2ntブログ

闇文庫

主に寝取られ物を集めた、個人文庫です。

隣の芝生 第28回

朝食が終わると、片山はパンツを脱いで窓際の椅子に足を開いて座り、妻を脚の間に座らせていました。
「早く浴衣の裾を割って、手に持ってその可愛いお口でお願いします」
「出来ません。許して下さい」
「真美さんだけ、朝から3回も気持ち良くなってずるいですよ。私は何をされても勃起しません。
これ以上大きくなる事は有りませんから、怖がらずにお願いします」
「そうではなくて・・・・・・出来ません」
「そうでした。怖いはずは無いですよね。昨夜あんなに・・・・・・・・」
「昨夜の事はもう・・・・・・・」
「この様な関係も、旅行の間だけです。ご主人には言えないような秘密をもっと作りたいのです。
そうでないと真美さんは、私がご主人に謝ってしまわないかと、ずっと心配しながら暮らさなければなりませんよ。このままだと帰ってから、私がご主人と世間話をしていただけでも、何を話しているのか気になりませんか?その内お互いを信用出来なくなり、仕事にも支障を来たすようになります。旅行中に起こった事は、夢だったに違いないと思えるような非日常的な事をして、お互い忘れるように努力しましょう。明後日からは、また以前の関係に戻って仕事しましょう。」
妻は片山の言葉を全て理解出来ませんでしたが、片山の言う事に従って明日まで我慢すれば、私に話される事は無いという思いから、片山のオチンチンを取り出すと、ゆっくりと口を近付けていきました。
「そうです。凄く気持ち良いですよ。今度は昨夜のように、もっと舌も使って下さい」
〔やはり真美の口の中は凄く気持ちが良い。勃起するまでには至らないが、昨夜感じた事は夢では無く、この明るい所で見ていると、確かに私のオチンチンは少し大きさを増している。少しでも大きくなれば、それだけ快感も増す〕
妻は柔らかくても大きな物を口いっぱいに頬張りながら、口の中では必死に舌を動かし続けていました。
〔羞恥に顔を赤く染めながら、必死に頬張っている真美の姿を見ていると、更に大きくなって快感も増していく。この分だと真美に毎日させれば、いつか念願の射精までもって行けるのかも知れない。いや、出来れば完全に勃起するまでもっていき、真美のオマンコの中で射精したい。おそらく真美が経験した事が無いであろう大きなオチンチンで奥まで突いてやり、私から離れられないようにしてしまいたい。私のオチンチン無しでは、生きて行けないような身体にしてしまいたい。死んだ家内がそうだったように〕
亡くなった奥さんと妻が被って見えるのか、ここから少し、奥さんの事が書かれていました。
〔私は若い時から老け顔だった為にもてなかった。まだ結婚もしていないのに、みんなに魚屋の親父と呼ばれた。二束三文の山は持っていても金も無く、私には男として自慢出来る物は何も無いと思っていた。私が女性に声を掛けても相手にもされないと思っていたので、好きな人がいても憧れるだけで告白も出来ず、隠し撮りした写真を見ながら、毎日右手のお世話になるだけ。オチンチンが大きい事も、修学旅行の時に冷やかされた事があって、逆にコンプレックスに感じていた。しかし初めてソープに行ってソープ嬢から、それは他の男にはそうは無い武器になると教えられる。しかしそうは言っても、オチンチンを出して歩く訳にもいかず、もてるのはソープに行った時だけ。もてると言っても逆に嫌がるソープ嬢もいたが。そんな私にも女の好みはあり、結婚相手は誰でも良いという訳では無かった。恥じらいがあり、清楚で優しい女。顔は可愛いが、それと反比例するかのような肉感的な、厭らしい身体を持つ女〕
片山が女性に対してこのような好みを持つようになったのは、高校の時から恋焦がれていた同級生が、まさにそのような女性だったからです。
ある時、刺身の配達を頼まれて届けに行くと、建ったばかりの新しい家から出てきたのは、その彼女でした。
この時片山は飛び上がりたいほど喜びましたが、その喜びもすぐに口惜しい思いに変わります。
〔結婚した事は風の便りに聞いていたが、私はまだ諦め切れずに、ずっと彼女の写真のお世話になっていた。彼女の顔を見た時は嬉しかったが、彼女の後ろに立って微笑んでいたのは事も有ろうに、私が彼女を好きなのを知って、左程好きでも無かったくせに私に対する嫌がらせから、告白して付き合だした同じクラスの男だった。背も高くて顔も良く、女に人気はあったが人間的には最低の男。彼女の前では本性を見せずに、彼女を騙し続けていた男だ〕
これは片山の逆恨みかも知れません。
おそらく憧れの女性を盗られたという思いから、このように思い込んでしまったのでしょう。
〔この男は彼女と結婚して幸せなところを見せ付ける為に、わざと配達させたのだと思った私は、平日の昼間に再度訪問して彼女を犯してやった。奴の物では物足りなくなるように、私の大きな物でオマンコを広げてやろうと思った。彼女の抵抗は凄まじく、ソープ嬢に教えられて分けてもらったローションを塗って入れたが、私に罵声を浴びせながら可也痛がって暴れた。しかし、次第に馴染んでくると彼女の反応は明らかに変わり、可愛い顔からは想像もつかないような獣のような声を出して、狂ったように喜んでいた〕
片山は次の日の朝、ご主人が出勤するのを待ってまた訪問するのですが、彼女は脅えていてドアを開けません。
しかし、勝手な解釈をしている片山は諦めませんでした。
〔彼女は私に抱かれるのが嫌だったのではなく、私のオチンチンが気持ち良すぎて、旦那では物足りなくなってしまうのが怖かったのだ〕
どうしても顔を見て謝りたいと嘘をついてドアを開けさせ、夜まで延々と彼女を犯し続けます。
それからは、犯されながらも彼女が感じていた事をばらすと脅して、毎日のように犯し続けたので妊娠させてしまい、まだ子供はいらないと避妊していた旦那にばれてしまいました。
〔私の大きなオチンチンに妻を寝取られた、奴の口惜しそうな顔は今思い出しても愉快だ。山を担保にお金を借りて慰謝料を払ったが、お金などどうでも良かった。彼女を私だけの物に出来た喜びの方が大きかった。彼女は離婚されて私を責めながらも私と結婚する事になったのは、おそらく私のオチンチンから離れられなくなったのだろう。死ぬまで口には出さなかったが私には分かる。あのまま奴と暮らしていたよりも、私の大きなオチンチンで毎晩慰められていた一生の方が、家内は幸せだったに違いない〕
亡くなった奥さんは、無理矢理犯された上に離婚させられ、辛かっただろうと思いました。
ただオチンチンが大きいという理由だけで、片山と再婚したとは思えません。
おそらく自分の事よりもお腹の中の子供の事を考えて、仕方なく一緒になったのでしょう。
人望があって誰からも慕われ、言葉遣いも丁寧で優しそうに見える片山の、性に対しての歪んだ裏の顔が見えてくると、私は更なる恐怖を覚えました。
  1. 2014/06/13(金) 01:32:41|
  2. 隣の芝生・石井
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

隣の芝生 第27回

妻は舐めるように見る厭らしい目に裸体を晒し、消えて無くなりたいほどの羞恥心と戦いながら、片山の身体を洗わされました。
そして最後には由美子さんと同じ様に、手でオチンチンを洗えと強要されます。
「もう良いですか?」
「まだです。昨夜口でしてくれたように、もっと愛情を込めて洗ってくれないと、いつまでも終りませんよ」
「言わないで。それは言わないで」
「さて、次は真美さんの番です。お返しに私が洗ってあげますから、ここに立って下さい」
「そんな恥ずかしい事は嫌です」
「今更恥ずかしがらなくても良いですよ。私は身体どころか、既に真美さんのオマンコの中まで見てしまったのですから。いや、見てしまったと言うよりも、見せられたと言う方が正しいかな」
「私は・・そんな事を・・・・・・・・・・・」
「私の顔を跨いで、自らの指で開いて見せた事も覚えていないのですか?ご主人が聞いたら、驚いて倒れてしまうのではないかな」
何も覚えていない妻は否定する事も出来ずに、私の話をされると逆らう事が出来ませんでした。
片山の指は、震えて立っている妻の身体の隅々まで、愛撫するかのように這いずって行きます。
「さて、次は中も洗ってあげましょう。ここは荒れるといけませんから、石鹸は付けずに洗っておきますね。洗い易いように、もう少し足を開いて下さい」
「いいえ、自分で洗いますから」
「お願いですから、そんな現実に戻すような事は言わないで下さい。私も罪悪感と戦いながら、仕方なくスケベ親父を演じているのです。本当はこんな事などしないでご主人に謝った方が、余程気が楽なのです。」
「主人の事は・・もう・・・・・・」
足を少し開いた妻の前に座った片山は、強引に太い指を一本入れようとしました。
「痛い。痛いから止めて」
「流石に濡れていないときついようですね。では少し濡らしてあげましょう。真美さんはクリトリスを擦られると、すぐに厭らしいお汁を出してしまうと、昨夜でよく分かりましたから」
「止めて。もうそんな事は止めて。やはり私には出来ません」
「そうですか。真美さんも罪悪感で苦しいのですね。分かりました。もう止めて帰りましょう。
罪悪感で苦しむぐらいなら、潔くご主人に謝った方が良いです」
「いえ、それは・・・・・・・・」
片山は妻の顔をじっと見詰め、羞恥に染まる表情を楽しみながら、わざと厭らしい音を出して指を舐めました。
「さあ、直に触ってあげますから、昨夜のように自分で包皮を上に引っ張って露出させて下さい」
自らそのような事など出来る筈の無い妻が、片手を前に持ってきて逆に隠そうとすると、その手を握ってクリトリスに持っていき、手を添えたまま妻の指を使って包皮を上に剥きました。
「指をこのままにしておいて下さいよ。昨夜ここを責められた時の、真美さんの反応は凄かった。
腰を上下に激しく動かして暴れるので、押え付けるのに苦労しました」
「イヤー・・そんな事言わないでー・・イヤー・イヤー」
「こうされても嫌ですか?」
最初の内は、必死に快感を否定し続けていた妻の身体も、私の触り方とは違う新鮮な指の動きに、自然と腰が動き出してしまいます。
「アッ・アッ・アッ・イヤ・イヤ・イヤ・イヤ・ヤメテー・ヤメテー」
言葉とは裏腹に、腰の動きは早くなって行きます。
「止めても良いのですか?」
意地悪く、ゆっくりと片山の指がクリトリスから離れて上に登ると、妻は徐々に爪先立ちになって、指を追いかけてしまいます。
「ほら、止めて欲しく無いのでしょ?もう指が入るぐらいお汁が出て来ましたが、このまま止めるのは可哀想ですから、一度楽にしてあげますね」
「アー・アー・イヤー・イヤー・イヤー」
完全に感じさせられてしまった妻は立っているのも辛くなり、その場に座り込みそうになりました。
「立っていて下さい。辛ければ私の肩に手を置いて、身体を支えても良いですから、立ったままイクのです」
「アッ・アッ・アー・アー・アー・もう・もう・ダメ・ダメ・ダメ・ダメ・ダメー・ダメ~~」
妻は初めて立ったまま登り詰め、その瞬間全身の力が抜けて崩れ落ち、片山に抱き付いて身を預けてしまいました。
「どうです?立ったままイクのも気持ちが良いでしょ?」
抱きかかえられるようにお湯に浸かった妻は、お湯の中で片山の太い指を2本も受け入れ、片山にしがみ付きながら、更に2度の絶頂を迎えさせられたのでした。

  1. 2014/06/13(金) 01:31:53|
  2. 隣の芝生・石井
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

隣の芝生 第26回

辱められて、感じてはいけないと思いながらも感じてしまう女性の姿を見る事に、より興奮を覚えるようになっていた片山は、酔っていて意識のない時よりも正気の時の方が面白いと感じ、翌日に備えて妻を解放したのですが、手の届く所にこれ以上無いというオモチャがあっては、遠足当日の子供のように、嬉しくて早くに目が覚めてしまうのでした。
トイレに行くとその後眠れずに、掛け布団を剥がして妻の裸を鑑賞していると、夏でも流石に早朝は肌寒くて妻もようやく目を覚まし、今の状況が掴めないで横に座って見ている片山の顔を見てから辺りを見回し、ようやく自分が裸体を晒している事に気付いて、掛け布団を引っ張り上げると身体を隠しました。
「イヤー、イヤー。そうして?どうして?」
「こんな事になってしまって、ごめんなさい。」
「こんな事って?何をしたの?私に何をしたの?」
「覚えていないのですか?真美さんが酔ってしまってトイレで戻し、その後私が介抱していると急に抱き付いて来て、身体を擦り付けてせがんで来た事を覚えていないのですか?」
「そんな、そんな。私が何をせがんだと言うのです?」
「本当に覚えていないのですね。真美さんは制止する私の言う事も聞かずに、全て脱いでしまうと私を押し倒して、パンツの上から私のオチンチンに頬擦りしてきたのですよ。駄目だと思いながらも私も酔った勢いで、つい指や舌で応戦してしまいました。すると真美さんは凄く感じてくれて何度も何度も達し、最後にはパンツからオチンチンを引っ張り出すと咥えてしまい、舌まで使いながら口に含んだままの状態で、激しく達してしまった事を本当に覚えていないのでか?」
「そんな・・・・・・そんな事・・・・・・イヤー」
「嫌だと言っても、してしまった事は取り返しがつきません。娘のように思いながらも、剥き出しのオマンコを顔の前に持って来られては、真美さんの要求を断り切れませんでした。目の前で真美さんが自ら包皮を擦り上げて剥いてしまったので、完全に露出してしまった綺麗なクリトリスを見ていたら、つい吸い付いてしまいました。いくら酔っていたと言っても、その時の感情に流されずに断るべきでした」
妻は記憶を辿っていましたが、所々は思い出せてもはっきりと思い出す事が出来ずに、どうしてこのような事になってしまったのか迄は思い出せずに、片山の言葉を信じてしまい、罪悪感から涙が溢れて止まりません。
「私は・・・・たぶん・・・主人だと・・・・・・・」
「分かります。私も酔っていて、途中から死んだ家内としているような気持ちになってしまいましたから」
ここからまた、由美子さんにしたのと同じ演技を始めます。
「悔やんでも、やってしまった事は仕方がありません。今から帰って、2人でご主人に謝りましょう」
妻はこの言葉で、取り返しがつかない大変な事をしてしまったという思いが更に大きくなってしまい、頭の中が混乱してしまいます。
どの様に対処したら良いのか皆目見当も付かず、私に知られる事だけは何があっても避けたいという思いだけが強くなっていきました。
「それだけは・・・・・・・・・」
「真美さんはこのような事をしてしまって、一生ご主人に隠し通そうという考えなのですか?私には出来ません。悪い事をしたら何を言われようが、何をされようが謝る。それが私の信念です」
「お願いですから、主人だけには・・・・・・・・・・。」
「真美さんには薄情な言い方になりますが、今なら私は誘われた立場です。裸の女性に押し倒されれば間違いが起こっても仕方が無いと、男のご主人なら分かってくれると思います。70年近く貫いて来た信念を、この歳になってから破りたくありません。ご主人に正直に話して、何とか許してもらいたいです。自分がしてしまった事の責任をとりたいです。真美さんも今なら、例え自分から誘ってしまってこうなったと知られても酔っていた事ですし、長年夫婦をしていて子供までいるのですから、きっと許してもらえますよ。2人で謝りに行きましょう」
「それは出来ません。お願いですから主人には・・・・・」
片山が考え込んでいる振りをしていると、妻は裸なのも忘れて布団から出て、座っている片山の膝に縋って、また泣き始めました。
それほど妻は私に知られる事を恐れ、何も身に着けていない事など忘れるくらい取り乱していたのです。
「お願いします。お願いします。」
「分かりました。私も一緒に地獄に落ちましょう。真美さんに泣かれて、裸で縋られては断れません」
「えっ?」
妻が慌てて掛け布団を引き寄せて身体を隠すと、片山は力任せにそれを剥ぎ取りました。
「何をするのです!」
「何をするって、こういう事です。私にもご主人に言え無い様な秘密を作らせて下さい。そうでないと、ご主人には黙っていると今約束しても、顔を見れば罪悪感から謝ってしまいそうです。
それで良ければ、このまま何もせずに帰りましょう」
「それは困ります・・・・・・・・でもどの様な事を・・・・・・・」
「70年近く守ってきた信念を曲げてまで、真美さんと地獄に落ちる覚悟をしたのですから、私には逆らわずに言われた通りにして下さい。しばらくは我慢出来ても、隣に住んでいて絶えず顔を合わせていては、ずっと隠し通す自信が無いのです。このままだといつ気が変わって、ご主人に謝ってしまうかも知れません。そうならない為にも、ご主人に知られては殺されるかも知れないような、重大な秘密を作らせてさせて下さい。まずは一緒にお風呂に入りましょう」
妻は由美子さんと同じ様に並んで露天風呂に入りましたが、由美子さんの時と違うのは、バスタオルで身体を隠すことなど許されなかった事でした。
  1. 2014/06/13(金) 01:31:06|
  2. 隣の芝生・石井
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

隣の芝生 第25回

射精してしまって興奮が醒めると、現実に戻ってしまった私は由美子さんの事よりも、妻の事が気になってしまって続きを読む気力も無くなり、妻は何をされたのか知りたくて仕方がありませんでした。
〔由美子のようにはならなくても結果は同じような事に〕
またこの文章が頭に浮かび、寝室に戻って妻の寝顔を見ていると、厭らしい老人の前に裸体を晒し、クリトリスの包皮を剥かれて触られたかと思うと口惜しくて仕方がありません。
更にその後、由美子さんのように感じさせられ、達する時の声を何度も聞かれたかと思うと、妻を叩き起こして問い質そうと思いましたが、由美子さんと同じ様な精神状態でいるとすれば、本当の事を話さずに強く否定されるだけだと思いました。
尋ねて素直に話すぐらいなら、既に妻の方から打ち明けられている筈です。
私に全て話せるぐらいなら、片山と仕事をする事など自分から辞めている筈です。
私は私の裏切りを知られずに、隣にこそこそと忍び込んで日記を読んでいた事も知られずに解決しようと思っていたので、言い逃れが出来ないように、片山のあの部屋に連れ込まれた時に怒鳴り込もうと思っていました。
私の裏切が知られても、私の方が有利になる様に解決しようと思っていました。
その余裕の裏には、片山が最後までは出来ないという事がありましたが、日記を読む限り悠長に構えている余裕などありません。
早急に言い訳の出来ない証拠を確保して2人に突きつけ、謝罪させて償わそうと思いましたが、このまま旅館で何があったのか知らずに終らせ、妄想だけが膨らんで苦しみながら、一生妻と付き合って行くのも嫌です。
仮に妻が片山との関係を認めたとしてもただ謝り続けるだけで、このような卑猥な事をされたと話す事は考えられず、その事を知るには、やはり日記を盗み読む他無いと思いましたが、夜に忍び込む事は無理な今、留守の昼間に忍び込むしかありません。
土曜に妻と片山が出勤してから、私は覚悟を決めて境界線の低い塀を跨いだのですが、流石に夜と違って辺りが気になり、心臓が倍の速さで動いています。
由美子さんとの日記もそうでしたが、旅館での出来事などは官能小説のように詳しく書かれていて、片山の興奮が手にとる様に分かります。
特に最近早く帰っていたためか先日読んだ続きの部分からは、今妻と片山が私の目の前で行為を行っているかと錯覚するほど特に詳しく書かれていて、私の知りたい欲求を満たしてくれる限度を超え、口惜しさから日記を破り捨てたい程でした。
〔しばらく擦っていると真美は酔いから、これが夢か現実か、いまどこで誰に何をされているのかも分からないで、感じてきたのか少し腰を上下に動かし出した。足も徐々に開いて行き、美味しそうなオマンコが露になる。堪らずにクリトリスを擦りながら、もう一方の手でオマンコを開いてやると、少し黒ずんだ外観とは違い、薄いピンクの綺麗な内部が見えた。思わず吸い付きたくなってしまったが焦る事は無い。まだまだ夜は長いのだ。とり合えずクリトリスで一度イカせてやろうと、添い寝して乳房を口と舌で悪戯しながら擦る指の動きを早くしてやると、普段の清楚な真美からは考えられないほど、激しく腰を振り出す〕
「アッ・アッ・アー・アー・アァーン・アッ・アッ・アッ・アー・アー・アー」
「どうしました?もうイキそうですか?」
〔今度は舌で、乳首を集中的に弄びながら更に指の動きを早めてやると、早くも限界を迎えたようで足の爪先まで伸ばし、強く私の手を挟んできた〕
「アッ・アッ・アッ・アッ・ヒッ・ヒッ・ヒー・ヒィー・ヒィー・イヤ~~」
〔一度達してしまうと多少酔いが醒めてしまうと思っていたが、真美はまだ赤い顔をして肩で息をしていた。私は真美に休む余裕を与えずに反対向きになって覆い被さり、無我夢中でオマンコに吸い付き、中に舌を入れたりクリトリスを舐めたりしていると、何を勘違いしたのか真美は、目の前にある私のオチンチンを掴んできた。気を良くした私はオマンコに指を入れて掻き回し、クリトリスを吸い続けて時々甘噛みしてやると、旦那との行為でいつもそうしているのか、終には口に含んでしまい舌を使ってきたので、私は今迄に無い快感に襲われた。今までの女にも口を使わせたが、こんな感覚は初めてだ。勃起までは行かないが、真美の口の中で少し膨らんだのだ。
今は酔っていて旦那と勘違いしているのだろうが、正気の時に私のオチンチンだと知りながらさせる事が出来れば、復活も夢では無いかも知れない〕
「ウー・ウー・ウッ・ウッ・ウッ・ウッ・ウー・ウー・ウー・ウー・ウゥ~~」
妻は片山の少し膨らんだオチンチンを、口いっぱいに頬張りながら達してしまったのでした。

  1. 2014/06/13(金) 01:30:18|
  2. 隣の芝生・石井
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

隣の芝生 第24回

この日は由美子さんと、直接野菜を買っている農家を2軒訪問したのですが、その事が目的ではなかった片山は野菜作りを見学するどころか、少し話をしただけですぐに切り上げ、途中で昼食をとると旅館に戻ってしまいました。
「汗になってしまいましたから、露天風呂にでも入りましょうか」
「野菜作りの見学は?」
「今日はあの2軒への顔合わせだけで終わりにしましょう。顔を覚えてもらうというのも大事な事です。」
由美子さんは、成り行きでこうなってしまったと思っていたのですが、この時ここに来た片山の目的をはっきりと知り、騙された自分の愚かさを後悔するのですが時既に遅く、ご主人に知られたく無いという感情の方が勝ってしまうのです。
また朝のように洗う事を強要され、それが終ると今度はもっと恥ずかしい行為を迫られました。
「朝は時間が無くて、私だけ洗ってもらって悪かったです。今度は由美子さんを、私が洗ってあげましょう」
「いいえ、結構です。社長が出てから自分で洗いますから」
「社長はやめて下さい。今は夫婦なのですよ。今はご主人も洗ってもらった事の無いオチンチンまで洗ってもらった、あなたの夫なのですよ」
由美子さんには、ご主人には言えない秘密がどんどん増えていってしまいます。
「さあ、バスタオルを取ってそこに座って下さい」
片山は最初からタオルは使わずにボディーソープを手で泡立てて、洗うというよりも愛撫でもしているかのような指の動きで、時間を掛けて洗って行きます。
「背中は終りました。前を向いて下さい」
「いいえ・・・背中だけで・・・・」
片山は由美子さんの背中に身体を密着させると、両手を前に回して首筋から順に洗い出し、豊満な乳房は揉み解すかのような動きで洗ってから腹部に達したのですが、また乳房に戻ると時折乳首を摘むなどして、いつまでもそこから離れません。
「ウッ・・もう・そこは結構です・・から・・・・・」
「そうですか。では、お尻を洗いますから立ってください」
「いいえ、もう・・・・・」
「何度も言いますが、今は夫婦ですよ。私は夫ですよ。由美子さんの中まで見た、オシッコをするところまで見た、オチンチンまで洗わせた夫ですよ。由美子さんがその気になってくれなければ、私まで罪悪感からご主人に謝りたくなってしまいます」
仕方なく立ち上がると片山の手はお尻を厭らしく動き回り、由美子さんはその間しっかりとお尻を閉じて耐えていたのですが、泡だっている手は難なく割れ目に滑り込んでしまいました。
「あっ、そこは・・・・」
「ここはウンチの出る所ですから、よく洗っておかなければなりません」
〔由美子は指が滑り込まないように肛門に力を入れ、お尻で私の手を挟んできた。しかし、しばらく擦り続けていると徐々に力は弱まり、石鹸で滑り易くなっている指はするりと第一関節まで入ってしまった〕
「イヤ!」
乳房と肛門への愛撫で、由美子さんが感じ始めている事を気付いていた片山は、この事で逃げられるよりは一気に感じさせてしまおうと、指を抜いてそのまま前に滑らせて行きました。
「昨夜から今朝まで、厭らしいお汁で散々汚した所ですから、ここも念入りに洗っておきましょう」
もはや由美子さんに逆らう力は無く、ただお尻をくねらせる事しか出来ませんでした。
由美子さんは立っているのが辛くなり、その場に座り込んでしまいましたが、片山の指から逃げる事は出来ません。
次第に自分が誰に何をされているのかさえ忘れてしまい、頂上に向かって駆け上がろうとした時、片山は意地悪にも指を離してしまいました。
「アーン」
「どうしました?もう綺麗になりましたよ」
今度は並んでではなく、片山に後ろから抱かれるような形で湯船に浸かると、お湯の中では片手で乳房を揉まれ、下に回したもう一方の手でクリトリスを擦られていたのですが、頭では拒否していても、あと一歩のところで放っておかれた身体は逆らう事が出来ませんでした。
「ウ・ウ・ウッ・・ウ・ウ」
「気持ち良いのでしょ?声を出しても良いのですよ。夫婦なのですから恥ずかしい事などありません。ほら、声を出してごらんなさい。もっと気持ち良くなりますから」
耳元でそう言われると、堰を切ったように喘ぎ声を上げていきました。
「アッ・アッ・アッ・アッ」
「ほら、もっと大きな声を出して良いのですよ」
「アッ・アッ・アー・アー・アー・アー」
大きな声を出せば出すほど自分の声で、更に興奮は高まって行ってしまいます。
「ほら、もっと、もっと大きな声を出しなさい」
「アー・アー・アー・イヤー・もう・もう・イヤー・イヤー」
「もうイキたいのですか?良いですよ。夫婦なのですから、恥ずかしがる事はありません。思い切りイッてごらんなさい。今度は止めずに、イク時はもっと激しく擦ってあげますから、大きな声で『イク』と言って教えて下さい」
「イヤー・もう・もう・イク・イク・イク・イク~・イキます~・イク~~」
その時私も、床に白い物を飛び散らせていました。
  1. 2014/06/13(金) 01:29:18|
  2. 隣の芝生・石井
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

隣の芝生 第23回

由美子さんはご主人に知られたくない一心で、旅行中は片山の奥さんでいるという事とは、どのような事なのか深く考えもせずに同意してしまいましたが、すぐにその意味を思い知らされます。
「では早速、一緒に朝風呂に入りましょう。」
「えっ、一緒に・・・・・・」
「何を驚いているのです?夫婦なら普通にしている事ですよ」
先に入っているように言われた由美子さんは、しっかりとバスタオルを巻いて入っていると、片山は自慢するかのように隠しもせずに、大きな物をブラブラさせながら入って来ました。
並んで入っていると、狭い湯船では肌と肌が密着してしまいます。
「由美子さん、夫婦の証にキスをしてくれますか?」
昨夜も散々迫られたのですが、いくら感じていても本能的にそれだけは避けていました。
ご主人を裏切るという意味もあったのでしょうが、それよりも親ほど歳の離れた男の唇に嫌悪感を持っていたのです。
「・・・・・・出来ません」
「そうですか。やはり夫婦だと思う事は無理なようですね」
そう言って片山が立ち上がると、ご主人に打ち明けられると思った由美子さんは、慌てて手を掴みました。
「キスします。頬で良いですか?」
「付き合い始めたばかりの恋人同士では無いのですよ。夫婦なのだから当然唇です」
由美子さんはギュッと目を閉じて、そっと唇に触れたのですが、片山に抱き締められて唇を押し付けられ、舌の侵入まで許してしまいます。
由美子さんは、口の中を這いずり回る老人の舌に吐き気さえ覚えたのですが、逃れられないように片手で強く腰を抱かれ、もう一方の手で後頭部を押さえられていては、どうする事も出来ないで身悶えていました。
「さあ、今度は私の身体を洗って下さい」
洗い場に背を向けて据わった片山を見て、背中を流すだけだと思って洗い始めたのですが、当然それだけでは済みません。
片山は立ち上がるとお尻も洗わせ、それが終ると今度は前を向いて座りました。
「今度は前もお願いします」
首筋から胸へと洗って行ったのですが、そこから下は洗えないどころか見る事も出来ずに、顔を背けて足に移っていきました。
「あとはオチンチンと玉だけですね。ここはタオルでゴシゴシ洗われては痛いので、手でお願いします」
「出来ません」
「家内はいつも洗ってくれましたが、ご主人のを洗ってあげた事は無いのですか?」
「無いです。主人の事は言わないでー」
「ごめんなさい、そうでした。今は私の家内でした。それなら早くお願いします」
由美子さんは手にボディーソープを取って泡立てると、顔を背けたままそっと握りました。
「もう終わりですか?ここは念入りに洗って下さい。私がもう良いと言うまでは止めてはいけません」
〔やはり勃起はしないが、全身の血液が一点に集中したようで気持ち良い。硬くならなくても快感はある。目の前のポッチャリとした唇に包まれれば、更に快感は増すだろう。しかし朝食の時間も迫ってきたので、今夜の楽しみに残す事にした。薬を飲んでも駄目だったが、このような事を続けていれば、もしかしたらと思った。〕
妻も同じような事をさせられたかも知れないと思いながらも、由美子さんの顔と身体を思い出してしまい、さも自分が洗われているかのような感覚に陥り、右手の動きは早くなって行きました。
  1. 2014/06/13(金) 01:28:30|
  2. 隣の芝生・石井
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

隣の芝生 第22回

片山の由美子さんに対する責めは、射精して終わるという事が無い為に、片山が飽きるまで延々と続けられました。
焦る事の無い熟練した指や舌での巧みな責めで、何度も頂上へ押し上げられた由美子さんはいつしか眠ってしまったのですが、息苦しさと快感で目が覚めると全裸の片山が上に乗っていて、丁度目の前にはグロテスクな物があり、酔っていた昨夜と違い、完全に酔いが醒めた由美子さんはその大きさに恐怖を覚えます。
「イヤー・・怖い・・・もう許して下さい・・アァーン」
〔由美子は私が上に乗っているから逃げられないと思っているようだが、それは自分に対する言い訳で、本当は昨夜散々吸われて膨らんだままのクリトリスに吸い付かれていて、その快感から逃げられないのだ。〕
「アッ・アッ・アッ・こんなのイヤー・もう・もう・イヤ・イヤ・イヤ・イヤ・イヤ~・ヒィ~」
〔達して敏感になってしまった由美子は感じ過ぎると言って嫌がったが、それでも止めずに吸い続けていると面白い事が起こった。あれだけ飲めば当然の事で、私もそれで早く目が覚めたのだが〕
「アッ・アッ・・おトイレに・・・おトイレにいかせて・・・ダメ・ダメ・漏れちゃう」
流石に布団にされては困ると思った片山は由美子さんを解放したのですが、その時良からぬ考えが浮かんで、由美子さんが浴衣に袖を通している隙にトイレに入ってしまいました。
「まだですか?お願い、早く。もう、もう」
ドアの外に由美子さんの気配が無くなるとトイレを出て、部屋に付いている露天風呂に急ぎまた。
「イヤー、見ないで。イヤー、イヤー、見ないでー」
思惑通り由美子さんは、洗い場で裾を捲り上げて用を足していたのですが、片山が側で見ていても途中で止める事も出来ずに、夫にも見せた事の無い姿を最後の一滴まで見られてしまいました。
「ごめん、ごめん。歳をとると我慢出来なくて、悪い事をしてしまった。」
由美子さんはし終わるとトイレに行って拭いてから、泣きながら帰り仕度を始めました。
「こんなに早く、何処に行くのです?」
「帰ります」
「そうですか。それなら私も一緒に帰ります。ご主人にも会って謝らなければなりませんから」
「えっ?主人に・・・・・・」
由美子さんはご主人の顔を思い出し、罪悪感からよけい涙が溢れて止まりません。
「ええ。わたしは大変な事をしてしまいました。いくらセックスはしていないと言っても、裸にして身体の隅々どころか中まで見てしまい、体中嘗め回して何度となく達する時の顔を見てしまいました。それにオシッコをする姿まで。どのような理由があっても、私がご主人なら耐えられない。きっと許す事が出来ずに、離婚まで考えてしまうと思います。こんな事をしてしまって、このまま知らぬ顔をするのは男として自分を許せません。悪い事をしたら謝る。どのような償いでも要求通りに受け入れる。それが間違いを犯してしまった私の責任です」
「お願いします。主人には・・・・・」
〔由美子は旦那に知られるのが余程嫌なのだろう。知られれば離婚されるかも知れないと言われれば当然だ。私も言う積りなどない。折角ここまで来た関係が壊れるような事はしない。これで由美子には弱味が出来た。弱味を握られた人間は、もう強く出る事は出来ないだろう〕
「酔っていたと言っても、由美子さんはこのような事になってしまって、ご主人に黙っていられるのですか?私には出来ません」
「主人には知られたくない。お願いですから、そのような事はやめて下さい」
「そうですか・・・・・・。由美子さんがそこまで言うなら・・・・。でも私の男としての責任が・・・・・。分かりました。では、こうしましょう。由美子さんを娘の様に思っていると言いましたが、酒を飲んだらつい死んだ家内を思い出してしまって、寂しくてこの様な事をしてしまいました。この旅行の間だけは家内の代わりになって頂けませんか?そう納得出来れば、昨夜からの行為も自分に言い訳が立ちます。由美子さんは他所の奥さんでも無く、娘でも無く、旅行中は家内だと思い込む事が出来れば自分に言い訳が出来ます。そうでなければ罪悪感で潰れてしまいそうです」
優しく言っていても、明らかにこれは脅しなのですが、ご主人に知られる事だけは避けたい由美子さんは、この脅しに屈してしまいました。

  1. 2014/06/13(金) 01:27:46|
  2. 隣の芝生・石井
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

隣の芝生 第21回

由美子さんも引っ越して来てから片山のスーパーに勤め、店長候補として仕事を覚えるように言われて、絶えず片山と行動を共にしていました。
引っ越してくるまでは工場にパートとして勤めていたようですが、今までの流れ作業とは違って仕事が面白くなり、子供がいない事も手伝って、どんどんのめり込んで行きます。
やがて妻の様に片山の家に行ってマッサージをするようになり、お尻や太腿を触られる事に対して抵抗が薄れた頃、売る物がどのように作られているのか見ておいたほうが良いと言われ、遠方の農家に野菜作りを見学に行こうと誘われて、妻と同じ旅館に泊まる事になりました。
2部屋とってあると言われて納得した由美子さんは、着いてから一部屋しか予約していなかった事を知って帰ろうとした時、やはり妻のように説得されて渋々泊まる事になったのですが、妻同様、片山が男として機能しない事に安心感もあったのでしょう。
妻とは違って酒に強い由美子さんは、勧められるままにビール、日本酒、焼酎と飲み続けてしまいます。
酔った由美子さんは次第に開放的になっていき、片山に聞かれるままご主人しか男を知らない事や、最近セックスの回数が減ってきて、ここ3ヶ月ほど関係をもっていない事など、普段ではとても話せない事まで話してしまいます。
〔酔って笑い上戸や泣き上戸になる奴は見た事はあるが、淫乱になる女もいると聞いた事はあっても見た事はなかった。もしかすると由美子は、普段は上品そうにしていてもそれかも知れない。
横に座りなおして話をしながら、浴衣の上から太腿を擦ってやったが何の抵抗もしないで飲んでいた。それどころか徐々に股が開いていく〕
裾を割って直に擦っても抵抗をしない由美子さんに気を良くした片山は、擦る手を徐々に上にずらしていってパンティーの上から初めて触ると、流石に我に返ったかのように抵抗をみせました。
「変な事は止めて下さい。何をするのですか」
「大きな声を出すと、旅館の者が来て変に思いますよ。こんな姿を見られても良いのですか?」
片山は押し倒して上から押さえつけ、パンティーの上から擦り続けながらキスをしようとしましたが、顔を背けてそれを許しません。
「やめてー。お願い、やめてー」
「由美子さんはそう言いますが、ここは違うと言っています。もっとして欲しいと言って、涎まで垂らしていますよ」
「アーン・・・違う・・アーン・・違いますー」
「悩ましい声を出して、何が違うのです?」
いつの間にかパンティーの脇から進入した指で、膨らんだクリトリスを触られていては、口では拒否していても、身体は更なる快感を求めて反応してしまっていました。
「女盛りのこんなに豊満な身体を、3ヶ月も放っておくなんて・・・・・」
酔いも手伝って淫乱になり、最後までいきたい由美子さんは片山が擦るのを止めると、自ら腰を動かして指に擦り付けてしまいます。
「可哀想に。よしよし、今夜は私が手伝ってあげましょう」
片山はまた指の動きを再開し、起き上がって横に座ると胸元も開いて、空いた手で乳房を揉みはじめました。
「イヤー・・やめてー・・・これ以上されたら・・アッ・アッ・アーン・アーン」
「これ以上されたらどうなるのですか?」
「イヤー・もう・もう・イヤ・イヤ・イヤ・イヤ・イヤー・イヤ~」
片山の年季の入った指使いに呆気なく達してしまった由美子さんは浴衣を?まれ、引き摺られるように布団の敷いてある隣の部屋に連れて行かれました。
〔浴衣を剥ぎ取り、由美子らしい白いパンティーを脱がせて身体を見たが、私好みの豊満な身体で興奮してくる。襞も開いて中まで見てやったが、一度私の指でいかされた由美子は、マグロのような状態で隠す事もしない。まだ身体が治まっていないのか、乳首に吸い付いただけで色っぽい声を上げ続けていた。こんな身体を目の前にしても勃起しないのが恨めしい。〕
乳首とクリトリスへの責めだけでまたイカされてしまいますが、口惜しさをぶつけるかの様に片山の責めは更に続きます。
「そろそろ中が寂しいでしょ?」
片山は節くれだった太い指を一本入れると、そっと動かしているのですが、女の急所を知り尽くしているのか、由美子さんは頭を掻き毟って悶えていました。
「イヤー・・こんなのイヤー・・アーン・アーン」
「そんなに腰を動かすと、指が抜けてしまいますよ。1本でそんな事では、2本になったらどうなるのでしょうね」
「ヒィー・・きつい・・アッ・アッ・アッ・アッ」
「2本ぐらいで根を上げられては困ります。今は役に立ちませんが、私のオチンチンはこんな物ではありませんよ。その替わりですから最低でも3本、出来れば親指以外の4本は咥えてくれないと」
「イヤー・・無理です・・アーン・・ア~ン」
「でも2本では物足りないでしょ?2本では気持ち良くないのでしょ?その証拠に『イヤー』ばかりで一度も『イイー』とは言ってくれません」
「イイ・イイ・イイ・気持ちイイ・・凄い・・イイ・イイ・凄い・・イイー・イイー・イイ~~」
妻も同じ事をされて、片山にイク時の顔を晒したかも知れないというのに、私は右手で硬くなったオチンチンを握り締め、手を前後に動かし出していました。
  1. 2014/06/13(金) 01:27:00|
  2. 隣の芝生・石井
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

隣の芝生 第20回

家に戻って妻に電話しましたが、しばらく呼んでいても出ないので諦めて切ると、少しして妻の方から掛かって来ました。
「電話に出られなくてごめんなさい。丁度手が放せなくて」
「今何処にいる?すぐに帰って来い」
「会社にいるけれど、何かあったの?」
「いいから、すぐに帰って来い」
「商品の在庫確認をしていますから、あと1時間ほど待ってもらえませんか?」
妻はそう言いながらも私の様子が変なのを察したのか、30分ほどで帰って来ました。
「もう仕事は辞めろ」
「どうして?帰りが遅いからですか?」
私は日記を見たとは言えませんでした。
言えば私の事までばれてしまう気がしたのです。
それに例え言ったとしても、それらは事実では無くて片山の妄想だと言われれば、他には何の証拠も無く、私が他所の家に忍び込んで、こそこそと他人の日記を盗み読んでいた事実だけが残ります。
「ああ、俺が帰って来て家が真っ暗なのはもう沢山だ。今はいないが、夜に沙絵が一人だけでいるのも不安だ。」
「すみません。今仕事を辞める事は出来ないの。出来るだけ早く帰れるように頼んでみますから」
「俺よりも仕事をとると言う事だな?」
「違います。あなたと仕事を比べる事など出来ません。分かって」
そう言うと涙目になり、それを隠すかのようにシャワーを浴びに行ってしまいました。
妻が出てから私もシャワーを浴びて寝室に行くと、妻は既にベッドで寝ています。
「真美、眠ったのか?」
返事が無いので仕方なく私もベッドに入ると、急に抱き付いてきた妻は全裸です。
「真美・・・・・・」
妻は何も言わずに私のパジャマとパンツを一気に下げると、口に含みながら両足から抜き取ってしまいました。
私の物が硬くなると妻は足元に回り、私を赤ちゃんがオムツを替えられるような格好にして、手で掻きながら玉や肛門に舌を這わせてきたのですが、この様な積極的な妻を見るのは初めてです。
私は何もせずにただ快感に身を任せていましたが、また口に含まれてクチュクチュと音を立てられながら激しく顔を上下されては、我慢も限界になってしまいました。
「真美、出そうだ」
妻は口を離すと私に跨り、ゆっくりと腰を使ってきたのですが私にはその動きがもどかしく、妻を跳ね上げるように下から応戦しました。
「アッ・アッ・待って・アァーン・・あなたはしないで・・私にさせて・・アッ・アッ・アッ」
私が動きを止めると妻の動きは激しくなり、このままでは私一人が終ってしまいそうだったので、結合部に手を持っていってクリトリスを擦ってやりました。
「しないでー・・イッてしまう・アッ・アッ・アッ・イイ・イイー・イッちゃうから・やめてー・まだイヤー・・イイ・イイ・イイ・イク・イク~」
「口で散々されたから俺も出そうだ・・・・真美もイッてくれ」
「イヤー・・イヤー・・イク・イク・イク・イク・イクー・イク~・イク~~」
次の日から私が帰宅するまでには帰って来ているようになり、妻の実家から娘が帰って来てからも毎晩妻から求めてくるようになったのですが、やはりこの日のように妻に主導権をとられ、出したと言うよりも出されたと言う感じでした。
妻との事を書いた日記の続きが気になるのですが、妻の帰りも早く、片山も早く帰って来ているようなので忍び込む事が出来ません。
その時、日記に書かれた最後の言葉を思い出しました。
〔由美子の時のような事を期待して飲ませたが、由美子のようにはならなくても結果は同じような事に〕
家族が寝静まってから、パソコンに取り込んでおいた由美子さんとの日記を読みました。

  1. 2014/06/13(金) 01:26:09|
  2. 隣の芝生・石井
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

隣の芝生 第19回

部屋に付いている露天風呂に一緒に入ろうと勧められましたが、流石にそこまでは出来ずに断ったようです。
〔下着の替えと浴衣を、わざと忘れて露天風呂に入った。風呂から出て、真美に持って来させると一瞬目を伏せたが、私の身体が弛んでいた事で、老人だと再確認出来て安心感をもったのか、すぐに普通の表情に戻ってしまった。私は真美の、恥ずかしがる仕草を見たかったのだが期待外れに終ったので、わざと前を隠していたタオルを落として、自慢の物を見せてやると驚いた顔をして、一時真美の目は一点に釘付けになる。すぐに我に返った真美は、ようやく羞恥の表情を浮かべると、脱衣所から飛び出して行った。こんな立派な物を見た事があるかと自慢したかったが、これは役に立たない。もっと凄い姿になった時のこれを、真美に見せられないのが口惜しい。でも、不能になった老人にも性欲はあるのだぞ。今に嫌と言うほど思い知らせてやる〕
動揺した妻は脱衣所を飛び出した後、すぐに部屋も飛び出して大浴場へ行ったようですが、それほど片山の物は凄かったのでしょう。
「湯上りの色っぽい浴衣姿と石鹸の香りに、下半身は熱くなっても口惜しいかな変化はなかった。
酒は飲めないと聞いていたので、食事の時に飲みやすい甘口のワインを注文して勧めたが、真美はそれでも飲めないと言って口もつけない。「これからは、商談で酒の席に出なければならない場合もあるかも知れない。一口も飲まないというのは失礼なので、沢山は飲まなくても良いが自分の酒量を知る事も大切だ」と言うと、やっと飲みだした。真美は本当にアルコールには弱いようで、少し飲んだだけでも、すぐに真っ赤な顔になった。真美は可也酔っている様子だったが、食事が終っても「嫁いだ娘と飲んでいるようで、こんな美味い酒は久し振りだ」と言って、更に口当たりの良いスパークリングワインを強引に勧めると「もう飲めません」と言いながらも、後からもっと酔いが回ってくる事も知らずに飲んだ為、布団の敷かれた隣の部屋に行って苦しんでいた」
片山に少しは付き合ってやろうと、飲めない酒を飲んだのですが、湯上りの火照った体に冷えたワインは心地良く、勧められるまま飲みすぎてしまい、その後も強引に勧められ、酔った勢いも手伝って更に飲んでしまったようです。
〔よほど苦しいのか、浴衣の裾の乱れを直す事もしないので太腿はあらわになり、淡いピンクのパンティーが見え隠れする。胸元を覗いたが残念な事に、風呂上りだというのにブラジャーをしていた。その時急に起き上がると、ふらつく足で歩き出したのでトイレに行きたいのだと知って身体を支えてやったが、初めて抱きしめる肉付きの良い身体が堪らない。トイレに着くと待ち切れなかったかのように、真美は戻し続けた〕
また片山に支えられて布団まで戻った妻は、布団に寝かされるとすぐに寝息を立ててしまいます。
〔肩を揺すって呼んでも返事もしない。そっと浴衣の帯を解いて浴衣の前を開くと、そこには想像通りの厭らしい身体があった。抱き心地の良さそうな肉付きの良い身体。〕
「汚してしまったから、脱いでしまおうね。」
〔真美はまだ苦しそうだったが朦朧とした意識に中、身体を捻って私が脱がせるのに協力する。
おそらく頭の中には、汚してしまったという意識しか無かったのだろう〕
「苦しいからこれも外してしまおう。楽になるぞ」
〔想像していたよりも乳首は大きい。立ち上がって身体全体を眺めていたが、まさに女として一番脂の乗った食べ頃だ。魚でもそうだが、腐る手前が一番美味い。世間では新鮮な物を有難がるが、確かに歯ごたえは良くても旨みから言えば敵わない。真美も、今から10年が一番美味い時期かも知れない。体力が続けば、その10年を私の物にしたい。〕
その時片山は、妻のパンティーに小さな染みを見つけます。
「可哀想に。戻した時に少し漏らしてしまったのだね。汚いからこれも脱いでしまおう」
妻は片山の手によって、生まれたままの姿を晒してしまったのです。
〔真美の陰毛は髪の毛と同じで柔らかく、おまけに薄いのでポッテリとした美味しそうなオマンコもまる見えだ。土手はやや高く、クリトリスは完全に包皮に隠れてしまっている。おそらく酔いが醒めた後、全て覚えていないという事は無く、途切れ途切れにしても、何をされたか多少は覚えているだろう。ここ迄にしておいて、布団を掛けてやれば言い訳が立つ。まだ明日もあるのでそうしようと思ったが私も酔っていて、クリトリスを見たくて我慢出来ずに包皮を剥いてしまった。するとクリトリスはきれいな薄いピンク色をしていたので、思わず指に唾を付けて触っていた。由美子の時のような事を期待して飲ませたが、由美子のようにはならなくても結果は同じような事に〕
片山の日記は、ここまでで終っていました。
出て行った由美子さんを思い出したくなくて、妻の事だけに没頭して書いていたのでしょうが、ここで由美子さんとの時を思い出してしまい、書くのを止めてしまったのでしょう。
  1. 2014/06/13(金) 01:25:25|
  2. 隣の芝生・石井
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

隣の芝生 第18回

翌朝、私が出勤の仕度をしていても、妻はパジャマのままで出掛ける様子がありません。
「今日は休みなのか?」
「頭が痛くて・・・・・」
昨夜の妻は、横になってからも寝付かれないようでした。
この日は1日中家にいたようですが、その事が逆に、旅行で余程の事があったのではないかと私を不安にさせ、早く日記を見たくて仕方ありません。
次の日妻は出社したのですが帰りも早く、隣に行く事もありませんでした。
しかしその次の日の昼休み、遅くなるので食事を済ませてきて欲しいと妻からメールが入ったので、早く仕事を切り上げて急いで家に帰ると、懐中電灯を持って片山の家に忍び込みました。
泥棒のように電気もつけずに懐中電灯を当てて読むと、思った事を手帳にでも書き溜めてあったのか、あの時に読んだ以前の日付の物まで、数日分の出来事が書かれています。
〔乳房を触られてからの、真美の様子が少しおかしい。まだ仕事からは離れられないと思うが、迷いが出てきているのかも知れない。焦らず進めてきたつもりが慎重になり過ぎて、真美に考える余裕を与え過ぎてしまったようだ。このままではこの先、仕事を辞めると言い出さないとも限らないので、まだ仕事に対して未練がある今の内に作戦を変更して、私から離れられないように持って行った方が良いかも知れない。〕
〔今回短期間でクビにした連中の話をしたら、優しい真美は迷惑を掛けた事が耐えられず、みんなに謝罪する事しか考えていないようで、謝罪旅行の話に疑いもせずに乗ってきた。途中で邪魔が入ると嫌なので違う温泉地を教えたが、頭の中は何処に行くかよりも、どのように謝罪するかだけで精一杯なのか疑いもしない。旦那も、いつでも携帯で連絡が取れるという安心感から、旅館の電話番号すら聞かなかったようだ。楽しみな2泊3日になりそうだ。〕
〔最初、聞いていた温泉地とは違う事に不信感を示したが、歳のせいで間違ったと謝ったら、すんなり信じてと許してくれたようだ。しかし流石に皆は来ないと言うと、帰ると言って駄々を捏ねた。〕
旅館に着いてからの事は今迄に無く詳しく書いてあり、片山の興奮が手にとる様に分かります。
読んでいた私にも2人の姿がはっきりと見え、会話の内容まで聞こえて来るようでした。
「騙したのですか?私帰ります」
「確かに騙しました。でも、こうでもしなければ真美さんは来てくれなかったでしょ?私はただ、仕事の事について誰にも邪魔されずに、一度2人だけでゆっくりと話したかった。それと、温泉にでも浸かって、失敗など忘れてリフレッシュして欲しかった。そんな事は思っていないと怒られるかも知れませんが、私は真美さんに女を感じていません。歳からしても娘のように思っていて、女だと意識した事はありません。ただ、恥ずかしいのですが、マッサージをしてもらったりしている時は、娘と言うよりも母を感じてしまっていましたが・・・・・・。娘が精神的に疲れているようなので、父親が温泉に連れてきた。それでは駄目ですか?」
「でも・・・・2人だけと言うのは・・・・・」
「こんな老人を、男だと意識してくれるのですか?それは有り難い事ですが、残念ながら私は、もう男では無くなってしまいました。」
「いえ、そんな意味では・・・・・・」
「正直に言います。本当はそれだけの理由だけでは無くて、今回は失敗に終りましたが私はまだ真美さんが、会社に必ず利益をもたらしてくれると信じているのです。長年商売をしてきた、私の目に狂いは無いという自信があるのです。しかしこれは真美さんが、どこまで真剣にやる気があるのかで大きく左右されます。パートナーとしての私をどこまで信用してくれて、どこまで心を許してくれるかで大きく違ってきます。例え2泊でも同じ部屋で寝起きすれば、何ヶ月も毎日会っているより相手の事が分かって来るものです。ですから3日間一緒にいて、真美さんの気持ちを試したかった。」
仕事を任せる事が出切るかどうか試す為に連れて来たのだと思い、次第に妻の目の色は変わっていきました。
「2度の失敗は許されません。やり掛けて途中で引き返す事も出来ません。今後も私をどれだけ信頼して、共に仕事をしていってもらえるのか本当の気持ちを知りたかった。私は娘のように思ってと上手い事を言いながら、会社の事も考えているずるい人間なのです。でも、娘のように思っているのは本当です。それは信じて下さい」
娘のように思っているという話だけでなく、会社の利益の事まで言われて、妻は片山が正直に話していると思ってしまいました。
私に対して後ろめたい気持ちを持ちながらも、断って帰って来なかったのは、目の前にまた店を任せてもらえるという、人参をぶら下げられた事も大きかったのでしょう。
「折角温泉に来たのに変な話ばかりしてしまいました。この部屋には露天風呂も付いています。
仕事の話はまたにして、まずはお湯にでも浸かってゆっくりしましょう。」
この3日間は、何でも片山に従おうと決めた妻でしたが、この言葉で2人だけで旅館に泊まるという現実を思い知らされ、2人並んで小さな露天風呂に浸かっている姿を想像してしまい、また少し躊躇してしまいます。
「他にもう一部屋とってもらって、寝るのだけは別の部屋という訳にはいきませんか?」
「旅館にも親子だと言ってあります。そんな事をしたら、余計変に思われるでしょ?私も3日間は真美さんを娘だと思う事にしますから、真美さんも私を父親だと思ってもらえませんか?娘も嫁に行ってから殆ど帰って来ないし、息子などは電話すらしてきません。外では強がっていますが、本当は寂しいのです。こんな弱い姿は、真美さんにしか話せな・・・・・・・」
「分かりました。私もそう思う事にします。」
初めて片山が見せた寂しそうな顔を見て、お金はあっても哀れな老人に思え、この3日間だけでも親孝行の真似事でもしてあげようと決めてしまうのです。
  1. 2014/06/13(金) 01:24:27|
  2. 隣の芝生・石井
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

隣の芝生 第17回

由美子さんの格好と様子から、片山の家を出て行くのだと思いました。
「何処に行かれるのですか?」
「別れた主人の所に行こうと思います」
「そうですか。戻れるといいですね」
「ご主人さん達が引っ越して来られてから、ご主人さんを見ていたら別れた主人を思い出してしまって、隠れて様子を見に行った事があって、まだ主人も1人のようだったので、謝ってみようと思います。駄目でも、何度でも何度でも謝って、家政婦としてでも側においてもらえるように頼んでみようかと・・・・・・・」
「頑張って下さい」
「ありがとうございます」
由美子さんが復縁出来て幸せになる事を願いつつ、情け無い事に昨夜の彼女の乱れようを思い出し、少し惜しい気持ちにもなっていました。
しかし、いつまでも感傷に浸っている場合ではありません。
もうこれで片山の側には、妻しかいないのです。
その時、由美子さんから預かった鍵を見ていて良からぬ事を思い付き、その夜片山の車が家の前に止まった時には、私のポケットの中に2個のスペアキーが入っていました。
「片山さん。由美子さんからこれを預かりました」
片山は自分の家が真っ暗なのに気付いて顔色が変わり、慌てて家の中に入って行ってしまいました。
「あなた、ごめんなさい。何度も電話してくれたのですね。あの後、資料を取りに事務所によって、その時バッグごと置き忘れて行ってしまって・・・・・・」
妻は帰って来てから私の顔を一度も見ずに、今も俯いて話しています。
明らかに嘘をついていると分かりましたが、私にも後ろめたい気持ちがあって、その事を追求出来ません。
「いや、大した用では無かったから気にするな。それよりも、あそこの温泉の湯はどうだった?」
「それが・・・・・私が勘違いしてしまって・・・・言っていた温泉ではなかったの・・・・・どうしてあんな・・・勘違いを・・・・・・・」
妻の行ったという旅館は、私が探しに行った所よりも、更に1時間近く山の奥に入った所にある温泉地です。
途切れ途切れに話す妻から、何か後ろめたい事があるのだと思いましたが、今は責めても何も真実は話さないでしょう。
私は詳しく聞くのをやめましたが、これは妻から聞かなくても、私には知る方法があったからです。
「もう仕事を辞めたらどうだ?」
「どうして!あんな・・・・・・やっと1年後に、また始めさせてもらえる許可をもらったのに。
今度こそ失敗の無いように、1年間勉強させてもらえる事になったのに。」
まさか、由美子さんとセックスをして、寝ている隙に日記を見たともいえません。
「仕事の事で、真美が辛そうだから」
「そんな事無いです。汗になったから、シャワーを浴びてきます」
小走りでシャワーを浴びに行ってしまいましたが、目には涙が溜まっています。
妻が言いかけて止めた『あんな』と言うのは『あんな事まで我慢して』と言いたかったのではないかと不安になって待っていたのですが、泣いているのか出てこないので寝室に行くと、由美子さんの部屋を覗いていた窓のカーテンが開いたままになっていたので、それを閉めようとした時、猛烈な罪悪感に襲われました。
妻のしている事は私に対する裏切り行為ですが、妻は片山との関係を望んでいないのに対し、私は進んで妻を裏切ってしまったのです。
この事を知れば、自分は耐えていた分、私が安易に浮気した事を許せないかも知れません。
由美子さんに限って話す事は無いと思っていても、由美子さんという人間を全て理解出来ているとは言えません。
由美子さんとは一緒に酒を飲み、二晩情を交わしただけなのです。
片山が耐え切れずに、由美子さんに連絡を取れば。
由美子さんがご主人に受け入れてもらえずに、また戻って来てしまったら。
私の考えは悪い方へ、悪い方へと向ってしまいます。
以前と違い仕事を持っている妻は、我慢する事無く離婚を望むかも知れません。
勿論妻を愛していて、離婚など耐えられる事ではありませんが、もし離婚にでもなれば妻は由美子さんのように、片山の好きにされてしまうでしょう。
浮気を知られて、離婚になる事だけは避けたい私の頭の中には、今まで考えた事も無かった事が浮かんでいました。

  1. 2014/06/13(金) 01:22:04|
  2. 隣の芝生・石井
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

隣の芝生 第16回

彼女の中に入りたい衝動に駆られましたが、彼女にも知られずに日記を返す為には、意識が朦朧とするほど達してもらわなければなりません。
「ねえ・欲しい・これが欲しい」
彼女は私のオチンチンを掴むと、濡れた瞳で見詰めながら強請ってきます。
私も入れたいのは山々なのですが、出してしまって、また回復する保証はありません。
「まだ駄目だ。今日はこの厭らしい身体を、もっと虐めてからだ」
そう言って脚の間に寝転んで股間を見ると、膨らんだクリトリスやオマンコの形まではっきり分かってしまうほど、パンティーが濡れて張り付いています。
そのまま濡れた部分に吸い付くと、彼女の腰はまた動き出しました。
「イヤー・欲しいの・・もう欲しい・・アァーン」
股の部分の布を横にずらして舐めてやると、由美子さんは私の頭を両脚で挟んできます。
「欲しい・欲しい・また・また・ダメなの・・ダメ・ダメ・・またイク・イク・イクー・イク~」
由美子さんは、また達してしまったようですが、それでもまだ許しません。
横に寝て、抱き締めてキスをしながら、中に入れた2本の指を動かし、親指でクリトリスを擦ってやると、面白いように感じ続けていました。
「もうイヤー・・指はイヤー・またイッちゃうよー・イク・イク・イク」
彼女の声は、いつしか泣き声に変わっています。
その時由美子さんは急に起き上がり、反対向きになって私に跨り、不意をつかれたオチンチンは、彼女の口に収められてしまい、情け無い悲鳴を上げていました。
「駄目だ。もう出してしまいそうだ」
それを聞いた彼女は、慌てて口を離すと自分で収めて、最初から激しく腰を動かして来ます。
今まで由美子さんの痴態を見続けて、我慢の限界を迎えていた私は、今にも出してしまいそうな状態でした。
「由美子、出してもいいか?」
「あなた・出して・・・アッ・アッ・由美子の中にいっぱい出して・あなた・あなた・出して・由美子もイク・イク・イク・あなた・イクー」
私が呼び捨てにした事で、彼女は別れたご主人に抱かれているのと、錯覚を起こしたのでしょう。
彼女のその言葉で、危うく出してしまいそうだったのを、思い止まる事が出来、私の胸に崩れ落ちた彼女を横に降ろし、また入れ直して腰を動かすと、彼女も目を閉じたまま動きに合わせて、下から腰を突き上げてきます。
「アーン・・あなた・凄い・・もっと突いて・・もっと・もっと・・由美子を滅茶苦茶にしてー」
私は少し彼女が可哀想になり、今だけでもご主人の夢を見させてあげようと思いました。
「由美子、愛している。ほら、イッてもいいんだよ。こんなのはどうだ?」
「アー・・あなた・嬉しい・イイ・イイ・あなたも一緒に・一緒に・・アッ・アッ・アッ」
「私の事はいいから、イキなさい。こうやって奥まで突いてやるから」
「アッ・アッ・凄い・・・あなた・凄い・いいの?・・・また由美子だけイッてもいいの?」
「ああ。今まで寂しい思いをさせた分、沢山イカせてやるから」
「あなたー・イイ・イイ・イイ・そんなに・されたら・アー・また本当に・由美子だけー」
「いいから、思い切りイキなさい」
「イー・イー・イク・イク・イク・・あなた・・嬉しい・・イク・イクー・イク~・イク~~」
その後もう一度いかせてから、次には彼女の奥深くに、我慢していた物を全て吐き出させてもらって、死んだように眠る彼女を残して日記を返し、家に戻って眠りました。
チャイムの音で目覚めるともう昼を過ぎていて、玄関のドアを開けると由美子さんが立っています。
「昨夜は、ありがとうございました」
「いや、こちらこそ・・・・・」
「凄く気持ちよかったわ。あなた」
由美子さんは私と知っていて、私をご主人と思いながら抱かれていたのです。
「勝手なお願いに来ました。この鍵を、社長に渡しておいて頂けませんか?」
由美子さんの足元には、大きなバッグが置かれていました。
  1. 2014/06/13(金) 01:21:18|
  2. 隣の芝生・石井
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

隣の芝生 第15回

諦めて帰る途中、サービスエリアに寄って昼食にラーメンを食べたのですが、この様な時にお腹が空き、何も考えずにスープまで残さず食べられた事が不思議でした。
これは、日記を読んで慌てて飛び出したものの、片山は時間を掛けて慎重に進めている事を思い出し、まだ大して進んではいないのでは無いかという、余裕が生まれていたのでしょう。
妻が汚い手で厭らしく触られる事は勿論の事、そのような目で見られるのも嫌な事なのですが、やはり片山が不能で最後までいけない事は、私に大きな余裕を生み、聞いていた旅館が無い事も最初は慌ててしまったものの、2人だけで何処かに泊まるまでに進んでいるとは考えられず、温泉地の名前を、妻が勘違いしたのだと思うようになっていたのです。
ただ、携帯に出ない事だけは気掛かりでしたが、徹夜の後7時間も車を運転していた疲れから眠ってしまい、時計を見ると夜の8時を過ぎていました。
この時私は、妻の事ばかり気にしていて気付かなかった、重大な事に気付くのです。
それは、妻の事を怒っていながら、私が妻を裏切ってしまったという事です。
ずるい考えだと分かっていても、この事は妻に知られたくありません。
日記を持ち出した事がばれれば窃盗だけでなく、浮気までばれる恐れがあります。
私は日記をスキャナーで取り込みながら、どのように元に戻せば良いか考えていましたが、方法は1つしか思い浮かびません。
それしか浮かばなかったと言うよりも、罪悪感がありながら、またそう成りたかったのだと思います。
カーテンを開けると、由美子さんは私を待っていたかのように、カーテンを開けたままお酒を飲んでいて、私に気付くと一瞬嬉しそうな顔をした後一度大きく頷き、恥ずかしそうに俯いてしまいました。
玄関に行くと鍵を開けてくれてあったので、日記を下駄箱の陰に隠し、鍵を掛けて由美子さんの部屋に行ったのですが、彼女は既に黒いブラジャーとパンティーだけの姿で、ベッドに横になって目を閉じています。
私はゆっくりと脱ぎながら、そんな由美子さんの下着姿を目で楽しんでいました。
しっかりと閉じた太腿を両手で割ると、その部分には既に染みが出来ています。
「何もして無いのに、もう濡らしてしまったの?」
「来てくれると思ったら、それだけで・・・・・・嫌、恥ずかしい」
私が酒の匂いのする口にキスをすると、堰を切ったかのように強く抱き付いてきて、乳房を私の身体に擦り付けてきました。
乳房を責めて欲しいのだと分かり、ブラジャーを外さずに上に押し上げ、飛び出した大きな乳房に吸い付きましたが、乱れた下着姿が更に私を興奮させます。
手と口と舌で、柔らかい感触を楽しんでいると由美子さんの腰が動き出し、それは次第に跳ねるような動きに変わっていきました。
「アーン・お願い・お願い・・アーン」
昨夜も情を交わしている事で、今日は私にも彼女を弄ぶ余裕があります。
「お願いって?」
「イヤ・クリ・・・イヤー・お願い」
「クリトリスの事?クリトリスがどうしたの?」
「イヤー・・・虐めちゃイヤー・・・触って欲しい・アーン」
手を持って行くと、そこは激しく濡れていて、薄い生地を透して溢れ出ています。
「こんなに濡らしていては、気持ち悪いだろ?パンティー脱がせてやろうか?」
「アッ・アッ・イヤ・・アッ・アッ・そのまま・もう少しだからそのまま・アッ・アーン・イキそう・・イキそうなの・・アッ・アッ・アッ・イク・イク・イクー・イクー・イヤ~」
由美子さんはパンティーを穿いたまま、呆気なく達してしまいました
  1. 2014/06/13(金) 00:53:57|
  2. 隣の芝生・石井
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

隣の芝生 第14回

更に読み進むと、妻が片山の蟻地獄に落ちていく様子が、克明に綴られていました。
〔やはり専業主婦だったというのは正解だった。今までの退屈な日々を抜け出し、活き活きとしている。もう家庭を守るだけの女には戻れないだろう。それにしても、見れば見るほどそそる女だ。この女が、旦那に抱かれて歓喜の表情を見せているかと思うと、歳甲斐もなく妬けてしまう。
最後には旦那とのセックスを禁じ、私だけの真美にしてやる〕
〔狭い倉庫の中で商品の説明をしながら、半日真美の側にいたら我慢出来なくなって、初めて真美のお尻を触ってしまった。すると真美は怖い顔で睨みつけてきた。人妻はこうでなければ駄目だ。貞操観念が強ければ強いほど、それを取り除いていく楽しさも増す。間違って触れてしまったと言って謝ると、すぐに笑顔を見せたが、私の掌には未だに柔らかな感触が残っている。やはり真美は、何から何まで私好みの女だ〕
〔作ってやったスーツが出来上がってきた。ムッチリとした太腿には、窮屈そうなタイトだったので嫌な顔をしたが、商談相手は見掛けでも判断して来るので、タイトスカートでないと仕事が出来る女には見えないと嘘をついて納得させる。膝上10センチ程度のミニなのに、やたらと裾を気にしていたのが可愛い。やはり最初に睨んだ通り、真美はタイトがよく似合う。はっきりと分かる腰のラインと太腿で、しばらくは目の保養が出来そうだ〕
〔3着目のスーツが出来上がってきた。今度のは膝上20センチだ。2着目が15センチだったので、さほど抵抗も無いようだ。早速着せて助手席に座らせたが、どうしてハンカチを置いて隠す。そんな事ぐらいで恥ずかしがってどうする。最後には初めに採寸した時に内緒で作らせた、何もしないで立っているだけでも、パンティーが見えてしまうほど短いスカートのスーツを着なければならなくなるのだぞ。でも安心しろ。それは私を楽しませるだけ為に、この家の中だけで着せて、旦那とゆえども他の男には見せないから〕
〔真美のマッサージは本当に気持ちが良くて、つい目的を忘れそうになる。最初お尻を撫でた時は、本気で怒っていたが、ようやく触られるのにも慣れてきたようで、口では怒っていても目が笑っている。その笑顔が快感で歪むのも、そう遠い先ではない。ただし焦りは禁物だ〕
〔太腿を触られるのにも、可也抵抗が無くなってきたようだ。私の手を置く位置が、毎回3センチぐらいずつ奥に向かっている事も気付いていない。ただし最後は数センチの違いでも、太腿とオマンコでは雲泥の差が有る。どのようにその数センチを克服するか考えるのも、また楽しい〕
〔やはり店は失敗に終った。しかし私には痛くも痒くも無い。お金などあの世までは持っていけないのだから、真美を落とす為なら、そんな金など惜しくもない。レジの方が楽だぞと言ったら案の定、泣きそうな顔で縋ってきた。真美には何度でもチャンスをあげよう。ただしそれと引き換えに、その厭らしい体を私に差し出すのだぞ。店を失敗したぐらいで泣かなくても良い。その内声が枯れるまで、夜通し可愛い声で泣き続ける事になるのだから〕
〔閉めた店の控え室で、もう一度店を再会させるか、諦めてレジにまわるかの話し合いをした。
もう一度店を始めたいのなら、仕事の話をしている時は女を忘れろと言って、服の上から乳房を掴んでやったら、すぐに手で掃ってきた。そんなに女である事を意識していては、上手く行くはずがないと言って、もう一度掴んで少し揉んでやったが、今度は体を固くしただけで抵抗もせず、今にも泣き出しそうな顔で耐えていた。可哀想に。さぞかし屈辱的だったと思う。でも真美、もう少しの辛抱だぞ。もう少ししたらその屈辱を、可愛い口から涎を垂らすほどの快感に変えてやるから〕
〔あれから真美は私と二人きりになると、無意識の内に腕を前で交差させたりして、乳房をガードしてしまう。しかし、そうでなければ面白くない。お尻や太腿を触られるのに慣れてしまったからと言って、次もすぐに許してしまうような女では駄目だ。最後まで人妻としての、罪悪感や羞恥心を持っていてくれ。ここまで来るのに、由美子の時よりも時間が掛かった。由美子は酒に酔うと開放的になると偶然知って、その後は比較的早く事を進める事が出来たが、真美の場合、この部屋で遊んでやるには、まだまだ時間を掛けた方が良さそうだ。典子の時の失敗を踏まえて、もっと慎重に事を進めよう。〕
妻との日記はここで終っていましたが、典子さんという奥さんとの日記を見ても、何日分かまとめて書いてあるところも有ったので、この時点よりも妻への行為は先に進んでいると思いました。
妻の事が心配になって、まだ夜明け前だというのに携帯に電話しましたが、眠っているのか何度掛けても出ません。
妻に聞いていた温泉地までは車で3時間ほどなので、すぐに車を走らせたのですが、案内所になっている土産物屋で聞くと、この温泉街には妻から聞いていた名前の旅館など、周辺を含めて、何処にも無いとのことでした。
旅館の名前を聞き間違えたかと、地図をもらって全ての旅館を回ったのですが、片山の車はどこにもありません。
また携帯に電話しましたが、呼んではいても妻は出ずに、その後も妻が出る事は有りませんでした。

  1. 2014/06/13(金) 00:50:59|
  2. 隣の芝生・石井
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

隣の芝生 第13回

分厚いノートの表紙には、それぞれ由美子、美代、典子、真美と名前が書かれています。
これは私の家に住んでいた、歴代の奥さん達の名前だと想像が付き、何が書かれているのか怖くて、妻の名前が書かれたノートを開く事が出来ません。
典子と書かれている、会った事のない奥さんのを開くと、それは正にその奥さんとの関係を、片山が綴った日記だったのです。
〔ようやく4組目にして、新しいお隣さんが決まる。典子33歳、飛び切りの美人と言うほどではないが、どこか愛くるしい顔をしている。胸も大きそうだが前回の美代の様に、パットを入れているかも知れないので、それは裸にしてからのお楽しみ。旦那は見るからに気が弱そうなので安心だ。ただ子供がまだ小学生なので、夜は無理かも知れない。取りあえず最初は昼間だけのシフトを組もう。あの愛くるしい顔が快感で歪んでいくのを早く見たいが、ずっと隣に住むのだから焦る必要は無い〕
やはり片山は、自分の好みに合った奥さんのいる家族を選んで、隣に住まわせていたのです。
何ページか飛ばして見ると、そこには驚愕の内容が書かれていました。
〔いつもの様にマッサージをさせながら、パンティーの上からではあったが、初めて典子のクリトリスを触る。死んだ家内や、由美子や美代よりも可也大きく感度も良さそうだ。やはり一度何人かの先頭に立って仕事をすると、その快感から逃れられないのだろう。またレジに戻すと言っただけで、触っていても何も言わない。感じているくせに、感じては旦那に申し訳ないという気持ちから、必死に耐えている顔が何とも言えず魅力的だ。次回は直に触ってやろうと思っていたが、必死に感じていない振りをして、声も出せずに唇を噛んで耐えながら、そのくせパンティーを濡らしているのが愉快なので、我慢出来ずに声を漏らしてしまうまでは、しばらくこのやり方で虐めてやろう〕
由美子さんの部屋を覗くとまだ熟睡していたので、声は掛けずに日記を家に持ち帰りました。
典子さんという奥さんの日記の続きを読むと、片山の手に落ちていく様子が克明に記されていて、その中には卑猥な表現も可也あり、片山がこの部屋でこれを書きながら、一人興奮していた様子が見て取れます。
結末が気になった私は、最後のページを開きました。
〔典子は今日も出社してこなかった。私ともあろう者が焦ってしまい、大失敗をしてしまったようだ。あれだけ時間を掛けて、ローターで悪戯出来るまでになったのに残念だ。結局この部屋に連れ込むのは、典子にはまだ早すぎた。それにしても、典子ほど白いナース服が似合う女はいなかった。ナース服でベッドに縛り付けられた姿を見ているだけでも、私のオチンチンが回復したのかと錯覚を起こすほど、下半身に快感が走った。それで焦ってしまったのが、失敗したそもそもの原因だ。もうバイブを使っても良い頃合いだと思ったが、あの様な格好で縛られた上に、バイブを使われた事が余程ショックだったのだろうか?それとも、あの様な物でイキ続けた自分が怖くなったのか?どちらにしても、それだけ典子は、まだ初心だったという事だろう。バイブを見て異常に怖がった時にやめておけば良かった。同じ使うにしても、最初からあの様な太くグロテスクな物を使わずに、もう少し可愛い物にしておけば、ショックも少なかったのかも知れない。
とにかく焦らずに、もっと時間を掛ければ良かった。もう旦那に話してしまったかも知れないが、あの旦那では何も言っては来ないだろう。もしも何か言って来たとしても、セックスはしていないのだから、200万も掴ませれば何も言わずに引っ越すに違いない〕
何度も、焦った事による失敗を悔やむ様子が記されてあったのですが、次を読むと、もう片山は立ち直っています。
〔きょう突然引っ越してしまった。やはりあの旦那は何も言って来ないで、ただ逃げて行った。
どこの不動産屋に声を掛けるのか分からないが、蛇の道は蛇で、またあいつに調べさせて買い戻させよう。せっかくあそこまで調教して残念ではあるが、考え様によっては、次はどの様な奥さんが来るかという楽しみも出来た。次回は失敗のないように、焦りは禁物だ〕
日記の重ねてあった順番からして、次の奥さんと言うのが妻だと思い、私は恐る恐る妻との日記を開きました。
〔私は何と幸運なのだろう。売りに出して翌日に、こんな奥さんが来るとは。真美36歳。顔も死んだ家内にどこか似た、私好みの可愛い顔をしているが、肉付きも私好みでややぽっちゃりしている。この顔と体なら何を着せても似合いそうだが、この体形の女はタイトのミニを穿かせれば、太腿のムチムチとした感じが強調されて堪らないだろう。ただ旦那は、真面目そうだが、ずっと私の目を見て話していた。室内を案内している時も、私がどの様な男か監察するかのように、私から目を逸らす事は無かった。この様な旦那は、ばれれば厄介な事になる危険性が有るかも知れない。普通ならパスするのだが、真美のように、これほど私の好みに合った女は、そうそういない。旦那に注意しながら、焦らず慎重に進めよう〕
やはり最初から妻は狙われていたのです。
怒りに体全体が震えました。
  1. 2014/06/13(金) 00:49:13|
  2. 隣の芝生・石井
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

隣の芝生 第12回

私は下から由美子さんを抱き締めたまま、酔いも手伝い少しの間ウトウトしてまったようで、彼女のすすり泣く声で目が覚めました。
「ごめん。こんな事になってしまって」
「違うの。私が悪いの。酔ってしまって、私のせいで奥様を裏切らせてしまった。それに・・・・」
「それに何?」
「これで完全に、別れた主人とは終ってしまった」
「えっ!まだ繋がっていたの?」
「ううん。私の気持ちの中でだけ。主人を裏切って離婚されたけど、まだ私の心の中では別れられなかった。だって今まで、主人以外のオチンチンを入れてもらった事は無いもの」
「でも・・・・・」
「不倫の事?不倫した相手は出来ないの。ただ私の身体を弄ぶだけ」
やはり相手は片山だと確信しました。
「それならお相子だ。私も初めて妻を裏切った。由美子さんも別れたご主人を裏切った」
「ありがとう」
そう言って由美子さんはキスをしてきました。
由美子さんの唇は柔らかく、舌が口の中に入って来て、私の舌を探し回っています。
よく考えるとセックスをしたのに、キスすらしていません。
私は唇を引き離し、柔らかく大きな乳房を揉みながら小さな乳首に吸い付いて、今度は由美子さんを責め続けました。
由美子さんは私に責め続けられて、何度も何度も達してしまい、今は死んだ様に眠っています。
1階のトイレに行って戻ろうとした時、明かりの点いている応接室を見て、前にこの部屋を盗み聞きした時の、彼女の言葉を思い出しました。
『あの部屋は許して下さい』
私は片山の部屋を探し回り、2階の一番西の部屋を開けると立派な机と椅子が有ったので、この部屋だと思いました。
部屋の左右はクローゼットになっていて、大きなベッドが置いて有り、ある1点を除いては普通の部屋に見えます。
その1点とは、この部屋に似つかわしくないパイプベッドが、隅に置いて有る事でした。
それも左側の小さい方のクローゼットを塞ぐ位置にある為、ベッドを一々退けなければ、開ける事が出来ません。
普段使わない物でも入れてあるのかとも思いましたが、よく見ると床にはベッドを引き摺った様な傷が無数に有るので、そうでもないようです。
気になってベッドをずらしてクローゼットを開けた瞬間、私は固まってしまいました。
そこにはセーラー服やナース服など、コスプレと呼ばれる様々な衣装が掛けて有ったのです。
見てはいけない物を見てしまったショックで、一度はずらしたベッドに座り込んでしまいましたが、クローゼットの中にある、2個の衣裳ケースのような箱が気になって開けると、1つには手錠やロープなどSMに使われる道具、もう1つにはバイブなどが入っています。
全て元通りに戻すとクローゼットを閉め、ベッドも元の位置に戻したのですが、まだ心臓の鼓動が激しいままの私は机まで行って、立派な椅子に座り込んでしまいました。
すると、きれいに整頓されていて何もない机の上に、無造作に3個の鍵が付いたキーホルダーが放り出されています。
おそらく片山が忘れていった物で、3個の内2個は家か倉庫の鍵らしいのですが、あとの1個は小さな鍵で、私にはこれが何の鍵かすぐに分かりました。
それと言うのも、この様な立派な机では無いのですが、私の机にも鍵が付いているからです。
手に取ると、机の引き出しの鍵穴に突っ込みましたが、これは立派な犯罪です。
しかしそれを言うなら、この部屋に入って来た事自体が犯罪なのでしょう。
大きな引き出しの中には書類に隠れて、4冊の分厚いノートのような物がありました。
  1. 2014/06/13(金) 00:48:06|
  2. 隣の芝生・石井
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

隣の芝生 第11回

由美子さんは私よりもペースが速く、強いと言っても流石に目が据わってきています。
「ご主人さん、今日の事は社長にも奥様にも内緒にしておいて下さい」
「えっ?この事は片山さんに言われてしていたのでは?」
「やっぱり知っていたのですね。でもこれは違います。ただ窓から楽しませるだけで、挨拶や世間話以外の接触は固く禁じられています。」
「それならどうして?」
「・・・・ご主人さんが・・・・可哀想になったから・・・・・」
「私が可哀想?」
妻も娘も留守で、私一人でいるのが侘しそうに見え、その事を可哀想に思ったのだと勘違いしてしまいました。
「もうこんな話はやめて、今夜は何もかも忘れて楽しく飲みましょう。お洋服が苦しくなってきたから、楽な格好で呑ませて頂いてもいいですか?」
「それはいいですが・・・・・・・」
由美子さんは立ち上がると服を脱ぎだし、見覚えのある真っ赤なブラジャーとパンティーだけになってしまいました。
「由美子さん、それは不味い。何か羽織って下さい」
すると彼女は微笑んで。
「この方が楽だから、気にしないで下さい。もう私の下着姿なんて見飽きたでしょ?それよりも、ご主人さんも脱いで。お互い楽な格好で飲み明かしましょう。ほら、手を上げて」
完全に酔ってしまっている由美子さんはそう言うと、強引に私の服を脱がせてきます。
結局私もトランクス1枚だけの格好になり、下着姿の由美子さんと並んでまた呑み始めたのですが、隣が気になってしまって逆にリラックスなど出来ません。
「これも苦しいから脱いじゃお」
由美子さんはブラジャーも外してしまい、大きな乳房が顔を出すと、今まで起き上がり掛けていたのをどうにか抑えていた物が、完全に頭を持ち上げてしまい、その事を悟られないように、伸ばしていた足を立膝にしました。
「あー!私のこんな体で興奮してくれるの?嬉しい」
しかし彼女に見つかってしまったようで、そう言うが早いか横から手を伸ばして、触ってきます。
「由美子さん駄目です・・・・・」
由美子さんはトランクスの前を下げて取り出すと、顔を埋めてきました。
脳にまで温かく柔らかな感触が伝わり、私はこの気持ち良さから逃げる事が出来ません。
正直に言えば逃げられないと言うよりも、酔っているせいにしながら由美子さんの部屋まで付いて来た時から、この様な事を期待していた筈です。
「この感触が欲しかったの。ずっとこの硬いのが欲しかったの。お願い、ベッドに寝て」
ベッドに寝た私のトランクスを取り掃うと、他の部分には目もくれずに、必死の形相でむしゃぶり付いています。
「由美子さん、そんなに激しくされたら出してしまいそうだ」
すると彼女は口を離して自らパンティーを脱ぎ、上に乗ると自分の中に納めてしまいました。
「アァー・凄くイイ・アン・アン・これが欲しかったの・アン・アーン」
彼女はゆっくりと動いていたので、物足りなくなった私は下から応戦しました。
「ダメー・・待って・アァーン・・動かないで・久し振りの感触を・もう少し味わいたいの・イイ・イイー・イイー」
しかし私が少しの間早く動いたために、彼女も遅い動きでは物足りなくなったのか、私が動きを止めると、彼女の動きは速くなっていきます。
「イヤー・イヤ・イヤ・まだイキたくない・イヤ・イヤ・イヤ」
嫌と言いながら由美子さんは、大きなウエーブのかかった長い髪を振り乱して、激しく頭を振り続けています。
腰も壊れた玩具のように、カクカクと前後に動き続けていて止まりません。
「もう出そうだ」
「アァー・イイー・出して・・私も・もう・アン・アン・・中で大丈夫だから・出して・・中にちょうだい・中に・・・イイ・イイ」
「駄目だ。中に出してしまう」
「いいのよ・心配しないで・中にちょうだい・・イイ・イイー・早くー・イッちゃう・お願い・いっぱい中に・イク・イク・イクー・イクー・イヤ~~」
由美子さんが崩れ落ちるのと同時に、私は彼女の奥深くに弾け飛んでしまいました。

  1. 2014/06/12(木) 18:05:04|
  2. 隣の芝生・石井
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

隣の芝生 第10回

その後何日か残務整理だと言って、帰宅の遅い日が続きました。
「あなた・・・閉めたお店と同じような商品を扱っていて、成功しているお店の見学に行きたいの。今回お店に携わった人達の慰安を兼ねて、来週2泊3日で温泉に行かせて下さい」
「その費用はどうする?」
「会社が出してくれます。私以外はパートさんやアルバイトの人達だけでやっていたので、全員急な解雇になってしまいました。次に始める時の事も有るので、社長が一人一人謝りに行ってくれて、その時に旅行に参加してもらえる事の承諾も得ているそうです」
「駄目だと言っても、行かなければならないのだろ?」
「責任者だった私が行かないのは変だし、何よりもあの時はバタバタしていて、自分の事だけで精一杯で、みんなに声も掛けられなかったから、会ってきちんと謝らないと・・・・・」
夏休みも後半、試合も終って部活も休みになったので、娘はしばらく妻の実家に泊まりで遊びに行き、出勤する私は妻と一緒に家を出ました。
すると家の前には、片山の大きな車が止まっています。
「片山さんも行くのか?」
「はい」
「集合場所まで、乗せていってもらうのか?」
「いいえ、お店の見学は社長と2人だけで、みんなは後からマイクロバスで、直接旅館に来ると聞いています」
その時片山が車から降りて来ました。
「今回の事は、任せ切りにして見てやれなかった私のミスです。奥様には嫌な思いをさせてしまいました。本当に申し訳ない事を致しました」
嫌な予感はしましたが、何度も頭を下げる片山に対して、スケベ心で触っていたという確証のなかった私は何も言わず、愛想笑いまで浮かべていました。
これも、もしも妻を狙っていたとしても最後までは出来ないと言う、安心感が働いていたのだと思います。
帰宅してから1人でいると嫌な想像ばかりが膨らんでしまい、今になって旅行を止めさせなかった事を後悔して、何度も携帯を握り締めるのですが、私が仕事の事で出かけている時に電話させるのが嫌なのと同じで、妻にも掛ける事が出来ません。
私は寝室に行って、またカーテンを開けてしまうと、由美子さんもカーテンを開けてくれていて、私に気付くと今日は窓を開けました。
「宜しければ、一杯付き合って頂けませんか?」
妻の事を心配するのに疲れ、翌日は休みという事も有って、気が付くと境界線の低い塀を跨いでしまっています。
通されたのは東の応接室で、由美子さんはビールとグラスを2個持ってきて、私に注いでくれました。
「由美子さんは、ずっとここで暮らされるのですか?」
「他に行く所も有りませんから。もうお聞きになられたと思いますが、私が不倫してしまって、行く所がなくて困っていたのを、社長に助けてもらったのです」
不倫相手は片山ですかとは聞けません。
「子供がいなかったという事も有るのでしょうが、女一人で生きて行く自信がなかったのかな。情けない女でしょ?」
「由美子さんほどの魅力的な女性なら、ここを出れば素敵な方と再婚だって出来るでしょ?」
「真面目な方だと思っていましたが、口がお上手なのですね。お世辞でも凄く嬉しい」
目の下がピンクに染まり、更に妖艶となった由美子さんにお酌をしてもらい、呑むペースも次第に速くなっていきます。
「ウイスキーに代えませんか?」
「由美子さんは強いのですね」
「他に楽しみも有りませんから。寝る前は必ず呑まないと眠れないし・・・・・・・。そうだ、私の部屋に行きましょう。色々なお酒も有るし、この部屋は広すぎて落ち着かないから、その方がゆっくりと呑めるわ」
ガラスのテーブルをベッドの近くまで持ってきて、床に座ってベッドにもたれ、私達は並んで水割りを呑み始めました。
  1. 2014/06/12(木) 18:04:03|
  2. 隣の芝生・石井
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

隣の芝生 第9回

妻の任された店の開店が1週間後に迫り、流石に帰りの遅くなる日が続きましたが、それは仕方のない事だと諦めていました。
久し振りに寝室の窓から由美子さんの部屋を見ると、座って何か飲んでいた彼女は私に気付いて急に立ち上がると服を脱ぎ始めたので声を掛けたのですが、聞こえないのか止めません。
由美子さんが、乳首まではっきりと見える、透けた白いブラジャーと、同じく黒い陰りが見えてしまっている、透けた白いパンティーだけになってしまったで、私は近くに有ったボールペンのキャップを外して、窓を狙って投げました。
上手く窓に当たったので、こちらを見た由美子さんに、窓を開けるように必死に手真似すると、窓は開けてくれたのですが何も言わずに俯いています。
「由美子さん。もう、しなくても良いのですよ」
しかし由美子さんは何度も首を振ると、ブラジャーを外してしまいました。
「ありがとう。本当にもういいのです。片山さんには、私が見ていた事にしておいて下さい」
これを聞いて、黙って俯いていた彼女はようやく顔を上げて話し出しました。
「お店の開店はいつですか?」
「1週間後だそうです」
「まだ始めて数ヶ月の素人が、1人で出来るほど甘い仕事では有りません。奥様は必ず失敗します。開店したら、奥様を注意して見ていてやって下さい」
詳しく聞きたかったのですがそれだけ言うと、窓とカーテンを閉められてしまいました。
それまでは関心の無かった、妻が任された店の事が気に成って仕方が有りません。
「真美が任された店は大きいのか?」
「ううん。20坪ほどのお店。でも敷地は150坪有るから、駐車場には女の人でも楽に車を止める事が出来るし、有機野菜や無農薬野菜、天然物の魚介類や有精卵など、体には良いけど値が張る物ばかり置くから高級感を出す為に、店内には結構お金を掛けてあるのよ」
「そんなにお金を掛けて、採算は合うのか?」
「大丈夫。他に利益率の高い健康食品も置くし、十分利益は出る筈だから」
「場所も、前に聞いた所だろ?国道からあんなに奥に入った、目立たない場所で客は来るのか?」
「心配性ね。ちゃんと考えて有ります。最初は可也広範囲にチラシを入れるし、不況だと言っても、みんな健康にはお金を掛けるから、お店さえ覚えてもらえれば、きっと遠くからも来てくれるわ。それよりも、このお店が軌道に乗ったら、今度はもう少し大きな2号店を開店させる計画も有るの。勿論それも私に任せたいって」
妻が夢を語れば語るほど、私の不安は大きくなって行きます。
開店当日、妻が帰って来たのは深夜でした。
「遅くなってごめんなさい。思ったよりも沢山のお客様が来てくれて、あと2日分の目玉商品が、とても足りそうに無いから走り回っていたの」
「そりゃあ普通の野菜よりも、随分安く売るのだから客は来るだろうが、個数限定では無かったのか?」
「ええ、でも最初の印象が大事だから、宣伝費だと思えば・・・・・」
「そんなに大盤振る舞いして大丈夫なのか?明日からの土日は、もっと沢山の客が来るぞ」
開店当初張り切っていた妻も、1週間を過ぎた辺りから元気が無くなり、次第に塞ぎ込む事も多くなってきました。
妻は疲れているだけだと言いますがそれだけではないようなので、気になった私は休日に店の前を通ってみると、広い駐車場に車が3台しか止まっていません。
「あなた、お店をしばらく閉める事になりました。駄目だと思ったらいつまでも引っ張らずに、早く決断する事が商売の鉄則だと言われて・・・・・・・・・」
「しばらく閉める?」
「ええ、今回は準備期間も短かったから、次は十分時間を掛けて・・・。つまり・・・・一から
計画を練り直す事に・・・・・・・」
由美子さんの言葉を思い出して不安になりましたが、損害は可也の額になる筈です。
妻をどうにかしたい為だけに、この様なお金を継ぎ込む事は私の常識では考えられず、これは単に失敗に終っただけだと思ってしまいました。
  1. 2014/06/12(木) 18:03:10|
  2. 隣の芝生・石井
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

隣の芝生 第8回

妻はシャワーを浴びたいと言って、慌てて寝室に着替えを取りに行ったので、私も後を追って寝室に行きました。
「小さな虫でも入ったのか、耳の中が痒くて仕方がない。耳掃除をしてくれないか?」
「えっ!耳掃除ですか!」
「そんなに驚いて、どうかしたのか?」
「いいえ。それなら急いでシャワーを浴びてきます」
「いや、今からすぐにしてくれ。それとも今出来ない訳でも有るのか?」
私の機嫌が悪いので妻は仕方なく、耳掻きを持ってベッドに正座しました。
妻が必死にスカートを下げても、やはりスカートは脚の付け根まで上がってしまい、太腿に頭を乗せると、妻の黒いパンティーが見えます。
その時、妻から出ている微かな牝の匂いに気付き、起き上がって妻を後ろに突き倒すと、足を閉じていて見えなかった、パンティーの中心に小さな染みを見つけ、隣に行った日に限って求めて来る理由が分かった気がしました。
「この染みは何だ?隣で何をしていた?」
「明日の打ち合わせを・・・・・・」
起き上がると正座してそう言いましたが、私と目を合わせる事もなく、声も弱々しいものでした。
「打ち合わせをしていただけで染みが出切るのか?そんな仕事なんか辞めてしまえ」
妻は激しく泣き出しました。
「あなたなら断れますか?あなたの社長さんが肩を揉んでくれと言ったら、仕事では無いと言って断りますか?耳掃除をして欲しいと言われたら、そんな事は自分でやれと言えますか?」
「それとパンティーに染みが出切るのと、何の関係が有る。マッサージや耳掃除で真美は濡らすのか?感じてしまうのか?」
「社長に少し触られました。でも社長は、厭らしい気持ちで触ったのでは有りません。私が勝手に・・・・・・」
「それを世間ではセクハラと言うのだ。セクハラされて喜んでいるような、淫乱な女房なんていらない」
私は初めて、妻に手を上げてしまいました。
「仕事を取るのか、俺と沙絵を取るのか決めて、返事をしに来い」
私が居間で待っていると、入って来た妻は泣きながら土下座しました。
「ごめんなさい。私が間違っていました。私にとってあなたと沙絵は命よりも大切です。仕事なんかと比べる事も出来ません。でも一生懸命準備してきたお店が、もう少しで開店出来るところまで来ました。私はこのチャンスを失いたくない。どうしてもやり遂げてみたいです。今後あなたを裏切る様な事は絶対にしません。勿論、マッサージなども断ります。それでクビになったらなったで諦めます。不信な事が有れば何でも聞いて下さい。嘘はつかずに何でも正直に答えると約束します。ですから、どうか仕事を続けさせて下さい。お願いします」
そう言って妻は、私の前に2個の携帯を開いて置きました。
1つは前から持っていた妻の物で、もう1つは仕事用に渡されている物です。
「そこまでは疑っていない」
私は妻の必死の願いを聞いて、また許してしまったのです。
妻はその後約束を守り、翌日の打ち合わせなどに隣に行っても、15分ぐらいで帰って来ているようです。
私は片山にも一言注意しておこうと思っていましたが、家事も必死にこなす様になった妻を見て、会社での妻の立場も考えてやめました。

  1. 2014/06/12(木) 18:02:04|
  2. 隣の芝生・石井
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

隣の芝生 第7回

それから半月ほどすると、また妻に変化が起こりました。
毎日では無いのですが、以前の様に妻からセックスを求めてくる様になったのです。
最初は妻が戻って来た様で嬉しかったのですが、何か腑に落ちません。
それは妻が求めてくるのが、連日だったり3日もなかったり様々だったからです。
あれ以来、妻は隣に行っても私が帰って来る前には、必ず家に戻っていた為に気付きませんでしたが、いつ妻が隣に行っていたか娘に聞くと、どうも隣に行った日と私に求めて来る日が一致しているのです。
「今日は残業で、帰りは10時頃になると思う」
家を出る時に妻にはそう言って9時に帰ると、案の定妻はいません。
「お母さんは8時30分ぐらいに、明日の打ち合わせをすると言ってお隣に行ったわ」
「着替えて行ったか?」
「ううん。帰って来てそのまま」
それと言うのは今朝見た時に、妻は一番短いミニのタイトスカートを穿いていたからです。
私はまた隣の庭に忍び込むと、東の応接室から妻の声が聞こえました。
「それでは明日、開店3日間の目玉商品を何にするか、決めておきます」
「ええ、全て真美さんに任せたのだから、詳しい報告はいりませんよ。それよりも、今日はマッサージではなくて、また耳掃除をお願いしてもいいかな?」
打ち合わせは本当でしたが、片山へのサービスはまだ続けていたようです。
「耳掃除ですか?いいですけど、この前の様に変な所に手を置かないで下さいね。それと、絶対にお触りもなしですからね。それでは布団を敷いてきます」
「ああ、真美さんも疲れているのに悪いね」
西の和室に明かりが点いたので、私も急いで移動しました。
「ここに寝て下さい」
「真美さんの太腿は、ふっくらと柔らかくて凄く気持ちが良い。」
「キャッ。社長、変な所に手は入れないでと言ったでしょ?」
「太腿の間に手を入れていると、母の懐に抱かれている様で安心出来るのですよ。これ以上奥は触れませんから、許して下さい。あー、極楽、極楽」
「もー、手を置くのは許してあげますから、動かさないで下さい。耳の中を傷付けても知りませんよ。はい、反対の耳をしますから、こちらを向いて下さい」
タイトのミニで正座をすると、スカートは脚の付け根辺りまで上がってしまいます。
その状態で、太腿に頭を乗せて妻のほうを向けば、片山からはパンティーが見えているかも知れません。
その時私は、怒鳴り込もうかと思いましたが、忍び込んで盗み聞きしていた負い目から、躊躇してしまいました。
「もう社長ったら。本当に止めて下さい」
「何がですか?」
「何がではなくて、脚の間にある右手も動いているし、左手までお尻を触っているでしょ?」
「そう怒らないで下さいよ。前にも言った様に、私は男としては終わっています。これは厭らしい意味で触っているのではなくて、こうしていると本当に安心出来て、凄くリラックスするのです」
片山は男としての機能を果たさない事を、妻にも話していたのです。
その事で妻の心に油断が生じ、この様な事を許しているのかも知れません。
「真美さん大丈夫ですか?息遣いがおかしくないですか?」
「少し足が・痺れてきた・だけです」
「それなら良いのですが、気分でも悪くなったのではないかと心配しました」
「きれいに・なりました・もう主人が帰る時間なので・失礼します」
私が慌てて家に戻ると、すぐに妻が帰ってきました。
「あなた!早かったのですね。気付かずにごめんなさい。明日の打ち合わせに、社長の家に行っていました」
「打ち合わせだけか?」
「はい」
私はあの様な事をされていた事よりも、嘘をついた事が許せませんでした。

  1. 2014/06/12(木) 18:01:10|
  2. 隣の芝生・石井
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

隣の芝生 第6回

翌日私が帰った時に妻の姿は無く、娘の話では帰りに弁当を買って来て、先に食べていて欲しいと言って隣に研修の報告に行ったまま、未だに帰って来ないとの事でした。
部屋に行って着替えてから、カーテンを少し開けて隣を見ると、やはり由美子さんはカーテンを開けたまま、真っ赤なブラジャーとパンティーだけで、ドレッサーの前に座って髪を梳かしています。
しばらく見入ってしまいましたが、妻が昨夜の由美子さんと、同じ様な事をされているのでは無いかと心配で、また低い塀を跨いでしまいました。
昨夜の部屋には明かりが点いていても人の気配は無く、一番西の部屋にも明かりが点いていたので、足音がしない様に芝生の上を歩いて近付くと、微かに妻の話す声が聞こえてきました。
昼間カーテンが開いている時に見えるのですが、ここは確か和室の筈です。
和室とこの窓の間には廊下が有り、遠くを車が通るだけで聞こえ難くなくなってしまうので、耳に全身系を集中していました。
「社長、駄目です」
「何がですか?」
「何がって、私のお尻を触っている手です」
「あっ、すまない、すまない。無意識の内に手が行ってしまいます。こんな事は死んだ家内以来です」
「またそんな事を言って。こんどしたら、セクハラで訴えますよ」
「怖い、怖い。反省していますから、そう年寄りを虐めないで下さい。こうやって真美さんにマッサージしてもらうと、本当に疲れがとれます。」
「そんな事を言いながら、また手が。5秒以内に止めないとセクハラ裁判ですよ。5、4、3」
私には信じられませんでした。
妻はこの様なセクハラまがいの事が、一番嫌いなタイプだった筈です。
その妻が冗談で返して笑っている。
あくまでも私の想像ですが、最初妻は本気で怒った事でしょう。
それを若い者の様には焦らずに、気長に日数を掛けて少しずつ慣らしていき、妻が冗談を言いながら笑って済ますまでに、もって行ったのではないかと思いました。
このまま行くと数ヵ月後には、今の由美子さんの様に成ってしまわないかと心配でしたが、まさか庭に忍び込んで、盗み聞きしていたとも言えません。
取り越し苦労かも知れませんが、そう成らないように根気よく注意しながら、止めさせようと思いました。
しかしこれは、仮に片山がその様な事を考えていたとしても、そうなる前に妻なら必ず自分で歯止めを掛けるに違いないという、甘い考えも有ったのです。
もう老人で男として役に立たないと言う事も、私にこの様な余裕を与えていました。
「沙絵を放っておいて、隣で何をしていた」
「ごめんなさい。研修の報告を・・・・・」
「それだけか?ずっと報告をしていただけか?」
「いいえ、社長のマッサージも・・・・・」
まだ私に本当の事を話すと言う事は、それ以上は何も無いと確信しましたが、これ以上エスカレートしない様に、やはり釘を刺しておく必要が有ります。
「真美はマッサージ師として雇われたのか?体を使って男を喜ばせるのが真美の仕事か?」
「そんな言い方、酷い」
妻は泣き出しました。
「自分のやるべき仕事は何か、よく考えろ。沙絵を残して社長のマッサージをするのが仕事かどうか、もう一度よく考えろ」
私が寝室に行くと、しばらくして入って来た妻は抱き付いてきました。
「あなた、ごめんなさい。今後気を付けますから今の仕事だけは続けさせて。仕事が凄く楽しいの。こんな充実した生活は初めてなの」
そう行ってまた泣き出しました。

  1. 2014/06/12(木) 18:00:27|
  2. 隣の芝生・石井
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

隣の芝生 第5回

妻の仕事へ執着は、更にエスカレートして行きます。
勤めだした頃は、ほとんどGパンにトレーナーかポロシャツだったのが、今ではブラウスに丈の短いタイトスカートのスーツに変わり、中には可也のミニも有ります。
「そんなに足を出して行くのか」
妻は会社からの支給なので仕方が無いと言いますが、おそらく片山が個人的に買ってくれているのでしょう。
他にもノートパソコンを常に持ち歩くなど、一端のキャリアウーマンを気取っています。
「あなた・・今度1泊で研修に行きたいけれど・・・駄目?」
「何の研修だ?」
「お客様からのクレーム処理についての研修がホテルで有るの」
「誰と行く?また社長とか?」
「いいえ、私一人です」
妻が研修に行った夜、残業で遅く帰った私は、ああ言いながらも片山と一緒に行っているのではないかと、心配で仕方が有りませんでした。
裏の車庫はシャッターが下りていて、片山がいるのかどうかも分かりません。
幸い周りに家は無いので意を決し、庭の境にある低い塀を跨ぎ、明かりが点いていた一番東の部屋に近寄って耳を澄ますと片山の声が聞こえてきたので、一先ず安心して帰ろうとした時、由美子さんの妖しい声が聞こえました。
「旦那様・・・こんな所では嫌です・・許して」
「ソファーを汚してしまうからですか?」
「違います・アァァー」
「それよりも由美子さんは、私に何か話しが有ったのでしょ?」
「アアーン・・指を・指を止めて下さい・・これでは・・話せません・・アン・アン・アン」
「でも由美子さんは、ここをこうされるのが好きでしょ?止めろと言われても、この蕩けたオマンコが可哀想で、私には止められません。そうだ、それなら一度イッてから話せばどうですか?」
「アン・アン・アン・旦那様・・旦那様・・ダメです・・ダメ~・ダメ~~」
やはり片山と由美子さんは、ただの関係では有りませんでした。
「おや?可哀想に。軽くしかイケなかった様ですね。さあ、もう話せますか?」
「ハア・ハア・ハア・あんな恥ずかしい事は・・ハア・ハア・・もう許して下さい」
「何の事です?」
「ハア・ハア・お隣の・ご主人に」
「ああ、あの事ですか。別に私はそうしろと強要した覚えは有りませんよ。由美子さんが嫌ならやめれば良いでしょ?私はただ、奥様の帰りが遅くて寂しいだろうから、由美子さんの厭らしい体でも見せてあげれば、気も紛れて喜んで頂けるだろうなと、一人言を言っただけです」
片山は優しく話していますが、その事が逆に、由美子さんに威圧感を与えているようです。
私も偶然にしては、出来すぎていると思った事も有りましたが、由美子さんの魅力に負けて、その事を自分の中で打ち消していました。
しかしこれは、妻の帰りが遅い事や夕食後片山の所に行く事に、私が不満を持っている事を知って、片山が全て仕組んだ事だったのです。
「可哀想に。ここでは深くイケないのですね?それなら私の部屋に行きましょう」
「あの部屋は、あの部屋は許して下さい。もう逆らいませんから、せめて私の部屋で・・・・・・」
「そんな言い方をされては、私が虐めているように聞こえるじゃないですか。私は由美子さんに喜んで欲しいだけです。私の部屋での方が激しくイク事が出切るでしょ?さあ行きますよ」
「許して下さい」
「これでも由美子さんには、本当に申し訳ないと思っているのですよ。私のオチンポさえ硬くなれば、もっと喜ばせてあげる事が出切るのに、あんな事でしか喜んでもらう事が出来なくて。
それでは先に行って待っていますから、早く来てくださいね」
由美子さんを少し可哀想に思いながらも、今からされる事を想像してしまい、私は気付かない内に、股間を両手で押さえていました。
  1. 2014/06/12(木) 17:59:21|
  2. 隣の芝生・石井
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

隣の芝生 第4回

妻は益々仕事の面白さにのめり込み、初夏になると、片山の秘書の様な事までするように成っていました。
あれだけ毎日求めてきたセックスも、仕事に熱中すればするほど減っていき、今では私から求めた時に応じる程度で、ほとんど妻からは求めてきません。
部活の地区予選が近付いて、娘の帰宅が遅くなった事を良い事に、妻も遅く帰る事が平気に成り、私よりも遅くなる日も度々です。
「いい加減にしろよ。約束と違うだろ」
「ごめんなさい。今度体に良いものだけを扱うお店を出す計画が有って、どうしても抜けられないの」
「仕事を始めて3ヵ月ぐらいで何が出切る?」
「私はこの仕事に向いているって言われるし、自分でもそう思う。社長も『経験も大事だが長さだけでは有りません。一番は持って生まれたセンスです。井上さんは、持って生まれた何かが有る』と言ってくれていて、そのお店を私に任せてくれそうなの」
仕事の話になると目付きも変わり、とても辞めろと言える状態では有りません。
片山は男としての機能は果たさないのだし、そんな事を心配している自分も情けなく思って注意するに止めたのですが、翌日の仕事の打ち合わせだと言って、夕食後に片山の家に行く事も増えてきたので、思い悩んだ私は朝早く起き、庭の掃除をしている振りをして片山を待ちました。
「おはようございます。朝早くから清が出ますね」
「おはようございます。丁度良かった。少しお時間を頂けますか?」
私は片山に、このままでは家族がバラバラになってしまうので、何とか早く帰してもらえるように頼みました。
「それは申し訳ない事を致しました。ただ本当に勝手なお願いですが新しい店を開店させて、軌道に乗せるまでは、もう少しだけ目を瞑っていて頂けませんか?」
「妻が役に立つのですか?」
「役に立つどころか、奥様抜きでは考えられません。私は新しい店の事を、全て奥様に任そうと考えています。何しろ発想が素晴らしいです。新しい店が軌道にさえ乗れば、早く帰れるようなシフトを組みますので、助けると思ってどうかお願い致します」
この家を格安で譲ってもらい、売り出した時の条件には無かった、お風呂なども好意で新しく改装してもらっていたので、助けてくれと頭まで下げられては断る事も出来ません。
この夜、私が帰って来ても妻の姿は有りませんでした。
途中で一度帰って来たらしく、夕食は温めるだけになっています。
娘と2人で食べてから寝室で寝転んでいると、心地良い音楽が微かに聞こえてきたのでカーテンの隙間から見ると、向かいの部屋のカーテンが開いていて、由美子さんの姿が見えました。
最初見た時も不思議に思ったのですが、片山の家は敷地の東よりに建っているのに、後から建てたはずのこの家は西側いっぱいに建てられている為、間は4m程しか有りません。
間取りからしても、私達の寝室はこの部屋以外考えられず、普段は厚いカーテンを閉めたまま開ける事も無かったので気付きませんでしたが、向かいの部屋は由美子さんの部屋だと初めて分かりました。
由美子さんの部屋の窓は大きくて、ここからは室内の半分が奥まで見えてしまい、ベッドや大きなドレッサーが見えます。
由美子さんはお風呂上りなのか、バスタオルを巻いただけの格好だったので、私は覗いている事が分からない様に部屋の明かりを消すと、スケベ心で目が離せなく成っていました。
すると由美子さんは、カーテンが開いているのを忘れているかのように、バスタオルを外してしまったので、私の目は彼女に釘付けです。
垂れかけた大きな乳房とその先の小さな乳首、少し弛んだお腹、肉付きの良い腰。
この少し崩れかけた体が凄く卑猥に見え、上品な顔とのギャップが更に私を興奮させます。
それからの私は、妻が遅い日や隣に行って留守の時は、必ず由美子さんの部屋を覗くように成ってしまい、由美子さんも私の時間に合わせているかのように、必ずカーテンを開けたまま、色っぽい下着姿や卑猥な裸体を見せてくれ、妻の帰宅が遅い事が苦にならなくなってしまいました。
何日かそんな事が続いた土曜日、妻は仕事、娘は部活だったので、一人退屈凌ぎに車を洗っていると、隣の庭から由美子さんが声をかけてくれました。
短い時間でしたが、初めて近くで向かい合って話しをし、目を見て話さなければと思いながらも、この良家の奥様の様な服の中には、あの卑猥な体が有るかと思うと、どうしても胸や腰の辺りに目が行ってしまいます。
それどころか下半身に変化までおきてしまい、腰を引き気味にして話していました。

  1. 2014/06/12(木) 17:56:23|
  2. 隣の芝生・石井
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

隣の芝生 第3回

妻の話によるとお客さんや従業員の間では、片山は優しくて面倒見も凄く良いと評判で、誰一人彼の事を悪く言う人はいないそうです。
「社長の家に住んでいる由美子さんは、最初にこの家に住んでいた奥さんだったそうよ。相手は分からないらしいけど由美子さんが不倫してしまって、3年前に慰謝料代わりに財産分与も何も無しで離婚されて困っていたのを、社長が助けてあげて面倒を見ているらしいの。それも、このままスーパーで働いていては世間の好奇の目に晒されるからと言って、由美子さんが自立出来るまで家事をやってもらって」
「3年も?」
「私も聞いた時は、えっ!と思ったけれど、社長に限って人の弱味につけ込んで、おかしな事をする人では絶対に無いって。本当に面倒見の良い仏様の様な人だと、みんなが言っていたわ」
「そうか。真美もそうなるなよ。」
「私が誰と不倫するのよ。おじさんばかりで、そんなカッコイイ人なんていないわよ。一人若い子がいるけど新婚さんで愛妻家だし。分かった。それが心配で今まで専業主婦でいろと言って、家から出してくれなかったのね」
「違う。沙絵の事を考えてだ」
「本当?でも若くて素敵なアルバイトの子でも来たら、私も分からないわよ」
「そんな子が来ても、向こうが相手にするか」
冗談を言っている妻に答えていましたが、私の中では片山に対して、何か割り切れない物が残りました。
「あなた今日も・・・・・いい?」
ここに引っ越してきてからの妻は、思い切り声を出せるのが良いのか、生理の時を除いて毎日の様に求めてきます。
「最近の真美は声も大きいし、凄い乱れようだな」
「だって凄いの・アァァ・凄く・感じてしまうの・アッ・アッ」
「普段は大人しそうで澄ました顔をしているのに、こんな真美を知ったらみんな驚くぞ」
「アァァァ・いや・恥ずかしいから・アァーン・言わないで」
「恥ずかしいといいながら、今も凄く締め付けてきているぞ」
「アアッ・そんな事ばかり・アッ・アッ・アッ・言ったら・イヤー」
私の中に少し残っていた片山に対する不安も、こんな妻を見ている内に徐々に消えて行きました。
しかし5月の中頃から、また私を不安にさせる事が続きます。
「今日も遅かったらしいな」
「ごめんなさい。今日は午後から、野菜を直で分けてもらっている農家を回って来たから・・・」
「約束しただろ?月末や商品の入れ替えの時以外は残業しないと」
「ごめんなさい。断れる雰囲気では無かったから」
「この間、納入業者の所に行って遅かった時の様に、また社長と2人だけで行ったのか?」
「そうよ。それよりもこれを見て」
妻が出して来たのは、ダイヤの付いたネックレスでした。
「どうした?そんな高価な物」
「凄いでしょ。社長が履歴書で見た私の誕生日を覚えていてくれて、いつも頑張ってくれているご褒美だと言って、今日プレゼントしてくれたの。あなた覚えていてくれた?」
私は妻の誕生日を、危うく忘れるところでした。
「あたり前だ。片山さんは間違っているぞ。真美の誕生日は明日だ」
「社長は間違えた訳では無くて『明日は私用で会えませんから、1日早いのですが』と言っていたわ」
「とにかく、そんな高価な物をくれるのは普通じゃない。もらえないと言って返してこい」
「もしかして社長との仲を妬いているの?社長は私の父よりも年上よ。そんな事有る筈がないじ
ゃない」
「馬鹿、妬くか」
「それならいいでしょ?勿論私も、何度も断ったわよ。けれど『稼いでもこの歳では、たいした使い道もないのですよ。だから頑張る人にはそれなりの事をしてあげたい。そう言わずに、どうか受け取って頂けませんか?』と言われて断れなかったの。それよりも、あなたも1日早いプレゼントをくれる?」
「いや、明日だからまだ用意してない」
「こんな家をプレゼントしてくれたから、しばらく何もいらない。それよりもベッドで」
「それなら毎日プレゼントしているだろ?」
「いつもよりも、今日は特別・・・・・・・・・」
妻は片山を信じ切っていますが、私は得体の知れぬ不安を覚えました。
  1. 2014/06/12(木) 17:55:24|
  2. 隣の芝生・石井
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

隣の芝生 第2回

妻を見る目が少し違うと思いましたが、優しく微笑む顔から厭らしさは感じませんでした。
「失礼ですが年齢をお聞かせ頂けますか?」
「私が40歳で妻は36歳です」
明らかに妻のほうを見て聞いたのですが、その事が面白くなくて私が答えると、ようやく私を見て会社の事などを聞いて来ましたが、やはり隣の妻を気にしている様子でした。
「宜しければ中を見ていって下さい」
私達はどうも合格したようで、片山は先頭に立って中を案内してくれたのですが、私達を気に入ってもらったと言うよりは、妻を気に入った様な気がして成りません。
しかし外観だけでなく、内部も築5年とは思えないほどきれいで、断るには惜しい気がします。
「私は井上さんご夫婦のような方に、是非お隣さんに成って頂きたいです。畳や襖、壁紙なども新しく張り替えましょう。そうだ、ユニットバスやトイレの便座も新しくしましょう。誰が使っていたか分からないお風呂では、ゆっくりと疲れを取る事も出来ないでしょうから」
私の迷いを断ち切るかのようにこの様な事を言い出しましたが、確かに知り合いから譲ってもらう場合でも、この様な好条件は無いでしょう。
「あのー、以前何家族か・・・・・・」
私は条件が良過ぎて逆に、あまり気にしなかった事が気に成りだしました。
「聞かれましたか。5年で3家族も引っ越した。どうしてだろう?そう思われるのも当然です。
幽霊でも出るのではないかと?」
「そんな事は・・・・・・」
「ハッハッハッ。幽霊なんか出ません。もしもそうなら、一度私も見てみたいです。最初の方は離婚されて手放されました。次の方は遠方への急な転勤。その次の方は理由まで聞きませんでしたが、おそらくローンが払えなくなったのかと・・・・・・・・。私は隣におかしな方が住まわれるのが嫌で、その度にこの幼馴染みに頼んで買い戻してきました。この歳になると損得よりも、お隣さんとも仲良く暮らしたいですから」
「日当たりは良いし、庭には夢だった芝生が敷かれていて申し分は無いのですが、どうしても妻がパートに出なければ駄目ですか?」
「あなた待って。それは願っても無いお話だわ。私は働きたかったから、どちらにしても探さなければ成らないと思っていたし」
「そう難しく考えないで下さい。一応条件に書きましたが、この家があなた達の物になったらその様な強制など出来ません。私としては奥様のような方に来て頂きたいのですが、契約書を作る訳でも無いので、今だけの口約束で、来てくれるかどうかは強制しせん。当然来てくれても仕事が合わなければ、いつ辞めても自由ですし」
娘の卒業を待って、私達は引っ越してきました。
引っ越した翌日に庭に出てみると、隣とは簡単に跨げる境界線程度の低い塀が有るだけなので、我が家の10倍は有るかという庭が丸見えです。
やはりそこにも芝生が敷いてあり、まだ肌寒いというのにデッキチェアーに寝転んで、日光浴をしていました。
「こんにちは」
「やあ、石井さん。住み心地はいかがですか?これは失礼しました。まだ昨日引っ越されたばかりでしたね」
「いいえ。静かだし快適です。本当にありがとうございました」
片山にお茶を勧められ、隣のデッキチェアーに座ると、きちんと化粧をした私と同じ歳ぐらいの、可愛い顔をした上品そうな女性がお茶を持ってきてくれました。
「奥様・・・ですか?」
「いいえ私は・・・・・・」
「残念ながら違います。こんな若い妻がいれば嬉しいのですが。家内は6年前に病気で亡くなりました。娘も20年も前に遠くに嫁ぎましたし、息子も『スーパーの親父になんか成りたく無い』と言って勤めに出たので、今は仕事の関係で外国に住んでいます。魚をさばく事以外は何も出来ないので、彼女に世話に成っているのです」
「由美子と申します。よろしくお願い致します」
内縁の妻と言う言葉が頭に浮かびましたが、彼女が家の中に入って行くと、それを見透かしたかの様に小さな声で言いました。
「勘違いしないで下さいよ。この歳でその様な元気は有りませんから。家内が亡くなってから、あちらは男として、使い物に成らなくなってしまいました。情け無いかな、今はオシッコをする為だけの道具です。寂しい限りですが仕方有りません。ハッハッハッハッ」
まさか妻が32歳も歳上の男と、どうにか成ってしまうとは思いませんでしたが、あの妻を見る目が気に成っていた私は、それを聞いて安心しました。
娘の入学式の翌日からパートに出た妻は、14年近く働きに出た事の無かった疲れも見せずに、毎日が凄く楽しそうです。
「そんなに楽しいか?」
「ええ、近いから歩いて通えるし、みんな良い人ばかりで社長も優しいし、遣り甲斐の有る部署にまわしてもらえたから、言う事無しだわ」
「レジでは無いのか?」
「商品管理。月末は残業に成る事も有るらしいし、商品入れ替えの時は、閉店以降にするから夜中までかかる事も有るらしいけれど、年中無休が売りのスーパーだから仕方が無いの。でも普段はレジの人よりも楽だし、レジの人達はシフトを組んでいてほとんど日曜が休みに当たらないけど、私は2日ある休みの内1日は日曜にしてもらえたから贅沢は言えないわ。社長が『石井さんは手際も良くて飲み込みも早いから、もう少し慣れたら正社員に成ってもらって、全て任せたい』
とまで言ってくれたので、凄く遣り甲斐があるわ」
「遣り甲斐は良いが、正社員になると帰りが遅く成るだろ?月末などの特別な場合は仕方ないが、
沙絵が中学の内は6時までだと言う約束を忘れるな」
この様な良い家を安く買え、今までよりも30分早く起きなければならない事さえ我慢すれば、高速バスは必ず座っていけるので満足していたのですが、何より妻が以前よりも明るく張り切っている事で、この時の私はこの幸運に感謝していました。
  1. 2014/06/12(木) 17:54:40|
  2. 隣の芝生・石井
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

隣の芝生 第1回

私達夫婦は家を探していました。
その時住んでいたのは、結婚して1年後に親に少し援助してもらって買ったマンションなのですが、やはり老後は土の上で暮らしたかったのと、子供が大きくなって、狭くなってしまった事が主な理由です。
郊外にある10年ほど前に出来た大規模な住宅地が、最近造成工事をして頻繁にチラシを入れて来ていたので、妻とピクニック気分で見に行きました。
既に何軒か建ち始めていましたがどの家も日当たりが良く、説明を聞くと朝の通勤時間は、中心部まで高速バスが10分おきに出ているとの事です。
条件は凄く良くて、残るはお金の問題だけでした。
「マンションも安くなってしまったしローンも残っているけど、それでもある程度残るから、新しくローンを組んでもそう高額には成らないと思うから大丈夫よ。沙絵も中学生に成るから私もパートに出られるし」
妻は以前から働きたがっていたのですが、私は家にいて欲しかったので、子供が小学生の内は専業主婦でいる約束をしていたのです。
妻はここでの新しい生活を夢見て、舞い上がっているようでした。
妻は口に出しませんが、セックスの事も家を持ちたい理由の1つだと思います。
セックスの良さを覚え出した妻は、日に日に積極的に成ってきていました。
しかしそれと反比例して子供は大きく成るので、妻は出したい声も抑えているようなのです。
「あなたこれを見て」
仮にここで家を建てたとすると通勤はバスになるのですが、一応駅も見ておこうと車を走らせ、駅前のロータリーに車を止めて外に出ると、妻が小さな不動産屋の張り紙に目を止めました。
「あなた方は運が良い。この物件は昨日委託された物です」
対応してくれたのは年配の方で、どうも一人でやっているようです。
「築5年でこの価格は絶対にありません」
これならローンを組まなくても、マンションを売った残りに少し足せば、私にも充分買える破格の安さです。
しかし誰にでも売ると言う訳ではなくて、その物件の所有者が色々条件を付けていました。
所有者は名を片山正一と言い、68歳でこの不動産屋さんの幼馴染みだそうです。
昔はこの駅前で魚屋を営んでいたのですが、持っていた山が住宅地になった事で大金が転がり込み、今では住宅地の真ん中でスーパーを経営している社長です。
「真面目で大人しい夫婦。奥様がスーパーにパートとして勤める事ができて年齢は40歳まで?
これは何ですか?まるで求人広告みたいですね」
話によると片岡は売りに出した物件の隣に住んでいて、隣に変な人が住んで、暮らしにくくなる事を嫌っているとの事です。
「いつも自分で会ってからでないと決めないので、一度物件を見ながら会ってみますか?片山は昔から、優しくて気の良い男ですよ」
「いつもと言いますと?」
「ええ、あの家はこの間引っ越された方で3家族目です。」
「5年で3家族も引っ越されてみえるのですか?」
「訳は分かりませんが、最近は他でも結構おみえになるのですよ。会社が潰れたとかリストラにあったとかで、ローンが途中で払えなくなって」
それにしても、5年で3家族は多いと思いましたが価格ばかりが気になって、この時はその事をさほど気にもしませんでした。
その家はこの住宅地の入り口一番右奥に有って、手前に片山の家が有ります。
「裏の倉庫の様な建物は?」
「あれは片山の倉庫兼車庫です」
ここは住宅地の端なので前や東側には家は無く、西に敷地の広い片山の家が有り、裏には大きな倉庫があっては、まるで他の住宅と隔離されているみたいです。
その時私達の前に国産の高級車が止まり、中から初老の紳士が降りて来ました。
「片山です」
「初めまして。私は石井浩次と申します」
「妻の真美です。宜しくお願いいたします」
髪も黒く染めて、きちんとスーツを着こなしていたので、とても68歳には見えませんでしたが、
近くに来ると顔のシワも深く、握手を求めて差し出された手の甲もシワだらけで、流石に歳を感じさせます。
目が少し垂れ気味で、聞いていたとおりの優しいお爺さんという印象を受けたのですが、私と握手をしている時も、目は横に立っている妻を見ていました。
  1. 2014/06/12(木) 17:53:38|
  2. 隣の芝生・石井
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

言えない真実、言わない真実 1部最終回

ビデオの中の典子は和也君が発射した精液を口の中で受け止めているらしく、しばらく凝固して動きません。
和也君も時折、ビクンビクンと腰を動かして、そのペニスが釣り上げられた魚のように反発しています。
そしてようやく典子が和也君のペニスから口元を離しました。
「・・・凄いのね、和也君の・・・びっくりする位、出るんだね」
『えっ まさか・・・』私は射精の余韻に浸りながらも、ビデオに映し出される典子がペニスから口を離してからティッシュに精液を出すわけでもなく、何事もなかったかのように話し出している姿に驚きを隠せませんでした。
『まさか、和也君の精子を・・・飲んだ?』
しかしその疑問は典子と和也君の会話の内容で裏切られた形ですぐに答えがでました。
「典子さん、ごめんなさい・・・口の中で・・・出ちゃった・・・」
和也君が謝ると典子はニッコリと微笑みます。
「いいのよ。 ちょっとたくさん出たからびっくりしちゃったけど・・・うふ」
「でも・・・出ちゃったのは?・・・どうしたの?」
「うふふ、喉まで飛んできたから、むせそうになっちゃった。・・・全部、ゴックンしちゃったわよ・・・」
「えっ」
「うふふ」
そう、典子は和也君の精液を一滴残さず口で受け止め、飲んでしまっていたのです。
信じられませんでした。
まさか他人の精液を典子が飲み干してしまうなんて・・・。
それ以降のビデオはお互いにもう一度キスを交わす行為が更に延々と続いて、それが終わると今度はお互いに服を直したり、テーブルの位置を戻したり・・・そんな作業が黙々と続けられていました。
私には何よりもこの和也君の精液を嬉しそうに飲み干してしまった典子がにわかに信じられず、それからは呆然とビデオを見ているしかありませんでした。
しかし、更に衝撃的な事が典子の口から出たのです。
ひと段落し終えて、和也君が気まずくなった様子で
「あ、僕・・・もう、戻ります」
と言うとリビングを出て行こうとした時です。
典子はふと和也君の手を引いて立ち止まらせました。
「・・・」
「・・・」
しばらく2人の無言が続いた後、典子がボソリと語り始めました。
「・・・今日の事、2人の秘密だよ」
「・・・はい・・・」
「・・・ねぇ、気持ちよかった?」
「・・・はい・・・凄く・・・」
「・・・じゃあ・・・今度・・・」
「・・・えっ?」
「・・・今日はここまでだったから・・・今度・・・私のアソコに入れたい?」
「・・・えっ でも、いいんですか?・・・」
「だから、2人だけの内緒・・・ね」
「ああ、典子さん・・・したい・・・典子さん、凄く気持ちいいです・・・」
「うん、じゃあ・・・そう、5日後。5日後なら主人が出張になって、時間空けられるから・・・その時もう一度・・・いらっしゃい・・・」
「・・・うん」
そう言って2人はディープキスを交わすとリビングを出ていきました。

何ということでしょうか。私には全く知られないところでこんな行為や会話が交わされていたなんて・・・。
典子の完全な裏切り行為です。
私はそうゆう行為も許すから全てを話して欲しい、と典子に念を押したにも関わらず、キスをして胸を触られただけだと嘘をつき、挙句の果てにはフェラチオをして、和也君の精液を口で飲み干し、次回の会う約束までしていたなんて。
ビデオの途中から確かに和也君のペニスの巨大さに、私も驚いた程ですから、典子がそれを気兼ねして私にそれ以降の事を言い出せなかったのかもしれません。
或いはこんな事にまで発展してしまった事を後で考えると、とても言えないと思ったのかも知れません。
しかし、今あったビデオに納められた事実は事実ですから、それを言わないのは私に対する典子の背任行為でしかないのです。
しかも、更にはあろうことか私の出張中に2人だけで内緒で会う約束をするなんて・・・。
私は嫉妬からくる興奮から冷めると、何だかとても許しがたい気持ちが湧いてくるのを感じました。
どうすればいいのか・・・このまま2人を会わせてしまっていいのか。
5日後にもう一度ビデオをセットしてその成り行きを見るのか・・・。
それとも事実を突きつけて典子を責めるのか・・・。
私は再生を止めるとビデオカセットを本棚に隠してリビングで眠る典子の姿をじっと眺めながら今後の行動をいかにするべきか考えていました。
そしてこれがただの序章に過ぎなかった事をこの時は知る由もありませんでした。

第1部 完
  1. 2014/06/12(木) 17:51:58|
  2. 言えない真実、言わない真実・JOE
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

言えない真実、言わない真実 第16回

「ああ・・・典子さん・・・」
「和也君の、本当に凄い・・・凄いわ。こんなに太くて・・・おっきくて・・・こんなに立派だなんて・・・」
典子がゆっくりとゆっくりと和也君のペニスを手で直接愛撫しているようで、テレビには典子の手の動きが大きく上下している様子が映し出されています。
「・・・ん? 気持ちいい?」
「・・・うん・・・ああっ」
しばらく和也君のうめき声に合わせて、典子が和也君のペニスを上下に動かすことを繰り返すと、和也君は典子がゆっくりと愛撫しているにも関わらず「ああっ 典子さん・・・そんなことしたら・・・出ちゃう、出ちゃう」と発射寸前までに達している事を甘えるような声で呟きました。
すると典子は発射してしまうのを惜しむかのように急に手を止めて和也君の顔を覗きこみました。
「・・・出したい? 和也君・・・」
そう典子が聞くと和也君がコクリとうなづいた様子です。
すると典子は今度は一旦椅子から立ち上げると、和也君の手を引いてソファに連れていきました。
そう、さっき私達が行為を終えて今、典子が眠っているあのソファです。
ソファに深く和也君を座らせると、ビデオカメラの位置からは今度は逆に和也君の姿がこちら向きになり、典子の姿は背を向けた格好になりました。
そして、典子がソファに座る和也君の前で床にひざまづくと、もう一度和也君のペニスを手でゆっくりと上下に動かしだしました。
その時和也君のペニスの全体像がはじめてビデオカメラの映像に飛び込んできたのです。
ちょっと遠目ながらも、その大きさ、太さの差は私のモノとは全く違う事が一目瞭然でした。
典子が左手で和也君のペニスを上下に動かしている様子からも、典子の両手でペニスを握り締めてもまだ余るほどの長さです。
しかも和也君のペニスを握る典子の左手は完全な輪を作りきれておりません。
これでは典子が『大きい』『太い』と絶賛するのも当然です。
いえ、しかしそれでも私達の愛の確認に性器の大きさや形など関係ないと思っていた私には酷くショックでした。
典子も同じように私に、いや男性に対しては愛情があってこそ、性的欲求が出てくるものであって、求愛の姿は形や大きさではないものだと信じていたのです。
だからこそ、典子に他人を誘惑させても、少しはその気になったとしても、典子はきっとどこかで冷めている部分があるに違いない・・・そう心の奥で確信していたからこそ、他人を誘惑する典子に興奮はしても、嫉妬はほとんどないと私は考えていたのかもしれません。
しかし・・・現実に巨大な和也君のペニスを確かめるかのように、そして求めるように手で愛撫する典子の姿は、私の考えている典子の性の姿ではなかった事を物語っていました。
そして典子は更にソファに深く沈む和也君の見つめる前で、次の行動に出てきたのです。
「ああ・・・和也君・・・今日は、もう主人がそろそろ帰ってくると思うの・・・」
「あ、はい・・・」
期待から突き放されたような困惑した表情をする和也君を見つめながら典子はトロンとした目つきで続けました。
「でも、出したいでしょ?」
「う、うん」
和也君としてはこのまま私が帰るからといって、そのまま放置されてしまっては堪らなかったのでしょう、是が非でも発射したいという素振りで即答しました。
すると典子は、更に思いがけない言葉で和也君を挑発しだしました。
「じゃあ、今日は、私のお口に出させてあげる・・・」
そう言い出したのです。
「ああ・・・そんな・・・典子さん」
さすがに和也君も躊躇していましたが、にも関わらず典子は突き立つ和也君のペニスに唇を近づけるとゆっくりと口を開いて喉の奥にペニスを沈めはじめました。
チュポチュポ・・・とそんな艶めかしい音が遠巻きながら聞こえてきます。
「ああ・・・ああっ」
その音に反応するように和也君が大声を上げてうめき出しました。
典子はそんな和也君の反応に呼応するように、更に口にペニスを喉の奥まで含んでいきます。
そして典子の口に収まる限界まで達すると、今度はゆっくりと上下に頭を動かしては和也君の亀頭付近をチュバチュバと音を立てて口で愛撫し出しました。
「ああっ 典子さんっ ああっ」
私は自分の眼を疑いました。
今、テレビの奥で生々しい行為を行っているのは妻の典子で、その行為に感じているのが隣の和也君なのだとは到底思えず、まるでアダルトビデオを見ているかのような錯覚にすら陥るのです。
しかし現実にはさっきリビングで、私が不在の間に行われていた行為だと気付くと、それはとてつもない嫉妬となって心が支配されてくるのです。
そしてその嫉妬は私自身のペニスを同じように自分でシゴく事で、どうにか自分自身でいられるような気がして、夢中になって画像に食い入りながら自分のペニスをシゴき続けました。
典子は喉の奥まで和也君のペニスを咥えているようでしたが、それでもまだ和也君のペニスは半分以上余っている様子で、その余っている部分に典子が手で握り締めて更に上下に動かしていました。
「ああっ 典子さん イッちゃう・・・イッちゃうよぉ」
「ん? んん・・・」
返事ともならない返事を典子はします。
それは口に入れながらの愛撫する返事なので、そのまま発射しても構わないのよ、という合図にしか見えません。
和也君も呻きながら「出ちゃう、出ちゃう」と繰り返しながら、典子の口の中でイッてしまいたいという願望があったのでしょう、抵抗する事無く典子の口の中にペニスを自らも少しカクカクと腰を動かしながら興奮している様子です。
そして和也君の股間の動きが急激に早まったかと思うと、典子もそれに合わせて頭と手を激しく動かし出しました。
「ああっ 出る 出る  ああああっ」
「んんーっ」
ガクガクッと途轍もない激しい動きを2人がしたかと思うと一瞬にして動きが止まりました。
「あああっ あーっ」
和也君が部屋一杯に激しく声を荒げると、典子は口元をペニスから離そうともせずに、なんとそのまま受け止めてしまったのです。
『ああっ なんで? なんで口の中に出してしまうんだぁっ』
私も激しい嫉妬と興奮でほとんど和也君と同時にビデオを見ながら精液を発射してしまいました。
しかしそれはいつもの発射とはまるで違い、あたかも10代の少年時代にあった射精のような勢いでテレビの画面にまで精液が飛び出してしまった程なのです。
頭が真っ白になる程の射精など、とても久しぶりのことです。
きっと嫉妬心が私の射精にすら興奮材料として影響してきたのでしょう。
私はティッシュを取り出すのも忘れて、余韻に耽りながら続きの画像をポカンと見続けました。
  1. 2014/06/12(木) 17:51:01|
  2. 言えない真実、言わない真実・JOE
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

言えない真実、言わない真実 第15回

「そんな、まさか・・・」
私が思わず一人きりの書斎で声を上げてしまう程の衝撃が体中に突き抜けた事を感じました。
典子は椅子に座って和也君から受けている胸の愛撫を感じながら、私にすら隠していた事実を次の言葉で打ち破って映像に映し出してきました。
「和也君・・・今日は私がしてあげる・・・うふ」
「えっ?」
「だからぁ・・・これ・・・」
典子はそう言うと典子の眼前にある股間にやさしく手を充てながら、その手をゆっくりとズボンの上から上下にさすり始めたのです。
「うっ ああ・・・」
和也君は立ったまま硬直してしまい、典子の手から伝わる感触を天を仰いで味わっているようでした。
「すごい・・・もう、カチカチになってるわ・・・」
掌で和也君を・・・いくらズボンの上からだとはいえ、和也君の男性自身を典子が手で確かめている・・・。
その光景はまるで、誰かが私を騙そうとしてビデオと配役をすり替えたのではないかと思わせる程の、信じられない程の衝撃でした。
『まさか・・・そんな!・・・』
私には一言も告白しなかった事実が、今目の前で展開されているのです。
なぜこんな行為にまで至った事を典子は言わなかったのか、私が不在のこの家で、淡々と行われて続けられていく典子と和也君の行為に、目を剥くように食い入って見れば見るほど、私には信じられなくなってくるのです。
なぜ、話してくれなかったのか・・・勿論誘惑しろといったのは私ですが、それを全て話して欲しいとも言ったはずなのに・・・。
どうして典子は一切これ以降の事を私には話そうとしなかったのか・・・。
それでもビデオの中では私の心情をあざ笑うかのように、ズボンの上から手で愛撫している典子の様子が淡々と映し出されています。
そして典子はその愛撫していた手を止めると、今度は無言で何かをし始めました。
カメラの位置からその行動が何であるのか、和也君を背にした映像からははっきりとは分かりませんでしたが、動作の音と和也君の「ああ、典子さん、そんな・・・」という反応から、これから何が行われようとしているのか、解ってきました。
そう、典子は和也君のズボンのベルトを緩め、ファスナーを下ろすと、和也君のズボンをゆっくりと下ろし始めまたのです。
典子は和也君のズボンを下ろしながら、和也君を見上げると「女性にこんなことされるの、想像したことあるでしょう?」と艶めかしいツヤのある声で和也君を誘います。
そしてズボンを全部下ろすともう一度、今度はトランクスの上から和也君の男性を手で確かめだしました。
「和也君、もうカチカチよ・・・凄いわ・・・」
まるで理性を失って性を本能のまま貪る獣のように、典子はただ純粋に女として、私との交わした会話など頭にないような顔つきで、和也君の男性自身を味わうように、手でゆっくりと確かめていきます。
そして次の瞬間、典子の言葉とそのビデオの映像から、なぜ典子がこれ以上の事を私に告白しなかったのか、あれほど追及したにも関わらず一言もこの行為について触れなかったのか、はっきりと確信しました。
相変わらず和也君がカメラに背を向けていて、詳細な様子は分からないものの、典子は和也君の男性自身をトランクスの上から手で確かめながら、こう言いました。
「・・・あん、凄い・・・こんなに固くておっきいの、見たことない・・・凄くおっきくて、素敵・・・」
その言葉は私は銃で脳天を打ちぬかれたようなとてつもない衝撃と感触となって襲ってきました。
私自身は典子に、そんな言葉を一度もかけられたことがありません。
勿論自分でもそれほど女性を喜ばせるような自慢のモノを持っているとは思っていませんし、逆に小さい方だとすら自覚はあります。
それでも典子は性器の大小などではなく、愛情で感じる女だと思っていましたし、事実私との行為で感じていたはずです。
なのに、やはり女は大きい性器に純粋に惹かれ、欲情するものなのでしょうか。
典子の顔つきは明らかに、私との行為の最中に出す表情であり、いや、私の前ですら見せたことのない程の興奮した顔つきをしています。
「凄い・・・本当にびっくり・・・こんなにもおっきいなんて・・・こんなの初めて・・・」
その言葉を典子は何度も繰り返し言います。
そして今度は黙ったまま、ゆっくりとトランクスを両手で下げ出しました。
「あっ 典子さん・・・」
和也君がうめき声に似た声を上げた瞬間にトランクスは下ろされた事が、ビデオに映し出された和也君のお尻で分かりました。
「うそ・・・あん もう 凄い・・・」
典子が目を剥いて和也君の股間を間近で見た最初の感嘆の言葉でした。
「和也・・・君・・・いつも、これを・・・いじってるのね・・・」
ビデオからその和也君の男性自信が見えないながらも、その典子の驚きが和也君のペニスと私のペニスとの先天的違いをはっきりと理解させます。
『もう、それ以上和也君のペニスを凝視するな・・・もうここで止めてくれ・・・典子』
そんな心の叫びも進行するビデオは容赦なく私の眼に入り込んできます。
典子は言葉を発さずに黙って和也君の股間に手をもっていくと和也君は「あっ ああっ」と反応しました。
典子はどうやら和也君のペニスを直接その手に握りしめたようでした。

  1. 2014/06/12(木) 17:50:02|
  2. 言えない真実、言わない真実・JOE
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

言えない真実、言わない真実 第14回

時間にしたらほんの数十秒なのでしょうけれども、その衝撃のシーンは何倍もの時間の長さになって私の眼に飛び込んできました。
今、目の前に映し出されている光景は、ビデオの映像とはいえ、紛れもなく私の妻の典子と隣人の和也君とのキスシーンなのです。
しかもそのお膳立ては全て私が行ったもので、そうなる事を期待し、また典子にも指示していたことなのに、いざ事実となって目の前に映し出されると、その衝撃はとてつもなく強いものでした。
ビデオからは和也君はほとんど背を向けているのでその表情は窺い知れませんが、典子の顔は明らかに唇から伝わる和也君を感じているようでした。
一度離れた唇は単純に唇と唇が重ねられた、純粋なキスに見えました。
「・・・キス、どんな感じ?」
「嬉しいです」
「私を唇で感じ取る事ができた?」
「・・・うん」
「うふ、じゃあ次のキスはもっと私を感じ取ってみて・・・」
そう典子が言うと再びキスをし、今度は和也君に唇を重ねていく典子の口元が、口を開けてその中から舌を這わせながら和也君の口へ押し込まれるように入っていきました。
「ん・・・んん・・・」
「んふ・・・ん・・・」
そう、今度は典子は普通のキスではなく、和也君と口の中で舌を絡め合ってお互いを感じ取り始めているのです。
そしてそのお互いの感じあう興奮は、ビデオにはクチュクチュ、ピチャピチャという唇と舌が交わっている音となって伝わってきました。
そしてその唇を重ねたまま、典子は黙って和也君の左手を取って招き入れるように服の上から胸の上に充て、和也君に無言で教えるように、和也君の手を自ら誘導するようにゆっくりと、その巨大な胸を和也君の掌で動かさせていきました。
「んっ んっ んん・・・」
典子の感じている声が和也君に重ねられている口元からわずかに聞こえてきます。
その典子の反応に合わせるように、和也君もゆっくりと、しかし少しずつ力が入っていき、時には鷲づかみになり、時には下から上に持ち上げるように、典子の胸を手の感触で味わいはじめています。
「んっ はうん」
典子と和也君の唇が離れた途端に、典子は大きな吐息を漏らして、和也君の胸への愛撫を感じています。
「ああん・・・直接・・・和也君の手・・・入れて触って・・・私の胸、触っていいのよ・・・あん」
そう典子が呟くと和也君は黙ったまま、今度は典子の服の開いた胸元から手を入れて揉みはじめました。
典子が椅子に座って和也君の愛撫を受けているので、手が反ってしまうのでしょう。
自然と和也君は中腰状態からゆっくりと立ち上がって典子の前に立ちはだかるような格好になって、典子の胸元から手を突っ込んで揉み直しました。
すると当然椅子に座っている典子の眼前には和也君の股間が表れた格好になり、ビデオを見ている私にすら、何かが起きようとしている予感すら感じ取れました。
しかし、典子が告白した内容では、ここまでの筈です。
キスをして、胸を揉まれて・・・そしてその途中で終わってしまった筈なのです。
典子は『それ以上は何もなかった』と言っていたのですから、どれほど見てもきっと終わってしまう筈なのです。
私はビデオにじっと見入りながら、典子が私に『これ以上はなかった』という瞬間に辿りつくのを待ちました。
しかし・・・しかし、現実は・・・ビデオに映し出された映像は典子の告白とは全く違う展開を為していったのです。

  1. 2014/06/12(木) 17:48:35|
  2. 言えない真実、言わない真実・JOE
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

言えない真実、言わない真実 第13回

延々と言葉で前置きして和也君を誘惑しながら、遂に典子は酔いと高揚感に身を任せて、核心に触れ始め出しました。
「いいのよ、恥かしがらなくても・・・」
「・・・」
真っ赤になって恥かしがる和也君を、典子は面白がるように次々に挑発めいた言葉を発していきます。
そして典子は遂にそのトリガーを引いてしまう決定的な言葉を口にしだしたのです。
「そうだ、じゃあ私が先に恥かしい事告白しちゃうから、そうしたら和也君も正直に言ってくれるわよね?」
「・・・恥かしい事って?」
典子の顔をじっと見つめながら和也君は典子の次の言葉を待っています。
「うふふ・・・私だってね・・・」とわざと前置きしてから
「私だって・・・結婚はしてるけれど・・・たまに和也君と同じ事、しちゃうことだってあるのよ・・・うふん」
「えっ?」
「だからぁ・・・主人も誰も知らないけれど、私も・・・アレ、しちゃうこと・・・あるってこと」
「アレ・・・?」
「言って欲しい?私の口から・・・」
典子は潤んだように求める瞳で和也君を見つめ、更に言葉を続けました。
「聞いてみたい? エッチな言い方で・・・?」
和也君は黙ったまま、それでも小さくうなづいたようにも見えました。
すると典子は和也君をジッと見つめたままで小さく言葉を続け出しました。
「・・・オナニー・・・するの・・・」
「ぁぁ・・・」
言葉ともとれない、そんな呻き声のような低い声は和也君は発しました。
「こんな四十も過ぎた女がするのは変だと思う?」
「いえ、そんな・・・典子さん、綺麗だし・・・でも、そんな姿、想像できない・・・」
「自分自身でぇ、オッパイ揉んだり・・・アソコもいじったりしちゃうのよ・・・」
「・・・そんな・・・」
ビデオでその言葉を聞かされて照れている和也君をよそに、典子が私に隠れてオナニーをしていたこと事態、全く知らなかった事なので、私は驚かされてしまいました。
まして私の知らない事を和也君に打ち明けてしまうなんて・・・。
典子がいくら酔っているとはいえ、そこまで淫乱な女を演じてしまうとは思いもしませんでした。
やはり私が少々強引にでも誘惑してみろといった言葉がこんなに典子を大胆にさせるのでしょうか、それとも私がいなくなったという開放感がそう言わせてしまうのでしょうか。
きっと私が直接典子に「オナニーをしているのか?」と聞いても「そんな事しないわ」とそっけなく返事するでしょう。
私は今すぐにでもソファで寝ている典子を起こして、問いただしたい気持ちすら湧き上がってきましたが、そんな私の気持ちをよそに現実にテープは廻り続けていて、それが数時間前の事実とあっては、修正も訂正もできない現実なのだと思いなおしてテープを再び食い入るように見続けました。
「和也君だって・・・自分でアソコをいじるんでしょう?」
「・・・まあ・・・あっ いえ・・・」
「どんな事想像しながら、どんな風にしてるのかしら? いつも・・・」
そう言いながら典子は俯き加減の和也君の目の前でその大きく開いた胸の谷間を強調しています。
その谷間を典子からは見えないようにジッと覗くように見入っている和也君がビデオに映し出されています。
「ねぇ、じゃあキスはしたことあるの?」
「・・・ないです・・・」
「そうなんだぁ・・・ねぇ、キスしてみたい?」
「・・・」
「うふふ・・・私とじゃ、イヤ?」
「そんな・・・典子さん、すっごく綺麗だし・・・僕の憧れです・・・」
「うれしいわ・・・じゃあ 目を閉じてみて・・・」
そう微笑みながら和也君を諭すように言うと、典子は和也君の頬を両手で寄せて自らの唇を和也君の唇にゆっくりと重ねていきました。

  1. 2014/06/12(木) 17:47:46|
  2. 言えない真実、言わない真実・JOE
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

言えない真実、言わない真実 第12回

和也君が思わず典子の事を『興奮する』と口走ってしまって、しばし会話が途切れてしまったようです。
それでも俯いた和也君をじっと見つめる典子は、さっき和也君の口から褒められた余韻が残っているのでしょう、顔がいつものそれではなく、私だけが知っている、性を求める顔つきになっているのが何となくわかりました。
そして、典子はゆっくりと、静かに和也君に話し出しました。
「・・・ねぇ、和也君って彼女はいるの?」
「えっ・・・いえ、受験生ですから・・・いません」
「でも好きな子位いるんでしょう?」
「・・・」
「うふ、可愛いわね、照れちゃって・・・きっと綺麗な子なんでしょうね?和也君が好きだっていう位だから・・・」
「そんな・・・」
「和也君に好かれるなんて、うらやましいわ。その子・・・」
「・・・」
そして恥かしがって返事をする和也君に、一呼吸置いてから、ゆっくりと典子は和也君に問いかけました。
「・・・ねぇ・・・変な事、一つ聞いてもいいかな?」
「え、あ、はい・・・」
「ね、和也君って、もう女性を知ってるの?」
「女性って?」
「もう女性の体を知ってるのかって事よ・・・」
「!・・・」
和也君が照れて恥かしそうに俯いている姿が映像にはっきりと映し出されます。
そんな和也君の様子を見て、更に積極的に追い立てるように典子は、今まで座っていた椅子を和也君の横へ少しずらして聞きなおしています。
「まだ、知らないの?」
「いえ、その・・・」
「知りたいな・・・今時の若い男の子こと・・・」
「・・・他の男の子の事はあまり知りませんけど・・・」
「じゃあ、和也君は?女性の体、知ってるの?」
「・・・」
「・・・まだ知らないのね?・・・」
小さくコクリと和也君がうなづくと、典子は舌を小さく出して唇を一舐めして続けました。
「そうなんだ・・・受験ばっかりでやっぱりそんな時間ないものね・・・」
「・・・はあ・・・まあ・・・」
「でも受験生だって男性なんだから、やっぱり溜まっちゃうんでしょう?」
「た、溜まっちゃうって・・・」
「うふ・・・分かるでしょ? ねぇ、そうゆう処理はどうしてるの?」
「いえ、その・・・」
明らかに典子は和也君を挑発していました。
淫らな女が若い男を誘惑しているそのシーンの主役が典子であり、その淫らな女に責められて真っ赤になって恥かしがっているのが隣に住んでいる和也君であるという現実感が、椅子に腰掛けながらペニスをむき出しにしている私の欲情を更にかきたてて、一層激しくペニスを擦り続けさせます。
「溜まっちゃったらいろんな事想像しながら、自分でしちゃうんでしょう?男の子って・・・」
「その・・・なんて、言えばいいのか・・・」
「今は二人っきりなんだから恥かしがらないで言っていいのよ。主人も誰もいない、私達二人だけの秘密にしてあげるから・・・」
そんなに挑発するような言葉を浴びせなくても・・・、典子に誘うように指示を出した私ですら、目の前にいればきっと制止してしまう程の誘惑を典子は延々と続けます。
しかもその典子の言葉一つ一つが、このビデオが設置されていることなど知る由もない典子の本性を見ているようで、指図をしておいたのが私自身だったということも忘れてしまって、強い嫉妬心に駆られて椅子に座って激しく自慰をしている自分がいることに気付きました。
それでも尚、私にこの痴態を事細かく知られる事など微塵にも考えていない典子は和也君に更に”女”を意識させていきます。
  1. 2014/06/12(木) 17:46:50|
  2. 言えない真実、言わない真実・JOE
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

言えない真実、言わない真実 第11回

私は典子と交りながらも和也君とキスをした事、胸を揉まれた事を何度も具体的に聞き出し、典子もそれを責められて繰り返し告白する度に興奮しながらも「怒らないで・・・許して、許して」と連呼しました。
「本当にキスをして・・・胸を揉まれただけなのか?」
私が典子を突き上げながら何度確認しても「うん・・・本当・・・あっ それだけなの・・・そんなことより・・・もっと・・・激しく・・・」
とそんな風に私との行為に没頭したがるばかりでした。
結局典子と互いを貪るような交わりを続け果てた後、典子は酔っていたせいもあってか、詳細に聞き出す暇もなくソファですぐにぐっすりと眠ってしまいました。
わずかにキスをしただけでも、こんな嫉妬と興奮を覚えるものなのかと我ながら思いましたが、それでも典子が仔細には話さなかったキスのシーンや誘惑するシーンを克明に知りたいと思い、行為を終えた途端に疲れ切って寝静まってしまった典子に気遣いながら、先ほど設置しておいたビデオをこっそりと取り出しました。
ビデオはテレビと棚のわずかな隙に設置してあったので、きっと典子も和也君も気付きはしなかったでしょう。
私は寝室から毛布を持ってきて典子にかけてあげると、書斎にビデオを持って入りました。
そしてすぐにテープを巻き戻して、カメラからテレビに配線して、ヘッドフォンを付けて再生してみることにしました。
典子が私に告白した、和也君を誘惑した雰囲気とはどんな感じだったのか、キスはどんな風にしたのか・・・。
想像するだけで行為を終えたばかりなのにまたペニスに血液がドクドクと注がれて勃起していくのが分かりました。
そしてその嫉妬は焦りとなって、ビデオの接続も手間取る始末です。
ようやく接続し終えたビデオの再生ボタンを押すと、書斎の椅子に深く座りながらペニスを自分で擦りながら、その一部始終を見始めることにしました。
再生画面は突貫的に取り付けたにも関わらずリビング全体を映し出していて、部屋全体の状況が詳細に分かります。
テープは丁度私が嘘の携帯電話が鳴ったフリをしてリビングから出て行ってしまった辺りから再生されました。
少し早送りすると、私を見送った典子が1人リビングに残しておいた和也君の所へ戻ってきた場面になりました。
そして和也君と2人きりの会話を始めました。
「・・・ごめんね。急に出かける用事が出来ちゃったみたいなの」
「いえ、気にしてません。旦那さん、お忙しいんでしょうね」
「急に出かけることはあまりないんだけど・・・さ、それよりもっとたくさん食べていってね」
「いいんですか?旦那さんが出かけちゃったのに。仕事なんでしょう?・・・何だか悪いような・・・」
「いいのよ。主人も言っていたでしょう。本当にゆっくりしていって構わないからって」
和也君はまだ少し躊躇している様子でしたが、典子はビデオからでも分かるほどの赤らめた顔をしながら和也君を引き止めます。
「それじゃあ、あと少しだけ・・・」
そう言って和也君がお酒を飲んだり肉を食べたりしているのですが、会話はそれから暫く途切れ途切れになってしまいました。
途切れ途切れの沈黙が数分続いたでしょうか、お互いにお酒を飲んで焼肉をつまんで口に入れて、何とか場を紛らしている様子がはっきりとわかりましたが、ふと典子が和也君に声をかけました。
私はいよいよ典子が和也君を誘惑するシーンに入るのだと確信しました。
「・・・ねえ、和也君・・・」
「はい?」
「・・・酔ってる?」
「ええ、まあ・・・」
「うふ・・・そう・・・私も・・・酔っちゃった・・・」
「結構飲んじゃいましたからね」
確かにビデオで見る限りでも典子の顔は真っ赤になっていましたし、普段ではないようなトロンとした仕草から本当に酔っているんだと理解できます。
「・・・ねえ・・・和也君?」
「えっ はい・・・」
「さっき・・・見えちゃった?」
「えっ?」
「さっき・・・テーブルの下で・・・お箸を拾ってくれた時よ」
「えっ・・・」
「本当の事教えて・・・」
「・・・その、見る気はなかったんです・・・ごめんなさい」
「やだ、やっぱり見えちゃってたの?・・・でも私みたいなオバサンのを見ても、全然嬉しくないわよねぇ」
「いえっ そんなことないです・・・あっ いえ・・・」
やはりさっき私が落とした箸を拾う作業の途中、テーブルの下で和也君は典子のミニを覗いてきっと興奮していたのでしょう。
典子にもそれがわかっていたようです。
「それとも・・・ドキッとしちゃった? 見えて・・・」
「いえ、その・・・」
「今日はミニだったから、奥まで見えちゃったかしら・・・やだわ・・・恥かしい」
そう言って典子が微笑むと今度は少し沈黙を置いてから、また言葉を続け始めました。
「ねぇ、和也君も、やっぱりそうゆうの見ると、興奮しちゃうの?」
「えっ?」
「ほら、主人がね、よく言うの。胸の谷間とかスカートの中とか、チラッと見えちゃうと興奮するんだって・・・」
「・・・」
「私が『何で?』って聞いたら『男だからだよ』って言ってた。・・・やっぱり和也君もそうゆうのって興奮するのかなぁ?と思って」
「いえ・・・その・・・」
「やっぱり若い女の子じゃなきゃ駄目よねぇ、そうゆうのって・・・」
「いえっ そんな・・・の、典子さん・・・綺麗だし・・・」
「うふ、ありがと・・・嬉しいわ・・・お世辞でも和也君にそんな事言われるなんて・・・」
「そんなっ お世辞なんかじゃなく・・・本当に・・・綺麗だと思ってます・・・」
「やだわ、何度も・・・恥かしくなっちゃうじゃない」
典子は和也君にそんな風に褒められて、まんざらでもない顔で微笑んで照れを隠しているように見えます。
やはり、女性は何歳になっても褒められると嬉しいものなのでしょう。
しかし、他人に褒められて喜んでいる典子をビデオを通して見ていても、それだけでも嫉妬が湧いてくるような気がします。
和也君もそれまで言葉を濁していたのが、この時ばかりは言葉多く典子を褒めちぎっています。
「本当です・・・僕は典子さんみたいな女性にずっと憧れていました。凄く綺麗だし、やさしいし・・・」
「やだぁ、もう・・・」
今度は典子が照れてしまって言葉を失う程のようです。
「御主人が羨ましいです・・・僕も典子さんのような女性に出会えたらっていつも思ってます・・・」
「ぅん・・もぅっ 買い被り過ぎよぉ 私もう40歳も超えてるし・・・それに・・・和也君が思ってるような女じゃないわ・・・」
「そんなことありません。他の同年代の女性と比べても、全然若いですよ。その服だって凄く似合ってるし・・・典子さんと同年代の人が着ても絶対興奮なんかしませんっ」
「興奮?・・・」
「あっ・・・」
和也君は酒が入っているばかりに、つい『興奮』という言葉を使ってしまったようです。
一瞬しまったという顔をした途端に和也君はまた真っ赤になって俯いてしまいました。
  1. 2014/06/12(木) 17:46:05|
  2. 言えない真実、言わない真実・JOE
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

言えない真実、言わない真実 第10回

私は事の成り行きがどうなったのか、それだけが気がかりですぐに典子に事情を聞きました。
「和也君はどうしたの?」
「さっき帰ったわ・・・」
「帰った?」
「あまり長居もできないからって。それに受験の事も気になったんじゃないかしら・・・」
「俺が家を出てからすぐに・・・か?」
「・・・いいえ、さっき、30分位前かしら・・・」
「なんだよ、それ・・・」
私は正直がっかりしました。
わざわざここまでお膳立てをしたのに、その計画が典子の語る雰囲気から失敗に終わったのかもしれないと・・・。
「それで、何もなかったのか?」
「・・・うん・・・」
「どうして誘惑しなかったの?」
「・・・それは、少しはしたけど・・・」
「どんな風に?」
「・・・和也君に近づいて・・・エッチな事を聞いたり・・・」
「そしたら?」
「ドギマギしてたみたいだけど・・・」
「それから?」
「・・・ん、と・・・私の事、興味ある? みたいな事は聞いたかも・・・」
「和也君の返事は?」
「『興味ある』みたいな事は言ってたわ。でも、反応はよく憶えてない・・・それほど反応なかったのかも・・・」
「そんな訳ないだろう、典子でオナニーしてる程なんだ。きっと心の奥では物凄く興奮していたに決まってるさ。それで?」
「ん?・・・私もおなたが望むことだからって思って、思い切って、あれこれはしてみたわ・・・」
「あれこれって・・・」
「よく憶えてない・・・けれど・・・和也君に近づいてわざと・・・胸とか強調して見せたり・・・」
「それでも何もなかったのか?」
「・・・」
「どうなの?」
私は少し強い口調になっていたのかもしれません。
「あなた怒ってるの? それは私が少しでも和也君にそんな言葉で誘惑したから?それとも何かあったと思うから?」
「いや、そうじゃないよ。続きが聞きたくて・・・。ごめん、でもそれから、どうなった?」
「それから・・・」
何だか言いづらそうに話そうとしない典子から、もしかしたら本当は何かあったから言えないでいるのではないだろうか、という気持ちも次第に湧いてきました。
「全部話してごらん」
私がそうやさしく典子に言うと典子もようやく重い口を開き始めました。
「・・・キ、キス・・・は・・・したかも・・・」
「キスしたのか?」
「あ、でも軽い感じで・・・」
私はやはり何かあったんだという興奮と、しかしそれ以上に典子と和也君がキスをしたという事だけで異常な程の嫉妬心が心を支配してきました。
自分では典子にも言っていたように、そんな淫らな典子になって欲しかったはずなのに、いざ本当にキスをしたと聞かされると思いもよらず、想像以上の嫉妬が心を支配してくるのです。
「舌は?舌も入れたのか?」
「・・・どうだったかしら・・・よく分からない」
「よく分からないって・・・それから?」
「・・・胸は少し触ったかも・・・」
「典子のオッパイを揉まれたのか?」
「・・・よくわからないけど・・・多分・・・あ、でもほんのちょっとだと思う・・・」
「多分って、きちんと覚えてる事を教えろよ」
「あなた、怒ってる・・・」
「!・・・い、いや。とにかくちゃんと全部あった事を教えてくれよ」
「・・・ん・・・でも、それ位だったと思う・・・」
「キスをして胸を揉まれて・・・それだけって事はないだろう」
「本当・・・本当よ。それだけだったの。ねぇ・・・あなた・・・」
そう言うと典子は私の追及から逃れるように突然私に抱きついてきてキスをしてきました。
「あなた・・・抱いて・・・」
酔いが典子をこんな風にさせるのでしょうか。
典子から積極的に私にキスをしてきたかと思うと、すぐに舌を深く入れてきて、私の右手を取って典子の胸を揉み上げさせはじめました。
「あなた・・・抱いて・・・欲しいの、あなたが欲しいの・・・」
私は典子が和也君とキスをしてしまった私への罪悪感と興奮から欲情しているのだと思い、また私の嫉妬心も典子の体を求める事で少し解消されそうな気がして、そのままリビングで典子を抱きました。
  1. 2014/06/12(木) 17:44:59|
  2. 言えない真実、言わない真実・JOE
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

言えない真実、言わない真実 第9回

私はこれからあの家で何が起こるのか、期待と興奮と不安でいっぱいでした。
携帯から呼び出しがかかるなんて、ちょっと唐突過ぎたかなと思いながらも何とか家に当初の願望通り2人きりにさせられた安堵と、典子と若い和也君がたった2人で酔った状態で何か起こるかもしれないという想像だけでも、勃起が止まらず、今すぐにでも射精してしまいそうな気分で一杯になるのです。
そして、その後に典子をベッドで責めながら全てを告白させる事を想像しては更に私の愚息は天を突き刺さんばかりの怒張を続けました。
更にもう一つ・・・。
私は典子にすら黙っていた事がありました。
それは夕方自宅に帰った際に、典子に着替えさせている途中で何気に思いついた事だったのですが、私は典子にすら内緒でリビングの一角にビデオカメラを設置しておいたのです。
ふいに思いついたことでしたので、きちんとカメラが典子と和也君を捉えているのかわかりませんが、それでも最悪の場合でも音声はきちんと入ってくるはずです。
それを典子に見せながら、後でベッドで責めたててやろうと思って設置したものだったのです。
そのビデオも出掛けにキチンと録画モードにしていったので間違いなく今頃は2人きりのリビングを映し出しているに違いありません。
後はこの私がいない数時間の間に私の欲求を満たしてくれるだけの雰囲気になってくれればと願うばかりです。
私は心ここに在らずといった興奮と不安の混在した状態のまま、しばらく近くのネットカフェで時間を潰しながら、時間になるのをひたすら待ちました。
時間という概念は何と変化の大きいものなのでしょうか。
2時間といえば新幹線でも乗っていようものなら東京-名古屋をあっという間に移動してしまうでしょうし、車ならば高速でも使えばかなりの距離を移動できるでしょう。
或いは自分が好きな事に打ち込んでいるのなら、その時間は果てしなく加速をして過ぎ去ってしまうものであるはずなのです。
しかし時間というものは到来を待っていると果てしなく長く体感してしまうらしく、この時の私も同様にわずか2時間が遠い数年先の未来のように長く感じてしまいました。
今この一瞬、あの2人は何をしているのだろうか。
典子は和也君にモーションをかけて私の想像以上の事になってしまっているのか・・・。
或いは典子はああは言ったものの結局何もできずにいるのではないのか・・・。
しかし妄想という域で脳裏を葛藤する場合は、とんでもない事態に発展していることを想像してしまうもので、今この場合の私の想像は興奮を増すばかりの事態ばかり考えてしまっています。
ようやく2時間を経過しようとした時は本当に頭がパンク寸前にまでなっておりました。
それでも時間を見計らってようやく家にたどり着いてみると、今度は玄関から堂々と入っていく勇気がでてきません。
もし、典子と和也君が行為の真っ最中だったら・・・。
そう考えると玄関を引く扉が重い鉄格子のように感じました。
私は、意を悟られてはなるまいと覚悟を決めて玄関から普段のように「ただいま」と声を発して中に入ると、以外にもリビングには典子一人で和也君の姿は見当たらなかったのです。
  1. 2014/06/12(木) 17:43:39|
  2. 言えない真実、言わない真実・JOE
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

言えない真実、言わない真実 第6回

「どうしたんだい?」
和也君に箸を渡して貰いながら、私はわざとそんな風に聞き返すと、真っ赤になって黙ったままです。
妻のミニの奥まで覗いた興奮がこちらまで伝わってくる感じです。
さすがに典子も和也君の表情からスカートの奥をきっと覗かれたに違いないと確信したのでしょう、恥かしそうな顔をしています。
それでもその赤らんだ顔はただ恥かしいだけというものではなく、徐々に興奮してきているという事も私には同時に理解できました。
私はこのチャンスを逃す手はないと確信しました。
行動を起こすなら今しかない・・・と。
そこで事を一気に運んでしまいたいという気持ちが先走って、酔った勢いのままで思い切って次の行動に出てしまいました。
私はあらかじめ準備しておいた携帯電話から着信音の設定画面を出して自分の携帯電話を鳴らすと、さも電話がかかってきたかのように装って電話口に出る演技をしました。
そして電話口に耳を当てて「はい。あっ こんな夜にどうしました?」と誰からも繋がっていない電話に向って話しながら、演技であることを見抜かれないようにすぐに席を立って玄関まで移動しました。
そこでわざとリビングに聞こえるように「分かりました。じゃあすぐに。」と告げて電話を切ったふりをしながらリビングに戻り、2人にこれから直ぐに出かけなければならなくなった事を告げることにしたのです。
「典子、和也君、私は今からちょっと急な用事で出かけなければいけなくなった。でも和也君はゆっくりしていってくれ。」
「えっ、でも・・・」と和也君。
「本当にっ?」とは典子の言葉でした。
少しの抵抗感が和也君にもあったのでしょうか、2人の言葉にお互いの躊躇が感じられます。
それでも私はそんな彼らの返事に意にも介さないように今度は典子に向って和也君を丁重にもてなすようにと促してさっさと寝室に行って着替えをしました。
直ぐに事を察知したのか、典子は寝室に着替えている私を追って入ってきました。
「・・・本当に出かけるの?」
「ああ、本当だよ。」
「そんな・・・どうしよう・・・」
「何が?」
「だって私、こんな格好だし。あなたがいると思ったから、恥ずかしかったけれど和也君の前にいられたのに。」
私はオロオロしている典子の肩を抱き寄せると首筋にキスをしながら、思いのままに片手で典子の胸を揉みあげました。
「すぐに戻ってくるよ。2時間位だろうと思う。それまでに色々誘惑して進展させていいんだよ。後で典子から事実を聞きながら興奮したい・・・」
「そんな。あなたがいないのに、そんなことできないわ・・・」
「大丈夫・・・和也君はすっかり典子にメロメロになってる・・・典子がもっと大胆になって誘惑すれば、自然とそんな感じになるはずだよ」
「・・・でも・・・」
そういって躊躇する典子の胸を更に強く揉み上げながら、そして今度は典子の秘部にスカートから手を入れて中指で愛撫すると、典子は「あっ はうん」といって目を閉じてすぐに反応し始めました。
私は指で典子の秘部を愛撫しながら、
「ほら、こんなに感じちゃってるじゃないか。そう、俺が帰ってくるまでに、典子が和也君を誘惑しちゃうんだ・・・和也君の男を典子は感じ取るんだ・・・後で俺が典子を責めながら全部白状させるから・・・」
「あん・・・こ、恐いけど・・・わ・・・かった・・・してみる・・・あっ・・・でも、本当に怒ったりしないで・・・ね」
「ああ。典子が他の男を誘惑して魅了する姿を想像するだけで興奮する・・・。思う存分に典子の好きなようにしてみていいんだよ・・欲望のままに典子自身を解放して・・・万が一に最後までしちゃっても構わないから・・・怒らないから・・・ね・・・」
そう言ってディープキスをすると更にトロンとした虚ろな目になった典子はコクリと頷いて私を玄関から見送りました。
  1. 2014/06/12(木) 17:42:32|
  2. 言えない真実、言わない真実・JOE
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

言えない真実、言わない真実 第7回

リビングで私と典子が待っていると玄関のチャイムが鳴りました。
約束の時間に寸分違わずチャイムが鳴った事が、和也君の期待度を表しているようでした。
「はあい」
先程私の目の前に着替えてきた妖艶な程の色気を漲らせている典子が、玄関で和也君を迎えに行きました。
案の定、和也君は典子の姿に驚いている様子なのがリビングにいる私にもわかります。
「わっ・・・ど、どうしたんですか?その姿・・・」
「あ、今日ちょっと前まで出かけていてね。お化粧落とす時間もなかったものだから。ごめんなさいね。」
「い、いえ・・・」
そんな会話が聞こえてきます。
「さあ、上がって。もう準備はできているわ」
玄関で和也君を誘導してリビングに招き入れると、和也君は真っ赤な顔をして私に「お邪魔します」と頭を下げてきました。
「やあ、待っていたよ。じゃあさっそく始めようか。」
和也君と向き合って円形テーブルに座ると、典子も和也君と私の間に座ってカセットコンロ用の少し大きめの鉄板を囲んで、焼肉パーティは始まりました。
まずは私と典子はビールで、和也君はコーラで乾杯したのですが、焼肉を食べながら色々和也君の受験の事などを聞くうちに、もうほとんど第一志望は間違いないラインだという事を知り、それならと、やや強引ではありましたが、和也君の祈願だと謳って和也君にもビールを注ぎました。
それからは私は焼酎に切り替え、典子と和也君も焼酎はあまり慣れていないとの事でしたが、グレープフルーツを絞って焼酎を割ってあげると、丁度口にあったのか、典子も和也君も割と良いペースでお酒も進んでいきました。
そして色々話しているうちに、お酒の効果も出てきたのでしょうか、和也君も次第にうちとけてきて、最初はドギマギとしていた話にもスムーズに入り込んでくるようになりました。
そして和也君がトイレだ言って席を立った時に、私はいよいよチャレンジする時が来たんだ、という気分になっていました。
どうやらアルコールは私にとって性的欲求を更に高揚させる働きがあるようです。
私は和也君がトイレに行っている隙に典子に積極的に和也君を誘惑するように勧めました。
「和也君、やっぱり典子の事、チラッと見る視線が男の視線だったな。特に胸元なんて見る目つきがギラギラしてた。」
「やだぁ 本当、恥かしいんだから、この服・・・」
「もっとアピールして和也君を興奮させてみせてくれよ。典子からどんどん誘惑していって・・・」
「やっぱりできないわよぉ そんなこと・・・恥かしいわ」
顔を赤らめて恥かしがる典子は気恥かしさからなのか、お酒のせいなのか分かりません。
「でも、今典子の隣にいる和也君が典子を想像して毎晩オナニーしているんだぞ。この前だって典子が俺にフェラしていた所だって見ていたんだ。そう考えると興奮しちゃうんじゃないのか?」
「・・・そんな・・・」
「ほら、もうあそこがジュンってなってるんじゃないのか?」
「やん、もう・・・」
典子もアルコールと私の言葉で、次第に興奮してきてしまっているようです。
「とにかく、典子から、そう・・・自然に近寄っていけばいいんだ。後はその場の雰囲気で構わないんだから。」
「・・・」
「典子の男を誘惑するような、そんな姿が見たい・・・想像するだけですっごく興奮してるんだよ。」
「そんな私の姿を見て・・・私の事、嫌いになったりしない?」
どうやら同じ事を何度も聞くところを見ると、本当に典子はその事が心配なようです。
「勿論さ。後でベッドで典子から詳細を聞きだして、責めたい。典子に告白させる事で興奮するんだ・・・」
「あん、もう・・・」
目がトロンとした感じになった典子は、自分がこれからするであろう男を誘惑するという行為を想像して自らも興奮しているようでした。
そして和也君がトイレから席へ戻ってきました。
「すっかり酔っちゃって。僕は普段お酒なんて飲まないで勉強ばかりだから・・・」
和也君はすっかり私達に溶け込んで最初に来た時のような緊張感もなくなっています。
「勉強ばかりじゃなく、たまには息抜きだって必要だろう?」
「ええ。今日お邪魔して、本当にそう思いました。それに引越しの事とか、色々あったので悩んでいましたけど、何だか気分もすっきりしました。」
「そうか。それはよかった。これからは遠慮なくうちに来て構わないんだからね」
「有難うございます」
にっこり笑う和也君と更に他愛もない話を続けるのですが、典子はそれでもまだ躊躇があるのか、和也君がトイレに戻ってきてからは少し言葉少なくなってしまいました。
私はその場の雰囲気が、次第に淫らになっていくようにと思って、ふと目についた箸をテーブルからわざと落としてみました。
「あ、ごめん。箸落としちゃったみたいだ。」
そう言ってテーブルの下をチラッとだけ覗き、典子のミニがこの高さなら奥まで覗ける事、箸が和也君の方に落ちている事を確認してから
「ごめん、和也君、ちょっとそっちへ箸が落っこちちゃったみたいだ。拾ってくれないか」
と和也君に拾うように促しました。
「あ、はい」
そう言って和也君は丁寧に椅子から一旦立ってテーブルに潜り込むと、私がわざと落とした箸を探し出し始めました。
しかし凡そ和也君の方向へ目掛けて落とした箸ですから、いとも簡単に箸を取り上げられる筈なのに、しばらくの間、和也君は黙ってテーブルに潜り込んでしまったままです。
きっと和也君の眼の高さにある典子のミニスカートを目撃して、目を剥くように覗き込んでいるに違いありません。
それも当然です。
今椅子に座っている状態では典子のミニスカートは間違いなく腿の付け根部分まで引きあがっている筈ですし、ストッキング姿とはいえ、典子の秘部あたりまで見えているかもしれないのですから。
私はわざと少しだけ時間を置いてから「ごめんな。取れるかい」と声をかけてテーブルに潜り込んでいる和也君に話しかけると、一瞬の間があってから、「・・・あ、ああ、はい ありました」と箸を握ってテーブルから出てきました。
その顔は明らかに箸を拾う際に典子のミニから奥を見た事を物語っており、紅潮させた頬で緊張した面持ちでした。

  1. 2014/06/12(木) 17:41:18|
  2. 言えない真実、言わない真実・JOE
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

言えない真実、言わない真実 第6回

出社してからは、夕食以降の事ばかり考えている始末で仕事に手がつきません。
典子がどんな姿だったら和也君が興奮するのか、それ以降はどうやって上手に誘導して、今日の今日に最後にまで至らなくても仕方ないとしても、何かきっかけが掴めれば・・・とそんなことばかり考えている始末です。
ようやく夕方の帰宅時間になると、私はそそくさと退社して自宅へ急いで戻りました。
「ただいまっ」
玄関に靴も鞄もほっぽり出してキッチンに向かうと典子がびっくりしたような顔で立っていました。
「どうしたの?こんなに早く・・・」
呆気に取られている典子の姿を見ると、いつも自宅にいる時と変わり映えのないトレーナーにジーンズ姿でした。
「なんだよ、服、まだ着替えてないのか」
「だってお料理の仕度していたし・・・それに自宅なのにあまり変な格好もできないわ」
「何言ってるんだ。駄目だよ、そんな格好じゃ。もっとセクシーな服でなくちゃ」
私がかなり乗り気になっているにも関わらず、典子はきょとんとしてあまり積極的ではないようでした。
私は今日一日、ずっとこれからの事を妄想して興奮していたのに、典子は朝言った事はまるで冗談とでも受け取っていたのでしょうか。
「本当にそんな格好するの? 恥かしいわ」
「今更何を言ってるんだ。 俺はこれからの事考えてて、すっごく興奮していたのに。」
「そんなぁ・・・」
恥かしさと呆れと同時に存在しているような典子の表情を見て、即座に典子の背後に回りこむと、両手で典子の胸をぎゅっと鷲づかみにして揉み出しました。
「あっ やっ」
少し抵抗した素振りを見せましたが、それでも私が胸を手で愛撫しているうちに感じ出したらしく、吐息が少しずつ漏れてきます。
「っ んっ」
「もしかしたら、今日、和也君のを受け入れる事になっちゃうかもしれないんだぞ? ほら、そんなこと考えたら興奮するだろう」
「あっ・・・」
「典子が和也君を誘うんだよ・・・和也君を興奮させて・・・典子を食べさせてあげるんだ・・・典子を味合わせてあげるんだ・・・」
「ああっ だめっ」
「だから、今日は典子が色っぽい服を着て、和也君を思いっきり誘惑するんだ・・・」
「そんな・・・」
「場合によっては、俺が急用だと言ってちょっと自宅を留守にしてもいい。その間にどんな事に発展するのか・・・」
「ああ・・・もしも、もしもその時にいけない事になっちゃったら?・・・私だってお酒入っちゃうと、どうなっちゃうか分からない・・・」
「いいよ、その場の雰囲気で・・・なりゆきに任せちゃえよ」
「ああん 私が淫らになるのであなたが興奮するのなら・・・喜んでくれるのなら・・・」
「そう。俺は典子が淫らになるので興奮するんだ・・・だから積極的に攻めてみせてよ・・・」
「はうん・・・分かったわ・・・あふん」
長い間ディープキスをした後、典子は黙って寝室に着替えに行きました。
私は典子がどんな格好をしてくるのか楽しみにしながらリビングで待っていると、しばらくして恥かしそうに典子がリビングに入ってきました。
「・・・恥かしいわ・・・」
「ああ、凄いいやらしい・・・典子、凄くいいよ」
私が思わず感嘆してしまう程、典子はさっきまでとはうってかわって妖艶な色気を出しながら入ってきたのです。
肩紐タイプの胸元から肩までが完全に露出されたミニのワンピースで、典子の体には少し小さめのサイズらしく、フィット感が何ともセクシーなのです。
特に胸はフィットしている服の感じからも、明らかに両乳の形がはっきりとわかり、その巨大さが特に強調されています。
ミニも膝上20センチ位でしょうか、少し膝をたためば奥まで覗けてしまいそうなほどで、その足を黒いストッキングが更に欲情させてきます。
そして少し強めの化粧に包まれた妖艶な顔つき・・・。
私はそれを見ただけで一瞬にして興奮してしまいました。
「凄いよ、凄くいやらしい・・・典子・・・こんな格好で和也君の前に立つんだね」
「恥かしいわ・・・絶対お酒飲まなくちゃできない」
「いいよ、たくさん飲んで酔っ払って・・・そして和也君を誘惑してあげるんだ」
「もう、本当にエッチね、あなたって・・・」
「典子のそんな姿が見たいんだ。俺以外の男を誘惑して、俺以外の男で感じている典子が・・・」
「やだわ・・・もう」
「じゃあ、あと少しだけ料理の仕度して、そしたら和也君を呼んであげよう」
「ねぇ、本当にそんな私になって嫌いになったりしない?約束してくれる?」
「勿論さ。淫乱になった典子に更に魅力を感じてしまう程さ。俺は嫉妬して興奮するんだ」
「分かった・・・じゃああなたの望む女になるわ・・・私」
そう典子は言うと一旦料理用にともう一度着替え直して、焼肉とは別のスープやサラダの準備を始めました。
私はリビングでテレビを見ているのですが、これからの事ばかり考えて何も手につきませんでした。
そして、いよいよ和也君が来る時間が迫ってきたのです。

  1. 2014/06/12(木) 17:32:48|
  2. 言えない真実、言わない真実・JOE
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

言えない真実、言わない真実 第5回

その日以来、セックスは確かに今までよりもお互いに数多く求めだし、あの時のように擬似的に他の男性にも同時に責められているようなイメージでプレイをしたり、或いは隣の和也君が覗いているのを確認しては、見えるか見えないかというギリギリのところで行為したりと色々行うようになっていきました。
しかしやはり同じ事の繰り返しはいつしかマンネリと化していくものです。
一つの欲望を手に入れても満足できるのはほんの少しの間だけでしかありません。
一つ手に入れると更に次の欲望が出てくるのは人間の本性なのですから仕方ないのでしょう。
もっと典子の淫らな姿が見たい、もっと妻の典子に感じてみたい、いや、イメージでしている行為を実現してみたい。
その欲望を満たすには、次の行動が必要でした。
しかしそれは突然やってきたのです。

その日毎朝のように和也君が私達2人が玄関先で待っていて挨拶をすると、突然和也君と父親が二人で顔を出してきました。
和也君とは毎朝顔を合わせるのですが、和也君の父親とはほとんど会話したこともありませんでした。
それもそのはずで、和也君の両親揃って貿易関係の仕事をしているので、お互いに出張が多く、特に和也君の父親などはほとんどが輸入や輸出の仕事で海外を飛び回っているのです。
それでも何度か見かけた和也君の父親と挨拶を交わすと、父親がふいに私達にお願いをしてきたのです。
それは家族揃って北海道に新しく支社と倉庫が出来たため、転居しなければならなくなったということで、ただ現在受験を控えている和也君だけは引越しを断固反対していて、言う事を聞かないというのです。
志望大学もこちらなので当然といえば当然で、そこで父親は受験までは持ち家に和也君を一人で住ませて、家事や生活諸々についてはハウスメイドを雇うのだが、如何せん一人身の和也が心配なので、少しばかり目をかけてあげて欲しい、ということでした。
「なるほど、志望大学がこっちにあるのなら和也君の主張も尤もですね」
私が和也君の父親から事情を聞いてそう答えると傍に居た典子も同様に頷いていました。
「妻だけでもこっちにいられれば良かったのですが、同じ仕事をしているのでそうもいきません。何かと御迷惑をおかけする事になるかもしれませんが、しばらくの間、目をかけてあげてやって下さい。」
そう丁寧に和也君の父親は私達に懇願すると早速北海道へ向かうと言って出かけてしまいました。
少し心細いような表情をした和也君に私はすぐに励ましました。
「何か困った事があればすぐに言うんだよ、遠慮なんて必要ないからね。うちは典子がいつでもいるからすぐに相談するんだよ」
そう言うと和也君は少し照れたように俯きながらも「はい」と返事をしました。
私は突然こんな事態になった事を受けて、とても心拍が高まっていくのを実感しました。
(・・・和也君と典子が・・・思いもよらない形で進行するかもしれない・・・)
私は内心ドキドキしながらさっそくチャンスを作ってみることにしました。
「そうだ、今日は週末だから丁度うちで焼肉やろうと思っていたんだけど、和也君、早速夕食においでよ。肉、たくさん買っておくからさ」
「あ、でも父からはできるだけ御迷惑にならないようにって・・・」
「何言ってるんだ。遠慮なんてしなくていいよ。しばらくの間は二つ自宅があるつもりでいればいい。ね、今日7時前には帰れるから、その頃うちにおいで。」
和也君ははにかみながらも、強引に誘う私の言葉に「はい、楽しみにしています」と答えると挨拶してから出かけていきました。
その姿を見送ると典子はふいに私に向かって「今日、焼肉やるなんて知らなかったわ」と私の顔を覗き込みました。
「当たり前だよ、今決めたんだから・・・」
「まあ。でもそう決まったなら、色々材料買ってこなくちゃ」
「それはそうと、和也君、やっぱり相当典子に惚れこんでるみたいだったな。典子を見るあの視線は男の視線だった」
「やだぁ 朝から、もう」
「今日は典子は色っぽい格好で和也君の前に現れろよ、きっと和也君はムラムラするぞ」
「えー そんなの恥かしいわ」
「いいじゃないか、典子のいやらしい格好で和也君を悩殺してみろよ」
「もうっ バカっ」
そう告げて私は出社していきました。
  1. 2014/06/12(木) 17:31:52|
  2. 言えない真実、言わない真実・JOE
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

言えない真実、言わない真実 第4回

私は典子をすぐに連れてバスルームにいくと、一緒にシャワーを浴びてお互いの体を洗いはじめました。
これまでこんなプレイをしたことのなかった気恥かしさが私達夫婦に言葉を発しさせてくれませんでした。
それでもバスルームを出てバスローブを羽織り、リビングのソファに2人で抱き合うように腰を下ろすと、典子から口を開いてきました。
「・・・さっき、とっても興奮しちゃった」
「俺もだよ・・・あんなに興奮したのは久しぶり・・・いや、初めてかもしれない」
「ねえ、本当に和也君が覗いてたの?」
「ああ、本当さ。ずっと前から和也君はお前を一人の女として見ていたんだろうな」
「恥かしいわ。顔合わせられない。」
「知らん振りしなきゃ。こっちは見られている事なんて気付いてないことにしておかなくちゃ。」
「・・・はっきりと見られちゃったのかしら・・・」
「薄暗かったから、はっきりとは見えていないはずだよ。でもシルエットで俺たちが何をしていたのかは分かっただろうな」
「いやん。どうしよう」
「構わないさ。ね、それにさっき言った事は本当なんだよ」
「さっき言ったことって?」
「典子を淫らな女にさせてみたいって。きっと嫉妬して興奮したいんだよ、俺は。」
「よく分からないわ・・・他の男性に私が抱かれても平気なの?」
「平気じゃないさ。死ぬほど嫉妬するに決まってる・・・でもそれがまた興奮を呼ぶんだ」
「そうゆうものなのかしら、男性って」
「そうさ。だから・・・本当に淫らな事を典子にさせてみたい・・・」
「・・・」
返事をしない典子の顔を覗き込むように言うと典子はさっきの余韻がまだ残っているのか、感じていた時の甘い顔になって
「あなたが喜ぶなら・・・淫らになってもいい・・・」
と呟きました。
これまでとは明らかに違う妻の反応は、きっと女としての喜びや私が信じられない程興奮した事が原因だったのでしょう。
「じゃあ、俺の望むままの淫らな女になってみて欲しい・・・淫乱な典子が見てみたい・・・他の男で感じている典子が見てみたい」
私の典子への性の要望を思うままに伝えました。
「あくまでも私達の愛は変わらないって約束してくれるなら・・・他の人を受け入れて私を嫌いになったりしないのなら」
と付け加えました。
「勿論さ。愛しているから愛している人の淫らな姿を見たいんだ。」
とキスをしながら約束しました。
  1. 2014/06/12(木) 17:31:00|
  2. 言えない真実、言わない真実・JOE
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

言えない真実、言わない真実 第3回

「典子・・・隣の和也君が・・・こっそり見ている・・・」
「えっ」
びっくりしたように顔だけ振り返って隣の2階を見ようとする典子を手で制止して、私は行為を続けながら典子に続けました。
「・・・和也君は・・・典子をセックスの対象として見ているみたいだよ・・・典子で毎日、オナニーしているんだぞ・・・」
「ああっ そんな・・・恥かしい・・・ううぅ 和也君にこんな姿を・・・ああ」
「和也君はこっちが気付いているとは思っていない・・・ほら、和也君に淫らな典子の姿を・・・見せてあげなさい」
「ああ・・・いやん・・・ああ・・・」
普段の会話で、もしこんな話を突然切り出したとしてもきっと典子は抵抗したに違いありません。
しかし興奮の坩堝に酔いしれている今の典子には、こんな恥かしい姿を見られている事すら興奮する因になるばかりでした。
「ああ・・・見られてるなんて・・・恥かしい・・・見ちゃ駄目ぇ・・・ああっ 和也君・・・」
言葉とは裏腹にビクッビクッと震える典子の腰は、見られているという快感が体を突き抜けている証拠でしょう。
更に勢いを増して私が腰を振ってペニスを出し入れしていくと、愛液でたっぷりと潤しながらも、下の口で味わうように私のペニスを包み込んでいく典子の秘部はピクンピクンと都度敏感に反応して吸い付き、私が言葉を続ける度に登りつめていくようでした。
「ほら、和也君は・・・あの若い体、あの若い突き立つようなペニスで典子のここに突き刺したいと思ってるんだ」
「いやあ・・・あっ あっ」
「毎晩典子のこんな淫らな姿を想像してオナニーしてるんだ・・・典子の巨乳を鷲づかみにしながら典子のオマ○コで興奮して・・・発射しちゃうんだ」
「あうぅう」
あまりにも感度よく私の言葉一つ一つに感じている典子に、更に私は言葉を強要させました。
「ほら、和也君にも発射させてあげたいって言うんだ」
「あああうう  はあう・・・そんな・・・」
「和也君の精子を典子のオマ○コの中で受け止めたいって言ってご覧、ほら・・・」
典子はようやく唇を震わせながらも開くと私の言葉をなぞるように呟きだしました。
「か、和也君の・・・ああ・・・精子を・・・はうう・・・典子の・・・オ、オマ○コで・・・ああっ」
「ほら、続けて・・・」
「典子のオマ○コでぇ・・・ああっ 受け止めたいの・・・ああっ」
「ほら・・・このチ○ポを・・・和也君のだと思ってごらん・・・きっと和也君だったら『典子さん、気持ちいいっ』って言ってるよ・・・」
「あううううぅ 駄目ぇ・・・」
「和也君を・・・典子で・・・発射させてみたい・・・」
「ああ・・・いいの?いいの?・・・私が他の人にされちゃっても・・・乱れちゃっても・・・」
「いいよ・・・典子の心さえしっかりしていれば・・・ヤリマン女にさせてみたい・・・」
「ああ・・・だったら・・・あなたが喜んでくれるなら・・・ああっ サセ子になっちゃうぅぅ・・・和也君にも・・・やらせてあげちゃうぅぅ」
「ああっ 典子っ」
「ああああーっ」
私と典子はほぼ同時に登り詰め、私は一気に典子の秘部からペニスを抜き取ると、すかさず典子を振り返らせてしゃがませ、典子の口の中へペニスをグイッと押し込み、ビュッ ビュッ っと勢いよく精液を発射しました。
典子はトロンとした虚ろな目をしながらゴクゴクッと喉を鳴らしながら私の精液を飲んでいきます。
実際、こんな風に典子を言葉で責めたことも、他人に抱かせるなどという擬似的なイメージをしながらのプレイも、ましてや典子自身が自分の言葉で淫らになっていくセックスなどしたことがありませんでした。
そして何よりも他人に私達のセックスを見られる事が、どれだけ興奮するのか、初めて体験したのです。
私は典子の喉に全ての精液を出し切ると、ゆっくりと口から抜き去りました。
ふと隣の2階に目をやると、和也君もきっと私達の昇天と同時に気持ちよくなったのでしょう、影になって移っていた頭一つ分の姿が見当たりませんでした。

  1. 2014/06/12(木) 17:30:13|
  2. 言えない真実、言わない真実・JOE
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

言えない真実、言わない真実 第2回

「もう・・・欲しい・・・このオチン○ン・・・欲しいの」
そう典子が言うと私が指示する前に、スッと立ち上がって壁に手をつき私にお尻を突き出してきます。
「お願い・・・早く・・・」
典子が無意識に立った位置は丁度2階の和也君からは真横に見えるはずで、こんなバックスタイルで壁に両手をついてお尻を突き出す典子の姿に、和也君は興奮極まっていることでしょう。
私は典子のスカートを捲り上げるとストッキングとパンティをグイッと少し乱暴に押し下げて、典子の秘部に手を這わせました。
「ああっ」
一段と高くなった典子の声が、まさに今までに感じた事のない程の興奮を味わっている事がよく感じ取れました。
大勢の男性の欲求の対象とされている、というシチュエーションがここまで典子を感じさせるとは私も思っておりませんでした。
私は壁に両手をついて立ったまま首を垂れている典子の唇に私の左手の親指をグイッと押し込むと、典子はそれをあたかも男性のペニスに見立てて首を縦に振りながらしゃぶり出しました。
更に突き出された典子のお尻の秘部にカチンカチンに硬くなったペニスをゆっくりと奥深くまで挿入すると、典子はこれまで私の前で見せた事のないような激しい悶え方をし始めたのです。
「んーっ んーーッ」
と口は私の親指で塞がれていてそのよがり声は封印されていますが、明らかに男性2人に責め立てられている姿を想像して興奮しているのだと感じ取れました。
私もそんな淫らな欲望を想像しているであろう典子の感じている姿に、更に興奮が増し、言葉で責め立てます。
「ほら、こうやって3Pしたいんだろう? 典子の口とオマ○コに、同時に入れられたいんだろう?」
「んッ んー」
「ほら、されたい、されてみたいって言ってごらん」
典子は少し躊躇した後で首を小さく横に振ります。
「嫌なのか・・・じゃあ途中で止めてしまうよ」
そう言って典子の口から私の親指を離して、奥まで挿入していたペニスも抜き去ってしまうと
「ああっ お願い・・・止めないで・・・」
とおねだりをしはじめました。
「じゃあ、3Pしてみたいって、他の男のチ○ポを入れられたいって言ってご覧。決して怒らないから・・・」
そう言いながら、再度典子の後ろからゆっくりと突き刺していくと
「あっ あっ あああ」
と眉間をひそめて悶え苦しんでいます。
「ほら、してみたい・・って、入れられたいって言ってご覧。俺も典子が3Pで淫らになっていく姿を見てみたい・・・」
「ああっ ・・・」
「ほらっ 言って」
「ああっ されたい・・・入れられたい・・・あふぅ・・・ああっ 駄目ぇ」
立ったままの姿で典子を壁に両手を這わせて後ろから挿入する行為は思った以上に興奮を呼び起こし、それまでよりも更に勢いを増して抜き出し繰り返しました。
そしてそこで初めて興奮しきっている典子に隣の2階の部屋から和也君がこっそり覗いている事を告げたのです。
  1. 2014/06/12(木) 17:29:14|
  2. 言えない真実、言わない真実・JOE
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

言えない真実、言わない真実 第1回

「あなた、ほら・・・隣りの和也君、またこっちを覗いてる・・・」
妻の典子が目で合図した先には、隣りの家の2階の窓から薄地のカーテン越しに、受験浪人中の和也君がこっそりとこちらを見ていました。
和也君自身はこっそりと覗いているつもりらしいのですが、こちらからは和也君のシルエットが丸見えなのに気づいていないようで、しかもどうやら覗いている先にある目当ては典子のようでした。
妻は和也君から覗かれている所を何度も目撃していましたし、私自身も別の部屋の掃除をしている妻をじっと凝視している和也君の姿を目撃していたからです。
しかもその時の和也君は窓の位置のせいで胸から下は壁に隠れて見えませんでしたが、小刻みに肩が動いており、男であればそれがどういった行動を示しているのかすぐにピンときてしまいました。
そう、妻の典子は隣りの和也君のオナニーのオカズにされているのです。
典子の年齢は確かに四十路を越えてはいますが、やはり典子の巨大な胸は誰もが見入ってしまう程のものですから、若い和也君にしてみればそういったセックスアピールのある女を見れば興奮してしまうのも無理からぬ事かも知れません。
しかし私はそういった対象で和也君から見られている事を敢えて妻には告げませんでしたし、妻の典子もなぜ自分の家を和也君が覗き込んだりするのかよく理解していないようでした。
私としては妻が異性から性の対象とされる気分は決して嫌なものではありませんでしたし、寧ろ結婚二十年にもなると、妻をそんな対象とされる事に逆に興奮したりするのです。それでもその事も妻にはこの時には言いませんでした。
「何かこっちの方向に気に入ってる景色でもあるんじゃないか?」等ととぼけて済ませたりもしました。
和也君はこちらが覗かれている事に気づいていることを知らない様子で、毎朝玄関先でばったり会うと私にも典子にも気さくに挨拶してきます。
私が仕事に出かけようと典子と一緒に玄関にいると「おはようございます」と声をかけてきます。
「おはよう」「おはよう 和也君」と私達夫婦も何も気づいていないかのように応対します。
それでもやはり和也君と同姓の私からすれば、和也君が挨拶している程度の何気ない仕草でも典子への”女性”を見ている事が分かってしまうものなのです。
典子をじっとみつめる和也君の視線が、まるで和也君の脳裏に必死に焼き付けているような強いものを感じるのです。
朝、和也君と顔を合わせるのも毎朝の事で、きっと和也君は妻の典子を間近で見たくて時間を合わせて玄関に出てくるのだろうと思わせる程でした。

私達夫婦は子供がいない自由なライフスタイルを楽しむ事ができるのですが、ある日久しぶりに二人で外食し、少しばかりバーで飲んでほろ酔い気分で帰ってきた時のことでした。
すっかり気分の高揚していた私達は、自宅に帰ると何だかムードいっぱいになってしまい、どちらからともなく寝室に入るとキスを交わし、立ったまましばらくお互いの唇を貪りあっていました。
寝室は丁度隣りの和也君の二階の部屋から見て直下になっておりますので、普段はこういった行為に至る時は典子が前以て窓のシャッターを下ろして外部から見えないようにするのですが、今日は酔って帰ってきた為、妻はその事を忘れてしまっていたらしく、電気でも点ければ隣からは私達の行為が丸見えになってしまう状態でした。
私はもしかしたら、和也君が寝室を覗くのではないかと少し警戒したものの、酔っていたせいもあって、覗かれるかもしれないという思い妙に興奮させるのです。
ですがさすがに丸見えはどうかと慎重を期して、電気を暗くしたままで妻を抱くことにしました。




典子は窓の事は全く気づかない様子でしたし、私も酔っていたせいもあったのでしょう、わざと隣りから見える位置に典子を正座をさせ、私が典子の前に立ちはだかってズボンを撫でさせてみました。
キスですっかり気分が高揚していた典子は素直に私のズボンを撫で上げては「凄い・・・ああ・・・これ・・・カチカチ・・・欲しいの」とおねだりしてきました。
私はチラチラと和也君の部屋に目をやるのですが、まだ和也君は私達の事に気づいていないのか、窓に明かりもなく人影も見当たりません。
私はしばらく妻にそれを続けさせながら、上から典子の巨大な胸をゆっくりと両手で揉みしだいていくと、妻は「あっ あっ」と次第に声が淫れ始め出し、「ああ・・・気持ちいい」と私の股間に手を当てながら悶えていきました。
その声が普段よりもやや大きかったからか、どうやら和也君は私達が寝室にいることに気づいたらしく、部屋の電気がパッと一度点灯したかと思うとすぐに消え、窓がこっそりと開けられて、そこからニューッと人の頭部と思われる形が出てくることに気づきました。
そう、紛れもなく和也君です。
こちらの部屋は電気は暗くしてるといっても、ある程度目を凝らせば見えるはずです。
酔いは私を更に過激な方向へ向わせていきます。
「典子・・・ほら、自分でおっぱい揉みながら、俺のを典子の口で愛撫してくれよ」
そう告げると典子は膝をついた姿で自らの両手で、服の上から胸を持ち上げるようにゆっくりと愛撫しながら私の肉棒をゆっくりと口に含みながら奉仕を始めました。
そしてゆっくりと前後に頭を動かしながら、私の肉棒を喉の奥まで押し込んだり唇でキスをしたりと繰り返します。
こんな妻の痴態が若い男性に見られている、見せているんだ、と思えば思う程になぜか私は興奮度が増すばかりで、今和也君がこの妻の淫らな行為をじっと見ているのだと思うと、次から次へと妄想が湧き上がり、つい行為をしながら典子に口走ってしまいました。
「おお・・・典子・・・最高だよ・・・でも、こんな淫らな典子の姿・・・誰かに見せてみたい・・・俺の典子がこんなにも淫乱だということを・・・みんなに知らしめてみたい」
典子は黙って行為を続けるものの、微妙に動きが激しくなって息も荒くなってきます。
「ああ、典子・・・このオッパイ・・・この体・・・淫乱な典子を・・・みんなが見たがっているんだよ・・・」
そう言葉をかけると典子はピクンピクンと腰をくねらせて反応します。
私は典子の反応に更に興奮させられて言葉を続けました。
「ほら・・・みんなが狙っている典子の大事なアソコを・・・ゆっくりいじってごらん」
「ああ・・・そんな・・・」
典子も私の言葉にすっかり感じてしまったようで、自らの右手をゆっくりと握り締めていた胸から下ろすと、短めのスカートに手を入れ、ストッキングの上から中指で秘部をなぞるようにいじり始めました。
「あっ・・・くっ・・・」
典子の吐息の荒さが、今までしたことのないイメージプレイ的な要素に感じてしまっている事を物語っていました。
「ほら・・・典子のその大事な部分・・・そこにみんながズブズブとチ○ポを入れてみたいって念願してるんだよ」
「ああ・・・いや・・・はうぅ」
2階にチラリと目をやると、頭一つ出たシルエットがじっとこちらを見ているのがわかります。
今2階の和也君はこの妻の淫らな姿を、私の肉棒を口に含みながら自らも指でなぞって興奮している典子の姿を見ているんだと思うと興奮は極度の快感へと繋がっていきます。
きっとこちらの会話は聞こえてはいないでしょう。
しかしささやき加減の私と典子の声はわからずとも、典子の純粋な女としての欲望をあからさまにしている淫らな姿はきっと和也君の心を虜にしている筈です。
私は更に言葉を続けました。
「ほら、典子・・・こんな淫らな姿を、誰に見られたい?」
「ああ・・・そんな・・・」
「ほら・・・典子の周りにいるたくさんの男たち・・・彼らにこんな典子のはしたない姿を見られて、典子は興奮するんだろう」
「ああっ・・・ああん」
典子の右手の中指の動きは私の責め立てる言葉に応じて、次第に動きを激しくさせていきます。

  1. 2014/06/12(木) 02:12:20|
  2. 言えない真実、言わない真実・JOE
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

家主 最終回

テラス越しに夫の存在さえまるで気に留める様子も無く、目の前で繰り広げられている光景はあまりにも衝撃的で汗ばんだ肌から一気に水分を蒸発させてしまい、背筋を悪寒が襲う。

強引に引き立てられて行った筈の梓だったが、今や完全に身体をひひ親父に凭せ掛け、腰を抱きかかえられながら隙間無く肌を密着させている。
腰・・・と言うよりもその手は、歩みを進める度に左右にダイナミックに揺れる丸々とした肉丘を露骨に撫で回し、耳元ではしきりに何やら語を吹き込んでいる。
言葉は聞えなくても、むづがるように腰や頭を上下動させる様子からは、明らかに猥褻な匂いが感じとれる。
その上、梓のいでたちは夫の私までが赤面してしまうほど高い露出度・・・と言うよりも、上半身が身を摺り寄せる巨体によってあらかた覆われてしまっているため、剥き出しに成っている太い腿から下の素足しか目に入らず、まるで裸で引き立てられているかのようにさえ見える。
ここからでは確認する事は叶わないが、二人の姿は、他のアパートの部屋からも丸見えに成っている筈だ。誰が見ても只ならぬ異常さを感じるのは、まず間違い無いだろう。
高く迫り出した尻肉のボリュームには、男物のTシャツでさえ窮屈そうに布地をパンパンに引き伸ばし切っており、ウエストに掛かったひひ親父の腕に手繰られて、歩く度に太腿の露出を増している。
遂に裾は腿と臀部の境界線にまで達っしてしまい、こうなっては打ち振られる大尻によって陵戒線を割ってしまうのは確実だった。

アアッ・・・!思わず身を乗り出して顔を網戸に押し付けるほどに接近させた・・・。目は大きく見開かれ、だらしなく緩んだ口許からくぐもった声を発していた。
Tシャツの裾は遂に尻の丸みの頂に乗り上げてしまい、後はウエストラインへと連なるなだらかな斜面を一尺ずつずり上がるしかなかった。
お・・・おまえ・・・何も着けてないのか・・・。呻きに成らない呻き声が独りでに漏れ出た。
プリンプリンの尻肉は夏の日差しに眩く輝き、日焼けした脚と真っ白な尻のコントラストを水着跡のビキニのラインがくっきりと仕切っていた。
恐らく梓は後ろが丸出しに成ってしまった事に気が付いていないのだろう、相変わらずひひ親父の肩に頬を預けたまま、幾分ふらつきながらも変わらぬ歩みを刻んでいる。
まるで“裸の王様”を地で行くような、余りに惨めな姿だった。

梓とひひ親父が家奥へ姿を消してからも私はいつまでもテラスから離れる事が出来なかった・・・。
夏の長い日も西へ傾こうとしていた。
目線は家主宅へ向けられてはいる物の、何の変化も見つける事は出来なかった・・・。ただ家屋全体がとてつもない淫臭を漂わせているように感じた。
そして頭の中では、狂おしいばかりの妄想が渦を巻いていた。
愛する妻、梓の中で凶暴に牙を剥き荒れ狂うひひ親父の巨根・・・それに応えるかのごとく打ち振られる豊かな尻肉・・・愉悦を極め咽び泣きながら刻まれた眉間の皺を極限まで深めながら歪むきつく閉じ合わされた瞳・・・激しく突き破り夥しく子宮にぶちまけられる大量のザーメン・・・美味そうにいとおしく情交の名残を清め取るぽってりとした肉厚の唇・・・。
そして耳には昨日の身の毛もよだつ程の歓喜の声と、私との決別を意味するひひ親父への隷従の声が繰り返し繰り返し聞えていた。

網戸越しに掛けられた声に、やっと我を取り戻した。
真夏の日差しは山の稜線に消え去ろうとしており夕焼け空の橙色の光線が辺りに立ち込め夜の訪れを告げていた、家主の邸宅の長い影法師が我が家のテラスにまで掛かっており。
その影の中心に、日差しを避けるためのつば広の帽子を被ったしずが自転車に跨って私に手を振っていた。

真夏の炎天下、開け放たれたテラスに向かい一体何時間たたずんでいたのだろう、着衣は汗だくで気味が悪いほどに水気を含んでいた。
ランニングシャツとステテコはベットリと肌に張りつき密着しており、あからさまにツッパリを浮き出させる勃起が眼下で奮い立っている。
こんなみっともない姿でずっと一日中窓辺に突っ立っていたらしい・・・。
その上、限りなく続いた妄想の中で幾度か精を噴いたのだろう紺色のステテコの中心部ではどぎつい大染みが紺地を黒く塗り変えていた。
昼には殆ど出払っていた前方の駐車場の契約車の粗方が既に戻っており、今頃は部屋で眉をひそめて陰口を叩かれているのは確実だった・・・。それも最も辛辣な表現で・・・。

「御主人のあの姿を見りゃあ、だいたい何が有ったかくらいは見当がつくよ。兄とは気が遠くなるほど長い事一緒じゃからのう。」
しずは梓が出て行ってから、ずっと開けっ放しに成っていた、玄関から遠慮無く入り込んできて、食堂の椅子に座って煙草をくゆらせ始めた。
私は汗とザーメンでベトベトの着衣を着替えたかったのだが、でんとしずに居座られて、ばつの悪さに股間を食卓の下に隠すようにして向き合って座っていた。
「気の毒じゃが・・・御主人、奥さんの事は諦めにゃならんかもしれんよ。」
「あ、諦め・・・。そんな・・・。」
「内の兄の噂は、御主人だって知らん訳じゃないじゃろう・・・。昔から言うじゃろ“火の無い所に噂は立たない”って・・・のう。全くその通りでのう、兄に一辺でも色事を仕込まれた女子は、自殺でもせん限りは、その肉欲から逃れられんように成ってしまうんじゃよ・・・。梓さんだって例外じゃありゃあせんよ・・・、現に今だって二人は延々と肉を食らい合っとる筈じゃよ。」
食卓を両手でバンッと打ち据えて声を荒げた。
「梓はそんな女じゃない!あんたに何でそんな事が言えるんだ!」
しずは、驚いた素振りも見せず、キッと強い目線を私に向けて。
「いくら吠えたところで、事実は曲げられやせんのよ。経験者の私が言うんじゃから間違いは無い・・・。情けない姿を晒さずにじっと私の話しを聞け。ええかそれしか道は無いんじゃから。」
「け・・・経験者・・・。」
「さよう、さっき言うたじゃろ・・・“火の無い所に噂は立たん”と。」
脳天をハンマーで一撃にされたような衝撃を受けた。これ以上は、しずの言葉に反論する気力さえも失ってしまった。

しずは、静かに一人語りを始め、私はただ俯きじっとそれを呑み込んだ。
「兄はのう、あんたらが陰口を叩いている通り、私の・・・それも始めての男やったんじゃ・・・、始めは親の目を盗んでお互いに異性への好奇心で身体を触り合っておるだけじゃった。じゃがのう年頃に成りゃあのう・・・情報の少ない時代でもだんだんと増せた知識を持つようになる。そんでのう・・・見たんじゃよ、てて親と母様が寝床で声を堪えてふける姿をのう。兄に急かされ襖の陰から声を殺して・・・、てて親が兄と同じ棍棒をおさねに突き刺して・・・枕を噛み締めて声を殺しながら熱病患者のようにうなされているような母様の表情をのう・・・。」
ここまで言い終えると、さすがに喉が乾くとみえ、私に飲み物を催促した。
氷を浮かべた麦茶のグラスを傾けると、再び語り始めた。
「次の日、母様が買出しに行く留守番を言い付けられると兄は早速、私の部屋へ遣って来て胸や股をいらい出しよった。私もいつものように兄を白褌から取り出してゆるゆると扱いてやった・・・。ここまでは日常の悪戯で、私が手を使って兄を導いて悪戯は終わるのじゃが今日の兄は、いつもと違っておった・・・。扱けど扱けど吐き出さん・・・、そうして私に“俺もとう様みたいに、しずの股へ出したい・・・”とせがんだ。いくら子供と言えども、既に女学校へ通うていた私には、兄とそんな事になる事が許されよう事で無いのは充分に理解していたのじゃが、欲望に我を忘れた兄は、抗う私を省みずに圧し掛かってきおったんじゃ・・・。」
ふう~。溜め息をついて、かっと開いていた目を閉じて続けた。
「昨夜、てて親の性器が膨らんでいる所を始めて目の当たりにした時、兄の物がてて親のそれよりも数段、巨大な事に気付いておった・・・。母様のおさねを破るてて親のそれは、薄暗い中で遠目ではあったが、いつも目にしていた兄の物の半分の大きさも無いことが覗えた。そんな兄と一つに成る事が心底、恐ろしかったのじゃが。自制心が失せた兄は昨夜の光景を真似るが如く、私の処女を一気に割り裂いたんじゃ・・・。」
しずの話は余りに痛々しく、聞いているのも辛かった・・・、だが股間はその禁断の相姦絵巻と、しずとは違い処女では無くとも稚拙な性技にしか経験の無い梓の受けた衝撃を夢想して嘶きを増し続けていた。
「それから兄は一日も空ける事無く私の中に毎日毎日、精を注ぎ続けおった・・・。許されざる行為である事なぞ私だって百も承知しておった・・・。じゃが・・・兄に寄って極めさせられた悦楽は、麻薬のように私から理性を奪い取ったんじゃ。勿論、兄弟じゃからとて子種は容赦はしてくれる筈も無く、堕胎を繰り返し・・・。親にもばれて引き離された・・・。私とて馬鹿では無い、兄を忘れようと幾度も恋をした・・・しかし遂には、兄を超える・・・と言うよりも私を悦ばせる事の出来る男とは、めぐり合わず仕舞いじゃった・・・。今から思えば当然の事なのじゃが若かった私は、それでも男を捜し歩き・・・。遂には子宮は使い物にならなくなってしまい・・・。女としての私の生涯は二十歳で終わって仕舞ったんじゃよ・・・。」
話し込むしずの目尻には薄っすらと涙の粒が光っていた。

玄関で履物を着けながら、しずは「兄の慰み者になったとは思うておらんよ・・・。破天荒な兄じゃが心は特に女子には、限りなく優しい兄じゃ・・・。余りある性欲を向けた相手には、最後まで面倒を見よる・・・。今でも養育しとる子の数は両手両足の指を合わせても足らんほどじゃ。まあ・・・資産が有るから出来るんじゃがの・・・。だが、資産なんて使えばいつか底を尽こう。兄が事業に手を出しとるんは、そのためじゃ・・・。」
ただ、私は黙ってしずの話を聞いていた。普通に考えればしずは、哀れなひひ親父の犠牲者で悲劇の半生を生きて来たとも思えるのだが、しずにはそんな悲劇性は微塵も感じなかった。金が有るから・・・そうは思えなかった。金が悲劇の縁で喘ぐしずを救える訳は無い・・・。

「御主人・・・私、さっき梓さんを諦めろって言ったじゃろ・・・。じゃがのう、あんたさえ耐える事が出来るのならば、今一度よう考えてみんさい・・・。あんたの辛さはよう分かる、私だって今のあんたの何倍もの苦汁を舐めてきたんじゃ・・・。梓さんとて手放しで兄と愛し合とる訳じゃあないんじゃ・・・。ただ、今は心でのうて身が兄を求めよるんじゃ・・・わかるな。だがのあんたさえ耐える勇気を持つならば、やがては梓さんは、あんたの元へ帰って来よう・・・。なんせ兄は来年には米寿を迎えるんじゃからのう・・・。あんたが許せるか否かにかかっとるんじゃよ・・・それは、あんたばかりで無く、梓さんの生涯ものう。悲劇の私を救ってくれたのも・・・愛じゃった、人は愛無しじゃ生きられん・・・。肉欲や失望などは、ほんの一時の気の迷いじゃよ。歳を取りゃ分かる・・・。」

ようやく、ひひ親父がこの齢まで妻を娶らなかった理由がはっきりと分かった。

しずは、最後に「な、御主人・・・悪い話ばかりでもないぞ。暮らしに困ることは何も無くなるんじゃからのう・・・。」と言い終えると、玄関の戸を開けてどっぷりと暮れた闇にとけた。

私は、梓がいつ帰っても良いようにベッドへ潜り込み、冴え切った目を無理に閉じて睡眠を演じた。
               ―終―
  1. 2014/06/12(木) 02:10:53|
  2. 家主・えりまきとかげ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

家主 第30回

霞が掛かったように虚ろな意識だった、しかし我が家へ辿り着いた事はおぼろに分かっている。だがそれ以外何も考える事が出来なかった。
ただ酷く疲れた身体が休息のみを欲していた。とにかく一刻も早く身体を横たえ眠りに着きたかった、さもなければこのまま倒れてしまいそうだ。
いや・・・既に倒れてしまっているのかもしれない・・・頬に床の硬く冷たいビニールクロスの感触を感じる。
どう成ってしまうんだろう・・・急に不安が込み上げて来たものの、すぐに意識は遠のいた・・・。

「さっ!梓さん、しっかりして・・・。このまま寝込んじゃ御主人に気付かれちゃうわよ。もう少し頑張って、ベッドまで歩いて・・・それからゆっくり眠れば良いから・・・。」
耳元で囁く小声に我に返るも、依然として考える力は失われたままで掛けられた言葉をそのまま飲み込むのが精一杯だった。
ただ“御主人”と言った言葉のフレーズが胸に響いた。そうだ主人だ・・・主人にだけは見られては成らない・・・。おぼろな頭の中で主人と言う単語が繰り返し現れては薄れて行く・・・。
誰かが私の身体を支えてくれていた。だが、このままではいずれ気を失ってしまいそうだった。
鉛のように重く瞳に被さる瞼を歯を食いしばってそっと開くと寝室のベッドで横に成って休んでいる夫の寝姿がぼんやりと覗えた。
「さ・・・あそこまで行って。起こさないようにそっと隣に潜り込んで・・・。」
再び小声が私に意志を吹き込む。
・ ・・行かなきゃ・・・あと少し・・・あと少し行かなきゃ・・・。
ふらつく脚を引き摺るように前へ進める・・・。僅か数メートルの距離が壁のように立ち塞がる。
・ ・・辛い・・・。苦行のように感じられる歩行に残された最後の力を込めた。

・・・暑い・・・暑くて暑くて・・・。酷く喉が乾く・・・。
「う・・・う・ううむう・・・。」
大きく手を差し上げ伸びをする。
頬を埋める真綿の感触は、間違い無く使い慣れた自分の枕の感触だった。
開け放たれた窓から吹き込む生温い風が引かれたままのカーテンを揺らす度に、真上ほどに上り詰めている夏の日差しが額に振りかかる。
リビングへの襖は閉ざされており、窓は開いているとはいえムッと蒸せ返っており、酷く暑い。
薄暗い中、時計を確認する。
酪農家で産まれて早起きにだけは自信があったのだが、今日はもう一時を過ぎていた。風邪引きで寝込んでいた時を除いては、結婚してからの最大の朝寝坊だろう。
どんなに夜更かししても必ず六時には目が覚めていたのに・・・。それも・・・この、茹だるような暑さの中で・・・。

身を起こそうとしてみたが、身体中が気だるく容易には起きる事が出来ない。
昨日の激淫の名残は、余りに重く身体に刻み付けられていた。
気だるい身体ばかりではなく、十数時間に渡って咥え込まされていた股間は未だに麻痺したように痺れを残しており腰の感覚を奪い取ったままだった。
喉の渇きは最早限界で、早く水分を補給しなくては脱水症状を起こしかねないほどに切迫しているし、昨夜から身に付けたままのTシャツと綿のショートパンツは汗でグッショリ湿って肌にへばり付いて、思いっきり不快感を与えており、一刻も早くシャワーを使いたかった。
ここは我が家の寝室なのだから、そんな望みは普通なら容易く叶う事だった・・・だけど・・・。
寝室とリビングを仕切る襖を開く事が出来ない・・・。その先にもし・・・いや。恐らくは夫がパソコンに向かって座っているに違いない・・・。
夫と顔を合わすのが恐かった。昨日の事を隠し通す事が果たして私に出来るだろうか・・・。
願わくば外出していて欲しかった。夫より朝が遅かった事など一度も無かったのに・・・。よりによってこんな日に・・・、天を怨んだ。

暫く逡巡していたものの、寝起きのボーとした頭がハッキリし出すと意を決してベッドから立ち上がった・・・。幾ら迷ったところで、いずれは通り抜けなければ成らない試練だった。


その後、梓は隣に潜り込むや否や、直ぐに寝息を立て始めた。驚いた事にそれは、寝息と言うよりも鼾を掻き始めたと言ったほうが正確だろう。
よほど疲れたのだろう、今までに梓の鼾など一度も耳にした事など無かった。
私はそんな妻を横目で見ながら不謹慎にも股間を勃起させていた。興奮状態はずっと続いており、このままではとても眠る事など出来そうも無かった。

傍らの妻にそっと手を伸ばし太腿の上部を撫でてみたが、何の反応も返っては来なかった。思い切って股間に手を差し入れてみたものの、結果は同じだった。ただその部分は、かなり粘りの強い液体でドロドロに泥濘んでいた。
手を戻し、そっと鼻先に指を近づけ紛れも無い男性のホルモン臭を確認した。
梓は確かに中で出してと叫んでいた・・・。そして何の遠慮も無しに実行され、シャワーはおろか後始末さえも適当に済まして、ザーメン塗れで放置されていた。
再び梓の肌に手を這わせ、汗まみれでベトベトの肌目とむっとする男女の入り混じった体臭を腹一杯に吸い込むと、愚直は最早、我満の限度を超えた。
踏ん切りを付けて梓の身体を抱き寄せ唇を重ねてみるが、むづがるだけで一向に目を覚まさない。乱暴に乳房や股間を愛撫するものの、立て板に水の如く何の効果も無く妻は眠り続けた。
散々、誘いを掛けてみたのだが、極度の疲労感から来る熟睡は解かれる事は無さそうだった。
いら付きが増し己の枕を握り拳でしばいてみると、感情が溢れ涙が零れた。情け無くて情け無くて・・・後から後から涙が溢れシーツの上に音を立ててボタボタと垂れ落ちた。これほどの屈辱感は事業拡大を諦めた時でさえ感じなかった。
子供のようにしゃくり上げながら嗚咽を漏らした。横では梓が無関係に寝息を立てている。
絶望の断崖の上で、ただ局部だけが隆々と勃起状態を保っていた。

結局、自らの手で再び慰めた・・・。だが、数度に渡る自慰は、既に精を枯れつかせザーメンさえも吐けず、虚しい痙攣だけが惨めさを増幅させた。
そして、梓は眠り続けた。あれほど勤勉で早起き者の梓が、未だ起きて来ておらず猛淫の威力の凄まじさを教えていた。

ディスプレイと向かい合いながらも一向に手が進まない・・・。考えるのは妻の事ばかり、自分が梓をこれほど愛している事が、こんな結果を招いた事によって知らされようとは皮肉な物だった。
さっきからテラスの先でひひ親父が何度も何度も駐車場を横切っていた。梓の事が、かなり気に成るようだ。梓に会ってどうしようと言うのだろうか・・・。また、昨日あれほど激しく精を使いながらも、再びまぐわいを狙っているのだろうか・・・。もしも強引にひひ親父が梓を連れ出そうとしても、梓が拒まなければ阻止する自信も無かった。
パソコンチェア-の上で腹が空腹を告げる音を出した。もう一時を過ぎている。食事と言えば昨昼、POCOでとったクラブハウスサンドが最後だから無理も無かった。

意を決して立ち上がり、寝室の襖の前に立った・・・。
妻はどう言い訳をするのだろうか・・・?それとも包み隠さずに白状するのであろうか・・・?
いずれにせよ、もう起こした方が良いだろう・・・。これ以上の朝寝坊は梓を更に追い詰める事に成るだろうから・・・。本当は自分が外出してやるのが妻にとってベストなのだろう・・・。しかし、ひひ親父がうろつくこの場を離れる事など出来なかった・・・。


決意を固めて立ちあがったものの、まだ心の中は揺れ動いている。
まさか無言のままバスルームへ直行する訳にもいかない。
主人に何と声を掛ければ良いのだろう・・・。
「おはよう。」
これだけでは余りに不充分だった。
「ごめんね、寝坊しちゃった・・・。お腹空いたでしょ。」
こう答えるより無いだろうが、説明が抜け落ちている・・・。
「調子に乗って呑み過ぎちゃった・・・。まだ、頭が痛い。」
主人は、あれこれ詮索して来るのだろうか・・・?一応電話ではよしこと一緒だった事を伝えては有るが、あの電話は明らかに不自然だった・・・。でも、その事を貫くしかない・・・。事実を白状する訳には勿論いかない・・・。

ガラッ・・・その時、突然襖が開いた。
予期せぬ事態に、その場で立ち尽くしたまま、瞬時に固まってしまった。
主人は突っ立ったまま無言で私の瞳を見詰めていた。
準備していた言葉など、まるで役目を果たさず、ただ黙って俯いてしまっていた。
二人の間を流れる沈黙の時は、ほんの一瞬だったのだろうが、後ろめたさを厭と言うほど抱え込んだ身には余りに長い時のように感じられた。
最初に口を開いたのは主人だった。
「おはよう、良く寝てたな。お前にしては珍しいじゃないか?」
「う・・・うん、ご・ごめんなさい・・・。」
「謝る事無いさ。たまには友達と羽目を外すのも良いことさ。昨日は遅かったの?俺、退屈で早くに寝ちゃったから分からないんだけど・・・。」
「うん・・・かなり・・・。」
「何してたんだ?そんな遅くまで・・・?」
「ずっと、呑んでた・・・。」
「よしこさんに何か有ったのか?」
「えっ・・・う・うん・・・よしこ、育児と御主人の事で悩んでて・・・だ・だからあ・・・愚痴の聞き役ってとこかな・・・。」
「お前も、愚痴ってたんじゃないの?俺に相手にされない・・・とかさ・・・。」
「う・・・ううん。で・でも、少しは言ったかな・・・?酔っ払って余りよく覚えてないの。」
「ふ~ん、かなり呑んだのか?」
「え・ええ・・・結婚してから一番かもしれないは・・・。」
「へ~え・・・。でもさあ・・・?」
「な・・・なに?」
「あんまり、酒の匂いはして無かったなあ。」
! しまった・・・。呑んでないのだから酒臭い訳が無かった・・・。嘘がばれた子供のように顔が火照って油汗が滲んだ。
しかも主人は、確かに酒の匂い“は・・・”と言った・・・、なら何の匂いがしたと言うのだろう・・・?主人への罪悪感が、あらぬ心配まで呼び起こしていた・・・。
「凄い汗だな。そうか、寝室に冷房するの忘れてた・・・。ごめんごめん、そりゃ暑いよな。気持ち悪いだろう・・・。直ぐシャワーでも浴びてこいよ。」

汗ですっかり重くなった着衣を肌から外すと呪縛から解き放たれたような開放感を感じた。
淡いピンクのショーツ一枚の姿が洗面所の鏡に映し出されている。
その姿は一昨日までの自分とは、明らかに違って見えた。
しかし、ひひ親父に完璧に蹂躙され尽くしたとは言っても、たった一日でそれほどの変化が現れる筈が無いと思うのだが、鏡の中の自分は余りに淫らな悪女に見えた。
細いウエストから連なる腰のラインは厭らしいほど左右に張り出し、まるで男を誘惑するために肉を付けているように思えた。
相変わらず小振りの乳房は激しいキスの吸い跡を無数に浮かべており、決して主人の目にはふれられてはならないと教えていた。又、行為の間中、必要に吸われ続けていた背高の乳頭は色素の濃度を極端に増しており、真っ赤に充血して倍ほどの大きさに膨れ上がっていた。
前屈みになって、ショーツの両脇に手を掛けたっぷりと肉の乗った腿へ引き下げる。しかし、何時ものようにするりとは引き下ろせなかった・・・。
何とクロッチ部の内側の当て布が性器に張り付いて剥がれない。指で摘んで引き剥がすと陰毛を引っ張り、バリバリと音を立てる。まるで痂に張り付いたガーゼを引き剥がすような感触が局部の粘膜を襲う。
一気に引っ張ると痛みを伴いそうで、慎重に少しずつ剥がしていくと膣から零れ出たひひ親父のザーメンがカリカリに乾いてセメダインのように布を付着させているのが分かった。
ようやく剥ぎ取って指先で触れてみる。おりもののように厚みを持ってこびり付く残骸はショーツの布地を揉む度にぽろぽろと剥がれて脱衣所の床に散らばる・・・。そして膜化したザーメンは剥がれながら強烈な性臭を漂わせた。
その刺激的な匂いが私を又しても淫らな世界へと誘っていた・・・。
つい今までカリカリに乾いたザーメンを張り付かせていた内側の肉襞に薄っすらと分泌液が滲み始めていた。


シャワーから勢い良く噴き出されるぬるま湯が激しく肌で弾けて壁に水滴をしぶかせる。
膝を折り曲げ尻を前方に迫り出して、壁面に凭せ掛けた肩で身体を支える。
シャワーは股間に据えられて、左手でしっかりと握られ切っ先を上に向けて噴水のように湯を吹き上げ、右手指で割り開かれた女陰内部にまで勢い良く侵入している。
上側の前歯で下唇をぎゅっと噛み締め声を堪える。

ああ・・・だめ・・・やめなきゃ・・・。同じ場所で晒した一昨日の失敗の記憶がまざまざと甦る。
分かっているのに行為を中断する事が出来ない・・・。私、一体どう成ってしまったの・・・。このままでは又しても失態を晒しかねなかった。
それなのに・・・おまんこが気持ち良くて気持ち良くて、自制心を完全に制御してしまっていた。
身体を支えていた肩はズルズルとずり下がって、尻は大量に湯が流れる床面に崩れ落ちていた。

今やシャワーは激しく噴出を続けながら足下に放り捨てられ、勢いでバスタブにごんごんとぶち当たる。
だめだめ・・・いけない・・・いけない・・・夫が居るの・・・もしかしたら、聞き耳を立てているかもしれない・・・でも・・・だめ・・・我慢できない・・・。
右手の中指と薬指を刺し込んで内部の天井を抉る。同時に左の中指で肉芽を強く押し揉む。
「はあ・・・」「はう・・・」
だめえ・・・声が・・・声が出ちゃう・・・。
必死で声を押し殺しながらも、昨日の激烈なひひ親父との交合で得た快感を追い求める自分が居た。

ピンポーン
その時インターフォンの鳴らされる音を微かに残っていた理性が聞き取った。
一杯に開かれた水道栓をきゅっと締めると、じっと様子を覗った。
「はい。」
主人の応答する声が聞える。
「あ・・・こんにちは・・・はい、ちょっと待って下さい。」
玄関のドアが開く音と同時にひひ親父の野太い声が響く。
「梓さんは、居らんのですか・・・?」
「い・・・いえ。居ますけど・・・今、シャワーを浴びてます。」
「シャワーじゃと・・・。今何時じゃと思うとるんですか?遅れるなら遅れると言うてくれなんだら困るや無いですか。」
バイト・・・?昨日あんな事が有ったというのに・・・。ひひ親父の神経の図太さを今更ながらに再確認させられた思いがした・・・。
「は・・・はあ、てっきり今日は休みと思ってたんですが。」
「休みなら昨日取ったやないですか・・・。御主人は知らんかったんですか?」
「い、いえ・・・。ですが・・・。」
「でも、何なんですか。当てにして今日は静の奴は朝から出かけとるんじゃ。わしゃ朝から何も食っとらんのですぞ。それやのにのんびりシャワーですか。」
「済みません・・・。」
「御主人に言うても始まらん・・・。はよう梓さんを呼んで下され。たっぷり説教せんとならんからのう。あれだけたっぷり可愛がってやったと言うに、最近の若い者は責任が無さ過ぎる。」
「はあ・・・。可愛がる・・・?何の事です?」
「あんたには関係ない、梓さんに後でじっくり聞きゃあええ。」

大変だ。ひひ親父の機嫌を損ねては、何を言い出すか分かった物では無かった。
慌てて脱衣所に飛び出したのは良いのだが、困った事に着替えを持って来ていなかった。辺りを見回して見ても、脱ぎ捨てた汗でぐしょ濡れの先ほどまでの着衣以外、身に付ける物は無かった。
寝室まで取りに行くにはリビングを横切らねばならず、玄関からは丸見えに成ってしまう。
脱衣所との仕切りのアコーディオンカーテンを僅かに開いてリビングを覗うと、椅子の背に夫のパジャマ替わりのロングTシャツが脱ぎ捨てられていた・・・。あれなら玄関からの死角をキープしながら取れそうだった。
「梓さ~ん!梓さ~ん!早よう出てこんかいな!」
ひひ親父が大声で呼び声を立てる。
猶予は最早なかった、全裸でリビングの隅を伝いロングTシャツを手に取り素早く脱衣所に戻る。

下着は無い・・・。仕方無しに地肌に白い無地のTシャツのみを纏う。
出向く前に洗面台の鏡に我が身を映してみる。男物のロングTシャツだけにたっぷりしている上、胸も無いので上半身はそれほど違和感は無かったが、ただでさえ人より迫り出した丈の有る乳頭が先程までの行為によって完全に硬く勃起してしまっており、ブラを着けていない事が一目瞭然に露呈してしまっている。
その上、下半身はロングとは言え太腿の半分以上を露出しており、ストッキングを履かない青い血管を浮き出させた色の白い生脚のむちむちの肉が羞恥心を煽り、背を向けるとパンパンに張り出した臀部に布地が直に張り付きお尻の割れ目に食い込んでしまっている。裾を引っ張って食い込みを外すものの手を離せば直ぐ元通りにしっかり割れ目に食らい付く。
こんなはしたない格好で人前に出た事は一度も無かった・・・。まさか、このまま玄関へはとても出られない・・・。素早くリビングを横切って寝室で着替えをしなくてはならない。

意を決して脱衣所を後にリビングへ飛び出す。わき目も振らずに寝室へ掛け込む・・・筈だった・・・の・・・だが。
痺れを切らしたひひ親父の巨躯が真ん前で腕を組んで仁王立ちしているではないか。
引き止める夫を強引に振り切って侵入して来たらしく、ひひ親父の肩に背後から手をかける夫と目が合った。
「梓さん、わしゃあなあ・・・あんたの事をよう働くし別嬪じゃし、凄う買うとったんじゃよ・・・だからアルバイトも破格の給料で頼んだんじゃ。一体何処に家政婦まがいのバイトでこれほど銭を稼げるバイトがあるんじゃ。それやのにあんたは昼過ぎまで寝坊しておいて慌てて来るんじゃのうて、のんびり昼風呂か!」
「す、済みません・・・。直ぐ支度します。」
「支度じゃと・・・?わしゃあ朝から何も食っとらんのじゃぞ。この後に及んでまだ、のんびりした事をぬかすか!」
「で・・・でも、この格好じゃあ・・・。」
「格好などどうでも良かろうが・・・。それともまだわしに対して恥ずかしい所なんぞが残っとたんか?んん・・・梓。」
「や・・・やめて。」
私を見詰めるひひ親父の細い目が卑猥ににたついている。
これ以上、ひひ親父の発言を許せば私達夫婦に待っているのは破局以外の何物でもなかった。
「大家さん、幾ら何でも人の女房を呼び捨てにする事は無いだろう。」
「おお、御主人の前じゃったのう・・・。不甲斐なくとも亭主は亭主じゃからのう・・・ふははは。」
「どう言う意味だ!」
このままでは破滅だった・・・。とにかくこの場だけは収めなければ成らない。
「大家さん、申し訳ありません・・・。これまで余り役に立ってないような気がしてたので・・・つい・・・。」
「ふっははは・・・役に立たんのは、あんたの亭主の方じゃろうが。」
「き・・・貴様!言って良い事と悪い事が有るぞ!」
「やめてー!あなた・・・お願い・・・大家さんもこれ以上、何も言わないで下さい・・・。
直ぐに食事の支度をしますから・・・。」
ひひ親父は無言でニタニタと厭らしい笑みを浮かべながら私の手首を掴んだ。

引き立てられるように我が家を後にした。
玄関を出ると、すぐさまひひ親父は身体を密着させ、夫の目を気にする私を狼狽させる。
腰に手を回し、尻肉を抱くと耳元で。
「梓あ・・・わしの味が忘れられんで、こんな刺激的な格好をして来たんじゃろう・・・。この下は何も着けとらんようじゃなあ。直ぐにおっぱじめられるようにして来たんじゃな。エロい女子じゃのう・・・、梓は。安心せえよ今日は静は居らんから、これから又たっぷり、鳴かしてやるからのう・・・ふへへへ」
腰に回した手でTシャツの裾を引かれる・・・。裸の尻肉が背後のコーポから丸見えに成ってしまう・・・。夫は勿論、他の部屋の居住者にまで知られてしまう恐れが有った。
必死でひひ親父の手を制すが、そんな努力を幾らした所で、この状況は見ている者が有れば子供でも異常に気付くのは間違い無いだろう。

ひひ親父宅までの卑猥なパレードはようやく終わりを迎えた。
玄関の引き戸が開けられ、中へ連れ込まれる。
間口を潜りながら、恐る恐る背後を振り返る。
コーポ二階の東の部屋では三人の小学生の母親が洗濯物を取り込みながら、覗うような目線をちらちらと送っている。
コーポ二階の中の部屋では年金暮らしのお爺さんがベランダの植木の隅に身を隠すようにしてじっと此方を凝視している。
コーポ一階の東の部屋では三歳になる豪君が若い母親に家に入るように諭されながら、珍しい物でも見るような目線を投げている。
そして、コーポ一階の西の部屋では、夫がカーテンの陰に身を潜めながら、じっと見送っていた。

間もなく私の視線を遮るように引き戸が閉ざされた。
  1. 2014/06/12(木) 02:04:14|
  2. 家主・えりまきとかげ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

家主 第29回

妻の鈴音は、延々と鳴り続けていた。まるで台風の中、軒下に吊るされたまま放置された風鈴のように気違いのように止む事を忘れて轟く。このまま屋内へ取り込んでやらなければ剛風に引き千切られて何処かへ吹き飛ばされてしまうであろう。

助け出さなければ・・・。
だが、梓がそれを望むとはとても思えなかった。
猛烈な善がり声に混じって、幾度も幾度も自分との決別を告げる言葉を吐き続けていた。
それが、ひひ親父の巧みな誘導によって引き出されているのは、まず間違い無いだろうが、これだけ女悦を搾り取られてしまっては誘導尋問による発言だろうとも本心を吐露させられているのは疑いようも無かった。
「ふああ・・・う。あん、もちろんです。あの人なんかと・・・く・比べ物に成りません。」
「っすっごいのっ・・・裂けちゃう裂けちゃう!おおお・・・お・お腹まで入って来てる。」
「はい・・・はい!言う通りにします・・・だから・もっともっとお・・・してえ!!!」
「しゅ・・・主人なんて・・・要らない!大家さんがいい!大家さんが最高!あああああ」
「梓もう・・・大家さんと離れられなくなりそうです・・・ずっと・・・梓を捨てないで」
「もうだめ、もうだめ・・・ねえ、いってえ!一緒にいってえ!梓・・・壊れちゃう・・・」
助け出す・・・?一体誰を助ければ良いのか・・・。それよりも自分を救って欲しかった。嫉妬心は今や被虐の感情に変化していた。
己の稚拙な性技では到底、与える事の叶わない圧倒的な快楽が梓を決して手の届かない遥か彼方へと連れ去ってしまった事を教えていた。

「うあああ・・・うあ・・・はあ・あっあっあああああああ・・・もうもう・・・きいい!」
性の限りを暴き出される声が響く。
「おお・・・お・お願い・・・いっ・一緒に一緒にいいい・・・。出して出して!!一緒にいきたいのおお・・・はい・はい・・・中で・・・梓の中で・・・いってええええ!」
自身を握り締めた手に力が篭る。梓を思いながら、強烈な嫉妬の中で何度も何度も吹き溢していたが、信じられないくらいの興奮が何度でも襲いかかってくる。嫉妬心がこれほど性欲を煽る事を初めて知った。
「う・・・おおおおおお・・・梓あ・・・梓あ・・・あう・・・おおおおおおおお」
ひひ親父の種子が吐き出された事を示す絶叫が響き渡り、その声に梓の絶息の悲憤が被る。
妻の膣に精子が振り撒かれる合図を耳に、みじめに掌に今日何度目かのどろりとした白濁を垂らした。

隣室の阿鼻叫喚は、梓の断末魔の叫びを最後に鳴り止んでいた。
正に台風一過の静けさのように感じられた。だが台風は本当に行ってしまったのだろうか。いや台風はまだ遣って来たばかりで、この先我が家にいつまでも居座り続けるのは、ほぼ確実だった。
隣室の扉が開く音が聞える。慌てて飛び起きると床に点々と散らばっている己の惨めな残骸を拭き取ったティッシュペーパーの塊を拾い集めてゴミ箱へ処分すると寝室のベッドへ潜り込んで固唾を飲んで梓の帰宅を待った。
枕元の目覚し時計の針は、あと少しで四時に成ろうとしている。隣室での異変に気が付いてから、もう八時間の時が流れていた。その間一時の休息も無く、梓のあられもない声を聞かされ続けていたが、交合はその遥か以前から繰り広げられていたのだから梓の身が気に掛かると同時にひひ親父の凄まじさを思い知らされた。

玄関の鍵が開けられ、開いた扉から梓の身体が滑り込むように玄関に崩れ落ちるのが、開かれた寝室の襖の先に確認された。
しばらくそのまま床に蹲るまま放置されていた梓だったが、私の気配が無いことを確認するように美穂が姿を見せた。
小声なので何を喋っているのかは分からなかったが、耳元で何やら囁くとゆっくりと梓の腋に手を差し伸べて抱き起こした。
初めて正面から梓の姿態を確認した。白い綿のショートパンツにオレンジのTシャツと言う軽装で覚束無い足下で立ち尽くす梓の姿に、今まで感じた事も無いようなむんむんとした女の匂いが嗅ぎ取れた。たった一日で全く別の人格を植え付けられたように感じた。
身を覆う部分の少ない着衣から食み出している素肌は、妖しく上気したように赤みを帯びねっとりと汗の水分で潤んでいるようで、肩から腹部にかけての小刻みな震えが荒げられた後の息切れを伝えている。
バラバラに乱れ切った髪の毛が肉交の激しさを物語っており、額から頬に掛けて垂れ下がる髪の毛から僅かに覗いた表情は憔悴し切ったように力を失い、半開きの瞳の下にはくっきりと淫欲の隈が刻まれる。
パクパクと蠢き息を吐くぷっくりとした肉厚の唇にひひ親父の男根を咥え込まされていたのかと思うと信じられない事に再び愚息が頭をもたげ始めていた。
  1. 2014/06/11(水) 06:26:42|
  2. 家主・えりまきとかげ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

家主 第28回

この部屋へ遊びに来たのは一度や二度の事ではない、しかし今日は今までの訪問とは余りにも事情を異としている。
情事の後始末を命じられた美穂も、まもなくこの部屋に現れよう。美穂は私達に自宅を提供するために呼び戻されたのだから、段取りさえ整えば後は事務所に戻っても問題は無い筈だし、そうで有る事を願った。ひひ親父に更に抱かれる覚悟は出来ている、その積もりが無ければこんな段取りをする訳が無い。しかし同性である美穂の目の前で失態を晒すのだけは我慢できなかった。

並んでソファに腰掛けミニスカートから露出している生脚に手を這わせるひひ親父に、それとなく尋ねてみる。
「美穂さんは、事務所に戻られるんでしょう・・・?」
ひひ親父はスカートの裾を押さえる、私の手を邪魔そうに払いのけながら。
「そんな事は、梓には関係が無いことじゃ。」
と、ぶっきらぼうに答えた。
「保育園へも迎えに行かなくては成らないんじゃないかしら?」
「それは心配要らんよ、母親に頼むように言っておいたからのう。美穂の事など心配要らんから自分の事だけに集中せえ。」
パンツの裾を割って無骨な指が肉芽を探り当てる。
「そうはいきません・・・。美穂さんがここへ戻るなら、これ以上はさせません!」
「させませんじゃと・・・、偉そうに何をほざくか。梓・・・お前、自分の立場がよう分かっとらんようじゃな。」
侵入していた指先が強く芽を捻り潰す。
「う!い・・・いたい!」
肉芽を摘んだまま膣口にも指を潜り込ませて乱暴に掻き混ぜる。
「お前には、決定権など残されてはおらんのじゃ!わしの命令に従がうのみじゃ。分からんなら分からせるまでじゃ。」
と言うと、パンツを一息に膝までズリ下げ、二本指を根元まで奥深く埋め込み抉るように指の腹で擦りたてる。
午前中からの荒淫によって、すっかり敏感に成っている柔襞が乱暴に押し揉まれると、自分でも情けなくなるくらい呆気なく花蜜を溢れさせる。
「ほーれ、助平汁がたーんと溢れてきおったでえ。させません・・・どころじゃ無さそうじゃぞ。」
「いや、触らないで・・・く・・・うう」
悔しくて、悔しくて目尻から熱い物が込み上げて来る。しかし明らかに身体は反応を示し始めており、きつく閉じ合わせていた太腿が緩み出し、クチャクチャと卑猥な水音を響かせ始める。
「ははははは・・・。梓よ亭主が有りながら、この有り様で何を偉そうにほざいとるんじゃ。お前はさっき亭主に何と言った・・・。確か食事を済まして来てって言ったよなあ?あれはわしに抱かれるための時間稼ぎだったんじゃろう?違うか?ええ。」
「そ、それは・・・ああ・・・だって・・・だって。あんな所に帰って来られたら・・・どうあがいてもばれちゃうから・・・だ・だから・・・はああ」
「まあ、どんな理由を並べたって真実はひとつじゃ。良かったんじゃろ?わしとのセックス!違うとは言わさんぞ、あれほど昇天し捲くったんじゃからのう・・・。産まれてからこれまでに味わった全ての快楽を足したって今日ほどの快楽には遠く及ばんじゃろう・・・。
どうじゃ、違うか。」
「はう・・・はあうう・・・は・・・はい・・・その通りです・・・。で・・・でも、でも・・・美穂さんに見・・・見られるのだけは・・・や・・・やなの・・・お願い・・・それだけは許して下さい。」
眼前に嘶く巨根が突き出される。三度も精を放っていると言うのに隆々と腹にへばり付くほどに上を向きブルブルと上下に揺れる。
ああ・・・何て、逞しいの・・・。興奮で見ているだけで達してしまいそうだった、今やその一物から立ち上る濃厚な雄の香りは、肉欲を呼び起こす禁断の媚薬に成っていた。

ずっぽり喉奥まで吸いこんで唾液を塗し込みながら愛撫する、ひとりでに身体が行動に移っていた。美穂が戻って来るかもしれないと言う不安は何時の間にか頭の片隅に追いやられていて、身体が条件反射のように動いた。
口の中で更にカチコチに固まるのが感じられる。股間は相変わらずグチュグチュと音を立てながら指の攻撃に晒される。
「また欲しいんじゃろう?エッチな人妻さん。」
小馬鹿にされたような言葉で尋ねられ、うんうんと首を縦に振っていた。衝撃の肉交は私から理性をも奪い去っていた。
椅子に掛けるひひ親父に背を向けて腰に跨る体勢で下から挿入される。初めて咥え込んだ時、あれほど窮屈で苦痛をもたらした太茎が難無くズルズルと胎内に呑み込まれる。
「ふ・はああ・・・」
結合の喜びに震える真っ白な首筋が正面の鏡に映し出される。
先日、ひひ親父の部屋のパソコンで見せられた夫と美穂の情事を映し出していたドレッサーの姿見に、太い腿の上に乗せ上げられ、はしたない液を吹き溢しながら、散々掻き回され真っ赤に充血した女性器を極太魔羅で田楽差しにされる己の醜態がまざまざと映し出されている。
自分のあられもない姿を惨いほど真正面から見せられる。尻をくねらす度に太茎の腹が顔を現しては淫肉に呑み込まれる。
「ああ・・・は・・・恥ずかしい・・・いやだあ・・・見えてるの・・・全部・・・全部う・・・。」
厭だと言いながらも、その光景が興奮を煽り立てているのは疑う余地が無かった。

「はああう・・・や・・・ははあ・・・おおうおおお」
今や快感を求める一匹の雌と化して、ひたすら腰の上で尻をスライドさせる。
ひひ親父は背後から回した手で肉芽や乳首を刺激して更に官能を追い込む。
めくるめく波に翻弄され、玄関の扉が開いた事にさえ気付く余裕は無かった。
「はう、はうう・・・」
だらしなく涎を垂れて、気を追い込む我の姿を半ば白目を剥いた瞳が捉えた瞬間、嬌声が悲鳴に変わる。
「ふはああ・・・はっ!はああ・・・やあ――!やーよ!だめえ!見ちゃ・・・見ないでえええ・・・お・・・お願・・・ああ・・・はあ――――・・・ダメダメエエエエ・・・イッチャウウウゥゥ・・・見ちゃ、見ちゃああああああああ・・・キ――――――――!」
ひひ親父の肩越しに鏡に映し出されたデジタルカメラを構えた美穂の姿を確認した。瞬間にフラッシュが焚かれる。繰り返し繰り返し閃光が鏡面に反射し目が眩んで前が見えなくなる。
同時に下からひひ親父の腰が激しく上下動を加え、呆気なく昇天する。どうやら、その表情の一分始終が美穂のデジカメに記録されたようだった。

それから、どれほどの時が経ったのか全く判別出来なくなっていた、流石に三度精を放っているひひ親父に四度目はなかなか訪れなかった。だが、この老人のスタミナは並大抵では無い、長い長い交尾の間中、一切動きを緩めることは無く、梓の体力は既に枯れ果てされるがままの状態に成っていた。それなのに官能だけは未だ燃え盛っており女の身体の業の深さを教えていた。いっそ気を失ってしまいたかった、そうしなければ本当に死んでしまいそうな・・・それほど追い詰められた快感に浸っていた。
かんかんに照り付けていた真夏の太陽はとっくに沈み、窓の外には夜が訪れようとしていた。
「もう日が暮れるなあ、梓・・・旦那が心配してるんじゃないかな。」と告げると、傍らで成り行きを見守る美穂に目配せをする。
美穂は梓が身に付けていた着衣の残骸のポケットから携帯電話を取り出した。
「梓さん、ご主人よ。」と言いいながら、それを私に手渡す。
ひひ親父に貫かれたままで夫との会話を要求される。
「あ・・・あなた・・・。」
その間も肉の凶器は激しい出入りを繰り返す。
「ふ・・・あ・おお・・・そくな・なりそうなの・・・おお・・・」
とてもまともには会話ができない。ひひ親父は無情にも、尻肉を引っ掴んで上下動を更に早める。
「む・・・ぐう・・・そ・・・ハッハッ・・・き・気分が悪くて・・・あう・・・あうう」
ばれる、ばれてしまう・・・。演技も最早、限界だった。
「かはあ・・・だ・からああ・・・よ・しこ・・・とこ、と・・・とまるかも・・・フッフッ・・・ごめんなさい・・・はう・・・」
これだけ息を荒げたなら、よほど鈍感な男でも気が付くだろう。電話を切った後、ひとしきり嗚咽を漏らしはしたものの、ひひ親父の追い込みは、感傷に浸っている暇さえ与えなかった。
  1. 2014/06/11(水) 06:25:49|
  2. 家主・えりまきとかげ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

家主 第27回

扉に鍵は掛けられてはおらず、ノブを捻るとスッと音も無く開いた。
インターフォンを何度も鳴らしたのだが中からの返答は無かった。
新聞受けに残されている朝刊を手に取り玄関へ踏み込むと、即座に室内の淫靡な様子が感じ取られた。
足下には夫婦の履物がきちんと整理され並んでいたが、ただ一足くたびれた男物の草履が無造作に左右バラバラに脱ぎ捨てられており、性急な訪問を伝えている。
玄関から覗えるリビング奥の和室の襖は開け放たれており、そこから噴き出すクーラーの冷気が汗を光らせる額に心地よい涼気を与える。
カーテンを閉め切った和室内の明かりは灯されたままで、四畳半の和室には不似合いな大きなダブルベッドの上に散らばる男女の衣類や荒れ果てた寝具を垣間見せていた。
そして自分自身も幾度も体験した強烈な男性ホルモンの香りが遥かに微小な雌の媚香に混じって部屋全体に溢れている。

もう終わってしまったみたいね・・・。気の毒だけど諦めるしかないようね。
靴を脱いでリビングに入り、食卓に購入したばかりのコンビニエンスストアの袋を置きながら、ベッドの上や下に大量に転がる使用済みのティッシュを見下ろし、先程の突然の訪問者・・・この部屋の主を思った。
この和室と逆の方向に位置し隣接したバスルームからシャワーの音に混じって気をやる雌の咆哮が響いている。

「来てるのか!もう少しだからちょっと待ってろや。そうそう、この後、場所換えするさかい直ぐ出られるようにそこら辺、きれいに掃除しとけや。」
「は・・・はい、分かりました。」
バスルームでは、抗う様子が伝わる。
「な・・・何・誰が来てるの・・・やあ・だめ・だめ・・・こんなとこ・・・こんな・・・あああ・・・やだ――!聞かれちゃう・・・うっ・ううん・・・聞かれちゃうよーおお!」
「気にせんでエエ・・・気にせんでエエ・・・梓と同じで、わしの子の母親じゃ・・・聞かれたって全然、平気じゃ、平気じゃ。」
「いやあああ・・・平気じゃない・・・酷い・酷すぎ・・・う・あああ・・・ダメ―――!」
「ほれ、ほれ・・・それどころじゃ有るまいが。」
「うーん、うーうーんん・・・あは・や・・・やめ・・・ああああああああ」
「ふはは、いけ・いけ・・・ほれほれ・・・どうじゃ・どうじゃ」
「あーあ・・・あーあ・・・はあ・あっ・・・う・うふう」
いきっぱなしに成っている梓のうめきを聞きながら、和室に散らばる丸まったティッシュペーパーを拾い集めてポリ袋に放り込む。ひとつひとつのティッシュは異様に重く、ひひ親父のザーメンの濃さを思う、梓さんもとうとうお母さんに成るのかもね・・・。
二人目を宿した腹を擦りながら、兄弟に成るかもしれない梓の子の事を複雑な思いで考えていた。

梓は、ぐったりとひひ親父の腕に横抱きにされてバスルームから姿を現した。
散々、感情を揺さぶられながらも絞り尽くされた裸体は女の目から見てもハッするほど艶めかしかった。
「ご苦労じゃったな。おう、弁当じゃ・・・。朝から何も食っとらんからのう、さすがに腹、減ったわい。ま、その代わり人妻をたんまり食ったがのう・・・。のう、梓。」
全裸のまま梓を椅子に降ろすと早速コンビニ弁当をパクつきだした。
正体を失ったようにぐったりしていた梓だったが、ひひ親父の手から離されると消え入りそうな声で「美穂さんを何処かへ遣って・・・この子だけにはこんな姿を晒したくない。」と訴える。
「阿呆・・・。これから美穂に世話に成るんじゃから、そんな我が侭を言うんじゃないわい。それより早う食え、スケジュールが山ほど貯まってるんじゃぞ。」
前も隠さずに、箸を進める。
「欲しくありません・・・。食欲が無いんです。」
「食っとかんと身体がもたんぞ。まあ、あれだけわしのザーメンを食らったんじゃ無理も無いがなあ。わしのホルモンは栄養満点じゃから食わんでも平気かもしれんがのう。」
梓は言葉を発する事の無駄を悟ったのか、無言で俯き椅子の傍らに転がっているご主人のパジャマで裸の前部を覆った。

ドロドロに汚れ切ったベッドのシーツを剥がし、脱ぎ捨てられた梓の衣類とまとめて洗濯機に入れようとすると、ひひ親父が嗜めるように指示を出す。
「おい、おい。そんなもん洗って干したらチョンばれじゃ、ごみと一緒にまとめてポリ袋に放り込んで、ごみ置き場へ出して来い。」
食事が済むとステテコとランニングシャツを身に着け、梓にも簡単な着衣を着けさせると、一足先に隣の私の部屋へ鍵を受け取って向かった。

私は掃除の仕上げに梓のドレッサーの中に有った香水をスプレーで空中に大量に散布して大きく膨らんだポリ袋を提げて部屋を出た。
ひひ親父から預かった鍵で戸締りをして、ごみ置き場にポリ袋を置くと自室へ向かった。
  1. 2014/06/11(水) 06:25:02|
  2. 家主・えりまきとかげ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
前のページ 次のページ

名作の宝庫リンクサイト

このブログをリンクに追加する

プロフィール

シーザー

Author:シーザー
闇文庫は個人文庫です。
非公開の記事を公開する事はありません。
もしお読みになりたい場合は下記メールフォームに作品を指定していただければ、可能な限り掲載しているサイトをお知らせいたします。
問い合わせされる前に、お読みになりたい作品は一部を除き「オナニー三昧」の”逝く”ボタンで掲載サイトにリンクしますので大半が閲覧可能です。

yahooメールでお問合せいただいた場合、当方からの返信が迷惑メールとして扱われている場合があります。
返信が無いと思われる場合、迷惑メールのホルダーを覗いて見てください。

メールフォーム

カテゴリ

■完結名作 (1784)
別れた妻・七塚 (34)
妻は銀行員・貴子の夫 (5)
夢の中・弱い男 (29)
変身・KYO (43)
変わってしまった・柴田 (27)
気持ちの置場に・レタス (23)
心の隙間・松本 (7)
薬剤師・津島正義 (49)
表裏・所 (24)
本性・拓也 (32)
蜃気楼・WR (63)
妻の想いは…?・ムーア (19)
彼方なら・マサユキ (13)
待っていてくれる紗代・呑助 (6)
水遣り・CR (73)
CRの妻・洋子 (35)
喪失・バーバラ (25)
永遠に夫婦でいるために・ルイ (11)
役員会・KYO (102)
隣の芝生・石井 (42)
留守番・赤とんぼ (15)
家主・えりまきとかげ (32)
雲の上を歩く・MMさん教えて (62)
Booby Trap・道化師 (51)
チョコレートの伯父ちゃ・思い出 (31)
立場・Retaliation (42)
白き花・男とは? (38)
黒の凱歌・TELL ME (35)
女友達と妻・KYO (49)
赦さない・・・・ヨシキリ (34)
戦い・MM (75)
誤解の代償・美鈴さんに捧げる (24)
子は鎹・種無し (10)
魔性・樹氷 (43)
品評会・ミチル (33)
帰省・N (5)
妻の同窓会・間抜けなそして幸せな夫 (37)
奈落・RHM (27)
侵略・流石川 (23)
二人の妻・桐 (93)
神の悪戯・弱い鬼 (36)
イヴとなった妻・忍兄さん (70)
インプリンティング・迷人 (64)
よき妻・BJ (26)
卒業・BJ(よき妻 第二部) (24)
卒業後・BJ(よき妻 第三部) (74)
2つの我が家・鎌田 (14)
ミコと美子・美子の夫 (21)
暗黙の了解・裏筋舐太郎 (34)
■職場関係 (591)
上司と妻・陽太 (6)
知らなかった・みつる (6)
妻の初体験・変な夫 (7)
堕ちていく天使の影・赤いかげろう (7)
私の妻・つよし (5)
僕の不貞な妻・カウニッツ (6)
招かれざる、客・使徒 (14)
屋上・古屋二太郎 (2)
デジカメ・龍 (6)
壊れかけの絆・叶 (34)
本当の妻・加藤 (17)
嫁が俺の会社の先輩に、デートの練習をした・不詳 (5)
二人の?妻・木下某 (27)
未完・修司 (19)
空白の2時間・ナガネギセブン (3)
妻・友子の不倫告白!・ヘタレ旦那! (18)
妻の浮気を知ってしまった。・美作 (2)
ピアノレッスン・悦 (5)
アルバイト・凛 (14)
元ヤクザの情婦にされた妻・574 (13)
観光温泉ホテル・公務員亭主 (16)
奥手でおとなしい妻が後輩に仕込まれた・名無し (6)
寝取られ妻が本気で妊娠まで・浩二 (5)
ナース妻を寝取られて・由美子命 (10)
写真館派遣の妻・無知な夫 (7)
私の身に起きた事実。・ファイター (10)
イケメン部下と妻・・・リュウセイ (9)
変貌する妻・雄治 (18)
僕の厄年・田舎おやじ (10)
訪問介護・サンコウシン (6)
狙われた人妻・亜紀・恋愛小説家 (7)
マラソンを愛する妻・スポーツトレーナー (3)
妻が汚れてしまった・常陸の親方 (10)
妻は専務のおもちゃだった・道騎士 (6)
妻の二人の夫・妻を愛する夫 (27)
見えない檻・生き物係り (30)
美樹がやられた・無能な夫 (41)
愛妻を・・・・川島クロード (12)
序破急・中務 (75)
月の裏側・久生 (14)
婚約者の調教動画が見つかって (12)
官舎 送別会・公務員 (5)
撮られていた妻・スネ夫 (8)
夫婦の恩返し・赤とんぼ (8)
1話完結■職場関係 (20)
■義父または近親 (65)
妻は義父のモノ・クスコ (3)
イトコと親友に、そして・・・ ・正光 (16)
巨乳妻・ゆうき (18)
家族遊戯・六郎汰 (14)
疑わしい行動・圭太 (9)
妻の絶頂・こうくん (5)
■隣人または友人 (491)
はちきれそう・ゆう (7)
仕掛けられた糸・赤いかげろう (6)
本当のこと。・一良 (14)
リフォーム・とかげ (22)
友達・悦 (13)
悪夢・覆面 (10)
ビデオ・はじめ (4)
言えない真実、言わない真実・JOE (17)
私しか知らなかった妻・一樹 (3)
妻の秘密・光一 (54)
清楚人妻 一夜の陵辱劇 ~親友に騙された~・仁 (6)
俺が負けたので、彼女が手コキした (5)
惨めな自分・子無き爺  (6)
田舎・マス夫 (16)
秘密・POST (14)
新妻の幻想・TAKA (4)
遠方よりの友・ちかこmy-love (11)
管理組合の役員に共有された妻・エス (136)
団地・妄人 (50)
抱かれていた妻・ミリン (18)
パーティー・ミチル (33)
友人・妄僧 (7)
甘い考え・白鳥 (22)
乳フェチの友人・初心者 (6)
1話完結■隣人または友人 (7)
■インターネット (54)
チャットルーム・太郎 (19)
オフ会・仮面夫婦 (10)
ターゲット・アイスマン (5)
奇妙な温泉宿・イワシ (14)
落書きの導き・マルタ (4)
1話完結■インターネット (2)
■旅先のアバンチュール (63)
バカンス・古屋二太郎 (7)
妻との旅行で・けんた (5)
無題・ざじ (10)
A温泉での忘れえぬ一夜・アキオ (18)
露天風呂での出来事・不詳 (2)
たった1度の体験・エロシ (9)
旅行・妄人 (12)
■医者・エステ・マッサージ (62)
孕まされた妻・悩める父親 (7)
とある会で。 ・けんじ (17)
亜希子・E-BOX (14)
子宝施術サービス・かえる (23)
1話完結■医者・エステ・マッサージ (1)
■借金 (56)
私達の出来事・不詳 (9)
私の罪・妻の功・山城 (9)
失業の弱みに付け込んで・栃木のおじさん (3)
変貌・鉄管工・田中 (5)
借金返済・借金夫 (5)
妻で清算・くず男 (5)
妻を売った男・隆弘 (4)
甦れ・赤子 (8)
1話完結■借金 (8)
■脅迫 (107)
夢想・むらさき (8)
見えない支配者・愚者 (19)
不倫していた人妻を奴隷に・単身赴任男 (17)
それでも貞操でありつづける妻・iss (8)
家庭訪問・公務員 (31)
脅迫された妻・正隆 (22)
1話完結■脅迫 (2)
■報復 (51)
復讐する妻・ライト (4)
強気な嫁が部長のイボチンで泡吹いた (4)
ハイト・アシュベリー・対 (10)
罪と罰・F.I (2)
浮気妻への制裁・亮介 (11)
一人病室にて・英明 (10)
復讐された妻・流浪人 (8)
1話完結■報復 (2)
■罠 (87)
ビックバンバン・ざじ (27)
夏の生贄・TELL ME (30)
贖罪・逆瀬川健一 (24)
若妻を罠に (2)
範子・夫 (4)
1話完結■罠 (0)
■レイプ (171)
輪姦される妻・なべしき (4)
月満ちて・hyde (21)
いまごろ、妻は・・・みなみのホタル (8)
嘱託輪姦・Hirosi (5)
私の日常・たかはる (21)
春雷・春幸 (4)
ある少年の一日・私の妻 (23)
告白・小林 守 (10)
牝は強い牡には抗えない。・山崎たかお (11)
堅物の妻が落とされていました・狂師 (9)
野外露出の代償・佐藤 (15)
妻が襲われて・・・ ・ダイヤ (6)
弘美・太郎棒 (11)
強奪された妻・坂井 (2)
痴漢に寝とられた彼女・りょう (16)
1話完結■レイプ (5)
■不倫・不貞・浮気 (788)
尻軽奈緒の話・ダイナ (3)
学生時代のスナック・見守る人 (2)
妻・美由紀・ベクちゃん (6)
押しに弱くて断れない性格の妻と巨根のAV男優・不詳 (8)
妻に貞操帯を着けられた日は・貞操帯夫 (17)
不貞の代償・信定 (77)
妻の浮気を容認?・橘 (18)
背信・流石川 (26)
鬼畜・純 (18)
鬼畜++・柏原 (65)
黒人に中出しされる妻・クロネコ (13)
最近嫁がエロくなったと思ったら (6)
妻の加奈が、出張中に他の男の恋人になった (5)
他の男性とセックスしてる妻 (3)
断れない性格の妻は結婚後も元カレに出されていた!・馬浪夫 (3)
ラブホのライター・され夫 (7)
理恵の浮気に興奮・ユージ (3)
どうしてくれよう・お馬鹿 (11)
器・Tear (14)
仲のよい妻が・・・まぬけな夫 (15)
真面目な妻が・ニシヤマ (7)
自業自得・勇輔 (6)
ブルマー姿の妻が (3)
売れない芸人と妻の結婚性活・ニチロー (25)
ココロ・黒熊 (15)
妻に射精をコントロールされて (3)
疑惑・again (5)
浮気から・アキラ (5)
夫の願い・願う夫 (6)
プライド・高田 (13)
信頼関係・あきお (19)
ココロとカラダ・あきら (39)
ガラム・異邦人 (33)
言い出せない私・・・「AF!」 (27)
再びの妻・WA (51)
股聞き・風 (13)
黒か白か…川越男 (37)
死の淵から・死神 (26)
強がり君・強がり君 (17)
夢うつつ・愚か者 (17)
離婚の間際にわたしは妻が他の男に抱かれているところを目撃しました・匿名 (4)
花濫・夢想原人 (47)
初めて見た浮気現場 (5)
敗北・マスカラス (4)
貞淑な妻・愛妻家 (6)
夫婦の絆・北斗七星 (6)
心の闇・北斗七星 (11)
1話完結■不倫・不貞・浮気 (18)
■寝取らせ (263)
揺れる胸・晦冥 (29)
妻がこうなるとは・妻の尻男 (7)
28歳巨乳妻×45歳他人棒・ ヒロ (11)
妻からのメール・あきら (6)
一夜で変貌した妻・田舎の狸 (39)
元カノ・らいと (21)
愛妻を試したら・星 (3)
嫁を会社の後輩に抱かせた・京子の夫 (5)
妻への夜這い依頼・則子の夫 (22)
寝取らせたのにM男になってしまった・M旦那 (15)
● 宵 待 妻・小野まさお (11)
妻の変貌・ごう (13)
妻をエロ上司のオモチャに・迷う夫 (8)
初めて・・・・体験。・GIG (24)
優しい妻 ・妄僧 (3)
妻の他人棒経験まで・きたむら (26)
淫乱妻サチ子・博 (12)
1話完結■寝取らせ (8)
■道明ワールド(権力と女そして人間模様) (423)
保健師先生(舟木と雅子) (22)
父への憧れ(舟木と真希) (15)
地獄の底から (32)
夫婦模様 (64)
こころ清き人・道明 (34)
知られたくない遊び (39)
春が来た・道明 (99)
胎動の夏・道明 (25)
それぞれの秋・道明 (25)
冬のお天道様・道明 (26)
灼熱の太陽・道明 (4)
落とし穴・道明 (38)
■未分類 (571)
タガが外れました・ひろし (13)
妻と鉢合わせ・まさる (8)
妻のヌードモデル体験・裕一 (46)
妻 結美子・まさひろ (5)
妻の黄金週間・夢魔 (23)
通勤快速・サラリーマン (11)
臭市・ミミズ (17)
野球妻・最後のバッター (14)
売られたビデオ・どる (7)
ああ、妻よ、愛しき妻よ・愛しき妻よ (7)
無防備な妻はみんなのオモチャ・のぶ (87)
契約会・麗 (38)
もうひとつの人生・kyo (17)
風・フェレット (35)
窓明かり ・BJ (14)
「妻の秘密」・街で偶然に・・・ (33)
鎖縛~さばく~・BJ (12)
幸せな結末・和君 (90)
妻を育てる・さとし (60)
輪・妄僧 (3)
名器・北斗七星 (14)
つまがり(妻借り)・北斗七星 (5)
京子の1日・北斗七星 (6)
1話完結■未分類 (1)
■寝取られ動画 (37)
■失敗しない為のライブチャット格安攻略 (5)

最新記事

月別アーカイブ

検索フォーム

訪問者数

現在の迄訪問数:

現在の閲覧者数:

RSSリンクの表示

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

最新コメント

QRコード

QR