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闇文庫

主に寝取られ物を集めた、個人文庫です。

契約会第二部 第9回

「さあ、お集まりの皆さん。今宵は町長さんをはじめ、町の皆様方の粋な計らいですばらしい、そして楽しい夜を過ごさせていただいています。ありがとうございます。吾川さんも井上さんもお楽しみでしょうか。
 本日ご参加の女性の皆さんはどなたも大変魅力的な方ばかりです。町の皆さんにはそのお裾分けの気持ちを込めて、・・・吾川、井上の両カップルにはここでちょっと息抜きということで、・・・不肖この私めがレナさんを相手にSMのショートショーをご覧にいれます。
 短い時間ですが、町の皆さん、またそれぞれカップルでお楽しみください」
 先ほど部屋で使った赤い綿のロープにシーツをピンで留めた簡易なカーテンの前で上野が口上を述べた。
 カーペット貼りの床にはいくつかの座布団が置かれ、主賓の井上と美智代、吾川と倫子が真ん前に座っていた。二組とも浴衣姿だった。倫子は吾川に肩を抱かれるように寄り添い、美智代はなんと井上の胡座の上に座っていた。そのとなりに医師の宮田を挟むようにして宏美と睦実が座り、その後ろには全体を囲むように町長はじめ8人の男たちがいた。天井の照明は座布団側が消されていて薄暗くなっていた。
「さあ、今日のスターはレナさんです。レナさんの悶える姿をこれからたっぷりご堪能いただきます」
 大きな拍手と共に、特製のカーテンが外された。同時に3基のスポットが正面と左右からレナを照らし出した。
「おおっ」
「キャッ」
 一斉にどよめきと驚きの声が上がった。
 ぶら下がり健康器のバーにレナがぶら下がっていた。しかし、そのぶら下がり方が尋常ではなかった。
 口には手ぬぐいで猿ぐつわがされて、両手首は背中で括られていた。そして二つの砲弾のように飛び出した乳房の根元からバーに綿のロープが伸びていた。両足が床から離れて、いわゆる乳房吊りの状態だったのだ。
 ゆっくりとレナの身体が回転している。かなり苦しいのだろう。両目は閉じて、断続的な息づかいをしている。乳房は緊縛により赤紫色に変色していた。
 両足はだらんと伸びていた。回転する身体が正面を向いた時、両足の付け根にはクリーム色のこんもりとした陰毛が見えた。
「あれ、レナさん妊娠しているの?」
 井上が頓狂な声を上げた。
 そう言われて見るとレナの下腹部がふっくらと膨らんでいた。さすが妊婦に眼がない方だと男たちは思った。
「いいえ、レナはさきほどバリウムを2リットル飲んでいるんです」
「ええっ?・・・バリウム」
「2リットルもですか・・・2リットルといったら一升瓶くらいあるぞ」
 声がいくつか上がった。
「いやそれ以上です。バリウムとはあの胃の検査などに使うバリウムです。あとで皆さんの前で排泄するところも見て貰いましょう。なあ、レナ?」
「ううう」
「さあ、レナは鞭で打たれるのが大好きです。いまからレナの鞭打ちを行いますが、SMは初めてって方もおられると思いますので、皆さんには鞭の説明をしながら行いたいと思います」

 井上も美智代も裸の上に浴衣を纏っていた。
 美智代はといえば、真剣な眼差しでじっとレナを見ていた。美智代はSMショーを目の当たりにするのはもちろん初めてだった。まして乳房吊りはSMを見慣れた男でも、まず眼にすることはできないものだった。度肝を抜かれた美智代は、すっかり興奮しているようすで、鼻の穴が時折膨らんで太い息を吐き、顔は紅潮していた。自分でも蜜液がジワッ、ジワッと滲み出てきて、興奮しているのがわかっている。
 井上は胡座をかいた足の上に美智代を乗せていた。そして美智代の浴衣の脇の下の隙間からと裾からは、井上の手がそれぞれ乳首と股間に伸びて蠢いていた。かくして美智代は目の前のショーを見ながら股間と乳首に刺激を受けることとなる。
 かつての温泉街や繁華街のストリップ劇場では、数千円払って、踊り子を見ながら逸物を扱いてもらうということをするおばさんがいたが、その反対のパターンに近い。
 美智代はこれまでにさんざんあちこちを弄られていて、座布団に座る前からすでに男を求める目つきになっていたし、吐息には性器臭が感じられるまでになっていた。衆目の前でどこまでこの刺激に堪えられるか、井上は残酷な笑い顔をして美智代を抱えている。
 絶え間なく続く乳首と股間への刺激、眼からのレナの鞭打ちという刺激というダブル効果で、もはや尋常な興奮状態ではなかった。
 加えて美智代は今晩はまだ一度も逝かせてもらえないで、ずっと悶々とし続けていた。
 美智代の浴衣の尻の部分は、したたる愛液で染みになっていた。
 井上の座布団の横にはお盆があり、中にはチューハイの入ったグラスが2つと特別に頼んだおしぼりが氷の上に何本も置かれていた。

「これが太い大鞭です。叩かれれば痛いのですが音の割にはそう痛くはありません」
 上野が一振りすると空を切る音がした。思わず美智代は目を閉じ、肩をすくめた。
「では・・・」
 ヒューッという空を切る音とバシッという肌が立てる音がした。
「ウウッ」
 レナの大きな呻きと白い肌に赤い線上の跡が残った。大鞭は数打で終わって次に移った。
「次は房鞭です。先が9本に分かれていて、別名、9尾の猫とも言われています。見かけより痛く一回で9本分の大鞭の効果があります」
 同様に一度、空振りする。皆が鞭の動きを目で追う。目が覚めるような空気を裂く鋭い音に驚く。
「さあ・・・」
 シャーという音とそれに続くパチッパチッという連続音、そして悲鳴に近いレナの甲高い声が上がった。
「では、次にパドル・・・」

「井上様、私、もう・・・もう・・・」
「なんだ、逝きそうなのか?」
 半分目を閉じ、男を誘う息づかいで、顔をすり寄せて我慢の限界を伝えてきた。
 太腿の震えからも頂点が近いことを井上も察した。
「よし」
 井上は素早く氷の上のよく冷えたおしぼりを手に取り、股間に赤々と尖り出ている女の頂点を優しく包んだ。
「ヒイィ」
 レナに負けない声を立てた。熱く火照った尖りが急速に冷やされていく。
 艶めかしくくねっていた美智代の身体は静止し、興奮がドンドン冷めていくのがお互いにわかった。
「ふふふ、どうだ?」
「ひどいぃ・・・ああん、もうぅ」
「見てご覧!レナさんだって苦しいんだから、お腹の中で、バリウムが大暴れしているんだから」
「お願いです・・・もう、しばらくの間、触らないで・・・おかしくなりそう」
「さっきも言ったろう。今晩はさんざん狂って良いんだから・・・」
「でも、こんなの耐えられません・・・ひどすぎます。逝かせてください」
「逝くのを我慢すればするほど、後から得られる快感はより大きくなる」
「我慢できません・・・お願いです。触るんだったら最後まで逝かせてください」
「駄目だ。駄目だ・・・何度でもこらえるんだ」
「ひどい・・・もう、いやぁ・・・」
 冷たいおしぼりの効果で頂上近くから麓まで降ろされた美智代の興奮は、また再開した井上の指の残酷な蠢きで少しずつ登り始めた。
「みてご覧!レナさんの太腿!・・・鞭打たれて、悦んで垂れてきた愛液だ。あの奥さんは見られることが一番の快感なんだ」
 井上が告げたとおり一筋の蜜の滴の跡が太腿に見える。
 美智代はもうそのことに応えることもできず、ただただ指先を求め、身体を艶めかしく動かし、また少しずつ喘ぎ始めていた。

 鞭打ちのショーが終わり、レナはぶら下がり健康器のバーから降ろされた。緊縛されていた乳房も解放された。白い肌に赤い鞭の跡が痛々しく残っていた。乳房は全体が生き返ったように紫色が引いて赤くなっていた。

 この間、結局美智代は一度も上り詰めることができなかった。おしぼりで何度中断されたことだろうか。井上の大きな胸の上にもたれることしかできなかった。残酷な仕打ちには声でしか訴えられなかった。
 とにかく早く部屋に戻って抱かれたい、太く硬いオトコを挿れてもらいたい、蜜壺の奥を突いて欲しい、思いっきり啼き叫んで逝きたい、頭の中はそれだけしかなかった。

 レナは肘掛け椅子に座っていた。両膝を肘掛け部分に乗せ、Mの字に開いてテープで足が固定されていた。股間は皆の正面を向いていた。乳房吊りと鞭打ちの痛みは残っているものの明るい表情だった。
 誰もが見たがる女の部分は客の正面を向いて拡がっていて、丸見えの状態だった。それは手を伸ばせば届いて触れることができる位置にあった。両手は頭の後ろで綿ロープで結ばれて自由は奪われていた。
 見ると、こんもりしたクリーム色の陰毛と開き加減の黄土色の小陰唇があった。その狭間には淫蜜が溜まっていた。そしてその下にあるはずの菊門にはステンレス製のアヌスストッパーが嵌っていて、勝手に排泄が出来ないようにしてあることが理解できた。ストッパーは腸の動きに合わせるかのように、ゆっくり上下に動いていた。
「どうだ、何も感じないだろう」
 平手で乳房を横から叩きながら聞いた。
「はい・・・ジンジンしていて、何もわかりません」
 かなり大きな音がするので、普通ならかなり痛いはずであったが、痛みを全く訴えなかった。
「さあ、ショーもそろそろお開きだ。おまえもお腹が張ってるだろうから腹の中のバリウムを出させてやろう。さっきから出そうとして腹が大きな音を立てて鳴っているぞ。
 ううん、今回は水分を極力少なくしてあるから、すでに腹の中でカチカチに固まり始めているかもな。早く出さないとセメントみたいに固まってしまう。
 一度固まれば吸い出すことも押し出すことも出来ずなくなる。そんなことになると腹を切り裂いて取り出さねばならない」
「いやぁ・・・そんなの。・・・お願い・・・早く出させてください」
「うん、ここまで降りてきてるな。・・・肛門が開くのを待っているようだ」
 上野が下腹を押してみる。声を上げて痛みを訴えている。
「お願いします。出させてください」
「出す前に、私にもお願いがあるんだ。是非聞いて欲しい」
「えっ、なんでしょう?」
「このあと、部屋に戻るんだが、レナとセックスするのに邪魔なものがあるんだ。それを外して欲しい」
「はいっ?・・・何ぃ?」
「リングです」
「リング?・・・オオォ、ウテルスリングのこと?・・・ノオォ・・・妊娠してしまいます・・・オオ、マイガッド」
「大丈夫。一回くらいだったら」
「ノオォ・・・妊娠すると身体の線が崩れます」
「妊娠しませんよ」
「ノォォ・・・だめぇ」
「じゃあ、仕方がない。バリウムは出せないままにして、このまま部屋に戻ろう。一晩経てば、多分朝までにはカチンカチンの石みたいになって、腸が詰まってしまうな。おならもできなくなる」
「そんなの、だめぇ。・・・でも、なぜ・・・ウテルスリングは邪魔にならないのに」
「よく聞いて欲しい。私は、もういい歳だ。年寄りなんだ。刺激がないとペニスが大きくならないんだ」
「刺激?・・・オオォ、インポ?」
「ああ、そうだ。避妊している女性には男として全く魅力を感じないんだ。・・・リングがあるんだと思うだけで萎えてしまうんだ。・・・でも、もしかして妊娠するかもしれないと思うと、それだけでペニスが硬く大きくなるんだ。・・・もし今のままだと、レナの中に納めることができないし、レナを十分に逝かせることもできない」
「ウテルスリングが入っているとできない?・・・できない!ホントですか?・・・オオ、マイガッド」
「ああ、レナ。・・・私には刺激が必要なんだ」
「でも・・・ベビーが・・・」
「ペニスが大きくなって、レナの中に出しても・・・ああ、レナの中に出しても、残念なことに、もう赤ちゃんは出来ない歳になってるんだ」
「でも・・・できちゃうこともあるかも」
「安心しなさい。ここ数年は、何回も他の女の中に出したことがあるが、赤ちゃんができたことは一回もない。これは誓っても良い」

「ずいぶん芝居がかってるねぇ」
「他の女って、あの愛人のことかい?」
「まあ、その愛人か、奥さんのことだろ」
「あの二人だったら子供が出来るわけ無いだろ・・・とうの昔に生理なんか上がっていて、毎月来るものも来ないんだから」
「まあ、上野氏の言っていることは真実で間違ってはいないがな・・・ふふふ」
 上野の話を聞いていた町長たちが後ろでほくそ笑みながら囁いていた。

「今日は幸運にも宮田先生がいる。私とのセックスが終わったらまた新しいリングを挿れてもらえばいい。・・・ねぇ、宮田先生」
「大丈夫。用意できます」
 宮田が笑いながら応えた。
「さ、早くしないとバリウムが・・・私を助けると思って・・・」
「でも」
「固まってしまうと、お腹に大きな傷が残ることになる。大変だ」
「そんな・・・ひどい・・・オオ、マイガッド」
「さあ、・・・人助けだ」
「ウテルスリングを・・・抜いて・・・」
「いいんですか?」
「はい・・・」
「じゃあ、自分から宮田先生にお願いして・・・」
「いやぁ・・・でも」
「バリウムが・・・」
「ああ・・・・・・オオ、マイガッド」
「さあ・・・」
「宮田先生!・・・お願いします。・・・ウテルスリングを・・・外してください」
「ありがとう、レナさん・・・本当にありがとう」
 レナが涙ながらに吐き捨てるように叫んだ。
 会場からはどよめきが聞こえ、賞賛の拍手が起こった。

 一度部屋に戻った宮田は鞄を持って現れ、レナの股間に立った。
 カチャカチャと音を立てて、慣れた手つきでクスコを蜜壺に入れた。次いで、リングについているヒモを引き、子宮からリングを取りだした。
 皆のほうを振り向いて取りだしたT字型のリングを皆に見せた。一斉に拍手が起こった。
「明日の朝、新しいのを挿れてあげるからね」
「はい・・・必ず、お願いします」
 泣きながら頷くレナは哀れだった。

「では、約束通り、今からレナがバリウムを排泄します。白いウンコををする姿を見てやってください。
 その前におまえの大切な場所を改めて皆さんに拡げて見せるんだ。みんなも見たがってるはずだ」
 上野はレナの背中に回り、後ろから両手を土手に添えて改めて大きく左右に開いた。
 黄土色の小陰唇は硬く立ち上がっていて、ピンク色の内側には淫蜜が溢れてキラキラ光っていた。ピンク色の女の頂点も膨らんで半分頭を見せていた。両親指で包皮をクルンと剥くと膨らんだピンクの全容が現れた。その下の尿道口は赤みを帯びて丸く開いている。さらにその下には薔薇の花状になったピンクの蜜壺の入り口があった。一見清楚な作りをしているかに見える陰唇だったが、可愛い綺麗な清楚な顔の表情とは別の表情を蜜壺の口は見せていた。蜜壺の口の崩れた形から見ても、さまざまな男が頻繁に出入りしているのがわかる。モデルという仕事柄、いかなるときでもオトコをお迎え可能にしておくためにも、なるほどリングを入れておく必要があったことがわかる。陰唇の上のこんもりしていたクリーム色の陰毛も今はボウボウに立ち上がっていて、このようすから見ても、まだ興奮が続いていることを示していた。
 腹のバリウムを早く排泄したいのか、ストッパーのみならず、蜜壺の口までもが激しく蠢いている。
 レナは脂汗を流し、苦しそうな息づかいで、腹がヘコヘコ激しく動かしている。
「さあ、出してみろ」
 ゆっくりと上野がストッパーを抜いた。
 ブリュリュッ。
 滑るような音と共にうっすらと表面が薄茶になったバリウムが最初に出てきたが、すぐに真っ白になった。
 声を上げてレナが気張ると、菊門からムチムチと音を立ててバリウムが押し出されてくる。
 そしてボトボトと大きな音を立ててビニールシートを敷いた床に落ちて溜まっていく。
 本当に多量に飲んだようだ。菊門からはうねうねと絶え間なく出続けている。とぐろを巻きながら床に溜まっていった。まるで止まることを知らないかのようだ。
「すごい量だ」
 感嘆の声が小さく上がる。が、それ以上に大きな音で、レナの気張る声とムチムチという排泄音が交互に聞こえてくる。
 やがて床のバリウムはソフトクリームのように盛り上がっていた。
 ブバッ、ブバッと大きなおならを2回して終わった。
 続けてジョロォォと黄色いオシッコが溢れだした。小さな放物線を描いて床に飛び出したが、ほとんどは尻を伝って床に流れ出し、黄色い溜まりを作った。
 レナは安堵の表情を浮かべているが、まだ肩で大きく息をしていた。

「ささやかでしたが、以上でレナさんのSMショートショーを終わります。レナさんとはこれから部屋に戻って続きを楽しみます」
 拍手が起き、お開きとなった。
 それぞれが部屋に戻り始めた。まず吾川と倫子が去り、宮田たちも戻った。
 最後に井上の胸に顔を埋めるようにして美智代も立ち上がった。氷の上にあったおしぼりは座布団の周囲に散らばり、座布団には黒い染みが付いていた。立ち上がった美智代の浴衣は完全に着崩れて、袂も裾もはだけて、ようやく帯一本で留まっている状態だった。井上は美智代を掬い上げるように抱えながら部屋に戻っていった。
 椅子から解放されたレナと上野が手を繋いで最後に戻っていった。

「三組とも上手くいってるようだ」
「それにしても上野さんは大したものだ。リングまで外させたんだから・・・こりゃ、まいったなぁ」
「ああ、あの芝居の仕方といい・・・力の入り方が違っとる。・・・あの眼は絶対に孕ませるといった目つきだった。でも、まあ、今晩はこの組み合わせのまま朝まで行きそうだな」
「井上さんのところはどうかな?・・・むしろそっちが心配だ。美智代さんはレナさん以上にこだわっていたからな」
「大丈夫。部屋には特製のゴムが置いてある。先が切ってあって、中身が全部外に出るようになっている」
「それはまた、手の込んだことで・・・」
「ところで、この分だと明日の朝までは宏美さんや睦実さんの出番はなさそうだな」
「今晩は宮田君が一番の役得といったところかな・・・」
「彼は若いから、二人でも三人でも大丈夫だろう」
「そうだ、彼にはほどほどにするよう伝えておいてくれ。・・・明日の朝、大広間で最後の狂宴があるからな」
「狂宴?ああ、そうだった。あの二人はそこでの出番があったか。へたすりゃ・・・」
「うん?」
「ああ、この場合、上手くすれば、か・・・数ヶ月後にゃ、妊婦が次々誕生し、宮田君のもとを訪ねるってものか・・・産むにしても堕ろすにしても、どちらも彼の仕事か・・・いやはや実に先見の明があるってもんだ」
「じゃあ、宏美さんがピルを飲んでなければさらに面白いことになったのに・・・」
「いやいや、それも宮田君が上手に薬をすり替えてあるという手はずになっているんだ」
「なんですと・・・じゃあ、みんな・・・」
「ああ、そうだ。そういう話になっているんだ。明日の朝の狂宴しだいで、宏美さんには誰の種が付くのか・・・全く予測も出来ないことになりそうだ」
 町長たちはそんな計画の裏話をしながら待機部屋に戻った。 
 天井の照明を明るくして、仲居たちがにぎやかに後かたづけに入って来た。15分もしないうちにトレーニングジムも片づけが終わり照明が消えた。
 ときおりどこからか品の無い笑い声が聞こえてくる。
 カコーンという、鹿威しの音が夜の闇に響く。
 それぞれの夜が始まった。
  1. 2014/11/06(木) 02:01:18|
  2. 契約会・麗
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自業自得・勇輔 (6)
ブルマー姿の妻が (3)
売れない芸人と妻の結婚性活・ニチロー (25)
ココロ・黒熊 (15)
妻に射精をコントロールされて (3)
疑惑・again (5)
浮気から・アキラ (5)
夫の願い・願う夫 (6)
プライド・高田 (13)
信頼関係・あきお (19)
ココロとカラダ・あきら (39)
ガラム・異邦人 (33)
言い出せない私・・・「AF!」 (27)
再びの妻・WA (51)
股聞き・風 (13)
黒か白か…川越男 (37)
死の淵から・死神 (26)
強がり君・強がり君 (17)
夢うつつ・愚か者 (17)
離婚の間際にわたしは妻が他の男に抱かれているところを目撃しました・匿名 (4)
花濫・夢想原人 (47)
初めて見た浮気現場 (5)
敗北・マスカラス (4)
貞淑な妻・愛妻家 (6)
夫婦の絆・北斗七星 (6)
心の闇・北斗七星 (11)
1話完結■不倫・不貞・浮気 (18)
■寝取らせ (263)
揺れる胸・晦冥 (29)
妻がこうなるとは・妻の尻男 (7)
28歳巨乳妻×45歳他人棒・ ヒロ (11)
妻からのメール・あきら (6)
一夜で変貌した妻・田舎の狸 (39)
元カノ・らいと (21)
愛妻を試したら・星 (3)
嫁を会社の後輩に抱かせた・京子の夫 (5)
妻への夜這い依頼・則子の夫 (22)
寝取らせたのにM男になってしまった・M旦那 (15)
● 宵 待 妻・小野まさお (11)
妻の変貌・ごう (13)
妻をエロ上司のオモチャに・迷う夫 (8)
初めて・・・・体験。・GIG (24)
優しい妻 ・妄僧 (3)
妻の他人棒経験まで・きたむら (26)
淫乱妻サチ子・博 (12)
1話完結■寝取らせ (8)
■道明ワールド(権力と女そして人間模様) (423)
保健師先生(舟木と雅子) (22)
父への憧れ(舟木と真希) (15)
地獄の底から (32)
夫婦模様 (64)
こころ清き人・道明 (34)
知られたくない遊び (39)
春が来た・道明 (99)
胎動の夏・道明 (25)
それぞれの秋・道明 (25)
冬のお天道様・道明 (26)
灼熱の太陽・道明 (4)
落とし穴・道明 (38)
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タガが外れました・ひろし (13)
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ああ、妻よ、愛しき妻よ・愛しき妻よ (7)
無防備な妻はみんなのオモチャ・のぶ (87)
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