主に寝取られ物を集めた、個人文庫です。
宏美、美智代に続いて、三番目はぽっちゃり顔の睦実だった。赤茶色のジャンパースカートに黄色のセーターというマタニティ姿だった。パンストは穿いていなかった。
椅子に腰掛けたときの生脚が妙に艶めかしかった。お腹が大きいためか、少し膝が開き加減で、太腿の奥のスカートの影になった部分を男たちの眼は気にしている様子だった。いずれ数十分もしないうちに、もろに拝めるというのに、男というものは元来スケベなものである。8人の誰もが、睦実の生脚が動くたびにその部分に視点が集まっていた。
町長が不安げな顔をしている睦実に話しかけた。
「睦実さんですね」
「はい、武藤睦実です」
「睦実さん。今回の話はどのように聞いておりますか?」
「はい、大事な接待だから粗相の無いように・・・と、伺っておりす」
「今、お腹の孕み具合は六ヶ月と聞いてるが、安定してるみたいですね」
「あのぉ、大丈夫なんでしょうか?さっき聞いたところによると、なんか、一晩に三人も相手にするって聞いたもんなので・・・最初は心配してなかったんですが」
「ああ、その点は心配ない。うちの病院で検査した結果、奥さんの経過は順調という話だったよ」
途中で、神田が割って説明した。
そのとき睦実が脚を組んだ。スカートが捲れ、奥が見えそうになり、一瞬だが男たち目が期待した色に変わった。
「まあ、二番目なので、腹の中の子供の様子はなんとなくわかるんですが、・・・流産とかよりも病気の方が心配で、移らないんでしょうか」
「今の時代、かつての性病は、ほとんど眼にすることは無くなったな。お相手する方々も風俗通いの常連じゃ無いから、その点でも安心だ」
神田が説明した。
「むしろ向こうさんが女性の方が病気持ちじゃないかって、心配してるんで、・・・こうして念入りに調べることになったんじゃ」
また、町長が続けた。
「私は全然大丈夫です。夫しか知らないんですから・・・」
「それは結婚後のことでしょ。前はずいぶん遊んでいたって聞いてますよ」
「そんなこと、誰が・・・」
「まあ、そんな噂があるって聞いてるだけで・・・私は今の睦実さんは誠実な奥さんだと思っていますが・・・」
「あの、もし夜中に具合が悪くなったりしたら、・・・大丈夫なんでしょうか」
「大丈夫だ。うちの宮田先生が同じ割烹に待機してます。・・・どうです、安心したでしょう」
また、神田が答えた。睦実が組んだ脚を元に戻した。どうしても男たちの視線がスカートの奥に集まる。
「ああ、宮田先生がいるんなら安心です。でも・・・宮田先生が相手ってわけじゃないんですよね」
「まさか・・・宮田先生は温泉に浸かって、同じ割烹の部屋でくつろいでますよ。
もしも、皆さんに、なんかあったときのために居るんで、・・・睦実さんだけのために居るんじゃありませんがね」
「そうですよねぇ」
宮田というのは相当信頼されている医者のようだった。神田も宮田を推していたが、宮田目当ての患者が多いというのも事実だった。使えるものは、誰でも何でも使う、というのが神田のポリシーだった。
町長がさすがは神田だという合図を眼で送り、にやりと笑って、続けた。
「安心したところで、・・・では、服を脱いで、身体を調べましょ」
「あの、・・・さっき、美智代さんの声があちらの部屋まで聞こえたんですが、今日は最後までするんですか?」
「調べるのは、病気の有無だけじゃなくて、それぞれの奥さんのマンコの様子や喘ぎ声や身体の反応の全てを知らなければ、相手に特徴や好みを伝えられないのでね。
まあ、必要に応じて、何回かは逝ってもらわねばならないんだが・・・」
「こんな大勢の前で・・・」
「ああ、8人もいるからこそ、奥さんの様子があらゆる面で探ることができるんだ。細かいところまで知らないといけないからな」
「そんなものでしょうか・・・」
ゆっくりと立ち上がり、ジャンパースカートを脱ぎ、ハンガーに掛けた。黄色の薄手のセーターとその下から白い妊婦用にパンティが見える。セーターの前が大きく突出していた。六ヶ月前に挿れた種がこんな身体つきに変えたのだと思うとつくづく女の身体とは不思議なものだ。
次に黄色いセーターを脱いで畳んだ。
セーターを脱ぐと白一色の下着だけの姿となり、膨らんだ腹が一層目立った。
そのままの姿で立つように指示され、睦実は立ったまま、その妊婦姿をしばらくの間、鑑賞された。
「六ヶ月とは、ずいぶんお腹が大きくなるもんですな」
「まあ、標準的ですな。でも、町長さんも商工会長さんも妊婦のマンコなんかを拡げてまじまじと見たことはないでしょう」
神田が尋ねる。
「いやぁ、ありませんなぁ。
その点、神田先生は嫌と言うほど見とるんでしょうなぁ。実にうらやましい。産婦人科という科を専攻するなんて先見の明があったもんですな」
「まったくだ。そうそう・・・先生だったら、あの町一番の美人の里沙さんだとか、同級生の彩乃さんのマンコも見たことあるんでしょう?」
「ええ、もちろん。見るだけでなく、・・・ちゃんと指も挿れさせてもらいました」
「どんなマンコでした?やっぱり顔と同じく美マンでしたか?」
「それは守秘義務があるので言えません」
「やっぱり・・・実にうらやましい職業だなぁ」
「ホント、ホント」
くだらない会話を横に、睦実は妊婦用に作られた大きめのブラジャーとパンティ、そして腹帯という姿になっていた。写真を撮るためポーズしていた。
「OK!・・・では、残りも全部脱いで」
「はい」
「睦実さん。当日はもう少しカラフルなブラジャーとパンティにしてくれるかな」
「はあ、ベージュならなんとかなると思いますが、やっぱり白いものだとだめですか?」
「ベージュかね。うううん。・・・白だとちょっと色気にかけるんでなぁ」
「はあ、わかりました」
はじめに白色の腹帯を外し、次いで白いブラジャーもとった。
乳首に肌色の円形のテープが貼ってあった。乳首が敏感になっているので擦れないように乳首を守るためのものだった。ヘチマのように大きく伸びた乳房が印象的だった。乳首にパッドが張っているため色はわからなかったが、黒紫色の大きい乳輪がいかにも妊婦であることを示している。乳房の表面には乳腺が発達していることを示す証拠となる皮膚の膨張の縞が薄く見える。
最後に残った妊婦用の大きな白色のパンティに両手をかけて身体を揺するように脱ぎ始めた。腰の動きに遅れて、発達した乳房が左右に揺れる。そして、両脚からパンティを抜くときに、前屈みなったときに顎の下に垂れた乳房がふたつ見えた。その大きさに皆、眼が釘付けになった。だれかの唾を飲み込むゴクッと言う音が聞こえた。
ゆったりとパンティを脱いだ。股間の底の布地にはパッドがあててあった。下り物対策用だった。粥状の下り物が照明にあたり光っている。パンティからパッドを剥がし、丸めてから、パンティを畳んだ。
「そのまま立ってみて」
妊婦の美しい姿があった。垂れた乳房、大きく前に突出した腹、そして腹の真ん中に潰れて飛び出した臍、臍から下は照明の影になり見えないが、太腿の付け根の黒い翳りが影とは違った漆黒の色合いを見せている。陰毛は宏美より濃く見えた。が、なによりも黒い翳りから膨らんだ腹部にかけてスイカのような妊娠線がところどころ照明に映り、縞状に見えた。
「うん。じゃあ、ぐるっと回って寝てください」
「じゃあ、あの、・・・ベッドに寝るんですか」
「ああ、・・・もしお腹が重たいようだったら横向きになってもかまわないよ」
そして、ベッドに近づいたときなにやら白色の布を手にしているのが見えた。
「奥さん、その右手の中にあるのは何です?」
「ああ、これですか。これはガーゼのハンカチです」
「何に使うんです?」
「ああ、いつもの習慣で・・・いつも主人とするときに使うんで・・・」
「と、いうと・・・」
「うちは、主人の両親と同居してるんです。それで、夜の時の声が漏れると恥ずかしいんで、いつもこれを口に噛んですることにしてるんです」
「そんなに声が大きいんですか?」
睦実が赤くなっている。
「主人が気にしてるんで。・・・それに、これを銜えてする癖がついてしまったんです」
「じゃあ、今日はいつもと同じようにお願いします」
「ええ、こちらこそ」
ベッドに横たわった睦実のそばに待ちかねたように8人が近づいた。神田は見慣れているが、他の7人は興味津々だった。
自分の妻が妊娠したときだって念入りに観察することは無かったはずなのに、なぜ人の奥さんだとこうも興奮するものなのだろうか。
それが今、目の前に妊婦が横たわっている。しかも自分の妻で無い分、思う存分弄くり回すことができるのだ。普段見ることが出来ないこの時期の女の裸を見られるというのは嬉しい限りだった。
ほんとうに睦実がこんなことをよくも承諾したものだ。
「さて、皆さん。今日は妊婦の身体の変化について鑑賞並びに体験して貰いましょう。奥さん!・・・乳首のパッドを外しますよ」
神田の発声に拍手が起こった。馬鹿なことを言っていると睦実の眼が訴えていた。神田がさりげなく両乳首のパッドを外した。習慣的に内側を覗き、乳汁の痕跡を医者の眼で確かめている。
「まず、乳房から・・・このように乳腺が発達して、いわゆるオッパイが張るという状態に次第になっていきます。もうすでにこの時期は搾れば母乳が出て参ります。名川さんお試しになりますか」
神田がヘチマのような乳房の根元を持って説明したあと、ゆっくり手を離すとストンと落ちて垂れた。言われるままに名川が睦実の乳房の根元を両手で掴んだ。
「どうです。揉むと中に少し堅めの部分を感じるでしょう。それが房なんですよ。いわゆる乳房ですな」
「ええっ」
名川はすっかり実習気分になっていた。探るような手つきで乳房を揉み続ける。
「そうしたら、根元の方から乳首の方に向かってその硬い房を扱くようにしてみてください」
「あっ、乳首から何か滲んできた」
「ああっ、ううん」
「あまり強く扱くと痛がるんです。優しく・・・」
「おもしろいもんですね」
顔をしかめている睦実の横で眼を輝かせて母乳を搾っている。
「皆さんも順に、どうぞ。・・・それから。時間もありませんから、あちこちご自由に触ってみてください」
そういって神田は睦実から離れた。
残りの7人の男に取り囲まれ、あちこちから手が伸びて触り始めたる。まず7人が近づいて、真っ先に手が伸びたのはその妊婦のヘチマのような巨乳だった。タプタプとしたその柔らかい乳房をさまざまに弄ぶように揉んで乳汁を搾って納得した。大勢で乳房や乳首を順々に揉むものだから、乳首はすっかり勃起してしまっていた。
睦実は、もともと顔と同様、少し太めのぽっちゃりした体型だが、下腹部にはそれほど脂肪が付いていなかった。
ただ、太腿の付け根には、剛毛に近い陰毛が生えていて、広い面積で股の付け根を隠していた。この点も先ほどの宏美とは対照的だった。
男たちは、目立つ剛毛を掴んでは左右に動かし、また驚いている。
「これは、どうかな。すごいジャングルだな。・・・少し処理させますか」
「うううん、そうだな」
「いや、このままにしときましょう。剃るんだったら、それも彼らの楽しみのひとつすればいい」
小声が耳に届き睦実が不安な顔をした。
「あのぉ、・・・そこ、剃っちゃうんですか?」
男たちはそれには答えなかった。
そして、先ほどの宏美と同じように両脚を抱え上げて、陰唇の観察と蜜壺調べに移った。
もちろん妊娠の有無もあったが、陰毛を含めて股間の造形も宏美とは対照的だった。睦実の剛毛と比べれば宏美のそれは産毛といっても良いくらいだった。
色素沈着しているだろう土手の輪郭も、本来見えるであろう小陰唇も、ぼうぼうに伸びきった陰毛に覆われていて、はっきり見えなかった。
「さあ、今度はマンコですが、自由に触って貰ってかまいません。子供ができれると、女は内側の子宮は大切にします。・・・が、外のほうはとりあえず用済みですから・・・」
妊婦のマンコに、皆興味を示し、一つひとつの部分を確認するように触れる者、蜜壺に指を突っ込んでドライバーの様にグリグリ回している者、あちこち触っちゃ匂いを嗅ぐ者などさまざまだ。
「けっこうマン滓が溜まってますね」
「ああ、もとからグチャグチャネチョネチョしてますからね。洗っても洗ってもおしっこから愛液から下り物なんかも湧き出して溜まりますからね。乾燥している男と違って蒸れて発酵した感じになるんです」
「なんか分厚く、熱持った感じですね」
「腹の子供を守るんで、クッションのように厚く柔らかくなっているんです」
言われるままに何本もの指が蜜壺の中に挿れられていった。
先ほどから睦実にご執心だった町長が今度は股間に陣取っている。最初に陰毛に鼻を近づけ匂いを嗅いでいる。宏美の時は顔をしかめた町長も今回は普通だった。どうやら嫌いな匂いではなさそうだった。
次に町長が両手で、まさに、かき分けると言った言葉が相応しく、陰毛を左右に寄せ分けると妊婦独特のメタリックな灰紫色の小陰唇が餃子のように閉じているのが奥から見えてきた。よく見ると、閉じた小陰唇の合間から溢れそうになっている淫蜜が見えている。下端からは滴になって今にも垂れそうになっている。
「見てみぃ。孕み女は淫乱と昔から言われているが、その通りだ。ちょっと触られたくらいで、もう、愛液が溢れんばかりだ。
よし、開いて中を拝見!」
右手をその閉じた小陰唇に伸ばし、親指と中指を左右の土手にそれぞれあてて、人差し指の先を上手に動かして小陰唇を左右に分けた。
すると外の黒ずんだ景色とは全く違ったピンクの秘肉が現れた。小陰唇の下方には複雑に入り組んだ蜜壺の口が見える。とろとろの蜜液で充満した秘肉は艶めかしく、蜜壺の口はキスをせがむ女の唇のように蠢いている。
町長は、その蜜壺の口に指を添え、入り口をグルリとなぞった。
「ああっ」
睦実の声が漏れる。
「けっこう、敏感!・・・いいよ、この奥さん」
町長が嬉しそうに叫ぶ。そして左右の分かれて丸まって縮んでいる小陰唇をそれぞれ指先で摘み、指で擦る様に伸ばして引っ張った。薄く伸びた様はまるで正方形を対角線で半分にした二等辺三角形だった。
「見てごらんよ、この美しさ」
メタリックな灰紫色の縁からピンクの秘肉に至るまでのグラデーションが美しい色合いを呈していた。土手全体の色素沈着は濃いようで、陰唇下端から菊門にかけてのいわゆる蟻の戸渡りの部分も濃い灰紫色をしていた。
陰毛を剃り上げた後に現れるであろう土手の色と白い肌の色の対比が楽しみだった。
「うっ」
伸ばした小陰唇を臍の方に引き上げた。すると頭巾のように覆っていた包皮が捲れ、既に十分勃起した尖りのピンク色が照明に映えた。
引っ張っていた手を離すとまた尖りは頭巾で見えなくなってしまった。
次に、指を動かし、尖りを覆っている皮の上からそっと押してみる。
「うううん」
尖りに触れるあたりから、いつのまにか睦実はハンカチを口に近づけていた。
「ううう・・・ううっ」
切なそうな眼で町長を見ている。
「うっ、・・・ハンカチを・・・銜えていいですか?」
「ああ、どうぞ・・・いつもの通りに・・・」
睦実は身体から湧き出てくる声を抑えていたのだろう。あわててガーゼのハンカチを口に銜えた。
ハンカチを銜えていても声は大きかった。
「これはまた、オッパイに負けんくらいの大きな豆を付けとるな。武藤君も幸せだな。・・・こんな長いクリトリスは初めて見た」
確かに立派だった。尖りは小指の先ほどもあった。包皮を剥いて現れた時に、膨らんだ大きさもそうだが、長いというのが第一印象だった。
町長が包皮の上からグルンと人差し指の先で強く円を描いた。
「ううううっ」
「確かに!・・・面白いように反応するし、声も大きめだわ。この声が家中に響き渡ったら、そら年寄り夫婦でもおかしな気持ちになってくるわ・・・でも奥さんも気の毒だなぁ・・・思いっきり叫びたいだろうに・・・」
「ううん・・・ううっ」
皮の上から芯を探るように指先で円を描き続けている。睦実は紅潮し、息づかいが喘ぎに変わってきていた。睦実の方も尖りを指先に押しつけようと不自由な身体を揺すりながら、自然と腰が指を追い求めるように蠢き続けている。
「これはひとつ、一回逝かせないと気の毒だな」
「ほんと、殺生ですわ。腰が動き回っておるし、愛液ダラダラになってる」
さらに強く刺激すると声が一段と大きくなり、身体が跳ねるまでになった。
「ややっ、暴れ出したぜ、この奥さん・・・いいよぉ、その調子」
それまで見ていた男たちだったが、その言葉を合図に複数の手が伸びて、乳房を揉んだり、乳首をこね回し始めた。
さらに、町長が尖りを穏やかに責めているその下の蜜壺には、いつの間にか何本もの手が伸びていた。それぞれが蜜壺に指先を挿れて、何かを求めて中を探っているような動きをしている。複数の指を受け入れて蜜壺の口が拡がって歪んでいる。尿道口も何かを待つように、赤い口をポッカリと開けていた。
さらにその下の菊門までにも、複数の指が根元まで刺さって、奥深く探っていた。
沢山の手や指で責められ始め、睦実は狂わんばかりに押し殺した声で叫びだし、一気に悶え始めた。
やがて、声が立てられない代わりにハンカチをあまりにきつく食いしばるものだから、ハンカチは唾でぐっしょりになって、端から糸を引いて垂れていた。
そして、全身がビクビクと激しく動きだしてきた。M字に開いた脚を持つ男の手にも、つい力がこもる。
「んうううっ・・・ううううん・・・うううっ」
「おお、締まってきた」
「ううん、よう、わかる」
「なんか出とるぞ」
「潮かな?・・・いやぁ、わからん」
尿道口から、チョロチョロとオシッコが漏れ出ていたのだ。
睦実は、頭が仰け反り、小鼻がヒクつき、全身をバタつかせている。
「いやいや、大した力だぞ」
「だめだ、脚が・・・脚が」
左脚を押さえたいた男の手が滑って、左脚がピンと伸びた。その勢いで何本かの手が蜜壺や尖りから離れた。
突然刺激が去った睦実は、刺激を求めて一段と激しく悶えだした。指や手を求めて腰が睦実の欲望に従い、大きく動いている。
離れた左脚を元に戻すと、すかさず、男たちがまた元の場所に手を伸ばした。
すると睦実は満足げに、一段を大声で呻き、身体が小刻みに震え出した。
「ううううん」
眉根が寄っている。こめかみに、喉元に、血管が浮き上がっている。小鼻も全開になっていた。
銜えていたハンカチが弛んで、歯が見えた。ハンカチの端から声が細く漏れている。
神田が、あわててハンカチを取り去る。
「あああっ・・・ああああああ」
すると、呻きが嗄れた大声に変わり、静かな部屋に響き渡った。反対に、大きく蠢いていた身体は静かにブルブルと痙攣を始めている。大きな腹が波打っている。
最初の絶頂を迎えようとしていた。全身で、声で、睦実が表現できる精一杯の激しい絶頂だった
やがて、バタッとなり睦実の全身の力が弛んだ。と、同時に男たちの吐息が堰を切ったように聞こえた。
「いやぁ、すごい。さすが、女を知ってる人妻だな」
「いや、これはもうメスそのものだ。こっちまでが汗まみれだ」
「マンコの締まること、締まること・・・食いちぎらそうだった」
「ああ、尻の穴も同じだ」
感想を話し合う男たちの側で町長が真剣な表情でバイブを物色していた。
「では、このバイブでもう一度試してみよう」
尖りも同時に刺激できる大型バイブを町長が手にして蜜壺にあてがった。
「うううん」
蜜液で濡れていたのだが、バイブが予想以上に大きかったため、バイブがなかなか蜜壺に入らない。
町長が両手でグッと押し込んだら、一緒に小陰唇も引き込まれてズッポリと納まった。
そこでスイッチを入れて、押し引きを始めると、たちまち身体ものたうつように蠢き始めた。
確かにハンカチを銜えているものの声が大きかった。スムーズにバイブが出し入れ出来る頃にはハンカチを噛み締めたヒィヒィという喘ぎ声になっていた。
やがてゴクンという恥骨が弛む音がして、身体全体が軋む感じで今にも逝きそうに見えた。
「どれ、存分に声を上げて逝ってみるがいい」
「いやぁ・・・はずかしいぃ」
唾液まみれになったハンカチを睦実から取り上げ、バイブを激しく出し入れし始めた。
「あうっ・・・ああううぅ・・・ああっ」
「なるほど、激しい・・・でもこれが普通の姿かもしれん。・・・それにしても、この奥さんも良い声で啼くなぁ」
そんな感想をよそに、睦実は二回目の思い切りの声を身体の底から上げて、重そうな腹を持ち上げ、大きく仰け反っていった。
感想を述べあう男たちの傍らで、今度は町長がズボンを脱ぎだした。
「どれ、ひとつ、ご相伴してみようかな」
「町長!・・・気に入ったんですな」
「まあな・・・息子が元気になっとる。ほれっ!・・・すぐにでも試さねば」
町長の指さす先には、白髪混じりの陰毛の中から赤黒い逸物が突き出して揺れていた。歳に似合わず大きかった。特に傘が開いていて、女泣かせを自慢するだけのことはあった。
「町長!用心にゴム被せてください・・・たぶん間に合わんと思うよ」
町長は不満げな顔をしていたが、言われるままにゴムを被せて蜜壺にあてがった。バイブで逝った後で、蜜液で十分に潤ってはいるものの、町長の特大の開いた傘の部分が通過するのに時間がかかった。
傘が通過した瞬間、睦実が声を上げ、腰が大きく跳ねた。
「どれ、マンコ一杯に頬張った感じはどうかな。・・・旦那とは比べものにならんだろう」
「いいっ・・・いいいのぉ、それ」
「どれ、動くぞ」
「あああっ、・・・ああああっ」
町長がドスッ、ドスッと不器用なリズムで動く。それに合わせて、ヌチャッ、ヌチャッという独特の交尾音が部屋に響く。
「ホントだ、良く締まる」
ブバッ、ブビッと睦実の蜜壺からの鳴る音が聞こえて、それに応える。部屋にはマンコ臭が満ちていた。
「ああ、良い塩梅だ。・・・見てみぃ、この奥さんの喘ぎ顔!・・・この顔見て、この啼き声聞いとったら、たちまち男は逝ってしまうわ」
「ああっ・・・もう・・・ああっ」
「おお、逝きよるのか?・・・ああ、締まって・・・ああっ、きついぞ」
大きな声を漏らしながら、睦実が何度も何度も大きく頷く。
ハンカチが無くなり、自由になった口からは思い切りの叫びが上がり続けていた。それは割烹中に隈無く響いたのではないかと思われた。
「おっ、とぉ」
声を上げた町長の腰が止まった。急な睦実の締まりで堪らなくなったようだ。
町長は、というと呻きながら、ゴムを介して子種を受け渡している。けっこう溜まっていたのか、静止の時間がけっこう長い。町長は最後の一滴まで渡すような顔つきをしている。
やがて大きく息を吐きながら、町長が離れた。
「いやあ、ゴムが無かったらだめだった」
「町長の女泣かせって言うのはホントだったんですね」
「当日はどの男も搾り取られるのは間違いなしですね」
「ああ、抜く前に搾られてしまう」
突如、陰毛が擦れる音が聞こえてきた。
見ると、二番目の本多が睦実を相手に腰を緩やかに、蜜壺を堪能するかのごとく腰を回すように動かしていた。
睦実は、すでに自分の世界に浸って、存分に叫んでいた。
「あっ」
突如、本多が情けない声を上げた。蜜壺の強烈は締め付けでたちまち発射寸前になってしまったようだ。
昆が睦実の上体をあわてて起こし、口の中に受け止められるように顔を両手で固定した。
大あわてで蜜壺から抜いた本多の逸物は予想以上に大物だった。我慢出来そうにない表情で、昆の準備した睦実の口に逸物を強引にねじ入れていた。
睦実はその大きさに驚き、顎が外れんばかりに口を開いて受け入れていた。本多の欲望もこの日のために溜めていたらしく、数回喉の奥を突くか突かないうちに吹き出したようだ。本多は湧き出てくる精液を、腰を押しつけるように喉奥に注いでいる。その勢いに驚いた睦実は噎せ返りながらも受け止めていたが、全てが口腔に納まらず、銜えた唇と逸物の隙間からダラダラと垂れていた。
「睦実さんも合格だ。当日はハンカチ無しで思いっきり乱れて叫んで貰おう」
町長が満足げに笑っていた。
この後、レナ、倫子と続き、こうして、5人の試食会が終わり、あとは当日を待つのみとなった。
- 2014/11/06(木) 01:41:08|
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