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闇文庫

主に寝取られ物を集めた、個人文庫です。

本当のこと。 第1回

まず最初に自己紹介します。
私の名前は、一良、妻は葉子と言います。
現在は42歳で妻は32歳です。
私が現在の妻と出会って結婚したのが5年前で私が37歳、妻が27歳の時です。
自分でも思うのですが、私は背が低くそんなに良い男でもなくオドオドした気の小さな性格の私に、とても美人で華やかな明るい性格の当時の妻が好意を寄せてくれて、結婚し家庭を持つことができた
ことは、とてもラッキーです。
そして、今でも私は出会ったときと変らずに妻を愛しています。
そんな私ですから、妻のワガママはずーっと聞いてきていました。
私の父親はちょっとした会社を5つほど経営していて、とりあえず私もそこの常務という肩書きがあり、お金はけっこう自由になるので妻へは何でも買い与えています。
恥ずかしい話ですが、愛する妻に嫌われて妻に出て行かれたらどうしようって、いつも考えているような私なのです。

結婚して二、三年は性生活も世間並にあったのですが、三年を過ぎた頃から段々と少なくなっていきました。
それまでは、週に何回かは、妻の方から私に激しいセックスを求めてきていたのです。
妻に嫌われてはいけないと、私の方から求めることは殆どありませんでした。

そんな折り、酒の好きな妻は良く友達と飲み歩くようにりました。
その友達とは、妻と高校の時の同級生で仲の良い富美子さんです。
富美子さんはとても優しくて可愛い感じの女性で、しばしば私も彼女とエッチしたいなんて思ったりしました.
ちなみに富美子夫妻は同級生同士で結婚しているのです。
それまでは、飲みに行く時は酒の弱い私も一緒に出掛けていたのですが....。

その日、私が仕事を終えて家へ帰ると、妻は膝上15cm位のミニスカートと白い薄手のブラウスを
纏って出掛ける用意をしている所でした。
「葉子、また飲みにでかけるの?」
「そうよ、いけないかしら?」
「い、いや、そんなことないけど....」
「そんなことないけど、なんなのよ!?」
妻は少し語気を荒げて問い返してきました。
「いやぁ、僕も一緒に行ってはダメかなぁって思ってさ」
私は恐る恐る妻に聞いてみた。
「今日はね、葉子が私に相談があるって言うから、二人で飲むのよ、わかる?」
更に妻のご機嫌が悪くなって来ていた。
「そっ、そうかぁ、ゴメン、二人で飲んでおいで」
私はいつものように、妻の言葉に従うしかありませんでした。
「そしたら、行ってくるね」
そう言って葉子は、私を残して出掛けて行きました。

残された私は、一人で夕食を済ませテレビドラマなどを観て過ごしていました。
そして、そろそろ11時をまわったので、帰ってくるかなと思いながら時計と睨めっこを始めました。
今までは必ず0時までには帰ってきていたので..。
ところが、その日は夜中の1時を過ぎても妻は帰ってきません。
私は思いきって、妻の携帯に電話することにしました。
何故、思いきってかと言うと、飲みに行っている時に私が電話することを妻は嫌がるからです。
一緒に飲みに行っている友達に水を差すようで困るというのです。
しかし、さすがにこの時間になると私も電話せずにはいられませんでした。
『ツルルルルルー、ツルルルルー』
『カシャッ』
「もしもし、ああっ、カズさん」
電話の向うから聞こえてきた声は、妻の声ではなく友達の富美子さんでした。
「カズさん、どうしたの?」
「ど、どうしたのって、あんまり帰りが遅いから心配してさぁ。葉子は?」
とりあえず妻の言葉通りに、富美子さんと飲んでいるのが分かって安心した私ではありました。
「うん、葉子は酔っ払ってねちゃったのよ。居酒屋で飲んでから私の家で飲みなおそうってことになってね。連絡しないでゴメンね」
「そ、そっかあ、無事なら良いんだよ、事故にでもあったんじゃないかって、ちょっと心配だったんだ。ところで今日は旦那さんもいるの?」
富美子さんの旦那は消防士で、夜勤やらなにやらで夜いないことも多いのです。
「うん、いるわよ。あと朋子夫婦も遊びに来てるけど、もうみんな酔っ払って雑魚寝状態よ」
朋子と言うのは、やはり妻たちと高校の同級生でガリガリに痩せたブスな女である。
そして、その旦那というのはちょっとオタクっぽくて、理屈っぽくい変な男である。
私はこの夫婦はちょっと苦手としていた。
「そっかぁ、そしたらこれから迎えに行くよ、色々迷惑かけてゴメンね」
「あらっ、良いのよ。葉子は今日は私の家へ泊めるから、カズさんも寝た方が良いわよ。葉子は私がしっかり明日送り届けるからね」
「う、うん、そしたら、よろしくね」
そう言って電話を切ったものの、何か釈然とせずに思いきって富美子の家へ葉子を迎えに行くことにした。

家から車で15分くらいの所に富美子夫婦の家はある。
建売住宅の立ち並ぶその中の一軒の家の前で、私は車から降り立ってチャイムのボタンに指を置いた。
『ピンポーン、ピンポーン』
家の中からチャイムの音が聞こえ、暫くするとドアが開いてパジャマ姿の富美子さんが現れた。
「あっ、カズさん!」
「お邪魔します」
驚いた顔をしている富美子さんの脇をすり抜けるように、私は素早く家の中へ入りリビングのドアを開いた。
12畳くらいあるカーペット敷きのリビングには、それぞれに毛布は掛けてあったが4人の男女がてんでんバラバラに眠り込んでいた。
「んっ」
リビングの入口近くの床に、見覚えのあるオレンジ色のミニスカートとパンティストッキングが乱暴に脱ぎ捨てられてあった。
そのミニスカートは夕方確かに葉子が身に着けて行ったものに違いないと思った。
「あはっ、葉子ったら酔っ払ってお腹が苦しいって言って、脱いじゃったのよ」
私の背後から言い訳っぽく、富美子さんが話しかけてきた。
「そ、そうなのかぁ」
そう返事はしたものの、私は富美子さんの言葉に半信半疑だった。
寝ている葉子に近づくと、私はそーっと毛布を捲ってみた。
そこには、ブラウスの前をはだけ、下半身は私の見たことのないTバックとおぼしき赤いショーツ
を身につけた、葉子が仰向けに横たわっていた。
赤いショーツは少しねじれたようになり、脇からは多数の黒い陰毛が覗いている。
「もう、いくら旦那さんでもこんな格好させちゃダメよ」
富美子さんは、慌てたように毛布を戻して、私の視界から葉子の半裸を隠したのだった。
「富美子さん、僕は貴女のことはとっても好きだし、信用しているから葉子が飲みに行くのでも文句も言わずに送り出しているんだよ。お願いだから何があったのか僕に教えてよ」
そう言うと、私はズボンのポケットに入っていた5万円ほどの紙幣を丸めて富美子さんの手に押しつけた。
富美子さんも専業主婦の割には、飲んだりカラオケへ行ったりと遊ぶお金が入りようなのか、手のひらを開いてそのお金をじっとにらんでいた。
「お願いだ、富美子さん、遊ぶお金なら僕がなんとでもするから、僕の味方になってよ!」
「う、うん、お金のためじゃないけど、カズさんはイイ人だから...」
少し考えてから、富美子さんはなんとか歯切れは悪いが、私の味方になってくれるのを承諾した。
私がけっこうお金は持っているのを彼女は良く知っている。
「ありがとう。富美子さんが味方になってくれて、うれしいよ」
そう言って、私は富美子さんの両手を握り締めた。
「ところで、今日はどんなことがあったの?本当の所を教えてよ。」
「うん、良いわ話してあげる。みんなが起きるといけないから、隣りの部屋へ」
そう言われて、二人は隣りの部屋で話し出しました。

「かずさん、怒らないでね。実は私、葉子と仲良くしてるけど、本当は葉子のこと大嫌いなのよ。昔の葉子は好きだったけど、カズさんと結婚してからの葉子は服や車やアクセサリーとありとあらゆる物を私に自慢するのよ。それだけならまだ良いけど、自分の着た洋服とかをもう飽きたから私にあげるわ、とか言って持って来たりするのよ。私にだってプライドがあるんだから...。だからって訳じゃないけど、今日は葉子を酔わせて遊んでやろうと思ったのよ」
確かに葉子は最近人を思いやる気持ちに欠けるように思っていたが、富美子さんにはそんなことはないと思っていた私だった。
「だから、今日は居酒屋で沢山ビールやら日本酒を飲ませて酔わせちゃったの。それから、私の家へ
連れて帰ってから、朋子に電話して遊びに来るように誘ったの。朋子夫婦も最近の葉子には大分怒っていたから。カズさんゴメンナサイね」
「いや、良いんだよ。最近は家で私に対してもそんな感じだから、富美子さんになら少し懲らしめて
もらって調度いいのかもね」
私の言葉を聞いて、富美子さんはホッとしたように続きを話し出した。
「居酒屋で大分酔っていたのは分かっていたけど、私達は更にビールを葉子に勧めて完全に思考力を失なわせたの。そしてみんなで王様ゲームをしようって話を持っていったわ。最初は負けた人が一気飲みや犬の真似とかで済んでいたんだけど、そのうち葉子を狙い撃ちしてエッチな命令を仕出したの
。葉子はすごく酔っていたから、みんなにズルされていても気づかないし」
私は王様ゲームと聞いただけで、もう股間がギンギンに硬くなってしまった。
富美子さんはそんな私の股間に気づいて、更にエッチなゲームの内容を話し始めた。
「最初は私の旦那が命令したの、それはみんなの前での尻振りダンス。一回目はスカートのままだったんだけど、2回続けて旦那が王様になったときに下半身丸出しでって命令を付け加えたのよ。葉子はいやがっていたけど、朋子が足もとのふらつく葉子の腰に飛びついて、あっというまにミニスカートとパンストを脱がしちゃったの、旦那たちにはやし立てられて葉子はよたよたしながらお尻をふっていたわ、結楽しそうだったわよ」
その話を聞いて、私の股間は更に熱く硬くなっていた。
「そっ、そうかぁ。それで葉子はあんな格好で寝てるんだね。」
「うん、それから...」
「それから?まだ続きがあるの?」
富美子さんは、ちょっと言いよどんでいるが、まだ話したい様子だった。
「いいから、続けてよ。僕は何も怒らないからね」
「うん、それから、最後に朋子の旦那が命令したの、30秒ルールでお股を異性に触らせるって」
「そ、それで?」
ゴクッと私はつばを飲みこんだ。
「酔っていたけど、葉子はみんなの見てる前でそんなこと出来るわけないでしょって言ったの。そしたら、うちの旦那がルールはちゃんと守れよ。出来ないんだったら、もう家には遊びに来るなよって言って、私は葉子も恥ずかしいだろうから、私がみんなから見えないようにバスタオルで隠してあげるって言って、葉子のパンツ1枚の下半身を闘牛師のようにバスタオルをかざしたの」
「うんうん、そっかぁ」
「うん、そしてソファーに座っている葉子の横に朋子の旦那が笑いながら近づいてきて、うちの旦那に30秒計ってくれって言って、パンツの上から葉子の股間を撫ぜ回しだしたの」
「と、朋子さんは旦那がそんなことして、何も言わなかったの?」
「うん、朋子も葉子のこと嫌ってるから...。私はバスタオルをかざしながら覗いたら、段々朋子の旦那の指が葉子のパンツの股の所を横にずらして、指を動かし出したのよ。良く見えなかったけど葉子の割れ目チャンに突き入れたんだと思う。私はもっとやれーって心の中で叫んだんだけど、30秒経って終わっちゃった」
「それで、葉子は?」
「そのまま、眠っちゃったんで、ゲームは終了」
「富美子さん、話してくれてありがとう。葉子がみんなに遊ばれたのを聞いて、ちょっと興奮しちゃったよ」
そう言いながら、私は富美子さんの手をギュッと握った。
「あはっ、カズさんが怒り出さなかったんで、ホッとしたわ。だけど自分の奥さんがいたずらされて興奮するなんて、男性ってみんなそうなのかしら?」
返事をせずに私は富美子さんの背中に手をまわすと、富美子さんの唇に自分の唇を近づけ、強引に舌を絡ませた。
「あーん、だめよぅ」
口では最初そう言ったが、段々と富美子さんからも舌を絡ませてきた。
「もぅ、今日はダメよ。旦那に気づかれたらどうするの?」
「う、うん、わかった、今度富美子さん付き合ってね」
私は素直に富美子さんから離れた。
富美子さんの旦那は私より若く、職業柄鍛えているので筋肉隆々の身体なのだ。
私は大分ヒビっていた。

しかし、私は大きな成果を上げて家へ帰ることになった。
「富美子さん、今度はもっと葉子にエッチなことしてよ。そして、できたら、僕もその姿を見てみたいんだ。そのためにビデオカメラを用意するよ。富美子さんの軍資金も用意するしね」
「うん、私も葉子の旦那さんが味方だと思うと心強いわ。気をつけて帰ってね。おやすみ」
私は少しウキウキしながら、富美子さん夫婦の家を後にした。

  1. 2014/06/08(日) 12:01:52|
  2. 本当のこと。・一良
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仕掛けられた糸 第6回

理事長の山本は、座敷テ-ブルの上に用意された徳利の酒を、自分で杯に注ぎながら、ぐいっと飲み干した。
あから顔がつやつやと部屋の灯りに、照らし出されて光っている。
酒を飲みながら、時折ニヤリと薄笑いの笑みを、不気味に浮かべていた。

すると、部屋のドアをノックして浅野部長が、3人の女を連れて入ってきた。
「理事長!失礼致します。こちらの3名が、今年の新役員でございます。」
そう言って、正座して深く頭を下げた。
それにつられて、ホテルの浴衣に丹前を羽織った女3人が、同じように頭を下げた。
「ああ-、ご苦労さんですなあ。折角の時間をお呼びだてして、申し訳けないですなあ。この旅行を機会に、今年の新役員さんの顔を、じっくり拝見しておきたいと思ったから、こちらまでご足労願ったのじゃよ。うっひひひひひひ・・・・・・・・」

そう言いながら山本は、座イスに大きくもたれ込み、3人の女達の顔や体付きまでも、ジロジロと眺めていた。
その3人の中に妻の由美子もいた。
理事長から見て、一番左端に正座して座っていた。3人ともすでに宴会で酒を飲まされたのかいくらか顔が、薄紅色に上気しているかに見えた。
しかも、理事長の前に正座していて、緊張しているようにも見えた。

「まあまあ、そんなに堅くならんでええから。まずは、自己紹介をしてもらおうかな。まず、一番右のあんたからや。」
すると、右端の女が緊張した面持ちで、
「はっ!はい、2丁目で電器店を営んでおります、鈴木でございます。」
と言って、再び頭を下げた。
続いて真ん中に座っていた女が、
「私は、7丁目でクリ-ニング店をやっております、村山でございます。よろしくお願い致します。」
そして、頭を下げた。
それから、妻の由美子の番であった。
「私は、3丁目で喫茶店を営業しております、佐藤でございます。今後とも、よろしくお願い致します。」
そう言って、3人とも深く頭を下げながら、自己紹介を終わった。

「まあまあ、そんなに緊張せんと、これからも、いろいろと役員さんとしてお世話になることだし、お互いに顔なじみになって、親しくおつき合いをしていかにゃあならんのだから・・・・・
おいっ!千絵!酒をもってこいっ。」
「はぁ-い!わかりました。」
部屋の外で仲居の千絵の声がして、部屋の中へ入ってきた。

座敷テ-プルの上に、酒の徳利が10本ほどと酒の摘みの刺身とフライものが並べられた。
「さあさあ、こんな3人の美人とお近づきになれるんだから、理事長冥利に尽きるぜ。まったく、ありがたいこっちゃ!・・・・・」
そう言って、遠慮する3人に強引に杯を手渡して、酒を注ぎ始めた。

私は、部屋の外の暗いバルコニ-のガラス戸越しに、その光景を見ながら、
「おい、由美子。たのむからその酒を飲まないでくれ-・・・・・」
と心の中で叫びながら、祈る想いで部屋の中のようすを見つめた。

「さあさあ、みんなで乾杯しよう。この新しい役員さん達のご活躍を祈念して・・・・かんぱぁ-い!」
山本の音頭で乾杯をした。
みんなは杯を飲み干したが、妻の由美子だけがなぜか躊躇(ちゅうちょ)して、飲むのを迷っていた。
それを見て、賺(すか)さず山本は、
「いかんねえ-!佐藤さんは・・・私の注いだ酒は飲めんというのかな?」
「いえ、理事長さん、そうじゃなくて。宴会で少し、すでにお酒をいただいていますので、酔ってご迷惑をお掛けしても、いけないと思ったものですから・・・・・・・・」
「なにを言っとるんじゃ!そんな気は使わんでええ-。あんたが酔っぱらったら、わしがちゃんとしっかり介抱してやるから、心配するな!うっひひひひひひひ・・・・・・
さあさあ、早く飲んだ飲んだ-!」
そこまでせかされて、妻もやもおえず杯の酒を、ぐいっと飲み干した。

「ああ-、おみごと、おみごと。さあ-みんなも続けて、駆けつけ3杯といくべし-。さあさあ、飲んで飲んで・・・・・」
そう言って山本は、3人の女達に強引に煽るように、酒を続けて飲ませていった。
妻達の酒の飲み具合を確認するように、山本の目はキラリと光り、口元には薄笑いを浮かべていた。

外では、夜空に秋の月が冷たい光を放っていた。

  1. 2014/06/08(日) 12:00:34|
  2. 仕掛けられた糸・赤いかげろう
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仕掛けられた糸 第5回

しばらくして、仲居の千絵が部屋へ来て、
「もうそろそろ、宴会の時間でございます。
すでに、皆さんがお揃いでお待ちでございますので、2階の宴会場の大広間の方へお出掛け下さいませ。」
と、ていねいに挨拶して、宴会開始の時間を知らせにきた。
それを聞いて全員が、ガヤガヤ言いながら部屋を出て行った。



暗い闇のバルコニ-の外で、私は理事長達の宴会が終わるのを待つしかなかった。今の状況では、これ以上の行動を起こす訳にはいかない。
恐らくいまごろは、妻の由美子も含めた商工会婦人部の女性陣が、宴会場でお酒と豪華な料理、そしてカラオケの歌声に、おおいに盛り上がっていることだろう。
それと同時に、あの商工会の幹部役員の男連中に、無理やり酒を飲まされて酔いつぶれて、やりたい放題されてはいないだろうか?
宴会に行く前の、あの役員達の言葉がまたまた蘇ってきて、一層不安を掻き立てる。

なぜか今すぐにでも、これから宴会場へ行ってようすを確認したい衝動に駆り立てられる。私は、そんな激しい心の動揺を抑えられずいた。
下の階の方から、宴会場からなのかカラオケの歌声とともに、女達のざわめきような騒ぎ声が、時折風に乗って聞こえてくる。
間をおいて、キャ-キャ-と派手に賑わしい声も混じって聞こえてくる。酒を飲んでみんな、バカ騒ぎしているのかなあ?
妻の由美子は大丈夫かな?あいつはあんまり酒の方は強くないはずだから・・・・・でも、由美子はしっかりしているから、まず大丈夫だろう・・・・
私は独り言を言いながら、暗いバルコニ-の手摺りに立って、タバコに火を付けた。
タバコの煙が、暗い闇の中で舞い散るように流れて消え、秋の夜風だけが、ヒュルヒュルと悲しげに通り過ぎていった。


どれくらい時間が経ったのだろうか?・・・・・・・・・
私は知らず知らずに、薄暗いバルコニ-で眠り込んでしまったらしい。部屋に入ってきた男達の怒鳴る大声で、ハッと目が覚めた。
部屋の中をそぉ-っと覗き込むと、幹部役員の男達が、宴会が終わったのか座り込んで話をしている。みんな、酒のためか顔が赤く上気して、興奮気味であった。

「理事長!今夜の宴会はよかった!最高です。酒もいっぱい飲めたし、女もいっぱい触ったり抱けたりして最高でした。」
「そうそう、理事長!こういう宴会付きの旅行だったら、毎年連れて行って下さいよ。商売女と違って、普通の素人の人妻相手の宴会は、また格別にいいですなあ-。人妻というのは、恥じらいの色気があって格別にいいですなあ-。」
「宴会場で酒をタップリ飲ませて酔わせて、着ている浴衣を脱がせる気分は最高ですなあ。」
「それにしても、副理事長もちょっとやり過ぎと違います?あの奥さん!いくら酔っぱらっていたって、浴衣は脱がすし、着ていた下着のブラジャ-とパンティまで脱がしちゃって、まさにストリップショ-そのものでしたからなあ。しかも、舞台の上まで連れて行って、踊りまでさせちゃって、よその嫁さんにしては、ちょっとやり過ぎたのと違います?」
「大丈夫大丈夫!村井君!あの奥さん!あれでなかなか好き者だから、恥ずかしいと言いながら嬉しがっていたよ。女心はよくわからんなあ-。
それに今夜、あの奥さんと気が合ってしまったから、一夜を共にする約束までしたんだよ。ひひひひひひ・・・・・・・」
「へえ-、副理事長もそうですか。実は私も今夜抱く女を決めてきたんですよ。もぉう、ぞくぞくするほどいい女なんですから・・・・・
他のひとには申し訳けないですけど、もう一晩中嵌(は)め殺しにしてやるつもりですよ。うっふふふふふふふ・・・・・」
そう言いながら男達は、今夜の宴会場での成果をひとりひとり自慢気に語っていた。

妻の由美子は、大丈夫だろうか?私は、ますます不安に陥っていった。
すると理事長の山本が、低いダミ声でみんなに言った。
「今夜の宴会は、大変よかったと思うとる。あんたがたもおおいに飲んで騒いで、無礼講でいろいろ派手にやったが、いいじゃないか、女連中もびっくりしながらも、おおいに盛り上がって興奮していたようだ。とりあえず、宴会は終わって一区切り付いた。
いよいよ次のお楽しみに取りかかろうと思う。」

そういうと山本は、婦人部長の浅野を傍へ呼んだ。
「おいっ!浅野部長!これから、今年の新役員の3人に、洗礼の儀式を挙行する!あんたの命令で、その3人を今から、この部屋へ連れてこいっ!いいなっ!」
「理事長!今年の新役員さんの3人をですか?ちょっとそれはかんべんして下さいよ。お願いですから・・・・やめて下さい。たのみます・・・・・・・・」
そう言って浅野部長は、深々と頭を下げた。

「ばかやろう!おいっ!浅野のばあさん!てめえ-、このわしの言うことがきけねえというのかっ!わしの言うとおりにできなければ、どうなるかわかっているだろうなあ。
明日、街中にあんたの裸の写真が何千枚とばらまかれることになるし、あんたが若い男と犯りまくっていたビデオテ-プを旦那と子供の前で見せていいんだな?え-、それでいいんだな。おいっ!」

山本は、その婦人部長の浅野の胸ぐらを掴んで、すざましい形相で怒鳴った。50代後半の浅野は、真っ青な顔をしてわなわな震え、涙を流しながら頷いた。
「わかりました、理事長のおっしゃるとおりに致します。」
「よっしゃっ!わかればええ-。早く、その3人をここへ連れてこい。いいなっ!うっひひひひひひひ・・・・・・・」

私は、バルコニ-のガラス戸越しに、聞き耳を立ててそれを聞いた。
「今年の新役員の3人?確か、妻の由美子もその中に入っていたはずだが!・・・・・洗礼の儀式???なんだ、それは?・・・・・・・」
私に、体中がガクガクと震える緊張感が襲ってきた。
  1. 2014/06/08(日) 11:59:27|
  2. 仕掛けられた糸・赤いかげろう
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仕掛けられた糸 第4回

理事長の山本は、案内されてきた部屋に大柄の体をゆっさゆっさと揺らしながら入ってきて、黒い背広の上着を畳の上に脱ぎ捨てて、座卓のテ-ブル横の座イスにドカッと腰を下ろした。
ソフト帽を取ると禿げた頭とてかてかとして血色のいい浅黒い顔。目つきが鋭く、凄味の効いた顔立ち。そして、ドスのある低いダミ声。
理事長の山本は、そんな風貌の男であった。

それから、仲居が入れたお茶をすすりながら、
「おいっ!千絵!また世話になるで・・・・よろしゅうたのむぜ。いいなっ。うっひひひひひひ・・・・・・」
「はいっ!山本理事長様!ちゃんとわかっております。しっかりサ-ビスさせていただきますから・・・・・ねっ!」
もうすっかり顔なじみの仲なのか、その千絵と呼ばれた仲居は、にこやかな愛想笑いを返しながら、理事長をホテルの浴衣に着替えさせていた。
そうしながらすでに理事長のごつい両手は、千絵の着物越しに胸の乳房と尻をしっかりと撫で回していた。それもしつこい程に繰り返していた。
「あらあら・・・・理事長様!またまた、いつもの癖が出ちゃったのねっ!いけないひとねぇ-。」
そう言いながらも千絵は、ひどく嬉しがっているような素振りも見せていた。
「おいっ!千絵!チップをここへ入れておくで・・・・いいなっ。」
そう言って山本は、いきなり一万円札を千絵の胸元に、手を入れて押し込んだ。
「わあぁ-、嬉しいっ!だから理事長様!大好き!」
千絵は嬉しそうに大柄な山本の体に抱きついて、顔に何度も何度もキスをした。

仲居の千絵が、山本にチップのお礼を言って部屋から出ていくと、入れ替わりに黒の上下のス-ツを着た若い男が入ってきた。
その若い男は、座イスに座り込んでいる山本の前に来て、正座をして頭を下げた。
「社長!お呼びですかっ?」
「おう!原田!いつもの例の睡眠薬の粉末を3包み分、俺の黒のカバンから出して持ってきてくれっ!いいなっ。それから俺は温泉に浸かってくるから、宴会の前に隣の部屋の役員の連中を、この部屋に集めといてくれ。いいなっ!」
「はいっ!わかりました。」
そう言って男は、部屋を出ていった。

私はバルコニ-のガラス戸越しに聞き耳を立てて、気付かれないように懸命に、部屋の中の話のやりとりを聞き取ろうとしていた。
もう外は、真っ暗闇になっていた。部屋の灯りがカ-テン越しに、わずかにぼんやりとほの明るく私の足元を照らし出していた。
「睡眠薬の粉末を3包み分!?おかしいなあ-、理事長のやつ、何を企んでいるんだ。・・・・わからない・・・・」
いろいろと考え込む私の頭の中を、ふっ-と不吉な予感が通り過ぎていった。



しばらくすると、理事長の部屋にこの商工会婦人部の旅行に同行している商工会連合会の幹部役員が、全員集まって来た。
副理事長の細川。監事の村井と太田。理事の野原と山根。そして婦人部長の浅野。そして、理事長の部下の原田の総勢7人が、ホテルの浴衣姿で山本理事長の前に座り込んだ。
そこで山本が、全員の顔を見据えるようにしてダミ声で、ボソボソと口を切った。
「これから、この旅行の商工会婦人部の宴会がいよいよ始まる。いつものように、おおいに無礼講そのものでけっこう-。じゃんじゃん飲んで歌って騒いで、日頃の憂さをパァ-と晴らせばいいのさ。よその嫁さんであろうが人妻であろうが、今夜は関係ねえ-。酒をガバガバ飲ませて、ただの男と女になりきって乱れれば楽しいぜ。
そのために今日は、来たんだからなぁ-ウッヒヒヒヒヒヒヒヒ・・・・」
「理事長!いつものとおり羽目を外していいんですね?」
「理事長!宴会が楽しみで楽しみで早く行きたいですよ。」
「まあ-まあ-、皆さん!そんなにあわてなくても、女は逃げていきませんから・・・・ねぇ-理事長!」
と、副理事長の細川が落ち着いた口調で話した。
「おうっ!存分にやりなっ。熟れきったいい女が、選り取り見どりだぜ。酒を先にいっぱい飲ませたら、難なくおとせるからなぁ。ウッヒヒヒヒヒヒヒ・・・・・・・・」

それから理事長の山本は、部下の原田を傍に呼びつけて、何事か耳打ちしていた。
「それで原田!段取りは付いたのか?」
原田はそれを聞いて、大きく頷(うなづ)いた。
すると、含み笑いをしながら山本の鋭い目が、一段とキラリと光った。
  1. 2014/06/08(日) 11:58:18|
  2. 仕掛けられた糸・赤いかげろう
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仕掛けられた糸 第3回

澄み切った空に何本かのすじ雲が、流れるように弧(こ)を描いてゆったりと浮かんでいる。心地よい秋の風が、車から降り立った私の顔をなでるように通り過ぎていく。
駐車場の片隅に白いすすきの穂が、秋風に何本も揺れていた。
観光ホテルの白い館が、西の山並みにいま沈もうとしている真っ赤な夕陽に、今日の一日を名残惜しむかのように照らし出されて赤味を帯びてそそり立っていた。

私は背広とネクタイのス-ツ姿に着替えて黒縁のメガネを掛け、ホテルの玄関先まで来た。
「ここが今夜、妻の由美子達の商工会婦人部の一行が泊まるホテルなんだな・・・・さてと・・・・・」
私は、確認をするようにホテルの看板に目をやって、玄関口から中へと入って行った。
大きな自動ドア-のガラスの引き戸が、左右に開いて中へと進むと、広大な広さのロビ-に豪華模様の深い絨毯(じゅうたん)が、目に映った。窓際には、高級な感じのするテ-ブルとソファ-がゆったりと並べられ、カフェラウンジとなっていた。

私は奥のフロントまでビジネスマンの雰囲気で、足早に進んで行った。そして、カウンタ-にいた受付の女性に、
「今夜宿泊する予定のA市商工会の職員ですが、山本理事長に急用が出来ましたので、宿泊される部屋を尋ねたいのですが・・・・・・」と言って、理事長の泊まる部屋を聞き出した。

私はすぐに、フロントの右側の正面奥に設けられたエレベ-タ-に乗り込んだ。最上階の15階まで一気に上がり、エレベ-タ-から出て
廊下伝いに理事長の泊まる部屋の名前を探した。
しばらく歩いていると、「飛燕」(ひえん)という木札が目に止まった。ドア-には、白い紙に「A市商工会連合会理事長様」と書いて貼り付けてあった。
「あっ!この部屋だな。理事長の泊まる部屋は・・・・・  どうせ理事長はこのホテルの最高に高い部屋に泊まるつもりだろうなあ・・・・」
私はひとりでぶつぶつ言いながら、まだ部屋のドア-は開け放たれていたので、周りの人影を確認してその部屋の中へと入ってみた。

そこは和風形式に作られていて、入り口で靴を脱いで襖の引き戸を開けると、まず20畳位の広さはあると思われる部屋が、2間続きで設けられていた。手前の部屋は豪華な座卓に座椅子が置かれ、部屋の隅には高価な人形や壺が並べられた飾り箪笥(タンス)が、気品のある雰囲気を醸(かも)し出していた。
奥の間も畳張りの部屋となっていて、竹林模様の襖に、高級ウィスキ-が何本も並べられたガラス張りの調度品ケ-スが置かれていた。
窓を開けると、かなり広いバルコニ-になっていて、最上階のそこからの眺めはすばらしいものであった。              

木々の濃い緑色の中に、点々と赤色や黄色や茶色、いや朱色とか山吹色とか薄紅色とか、そういった大自然の中に散りばめられた鮮やかな色彩が、秋の夕闇に溶け込もうとしていた。遠くに見えるアルプスの山々にすでに夕陽はすっかり沈み、建物の灯りもポツポツと点いて、薄暗くなってきた情景の中をぼんやりと照らし始めていた。

すると、ドア-の外の方から話し声がしながら、人が何人も歩いてくる気配がした。
「あっ!いかん!もう理事長達はこのホテルに着いたんだな!」
私はとっさに焦ったが、今更この部屋からは出ていくとまずいと思い内側のカ-テンを引き、バルコニ-のガラスの引き戸をあわてて閉めて、手摺りの片隅に作られていた小さな物置の陰に必死で隠れた。
そして、息を詰めて部屋に入ってくる人影を見つめた。

部屋の灯りが点けられて、着物姿の仲居の女性に案内されて部屋に入ってきたのは、まさにあの男。山本理事長であった。
  1. 2014/06/08(日) 11:51:51|
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仕掛けられた糸 第2回

商工会婦人部の親睦旅行の当日の朝、私は少し不安になって、嬉しそうに旅行の用意や身支度をしている妻の由美子(仮名)に向かって言った。
「おい、由美子!山本理事長の評判はかなり悪いぞ。いいことをいうひとは、誰もいないぞ。聞いたところによると、女好きで女に手を出すのが早く、それも人妻にとことんこだわる男らしい。
おまえももしかして、目を付けられているかも知れないから、この旅行先では気を付けろよ。いいな。」
「大丈夫よ、あなた。いくら女にだらしのない噂の山本理事長さんだとしても、大勢の女の人たちと一緒に行く旅行だし、あのかたも理事長という肩書きをもってみえるんだから、そんな噂にあるようなことはないと思うわ。私を心配してくれるのは大変嬉しいけど、そんなに心配なら私と一緒に行く?」
妻がとぼけたように聞いた。
「なにを言ってるんだ。そんなこと出来る訳ないじゃないか。」
「そりゃそうよね。だったら、いらない心配などしないで送り出して、・・・・いいでしょ。?」
私はわかったと頷いた。


妻は薄い水色のス-ツをさわやかに着こなして、旅行の集合場所へと出掛けて行った。
私はまだ気持ちの中に、不安な予感がよぎるのを押さえきれずいた。
私達と同じアパ-トの一階に住むおばあさんの言った言葉が、頭の中に蘇ってきた。

「いいかね、佐藤さん。このアパ-トの大家だから言いにくいけど、あの商工会の山本理事長には気を付けなさいよ。ここんところ、おたくの店やここのアパ-トにも頻繁に来てや、あんたの奥さんとベッタリ引っ付いて、いろいろ長く話しをしているみたいだから・・・・・
あの男は女に手を付けるのは早いし、よその奥さんであろうが徹底的に自分の手の中に、引きずり込んでものにするらしいよ。
だから、ここの商店街のお店の奥さんで、今までにもう何人もの奥さんがあの男の餌食になったことか。
みんなあの男のせいで旦那と離婚したり、男をつくって逃げたり蒸発したり、そんな話しの絶えたことがない恐ろしい男だから、気をつけなさいよ。あんたの奥さんも綺麗なひとだから、もうあの男が目を付けているかもしれんよ。手遅れにならんようになあ・・・・・・・」
私はその言葉を聞いて、なお不安な気持ちが大きくなっていった。

私は不安な気持ちで悶々とし、仕事が手につかずにいた。
いろいろと想いを巡らせば巡らすほど、悪い方に悪い方にと考えが行き着いてしまう。
私はいろいろ考えたあげく、決めた。

喫茶店の店を臨時休業として、商工会婦人部の旅行の今夜の宿泊先の観光ホテルに向かった。
旅行の日程表で宿泊先をチェックして、北陸地方のある温泉地へ車を飛ばした。
今夜、妻達が宿泊するこのホテルで、いったいどんなことが起きるのか。妻の由美子の身に何かが起こるのか。
ホテルの駐車場に着いて車を降りた私に、秋晴れの赤い夕陽が目に映った。
  1. 2014/06/08(日) 11:50:34|
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仕掛けられた糸 第1回

ふと店先にいた妻の由美子が、その男の顔を見て深く頭を下げた。
「あら!山本理事長さん。いらっしゃいませ。いつもいろいろとお世話になりまして、ありがとうございます。」
その山本理事長と呼ばれた男は、60代も後半の年頃のデップリと肥えた体に、ゆったりとした大きめの濃いブラウンのス-ツに、派手な柄入りのワイン色のネクタイをして、のっそのっそと大柄の体を揺すりながら店の中へと入ってきた。
禿げた頭にグレ-のソフト帽をかむり、濃い眉毛の浅黒い顔は、てかてかして血色が良く、年の割には目つきが鋭く感じられた。

店の奥のテ-ブルまで来るとその上に黒いカバンを置き、そばのイスにドカッ!と腰を下ろすと男はタバコに火をつけながら、
「いや-、いつ見ても奥さんは、美しくて綺麗ですなあ-。わしも奥さんみたいな女が、女房やったら毎晩抱いて離さんやろなあ。
そして、ひと晩に何発でもやれるじゃろうなあ。ウヒ、ヒヒヒヒヒヒ
・・・・・・」
そう言いながら、テ-ブルにコ-ヒ-を出す妻の由美子の体を舐めるようにじっとりと、そしてゆっくりと上から下へ眺めているのがわかった。
「いやですわ-、理事長さんたら。私ももう38ですから、そんな魅力はないですよ。」
と妻も答えながら、心の中では嬉しいのかまんざらでもなさそうである。私は、カウンタ-の中でコ-ヒ-をたてながら、妻の由美子と理事長のやりとりを聞いていないようなふりをして、聞き耳を立てていた。

この山本と名乗る男は、この街の一角にある大きな商店街の商工会の理事長をもう何年も務めている顔役である。
いくつも貸しビルやマンションビル、アパ-ト、借家、貸し地を持ち、金融業もやっている不動産会社の社長でもある。
莫大な資産を自分一代で築き上げたやり手であった。しかし、周りから聞こえてくるこの男の評判は、何一つ良い話はないのである。
金に対するこだわりというか執着がすざましい、商売のやり方が汚い。金儲けのためなら、どんな手段も使う。
手に入れたい、ほしいという物件は、どんなことをしても手に入れる
人物だと言われている。
しかも大変な女好きで、いろんなことで好色家。
まさにいい噂はまったく聞こえてこない男である。

しかし、私達夫婦は知人の紹介でこの男と知り合い、そしてこの男の世話で、脱サラしてこの商店街の中で、理事長が所有しているマンションビルの一階を借りて、喫茶店を始めてようやく一年が過ぎようとしていた。妻の由美子の母がこの街で一人暮らしをしていたが、父が亡くなってからだんだんと体調を悪くして、ひとりの生活が心細いと言い出したので、この際思い切って引っ越してきて、同居することにしたのである。

私も、ある車の部品製造会社の生産管理部長の肩書きについていたが、会社の業績悪化から希望退職か、大幅な配置転換の方針に沿って九州鹿児島工場行きかの選択を迫られ、くる日もくる日も眠れぬくらい悩みに悩んだあげく体調も崩し、一時、吐血して入院もした。

そんな時、妻の由美子のひとことで決断した。
「あなた!私の大事なあなたのこれからの人生だもの、あなたの好きなようにしていいのよ。私はだまってあなたについていきますから。これからの人生どんな人生であっても、何も後悔はしません。」
私はそれを聞いて病室にもかまわず、妻の由美子の体を引き寄せ、急になんだか妻が愛おしく感じて、思わず力いっぱい抱きしめた。
その時、妻の目からキラリと光るひとしずくが、頬を伝って流れた。


それから決断して一年。
サラリ-マンの定年の年までに7年間の余力を残しながら、慣れない喫茶店の仕事を必死で覚えた。毎日毎日が大変ではあったけれども、サラリ-マン時代にはない、充実した日々であったように思う。
妻とふたりで始めた街の小さな喫茶店。・・・・・・・・・

すると、奥のテ-ブルでコ-ヒ-をすすっていた理事長が、妻の由美子を手招きして呼んだ。
「ねえ-、奥さん!今度ねえ-、商工会婦人部の旅行日程が決まったから、役員をやってもらっているひとは、かならず全員出席してもらいたいのじゃ。奥さんも役員さんだし、かならず出席するように。いいね、かならず来るように。マスタ-!いいね。奥さんをかならずこさせるようね。念を押しておくからな。いいな。ハッハハハハハハハハ・・・・・・」

男は旅行の日程表の紙を手渡しながら、妻の由美子の肩をなれなれしく撫で回すように触れていた。
しかし私は、何も言えずにいた。
男の大きな笑い声だけが、店内に響いていた。

  1. 2014/06/08(日) 11:49:22|
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はちきれそう 第7回

私は、ベランダから、一度、リビングに戻り、
息を整えた。
考えてみると、興奮か、恐怖か、いずれにしても
2度の精神的な刺激を受けることになる。

私がいないことをよそに、違う男性の上で腰を
振る久美。
そして、私が目の前に登場した後の、久美。

(どんな顔をして、部屋に入ればいいんだろう?)

とりあえず、驚かせるのは良くない、と思った私は
そっと、となりの扉を開いた。

久美は、真中の上にまたがり、腰をグリグリと振っていた。
日焼けしていない乳房だけが、ピンク色に染まり、
胸の谷間には薄っすらと汗を掻いて・・・

「あぁ・・・いい、いいの。。あ!!」

久美と私は目と目を合わせた。
私は、当初、目と目が合えば、久美は驚きの
あまり、真中から離れることを想像していた。

しかし、現実は違っていた。
そのまま、久美は腰を動かしながら・・

「ゆう、知らないから・・・ゆうのせいだから・・」

真中は、なかなかの演出家だった。
あくまでも、私の久美との精神的なかけ引きにすら
割り込んできた。

「久美ちゃん、知らないなんて言わせないよ。ほら、
今だって、僕の上で腰を振ってるじゃないか?
やめちゃおうか?」

「いや、いや、やめないで、もっとして・・!!」

「じゃあ、ゆうの前で、言わなくちゃいけないよ。
私は淫乱です。真中君の上で腰を自分で振ってます、って」

「久美は淫乱です。あぁ・・いい、感じる~!!」


私は、久美の口から飛び出た意外な言葉で、再び
いきそうになるくらいの興奮を覚えた。

そのまま、久美のオマンコと真中のチンコの結合
部分を確認するために、久美の背後に周った。

すると、くっきりと、日焼けの後が残っている
Tバックの線が、お尻の割れ目の中央に描かれていて、
その下には、真中のいきり立ったチンコが
グッサリと久美のオマンコに挿入されていた。

久美のオマンコからは、甘酸っぱい匂いと共に
白い愛液が滴り落ちている。


「久美、素敵だよ。もっと、感じていいよ。」

「いいの、本当にいいの。怒らない?ああ・・・
 久美おかしくなっちゃう。」

私は、真中に対する配慮も怠らないように
彼にも言葉をかけた。
彼は、久美の胸を下から鷲掴みに揉み解しながら

「たまらないよ、ゆう。久美ちゃんは最高だよ。
おまんこも良く締まるし、この体の線が最高だ。。」

私は、久美の側により、久美の口へ指を挿入した。
久美は、私の指を美味しそうにしゃぶった。
真中はその光景を下から見て・・

「イヤラしい。その舌が・・・うう・・・いい。
すごい・・」

「あん、ゆうのオチンチン頂戴!!」

私はたまらなくなり、腰を振りつづけている
久美の口元へ自分のチンコをもっていき、
久美に舌を出して、舐めるように指示した。

久美は、真中の顔の上で、私のチンコを思いきり
舌を伸ばして、舐めまくった。

やがて、久美の口の周りは、自分の涎で
濡れてしまい、その涎が、アゴから、真中の
胸の上に糸を引いて垂れていった。

「なあ、ゆう。」

「何?」

「また、久美ちゃんと、いつかやらせてくれ。」

「久美が言いというなら・・」

「なあ、久美ちゃんいいだろう?」

「あん、あぁ・・いいわよ・・いつでも
一杯、一杯して・・・・」

私は、久美に・・・

「久美は、もう誰とでもSEXできるんだ?」

「あぁ、そうもう久美は誰とでもSEXするの。
 もう、おかしいの・・・」

「久美は淫乱になったんだね?」

「あん、いい・・・。。私は淫乱です。皆で
犯してください。」


真中は久美の言葉を聞くと、脳を刺激されたらしく
ラストスパーとにかかった。

「だ、だめだ・・・久美ちゃん、いくよ・・もういく」

「あん、私も、私もいく・・・いく~・・・」

私は、再び、久美の背後に周った。
久美の腰の動きが緩やかになった。

(ああ、中出しだな?)

久美がゆっくり、腰を振ると、結合部分から
真中の精液がにじみでてきている。

久美は、それでも腰を動かす。
最後の1滴まで、絞る取る、この腰の動き・・・
一度経験すると、天国にいくようなこの感じ・・・

真中は、この天国を経験してしまった。

私も、そのまま、最後は自分でしごきながら、
久美の背中に放出した。
  1. 2014/06/08(日) 11:47:59|
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はちきれそう 第6回

私は、胸の鼓動の高まりを感じながら、そっと、真中の部屋の
ドアを開けた。

半分は、何事もなく、部屋を離れた時と同じ状態であることを
祈りながら…

そっと、ドアを開けると、正面のリビングには真中も久美も
そこにはいなかった。

(ああ、ついに…)

私は、リビングから、ベランダに出ると、となりの部屋が
覗ける位置まで、まるで泥棒のように、慎重に移動しました。
そして、左目だけで、部屋を覗くように体を横向きにして
しゃがみ込み…

(あ、うそだろう…)

異常な鼓動の高まり…

ベットに真中が座っていて、久美は真中を
背もたれにして、座ってた。

はちきれそな胸を露出させて、パンティーははいたまま。
白のTバックのパンティーの横ヒモが日焼けの肌に
映えていた。

真中は、久美の乳房を両手でもみながら、乳首の周辺を
指でなぞリはじめた。

「いやあ……・・あん。やめて、ゆうが来たら…。」

「久美ちゃん、さっき言ったとおり、ゆうが僕に
久美ちゃんを抱くように頼んだんだから、彼が来ても
怒らないよ。」

(真中のやつ、それを口説く理由にするなって言ったのに・・・)

後から聞いた話だが、真中は口説き文句に困り、私に頼まれた
ことを打ち明け、後は「やさせてくれ」の一点張りで、久美に
接近して、強引に唇を奪った、との話だった。

一方の久美は、少し、私に対して頭にきていたのと同時に、
どうなってもいいや、という投げやりな気持も起きたとの
ことであった。

「久美ちゃんの乳房と乳首は、僕の想像した通りだよ。」

真中は久美の乳首の周辺を右の指でなぞりながら
左手で太ももの内側をなぞっていた。

「乳首、コリコリしていい?」

「いや、声が出ちゃう。あん・・・。」

「じゃあ、これでやめようか?」

「・・・・・・。。」

「どうする久美ちゃん?」

「・・・・・。」

「どうするの?」

「いやん、やめないで!!」

「じゃあ、コリコリして欲しいの?」

「あぁ・・・コリコリして!!」

真中は指先で久美の乳首を摘んでコリコリし始めた。

「あぁ・・・あん、感じる。。。」

「あぁ、久美ちゃん固くなってるよ。
パンティーにも染みができてる。」

真中は久美を立たせると、壁に手をつけさせ、
久美のお尻を突き立てるように指示した。

真中は、私がベランダにいるかどうか、こちらを
気にしている。

真中も立ちあがったとき、彼のいきり立ったチンポ
は固く上を向き、その先端から、透明な液体が
にじみ出ていて、その液体が床に糸を引きながら
落ちていった。

真中は、久美のTバックを脱がせないまま、
そのヒモだけを指で摘み、オマンコに食い込ませながら
顔を近づけた。

そして、野獣が獲物をむさぼるように久美のアヌスに
しゃぶりついた。

「いや、はずかしい・・・・。汚いよ、そこは。。。」

「汚くなんてない。おいしいよ。」

ジュルジュルという音をわざと立てているので、
ベランダの私の耳にも、それが容易に聞こえていた。

「あああ・・・いい。感じちゃう。もっと・・・お願い。」

「じゃあ、今度はこの可愛らしいお豆を・・・」

真中は久美のクリトリスに舌を這わせた。

「あ、ああ・・・いい、いいの。すごく、いいの。あん。」

久美の横顔は真中の舌を味わっているかのように少し
微笑んでいる。
私のチンコはその横顔を見るだけで、いきり立っていた。

(すごい・・・美しい。。。そして、これが久美の正体
なのか?)

「久美ちゃん、今度は僕のを・・」

真中は上を向いたチンコを久美の顔に向けた。
久美は体勢を変えて、ひざまずくようにして
真中のチンコを右手で掴んだ。

そして、それを口に運ぶと、まるでメス犬のように
むしゃぼりつきはじめた。

3、4回ストロークすると、口からチンコを離しては
先端を舐めまわし、そして、横をソフトクリームのように
舌をはわせる。
そして、また、喉の奥まで加え込むと・・・
同じことを繰り返す。

やがては、玉の裏に自分の顔をうずめて、下から舐め上げていた。
たまに、真中の陰毛が口に入り込むらしく、それ指で取り・・・
再び、しゃぶり続けた。

「久美ちゃん。たまらないよ。おお・・・」

「美味しい。真中君の美味しい。。」

「ダメだよ、それ以上。おお・・・癖になりそう。」

「クセにしてあげる。」

「に、日本に帰ってもまたしてくれるかい?」

「うん、いつでもしてあげる。」

私は、久美のその言葉を聞くと、異常な嫉妬心を
感じながら、既にしごいていたチンコからベランダの
床に大量のザーメンを放出していた。

「久美ちゃんが、あんな水着を着るからいけないんだよ。」

「え?」

「本当は、あんなのを着て感じてるんでしょう?
 男の視線を感じながら、犯されたいって思ってるんでしょう?」

真中はしゃぶり続ける久美に話しかけた。
そして、腕を伸ばして、久美の胸を揉んでいた。

「あぁ。。そうよ。最初はそんな気はしなかったけど、
男性のHな言葉が私に聞こえて来たりしたこともあって・・。
そのうち、皆に見られたいって内心は思いはじめているみたい。」

「ダメだ。。入れよう。」

「いやん。」

「入れさせて・・」

「うん、入れて!!」

(なんというイヤらしい女なんだろう。)

既に放出した私のチンコは再び、勃起しはじめていた。

真中は、久美のTバックを剥ぎ取った。
水着のTバックの跡が、日焼けでクッキリと
浮きぼりなっていた。
そのラインが妙に、久美の腰の線を強調している。

真中は久美を上にすると

「久美ちゃん、上で好きなように動いてみて。」

(いよいよ、私以外の男のチンコが挿入される。
しかも、久美が上になって・・・)

久美は、真中のチンコを右手で持つとそれを
自分のあそこに導いた。

グッ!!

実際には、音はしないが、私だけのオマンコに他の男性のチンコ
が挿入される瞬間は、私だけの耳には、なぜか
そのような音が天から聞こえてくる。

「あぁ・・・あん。いい。感じる。」

「どこがいい?」

「オマンコがいいの・・」

オマンコという言葉は、私が久美にいつも言わせている。
なんの抵抗もなく、久美はよがり始めた。

真中は、自分から腰を動かさない。
久美が、自ら、腰を前後にグリグリと振っている。

「久美ちゃん。その豊かな胸を自分でもみほぐしてみて。」

久美は言われるままに、自分の豊かな胸を両手で揉みながら
腰を振りつづけた。

「おお、たまんないよ。俺の女になってくれ。」

「ダメ、ゆうがいるもん。」

「ゆうは、ゆうだよ。俺は俺。俺にも、その見事な肉体を
分けてくれ。」

「あん、ああ・・・感じちゃう。もっと言って・・」

「もう、ゆうが帰ってくる。その姿を見せなさい。」

「あぁ・・いいの?見せていいの?」

「見せるんだよ、久美ちゃん。自分で腰を振っている姿を・・」

「あぁ・・あん。変なこといわないで・・・感じる。。
溶けちゃう。溶けちゃうよ・・・」

私のチンコは完全に復帰していた。
そろそろ、部屋に入ろう・・・
決心をした。

  1. 2014/06/08(日) 11:45:51|
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はちきれそう 第5回

私たちは、市内観光をして、ホテルに到着した。
体がかなりつかれていて、夕方まで、少し休もうという
ことになって、荷物を放り出したまま、ベットへ足を
投げ出した。

久美は、シャワーを浴びていた。

昨日、電話で
「久美を連れていくから、欲求不満ならSEXすれば?」
「お前は何を言ってるんだ。」
というような軽い真中との会話を思い出した。

もちろん、その程度の言葉では、真剣に彼に打ち明けている
ことにはならない。
彼の方も、冗談だと思っていたし、こちらも、そう思わせるほど
冗談めいた言葉で語った。

他方、久美には、以前からすこしづつ、
「他の男に抱かれてみないか?」
というようなことを話しており、
「真中は、ハワイで、欲求不満らしい。」
とまで、度あるごとにそれを話題にしていた。

「ゆうは、少し変よ。そんなことを言う人って
変態じゃない?」

しかし、私は、久美の形のよいお尻を両手で掴んで
バックから挿入しながら

「真中が久美を欲しいらしい。」

「こんなことに変なことを言わないで…あぁ・・」

久美は、言葉では嫌悪を示していたが、おまんこは
決ってグッチャリと濡れていた。

「ゆう、そんなことばかり言うんなら、誰かと
浮気しちゃうから。あぁ・・あん。ウソ、ウソよ。
ゆうだけよ。。」


その日は真中の都合で、彼には会わず、私たちはそのまま
疲れを癒すように寝てしまった。

次の日は、夕方近くまでビーチでゴロゴロしていた。
ワイキキの水着屋で、白のビキニのTバックを買って
久美に着せていた。

「今日の夕方、真中が迎えにくる。美味しいレストランに
連れていってくれるらしい。」

「どんなところなんだろうね?」

「お礼に真中とSEXしてあげれば?」

「また、ゆうはそれを言う。本当に怒るから…。
そして、本当にしちゃうわよ。」

と、久美は少し、起こり気味で答えていた。

夕方、シャワーを浴びて部屋で待機していると、
ノックの音がした。
(真中だ…・・)

「おう、ゆうに久美ちゃん。元気だった?」

「久しぶり!!」

3人はそのまま、真中の車に乗って、少し、ワイキキから
離れた場所にあるレストランに行った。

真中は英語でウエイトレスと適格な応対をしていた。
私は、英語は全然ダメだった。
久美は単純に、
「へえ、真中君って英語ベラベラなんだね。カッコイイ。」
と、彼を誉めていた。


真中は以外にも、ビジネスの話とか、ハワイと本土との違い、
様々な知的な話題をしはじめた。

少し、酔ってきた久美は、知的好奇心を刺激されたようで
うっとりと真中の話しに酔いしれていた。

久美がトイレに行っている数分の間に…

「真中、今日は久美とSEXしていいよ。」

「お前、マジで言ってるの?」

「マジだよ。」

「久美ちゃんの唇と太ももを見てたら欲しくなってきたよ。」

「だから、今日はいいよ。」

「いいんだな?」

「ああ」

内心後悔していたのかもしれない。
言ってはいけないことを言ってしまったようで…

久美がトイレから帰ってくると

「せっかくだから、俺の住んでいるところを見てくれよ。
また、飲みなおそう。」

そのまま、私たちは真中のマンションへ直行した。

真中の部屋は、1LDKであったが、日本のそれとは
違い、20畳のLDKに、同じく20畳のベットルーム
という広さだった。
備え付けの家具が並べられていて、片付けもきちんと
されていた。

3人が、再び飲みなおしはじめて、1時間程たったとき
私は真中との打ち合わせ通り、不自然なことを言った。

「ああ、忘れてた。昼に免税店で財布を買うのを忘れた。」

「じゃあ、明日にまた行こうよ。」

と、久美が言った。

「今何時?」

「9時。」

「よし、今から行って来る。」

「何言ってるの、ゆう。明日にすればいいでしょう。」

「ダメなんだ、やることはすぐやらないと気が済まない。」

極めて不自然な理由であったが、ここまでくれば理由なんて
どうでもよかった。

「真中、車を貸してくれ。」

「ゆう、やめたほうがいいよ。お酒も少し入ってるんだし
道も分からないだろうし、右車線だし…」

「大丈夫、道もなんとか分かるよ。ワイキキのネオンが
見えたら何とかなる。1時間で帰ってくるから・・」

私は、真中から、車の鍵を借り、久美にばれないように
軽く目で合図をした。


久美は、あきれた顔をしていた。

もちろん、私は、出かけるつもりはない。
真中の車の中で休んで、しばらくしてから、こっそり、部屋に戻るつもり
であった。

その間に、真中は何とか久美を口説く、という手はずだった。

幸いにも、真中のマンションのベランダはリビングとベットルーム
に隔たりがなく、リビングからこっそりベランダに出れば、
リビングを覗ける仕組みになっている。

私は、真中の車の中で、タバコに火をつけてはすぐに消して、
また再びタバコに火をつけ、落ちつかなかった。

(久美も大分、酔いが回っているけど、まさかなあ。)

内心、期待していると同時に、微妙に後悔もしていた。
はちきれそうな肉体を他の男に食べさせてしまうなんて・・

(きっと、久美は真中の誘いを断わるはずだ。間違いない)

気がつくと、20分は経過していた。
果たして、この短時間で久美が落ちているか?
逆に言えば、私は1時間で帰ると、伝えてあるから
いたずらに時間が経過すると、久美は真中を拒否するだろう。
と、なれば、真中も短期決戦にでるしかないし…

私は、決心して、真中の部屋に戻ることにした。
  1. 2014/06/08(日) 11:45:30|
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はちきれそう 第4回

真中がハワイに行ってから、2週間もしないうちに
手紙が届いた。
孤独な日々が始まって、これから半年間はつらくなりそうな
ことが書いてあり、そして、性欲の処理も困りそうだ、という
ことも付け加えてあった。
彼が渡米するまえに、海で撮影した久美と真中の2ショットの
写真を渡してあったのだが、ヘタな海外のエロ雑誌をみているよりも
興奮するらしく、それをオナニーの材料にしているらしかった。

しかし、考えてみると、オナニーの材料ということは、久美を
想像の中で犯している、ということに他ならない。

それをきっかけに、私は新婚旅行をハワイにいこうと
内心決めていた。
つまり、飢えている真中と久美をSEXさせてみたい、という
ひそかな願望が頭をよぎったのだ。

「新婚旅行はハワイにするよ。」

「うん、そんなのこだわらないから、どこでもいいよ。」

約1週間の予定で、新婚旅行はハワイに決定した。

真中には、なるべく日本人のいないような洒落たレストラン
に連れていってくれるように予め頼んでおいたが、ひそかな
計画は打ち明けられずじまいだった。

やはり、内心では、自分自信に躊躇している部分もあったのだろう。
彼に打ち明ければ、ドンドン話しがエスカレートしてしまうのは
目に見えていたので、成行次第という弱気な気持もあったことは
確かである。

久美は比較的SEXがスキな方だが、浮気を積極的にするタイプでもない。
まして、アブノーマルプレイは変態のやることだと決めつけている。
果たしてうまくいくのか?
そんな気持で私はクミを連れてハワイに旅立った。
  1. 2014/06/08(日) 11:42:03|
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はちきれそう 第3回

久美は、最初嫌がった。

「え~。恥かしい。だって、人気の少ない海に行こうって
わざわざ約束したのに・・」

結局、真中の事情を話して、久美には納得してもらった。

当日は、非常にいい天気だった。
私は、通常2時間はサーフィンをするが、その日は
2人を待たせているということと、何となく久美と
真中を二人きりにしておくことに抵抗を覚えて
1時間ほどで、海から上がった。
それでも、夕方近くまで、日焼けをした。

その日は、特に、何事も起こらなかった。

真中を送った私は、車の中で久美に
「真中は、スケベだから、お前に変なことを
言ったんじゃないの?」

「うん。なんか、色々言ってた。」

「何って?」

「もう忘れた。」

久美は、笑いながら話をはぐらかした。


今度は、翌日に真中に電話してみた。
真中は、私はスワップや3Pなどに興味があることを
知っていたので、隠し事もなく露骨に話しを始めた

「何だよ、お前。あの久美ちゃんの水着は・・・。
あれじゃ、犯罪に近いな。はちきれそうな体が
水着の締められて、ムチムチしてるよ。」

「お前は、何かスケベなことを久美に言っただろう?」

「そうでもないよ。ただ、それじゃ、毛のお手入れが大変だね、とか。
Tバックの線が、おしりに食い込んで痛くない?とか。」

「それだけか?」

「あ、もうひとつ。そんなに、ムチムチしてるってことは
結構頑張ってるね、とか・・・それくらいだな。」

男同士では、大した会話ではないかもしれないが、
久美にとってはセクハラに近い会話かもしれない、とは
思った。

真中は・・・
「お前の結婚式に出られなくて本当にゴメン。」

「ああ、いいんだよ。それより、結婚式に電報はくれよ。」

そんな会話を最後に、真中は単身ハワイに渡ってしまった。
  1. 2014/06/08(日) 11:40:56|
  2. はちきれそう・ゆう
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はちきれそう 第2回

ある日、真中から電話が入った。
「転勤になった・・」
「え、どこへ?」

中小企業である不動産業者へ勤務している真中の話しによると、
社長が個人的に購入したハワイのマンションを宿泊先として
海外不動産に関する事業を立ち上げるための準備にとりかかる、という。

「と、言えば聞こえがいいけど、実は俺一人なんだよ。」

「海外に精通しているお前が抜擢されたというわけか。」

「まあ、半年位だとは思うけど・・・」

「じゃあ、送別会でもやるか?」

「いやあ、半年位の話だから、遠慮するよ。それよりも、
個人的にゆっくり会いたいな。」

私は、とっさに、真中を海に誘うことにした。

「じゃあ、今度の日曜日に、サーフィンしに
海にいくけど、一緒にどうだ?帰りに食事でもして・・」

「馬鹿言え、お前がサーフィンしているところを待ってる
というわけか?」

「いや、久美もいるから。」

「あ、そうか・・・え、じゃあ、久美ちゃんの
水着姿も拝めるということか?」

私の脳裡には、久美のあの水着姿がよぎった・・
真中の横に、あのイエローのTバックの水着を
着た久美を並べることを思うと、それだけで、
少し、チンコが勃起する妙な気持だった・・・

「たまには、そういうのいいな。OKじゃあ、そうしよう。」

次の日曜日に、3人は、海に出かけることになった
  1. 2014/06/08(日) 11:40:02|
  2. はちきれそう・ゆう
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はちきれそう 第1回

婚約が決定してからというもの「久美」が自分の物になった
という実感から、急に、久美に対する嫉妬心が薄れてきた。

6月頃、巷には新作の水着が発売されはじめていた。
1年前には、久美のミニスカート姿ですら何者かに
嫉妬していたほどの私が、急に、「今年は、少し大胆な
水着を買わせよう」と思い立った。

「今年の夏の水着は僕も一緒に買いに行くよ。」

私は、独身時代にサーフィンをしており、夏は
久美が砂浜で私のサーフィンが終わるのを待つ、という
図式が出来あがっていたので、そんな会話も自然にできる
状態だった。

「めずらしいわね。無関心なのかと思った。」

それ以上、会話は続かない・・・

「じゃ、今度の日曜でも行きましょう。」

次の日曜日、別にワクワクすることもなく、
かえって、面倒臭くなりはじめていた私を
久美は後押ししながら、連れ出した。

女性と言うのは、男性が買い物に付き合うというだけで
妙に嬉しい生き物らしい。
店頭の前で、足がすくむ私を、グイッと引っ張り、
2人は店内に入った。

久美がハンガーに掛かっている水着を見ていたとき、
私は目のやりどころがなく、あたりをキョロキョロと
見まわしていた。

そのとき、近くにあった、マネキンが着ていた
イエローのワンピースの水着が私の目の中に
飛び込んだ。

「鮮やかで、健康的、ハイレグもきつくていいな。」
私は内心そう思いながら、そのマネキンの背後に回った。
「ありゃ、Tバックだ・・・」

前から見ると、いい感じのその水着は実はTバックだった。
「う~ん。」
少し悩んだ私は、
「きっと、似合うと思う。試着くらいはさせてみよう。」

久美にそのことを言うと

「これ~??少し、過激じゃない?」

半分いやがる久美を試着室に押し込めると
私は、とても長く感じられる数分間をその前で
待った。

「お待たせ。」

試着室のカーテンが開いたときに

「おお!!」

思わず、私の口からは歓喜の声が出てしまった。


久美は身長が160cmくらいで、バストも大きく
腰のクビレから、ヒップのラインもセクシーな女である。
モデルを志願していたらしいが、身長が足りないということで
断念した。
それでも、1日だけの簡単なコンパニオンなんかをバイトで
やるくらいの女であったから、私としては、贅沢すぎるほどの
満足である。

「後を向いてごらん。」

久美は恥かしそうに、後ろを向いた。

イエローの水着の食い込みが、キレイなヒップラインを
引きたてていた。

「今度は斜め。」

斜めを向くと、たわわに実った乳房がはちきれそう
になっていると共に、バストからヒップ、そして腰のクビレのラインが
一本の丸い線を描いていた。

そのまま、抱きついたい衝動に駆られるほど、
私の胸は鼓動していた・・・

この、久美の水着姿が、私の友人の真中ひ火をつけて
しまうとは、このときは予期できなかった
  1. 2014/06/08(日) 11:39:11|
  2. はちきれそう・ゆう
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家族遊戯 第14回

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家族遊戯 第11回

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巨乳妻 第13回

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巨乳妻 第5回

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巨乳妻 第3回

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巨乳妻 第2回

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巨乳妻 第1回

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  2. 巨乳妻・ゆうき

イトコと親友に、そして・・・ 第16回

それにしても、目の前の綾が、あの綾なのかと目を疑う。
 どうしてもぬぐえない、覗き部屋からの綾の姿態に対する違和感。
 綾と出会うまで、どちらかといえば性に開放的で、こだわりの少ない女性としか
付き合ってこなかった私にとって、綾との出会いは人生を変えた衝撃でした。
性の衝動の強い私にとって、やはりそれを受け止めてくれる様な女性を選んできたのかも
知れないのも事実。
 勝手な話だが、そういう付き合いの中で長続きする事は皆無で、愛情を深めるというより、
会うたびに飽きてくる自分も情けなくもあり。勿論、その女性たちを見下しているのでは
さらさら無く、むしろ自分が飽きっぽいのではと責めるようにもなり、
 「燃え上がるのも早かったけど醒めるのも早かったわね」 私が別れたいと言った時に
ある女性に強烈に皮肉られた言葉がいつまでも残り、だいたい、自分に合う女性というのが
分からなかった私。
 ある時、オヤジの友人の中でもちょっと異質な人・・オフクロが唯一嫌っている存在、
が遊びにきた時。その人は奥さんを連れて来た事が無く、いつも奥さん以外の女性を
連れて来て、応対に戸惑っていたオフクロ。その晩は図々しく(?)その女、キッチンに
入ってきて「奥さん、私がやりますから、座っててください」そう言って、土産に持ってきた
デカイ魚を勝手にサバキ始め・・逆上したオフクロ。
 泊まりはいつもラブホで、その深夜、そのラブホから電話があり、オヤジの友人の方が、
風呂場で胃痙攣を起こして救急車で運ばれたとの事で酔いの醒めないオヤジを乗せて
病院へ。その帰り道、「マー、彼女はいるんか?今」聞いてきたオヤジ。
長続きしない事を言うと、「マー、自然にいくんだ、自然に、ここで決めるんだココで、
ココじゃないぞ!」そう言って、私の胸を叩き、ついで、股間を叩いたオヤジ。
 確かに、間違いなく股間が女性に向いていた事は事実。

それから数ヶ月が経ち、いつもの店にいつもの奴と行き、いつものものを食べ終えて、
大食いの同僚が終えるのを待ってボーっとしていると、目に入って来たある女性・・
目立つ訳じゃなく、ただなんとなく目にしていて、「ん!」私の目線に気ずいた同僚が、
振り向きざま、「あ~、綺麗だよな、あっ、無理無理、だいたい、おまえのタイプじゃないだろ」
確かに、よくみると、ハッとするほど綺麗なのに、キラキラと目立つところがなく。
「見た事あったか?」「あれ?おまえ気ずかなかった?俺、何べんも見てるけど」
「何べんも?何で気ずかなかったろ」「だ~から、オマエの好みと違うのかと思ってさ」
「・・・いや、綺麗だ」 ブッとふきだして、「あれ、惚れちゃった?止めた方がいいと
思うけど・・・振られるよ、ああいう人は不純な男は嫌うんだから、ハハッ」
「バ~カ!だれも付き合うなんて言ってないだろ、ただ、綺麗だって言ってるだけだろ!」
「言っとくけどな、ああいうのはカワイイっていうんだ、カワイイ!」
「ったく、な~んにも知らね~んだから、ああいうのを、キ・レ・イ!って言うんだ、
覚えとけ!」
  時々、私達は声のトーンの高さをひどく間違える所があり、何時の間にか大きくなって
いた事に気ずかず、最後のキ・レ・イはひどくこの場の雰囲気を壊してしまったらしく、
何か、嫌な静けさと、何人かのクスクス笑う声と、隣の席の中年の高そうな背広を着た
男性がカルボナーラスパゲテイを喉につかえさせてムセッテいる姿と、横に倒れて
腹を抱えて笑っている同僚、一番マズカッタのが私の左手が彼女を指差していた事。
慌てて手を下ろした時には、もう、彼女の顔は真っ赤。
  一緒に来ていた同じ制服を着た女性は振り向いて目を丸くしていて、あわてて手を
下ろした私を見て彼女に何か言い、やはり両手で口を押さえて笑い出し、彼女は両手を
ホホに当て・・
 「なあ、なあ、バレチャッタ?こっち見てる?」相変わらず寝たまま笑い続ける同僚。
 「ああ、顔赤くなっちゃったよ、マッズイな~」
 「え!赤くなっちゃったの?どれ!」
 「見るなバカ!」
起きてアカラサマニ振り向くバカに思わず頭をビシャッ!
 「イッテー!叩かなくてもいいだろ、イッテーな~」
また振り向いてこちらを見た同僚らしき女性が何かを言って笑いをこらえていて、
彼女は、グラタンにフォークを立ててクルクル指で回して、見るからにいたたまれない様子。

 以来、彼女は顔を見せなくなり、約一ヶ月も過ぎた頃、たまたまその時の話をしていた時、
 「彼女、かわいかったな~」
 「あれ?おまえ、綺麗だって言ってたじゃん」
 「ん、あの後さ、恥ずかしそうにしてさ」フォークを立ててまねしていた時、

   コツ、コツ、コツ、
 「アッ!オイ、来たよ、来た来た!」
 見ると、あの二人が入ってきて、遠くに座ろうとした彼女だったが、同僚が指差して、
前と同じような所に。何か、困りながらついていく風。
 私はドキドキして、意識過剰の状態。
 「オマエど~したの? さっきから、すましちゃってさー、そうだねとかそれはさとか、
  何気取ってるの?・・・アッ、おまえ、好きになっちゃったの?」
 「あ、あ~、なった、胸がドキドキしてる」
ガクッと顔をテーブルに伏せ、笑い出した同僚。
 「オッマエサ~、一目ぼれって言うんだろうけどサー、あれ、相当ガード固いよ?
  今までの彼女達と違うよ?」
 「わかってるさ!だからドキドキするんじゃないか!ボケ!」
 「あのさ~、美女と野獣とは言わないけどさ~、何って言うか・・清純とドスケベ?」
 「ド、ドスケベ~! ドスケベはないだろードスケベは!・・アッ!」
又もトーンの調整の失敗! 同僚は又テーブルに顔を伏せ、笑い出し・・
 「オ、オイ、彼女どうしてる? こっち見てるか?」
 「ん?あ、あ~、」
彼女は両手を口に当ててこらえるように笑っていて、
 「笑ってるよ」
 「何?笑ってる?」顔を上げた同僚が「ホントか?」今度は振り向かず。
同僚は真顔になり、「マー、チャンスあるかも知れないぞ?声かけてみれば?」
 「ん!こんなドキドキしててか?だいたい何もキッカケないじゃないか、まるでナンパ
じゃね~か!」
 「だってさ、今までだって、大したキッカケなかったじゃないか!いつものオマエらしくも無い」
 「いつものって、それがまずいって今言ったじゃないか、かなり真面目そうだし」
 「声かけるのは一緒だろ?いいから当たって砕けろだ、砕けたら俺が直してやるから、ナ!」
彼女達が会計を済ますのを待ち、ドアを開けるのを見て急ぎ追いかけ、道路を歩き出した
二人に声をかけ、
 「あの~、スミマセン!」(何か用意して、落ちてましたとか言えば良かったとかが脳裏を横切り
すぐ振り向いたのは同僚の方、すぐ相手を察して、
 「綾、何か用事があるって!」
 「エ?」明らかに狼狽の様子。
 「あ、あの~、今度、ちょっとお茶でも・・だめですか?」
 「エッ 私ですか?・・・」(私、お付き合いしている人が・・の恐怖!)
 「・・ダメですか・・」(シマッタ!オネガイシマス!がよかったか?)
すると同僚が、ニッコリして「私も一緒でいいですか?綾、臆病でダメなんです、こういうの」
 「サヤカ・・」困ったように同僚の腕をつかみ、
 「勿論、私も連れてきましょうか?あっ、アイツでよかったら・・」
店の方を指し、するとクスッと笑った二人。
 「楽しそうでいいですね、お願いします。」明るく勝手に決めてくれた同僚のサヤカさん。
別れると、ダッシュで戻り、デートの予定をキャンセルさせ、
ついにその日を迎え、牧場までドライブし、下りて歩くうち、
 「あや~!手ぐらい握りなさいよ~、ほら、見て?」
ナヌ!もう手を握ってる! 握られてる同僚は照れながらもピースサイン。
 「あ、あ~、俺たち、心で手を握ってるから」緊張で、冗談も言えない。
しかし、口を押さえて吹き出した綾。
ちょっと安心して「ネ!」と綾を見ると、ニッコリして答えた綾。
その可愛らしさにドキッ! あ~笑う顔がまた綺麗だ!
 「あ~あ! 見てらんね~!先に行きましょ、サヤカさん」
食事の時、トイレに立って綾がいなくなった時、
 「○○さん、綾ね、真面目すぎて、これまで誘われても断っちゃうし、付き合い始めても
  疲れるとか言ってすぐ辞めちゃうし、最近、お見合いでいいなんて言い出して、
  だから、大変だろうけど、よろしくネ!」
席を立った同僚が、私の肩をもみだし、
 「マー、大丈夫か?オマエもガチガチじゃねーか、今までのオマエ・・」
思わず腹に入ってしまった肘撃ち。
 二度目のデートのディズニーランドは向こうの2人の気ずかいで、当日になって、
2人だけのデートになり、アトラクションの助けもあって、何とか楽しく過ごせたが、
あまりに今までと違う、清楚な雰囲気が、私を別世界に誘い始め、ちょっとした冗談も
言葉足らずな話も理解してくれるやさしさに、どんどんのめり込んでいった私。
 帰りの駐車場までの長い距離で、
 「手をつないでもいい?」高校生以来、口にしなかった私にしては礼儀正しい問いかけ。
足を止めてしまった綾に、ドキッとしたが、うつむきながら近ずいてきた綾の手を握った時の
あまりの柔らかさに驚き、全身に電気が走った衝撃。車中でも握り続けていたが、
綾の、小さな町工場を経営する家が見えた時、綾が初めてその手を握り返してくれ、
最後に「楽しかった、ありがとう」という言葉に、慌てて次のデートを頼み、
クスッと笑ってうなずいてくれた綾。
  みるみると自分が洗われる様な気のする不思議な綾への恋愛。
ある公園で、ベンチで話していた時に、私の話そうとすることが綾の口から語られ、
私の語る事に驚いて「私も今それを・・」初めて知った心の繋がり。
  やがてカップルが近くのベンチに座り、ディープキスからだんだん過激になる様子に、
すでに綾の力でエッチな気持ちが飛んでいた私。ちょっと前なら刺激されて私も同じ事を
していた筈。
  慌てて立ち上がり歩き始めた私達。
「分からなくなっちゃうと思うんです・・」小さな声で言った綾。
「え? 何が?」
「あの、ああいう事をすると、それ以上、相手のことが、分からなくなっちゃうと思うんです」
一瞬、コレまでの私の愚行を責められた様な気がして、ドキッとしたが、
今、次から次に相手の想いが伝わった初めての体験に、納得せざるを得ず、
 「ああ、俺もそう思う・・」
その言葉に、立ち止まった綾。
 「本当に?」
 「えっ?」
 「本当にそう思うんですか?」
 「あ、ああ、勿論、だって、さっき、綾さんと話していて、綾さんの想っている事が
分かるような気がしたし、綾さんも俺の考えてる事を分かってくれたような気がしたし、
俺、正直言って、こんな付き合い方初めてで、セックスすると、自分も相手も嫌になってきて、
いつも長い付き合いが出来なくて、今回、綾さんの様な、なんていうか、人の心を大事に
想う心のきれいな人は初めてで、だんだん俺の心まできれいになってきた様な気がして・・」
  話してる内に何を言ってるのか解らなくなり、そして何かがこみ上げてきて、
言葉が出なくなってしまった私。
  気がつくと、綾が目の前にいて、綾も涙を流していて、「ありがとう・・」と言って
私の体に身をあずけてきた綾。この世に、こんな快感があったのかと目もくらむような
至福感。
  それから3ヶ月程して、珍しく、平日にそれも綾の方から誘いがあり、綾は両親が
忙しいので夕食は綾が作る為に、平日のデートは初めて。有頂天で待ち合わせ、
私の車中、初めて見る綾の思いつめた様な表情。
  「どうしたの?」
  「エッ?アッ、ごめんなさい・・」
  「いや、気は使わないでいいよ、会えただけで嬉しいんだから・・ただ何か
  元気がないから・・」この時だけは何を考えているのか、さっぱりわからず。ただ、
もう綾なしの人生は考えられなくなっており、根拠はないがふられる事への恐怖感も
全くないわけではなく、
  「まさか、俺、ふられちゃうんじゃないだろうな・・まあ、そん時は死ねばいいだけだけど」
さすがに驚いた様子の綾。
 「死ぬって・・」
 「ふられちゃうの?」強く横に振ったことでまずは安心!安心したせいか、いきなり
いつもの綾への感がよみがえり、
 「サヤカさんに何か言われたの?」 一瞬驚いた様子で、うなずいた綾。
 「何て言われたの?・・・・まあ、無理に言わなくてもいいけど」
 「正光さん?」
 「エッ?何?」
 「ちょっと聞きにくいんだけど・・」
 「何?綾子さんの聞きたい事なら何でも答えるけど・・」
 「ウ~ン・・・あのね、あの・・男の人の生理について、サヤカに聞かされてね」
 「男の生理?! 何それ・・」
 「ウン、あの・・だから、出ちゃうでしょ?」
 「エッ!出ちゃう?・・・何が?」
 「あ~、やっぱり聞けない・・」
 「アッ、射精の事?出ちゃうって・・」
 思わずホホを両手で隠した綾。赤面した時の綾の仕草。
 「ん~、だから気持ち良くなって出ちゃうんだけど、あの時にね、アッ、夢精って言って、
成長期に夢でエッチな夢見て出ちゃう事もあるけど・・」
 「正光さんもあったの?」
 「勿論!」
 「今も?」
 「アハ!今は無いけど、まあ、手コキしちゃうしね、普通、」
 「テコキ?テコキって?」
 「あ~なんだか俺も恥ずかしくなってきたな、だから、女性とするように自分の手で
するわけ・・・あっそういえば・・」
 「なに?そういえばって・・」
 「アッいい、それこそ恥ずかしい」
 「エッ何?私も言ったんだから言って!」
 「あ~、その夢精さ、この前、一回あったっけ・・」
 「夢で?・・・誰と?・・」
 「綾さんに決まってるじゃん、もう、エッチな格好した女の人見ても平気になっちゃったし」
 「平気になったって・・ホント?」
 「ああ、平日は会えなくて苦しいけど、あって綾子さんを見ると、涙出るほどうれしいし、
話せばそんな綾子さんと気持ちが通じる事で凄く嬉しいし、それに手を握ると体中に電気が
走って、・・それに・・」
 「・・・それに?・・」
 「綾子さんを・・抱きしめると、何と言うか、綾子さんを全部吸い取れるような気がして
もう、幸せな気分で一杯になって、そして、だんだん、すごく安心してきて・・」
 「・・・ありがとう・・私も。 でも、正光さん、平気なの?・・あの、サヤカが言って
たから・・」
 「ああ、大丈夫だよ、俺、どうしても我慢できなくて、綾子さん想像してテコキする時
は、綾子さんの承諾得てからにするからさ」
思わずふきだした綾だったが、
 「今まで、しなかったの?・・それ」
 「ああ、俺にとっちゃ奇跡だけど、本当!」
 「・・ありがとう・・でもね、サヤカに聞いたのは私の方なの」
 「エ!何を?」
 「正光さん、この前抱きしめてくれた時、したくなったのかと想ったから・・」
確かに、自然な勃起で、慌てて腰を引いて、おかしな格好になってたが・・
 「アッ、確かに・・でもあれ、したいっていうか、綾を俺の中に入れちゃいたくなって、
自然に・・ホントに自然に」
 「ん~ん、いいの、サヤカに聞いたら、当たり前だって・・」
 「でもさ、綾子さんに無理な事して欲しくないから、自分より相手の事大事に想うの初めて
だし、この気持ちも大事にしたいし、それに、この気持ち、綾子さんから吸収したものだし」
 綾は、何時の間にか下を向き、ハンカチを手に持っていました。
 「正光さん、連れてって・・」
 「ん?帰るの?もう・・」違うことは解っていても信じられず。
 「ん~ん、・・そういう所・・」
 「エッ!って、ラブホ?」 コクンとうなずいた綾。
 「無理しなくてもいいよ、ホントに」昔の自分とは全く逆の言葉。
 「ん~ん、・・行きたいの、正光さんと・・お願い、連れてって・・」
初めて私の肩にしな垂れかかってきた綾。そして、回してきた腕。
これさえも、初めての至福感。今までの経験が、ゲームであった事を痛いほど知らされ。
パニクッタ状態ながら、1度入った所だけは避けたく、以外に(?)知らない所はなく、
愛する女性と探すラブホが、こんなにも幸せなモノとはつゆ知らず!

 車庫に入れる手が少し震え、ドアを開き、階段を上がる時にも後に続く綾の
足音に、信じられないような至福を感じ。
 ドアを開けると、信じられないほど美しく見え、ココにも綾の力を感じ。
 「綺麗なのね、良かった」
私は思わず風呂にお湯を入れようとして、手馴れた自分を見せたくない気持ちになり
慌ててソファーに座り、
 「正光さん?」
 「ん?なに?」
 「私、正光さんの過去の事、気にしていないから・・」
また私にしな垂れてくれた綾。その綾の体温に、初めて大人の交わりという感覚を知り、
今までの、同じようなシーンを、子供のお遊びであった事を知り。
 「私、入れてくるね」
私の心を見抜いて、浴槽のお湯を入れに行ってくれた綾に、悲しいほどのありがたさを
感じ、この女性に出会った事が、やはり奇跡であった事を痛感した私。
私の勃起にさえ、底知れぬやさしさで動いてくれる事に、綾の浴室の姿を見ながら、
涙があふれてしまった私。
 戻った綾が、驚いて立ち止まり、私の横に座って
 「正光さん・・」
そう言って、膝の上に私を抱き寄せてくれた綾。
 「正光さん、私、幸せ・・本当に出会えてよかった・・」
想う同じ事を、言ってくれる綾であっても、この言葉だけは私を励ますためにさえ聞こえ
それさえも感じ取って、私を強く抱きしめてくれた時に、ワズカデモ疑った自分を恥じ、
思わぬ綾の言葉のプレゼントに気を失うような至福感の絶頂にいたり。

 落ち着いて体を起こすと、
 「大丈夫?」言った綾の姿が、メロメロになっていた綾の美しい顔に何かの光が
射したような眩しさを感じ、
 「大丈夫?・・」 又聞いてきた綾に思わず唇を合わせた私。何でしたか解らないほどの
自然なキスも初めてだが、やはり、全ての存在を身に入れてしまいたい気持ちに火を点けた
初めてのキス。
 思い余ってソファーに横にして、離したくない想いが爆発して、綾の上に覆いかぶさって
あらん限りの力で抱きしめた私。底抜けに柔らかく、「ウン!」と言って、苦しいかと
力を緩めようとした時に、背中に回してきた手が、さらに私を引き寄せてくれた綾。
勃起してきた腰を浮かそうとした時に、首を横に振ってくれた綾。
頬を頬にすり寄せながら、髪をやさしくなでられ、「正光さん・・」
耳に届いた時に、生まれて初めて、至福のなかで、柔らかい綾の腹を股間に感じながら、
射精の妙感に綾を感じる、幸せの射精を教えてくれた綾。

結婚生活に踏み切れる女性とはであえ
生殺しの様な挿入に、リズムを合わせて尻を動かす綾。
おおよそ、あの綾とは思えない破廉恥な姿態。
恥ずかしげに横を向く顔と、義兄に答えて動く下半身の不一致が卑猥さを助長し、
勝手に動いているかのような股間の動きが卑猥で・・ふと感じた疑問。

私の企みで、二人きりの夜を迎える事を知った朝。
義兄のあからさまに軽薄な態度とは対照的にふさぎこんでいた綾。
その日を迎えるまで、家族に接する時以外はふさぎこみ続けていた綾。
これから起こる事に期待と興奮で、狂っていた義兄と私の3日間。

迎えた夜、いきなりの義兄の浴室の覗きを許し、初めての二人きりのこの部屋で、
あの細い指で、逝かせた綾。

今夜、ついに衣服を剥ぐ義兄の蛮行を許し、股間を覆う最後の布さえも剥ぎ取られ、
全裸の肌を義兄の目に晒した綾。
愛撫を許し、ついに擬似性交に励む綾。
義兄の心理はともかく、知りたいのは綾の本心。
驚く様子を感じられなかった、下半身をさらす時に私を見つめた目。
義兄が自分の体に入ろうとする事を、判断を委ねたような目。

何度も中断させながら、擬似性交に励む二人をぼんやりと眺めながら、
何か感じる違和感に、コレまでの様々な場面を思い出しつつ・・

 「アアッ!」
ねじ込まれはじめていた綾。
半分ほどねじ込んで、ジッと動かない義兄。
そして相変わらず横を向いたまま目を閉じている綾。
 「ウーン」義兄はうなると、いきなり抜き、またゆっくりとねじ込まれていき、
  1. 2014/06/07(土) 01:45:48|
  2. イトコと親友に、そして・・・ ・正光
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イトコと親友に、そして・・・ 第15回

 温風ヒーターの機械音だけが深夜に明かりのともるこの部屋に響き、

深夜には車の音さえめったに聞こえない静かな分譲地内のこの家の明かりを、もしも、
外から見る者があったとしても、ただの夜更かしとしか見えない筈の
深夜のこの部屋で、よもや今、全裸の嫁の綾子と夫の姉の夫が互いの
性器をむさぼり合う情景を、誰にも想像されない事に、不可思議さを感じつつ、

 ふと我に帰れば紛れも無く、点る電灯が照らし出すのは全裸の綾と義兄。
 そして生々しい肉体の触れ合い。
温風ヒーターの機械音が生々しい二人の行為を助けるように、二人の早い吐息をかき消し、

 綾の大きくオマンコを押し広げられたあられもない卑猥な格好と、動かない義兄。
しかし義兄の腰を照らす照明の影では密かに二人の性器の先端が触れ合い、
 義兄のいきり立った亀頭に綾のオマンコの陰唇がまったりと絡みつき、ぬめりきった
綾のイヤラシイ熱さを生々しく義兄に伝え、次第に腰を動かし始めた義兄に綾の尻も、
ため息とともに卑猥に動かして義兄の一物から離れず。

 やがて自然の成り行きの様に、義兄の腰が綾の女をさらに襲い始め、まったり絡み合った
亀頭を押し込め、思わず尻を突き出して短い叫びと共に迎え入れた綾。

 義兄の亀頭が綾の尻の間にすっぽりと入り込み、又もその感触を味わって動かない義兄に、
 オマンコの淫らに熱い感触をさらに義兄に教えるかの様に、そして、
 義兄の一物の見事とは言えないがそれでも最も刺激的なカリをしゃぶり摂る様に、
 次第に綾のオマンコ周囲がゆっくりと器用に、卑猥に収縮を始め、明らかに
 オマンコで亀頭を揉み込んでいる綾。
 やがて豊かな尻と太ももが淫らに動き、義兄の一物をさらに引き入れようとする姿態に
 一気に反り立った私の股間。

 綾の股間の卑猥な誘惑に抵抗するかの様に、ゆっくりと亀頭だけを綾に提供し始めた義兄。
 じらすようにゆっくりと動かす腰。次第にその亀頭だけの不満足な快感に酔いしれてきた綾。
 義兄の器用な押し付けに下ろした膝を立てて次第に体で答え始めた綾。
 二人の腰の動きが段々とリズムを合わせ始め、吐息までが一致して耳に届き、
 相変わらず恥ずかしげな綾の美しい横顔と、相変わらず魅せる白いうなじと揺れ始めた
 乳房。
 義兄に合わせて卑猥に尻を上下させる、恥ずかしがる表情とはあまりに不一致な綾の
 姿態の卑猥さに、思わず私は股間をツカミ。
 動きが止められなくなってしまった綾の尻の動きと、そして立てた太ももをさらに
 義兄の腰の前に大きく開いていった綾の淫行。見せた豊かな真っ白な太ももの内側の
 肌に、必死に玉をつかんでこらえた私。
 ギリギリに開いた股間を、尻だけの力で上下させる綾。
 私を別世界に連れて行こうとする綾の淫らな尻。
  1. 2014/06/06(金) 09:59:42|
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イトコと親友に、そして・・・ 第14回

 綾の肉体をぎりぎりまで犯す為に、ギリギリまで押し広げられた綾の下半身。
照明がまともに綾の股間を照らし出し、義兄の目の前にあられもなく綾の太ももや尻や
綾の濡れきった女の入り口が、キラキラと光っていました。
 綾の体を知ってから今まで、耳にした事の無い綾の絶叫。
 義兄の男が、綾の女を貫いた瞬間、聞こえた綾の泣き叫ぶような絶叫に、
一瞬、私達が初めて結ばれた時の情景が頭をよぎり、しかしそれとは明らかに違う、
これまで培ってきた綾の、女として、妻として、嫁として、子供達の母親としての理性
や自覚を壊してまで、挿入を許した膣と子宮に、おそらくは全神経を集中させて感じ取った
義兄の一物に対する絶叫。

 子供達や、両親や勿論私に対して、綾らしい自然で優しい笑顔や仕草に、さらに愛情を
深めてきた私。
 そんな綾の姿が脳裏に浮かび、目の前の綾の全裸の姿が、義兄の目に、ギリギリまで見せる
尻やその中心にある口を開いた綾のオマンコの目の前の映像が、実在する現実として
受け止めきれない錯覚が襲い、しかし次の瞬間、又現実感が私を襲い、つい数分前、綾が私に義兄の一物を自分の膣内に挿入させる事の同意を求める目線を送り(?)、決意したような静かな表情で自ら義兄の体を受け入れるために開いていった白い豊かな太もも。
 義兄があわただしくその開かれた綾の股間に体をいれ、義兄の一物が女陰に感じた瞬間に一瞬見せた綾の狼狽の表情。
 そして恥ずかしさに耐え切れず横を向いて見せた綾の横顔と白いうなじと豊かな胸。その美しさとこの状況に、突然襲ってきた衝動。そして耐え切れず射精してしまった私。
  
 ギリギリに開かれた綾の股間を、義兄の腰が再び襲い、綾の陰唇の間に見える鮮やかな
膣の入り口が義兄の一物の亀頭が押し付けられて見えなくなり、義兄の亀頭を綾の陰唇が
包み込んだ時、またもや私の股間にドクドクと衝動が襲いました。

  1. 2014/06/06(金) 09:58:55|
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イトコと親友に、そして・・・ 第13回

 初めて空気に触れた綾の下腹の肌。その男達の視線を、布で拒み続けてきた素肌がさらけ出され、
無遠慮に凝視していた義兄。
 1ヶ月間、おそらくは悶々と義兄の頭の中を悩ませていたであろう、綾の裸体の想像が、
今ようやく露わな乳房を含めた上半身から下半身までも、肉棒を挿入する綾の貞操の入り口
を除けば、そのほとんどの素肌が目の前に露わになりつつ・・目にするだけでなく、触れることも、
舌で味わう事もおそらくは綾の肉体の全てをむさぼれる事が許されそうな状況に、耳でもわかるほどの荒い呼吸を綾に隠そうともしない義兄。

遂にむき出しにした綾の下腹、そしてその中心に、綾の陰毛。

 その目線に気ずいて、恥辱に耐え切れずに「ィヤ!」と小さく叫び、
 横を向いて目を固く閉じてしまった綾。
 義兄の無遠慮な目線に、早まる息で波打つ綾の乳房と腹の動きが
義兄の欲情をさらに高ぶらせる事など、嫁と、夫と母親を演じてきた綾には気ずく筈もなく。

 義兄は、綾の付け根で留めた手を、ふっくらと横に張り出した綾の腰・・
ついさっきまで覆われていたパンティの食い込みの後の残る、露わになった綾の腰の肌を、
またも手のひらで惜しむように味わい、ふくよかな腰の肉の弾力を、欲情した指でゆっくりと
確かめるようにしつこくも味わい、目も休ませる事なく、綾の乳房と腹の迫るような動きから
離さず。

 やがて、付け根に残された布がズルズルと下ろされ始め、ゆっくりと通過するパンティが、
フトモモをこする音が止まり・・綾の間に入った義兄の右足で少し開かれた綾のフトモモが
パンティを止めてしまい・・それが綾の生の陰部・・恥毛に続く、僅かに覗いた筈の綾の、
肉棒の為の陰部の入り口の露出に気ずいた義兄は、それ以上の行為を止めてしまい・・
 又も義兄の凝視にさらされる事になった綾の下半身。下ろせないだけの理由と思った綾が
両太ももを閉じて下半身の露出の進行を助けようとした時に、又も目にした義兄の視姦。

 「ゥン」かすかなため息とともに、又恥ずかしさに耐え切れない表情を見せて、顎をあげ
又固く目を閉じてしまった綾。
 何度も早くなった呼吸の後に、義兄の行為を促すように義兄の目の前で合わされた太もも・・
パンティを下ろす為に目の前に立てられた太ももは、さらに義兄の前に、淫らなポーズを
さらす事になり・・
 合わされた太ももの先に尻肉も露わに、そしてその折り曲げた股間には、
義兄の肉棒が侵入を欲している陰部の入り口がいきなり現れ、一瞬、数え切れないほど
目にしてきた画像や映像の見知らぬ女性達の肉の記憶と見間違う錯覚を起こし、しかしすぐに
それが、義兄の目の前にさらされた、綾の豊かな下半身の淫らな露出である事に気ずき、
放出寸前になった私。

 肉棒が挿入される大人の女の入り口の見える体位をとられて、義兄の目は当然ながら首を曲げて
覗き込み、ようやく目にした、綾の女の入り口。
 それも綾自身の動きでいきなり見せつけられた生の綾の陰部の肉襞に、両手の布は動くはずもなく。

更なる視姦に、脱ぎ終える事を催促して合わせた、柔らかい太ももをモジモジ動かす行為は、
綾にとっては当然の恥じらいの動きと分かっていても、義兄と私のバカ男頭には、
綾の体内に義兄の肉棒の挿入を誘う卑猥な映像にしか見えず・・陰部までがなまめかしく動き・・
なおも動かぬ義兄の手に、訴えるように目を開けた綾。
  
 綾の下半身の露出に股間をキツクつかむ私には、綾の視線など気にかけるはずもなく・・
私を見つめた綾の潤みきった目は、睨むわけでもなく、驚く目でもなく、動揺する目でもなく、
最初、見られているとは気ずかぬほど自然に、静かに私を見つめていた、綾の目。
 そして感じた綾のとろけるような想念・・

「パパ、いいの? わたし、お義兄さんと、気持ちよくなってもいい?」
 そんな、綾の妖しくも感じた潤んだ視線・・

 (見ていたのか?俺を!・・)自然で、静かな視線が、判断出来ない自分に追い詰め。
この部屋を準備した晩、欄間のどの模様の隙間が目立つのか、目立たぬのか、いろんな紙を
貼って、リビングの色々な場所で検討したものの、所詮、興奮の中での行為。
 見られる2人の「まさか」を期待しての決行。興奮が普段の細心を大きく覆い隠しての行為。
何時の間にか、慣れで、大胆になっていた自分を後悔するも束の間、

  「サササッ」
 布のこすれる音。さらに進む行為に今の後悔もシボミ、興奮が、かがめた頭を起こすように
せき立てられて、すぐにカガメる覚悟を決めて、又もリビングを視界に。
 天井の照明が見え初めて、初めて気がついた温風の音。今まで耳に到達しなかった音。

 再び目にした2人の姿に、又新鮮な興奮を感じ・・
パンティが足首までおろされ、下ろす手に協力する綾の足首が義兄の胸の前にあり、
その為に付け根を折り曲げたせいで、すっかり見えてしまった、尻に向かって迫力あるほどに
太くなる太ももと曲げられてさらに大きくなった尻。そしてその間に、ハッキリと
さらしてしまった綾の成熟しきった女性器。
さすがにそのさらされた下半身の卑猥な格好に、見られている部分を女として意識して、
羞恥で右を向いた横顔を左手で隠す綾。醒めたホホが赤面し、綾の陰部の割れ目が僅かに開き、
潤みきった膣の入り口を見せてしまった綾。

 右手でパンティを足首から取り去る時に、左手で綾の両足首をつかみ、不自然に綾の付け根を
曲げさせて、膣の入り口の拡がりに目をクギズケにした義兄。既に不要のパンティの感触を
楽しみながら、左手を離さない義兄。
 義兄の凝視する部分を分かりきって
「イヤ・・」小さな声で訴えた綾。

 義兄はパンティを脇に置き、太ももを両手でつかみ、股間を拡げながら強引に折り曲げられ
ようとするいきなりの痴態に、
「ァァ!お義兄さん・・」乳房を揺らせ、両手を伸ばして止めようとした綾。
 体重をかけるようにしてガクッ、ガクッと綾の抵抗を砕きながらギリギリに綾の股間を
押し開いてしまった義兄。
 いきなりむき出しにされた陰部の恥辱に両手で顔を隠す綾。
 ギリギリに迫った義兄の視線と、次第に感じた義兄の熱い吐息を生の陰部に感じてか、
綾の腹が、次第にガクガク震えるように動き始め、
 義兄の絶頂の興奮は、我慢が途切れ、酒臭い口が、綾の陰部を襲いました。

「ハ~ッ!」いきなりの陰部に吸い付いた義兄の行為に、狼狽の表情を見せ、思わず腰を引いた綾。
綾の股間に、義兄の顔がすっぽりと入り、「オオッ、ああっ!」うなりながら綾のオ○○コを
むさぼり始めた義兄。1ヶ月間の綾への劣情を爆発させたように、狂ったように綾の陰部を
むさぼり始めた義兄。

 義兄の狂った迫力に、突然の女性器へのむさぼりを許した綾。
固く目を閉じ、「ァ~ッ・・・ァ~ッ」必死に快感を押さえようと顔を動かしながら、
女の表情を見せ始める綾。
 
 綾の淫汁を必死に吸い込み、飲み込みながら、「ああっ! おおっ!」とぶち切れたオスの
うめきを上げながら、おそらくは綾の女の入り口で激しくうごめく舌の激しさに・・・
守りきれなくなった綾の下腹が次第に動めき始め、長い激しい責めに、一瞬引いた下腹がすぐに
義兄の顔に押し付ける様に妖しく動き、その繰り返しが次第に、すべての綾の陰部を
なめ尽くそうとする義兄の顔の動きに合わせ、何時の間にか綾が義兄に下腹を差し出すように
あからさまに腰を使い始めました。時にグラインドさせながら、いつのまにか、義兄は
両手で綾の豊かな太ももや尻を揉みしだく余裕が生まれ、義兄の舌の欲しがる綾の陰部は、
差し出され、全てを舐めさせるように腰が動き出しました。
 まるで、綾の陰部に、別の生き物が宿ってしまったかのように、ストリッパーが腰を
持ち上げて見せ付けるように、義兄の口に密着させたまま、クリトリスを押し付ける様に
上下に動き出しました。
  
 もはや、綾の仕草とは到底思えず、極度の緊張と興奮で、綾も、何かが切れてしまったようです。
私は射精したのかも分からないまま、我慢汁だけなのか、触らなくともパンツの中はグチョグチョ
になっていました。
 
 そして、荒々しくのしかかっていった義兄。綾は急にハッとした表情をみせ、
「イヤ・・」両手の平で義兄の胸を押さえた綾・・
 義兄はその両手を押し開き、綾のたわわな胸に顔をうずめていきました。
「チュチュッ!」
綾の乳首を吸いながら、右手はもう一つの乳房をゆっくり揉みしだきはじめました。
「ゥン!」
少し仰け反らせながら漏らした綾。
 綾の乳房をあらゆる形にゆがませながら、乳首を舌で味わう義兄。
(ん?)
何時の間にか綾の間に入って綾の下腹に乗っている義兄の尻が、まるで綾に出し入れしているように
見え、綾の両太モモも何時の間にか少し立てられて、義兄を挟み込みながら、柔らかい太ももの
内側が、義兄の腰に押し付ける様にうごめき、腰が、いやらしく動き始めていました。
(シマッタ!) 
 私は慌てて台を下りて、襖に目を押し付けました。
正面に見る二人の姿態は、目も眩むほどになまめかしいものでした。
綾の完全な裸体の上に、間違いなく義兄の浅黒い体がおおいかぶさっていました。
義兄の腰を斜めに立てた太ももが挟み込むようにしてうごめき、
まだ挿入はされていませんでしたが、ギリギリの、綾の恥毛の上に押し付けられた義兄の陰茎。
腰を使って陰茎を前後させるにつれ、綾の陰部の割れ目が卑猥に動き・・
はじめて見た綾の陰唇の卑猥な動き。そして男を乗せて腰を動かしているなまめかしい綾の姿態。
 「ァアッ!・・」
義兄の陰茎の摩擦が次第に激しくなり、綾の漏れる声が、少し大きくなってきました。
 「・・・・」 (ん?)
二人の体の動きが止まり、義兄が何か綾の耳元にささやきました。
 ちょっとして、「・・・・」綾が何かささやきました。
また義兄の同じ動きが始まり、(???)
 義兄が綾の右手をつかみました。
「・・・」綾が何かささやきはじめた時、義兄の手が綾の右手を強引に陰茎に持っていきました。
「アッ!」綾は驚いたようでしたが、握った手に義兄は無理に陰茎を押し付けながら唸り続け、
「・・・・」義兄のささやきに、綾の右手がピクッと動き、次第に不器用に綾の手が開き・・
義兄の生の陰茎をそっとつかみました。
「アッ」生の陰茎の感触に、声を漏らした綾。
すぐに義兄の腰が動き始め、手の中で動く陰茎に、綾の息がみるみる速まり、
次第に義兄の陰茎を楽しませ始めた綾。柔らかくもむようにしていた手が、
次第に亀頭を親指でゆっくり撫で始め・・柔らかい手首を動かしながら、次第に
リズミカルにしごき始め、2人の腰が次第にそれぞれ大きく動き始め・・

私はふと、綾の表情を確かめたくなり、また台の上に・・
 綾は恍惚の表情を見せ始めていました。義兄は綾の胸や、鎖骨のくぼみをピチャピチャと
夢中になって嘗め回していました。綾の呼吸は抑えるのが限界を告げるように早まってきました。

「ウッ!」義兄は綾の手を抑えました。
手を止めた綾は早まった呼吸が止まりません。
義兄が、息を切らせながら、起き上がると、上半身のパジャマを荒々しく脱ぎ捨てました。
その仕草を潤みきった目で見つめていた綾。全裸になった義兄が綾に覆いかぶさろうとした時、
綾が、両手で義兄の胸を押さえました。ジッと義兄の目を見つめ、静かに首を横に振りました。
片足だけが綾の間に入り、綾の太ももに、きつく締め付けられて動けなくなっています。

 暫らく見詰め合っていた2人でしたが、やがて義兄はうなずいて、綾の唇を奪っていきました。
戸惑うように目を大きく開けて義兄の唇を受け止めた綾でしたが、次第に義兄の舌を受け入れ、
綾のうっとりとした表情に、さらに髪を撫でて、綾の背中を仰け反らせ、入れた右足で
僅かに開いた綾の太ももの隙間に、右手を挿し込んでいきました。

 綾は驚いて目を開け、唇を奪われたまま首を横に振っていましたが、義兄の指がクリトリス
を押し当てた時、「うんっ!」と声をもらし、きつく目を閉じて、指を受け入れはじめ、

  グチュッ! 「ゥ~ン」指の挿入とともに綾の腰が次第に動き始めました。
暫らく指に陰部をもてあそばれて、いつしか綾の義兄の片足を締め付ける太ももがゆるんだ時、
義兄が太ももの間に入りました。

「ダメ!」又胸を押し返そうとしますが、綾の膣を捉えた指は動きを止めず、器用に親指で
クリを撫でながら人差し指と中指をからめてねじる様に挿し込む動きに段々激しく下半身が
反応しはじめ、そんな綾に執拗にささやく義兄。・・・

  綾が、また、私を見つめました。
不意の事でしたが、何故か私はもう隠れる気になれず・・
  綾の目が、私にささやきました。

  「パパ、入れさせてもいい? お義兄さんのを、入れさせてもいい?」
私は、うなずいていました。
  「ほんとうに、お義兄さんのを、私の中に、入れさせてもいいのね?」

私は、いっきに興奮が絶頂を貫き、強く、2度うなずきました。

綾は、目をつぶり、静かに義兄にうなずきました。

義兄の亀頭が、綾の大切な女の入り口に当てられ、
静かに目を閉じた綾の体がビクッと動き、激しく動く胸の呼吸に耐えている綾。

 義兄の腰が、ググッと入りました。

「アアアッ!」聞いた事の無い綾の大きな淫声。膣内に、挿入されたという被虐的な声にも聞こえ、
でも、やはり、してはならない義兄の肉棒が膣内に挿入を感じた交わりの卑猥さに、ありえない極度の興奮を迎えた淫声。

私は台を下りました。

綾の、太ももの間に、確実に収まった義兄の尻。その、黒い尻の下に、綾の開かれた股間があり。
綾の尻の肉と穴が見え、そして、綾の肉襞が、義兄の陰茎をしっかりと包み込んでいました。
 頭の血管がぶちきれるような興奮に、容赦なく、義兄の陰茎が、さらに奥深く綾の体内に、
挿入されていきました。

「アアア・・」容赦なくさらに聞こえてきた、綾の叫ぶ淫声。

綾の女陰内に、ほとんど入り込んだ義兄の肉棒。
これ以上、ありえない程の、淫らで卑猥な情景。

義兄は、さらに綾の深い膣の奥の体内の子宮を味わい取るために、綾の足を、さらに大きく開き、
曲げていきました。
  1. 2014/06/06(金) 09:49:41|
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仕掛けられた糸・赤いかげろう (6)
本当のこと。・一良 (14)
リフォーム・とかげ (22)
友達・悦 (13)
悪夢・覆面 (10)
ビデオ・はじめ (4)
言えない真実、言わない真実・JOE (17)
私しか知らなかった妻・一樹 (3)
妻の秘密・光一 (54)
清楚人妻 一夜の陵辱劇 ~親友に騙された~・仁 (6)
俺が負けたので、彼女が手コキした (5)
惨めな自分・子無き爺  (6)
田舎・マス夫 (16)
秘密・POST (14)
新妻の幻想・TAKA (4)
遠方よりの友・ちかこmy-love (11)
管理組合の役員に共有された妻・エス (136)
団地・妄人 (50)
抱かれていた妻・ミリン (18)
パーティー・ミチル (33)
友人・妄僧 (7)
甘い考え・白鳥 (22)
乳フェチの友人・初心者 (6)
1話完結■隣人または友人 (7)
■インターネット (54)
チャットルーム・太郎 (19)
オフ会・仮面夫婦 (10)
ターゲット・アイスマン (5)
奇妙な温泉宿・イワシ (14)
落書きの導き・マルタ (4)
1話完結■インターネット (2)
■旅先のアバンチュール (63)
バカンス・古屋二太郎 (7)
妻との旅行で・けんた (5)
無題・ざじ (10)
A温泉での忘れえぬ一夜・アキオ (18)
露天風呂での出来事・不詳 (2)
たった1度の体験・エロシ (9)
旅行・妄人 (12)
■医者・エステ・マッサージ (62)
孕まされた妻・悩める父親 (7)
とある会で。 ・けんじ (17)
亜希子・E-BOX (14)
子宝施術サービス・かえる (23)
1話完結■医者・エステ・マッサージ (1)
■借金 (56)
私達の出来事・不詳 (9)
私の罪・妻の功・山城 (9)
失業の弱みに付け込んで・栃木のおじさん (3)
変貌・鉄管工・田中 (5)
借金返済・借金夫 (5)
妻で清算・くず男 (5)
妻を売った男・隆弘 (4)
甦れ・赤子 (8)
1話完結■借金 (8)
■脅迫 (107)
夢想・むらさき (8)
見えない支配者・愚者 (19)
不倫していた人妻を奴隷に・単身赴任男 (17)
それでも貞操でありつづける妻・iss (8)
家庭訪問・公務員 (31)
脅迫された妻・正隆 (22)
1話完結■脅迫 (2)
■報復 (51)
復讐する妻・ライト (4)
強気な嫁が部長のイボチンで泡吹いた (4)
ハイト・アシュベリー・対 (10)
罪と罰・F.I (2)
浮気妻への制裁・亮介 (11)
一人病室にて・英明 (10)
復讐された妻・流浪人 (8)
1話完結■報復 (2)
■罠 (87)
ビックバンバン・ざじ (27)
夏の生贄・TELL ME (30)
贖罪・逆瀬川健一 (24)
若妻を罠に (2)
範子・夫 (4)
1話完結■罠 (0)
■レイプ (171)
輪姦される妻・なべしき (4)
月満ちて・hyde (21)
いまごろ、妻は・・・みなみのホタル (8)
嘱託輪姦・Hirosi (5)
私の日常・たかはる (21)
春雷・春幸 (4)
ある少年の一日・私の妻 (23)
告白・小林 守 (10)
牝は強い牡には抗えない。・山崎たかお (11)
堅物の妻が落とされていました・狂師 (9)
野外露出の代償・佐藤 (15)
妻が襲われて・・・ ・ダイヤ (6)
弘美・太郎棒 (11)
強奪された妻・坂井 (2)
痴漢に寝とられた彼女・りょう (16)
1話完結■レイプ (5)
■不倫・不貞・浮気 (788)
尻軽奈緒の話・ダイナ (3)
学生時代のスナック・見守る人 (2)
妻・美由紀・ベクちゃん (6)
押しに弱くて断れない性格の妻と巨根のAV男優・不詳 (8)
妻に貞操帯を着けられた日は・貞操帯夫 (17)
不貞の代償・信定 (77)
妻の浮気を容認?・橘 (18)
背信・流石川 (26)
鬼畜・純 (18)
鬼畜++・柏原 (65)
黒人に中出しされる妻・クロネコ (13)
最近嫁がエロくなったと思ったら (6)
妻の加奈が、出張中に他の男の恋人になった (5)
他の男性とセックスしてる妻 (3)
断れない性格の妻は結婚後も元カレに出されていた!・馬浪夫 (3)
ラブホのライター・され夫 (7)
理恵の浮気に興奮・ユージ (3)
どうしてくれよう・お馬鹿 (11)
器・Tear (14)
仲のよい妻が・・・まぬけな夫 (15)
真面目な妻が・ニシヤマ (7)
自業自得・勇輔 (6)
ブルマー姿の妻が (3)
売れない芸人と妻の結婚性活・ニチロー (25)
ココロ・黒熊 (15)
妻に射精をコントロールされて (3)
疑惑・again (5)
浮気から・アキラ (5)
夫の願い・願う夫 (6)
プライド・高田 (13)
信頼関係・あきお (19)
ココロとカラダ・あきら (39)
ガラム・異邦人 (33)
言い出せない私・・・「AF!」 (27)
再びの妻・WA (51)
股聞き・風 (13)
黒か白か…川越男 (37)
死の淵から・死神 (26)
強がり君・強がり君 (17)
夢うつつ・愚か者 (17)
離婚の間際にわたしは妻が他の男に抱かれているところを目撃しました・匿名 (4)
花濫・夢想原人 (47)
初めて見た浮気現場 (5)
敗北・マスカラス (4)
貞淑な妻・愛妻家 (6)
夫婦の絆・北斗七星 (6)
心の闇・北斗七星 (11)
1話完結■不倫・不貞・浮気 (18)
■寝取らせ (263)
揺れる胸・晦冥 (29)
妻がこうなるとは・妻の尻男 (7)
28歳巨乳妻×45歳他人棒・ ヒロ (11)
妻からのメール・あきら (6)
一夜で変貌した妻・田舎の狸 (39)
元カノ・らいと (21)
愛妻を試したら・星 (3)
嫁を会社の後輩に抱かせた・京子の夫 (5)
妻への夜這い依頼・則子の夫 (22)
寝取らせたのにM男になってしまった・M旦那 (15)
● 宵 待 妻・小野まさお (11)
妻の変貌・ごう (13)
妻をエロ上司のオモチャに・迷う夫 (8)
初めて・・・・体験。・GIG (24)
優しい妻 ・妄僧 (3)
妻の他人棒経験まで・きたむら (26)
淫乱妻サチ子・博 (12)
1話完結■寝取らせ (8)
■道明ワールド(権力と女そして人間模様) (423)
保健師先生(舟木と雅子) (22)
父への憧れ(舟木と真希) (15)
地獄の底から (32)
夫婦模様 (64)
こころ清き人・道明 (34)
知られたくない遊び (39)
春が来た・道明 (99)
胎動の夏・道明 (25)
それぞれの秋・道明 (25)
冬のお天道様・道明 (26)
灼熱の太陽・道明 (4)
落とし穴・道明 (38)
■未分類 (571)
タガが外れました・ひろし (13)
妻と鉢合わせ・まさる (8)
妻のヌードモデル体験・裕一 (46)
妻 結美子・まさひろ (5)
妻の黄金週間・夢魔 (23)
通勤快速・サラリーマン (11)
臭市・ミミズ (17)
野球妻・最後のバッター (14)
売られたビデオ・どる (7)
ああ、妻よ、愛しき妻よ・愛しき妻よ (7)
無防備な妻はみんなのオモチャ・のぶ (87)
契約会・麗 (38)
もうひとつの人生・kyo (17)
風・フェレット (35)
窓明かり ・BJ (14)
「妻の秘密」・街で偶然に・・・ (33)
鎖縛~さばく~・BJ (12)
幸せな結末・和君 (90)
妻を育てる・さとし (60)
輪・妄僧 (3)
名器・北斗七星 (14)
つまがり(妻借り)・北斗七星 (5)
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1話完結■未分類 (1)
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