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闇文庫

主に寝取られ物を集めた、個人文庫です。

花 濫 第2章はじめての不貞1

漆黒の闇の中に、ぐりぐり坊主頭で日灼したにきび顔に澄んだ瞳を輝かせて、洗いあげた黒の学生服姿に身を包んだ大学に入学したころの浩二のりりしい姿が、遠い記憶のようにぼんやりと泛んだ。あの頃あたしは浩二を異性として眺めたことさえなかった。夫の友人の感じのいい田舎少年を東京に馴れるまで、しばらく預かるという義務感だけで浩二を意識していた。浩二自身まだ日向くさい子供だったような気がする。萌出た若葉のように、ふと気が付くと、いつの間にか濃い緑の成葉になっていたというような感じが強い。  冴子が浩二を異性としてはじめて意識したのは、浩二が三年生の夏のあのときではなかったかと冴子はいま思う。                     
 浩二が三年生の夏休みだった。浩二は帰郷せず、東京でアルバイトをしながら、テニスの合宿練習に励んでいた。二十日近い合宿が終って家に帰ってくる日の午後だった。とかく淡白な食事を好む夫と油ぎった濃厚な食事が好きな浩二の二人のメニューづくりは冴子の悩みの種だったが、今夜は久し振りに帰ってくる浩二のために、夫にコールドビーフを付き合ってもらおうと、買い物に出かけようとしたら俄に夕立がやって来た。風が荒れ豪雨が叩き付けるように降り、雷鳴が轟いて冴子は自分の部屋で小さくなっていたとき、玄関が勢いよく開いた。
 驚いて出て見ると、そこに浩二がびしょぬれで立ち、そのすぐ後ろに若い娘がこれも長い髪から雨の滴を垂らしながら立っていた。女子学生であることは一目でわかった。薄い袖無しの白いブラウスが雨に濡れて肌にぴったりとくっつき、ブラジャーだけの裸体のように肌を浮かび上がらせていた。匂いたつような若い健康な肢体のもち主で、丸顔の素姓のよさそうな愛くるしい娘だった。    
 その娘と玄関の三和土に滴をしたたらせながら並んで立った浩二は、スポーツシャツを脱いで娘にかぶらせたので、ランニングシャツ一枚の姿であった。
 躯に張り付いたランニングシャツを通して、筋肉質の体が塑像のように逞しく息づいていた。冴子は浩二の肉体にその時はじめて男性の匂いをかいだような気がした。浩二に寄り添うようにして立っている娘の柔らかそうな弾んだ身体との対比が一層浩二の男らしさを強調したのかも知れない。その時、冴子はその娘に対して言いようのない嫉妬が込みあげてきた。生れてはじめての悪寒に襲われたような激しい嫉妬心の噴出だった。     「風邪をひいたらどうするのよ! 」                   
 思わず上げた声が尖っていた。                     
 あれは異性に感じた嫉妬ではなかったと、そのとき冴子は思っていた。まるで発光体のように燃えている若い息吹を発散させている二人の若さに対する嫉妬だったと思った。だか後になって考えると、やはりその時浩二をはじめて男性として意識し、冴子の中の女の本性が嫉妬の炎を燃え立たせたに違いなかった。        
 その後に起こった浩二との情交は、決して偶発的ではなく、既にその時冴子の裡に、浩二に対する情念が燃えはじめていたのだった。考えて見れば冴子は浩二と七才しか違わない。夫との年令差よりずっと近いし、浩二とは同じ二十代の若さを共有出来る若者同志であった。夫は既に中年から初老に向かいつつあり、浩二や冴子とは世代の異なる存在だったのだが、夫婦として長く暮しているうちに、冴子は何時の間にか夫の世代に自分を合せるようになっていたのだった。それが若い浩二の出現により、本能的な冴子の中に眠っていた若さが触発されて目覚めたのだろう。
 浩二との間は、その後どちらからともなく接近し仲のいい姉弟のように推移して行ったが、浩二が卒業して就職し、会社の寮に移り住むまで冴子との間にはこれというトラブルも起こらなかった。                      
 寮に移ってからも、浩二は月に何度かは実家に帰って来るような気安さでやって来ては夕餉を共にしたり泊まって行ったりしていた。              
 「ママ、今夜は すき焼きが食べたいと思ってさ。デパートに寄って一番旨い肉をくれと行ったら、百グラム千円もする近江牛をくれたよ」           
 少し多めに買ってきておいたと、一キロもある肉の包みを冴子に突き付けて、冴子の準備したものなど無視して夕食をすき焼きに決めてしまう。強引で一方的で身勝手な浩二の性格は、一見はた目には迷惑とも映るが、そういう日は木枯しの吹く寒い日だったり、意外と相手のことを思いやった行為が多く、ぞんざいな言葉のの裡に、きらりと光るような思い遣りが秘められており、押し付けが愛らしく感じられるほどにお互いが理解していたので、時には腹を立てながらも、しばらく来ないと夫か冴子が安否を気遣って電話することもしばしばだった。 二年前の二月二十日だった。夫が北海道にアイヌ語の調査に出張中の朝だった。冴子が一人の朝食を終えて部屋から庭に咲き満ちた椿を眺めていた時、突然浩二から電話があった。 「ああママ? ぼくね、急にロンドンへ転勤することになったんだ。昨日一応の荷物は送り出したんだけど、今日で寮は明け渡すことになっているんだ。今夜から出発まで泊まらせてくれる?」                    「えっ、何ですって………。ロンドンって、あのロンドン?」        
 「ママ何言ってるんだ。英国のロンドンに決まってるじゃないか。寝惚けてるんじゃないの 」                              
 「何時決まったの。そんな鳥が飛び立つような出発ってある? 」       
 「一月前に決まっていたのだけど、別に大した準備もないし、仕事の片を付けたら挨拶に行こうと思っている内に、壮行会やら何だかで今いなってしまったんだ」 
「それで何時出発なのよ。田舎のご両親には会わずに行くの? 」       
出発は五日後の日曜日の夜。田舎には明後日ぐらい一泊で帰って来るつもりです」 
「なぜもっと早く言わないのよ。パパは北海道に出張中なのよ。まあ土曜日の晩には帰ってこないわ、出発までには会えると思うけど…………」        
 相変わらずの一方的な電話に冴子が腹を立ててみてもはじまらなかった。田舎に二日帰ると言っていたから、ここには今夜と出発の前の二日だけ泊まる予定らしい。それならば夫がいない今夜思いきり日本の濃い味を食べさせてやりたいと考えた。
「今夜は何時頃来られるの? 。夕食は食べられるの?」          
 「パパが居ないのに行っちゃあ悪いかな」                  
「今更何言ってんの。それより夕食の準備がありますから、時間だけは教えて。特に食べたいもの何かある?」                        
「八時までには行けると思う。食べ物は何でもいいよ。ただし酒は日本酒がいいな」 
 会社のデスクからの電話らしく、用件が済むとあわただしく浩二は電話を切った。
 冴子は急いで身支度すると、新宿のデパートに買い物に出かけた。酒は会津の吟醸酒にし、地鰻の蒲焼、茶碗蒸、若いから沢山食べられるように、旬の魚を豊富に入れ、浩二の好きな金糸卵を沢山並べた散らし寿司に、田舎料理として里芋と油揚げと白菜の煮付けも用意した。デパートの食品売り場を半日歩き回り買い物を済ますと、最後に男物の売り場で餞別代りにと結城紡の合せの着物を一揃い買い求め、昼食も摂らずに帰宅すると、夜来る筈の浩二がジーパンにアノラック姿で玄関前の歌舞伎門の石段に腰を下ろして待っていた。    
 「あら、今夜遅く来るはずだったでしょう? 」               
 「そのつもりだったんだけど、会社に居てももう仕事はないし、荷物は送ってしまったし、することもないから来てしまったんだ」             
 紬を友禅染めにし、山椿色の地に銀糸で飛鳥を浮出して散りばめた訪問着を着た冴子をまぶしそうに仰ぎ見ながら言った。                   
 「パパは何時帰って来るの? 」                      
 「土曜日よ。早く教えないから帰って来てびっくりするわよ」         
 「そうだな。三年ほどのロンドンだし、必要があれば何時でも帰れるんだから大袈裟にしない方がいいと思って………………」                 
 歌舞伎門から玄関に向かう千鳥に配した飛石を石蹴の格好で片足で跳びながら冴子の後に付いて来る。                            
「何言ってんのよ。国内のそこに行くのじゃないのよ。田舎のご両親も驚かれたでしょう」  
 「うん。まだ転勤のことは言ってないんだ。帰ってから言えばいいと思って……」 「それ本当なの? 冗談じゃないわよ。ご両親は…………」         
 相変わらず石蹴りをしながら後を付いてくる浩二の無神経さに腹が立ち、睨み付けてやろうと振り返ったそのとき、思いきり跳んできた浩二が、あっ、と声をあげながら向き直った冴子の正面に飛び込んで来た。
 冴子に浩二が抱付くような格好で二人は転倒した。さすがに若い浩二は敏捷で、冴子の上になって倒れながら下敷きになった冴子の後頭部に自分の腕を回して飛石に冴子の頭が激突するのを防いだ。
 それでも転倒の衝撃に一瞬朦朧となった冴子が、はっ、と気が付いたとき、倒れた姿勢のままで浩二に組敷かれていた。目の前に浩二の汗ばんだ日焼けした顔があり、鋼のような硬い浩二の両腕がしっかりと冴子の顔を包んでいた。声を出そうとした瞬間、唇に浩二の熱い唇が押し付けられた。しゃにむに唇をこじ開けて舌を侵入させてくる強引さは、浩二の未経験と一直さのせいだと冴子はとった。若い野獣のような浩二の体臭が、むっ、とする強さで冴子の鼻孔を刺激していた。    
 怒りも憎悪も感じなかった。冴子は後でその時のことを思い出して、男と女の交わりの機縁は、思うほどの愛情とか勇断とか時間とかを必要とするものではなく、ふとした機会に平素の理性や教養が消え、それぞれの本性が剥き出しになれば、いとも簡単に情交することが出来ることを実感として悟った。          
 あの日、玄関の前に散らばった買い物を二人は無言のまま慌てて拾い集め、近所の視線を気にしながら家の中に飛び込んだ。                 
 居間に落ち着いてからも二人は無言のままだった。袋の破れた買い物を調理台に並べてから、食卓に向かい合って座ったまま二人は視線を交え合っていたが、想いが交錯して満ち溢れた時、浩二が立ち上がって冴子の座っている椅子の前に立ち、静かに冴子を抱き締めた。冴子は呪詛に魅入られたように立ち上がり自ら浩二の厚い胸の中に埋れるように顔を沈めていった。                 
 自分でも理解出来ない行動だった。峻絶な絶壁に立って、身が引き込まれるような幻覚に襲われるように、浩二の強烈な男の精に冴子の女が吸引された状態だった。立ったまま長い抱擁と接吻の繰り返した後、浩二は軽々と冴子を抱きあげ、椅子に腰をおろして冴子を膝に斜めに載せた。浩二に支えられた背が不安定で、少しでも浩二の腕の力が衰えると、後ろへ倒れそうになって、脚をばたつかせるので、着物の前がしだいにはだけて、長襦袢の緋が割れ艶やかな膝があらわになる。何度か直そうとするがうまく起き上がれない。浩二の膝の上でほとんどあおむけに反りかえった格好で冴子は浩二の唇を受けていたからだ。    
 不安定な姿勢を支えようと浩二の首に両手をまわしてしがみ付けたのを、浩二がどう受け取ったのか、着物の上から乳房に手を這わしてきた。ぎゅっと乳房を握られたとき、冴子は一瞬理性を失って声を出したような気がする。浩二の膝の上で裾がさらに割れて太腿が露わになり、そこへすかさず浩二の掌が伸びて来たときに、はっと冴子は我に帰った。 「いやよ。もうやめにしましょ」             
 滑り落ちるように滑り浩二の膝から降り、着物の乱れを直しながら逃げるようにキッチンを出た。      
 小走りに廊下を走り自分の和室に逃げ込み、鏡台の前に座った。口紅がはがれてまだらになり、瞳が濡れそぼって顔が上気していた。乱れた髪を直しながら胸の動悸の静まるのを待った。ともかく着替えなければと、帯を外し着物を脱ぎ長襦袢の細紐をときかかったとき、硝子障子が静かに開いて浩二が入って来た。     
 正面から冴子の顔に目を据え、酒にでも酔ったように紅潮した面持でためらわずに真直にやってくると、薄紫の長襦袢の袖から腕を抜いたまま、あわてて前を内側からつまみ合せている冴子を、当然のように抱き締めた。            
 長襦袢の中に両腕を入れたまま強烈な力で抱き締められ、全身が絞り上げられるような、奈落へ落ち込んでいくような圧迫感に、冴子は一瞬気が遠くなっていた。思考が中断し朦朧と男臭い暖かい霧に包まれたような感覚がしびれるような陶酔をもたらした。逃げることも、抵抗することも出来なかった。男の肉に包まれて身体が自然に溶けていくような感じだった。締上げられる苦しさには甘美な痛みがあった。        
 冴子の閉じた唇を強引に舌で押し開いて侵入してきた浩二に、どうしてあのように容易に迎合の証のように閉じた歯を開いて、煙草の臭う浩二の舌を口腔の奥深く招き入れたのか、自分でも分からない。接吻したまま浩二の手が、長襦袢の合せ目を内からきつく閉じているのに、その隙から安々と侵入してきた。浩二の大きな掌が豊かな乳房を丸ごと掴むように包んだとき、羞恥と興奮にその手を振払らおうと夢中で長襦袢の合せ目をしっかりと掴んでいた手を離した瞬間、あっと思う間もなく絹の長襦袢は、反り身になっていた冴子の身体を滑って前を露わにしてしまった。
 裸にされた胸の谷間にアノラックを脱いでワイシャツだけになった浩二の硬い肉体の体温がじかに伝わり、下腹から脚にかけてざらついたジーパンの生地がふれていた。片方の乳房を愛撫していた浩二の掌が何時の間にか下腹部を滑って、陰毛を分けてながら複雑な粘膜の襞をまさぐり陰核を捕らえようした。         
「いや! 」                               
 と声をあげて、両手を前に回して防ごうとしたとき、身体がバランスを失い、浩二がのしかかる格好で後ろに倒れた。畳みに後頭部をしたたか打ち、目の中に火花が散って瞬間ぼーっと意識が薄れかかり、はっと気が付いた時には、浩二が冴子の露わになった下腹部を抱き抱えていた。                   
 あわてて両足を閉じようとするのを、浩二は隙を与えず強引に股間に自分の顔を割り込まして、丁度冴子自身が浩二の顔を挟み込んだような格好にしてしまった。花芯に浩二の鼻が冷たく触れていた。                      
「はじめて見るんだ。もっとよく見せて…………」             
 冴子は股間に浩二の呻くような声を聞いた。                    息苦しくなったのか、潜水から夢中で水面に顔を上げるように、大きな呼吸をしながら上半身を上げた浩二は、起き上がろうとする冴子を、敏捷な動作で身体の向きを変え冴子の胸を膝で押えつけた。                    
 浩二の身体は冴子と反対の位置になって、両膝で冴子の胸を起きられないように挟み、両掌で冴子の膝を掴み万力のような力で冴子の脚を開いた。冴子も必死の思いで脚を閉じようともがいたが、若い男の力にはあがらえない。じわじわと股間が白日の明るさの中で押し広げられていくのが、たとえようもない羞恥になって、花芯に冷たい空気を感じたときには、思わず両手で貌を覆ってしまった。それと同時にどうしたことか全身の力が呪詛にでもかかったように抜けて、これでは駄目だと気を取り戻して両足に力を入れようとした瞬間に、あっ、という早さで思いきりよくこれ以上広がらないほどに押し広げれていた。
 きれいだね、かすれたような声を冴子はまた股間に聞いた。
 浩二の指で陰唇が思い切りよく割られるのが感じられた。気持は防衛しているのだが、何時の間にか躯が自然に迎合して膣から流れ出る多量の蜜が臀を濡らし始めているのがわかった。               
 その密壷をいじる男の指が隠微な音をたてた。冴子は溢れ続ける自分の体液を浩二に見られる羞かしさ息を嚥んだ。浩二の指が溢れる中に侵入し膣襞に触れた途端、激しい官能の刺激が全身に拡散して思わず声を上げた。            
 冴子の貌のうえの浩二のジーパンから男の憤怒したものが突き出て顔に当たっていた。チャックを外して握り締める余裕があったわけではない。浩二がそうしたのか偶然チャックがはずれたのかわからないが、開いたズボンからそれが躍り出たのだ。巨大で弾力に満ちた亀頭が冴子の頬を突いてくる。貌に当たるのを防ごうと掌を添えて冴子は仰天した。それは冴子の想像を絶するほど巨大で鋼鉄のように硬く熱鉄のように熱かったからである。
 夫のものしか知らない冴子にとって、それは信じられないほど壮烈さだった。これが若い男のものなのか、と思わずそれに触れていた。柔らかな冴子の掌が触れるとそれはさらに大きく硬くなって冴子の掌のなかで脈動しはじめた。浩二がズボンを脱ぎながら身体をずらせて、浩二を見上げる冴子と視線を絡ませながら、無言のまま冴子に覆いかぶさり、毛の多い硬い脚で冴子の両腿を割って、怒り狂った男根を冴子の局部にあててきたとき、冴子は目をつぶった。男根は冴子の陰唇の周りを何度も突くが、焦点が定まらず、いたずらにあせりを繰り返している。              
 しだいに浩二のあせりの呼吸が大きくなり、ついには呻くような声を出しながらじれるが、浩二は自分の怒り狂ったものを冴子の中へ埋没させることが出来ない。何度目かに冴子はたまりかねてそれに掌を添えた。浩二がこわごわと目標を捕らえて陥没を開始しはじめたとき、冴子は今まで経験したことのない埋没感に思わず息を呑んだ。   
 冴子の膣を押し開きながら入ってくる感じが、夫とは全く違う。膣壁を拡張し切らせて侵入してくる感じが荒々しく制圧的で有無を言わせぬ強引がある。
 これ以上は無理よ、と冴子が極限状態の痛みを感じて拒否の叫びを上げようとすると、冴子の奥から信じられないほど多量の粘液が溢れ出て、その潤滑作用によって膣壁はさらに伸び切って貪欲に浩二を呑み込んでいく。押し込まれる度に痛みが奔るが、次の瞬間痛みはその数倍の快感へと変化していく。その感じはいままで冴子が味わったことのないしびれるような悦楽となって躯中へ爆風のように拡散していく。  
 亀頭を埋没し終えると、浩二は一気に腰を力強く押した。冴子はまるで躯の芯を貫かれたような恐怖を感じて思わず息を呑み込んだ瞬間に、子宮を中心にして体内に快感の爆発が起った。冴子は、ひえー、と思わず無我の嬌声を放っていた。  
 子宮を圧して冴子の性器を完全に充填した浩二は、しばらくそのままに静止して、ゆっくりと冴子に躰を重ねて乳房に唇を当てていた。             
 夫のものが奥深く埋没たときに子宮に触れる快感は幾度か経験したことがある。だから浩二の陰茎が子宮に到達したときこれで埋没は終ったと思ったのに、浩二はしばらくの静止のあと上体を持ち上げてさらに子宮を圧しながら侵入してくる。まだ完全に埋没し切っていないらしい。冴子は浩二の途轍もない長さには思わず息を吸い込んで恐怖の声を上げていた。
 深淵部に達して、ふたりの鼠蹊部がぴったりと密着しおわると、浩二は冴子に唇を求めながら静かに律動をはじめた。夫の複雑な動きと違って一途に律動する単純な動きではあるが、埋没時には下半身全部に浩二が入り込んでくるような拡充の衝撃があり、抜き出るときは内蔵がさらわれるような恐怖があった。
 なによりも冴子を驚かせたのは浩二の熾烈なエネルギーと情熱だった。夫は優しく冴子をまるで高価な美術品のように丁寧に扱うが、浩二は冴子の躯にいどみかかるような激しさで冴子をいたぶる。ふたりの下腹がぶつかり合って肌が鳴り股間に溢れた体液が散って音を立てるすざまじさである。このままでは壊れてしまう、と冴子は思った。
 しかししばらくしてふと気が付いてみると、こんな激情的な猛攻に冴子は合ったことがないのに、驚いたことには、いつのまにか自分がひとりでに浩二の激情に敢然と立ち向かって、腰を振り脚を絡め膣を収縮して呼応ているではないか。女性は本性として防御本能が備わっており、無意識に抵抗するというのが冴子の常識だった筈だが、今は経験したこともない激しい性交に、自分の躰はとまどいながらも、その激情に自然に迎合しているのは、一体どういうことなのだろうか。
 何時のまにか自分が最初余裕をもって導いた筈の浩二に翻弄されて狂い、最後に浅ましい狂態に身を揉み嬌声を張り上げて浩二にしがみ付いていた。意識はすでに朦朧とし、目の前に無数の花火が散っていた。快楽は絶頂をきわめ、冴子が今まで経験したことのない高みに突き上げられ、さらに無限のかなたに揚がっていく。歓喜の震えが全身を貫き快感が躯の芯で爆発を繰り返す。生れて初めての経験である。これ以上の快感は死に至るような恐怖に襲われるが、躯はさらに無限の快楽に上昇していく。
 浩二が最期を迎え、呼吸を荒ませ全身を痙攣させながら冴子の奥深くに若い男の印を噴出したとき、冴子はまた驚いた。夫では信じられない熱さと量の体液が、ポンプ仕掛のような強烈な力を含んで、子宮を圧するように幾度も放射されたからだ。さらに恐愕したのは浩二は幾度も多量の放出を繰り返したのに、冴子の中で、ほんのわずか小さく萎えただけで、はっと、冴子が気付いたときには、もう彼女の中で屹立し動き始めていた。
結局、昼食も摂らずにふたりは狂っていた。                
 午後のうららかな陽がさす和室は、青い畳に冴子の山椿色の着物や薄紺の長襦袢、
白い足袋にピンクのスキャンティー、浩二の赤いアノラックやジーパンが華やかに
乱れ散り、その中に冴子の真っ白い裸体と浩二の琥珀色の硬い身体体が絡み合って、
さまざまな淫猥な体位でもつれながら蠱めいていた。
 明るい障子は閉じ切られほのくらい室内は、ふたりの躯からほとばしり出る体液
と汗のにおいに冴子の化粧の香りを隠微に混じらせて、二月の暮方とは思えない熱
気に満ちたあでやかさであった。静かな家の中にときたま冴子の嬌声が静寂を切り
裂くように響いた。      冴子が気が付いたのは、もう暮方だった。
 ほの昏い室内に障子だけが僅かな暮色を残して白く浮いて見えた。浩二の太い硬
い腕を枕にして彼の胸の中に顔を埋めるようにして眠っていた。浩二の掌腕が冴子
の汗ばんだ乳房に置かれ、ふたりの脚は複雑に絡んでいた。浩二と同時に果てたま
まの格好で眠り込んでしまったらしい。
 浩二を起こすまいと気を使いながら冴子は、そっと浩二の身体を解いて起きあが
ると、ふらつく脚を床柱にすがって支えながら、押し入れから毛布を出して浩二に
掛けた。毛布の端を浩二の子供のような優しい寝顔にかけながら、ふと、いとしさ
が込みあげてきてその唇に軽く接吻した。腰に力が入るたびに股間から浩二の残し
たものが、どっと溢れ流れる。下穿は付けずに、急いで散らばった衣類を片付け、
浩二の横に夫の浴衣を置いてから、音を立てないように気を使いながら部屋を出て
シャワーを浴びに浴室に向かった。        
 素肌にスリップを着て毛編みの白いニットのセーターにギャザの多い紺色のスカ
ートを付け、冴子は風呂場の鏡の前に立った。化粧は落したのに顔の肌は薄化粧を
したように艶やかである。頬も軽く紅をはたいたように血色がいい。瞳は妖艶に潤
み眦が少したるんで疲労の後がうかがえるが、それは明らかに媾合のあとの淫蕩な
妖気を含んでいる。たしかに自分の躯が強烈な媚薬を嚥んだように、妙に潤ってい
るにがはっきりとわかる。渇き切っていた躯に清烈な水を思いきり呑んだような充
実感がある。新しい下穿はもう濡れそぼっている。浩二は一体どれほどの量の体液
を注ぎ込んだのだろう。   
 それにしても若さとはこういうものなのだろうか。冴子はキッチンの椅子に腰を
下ろし、気倦るい陶酔の抜け切らぬ躯を机に伏せて考えていた。本当の男というも
のを自分は今日まで知らなかったのだ、という思いが強い。今のいままで夫のあの
優しさが男というものだ、と信じていた。男と女とはこうも激しく生死を超越した
ような激情の中で、思いもよらぬ歓喜の官能を奪い合い、肉体の全能力と力をぶつ
け合いながら汗みどろになって一体化し溶け合うことが出来るとは…………。冴子
にとってこの体験は夢の中の出来事のように思えて、つい先程体験したばかりのこ
とで、相手もまだ自分の部屋で眠っているというのに、現実感がなかった。   
 今夜のために買ってきた食品の半分も時間がなくて料理出来なかったが、やっと
散らし寿司と鰻を料理し食卓に並べたとき浩二が起きてきた。夫のウールの浴衣を
着て、不恰好に腰紐を結んで照れたような顔でドアを少し開けて冴子の瞳を覗き込
んだ。  
  1. 2014/12/02(火) 15:05:57|
  2. 花濫・夢想原人
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妻の浮気を知ってしまった。・美作 (2)
ピアノレッスン・悦 (5)
アルバイト・凛 (14)
元ヤクザの情婦にされた妻・574 (13)
観光温泉ホテル・公務員亭主 (16)
奥手でおとなしい妻が後輩に仕込まれた・名無し (6)
寝取られ妻が本気で妊娠まで・浩二 (5)
ナース妻を寝取られて・由美子命 (10)
写真館派遣の妻・無知な夫 (7)
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イケメン部下と妻・・・リュウセイ (9)
変貌する妻・雄治 (18)
僕の厄年・田舎おやじ (10)
訪問介護・サンコウシン (6)
狙われた人妻・亜紀・恋愛小説家 (7)
マラソンを愛する妻・スポーツトレーナー (3)
妻が汚れてしまった・常陸の親方 (10)
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妻の二人の夫・妻を愛する夫 (27)
見えない檻・生き物係り (30)
美樹がやられた・無能な夫 (41)
愛妻を・・・・川島クロード (12)
序破急・中務 (75)
月の裏側・久生 (14)
婚約者の調教動画が見つかって (12)
官舎 送別会・公務員 (5)
撮られていた妻・スネ夫 (8)
夫婦の恩返し・赤とんぼ (8)
1話完結■職場関係 (20)
■義父または近親 (65)
妻は義父のモノ・クスコ (3)
イトコと親友に、そして・・・ ・正光 (16)
巨乳妻・ゆうき (18)
家族遊戯・六郎汰 (14)
疑わしい行動・圭太 (9)
妻の絶頂・こうくん (5)
■隣人または友人 (491)
はちきれそう・ゆう (7)
仕掛けられた糸・赤いかげろう (6)
本当のこと。・一良 (14)
リフォーム・とかげ (22)
友達・悦 (13)
悪夢・覆面 (10)
ビデオ・はじめ (4)
言えない真実、言わない真実・JOE (17)
私しか知らなかった妻・一樹 (3)
妻の秘密・光一 (54)
清楚人妻 一夜の陵辱劇 ~親友に騙された~・仁 (6)
俺が負けたので、彼女が手コキした (5)
惨めな自分・子無き爺  (6)
田舎・マス夫 (16)
秘密・POST (14)
新妻の幻想・TAKA (4)
遠方よりの友・ちかこmy-love (11)
管理組合の役員に共有された妻・エス (136)
団地・妄人 (50)
抱かれていた妻・ミリン (18)
パーティー・ミチル (33)
友人・妄僧 (7)
甘い考え・白鳥 (22)
乳フェチの友人・初心者 (6)
1話完結■隣人または友人 (7)
■インターネット (54)
チャットルーム・太郎 (19)
オフ会・仮面夫婦 (10)
ターゲット・アイスマン (5)
奇妙な温泉宿・イワシ (14)
落書きの導き・マルタ (4)
1話完結■インターネット (2)
■旅先のアバンチュール (63)
バカンス・古屋二太郎 (7)
妻との旅行で・けんた (5)
無題・ざじ (10)
A温泉での忘れえぬ一夜・アキオ (18)
露天風呂での出来事・不詳 (2)
たった1度の体験・エロシ (9)
旅行・妄人 (12)
■医者・エステ・マッサージ (62)
孕まされた妻・悩める父親 (7)
とある会で。 ・けんじ (17)
亜希子・E-BOX (14)
子宝施術サービス・かえる (23)
1話完結■医者・エステ・マッサージ (1)
■借金 (56)
私達の出来事・不詳 (9)
私の罪・妻の功・山城 (9)
失業の弱みに付け込んで・栃木のおじさん (3)
変貌・鉄管工・田中 (5)
借金返済・借金夫 (5)
妻で清算・くず男 (5)
妻を売った男・隆弘 (4)
甦れ・赤子 (8)
1話完結■借金 (8)
■脅迫 (107)
夢想・むらさき (8)
見えない支配者・愚者 (19)
不倫していた人妻を奴隷に・単身赴任男 (17)
それでも貞操でありつづける妻・iss (8)
家庭訪問・公務員 (31)
脅迫された妻・正隆 (22)
1話完結■脅迫 (2)
■報復 (51)
復讐する妻・ライト (4)
強気な嫁が部長のイボチンで泡吹いた (4)
ハイト・アシュベリー・対 (10)
罪と罰・F.I (2)
浮気妻への制裁・亮介 (11)
一人病室にて・英明 (10)
復讐された妻・流浪人 (8)
1話完結■報復 (2)
■罠 (87)
ビックバンバン・ざじ (27)
夏の生贄・TELL ME (30)
贖罪・逆瀬川健一 (24)
若妻を罠に (2)
範子・夫 (4)
1話完結■罠 (0)
■レイプ (171)
輪姦される妻・なべしき (4)
月満ちて・hyde (21)
いまごろ、妻は・・・みなみのホタル (8)
嘱託輪姦・Hirosi (5)
私の日常・たかはる (21)
春雷・春幸 (4)
ある少年の一日・私の妻 (23)
告白・小林 守 (10)
牝は強い牡には抗えない。・山崎たかお (11)
堅物の妻が落とされていました・狂師 (9)
野外露出の代償・佐藤 (15)
妻が襲われて・・・ ・ダイヤ (6)
弘美・太郎棒 (11)
強奪された妻・坂井 (2)
痴漢に寝とられた彼女・りょう (16)
1話完結■レイプ (5)
■不倫・不貞・浮気 (788)
尻軽奈緒の話・ダイナ (3)
学生時代のスナック・見守る人 (2)
妻・美由紀・ベクちゃん (6)
押しに弱くて断れない性格の妻と巨根のAV男優・不詳 (8)
妻に貞操帯を着けられた日は・貞操帯夫 (17)
不貞の代償・信定 (77)
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売れない芸人と妻の結婚性活・ニチロー (25)
ココロ・黒熊 (15)
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死の淵から・死神 (26)
強がり君・強がり君 (17)
夢うつつ・愚か者 (17)
離婚の間際にわたしは妻が他の男に抱かれているところを目撃しました・匿名 (4)
花濫・夢想原人 (47)
初めて見た浮気現場 (5)
敗北・マスカラス (4)
貞淑な妻・愛妻家 (6)
夫婦の絆・北斗七星 (6)
心の闇・北斗七星 (11)
1話完結■不倫・不貞・浮気 (18)
■寝取らせ (263)
揺れる胸・晦冥 (29)
妻がこうなるとは・妻の尻男 (7)
28歳巨乳妻×45歳他人棒・ ヒロ (11)
妻からのメール・あきら (6)
一夜で変貌した妻・田舎の狸 (39)
元カノ・らいと (21)
愛妻を試したら・星 (3)
嫁を会社の後輩に抱かせた・京子の夫 (5)
妻への夜這い依頼・則子の夫 (22)
寝取らせたのにM男になってしまった・M旦那 (15)
● 宵 待 妻・小野まさお (11)
妻の変貌・ごう (13)
妻をエロ上司のオモチャに・迷う夫 (8)
初めて・・・・体験。・GIG (24)
優しい妻 ・妄僧 (3)
妻の他人棒経験まで・きたむら (26)
淫乱妻サチ子・博 (12)
1話完結■寝取らせ (8)
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