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闇文庫

主に寝取られ物を集めた、個人文庫です。

侵略 第20回

◆第二十章 忌まわしい記憶<D>

 私が高校に進学した頃から、母の涼子は伏せりがちになった。
「母さんは病気なんです。お願いします。どうか大切にしてあげてください」
 修造に訴えても、まるで聞き入れてはもらえなかった。女として役立たずになった母を敬遠するように訪れる回数は間遠になり、やがて途絶えた。
 生活費は滞り、満足な蓄えもない。病院に掛かることすらできなかった。
「ごめんね、謙一郎。お母さんがもう少ししっかりしていれば……」
 こけた頬に涙を流す姿が痛々しく、だが当時の私にはただ傍にいてやる以上のことはできなかった。

 半年後、母は死んだ。享年三十七歳。直接の死因は肺炎だったが、その他にも各器官を相当蝕まれていたらしい。
「お母さんはどうにも……ひどい暮らしをしていたようだね」
 遺体を検分した医師によると、その身体には幾度にもわたる堕胎の形跡があり、加えて急激な過度の飲酒による肝機能の低下、薬物の結果と思われるダメージなど様々な要因が寿命を縮めたとのことだった。
 父を喪ってわずか二年の間に、母の心身はボロボロにされていたのである。

 義弟に殺されたも同然の死。憎むべきは修造……だが、私には誰にも明かせない秘密がある。
 母が亡くなる半月ほど前。アパートの部屋で、私は彼女の身体を拭いていた。
「僕が綺麗にしてあげるからね。もう何も心配しなくていいんだ」
 この頃の母は寝ては覚め、覚めては眠りを繰り返しており、もう現実が正しく認識できていないようだった。
「……あなた……」
 うわ言のように父を呼んだかと思えば、次の瞬間には、
「……修造さま……涼子を……可愛がってください」
 と叔父に媚びる言葉を発する。
「母さん……僕だよ……謙一郎だ」
 悔しかった。私たちを残して一人で逝った父。母の肉体を弄ぶだけ弄んで姿を消した叔父。なのに母は、今なお彼らを求めている。
「畜生。母さんは僕だけのものだ! 誰にも渡したりはしない!」
 激情に駆られた私は、無抵抗の母を……犯した。

 息子に凌辱されたことを、母は理解していたのだろうか。否と信じたい。
 だが、もうそうだったとしたら……。
  1. 2014/09/08(月) 15:42:57|
  2. 侵略・流石川
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侵略 第19回

◆第十九章 ある告白掲示板への投稿<5>

558 無題 投稿者:匿名 投稿日:○月×日

 主人の叔父と関係を持つようになって二ヵ月が過ぎました。
 このところ彼は、普通のセックス……私にとっては初めから普通ではありませんが……では満足してくれません。

『今日は寿司でも取るか』
 叔父が告げたのは、夫を送り出した後、その日最初の性交を終えた時でした。性欲同様、彼は食欲も旺盛で、いつもは裸のままの私に何を作らせるのです。
『特上のにぎりを二人前、ひとつは特盛でな。急いでくれ』
 注文を終え、ビールでも用意しようとした私を叔父が抱き寄せました。
『あっ……な……何を?』
『決まってるじゃねえか。第二回戦だよ』
『そんな……お寿司屋さんがきてしまいます』
『うるせえ! 俺はやりたい時にやるんだ』

 三十分後。玄関のチャイムが鳴った時、私は深々と貫かれている最中でした。
『お、寿司がきたぞ。おまえ、これ着て受け取ってこい』
 投げつけられたのは、叔父のタンクトップです。
『これで……ひどい……他にも着る物をください』
 また、何度か殴られました。仕方なく身につけると、大きいサイズだけに股間までは何とか隠れますが、大きく開いた襟ぐりから乳房が見えてしまいます。
『どうも毎度……!……お……奥さん……』
 寿司屋のご主人は、全裸同然の私を見て絶句しました。
『ごめんなさい……こんな格好で……』
『何か……あったんですか?』
 ここへ越してきた頃、和食好きの夫とあちこちを食べ歩き、味と主の人柄が気に入って付き合ってきたお店です。
『……いえ……何でもないんです……』
『でも……』
 心配そうに顔を覗き込んでくるお寿司屋さん。それでいて目はいやらしい光を浮かべ、ズボンの股間のところが大きく膨らんでいました。
『いいから……早くお寿司置いていって!』
(……こんな姿を見られて……もうお店へは行けない……)
(……優しそうな人だと思ってたのに……男なんて皆同じなの?)
 相反する気持ちが同時に去来しました。
『おい、いつまで待たせんだ。早く持ってこい!』
 他の人に私の恥ずかしい姿を見られることに、叔父は興奮を覚えるようです。
『スケベ心丸出しの目で見てたな。おまえとやりたいってよ』
 お寿司を口移しで食べさせられながら、いつも以上の激しさで凌辱されました。

 先日は、裸でベランダに連れ出され、フェンスに手をついたまま背後から犯されました。
『ゆるしてください。誰かに見られてしまいます』
『それがいいんじゃねえか。おら、気分を出せよ』
 巧みに突き上げられ、冬の寒風に吹かれてだというのに、やがて全身が汗にまみれてきました。
『あうっ!……んんっ!……叔父さま!……いいわっ!……もっと突いて!』
 白く弾ける視界の隅で、お隣の吉田さんの奥さんが唖然としてこちらを見ていました。

 家庭は壊さない。それが暗黙の了解だったはずです。こんなことを繰り返していたら、ここには住めなくなり、私たちは離婚するしかありません。
『はん? そんなこと約束した覚えはないぜ』
 問い質した私を、叔父はせせら笑いました。
『どうして……私をこんな女にしただけじゃ足りないんですか?』
『まるっきり俺だけのものにしたくなったんだよ、おまえをな』
 私の人生でありながら、自分では決めることができない。落ちた陥穽の深さをあらためて思い知らされました。

 最近、主人のビールに睡眠薬を混ぜています。夫が眠りに落ちたのを見届けると、私はベッドを抜け出して叔父の寝床へ行くのです。
 明け方までさんざん弄ばれるために……。

  1. 2014/09/08(月) 15:41:28|
  2. 侵略・流石川
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侵略 第18回

◆第十八章 近隣との断層

 わが家は杉並区の外れにある。
 土地柄、住民は一定以上の収入がある富裕層が多く、都会にありがちなトラブルや没交渉とは無縁の界隈。ここが終の住処だという意識も手伝い、私なりに近隣との付き合いには気を遣ってきた。
「おはようございます。今日もいい天気ですね」
 顔を見れば挨拶を交わす程度ではあるが、まずは良好な人間関係を築けていたと思う。

 ところが最近、住民たちの態度が急によそよそしくなった。私が近づくと会話がやむ。声をかけても返事がない。
 当初、私は修造が近所に対して横柄な言葉や態度を見せたのではないかと考えた。あの男がわが家に入り込んできた際、向こう三軒両隣には、
「このたび、叔父と同居することになりまして……。どうぞよろしくお願いします」
 挨拶して回ったのだが、修造のことだ、無礼な振る舞いに及んだのかもしれない。

 だがある時、私をやり過ごした三人の主婦が囁く声が耳に届いた。
「ご主人はご存知なのかしら?」
「まさか……だって……ねえ?」
 原因不明の村八分に苛立っていた私は、すぐさま踵を取って返した。
「すみませんが、何のことでしょう?」
「あっ!……いえ……何でも」
 この間まで親しみを示してくれていた女たちが、蜘蛛の子を散らすように逃げ去る。
(あの人たちは何を知っている? 俺の家で何が起こってるんだ!)
 誰もいなくなった路上で、私は立ち竦んでいた。
 彼女たちの顔に表われた驚き、困惑。それはさておき、続いて浮かんだ憐憫とも思える眼差しはどういうことなのだ。

 最近は晩酌を終えるとなぜか無性に眠くなる。朝までまったく目覚めずに寝るのだが、起きたときも頭がすっきりしない感じだ。
 疲れが溜まっているせいだろうか。あるいは私もそういう歳になったということなのか。
  1. 2014/09/08(月) 15:38:41|
  2. 侵略・流石川
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侵略 第17回

◆第十七章 ある告白掲示板への投稿<4>

421 無題 投稿者:匿名 投稿日:○月×日

 女は一度犯されると弱いものですね……。

 あの三日間からというもの、私は叔父の言いなりの女になりました。
『さあてと。今日も元気に××××しようぜ、なあ』
『お願いします、もうこれきりにして……。叔父さまとこんなこと、つらいんです』
 でも抱きすくめられ、愛撫され、挿入されると歓喜の渦に飲み込まれてしまう。目覚めさせられてしまった淫らな身体が恨めしくてなりません。

 最初のうちは私が仕事から戻り、夫が帰宅するまでの間が情事にあてられました。
『遅いじゃねえか、待ちかねたぜ。ほれ、まずはご挨拶してもらおうか』
 帰るやいなや、玄関先で靴を履いたまま口でさせられました。
(……また、この肉の塊で狂わせられるのね……)
 叔父の身体にすっかり馴染んでしまった女の部分が潤う頃、場所を移して交わるのです。夫婦のベッドはもちろん、和室でもリビングでも穢されました。
『どうも慌しくていけねえな。二時間や三時間じゃあ、やった気がしねえ』
 やがて、仕事を休まされるようになり、とうとう強制的に辞めさせられました。
『おまえの給料分くらい俺が稼いできてやるから安心しろ。亭主には何も言わねえで、これまで通り働いてるふりをしてりゃあいい』
 叔父も主人に知られたくないと考えてくれていることだけが、救いといえば救いでした。

 とにかく、こうして夫が不在の時間すべてが不倫の場となりました。恐ろしいほどの精力で、叔父は私を貪り尽くします。
『行ってらっしゃい。帰りは何時頃になるの?』
 主人を送り出してすぐ服を脱がされ、夜までそのままの姿で過ごす毎日です。

 一緒にお風呂にも入ります。もうさんざん交わった間柄だし、今の今まで裸でいたというのに、叔父は必ず私にバスタオルを巻くよう指図するのです。
『三人で温泉行って混浴したときの再現だ。あのとき、必ずおまえをものにしてやると心に誓ったんだからな』
 手で泡立てた石鹸で背中を流すところまでは同じです。違うのはその後で身体の隅々……恥ずかしいところまで洗わなければならないことです。
『ソープではこれをマットプレイって言うんだ』
 洗い場に仰向けになった叔父の上に、泡を塗りたくった私の身体を滑らせていきます。
『んんんっ、うまいじゃねえか。そこは乳首を使って念入りにやれ』
 勝手のわからない私は、言われるがままにおっぱいを寄せて懸命に努めます。
『ようし。それじゃあ石鹸を流して、今度は舐めろ。愛情を込めてな』
 せっかく洗った身体が、そんなことをしたら汚れてしまうのに……。男の人って本当にわからないものです。
 いずれにしても逆らうことなど許されません。
『ううむ、いいぞ。唾をたっぷり塗しながら、ゆっくり下のほうにな』
 顔から耳へ、首筋から胸、そして腹部へ。唇と舌で奉仕しながらだんだんと下へいくと、岩のように大きくなった部分に辿り着きます。
『叔父さま……すごい……またこんなに逞しくなられて……どうかまた、私の身体で鎮めてください』
 命じられる前に、自分から奴隷のような言葉を口にしてしまうのでした。
  1. 2014/09/08(月) 15:37:44|
  2. 侵略・流石川
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侵略 第16回

◆第十六章 忌まわしい記憶<C>

 母・涼子と修造の醜悪な交合。強いてそれを男と女の関係と呼ぶのなら、その蜜月は短かったのではないか。
 私たちが叔父の庇護の下に入って三ヵ月もすると、母は外泊するようになった。
「今日、お母さんは戻りません。これで何か食べてください。ごめんね」
 私が中学校から帰ると、走り書きと何がしかの金が置いてある。教養と知性を感じさせる流麗な文字が余計に哀しかった。
 それでも母が幸福だったのならいい。しかし、この頃から母は見る見る憔悴していった。一度寝間着の襟元から覗いた肌には、青黒い痣がいくつも刻まれていた。

 見知らぬ男たちが入れ替わり立ち代わりアパートを訪れるようになったのは、さらに半年が経過した頃だったろうか。
「へへえ。確かにそそられる女だぜ」
 世間知らずの少年でも、彼らが真っ当な世界の住人でないことくらいは理解できた。
 彼らは欲望を取り繕おうとすることもなく、下卑た目で母を視姦し、淫猥な想像を実行に移すべく外出を急き立てた。
(……母さんを守らなければ……)
 しかし、恐怖に竦んで動けない。すっかり小さくなった背中が男に従って出かけていくのを黙って見送るしかなかった。
「心配しないで。お母さんは大丈夫だから……」
 借金の肩代わりだったのか、それとも置屋の親爺のごとく斡旋した男たちから金を取っていたのかはわからない。しかし、叔父が母を愛の対象として扱っていないことだけは明らかだった。
 いつの間にか母は煙草を覚え、酒に溺れるようになっていた。

 気高く、たおやかだった母を弄ぶ修造。私の憎悪は凝縮した。
(いつか……殺してやる……)
 だが、その一方で日に日に貶められていく美しき母に倒錯した性欲を覚えてしまう自分がいた。
(今頃、母さんはあいつらに嬲られている。恥ずかしいことをいっぱいされてるんだ)
 友人たちがアイドルやAV女優、あるいは同級の美少女たちを思い浮かべて自慰に耽っていた頃、私は箪笥から引っ張り出した母の下着を顔に押し当てながら白濁の精をしぶかせていた。

 私の性は、きわめて歪んだ形で目覚めてしまったのである。
  1. 2014/09/08(月) 15:36:29|
  2. 侵略・流石川
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侵略 第15回

◆第十五章 忍び寄る崩壊

 何かが変わり始めていた。

 表面的には以前どおり幸せな家庭のように思える。
『おはよう、あなた。はい、新聞』
『行ってらっしゃい。帰りは何時頃になるの?』
『お帰りなさい。お風呂先にする? 今日のお夕飯は、あなたの好きな天ぷらよ』
『おやすみなさい。明日も頑張ってね。愛してるわ』
 だが、立派な建築物が目に見えぬ礎の部分でシロアリに食い荒らされていくように、ひたひたと侵蝕されていく気配がする。
 一つ一つは取るに足らない些細なことでも、積み重なれば疑惑の証明となりうる。

 あの出張以来、亜紀美と叔父の間には一時期のようなベッタリした雰囲気がなくなった。温泉へ行く前の適度な距離感に戻った感じである。
『なあ、叔父さんと何かあったのか?』
 二人きりのときに尋ねてみる。
『……別に何もないけど……どうして?』
『いや。何となく、よそよそしくなったような気がしてね』
『もともとあなたの叔父さんで、私と血のつながりがあるわけじゃないんだもの。節度を持ったほうがいいと思い直しただけよ』
 亜紀美の言葉は真実なのだろうか。

 家の内外がどこか荒んだ雰囲気になったのも気がかりだ。
 決して極端な綺麗好きではなかった亜紀美だが、室内はそれなりに整理整頓され、掃除が行き届いていた。今では出した物が出しっぱなし、うっすらと埃が積もっている。
 昨日は、ベランダで植木が枯れていた。花をこよなく愛し、丹精込めて手入れをしていた妻だったのに……。

 微妙な変化は妻自身にも表われ出した。
 いつも気だるく疲れた風情になり、目つきが暗くなったような気がする。単にやつれたというより、鋭敏に研ぎ澄まされたという印象だ。
 さらに化粧である。アイラインやルージュの種類なのかメイクの方法なのか、男の私には何がどう違ったのかうまく表現できないのだが、雰囲気が確実に変わった。
 美しくはあるのだが、何というか全体として安っぽい女になったように思えてならない。

 かつて同じような変貌を見せた女性を私は知っていた。
(……母さん……)
 父の死後、義弟の女となり、その歓心を得るためだけに生きるようになった母・涼子。
 妻が当時の彼女と似てきたということが何を意味するのか。ある方向へ凝固しようとする思考を、自衛本能が妨げていた。
  1. 2014/09/08(月) 15:35:34|
  2. 侵略・流石川
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侵略 第14回

◆第十四章 ある告白掲示板への投稿<3>

388 無題 投稿者:匿名 投稿日:○月×日

 一度堰を切ってしまうと、もう歯止めは効きません。今までに味わったことのない快感に引きずり込まれていきました。
『ふふふ。××××が嬉しそうにヌルヌルと締め付けてくるぜ』
 正常位だというのに、叔父のそれは確実に女の最奥を突き上げてきます。
『うっ!うんっ!……あああっ!……これ以上は……あんっ!……おかしくなっちゃう!……ひいっ!』
『遠慮せずにおかしくなれよ。ほれっ、ほれっ!』
 ついに、その瞬間が訪れてしまいました。
『もう……ダメ!……いやあっ!』
 電流があの部分から脳天へと走り抜けました。意識が遠のき、手足が激しく痙攣します。

『気をやったか。思ったとおり相当のタマだな』
 波が引かないうちに、再び叔父が動き始めました。
『はぁはぁ……あっ!……また?……はぁはぁ……お願い……少し……休ませて……くださいっ……』
『何を言ってる。俺はまだ一回も終わってないぞ』
 確かに胎内のものは、ずっと大きな状態を保っています。深くつながったまま、両脚を肩に担ぎ上げられました。
『た……助けて……はぁんっ!……こ……壊れちゃう……』
『こんなんでどうにかなる身体なもんか。根っからの淫乱め。おら、早く俺をイカせねえか』
『ひっ!……早く……満足して……ああっ!……また!……うあぁっ!……イキます!……』
 その部分が反り返るように収縮するのがわかりました。
『うむ、こいつはたまらん。よし、出すぞ』
 その言葉が私を現実に引き戻しました。
『ダメ!……ダメです……中には出さないで!』
『危険日か。構やしねえ。ぼちぼちガキが欲しいって言ってたじゃねえか』
 何ということでしょう。叔父の子……夫の従兄弟……を妊娠させられるなんて。
『そんな恐ろしいことっ!……お願いです……それだけは……赦してえっ!』
 全身でどれほど抗おうとも、巧みに押さえ込まれた身体はビクともしません。
『いくぞ。うおおおっ! 孕め、孕むんだ!』
 子宮に熱いものが炸裂しました。

 夫が不在の三日間。仕事へ行くことも許されず、私は叔父に凌辱され続けました。
 遮光カーテンの引かれた室内には、昼夜の感覚がありません。いつ終わるとも知れない果てしない恍惚の時間の中で、私はのたうち回りました。
『おっと。ザーメンが溢れ出てきやがった。ご懐妊は確実だぜ。名前を考えとかなきゃな』
 そんな言葉を投げられても、もう何も感じなくなりました。
『今度は後ろからだ。おら、さっさと四つん這いになって誘え』
『はい……叔父さま……早く串刺しにしてください……お願いします』
 腰をくねらせて媚びる浅ましい私。でも、そんなことはどうでもいいのです。叔父のものが中にいる状態が長過ぎて、抜かれてしまうと凄まじい禁断症状に襲われます。
『早く……叔父さまったら……意地悪しないで……早くう!』
『かかかか。可愛い女になったじゃねえか』
 待ち焦がれた挿入に、思わずよだれが垂れ落ちます。全身が性器になったような快楽に翻弄されながら、恥ずかしい言葉を口走る私でした。
『すごい……××××がいいのッ!……もっと……もっとしてッ!』

 主人が帰ってくる二時間前まで、私たちは交わりを重ねていました。
『幸せな結婚生活を失いたくなかったら……わかってるな? 俺も可愛い甥を悲しませたくはねえんだ』
 叔父はあぐらをかいた格好で私を貫きながら告げました。
『……はい』
 頷いたとき、私は本当の意味で共犯者になってしまったのでした。
  1. 2014/09/08(月) 15:34:32|
  2. 侵略・流石川
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侵略 第13回

◆第十三章 ある告白掲示板への投稿<2>

386 無題 投稿者:匿名 投稿日:○月×日

 がっしりと組み敷かれた私の肌を、ぼってりした叔父の舌が嬲っていきます。嫌悪感よりも恐怖が、私を硬直させていました。
『たまらねえパイオツだぜ。この助平な身体が男を誘うんだよ』
 乳房を弄びながら、叔父は自分のものを私に握らせました。
『どうだ、俺のチンポは?』
 何と答えればいいのでしょうか。でも、黙っていればまた殴られてしまう。
『……お……大きいです……』
『それだけか?』
『……太くて……何か……デコボコしてます……』
『真珠とシリコンをタップリ仕込んであるからな。俺はコイツ一本で世の中を渡ってきたようなもんだ』
『………………』
『おい、ただ触ってるだけでどうすんだよ!?』
『……すみません……あの……どうすれば?』
『そんなことも教えてねえのか。しょうがねえ婿殿だな。手コキだよ』
『?……ごめんなさい……わからないんです』
『手を××××にしたつもりで咥え込んで、しごきをくれてみろ』
 よく理解できませんが、何とかそれらしく指を動かしてみました。
『ふん、下手糞もいいところだな。これから俺が仕込んでやるが、まあ、そのぎこちない感じも悪かあない』
 裸で叔父に抱かれ、男性の部分をしごいているなんて……。この情況がまだ信じられません。そうしている間にも、そこはさらに大きく漲ってきました。

 長い時間が過ぎたように思います。淫らで惨めな行為にも関わらず、いつしか私の中に、
(……これを……もっと大きくしたい……)
 理不尽な気持ちが芽生えていました。強く握ったり、優しくさすったり、命じられるままに夢中で奉仕している自分がいます。
(……いけないことなのに……私……どうしちゃったの?)
 不意に叔父が腰を引きました。
『おっと、あぶねえ。出ちまうところだった。こんなはずはねえんだが、しばらくご無沙汰だったからな』
 にやりと独りごちると、叔父は挿入の体制を取りました。
『すまねえが前戯は省略だ。××××をたっぷりねぶってやるのはこの次にして、ぶち込むぜ。力を抜きな、裂けちまうからよ』

 そして、叔父がメリメリという感じで入ってきました。とてつもない大きさにも関わらず、痛みを感じないのが不思議でした。
『ううむ……こいつは……すげえぜ』
 ゆっくり最奥まで到達すると、叔父は動きを止めました。息もできないほどの圧迫感です。
(……とうとう……犯されてしまった……)
 叔父の危険さを再三警告していた夫。その言葉を信じてさえいれば……。でも、もう遅いのです。
『ふう、ここまで極上モンとはな。嬉しい誤算ってやつだ』
 いやらしい笑みを浮かべた叔父が抽送を始めました。
(……感じてはダメ。あのひとに申し訳ない……)
 せめてもの抵抗として、歯を食いしばって耐えようとしました。
『ふふふ、操を立てようってのか。面白れえ、根比べといこうじゃねえか。どこまで頑張れるかな。時間はたっぷりあるんだ』
 ただ暴力的に深く突き上げるだけでなく、浅く緩やかに絡みつけたり、時にはひねりを加えて抉ったり……次々と繰り出される変幻自在な責めに、子宮の奥から甘い感覚が湧き上がってくるのをどうしようもできません。
『……あん……』
 堪えきれず声が出てしまいました。
『おいおい。もう本丸陥落かよ。ちょいと早すぎやしねえか?』
 律動を繰り返しながら、叔父は私が官能に負けていく様子を観察しています。
  1. 2014/09/08(月) 15:33:23|
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侵略 第12回

◆第十二章 ある告白掲示板への投稿<1>

385 無題 投稿者:匿名 投稿日:○月×日

 都内に住む二十五歳の人妻です。
 主人の叔父と身体の関係を持ってしまいました。

 叔父とは最近、同居したばかりです。とても気さくな良い人で、私は心を許していました。
 ですから主人が出張に出た夜、突然羽交い絞めにされたときも冗談だと思っていました。
『寂しいんだよ。哀れな年寄りだと思ってくれるなら、ね?』
 絡みつくように抱き寄せられ、頬の辺りを舐められました。思いのほか力が強く、逃れることができません。
『叔父さま、呑みすぎたのね。今なら笑って許してあげますから』
『一度でいいんだ。ね、いいだろう?』
『いい加減になさらないと、いくら何でも怒りますよ、私』
 セーターの中でブラジャーを押し上げられ、ごつごつした指で乳房を揉みしだかれたとき、これはもう戯れではないと思いました。
『もう……やめてください……だめ……やめてったら!』
 思わず突き飛ばす格好になってしまいました。不意を突かれた叔父はよろけたあげく、どすんと尻餅をつきました。
『いててて』
『あ……ごめんなさい……でも叔父さまが……』
 ゆっくりと立ち上がったとき、温厚そのものだった目つきが一変していました。

『……ったく、下手に出てりゃあ付け上がりやがって』
 凄みを効かせた声は、先ほどまでとは別人のようです。次の瞬間、顔に衝撃が走り、私は弾き飛ばされました。何が起こったのかわかりません。焼けるような頬の感覚で、平手打ちをされたのだと知りました。
 人に本気でぶたれるなど、生まれて初めてのことです。あまりのショックに頭の芯が痺れたようになりました。
『たまには正攻法で口説いてみようと思ったが……。やっぱり駄目だな、そんなんじゃあ』
 腕をつかまれ引きずり起こされたところを、再び張り倒されました。同じように三発目、四発目、そして五発目。感情のない冷酷な目のまま、叔父は私を殴り続けます。
(……殺されてしまう……)
 あまりの恐怖に、全身が冷たくなっていきました。
『おまえは俺の女になるんだ。わかったな?』
 私はガクガクと頷いていました。男の力をこれほど圧倒的に思い知らされたことはありませんでした。
『声に出して言え』
 触れそうな距離まで顔を近づけてきます。熱くて生臭い息を吹きかけられました。
『……そんな……』
 叔父の目の光がさらにすっと細くなり、右手がゆっくりと平手打ちの格好になっていきます。
『言いますからやめて!……叔父さまの……女になります……』
『それでいい。俺は昔から従順な女が好きなんだ。覚えておけ』
 意識がすっと遠のいていきました。

 気がつくと寝室のベッドの上でした。衣類はすっかり剥がれていて、最後に残ったパンティを引きちぎられるところでした。
『くくく。いよいよご開帳だ』
 脚を大きく開かされました。その部分にひんやりとした外気と強い視線を感じます。
『こいつはまた綺麗な××××だな。あの莫迦、あんまり使い込んでいないらしい』
 豹変した叔父、殴られた衝撃、耳元で囁かれる卑猥な言葉。異常なことが一度に起こったせいか、犯されようとしているのに、どこか現実味がないような不思議な感じでした。
『さあ、甥の嫁とつながる感動の瞬間だ。俺の目に狂いのあるはずはねえが、どんな具合か愉しみだぜ』
 濃い体毛に覆われた獣のような叔父の身体が、覆い被さってきました。
  1. 2014/09/08(月) 15:32:35|
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侵略 第11回

◆第十一章 不在の三日間

 十月初旬。冬季商品のキャンペーンが全国的にスタートした。私も関西地区担当として、大阪・京都へそれぞれ一泊の出張をしなければならない。
 誰かに代わってもらうことも不可能ではなかった。しかし、この件は主任クラスが中心となるのが通例となっている。若い私には、ただでさえ社内の風当たりも強い。才覚より行動力で評価を得てきた自分だけが外れるわけにはいかなかった。
「二泊三日か。ふふふ。まあ、留守中のことは俺に任せておけ」
 意味ありげな修造の目に送られて、私は家を出た。

 朝からイベントの準備と運営に忙殺された。夜には販売代理店の接待。疲労困憊でホテルに辿り着くのは深夜だ。
(今頃、亜紀美があいつに抱かれているとしたら……)
 温泉宿で見た夢が生々しく甦る。汗みずくで修造の背中にしがみつく亜紀美。
(電話すればいい。何事もなかったことがわかるはずだ)
 だが、時計の針は午前二時を回っている。亜紀美は明日も仕事だ。いくら夫婦の間でも常識的とは言いがたいだろう。
(もし何もなかったとしたら、叔父との関係を邪推する嫉妬深い夫になってしまう。そんなみっともないことなどできるもんか)
 こんな時でも私は、過剰な自意識が先に立ってしまうのだ。
(しかし、もしも本当にそんなことになっているなら……)
 焦燥と自尊心の葛藤。とりあえず妻宛てにメールを送ることにした。
「本日の業務やっと終了。そっちは? 叔父さんと楽しくやってるか?」
 返信はなかった。

 三日目。ようやく仕事を終え、東京駅へ到着した私は飛ぶように帰宅した。
「おかえりなさい。お疲れさま」
 亜紀美は普段どおりだった。家の中にしては少し化粧が濃い気もするが、三日ぶりに会う夫のために美しく整えてくれたと考えれば不思議はない。
「三日か。過ぎてしまえば、あっという間だったな」
 修造が含んだように笑う。不快な余韻。だが、ここで疑惑を芽生えさせてしまえば、やつの思うつぼに嵌る。亜紀美がこの様子なら大丈夫だ。
「やっぱり我が家はいいなあ。腹が減っているんだ。飯にしてくれ」

 夕餉の席。小さな変化があった。このところ叔父の横ばかりだった亜紀美が、久しぶりに私の隣に座ったのである。
(留守にしたお蔭で、夫を求める気持ちが高まったんだろう。悪くない気分だ)
 そのことの意味を、私はもう少し考えるべきだったのかもしれない。
  1. 2014/09/08(月) 15:31:42|
  2. 侵略・流石川
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侵略 第10回

◆第十章 疎外される夫

 温泉旅行以来、亜紀美はますます修造との距離を縮めたようだった。
「いやだわ、叔父さまったら。うふふ」
 今日も晩酌をしながら、修造が口にするジョークに笑い転げている。二対二の形に椅子を配した我が家のリビング。当初は私と亜紀美が並び、対面に修造が位置していたが、このところ妻は叔父の隣に座るようになった。
「いや、それで私は言ってやったんだ。『おい、俺の女から離れろ!』ってね」
「すごい。それで、どうなったんですの?」
 すっかり惹きこまれている。確かに修造は話題が豊富だった。放蕩の限りを尽くしていた少年期のエピソードからフィリピンでの武勇伝まで、面白おかしく語って聞かせる。
 いかにも眉唾な物語もあるものの、筋者との話のつけ方、警察の追及をかわす方法、留置場での他房者とのやりとりなど、知らなければ語れないような真実味のあるネタも多かった。

「やっぱり男と女はね、互いの身体が馴染んでくる頃が一番幸せなんだよ」
 酒が進むにつれ、下ネタが飛び出してくるのも常だった。
「謙一郎と結婚して二年か。亜紀美さんもあっちのほうがズンと良くなってきた頃だろう?」
「ううん……どうかしら。しなければしないで大丈夫って感じだし……」
 当初は恥じらいを見せていただけの妻が、最近では大胆に切り返したりする。
「そりゃあ、いかんな。謙一郎、努力が足りんぞ。ではひとつ、私が手ほどきをしてしんぜようか」
「まあ。そんなこと言って、本気にしちゃいますよ、私」
 まるでナイトクラブのホステスと客だ。この家の主でありながら、つんぼ桟敷に置かれたような疎外感を味わうこともしばしばだった。

 夏が終わりを告げる頃から、私の仕事が忙しくなり始めた。ウィンターシーズンに向けたスキーやスノボの新製品がリリースの時節を迎えたためだ。帰宅時間は次第に遅くなり、早くて十一時、午前様になることも珍しくなくなった。
(今宵も亜紀美は、酌婦のように修造に侍っているのか)
 二人きりの時間が増えれば、それだけ過ちの起きる危険性も高まってしまう。妻を信じようとする一方で、間男の跳梁をみすみす看過するコキュのような気分になる。
「謙一郎も今が大事な時期だろう。仕事に打ち込め」
「大丈夫よ。叔父さまがいてくださるから寂しくないわ」
 いつも一人で私の帰りを待っていてくれた亜紀美。通常ならば、妻の孤独を癒す相手のできたことを歓迎べきだろう。だが、その相手が修造だと話は違う。
「亜紀美は俺が可愛がってやるからな」
「もうあなたなんかいらないわ」
 そう受け取ってしまうのだ。深まる修造と妻の絆。もはや私は無用の存在と化しているのか。
  1. 2014/09/08(月) 15:30:57|
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侵略 第9回

◆第九章 忌まわしい記憶<B>

 母・涼子は子供の私から見ても美しいひとだった。
 色白のうりざね顔に黒目がちの切れ長な双眸。小ぶりながらも肉感的に盛り上がった唇。ほっそりとしたノーブルな風情に似合わず、誇らしげに張り出した胸のふくらみ。
「謙一郎君のお母さんって、女優さんみたいだね」
 友達の羨ましそうな声を聞くたび、誇らしくなったものだった。
 三十半ばの女ざかりを迎えて美貌に奥行きを加えた母と醜男の修造では、いかにも釣り合いが取れない。それでも、新聞配達のアルバイト代程度しか稼げない十四歳の私は言葉を呑むしかなかった。

 母と私の生活費は、修造によって賄われていた。その対価として母はその身体を提供し、奉仕に努める。それはまさに囲い物としての“お手当て”だった。
 修造は独身なのだから、正式に籍を入れることも可能だったはずだ。だが、その気配はなかった。
「あの謙介兄さんの奥さんだったひとと再婚するだなんて、畏れ多くてできないよ」
 殊勝な言葉。そこに誠意はなかった。修造はただ、高嶺の華だった美しき兄嫁の肉体を蹂躙し、私娼に貶めることで邪な満足感に酔いたかっただけなのだろう。

「謙一郎、今日は修造叔父さまがいらっしゃるの。だから……わかっているわね」
 六畳と三畳間だけのアパート。叔父がくる晩は二人の邪魔にならないよう、私は外へ出された。
「ああ。わかってるよ、母さん」
 転校したばかりで、泊まりに行けるほど親しい友人などいない。終夜営業のファミレスでぼんやりと朝を待つしかない私だった。
 一度、暇つぶしのための本を忘れ、取りに戻ったことがあった。大人の男と女が二人きりで何をするのか知らない歳ではなかったものの、それは深夜になってからのことだと思っていた。
「ひいっ……ああっ……」
 薄いドア越しにもれてくる生々しい声に、私の足は竦んでしまった。
「もっと……もっと虐めて……ああ……修造さま……」
 もはや何が行なわれているかは明確だ。だが、私は金縛りにあったように動けなかった。
「ふふふ……あの貞淑そのものだった義姉さんが、こんな好き者だったとはな」
「義姉さんだなんて……涼子と呼んでください……涼子と……ああ」
「涼子、ほら四つん這いになって、おま×こを見せろよ」
「……はい……どうぞご覧になって……涼子のいやらしいおま×こ……」
 あの理知的で誇り高い母とは思えぬ、淫猥で卑屈な嬌声。たまらない嫌悪を覚える一方で、私は激しく興奮していた。
(母さん……母さん……母さん……)
 ベニヤ板造りの扉が開いたのは、廊下でパンツに手を突っ込んだ私が、まさに射精しようとする瞬間だった。
「やっぱり、おまえか」
 全裸で仁王立ちする修造。股間では禍々しい巨根がぬらぬらと光を放っている。
「おふくろのセックスを盗み聞きしてマスかいてやがる。とんでもねえ変態野郎だぜ。ひゃははははは」
 張力を失った陰茎を握り締めたまま、私は屈辱に震えていた。
  1. 2014/09/08(月) 15:30:06|
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侵略 第8回

◆第八章 甘美な悪夢

 夜は十畳のメインルームに私たち夫婦、襖を隔てた隣室の六畳間に修造が床を取った。
「それでは叔父さま。おやすみなさい」
 冗談のつもりらしい、亜紀美は浴衣姿で三つ指を突いて挨拶をしている。私はといえば、横たわった布団で押し寄せる睡魔と格闘していた。
(いくら修造でも、今夜何かを仕掛けてくることはないだろう)
 言い聞かせようとする半面、
(夫が寝入ったかたわらで妻に迫る。よく聞く話じゃないか)
 だが、久しぶりの旅がもたらす疲労と、修造に勧められて杯を重ねた結果の酔いが勝った。私は妻の身を案じつつ、深い眠りの底へ落ちていった。

 夢の中で、亜紀美が修造に犯されていた。
 旅館の布団で仰向けに横たわる脚の間に修造の身体が割り込み、激しく突き上げている。思うさま開かれた浴衣からこぼれる美乳が毛むくじゃらの指でひしゃげられ、薄桃色の突起を厚い舌で舐られていた。
(ああ……亜紀美)
 だが、力づくで凌辱されているのでないことは明らかだ。しなやかな脚は修造の尻に絡みつき、腰は挿入のリズムに合わせて前後動している。両手で男の頭部を慈しむように撫でる様は、愛する男と交わっている証だ。
「ああ……叔父さま! 素敵よ! もっと、亜紀美を愛して!」
 ぽってりと開いた肉感的な唇から流れ出る嬌声。その合間にピチャピチャと湿った音が聞こえてくる。
「うっ! うっ! すごい……おかしくなっちゃう!」
 苦しげに寄せられた眉根。首筋を伝う汗。やがて律動が速まった。
「……いくわ……亜紀美……いっぱいください……ああ、いくっ!」

 目が覚めた。隣に亜紀美は……いない。
「おはよう、あなた。うなされてたけど、大丈夫?」
 頭を起こすと、降り注ぐ朝日の中、窓際に置かれた籐椅子に向かい合って座る妻と修造が見えた。間のテーブルには湯気の立つ茶碗が置かれている。
「謙一郎は寝坊介だな。俺たちはとっくに起きて、もうひとっ風呂浴びたぞ」
 何かに満足したように、ゆったりと修造が笑う。
(俺たち? ひとっ風呂? 二人で入ったのか?)
 跳ね起きようとした私は、股間が痛いほど屹立していることに気づいた。
(俺は……亜紀美が他の男に抱かれる夢を見て……俺は……)
「どうしたの? あなたも起きて、お風呂いただいたら?」
 今にも弾けてしまいそうなペニスを手で押さえながら、私は布団の中で呆然としていた。
  1. 2014/09/08(月) 15:28:16|
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侵略 第7回

◆第七章 狡猾な誘い

 無論、修造の目当てが母であり、私など余計な存在であったことは想像に難くない。だが紛れもなく数年の間、私は叔父に養ってもらった。
 その事実がある限り、たとえ社会人となり立場が逆転しようとも、私は修造に断固たる態度が取れないのだった。

 今では尾羽打ち枯らしたような修造だが、どこかに収入源があるらしい。時々ふらりと出かけては、
「お世話になってるんだから……生活費の足しにしてくれよ」
 帰ってくるなり、五万、十万という金を亜紀美に渡す。
 世間並み以上の給料をもらい、妻も働いているとはいえ、二十代で都内に一軒家を構えるべく厳しいローンを組んでしまった私たち夫婦にとって、その金は暮らしを彩る貴重な資金となっていった。

「今度の週末、三人で温泉にでも行こうじゃないか」
 修造の唐突な提案。私の脳裏には再び警鐘が鳴ったものの、家を建てて以来、旅行らしい旅行もさせていなかった亜紀美に否応のあろうはずがない。
「わあ、素敵。露天のお風呂があるところがいいなあ」
 少女のように喜ぶ妻の姿に、私は言葉を呑み込むしかなかった。

 修造が予約していたのは元箱根の高級旅館。一定ランク以上の部屋にそれぞれ露天風呂が付いている。大人三人で泊まれば、まず十万はくだるまい。
「謙一郎も、たまには亜紀美さんに贅沢をさせてやらんとな」
 沼津まで新幹線で来ると、修造はタクシーをチャーターした。寿司を食い、美術館を巡り、宿に到着するとたっぷり心づけを弾んだ。
「息子さんご夫婦と水入らずで旅行なんて、羨ましいですなあ」
 運転手の笑顔に「嬉しいことを言ってくれるねえ」と助手席で相好を崩す修造の姿に、私は不思議な充足感を覚えていた。
(父さんや母さんと、こんな旅行がしたかった)
 息子の妻と会うこともなく逝った両親。叶えられなかった夢の残像を、私は修造に重ね合わせていたのかもしれない。

「せっかくですから、叔父さまもご一緒に入りましょうよ」
「……!……おまえ、何を言ってるんだ」
「あら、こんな休日をプレゼントしてくださったんですもの、お背中くらい流させていただかないと私、気がすまないわ」
 亜紀美の提案を強く否定できないのは、確かに一理あると認めざるを得なかったからだ。
「いやあ、それは……いいのかい?」
 好々爺を装う修造。だが、その口調には陰火のごとき好色が宿っている。

 結局、私たちは三人で混浴することになった。
 まず私と修造が湯舟に浸かる。肉体労働者のようにがっしりとした胸板から腹部の筋肉。その下で黒々とした逸物がゆらゆらと揺れている。かつて母を支配した肉体。
「あの頃、二人で風呂に入ったことなんかなかったよなあ、謙一郎」
「そうですね」
 当たり前だ。修造は母の男であって、私の父ではなかったのだから。
「……失礼します……」
 我々が洗い場へ移動したのを見計らい、亜紀美が格子戸を開いて入ってきた。もちろん、全裸ではない。バスタオルをきっちり身体に巻いてはいるが、それがかえって艶かしさを醸し出していた。
「あんまり見ないで……恥ずかしいわ」
 瑞々しい豊かな乳房は両側から持ち上げられて妖しげな谷間を形づくっている。股間が見えるか見えないかという短い丈から伸びた、むっちりとした白い脚。
「……ほう……」
 嘆息するように告げる修造。湯煙で判然とはしないが、眼の中の賎しい光が強まった気がした。
「さあ、叔父さま。あちらを向いてくださいな」
 背を向けた叔父の後ろで膝をつき、亜紀美は奉仕を始めた。細い指で立てた泡を手のひらで塗りたくっていく。
「まあ……叔父さま……ずいぶん……」
「うん? 何だい、亜紀美さん」
「いえ……その……逞しいんですね」
 妻が男の裸に触れ、その肉体を賞賛している。圧倒されている。私の胸に強烈な嫉妬が湧き起こった。
「亜紀美さんのような若い美人に背中を流してもらえるなんて……」
「……長生きはするもんだ、ですか? それは言わない約束でしょう」
 アップにまとめた髪がほつれ、うなじに濡れ髪となってへばりつく。かすかに紅潮し、ほんのり汗ばんだ卵形の顔。夫の私から見ても扇情的だった。
 そのとき背中の向こうで、修造はどんな表情をしていたのだろうか。
  1. 2014/09/08(月) 15:27:28|
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侵略 第6回

◆第六章 忌まわしい記憶<A>

 二十四年前。父・謙介の設立した「スギヤマ・インターナショナル」は順調に業績を伸ばしていった。商社時代に得たノウハウと人脈、そして大企業にはないフットワークの良さを駆使して、さまざまな輸入販売ビジネスに打って出た。
 なかでも謙介が注力したのは北欧の家具である。スウェーデンへ自ら出向き、仕入れてくる高級テーブルやチェスト、ベッドなどが飛ぶように売れた。
 やがてジャカルタに工場を設け、北欧のデザインを模した家具を自社生産するようになった。原価が十分の一程度なのだから、利幅も大きい。
「注文に製造が追いつかない。次はタイに工場を作ろう」
 さらなる拡大路線を歩もうとした矢先、バブルが弾けた。高級家具の需要は激減。過剰な設備投資が祟り、会社は瞬く間に傾いた。
 順風満帆な半生で味わう初の挫折。逆境に慣れていない謙介はたちまち追い込まれた。

 修造がふらりと現われたのは、そんなときである。
「兄さんの役に立ちたいんだ」
 かつては忌み嫌っていた弟。しかし、心底打ちのめされていた謙介は、身内の温かな言葉に涙を流した。
「とりあえず株主たちには俺が頭を下げて回るから、兄さんは資金繰りに専念してくれよ」
 その後に見せた修造の手腕は鮮やかだった。時には土下座しての泣き落としや女を送り込んでの色仕掛け、またある時は昔なじみのならず者を同道させての恫喝。あらゆる手段を駆使して株主たちを沈黙させていった。
 だが、資金補充のめどはつかず、創業十年にしてスギヤマ・インターナショナルは倒産した。

「さすがに疲れたな……。久しぶりに海にでも行って気分転換してくるよ」
 言い置いて家を出た謙介は、それきり帰ってこなかった。葉山のマリーナから、愛用のクルーザーが消えていた。
 遺体が発見されたのは、五日後のことだ。自殺か事故か。いずれにしても非業の最期だった。後には母・涼子と私だけが残された。

 父が遺した借金は母と会社を受取人に加入していた生命保険金、新潟の生家から相続した山林、世田谷の邸宅や高級自動車、クルーザー他、一切を売り払った金で購えた。それでも足りないはずだったが、裏社会に通じた修造が奔走した結果、私たち母子は人並みの生活を赦されたのだ。
「兄貴を救えなかった俺にも責任がある。困ったことがあればいつでも言ってくれ」
 大黒柱を喪った私たちにとって、修造は唯一の頼るべき存在となった。
 倒産、自殺によって謙介は地元の英雄という座から転落した。彼の代わりに杉山家当主を襲ったのが反りの合わない従兄弟だったこともあり、私たちに援助の手は差し伸べられなかった。
 一方、静岡の名門である母の生家もバブル崩壊で資産を失い、夜逃げ同然に離散していた。箱入り娘のまま謙介に嫁ぎ、生活のすべを持たない母が、叔父に依存するようになっていったのも仕方のないことだったろう。
「こんなところですまないな、義姉さん。もうしばらく辛抱してくれ」
 修造があてがってくれた北千住の小さなアパート。近隣に誰一人として知己のない暮らしの中で、母は時おり訪れる修造を心待ちにするようになった。
「修造さんがいてくれなければ、もう生きていけないわ」

 そして、母は修造の女になった。
  1. 2014/09/08(月) 15:26:36|
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侵略 第5回

◆第五章 空白の時間

 私たち夫婦と叔父の同居生活が始まった。

 亜紀美は都心にある友人のブティックを手伝っている。
「会社は辞めるけれど、家事が疎かにならない程度に働きたいの。家にこもりきりだと、老けてしまいそうだから」
 結婚に際しての希望を叶えた形だった。勤務時間は朝十時から夕方五時まで。その後買い物をして夜七時前には家に戻る。一方、私の仕事は時期によってばらつきがあるものの、九時前に帰宅できることは滅多にない。
 つまり、二時間以上を妻は修造と二人きりで過ごすことになる。
(今ごろ、亜紀美はあいつと何をしているんだろうか?)
 午後六時を過ぎる頃から私は落ち着かなくなり、単純なミスを繰り返すようになった。
「主任、最近疲れてるんじゃないですか。少し休暇でも取られたらどうです?」
「杉山君も結婚して二年か。美人の奥さんがあの味を覚えてきて、夜寝かせてくれないんじゃないかね」
 上司の軽口にも、気の利いた言葉を返せない。残業も接待もなるべく控え、早めの帰路に着く私だった。

「なあ、俺が帰ってくるまでの間、叔父さんと何をしてるんだ?」
 深夜の寝室。修造は今夜も大いに呑み、食い、語り、眠った。
「どうしたの、突然?」
「いや、まあ何となく気になってね」
「何って、いろいろよ。お料理を手伝っていただいたり、一緒にテレビを観たり、あなたの子供時代の話をしてくださったり……」
「こ、子供時代って、どんな話?」
 触れられたくない領域だった。
「あなたったら、中学から高校にかけて随分ませてたんですってね。『思春期を迎えて気難しくなっても、私にだけは打ち解けてくれたんだ』って叔父さま、得意げだったわ」
 そんな事実などあるはずがなかった。
(大体その時期といえば……)
 じとりと脂汗がにじんだ。

「そ、それでおまえ。叔父さんに何かされたことはないのか?」
「どういう意味?」
「だから……その……手を握られたりとか」
「莫迦ね。そんなこと、あるわけないでしょう。叔父さまなのよ」
 叔父だからこそ心配なのだ。それを口に出せないことが歯がゆい。
「ああ……そういえば一度、お風呂を覗かれたことがあったわ」
「な、何だって!」
「というか、私が入ってることに気がつかないで叔父さまがドアを開けたっていうだけのことなの」
「バスルームの扉は曇り硝子張りだろ。気がつかないわけないじゃないか」
「考え事してらしたんだって。仕方ないでしょ」
「どうしたんだ、それで?」
「『いや、失礼』ってドアを閉めておしまいよ」
「おまえは……その……裸を見られたのか」
「ううん、どうだっかな。髪を洗っているときだったから、見えたかもしれない」
「かもって……丸見えじゃないか! で、何もされなかったんだな」
 亜紀美の白い蜜のような裸身を盗み見られた。よりによって、あの希代の好色漢に……。狂おしい焦燥が私を襲う。
「当たり前でしょ。あなた、何を心配してるの? 相手はあなたの叔父さまで、あの通りのご高齢じゃないの」
「男というのは何歳になったってだな……」
「やめてよ、いやらしい。五十三といえば私の父より年上なのよ。色気とか欲望なんてとうに卒業している歳じゃない」
「…………」

 女子高、女子大から社会勉強のためにOLを一年間勤めただけの亜紀美。義父は真面目一徹の朴念仁だし、男兄弟もいない一人娘だ。世間を、特に男という生き物について無知に等しい。
(たとえ百歩譲って世の中の男が亜紀美の言葉通りだとしても、あの男だけは別なんだ。俺はそれを知っている)
 脳裏に再び封印していた光景が甦る。悪鬼さながらに呵々大笑する修造。淫靡にくねる母の裸体、哀れでいながら甘やかな啼き声。ただ歯を食いしばるだけの自分……。

 私は終生、修造の支配から逃れることはできないのか。
  1. 2014/09/08(月) 15:25:47|
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侵略 第4回

◆第四章 沈黙する決意

 翌日曜日。朝食を終えると修造は出て行った。
「何だか名残り惜しいわ。もう少しゆっくりしてくださればいいのに……」
「亜紀美、無理言っちゃいけないよ。叔父さんには叔父さんの都合があるんだから」
 これで自分と亜紀美の家庭を立て直せる。修造という男の恐ろしさを妻に説き、再び侵りこむことのないよう防御を固めればいい。
(あの頃とは違う。両親の二の舞いを演じてなるものか。俺は決して、あいつになど負けはしないんだ)
 台風一過。私は頬が緩むのをどうしようもできなかった。

 だが、わずか数時間後、修造は再びわが家のチャイムを鳴らした。焦燥の末の安堵に心を緩めていた私は完全に虚を突かれる格好となった。
「あ……ど、どうしたんですか、叔父さん?」
「何だか胃の辺りがシクシク痛み出してね。昨夜呑み過ぎたせいだとは思うんだが、何だか不安になってしまって……。ひょっとすると重い病かもしれんし、どうせ死ぬなら身内のそばでと思ってホテルを引き払ってきたんだ」
 冗談じゃない。これが瀕死の男の顔色なものか。
「そりゃあ心配ですね、だったら早く病院へ行ったほうが……」
「……でしたら、どうぞうちへいらして。大歓迎ですわ。ねえ、あなた」
 言葉を遮られた私に、修造が意思を込めた目配せを寄越す。
「親戚とはありがたいものだね。こいつの父親はもちろん、母親とも親しく付き合わさせてもらったもんです。今また、謙一郎の嫁さんに優しくしてもらえるなんてねえ……」
 気勢を殺がれた。両親のことを持ち出されては、私は沈黙するしかない。

「ありがとう。で、世話になるお礼というわけではないんだが、近江牛のいいところを買ってきたんだ。すき焼きでもどうかな?」
「あら、主人も私も大好きなんですよ、すき焼き。じゃあ早速、支度をしますわ」
 胃の痛い男がすき焼きだと? その矛盾に気づかない亜紀美はどうかしている。そして、姦計と知りつつ一言の反駁すらできない自分も……。
「私も手伝うよ。料理にはいささか自信があってね」
「まあ頼もしい。謙一郎さんはそっちのほうはからきしで……」
「ほう。それじゃあ何か別のほうがバッチリというわけか」
「いやだわ、叔父さまったら。そういう意味じゃあ……」
 この手の猥談に免疫のない亜紀美が頬をほんのり赤らめる。
「わかってるさ。ジョーク、ジョーク。はははは」

 思えば、この時が貪欲な食客の牙から家庭を守りうる最後の機会だった。私はそれをみすみす逸したのである。
 そのまま修造は、わが家に居ついてしまった。無論、病気の気配など微塵もないままに。
  1. 2014/09/08(月) 15:24:56|
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侵略 第3回

◆第三章 交錯する夫婦

 亜紀美の手料理をたらふく食い、出された酒をしこたま腹に収めた修造。
「あんまり幸せで呑みすぎたようだ。こんなに気持ちよく酔ったのは何年ぶりかな」
 いかにも見え透いた芝居。しかし、亜紀美は微塵も疑わない。
「今、お住まいはどちらに?」
「寂しい独り身ですからな。新宿のホテルに部屋を取っているんですよ」
「それならホテルに電話すればいいじゃありませんか。今晩は泊まって行ってくださいね」
 妻の言葉が結論になった。

「なんで泊まっていけなんて言ったんだ」
 まだ呑み足りなさそうな叔父を客間にしている和室に押し込んだ後、夫婦の閨房。私の言葉はどうしても棘を含んでしまう。
「どうして? 当然でしょう、あなたの叔父さまなんだから」
「あんなやつ、叔父貴じゃない!」
「そんなこと言うものじゃないわ。あなた、結婚する前に『俺には幸信叔父さん以外に身寄りはいない。天涯孤独のようなもんだ』って言ってたけど、あんなにご立派な叔父さまがいらしたんじゃないの」
「だから、親戚なんかじゃないって言ってるだろう! 俺は認めない、認めないぞ!」
「どうしたのよ、おかしいわ。昔、何かあったの?」
 昔……仁王立ちで私を見下ろす修造。揺らめく裸電球。呆けきった父の表情。隆々とそそり立つ巨大な逸物。蠢く母の裸身。そして……。
 病夢のごとく押し寄せるフラッシュバックを慌てて追い払う。

「……な、何もないさ。俺はただ、亜紀美との生活を誰にも邪魔されたくないだけだ」
「何よ、それ? 意味がわからない。とにかく、私は思いがけなく親戚ができて嬉しいの。じゃあ、寝ましょう」
 言うに言えないもどかしさ。狂おしい感情が込み上げ、私は思わず亜紀美を抱き寄せた。
「ちょ……ちょっと。何するの?」
「決まってるだろう。おまえとやりたいんだよ」
「何、その下品な言い方? あなた、本当におかしいわ」
 妻が他の男の欲望に晒される不安と興奮。背徳的な相克の中、その温かな肉体に埋没して所有者の印を確認したかった。
「いいから、こっちを向けって」
「いやっ、やめて。叔父さんに聞こえるかもしれないでしょう?」
「ここは俺たちの家だぞ。誰に遠慮する必要があるんだ!」
「大きな声を出さないでよ。今日のあなた、こわいわ。とてもそんな気になれない。おやすみ」
 向けられた妻の背中。届きそうで届かない。絶望的な距離感。本当に自我が崩壊しそうだった。
(なぜなんだ。どうしてやっと手に入れた俺の生活に入り込んでくる?)
 少年期に刷り込まれた怖れ。膝を抱えても震えが止まらない。
(今日だけの辛抱だ。明日からまた、穏やかな日常が戻ってくる……)

 しかし、その日は地獄の始まりに過ぎなかった。
 蟻の一穴。一度付け入る隙を与えた牙城は、じりじりと蚕食されていくしかない。
 結婚して初めて妻に拒まれたこの晩ですら、やがて訪れる深き夫婦の断層を思えば、まだ甘い追憶の範疇であったことを後の私は思い知らされることになる。
  1. 2014/09/08(月) 15:24:05|
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侵略 第2回

◆第二章 寄生の始まり

「私が日本を離れていた間に謙一郎がこんな立派になって……。私はね、それが何よりも嬉しいんですよ」
 一時間後のリビング。先刻私に見せた居丈高な態度から一変し、修造は亜紀美を相手に「情に篤い叔父」を演じていた。
「しかも、えらい別嬪の嫁さんまでもらって……。ホント、長生きはするもんですなあ」
 その目は本当に潤んでいるように見える。こうして取り入るのが、この男の手なのだ。
「長生きだなんて、まだまだお若いじゃありませんか」
 案の定、亜紀美は心を許し始めているようだ。脳裏に危険信号が灯るものの、何も言えずにいる自分。私は苛立っていた。

「ところで叔父さん、十年もの間どこにいたんですか」
「ああ……マニラにね。ちょっとした商売を始めたら軌道に乗ってしまって」
「まあ。それじゃあ、青年実業家でいらっしゃるんですね」
「嬉しいねえ。たとえお世辞でも『青年』なんて言ってもらえて。ありがとう、亜紀美さん」
 嘘に決まっている。この男にそんな才覚のあるはずがない。おおかた女衒まがいの怪しげな商いか、フィリピーナのヒモでもしていたのだろう。冴えない風貌をしていながら、昔から女には縁の深い男だった。
「じゃあ忙しいわけだ。あちらにはすぐ帰るんでしょう?」
 皮肉と牽制を込めるのが精いっぱいだった。
「じつは、ビジネスの世界は引退してきたんだよ。異国の地でがむしゃらに頑張って、十年。虚しくなったというか日本が恋しくなってねえ」
 しんみりと告げる。もちろん効果を計算してのことだ。
「矢も楯もたまらなくなって帰ってみりゃあ、友達とは連絡取れないし、親戚もずいぶん亡くなっているしで……。ようやく幸信から謙一郎の消息を聞けたってわけさ」
 幸信とは父の末弟だ。結婚式のとき、さすがに新郎側の親戚が一人もいないのでは格好がつかないと思い、招待したのだが……。
(余計なことを……。よりによって修造に俺の住処を教えるなんて……)
 とはいえ、この見てくれに似合わず凶暴な兄に凄まれては、おとなしい幸信叔父などひとたまりもなかっただろう。

「ずいぶん寂しい思いをされたんですね。可哀相な叔父さま……」
 心優しい亜紀美がほだされかけている。胸中の信号は黄色から赤へ点滅を始めた。
「さあて、あんまり引き留めても悪いからね。叔父さん、そろそろ」
「あら、はじめて訪ねてくださったんですもの。お夕食をご一緒したいわ」
 箱入り娘で育てられた麗らかさが、今は癇に障る。
「そんな厚かましい……と断るべきなんでしょうけどなあ、謙一郎と久しぶりに膝を交えて話をしたいと思ってたんですよ」
「ぜひそうしてくださいな。突然でしたので大したものは用意できませんけど、私、腕を振るいますから」
「そりゃあ、ありがたい。外で気取って食事するより、どれだけ心休まるかわかりません」
「決まりですね。それじゃあ、しばらくお酒でも召し上がってお待ちになってくださいな」
「ありがとうございます。いや、それにしても今日は暑かった。フィリピンの暑さとは違って、汗ばむ陽気。これが日本だと思い出しました」
「ごめんなさい、気がつきませんで。すぐにお風呂を沸かしますから」
 完全に修造のペースだ。亜紀美が小走りにバスルームへ消えると、
「いい嫁さんを見つけたじゃねえか。気立てはいいわ、美人だわ、身体つきもたまらんわで。なあ、謙一郎?」
 無遠慮な視線を亜紀美の後姿に這わせる。絡みつくように粘着質な物言いに、私は戦慄した。
  1. 2014/09/08(月) 15:23:06|
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侵略 第1回

◆第一章 過去からきた男

 悪夢の再会は、何の前触れもなく訪れた。
「よお、謙一郎。元気そうだな。すっかり一人前になりやがって」
 仕事上のプロジェクトが一段落し、久しぶりに自宅でくつろいでいた初夏の夕刻。チャイムに応じて扉を開いたまま、私は立ち尽くした。
「なんだ、忘れちまったのか。ガキの頃はあんなに可愛がってやったのにな。俺だ、修造だよ」
 十二年間にも及ぶ空白の間に、もともと薄かった髪はすっかり禿げ上がっていた。だが、卑屈に歪んだ貧相な顔、その下に連なる異常に逞しい身体つき。変わっていない。
「……叔父さん……なんで?……」
 ありえない。なぜ、この男がここにいるのだ。私の思考は激しく混乱した。

 修造は父の弟だった。東京の一流大学を卒業し、一流商社勤務を経て三十代前半で「スギヤマ・インターナショナル」を創業した父・杉山謙介。故郷・新潟では神童時代の伝説と共に誰もが認める立志伝中の傑物である。
 かたや三つ年下の修造は少年時代から札付きのワルだった。傷害、恐喝、窃盗、強姦の常習犯。杉山一族の加護がなければとっくに極道と化していた異端の存在。
「ここだけの話だが、修造さんだけタネが違うんじゃないかねえ。さもなきゃあ、神様のいたずらさ」
 近在の者はそう噂し合ったものである。

 その後に私たち一家を襲った悲劇の数々。思い出したくもない。過去と訣別した私は砂を噛む思いで独り、どん底から這い上がってきた。
 故郷からの支援が絶えてからというもの、奨学金で大学を出、父ほどではないが名の通ったスポーツ用品メーカーに就職すると人一倍働いた。入社三年で販促部の主任という異例の昇進をし、二十六歳を迎えた二年前に結婚したばかりだ。
(もう呪われた昔とは縁を切った。俺の人生はこれからだ)
 心機一転、新しいスタートを切ったはずだった。そこに突然現われた過去の亡霊。

「よう、とにかく中へ入れてくれねえか。積もる話はそれからだ」
 現実に引き戻された。修造は私の逡巡をいいことに、開いたドアに身体をねじ込むように入ってこようとしている。
「……お、叔父さん。まずいんだ、今」
「散らかってんのか。気にすんなよ。親子にも等しい俺たちの間柄だろうが」
 玄関先での小競り合いが続いた。
「いや、そうじゃなくて……。とにかく話なら外でしましょう」
 殺しても飽き足らない男なのに、つい下手に出てしまう。それがかつて私の背負ったトラウマだった。
「ほう、何かご馳走してくれるってか。……なら、それもいいな」
 徹底して意地汚い男なのだ。そんな虫唾が走る相手と食事をすることへの嫌悪より、
(一刻も早く修造をこの家から遠ざけなければ……)
 そんな強迫観念が私を急き立てていた。

「あら、お客さま?」
 門の外で声がした。
「ねえ、あなた?」
 遅かった。妻の亜紀美が帰ってきてしまったのだ。
「あ……」
 淡いクリーム色のスーツ。肩の辺りで揃えたストレートヘア。薄化粧の妻に、修造が呆けたような表情になる。一瞬の後、
「これは奥様ですか。おきれいな方ですなあ。はじめまして。私、謙一郎の叔父の杉山修造と申します」
 そつのない挨拶。調子のいいところも昔のままだ。
「まあ、主人にそのような叔父さまがいらしたなんて、ちっとも知りませんでした」
「いやあ、ちょっと事情がありましてね。十年ほど日本を留守にしておったんですよ」
「そうですか。まあ、こんなところで立ち話もなんですから、どうぞおあがりになって」
「すみませんなあ。歳をとると立っているだけでも疲れてしまって……。では、お言葉に甘えて、ちょっとだけ」

 こうして私たちは、災いの権化のような男を招き入れてしまった。思わぬ成り行きに動転していた私は、亜紀美を見る修造の目に宿る光が暗示する、呪われた運命を予知することができなかった。
  1. 2014/09/08(月) 14:58:34|
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妻は専務のおもちゃだった 第6回

次のテープに映し出されたマンションの一室は
見覚えのある我が家のリビングでした。

妻が言っていた、盗撮カメラの映像なのでしょう、
天井から室内を写しており、画質もよくありませんでした。
リビングに面した食器棚の一番上に仕掛けてあるそうです。
私はカメラには、まったく気づきませんでした。
自宅に盗聴カメラがあるなど、考えもしませんでした。

テープには、テーブルを囲んで和やかに酒を酌み交わす
私たち夫婦と専務の3人が映っていました。
日付は今から半年ほど前のものでした。

私たち夫婦の仲人だった専務は、
時折差し入れをもって我が家に遊びに来ていました。
私は酒豪の専務に、いつも酔い潰されていました。
画面に映る私は、すでに泥酔しているように見えました。
そしてぱたんと机につっぷすと、いびきをかき始めました。

妻が私に寄り添うようにして、あなた、あなたと
呼びかけているのが見えました。
しかし私はぴくりとも答えず、ぐうぐう寝ていました。

妻は私の体をソファに横たえると、
クッションを枕に、私にそっとタオルケットをかけました。

私の隣に座っていた妻は、私に睡眠薬を飲ませていたことや
実は専務はほとんど酒を飲んでおらず、
途中から水を飲んでいたことなどを告白しました。
すべて専務の命令だったそうです。

専務はにやりと笑い、私が寝ているソファと
小さなテーブルを隔てた反対側にある、
ソファにどっかと腰を下ろしました。

そしていきり立った肉棒を、寝ているとはいえ
私の目の前で妻にしゃぶらせ始めたのです。

妻はやはり気になるのか、
時折私のほうをちらちらと振り返りながら
専務に奉仕を続けていました。

専務は、夫の目の前で人妻を寝取るスリルがたまらんとか
勝手なことを言いながら、妻に服を着せたまま、
シックスナインの格好をしたりして妻を弄びました。

しばらくしゃぶらせた後、専務は妻を後ろから
貫き始めました。
専務は妻とつながったまま、妻をひょいと抱きかかえて
寝ている私のすぐ側にまできました。
そして妻の顔が私の寝顔のすぐ近くになるようにして、
セックスを続けたのです。

ちょうどカメラからは反対側になり
画面からは妻の顔は見えなくなりましたが、
妻は声を抑えて泣いているようでした。

そんな妻の姿を見て専務は更に興奮したのか、
言葉で妻を責めました。
専務は妻を犯しながら、
半年も一緒に暮らせば少しは情が移るだろとか、
旦那もお前の本性しったら卒倒するなとか
自分勝手なことを言っていました。

妻は必死で耐えているようでしたが、
次第に腰の動きが激しくなってきました。

専務は私の隣で、じゅうたんの上に寝転ぶと、
妻を騎乗位にして、ラストスパートをかけました。
専務がううっと呻いて腰を突き上げるのと同時に
妻も唇をかみ締めながら、体を何度も激しく震わせました。

そのとき、ソファに寝ていた私がうーんと呻いて
うすぼんやりと目を開けました。
そして寝ぼけ眼で、専務はもう帰った?とか言いました。
妻が驚いた様子で帰ったわよと答えると、私は
むにゃむにゃいいながら、また寝息を立て始めました。

もし私が少し起き上がっていたら、
大変な事態になっていたかもしれません。

そんな私を見ながら専務は、
いつか本当に旦那が起きている目の前でやりたいとか
平然とした顔で言っていました。

妻は泣きながら、
それだけは勘弁してくださいと言っていましたが、
専務はニヤニヤ笑うだけで返事をしませんでした。

妻は専務が帰った後、ソファで間抜けにいびきを立てる
私にぴったりと寄り添って、
泣きながら何度も何度も謝っていました。

ビデオを見終わると
妻は泣きはらした目で私を見ていました。
そして、このころから私への愛情をはっきりと
感じるようになったといいました。
それ故に、専務たちに抱かれるのが
以前にもまして苦痛になったとも。
妻が言うには、専務が家に遊びに来たときは
必ず同じようにして、妻を抱いていたそうです。

ひょっとしたら専務はそこまで計算して、
私を妻にあてがったのかもしれない、
私はそんな疑念に駆られるようになりました。
  1. 2014/09/08(月) 14:56:21|
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妻は専務のおもちゃだった 第5回

妻は専務だけでなく、
専務の知り合いで作るグループの男たちに
集団で弄ばれ、抱かれていたそうです。

数え切れないほどのビデオや写真も撮られたといいました。
驚くべきことに、
私たちのマンションにも盗聴器やビデオが
仕掛けてあるのだそうです。
だからわざわざ旅先に出て告白したのだと
辛そうに言いました。

私は妻に、ビデオは持っているのかと尋ねました。
驚いたことに、専務お気に入りの数本のビデオは常に
持ち歩くようにと言われていると答えました。

今も持っているのかというと、
妻は苦しげにこくんとうなずきました。
ビデオを見たいというと、
妻はお願いだから見ないでと懇願しました。

私は強い口調で、いまさら何が映っていようと
お前への愛情は変わらないよと言いました。
妻はためらいながらも荷物の中から
数本のデジタルビデオテープを取り出して手渡しました。

私は旅先での楽しい様子を録画するために持ってきた
デジカムにテープをセットし、
部屋に備え付けのテレビに接続しました。
まさかこんなことにデジカムを使おうとは
思ってもいませんでした。

最初のビデオには、どこかのホテルのような部屋で
専務をはじめ4人の中年男に責められる妻が映っていました。
日付は2年ちょっと前、結婚の1年前でした。
後ろ手に縛られ、縄で乳房をくびられた妻を、
4人がかりで攻め立てていました。
四つんばいになった妻を後ろから貫いているのは、
大手取引先の役員でした。
涙を流す妻にむりやり肉棒をくわえさせているのは
うちの会社のメインバンクの担当常務、
そして執拗に妻の乳房をもてあそんでいるのは
専務の派閥のNO2で私の直属の上司でした。

私は愕然としながら画面を見ていました。
妻は私の隣で画面を見ようともせずに
ごめんなさい、ごめんなさいと繰り返していました。

私はそっと妻を抱きしめましたが、目は画面から
離すことが出来ませんでした。
画面の中の妻は何度も、もう許してください、と
言っていましたが、逆に男たちの攻めは強まるばかりで
妻は涙を流して絶叫しながら
何度も絶頂に追い立てられていました。

2本目のビデオは、見覚えのある結婚式場でした。
そして画面に映し出されたのは
ウエディングドレス姿の妻でした。
私たちの記念すべき、結婚式の日のビデオでした。

改めてみても、花嫁姿の妻は美しいとか
そういうレベルを超越しているように光り輝いていました。

式が始まる前の控え室のようで、
専務が入り口に鍵をかけました。

ビデオを撮っているのは、直属の上司のようで
声がはっきり入っていました。

専務は妻のドレスをたくし上げると、
純白のパンティをぐいと引き下げました。
そして妻のあそこを、指で愛撫し始めたのです。
なんだ、もう濡れているじゃないか、
専務が妻を揶揄する、楽しそうな声が入っていました。

そして専務は妻に壁に手をつかせると
悠々と後ろから妻を貫き始めたのです。

私は再び愕然としました。
式には当然、妻の両親や親族もたくさん来ていました。
その場所で花嫁姿の妻を辱めていたのです。
妻はさすがに苦悶の表情を浮かべて泣きながら、
専務を受け入れていました。
専務も興奮していたのでしょうか、
あっという間に妻の中に放出したようでした。

そしてカメラを撮っていた上司と交代しました。
上司はきれいな化粧をした妻に、口で奉仕させました。
そして最後は専務と同じように、後ろから妻を責め
当然のように妻の中に放出しました。
妻は苦悶と愉悦の入り混じった表情で、荒い息を吐きながら
上司の放出を受け止めているようでした。

専務は、2人分の欲望を飲み込んだ妻のあそこに、
ピンク色のローターを押し込んでから
ぴっちりした皮のパンティをはかせました。
専務が手にしたリモコンを操作するたびに
妻の体がビクッビクッと震えていました。

私自身、幸福の絶頂にあった記念の結婚式は、
専務たちにとっては、歪んだ欲望を妻に吐き出すための
格好の舞台に過ぎなかったことが明らかになりました。

画面はやがて華やかな披露宴に移りました。
どうやらビデオをまわしているのは上司のようです。
式の進行に合わせて
弱だ、強だとささやくように入っている上司の声は
妻に仕込んだローターの
リモコン操作を示しているようでした。
華やかな披露宴の中で、妻は一人、
押し寄せる官能の波に弄ばれていたのです。

ウェディングケーキの入刀の場面では
入場の瞬間に弱のスイッチが入れられました。
そして、入刀です、の合図とともに強!という
上司の声が入っていました。
画面に捉えられた妻の表情は明らかに強張っていました。
隣にいる私は舞い上がっていて、
そんな妻の様子にまったく気づいていませんでした。

ふわっとしたドレスのスカートに包まれた中の様子は
画面からは分かりませんが、
小刻みに妻の身体がゆれているのは見えました。
祝福を受けて、必死で笑顔を返そうとする妻が、
とても哀れに見えました。
  1. 2014/09/08(月) 14:55:08|
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妻は専務のおもちゃだった 第4回

私との結婚も専務の命令だったと告白しました。
他人の妻になった女を弄びたいという、
ただそれだけの理由で。
妻も、最初は嫌々ながら結婚したといいました。
私に対しても、騙して申し訳ないという気持ちはあったが
愛情はなかったと正直に告白しました。

妻は結婚後も専務に度々呼び出され、弄ばれたそうです。
私たち夫婦に子どもが出来なかったのも理由がありました。
妻は結婚前から避妊リングを入れていたのです。
もちろん専務の命令で。
そしてつい一週間ほど前、
専務から自分の子どもを産めと言われて
避妊リングを外されたそうです。

そこまで言うと妻は大声で泣きじゃくりました。
私は頭が真っ白になって力なく妻を見ていました。

妻は泣きながら、もう私を騙すのは嫌だといいました。
私と暮らすうちに、本当に私が好きになったそうです。
男性から物のような扱いしか受けてこなかった妻にとって
私との生活は物凄く楽しかった、
そして専務から弄ばれるのがより一層苦痛になったと
切々と語りました。

妻は、自分にそんな資格はないけど
心から私を愛していると繰り返しました。
血を吐くような妻の告白に、私は打ちのめされました。

妻は、私への愛情が深まるにつれて、
私への裏切りを重ねる自分自身が許せなくなって、
何度も逃亡や自殺を考えたそうです。

妻はそこまで語り終えると、肩を落として
身勝手な私を軽蔑するでしょと、ぽつりと言いました。
私は大きくうなずきました。
妻はゆっくりと目を伏せると、
その場に突っ伏して激しく泣き崩れました。

私はそんな妻を優しく抱きかかえると
有無を言わせずキスしました。
妻は驚いて私を見上げましたが、激しく応じてきました。

私は妻にはっきりと言いました。
お前は私の妻じゃないか、私はお前を愛しているよ、と。
そして過去は過去として捉え、将来のことを考えようと。

妻は涙でぐちゃぐちゃになった顔に
信じられないといった表情を浮かべた後、
ぼろぼろと涙をこぼしながら、
何度も愛しているといいました。

私はそんな妻の告白を聞かされて衝撃を受けましたが、
私自身が妻にベタ惚れしていたので、
妻が正直に全てを話してくれたことの方が
私にはうれしかったのです。

私は妻への愛情を示そうと、
その場で妻を抱くことにしました。
愛のあるセックスで妻を包もうと思ったのです。
そうでもしないと、目の前の妻がいなくなってしまう、
そんな不安に駆られていました。

妻は、私が服に手をかけるとビクッと身を硬くしましたが
優しくキスすると全身の力を抜いて私に身を委ねました。
妻は私を裏切っていたことへの後ろめたさと、
秘密を告白して私に嫌われてしまうことへの不安が
ない交ぜになっていたのでしょうか、
全身で懸命に私に奉仕してくれました。

普段は私が先に達してばかりでしたが、
このときばかりは私も専務の影を吹き払おうと
懸命になって頑張りました。

その結果、私が終えるまでに妻は何度も
絶頂に達してしまいました。

私はぐったりする妻に、
全ての秘密を話しなさいと言いました。
何を聞かされても驚かないと思ったからです。

妻は私に抱かれながら
専務から受けた数々の辱めを
ぽつりぽつりと話し始めました。
  1. 2014/09/08(月) 14:54:01|
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妻は専務のおもちゃだった 第3回

温泉にでも行きたいという妻の願いを受けて
居間と寝室、そして専用の総檜の露天風呂つきという
ちょっと贅沢なコテージを奮発し、
1泊2日の温泉旅行に行きました。

書き忘れていましたが、妻は4歳年下で現在24歳。
すこしばかり中年太りの傾向が出てきた私と違い
妻のスラリとしたプロポーションは完璧なままです。

夕食後に私がウイスキーをちびりちびりやっていると
妻が思いつめたような顔で、私の隣に腰を下ろしました。
そして何か喋ろうとしたまま、言葉に詰まって
その場で嗚咽を漏らし始めたのです。

私はただならぬ妻の雰囲気に驚き、
とりあえずグラスを置いて妻をしっかりと抱きしめました。
妻はしばらくして、絞り出すような声で
ごめんなさい、ごめんなさいと何度も繰り返しました。

そして妻は意を決したように
ぽつり、ぽつりと話はじめました。
それは私の予想だにしなかった、驚くべき内容でした。

妻は専務の愛人、いや性奴隷だと告白しました。
女子短大に入学するために田舎を出てきた直後に
世話をしてくれるはずの専務に
強引に処女を奪われたそうです。
それからは、
暴力とセックスで専務に服従させられたと妻は語りました。
変態的な専務の欲望を満たすためだけに、
妻は風俗嬢もやらないような
あらゆる性のテクニックを仕込まれたそうです。
電車の中での痴漢プレイやSMも日常茶飯事で
少しでも逆らうと容赦ない暴力で従わされ、
罰と称して怪しげな媚薬でよがり狂わせられたそうです。

私は呆然とするあまり、
妻の告白をただ聞くだけしか出来ませんでした。
  1. 2014/09/08(月) 14:40:14|
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妻は専務のおもちゃだった 第2回

専務の紹介で初めて妻と会ったときは、
緊張でろくに会話も出来ませんでした。
専務が言うには奥手で男性に免疫がないという話でしたが、
なんでこんないい女がと、不思議に思いました。

妻は女優の奥貫薫さんによく似た、笑顔が可愛い美人で
スレンダーながらメリハリの利いた体型をしています。
そして、細やかな心遣いのできる心優しい女性でした。

何度かデートを重ねるうちに、私はすっかり
妻の虜になってしまいました。
彼女の笑顔が見られるなら何でもするぐらいの勢いでした。

私は一世一代の勇気を振り絞ってプロポーズしました。
妻は少し恥ずかしそうにOKしてくれ、
私たちは出会って半年で結婚することになりました。

仲人は専務が買ってでてくれました。
結婚式の時は、私は幸せの頂点にいました。
男性の同僚からは、徹底的に羨ましがられ、
幸せものめ~と噴水に投げ込まれたほどです。

結婚と同時に妻は退職し、主婦生活に入りました。
妻は積極的に私の世話をし、私も妻を大切にしました。
結婚から一年、子供にこそ恵まれませんでしたが
幸せを絵に描いたような新婚生活でした。
仲人の専務もちょくちょく我が家に遊びに来てくれました。
酒豪の専務と飲むと、私がいつも先に潰れてしまうのですが
珍しい酒を持ってきてくれるので楽しみにしていました。

のろけですが、私は夜の営みは妻に負けっぱなしでした。
妻のあそこは信じられないほどの名器なのです。
元来遅漏ぎみの私ですが、妻を相手にすると
まるで童貞の中学生のようにいってしまうのです。
それでも妻は、
「あなたが満足してくれるのなら、私はそれで満足よ」
といってくれます。
私にしっかり寄り添って眠る妻の幸せそうな
寝顔を見るのが、私の何よりの活力剤でした。

正直言うと、私は羞恥攻めとかもしてみたいのですが
聖女のような妻を見ているととても出来ません。

結婚から1年余りがすぎた先日、
珍しく妻が旅行に行こうと言い出しました。

そして旅行先で、
妻からとんでもない告白を聞かされることになったのです
  1. 2014/09/08(月) 14:39:17|
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妻は専務のおもちゃだった 第1回

結婚して1年余りが過ぎました。
私は、妻の抱えていた秘密の凄さにうちのめされています。
過去への決別と今後の参考になればと、書き込みます。

私は28歳、自分で言うのもなんですが、
とある会社に勤務する平凡なサラリーマンです。
私の会社は半導体関連製品を扱っていることもあって
業績はそこそこ伸びていますが、不況の波にあって
営業の私はいつリストラされるかビクビクしています。

とにかく上司の機嫌を損ねないよう、波風を立てずに
ノルマを淡々とこなす毎日です。
私は見かけも平凡で、無害を地で行くような所があります。
扱いやすい部下と見られたのか、営業出身の専務の派閥に
入ることになりました。といっても下っ端で会合の
セッティングなんかが主な仕事で
リストラに対する保険をかけたつもりでした。

ある日、派閥のボスである専務から声がかかりました。
専務は私に一枚の写真を渡し、
この女と見合いをする気はないかといいました。

その写真には、社内でも評判の
秘書課の美人秘書が写っていました。
私は専務の話をうわの空で聞きながら、はいといいました。
なんでも専務と同郷で、実家が近所にあり
学生時代から面倒を見ていたそうです。
自分の娘のようなものだと専務は言いました。

それが、今の妻との出会いでした。
  1. 2014/09/06(土) 10:51:16|
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妻が汚れてしまった 最終回

間をあけまして大変申し訳ありません。読んでくれていた方がいるのに、結論を書かないでいるのは失礼でした。
何しろ途中からは、現在進行中の問題ですので、思わぬ展開になると考えこんでしまい投稿どころではなくなるのも事実なのです。
なんと言っても、その思わぬ展開の最たる物が、子供達の種があやしくなってきたということでした。
家族旅行以来、DNA鑑定をしようかそれとも、はっきりさせないでいたほうが幸せなのか、その事で頭がいっぱいでした。
それもここにきて解消されました。子供達が、なんと私のブラシからの髪の毛と鼻をかんだティッシュで、鑑定を依頼したのです。それも海外経由だそうで私が聞いていた金額よりも3倍近い値段で10万弱もかかったそうで、もちろんその費用は出してあげましたが、くよくよ考えている親父よりも、しっかりした子供達でした。
結果は、幸いな事に、私が父親として否定できない確率は、99.999パーセントという外国経由のせいか、変な言い回しの回答でした。わかりずらいですが、私の子供ということですよね。
そして私以上に喜んだのは元妻でした。
「良かった、せめて子供達だけでも救われて、やはり重曹が効いていたんだわ」と意味不明な事を言い出しました。
重曹とは、どういう事だと尋ねると、結婚前におばあさんから、昔は自分の結婚相手を自分で決められなかった為、嫌な相手と結婚させられた娘は、子供が出来ないように、生娘でも重曹などを、初夜から毎回必ず、事の前にマンコにいれて耐えたそうで、3年も子供ができないと当時は、嫁ぎ先から帰されたらしく、ひたすら時が過ぎて離縁されるのを待っていた事も結構あったそうです。
この事を思い出し数回後からは必ず、中で出されても精子が死んで妊娠しないようにと、20年前の数年間複数の現場監督に仕事をまわしてもらう代償として、図面をもらいにいった時や、集金の時に、生でされていたので心配になり、監督に会う直前にオブラートに重曹を包んで、マンコの奥に押し込んでから監督の部屋に入ったそうです。
この結果が出て以来、元妻の表情が、明るくなり今でも私の妻のような態度が、時折見えるようになり、あげくのはてに離婚した私に向かっておとうさんなどと言う始末、夜になると和子さんと話し合っているのか、重なる事なく、かわるがわる私の布団にはいって来るようになりました。
前に書いたように、元妻のマンコは拡張肥大してしまっているので、私の太さ4.5センチ長さ15~16センチ程度のちんぽでは、長さはともかく太さがまるで足りません。ゆるくてピストン運動にならないのです。あまりにもゆるいので、あらためて最近自分のちんぽの寸法を測ってしまいました。笑い話のようです。
その為いつのまにか元妻のリードによる変則なSEXになりました。
前戯なしで、元妻自らマンコと尻穴にオロナイン軟膏を塗り、元妻の醜い体で、立ちの悪い私のちんぽを夢中でしごいたりしゃぶったりして、硬くなったらすぐに自分の尻穴をちんぽに近づけ押し込みます。さらに私の片手を取り指を数本マンコに、時には、手首まで挿入させ、またさらに、醜い黒い大きな乳首しかも数ヶ月にわたって勤め先にいる間乳首の元を縛られていたらしく乳首の元は先とは反対に異様に細くなっています。つまんでねじると取れてしまうような感じです。この乳首をいじめることを切望します。今更ながら、あの常務と部長に長期にわたってどのような行為をされていたか、もしくはしていたか、実感しました。
明らかに相手が男2人いる場合のSEXで、私一人で尻穴、マンコ、胸と3カ所も同時にしていますから、チンポに集中できずいつも、私は途中でいかないうちに萎えてしまいます。旅行以後の元妻とは、このような不発パターンでした。
でしたというのは、ただいくらオロナイン軟膏を尻穴に塗って挿入してもばい菌がちんぽに感染するのではと、心配して元妻に言うと、ゴムをつけると中に出してもらえないからと、ちんぽにもオロナインを塗りつけて「これで大丈夫だからね、部長も1回も病気にならなかったから。」この部長という言葉を聞いたとたん思わず元妻の顔を、平手打してしまいました。それ以来、もう2週間ぐらい私の寝床に入ってきません。
元妻はまだ、尻穴の中で、私に射精してもらう事を、あきらめていないようです。
元妻の前で、発覚以後1回も、射精しない(できない)のも私の意地で、元妻の中で射精したら負けのような気がしてなりません。
尻穴への挿入は元妻が初めてですが、チンポの元だけが締まるだけで、中は何の抵抗もなく空洞みたいで私自身、興味はありましたが、あまり気持ちのいいものではありません。
たださんざん、常務や部長に使い込まれた穴という先入観があるからかもしれませんが。
おかげで、この2週間相手は和子さんだけなので だいたい1日おきで、助かります。
いくら女好きでも、いれかわりたちかわり、ほぼ毎日は、さすがにこの年では、つらいです。
この次は 和子さんとの現在の関係と、部長に対して、ある理由の為この連休に、関係者が協力して、最後の制裁をした事を書いて最終にしたいと思います。
  1. 2014/09/06(土) 10:35:19|
  2. 妻が汚れてしまった・常陸の親方
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妻が汚れてしまった 第9回

今回の経過の中に、私の娘の事で、予想もしなかった事が、元妻の口から出てきてしまったので、あまりのことに、数週間続きの投稿を忘れていました。
元妻が急に家を出る気になったのは、和子さんと時々顔を、会わせているうちに話すようになり今では友達のような関係で、何でも話し合える仲になっているとか。
お互いに、友達とも疎遠になり話し相手もいない状況らしかったのです。
私が、未だに和子さんに対して、手も触れない事を聞いて、私をいつか許してくれるかもしれないという希望を、あきらめたという。
元妻は、20年以上も一緒に住んでいたのだから私の気持がわかる、未だに何もしないということは私が、和子さんに好意をもっているからだと言う。これまでの私の性格なら、ただの浮気相手への報復としか思っていなければ、さっさと事を済ませて追い返しているはずだという。
実際20年ほど前に仕事をよくまわしてくれた現場監督が、都合で妻だけ忘年会に出席させた時のこと、今後も仕事がほしければ抱かせろと妻を説得したらしく、危うく旅館の奥座敷で犯されそうになるところを、職人仲間の、奥さんがくどかれていて危険だという電話で、危機一髪の所へ踏み込んだ(当時はそう思っていました)ことがあり、その時は監督の奥さんが我々職人に対してこれまで、見下したような態度で接していたので、迷うことなく、この事を会社に私が直訴するか、監督の奥さんを、償いに私の自由にさせるか選択させたところ、結局奥さんを監督が旅館に呼び出し、償いとして監督と忘年会に参加していた職人の前で抱いたこともありました。抱いたことよりも、監督が気位の高い奥さんを、私に抱かれてくれと必死に説得している時のほうが、私には興奮したのを覚えています。
この時の妻は、旅館を飛び出したまま数日行方不明でしたが、この時は私の仕事の為に、体を投げだそうとした妻に対して、怒りよりもつらい思いをさせて申し訳ないという気持のほうが強く、以後このことには一切触れず封印して今日まできました。
元妻は、和子さんも私に好意を持っていることがわかり、和子さんもいい人なので、私の事をこの先よろしくとお願いしたそうです。
どうりで和子さんが、先日私に本当に私の女になりたいと積極的にせまってきた理由がわかりました。
しかし和子さんは、本当に私を愛しているのではなく、ただ好意程度の感情だが、とにかく頼る人が欲しいという気持からの言葉ではないかと思っています。
私の立場から言えば、元妻に対して余計なお世話だと怒鳴りつけるのが普通でしょうが、自分が現在最低の状況にありながら、まだ私の今後の身の回りの心配をしているのを知ってしまい、複雑な思いでした。
私は元妻に「和子さんもあいつに体を、いたずらされているらしい。」
元妻「知っています。心配しないで大事な所はきれいだから。私みたいな醜い形してないから。」
私「何で知っているんだ。」
元妻「お互いに自分の事を何でも話しあってすべて知り合っているの。まるで親友みたいな関係なんです。いたずらされたという体も見せてもらったわ、ちょっと見たくらいでは、隠れているから、何をされたかわからないわよ。」
私「隠れているってどういう事?」
元妻「毛に隠れていて見えないのよ。彼女以外と毛が濃いから。」
私「なんだかわからないが、それは和子さんと関係をもつことがあればわかることだ。」
この日は、途中で事務所から呼び出しがあったので、このような会話でおわりましたが、大晦日に、洗面所で偶然に会ったので、何日か前に娘に言われたことが気になっていたので、思い切って元妻に、ただしました。
私「最近娘に、本当に私お父さんの子供なのと、気になる事を真面目に聞かれたよ。娘は今までに何かそう感じさせる事があったんじゃないか。私の頭からずっとはなれないんだ。思い切って聞くが、まさか20年前の監督の種じゃないよな。時期が一致するんだよな。あの時、間に合ったと思っていたが、以前からあいつに体を仕事と交換に提供していたんじゃないだろうな。もしおまえが、私にこれまで言えなかった事があればすべて話してくれないか。
一生、子供の人生を左右する大事な事を隠し続けて苦しんで、これからのおまえの人生も棒に振るつもりか。
私も今から怒ってもどうにもならないし、すでに離婚もしている。私が何も言える立場ではもうないが、子供の出生に関することだけはべつだ。おまえが何もないと言うなら、それはそれで信じるしかないが、娘にとって人生の基本の問題だ、この事だけははっきりさせておかないと、あとで検査などでわかったら本当に、ただではすまさないからな。」
私がここまで言うのは、気にかかることが数年前にあったからです。それは父の肺ガンの手術の際に、医者から、輸血用血液は用意してあるが、静脈に近い手術だから万が一の為に、ここにいる親族の方の血液の検査をしておきたい、そのような話があると元妻は、家に誰もいないのは不用心だからと、急に娘を家に帰してしまったことがあったのです。
それまでの明るい表情で話していた元妻が、真顔になりました。
元妻のこれからの言葉が、私のこれまでの人生最悪の瞬間でした。
元妻「正直言って、私にも誰の子かわからないんです。でも良夫(息子)は、間違いなく貴方の子よ。」おそらく相手も血液型は、私と同じA型だったのでしょう。
私「誰の子とはどういうことだ、一体何人の男と関係してたんだ。」
なぜか監督と関係があったということには、やはりそうだったかという感じで、あまり驚きませんでした。 
私の胸の中におそらく関係したかもしれないという気持ちが当時からあったのを押さえていたんだと思います。
この後話を続けていましたが、要するに、初めての時はこれ1回我慢すれば、これからずっと仕事がもらえると思って体を提供したそうです。しかし仕事をくれるたびに図面を取りに来いと呼び出され、そのたびに、いつも机に手をつかされて、下半身だけ下着をおろされ、後ろから無理矢理入れられて中で出されたまま、下着を上げられ、すぐに帰されるのが習慣のようになってしまって、あの時の忘年会の時まで、仕事をもらうたびに、続いていたらしく時間的には15分程度だったそうです。
このように仕事と引き替えに女を要求する事は、当時この業界では珍しくない事でしたが、まさか自分の妻の体が、仕事の見返りの上納品になっていたとは、それも同じ監督に長期間あの忘年会の時まで、気がつかなかった私もとんだ間抜けでした。
もしかしたらと思った時があったにしても、ほとんど生でされていたこと、同じ監督に長期間性欲処理用に、物同然に扱われていた事、そしてなによりも娘の種が誰だかわからないという事が、なんとも言いようのない、震えがくるほど怒りを覚えました。
自分の妻が、公衆便所同然に使われていたとは。
復讐するべく、うちの若い者を使って、その日のうちに監督の現在の居場所を探させたところ、数年前に、叔父の借金の連帯保証人になっていて、叔父の設計会社が倒産した時、監督一家は、夜逃げしてしまい借金取りのその筋から、日本中逃げ回っているとか、捕まって拘束されていると言う話を聞いてきました。
あの忘年会の時は、未遂で済んだのに、監督本人と忘年会に出席していた職人の前で、監督はともかく、罪のない奥さんを辱めてしまい、それも怒りのあまり妊娠するかもしれないのに生で行為をしてしまい、反省していましたが、今思うに当然の報いだったとむしろ、結果的に多少なりとも復讐ができていたのでした。
話が別な方に飛んでしまいましたが、私にとって今度の事よりも、むしろこの20年前の真実が、はっきりしてしまったほうが、数倍ショックでした。過去20年の妻との生活は元妻にとって秘密と嘘のかたまりだったようです。もちろん初めは私たち夫婦の、会社設立という夢の実現の為に体を犠牲にしたのでしょうが、そのうちにそれを自分に対しての口実にして、快楽を楽しんでいたような気がします。
こうなると、今の私があるのは、元妻の肉体営業の力があったのも否定出来ません。
私が思うに今回の出来事は、この20年前から情もなく公衆便所や物のように長期間扱われた経験(恐らくこの他にも複数の会社に、肉体営業をしていた様子です)が、潜在的に体に、いじめられる快感を植え付けられたのか、とも思いました。
ゆえに、ますます元妻を、許すことはできないが、家から追い出しがたくなったのも事実です。
新婚の頃に、父親と2人になったとき女房が1回でも、他の男と寝たらその女房は、すぐに捨てろ、その時は反省しても必ずといっていいほど、また繰り返すからなと言われた事を思い出しました。
娘に対しては、鑑定をすれば、わかることですが、去年、母親のあられもないビデオを、怒りの勢いで娘に、見せてしまったのでこれ以上、母親が20年も前から、仕事の為に
(そう思いたい)体を複数の会社に売っていたので、誰の子かわからないなんてとても言えません。
それでもこの事は、とりあえず胸にしまって正月は、例年のように何も知らないで旅行を楽しみにしている両親たちの為に、元妻及びその両親、和子親子そして私の種であることを祈る娘息子、私の母親、総勢9人で箱根の温泉に行ってきました。
皆さんから見ると、おまえはいったいなにを考えているんだと、いわれそうな行動でしたが、楽しそうな年寄りの笑顔だけが救いの、異常な顔ぶれの旅行でした。
  1. 2014/09/06(土) 10:33:48|
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妻が汚れてしまった 第8回

年末になり元妻の両親から電話があり、今年の正月はどこの温泉に行くのかと聞いてきました。毎年両方の親を連れて家族で温泉で正月をすごすのがここ15年ほどの慣例になっているので両親も楽しみにしているようでした。
先日、娘(元妻)が来た時に聞いてもまだわからないと言っていたからという。
私は驚きました。まだ元妻は、親に離婚したことを話してないのだろうか。
そういえば私も元妻の両親に事情説明の挨拶に行っていなかったのです。大変非常識な事をしてしまいました。
ここ2週間ちかく同じ屋根の下にいながら顔をあわせていないのと、娘が土曜日の夜中、あの人(元妻)の様子が、おかしかったと聞いていたので、思い切って部屋をたずねました。
襖を開けたとたん一瞬の沈黙の後、元妻が抱きついて泣き出しました。
私「何があったんだ。それに君は離婚したことを親に言っていないのか。」
元妻「すいません。先日親に言おうと実家に帰ったけれど、言わないうちに毎年の正月の温泉旅行を楽しみにしているのを見て、言い出せなくて帰ってきました。うちの親の楽しみは一年でこの旅行だけが楽しみなんです。」
私「他に何かあったのか。」
元妻「言ったら怒られます。」
私「怒るわけないだろ。私たちはもう他人だよ。君がなにをしようと何も言える立場じゃないよ。」
妻「じつは、会社で社長がきて、常務や部長がいるときのように君だけに特別に普通のパートの倍もの時給は、他の社員の手前もう払えない、来年から通常賃金にもどし毎月10万程度になるといわれたの、ここを出ていったらアパート代と通勤の車の費用を考えるとこれから生活出来ないし、このままここにいつまでもいられないし、思い切って本番なしという風俗店に面接にいったの。月20日出勤で裸で客と対応するけど本番は店が責任をもってさせないし守ってくれるし、給料も30万保証だっていうことだったの。面接で裸を見せてくださいといわれて、下着をとったら店長は、うちの店は、ハイクラスの店なんだ失礼ですが、そんな体では店に出せない、店の品格が落ちてしまう。その代わりうちの系列のSMクラブを紹介する、奥さんにぴったりの職場だよといわれ、とりあえず1日働いてみてよければ週1回土曜日の夜6時間働いて日払いで5万で、ただし最初の1日でいやでも、その1日は最後まで働いてくれなければパーティが台無しになってしまうからねといわれ、土曜日に行ってきたんです。そしたら部屋の真ん中に裸で大の字に柱に鎖で縛られ10組ぐらいのカップルにかこまれてさらしものにされたんです。
みんな穴のあいたアイマスクしていて私だけ顔も体も丸見えで、司会者に堕ちるとこまで堕ちた人妻の姿です。好きなように料理して結構ですと私を紹介したの。
みんな汚い物を見るように私をいじめだしたの。大きい変な乳首だとひっぱったり、エアガンで乳首をねらったり、ゴムではじいたり、穴をあけられたあそこに衣紋掛けをかけられたり、おもりをぶらさげられたり、女性に小指を両方に通されて、左右におもいきり開かれておまんこの穴がすごく大きいとみんなに笑われて色々な物をいれられて5時間以上も辱めをうけたの、すぐにやめて帰りたかったけど縛られているし、途中でやめると損害を請求するといわれたし、死にたいほどつらかった。
本当に私は堕ちてしまったと思った。もしあの客の中に私を知っている夫婦がいたらどうしようと思うと怖かった。」
私「君はまだ体を使うのか。あの会社であれだけの目にあいながら、それとも、あの行為を体が忘れられないのか、知っている人に見られなければ体をさらしてお金を稼ぐのが平気なのか。体をさしだしてあの時は会社では給料も人より多くもらえたし地位も上がったかもしれないが、それで何が残った、汚い体と身内や世間からの軽蔑の目だ、それがまだわからないのか。おそらくそのパーティもどこかでビデオで撮られている、せっかくこの前のビデオや写真を回収したのにいったい何をしてるんだ。あの時はアイマスクをしていたが、今度は顔も体も丸出しか、今回は相手が相手だ。回収なんておそらくできないだろう。マニアにビデオが販売されるのは目にみえてる。おまえは、やつらにはめられたんだよ。両親が知ったら死ぬほど嘆き悲しむだろうな。ビデオか写真知らないが、知り合いの人たちの目に触れない事を祈るだけだ。」
本当に参りました。女の方は2人ともとりあえず落ち着いたと思い、例の元部長と元常務に償いをさせる準備をしているところだったのに。
しかし、もう他人とはいえ、20年も暮らした女だまだ情は残っている、このままほっておくと、本当に堕ちるところまで堕ちて足が抜けなくなりそうで心配です。
なぜ急にお金を稼いで、この家を出る気になったかは、聞きましたが、長くなるのでこの次にします。
  1. 2014/09/06(土) 10:32:49|
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妻が汚れてしまった 第7回

奥さんは、もうすぐ離婚が成立すると、私に報告にきました。意外にもあっさりと旦那が承諾したそうです。その事を奥さんは、報告する為に社長に会いに行って、聞いたそうです。
社長の話によると旦那は、本社部長から海外支店長代理に格下げして、給料も30万ほどに減俸したそうです。
しかし旦那は、性懲りもなくあちらで、すでに中国女と住んでいるという報告がはいっているそうです。あちらでは15万もあれば女を囲って楽に生活できるそうで、社長は解雇しようと考えましたが、解雇すると奥さんへの仕送りもできなくなると思い仕事はちゃんとしているので思いとどまったということです。
どうりで簡単に離婚に同意したはずです。まったくどうしようもない男です。
奥さんも最後の最後まで裏切られたとくやしがっていましたが、「すっきりしました。これからは奥さんと呼ばず和子と呼んでください。私は親方の女ですから、奥さんとか鈴木さんではおかしいと思いますから」と怖いくらい積極的になってきました。
私はこの辺ではっきりしておかないとまずいと思い「それじゃ和子さんこれからの事をはっきりさせておきましょう。でないとお互い、どのように接したらよいかわからないのでお互い本音を出し合いましょう。」
和子「そうしてください。なかなか親方が私に触れようともしないので、どうしてよいかわかりませんでした。遠慮しなくてもいいんです。覚悟しておつとめさせてもらっているのですから。それに私、親方が思うようなきれいな女ではないんです。離婚を迫った時、あの人にその体で他の男と幸せになれると思うなよと言われました。私も奥様の体のいじられ方とはちがいますが、普通の体ではないことを前もってわかっておいてください。ですから親方にどんな事をされてもこれ以上悪くはならないんです。普通に再びしあわせな結婚はできないような、人には見せられない体なんです。」
私「離婚が成立する以上、和子さんがあの男の為に体を、たとえ、失礼ですが醜い体でも私に自由にさせる必要はないのではありませんか。これ以上の屈辱はつらくありませんか。私は娘さんに今度の事を話すような男ではありませんよ。もちろんその場合は、あの男には、会社からの処分はでてますが、私からもなんらかの償いはさせるつもりですが。正直私は、和子さんが思いやりのある優しい人だとわかり、そんないい人を汚すことはできないと悩んでいたのです。もしそんな事をしたらあの男たちと同じになってしまい、娘に会わせる顔がなくなってしまう」
和子「やっぱり親方は思っていた通りの人でした。うれしいです。私は親方が仕事上怖い感じですが、やさしい人だとわかっていました。だから親方のような人なら身をあずけても後悔しないと思ったからきたのです。ですから気にしないでください。親方が相手なら屈辱どころか今までの生活よりずっと幸せ感にひたれると思います。ひとりの女として親方のお世話をしたいんです。尽くす人がほしいんです。あの時はこんな変態夫といるよりは、すこしのあいだでも親方と一緒のほうが、まだましだと思ったのですが、今は親方のそばにいたいんです。ご迷惑であれば、表には出なくてもかまいませんし、ただのまかない兼事務員でもいいんです。こんな事を言える立場ではないのにすいません。親方が、離婚されたとお聞きして本当の気持を言ってしまいました。」
ということで私は、元妻と愛人志願の奥さんどちらを見ても、まともな肉体を持った女ではない環境の中に一ヶ月ちかく置かれているのです。ただ奥さんの体は、まだ拝見していませんが、元妻のようなまともなセックスができないようなマンコでなければいいのですが。近いうちに何か用を作って、奥さんを会社から連れ出し変態行為ではなく、ノーマルなセックスをしてみるつもりです。ちんぽがしぼむようなひどい体でないことを祈るだけです。
なにせもう何ヶ月も、元妻の、見るも無惨なおばけマンコしか見たことがないし、セックスもしていないのです。本当に女運に見放された感じです。私の前に現れる女は汚れて傷物ばかりです。
  1. 2014/09/06(土) 10:31:30|
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妻が汚れてしまった 第6回

とうとう部長の奥さんが来社しました。さすがに思い詰めたようでしたが、キリッとしていて表現は悪いですが、上等な女という感じでした。
とりあえず事務所の奥へ通して座らせました。緊張しているのがわかりました。
私「奥さんは、これから毎日どのようなことを、されるのかおわかりになって来られたのですか?」
奥さん「はいわかっているつもりです。」
私「妻のような体になってしまうかもしれないんですよ。奥さん、そこまで旦那さんにかける価値がありますか。」
奥さん「主人のためではありません。子供の為です。娘にはせめて大人になるまで主人の恥を知られたくないんです。今が一番難しい年頃なんです。」
私「旦那さんが、奥さんに今回の事を、絶対妻を犯してないと言っているとおっしゃっていましたよね。その言葉信じていますか?」
奥さん「信じています。あの様な主人ですが、私に嘘はこれまでついたことがないと思っていますので。ただ今は、もう愛情はありません、まだ夫ですが他人とおなじです」
私「私もでした。妻が一線は越えていないとの言葉を信じようと思い、娘がせめて結婚するまでは耐えようとする考えも残っていました。ところが先日社長がみえて、常務の奥さんから預かったというこのビデオや写真を見て、とうとう離婚届を衝動的に出してしまいました。奥さんも、ここでこれから、このビデオを見てください。その後でもう一度本当に、子供の為とはいえ、あんな男のために体を汚していいのかお聞きします。」
私は奥さんに、このように話をして現場にでかけました。
お昼に事務所に帰ると奥さんが、食事の用意をして待っていました。
奥さんは私に「二、三日時間をいただけないでしょうか。弁護士に相談してきます。私も離婚する決意がつきました。私も嘘を最後までつかれていたようです。話がもつれたときはこのビデオを、貸してください。表には出しませんから。それから離婚したら今のマンションの家賃はとても払いきれないのでこの近くで安いアパートがありませんか?」といいだしました。
私は、なんで妻の淫行の相手の奥さんの面倒をみなくちゃならないんだと思いましたが、やった方やられた方の差はあるにせよ、お互いに被害者なんだと思うと、ほってはおけませんでした。つい言ってしまいました。
「うちの会社の職人の宿泊棟の一角に、まかないさんが住んでいた部屋がある。うちの会社にいる間は、そこでよければ住んでもいいですよ。ただ周りが元気のいい男ばかりで心配です。妻がするようになる前の、住込みのまかないさんは六十歳ぐらいの人でしたが奥さんは美人だし若いそれに奥さんが、会社に来た理由を彼らはおそらく旦那さんの不始末を、奥さんが体で、私に償いにきたと察していると思います。なかには奥さんは体を簡単に許す女と勘違いする者もいるかもしれない、なにせ彼らは、物事を深く考えられないやつばかりで、思うとすぐ行動してしまう。」
奥さん「それは困ります。娘もいるしどうしたらいいでしょう。」
私「安心して生活していくには、今考えられる手は一つあります。私が彼らに奥さんを、今日から私の女だと紹介することです。そうすればまず絶対に、姉さんといって慕うことはあっても手を出すことはないでしょう。もしこの案に抵抗があるならどこかのアパートを探したほうがいいと思いますよ。」
奥さん「それで結構です。どちらにしても私は、当分の間旦那さんの思うままに任せる立場ですから。ただ娘には絶対わからないように、それだけ考慮してください。それで家賃はいくらほどですか。」
私「自分の女から家賃をもらうわけにもいかないでしょう。そのかわりうちの若い者に、朝食だけ作ってもらえませんか。食料費は会社で出しますから。今まで妻がしていましたが、まだ行き先が決まらないので家にいますが、離婚届を出した以上やらせるわけにもいきませんので。」
奥さん「喜んでやらせていただきます。私の仕事が一つでもできてうれしいです。」
ということで、うまく事がすすみましたが、私の娘にうまく訳を話して、役員たちと同じだと誤解されないように、しなければならない事と、元妻の生活が気になります。
生活時間帯がずれているので同じ屋根の下に住んでいても顔を合わせることはあまりありませんでしたが、台所は娘が、がんばっているのではいれませんが、トイレ風呂も使っている様子がなかったのです。
私は気になるので、帰りを眠らないで待っていました。
そして私が顔を見せると、申し訳ないような態度で「ごめんね。アパートをさがしているんだけど、私の収入ではなかなか借りられる所がなくて、もう少し置いてもらえない。なるべくあなたの目に触れないように生活するから。」
私「だからトイレも風呂も使わないでいるのか。私はおまえに、意地悪をしたいとは思ってはいない、それどころか心配しているんだ。私に悪かったと思う気持ちがあるのなら、私に心配かけるな、今日からこの家にいる間は自由にトイレ風呂台所を使って生活しろ、娘には話しとくから。わざわざコンビニのトイレになんかに夜中にいくな。誤解するなよおまえを許した訳じゃないからな。」
彼女は、涙を流しながら、すいませんと私の下半身にすがりつきました。
ここで彼女を抱きしめたい衝動にかられましたが、ここで抱きしめてしまったら複雑な関係になってしまうような気がして思いとどまりました。
その為、私を中心に元妻、娘、奥さんとその娘の普通では説明のつかない生活が、始まっています。
ただ不思議に思えるのは、奥さんも離婚するのであれば、もう私に体を提供するなんていう約束にこだわることなく、私の知らない所へいけばいいのに、それでも私の元に住むというのですから変ですよね。
だんだんに奥さんの本当の気持を、聞き出そうと思っています。
  1. 2014/09/06(土) 10:30:24|
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妻が汚れてしまった 第5回

私はその夜、社長の持参した例のテープや写真を番号通りに見続けていました。どちらも初めからではなく部長が加わってからのものでした。
やはり妻はアイマスクをされており、素顔が出ているものは今のところありませんでした。しかし知人や親族がみればすぐにだれであるかわかるものでした。
しかし程なく私にとって決断をさせるに十分な画面が、あらわれました。もちろん会話も聞き取れます。部長がアイマスクをさせて、手で足を抱え込むようにして縛られ、割れ目を丸出しにされている妻にバイブ、野菜、ソーセージそしてなんとちんぽを、かわるがわる入れて「これなんだ?」と質問しています。妻はそのなかで、なんと「おちんちん」とはっきり答えています。そうです妻ははっきりと部長のちんぽが、挿入されたことを認識していたのです。
もっと悲しいのは、部長が妻の尻の穴に入れるようになったのは、私への気遣い(数日前の妻の告白です)ではなく妻のあそこを、堅くならない常務のために拡げてしまったので自分のちんぽがゆるゆるで快感がないので尻に、というのが真相のようでした。
常務の挿入も確認できました。だらんとした柔らかい結構大きいちんぽを手で添えて妻の大きく拡がったままのあそこへ、挿入というより差し入れてるようでした。
おもしろいのはあれだけゆるゆるでも、空気が邪魔して入りずらいみたいで、時折指も差し込んで、ちんぽの脇に隙間をつくって空気を抜きながら柔らかいちんぽを、押し込んでいます。音もプシュプシュと聞こえます。
元まで入ったところで生意気にも、ふにゃちんでピストンしてます。ゆるゆるだから出来るのでしょう。この頃は、まだ穴はあいてはいませんでした。
さらに、私の怒りに追い打ちをかけたのは、常務が、ふにゃちんを抜いたと同時に白い液体も流れ出ました。なんとあの、ふにゃちんで射精中だし、していたのです。
妻は中だしされたのを知っているのだろうか。あれほど拡張されたまんこです。感覚がないのかそれとも、妊娠は絶対しないとわかっているから黙っているのか。
おそらく、部長にも拡張前にさんざん中で出されていたのは、想像できます。
この時点でビデオを見るのをやめました。興味本位で楽しみにしていましたが、妻の嘘がはっきりした事により怒りで興味もさめました。
妻の今度の事を、時間をかければやり直せるかなとも思い始めていましたが、最後まで嘘をつき通した妻に対して、怒りを押さえることができず、一気に行動に出ました。
始めに一番つらいことを決行しました。それは、娘にこのビデオを見せて離婚のむねを伝えました。娘にはきれいな母親としておきたい気持もあったのですが、一生嘘をつくより、もう大人ですので真実を知らせて娘の行動にまかせました。
娘は涙もみせず「もう最低、あの人とはもう他人にして」と言って部屋に戻っていきました。
この時も妻は、まだあの会社に夜間シフトで出勤しています。どのような顔して会社にいるのか今どの部所にいるのか興味はもうありません。
次の日、離婚届を提出しました。
十一月一日がきました。元妻に「もう会社に顔をみせなくてもいいから、自分の行き先を考えろ、私の部屋でこのテープをよくみるんだな、これをみれば私が行動にふみきった理由がわかるよ」とビデオテープを渡しました。妻の体全体が震えていました。
その結果、部長の奥さんと私と二人きりの会社での対面となってしまったのです。
  1. 2014/09/06(土) 10:29:17|
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妻が汚れてしまった 第4回

今日、本社の社長から電話があり、会っていただけないかという話でした。こちらの工場へ妹から事情を聞いて調べに来たというのです。はじめは何の事か理解できなかったのですがなんと常務の奥さんは社長の妹だったのです。
電話があって三十分ぐらいで私の会社に来ました。話では「妹に若い頃、常務との縁組を勧めたのも社長で、妹に大変すまない事をしてしまった。まさかあのような性癖があるとは夢にも思わなかったのです。妹から話を聞いて本人にも確認し旦那さんがおっしゃるように写真のデータが入ったCDとビデオテープも取り上げお持ちしました。
大変失礼と思いましたが、一部中身を拝見させていただきました。怒らないで聞いてください。拝見して気が付いたのですが、奥様は嫌がるそぶりも見せず楽しそうに進んで二人の行為に応じています。後半は確かに嫌がってる様子も読み取れます。
旦那さんお願いなのですが、実際この写真やテープを証拠に提出しても奥様がこれだけ協力的に行為を受け入れてる場面が多いと、一方的に被害にあったとは判断されないと思います。しかし私にも旦那さんのお気持ちは、男として夫として、よく理解できます。どうでしょう私に常務と部長の処分を、おまかせいただけないでしょうか。
妹も常務とはすぐにでも離婚したいとすでに私のもとへ身をよせています。私としても会社の名誉を傷つけられ妹を不幸な思いをさせた事にたいして非常に腹がたっています。私個人としてもあの二人には、これからの人生が、路頭にまようくらいの処分をするつもりです。
それから妹と部長の奥さんのパートの件ですが、妹のほうなんですが、離婚するつもりですし常務はどうなってもかまわないと言っています、私も妹がそのように決心していますので常務は、離婚後会社から、ゴミのように捨てるつもりでおります。写真やテープも妹が必死の思いで常務から家中を探しまわって私の所へ持ってきたのです。御勘弁願えないでしょうか。
ただ部長の奥さんの場合は夫にはもう愛はないが、子供の為にもう少し大きくなるまで、片親にしたくない、自分がどうなっても子供たちに父親の事を知られないで離婚しないで正当な理由をつけて別に暮らしたいということなので、部長は、野菜買付担当として中国へ長期にわたって単身赴任させます。給料も大幅に減俸します。変な話ですが給料が減った分、旦那さんの会社でパートで旦那さんの希望されることは何でも受け入れるが、仕事も一生懸命して役に立ちたいと言っていますので、何とかこれでお気持を収めていただけないでしょうか。
それから失礼ですが、ここに三百万円ございます。これは私からのお詫びです。旦那さんが、奥さんをお金で売ったように思われるならば、これからの奥さんの出直しのたしに奥さんに差し上げてください。」と一気に話し終えるとお金をテーブルの上に差し出しました。
私は、この話を聞いた時は、正直神に感謝したい気持ちでした。
役員たちを、私の手ではなく、社長自身が私が納得できるような処分をしてくれるし、感情が高ぶるままに、先日言ってしまった二人の奥さんのパートの話も、えらい事になったへたをすると、私もやつらと同じになってしまうと悩んでいたのです。
とりあえず常務の奥さんをパスできます。なんせ六十前後のばあさんに近い年齢です。とても不謹慎ですが裸でさえ見たくありませんし、あまりにもふびんすぎます。
部長の奥さんは四十前後の品のいい大柄な体ですが美人です。しかし不安もあります。
自分から進んで私の元へ来るということは、もしかして彼女の術中にはまってしまったのではないか。彼女自身、もしかしたら期待をしているのではないかとも思えます。
とにかく私は、社長の提案を受け入れることにしました。
これで後の問題は、妻の処遇と部長の奥さんです。この二人の問題が一番難問だといえますが。
私は、今ある事を考えています。それは部長の奥さんと私が密室で例の行為をしようとしても、私には経験もないし犯罪性も否定しきれない、それならば、妻をまじえて三人で話し合い確認書をかわして三人で行為に及ぼうと思っています。妻はある意味ベテランです。妻はもう元には戻れない恥ずかしい体です。それならもうその道に私の管理するなかで、この場に限って続けてやらせようと思っています。
元の綺麗な体に戻れないなら毒をくらわば皿までの覚悟で、おそらくそれで、私と、とりあえず離婚が先にのびるか、ずっと居られるかもしれないという期待で同意するでしょうし、私の公認の行為であれば、妻自身心配する事なく快楽にひたれるでしょう。
たとえ妻の体が、もと通りになったとしても、私の心の傷は一生治らず、妻を愛していても、を完全に許す事は無理と思います、私にとって夫婦でいることは、葛藤と忍耐の連続なのです。
私は、奥さんたちには半年程度のパートのつもりでしたが、部長の奥さんの様子は、社長の話だと、妻が受けた同じ責めは受けるつもりだが、仕事も一生懸命して給料もちゃんともらえるようにしたいらしい。旦那は、長期的な単身赴任になるというよりも、退職まで日本に戻さないでほしいと、社長に奥さんが頼んだらしいので、半年どころか何年も居座られる気配がする。まさか妻の相手に償いをさせて給料が減った分奥さんに私が給料として与えるようになるとは皮肉なものです。
しかし期待と希望もあります。愛が断ち切れない妻と美人で品のいい人妻が、この先少なくても何年も相手の希望で、私の物になり自由にできるのです。これなら犯罪ではありませんよね。
十一月一日が、待ちどうしくなりました。
社長が持ってきた、大量の写真やビデオを見るのもこれからの夜の楽しみですし、これらを見ている私に妻が、何と言うか反応も楽しみの一つです。
やっと私にも明るい光が見えてきました。
ここまでの所暗い話で、皆様の趣味に合わなかったと思いますが、これも途中経過ですので、勘弁してください。この次は皆様のご希望の展開になるような気がしますし極力そのような方向にいかせるようにしたいと思います。私自身もそれが希望であり目的になりつつあるのです。
  1. 2014/09/06(土) 10:28:14|
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妻が汚れてしまった 第3回

役員夫婦が来る日が決まったので、とにかく妻に離婚届に記入するようにせまりました。妻は「何で離婚しなくてはならないの、今まで以上に一生懸命あなたに尽くしてきたでしょ。私は今のあなたは怖いけど今でも好きよあなたなしで生活するなんて考えられないわ。本当にあなたを裏切ってないのよ。神に誓って二人とは肉体関係はないわ」と言ってがんとしてボールペンを握ろうとしません。私は「最近は確かに良くやってくれているしかしその間にもやつらとあいかわらず行為をしてたろ。つくせば何をやってもいいと思っているのか。入れた入れないの問題ではない。他の男に体中を好きなようにいじくりまわされたあげくに胸や尻やあそこまで人には見せられないような醜い形にされて尻穴にちんぽまで入れられて中で出されてそれでも不貞をしていないというのか。おまえは今でも私を好きなのではなく私の収入が好きなのだろ。私といれば何の不自由もないものな。まだ自分のしたことに後始末ができないのなら私にも考えがある、最後までこれだけはしたくなかったが、娘ももう大人だこれまでのことをすべて話す。お前の醜い体の事もすべてだ。おそらく娘は君を軽蔑して一緒にはもう住んではくれないし、お母さんとも呼んでくれなくなるな。それでもいいんだな、おまえはなにも悪い事をしてるつもりはないらしいからな。その道理が娘に通るかためそうじゃないか」妻は卑怯なやりかたと怒りましたが、しぶしぶ記入しました。いつ役所に出すのと泣き顔で聞くので、「証人にも記入してもらわないと提出できないからすぐとはいかない。とりあえず今からおまえは私にとって妻ではなく家政婦か同居人だ。これから私に嘘ついたり私の言う事を聞かないで不愉快な態度を見せたりしたら、即座に離婚届を提出するし出て行ってもらうからね。決着がつくまで当分の間おまえの部屋は奥の六畳だ、今日中に必要なものを移動しろ、次の仕事と部屋が見つかるまでここで生活させてやる。これが長い間一緒にくらしてきたおまえにたいする最後の愛情だ。別に今まで通りあいつらのいる会社を辞めないでおもちゃにされていてもかまわないんだよ。もうおまえは私の妻ではなくなるんだから君の自由だ。でもあの常務と部長を、私が会社に直訴や告訴した後、会社は懲戒免職にすると思うけどね。いやしてもらう。退職金もほとんどもらえないだろう天罰だね。おまえも財産の取り分を請求するならしてもいいよ。その代わり私もおまえにたいして慰謝料を請求するから。おまえが納得できないなら裁判で決着をつけよう。そのほうが公平だろ」このような我が人生で最悪のつらい会話でこの日は終わりました。銀行郵便局関係のカード口座などすべて私本人でなければ下ろせないようにしました。これで妻は私のお金は一銭も自由にできません。使えるのは体をおもちゃにされて稼いだこれまでの蓄えだけです。それも私に隠れて高価な派手な下着や化粧品を買っていたみたいですので、たいした蓄えもないと思いますが。
次の日が役員夫婦の来る日でした。夜の七時以降と指定したのは、部下たちが仕事を終えて帰ってきて敷地内にある会社の宿泊所へ戻る前に、みんなで私の事務室で、一杯やるのです。その日も部下が飲んでいる時に、私は言いました。「もうすぐお客さんが来る予定だ。どういうお客さんか察しはついていると思う。来たらみんなで無言でしばらくにらみつけて、班長がやつらに一言、取り返しのつかないことをしましたね、よりによって親方のおかみさんとはね、といいはなってそのまま宿泊所にもどってくれ、それで十分だから、絶対に脅迫や暴力まがいの事はするな私の立場が悪くなるだけだからな」と話しました。まもなく役員夫婦たちがやってきました。ベンツとクラウンです。さすが会社役員です。玄関に入って異様な雰囲気に足が止まったようでしたが、班長が部下の中心あたりのいすをあけて座らせました。時間にして数分でしょうか部下たちは役員たちを私の言うとおり、にらみつけて出ていきました。班長の例の一言も十分に重みがありました。さすが年の功です。私たちだけになると役員たちは、「旦那さんの部下の人たちはこの事をご存知なんですか」と聞いてきました。私は「すべて知っている我々は家族同様だ部下たちは、妻を母親と思っている。母親を辱められ部下たちは相当怒っている。部下たちの若い者は、ほとんど高校を出て親元を離れ何年も妻の作った食事を食べていたのだから気持はわかる」と言い返しました。そして役員は「この度は大変礼儀知らずの事をしてしまいまして申し訳ありませんでした」と言う言葉でした。妻にした行為を謝りに来たのではなく、まえもってあいさつをしないで行為におよんだ事への謝罪でした。それよりも奥さんのほうが雄弁でした。奥さんたちの話を要約すれば、大人同士がお互い納得してやったことでどちらが悪いの問題ではないという内容でした。私は「それでは奥さんお宅のだんなさんが私の妻にたいして何をしたか事実を知っているのですか」とたずねました。奥さんたちは妻を交えて裸であそびあっただけで主人は糖尿病で不能だし、部長の奥さんも主人は絶対に妻を犯してはいないと言っていると強気です。私は奥さんたちに、「妻の体を見てからその気持が、変わらないか私に答えてください」と、私は妻を携帯で呼び出して、奥さんの前で服を脱ぐように言いました。妻は当然いやがりました。いやならかまわないよと強制はしませんでしたが、後でどうなるかわかっていたのか脱ぎだしました。実際はこのような簡単なものではなく、大変な修羅場でしたが。妻に「皆さんの前で聞く、おまえはこんな体にされるのを望んだのか」妻は「いいえ始めは興味本位でした。しばらくたってから、ひどく体が醜くなってしまっているのがわかって、もうやめたいと言ったのですが、常務や部長に君はもう元には戻れない所まで来てしまったんだよ。後は君が亭主にその体が、ばれないようにうまくやることだ。もう私たちが君をいらなくなるまで私たちに付き合うほかないんだよ、と言われてここまできてしまいました。」この妻の涙ながらの言葉と、全身のあざや変形して醜い乳首そしてあそこのすごい状態をみて奥さんたちの態度が、がらりと変わりました。自分の旦那を無言でにらみつけていました。私は「この妻の写真を持っておたくの会社の本社へ直接出向き抗議するか告訴するかあなた方の出方しだいで決めます。奥さんの言う通りこれが大人の遊びの範囲なのかおたくの会社の社長か司法で判断してもらいましょう。おそらくお二人とも懲戒免職で退職金は、ほとんどもらえませんね。これからの生活が大変ですね。こんな下ねた噂はすぐひろまりますからね。次の就職はこの近在では絶望的ですよ。それよりもお気の毒なのは奥さんとお子さんですね。自分の夫お父さんが、こんないかがわしい事をしていたなんて世間から白い目でみられますからね。こんな田舎では外も歩けなくなりますね」すると奥さんは、「どのようなお詫びをすれば世間に表ざたにしないで頂けるでしょうか、失礼ですが常識的な金額でしたら常務の奥様と相談してできるかぎりの事をさせて頂きます」と言ってきました。さすがに妻のあそこを見たらどうにかしないとと思います。それほど汚くて醜いのです日がたつにつれ色も数日前に見たよりも炎症は少しひいたようですが、さらに黒ずんできています。肌が白い為余計に悲惨に見えます。さらに左右の陰唇を指でつまんでひろげて無残にあけられた穴を見せました。私は医者に行くように薦めていますが妻は恥ずかしくて行けないと我慢しています。常務の奥さんは見た瞬間からふるえて下を見て泣きをこらえていました。私は「お金がほしくて妻の体を見せたのではなく、あなた方のご主人はこのような性癖のある変態だという事をわかってほしかったのです。なんでしたらお金なんか一銭もいりませんよ。妻の価値をお金に替えたくないですから。私にとってそれほど妻は大事な人だったんですよ。私にも妻にされた事と同様な趣味とやらをさせていただければ、妻の体は元にはもどりませんが、気持は少しは晴れるかもしれませんから、どうですか常務さん部長さんお気持ちを聞かせてください」すると常務は「これはあなたの奥さんと私たちの趣味が一致したからできた事で私たちの妻は、このような趣味はないので応じられません」私は「そうですよね、それが普通ですよね。あなたがたが異常なんですよね。こんな異常者を今まで通りあの工場においておいたら次の犠牲者がでますからね、聞いてますよ、妻の前にも犠牲者がいたということを、しかしながら前の旦那さんと違って私は世間体とかプライドなんかは気にしませんからとりあえず本社へ抗議させていただきます」このように言うとなんと奥さんのほうから、もし御主人の条件を受け入れればこのことは忘れて頂けるのでしょうかと言ってきました。私「私の気持ちをはっきり言いましょう、これは奥様も犠牲者なんですから私だってしたくありません。ただ私は愛していた妻が、よその男に醜い体にされたくやしさを御主人にも同じように味あわせてやりたいだけなのです。しかしこれだけではすみません。御主人たちには会社に辞表をだしてもらいます。これは奥様をいやな目にあわせることになるので私の奥さんにたいしての譲歩です。辞職なら退職金もある程度出るでしょう。私も本社にたいして抗議はとりあえずさしひかえます。世間的にあなた方の名誉も守られます。これが私のゆずりにゆずった最低の条件です。ただしくれぐれもいいますけど奥様たちを強引に、妻にされたことをしようとは思っていませんから断ってもらってもいいんですよ。これはあくまで奥さんたちの気持ちと旦那さんとの話し合いの問題ですからこれ以上のお薦めはしません。返事は十一月一日から奥さんたちが交代で土日除きで私の会社にパートとして通勤してください。もし一日に奥様が会社に来られた時は、私の条件を受け入れたとして、これまで事を書類にまとめて示談書をつくり、他言抗議告訴はとりあえず中止します。来られなかった場合は、始めの予定通り事を進めさせていただきます。又旦那さんたちから妻にたいして、今後連絡をとったり会ったりしたらこの示談は破棄します。この項目も示談書に明示しておきます」この言葉の時、隣に座っていた妻が私の顔を見たのを感じました。先日妻に話した事と違うと思ったのでしょう。わかっていましたが、これは役員にたいしての私の意地でした。それから気になる事があったので妻にたずねました。「君がおもちゃになっている時目隠しなどされなかったか、もしその時ピッとかピピとかの音がしなかったか」妻は目隠しは普通のことだった、よくわからないけど湯沸器のボタンを押した時のような音は何回か聞いたような気がすると答えました。私はやっぱりそうかと思いました。役員たちの顔色が変わりました。私は役員たちに「この話の意味はわかりますね。妻の恥ずかしい写真やビデオを撮りましたね。私が気が付かなければ隠しておくつもりだったんですか。あなたがたのような変態が考える事は、わかるんですよ。私もすけべですからね。すべて私に渡してください。妻以前の奥さんを撮った物もすべてです。すべて私が処分して泣き寝入した旦那たちの無念をはらしてあげます。必ずあるはずですから奥さんも隠していないか良く確認してください。コピーや一枚でも残したら、又インターネットに妻の映像を見かけたらあなたたちを警察に訴えますからね。うちの部下はそのような場所をパソコンで毎日のようにみんなで夜中に見ているようだから妻の映像らしきものが出てきたら私に教えてくれますよ」これは嘘ですがすべてを写真類を提出させる為の手でした。妻も撮られていた事に驚いたようで私は妻に、「これは君の将来にとって爆弾を背負っているような程大変な事なんだよわかるか、インターネット等に投稿されていたら、君の惨めで恥ずかしい写真やビデオが全世界にばら撒かれた事と同じ事になるんだよ」と言うと、どうしたらいいかわからないと涙を流したまま役員たちをにらんでいました。これでいいのだと思いました。その日はだいたいこのような会話で終わりました。結局役員たちは、ほとんど言葉を発する事もなく視線を私の妻へ時々向けるだけで床を見つめていました。むしろ奥さんが、今後の生活を守るにはどうしたらよいかという感じで真剣でした。やっと結論がでそうです。
  1. 2014/09/06(土) 10:27:10|
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妻が汚れてしまった 第2回

さてあれからですが、やはり早めに決着をつけたほうが良いと思いました。
なぜならば、今のこの状態に慣れてしまうのが怖いのと、妻の私に対しての従順さが、快感になりつつあると自覚したからです。妻が私に白状しなければならないようなきっかけを、つくらなければと思いました。
思いついたのが、陰険なやりかたで自分がいやになりますが、離婚届を、私のオーディオルームの机の上に記名捺印して、さりげなく置いておく事にしました。どうせ離婚するつもりですから離婚届も、むだにはならないでしょう。
ついでに法律事務所の封筒が、私の会社にあったので、それに妻が勤めている工場の本社を告訴する準備の打ち合わせ内容、つまり妻が工場の役員の誰たちに、長きにわたって何をされたであろうという内容を書き記し、告訴理由として書類をつくり、封筒にのりをつけずに入れて一緒に置いておきました。妻は最近、定期的に、私のオーディオルームを掃除をするようになったので、おそらく目に入ると思ったのです。   効果てきめんでした。
その日の夜、勤めから帰ってきてすぐに、私の枕もとへきたようです。私もいろいろな事が頭をよぎって、熟睡できないでいました。妻「すいません。話があります」私「何だすべて私に白状する気になったか」妻「すべて打ち明けます」私「言っておくが私が、どうだったから浮気をしてしまったとかの理由は聞きたくない。お前が私をどのようにして裏切ったかだけを、ありのままに、すべてを話せ」妻「私あなたを裏切ってません、浮気なんてあなたの妻になってから一度もしてません」
思いがけない言葉が返ってきました。私「ふざけるな、とにかく裸になれ」妻は観念したように、パンツを残して裸になりました。今日は役員たちとのプレイどころではなかったのでしょう、普通のおばさんパンツでした。私「その体中の薄いしみは何だ。キスマークだろう。」妻「違います。これは洗濯バサミの跡です」初めは何を言ってるのか訳がわかりませんでしたが、かまわず私は次々に質問しました。「おまえの乳首は丸くて綺麗なピンクではなかったかい、なぜ黒くて異常に大きくてつぶれてんだ?」
妻「役員室にいるときはいつも乳首に、洗濯ばさみをはさまれていたから。」私「いったい洗濯バサミとは何の話だ説明しろ」妻「毎日役員室にいくと裸にされて普通の日は、乳首におもりをつけた洗濯バサミと、あそこの左右の陰唇の先にも釣りのおもりをぶらさげられたの、そして会議で遅くなるときは、胸お腹太ももにも選択バサミでたくさん、はさまれてたの」私「マンコにどのようにしておもりをぶらさげたんだ?」妻「私のイヤリングを使ったの、私のイヤリングはネジ止め式でしょ、だからそれを陰唇にきつく締めつけて、おもりを結んだのとても痛かったけど毎日されていると慣れてきちゃって」私「パンツも脱げ」妻「ここだけは見ないでください。あなたにぶたれそうです。」私「もう暴力をふるう気力もない脱げ」妻はしぶしぶ脱ぎました。久しぶりの妻のマンコです。ひどいものです。左右の陰唇が四センチ近くあるでしょうか、立ったままです。厚みも五ミリ以上あるでしょうか炎症をおこしているのか腫れてパンパンです。マンコから前にピンと左右共突き出してます。パンツを見た時から想像はついてました。穴もやはりあいていました。驚いたのは切って穴をあけたのではなく丸く、くりぬいたのです。これでは一生穴は塞がりません。私「どうやってこんな穴をあけられたんだ?」妻「陰唇を常務が引っ張って懐中電灯を陰唇にあてたのそして部長がマジックを持って透けた陰唇を見て、ここならあまり血がでないと印をつけたの。そして常務が陰唇を引っ張ったまま、後ろに小さな板をあてて、皮細工用の穴あけ道具で一気にかなずちで打ち抜いたの、初めはしびれたようで、痛くなかったけど少したつと痛みと同時に腫れてきてしまって部長は、あわてて薬を塗ってくれたの、そしてせっかく痛い思いして穴をあけたんだから、穴が小さくならないように、何かさしこんでおこうと工場のどこからかネジを持ってきて熱湯をかけてから、まだとても痛かったけど、とり付けてくれたの」私「くれたのとは、どういうことだ、おまえ、こんなことされて、取り返しのつかないことになると思わなかったのか、抵抗しなかったのか」妻は黙っていた。私「もうどうでもいい。聞いてもどうにもならない。それから、おまえのマンコはそんなゆるゆるマンコじゃなかったよな」妻「ごめんなさい。これだけは本当に謝るわ、あなたの快感を奪ってしまったんですものね。毎日サラダ用のだいこんを入れられてたの初めは細かったのに、だんだんゆるくなって落ちてしまうので、太くされて、最近では七、八センチぐらいのを入れられていたの、初め痛くて歩けなかったんだけど、だいこんのつゆって、しびれるのよね。しばらくすると感覚がなくなって痛くなかったわ」私「それにお前の尻の穴はどうなっているんだ。四つんばいになると開いてしまうぞ。」妻「部長がやさしい人でいつも口や手で精液を出してもらっているけど精液の臭いが君にしみついてしまうと旦那さんに申し訳ないから男としては屈辱なんだけど、君のお尻の穴の中で出すようにしようね。お尻の穴ならば旦那さんを裏切ったことにはならないからと、ひと月ぐらい指を入れたり野菜を仕事中入れたままにしてようやくあれが、はいるようになったの」いったいどういう論理なんだ。この馬鹿馬鹿しい話をまともに受け入れる妻もあの異常行為の中密室の役員室では、頭の神経がマヒしていたのかもしれません。まったく尋常ではない会話でした。しかし状況が、おかしくなってきました。妻はこの場におよんで浮気はしていないと言う。体のいじめも妻は嫌がっていない様子だし、もう体のことの話はやめて、事のはじまりを聞くことにした。妻の話だと役員室では 掃除は昼シフトの役員室付がやるので妻は、夕方と深夜のお茶出しそれに電話番だけだそうで役員はひまなら仮眠室にある雑誌をよんでいてもいいよと言ってくれたそうです。そこにはSM関連の専門書がたくさんあったそうで夢中で読んでいて常務が後ろにいる事に気ずかなかったそうです。常務は興味があるのですかと笑って言ったそうです。妻は正直に興味はあるけど、とても私にはできませんと答えたそうです。それならば少しSMらしい事をしてみませんか。大丈夫ですよ旦那さんを裏切るような事はしませんから。というような始まりが、服の上から縛られたり下着だけ脱がされたりしているうちに、エスカレートして常務の前で全裸にされ洗濯バサミなどのプレイをするようになり、そのうちに役員室にいるときはいつも全裸でいるようになったそうです。常務は強度の糖尿病であそこは、まるで立たないので絶対挿入していないと言い張るのです。部長は、仮眠室で常務に妻が縛られているのを見て後日に、三人でするようになったそうです。私は部長は若くて元気だろう何もしないはずがないだろうと言うと、妻は確かに部長のあれは、いつもプレイしている時は立っていたわ、しかし部長は常識のある人で私には大学時代からの付き合いの妻がいる、愛しているし美人だし頭もいい、この妻を悲しませることは絶対しない、だから君に旦那さんに顔向けが、できなくなるようなことをするつもりはない、安心してくれという事でした。どこが常識があるだ。妻はこの異常な理屈話を納得して信用したとのこと、この二人には道徳というものはないのか。私は言いました。男というもの、あれをを立てたまま、最後までいられるかというと、だから手とか口でいかせてあげて、楽にしてあげたと言う。最近はお尻の穴の中でいくようにしてくれたのだと、妻がどこか頭が狂ってしまったんではないかと思うほどでした。どうりでフェラがうまくなったはずだし尻の穴も開くはずです。私とのSEXでは満足できなかったのかとたずねると、十分満足していた、ただ やさしくだけでなく、いじめられるのにもあこがれていたのだという、まったく。話を聞くのもいやになってきたので、妻にこれからどうするつもりだと尋ねました。妻は浮気もしていないのに、離婚するのときました。唖然です。それから妻は、常務と部長が、とりあえずあなたに黙ってプレイをしてしまったおわびをしたいから会いたいと言っていると言う。恐らく告訴されるのがこわいのでしょう。あの書類がおそらく効いたみたいです。私は妻に、常務も部長も夫婦そろって、私の家ではなく私の会社へ、夜の七時以降に来るように伝えろと言いました。来る日にちは、土日以外だったらまかせるとも伝えました。しかし複雑なことになってしまいました。皆さんどう思いますか。これは浮気ではないんでしょうか。役員たちはこれは浮気ではなく同趣味の人間たちの趣味の遊びの範囲だと言っているそうですが、私は絶対許さないし納得しません。役員夫婦が、もし来たらどのように対処するか、一つだけ決まっている事があります。それは、役員たちには、私とまったく同じ屈辱や苦しみを味わってもらうということです。常務と部長の奥様に私の会社へパートに交代できてもらい、私の秘書をして妻がされた事と同様な事をさせてもらいます。ただし穴をあけるなどという事は私にはとてもできませんが。相手の奥様も考えてみれば被害者なのでかわいそうですが、もちろん強制はしません。たとえ役員たちが承諾しても奥様がいやがればもちろん中止です。その代わりたとえ私たちが恥をかいても告訴して社会的責任を取ってもらいます。私はどちらでもかまいません。お金よりも役員たちに、自分たちがしたことが、どれだけ大変な事かを思い知らせることが目的ですから。身が縮む思いを、私の部下、法律を使ってさせてあげます。役員たちも運が悪かったですね。私はぎりぎりまで我慢しますが、切れると相当執念深いですから。
  1. 2014/09/06(土) 10:25:48|
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妻が汚れてしまった 第1回

私の妻は親戚の紹介による見合い結婚でした。私には東京で仕事の修行をしていた頃同じアパートに、SFに近い彼女がいましたが、貞操観念がなく平気で私以外の男と寝たりする女でした。
なぜか夜になると、私の部屋にきて、ほぼ毎日のようにSEXをしてました。
「昼間寝た男は早漏とか包茎で、とても満足できない口直しに抱いて」などと遅漏の私の所へくるのです。なにせ遅漏ですので彼女は十分に満足することができたのです。その為こんな女では、妻にはできないと思っていました。妻にするなら、汚れていない真っ白な女で、あってほしい、そのことから、垢抜けないが、おそらく男は知らないだろうと、勝手に納得して今の妻にしました。
思った通り初夜は少量ですが出血しました。挿入した時に「俺が初めてか?」と聞くと「入れられたのは初めて」と意味ありげな答えでした。私「どうゆうこと?」妻「東京で働いていたころ江戸川の土手で同僚の男と散歩中に襲われて相手が自分のズボンをぬごうとしているところで逃げ出したの」との事でした。
この時、嘘をつかない正直な女だと、信頼してしまいました。
このような妻が子供に手がかからなくなったので、働きたいと言い出しました。
反対したのですが、女性ばかりで、男は年配の部長と常務だけの野菜のパック詰め工場だからということなので許したのですが、夕方5時30分から11時30分迄の夜間シフトの仕事でした。
しばらくして気が付いたのですが、すれ違いになってしまいSEXの時間が、ほとんど取れなくなってしまったのです。そしてほとんど妻が帰る頃は、私はすでに熟睡していました。
しかし良いこともありました、社会に出たせいか垢抜けていい女になったし体型も太りぎみだったのが全体に引き締まり見た目も素敵になりました。
しばらくして、あることに気ずきました。時々午前2時頃に帰る日が週に何度かあるのです。この会社は女性だけなので残業はさせないと聞いていました。
ある日妻に聞いてみました。答えは無断欠勤した人がいて仕事が遅くなったと言います。嘘なのです。私は仕事仲間の奥さんから聞いて知っていました。妻は五ヶ月ぐらい前から役員室付に配置替えになり、工場の作業には出ていない事を。この時から妻に対して信頼感がやや崩れ始めました。
通常の時間に帰宅した時など、本当にまれに妻の布団にもぐりこみ体をさわると、「疲れているからやめて」とほとんど拒否されるようになりました。私は覚悟をきめました。どんな結果がでるかわからないが、不安になったので妻の様子を調べようと決心しました。一番気になるのが、帰りが遅くなりはじめてから、時給が頻繁に30円ぐらい上がるのです。その他パートなのに、正社員を差し置いて班長になったり、役員室付にもなっています。ただのパートにしてはおかしいと思いませんか。遅くなるのは役員会議の日らしいのですが、役員といっても部長と常務だけだし、もっと問題なのは役員室と役員専用仮眠室は、社員およびパートは、立入禁止だそうで通常はマイク連絡だそうです。しかし妻だけは役員室付という肩書きで出入りできるそうです。いったい二人の役員と毎日六時間以上何をしてるのでしょう。掃除とお茶くみだけで済むのでしょうか。なぜこのようなことが、わかっているかというと、この会社の近くに私が仕事を与えている仕事仲間の職人が住んでいるのです。そしてこの職人の奥さんがフィリピン人でやはり同じ会社にパートにでていたのです。ですから奥さんから時々情報は入っていました。ただし昼間シフトだそうです。この奥さんは、結婚前はダンサーとして飲み屋で働いていたので、会社では軽蔑の眼で見られているそうで、会社の裏表をいろいろ話してくれていました。それによると今までは、役員室付とは、社員の中でも綺麗系で大卒が指名されてたそうで、これまでほとんど、役員たちのお手つきになったという話です。妻のようにパートで高卒なのに役員室付になるのは、初めてらしいとのことでした。恐らく役員たちのおもちゃになっていると社内ではうわさになっているとのことでした。過去にも問題があったそうですが、田舎ゆえ世間体が悪いと被害にあったご主人は泣き寝入りしたそうです。だからこの奥さんは「生活が困っていないんだったら、早めに奥さん(妻)を、辞めさせたほうがいいよ」と最近よく私に言っていました。しかしまだこの頃は、まさか妻がと、前回の妻の嘘の事もあり不安はありましたが、まだ信じていました。しばらくして、不安になる事が出てきたのです。働き出て初めて、むりやりSEXした時に、感じたのですが妻のマンコの形が、私が知っているそれとは全然違うのです。まるでざくろのようで、赤黒く入口がゆるゆるです。はじめから4本指が簡単に入ってしまいます。もうすこしで手首が入ってしまう感じです。働きに出る前迄のマンコは、はじめは縦筋1本線でいじくりまわしても陰唇がちょっと顔をみせる程度でした。色も色白な妻はやや濃いピンクでした。現在は、はじめからマンコは半開きで、陰唇が異様に伸びてマンコの入口で左右にとぐろを巻いてる状態です。異常です強制的に何かを使って伸ばされた感じです。触るとすぐに異常なほど濡れてきます。いやがりながら私の相手をしているのにです。頭と体が完全に別物になっているようです。陰毛も上の部分しか残っていません。尻の穴まで生えていた毛もきれいに脱毛されて残っていません。妻が自分で処理したとは到底思えません。
先日例によって帰りが遅い日に風呂に直行する妻を抵抗しましたが強引に布団につれてきて、全裸にし体全体を、SEXするふりをして観察してみると、妻は肌が白くとてもきれいな体をしているのですが、体の胸まわり首筋まんこまわりふとももなどに、薄茶のしみが無数にあるのです。キスマークの跡だと思いました。手首足首胸まわりには縛られたような筋が薄く残っています。フェラをさせると(今まではいやがってほとんどしたことがない)舌を使ってそれも男のつぼをしってるかのようです。もっと信じられないのが同時に指を私のアナルにそえて刺激するのです。又バックで挿入して驚いたのが、アナルがぽっかり指が入るくらい開いたままです。以前はしっかり閉じていて指を入れると「痛い気持ち悪い変態」と大変でした。今は指を1本入れても入れられている感覚がないのでしょうか無反応です。気のついた事をいろいろあげましたが、一回のSEXでこれだけのことが気がになりました。
考えがすべて悪いほうにいってしまいます。この時は妻には何も言いませんでした。しかし私の様子を見て恐らく妻は何かを感じたと思います。ただの浮気ではなく役員たちが、妻の体を、おもちゃにしているのでは、と思いはじめました。問題は妻が積極的に応じているのか、もしくは一度体を許してしまい、それをねたに、脅されて相手をしているのかです。この時の私の行動以来、妻の態度が一変しました。おそらく私に感ずかれたのではないかという恐怖心からでしょう。私がこの日以来、必要最小限の会話しかしなくなったからです。妻の体にも意識して汚い物を見るように振舞っていました。この時点で確証はなかったのですが、あのような醜い体に妻自身のオナニーなどで変わるはずはないと思ったのです。私のささやかな抵抗です。妻はまるで家政婦です。ほとんど私が、妻に対して会話をしないので、妻は私の気持を読むように、ひたすら低姿勢で家事をします。今までしたことのない庭の草取りまでしています。私の趣味の部屋オーディオルームなどは機械を壊したら大変だからなどと言って掃除を、これまで一度もしたことがなかったのに、一日おきに丁寧に掃除します。この状態は現在も続いています。現在まで以前のように私に対して口答えをしたことは一度もありません。涙目になることはありますが、逆らいません。妻は結婚当初とは変わり私の職業のせいもあって、姉御肌になっていたので、男を指図するぐらいの気の強い性格になっていたのにです。
三日間隔ぐらいに普通の時間に帰って来る日に限って、自分から私の布団にはいってきました。これも今までにないことです。私の顔をまともにみることができないで、いつも目ふせて感情もなく私の愛撫を待っている感じです。私はいつも乳首とマンコあたりに軽くキスをして「体が男臭くて気持ちが悪い」などと独り言のようにつぶやいて寝てしまいます。キスをするのは妻の体の様子をみるためです。これでも妻は相変わらず、最近までお決まりのように、布団にはいってきてました。
もはやこれでは夫婦の営みではなく義理マンでした。私は決心しました。
とりあえず今度帰りの遅い日にもう一度強引に、妻の裸を確認して問い詰めることにしました。相手の役員たちへの、けじめはそれからにします。万が一、私の考えすぎであるかもしれない(思い過ごしであってほしいこれが本音です)からです。もし現実ならば、妻とは離婚です。この時点ではまだ情は残っていましたが、あの変わりはてた妻の体が、他の男たちによって汚されたと思うと、もう妻としては、私のそばにおいてはおけません。たとえ脅されていたとしても、はじめの誘いにのった妻を絶対許しません。
その機会はすぐにやってきました。前回と同じく直接風呂へ行くのを強引に私の部屋までつれていきました。今回はおそらく修羅場になると思い、子供や親に声が聞こえない、私のオーディオルームに連れていき服を脱がせようとすると、以前にもましてものすごい抵抗です。それでもわたしは妻のスカートを捲り上げ顔にかぶせ押さえ込みました。相変わらず前回と同じく見たことのない白い面積の少ないはでなパンティです。はいていったはずのパンストも、はいていません。パンティのマンコ付近に血液のようなしみが左右にうっすらとすけてます。生理のはずはありません。妻は子宮筋腫で何年も前に子宮を取ってしまったからです。妻の暴れ方がすごくてパンティを脱がすことができないので、前の部分を強引にめくってみました。私は頭が真っ白になって全身の力が抜けてしまいました。そのまま妻を残して、問い詰めることを忘れて、部屋を出て布団に入ってしまいました。妻とは完全に終わりだと思いました。醜いマンコでした。まだ懲りずに、体をいたずらされているようです。左右の陰唇が腫上って肉厚のにわとりのとさかのようでした。それにもまして驚いたのは、左右の陰唇に縦に三箇所ずつ穴があけられ、そこにはステンレス製のビスに両側からワッシャーをはめられナットで留められていました。おそらくこの日に役員たちに穴をあけられ穴が、塞がらないようにしたのではないか。化膿しないようにうすい黄色の粉のような薬だと思いますが、陰唇に塗ってあり穴のまわりから血液がにじんでいました。今後の想像が、つきます。恐らく何日か過ぎるとあの穴には、ピアスもしくは私とSEXができないように、穴に小さな南京錠を取り付けて穴を塞ぐのではないか、世の中のすけべ達が考えることは同じと思う。我ながらすごい想像力、私も相当なエロ親父だと思いましたが、何か雑誌かWEBで見たことがあるような気もします。とにかく直感的に頭にピンときました。この時から妻は、私の布団に入ってくることがなくなりました。もうどうでもいいことです。妻にたいして残っていたわずかな情も何処へいってしまいました。私もこのまま引き下がるわけには行きません。まだ役員たちにやられたと白状していない以上、役員たちに、けじめもまだできません。私が子供や兄弟のようにかわいがっている、部下達も例の職人から話を聞いているらしく手を貸すのを楽しみにしています。ただし部下たちは、親方のおかみさんが、仕事場の上司に誘惑されて不倫をさせられたと言う程度しかしりません。
私は自分から妻が白状するまで、暴力ではなく、もっとつらい精神的に、追い込んでやろうと思います。どちらにしても、これほどまで体をいじくられ、醜くされ、もう取り返しのつかない所迄堕ちてしまった妻です。慌てることはありません。
私は当分決着がつくまで妻にたいして鬼になります。なぜならば、妻は他の男と浮気したり、マンコや他の部分に、このようなことをされれば、又は、すれば、傷つくことがわかっていながら実行したわけですからとりあえず、妻にも十分に、心に傷をおってもらいましょう。半年近くも、私を裏切って何事もないように振舞っていたのですから。まさか私に、こんな人生が待っているとは。本当に大変なのはこれからです。これが現在までの状況です。それともすぐに妻に問い詰めて、白状させ、早く結論を出し、終わりにすべきでしょうか。なぜか現在は、この現実から一歩引いて見つめ、意外と冷静に対処しています。
最近また妻の嘘が、ばれました。会社の唯一の男性の役員たちは、年配だと私に言っていたのですが、とんでもない部長は、一流大学出の四十代だそうです。

私はどうも職人をまとめる仕事をしているせいか、このまま妻を許してしまうと、部下も知ってしまった手前面子がたたないというようなバカな気持ちもありますし、やはり結婚した頃の純粋な妻も覚えていてそばに置いておきたいという気持もありますが、妻の体を見るたびに憎しみがこみ上げてきて残りの人生が、つらく、くるしいものになると思います。今でも正直なところ、妻のマンコはどうなっているだろうと気になってしかたがないのですが、見て、もしマンコにピアスや錠などがついていたら、妻を、たたきのめしかねません。今の所我慢しています。いずれにせよこのままをいいことに、妻が居座る感じがありましたら、家を裸同然でたたき出します。何も分け与えることもありません。妻を追い出したと同時に、役員たちへのけじめによって、彼らの社会的地位と信用がくずれさります。
  1. 2014/09/06(土) 10:24:26|
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夫の願い 第6回

今日はとうとう中出しを前提として和代はあの男に逢いに出かけてしまった。
なんと云う事だろう・・・・・・・・・・・・・・
一度オナニーで射精しても、和代のあの蜜壷にあの男が射精を楽しんでいると思うと私の愚息は再び硬直してきます。
いいしれぬ興奮・・・・・・・・・・・
寝取られマゾ・・・・・・・・・・・
私は射精が近くなると
「あああ、なっ、中に出して頂いて有難うございます」と叫びながら射精をしてしまいました。
その射精が始まった瞬間
「この野郎・・・」あのしわがれたドスのきいた声がしたのです。
振り向くとチンピラ風の男と妻が立っているではないですか・・・・・・・・・・
始まった射精は止められません。
真っ裸の惨めな姿を・・・・・・・・
「中で出して頂いてありがとうか、ははは
お前、興奮すんだろう。」
「あなた、臭うし、汚いから後始末しなさいよ」和代までが
私はバスタオルで自分の一物を拭い、惨めにも寝取られマゾのセンズリの後始末の一部始終を妻と妻を寝取った男に見られてしまいました。
私が服を着ようとすると
「おい、裸でいろ。
お前、女房寝取られてセンズリしてたな」
「あっ、はっ、はい、その、あの」
「やめてよ、馬鹿!変態!私が彼と寝ると興奮するって云ってたもんね。
自分でしちゃうんだとか、本当、変態。」
「お前、さっき中に出して有難うって云いながらセンズリ扱いてたのよな、オラ」
私は頭を下げ、肩を落として
もうどうしようもない
私の妄想を知られてしまった
妻を寝取られて、中出しされると云う衝撃にひどく興奮して、そうされる喜びの声を上げて自慰をする一部始終を寝取った男にまで確認されてしまったんです。
もう隠すものは何もない
隠せなくなってしまった・・・・・・・・・・・・・・・・
「そっ、そうです」
「お前、和代と結婚したんだから、和代を抱いた事あるだな」
「あっ、はい」
すると男は急に私の胸倉を掴み
「この野郎、お前、オラ、俺の女を抱いたんだな、この野郎!」
私は男に思い切りピンタをくらいました。
男は黙って服を脱ぎ始めました
男のおちんちんは立派に立っています。
「オラ、お前の望みどうり和代とオマ○コしてやるよ。この野郎、和代の服をお前が脱がせろ!」
私は妻の服を一枚々脱がせて行きました。
妻は裸になると男に抱きついて行きました。
私は2度も自慰をしたにもかかわらず、再びおちんちんは直立状態になってしまいました。
もう何もかも隠すものは無くなってしまった
そんな開き直りから
私は自然とオチンチンを摩りだしたのです
「オラ、センズリ扱くんだっら出すなよ、汚ねぇからな、オラ」
「あっ、はい」
男と妻はそのまま横になり、妻は男の下半身に顔を持ってゆき、その直立するおちんちんを口に含んだのでした。
気持ちよさそうです。
私にはあんな事もしれくれません。
男は上半身を起こすと、妻の股間に手を這わせてゆきます。
クリトリスをなぞるだけで妻は喘ぎ声を出し始めてゆきました。
男は妻のおっぱいを吸いながら、膣内へと指を進めてゆきました。
クチュ、クチュ ・・・・・
「あああ、いいい、ああああ」
男の指は焦らず、それでいて確実に女の身体の芯を捉えて責め続けているようです。
「あああ、いっ、イク、ああああ」
妻は男の指を締め付け、太ももを合わせるようにして絶頂を極めました。
私もオナニーでいきそうになるのですが、出すなと命令されているので我慢しました。
「オラ、お前の女房を喜ばせてやってんだからお礼ぐらい言え!この野郎!」
私はオナニーを続けならが、何度もお礼を言いました
「いっ、入れて、お願い、入れて、犯して」
妻は男に犯される事を懇願しています。
「和代、亭主がいるぞ」
「はい、あの人は拒み続けますから、お願い、入れて」
「おら、お前の女房がいれてくれって頼んでんだよ!オラ、お前もお願いしろ!」
私が何度も妻への挿入をお願いすると
「おら、お前はセンズリ扱きてぇんだろうが、この野郎、センズリもお願いしねぇと中止だ」
「おっ、オナニーさせてください」
私は深々と頭を下げてお願いしました。
「オナニーだぁ?センズリって言え!」
「せっ、センズリさせてください」
「もう一回言いえ」
「センズリさせてください」
「もう一回言いえ」
「センズリさせてください」
男は妻と私のおねだりに応じて、妻の膣内にオチンチンをゆっくり挿入していったのです。
男は妻に覆い被さる姿勢で、妻をあらあらしく抱きしめながら
肌を楽しみ
ゆっくりと出し入れを始めたのです。
  1. 2014/09/06(土) 10:17:33|
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夫の願い 第5回

私の話が真実なのか?
と言う疑問を持っている方が多いと聞きました。
真意を云々するよりも、ここのHPには仮想体験的な参加を楽しんでいる方が多いのだと私は感じています。
ある者は小説家気取りで投稿を延々と続けている。
あまり延々としているのは誰も見なくなってしまうが、本人は多くの者が見ていると生きがいを感じて投稿を続けているのか・・・・・・・・・
ある者はすべての投稿を自分に置き換えては興奮して自慰を繰り返してる。
参加者すべてがある種のマスターベーションをしていると云う事なのか・・・・

不況が続くと人々は被虐願望が募る。
世間ではリストラや社会不安が蔓延し、売春やヤミ金融などで大金を稼ぐ者だけが羽振りがよくなり、そうした金を掴んだ者に人々はペコペコとする。
その証拠に寝取られストーリーは某会社の社長に寝取られる、上司に寝取られるなどの話が増えてくる。
また、被虐願望が蔓延するゆえに「私の妻を抱いてください」とか「妻を輪姦してください」などの投稿募集まであふれてくる。
まんまとそれにひっかかると、それは売春や美人局だったりする。
3Pで単身男性に妻を抱かせたなどと言うご亭主もいる。
しかし、たいていは妄想していたよりも現実は興奮しないと言うのが実態のようだ。
逆にもし、興奮するような振る舞いを相手の男がしてくれたなら・・・・・
どんどんエスカレートしてしまい、結局は後戻りできないようになってしまう。
私は自分の置かれた体験から、皆さんに警告するつもりで投稿しているのです。

妻の浮気からだんだん抜け出せない境遇へと落ちて行きました。
妻の浮気相手は女を喜ばせる技術のようなものがあるのかもしれないがまるでチンピラのように非情で、図々しい。
それだからこそ、私はどんどん被虐的倒錯の世界に嵌って行くことになったのです。
もし、自分の妻を抱かせて喜んでいるご主人がいたら、そんな男に妻を抱かせたら
寝取られマゾとしては満足するかもしれないが、それは逆戻りできない夫婦破壊の道なのだと云う事を私は強く警告しているのです。
できれば妄想だけで終わらせておいた方がいいと云う事を強くみなさんに言いたい。
少なくとも私のようにならないためにです。

妻の浮気相手に自分が望む事はマゾ亭主が望む事だろうと言われ、浮気男が妻とのセックスにおいて妻へ膣内射精をすることだと妻の口から指摘された。
事実私はそれに驚き、しかし、興奮し、妻へ告白までして、その場自慰までしてしまった。
男として敗北などという生易しいものではないだろう。
世の中のどんな亭主でも、自分の妻に他人男が膣内射精すると興奮するから、膣内で射精してもらうために避妊リングを妻に処置するために翻弄し、さらに妻へ膣内射精をしてくださいと妻を通して浮気男にお願いまでする男がいるだろうか。
私は成り行きとは言え、そうしてしまったのです。
膣内射精は性的暴力です。
夫婦でさえ、妊娠などを考えて膣内での射精は制限しているのが実情ではないのか・・・
HPの投稿では人妻に中出ししましたとか、中で出してと云われて中に出しましたなどというのが当たり前のように掲載されている。
しかし、実態はそんな馬鹿な事はないでしょう。
その馬鹿な事を夫である私はお願いをしてしまったのです。
じりじりとサディストはマゾ男を追い詰める。
そのゲームはリタイヤできないルールで始まってしまっているのです。
何故なら、そのゲームの共犯者は妻だからです。
自分の妻から浮気男に中出しさせてあげたいなどと直接聞いた人はいるのだろうか。
私はそれを聞き、異常な興奮を覚えたのです。

寝取られマゾといえども中出しまでされるというと、妻の肉体に未練が生まれました。
私は妻の身体を求めたのです。
「やめてよ!ねぇ、何すんのよ」
「えっ、だっ、だから、僕にもさせてくれよ」
「あなた、興奮して自分でしてたって、私に告白したでしょう。
彼に悪いから、あなたは自分でしてよ。
彼もあなたが私を抱くのは嫌だって云ってるから、彼に悪いでしょう。
それに不潔なおちんちん入れられるの嫌なのよ。
あなた、私に見られたいの?
ねぇ、自分でしてくれるんなら見ててあげてもいいけど、ほら、早く済ませてよ。」
私は観念して寝室で裸になりました。
「やめて、裸になんなくてもいいでしょう。
汚らしいわね」
妻の言葉がよけい興奮してしまいます。
わたしの息は荒くなり
直立した愚息を妻の前にさらけだして惨めな手淫を始める状態になりました。
「嫌ね、なに興奮してんのよ。
馬鹿みたい。
おちんちん立ってるじゃない。
そんなんで興奮するの?
変態じゃないの。」
私は愚息を握り、摩りだしながら
「ああ、僕は変態だよ、あああ」
私はオナニーを始めてしまいまいました。
「だって、和代が明日、あああ」
「何よ、馬鹿みたい、何よ」
「あした、あいつに、中で、中で出されるんだよね、そっ、そう、そう思うと、興奮しちゃうんだ。ああああ」
「勝手に興奮すれば。
あなた、同じ男として恥ずかしくないの。
彼は私を抱いてうれしいって言うのに、あんたは自分でして興奮してんでしょう。
プライドって無いの?
馬鹿じゃないの。
変態!」
妻に罵倒されればされるほど興奮してしまいます。
すぐに絶頂が近くなりました。
また、興奮のせいで愚息を摩る早さがどうしても早くなってしまいます。
自慰癖のある男の嵯峨とでもいうのでしょうか・・・
私は絶頂近くになると摩るのを止め、自分で自分をじらしながら自慰をしてしまいます。
自ら寸止め自慰を繰り返し、自ら理性を失う・・・・・・・・・
自慰を楽しんでいるのでしょうか。
この日は妻が特別に優しくしてくれて、妻の太もも顔をすりつけながら射精をすることができました。
私が「イック」と叫んで射精を始めると、妻はげらげら笑い出しました。
妻に拒まれ、妻に罵倒されながらする自慰は格別の喜びがあります。
寝取られマゾの喜びの時だと悟りました。
射精後は当然自分で後始末をしますが、その時妻は汚らしいなどと罵倒します。
射精してしまうと興奮が冷め、そうした罵倒の言葉がとても情けない気持ちになります。

いよいよ妻があの男に中出しされに出かける夜がきました。
私はいてもたってもいられません。
妻は黒のストッキング(ガーターなどかもしれませんが、着替えも見せてくれません)にスカートで出かけてゆきました。
そんな普段着が妙に私を興奮させました。
あのスカートをめくれあげて、あの男は妻の身体を楽しむんだ・・・・・・
妻の服をはだけて、長い前儀のあとは妻の蜜壷に指を入れ、妻の反応を楽しむ。
妻はその後、膣内に夫以外の男の精を浴びる事を前提にした行為に、恐らく興奮して高ぶり、男の指を締め付ける。
男はその締め付けを指で楽しむ。
もうすぐ、自分の一物でその締め付けを楽しみ、安心して、ご亭主のお願いのもとで蜜のあふれる人妻の膣内にピューッ、ピューッと生で射精するあの感触を楽しむ。
そう思いながら丹念に指で妻を絶頂へ導くだろう。
妻は夫以外の男に膣内での射精を許すという女としての精神的満足感から、女の身体のすべてをさらけ出し、感じようとし、そして、愛そうとするでしょう。
妻の指はこれからそのまま挿入を許す男の直立した陰茎を掴み、摩るのでしょう。
上下に、そして、ゆっくりと・・・・
女を喜ばす事を知り尽くした男はけして焦らない・・・・・・・・
人妻を亭主から寝取った喜びを感じながら
「亭主は今頃センズリしてんだろうな」などといいながら
「オレの女になるな?」などと念を押したかもしれない。
当然妻は「あなたを愛してる、あなたの女にして」などと絶叫しただろう。
人妻を亭主から奪って中出しを夫婦からお願いされる。
さらに亭主には自慰で処理させる喜びとはどんな気持ちなのだろう。
ああ、興奮する
もう、妻の膣内に生で挿入したかもしれない
ゆっくりと、ゆっくりと出し入れを楽しむ
マゾ亭主がサルのようにセンズリしているのを浮かべながら、男の喜びを感じていることだろう。
妻は中出しを許す事が前提の性交で、早くも絶頂を迎える。
女の身体を知り尽くした男はなんとか妻の最初の絶頂では射精を耐え、それから射精へと出し入れを早くしてゆく。
そして妻の2度目の絶頂近くになると・・・・
「もう、いく」などと男が叫ぶと
「中で、中で出して」と妻は叫んでいるのだろう
そして男のうなり声と同時に
ピューッ、ピューッ
妻があの男の専用中出し射精壷になった瞬間だ・・・・・・・・・
男の射精を妻の膣はナマで締め付け、男はあの感触を心の底から満足しんがら楽しむ。

私はその晩何度もオナニーを繰り返し、あの男が妻に中出ししてくれるお陰でこんなに興奮するんだと気がつきながら
心の底で、中に出していただいてありがとうございますと叫びながら、あの男が妻の膣内に直接射精しているその時に、私はバスタオルに射精をして果てました。
射精後、バスタオルに射精した精液を見て、今頃あの男は妻の膣内で射精をしたんだと敗北感を感じながらマゾ男の喜びに陶酔していたのです。
男は妻の膣内に射精した後、その蜜壷から自分の出した精液があふれ出てくるの見て、どれほど満足を覚えた事だろう。

この日、早くも私は寝取られマゾとして喜びを感じ、あの男にさらにお願いをしたいとすら思うようになったのです。
  1. 2014/09/06(土) 10:16:34|
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夫の願い 第4回

妻の和代の浮気から、事は抜き差しならない方向へと進んでゆくことに不安を覚えてしまうのと同時に、言い知れぬ興奮状態が私に持続しています。
寝取られマゾ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
自分の愛する妻が他人男に抱かれて興奮し、自慰をする夫
情けない
しかも
とうとう妻の浮気相手がそれを妻の口から知ってしまった ・ ・ ・  ・ 

妻は浮気相手の男と色々話をしたらしい ・・・・
「ねぇ、彼と話をしたんだけど、彼が喜ぶ事があなたが喜ぶ事なんだって言っていたわよ。
云っておくけど、彼は男らしいタイプで身体も大きいし、和代を俺の女にしたいっていつも言っている。
私はあなたみたいによなよなしたタイプより、強く抱かれる方がいいわ。
女はみんなそうだと思うわ。
あなた、彼が私を抱く時、どうして欲しい?ねぇ」
「えっ、あ、そっ、だから、その」
「何もごもごしてんのよ」
「なんて云っていいのかわかんないよ」
「彼が云っていたけど、コンドームしないで彼が私の中に出すのがいいんじゃないかって、彼もそうしたいっていうんだけど、そういうの興奮するでしょう?」
私は妻の口から中出しの話をされたこの時はズボンの中で愚息が硬直するのを意識しました。
「・・・・・・・・・・・・・・・それは・・・」
「興奮するんでしょう」
「する。興奮するよ、でも、いけないよ、そんな」
「何がいけないのよ、避妊処置すればいいじゃない。興奮するのなら、あなたが彼が心おきなく私と楽しめるように努力してよ。彼がそういってるの。」
「努力って、その、何を、だから」
「婦人科に行くから、あなた付き添ってよ、夫なんだから。彼のためにね」
この時は人生で一番残酷な事を妻の口から聞いたのですが、それと同時に興奮を我慢できなくなりました
そして、本当に情けない話です
私は妻にそうしたい、そう考えるだけで興奮してしまうと告白してしまいました
そして、その場でオナニーをさせてくれとお願いしました。
私は愚息を摩りあげ、興奮を鎮めようとしていると
「やっぱりね。それでオナニーしちゃうなんて・・・・
本当に変態!
あなたの望みだから、彼にお願いしなくちゃダメだって、彼は云っていたわよ。」
もう、どうなってもいい・・・・・
私は理性を失って
妻が中出しされる
妻のあの蜜壷に、ピューッ、ピューツとナマで出すあの感触を、他人男に楽しんでもらうお願いをする。
なんて興奮するんだろう
妻の彼に、妻への中出しをお願いしたいと叫びながら射精に至りました。
これがマゾの至福の喜びの絶頂なんだと、自分で悟りながら・・・・

とうとう私はマゾの姿をさらけ出してしまいました
しかも、自分では今までそんな境遇を想像もしたことが無かったというのに。
ここのHPで自分の妻の浮気相手の男にナマ中出しをお願いまでするほどの極度のマゾはいるのだろうか・・・・
中出しされたらしいと想像しては自慰を繰り替えすというのがパターンのようだ。
私は人間が踏み込んではならない
タブー、背徳、適切な言葉すら浮かばない
そんな世界に踏み込んでしまったようです。
それも、一度は中出しを踏みとどまるよう妻にいいましたが
私がそれで興奮して、お願いまでして自慰をした姿を何度も妻に指摘され、私には答える用意がありませんでした。

結局妻の避妊処置を私が一緒に付き添って行ったのです。

今日からあの男は妻の膣にナマで嵌め、そのまま膣内で射精するあの感触を思う存分楽しむようになる・・・・・・・

お恥ずかしい話ですが、この日から毎日オナニーをしないと興奮がさめないほどの寝取られマゾが重症になってしまったのです。
  1. 2014/09/06(土) 10:15:29|
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夫の願い 第3回

「あなた、ねぇ、あなたの事さぁ、彼に言っていい?」
「えっ?僕の事って・・」
「あなたが私と彼の事公認していることと、それから、あなたが興奮するって云う事」
「あっ、あの、でっ、でも、僕が自分でするっていうのは云わないでくれよ。同性なんだから、そこまでは・・・・」
「それは成り行きよ。事実なんだから、彼が喜ぶもかもしれないじゃない。だって、彼、よく私を独占したって言うんだもん。」

まさか、人妻と不倫して、その人妻が旦那が妻の浮気を知って興奮してセンズリしているなんて聞いたらどうなるんだ・・・・・
でっ、でも、なんか不思議な興奮を覚えたのです。

私の意志は当然無視されました。
その夜、10時ころ妻から電話がかかってきました。
「ねぇ、あなた、彼にあなたの事話したのよ。そしたら嘘だろうって言うから、今電話してんのよ。」
「あっ、ああ、そっ、・・・・・」
「彼がね、それなら男だったらどうしたら彼が喜ぶかあなたはわかるはずだって、それで余計興奮するんだろうって、そうでしょう?ねぇ」
「えっ、あっ、その、でっ、そうかもしれないけど」
「やっぱりね。ねぇ、彼を喜ばせてよ、どうしたいの、ねぇ。彼に代わるから」
「えっ、ちょっと、ちょっと待ってくれよ。そっその、」
電話を代わって出た男はかすれ声の男で、言葉使いもちょっと、怖そうな感じでした。
「あんた和代の旦那なんだよな?」
「あっ、はっ、はい」
「俺がどうしたいか、男ならわかるよなぁ、おら、どんなだよ」
「・・・・・」
「答えねぇのか、おら。和代、お前の旦那答えないよ」

妻が再び電話に出た
「ねぇ、あなた、どうしたのよ。まぁいいわ、こんどね、じゃぁまたね」

なんて男と浮気してんだ・・・・・
しかし、相手の男が喜ぶ事・・・・・・・
そして、私が興奮すること・・・・・・・・・
まさか ・・・・・・
いや、そんな事しちゃいけない・・・・・
そんな事云っちゃったら取り返しのつかないことになる
  1. 2014/09/06(土) 10:14:18|
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夫の願い 第2回

妻は浮気を指摘されると、居直り
「浮気してるのは事実よ、別れましょう。慰謝料でもなんでも請求したら」
「まっ、待ってくれよ」
激怒した私は別れるの一言で弱気になってしまったのです。
和代を私の元に戻したい、なんでそんな居直るんだ・・・・・

「私は彼が好きなの、愛してるの、あなたは悪い人じゃないけど、仕方ないじゃない。」
私は許すしかなかったのです。
「浮気した事はもういいから、和代、もとに戻ろうよ」
「もとに戻るって何よ、私は彼と付き合っていて楽しいし、彼と別れるつもりはないのよ。」
「でっ、でも、今まで隠していたと云う事は僕と別れるつもりもないんだろう?そうだよね」
「彼は奥さんも子供もいるから、再婚できるわけじゃないし、お互い家庭は家庭って云う事で付き合っていたんだから。あなたに指図される覚えはないわよ。」
「だから、僕とまた二人で家庭を築いてゆこうよ」
「この際だから云っておくけど、もうずいぶんあなたに応じていないでしょう」
「あっ、ああ・・・・」
「あなたさぁ、自分だけさっさといっちゃうし、私満足していないし、あなたのおちんちんって仮性包茎なのよね。それって不潔なのよ、膀胱炎やカンジタとかになりやすいの。だから嫌なのよ。」
「えっ、そっ、その」
「彼、上手いし、恋愛とかじゃなくて、私を満足させてくれるわ。人生は一度しかないのよ、あなたのお相手する女なんて不幸なの。わかる?」
「ああ、わかるよ、わかるからさ」
「それじゃ云うけど、彼と私の関係を邪魔しないなら離婚しないでもいいわ。どうするのよ、あなたが決めたら」
「わっ、わかったよ、だから、僕から離れないでくれよ」
「なさけない男ね。じゃあ、今晩は彼と逢うから、その包茎おちんちんでも眺めてお留守番してたら。フフフ」

その晩、妻は夜7時ころに出かけていった。
「あとつけたりしないでよ。」出かけの言葉はそれだけだった。
私は怒りの気持ちより、こうなると相手の男に抱かれている妻の姿が頭に浮かび、物凄い嫉妬と同時に興奮で頭がボーっとしてしまった。
本当に情けない話ですが、私はその場で裸になり、妻のスカートを持ち出し、今ごろ男がスカートの中に手を突っ込んで楽しんでいるであろうことを想像して激しい自慰に陥ってしまいました。

そんな日々でインターネットでここのHPを発見したのです。
寝取られマゾ・・・・・・・・・
愛するが他の男に寝取られ、犯され、できれば中出しまでして欲しいと妄想してひたすら自慰を繰り返す男たち。
こんなにもたくさんいるんだと云う事を知って驚きました。
HPを見ていると、寝取られたい男達は寝取られた男をうらやましくさえ思っているではないか・・・・・・・・・・・・
私のようになってしまうことを望んでいる男達がおおくいるとは・・・・・・・
確かに妻の浮気で外出している夜は、普通の自慰では得られないほどの興奮と射精時の満足感があるのは確かです。
寝取られる惨めさ、それはコンプレックスとあい重なりあって、一種の破壊欲求へと漸進する。
もっと、もっと、惨めに寝取って欲しい・・・・・・・
寝取られて、オナニーに処理していると言う状態にも興奮を覚えてしまう。
私はマゾなのだろうか・・・・・・・・・・・・・

HPの影響で私の妄想はエスカレートして行きました。
そして、妻へ
「僕はさぁ、あの、性的にダメだから、和代を喜ばせてくれる人がいるのなら、それがいいと思うようになったんだ。」
「何よ、いまさら」
「えっ、だっ、だからさぁ、実は、その、和代がされていると思うと、興奮しちゃうんだよ。すごく興奮して」
「あなた、馬鹿じゃないの」
「恥ずかしい話だけど、いつも興奮して自分で・・・・してるんだ」
「馬鹿ね、自分でしたけりゃ、勝手にせすればいいじゃない。そんな報告聞きたくたないわよ。」
「和代、だから、俺さぁ、告白したいんだよ」
「包茎おちんちんの告白なんて聞きたくないわ。彼と私のことを根堀葉掘り詮索しないでくれる。」

妻は浮気と言うこともあってあまりその話をしたくない、多少なりとも罪の意識があるのかもしれない・・・・・・・・・・・・
私はそれでも何度も話をもちかけて、わたしの恥ずかしい気持ち、いや、今では性癖と云った方が正しいでしょう。
打ち明ける事ができました。
私は今までマゾとか意識したこともなかったけれど、今回の事でマゾなんだと判ったと云う事も。
これからは妻の浮気相手の関係をできるだけ手助けしたい気持ちであることも伝えました。
他方、幸いにも、妻が私の告白に対して居直ってくれたのです。
世界中の寝取られ夫の中でこれほど幸せな境遇はないでしょう。
逆に、寝取る男にとってこれほどうれしい事もないと思います。
この時から私が生まれてこの方考えた事もないような事が一つ々起こり、それが私の性癖をエスカレートさせる要因になっていったのです。
  1. 2014/09/06(土) 10:13:14|
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夫の願い 第1回

「あなた、私に拒まれて、どうしているの?
ねぇ、オナニーしてるんじゃない?
そうでしょう。ふふふ、興奮するの?
ねぇ、興奮するって言ってたわよね。
私が彼と楽しんでいるのに、あなた拒まれて自分でするのって、そんなにいいの?
ねぇ、うれしいの?
いいわよ、ほら、自分でしなさいよ!
ほら、早く
彼、あんたの女房を抱いてるのよ、それで、自分でするって、情けなくないの?
自分が何やってんのか、判ってんの?
ねぇ、女房寝取られて喜んでんのよ。
それで私に拒まれてオナニーしてんのよ。
バッカみたい。
変態よね、あなたって
何よがってんのよ」
「あああ、情けない、あああ、で、でも、いい、いきそう」
「何がイキそうよ。
 情けない男
 うれしいの?それで」
私は我慢しきれずにその場で射精してしまいました。
「あっ、あああ、イク、あああ」
リビングのフローリングにピューッ、ピューッ
「ちょっと、それ、変色しちゃうから早く掃除してよ、嫌だなぁ、もう」
私は一人よがりの射精に振るえ、惨めにもその後始末まで己の手でしました。

そもそもこんな関係になったのはもう1年も前からです。
妻が浮気をし、私は怒り狂って妻を問い詰めたところ、妻は離婚してもいいと言いました。
私は激怒しましたが、妻とは別れたくない・・・・
こうなると妻と私の立場は逆転
結局、妻の浮気を許し、いや、妻の不倫をその後も認める事になったのが事の発端でした。
  1. 2014/09/06(土) 10:11:27|
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亜希子 第14回

田沼三郎は、天井を仰ぎベッドに転がった。
隣接する部屋からは、何も聞こえなくなっていた。
絶叫に近い、あの亜希子の叫びも漸く収まった様だった。

天井に備え付けられた一面の鏡が、全裸で寝転がる中年男の姿を映し出していた。

(何があったというのだ・・・あの旅行の間に)

篠塚亜希子は、この自分だけが所有するマゾ奴隷の人妻なのだと信じて疑わなかった。
あの蒼白い程に滑らかな肌、母乳を未だ溜め込んだ太い乳房、括れた腹部とは対照的な、左右に張り出した腰。
軟い脂肪をたっぷりと付けた太腿、滑らかな肌と熟した厚みを持った真白い尻。

(それが、あの須藤の奴隷となってしまったというのか)

栗色に輝く、光沢を湛えたセミロングの髪。
憂いを帯びた大きな瞳。濡れた様に光る唇。
そして、鷲鼻気味の高い鼻筋さえ、全てが田沼の嗜好に寸分違わず合っていた。
従順で淫乱、そして被虐的性癖を隠し持つマゾヒストの相。
須藤は直感で感じていた。
正に亜希子は理想のマゾ女だった。
余りにもその全てが得難い、三十路を過ぎた人妻奴隷だった。

(須藤はあの旅行で、既に亜希子を犯していたのか)
(だから亜希子は、須藤の女と成り果てたのか)
(俺よりも、あの変態男が良いというのか)

両手を見た。
自身の手淫の跡が粘着質の固体となり、纏わり付いている。
篠塚亜希子に注ぎ込む筈の体液が、掌で死んでいく。
絶望にも似た自嘲の笑みが一瞬浮かぶ。

(俺は・・何をしてるんだ・・・こんなホテルに一人で)

男という生き物は女よりも嫉妬深い。
それが性欲に関わる事なら尚更だと、田沼は思った。
場末のラブホテル、その部屋を見渡す。
アクリル製のキー。
下卑た販売機。
煤けた料金表。
そして、至る所に染みを着けたカーテン。

(カーテン・・・だと・・)

田沼は立ち上がった。下着だけを穿き、躍り出る様にカーテンの前に立った。
まるで絨毯の厚みを持った派手な色使いのカーテンは、田沼の手でわし掴まれた。
ザーッ、と軋みながらそれが左右から引き分けられる。
サッシが在る。
このホテルには、ベランダが在った。
防火扉でも無いサッシは、簡単にキーを外せたのだった。
田沼の息が一気に上る。
音を殺しながらそのサッシを開けた。
しかしそれは、填め込み式のエアコンに阻まれ、数十センチしか開かない。
田沼は身を捩り、必死でその合間に身体を捻じ込んだ。

顔が出る。
外気の生温い風が、汗だくの頬を撫でた。
田沼は隣接する部屋、須藤隆夫と篠塚亜希子が居る部屋を覗き込む。
猫の額並みの狭いベランダの奥には、防火扉が設置されていた。その隙間から、隣の灯りが洩れている。
田沼はその顔を歪ませながら、隙間を擦り抜けた。
自嘲の笑みはとうに消え失せている。
亜希子と須藤の二人に、治まりようの無い嫉妬と怒りが再びこみ上げていた。

隣の部屋からは何も聞こえない。
這い蹲って防火扉の下から覗いても、その部屋は見えない。
ベランダのコンクリートが続いているのみだ。
だが、その部分にさえ光が洩れているのが分かった。
田沼は立ち上がった。息が荒くなっているのが自身でも分かった。心臓が痛いほどの脈を打ち始めている。

錆びたベランダに掴まり、左側へと一杯にその身体を伸ばす。
眼を見開いた。
あの備え付けのカーテンを開け放っている。
やはり須藤も亜希子への羞恥心を煽る為の行為は、サディストのそれと同じものだった。
しかし、この角度では肝心の内部が見えていない。
部屋の隅の絨毯が少し見える程度だった。
田沼は意を決して、錆びたベランダに手を掛けた。
ここは三階だ。一歩間違えれば死に兼ねない。
その時、何かの音が田沼の耳を打った。
例えるならそれは、機械的な電動音だった。
田沼の息が止まる。

「ンッ!・・・」

亜希子らしい呻き声が洩れた。
「ン、・・・ングウウウンッ・・・・」
声が再び気張った響きに変わり、長く洩れている。
あの須藤が再び亜希子を責め始めている。
何かをしている。
「ン!・・むうッ・・」
再び声が洩れる。唇を塞がれた様な重い呻き。

田沼は震える手でベランダを握り締め、その身を乗り出した。真下に地虫の鳴く声がしている。暗闇がその真下に在る。
脚を掛け、踏ん張った。
そしてその身を隣へと移動させる。
部屋の灯りが一気に田沼を照らす。
動揺した。正面を見ようとしてバランスが崩れる。
田沼は全身を震わせながら、左足を隣へと下ろした。
そしてその身を、ベランダを超えてゆっくりと下ろす。
幸いにも束ねたカーテンの幅の身を隠す部分が在った。
防火扉を背にして、身を素早く隠した。

男根は先程射精したにも関わらず、既に硬くなっている。
田沼は額の汗を拭いながら、その顔を部屋が覗ける方へと伸ばしていった。
  1. 2014/09/06(土) 10:09:56|
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亜希子 第13回

「最近、調子が良いみたいだな」
テーブルの向かい側に座った夫が声を掛ける。
「ええ、もう・・・良くなったから・・」
篠塚亜希子は、伏せ目がちになる視線を再度夫へと戻し、微笑んで見せた。
「そうか、良かった」
夫もそれを見て微かな笑みを浮かべる。
亜希子の心が、音を立てて絞られていく。
それは、反省という言葉では到底埋める事の出来ない、深すぎる溝だった。

今はもう、医師である田沼とは関係を断ち切っている。
田沼に承諾を得た訳では無い。
自ら連絡を途絶えさせただけだ。
不安は在る。
執念深い田沼は、この先どんな行動に出て来るのか検討もつかない。あのネットの事を暴露してくる可能性さえ十分に在った。

夫がテレビを見ている。
平凡だが優しい夫。博打も女遊びも一切せず、唯仕事と家庭の為だけに生きている男。
そして、夜の営みは決して無い。
増してや、亜希子が今どんな男と不倫関係に在るという事など、夢にも思ってはいないのだろう。
あの田沼とは違う、別の男。
いや、新たな主と呼称すべきなのか。

亜希子はテーブルを立ち、食器を片付け始める。
このテーブルの上で、新たな男である須藤隆夫に犯された事も在った。
テーブルの四肢に両手足を縛り付けられ、大の字のまま仰向けに固定されて、猿轡を噛締めながら貫かれた記憶が在る。
擂粉木に似た野太い男根を、子宮の奥まで押し込まれた。

この夫は、そんな狂態に悶える亜希子を観た事は無い。
裏返されて再度テーブルに固定され、尻を打ち叩かれて吼えていた亜希子を知らない。
やがて剥きだしの肛門にオイルをたっぷりと垂らされ、根元までそれを呑み込みながら、近所中に聞こえる程の凄まじい叫び声を亜希子は放った。
尻に埋め込められる度に甲高く叫び、嗚咽を洩らしながら、奴隷として服従したあの日を、この優しい夫は知らない。

不意に涙が溢れた。
二滴、三滴とテーブルクロスがそれを吸い込んでいく。
それは後悔の念だったのか、それとも自分への戒めなのか。
亜希子自身でも分からなかった。
夫に気付かれぬ様、キッチンに向かった。
その時、亜希子の携帯の着信ランプが点滅した。
思わず亜希子は息を呑みそうになった。
無音にしているとはいえ、夫にだけは絶対に感付かれたくは無い。
その思いは変わってはいない。
盗み見る様に、その画面を観た。田沼では無い。
着信の相手は、あの須藤隆夫であった。
電話では無い。メールの着信だった。


住宅街の裏山方面に、そのラブホテルは在った。
もう日付はとうに次の日を迎えた真夜中過ぎ、そのホテルの一室に、ある男がいた。
連れの女は居ない。
男は円形のベッドに座り込み、まるで聞き耳を立てるかの様にその神経を隣接する部屋に向けていた。

田沼三郎は、篠塚亜希子を諦め切れてはいなかった。
住居であるマンションの前で、待ち伏せするかの如く車を止めていた。
何時間も待ち、帰ろうとしたその時、一台の車がその前に横付けされた。出てきたのは須藤隆夫であった。
そして、マンションから出てきたのは、あの篠塚亜希子。
田沼は、血が逆流するのを感じた。
その車を後を追った。必死だった。絶対に見失いたくなかった。
そして、車はやがてホテルの中へと吸い込まれた。
田沼も続いた。
車の中で息を殺し、二人が出てくるのを待った。
須藤が亜希子を抱きかかえる様にして目の前を通り過ぎる。
蒼白な亜希子の横顔がはっきりと見えた。ブラウスにスカートという軽装だった。こんな真夜中に、夫が寝た後でこの女は須藤とセックスを愉しもうとしているのか。
田沼は殴りかかりそうになる衝動を堪えた。
亜希子が唇を真一文字に噛締めていた。堪らなく淫らで美しい横顔だった。

部屋を確かめ、後を追う。
そして一人きりで聞き耳を立てている。
其れほどまでに、あの篠塚亜希子に嫉妬していた。須藤隆夫が許せなかった。
灰皿に煙草を押し付けたその時、隣から物音が響いた。
何かが倒れる鈍い音。亜希子らしい呻き声が洩れている。
思惑通り、このホテルの構造は薄壁だった。
須藤が何か言っている。低すぎてその内容は分からない。
時折、亜希子が呻く。ウッ、ウッという低い声だった。

(縛られている・・・間違い無い)

須藤の男根は痛い程に勃起していた。
不意にパン!という打音が洩れ響いた。
おうッ、という声が重なる。
須藤は狂った様に服を脱ぎ捨て、ベッドの上で全裸になった。
打音が断続的に響いている。
パン、パン、パンとリズミカルに鳴っている。
その音に連動して亜希子の叫びが放たれる。
「おうッ!・・・おう!・・んうッ・・ぐッ!・・おう!」
短く驚愕した様な響きの声だ。気張った声で短く吼えている。
あの盛り上がった真っ白い尻を須藤に平手で打ち据えられている事は容易に想像出来る。
須藤は壁にその耳を押し付けて、その続きを待った。
やがて亜希子は凄まじい呻きを洩らした。
地を這うような、長く気張った声。
男根を押し込まれている。正に挿入され、犯されたその声だった。
「あ・・・おおおおおッ・・・・!!」
号泣する様にその声のトーンが変貌する。凄まじい声を亜希子は放った。
一体何処に挿入されたというのか。
あの拷問にも似た喘ぎ声は、肛門を犯されているのか。
田沼は自身の男根を擦りながら目を剥いた。
タン、タン、タンッ、と肉のぶつかる重たげな音が響く。
そのリズムは早かった。肛門を犯すそれでは無い。
亜希子はその膣に挿入されているらしかった。
だが責めに喘ぐ声は、より激しさを増していく。
絶叫が、突かれながら途切れるといった感じだった。
喉を振り絞って喚いている。
もう壁から離れようとも、その叫び声は部屋中に響き渡っていた。
田沼は白目を剥いて射精した。
受け止めては貰えない精液が、自身の手に飛び散る。
亜希子は甲高い悲鳴を上げ、叫び続けていた。
尻を突き上げられるその打音さえ、声に掻き消されていた。

  1. 2014/09/06(土) 10:08:45|
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亜希子 第12回

田沼三郎は、PCの画面を観ていた。
その更新は既に二週間を過ぎて尚、止まっていた。

あの旅行の後、篠塚亜希子との連絡は糸が切れた様に途絶えてしまっていた。
二日目の朝、田沼に対し亜希子は何処か余所余所しい態度を取った。
それは犯される事への羞恥心や戸惑いでは無い、全く異質の物に思えてならなかった。
抵抗を示す亜希子を無理矢理羽交い絞めにする時、見せるあのマゾヒスト独特の媚と憂いが消えてしまっている様な気がした。
言い換えればそれは、サディストであり主である田沼への、関心の無さとも思えた。

燃えない亜希子を無理矢理引き倒し、その下半身を剥き出して犯した朝も、今までの激しい悶えは見られなかった。
田沼は苛立ちながら、その豊満な尻を抱え上げて突き続けた。亜希子は小さく呻き続け、最後まで耐え抜いた。
だが絶頂を迎えていなかったのでは無いのか。

今では携帯電話にも出ない。あのネットでの脅しさえ亜希子には通用しなくなってしまったと言うのか。
容姿端麗で従順な人妻奴隷。
その熟れ切った裸体が、心の中で翳んでいく。
田沼は歯軋りをした。
何が在ったというのか。亜希子を失うなど考えられる訳が無い。
耐え難いほどの焦りと、吐き出し様の無い性欲が、画面で喘ぐ亜希子の顔に向けられていた。
田沼はやおら携帯電話を掴んだ。
何度もリダイヤルした番号が表示される。
その手は、空回りする欲望に震えていた。


マンションの一室。
未だ日の高い午後、そのリビングは真夏の日差しが差し込み、キッチンに立つ女を背後から照らし出している。
そのサッシは閉められているものの、備え付けのカーテンは全開に開け放たれていた。

携帯の音が鳴り響いている。
昼食を終えた食器を洗う、女の手は止まらなかった。
「またアイツか」
背後から声が掛かる。粘った男の声。
「はい・・・そうだと、思います・・」
女は返した。低い声だった。しかし、その声は何処か震えを帯びている。
「懲りないヤツだ・・・田沼ってヤツは」
男が続ける。
女の背後にテーブルが在る。男はその椅子に腰掛け、煙草を燻らせていた。
「なあ・・こいつはお前を・・どうしたいんだろうな」
何度も同じ意味合いの質問が男から放たれる。
「田沼、さんが・・ですか」
答えないという拒否は出来ない。
その様に命令されている。
「そうだ」
「私を・・・犯したいのだと、思います」

篠塚亜希子は振り返らずにゆっくりと答えた。
真っ白い背中が剥き出している。全裸に近いその裸体には、幾重もの縄の痕が浮き出している。
男は訪問するなり、亜希子を全裸に剥いて荒縄で縛り上げた。様々な形で拘束されデジタルカメラにその痴態を収められている。
いつもそうだった。
決してその場では犯さない。手も触れない。
唯、卑猥極まりない格好を強要させて写真を撮る。

そうされる事により、やがて亜希子の羞恥心と被虐心は煽られ、観念し、更には歪んだマゾとしての欲望が極限まで昂ぶっていくのを、この男は見抜いていた。
それでいてその場では決して犯しはしないのだった。
そして昼食の用意をさせる。いつもそうだった。
もう、何度目の来訪なのか。

「犯したいか・・・どうやって田沼はお前を犯したいんだろうな」
男、須藤隆夫は愉快そうに続ける。
「・・・・」
亜希子は黙した。
須藤に向けた尻が、屈辱に震える。
その大半の肉を剥きだした尻には、真紅の布が亀裂に激しく食い込んでいる。
今日着用を許されたのは、この褌のみであった。

「答えろ」
「私を・・縛り上げて・・犯したいのだと・・思います」

揃えた脹脛が、目に痛い程白い。
両の足には、白い足袋を履かされていた。
髪は着物が似合う様な結い上げた形。
後は何も身に着けてはいない。
尋常では無い須藤の性癖が、亜希子の格好に露出している。

しつこく鳴り続けた着信音が止まる。
「で・・・お前は・・誰に犯されたいんだ、亜希子」
亜希子は洗い終えた食器を置いた。
その指がおかしい程に震えている。
須藤がこのマンションに出入りを始めてからもう四回目を過ぎていた。
いつも失神する程に責められる。
死ぬ程の興奮と快感に打ちのめされる。
だが、身体は更なる興奮を求めていた。
亜希子はそんな自身に恐怖した。
もっと、激しい責めをこの身体は求めていた。
壊されそうな性を、この身体と心に深く叩き付けて欲しいと願っている。
心臓が破裂しそうな勢いで動き始めていた。

「私が、本当に・・抱かれたいのは・・夫、だけ、です」

息も絶え絶えに吐いた言葉の後、待っていたのは背後からの羽交い絞めだった。
嫉妬と支配欲に狂った須藤の手が、結い上げた頭髪をわし掴んでいた。
短く吼える声を放つ亜希子を、須藤はそのまま引き倒した。
暴れる両手を左手で束ねて封じ込み、器用に穿かせている褌を引き剥がす。
亜希子が鋭い悲鳴を放った。産毛一つ無い、剃毛された真っ白な股間が白日に晒される。
須藤がその表情を怒りに任せ激しく歪ませながら、亜希子に褌を噛ませ猿轡の代わりにしていく。
三十路を過ぎた裸体が、床の上で鯉の如く跳ね上がっては悶え続ける。
須藤がその両の足首を掴み締め、一気に左右へと引き拡げさせた。
「ンッ・・・ングウウンッ!」
亜希子が自身の避ける程に拡げられた股間を裂ける程に見開いた目で見た。そして首を?げる程に左右に振る。
暴れる両手首には、黒い皮製のベルトが巻かれていく。
「ンッ・・・グ!ウッ、ウッ・・・ング!」
亜希子は気張った短い呻きを洩らしながら、その裸体を踊らせ続ける。
未だ時折母乳を吐き出す双の乳房が、縦横無尽にその表面をブルブルと波立たせ、跳ね上がってはその肉山を拉げさせた。


田沼三郎は、そのマンションの前まで来ていた。
幾度電話しようとも決して出ないその主に、ある種の憎しみさえ浮かべていた。
しかし、オートロックであるこのマンションに侵入する事は出来なかった。
歯軋りする音は、より一層激しくなっていた。


508号室。
そのドアの目前に立てば、その咆哮にも似た喘ぎ声が聞こえているに違いなかった。

篠塚亜希子は、玄関先の廊下で須藤隆夫に犯されていた。
須藤は四度亜希子の体内に精液を放出した。
全裸のままで玄関まで見送らせようとして、その廊下で背後から襲ったのだった。
両手を廊下に付かされ、立ったままで亜希子は犯されていた。その叫びは喉を振り絞るかの様な響きだった。
五度目の須藤の性交は、亜希子を既に幾度も絶頂に追い遣っていた。それでも未だ射精をしないのだった。
許しを乞うても無駄だった。
絶頂に長く呻き、痙攣し、崩れ落ちる裸体はすぐに引き起こされる。
許して、と大声で泣き声を上げた。
その声の直後、持ち上げられて掲げさせられた尻が須藤の下腹部に激しく打たれ始める。
尻の肉が飛び散ってしまいそうに突き揺らされ始める。
亜希子はそれを受けて、号泣するかの様に吼えた。
嗚咽を放ってそれを受け止めるしか無かった。
垂らせた首を上下左右に打ち振って、その責めに吼え続けさせられる。
逆様になった口元から、夥しい量の唾液が廊下に滴り落ちる。
本気で涙を流しているのを、亜希子は感じていた。
このまま一生須藤の男根の奴隷でいたいと、思った。
  1. 2014/09/06(土) 10:07:37|
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亜希子 第11回

(タンッ!タンッ、タンッ・・・)

高田伸章は、その開け放たれた襖の奥に在る、狂態とも言える光景を、只凝視し続けた。

あの須藤が部屋を出てから既に半時間が経過していた。
何か在ったのでは無いのか。
決意を固めた高田が脚を踏み入れたその部屋で観たものは、田沼がテーブルに伏せる様にして眠りこける姿だった。
そしてその眼は、あの独特の打音と鋭い呻き声が響くすぐ隣に隣接された和室へと向けられた。
その襖は半分近くを開け放ち、入り口の三和土で高田の脚を止めてしまうのには十分な気配を漂わせていた。

タンッ!タンッ!と鳴り続けるリズミカルな打音。
それは紛れも無く、その和室から響いていた。
それに追従する感覚で、叫び上げる女の呻き。
喘ぎでは無い。
苦悶の叫び声に聞こえる。
おおッ、おおッ、というくぐもった女の呻き声。
例えば、それは折檻され拷問を受けているかの様な響きに似ていた。
男の発する荒い息遣いが、その打音と呻きに被さり合い高田の鼓膜を打ってくる。

襖から見えた全裸の男女。
和室の戸を半分開け放った奥には、夜具の上で揺れ踊る二つの裸体が在った。
その上に真っ白い裸体を晒した女は、シーツに突っ伏して上半身を埋め込むようにして這わされている。
女の両腕は真一文字に左右へと引き伸ばされ、その手首には荒縄が巻かれている。
その先には部屋の柱が在り、限界近く迄引っ張られている様だった。
女の上半身は愚か、その顔さえ見えない。
べったりと押し付けるが如く、シーツに埋め込まれている。
斜め背後から微かに覗く、女の脇元から押し潰された乳房がその豊満さを見せ付ける様に、白い肉をたっぷりと食み出させていた。
女の白い背中を縦に走る正中腺が、より窪みを増して陰影を鮮やかに見せている。
其処から下へと続く括れた腰には、白い布が巻きつけられていた。激しく肌に食い込んでいるのが分かる。
この旅館の手拭である事は、容易に判断出来た。
帯の如く巻かれた手拭には一本の縄が掛け括られ、その先は天井へと一直線に伸びている。
軟い下腹部の肉が、手拭を埋め込み苦しげに揺れている。
「おう!おうッ・・おうッ!・あおッ!おう!・・・」
女の声がより鋭い響きで喘き始めた。
一刻一刻、刻み上げる様に女の裸体が揺れ動く。
文字通り、大の字の姿勢で、女の裸体は両腿を大きく開いた姿勢で前後に揺れ踊っていた。
上半身を夜具に埋めたままの体勢で、その尻だけを強制的に高々と掲げる体勢を強いられているのだった。

高田は、その尻を憎き物の様に下腹部で叩き付けて犯す須藤に、声を掛ける事が出来なかった。
田沼亜希子が吼えている。
吊り上げられた真っ白い豊満な尻を、須藤に背後から突き上げられる度に喚いている。
喉元を振り絞った様な声が布団に吐き付けられていた。
ぐう、と低く呻き、あおッ、と甲高く叫び上げる。
野太い男根が、亜希子の膣に音を立てて出入りしている。
幾度も射精されたのか、ブルブルと波打つ腿の裏側には精液が滴って落ちていくのが見えた。

「どうだ、マゾ女、まだ、犯して欲しいかッ」
須藤が尻を突きながら言う。
「アオオオオッ・・・・」
言葉に成らない嗚咽を放ち、亜希子は精一杯に首を上へと反らせて左右に振った。
パン!という小気味良い音が鳴る。
「おう!」
亜希子が短く吼えた。
須藤が亜希子を尻を手で打ち据えたのだった。
肉付きの良い臀部が、幾度も打ち叩かれる。
その度に、身動きの出来ないもどかしさを訴える様に、首だけを苦しげに反らせて亜希子は叫び続けた。
「マゾ奴隷の癖に・・・強情な雌だ」
一旦男根を引き抜く。
ぶじゅ、という湿った音が洩れた。
「罰だ、お前の、肛門に、俺のチンポを・・もう一度・・突っ込んでやる」
須藤が言う。声が別人の様に震えている。興奮の極みに在る証拠だった。
それを聞いた亜希子が再び嗚咽を放った。
涙を出さずに声だけで泣いている。
切羽詰った響きを持っていた。
亜希子も又、犯される被虐の喜びに打ちのめされている。

須藤が吊り下げた尻に狙いを定める。
盛り上がった尻たぶを掴み締め、左右に裂く様な荒々しい動作で尻の亀裂を割った。
ギシギシと、縄が軋む。
掴まれ握り込まれた亜希子の尻がゆらゆらと左右に揺れる。
「肛門を、犯すぞ、亜希子」
「アオオオオ・・・・ッ」
その言葉を聴き、亜希子が更に嗚咽を放った。顔を埋め、低く啜り泣いている。
「肛門、奴隷が」
須藤がその腰を沈めていく。
「・・・・・ンッ!」
吊られた裸体が、一瞬硬直した。
剥き出しの肛門が、ぐうッと湾曲する。
膨れ上がった赤黒い亀頭が、押し込まれていた。
須藤も呻いた。そしてその腰を更に沈めていく。
亜希子が折れる程その首を仰け反らせ鋭い呻き声を放っている。
光沢の在る真っ白い肉塊は、その狭間の中央で息衝く窪みを限界まで拡げ切った。
「ウグウウウ・・・・あ、あはッ!」
根元まで男根を尻に呑み込み、亜希子は再度吼えた。
その声が途切れる事は無かった。
肛門が呑み込んだ男根がゆっくりと出入りする度、亜希子は耐え切れぬように嗚咽を放ち、喚き続ける事を止めなかった。


  1. 2014/09/06(土) 10:06:26|
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亜希子 第10回

須藤隆夫は、全裸姿で仰向けに転がっている田沼亜希子を跨ぎ、見下ろした。
毛深い股間から生え出したその男根が、痛いほどに膨れ上がっている。
自分でも自慢できる性器だった。
風俗でも女達が驚く。大きいのねと言う。
自慢の陰茎だった。
血管が破れる程勃起したそれは、本人の告白通り尋常では無い太さと長さを誇示している。

(犯してやる・・・思う存分、串刺しにして貫いてやる)
卑猥な赤い紐の様なパンティーだけを穿いた三十路のマゾ女。田沼の妻であるという戸籍が、更に須藤の性癖を煽る。

須藤は、田沼三郎のバッグから持ち出した荒縄を掴んでいた。眼下に在る、静脈の透けた乳房を凝視する。
豊かな脂肪をたっぷりと湛えた、田沼亜希子の乳房だった。
それを自由に弄び辱められる機会が正に今だった。
見つめる須藤の眼は何所までも澱んでいた。


篠塚亜希子は、呻き声が洩れそうになるのを必死で堪えていた。
須藤隆夫が双の乳房に荒縄を巻き付け、縛り始めている。
左側の根元部分に幾重にも巻かれた荒縄は乳房を搾り上げ、重い鈍痛となって乳房全体を襲っている。
須藤は手早く鋏で縄を切った。
そして右側の乳房も握り込み、同様に根元から搾り上げていく。
枕を下にして喉元を晒して仰け反った首筋に、須藤の熱い吐息が掛かっている。
意識を失った振りをした、亜希子の半開きの唇はやがて真一文字に歪み始める。

亜希子は動揺し始めていた。
須藤隆夫は、素早く自分を犯すものだと思っていた。
我慢ならない動作でこのショーツを剥ぎ取られ、あらぬ格好で拘束され、直ぐに背後から荒々しく犯される事を期待していた。
だが田沼には、妙な余裕さえ在る様だった。
時折立ち上がり、乳房を縛った亜希子を見下ろす気配が何度も感じられる。
寝ている田沼三郎の真横の部屋だ。
早くしないと意識を取り戻してしまう懸念が在る。
そんな亜希子の動揺を他所に、須藤は根元から絞られてその形状を醜く変えてしまった乳房を執拗に弄んでいる。
平静を保つ筈の表情が歪みつつある恐怖に亜希子は怯えた。
眉間に深い皺を時折クッ、と浮かべては、必死で無表情な顔へと戻す。
(あ・・・・んうッ!・・・)
亜希子は伸び切った首筋に血管を浮き出させ、その胸中で呻く。
須藤が縛り上げた乳房を掴み絞め、更に真上へと搾り上げる動作を繰り返していた。
(ん、んッ!ンウ!)
その寄せ集められた肉の山の真上で、伸びた乳首がぷるぷると震える。
須藤は亜希子の上半身に覆い被さった。両手で執拗に左右の乳房を搾り上げる。
(ンンンーッ・・・!!)
やがて耐え切れぬ様に、その周辺から練乳色の母乳が細かい飛沫を飛ばしながら吐き出した。
シーツにその水滴がばら撒かれていった。
亜希子は歯を食い縛った。呻きが唇を割ろうとしている。
その肉毎呑み込む程の勢いで、須藤が乳房を頬張っている。激しく吸い始めた。
「ンッ・・・ンン、ンッ!」
ついに気張った呻き声が、亜希子の唇を割って出た。

須藤が動きを止める。
息を呑んだ気配が在った。
亜希子は全身の血が凍るのを感じた。
意識が在る事に気付いたのか。
その直後、穿いているパンティーが凄まじい速さで引き抜かれた。
「は、あッ・・!」
再度、短い悲鳴を放った。
須藤は仰け反ったままの亜希子の頭髪を掴んだ。
更に鋭い悲鳴が亜希子から放たれる。
須藤が結い上げた部分を掴み、頭部を引き起こしたのだった。
亜希子と須藤の視線がぶつかる。
どちらも驚愕に開き切って見開いた眼だった。
何かを叫ぶ様に、亜希子の口元が開く。
「・・はッ・・・グウ!」
須藤の手に掴まれた硬く丸まった赤い塊が、次の声を阻んだ。ビニール製のパンティーが素早い動作で押し込まれる。
「ンウッ・・・ンウッ・・・」
須藤は赤黒い男根を躍らせる様に弾ませながら、亜希子を押さえ付けた。
「静かにしろ!マゾ女!」
須藤が声を出さず、息だけで亜希子に叫ぶ。
その両腕を真上迄引き上げられ、一つに束ねられた。
直ぐにその上から荒縄が幾重にも巻き付けられていく。
「グウ!・・ヌウ!・・ンンウッ・・・!」
半身を起こされて縛られていく亜希子は、わざと激しくその裸体をうねらせ、悶えた。
須藤が縛り終え、その揺れ動く乳房を鷲掴む。
首が折れる程、亜希子は左右に振った。
乳房が須藤の掌で踊る。

亜希子は異常な感覚に我を忘れていた。
寝ている夫の目前で激しくレイプされる、そんな言葉が脳裏を駆け巡っていた。

それは新しい感覚だった。
凄まじい程の興奮とそれ以上の恐怖が入り混じり、亜希子を精神を嘗て無い窮地へと追い込んでいた。
何故なら須藤の表情は尋常では無かった。
抵抗すれば殺されかねない、何か歪んだものをその表情に感じた。
遊びなどでは済まされない、猟奇にも似た犯罪的な感覚。
須藤はそれを亜希子に叩きつけている。
意識を失った振りのまま犯される事よりも、更に被虐的な想いが亜希子を襲っていた。
後悔と期待が交差して胸中で弾け飛んでいく。

須藤が亜希子を仰向けに転がした。
短い呻きを洩らし、亜希子は倒れた。
直ぐに両脚首が掴まれた。
「オマンコ見せろ」
小声で須藤は言った。
ぞっとする程の響きに、亜希子は首を振って悶えた。
ぐう、と仰け反って呻く。その両脚が一気に拡げられたからだった。
「濡らしやがって・・こんなに・・」
裂ける程に左右に引き拡がった両腿を須藤に向け、亜希子はくぐもった金切り声を発した。
「糸引いてやがる・・」
荒れた指が、縦に裂けた股間の中心をなぞる。
「ぐうッ!ぐううッ・・」
束ねられた両腕が蛇の様に動いている。
須藤が敏感な肉襞を掻き分けていた。
「大陰唇が捲れ上がってるぞ・・オマンコ女・・」
「ン!・・・ンンンーッ!」
葡萄色の小陰唇さえ須藤は捲り上げ、その陰核を剥き出していた。
「ほお・・これがマゾ女のチンポか・・」
「ンウ!ンウ!」
指で焦らされる様に何度も弾かれる。
V字形に大きく開いた腿を波打たせ、亜希子の裸体がびくん、びくんと細かく跳ね上がる。
「案外小さいな・・貝柱みたいだ・・」
声も無く、真っ白い裸体が胸部を晒す様に弧を描いて仰け反る。須藤が勃起した陰核を舌で包んで吸い始めていた。
亜希子の噛み締めた白い歯から、真っ赤なビニールが涎に塗れて食み出した。
「オマンコ、貫いてやる・・覚悟しろ・・マゾ女の亜希子」
そう言うと須藤は既に射精寸前の赤黒い男根を膣口に押し付けた。
亜希子は頭を振った。
須藤がその頭部を掴み、首を前側に向けさせる。
「見ろ・・でかいだろ・・・」
亜希子は両脚を大きく拡げたままの姿勢でその股間部分に顔を向けさせられた。
野太い男根の亀頭が剥き出しの性器を抉じ開けようとしている。恐ろしい大きさだった。
「ンンッ!ンン!ンンッ・・」
訴えるようにその目を須藤に向け、亜希子は首を振る。
しかし膣内からは夥しい量の体液が吐き出され始めていた。
その赤子の腕程在る男根に、亜希子は牛耳られているを感じた。
「今日からお前は・・」
亜希子が気張った様な低い声を洩らす。亀頭が押し込まれていた。膣が恐ろしい感覚で拡がって行く。
「俺の、奴隷だ」
  1. 2014/09/06(土) 10:05:20|
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亜希子 第9回

あれからどの位の時間が過ぎたのか。
篠塚亜希子は、立ち上がった。隣にはテーブルに突っ伏して眠る田沼の姿が在った。
先ほど注いだビールは、残っているコップに直接注いだものだった。
田沼を凝視する。その肩を掴み、揺り動かしてみた。泥の如く眠る田沼が起きる気配は無かった。
(私の中には、何が居るの・・・?悪魔・・?それとも大人しい女の顔をした・・淫らで卑猥な獣なの・・誰か・・答えて・・お願い・・・)
天井を睨んだ。鼓動が高まってきている。脈が恐ろしい勢いで速くなっている。
亜希子は意を決した様に、浴衣を脱いだ。真っ白い裸体が現れる。豊満な腰に深く食い込んだ真紅のパンティが、その肌を一層白く映えさせている。
亜希子はそのまま、奥に設置されている便所へと向かう。
扉を開けた。
次の一瞬で、亜希子は隠しカメラの位置を見破った。和式便器の背後。見慣れない小さな箱が在る。其処には穴が開いていた。
吐き出した溜息が耳を打つ程、自身に響いた。
亜希子はそれには気付かない振りで、その中に脚を踏み入れた。
全裸に近い姿。唯一着用しているショーツは、アダルトショップで購入された卑猥なデザイン。
(神様・・私に・・・淫らで最低な・・この女に・・どうか、罰をお与え下さい・・)
便器は一段高い位置に在る。
その段差をゆっくりとした動作で跨ぐ。剥き出した乳房が揺れ動く。それを見せた後、亜希子はカメラに向かい背を向けた。
細い指が真っ赤なビニールの紐を掴む。それはゆっくりと擦れ落ち、盛り上がった尻が波打ちながら剥き出しになる。
(・・・いや・・いや・・大きなお尻を・・見ないで・・)
そして、更に時間を掛けた動作で和式便器にしゃがみ込みながら、その尻を突き出していった。肛門が広がって剥き出しになるのが、自分でも分かった。
一番淫らに映るだろうその格好で、一旦止まる様にまでして見せた。
(ああ・・・お願い・・・見ないで・・亜希子の、いやらしい、お尻の穴を・・・ビデオに撮らないで・・お願い・・・!)
行動とは矛盾したマゾの言葉が浮かぶ。それが更に被虐心を煽っていく。
高田が設置したビデオカメラが、その全てを大写しにしている筈だ。
尻の表面さえ、興奮に硬直しそうになっているのが自分でも分かる。
亜希子は、ともすれば呻きそうになるのを必死で堪えた。
カメラには移らないその表情は、大きな瞳を更に見開き、唇を噛み締めているものだった。
それは、亜希子は興奮の極みにある時に浮かべる表情に相違なかった。
そのままカメラに突き出した尻を徐々に下ろしていく。
(どうか・・・こんな私に・・この身体に・・激しい罰を・・厳しい折檻を・・お与えください・・)
便器を跨いだ両脚が、ガクガクと震える様に痙攣している。亜希子はやがて目を閉じた。物静かなその場所に、亜希子の放尿する音だけが響いた。




須藤隆夫は、息を呑んだ。
目の前に広がる和室。その中央に大きな漆塗りのテーブルが在る。
そのテーブルを挟み込む様に向かい合う男女は、双方ともにその身を突っ伏していた。
目の前に居るのは、田沼三郎。両手をテーブルに投げ出す様にして、眠り扱けている。
そして、その向かい側には、あの田沼亜希子が居た。
その上半身は裸である事が、須藤にも確認出来た。
剥き出しの二の腕を、田沼と同じようにテーブルに投げ出し、首を左側に向けて倒れ込む様にその身を投げ出している。
風呂上りなのか、結い上げた光沢の有る髪は未だ渇き切っていない様に見える。剥き出しの首筋が真っ白な肌を見せていた。

須藤は、目を見開いたまま、その光景を凝視した。
睡眠薬入りのビールを、田沼は呑んだ。間違いなかった。それを確かめに侵入したのだった。あの高田には、様子を探ると言って部屋に待たせてあった。
音を立てぬ様に襖を開けた時、この光景が眼に映ったのだった。
そのテーブルを迂回する様に、須藤はゆっくりと田沼亜希子が上半身を投げ出している方向へ回った。
そして、フウウッ・・・、という奮えた溜息が須藤の口から洩れた。
向こう側から見た時は解らなかったが、亜希子はほぼ全裸の状態で眠っていたのだった。
その卑猥な格好は、田沼の指示によるものなのか。
豊満な下半身を捩る様にして、亜希子は上半身を投げ出している。脂肪の乗った真白い尻には、真っ赤なビニールの下着が肉に噛み付き、食い込んでいる。その中心を円形に抉った穴が開き、其処から、尻の中央部分が穴から盛り上がり、押し出される様にその肉を露出している。
「フッ、フウウウッ・・・」
須藤は口を尖らせ、更に熱い吐息を吐き出した。心臓が裂ける程の脈を打っている。

震える手が亜希子に伸び、剥き出しの両肩を掴み揺り動かした。
真っ白い背中が揺れる。蒼白い程の裸体は、全く動かなかった。
形の良い右手の伸びた先には、コップの底部を浸す程度のビールが残っている。
あの、睡眠薬を入れたコップに相違なかった。
「フッ、フッ、フウッ・・・」
その顔を鬼の如く赤らめさせ、荒い息を吐きながら、須藤はその場で着ている服を脱ぎ始めた。理性や慎重さは既に破壊されていた。目の前に在る、真っ白い裸体だけが、その眼には映っている。意識の無い、熟れた肉人形を須藤は亜希子に見ていた。


篠塚亜希子は、必死でその表情が歪むのを堪えていた。
便所から出て直ぐに浮かんだ考えは、亜希子自身を狼狽させ、そして興奮に狂いそうになる程に、淫らで異常な計画だった。
(この姿のまま・・私も・・睡眠薬入りのビールを呑んだ事にすれば・・・間違い無く、あの須藤に犯される・・・)
亜希子は、田沼の意識が無くなるのを待った。効果は直ぐに現れ、目の前で田沼は崩れ落ちていったのだった。
(これで私は・・意識を失った振りをしたまま・・あの須藤に犯される事が出来る・・大きな・・ペニスを、抵抗する事も無く、挿入されてしまう・・一生口には出せない程、淫らな、格好を取らされて・・縛られたまま・・大きな、須藤のペニスを・・)
田沼が、初めて自分を犯した様子を聞かされ、ビデオを見せられた時の、言葉を失う程の絶望感と狂おしい興奮が蘇っていた。
あの時に考えていた、決して実行出来ない筈の恐ろしい妄想が、今現実になろうとしている。

田沼が眠り込んでいる隣の和室。
其処には、既に夜具が敷かれている。糊の利いたシーツの上に亜希子は転がされた。
意識を失った振りをしたまま、亜希子はその肢体を投げ出されたままに全身の力を抜いて仰向けに転がった。胸板の上で双の乳房がゆらゆらと揺れ弾んだ。そして重力に従って肋骨を滑る様に、その肉山を左右に分ける様に拉げる。
亜希子はその目を固く閉じていた。しかし眉根がきつく寄っているその表情は、決して意識を失ったそれでは無かった。
だが、須藤は気付いてはいない。
枕をその首元に敷いた姿勢で、喉元を晒している事が、幸いした。須藤からは、亜希子の顔が見えないのだろう。


須藤は、荒い息を吐きながら、その裸体を血走った眼で凝視した。
三十一歳の人妻。隣にはその夫が寝ている。
重たげな乳を剥き出しにし、亜希子はその首を仰け反させる様にして、白い裸体を須藤に曝け出している。長く伸びた両脚は転がした状態で、だらりと力無くV字型に拡がっている。
その股間の奥深く、両腿の狭間に在る縦筋へと激しく食い込む真っ赤な下着は、凝視を続ける須藤へと向けてられていた。
  1. 2014/09/06(土) 10:03:55|
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亜希子 第8回

その夜。
郷土料理の夕食を殆ど無言で食した四名は、別々の行動に出た。
亜希子を巡っての男達の争いは、結果、田沼に軍配が上がった。
いや、無理矢理に他の二人を従わせたというべきかも知れない。
「君達を此処に連れてきたのは間違いだった様だ。今後、亜希子の身体には一切触れさせない」
爛熟した真白い裸体に群がる須藤と高田を前にして、田沼五郎はそう言い放った。
「私は主だ。亜希子の夫であり所有者だ。その事を忘れるな」
須藤等が弁解する余地も与えなかった。急遽、二人には別の部屋を取らせ、旅館の用意していた食後を待って直ぐに亜希子のいる部屋から出る様、命じたのだった。

篠塚亜希子は、薄暗い廊下を歩いていた。その一番奥に、田沼の待つ部屋が在る。
露天風呂に入った身体からは、微かに石鹸の匂いが漂っていた。
しかし、爽快感等は感じられない。寧ろ、失望の方が亜希子には強かった。
これから、あの田沼に抱かれる。その為にこの身体を清めたのだった。
(いいえ・・抱かれるなんて表現じゃない・・・縛られて、辱めを受け・・犯される・・セックスの奴隷として、何度も・・何度も・・。そして・・私は・・表向きは抵抗し・・許しを乞いながら・・絶頂を迎え・・・又・・この身体を、支配されてしまうんだわ・・あの・・田沼に)
亜希子が、浴衣の下に着けているのはたった一枚のショーツだった。それは田沼がこの日の為にアダルトショップから取り寄せた、真紅色をした卑猥なデザインのパンティであった。
素材はビニールの様に艶かしい光沢を持つ。腰の部分は紐だけで出来ていた。股間を覆う部分も、剃り上げられて露出した亀裂のみを辛うじて覆うだけの狭い逆三角形。
(こんな下着を穿いて・・・私は何て淫らな女なの・・)
亜希子はその形の良い唇を噛み締め、胸中で自分自身を罵倒した。
尻を包む部分は、その中央を大きく円形にくり貫いた丸い穴が空けられている。この状態でも尻の割れ目を半分程晒し、更に四つん這いに這えば、割れ目に没した肛門までが剥き出しになるだろう。
性器のみならず、亜希子の肛門に対しても、異様な程の執着心を持つ、田沼らしい選択だと思った。今夜もアナルセックスを要求してくる事は、明らかだった。
(このお尻も・・気が遠くなるくらいに嬲られ・・犯される事にも・・期待しているっていうの、私は・・口に出すのも恥ずかしい部分なのに・・あの夫にも触れさせないのに・・なんて・・なんていやらしい女なの・・貴女は)
挿入の際に感じる独特の痛みにも、今は慣れていた。田沼は常時ゼリー状の潤滑液を使用する。奥まで押し込まれる様に垂らされると、堪らない感覚に襲われる。硬く閉じている筈の括約筋が、その入り口を緩め、やがては大きく広げていくと言う。自分ではその感覚が分からない。麻酔薬を混ぜているのだった。括約筋の周辺が麻痺しているのだろう。歯医者でも使用する麻酔薬の一種だと、田沼から聞いていた。
「鯉の口みたいだな、お前の肛門は。ぽっかり空けやがって、チンポ下さいって言ってるぜ」
田沼が言ういつもの言葉だった。それを聞く度に耳を塞ぎたくなる。死にたい程の屈辱が襲ってくる。
そして同時に堪えられない程の動悸が体中を叩く。それは、被虐の興奮と期待感なのか。
亜希子は目を閉じ、頭を振った。
(もう・・これで・・終わらせなければ駄目・・・絶対に。あの人の、主人の為にも・・・)
亜希子は肌蹴ている浴衣の胸元を押さえた。

その時。
話し声が聞こえ、亜希子は立ち止まった。
「孔雀の間」。それはあの須藤と高田が急遽移動させられた客間だった。
その戸が開き気味になっている。其処から、会話は洩れていた。
「大丈夫ですか・・睡眠薬なんて。効くのかな・・あの男に」
亜希子の眉根が曇る。高田の声だ。何を言っているのか。
「心配ないですよ・・さっき部屋に行った時、隙を見てアイツのビールに入れたんです。田沼が使っていた薬だと思うから間違いない」
須藤の声が返す。
「田沼が?何処で?」
「あの、妻奴隷亜希子のサイトの中で、田沼が亜希子を最初に犯したって言う題名で、動画ファイルが在ったでしょう」
「ええ、在りました、重いから3ファイルに分かれて・・凄かったですね・・あれは興奮しましたよ・・全裸の亜希子を死姦しているみたいでゾクゾクしました・・・確かアナルも犯していましたよね」
高田が奮える声を出した。
「あれは田沼が亜希子に睡眠薬を呑ませて犯した内容だった。亜希子はその間、尻に鞭を打たれても、結局目覚めなかった」
(どういう事・・・まさか・・あの薬を田沼にも呑ませたっていうの・・!どうして・・
・?そんな事をして・・何をするつもりなの・・・)
亜希子は耳を疑った。
あの日、睡眠薬で眠らされた状態で田沼に犯された内容が、サイトに載っている事は知っていた。必死で止めて貰う様に訴えたが、田沼に一蹴されたのだった。
だが、あの時に田沼が使用した睡眠薬を、どうして須藤が手に入れたというのか。
その疑問は高田も同じ様だった。
「どうやって手に入れたんですか、その薬」
「田沼が喋ってましたよ・・俺はいつもバッグに入れて持ち歩いてるってね。多分、ハルシオンだと思ってたからね、見つけるのは楽でしたよ、アイツがトイレに行った隙にね」
「流石は須藤さんだ、素早い」
二人が笑っている。既に意気投合している感が在る。田沼を良く思ってはいない、歪んだ連帯感が其処には在った。
「で・・?田沼はそれを呑んだんですか?」
「俺が観ている時にはまだでしたね・・まあ、賭けですよ・・田沼が寝てしまえば・・」
「亜希子を犯せる・・・そういう事でしょ」
「そういう事。あの身体をギリギリに縛り上げて・・・折檻してやりますよ俺が」
(ひどい・・・・何て恐ろしいことを考えるの・・・そんなの嫌、絶対に嫌・・)
「実は僕もね、ちょっと仕掛けてるんですよ、あの部屋に」
小声もつもりなのだろう。しかし興奮し切った高田の声は妙に甲高かった。
「へえ・・・まさか盗撮カメラとか」
「ビンゴです、あの部屋のトイレにね・・亜希子の小便姿、見たくないですか」
「・・・いいねえ、それも」
亜希子は其処まで聞くと、その場から離れた。
急ぎ足で向かった部屋には、あの田沼が居た。早くも夜具を敷いたその奥で水割りを飲んでいた。
「只今、戻りました・・・」
亜希子は言った。喉が干からびそうになっている。田沼はその赤ら顔をこちらに向ける。
「遅かったな」
「はい・・・身体を、清めておりました・・」
「いい湯だったか・・座れ」
「・・はい、あなた・・」
そう言いながら田沼の正面に正座する。
「さっき、須藤の馬鹿が来たよ・・」
「そう、ですか・・須藤さんが・・」
声が上擦る。緊張を隠しきれないでいた。
不機嫌さは未だ収まってはいない様だった。手元にはもう一つグラスが在る。飲みかけのビール。手を付けているのだろうか。
「奴は機嫌を取りに来た・・お前の身体に触れたいんだろう。ビールまで注ぎやがって・・あんなヤツの酌が飲めるか」
田沼はそう穿き捨てた。未だ、睡眠薬を入れたそれを飲んではいない気がした。これで良かったのだろう、亜希子はそう思った。田沼に犯されるのも未だに抵抗を感じる。だか、あの二人には更に拒絶感を覚えていた。これ以上、他人と関係を持ち夫を裏切る事は堪えられない。そう思っていた。
「自慢しやがって・・・」
「自慢・・・ですか?」
亜希子は無言で田沼が突き出したコップを受け取り、傍に在るウイスキーに手を伸ばした。
「デカイそうだ、須藤のチンポは。二十センチ近く在るんだとよ・・入れられた女は白目を向いて叫ぶらしい・・・ケッ、万年女日照りがよく言うぜ・・」
亜希子は黙っていた。水割りを作る手が何故か微かに震えている。
田沼の男根は普通の大きさだった。その事を気にしているのか。女にはそんな事など問題では無い。もっと本質的な部分が在る。そう言いたかった。だが。
「お前はどうだ・・・須藤みたいなチンポに興味は在るのか」
差し出しされたコップを受け取り、田沼は亜希子に問うた。
「・・・いいえ・・・ありません・・」
「須藤のヤツ、お前を犯したいとまで言ってきやがった。断ったら、睡眠薬で眠らせてならいいですか、だとよ」
「・・・・・」
「死姦にも興味が在るらしい・・意識の無いお前を縛り上げて裏返し、尻から犯したいってほざいてたな。俺のサイトの真似だ・・・ふざけやがって」
亜希子の唇が微かに奮える。膝に置いた両手もに汗が滲んでいた。
「・・・あなた・・」
震える声で言った。
「何だ、亜希子」
「おビール・・・お注ぎ、しましょうか・・」

  1. 2014/09/06(土) 10:02:45|
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亜希子 第7回

「この亜希子の乳房は・・母乳が出ると・・あのサイトに書いて在りましたが・・」
晒した乳房を噛み付く様に凝視しながら、須藤が言う。
「ええ、出ますよ、面白いくらいにね」
愉快そうに言う田沼に、もはや医師としての威厳などは無かった。
「ちょっと・・吸ってみても・・いいですか・・この奴隷の乳房」
田沼は息だけで笑った。しかし、次の言葉に須藤は苛立ちを覚える。
「それよりも、亜希子自身に揉ませましょう。いいな、亜希子」
亜希子の眉根が更に曇る。その表情は明らかに屈辱的な言葉に反応した証拠だった。
須藤は、その表情を美しいと思った。端正な顔をした女だった。伏せ眼がちな睫毛が長い。
血管が抜ける程に白いその肌は、この旅館の部屋に在る全てのものを、霞ませてしまいそうだった。触らなくとも、その滑らかな艶を持った重たげな乳房の触感は想像に難くない。
しかし、あの乳房を口に含んでみたかった。自身の両の掌で、ブラブラと揺れるあの太い乳房を、鷲掴んで揉みしだきたい。欲望は急激に膨れ上がっていく。
だが田沼は、触らせようともしない。歯痒い思いがした。この様な清楚で且つ肉感的な女を妻に持つ田沼に強烈な嫉妬を覚えていた。

「どうした、早くしろ」
苛立ったのか、無言で立ち尽くす亜希子に田沼が言う。
「お願いです・・・どうかそれだけは・・・お許し、ください・・」
無理矢理に揉まれてしまうのなら諦めも出来る。しかし自身の手で乳房を揉んで見せるのには、計り知れない屈辱感が在った。母乳が出るのは子供を産んだからでは無い。授乳では無く、この症状は病気によるものだった。想像妊娠は完治していない。その事を一番知っているのは、担当医の田沼の筈だった。それを性の対称として愉しむ精神がどうしても理解出来ない。だが性の道具としての扱いばかりを受けている。もう穢れた乳房という感じがする。身体全てが性の道具として扱われる。どこまでも堕ちて行きそうな不安が亜希子には耐えられなかった。

「あ、き、こ・・・分かったな」
一語一句、区切りながら叱咤される。これ以上の逆らいは田沼の逆鱗に触れるだろう。
そんな響きが在った。理解などは求められない。この乳房は今や男達を愉しませる為だけに存在するのだろう。
「返事をしろ・・・・」
「・・・はい・・・あなた・・・わかり、ました・・」
やがて亜希子はそう呟き、自らの乳房を両手で掴み締めた。
「待て」
そう言われ、亜希子の動きが止まる。
「その下着も脱ぎなさい。全裸で乳房を揉みしだくんだ」
田沼の声が低い。粘着質を持っている響きだった。この部屋には異様な空気が立ち込め始めていた。他の二人も喋らなくなっている。目の前の奴隷だけを凝視し、視姦しようと必死になっている。高田は只管にビデオカメラを構え、全てをその中に収めようとしている。
須藤は、触れられなかった乳房を咬み付くような眼で見据えている。
「返事をしろ、マゾ奴隷亜希子」
「わかりました・・・全裸に、なります・・お待ちください・・・」
眼を開けずに、亜希子はそう答えた。
そして一呼吸擱いて、その指をショーツに掛けた。股間に視線が集中している。
思わず背を向けた。
「駄目だ。正面を向いて、眼をしっかりと開けて脱げ。顔をこちらに向けたままでだ。わかったな、マゾ奴隷」
「・・・はい・・そう、致します・・」
亜希子は低い返事をした。その声は震えていた。どこまでも辱めようとする田沼だった。
言われた通り、正面を向き、その眼を開いた。目前にいる三人と視線がぶつかる。
歪んだ欲望を湛えた眼が、亜希子を睨んでいる。
「もっと、眼を見開け。そして下着を脱げ」
言われた通りにした。そしてそのまま下着に両手を掛ける。
そうすると、首がより前方へと伸び、顔が前に出る。亜希子は裂ける程にその両目を見開いているのを感じた。ショーツが腰の部分から捩れて丸まりながら腿を擦れ落ちていく。
目の前には興奮し切った三人の男達が凝視し続けている。
やや上目遣いの視線のまま、唇を真一文字に食い縛り、亜希子はショーツを下ろしていく。

「いい顔だ。亜希子・・・我妻とは言え、美しい」
田沼が言う。
本気でそう言っている。須藤はそう感じた。
目前で、他人の妻が大きな瞳を裂ける程に見開き、ショーツを脱いでいる。
その胸中は、狂えるものなら狂いたい、そう叫びたい様に思えた。その想いが、大きく開いた焦点の定まらない瞳に出ている。
亜希子には、気品が在った。よく見かける下品な淫乱女とは違う。
得難い女だと、須藤は思い始めていた。
亜希子はその腰を後ろに突き出しながら、ショーツを足首まで落とした。
「全裸に、なりました・・これで・・宜しいでしょうか」
そう言い、その眼をゆっくりと閉じる。絶望を隠す様に。

「いいだろう・・正面を向け。但し・・両手は頭の後ろに組め。そして、両足を開き、蟹股になって正面を向け」
尋常では無い格好を、田沼は強制した。その命令に、亜希子は無言で首を振った。
全裸のままでそうすれば、全てを露出する事になる。乳房を晒し、股間までもを覗かれてしまう。初対面の男達に対して、余りにも屈辱的な姿勢、いや最早痴態と言えた。
「・・お願いです、そんな格好だけは、どうか・・お許し、ください・・」
直立不動になり、天井を見つめたまま全裸で許しを乞うた。もう視線は二度と合わせられなかった。男達の眼は、興奮に狂いかけている。それを見るのが堪らなく怖かった。

高田のカメラが、剥き出しの股間を狙っている。その部分は田沼によって剃毛されていた。
幼児の様な縦の亀裂が、亜希子を更なる屈辱へと煽り続ける。
「これからするべき格好を、復唱しろ、マゾ奴隷亜希子」
田沼では無く、そう言ったのはあの須藤だった。主人である田沼の台詞。それを奪った。
我慢ならない口調だった。今、須藤は興奮の極みにある様だった。田沼は舌打ちしたが、黙して亜希子を見据えた。
「そうしなければ・・・お前の盛り上がったケツを俺が百叩きする。わかったな亜希子」
再度の声も須藤だった。今にも飛び掛りそうな気配が在る。
「わかり、ました・・・」
「須藤様、と言うのだ、マゾ奴隷亜希子!」
「・・わかりました、須藤様・・」
亜希子はそう返した。額からは脂汗が噴出し始めている。
「眼をしっかりと開け、その格好を復唱しながら、両脚を蟹股に開いて行け」
「はい、須藤様・・・・今から、行います・・」
そう言いながら、亜希子は両手を頭の後ろに持って行き、その手を組んだ。
「今から、両脚を、・・・」
「蟹股に、開きます、だ・・御覧下さい須藤様と言え、亜希子」
「が、蟹股に開きます、ごらん、ください、須藤様・・」
そう答え、天井にその見開いた両目を向け、ゆっくりと両脚を広げていった。
「尻をもっと落とせ、そうだ。もっと胸を反らせろ、そうだ」
須藤が叫びがちに言う。既に命令する主人として成りきっていた。横にいる田沼の事などはもう眼中に無い。
「はいッ、蟹股に、両脚を、広げますッ」
呻く様に亜希子は答えた。
「もっとだ、オマンコを見せろ!乳を見せろ!」
「・・はいッ、・・・須藤、様ッ、・・・」
亜希子は呻く様に答えた。激しく豹変した須藤に、恐怖すら覚えていた。
そしてその体勢は亜希子に想像も出来なかった苦痛も齎せていた。
レスラーが行う、ヒンズースクワットという筋力トレーニングが在る。見た目よりも本人には凄まじい苦痛が在る事で有名だ。一番辛いと言われる状態での姿勢で、制止させているのだった。
亜希子の身体中から、汗が噴出している。それは首筋を流れ、揺れ動く乳房に滴り落ちる。苦悶に喘ぐ裸体を凝視しながら、更に興奮した須藤の声が飛ぶ。
もっと胸を反らせろ、もっと両脚を蟹股に開けと叫んでいる。
そう言いながら、ついに須藤は亜希子の方へと歩き出していた。
そして亜希子の背後に回り込み、その両肩を掴まえ下へと押さえ込む。
「どうだ!マゾ奴隷、苦しいか!」
「アアッ・・・やめ、てッ、・・ウッ、ウウッ、・・・・ンウッ・・・」
「堪えろ、マゾ奴隷!両脚を開け、姿勢を崩すな!」
「アウッ、・・ンウウウウッ・・・」
首に血管を浮き出させ、弓の如く仰け反る様にして亜希子は堪える。
その時突然、須藤が背後から、その剥き出しの尻をわし掴んだ。
「あ、あはッ!」
亜希子の裸体が跳ね上がる。須藤はまるで憎き肉塊での捕らえたかの如く、その指を深く尻に埋め込み、激しく揉み始めた。恐ろしい力だった。
しかし田沼は、須藤の行為には気付いていない様子で、亜希子の裸体を凝視している。
「あうッ!・・あッ、うッ、・・お許し、くださいッ、あ、ウグウッ、・・・」
その額に汗で濡れた髪が張り付き、亜希子は今にも泣き出しそうな表情で天に向けたその顔を左右に振っては呻き、苦悶を訴える。
今、その真下から仰ぐ様にビデオカメラが撮影している事さえ、亜希子は気付かなかった。
何時の間にか、あの高田さえ大胆な動きを見せていたのだった。
「ンンッ!アウウッ・・・やめ、て、・・・ング!!」
亜希子の裸体が硬直する。ビクッ、ビクッ、と痙攣している。田沼は眉間に皴を寄せた。
三角形に広がる両腿の挟間に、高田は潜り込んで撮影を続けている。
「おい、何をしてるんだ」
田沼は亜希子の背後に隠れる様にして、無言でいる須藤に声を掛ける。
ファインダーには、真白い両腿から股間にかけての画像がほぼ真下からのアングルで映し出されていた。
不恰好に広がった腿の裏側が、支える苦悶に痙攣し、ブルブルと細かく震えている。
腿の付け根から尻へと続く肉の山さえ、幾度と無く波打って弾み、揺れ動いている。
「ウッ・・ンウッ・・ング!・ンンンッ・・・・」
亜希子は食い縛った唇から、気張った声を洩らした。首を時折激しく左右に振る。
剃り跡さえ見当たらない程、真っ白な恥丘部分の隆起がレンズへと大写しになり、縦に走る亀裂に隠れていた大陰唇が、微かに捲れ上がってその襞を覗かせている。もう、性器は剥き出しの状態だった。そして、その中に無骨な指が二本、尻の方から回りこんで押し込まれている事に、高田は気付いていた。白乳色の愛液を吐き出す膣に、浅黒い指が慌しく出入りしている。
その上部で、滑らかに隆起を見せる下腹部が、大きく波打ち苦しげに悶える。
「あうッ、・・ンン!イヤッ・・いやあッ!・ン・ング!・・・アッ、あはッ!」
亜希子が叫ぶ度に、豊満な乳房はブルブルと弾み、その上で乳首が跳ね踊る。
自らの熱気で曇るファインダーを必死で覗く高田の股間は、既に射精状態に近かった。
「おい、お前ら!聞こえてるのか、亜希子に何をしてる!」
田沼が立ち上がり、叫んだ。
血走った眼の男二人は、聞く耳を持たなかった。
駆け寄る田沼の眼も、血走っていた。しかしそれは興奮の為ではなかった。
奴隷を弄ばれる事への怒り。主である自分に許可無く、奴隷を嬲る事への憤怒。
そして、堪らないほどの嫉妬。所有者である田沼にとって、初めて湧いた感情。
怒号が、和室に轟いた。

  1. 2014/09/06(土) 10:00:42|
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