対する欲求を募らせている。月曜からの四日間、車中で私の股間はありとあらゆる妄想にずっと熱を帯びた状態が続いている。
時間は三時を過ぎ、目の前の海岸の防波堤の上には近くの高校生が学校を終え、ぱらぱらと姿を現している。さっきまで静かで時間が止まったように見えていた海岸がざわざわと騒がしくなって行くのを感じた。
カップルの高校生が手を繋いで煙石に腰掛けて、何やら囁き合っている、時折、男の子の顔が女の子の肩の上に乗っかって顔に近づくと、何か言葉を発しながら女の子は頭を反対方向に逃がす。そんなやり取りが幾度と無く繰り返され最後には男の子を受け容れた。ごく軽い接吻だったがその瞬間、繋いだ手と手にぎゅっと力を込めているのが判った。
初初しい光景に思わず微笑んでしまった。
私達夫婦にもあんな時が有った、どうして今のように成ってしまったのか?
夫に愛想を尽かし夫の友人との不倫を待ちわびる妻、その妻の行為に対して怒るどころか性的興奮を高められ妻の妹に欲求をぶつけようとする夫。
目の前の可愛いカップルもいずれは私達のような気持ちを抱くようになるのかもしれない。
ただ、私は妻を愛せなくなった訳ではない。狂おしくなるほど妻を愛しているし義妹に対する気持ちも妻の妹であるからこそこんなにも強く私の胸を締め付けてくるのだ。
再びケータイを取り出すと“じゅんちゃん”と、登録された淳子のケータイ番号を呼び出した。
発信するか・・・しないか・・・。淳ちゃんに何て切り出そうか・・・と、今日何度悩んだか判らない逡巡を繰り返した。
その時、唐突に手にしたケータイが着信を知らせるGREEN・DAYのBASKET・CASEを奏で始めた。
ディスプレイには“権藤辰也”と、有った。
- 2014/06/09(月) 00:30:50|
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金曜日、今日は午後から出社した。
明日から休日でも有るし、ついでに休んでしまおうと午前中は例によって車でブラブラしていたのだが、昨日の事が頭に残りどうにも気持ちが重くなってしまうため、踏ん切りをつける意味もあり出社した。
昨日帰宅後、妻から週末の予定を聞かされた。アメリカ人と結婚して渡米していた友人が五年ぶりに日本に帰ってくるので、会いに行くつもりでいる、ひょっとすると土日と彼女の滞在しているホテルで過ごすかもしれない。
こんなウソを今更信じれるはずも無かったが、黙って聞いた。たとえ、どんなショックを私が受けようとも本当の事を話してほしかったが、そこまで度胸は無いようである。
子供達はやはり、妹夫婦に預けて泊まりでキャンプに行かすという事だった。一歳の優人まで預けるのはとちょっと大変じゃないかと諌めてみたが、上が大きいから面倒も見れるし心配無いそうだ。
私にはゴルフにでも行ってこいだの競馬に行ったらだの、一緒にキャンプへ行ったらだの、聞いているだけでムカツク事をのうのうと喋る。流石にいい加減にしろと声を荒げてしまった。
時計の針が五時半を指した。事務の女性陣はそそくさと帰り支度を始めている。
一週間、丸まる休んでしまった分、流石に今日は残業になりそうだった。
「無理しないで来週やれば良いじゃないですか。」何度も色々な同僚達に声を掛けられたがそうもいかなかった。
「腹減ったな・・・。」時計を見ると七時を過ぎていた。
残業をしながらも明日からの妻の事が気になって、なかなか集中できなかった。
それほど仕事もはかどらずマイカーで帰路に着いた。
「金曜日は出勤する日だったよな・・・確か主人と入れ替わりで子供を預けて出掛けると言っていたな・・・と、すると今ぐらいか・・・。」車の時計をチラッと見た。
ケータイを手にすると自宅へコールした。
「週明けに大事な会議があるので、今日は残業でかなり遅くなりそうだ。食事はして来るから・・・。」妻は、はい、と言っただけだった。まるで無関心のような返事に怒りのようなものが込み上げてくる。
「オレはこれからお前の妹に会いに行って来る。たっぷり吸い取ってもらうから・・・ざまあ見ろ・・・。」と心の中で悪態をついた。
待合室に入って十五分、客が出て来る気配がした。「ありがとうね!また来てくださいね。」
間違いなく淳子の声だ。
待合室の前を横切り、若い学生のような男が出て行った。
今日は八人ほど入店している女性がいたが、運悪く百合江こと淳子だけが接客中に成っていた。
先日と同じ若い金髪の黒服が受付から「百合江さん、こないだの人、待ってますよ。すぐ、行けますか?」と、奥に声をかけた。「こないだの・・・て、うそ~!うん五分待って。」淳子の声が聞えた、どうやら私が来ている事が判ったようだった。
その時、受付の電話が鳴った。「ありがとうございます、しろ~と奥様です。」
「あ、は・・・はい。ええ、出てます。これからですか?どれぐらいで・・・?前まで来てるんですか。はい、わかりました。すぐ支度をさせます。」若い黒服は慌てたような電話の応対を済ますと、受付から奥へ姿を消した。
- 2014/06/09(月) 00:31:51|
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結局、淳子には電話する事が出来ぬまま、ここへ再び足を運んでしまった。
今日一日、私を憂鬱な気分にさせていたのは、淳子に掛けようと睨めっこしていたケータイへ唐突に掛かってきた権藤の電話からだった。
「よう、ぴんちん、今、何してるの。」
「何って仕事に決まってるだろ、オレはお前と違ってサラリーマンだし。」
「ふ~ん、ま、いいか。それよりな、お前の奥さんから電話掛かってきたぞ。」
「洋子から・・・」
やはり、洋子は・・・しかし百パーセント権藤の言う事が正しいと言う保証は無いが・・・
「そう、洋子さんから、俺のケータイにな。でも、おかしいよな、奥さんには番号教えてない筈だけどな。お前のケータイから探したかな?」
「・・・」
「それでな・・・奥さん、どうしても俺に教えてもらいたい事が有るんだってよ。」
「教えてほしい事?」
「俺も忙しいんだけどな。どうしてもって言うから、この土日に休み取ったんだよ。」
「会うつもりか?」
「そりゃ、会わなきゃ教えられない事だからな。それで、会うのに子供達が邪魔だから何処かへ預けろって言ったら、妹に預けるって言ってたよ。」
「それは、知ってる。」
「そうか、なら話しは早い。そう言う事だから、よろしくな。俺も忙しい中わざわざ時間を割くんだから、お前くれぐれも邪魔するなよ。邪魔したらただじゃ済まさないからな。」
「・・・」
「ま、それだけだ。俺もお前に断り無しに奥さんと会うのは気が引けるんで、こうして報告してるんだから、判ってくれよな。」
「わざわざ、俺に知らせるために電話したっていうのか。」
「ふふ、奥さんの希望どうりに、たっぷりと教え込むつもりでいるんでな。少々、時間も掛かるし断っといた方が面倒が少なくて済むと思ったからな。」
「・・・」
「週末を楽しみに待つよ。お前もしっかり覚悟決めなよ。じゃあな!」
これは、完全に俺をコケにした侮辱の電話にほかならなかった。指を咥えて週末を待つしかないのか?対策を考えようにも妻がその気ではどうしようもなかったし、逆らったとしても筋金入りの権藤にかなうとも思えなかった。
「お客さん・・・お客さん!」金髪の若い黒服が待合室の私の前に立っていた。
「あの、言いにくいんですが、今日のご指名がダメになってしまいまして。申し訳ありません。」
「え・・・どう言うこと・・・?」
「はあ、百合江に急用が出来まして、すぐに店を出なければならなくなりまして・・・。」
「そんな、ずっと待ってたんだぞ・・・。」
「はあ、だからこうして謝っているのですよ。ただ、当店は百合江以外にも何名も魅力的な人妻が控えていますし、お客様の期待は決して裏切りはしません。アルバムから他の女性をお選びください。」
「他の人じゃダメなんだよ、だからわざわざこの店に通ってるんだから!」
「そう言われましても・・・無理なものは無理ですので、ご勘弁下さい。」
「じゃあ十分だけでも、それなら淳子も間に合うだろ・・・」
「淳子?お客さん百合江の本名をご存知なんですか・・・。いったい何者なんですか、あなた・・・?」
しまったと思った。若い黒服は警戒するような目で私の観察を始めたようだった。
「お客さん、うちであんまりごたごたすると得はしないぜ。」
さっきまでの丁寧な言葉使いが、嘘のように挑発するような強い調子に変わった。
「どうした、シンジ!なにごたごたやってんだ!」
受付の後方のカーテンを開いて中年の男が顔を出した。
「徹さん・・・。この客、しつこいんですよ。百合江の本名知ってるし。ひょっとしたら同業のスカウトか何かかも知れませんぜ。」
徹と呼ばれた男は、受付まで出てきてこちらの方を鋭い目で見ていたが、急に大笑いを始めた。
高笑いする男は・・・。私は怖いものでも見たかのように、若い黒服の男をすり抜けると慌ててこの店を後にした。
高笑いの男、間違い無い・・・かつて、妻の洋子を私と競り合った先輩の佐々木徹・・・。
コインパーキングから車を出そうとして、重大な失敗に気付いた。
慌てていたせいで待合室にバッグを忘れてきてしまった。財布や免許証も入っている。このままでは、パーキングから車も出せなかった。
止む終えず“しろ~と奥様”へ引き返した。
受付には、若い黒服ではなく佐々木が座っており、その前には私のバッグが置かれていた。
「あの~、そのバッグ返してもらうよ、忘れたから・・・。」
受付のカウンターに近づくと、佐々木は。
「失礼かとは思いましたが、怪しいものが入っていてはかないませんので中を確認させてもらいました。」にたにたしながらこう答えた。そして、運転免許証を手に取ると。
「ご本人様を確認いたしますので、名前を教えてください。」
「上野久信・・・」
佐々木はさも嬉しそうにげたげた笑い出した。
「失礼じゃないか。」私はむっとして声を荒げた。
「悪い悪い、間違い無い、あんたのバッグだ持って帰れよ。貴重品入りの持ち物は大切にな・・・。貴重な奥様もな・・・へへへ・・・えらい郊外のど田舎に引っ込んだもんだな、ここまで車でも一時間じゃ来れないだろう?」
「それじゃ、お邪魔しました。」
質問には答えず立ち去ろうとすると、後ろから佐々木の声が聞えてきた。
「淳子に聞いたよ、義妹らしいじゃないか彼女、別嬪の嫁さんがいるのにその妹にちょっかい掛けるなんて大した玉だなお前。でもよ、淳子は諦めた方が良いぜ、あの女はうちのオーナーの色でな、今そのオーナーから呼び出しが掛かったって訳だ。今夜は一晩中、鳴かされる事に成るって訳さ。お前は自分の女房がそんな目に合わないようにしっかり守ってやりなよ。」
佐々木の下品な高笑いを背に受けながら夜の歓楽街を後にした。
迂闊にも見られた運転免許証の事が新たな不安を呼び覚ましていた。
- 2014/06/09(月) 00:32:52|
- リフォーム・とかげ
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「まだ帰らないんですか・・・。はい、何時でも構いませんから。ええ、電話するように言ってもらえますか。お願いします。」
明日の土曜日、子供達を預ける打ち合わせをしたいようなのだが、淳子は夜中の二時を回っても帰って来ないらしい。
「遅いね、淳ちゃんアルバイト十二時までなんだろ?」
「うん、遅くなる時も有るみたいだけどケータイも通じないのよ。」
「そりゃ、仕事中は無理だろ。」
「うん、でも何時もはケータイにメール入れといたら、必ず返事くれるのよ。淳子だって明日の事判ってる筈だし、今日に限って変よね。」
「忙しいんだよ、きっと。店には電話してみたの。」
「聞いてないのよ。北さんも知らないんだって、のんびりしてるわよね。奥さんが夜中働いて気にならないものかしらね?」
「でも、時間とか前もって約束してあるんだろ。」
「うん、それはね・・・」
「どうしても確認しとかなきゃいけないのか?」
「私も友達と約束してるし、遅れたら困るのよ。」
「その時は、俺が引きうけるさ。どうせ暇なんだから。」
「・・・」
妻は明日、子供達に持たせる荷物を整理して玄関まで運ぶと、食卓の椅子に腰掛けケータイで再びメールを送り始めた。
「見れる訳ないさ・・・」
さっきの佐々木の言葉が思い起こされた。「帰りは朝になるだろうな・・・」
徹夜空けでキャンプになんか行けるのだろうか?その上四人の子供の面倒まで見て・・・。
今ごろ、淳子は派手にぶち込まれているのだろう。きっと、明日のキャンプどころでは無いに違いない。
しかし、そんな事を考えている余裕は無かった。目の前で妻が私への裏切りの為の準備を着々と進めているのだから。
椅子に座る妻の横に跪くと、背後からそっとTシャツの胸を探った。
ゆっくりと掌に力を込めて、強弱をつけて揉み込んでみる。
相変わらず、メールを入力する妻は、私の行為を意に介さない。
Tシャツの上からブラをずらし乳首を摘んでみたが、やはり無関心でいる。
猛烈に腹が立ってきた。
乱暴にフレアスカートの裾を引き上げ、股間に左手を挿し込む。
しかし、ぴったり閉じ合わされた肉付きの良い腿は、頑として指の侵入を拒みつづける。
右手を顎にかけ引き寄せると唇を重ねるが、妻は奥歯を噛み締め決して私の舌先の侵入を許さなかった。
十分ばかり続いた私のアプローチも全て妻に完封されてしまった。
最後には私が妻の頬を撃った、妻は無言で寝室へ引き上げるとピシャリとドアを閉ざした。
残された私は、途方に暮れいつしかリビングで眠りについてしまった。
子供らのはしゃぐ声で目が醒めた。
今日は土曜日、運命の日の朝、時計の針は七時を指している。
- 2014/06/09(月) 00:33:43|
- リフォーム・とかげ
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カーテンが引かれたままのリビング内は薄暗く、カーテンとカーテンの隙間からは朝の日の光がくっきりとしたアクセントとなって私の腹の上を通っている。
恐らく玄関は開け放たれているのであろう、子供らの声や妻の声、義妹夫婦の声などがはっきりと聞き取れる。
「昨日、何時に帰ってきたのよ。」
「へへ、ごめんね、凄く遅くなっちゃてさ~」
「店が終わった後、ママとカウンターで飲んでて、そのまま寝ちゃったんだってよ~。信じられね~よな。まったく。」
「ごめんって言ってるっしょ~!ちゃんと子守りするからさ~!」
「お願いよ、優人抱いて居眠りしないでよ~」
「わかったって~!自分こそいい気なもんよね~。私に子供、押し付けて遊びに行くしょ~。まったく~」
「ごめんごめん、北さんよろしくお願いします。」
「あたしには、言わないのかよ~・・・」
カーテンの隙間からそっと外を伺った。
大きなキャンピングカーが家の前に停まっていて、上の三人の子供達は既に車内に居るようだ、大人達三人は車の横で輪になって談笑している。
北は短パンにランニングシャツで肥満したお腹が妙に目立つ。
淳子は胸までの黒のタンクトップにぴったりとしたローライズジーンズ。歳を感じさせない腹筋の浮いた腹と縦長の臍を露出している。男なら誰しも振りかえりたくなるような、抜群のスタイルを維持している。ただ、そう思って見るからだろうか?表情に疲労感が色濃く漂って見える。
優人を抱いた洋子は白のノースリーブのブラウスにライトブルーの柄物フレアスカート。こちらは妹と違い三人の子供を産んだ貫禄かずっと肉付きが良いが太っていると言うよりは成熟したと言う言葉がぴったりくるような妖艶さが我妻ながら堪らない。しかし、全体から受ける印象は清楚な奥様と言う雰囲気で、男ならきっと汚してみたいと言う衝動に駆られるのでは無いだろうか。
「それじゃ、お願いね。」
「はいよ、引き受けた。」
「それじゃ、予定どうりだと明日の夜の八時頃に成りますから。」
「わかりました、何か有ったらケータイに電話して。よろしくお願いします。」
「じゃ~ね。」
「バイバ~イ」子供らの声が響き、エンジン音を増しキャンピングカーは走り出した。
「起きてたの。」
「うん、今起きた。行ったみたいだな。」
煙草を深く吸いこむと、ゆっくり吐き出した。
妻も私の煙草を一本抜くと、幅は狭いがぷっくりとした厚みの有る唇に咥えジッポーで火を点けた。
優人が出来てからぱったり止めていた煙草に妻が火を点けるのを久しぶりに見た。
「パン食べる?」
「いや、食欲無い。」
妻は答えず煙草を灰皿に置くと冷蔵庫からアイスコーヒーを出し、私の前に無言で置き再び煙草を吸い始めた。
「何時に約束してるんだ?」
「もうすぐよ。」と、だけ答えると煙草を揉み消し立ち上がった。
妻は子供部屋に使っている二階へ上がって行った。
妻のケータイがいつも置かれている電話の有るサイドボードの上に、やはりケータイは無かった。
足音を忍ばせ二階へ上がると、絵梨の部屋の引き戸がぴったりと閉じており中からケータイのボタンを操作するピッピッと言う音が聞えてくる。だだ、会話する声は一向に聞かれずケータイを操作する音だけが断続的に繰り返されていた。
妻はさっきから一時間ばかり食堂を中心に二階やベランダやトイレなどを何度も往復している。そのブラウスの胸ポケットは、はっきりとケータイ型の膨らみを浮かばせている。
どうしても、相手と通じないようだった。
何も言わずに私は新聞を読む格好をしながら。ある種ホッとした気持ちでいた。
このまま、時が過ぎれば何事も無く危惧していた今日一日が終わる。そう願っていながら拍子抜けしている自分が同時にそこに居る事も感じていた。
私は妻の身が汚されない事を祈りながらも、妻の身が汚される事に興奮している自分が居る事に早くから気付いていた。
ベランダに出ていた妻が戻ってきた、長く続けているせいか疲労の色は隠せない。
眉の間に立て皺を浮かべ、額にうっすら汗を滲ませている妻に声をかけた。
「友達、繋がらないみたいだね?」
「うん、電源が入ってないって言われるの。」
「昨日電話しなかったの?」
「昨日も淳子と同じで何回掛けても出なかったの・・・」
「飛行機、遅れたんじゃない?」
「飛行機って?あっ、そ・・・そうね、そうかもね?」
友達はアメリカから飛行機で来る筈だった。それさえ忘れてしまっていたようだ。
妻が慌てて取り繕う姿が可笑しかったし、情けなかった。
それに、アメリカに住んでいる友達のケータイが日本で役に立つのだろうか、最近はそんなケータイも有るのは知っているが、都合よくそんなケータイをよく持っていたもんだ。
出任せなのは判っている、なのにまだこんな事を考えている自分が最低に馬鹿らしかった。
その時、妻のケータイが胸の上で鳴り出した。
私の視界から隠すように椅子の上の上体を捻じると掌で包むように表示を確認しながら立ち上がった。
階段を急ぎ足で上がりながら小声で言葉を発した。
「ちょっと待って、そのまま切らないでよ!」
絵梨の部屋、小声で喋っているのだろう、所々しか上手く聞き取れない。
「・・・もう・・・だめ・・・思った・・・忘れないでよ~・・・」
「・・・もちろんです・・・う~ん・・・そりゃ・・・私から頼んだんだし・・・」
「・・・その気、本とに有る・・・わかった・・・え・・・居るよ・・・出ないみたい・・・」
その後、急に妻の声が高くなり、全てがはっきり聞こえ出した。
「何言ってるの!ダメよ主人居るし、何にも出来ないじゃない!」
「不可能でしょ、いつ来るのよ~。え~!今居るって行ってるじゃない。」
「だから、上手く行ったら電話するから。」
「判らないわよ、だから、私が出て行くから。それで良いじゃない。」
「そんな~。困らせないでよ。本当はその気ないんでしょ。上手いことばかり言ってその気にさせて・・・」
言い争う声に少々ビックリした。妻が機嫌を害して電話を切りかねない口調に変わったため、用心深く音を立てないように階下へ戻った。
階段は一階の玄関の脇に降りるようになっている。
忍び足でそっと一階の廊下を踏みしめた瞬間、ピンポーンピンポーンとせっかちな感じで続けざまに何度も呼び鈴が鳴った。
- 2014/06/09(月) 00:34:41|
- リフォーム・とかげ
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携帯電話を耳に当てながら、権藤が立っていた。
「もう、着いちまったよ。」と、言いながら我が家へ上がり込んで来た。
リビングのソファで私と向かい合って座りながら、しきりに後方を気にしている。
「奥さんどうした居るんだろ?暑くて喉が渇いてな何か飲ませてくれよ。」
妻はなかなか二階から下りて来ようとしない。しょうがなく立ちあがると。
「アイスコーヒーでいいか?」と、聞いた。
「馬鹿言うな、ビールくれよ。夏の暑い日はビールに限る。」と、無遠慮に告げた。
私がキッチンへ立つとケータイで連絡を取り始めた。
「何してやがる、早く来いよ、あんたが居なけりゃ何も始まらないだろうが。」
どうやら妻に催促しているらしい。夫の私が居ると言うのに何と言う図々しさだろう。
ほどなくして妻がキッチンへ現れた。心なしか思いつめた様子を伺わせる。
摘みに出すサラミやチーズを切っていた私に「ごめんなさい、私がします。」と消え入りそうな声で告げた。
「洋子が謝る事ないさ、権藤は俺の友達なんだから。謝らなきゃいけないのは俺の方だろ。」
妻は何も答えずに私からナイフを取った。緊張しているのか表情が硬い。
「気分が悪いんじゃないのか?権藤の相手は俺がするから絵梨の部屋ででも休んでろよ。」
「ううん、大丈夫。そんなんじゃ無いから。」
じゃあ、どんなんなんだよと、聞いてやりたかった。これから何が起ころうとしているのか、ナイフを扱う妻の横顔を見詰めながら不安で胸が締め付けられそうに成る。
リビングで権藤は玉のように噴出している額の汗をハンカチで拭いながら煙草を吹かしている。向かいのソファに腰掛けて手にしたビールとグラスを二人の間のテーブルに置いた。
「一本くらいじゃすぐ無くなっちまう。」と、私の顔を見ながら。キッチンの妻に向かって
「奥さん!あと二本くらい持って来といてよ。それに、摘みなんか適当で良いから早くこっち来て酌でもしてくれ。」
私が権藤のグラスにビールを注ごうとすると、掌で制止し「今日は是非とも奥さんに注いで欲しいんだ。」と、言うと意味ありげにニヤッと含み笑いを返した。
その口端は釣り上がり気味に歪み、下から私の顔を見上げるような目線で食い入るように見詰める、思わず目線をそらしてしまった。
「はははははは。」突然、権藤は馬鹿笑いを始めた。
その笑いに何かとてつもなく卑猥な匂いを感じた。
三人がリビングに揃った。私と権藤は向かい合い対角線のソファに座っており、妻は私ではなく権藤の隣に座らされている。
妻が現れると強引にその手首を掴んで自分の横に掛けさせた。困惑した表情を浮かべる妻に、「今日は俺の思い通りに成ってもらうぜ。」と、言い放った。
この前の二の舞に成っては大変なので、あまりビールは飲まずにいた。権藤も先週ほどしつこく進めては来ない。と言うよりも殆ど私は無視されていた。
権藤は隣に座る妻との間を少しずつ詰めている。妻は避けるようにソファの左側へ身をずらしていたが、遂には肘掛まで追い詰められてしまい、今や二人は身体と身体を接し合わせてしまっていた。
権藤の喋りは先週とは比べ物に成らないほど猥褻で妻を幾度も赤面させている。
その内容は我々夫婦の性生活や性技についてのものだった。
「奥さん、セックス好きじゃないの?」
「・・・い・いいえ、そんな事は無いけど。」
「じゃどうして、何ヶ月もやらないんだよ?旦那、立たないのか?」
「・・・」
「どうなんだ!ちゃんと答えろよ!」
顔を背ける妻を髪を掴んで引き寄せ、居丈高に命令する。
「い・・・痛い、答えますから乱暴にしないで。」
「旦那、外で浮気してるのか。」
「それは、たぶん無いと思います。主人は昔から少し淡白だったから。」
信じられなかった、何故妻はこうまで従順に権藤の言いつけに従っているのだろう。
「それじゃ、たまのセックスの時、すぐいっちゃうんじゃないか?」
「ああ・・・お願いですから、主人を辱めるような事は聞かないで・・・」
「何で今日はそんなに、口が重いんだ?何時も電話じゃ何でも喋るじゃないか。目の前に亭主がいるからか?気にする事は無いさあんたの亭主は奥さんが辱められるほど興奮するんだから。」
「で、でも・・・ここじゃ厭です、何処か他の所で・・・」
「他の所で何をしてくれるんだ?ちんぽ汁、絞ってくれるのか?」
「そんな・・・質問には答えますから。」
「ちんぽ汁、絞ってくれないのかよ?楽しみにしてたんだぜ。」
「やだやだ、お願い!言わないで!」
妻は今にも泣き出しそうに頭を左右に振っている。
権藤は身に着けていた黒のTシャツを「美人、奥さんの艶っぽいイヤイヤを見てると暑くてしょうがない。」と言いながら脱ぎ捨てると、太い右腕で妻の肩を抱きかかえごつい掌で頭を押え付けて分厚い胸板に頬を押し付けると「亭主の身体とは全然違うだろ?」と、髪をくしゃくしゃに撫で回した。
妻は抵抗しなかった、そのまま静かに権藤の胸に身体を預け右掌の細い指を空いている左の胸板に食い込ませる。権藤の左掌は青いフレアスカートに包まれた肉付きの良い左内腿の側面から裏側に至る部分を弄るように撫で回しており、その掌が更に奥を目指そうとするのを妻の左手が辛うじて制止している。
私は目の前の出来事に言葉を無くしていた、目はかっと見開かれ私の存在を無視して行われている情景に金縛りにあったように身動きすら出来なかった。ただ、股間の一物だけはビクンビクンと大きく脈を打ちつづける。
「なあ、奥さん・・・男は強いほうが良いと思わないか?」
今や肩を抱いていた権藤の右手は角度を下に変え、白いノースリーブのブラウスに包まれた掌にすっぽり入るくらいの控えめな右乳房をンニュンニュと握り込み、左手は内腿から中心部へ到達しようとしていた。その左手の進入をさっきまで制止していた妻の左手は権藤の手首をぎゅっと掴み、今や快感に耐えようとしているかのようだ。
権藤の質問に妻の首がこくりと頷くのが見えた。
- 2014/06/09(月) 00:35:30|
- リフォーム・とかげ
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膝から下がすらりと伸びた妻の両足が完全に露出し、ストッキングを履いていない素足のつま先が張り替えたばかりの真新しいフローリングの床を踏み締め踏ん張っている。その膝はきつく閉じ合わされ指先の侵入を辛うじて食い止めているようだ。
膝を起点にして八の字に開いた膝下の脹脛の筋肉は腿を閉じ合わそうと力むたびにピクピクと小刻みに震える。
膝から上は権藤の幅の広いゴツゴツした背中に遮られ、ここから殆ど覗えなくなっている。
「あ・うう・・・」
妻のくぐもった呻きが、私にその時を知らせた。
「凄いぜ、奥さん。ドロドロじゃないか。」
「い・や・・・」
盛り上がった肩甲骨から連なる太い左腕の肘が前後に細かく往復し出す。
「あ・あっ・・・だ・・・だめ・・・だめよお・・・」
花弁を探り当てられたのは明白だった。肘は益々動きを早め、突き出されるたびに閉じ合わされた膝頭が左右交互に擦り合わされ、背中に回された左手の細い指が背骨の辺りに淡くエナメルの塗られた爪を立てる。
その薬指には夫婦の証の筈のエンゲージリングが意味も無く光を放っていた。
辛うじて抵抗を示していた両膝頭に権藤の右掌がかかった。
「亭主に気を使うのは止めな。素直に成れよ洋子。」
権藤は始めて妻の名を呼び捨てにした。洋子と呼ばれた瞬間、回していた左手が背中を引き寄せるのが見て取れた。
上体を妻に覆い被せながら「したかったんだろ俺と?なっ洋子!」と、声を掛けた。
その言葉に妻は頷いているのだろう。右手が権藤の頭をかき抱いた。
口付けの水を弾くような音が繰り返し聞こえて来て、妻は両手で権藤の髪の毛を掻き毟っている。ときどき「んっ・・・んっ」と言う溜め息が漏れ出る。
妻の両膝に掛かった権藤の右手は易々と封印を解き、肉付きの良い右足の細く締まった足首を掴みソファの肘掛の上に乗せ上げ、左腿を自分の右膝で固定してしまった。
大きく開脚された事によって私の位置からも妻の下半身の全てが視界に捉えられるように成っていた。
脹脛までを覆い隠していた筈の青のフレアスカートは完全に捲くれ上がっており、腰の所で束に成っていた。ストッキングを着けていない剥き出しの淡い草色のコットン地のショーツは、大きな染みで花弁の形までくっきりと浮かび上がらせており、権藤の節くれ立った太い中指が花弁の上の肉芽をぐいぐいと押し潰している。芽を潰される度に女陰からは新たな粘液が止めど無く溢れ出しておりショーツのクロッチ部を完全に汁漬けにした上に生足の内腿まで流れ出ており、股間一面をテカテカに輝かせている。
膝頭を割り裂いた右手は右足の内側を擽るように指先を使いながら最奥まで辿り着くとショーツのクロッチを中指で持ち上げた。同時に肉芽を捏ねていた左中指は、ヌチャッと粘液の絡み付く音を響かせて一気に根元まで花弁を割り裂き挿入された。
妻の身体が海老のように跳ねた、大開きにされていた両足を再び閉じ合わせると深く突き刺さったままの左腕の指を挟み込んで締め付けながら尻を浮かせ膝をつっぱらし、足首と指をピ~ンと引き攣らせて痙攣させた。
烈しく音を立てながら口を吸い合い、両手でメチャメチャに権藤の頭を揺さぶった。
「いちころじゃないか。洋子、お前よっぽど堪ってたみたいだな。これ見てみろよ、こんな助平な汁、始めて見たぜ。」
花弁に挿入されていた中指を翳す、指ばかりでなく掌にまで流れている愛液はまるで温泉玉子の白身のように白い塊となって付着していた。
妻は身を起こす気力も無いのか下半身を剥き出しにしたまま。ソファに辛うじて尻だけを乗せ背凭れに上体を投げ出し、ぼんやり天井を見詰めている。
烈しく口を吸いたてられていたのだろう。口の周りは真っ赤に充血し唾液でべたべたに汚されており、それは首筋を伝って流れ落ち白いノースリーブのブラウスの襟首にまで大きな染みを作っている。
その目は放心したように焦点を失い宙をさまよい、心なしか潤んで見えた。
「ふふ・・・洋子・・・お楽しみは始まったばかりだぜ。」
権藤はビールを口に含むと、力無く横たわる妻に口移しで与えた。
- 2014/06/09(月) 00:36:14|
- リフォーム・とかげ
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妻は立て続けに三回、口移しでビールを飲み干した。尚も続けようとする権藤に対しさすがにイヤイヤをするものの許される訳は無く、更に2杯を飲み込むと体中を真っ赤に紅潮させ、ぐったりと首を折った。
「もう、だめ・・・これ以上飲めない・・・」
妻の洋子は元々、酒が強い方ではない。これだけ飲まされれば、かなり酔いが回るはずだ。
「奥さん、少し酔っ払った方が大胆に成れるよ。さっきから旦那が気になってしょうがないみたいだから。お手伝いって訳さ。」
妻はちらっと私の方に目線を向けたが、すぐに目を伏せてしまった。その顔は真っ赤に上気し、いつもきりっと結ばれている口元は、うっすらと前歯を覗かせている。
先ほどの放心状態から徐々に気を取り戻しつつある妻は、捲れ上がったスカートの裾を元のように引き下げようとするのだが酔いのせいで手元が覚束無いのか、どうしても膝頭が隠せないでいる。
「暑いだろ?そのまま捲っとけば良いじゃないか。」権藤が無遠慮に声を掛けた。
「でも、恥ずかしいし・・・」
「見てるのは亭主だけじゃないか。亭主にはずっとその厭らしい足を見せてきたんだろ?」
私の方を向いてにやりと笑うと、妻の身体を前屈みにさせ、右手を後ろへ回した。
妻はビクンッと、身体を縦に蠢かせた。ニタニタする権藤の目を恨みっぽい目付きで睨むと消え入りそうな声で「そこは、ダメ・・・」と、身体を捻じり腰を浮かせる。
「ここは、亭主に触らせないのか?」ニタニタしながら妻の耳たぶに歯を当てる。
妻のスカートは元通りに脚を包み隠していたが、後ろに回された右手はスカート後部のファスナーから中へ侵入しているらしかった。
「もちろんよ・・・ぁん・・・汚いから止めて・・・」
「そうか、触らせてないのか・・・なら俺が頂こう。奥さんにまだ処女が残ってて嬉しいよ。」と言うと空いている左手で下ろしたスカートを再び捲り上げた。
ずぶずぶに濡れそぼつショーツの臀部を覆う部分がごつい手指で歪に膨れていた。
どうやら、あからさまに私に見せ付けるつもりでいるらしかった。
「や・・・やああ・・・痛い!」
「これだけ潤滑油がたっぷり出てるんだから痛い訳無いだろ、力抜いて穴を広げるんだ。」
「やあん・・・汚いよう・・・」
「うんち、中に貯まってるのか?」
「あん・・・知らない・・・あ・・・あああ」
権藤の指が尻の穴を犯したらしかった。
「ふふふ・・・奥さん、固いうんちが有るみたいだな。便秘症か?指先に当たってるぜ。」
権藤の言う通り妻は、頑固な便秘症で必ずコーラックの世話になっている。
「やだ~・・・恥ずかしい・・・そんなに入れたら出ちゃうよ~」
「がははは。お漏らしするならしても良いぜ、優しいご亭主が掃除してくれるさ。」
「あ・・・う・・・んっ!」
妻の表情に変化が出始めていた。尻の穴を悪戯されながら身体が反応し出したようだ。
「や・・・やめて~・・・何だか・・・変なの・・・」
「尻で感じ始めたみたいだな・・・素質有りそうだぜ。洋子。」
「あ~・・・恥ずかしいよ~」と、言いながらビクビクと内腿を振るわせる。
「また、イけよ。」ショーツに包まれている手指の動きが速度を増す。その度に妻の喘ぎが切迫して来ている、開いた口元が空を噛む動きを見せる。
「イケ!イケ!イッチまえ!淫乱女!」
「ひどーいいい・・・ひいいいい~」
辛うじて下半身を覆っていたぐしょ濡れのショーツが左手で引き千切られ、右サイドの切れた布地は左腿の付け根に小さく縮こまり、権藤の右手の上に乗っかった陰部が丸出しになった。
太い中指が尻の穴に根元まで突き刺さり烈しく出し入れを繰り返している。驚いたのはその上の膣口で中指が深く尻を貫く度にキラキラした飛沫を宙に飛ばしている。
権藤はその飛沫を右掌で受けとめると、妻の顔中に塗りたくる。
「自分のスケベ汁はどんな味だ?美味いか?」と、けらけら笑いながら問い掛けるが妻は今やそれどころでは無かった。
顔中を自分の排泄物と汗でどろどろに汚してオーガズムの危機と必死で戦っている。
前髪が額から頬に張り付き、目からは涙の粒が滴る。
「うおお・・・うっ・・・おお・・おおお・・・」
花弁からひときわ烈しく飛沫が飛び跳ね、ビール瓶が転がるテーブルの上まで水鉄砲で水をまいたかのように潮浸しにしてしまった。
妻の潮吹きなど今まで一度も見た事が無かったし、女性の潮吹きは、エロビデオなどで見た事は有るが大方やらせか何かか、特異体質の女性の現象だと思っていた。
しかし、目の前で大量の潮を吹き上げている女性は紛れも泣く我が妻である。
「変になっちゃう・・・変になっちゃう・・・」
妻の乱れ様は尋常ではなかった、瞳は白目をむき口端からはだらだらと涎を垂れ流している。
尻の穴を犯しながら権藤はソファの前に置いて有る持参した紙袋の中から肌色の塊を掴み出した。それは外国のポルノなどで良く目にするレズビアン用の巨大な双頭ディルドーだった。
乱れに乱れ、心ここに無い妻の花弁にそれの片側を当てがうと一気に深く突き刺した。
よがり汁やら潮吹き汁やらで洪水状態の妻の膣は野太いディルドーを易々と奥の奥まで受け入れる。
堪えに堪えていた妻は断末魔の悲鳴を張り上げ一瞬にして絶頂を迎えてしまった。
この時、家の前を通る人が居たなら、間違いなく獣の遠吠えを思わせる妻の咆哮を耳にしたであろう。
今日二度目の絶頂を極めた妻だったが権藤の責の手は緩まるどころか益々激しさを増した。
ディルドーはこれでもかと言わんばかりに烈しく打ち込まれ、尻の穴には中指に加え人差し指までもが挿入され二本の指を使って穴の径を左右に押し開く。
「おーーーお・・・おーーーお・・・おおおおおおお」
「うーーーん・・・もう・・・もう・・・」
「だめーーーゆるしてーーーー・・・しんじゃうしんじゃう・・・」
「あ・・・きいいいいーーーーー」
何度でもイク。と言うよりずーと妻はイキッぱなしである。
汗やら涎やら液やら潮やら有りとあらゆる分泌物を垂れ流し、腰をぶるぶる揺さぶって嗚咽を漏らす。
徹底的ないたぶりに遂に小便までもが噴出した。
「あが、あが・・・も・・・だ・・・あああああ・・・め・・・え」
尿道口から噴出した小便は無理やり飲まされたビールの影響も手伝って、恐ろしい勢いで一気にまるで男の射精のように向かいのソファに座る私のジーパンの股間まで飛んできた。
昨日からお預けを食わされ続けていた私のペニスは、辱められる妻の痴態を凝視しながら極限まで勃起し、小便の一撃で敢え無くパンツの中に精を放った。
「うっ!」と唾を飲む私を余裕綽々の権藤が見逃す筈が無かった。
「ははは、夫婦揃ってイッチまったみたいだな。仲の良い夫婦で羨ましいぜ。」と小馬鹿にした言葉と視線を投げて来た。
妻は正体を無くして権藤の腿の上に頭を預けて横たわっている。
その髪を撫でながら権藤は私の屈辱を妻に告げた。
「あんたの亭主はどうしようもない腑抜野郎だな。自分の同級生に嫁さんが目の前でマンコやケツの穴穿り回されてるの見ながらチンポおっ立てて、イカされるとこ見ながら自分がイッチまいやがったよ。見てみな。あの、ジーパンの中ザーメンでベトベトに汚れてる筈だぜ。奥さんが気をやってよっぽど嬉しかったみたいだな。」
妻は何も答えなかったが、何も言えずソファに座りつづける私を見つめる目は明らかに醒めていた。
権藤が耳元で何事かこそこそと囁くと妻はイヤイヤをしていたものの遂には、ソファから立ちあがり、部屋の隅に転がっていたティッシュペーパーの箱を拾うと私の膝の上に置いた。
権藤の高笑いが家中に響いた、私は頭がくらくらし気分が悪くなった。そのまま、ソファに身を崩し呆然と天井やら窓やらティッシュの箱やら権藤やらを意味なく見まわした。
そして最後に妻を見ると。髪をばらばらに乱し、肌のあちこちに糊のように液体の残骸をとどめて、恥ずかしそうに俯いている。
これから、今日妻は一体何度、気を遣らされてしまうのだろうか。性器さえ露出していない権藤に既に十回以上のアクメを味合わされている。
自分達夫婦の事を問うてみた、一体今まで妻は何度、私との性行為でイク事が出来たのだろうか?
少なくとも権藤にとっては前技にしか過ぎなかったであろう、ここまでの小一時間の間に十数年分の夫婦生活での快楽の何十倍もの快楽を妻は味合わされたように思えた。
このままでは取り返しがつかないような事態が我々夫婦に降り掛かる事に成るのは歴然としていた。それほど権藤の手練は鮮やかなものだった。
- 2014/06/10(火) 03:36:25|
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妻はあちこちに飛び散った液体を恥ずかしそうに拭き取っていたが、おもむろに立ちあがると、権藤に向かって。
「ひどい事するから、お腹痛くなって来たじゃない・・・」
「何がひどいもんかよ、あれだけイキまくってひどいも糞もあるか。尻の穴まで淫乱な女が何言ってやがる。」
「違うもん・・・お尻は痛いだけだったもん、前に変なもの入れたからでしょ。」
「馬鹿言うな、尻掘られて潮吹きまくったくせに。小便まで垂れ流したんだぜお前。」
「や~ん!意地悪、だって・・・ビール無理やり飲ますから・・・」
「気持ち良かったんだろ?」妻は黙って頷いた。
「その上、便秘まで直ったんだぜ。へへへ・・感謝しろよ。」
妻が立ち去ってから少し間を空けると、権藤は私に向かい人差し指で黙っていろと合図をすると妻が消えた廊下の奥へ足音を忍ばせて出ていった。
「や・・・やーーーだ!・・・来ないでぇ!」
「ションベンしたくなったんだ。」
「馬鹿言わないでよ!入ってるでしょ!」
「だって、鍵掛かって無かったからな。」
「鍵って、何言ってるの。トイレ行くって言ったじゃない。」
「恥ずかしいのか?アレだけさっき内臓丸出しにして、まだ恥ずかしい事が有ったのか?」
「ちょっと、本当に止めて、もう止まらないのよ。」
「せっかく、宿便が出てくるんだ、止めるなんて勿体無い。見ててやるから思いっきり出しちまいな。ほら、先っぽがもう出てるじゃないか。」
「やだ、やーーー・・・見ないで、見ないで!」
それから、会話は途切れ何やら争うような物音が聞えてきた。
「や!変態!・・・蹴るわよ!」
「ほら、世話焼かせるなよ。あっち向け!」
バタバタと烈しく壁を叩く音が聞える。
「いやーーーーー!!!・・・止めてよ~!」
「へへ・・・そうそう、出来るじゃねえか。暴れるとうんちが付いちまうぜ。そうだ、そこに乗れ。」
「ううーーん・・・やだーーー!」
「そうそう、それで出してみな・・・出そうなんだろ。」
「お願い、ホント出ちゃう・・・外に出てて。我慢できない・・・」
「我慢?我慢なんていらないよ、ドッパーと出しちゃえよ!」
足音を忍ばせ、廊下の奥にあるトイレへ歩を進める。トイレの扉は大きく全開されており、権藤の毛むくじゃらの右足が膝を折りたたんだ状態で突き出している。
どうやら便器の前にしゃがみ込んでいる様子だ。
トイレとは逆の方向の壁に身を寄せると中が半分ほど覗える。しゃがんだ権藤の鼻っ柱にくっ付くような間近に妻の丸々とした大きな双臀が突き出されており、権藤の両手はスカートが落ちて来ないように腰の所で固定されている。妻は逆向けに便座を跨がされており中腰で上に立たされている。
妻が最悪の痴態を曝そうとしている。尻を割って出る糞便を思うと、息が詰まりそうに成る。その光景を権藤にあんな間近で観察される妻の心境はいかばかりの物なのだろうか。ただ私のペニスは遂さっき放出したばかりだというのに再び熱く滾りだしていた。いつもなら一度果てれば回復することなど皆無なのだが、妻の痴態は想像以上の興奮を呼び覚ましていた。まるで十代の頃のように何度でもイケそうだった。
「イヤイヤッ・・・もう、ダメ・・・見ないで見ないで。」
双肉の合い目がひくひくと蠢き出した。
「あ・・・あああぁぁぁぁぁ・・・・・・やぁぁぁ・・・」
ブリッと音が聞えて来そうなほど勢い良く、かなりの太さの大便が垂れ下がった。瞬間的にして辺り一面に不潔な匂いが溢れ出た。
「おう、おう、がははははははは・・・人様の目の前ではしたない女だな。臭え臭え!それに太っいうんちだ。こんな太いの出るんだから充分こっちの穴でも受け入れられそうだな。へへへへ・・・」
「お願いもういいでしょ・・・出てってよ。」
「だめだめ、まだぶら下がってるじゃね~か、早く全部出してしまいな、スッキリするぜ。」
「んんんんん・・・・・」
たれさがっていたうんちがボトリと便器に落ちた。
「意地悪、悪趣味なんだから・・・さ・・・もう、いいでしょ。」
「まだまだ、一週間も二週間も貯めこんでたんだ、これで終わりな訳ないよな、全部空っぽにしちまえよ。」
「あっ!・・・何・・・」
尻に回した権藤の手にイチジク浣腸が握られており、その筒先が妻の菊座を割っている。
「やっ!・・・何してるのよ!あっあっ・・・!」
小さなイチジク浣腸はあっという間に大きな手で握りつぶされてしまった。
「何って、やった事無いのか?浣腸だよ。へへ・・・これでスッキリするぜ!」
「いやだ!変態!出てって・・・出てって!」
「気にしないでいいさ、見てるのは俺だけなんだし。我慢しないでぶっ放しな!」
「やあーーー・・・お腹が変・・・」
離れて見ている私の耳にも妻のお腹がグルグル言い出しているのが微かに聞えてきた。
“ブブッ”と言う大きな音と共に、妻のくぐもった呻き声が聞えた。
ブブッ!ブッブブブブ! ブヒッブッ! ブシュ―― ブシュ―― プップププ――
権藤の高笑いが響いた。妻の呻きは、やがて鳴き声に変わり、辺り一面に強烈な臭気を放った。
「おうおう、物凄い量じゃねえか。奥さんの腹の中、うんちだらけだったみたいだな、便器の中うんちで山盛りに成ってるぜ。モヤシみたいなのも一緒に出て来てるぜ。美人でも出すうんちが汚いのに変わりはないみたいだな、その上奥さんのうんち、強烈に臭いなあ、鼻が曲がっちまいそうだぜ。」
妻は何も答える事が出来ず、ただ嗚咽を漏らすだけだった。
勝ち誇ったような権藤の笑いだけがトイレ中に響き渡っていた。
- 2014/06/10(火) 03:37:19|
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権藤に手を引かれ、魂を抜かれた木偶の棒のようにふわふわとしながら妻がリビングへ戻って来た。
「よう、奥さんスッキリしたみたいだぜ。奥さんもお前もスッキリしたっていうのに俺だけは、まだちっともスッキリしてねえや。奥さんの助けを借りてスッキリしちゃっていいかな?」
元の真正面のソファにどっかりと腰を下ろすと、再び妻を抱き寄せた。
「俺の事、怒ってねえか?怒ってもらっても困るんだけどな。」
妻を膝の上に座らせると垂れている頭をグイッと手指でおののかせると。
「奥さん、俺になんて電話して寄越したか旦那に説明してやれよ。」
「ごめんなさい、パパ・・・私がいけないの・・・許して。」
妻は目に涙さえ浮かべて私の方を見ている。
「そうじゃねえだろ!奥さんが俺に何を頼んだのかしっかり聞かせてやれよ。」
「うう・・・ゴメンね・・・私・・・」
中々、先の言葉が出て来ないようだった。再び嗚咽を漏らし始めた。
「ああ・・・」必死で堪えていた物が吹き出すのか、大粒の涙となって零れ落ちた。
「今更、何を操立ててやがるんだ!散々亭主に見せ付けといて・・・ほれ何てお願いしたのか聞かせてやれよ。亭主だって聞きたくてウズウズしてる筈だぜ。」
ドン!と背後から背中をどつかれた様子だ。
「ホントにゴメンね・・・パパをこんな風に傷つけるつもりは、無かったの・・・ただ・・・我慢が出来なくなって・・・本当にごめんなさい。でも、パパの目の前でこんな事するつもりなんて無かった・・・それだけは信じて。」
私は黙って頷いて見せた。ただ、この先妻の話は私にとんでもない傷を与えるであろう事は今までの経緯からもハッキリしていたが、同時に妻自らの言葉でこのブスブスした気持ちに決着を着けてもらいたかった。例えそれが私達夫婦にどのような悲劇を呼ぶ事に成ろうとも。
洋子は大きく息を吸いこみゆっくりと吐き出しながら。
「私、ずっとパパに嘘をついていたの・・・。私、パパが始めての男の人だって話して来たけど本当はパパ以前に彼が居て・・・その人が最初の人だったの・・・パパも知ってる人・・・。」
妻の話しは予想していた内容とは大きく違っていた。まさか、そんな以前の事が語られようとは夢にも思っていなかった。
「俺も知ってる男だって。」
「うん、覚えてるでしょ。パパの先輩の佐々木さん、パパにはしつこく関係を迫られるのが厭でって話してたよね。でもパパに頼んだ時は既に抱かれた後だったの・・・黙っててごめんね。始めは本当に佐々木さんと別れる為だけにパパと付き合うフリするだけの積もりだったの、でもパパがあんまり一生懸命してくれたんで感激したのもあって・・・そうなっちゃたら事実をどうしても切り出せなくなっちゃたの・・・パパに嫌われるのも怖くて・・・。」
「じゃあ、どうして佐々木と別れようと思ったんだよ。」
「佐々木さんのセックス、始めは苦痛だけだったの。凄く執拗で一晩に何度でも求めてくるし、車の中やビルの屋上なんかでも・・・て言うよりわざとそんな所でして通行人に行為を見せようとするし・・・紐で縛られたり、変な薬吸わされたり、写真撮られたり、大人のおもちゃ使われたり。でも、自分がそれに反応し出している事に気付いて・・・怖くなったの。逃げなきゃ変質者にされてしまいそうだと思ったの。パパはそんな事、求めなかったし、それが凄く嬉しくて。」
「だけど、よく佐々木が諦めてくれたな・・・。」
「ううん違うの、ゴメンね。本当は結婚してからも度々、写真とかで脅されて三年ほど関係を続けていたの。でも彼、暴行傷害事件を起こして逮捕されて懲役五年の刑を受けたの。その時よ私が引越ししようって言い出したのわ。でも、住民票とかで判るだろうし、ずっと冷や冷やしっぱなしだった・・・でも、それ以来彼は現れなかったし。やっと最近開放されたんだと思えるようになってきたの・・・。」
私は先日の佐々木との出会いを思い出していた。それで、あのような如何わしい店に務め出したのか。その上、ご丁寧に現住所まで知られてしまって・・・。
「へへ・・・奥さんよく喋れたな。だがよ・・・ここから先が本編だろ?俺との事はどうなんだよ・・・ちゃんと聞いてもらえよ。」
「え・・・」
喋ろうとしているのだろうが中々、言葉に成らないようだ。
権藤は後ろで、にたにたしながら聞いていたが両手を妻の露出した脇の間から挿し込むとブラウスの上から乳房を弄り出した。
「ほら、感じるか?へへ・・・感じたんだろ実はよ――感じたって言ってみな!」
下方から持ち上げるように扱いながら、時折強く握りつぶす。その度に妻の眉間に縦縞が刻まれる。
「ああ・・・パ・パパとのセックスは最初の内は私にとってとても好ましい物だった。・・・う・・や・・・やめて・・・で、でも四年も身体を接していれば厭でもセックスの味を身体が覚える・・・パパの好ましかったセックスが何時の間にか、物足りない物に成って来ていたの。佐々木さんと会わなくなってからの五年くらいはどうしようもなく身体が疼いて眠れない日が続いていたの・・・パパはいつも私を置いてきぼりにしてたし・・・五年たって佐々木が出所する頃には何度もこっちから会いに行こうかって考えてた・・・。」
妻の白いブラウスの前ボタンは全て外され白のレース地のCカップのブラジャーは引き上げられ首の下へ移動している。無骨な手はゆさゆさと房を揉んでいたかと思うと頂点の赤茶色のグミを摘んだり転がしたりして刺激を送り込む。グミはパンパンに硬度を増し手指で肉の中へ押さえ込まれては、口元から吐息を奪い取っている。
「洋子、佐々木と亭主のセックスの違いだよ。どこが、違ったんだ!えっ!聞かせてやれよ、ご主人様によお!佐々木のセックスの良さをよう!」
十本の指全てを型崩れが無く三人の子持ちの母親の胸とは信じられないほどの美麗な乳房に食い込ませ爪を立てて揉みにじる。
「あ、ああ・・・い・たい・・・うう・ふ・・・」
指の動きに合わせ腰がもじつきだす。
- 2014/06/10(火) 03:38:09|
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