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闇文庫

主に寝取られ物を集めた、個人文庫です。

続・友人 第5回

私はコーヒーを飲みながら静かに頷いた。

「じゃぁ、もう少しやってみます」
「まぁ既にかなりのもんではあるけどな」
「許容範囲の中だよ」
「まぁそりゃそうですね」
「そろそろネタも切れてきたし」
「あぁ、私ももう少し見てみたいしな」
「でも、幸にばれたらどうするんです」
「さぁ、まだ考えてないよ」
「逆に、あいつが言い訳どうするのか」
「そうですね」
「で、次は何時頃」
「来週辺りにどこか行ってきますよ」
「そうか、まぁ怪我はさせないでくれよ」
「えぇ、わかってます」

正二は残りのコーヒーを飲み干し店を後にした。

「ねぇ、来週またスノボーに誘われたんだけど」
「あぁ、あそこか」
「人工雪だから何時もやってるんだよな」
「そう、なんか新しい施設が出来たらしいよ」
「へぇ、何?」
「露天風呂とバイキングレストランだって」
「ほう、日帰りか?」
「ん~多分泊まりになると思う」
「皆、酒飲むからな」
「うん、運転できなくなるからね」
「で、来週の何時?」
「それが、平日なの」
「そうか、じゃぁまた俺は留守番だな」
「ごめんね、今度2人で行こうよ」
「そうだな」
「うん、約束ね」

幸が犯された部屋へ泊まるのも悪くないな・・・・
何を思い出して過ごすんだろうな・・・・
それは、また今度楽しもう・・・・

幸は数回滑った後、疲れたと言い残して部屋へ戻った。
友人達は何度も滑りながら堪能している。
着替えた幸は早速露天風呂に浸かり体を伸ばす。
均整の取れた体。
胸の形も良い。
腰も細く尻は程よく張り弾力もある。
細い足、下腹部に程よい量で根を張る恥毛。
白い肌と対照的に黒く艶のある陰毛が大人の女をアピールしている。

友人達と夫の目を充分に満足させるスタイル。
しなやかな体が心地良い温もりで緩んでいく。
風呂から見える景色は幸の気持を解放した。

また、今夜・・・・
あいつら・・・・
まぁ、仕方ないか・・・・
溜まってるんだろな・・・・
私が抜いてやらないと・・・・

幸は丹念に体を洗い部屋へ戻った。

友人達も疲れた体を湯船で癒し部屋に戻ってきた。
幸を囲んで酒盛りが始まる。

相変わらず暴言を吐きながら飲む幸。
しかし、それも前儀の様に友人達は笑いながら受け流す。
アルコールの量も次第に増え盛り上がっていく。
部屋の温度は高めに設定されているのか皆薄着。

じゃんけんで負けた者が飲むゲームが始まった。
次第に負けた男が脱ぎ出した。
幸が負けた。

「お、幸何脱ぐんだ」
「はぁ?あたしも?」
「そうだよ、Tシャツ脱げよ」
「いいぞ、脱げ幸」
「・・・・」
「お前等本当馬鹿じゃないの?
「じゃぁ俺が脱がそうか}
「え?いいよ、やめろ」
「わかったよ」

スエット生地のズボンとブラ姿でその場を盛り上げる幸。
幹夫は負け続けて全裸にタオルを腰に巻いて飲んでいる。

ほとんどの男が全裸に近い状態。
運よく幸はあれから負けていない。

とうとう幸が負けた。
男達の拍手に押され男らしく?幸がズボンを脱いだ。
ブラとお揃いの下着が現れた。
片側が紐で結ばれている小さな下着。
普段はボクサー型を好んで履く幸。

幸の覚悟か、サービスなのかそれは私には分からない。

友人達はその姿に大いに盛り上がった。

「エロいな幸」
「それ、負けたら俺に引っ張らしてくれよ」
「絶対負けませんから」

幸のブラが外された。
形の良い乳房が皆の前に晒される。
かろうじてタオルを手に取り胸を隠す幸。
誰も、文句は言わない。
その時間はもうすぐそこに来ている。
焦る必要はない。

下着を残した所でルールが変わった。
じゃんけんで幸に勝ったらキスをする事になった。
1対5で始まるじゃんけん。

良一と俊夫が勝った。

抵抗する幸の顔を押さえ強引に唇を重ねる。
良一が離れると俊夫が襲い掛かった。
唇を硬く閉じて抵抗する幸。

次のじゃんけんが始まる。

「最初はグー」
この時点で男は全員パーを出して勝負は決まった。
押し倒され次々に唇を塞がれる幸。
手足をバタバタして抵抗するが無駄な抵抗だった。
誰かが幸の下着の紐を解いた。
幸の上に乗っかっているだけの下着。
その状況に気づいていない幸。
少しづつずれていく下着から艶のある毛が見える。

仰向けに寝たまま荒い息を整える幸。

最後に幹夫が幸の口を塞いだ。
幹夫の舌が幸の唇を割る、進入してきた舌を受け入れた幸。
幸の足が幹夫のキスに反応して動き下着がその場所を隠すのをやめた。

完全に晒し出された幸の全裸。
性欲に支配された目が幸の体を這い回る。

タオルで隠されていた幹夫の股間に幸の手が触れる。
タオルの上から優しくシゴキながら舌を絡ませる。
幸が女のスイッチを入れた。

幹夫が促しベットに上がる幸。
何時もの光景が始まった。

丁寧に咥え硬くする、幹夫の舌が乳首を責め指が膣を濡らす。
待機している友人達の前で幹夫が幸を犯す。

幸の反応は順番待ちの彼等を友人から男に変えていく。

幹夫は事前の打ち合わせ通り幸の胸に精液を撒き散らした。
その後も全員が顔と胸に集中的に精液を浴びせる。

ドロドロになった幸の手足を紐で固定する。
正二がクリームと剃刀を持ってきた。

驚いた幸だが抵抗する事が出来ない。
何時もの拘束プレイだと思っていた。

「ちょっと待って、それはダメ」
「・・・・」
「ダメ、旦那にばれる」
「やだって」

拘束している幸を左右から更に押さえ動けなくした。

「以外に旦那さんもパイパン好きかもしれないじゃん」
「おぉぉ」
「初めて見たよ大人の女のこれ」
「興奮するな~」
「・・・・」

幸は混乱する頭で必死で言い訳を考えていた。

「幸、一回でいいから毛剃らせてよ」
「いやよ、恥ずかしい」
「ん~でも見てみたいんだよな」
「お前の毛のない所」
「いや、変態」
「そうかな、結構いいと思うんだけど」
「まぁすご~く気が向いたら考えるわ」

旅行に出かける前、夫が言っていた言葉を思い出す。
なんとなく言い訳の道が見えてきた。

縛られたまま頭を起され、毛の無くなった場所を見せられた。

「・・・・」

言葉を無くした幸の目に次の試練が映った。
バイブを手にした彼等。

敏感な突起にはローターが固定された。
膣にも先がグルグルと動くバイブが押し込まれる。
アナルには細く長いバイブが収まった。

うぅうああああやめてよぉおおぉ
やめろぉおぉおおあぁぁうぅうあ・あ・あ
もう、いいだろぉおやめてってばぁあ
おながいぃいいいあぁあ・あ・あうぅううう

バイブで感じる幸を見ながら男達は酒を飲み始めた。

目の前に転がる女は友人ではなく玩具。
自由に使える玩具を滅茶苦茶にする行為に興奮した男が5人居るだけだった。

やらせてやるとか抜いてやると言う幸の理屈は通用しない。
ただ、彼等の性欲を満足させるまで穴を提供するだけの女。
屈辱的な恰好をさせられる事も道具を使われる事も彼等の自由。

行為が始まれば友達などと言う立場は完全に崩壊する。
当然幸の願いも聞き入れられる事はない。

全身にバイブの振動を感じながら残った口に欲望を咥えさせられる。

自由の利かない幸の頭を抱え腰を振り喉を犯す。

それでも舌を動かし吸い快感を与える幸。
射精しないまま交代する彼等の物を順番に咥える。

うぅうぅうううもう・いいでしょぅ
もう、ふつうにしてあぁああ・ああぁ

「バイブで一回いってみろよ」
「そしたら外してやるから」

むりぃいだぁとおもうぅううう
はぁはぁあぁはぁはふぅぅうううう

正二が膣のバイブに手を伸ばした。
ゆっくりと動かし始める正二。

他の者も突起に強く押し当てたり場所をずらして反応を楽しむ。

あぁああああ・あ・あああはぅうううあん
あんあんあああああぁうんうんそあそんれ
そこぉおおおうんあんあうあんああああ

幸の反応が直ぐに変わった。
背中を反らし頭を振る。
正二が動かすバイブのリズムに幸の声がリンクし始めた。
やがて、幸は上り詰めた事を声で告げた。

友人達の前で毛を剃られ恥ずかしい恰好でいかされた。
シーツに大きな染みをつくり肩で呼吸する。

バイブを引き抜かれた膣に本物の欲望が押し込まれる。
血の通った熱い欲望の挿入に幸は歓喜の声で応える。

手足の拘束はそのままで受け入れる。
当然2度目の射精は膣の中に吐き出される。
引き抜かれた物は口で綺麗に吸い取る。

拘束されたまま後ろから犯される。
無防備に尻を上げ挿入を待つ幸。
膣でも肛門でも選ぶのは友人、幸に拒否の権利はない。
肛門に受け入れ友人が射精するまで声を上げる。

ベットの上に座らされ咥えさせられてから挿入される。

拘束され仰向けに転がされた幸の前後の穴からは5人の精液が溢れている。
何時もの光景。

一つ違うのは幸の膣の上に毛がなくなっている。

精液で溢れる膣と肛門にバイブが再び押し込まれた。

うぅうっう

呻く幸の手足の自由は奪われたまま。

回復した者がバイブを抜き挿入する。
その行為が繰り返され映像が終わった。

幸が帰宅してからまだ私は幸を抱いていない。
言い訳を考える時間を与えているつもりだ。

酔った振りをして何度か毛を剃らせろと迫った。
言い訳の手助けになれば少しは幸を救えるだろう。

「なぁ、毛剃らせてくれよ」
「もう、しつこいな」
「あなたに剃られるくらいなら自分で剃る」
「ん?おぉそれでもいいぞ」
「・・・・」
「一回見たいんだよ」
「ふぅ、あなたも変態なの?」
「えっ?もって」
「ん?」
「なんでもない」

その日、幸のシャワーを浴びる時間が少し長かった様な気がした。

  1. 2014/11/18(火) 06:39:06|
  2. 友人・妄僧
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続・友人 第4回

今朝、幸は紅葉を見に出かけた。
数日前に急に決まったらしい。
日帰りで片道2時間程のスポットに行った。

私は持ち帰った仕事の為辞退していた。

幸が出かけて1時間程で私の仕事は終わった。

あそこか・・・・
まぁ今日はあまり期待できないな・・・・
酒でも飲めば別だが・・・・
昼間からは・・・・

ぼんやり妄想しながら目を閉じた。
少ないチャンスを期待して20分後車を走らせた。
見つける事さえ出来ないかも知れない。
当然行為に及んでいない可能性も高い。
それでもリアルな幸を隠れて見る期待を捨てきれなかった。

自然と車の速度は上がり目的地まで思いの他早く着いた。
一箇所づつガイドマップを見ながら探す。
かなりの奥地まで入り込んでいく。
有名なスポットにはそれらしい車も姿もなかった。

残り2箇所、いよいよ諦めかけた所に見覚えの有る車が見えた。
正二の車は車道の小さなスペースにひっそりと止められていた。
そこはマップにはない場所。
しばらく通り過ぎてから小さな駐車場の奥に車を止めた。
高鳴る鼓動を深呼吸で静めてから車を降りる。

正二の車の所まで気づかれない様に近づく。
車に人が居れば気配を感じられる所辺りで足を止めた。
じっと木立に身を潜ませ様子を伺った。
人の気配は無い、用心しながら更に近づく。
そこまで来て初めて車に隠れて林道が有る事に気がついた。
正二の車で完全に隠された細い道が山に向かって伸びている。

私はその道をゆっくりと登り始めた。
彼等が降りてきたら鉢合わせする可能性は理解している。
気配に充分注意しながら登った。
ここまで入り込むと紅葉などまったく関係ない。
ただの森林、足元も悪く普通の人は登らないだろう。
山菜取りとか何か別の目的で造られた林道の可能性が高い。
途中で道が2つに分かれていた。
私は敢えて細い方の道を選んで進んだ。

しばらく歩くと大きくカーブを描いて道は終わっていた。
目の前に木々が立ち塞がり行く手を拒んでいた。

木々の隙間を少しだけ進んで足を止めた。
その木々の隙間の先に人影が見える。
距離的に会話までは聞こえないが私は第一の目的を果たした。
視線の先に幸達が見える。
幸達のいる場所は少し開けた空き地の様になっている。
その周りは紅葉で綺麗に彩られていた。

彼等はシートの上で弁当らしき物を食べていた。
少し小さめのシートに寄り添う様に座り昼食を楽しむ。
私は空腹を堪えてその状況を観察した。

昼食を食べ終えた幸達。
遠目に見て多分、幹夫と良一が立小便をしに行った様だ。
俊夫が開いたスペースに寝転がる。
幸は座ったまま景色を眺めている様だった。

イタズラなのか俊夫が幸の腕を払ってシートの上に転がした。
慌てて起き上がる幸の足を掴んでそれを阻止する。
まるでじゃれている様に見える2人。
そこに良一達も加わり複数のプロレスが始まった。

正二は横に立って撮影している。
笑い声が聞こえてきそうな雰囲気がこちらにも伝わった。

やがて数には勝てない幸の自由が奪われていく。
両手を頭の上で固定され足は片足づつ?まれた。

幸がジタバタしているのが見えるが観念したかの様に動きを止めた。

遠目からじっと息を殺しその様子を伺う。


彼等の去った後に、斜面を降り先ほどまで見ていた場所に降り立った。
そこには空気で膨らむビニールマットが残されていた。
海水浴で使うマット。
その上には幸と彼等の行為の痕跡が混ざり合って残っていた。
幸の体を限界まで支えていたのだろう空気も半分抜けている。

その日の内に正二と待ち合わせ映像を受け取った。
当然見ていた事は隠している。
頭の中の映像に角度の違う映像と音声をリンクさせる。

「幸、隙あり」
「きゃっ、ちょとやめてよ」
「景色見てるんだから」
「甘い、のんきに景色なんか見てるからだよ」
「はぁ?景色見に来たんだろ」
「ははは、そりゃそうだ」
「幸、青姦しようぜ」
「・・・・」「馬鹿じゃないの」
「外でするなんて学生じゃないんだから」
「だからいいんだよ」
「やだよ、やりたければ一人ですれば、見ててやるから」
「おっ何やってんの、プロレスか?」
「いや、幸と青姦やろうと思って襲ってる」
「まじか、いいなそれ」
「えっちょっとマジでやめて」
「・・・・」
「正二何とか言ってよ」
「ん~俺もやりたいな」
「はぁもうどうかしてるんじゃないのお前等」
「おい、どうせなら人妻強姦の感じでやろうや」
「いいね~それ」
「じゃぁ幸奥様いくよ」
「冗談だろやめろって、まじで」
「良一そっち押さえろ」

幸は真剣に抵抗していたがやがて諦めた。

「わかったよ、させてやるから少し休ませて」
「良一そのまま続けろ」

正二の声が響いた。
幸は建前上の主導権を握り損ねた。

幸のジーパンのベルトに手がかかる。
両腕は俊夫が頭の上で固定して万歳の状態。
左足は幹夫が抑え右足を押さえた良一がベルトを外す。
時折腰を捻り抵抗するが直ぐに下着が現れた。

上半身は後回しで下着が毟り取られる。
無理やり下げられた下着が膝の辺りで伸びきっている。
膝から下のジーンズと下着を下ろしたのは紀夫だった。
膝から下をバタバタして抵抗するがあまり意味がない。
下半身は剥きだし、上半身は体に張り付いた黒のニット。
黒いニットが剥きだしの下半身の白さを強調する。

「紀夫、いけ」
幹夫と良一が幸の足を左右に広げた。
紀夫は先端を使い慣れた幸の膣の入り口に押し当て上下に滑らせた。
幸の膣から湿った音が漏れ始めるまでゆっくりと擦る。
紀夫の先端が幸の中に納まっていく。

うぅうくぅ

傍目から見れば本当に強姦している様に見える。
両手両足の自由を奪われ男に囲まれる人妻。

はぅううううう

幸は目を閉じ紀夫の挿入を受け入れた。

酒も薬も飲んでいない幸が友人の欲望を受け入れた。
昼間の山の中で屈辱的な恰好をさせられ輪姦を許した。
映像の中の幸は今までで一番惨めに見えた。

幸の上半身はそのまま洋服を身につけている。
ニットの上から乳房を揉む事はあるがそれを脱がそうとはしない。
交代で膣に挿入し乱暴に腰を振る。

「奥さんいくよっ」
「中に出すからね」

彼等はAVの撮影の様な台詞を口にしながら幸に射精する。
完全に幸を玩具として扱う彼等。
その彼等に幸は頷きながら射精を許す。

幸は頭を左右に振りながら甘い声を上げ始めた。
状況だけは強姦だが内容は違っている。

紀夫、俊夫が幸に何時もの様に射精した。
幹夫の挿入から幸の反応が変化し始めた。

はぁあああああうぅぅうう・う・う・うむんうくぅ
いぃいぃいあぃぃんあぁああう・あ・あううう
だぁ~しいぃいいてぇぇええいってぇえええええ
そぉおこおお・おううあううおあはぁあはぁあう
あぁああああ・あ・ああんあはんはんあんはあぁ

この状況に幸も興奮しているのか、声のトーンが何時もと違う。

私が見ていた情景が目の前で繰り広げられている。
あの状況でこんなにも感じていたとは思いも寄らなかった。

考えて見れば何時もなら咥えたり握ったり奉仕する事が多い幸。
逆にここまで集中的に膣を使われた事が原因かもしれない。
最も単純で強烈な快感を連続して与えられる状況。
友人達は一度射精する度休憩出来るが幸は出来ない。
次の欲望がすぐさま膣に押し込まれスライドを始める。

3人目の幹夫の射精に合わせて背中を大きく反らせ数秒間呼吸を止め全身の力を抜いた。
脱力した幸の膣は幹夫の物を何度も強く締め付けた。
容赦なく良一が挿入する。
その間も誰かが幸の手首を押さえ自由を奪う。
解放された足は挿入した男に抱えられ力なく揺れる。

幸の感度が鋭くなっていくのが映像を通して伝わる。
足の指が強く曲げられ力が入っているのが分かる。

声に出す言葉も変わってきた。

頭を起され良一の挿入を見せられる幸。

はぁああありょうぅぅうぅういってぇええ
だああしいてぇえええあうあううああ・あ
こおぉおわぁあれえるうぅうかぁあらぁいってぇえ
もうぅいってぇええおぉねぇがあいぃいだあして
もぅゆるしてぇええいくぅうぅうぅからぁあだぁあめ

良一でも上り詰めた幸。
正二が射精する頃には小さな呻き声を漏らしながら体を痙攣させた。

全員が一度射精してからようやく、幸の上半身からニットが脱がされた。
全裸にされた幸の新鮮な乳房の形が歪に変形する。
鷲掴みにされ乳首は強く摘まれ歯が立てられる。
両手の自由はまだ許されない。
彼等は挿入しながら無防備な乳房を好き勝手に弄ぶ。

仮想人妻レイプは予想以上に彼等を興奮させていた。

無残に犯され続ける幸は声も枯れ力なく足を開いたまま彼らを受け入れる。
マットの上には幸の漏らした潤滑液と精液が混ざり合って垂れている。
吸収力を持たないビニールのマット。
幸と彼等の痕跡は幸の尻を汚す。
その粘り気のある液体は幸の尻の揺れに合わせネットリと糸を引いていた。

車の中で映像を見終わった私は家に向かった。

玄関を開け一足先に帰っている幸に悟られない様に声をかけた。

幸は少しかすれた声で私を迎えてくれた。
声以外は普段と変わらない幸。
小さな声で「今日は良かったのかい?」と呟く。

「ん?何か言った?」
「いや、今日は楽しかったかい?」
「うん、とても良かったよ」
「そうか、なら良かった」
「声、どうしたんだ」
「ん、少し寒かったから風邪かも」
「じゃぁ早く寝たほうがいいな」
「うん、そうする」

キッチンに向かう幸が少しよろけた。
  1. 2014/11/18(火) 06:37:35|
  2. 友人・妄僧
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続・友人 第3回

週末に幸を抱いた。
映像の中で見た幸の記憶を思い出しながら丁寧に抱く。
今すぐにでも挿入して思いを遂げたいのを我慢しながら愛撫する。
つい先日彼等の物を咥えた唇に唇を重ね長いキスを交わす。
絡みつく幸の舌は絶妙な加減で私の性欲を掻き立てる。

幸の体を隅々まで愛撫しながら頭の中はその部分の映像が次々と繰り返される。
胸、腰、尻、膣、唇、舌、繰り返し彼等に使われた部分。
彼等に抱かれた後の幸は普段より反応がいい。
幸もまた思い出しながら抱かれているのかもしれない。

最初の海の家の映像を見てから自分の性癖に気がつくまで少し時間がかかった。
頭が眩む様な衝撃と動揺、それとは間逆の体の反応。
自分の妻が犯された怒りより映像の中の幸に魅了されたのかもしれない。

私だけが独占していた幸を今は友人達も共有している。
彼等と体を重ねる度に新しい一面を見せていく幸。
SEXだけで言えば彼等の方が若く逞しい。
激しい行為を見せられていると、幸がこのまま彼等の物になってしまう様な気持に囚われる事もある。

常識的に見れば私は変態なのだろう
彼等に抱かれた後も普段どおり振舞う幸を見て日常を取り戻す。

溜まった欲望で硬くなった物を幸に挿入する。
ゆっくりと奥まで入れてから息を吐いた。
ねっとりと絡みつき締め付ける肉圧を味わう。

はぁああぁああうぅううん

ゆっくりと腰をスライドさせながら唇を重ねた。
少しでも長く幸を味わう為に出来るだけリズムを抑える。
頭の中では幸の「いっていいよ、出していいよ」と友人に甘える
姿が浮かぶ。

次第に欲求に負け腰の動きが早くなっていく。
幸の反応もリズムに合わせ上がっていく。

あ・あぁあんうんあうあんあああぅうあぅあんあ

「幸、出そうだ」
「いって、いっていいよ」

その言葉を聞いた瞬間、弾ける様な射精感に襲われた。
幸の中で何度も痙攣を繰り返しながら精液を放つ。
射精が終わっても入れたまま幸を抱きしめ唇を重ねる。
力なく自然に抜け落ちてから幸から離れた。

荒い呼吸を整えながらタバコに火をつける。

シャワーを浴びに行こうとする幸の後ろ姿を目で追う。
尻で視線が止まる。
ドアを開け幸が浴室に向かった。

幸・・・・
彼等に使われたんだよな・・・・

シャワーを浴びた幸がビールを持って戻ってきた。
喉を潤しながら他愛も無い会話が始まる。

スノーボードに行った時の話しを切り出し幸の反応を伺う。
昼間のボードで遊んだ時の出来事を中心に話す幸。
適当な相槌を打ちながら聞く。

「へ~楽しそうだね」
「来年は行きたいな」
「楽しいけど次の日大変よ、筋肉痛で」
「そうか~そりゃまずいな」
「んで、夜はどうだったの?」

我ながら意地の悪い質問をする。

「ん?何時もと一緒よ」
「別に変わらない」
「飲んで騒いで寝る」
「ふ~ん、でも男の中にお前1人だろ」
「酔って触られたりとかしないのか?」
「大丈夫よあいつらなら、混浴に入ったって襲わないから」
「おいおい、まさか風呂とか一緒に・・・・」
「結婚してからはないけど若い時は何度か有るよ」
「そうか」
「そりゃ一応タオルとかで隠してるよ」
「でも、尻とか見られてるんじゃないのか」
「う~んかもね、あいつら私の事女と思ってないから」
「見られても減るもんじゃないし」
「そうか、まぁ今更言ってもな」
「大丈夫よ、触る権利と入れる権利はあなただけだから」
「・・・・」

無言で見つめる私に何か感じたのか幸は口を閉じた。

「まぁお前女なんだから気をつけろよ」
「うん、わかってるごめんね」
「別に謝らなくてもいいよ」
「うん」

急に素直になった幸を引き寄せた。
軽いキスの後、幸は軟らかくなった物に唇を這わせる。
幸の舌と唇がねっとりと這い回る。
咥え吸い、玉から肛門周辺まで丁寧に刺激する。
幸の姿が映像の中に有った場面とリンクする。

入れる権利と触る権利か・・・・

彼等の方が一つ権利を多く持っている。
肛門を使う権利が私にはまだ与えられていない。
縛って犯す行為もその内試して見たいがそれは後でいい。

幸が肛門を犯される場面を思い出しようやく硬さを取り戻し始めた。

その後、アナルSEXを要求したがあっさりと拒絶されてしまった。

彼等には素直に差し出した穴・・・・

私は後ろから乱暴に幸の尻肉を掴み膣に欲望を突き入れた。
出し入れを繰り返す間、無防備に晒されている幸の肛門を見つめていた。
よく分からない敗北感を感じながら幸の肛門に精液を浴びせ欲望を擦りつけ果てた。

アナルSEXを拒絶した罪悪感なのか幸は射精を終えた私の物を丁寧に咥え処理する。
その姿を眺めながらざわつく頭を懸命に落ち着かせた。

あれから幸は何度か彼等と出かけた。
普通の飲み会の映像も有る。
私が正二に頼み常に撮影するよう依頼している。
撮影は正二の趣味と言う事で渋々納得させたらしい。
幸は嫌がっていたが今更そこを責めた所で手遅れだと悟り諦めた。

映像の中で幸の本当の姿を見る事が出来る。
酔って男友達相手に遠慮なく生意気な口をきく幸。
本当に親しくなければ喧嘩になっても不思議では無い。
私が居る時は気を使って口調を押さえているのだろう。
酔った幸は本当に口が悪い。
女でなければ許されないだろう。
今まで幸とよく友達関係が壊れなかったと不思議に思う。

その幸を犯せる様になった事は、彼等にとって当然の報酬なのかもしれない。
彼等に抱かれてからもそこは変わらない。
その行為が始まるまで今まで通り友人なのだ。

輪姦が始まると従順な女に変貌する。
その変貌振りが私をどんどん魅了していく。
そこに映る幸は別人の様に淫乱で女らしく優しい。
要求された穴は素直に差出し受け入れる。
射精された精液はその殆どが幸の体内に吸収される。
幸は挿入した男に口癖の様にあの言葉を口走る。

「いっていいよ、我慢しなくていいからね」
「中に出していいから」
「飲んで欲しいなら飲むからね」

映像はまるで5人の恋人に抱かれている様に見える。

ビデオを見た後、私だけが取り残された様な感覚が残っていた。
  1. 2014/11/18(火) 06:36:17|
  2. 友人・妄僧
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続・友人 第2回

結婚式での映像も繰り返し何度も見て馴れてしまった。

幸の友人達も33歳と忙しい盛り。
中々次のチャンスに恵まれなかった。

幸を受け止められたのは私が幸より10歳程年上だったからだろう。
付き合いだした頃は友人達皆が応援してくれた。
私の目から見てもいい友人達だった。

幸の心情を考えると少し心が痛んだが、期待を断ち切る事は出来なかった。

時々飲みに行って集まる事は会ったが何事も無く過ぎる。
酔って私が居るのを忘れ良一が早漏だと笑いその場の空気が止まった程度である。
私が居ない飲み会は当然そんな会話が飛び交っているのだろう。

私は何か企画する様に彼等に依頼した。

その甲斐有ってか幸が1泊2日でスノーボードに出かけた。
私は興奮を抑えきれずに久しぶりに風俗に行った。
彼等に囲まれた幸を想像しながら濃い精液をぶちまけていた。

受け取ったカメラを何時もの様に再生する。
既に期待で股間は硬くなっていた。

私の想像が外れ意外な映像から始まった。

男達は寝巻きを身につけたままで酒を飲んでいる。
幸はその横に有るベットで全裸で正二の愛撫を受けていた。

「幸もそのつもりで着てたんだな」
「もう、しょうがないだろ」
「お前等がその気なんだから」
「旅行断らない時点でこうなる事はわかってたからね」
「まぁいやなら断るよな」
「もう、一回も2回も同じだよ」
「でも、記憶が無いのにやられるのはいやだからね」
「それもそうだよな」
「じゃぁ今日はゆっくりやろうや」
「あんまり見るなよ恥ずかしいから」

その言葉を残し幸は女へと戻って行った。

男の愛撫に応える様に丁寧に咥える。
まるで愛し合う恋人の様に体を交える。
仰向けに寝た男の物を喉の奥まで飲み込み音を立てながら刺激を与える。
剥き出しになった尻は待っている男達に晒したまま。
それでも1対1の性行為が続く。

膣に受け入れ友人の名前を呼びながら甘い声を上げる幸。
友人の挿入に合わせ腰をくねらせ恥骨を擦り付ける。

あぁぃい正二ぃいいいあ・あ・あああぅぅうんああ

「どこに出したい?」
「中でもいいし飲んでもいいよ」
「はぁはぁ、じゃぁ飲んでくれよ」
「わかった、いきたくなったら言って」

あぁあんんあ・あんあんんはぁぁん

正二がスライドの速度を上げ幸の足を抱え体を折り曲げていく。
激しく引き抜かれた物を慌てて幸の顔の前に持っていく。
口を開けて待つ幸。
しごきながら射精を堪える正二。
先端から最初の噴射が幸の顔にかかる。
その噴射に合わせ正二の物が幸の口の中に押し込まれた。
喉の奥に正二の精液を浴びながらタイミングを合わせ流し込む。
激しい噴射が収まるのを待って全てを喉に流し込んだ。
軟らかくなるまで正二の物を咥えゆっくりと頭を動かす。
大きな溜息と共に正二が幸から離れた。

横に置いてあるビールで口直しをした幸の乳房に良一の手が伸びた。

幸の体は受け入れ態勢が整っている。
軽い愛撫の後良一は締りのいい膣に挿入した。
腰を深くまで押し込み長いキスを交わす二人。
幸の舌を吸い絡みつく様に体を入れ替える。
上になった幸が絶妙な動きで腰を振る。

「俺のも飲んでくれよ」
「うん、わかった」

眉間にしわを寄せ目を閉じ良一の感触を味わう幸。
二人の手は繋がれ指が絡みあっている。
背中を仰け反らせ甘美な声を上げながら揺れる幸。
良一の追い詰められた声に反応して引き抜き咥えた。
何度も口の中で痙攣する良一。
痙攣が治まるまで精液が漏れない様に唇で締め付ける。

ちゅぽっ

口の中一杯に精液を溜めた幸の顎が上がり喉が静かに動いた。
何度かに分け喉を通す幸。
全て飲み干してから良一の物をもう一度咥えた。

幹夫は後ろから狂った様に幸を犯した。
甲高い声を上げながら尻を高く持ち上げる幸。
幹夫の精液は殆どが幸の顔に飛び散った。
激しく暴れる幹夫の物をようやく咥えた幸。
顔をドロドロにされながら残りの精液を吸い取る。

紀夫は幸の舌業だけで射精した。
仰向けに寝たまま幸に全てを任せて果てた。

俊夫は幸の尻肉に精液を撒き散らした。
口に持って行きたがったが間に合わなかったらしい。
5人全員が1度幸を使った。

幸はシャワーを浴びに浴室に向かった。

戻ってきた幸はバスタオルを体に巻きつけビールを飲み一息ついた。

私は今までにない程興奮しながら画面を見つめた。
乱暴に犯される幸を見るより遥かに嫉妬していた。

その後も彼等に対する幸の行為は優しさに溢れていた。
じゃれあいながらベットに上がり激しいキスの後始まる行為。
何時もの様に同時に犯されながらも今までのそれとは明らかに違う。

「きて、いいよそのままだして」
「気持いい?」
「いきたくなったらいいよ遠慮しないで」
「もう、硬くなってる」
「あたし結構うまいでしょ」
「飲んで欲しいなら飲むよ」

正座したまま仁王立ちの彼等の物を順番に咥える幸。
ずるずると音を立てながら頭を前後に動かす。

仰向けにベットに横たわりその気になった物を受け入れる。

彼等の要望に応え手首と足首を縛られた状態で犯される。
前からでも後ろからでも自由に膣を使える格好で待つ幸。

俊夫が四つん這いになった幸の肛門にあてがった。
残された穴はそこだけ。
幸は黙って目を閉じてその瞬間を受け入れた。
ゆっくりと入り口をこじ開ける俊夫。
ローションがボトボトと垂れる。
幸が息を飲んだ。
俊夫の先が幸の肛門に沈められていく。
ゆっくりと根元まで納めてからしばらく動きを止めた。

「大丈夫か?」
「うぅぅうん」
「でも、ゆっくりお願い」
「あぁわかってる」

その様子を全員が眺めていた。
間違いなくこの後全員が使うであろう穴が今解禁されたのだ。
俊夫が動き始める。
痛みと熱が幸の肛門を交互に伝わる。
ゆっくり時間をかけ俊夫が動きを馴染ませる。
幸が快感を覚える前に俊夫が我慢できなくなった。
手足を縛られた女の肛門を後ろから犯す状況に耐えられなかった。
幸は肛門の中に精液を浴びた。

縛られた幸の手足が自由にされた。
その手はシーツを強く握り額に汗を滲ませていた。
開通したばかりの穴に次の物が納まっている。
彼等も気を使ってゆっくりと動く。
苦しそうに耐える幸の膣が溢れる程濡れ始めるにはしばらく時間がかかった。

うううぅあぁぁあうぅくぅううあぁくうううううぅうぅぅ

「少し良くなってきたか?」
「ふぅふぅ熱くなってきた」
「そうか」

肛門を犯している正二の玉がビシャビシャと音を立てる。
正二が幸の肛門に射精して引き抜いた。
幸い出血は無く幸のそこは使える様になった。

私の期待通りの場面がやがて訪れた。

仰向けに寝た幹夫の上に跨る幸。
その後ろの穴に紀夫が挿入する。
開いた口には良一が咥えさせた。

3人が同時に幸の中に納まった。
ゆさゆさと誰かの動きに合わせて揺れる幸。

良一の腰にしがみつき態勢を保つ。

良一以外の二人が射精を始めた。
膣と肛門にほぼ同時に精液を受け入れながら幸は体を震わせた。

彼等の精液を全て受け止めた幸。

全員を満足させてからシャワーを浴びに行く。
戻ってきた幸と彼等はまた酒を飲み始めた。
幸の体を褒めながら酒が進む。
笑いながら応える幸。

「次、どこ行く?」
「1週間位で計画してよ」
「・・・・」
全員が一瞬会話を止めた。

幸に集まる視線。
幸は不思議そうな顔で皆を見つめ返した。
映像は一旦そこで終わった。

翌朝、幸は回復した彼等の相手をしていた。
正上位で彼等を一人づつ射精させていく。
普通の性行為だが異様に興奮する。
ただ足を開き次々に彼等を受け入れる幸。
変わった相手に両腕を絡ませ唇を重ねる。
自分の中に入ってくる男の腰に細い足を絡みつけ腰を突き上げる。

「いいよ、出して」
「いいよ、いいよいっていいよ」
「我慢しなくていいから」
「出したいならいいよ」

彼等の体の下に組み敷かれ叫ぶ幸。
映像はそこで終わっていた。

幸の、出していいよの言葉で私も射精した。
驚く程の量がティッシュに溢れる。

2度再生してからやっと落ち着いた。

  1. 2014/11/18(火) 06:34:52|
  2. 友人・妄僧
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続・友人 第1回

海の家での出来事を映像で偶然見てしまった。
その事は幸には秘密にしてある。
腹立たしさと焼けるような嫉妬心と異様な興奮。

あの映像を見て以来、幸を抱く時必ず脳裏に現れる。
思い出しながらのSEXは腰が抜けるほどの射精感をもたらした。
しかし、その刺激も少しづつ馴れ以前ほど興奮しなくなっていた。

あんな事があったにもかかわらず、何事も無かったかの様に振舞う幸。

来週、友人の結婚式で九州まで泊まりで行く予定の幸。

幸は笑いながら私に話す。
例の5人組も来るらしい。
私は意を決した。

式も無事終わり、2次回で盛り上がったのだろう。
旅館に帰って来ても酒盛りは続いていた。

例の5人と幸の女友達2人8人で和室で飲んでいる。
その内1人の女性が部屋に戻った。
幸が随分酔っているのを気遣ってか裕子と言う女性が心配そうに幸を伺う。
男達が心配ないと告げ裕子がしばらくして部屋を後にした。

例の5人と幸が残った部屋。

「おい、預かった例の飲ませたのか?」
「あぁ随分前に混ぜといた」
「そか、んじゃそろそろやるか」
「OK」
「カメラ忘れるなよ」
「準備OKだ」
「でも、本当なのか?」
「まぁ起こして見ればわかるだろ」

ウトウトと眠っている幸に声をかけ起こす。
朦朧とした意識の幸が画面からも伝わる。

「なに?ろうしたろ」
「ん?」
「あ、だれ胸もんれるの?」
「・・・・」
「ちょっあはっそこらめよ」
「まって今脱ぐから」

幸はよろよろしながら浴衣を脱ぎ始めた。
男達が直ぐに手伝う。

あっと言う間に全裸になった幸。
自分からキスを求めていく。

抜群のスタイルを晒し男達に絡みつく。
細い足は自ら開き膣を見せ付ける。

私が渡した睡眠薬を使ってくれたようだ。
幸との夫婦生活で時折使う。
幸に服用させ眠らせないで居ると理性を失い淫乱な女になる。
どこにどう作用するのかは分からないが効果抜群なのだ。
幸事態はあまり使う事を好まない。
薬が利いている間記憶があまりないらしい。

私は先週例の5人組の内2人と会った。
海の家の出来事を知っている事を伝えた。
無言になった2人に映像で証拠も有ると。

その後の私の提案に彼等は絶句したが承諾するしかなかった。
告発される事に比べれば天国の様な条件。

正二と呼ばれる男が幸の股間に顔を近づける。
丁寧な舌業で幸の感度を上げていく。
正二の頭を押さえつけ腰を押し付ける幸。
両の乳房は別々の男が吸い付き乳首を噛む。

はぁああああ・あああいい・・はぁあはぁああ
そこ、あはぁかんじるぅは・あぁうふぅうあう

膣の上にある硬く尖ったつぼみを舌でこね吸いつく。
胸に吸い付く男の背中に幸の指が食い込む。

口元に硬くなった物が擦りつけられる。
口を開けそれを咥える幸。
幹夫が幸の頭を抱え咥えやすくしてからスライドを始めた。

じゅうるっじゅぷじゅるじゅぽじゅうんくっう
うんくっじゅるはうぐんんんっむぐんぐぐぅう

2本目の指が膣に収まりかき回す度にフェラの音に混じる声。

舐められ刺激され硬くそそり立った乳首に勃起を擦り付ける男達。
そこには友人の顔はなく、目の前の最高の獲物を弄ぶ事に夢中になっている。

乳首にこすり付けられている物を幸が握りしごく。
咥えさせていた幹夫が幸の顔にまたがり玉を口に持っていく。
幸の舌がチロチロと幹夫の玉袋を嘗め回す。
その舌先は幹夫の肛門まで伸び刺激を与える。
友人であった幸の変貌振りに男達も理性を失い始めた。
歓声をあげながら幸に群がる。

目の色を変えてクリを摘み指で中をかき回す正二。
幹夫は顔の上に被さり幸の口と喉を性器の様に使い始めた。

うんっごうっごふんぱじゅぽうんぐうぐじゅぽ

握られた物をしごく余裕は無くなり強く握り締める幸。
それでも幸の腰は浮き正二の指に合わせ動く。
苦しそうに咥える幸。
幹夫がその口を解放し激しく自分の物をしごく。

大きく息をつく幸の顔に熱い液体が降り注いだ。

「幹夫どうした」
「いや、わりぃ興奮したわ」
「そろそろ入れるか」
「幸、入れるぞ」

あぁああうぅうんはぁああああぅう

正二の挿入に合わせて幸の声のランクが上がる。
幹夫の精液で顔を汚し2本の物を握りながら挿入される幸。

「おい、幸しごけよ」
「ほら、手使えよ」

幸は挿入の快感に応えながら握った物をしごき始めた。
抱えられた細い足をブラブラと正二に揺らされながら1人の物を咥えた。
満足に尺八出来ない幸の頭を抱え自ら腰を動かす良一。
友人の欲求に懸命に応える幸。
歯を立てない様に唇と舌で刺激する。

正二は幸の膣をたっぷりと味わいながら結合部分を確認する。
小さな入り口を一杯に広げ正二の物を締め付ける膣。

完全にスイッチの入った幸は咥えている良一の玉を揉みながら
肛門に指を這わせていた。

良一も一旦引き抜き玉から肛門を幸の舌で奉仕させる。
甘い声を上げながら舌を這わす幸。
正二が射精するまで良一と俊夫が交代で幸の舌を使った。
幸に触れていないのは撮影係の紀夫だけ。

正二の動きが激しくなり幸の子宮に先端を押し付ける。
腰を突き出し痙攣する正二。

あぁあああいぃいいいうぅううんあぅあ・あ・あ

正二が幸から離れると紀夫がその後を取った。
俊夫と良一と幹夫は順番が来るまでビールを飲みながら乳首を摘んだりして待った。

紀夫はビデオに幸の姿を納めながら腰を振る。
途中で幹夫にカメラを渡し全力で幸を揺らす。
幸の足を大きく開き渾身の突きを繰り返す。

幸の細い指が布団を強く握りしめ背中を仰け反らす。
頭を反らし必死で俊夫が与える快感に応える幸。

い・ぐ・ぅう・う・う・うぐい・ぐくんんんんっ

数秒間全身を硬直させた幸が大きく息を吐いた。

あぅあああぅあぁあだぁああめぇえええいいいゃあああ

「幸!いくぞ」
「うっくぅぅっ」

はぁあああああぃああはぁあいいいいんおおっ

紀夫の精液が幸の膣の中に溢れる。
射精が終わった後も硬さが残っている間ゆっくりとスライドさせる。
紀夫の物が引き抜かれた。

それぞれが幸を使って射精する。
1順目は幹夫が最後に幸の中に射精して終わった。
先に2度射精した幹夫が撮影を担当する。

幸の唇と舌は休む事無く彼等に求められる。
咥え吸い玉を揉み、アナルに舌を差し込む。
求められる要求に全て応える幸。
復活した欲望は膣を使い射精させる。
連続して与えられる快感に幸は何度も登り詰めた。

友人達にとって目の前の幸は高性能のダッチワイフだった。
彼等が休憩している時はグッタリと動かない幸。
誰かが使い始めると直ぐに反応し始める。

幸の体は彼等の精液でドロドロに汚れていた。
膣は収まりきれない精液が溢れている。
口だけを使い射精させそれを飲む場面も収められていた。

一旦そこで陵辱が終わり場面が変わった。

一度眠りについたのだろう。
部屋のカーテンから陽が差し込んでいる。

カーテン越しに照らし出された幸が揺れている。
目覚めた彼等がまた犯し始めた。

完全に意識の無い幸を犯す。
力なく横たわる幸の足を抱え犯す。
カメラは挿入する所から引き抜く所までを一部始終収めている。

3人が無意識の幸の中に射精した。
その膣に吐き出された精液の映像と幸の全身を映した場面でビデオは終わった。

私はティッシュの上に3度射精していた。
幸が彼らの精液を飲む場面で一度。
後ろから突かれながら咥えさせられ精液を顔に浴びた場面で一度。
自分の膣に射精された精液を見せられながら挿入される場面で。

私の中に既に怒りはなくなっていた。
嫉妬よりも期待が上回る。

何事も無く振舞う幸が更に愛しく思えた。

  1. 2014/11/18(火) 06:33:35|
  2. 友人・妄僧
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友人

今年の夏、妻は友人達と海へ出かけた。
結婚する前に何度か紹介され顔は知っている。
妻の古くからの友人達。
妻は女性の友人より男性の友人が多い。
それはその性格からだろう。
甘ったるく甘えるタイプではなく、さっぱりとした性格。
知り合った頃はまるで男と話している様な感覚を憶えた。
あからさまに何でも話す彼女の会話は時折度を越える事もあった。

反面その容姿はすばらしい物だった。
きつめの顔に抜群のスタイル。
無駄な贅肉が無く胸も大きい。
彼女もそれは意識しているらしくラインが際立つ洋服を好んで着ていた。
黙っていればかなりのいい女に見える。
一緒に歩いている時も男の視線が彼女を追うのを感じる。

妻は日頃から男と女でも友情がある公言している。
私はないと思っているのだが。

抜群のスタイルにビキニを身につけビーチに現れた。

「おぉ相変わらずスタイルいいな幸」
「まぁね」
「黙ってりゃほんと良い女なんだけどな」
「余計なお世話よ」

ダラダラとした時間の中、ワイワイと持ってきたビールを飲む。
泳げない幸は飲みながら荷物番が何時もの役目。
もう一人来るはずだった女性は来ていなかった。
結果、男5人に幸の計6人で海水浴が始まった。

毎年訪れるビーチは、海の家とその前の海を貸しきれる様になっていた。
少し料金は高いがその方が気兼ねなく遊べるのでそこを利用する。
私も毎年参加していたが今年は仕事の都合で行けなかった。

時折水辺の近くまで来て足をつける幸。
油断していたのか仲間に捕まり海に引きずり込まれる。
笑いながら幸を抱えて海の中に入って行く。
幸も慣れた感じで少し抵抗するが諦めた様子。
毎年恒例だからだろう。
背の届くギリギリの所に放り込まれた。
全身ずぶ濡れで文句を言う幸。
それを笑いながら数人で抱える。
幸の胸や尻を友人の手がしっかりと掴む。
幸はあまり気にしていないが友人達は結構感触を楽しんでいる様だった。
私と幸がまだ付き合う前の光景。
2人が付き合ってからは海での露骨な行為は減っていた。
私が居る事に気を使っていたのだろう。

友人達は人妻になった幸の体を抱え久しぶりの感触を味わっていた。
軽く酔って調子に乗る友人達にとって幸は恰好の餌食だった。
疲れ果てた幸は海の家に逃げ帰りやっと解放された。
バックの中からタバコを取り出し吸う。
冷えたビールが幸を落ち着かせた。
落ち着いた幸は壁にもたれ掛かり目を閉じた。
浅い眠りに落ちて行く幸。
右手がだらりと落ち、バックの上に載った。


友人達も海から上がり遅めの昼食を食べる。
賑やかな声に幸が眠りから醒めた。
焼きそばやラーメンなどが並ぶテーブルに幸も座った。
海の家が賑やかになった。
幸の後姿が映っている。
その向こう側には友人達が何人か移っている。
当然だが上半身裸で海パン姿。
ビール片手に騒ぎながら食事が進む。
幸も少し酔って来たのか言葉が荒くなっている。

「あいかわらずだな幸」
「よく、旦那さん耐えられるな」
「うるさい」
「私、意外と良い女なのよ」
「まじか、男だろ」
全員が爆笑している。
「チンチンついてませんから」
「まぁ、見た目女だな胸もでかいし」
「性能も良いらしいよ旦那が言ってた」
「ほうっでも誰も試してないから何とでも言えるわ」
「いや、しかし幸の旦那さんマジ尊敬するよ」
「お前結婚出来ないと思ってたもん」
「相当忍耐強いか包容力の塊なんだろな」
「あたしってそんなひどいか?」
「ノーコメントでお願いします」
「いや、黙ってりゃかなりの女だけどな」
「じゃぁしゃべらない」
「あはは、それが良いかも」
「まぁもう結婚したんだからいいんじゃね」
「それもそうだね」
「じゃぁ幸の旦那に乾杯」

次々とビールを飲み干し場は盛り上がっていく。
海での疲れも有ったのか幸はかなり酔っていた。
ろれつが回らなくなっている。
男連中はしばらくして海に戻って行った。
取り残された幸はタオルを枕に横になった。
無防備に横たわる幸の体は淫靡に見えた。

男が2人戻ってきた。
寝ている幸に気づき静かにビールを飲み始めた。

「幸ってさ結構鈍感だよな」
「海に投げる時かなり胸触ったけど何も言わないし」
「あぁ俺尻だったけどな」
「体だけなら充分いけるよな」
「あぁそりゃみんなやるだけならやるだろ」
「後が面倒くさいから押さえてるけど」
「寝てるんならちょっと触ってもいいだろ」
「おっいいね」
2人は幸に近づき手を伸ばした。

どれだけ触っても起きない幸に行為はエスカレートしていく。
ビキニをずらし生の乳房が現れた。
ニヤニヤ笑いながら乳首を摘み舌を這わせた。
下のビキニも引っ張り中を覗く。
薄い毛が張り付いている様子が見えた。
ゆっくり少しづつずらしていく。
やっとの事で膣が見えるとこまで下げた。
そっとその部分に指を這わせもぞもぞと動かす。
男達の股間部分がしっかりと盛り上がっていた。

「う~ん」
「お前等・・・・」
幸の意識が少しだけ戻る。
「やばっ」
「やれる・・・・」
「もんなら・・・・」
そこで幸はまた意識を失った。

「お前等何やってんの」
「いや、ほらこれ」
「うお、まずいだろそれ」
「・・・・」
「しかし、あれだな良い乳してるな」
「・・・・」
幸の体に触れる手がもう一つ加わった。

下のビキニは膝まで下ろされ膣には指が半分ほど入れられていた。
時折幸は呻き声を漏らし反応する。

男が一人仲間を呼びに海に向かった。
戻ってきた男達全員が幸の体を見下ろす。

ビキニは完全に外され全裸で寝転ぶ幸。

意を決した様に一人の男が幸の膝を割り体を滑り込ませた。
指をあてがい徐々に押し込んでいく。
幸の膣から湿った音が漏れ始めると同時に呻き声が漏れる。

最初の男が物を取り出し幸の膣に挿入を始めた。
きつく締りのいい幸の膣圧が進入を拒むが潤滑液が進入を助ける。

ずるっ

その感触に幸は意識を取り戻した。
自分の置かれている状況が飲み込めない内に股間に刺激を感じる。

ぼんやりとした頭で思いついたのは目を閉じる事。
気がつかない振りをするしかなかった。
友人と思っていた彼等が自分を犯す。
動揺と困惑が現実から逃げる事を選択した。

意識を無くした振りをしたまま耐える。

次第に耐え難い感覚が幸に襲い掛かってくる。
声が漏れそうになるのを必死に堪える。

「確か幸ピル飲んでるって言ってたよな」
「あぁ、言ってたな」
「じゃぁこのままでいいな」

激しく腰を振りながら人妻になった友人を犯す男。
その周りには次の順番を待つ男達。

幸の膣が最初の友人の精液を受け止めた。
たっぷりと放出してから次の男にバトンタッチする。

「かなり具合いいぞ」
「とにかく締まるわ」

もう友人の面影はなかった。
獰猛に女を犯す集団がそこにあった。

「いや、実は昔から一回やりたいと思ってたんだよ」
「あぁ、いい体してるもんな」
「おぉほんと締まるな」

幸の口から挿入に合わせて声が漏れた。
我慢できない感覚が幸を追い詰めていく。

「おい、もしかして起きてるのか」
「・・・・」
「幸ごめんな」

「もう、遅いよ馬鹿」
「・・・・」

うぅうあぁあ・あ・あぅあああ

その言葉を吐き捨て幸と友達の関係が変わった。

今まで中の良かった男友達の物を口に咥えた。
友人に尻を抱えられ後ろから突かれる。

女としての喜びを口から漏らしながら友人を受け入れる。
異様な雰囲気に興奮して幸の口に射精した友人。
その精液を幸は飲んだ。
以前から精液は飲むと言っていた幸は友人にそれを証明した。

海の家で友人達全員を満足させた幸。
謝る男達に幸は、謝るなら最初からするなと告げシャワーを浴びに行った。

帰りの車の中で眠ったままの幸。
起こさない様に車を走らせる。

車内の会話はもっぱら幸の事。
幸の体を話題に静かに盛り上がっていた。

車中の会話の途中でバッテリーが切れたのかそこで終わっていた。
家に戻ってシャワーを浴び眠ってしまった幸。
カバンから出てきたデジタルビデオを再生して見た。

幸の背中越しにテーブルに座り昼食を取る仲間達が見える。
露骨な会話をしながらビールを飲む幸達の映像。

眠っている幸の元に彼等が近づいて来た。

                 完
  1. 2014/11/18(火) 06:32:04|
  2. 友人・妄僧
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死の淵から 第26回

義父は呆然とする私に語りだしました。
「1年前あの子は本当に抜け殻みたいだった。やっと
少しずつ元に戻り始めたのに・・・あの男がいる限り
あの子は君の元には戻れないんだ。あの子は心底後悔していた
ずっと自分を責めて・・・私はそんなあの子を救ってやりたかった」
重苦しい沈黙の中私はふつふつと湧き上がる
黒い感情を抑えることは出来なかった。
「お父さん・・・あの男は今どこにいるんですか?」
「勇君もう止めてくれ・・・あの子のことは・・・」
「うるさい!諒子は私の妻だ!あなた達がもっと早く私に相談していれば
こんなことにはならなかったはずだ!諒子は、あの男は今どこにいるんですか!?」
私は怒りに心を支配されていました。
そして義父から無理やりあの男の居場所を聞くと
私は会社に一週間の休みを申請しあの男
【黒澤勇】
のところへ向かうのです。

黒澤の転勤場所は我が家から車で3時間ほどのところで
義父の兄の所からは1時間ほどのところでした。
私は真っ先に黒澤が勤めている店に行き、敵の顔を始めて確認した時
生まれて初めて人の命を奪いたい衝動に駆られました
いつも死を隣に感じてきた私です、私は人の死をも
自らに投影し死と言うものをずっと恐れてきました。
しかし、あの男だけはあの男だけは別なのです。
私の大切な物、ずっと失いたくないものを奪っていった男
私はあせる気持ちを押さえ黒澤が店にいることを確認すると
諒子がいるはずの家、黒澤と諒子が暮らしているはずの家に
向かいました。

黒澤の家はごく平凡なマンションの4階でオートロックも無く
進入するのは容易でした、しかし私は直前になって怖気ずいていました
諒子は私を選んでくれるのでしょうか?ひょっとして黒澤を愛してしまっているのではないか?
それに子供のことも気になります。義父の話からだとまだ3ヶ月
にはなっていないはずで私は降ろしているいるはずだと思っていても
心のどこかではまだ不安なのです。

部屋に諒子がいるのかどうか確認は出来ませんでした
私は道を挟んだところにある喫茶店でじっとマンションの方を見ながら
黒澤が帰ってくるのを待っていました。
1時間ほど外を見ているとずいぶんと露出の高い服を着た
女性がマンションのほうへと歩いてきました
何となしに女性を見ていましたが近づいてくるにつれ
その女性が誰か分かったのです。
間違いなく諒子でした。
  1. 2014/11/17(月) 15:48:06|
  2. 死の淵から・死神
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死の淵から 第25回

-----妻の最後の手紙----
あの日貴方が玄関口で倒れた時、私は救急車の中で
貴方が言った愛しているという言葉を聞き
初めて貴方に愛していると言われた時のことを
思い出していました。
私が忘れていた気持ちを取り戻した時
私の前に広がっている絶望の淵に気がつき
自分の過ちを・・・どこで間違ったのかのかを
気がついたのかもしれません。
私の人生が狂ったのは決してホテルで乱暴されたからでは
無いのです。私は私自身で貴方を裏切ることを
選んだ時から貴方に平気で嘘をつける人間になってしまった。
貴方には謝っても謝り切れないほど酷いことをしました。
もう元には戻れません。
貴方の人生にご多幸があらんことを

              諒子
---------------------------------------
手紙には離婚届が同封されていました。
私は何も言えず、ただ妻のことを考えていました。
それでも私は妻を愛しているのだろうかと
幾度も自問自答しました。
妻を取り戻したい、私の妻は諒子だけだ
何度考えてもそう思えました。
私は何としても妻に会うべく義両親に
妻に会わせてくれと詰め寄りました。

最初妻の両親は答えをはぐらかし
妻の居場所を教えようとはしませんでした。
私は「なら何としても調べてやる。興信所を使っても
妻の手紙から大体の場所は分かってるんだ
このまま離婚なんて納得できるか!」
と言い義父兄の住所が分かるものを調べ始めました
義父が止めるのも聞かず、電話帳を調べ
はがきを調べ義父兄の住所が分かると
とうとう義両親も観念したのか
肩を落としながら義父が
「勇君・・・すまないあの子は今兄のところにはいない」
「どういうことですか!?今諒子はどこに?」
私の剣幕に義母が驚き
「勇さん諒子は・・・」
というと義父が義母を制し
「あの子の行き先はおそらくあの男のところだろうと思う。」
「あの男?店長のことか!?」
「そうだ・・・あの男は、すまない私達が馬鹿だったんだ
私達があの男の脅しに乗ってしまったばっかりに・・」
「脅し?」
「私はあの子のことを思ってあの男と話をつけ様とした
このままあの男に証拠を握られたままでは、諒子は君のところへ
戻れない、だから私はあの男に金を・・・」
「お父さんまさか・・・」
「あんな卑劣な男がいるなんて・・・」
「お父さん落ち着いて事情を話してください」
「私はあの男を探し出し一切関わらないことを約束してくれと
話に言ったんだ。こちらから訴えないことと引き換えにと
そうしたらあの男は
『訴えるのはあなた達ではなく旦那さんでしょう?
そうですね旦那さんに訴えられたら仕方ないでしょう
でも旦那さんこのこと知ってるんですか?
知らないなら気の毒だから俺が教えてあげようかな』
とあの子の卑猥な写真を取り出し
『これがいいな・・・教えるだけじゃ信憑性無いから
これも一緒に送ることにしよう』と言うのだ。
私がそれだけはやめてくれ!と頼むと金を要求され仕方なく・・・」
「何故!何故ですか!私に相談してくれればこんなことには・・」
「もうこれ以上あの子を傷つけたくなかったんだ!」
「いくらです・・・全部で」
「積もり積もって500万ほど・・・」
「1回じゃなかったんですね?でも何でそれが諒子がいなくなる理由に?」
「あの子は知ってしまったんだ私達が脅されているのを・・・
それで私に隠れてあの男のところへ会いに行ってしまった。
そしてまた隠れてあの男と会っていたんだ・・・私達は元気を取り戻したと
思っていて・・・兄の店で手伝いをしていたからまったく疑ってなかった
まさか夜に抜け出して会っているなんて・・・そして気がついたらあの子は妊娠を・・・」
「何ですって!?」
私は目の前が真っ暗になるのを感じていました。
  1. 2014/11/17(月) 15:46:08|
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死の淵から 第24回

そこからは私もどうやって家についたのか憶えていません
ただ病院から夫の両親に連絡したのだけは憶えています。
家に帰ると玄関で夫が倒れたことが思い出され
もう自分自身でどうしたらいいのか分からなくなっていました。
しばらく玄関口で呆然としていると
「来ないと思ったら・・・旦那でも死んだか?」
と聞こえました。私が振り向くとそこに立っていたのは
店長でした。私は首を横に振りました
「じゃばれたって所か・・・・」
不思議と店長を見ても何にも感じません
憎いともすがりたいとも・・・感情自体無くなっていたかも知れません
店長はゆっくり私に近づき
「もう君に行く場所は無いだろ?今度私は転勤になる
なんなら君の面倒は俺が見てやるから一緒にくるか?」
と言い、そして私は肩を落とすように頷いてしまいました。

私は考えることを止めて淡々と家を出て行く準備をしていました。
しばらくすると子供が帰ってきたのが分かり
子供を両親に預けなければと思い、両親に連絡したのだと思います。
このときのことははっきりとは憶えていません
ただ子供達は私の態度に不安を抱いたのか泣いていたのだけは
なんとなく憶えています。そして車に乗り出て行こうとした時
私の前に田中さんが立っていました。
田中さんにも暴言を履いたと思います、しかしあの時田中さんが
私を止めてくれなければ私の末路は店長の慰み者になっていたのだと思います。
田中さんの家に向かう途中私は色々考えていました
これからのこと、夫とのことそして店長のこと・・・・

田中さんの家で美鈴さんと話しながらも私はどこか現実離れした感覚の中に
居ました。田中さんたちと話している間も現実感に乏しく
自分が何を言ってるのかよく分かっていませんでした。
夫を裏切ってしまった、でもずっと夫を愛していたはず
しかしそれが本当なのかと考えると・・・・
店長が憎い・・・でも関係を止められなかったのは私
夫の前からいなくなりたい・・・・私には夫の前に出る勇気は無い
じゃ子供は?でも私が居ては夫をもっと苦しめる
逃げたいだけ?そうかもしれない・・・
どうすればいいのか・・・私には全然分かりませんでした。
田中さんに「これからどうするの」と聞かれても
私にはちゃんとした答えなど無いのです。
このときも私は全ての責任を店長に押し付け
私は悪くないとそう自分に言い聞かせるのが精一杯でした。

次の日から私は結局店長の所へ行くことも無く、また仕事にも行かず
何も考えずただ子供の世話だけをしている状態でした。
私の様子を心配した田中さんが両親に連絡し
私を父の兄の元へ預けることが決まったときもどこか人事のように
感じていました。子供の前でだけ見せる正気の部分と
一度子供がいなくなるとまるで幽霊のような私を見て
このままでは夫も私も壊れてしまうと考えたのでしょう。
私は夫と一生会わないつもりで父の提案を受け入れ
夫が退院する直前私は夫の前から姿を消しました。
  1. 2014/11/17(月) 15:43:49|
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死の淵から 第23回

次の日夫は私に「久し振りに2人で出かけないか」
と言ってくれました。
夫は私が理不尽な態度を取っているにもかかわらず
それでもなお私に優しいのです。

どうして私は店長との関係を切れないのだろう?
これ以上夫を騙し続けていくことに何の意味があるのだろう
店長が飽きるまでずっと私は夫を拒否し続けて生きていくのだろうか?
それは夫を愛してるのではなく、私自身この生活を
無くしたくないだけなのでは無いだろうか?
今の生活を無くしたくないことと夫を愛していることは
同じことなのだろうか?だからと言ってこんなことを続ける理由なんて無いのに
私の中で答えの出ない問答が延々と繰り返されていました。
しかし夫が家にいるにも関わらず
無意識にお風呂に入って準備をしている私がいるのも
また紛れも無い事実です。

そのような自分の姿を鏡で見ながら私はどこで
間違ってしまったんだろうと考えていました。
体を拭き下着を履きドライヤーで髪を乾かそうとした
その時浴室の扉が開きました。
夫がそこに立って私の姿を見ているのです。
私ははっと気が付き「見ないで」と声を上げ泣いてしまいました。
夫は一時唖然とし、そして次の瞬間私に覆いかぶさり私の下着を
剥ぎ取ったのです。私の秘部は店長に剃られていましたから・・・
夫は私の秘部を見るとそのまま固まってしまい、その隙に
私は下着を手に取ると一目散に寝室へと向かいました。
何も考えられない・・・ただ何もかも無くしてしまった実感だけは
私の中に確かな事実としてありました。
『もうここには居られない・・・私は必要ない』
その言葉だけが頭の中を支配しています。
寝室から出るとき夫と鉢合わせし、一瞬夫の顔が見えました
その瞬間私は背中がちりちりと痛みそして
夫を突き飛ばし涙がこぼれるのが分かりました。
夫の手を振り切り玄関に向かう短い間ただここから逃げることしか
考えていませんでした。
私はこうなっても最後まで夫に向き合うことから逃げたのです。
玄関口で夫に捕まり私は何も考えられず、ただただ泣くことしか出来ないで
夫に何も言えず手を振り払おうとしていました。
その時夫が突然胸を押さえその場に蹲り何か言いたそうに口を開くと
そのまま倒れ、そして私は頭を抱え泣き叫ぶことしか出来ませんでした。
夫の呼吸が乱れぐったりした時、私はとっさに救急車を呼び
呼吸器を夫の口に当て、泣きながら必死に救命措置をしていました。
救急車が来て夫に付き添いながら夫の手を握っていると自然と
「ごめんなさい、ごめんなさい」
と言っている自分に気が付きました。そして夫がかすかに口を開いて
「諒子・・・諒子・・・」
と私を呼ぶのです。そして夫に顔を近づけたとき夫は
目を閉じながら
「すまない・・・愛しているんだ諒子・・・」
とうわごとのように言っているのです。
私はその場で崩れ落ち頭を抱えながら震え、救急隊員の人に抱えられなければ
車を降りることも出来ません、そしてしばらく椅子に座っていると看護士さんに
「大丈夫ですか・・・旦那さんは命に別状は無いようですよ。安心してください」
と言われた時私は人目を憚らず号泣してしまいました。
看護士さんは私の身を気遣いながら
「これだけ思ってくれる奥さんが居て旦那さんは幸せですね」
と言うのです。私は思わず「貴方に何が分かるの!」
と怒鳴ってしまいそしてすぐに自分がしてしまったことを思い出し
気が狂いそうになりました。
  1. 2014/11/17(月) 15:42:56|
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死の淵から 第22回

私の迷いと呼応するかのように夫と私の間に
溝が出来て行くのを感じていました。
夫を大事に思う気持ちに嘘は無いと自分では思っていました。
しかしいつの間にかそれは家族としてのそれだけになっていたのかも知れません。
夫の体のことを考え、自分を抑制するようになってから
私は出来る限りこの家族を守って行こうと考えていました。
そうしているうちに自然と夫を一人の男として愛することを
少しずつ忘れていたのではないか・・・・
この様な考えが頭の中を支配しそして自分で打ち消すように
そうではない夫を愛している
とまた頭の中で繰り返すのです。

夫が倒れたのは店長に恐怖を感じてから数日後のことでした。
出社前に玄関口で崩れるように倒れる夫を見て
私は愕然とし、体の奥からわきあがってくる恐怖を感じました。
その後のことは無我夢中で仕事も休み夫が目を覚ますのを
じっと待っていました。
夫が目を覚ましたとき心のそこから安堵する自分を感じ
私自身ほっとする気持ちであるのと同時に
この感情が家族としてだけのものなのでは無いかと
考えてしまう自分にはたと気がつき
また自己嫌悪に陥るのです。

夫が退院する前の日私は意を決して店長に電話し、もう一度店長に
決別の意思を伝えました。しかし店長は
「俺は別にいいが、君が耐えられないんじゃないのかな?
何なら旦那の前でいつものようにしてやろうか」
「主人は関係ありません!」
「関係ないとはね・・・まあいい君が来ないならこっちから行くまでだ」
「・・・・それだけは止めてください」
「それじゃまた」
と電話を切られてしまいました。
私は恐怖で体が硬直し、頭の中で前のことが思い出されました。
また店長に抱かれるだけで体が動かなくなるのではないか?
もし夫がいる間に店長が家にやってきたら夫は興奮して
また倒れてしまうかも知れない、その時私は店長の呪縛から
逃れられるだろうか?
私に自信はありませんでした。
散々悩んだ末私は結局自ら店長の家に行くことを店長に伝え
いつまでこんなことが続くのかと思うと酷い絶望感に襲われるのです。


夫が退院した当日は、夫の友人達も訪れ夫も楽しく過ごしていたようです。
あのように笑顔を見せる夫を見て、最近私に笑顔を見せることが
ほとんどなくなったということに思い当たり
また激しい自己嫌悪に襲われました。
私はこの時からこの家族にとって今や私は必要ないのでは
いても悪影響しか及ぼさないのではと考え
私がいないほうがいいのかもしれないと思い始めていました。
しかし自業自得であると分かっていても今まで自分が
大切に育ててきた家族との絆を捨て去る勇気も無く
しかし店長との関係を切る勇気も無く
夫には知られたくないと思いながら、夫を愛しているのか悩む
このときの私は自分自身をもてあますほど
矛盾を抱えた中で生きていました。
自分の気持ちの確かであるはずの物が何一つ確かであると思えなくなっていました。
  1. 2014/11/17(月) 15:41:42|
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死の淵から 第21回

夫はいつでも誠実であったと思います。
私に向ける気持ちに嘘はないと感じれるものでした
私はどうなのでしょう?
先日の出来事があってから私は夫との関係について考えていました。
私は夫を愛していると自分では思っていました
しかしそれであれば店長に何故体を任せたのでしょう?
夫は私のことを責任感が強くて情が深いとよく言っていました
しかし・・・・
いつの間にか夫の存在が当たり前になっていたのではないか
私は・・・・本当に夫のことを愛していたのでしょうか?
考えてもなかなか答えは出ません。
いえ本当は分かっていたのかも知れない、しかし私は
自分でそれに気がつきたくなかったのでしょう

この頃ちょうど店長は新店を任されるかもしれないと
少し忙しくなり今までのように定期的に呼び出されることも
少なくなっており、決別の意思を伝えたときはもう
あれから2週間ほど経っておりました。
私がもう会わない例えばらされてもと言うと
「ふ~んそうかやっと決心したわけだな」
「どういうことですか?」
「止めようと思えば今でなくても止められただろう。
本当に夫にばれそうにでもなったか?無理も無い話しだ」
「違います!私は・・・・例え私がどうなっても
これ以上夫を・・・」
「どっちでも一緒だ、止める気になれば止めれるってことは
今まではそこまで本気じゃ無かったってことだ。
ま~どんなに貞淑そうな女でも自分にいくらでも言い訳できるうちは
人のせいにして上手く続けるもんだ」
「違います・・私は・・・」
と私が言うと店長は私を強く抱いて
「言い訳が欲しいだけだろ」
と言い私を押し倒しました。
この時店長という人間に始めて心から嫌悪感を感じました
私が本気で押し返そうとすると、更に強く抱き
「静かにするんだ、俺の言うとおりにしろ」
と言われた時、何故か体が動かず固まったように
抵抗できなくなりました。
怖いのです、厳しく命令されると体が動かなくなってしまったのです。
私は何よりこの事実にショックを受けました。
とうとう心までも店長に縛られこの時店長の行為では
ほとんど恐怖しか感じず、快楽に身を任せることもままならず
この事実が余計に今までの自分が店長を受け入れていたことを自覚させ
自分の浅ましさと店長の言った
「自分への言い訳が欲しいだけ」
という言葉が心の奥にとげのように刺さっていました。
  1. 2014/11/17(月) 15:40:51|
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死の淵から 第20回

しばらく店長は、私をただの欲望の処理道具のように扱いました
店長は行為に及ぶまでは怖いくらい無言で私は常に何をされるのか
びくびくしながら待っていなくてはなりませんでした。

この頃の私の心はぐちゃぐちゃでした。普段どおりの夫の態度にすら
影で涙を流すことも珍しくなく、情緒不安定の私の態度にも困惑しながら
気遣ってくれます。しかしそれが更に私の心を掻き乱し
私は夫に抱きしめられる度に全て話してしまいたい、楽になりたいと考え
次の瞬間にはこの人を失いたくないと思うのです。

店長の行為は更にエスカレートして行きました。下の毛を無理やりそられた時
店長は私に「これで旦那と出来なくなったな」と無表情に私に言い
私は、取り乱し泣き叫び初めて「この男を殺すしかない」と思いました。
ある日私はかばんに包丁をしのばせ店長を刺し殺そうと
店長の家に行きました。玄関を開け店長が後ろを向いたとき私は店長を刺そうと
しました。しかし運悪く店長に気付かれ
「俺をさすのは構わないが、あの写真は俺以外の人間も持っているぞ。
次は誰のおもちゃになるのかな?」
と薄ら笑いを浮かべ私に言いました。
そしてこの日から店長の私への残虐な行為が始まりました。

店長の行為はあくまで私を痛めつけることを目的としているようにしか
思えませんでした。
抵抗している私を無理やり組み敷き私が我慢できなくなるまで
じらし続けそして私は最後には店長にお願いするしかなくなります。
店長は私に屈辱感と罪悪感より体の欲求をとってしまった
ふしだらな女だと私に何度も言い聞かせるのです。
店長は私の心を砕くことに楽しみを見出している本当の鬼でした
私が店長に我を忘れさせられ何回も達している最中突然目隠しを撮り
ビデオをつけます。そしてそこには私たち家族の映像が流れているのです。
私は見た瞬間あまりのことに泣き叫び、その様子を見た店長は満足げに
更に私を激しく突くのです。
この様に心を砕かれると私は次第に何も考えたくなくなり、ただただ涙を流しながら
店長の体にしがみつき快感だけに集中してしまうのです。
行為が終わり我に返るとただただ体の快感を求めてしまう自分が情けなく
そして泣いている私に店長は、先ほどの泣きながら店長にしがみついている
場面を私に見せるのです。

そのように何回も心を砕かれそして快感だけを考えるような状況を与え続けられているうちに
私は店長に貫かれるだけで快感を感じ、そして確実に店長とする前とは
私が変わっていることを感じていました。
私はこの頃自分の事を冷静に考えることもできなくなり
夫を愛しているのか店長を愛しているのかも分からなくなりました。
この様なことをしていてはいつか夫にばれる、夫にばれれば全てが終わる
そんなことは分かっていました。
結局自分が辛いから問題を先延ばしにしていただけです
そして消えてなくなりたいと思っていたそんな時
夫に久しぶりに求められたのです。
私は夫に久しぶりに抱きしめられ、店長とは違う優しい抱擁に激しく動揺してしまいました
この様に優しく抱きしめられたことは店長との行為ではありません
そして求めてくれる夫を嬉しく思いながらも私は夫には答えられないことを
思い出し、心ならずも夫を拒否してしまいました。しかし夫はこの時
少し怒り止めようとしてくれません、そして下着に手が掛かったとき
私は抵抗するのをやめ天井を見ながら
「これで全てが終わる、私は夫に捨てられ店長に全てを奪われるんだ」
と思うと何も言えず涙があふれてきました。
夫が私の顔を覗き込んだとき、
夫は私が涙を流していることに気がつき私から離れ「すまない・・・」と言いました
この時私は忘れていたものに気がついたのです。
店長は私を愛してはいない、分かっていたはずなのに
何回も抱かれているうちにもう店長の物になったほうが楽なのではないかと
私は思い始めていたこと、そして夫は理不尽な仕打ちであるはずなのに
私を気遣ってくれたこと。そして裏切りを知らない夫は今でも誠実に私を愛し続けていてくれたこと

私はシャワーを浴びながら一人泣いていました。もう止めよう
こんなことはもう駄目だ、たとえ夫にばれてもこれ以上誠実な夫を裏切ることは出来ない
いえ自ら夫に話全てを告白し夫に許しを請おう、許してくれなくても
一生夫に償いながら生きて行こうそう思いました。
私は店長と決別するための行動を始めて開始しました
この時私は店長と決別することに迷いはありませんでした。
  1. 2014/11/17(月) 15:39:53|
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死の淵から 第19回

私は何故このような物が映されているのかしばらく理解できないでいました。
店長は不適に私を見て、何も言わず少しずつ音量を上げて行きました
私は呆然としそしてこの事態を徐々に理解して行くのです。
声も出ず信じられない思いで店長を見ました、店長はこちらを見ることなく
じっとビデオを見ています。私は帰ることも出来ずただただ何が起こっているのか
それすらはっきり分からないまま崩れ落ちてしまいました。

店長はビデオを消すと何も言わず一枚の写真を私に渡しました。
それは店長との行為を写した写真でした。
店長はそのまま不適な笑みをたたえたまま、私を玄関口まで連れて行き
「それでは、さようなら・・・」とだけ言って
扉を閉めました。

私はいったい何が起こったのか、そして店長の目的は何なのか
店長はいつあのような写真を撮っていたのか?何も分かりませんでした
青ざめた顔で車に乗りハンドルに顔をうずめ
考えていると底知れぬ恐怖に襲われるのです。
何とか家に帰り着き夫が帰ってくるまでの間
私は枕に顔を埋め震えていました。
あの時、自分の弱さゆえ店長を求めてしまったこと
助けて欲しい人に助けを求めなかった愚かさ
そして最早夫に助けを求めることは出来ない絶望
何にもまして底知れぬ不気味さを持つあの男
私に待っているのはいったい何なのでしょう
これから起こることを思うと不安に駆られ
夜も寝られなくなり、そして私は家族の頼ることも出来ないのです。

あのときから1週間店長は私に一切接触しませんでした
しかし写真だけは毎日送られてきます。時には郵便で
時には社内メールでとうとう家の新聞の中に挟んであることもありました。
まるでじわじわ痛めつけるように私を追い詰めて行くのです
このままではいつか家族にばれてしまうその恐怖感で気が狂いそうでした。
これは罰なのだあの時店長に助けてもらいたいと思い
店長に抱かれた私に対する罰なのだ
そして何回考えてもこの地獄の終わりは夫との破局なのです。
どんどん具体的に夫との離別を考え始めました
必死にいい材料はないかと考え抜きました、たった一回の過ちであれば
夫は許してくれるのではないか?とも考えました
しかしこのようなことを夫に言って夫の体は大丈夫なのだろうか?
悲嘆にくれる夫を想像し、私はどうしようもない悲しみに襲われ
そして店長の家に行った時、私は夫のことを愛してると誰よりも一番と
自分に言い訳しながら、店長との行為を心の奥底で期待していたのではないか
夫が一番であることは間違いないということを自分で確かめて、いやそれによって
自分自身の罪悪感を軽くしたかったのかも知れません。
私は、私は・・・・
自分の心と向き合い私は自分の心が分からなくなってきます
しかし私は確かにあの時夫を確実に裏切っていました。

そしてとうとう私は自ら店長の家に行ってしまうのです。
最早あのようにじりじり追い詰められてこれ以上びくびくしながら
生活など出来ません。私がおかしくなってしまうか夫にばれるか
どっちが先かという状況です。
そして店長は自ら来た私を無言で迎え入れました。
私は結局ほとんど脅しに近い状況でまた店長を受け入れざるを得なかった
ひとしきり自分の欲望を満たした店長は私に
「今日から毎週日曜の午後と木曜日にここに来るように
嫌なら来なくていい、あくまで君の自由だ」
その日から私の地獄日々が始まりました。
  1. 2014/11/17(月) 15:38:47|
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死の淵から 第18回

店長の家に着く頃、私は店長や男たちの行為を思い出していました。
男たちの行為はもちろん店長であっても、あの時の夫との行為を
上回るものではないということに思い至り自分自身を納得させていました。
しかし今思い返してみると、それは一時とは言え体の満足を求めてしまった自分への言い訳なのかも知れません。

店長の家の呼び鈴を押す前私は玄関口で帰るつもりでした。
それは夫を裏切ることを自分自身が耐えられなかったこともありますが
何より例え無理やりされてしまっても、最後には屈服してしまうのではないかと
自分自身怯えていたのかも知れません。

玄関に入ると店長はいきなり私に抱きつき
「会いたかった・・」と私に言いました。
私はいきなりのことに戸惑いながら、店長の胸を押し
「このようなことは、やめてください・・・私はもう前のようなことは
夫を裏切ることはしたくないのです。」と言いました。
店長は、私から離れると俯き
「すまない・・・」と消え入るような声で言い続けて
「あのときから俺は桂木さんのことを愛してしまった・・・
貴女がご主人のことを愛していることは分かっている
しかし、例えしばらくの間だけでもいい・・・
私のことも愛してくれないだろうか、俺はもうこの気持ちを抑えることは出来ないんだ」
私は店長のこの告白を聞き動揺してしまいました。
店長はなおも私を抱きしめようとし私は必死に抵抗しました。
しかし男の力にかなう筈も無くとうとうキスをされると
私は店長の腕のなかで崩れ落ちてしまいました。
店長は私を抱きかかえるとそのまま寝室へと私を連れて行き
またキスをして私のブラウスを脱がし始めまたのです。
私は我に返り必死に抵抗しました、しかしいつに無く強引に店長は
私を押さえつけとうとう下着姿にされてしまいました。
店長は服を剥ぎ取ると、隣の部屋に投げ込みました
私は声を上げて止めてくださいと懇願するのですが
店長は「愛しているんだ・・・諒子さん」と私の名前を呼び
下着越しに愛撫を始めるのです。
私はまたあの時の恐怖が蘇り、子供のように泣きながら
「やめて~お願いします、お願いします・・・」
店長に懇願していました。
しかし店長は愛撫をさらに強くしていき、私の体は徐々に反応してしまうのです。
私はこのような状況でも反応してしまう自分の体を呪い
そして最後にはまた求めてしまうかも知れない恐怖感から
嗚咽を漏らし無様に泣いてしまいました。
しばらくして店長が私の中に入り、店長が何度目かの射精をした時
私はまたしても絶頂を感じてしまいました。
そして私が達したことが店長に分かると店長は
夫以外の物で絶頂を感じた私をことさら強調し私の心砕いて行くのです。
私は夫との記憶にすがって、あの時の行為のことを思い出していました。
何度も何度も店長に貫かれ、いったん達してしまうと
何度でも達してしまう自分の体のことを呪いながら
それでも私は忘れることの出来ない幸せを思い涙を流すのです。

店長が最後の精を私の中に放出し終わり、私は絶望感を感じていました。
また感じてしまった、また達してしまった
決して求めてはいないのに必死に堪えているのに最後には負けてしまう。
もう夫には戻れない私は体の欲求に負けてしまった
夫を裏切ってしまったとの思いが心を支配していました。

シャワーを浴びながらひとしきり泣き、そして浴室からでると
店長が私を抱きしめました。私は始めてこの男に嫌悪感を抱き
振り払うと店長の頬を打ちました。
店長のこのときの顔は忘れられません、不敵であり
厭らしくそして私を馬鹿にしたような下劣な笑いです。
そしてこの男は私に
「さっきまで俺の物を咥えて喜んでた割にはずいぶんだな。
何も知らないのは亭主ばかりなりか・・・」
というとビデオのリモコンを持ち再生ボタンを押しました

そこには、最初に店長と交わった時の光景が映し出されていたのです。
  1. 2014/11/17(月) 15:37:08|
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死の淵から 第17回

今考えると私が店長の家に行く理由など
本当はありもしないのかも知れません。私は店長の家に行く道すがら
夫とのことを考えていました。
私は夫からの愛情を疑ったことはありませんし、私も夫への愛情を
自分自身疑ったことはありませんでした。しかし、先日の店長との
行為の中で私は今までになくお互い体を求め合うことに没頭しておりました。
私は自分自身が分からなくなり、夫を確かに愛してるとの実感を持っているにも
関わらず夫以外の男性のことを例え1時とはいえ求め
そして夫以外の男性で感じることを求めた自分自身のことを考えていました。

私が夫との行為で始めて女の喜びを感じたのは結婚してしばらく経った頃でしょうか
その時私はこれほど幸福感にあふれ、夫をいとおしいと思ったことはありませんでした。
私はそのときの幸福感が忘れられず、次の日もう一度あの快感を味わいたいという
体の奥底から湧き上がってくる欲求に抗うことは出来きず
軽蔑されてしまうのではないかという恐怖感を持ちながらでも
結婚してから初めて自ら夫を求めてしまったのです。
しかし夫は軽蔑などせず自分の体のせいで私を満足させられていないのではないか
と思っていたと言い、私のこのような淫らな変化をも受け止めてくれました
私は夫に抱きつき、夫のことだけを考えそして夫にこれからされることを考えると
最早ほかの事など考えることは出来なくなっており
自分の体の欲求の赴くまま夫を求めていました。
夫は私の求めに応じ私を何度も絶頂へ導き、そしてそのような私をやさしく見つめ
体全体で私を受け止めていてくれるのです。
私が夫を一晩に何回も求めたのはこのときが後にも先に最後でした
この時夫の何回目かの射精を体の奥に感じたとき、私はとうとう今まで味わったことの無い
快感を味わい、頭の中が真っ白になり気絶してしまったのです。
気がついたときはまだ夫と繋がったままでした、私はキスをしようとし夫の顔を見て
ふとわれに返ったのです。夫は苦しそうにそしてそれを出来るだけ悟られないように
優しく私に笑いかけてくれていました。
私は呼吸の合間に見える夫の苦悶の表情を見て、夫が私の求めに応じることが体の負担になると言うことを
改めて思い知るのです。

私はあの時初めて連続で絶頂に達し続けることで、今まで感じたことの無いような
快感を得られる自分の体のことを知りました。あの時の幸福感と一体感は
何物にも変えがたいものです、しかし同時にそれは夫の命を削ることになり
私はそれからと言うもの自分の体の欲求と夫を失う恐怖感の中で
ジレンマに陥り結果自分自身で夫との行為を抑制してしまうようになるのです。
しかし一度火がついた体は容易に私を解放してくれません
私は自分が行為に没頭すると夫を壊すほどの性欲を持っていることを恨めしく思いました
そして夫との行為では必ず夫が一回行けば終わるようにコントロールするようになってしまったのです。
それは夫のことを心配してのことではあるのですが
何よりそれ以上続けてしまうと自分自身もう我慢が出来なくなってしまうからなのでした。
夫がいなくなることは私にとって死よりも耐え難いことなのです。
ましてやコントロールしだしてから夫は私を満足させるべく前戯に時間をかけるようになり
こんな淫らな私を夫なりに愛してくれようとする心を感じ
ますます夫の体を第一に考えるようになりました。
そしてそれは同時にあの時感じたような幸福感を捨て去ることを意味していました。
  1. 2014/11/17(月) 15:35:56|
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死の淵から 第16回

私は店長にまで迷惑を掛け家庭を壊してしまったことに更に罪悪感を感じ
最早私は全てを夫に話し店長の奥さんに謝罪するしか無いのでは無いかと思いました。
私は店長に
「これ以上迷惑をかけるわけには行きません、誤解されるようなことをしたのは
間違いありません。でも、店長は私のことを心配して・・・
店長には感謝しています。でもこれ以上私と関わっては本当に離婚になってしまう。
私仕事やめます、辞めて夫に全てを話します。ですから離婚なんて言わないで下さい
奥さんからどんなお叱りを受けても構いません、私が浅はかだったのです。」
というと店長は私のせいではないというのです。
しかしこれ以上私にかかわると本当に離婚になってしまう
それだけは駄目だと何度も店長を説得しました

しかし、ある日いつもより落ち込んでいる店長から
とうとう離婚になったと聞くと私は何も考えられずどうお詫びすればよいのか
また、このようなことに巻き込んでしまって申し訳ないと
心から店長に詫びました。いくら上手くいっていなかったとは言え
店長の落胆振りは私をひどく動揺させました。
私は何か出来ることはないかと考えるのですが、私には何も出来ません。
しばらく話していると、店長は朝から何も食べてないんだと言うので
私はせめてと思い台所を借り食事の用意をし始めました。
店長は後ろから見ながら、
「桂木さんが嫁さんだったら良かったのにな・・・」
と言いました。私は戸惑い返事が出来ません
すると店長は私を後ろから抱きしめ
「諒子さん・・」と
私は戸惑いましたが店長の気持ちを思うと拒否することも出来ず
ただじっとしていました。店長は私から離れ
「すまない・・どうかしていた忘れてくれ・・」と力なく言いました。
私は店長のほうを見ました、店長も私を見ていました
しばらくお互い見つめあいとうとう店長はまた私を抱きしめました。
私はこの人を助けたいと思いました、いえ本当は私が助かりたかったのか知れません
私は卑怯な人間です、自分に様々な言い訳をしながら
店長の求めを断ることは出来ませんでした
店長は激しく私を愛しました、私は店長の気持ちを感じ
せめて今は店長を愛そうと思いました。そして私はあの事件以来
無理やりではなく初めて自分から男を求めそして夫以外のもので
達してしまったのです。

私は行為の最中は、店長のことを考え店長のことを求めていました
しかし、終わったあとふと我に返ると自ら夫を裏切ってしまった
罪悪感で私は心が締め付けられるように痛くなり
そしてシャワーを浴びながら心のなかで夫に詫び
しゃくりあげるように泣いてしまいました。
そんな私を見て店長は、「すまない」と謝って
私を抱きしめてくれました。私は店長を押しのけ
服を着るとそのまま家へと急ぎました。

家に帰り夫の顔を見ると私は自分のしてしまったことの愚かさと
浅はかさに吐き気をもよおしました。最早このまま夫と一緒には暮らせない
私は汚れてしまった、心までも一時夫を裏切ってしまった私はここにいる資格などないと
そう思いました。それから数日間店長とも会わず私は自己嫌悪と
夫を裏切ってしまった罪悪感から精神的に不安定でした。
私の様子がおかしいことに気が付いたのか自然と夫は
私を抱き寄せました、しかし私はあの時確かに夫を裏切ったのです
今の私には夫を受け入れる資格はない、私は穢れてしまったという
気持ちが湧き出て夫を拒否してしまうのです。
しかし夫の何時に無く力強い抱擁に次第に抵抗することも出来なくなり
私はせめて最後に夫に抱かれたいとまた自分勝手に思いました。
いつものように私にたくさんの愛情を与えてくれる夫の行為に
私はこのようなこともなくなるのかと思うと寂しく思い、そして激しく夫を求め
夫が果てると私は自然ときつく夫を抱きしめ、涙があふれ
やはり私の求めているのは夫なのだと心から感じたのです。

私はこのとき夫に真実は告げず、離婚する決意をしていました
夫や子供と離れることは私にとって死ぬよりつらいことかもしれません
しかし自分を守るため周りを傷つける事に耐えられず
夫や子供に対して自分の犯した罪の事を考えると
私には償いの人生しか残されていないと思いました。
あの事件のことも1ヵ月半何も無く幾分か安心していたと言うのもありますが
何かあったとしても一人なら自分が苦しむだけで済むと思ったのです。
仕事の昼休みの間に私は店長に仕事を辞め夫と離婚する事にしたと話しました。
私の決意が固いことが分かると店長は最後に家に来て欲しいと言い
私は決して夫を裏切るまいと心に決めて店長の家に行くのです。
  1. 2014/11/17(月) 15:34:44|
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死の淵から 第15回

その夜も私は昨夜の恐怖を忘れられず
眠りにつこうとすると思い出され悪夢に苛まれていました。
夫の背中にすがりつき必死に耐えていると
あまりの疲れに次第に眠りにつきました。
いつものように目覚まし時計が鳴ると私はびっくりして飛び起き
あたりを見回しここが寝室であることを思い出し
一人胸をなでおろすのです。

夫と子供を送り出す間は忙しくなんとか思い出さずに済んだのですが
一人になるとまた思い出され、仕事に行くことなど考えられなくなっていました
そんな時電話が鳴り恐る恐る取ると店長からでした
店長は昨日の様子から無理であればしばらく休んでいいと言ってくれ
私は電話口で泣きながらありがとうございますと繰り返すのです。
また一人になるとあのときのことを思い出し恐怖と悲しみと
最後は男達のもので達してしまったという事実が
夫に対する罪悪感となって私に重くのしかかるのです。
その日の昼ごろ私を心配した店長が訪ねてきてくれました
店長は私が何をされたのか分かっていることでしょう。私はあのような目にあっても
夫に話す決心もなく、一人で耐えることが出来るほど強い人間ではありませんでした。
店長はあのような目にあった私を放っておけ無いといって
何かと面倒を見てくれました。そして頼るものを探していた私はすがってしまったのです。
あの事件があってから店長なりに探ってくれていて犯人が見つかれば
このことを公にしない変わりにテープを取り返せるかも知れないと言ってくれ
そのときの私にはそのことに望みをかけることしか出来ませんでした。
そして頻繁に店長と個人的に会っているうちに事件は起こりました。
ある日店長から話があると言われ喫茶店で待ち合わせをし
店長を待ちました、店長は少し遅れて店に入り
「すまない・・・まずいことになった」と言うのです
「何があったのですか?」と私が聞くと
私と頻繁に会っていることを奥さんに不信に思われ
興信所をつけられ何回も会っているところを写真に取られ
怒った奥さんが出て行ってしまったという話でした。
私もその話を聞きまさかこんなことになるなんてと思いました
考えてみると私だって夫が頻繁に他の女性と二人きりで
会い続けていれば、浮気を疑うかも知れません。
しかし店長は私を助けてくれようとしただけであり
私と浮気をしてはいません、私のせいで店長までも
辛い目にあってしまって私はあまりに申し訳なく思い
店長に私のことを正直に話し奥さんと仲直りしてくださいと頼みました。
しかし店長は妻とはもともと上手くいっていなかった
これはきっかけに過ぎないから、気にしなくて良いと言うのです。
  1. 2014/11/17(月) 15:33:05|
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死の淵から 第14回

私は自分の体の変化に戸惑い、そして次々やってくる感覚に耐えるのがやっとでした
夫の物ほど私の体に合っているものは無いと私は思っていたのですが
男たちの物でも十分に感じてくるのです。しかし私の一番感じるところを知っている
夫とは違い男たちはあくまで一方的に欲望を満たし中途半端な状態のまま
軽い絶頂を何度も味わっていると頭がおかしくなってくるのです。
とうとう私は我慢できずに「もっともっと長いもので奥をかき回して!」と言うと
男の一人が「おやおや奥様は俺たちのものでは満足しないらしい」といい
今度は私の中に長いディルドを挿入し思うままに私の中をかき回すのです。
私のなかは恥ずかしくも待っていたかの様に蠢き
とうとう頭が真っ白になるほどの絶頂を感じてしまいました。
私が朦朧としていると近くで女の嬌声が聞こえてきました
私は他にも誰かされているのだろうかと考えていましたが
男の一人が、「これ奥さんのさっきの声だよ、よく取れてるでしょ」
と笑いながら言うのです。私は最早涙も出ず屈辱と羞恥心で
今すぐ死にたいと思うのです。
それからもしばらく犯されていましたがとうとう気絶してしまい
気がついたときは男たちは引き上げ私は手足を縛られたまま放置されていました。


私が呆然としていると誰かが入ってくるのが分かりました私は
このような姿をもうこれ以上他の人にさらされるのは耐え難く何とか解こうとしましたが
とうとう入ってきたのが分かり「見ないで~」と子供のように泣いてしまいました。
するとその誰かが無言で私の手足を解放し目隠しを外してくれました
「ごめん見てしまった、でも途中から目をつぶったから・・・・」
と店長でした。私はさっきまでのことが思い出され思わず抱きつき
わんわん子供のように泣いてしまうのです。
しばらくして落ち着くと店長はシャワーを浴びてくるようにいい
私は風呂場でまた情けなく泣いてしまいました。男たちは何故か律儀に
ゴムをつけていたようで一回も中には出されていませんでしたが
何時間も入れられていたあそこは醜く腫れて
洗いながら、夫にどう顔向けしていいのかとまた泣けてくるのです。

シャワーから出ると店長は何があったのか聞かず
力になれることがあれば何でもいってと言ってくれて
私はまた涙を流すのです。
帰りのバスの中で私は震えていました、この中の誰が犯人か分からず
結局店長以外頼る人がいなくずっと店長の隣で
浅い眠りにつくのです。家に帰り着いて子供の顔を見ると
また涙が出てきましたが、しばらくすると夫がいつものように優しく
心配そうに私を見ていました。夫は
「お帰り」というと私の肩を抱いてくれました
私は何としてもあのようなことを知られたくなく、気分を奮い立たせ涙を拭き
「飲みすぎたのかなあんまり寝ていないから欠伸がいぱっぱいでて涙出てきたよ」
と夫に笑いかけました。夫はなおも心配そうでしたが
「じゃ無理しないでいいから少し寝たら」と私を心配してくれたので
言葉に甘え寝室に入り眠りに着きました。
眠りながら私は恐怖と悲しみに小さな嗚咽を漏らし枕をぬらしてしまうのです。
  1. 2014/11/17(月) 15:31:57|
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死の淵から 第13回

何時ぐらいでしょうか、突然私は口を塞がれ目隠しをされました
突然のことに驚愕し声も出ませんでした。すると一人の男が私の口に
キスをし始めました。私は必死に抵抗するのですが鼻をつままれ
口をあけてしまうと男は私の口に強いお酒を流し込むのです。
私はむせてしまい、息が苦しくなりましたすると今度は私の両手を
縛りつけ私の浴衣を脱がし始めました。私はこれから起こることを想像すると
恐怖でパニックになり声を上げながら泣いてしまいました。
しかし男たちは無言のまままた私の口にお酒を流し込むのです。
何回かそのようにお酒を飲まされ段々意識が朦朧としてくると
今度は胸を触られ、そしてとうとう私の大事な部分を指で刺激し始めました。
最早私に抵抗する気力は無くされるがままになっていたのですが
悲しい女の性でしょうか、心に反してあそこは濡れてくるのです。

確かに体は反応していましたが、無理やりされても気持ちいいはずなどありません
男たちは、少しぬれたのを確認するとすぐに挿入してきました。
私はされるがまま男たちに体を委ねていましたが乱暴な男たちのやり方は
夫のやさしく包み込むようなものとは違い、私を気持ちよくさせようなどと
微塵も考えていない一方的なものでした。私は心の中で貴方にすがり
助けてと何回も心のなかで叫んでいました。
男たちは入れ替わり立ち代り私に侵入し、男の中の誰かが
「今回の旅行にこんな上玉がいるなんて気がつかなかったな」と言ったのに気がつき
まさか・・・会社の人間
と驚愕しました。もう何回か犯された後ぐったりしていと突然
私のあそこに何か塗りつけたのです。男は
「俺たちばっかりじゃ悪いからさ」と私に言うのです。
私は必死に腰を動かし逃げようとしますが、男たちはそれすら楽しんでいるようです
とうとう中までたっぷり塗りつけられてしまい、絶望感に浸っていると
段々あそこが熱くなって少しの痒みを感じてきました。
私が腰をもぞもぞさせていると男は「触って欲しい?」と聞いてきました
私は必死に首を横に振り耐えていました、しかし男たちは無情にも少しだけ
触っては私に何回も「触って欲しければお願いするんだ」と言うのです。
微妙に触られたことによって余計にあそこを掻きたい欲求に駆られ
段々耐えられなくなって、私は何としても耐えようと歯を噛み締めるのですが
今度はまた口にお酒を流し込まれ、私の抵抗する気力をとことんまで奪おうとするのです。
このような状態で女の私に何が出来るのでしょうか?
ついに私は男たちに屈服し「お願いします、・・あそこをあそこを掻いてください」
と言ってしまうのです。しかし男たちはさらに
「あそこじゃ分からないな~はっきり言ってもらわないとね」と厭らしく笑うのです
私の頭の中はもう痒みに耐えることで精一杯で
「あそこ!私のあそこです!ああ~もう許してお願い、お願いします掻いて
私のあそこを引っ掻いて!」と叫んでしまいました。
男たちはいっせいに笑い突然私のあそこに指を入れ激しくかき回すのです。
私は痒みが収まってくるとどんどん体の奥から濡れて来るのが分かりました
このようなことになっていることを、男たちに何としても知られたくなかったのですが
指でかき回されると私の意志とは無関係にどんどんあふれてくるのです。
男たちは指でかき回すのをやめて今度は私の手に、男たちの勃起したものを握らせ
これでかき回して欲しいかと聞いてきました。
私は必死に抵抗し首を横に振るのですが、結局散々焦らされ
とうとう「入れて下さい!」と叫ばされるのです。
男たちに挿入されると夫との行為で感じるような幸福感のある快感とは違う
ただ掻き回され痒みが引いて行く快感を体に感じ
かき回して欲しくて自分で腰を使ってしまうのです。
ふとそんな自分に気がつき「いや~」と泣きながら首を振るのですが
抜かれてしまえばまたあの地獄の攻めが続くと思うと
最早私には耐えられないのです。そして男たちが何回も入ってくると
段々痒みもなくなってくるのですが、十分にほぐされている私のあそこは
今まで夫との行為では味わったことの無いような長時間の攻めに
とうとう絶頂に達してしまいました。
  1. 2014/11/17(月) 15:29:58|
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死の淵から 第12回

---妻の告白----
ことの始まりは、私が準社員扱いのリーダーになったことから始まります。
ちょうど仕事初めてから半年ほど経って、働きが認められ
私は店長から準社員にならないかと誘われました。子供も少しずつ手が離れたことも
ありましたが元来外へ出る欲求が強く人に認められた嬉しさから
私は貴方に家のことをちゃんとするからと言う条件で準社員になっても良いかと
お願いしましたね。しかし貴方は家のことなら子供たちと俺でも出来るから
諒子がしたいなら応援するよと言ってくれたこと、私は本当に嬉しかった。

準社員になって仕事が忙しくなると心も充実したかのように思い
毎日が楽しくて仕事も家庭も上手く回っていると思っていました。
しかし責任ある立場と言うのは知らずにストレスが溜まるのでしょうか
私はこの頃貴方に抱きしめられることが何より安心でき
本当はもっと愛し合いたいと思っていました、しかし貴方の体のことを考えると
私から求めることはやはり躊躇われるのです。
貴方はお気づきだったかも知れませんが、私は時々一人慰めていたのです
私は貴方に女としての喜びを与えてもらってから
もっとしたいという欲求を潜在的に持っていたのかも知れません
もちろん貴方以外から与えられたいと思ったことはありませんでした。
今考えると、あれほど仕事にのめり込んだのも代償行為だったのかも知れません
ですが私はあの時ほど充実した毎日を送ったことはかつてありませんでした。

覚えているでしょうか?準社員になって半年経ったとき
研修旅行がありました。参加したいと私が言うと貴方は二つ返事でいいよと言ってくれましたね
思えばあの研修旅行が全ての悪夢の始まりであったのです。

あの旅行は研修とは名ばかりのただの社員旅行でした。
ほんの少しの研修を終えると観光地に乗り出しそれはそれなりに楽しいものでした。
夜になるとやはり宴会状態になり皆楽しそうに飲んでいて
私もそれなりに飲んでいたのですが、やはり元来酒に強いわけでもありません
少しほろ酔い気分で夜風に当たっていると会場から何組か男女が抜け出すのが
分かりました。するといつの間にか近くに来ていた店長が
「この会社不倫多いんだよね、あの人たちはここに口実で来てるようなもんだから」
と私に教えてくれました。私は不倫という言葉に嫌悪感を抱き
段々酔いが覚めていくのを感じました。なんだか精神的に疲れた私は
部屋に戻りましたが何か部屋から音がするのです。よく聞いてみると
私と相部屋になっていた女性がどうやら行為に励んでいるようです。
私はあまりのことに怒りを感じましたが、まさか踏み込む気にもなれず
結局ロビーでしばらく時間をつぶして
しばらくすると疲れからかうとうとしてしましました。
誰かが私の肩を叩き私ははっと目が覚めました
ふと横を見ると店長が「大丈夫と?」と心配そうに声を掛けてきました
店長は「俺もあの雰囲気に耐えられなくてさ」と笑いながら
「部屋には戻らないの?」と聞かれ私が事情を話すと
「僕も似たようなもんさ」と苦笑いをするのです。
しばらくロビーで談笑していましたがもう12時も周りさすがに
眠くなってきて店長も「ん~多分どこか別の部屋が空いてると思うんだ
探してくるから待ってて」とどこかへ行くと20分ぐらいして
戻ってくると「お待たせ一部屋空いてるから案内するよ」と言いました。
私はさすがに店長と同じ部屋はまずいと思い何か言いかけると
「大丈夫僕は別に部屋を確保してるから、あぶれてる同僚の部屋に行くよ」
と言うので安心しました。

私は部屋に入ると内側から鍵を掛けシャワーを浴び、ベッドに横になるとすぐに寝てしまいました。
  1. 2014/11/17(月) 15:29:09|
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死の淵から 第11回

田中や美鈴さんの話を聞きながら、私は妻の心境を思い
また私自身の甘えや不甲斐なさを感じ
私自身も変わらねばと思うのです。
私は妻にいつも変わらぬ愛情で私を守ってくれる母親を求めていて
桂木諒子という一人の女性を求めてはいなかったのかもしれません。
妻も間違いを犯す平凡な人間であることを許さなかったのは
他でもない私自身なのでしょう
今妻を一人の女性桂木諒子として愛せるのか、私には分かりません
しかし私の中にはいつも諒子がいて、このまま諒子のことを何も知らないで
諦めることはどうしても出来なかったのです。
私は、田中に今の私の気持ちを綴った手紙を渡し諒子に渡して欲しいと頼みました。
私は返事が来るまで何回も手紙を書きました
どんな事実があろうとこれから2人で乗り越えていきたいと
どれほど苦しくても絶対諦めないと

妻からの返事が初めてきたのは、妻が出て行ってから
もうすぐ1年経とうするころでした。

---最初の手紙---
まず最初に貴方にあのようなことをしてしまい、本当に申し訳ありません。
そしてあなたに謝ることも出来ないまま
あなたの前から姿を消してしまったことを私は悔やんでも悔やみきれず
いつか誠心誠意謝りたいと思いつつも弱い私はあなたに手紙を書くことも出来ませんでした。
そして日が経つにつれ美鈴さんから立ち直って行くあなたのことを聞き
嬉しく思うとともに、私がいなくても大丈夫だと言う事実に
自分勝手ながらひどく打ちのめされていました。

今更だと思われるかもしれませんが、本当にごめんなさい

あなたの手紙にお返事を書くことを今まで躊躇っていたのは
私自身あのことを貴方に知られるのが怖かったという思いもありますが
貴方が私を過去のこととして乗り越えるために、真実を知りたいと
思っているのなら私にはどうしても教えることが出来なかったからです。
最後まで自分勝手な女と笑ってください、それでも私はせめて貴方の記憶の中では
今までの良かった私のままでいたく、あのようなことをしてしまった女だと思われるのが本当に怖かったのです。
しかし貴方の手紙を読むにつれ貴方も私も真実を知って乗り越え無ければ
過去にとらわれたままで未来を見られないと感じました。

私は、あのことを知られるのが本当に怖い
真実を全て語り終える頃には貴方はきっと私を軽蔑するでしょう
それでも、真実を語るのが貴方に出来るせめてもの償いと思い
貴方の望むように私が犯した罪を告白したいと思います。

---------

妻の最初の手紙は短いものでした。しかし次から送られてくる内容は
非常に驚くべきものでした。私は男との関係を知る段階になり
妻の告白を読んで行くともっと詳しく男とどういう行為をしたのか
知りたい欲求を抑えられません。妻は詳細な描写は出来るだけ省いていましたが
私は、妻がどういうことをされどういう風に男の手に落ちたのか
どうしても知りたかった。そして妻のされた行為を想像すると
嫉妬で胸が苦しく妻がされたことを知らなければ先に進めないと思っていました。
私は卑怯にも妻の私への負い目を利用し妻に行為の部部分の告白も要求しました。
しばらく返事が滞りましたが、妻も決心したのか
かなり詳細に妻と男の行為の内容からそのときの心境まで生生しく書かれていました。
私はその告白を読み、辛かった妻の心境と卑怯な男の行動に
怒りそしてやはり妻を取り戻したいと心から思うのです。
  1. 2014/11/17(月) 15:28:13|
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死の淵から 第10回

妻はほぼ毎日諒子さんの所へ行っていた
諒子さんは子供のことが気がかりでありながらも
今のまま桂木と暮らすことは逆効果であると決意を曲げなかった。
しかし、子供には母親も必要であると俺たちが言うと
やはりそこが一番の問題であり、夫と同じぐらい子供を愛している
諒子さんにとって両方と離れて暮らすのはやはり耐え難い思いでしょう
このまま姿を隠し続けることが解決の道ではないことは
諒子さんも分かっています。しかし桂木の体のことを考えると
それほど迷ってる時間は無いのです。結局諒子さんのご両親と俺たちは
取り合えず1年間協力して諒子さんの居場所を桂木に教えないことを確認しました
諒子さんは始終頭を下げたまま、自分のしたことの愚かさを
全身で感じているように肩を震わせうつむいていました。

この間例のあの男から連絡があったのか分からないが
諒子さんは自分で何とかするといって聞かないので
俺たちからは何も出来ないでいました。
とうとう退院の日が決まって諒子さんは子供達に
「しばらく会えないけどパパと元気で暮らしてね・・・ごめんね、ごめんね」
と別れを惜しみ退院前日夜に出て行きました。
出て行くとき私達に礼をし
「ご迷惑かけて申し訳ございません、今までありがとうございました
ご恩は必ず返します」
と言って去って行きました。

俺が桂木を迎えにいき、このことを伝えると桂木は酷く動揺し
俺を責めました。俺と妻は諒子さんのご両親とともに
諒子さんの決意を伝えました。
しばらくは落ち込んでいた桂木も徐々に落ち着きを取り戻し
当初ほど諒子さんの居場所について聞くこともなくなってきました
妻は諒子さんと時々連絡を取っていたようですが
俺はあれ以来一度も話すことも無く、妻から近況を聞く程度で
詳しくは聞けないでいた、変に聞いてしまうとぼろが出てしまいそうで
あえて聞かなかったのです。

しかし半年を過ぎて正月に桂木と話をし、桂木の思いを聞くと
心が揺れ今の状態であれば少しずつ話しても大丈夫だろうと思い
俺は桂木に知っていることを話すことにしました。
  1. 2014/11/17(月) 15:26:47|
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死の淵から 第9回

諒子さんは次の日子供達をつれて自宅へと帰っていった
「大丈夫、いきなり消えたりしないわ。ただかなり思いつめてるだけに
諒子さんの体のことが心配ね」 
妻は諒子さんを見送りながら俺にそういった。

昨日の晩諒子さんを落ち着かせ寝たのを見届けると
妻は俺に
「諒子さんずっと自分を責めてたのね・・・自分が許せないみたいだわ」
「そうか・・・なんでこうなってしまったんだろうな」
「私にはお互いを縛ってるように思うわね。諒子さんは自分が
夫に対して一切曇ること無い愛情を持ち続けなければ
夫がいなくなると感じてるんじゃないかな?桂木さんも同じかもね・・・
お互いが相手のことを受け入れようとして無理して
相手に受け入れられる形になろうとしているようなそんな気がするわ」
妻はいつの間にか持っていたビールをぐいと飲むと
「人間なんてちょっと他所向いたり、寄り道したりしながら
生きていくもんだと思うんだけどね。」
「おいおい・・・怖い事言うな~」
「あら?あなた心当たり無いの?」
「いや・・・・どうかな」と俺は苦笑いをしてしまった。
「ま~どっちでも良いわ、それでも貴方と私は一緒にいる
頑張って一緒にいたいと思うこともあれば、鬱陶しいなと思うこともあるわ
私、桂木さんたちってお互い求めすぎて揺らぎがないと思うの
お互い堅物同士じゃない?私だって貴方に隠してることの一つや二つ
あるわよ、でも知られたって離婚になるとは思えない
そういうルーズさって結婚に必要だと思うの」
「お前さ・・・・こんなときにそんな告白しないでくれよ。気になるじゃないか」
「へ~まだそういう気持ちあったんだ」
「なんだよ、そりゃ」と俺もビールを煽ると妻が続けて
「桂木さんも桂木さんよ、奥さんが怪しい行動してるのに
見てみぬ振りなんてさ、おかしいわよ。
妻を信じるって言えば聞こえがいいのかもしれないけど
馬鹿なことやってそうならひっぱたいても連れ戻すもんでしょ?
許す許さないは後の話しじゃない、本気で愛してるなら
ぐちゃぐちゃになるまでもがくべきよ、私ならそうするわ」
「でもさ、桂木は病気もちなんだし・・・」
「それよ!それが逃げ口上なのよ、そりゃ私は幸い健康だから
彼の気持ちは分からないかもしれないわよ?だからって
それに逃げて真実を知るのが怖いって言う訳?
それじゃ諒子さんが可愛そうじゃない、諒子さんは諒子さんであって
彼のお母さんでも保護者でもないのよ。
愛する男に母親を求められるなんて冗談じゃないわよ
男ならさ大事なものの為に戦って欲しいじゃない、例え諒子さんを許せなくて
離婚になったとしても、このままじゃお互い後悔するだけだよ。そんなの・・・悲しいじゃない」
「そうかも知れないな・・・」
と俺は最後に空になるまでビールを飲んだ。
「あなたそれでどうするつもりなの?中途半端に足突っ込んでも
余計に話がややこしくなるだけよ。本気で関わるつもりなの?」
「このまま放っては置けない」
「そう、なら止めないわ・・・でも離婚するかどうかってのは
本人達の問題よ。私たちが出来るのは冷静になる時間を与えることぐらいよ。
後は貴方が桂木さんのお尻を引っぱたくことぐらいね」
「まったく・・・頼もしいことで」
俺は笑いながら言ったが、確かにこのままやり直しても
上手くいかないだろうと思っていた。
  1. 2014/11/17(月) 15:25:34|
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死の淵から 第8回

俺は諒子さんを落ち着かせて自分の子供達と一緒に桂木の子供達を寝かせました。
その間妻が諒子さんの話を聞き俺が部屋に入ると
「あなたも一緒に聞いたほうがいいわ」と妻に言われ、俺も話を聞くことになりました。
諒子さんの最初核心には触れず自分が主人を裏切ったと
しきりに繰り返し時々死にたいと言い出すと、妻がそれだけは駄目
貴方母親でしょとたしなめるのです。諒子さんは子供残し両親に後のことを頼み
どこか遠くへ行き一人で働いて子供達のためだけに生きていこうと考えていたようです。

やはり諒子さんも真実を話すことに抵抗があったのでしょう。
俺達も詳しく聞くことをせず、話したくなるまで待つ姿勢でした
しかし、妻が色々話しかけると少しずつ事情を話し始めました。
この時はもう諒子さんは桂木が退院するまでに姿を消すことを
決心していたのでは無いかと思います。

「私は主人を愛しています。こうなってしまって信用されないかも知れませんが
本当に心から主人を、桂木勇を愛しています。それは今でもずっと変わりません
でも・・・私は主人を裏切ってしまった」
「桂木から聞いているが・・・一体どういう?」
「私は・・・あの男に体を許してしまった・・・」
諒子さんは、両手をひざの上で握り締めぼろぼろ泣いていました。
「あの男?・・・諒子さん・・・」
「私は自分が分からない・・・・」
「もういいよ・・・諒子さん、もういいから」と妻の美鈴が言うと
「よくない!私は・・・私は・・・、私のせいで主人は倒れてしまった
ちゃんと話すべきだって分かってた・・・・本当はそうすべきだった
分かっていたのに、あの男にされたことをどうしても主人に話せなかった
・・・本当のことを話せば私は軽蔑されてしまう、それぐらいなら
誤解されたままのほうがまだましよ!。」
「諒子さん・・・」と俺が言うと諒子さんは、涙を拭いて私達に土下座をするのです
「お願いします。私はこのまま主人の前から姿を消します
せめてどこかで働いて主人と子供達に償いたい
ですからお願いです、私を探さないように主人を説得して下さい。
厚かましいと思いますでも頼る人がいないのです。どうか・・・・」
「でも子供さんは・・・」
「子供のことは両親に頼みます・・・」「しかし・・・・子供に一生会わないつもりか?」
「子供のことは・・・どうすればいいのか分かりません。私がいれば主人を苦しめます
また倒れてしまうかも知れません。私には子供達から父親までも奪うことは出来ない!」
「しかし、桂木は・・・」
諒子さんは顔を上げ頭を抱えて叫ぶように
「じゃ!どうすればいいの!?私がいるだけで主人を苦しめる。私が苦しむのは耐えられる
でも主人や子供達は・・・」
「諒子さん!落ち着いて」妻が諒子さんの両肩を抱き、「私たちが力になるから・・・ね?」
諒子さんはしばらくしゃくりあげるように泣いて、「もう死にたい・・・」と言いました。

妻が俺に席をはずすように合図すると、俺は子供達の寝顔を確認し一人
寝室でこれからのことを考えていた。
  1. 2014/11/17(月) 15:24:38|
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死の淵から 第7回

当初は妻のことをくよくよ考えていた私ですが
理由も分からず妻と引き離された子供の方が私を心配し
色々と気を使っているのを見ていると、私が何時までもくよくよしてるわけにもいかず
段々立ち直ることが出来ました。
半年もたてば田中達の判断が正しかったことが自分自身良く分かってきたのです。
相変わらず妻のことは考えているのですが、段々悪い記憶から良い記憶を思い出すことが多くなってきました。

年末も過ぎ、結婚して初めて妻と過ごさない元旦を寂しく思い
もう何があっても妻を許そうという気にすらなってきました。
1月1日昼頃田中夫妻が子供を連れて正月の挨拶に来たとき
私は思い切って田中に妻に何があったのか知ってることがあれば
教えて欲しいと頼みました。田中は渋っていましたが
私が今の心境を話し妻と会う前に妻に何が起こったのか出来るだけ知っておきたい
妻に会う前に心の整理をつけておきたいと話すと少しずつ話し始めました。
田中は3ヶ月ほどかけて私の様子を見ながら少しずつ話しくれました

----田中の話----
桂木には偉そうなことを言ったが正直あの諒子さんが桂木を裏切るとは思えなかった。
俺の家庭も決して不仲では無いが、彼らは魂が呼び合うといってもいいぐらいの仲で
正直うらやましいと感じていたのだ。

俺は病院を出ると急いで桂木の家に向かった。
時間はもう6時半を回っていた。
桂木の家には誰もいないような気がしたが、駐車場を見るとちょうど
諒子さんが子供を車に乗せている最中だった。
このまま放っておいたほうがよさそうなものだが、桂木の落胆振りを見ると
どうしても放って置けなく余計なお世話だと分かっていても
諒子さんに事情を聞かなければならないような気がしていた。

俺は車を降りて諒子さんに挨拶をし、ちょっと時間もらえないか?と話をすると
今から実家に子供を預けに行くのでと断られました。俺は
「桂木から全部聞いた、俺は桂木のあんな姿見たことが無い
俺には話せないなら、嫁でもいい。とにかく俺は君達夫婦に不幸にはなって欲しくない
俺達で力になれることがあるはずだ。このまま何にも手を打たなければ桂木が壊れてしまう
頼む!諒子さん桂木を助けると思ってとにかく家に来てくれないか?」
と俺が言うと諒子さんは動揺していましたが、とにかく両親に子供を預けるので
その後ならと答えました。しかし俺は嫌な予感がしていて諒子さんはこのまま
姿を消すつもりなのではないか?とも思い何が何でも連れて行くと諒子さんを説得しました。
諒子さんも追い詰められていたのでしょう。段々ヒステリックにどいて!と言い出し
車の中の子供が泣き出しようやく落ち着きを取り戻すのです。
諒子さんは車の横に座り込み泣きながら
「終わってしまった・・・・何もかも失ってしまった・・・・
絶対に失いたくないものを自分で壊してしまった」とまるで魂が抜け出たような様子です。
俺は嫁に連絡し諒子さんと子供をつれて自分の家に向かいました。
  1. 2014/11/17(月) 15:23:26|
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死の淵から 第6回

また病室のベッドで目を覚ますと、両親が私の顔を心配そうに見ていました。
ベッド脇に医者が立っており
「ちょっと興奮したのかな・・・心配ないと思いますが
一応経過を見るということでしばらく入院してもらいます」と両親に話しています。
私が目が覚めたのに気が付き医者が
「大丈夫ですよ、ただあまり無理をなさらないでください。しばらく静養することです
お大事に」と立ち去りました。
私は上体を起こすと両親に
「諒子は?」と聞きました、両親は「分からない・・・ここに運び込まれたときは諒子さんも
一緒だったようだけど私達に電話をした後どこかに行ったみたい」
「そうか・・・」「お前諒子さんと何かあったのか?」と父親に聞かれましたが
私には何も言えません。
その日の夕方、田中夫妻が見舞いに訪れてくれました。
田中は心配そうに私を見て諒子がいないことに気が付くと奥さんを先に帰らせて
私に話し掛けました
「まさかとは思うが・・・・諒子さんどうした?」
私は何も言えず悔しさと悲しさで自然と涙が出てきました。
そんな私の様子を察してくれたのか田中は何も言わずに椅子に座っていました。
しばらくして
「取り合えず帰りお前の家に寄るわ、子供や諒子さんのことも心配だろ?」
といってくれて、私も「すまない」と言い田中に自宅を見てきてもらうように頼みました。

それから田中はほぼ毎日見舞いに来てくれました。
田中は「諒子さんのことは心配するな。家のが色々世話を焼いてくれている
子供さんもちゃんと学校に行ってるしな、とりあえずはお前は静養するんだ
お前は子供達の父親何だぞ、しっかりしろ」
と私を励ましてくれるのです。とにかく体を直すことを第一に考え
諒子のことはしばらく考え無いように努力しました。
しかし夜になり一人になると悪夢のように思い出してしまうのです。
なかなか不整脈が治まらず結局3週間ほど治療にかかってしまい
仕事に穴を開けたことを申し訳ないと思いながら
やはり妻のことが気になって仕方ないのでした。

退院の日わざわざ仕事を休んで田中は私を迎えにきてくれました。
田中は車の中で私に話し始めました。
「桂木・・・お前に言っておかなければならないことがある。
諒子さんは今日お前達の家から出て行った」
「え・・・ど、どういうことだ!」「落ち着け・・・」
田中は私が落ち着くのを待って続けました
「今のお前の状態では諒子さんに会っても悪化するだけだ
諒子さんも今は離れたほうがいいと言っている。悪いが俺もそう思う」
「しかし・・・俺は真実が知りたい。そうでなければ先に進めない」
「分かってるさ、だがお前は諒子さんの夫でもあり子供達の親でもあるんだ
お前がしっかりしないでどうする?諒子さんも自分のしたことは分かってる。
1年だ1年我慢しろそれまでしっかり体を治すんだ」
「納得できない!なんで勝手に決める!?俺の気持ちはどうなるんだ!」
「・・・・・お前の気持ちを分かってるから、今は会わせられないんだ!
・・・・分かってくれ、皆お前を心配しているんだ」
私はどうしても納得できなかったが、田中は頑として妻の居所は話さなかったし
妻の両親も私には悪いことをした、離婚されても仕方ないけれど
どうしても妻とは会わせられないと言うのです。
それから妻の両親や私の両親、田中夫婦の助けを借りながら子供2人と
私だけの生活が始まりました。
  1. 2014/11/17(月) 01:19:48|
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死の淵から 第5回

この状態は私の体を確実に蝕んでいました。ストレスからか時々胸が痛くなり
段々食欲も無くなっていくのです。妻も私の体を心配しかいがいしく世話を焼いてくれるのですが
それ自体もストレスになりある日出勤前にとうとう私は倒れてしまったのです。

病室で目を覚ますと妻が私の顔を見を見ていました。頬には涙の後が見え
私が「心配掛けたな・・・・すまない」というと、妻はまた涙を流し首を横に振りながら私に抱きつき
「貴方が生きていればそれで十分です・・・・」と言い私もそんな妻をいとおしいと思うのです。
今回はただのストレスと疲労から不整脈が起こったことが原因との診断から
2,3日入院した後退院できることになりました。退院当日妻が迎えにくると言ってくれたのですが
妻の仕事のこともあるので断りタクシーで帰り一人の家を満喫しておりました。
その日仕事上がりの同僚達が私の家にお見舞いに来てくれました、その中に田中もいます
田中とは妻と結婚の恩もあり仕事上でもライバル関係でよき理解者であり親友でした。
夕飯前には田中以外は帰りましたが、田中は私が引きとめたこともあり久し振りに友人として
少しお酒を飲みながら話していました。妻は料理などを作ってくれた後
お邪魔でしょうからと子供達をつれて子供部屋へと引き上げました。

しばらく他愛も無い話をしていたのですが、やはり最近おかしい私を心配して
「最近ちょっとおかしいけど何か悩みでもあるんだろ?わざわざ俺に残れって言うぐらいだから
俺に話して楽になるなら話してみろよ」と私を気遣って聞いてくれました。
限界に来ていた私はその言葉に思わず涙を流しながら妻と上手くいっていないことを
田中に話しました。田中は黙って聞いていましたがしばらくして
「そんなことがあったのか・・・・でも、諒子さんに限ってお前を裏切ることは無いと思うんだが
あんなにお前のことを思ってくれる嫁さんなんてどこにもいないぞ。でも確かに不可解だな
一度俺のうちに夫婦で来いよ、ひょっとしたら俺の嫁さんになら諒子さんも訳を話せるかもしれないし
女の悩みなら俺達には分からないからな」
と提案してくれました。田中の奥さんも昔同じ会社で働いており俺達より一つ年上で
諒子の先輩にあたる人です、諒子も結婚前は彼女にお世話になっていて私に話せない悩みも
彼女なら聞き出せるかもと思い、田中の提案を快く受けて今度の日曜にでも行くことになりました。

田中が帰った後妻に週末田中の家に呼ばれていることを話すと
妻も乗り気で快く了解してくれました。

退院しても一応念の為と言うことでその週は休むことにしました
妻も今日は休みのはずなので、久し振りに2人で出かけようかと言うと
「ごめんなさい・・・ちょっと友人の所に行かなければならないの、夕方までには帰ってくるから
折角の休みに誘ってもらったのにごめんなさい」と言われれば引き下がらざるを得ません。
妻は朝から用事をてきぱき済ませ私の昼ごはんを用意していました
私が暇を持て余し庭で犬と遊んでいると、妻が昼ごはんの用意が出来たことと
もう直ぐ出かけると声を掛けてきました。
それから10分も立たないうちに少し動悸がして家にはいったのですが
まだ5月とはいえ外は意外に暑く昨日そのまま寝てしまったこともあり
風呂に入りたくなったので下着とタオルだけ持って風呂場へと向かいました。
その時妻の姿が居間にも寝室にも見えなかったのですが別段おかしいとは思わず
友達に会いに行くと言っていた妻が風呂に入っているなど微塵も思っていなかった私は
風呂場にいるかどうか確認もせずに風呂場の扉を開けました。
扉を開けると下着姿の妻がそこにいて私はその姿に驚きを隠せませんでした
上下黒の下着でしかも下はほとんど妻のあそこを隠すことが出来ないほど小さく
妻の下の毛が見えてもおかしく無いようなものでした。
妻はしゃがみこんで「いや~出て行って、お願い見ないで~」といって泣き出してしまいました
私は妻の先ほどの姿が目に焼きつき頭から離れません
呆然と妻を見て私は衝動的に妻を無理やり押し倒し下着を剥ぎ取りました。

私はあまりの光景に言葉を失い、ふと力が抜けると妻は私の手から逃れ風呂場から走り去りました
ほんの少し呆然としていましたが、妻に聞かなければとの思いで妻を捜しました
私が寝室の扉に手を掛けた時、妻は着替えたところで私を突き飛ばすと
捕まえようとする私を振り切り泣きながら玄関へと走りました。
私も直ぐに追いかけ玄関を出る前に妻に追いつき妻の手をとってこっちを振り向かせると
妻は涙で顔がぐちゃぐちゃになっていました。
私は先ほどのことを問いただそうと口を開きかけると、またしても胸が締め付けられるように痛くなり
その場に倒れてしまいました。
倒れながら妻が「いや~!」と叫んでいるのが分かりました。私は自分の胸を両手で掴みながら
先ほどの妻の姿を思い出していました。
妻のあそこは綺麗に剃られていたのです。
  1. 2014/11/17(月) 01:18:34|
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死の淵から 第4回

私は妻に疑いを持ってしまった事に罪悪感を感じながらも
やはり私を拒絶する妻の態度に小さな不信感を抱いていました。
あれから3ヶ月ほどそれとなく妻に迫ってみるのですがやはりやんわりと拒否され
この前の妻の悲しい顔が目に浮かび結局無理強いは出来ないでいたのです。

長男の小学校の卒業式の時にはもう8ヶ月に達していました
私も週に一度程度自分で処理しておりそんな生活にも慣れてきましたが
やはり妻を抱けないことに小さな不満が積み重なり
いつものように妻に優しく出来ない自分に自己嫌悪しつつも
妻の態度に段々と尋常では無いものを感じておりました。

長男の卒業式当日、出席する妻はスーツ姿でその凛々しい姿は
妻の魅力を余すところ無く私に伝えるものでした。
あいにく休日にもかかわらず私ははずせない仕事があったので妻だけでの出席でした。
「今日はご苦労さん、久し振りにスーツ姿見たけど凄く綺麗だったよ」
「ありがとう・・・貴方にそういってもらえると何か嬉しい」
と私の胸に顔をうずめるのでした。我慢できなくなった私のあそこは段々硬くなり
「諒子・・・」と妻の名前を呼ぶと唇に軽くキスをして妻をベッドに押し倒しました
「駄目!・・」と妻はまたしても拒否するのです。
しかし私も我慢の限界です、妻の言葉を聞いていない振りをして妻の上着を脱がそうとしました
「止めて!」一際大きく妻が叫びました、私はそれでも止めず
妻の上着を脱がせ、張りのある妻の胸を下着越しに愛撫しながら
妻の背中に手を回し下着をはずしました。そして妻にもう一度キスをしようとして
私は妻の様子がおかしいことに気が付き、少し上体を起こして妻の顔を見てみると
妻は天井を呆然と見ながら涙を流していました。
私ははっとして妻から離れ妻を見ました。妻は目を閉じて静かに涙を流し
そしてゆっくり私のほうへ顔を向けると小さな声で
「あなたごめんなさい・・・・」というと大粒の涙が頬を濡らしていました。
私もそのときは妻を傷つけてしまったことに罪悪感を感じ
「すまない・・・どうかしていた・・」と妻の涙を見ながら私もなぜか涙が出て来ました。
妻は私の目を見ながらゆっくり首を横に振ると
「ごめんなさい・・・お風呂に行ってきます」と衣服を直しながら出て行きました
私は拒否されたことよりも妻にあのような涙を流させてしまったことに
酷く落ち込みしばらく寝室から動けないでいました。
しばらくその場で呆然としていたのですが、妻がなかなか風呂から上がってこないので
心配になりそっと風呂場へ行くと浴室から妻のすすり泣く声が聞こえてくるのです。
私は風呂場の外で妻の泣き声を聞きながら、自分のした事に後悔し
今すぐにでも妻を抱きしめ謝りたいと思いました。
しかしここまで妻が私を拒絶する理由も分からないのです、私は妻への信頼が揺らいでいるのを
感じましたが私自身それを認めたくない気持ちもあり、結局その場から立ち去り
飲めない酒を飲んで現実逃避することしかできませんでした。

翌日妻に謝ろうと考えるのですが、私を拒絶する妻の態度に納得できない部分もあり
タイミングを逃したままどんどん日が経って行きました。
心に釈然としないものを抱えながら段々妻との間に見えない溝が深くなっていくような気がして
焦りはあるのですが、妻に理由を問いただすきっかけも掴めずまた更に日が経っていくのです。
  1. 2014/11/17(月) 01:17:22|
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死の淵から 第3回

子供から声を掛けられ我に返り会計を済ませる間中
先ほどのパートさんの言葉が頭を巡ります。
日曜の出勤が延びたと言うのは妻の嘘なのでしょうか?
パートさんにあのような嘘を作る理由が見当たりませんし
実際妻はここにはいません。会計を済ませた後気もそぞろに車に乗り込みました
ふと駐車場を見回し妻の車を探しました。それほど大きな駐車場ではありません
ぐるっと回って駐車場内を見渡しても妻の車はありませんでした
ハンドルを握りながら何故妻がこんな嘘を言わなければならないのか?という事で
頭がいっぱいになり駐車場の出口で車の流れを見ながら悪い想像ばかりしてしまうのです。
子供達に「パパどうしたの?」と言われ、なんとか気を取り直して車を発進させるのですが
やはり何故妻がこのような嘘をつく必要があるのか理解できないでいました。

家に帰ってみてもやはり妻の車はありません。
家に入り子供達の「お腹がすいたよ~」という言葉を聞くまで
またも考え込んでしまっていました。子供達の為にご飯を作りながら
妻の帰りを今か今かと待っている私がいます。
「ご馳走様」という子供達の無邪気な笑顔に少し救われながらも
今子供達と遊ぶ気にもなれず、自室で仕事するから2人で遊ぶように言って
早々と自室へ引きこもり、ベッドで寝転びながら何時間考えていたのでしょうか
妻の車が駐車場へ入ってくる音が聞こえてきました。
玄関を開け中へ入ってくると子供達の「お帰りなさい~」という元気な声が聞こえてきました。
部屋からでて2階から玄関を見るといつものように妻に甘える子供達の姿が見えます
妻を見るとパートさんの一言で動揺する私が妻を信用していないように思え
ちゃんと妻に聞いてみようかとも思うのですが、私が妻を疑ったということを
妻に知られたくないと言う思いもありなかなか決心がつかないでいました。

私がゆっくり2階から降りていく途中で娘が「ママ今日はママのお店にいったんだよ。
ママいなかったけど、パパも残念そうだった~」と無邪気に報告している声が聞こえました
私自身が問いただすかどうか気持ちも定まらないまま娘が聞いてしまったことで
私は少なからず動揺しました。
「え?今日来たの?そっか・・・・・ごめんねママ店舗の集まりで午後から本部のほうにいってたから、
ママも会いたかったよ~」と妻が言うのを見て一瞬ほっとしました。
パートさんが言ったいつも1時上がりだと言う言葉に引っかかりつつも
動揺する様子も無く子供に説明する妻を見ると疑いを持った私が早計だったかとも思えてきました。
妻は私の顔を見ると
「どうしたの?少し疲れているようだけど・・・大丈夫?休んでいたほうがいいのじゃない?」
「いや、大丈夫ださっきまで少し横になっていたから心配要らないよ」
「そう・・・なら良いのだけど・・・あまり無理はしないでね、貴方の体が一番大事なのよ」
「ああ・・・ありがとう気をつけるよ」
いつもの優しい妻です、少なくとも私を気遣う心は偽りではないと感じます。

その夜やはり気になるので今日のことを妻に聞きたいという気持ちが出てきました
疑問を解消して自分の気持ちを軽くしたいという思いもあります。
いつものように子供を寝かせ明日の準備を子供と一緒に確認する妻を見て
妻が私を裏切っているなどと全く想像できないでいました。
私は先に寝室へ入り明日の仕事の資料に目を通していると
妻が髪を拭きながら寝室へと入ってきました。私が何か言うより先に妻が口を開き
「お店に来るなんて珍しいわね。でもいないときに限ってくるなんて間が悪いわ」
と明るく言うのでした。私はこのとき疑った自分を恥やはり妻は私を裏切ってはいないと感じました。
「あ~悪いね、ちょっと足りないものがあったから。久し振りに諒子の働く姿を見てみようかと思ってさ」
「ふふ、でもあんまりいい格好じゃないから見られても複雑」と少しすねた感じで言いました
「店舗の集まりってしょっちゅうあるの?」
「ん~しょっちゅうって訳でも無いけど他にも色々あるのよ、ミーティングとか」
「そっか・・・あんまり無理するなよ」
「へへ~心配してくれるんだ」
「当たり前じゃないか・・・」と妻にキスをしてベッドになだれ込もうとしました
「駄目!」「なんで?」「今日調子悪そうだったから駄目」
「大丈夫だよ」「駄目」
「だってもう3ヶ月もして無いんだよ・・・」「ごめんなさい・・・でも今日は駄目」
「なら何時ならいいんだよ」「そんな我侭言わないで私は貴方のためを思って・・・」
「だからって3ヶ月もして無いのに・・・・俺のことが嫌になったのか?」
と私が言うと、真剣な眼差しで私の目を見て
「怒るわよ、私は貴方だけを愛してます。どんなことがあっても絶対・・・・」
「ごめん・・・・」「うん・・・じゃ寝ましょ」

妻が横になり私もそれに続いた。ベッドの中で先ほどの妻の台詞が頭の中をぐるぐる回っていた
(どんなことがあっても絶対・・・)いつもの妻の様子とは明らかに違う
何か思いつめたような悲壮感すら漂う目で私にそう訴えた妻の顔が
しばらく頭の中から離れませんでした。
  1. 2014/11/17(月) 01:15:53|
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死の淵から 第2回

妻が働きに出ることには私は賛成でした。もともと活動的でそれが魅力の妻です
子育ても一段落しこれから学費もかかることですし無理の無い範囲であれば
妻のためにも仕事をすることはいいことだと感じていました。
あくまでパートですし、仕事も子供が帰ってくる頃にはあがり
土曜日は朝から夕方までというシフトですので文句はありませんでした。
妻が働き出してから半年ほどして妻から
「日曜のシフトと月曜のシフト変わって欲しいと言われてるんだけど・・・
変わっても良いかしら?」と聞かれ
「お前がいいならいいけど日曜は何時まで?」「一応昼2時ごろまでなんだけど・・・・駄目かな?」
「あまり無理するなよ」「私なら大丈夫よ」「なら頑張ってな、俺も日曜に家事でもするよ」
「貴方にそんなことさせられないわ、でもありがとう」
ということで妻は日曜日も働くことになりました。

この頃妻も私も30代後半という年代でした。妻はいまだに私にとっては
一番魅力的でした、しかし年のせいもあるでしょうが妻が私の体を気遣って
夫婦生活のほうはかなり少なくなり月2回もあればいいほうでした。
私としてはもっと妻を愛したいのですが妻から
「十分愛されてます、私は貴方がいなくなるほうが怖いだからもっと自分の体を大切にして」
といわれてしまえば何も言えないのでした。
それだけに私の体調のいい日には必ず妻も応じてくれ私の物で気をやるのです。
私は決して小さい方ではないのですが、体のこともあり何回も出来ないので
必ず妻が気持ちよくなるように前戯をたっぷりとし、妻が満足できるように
おもちゃなども駆使して妻に奉仕していました。
妻はそんな私の気持ちを分かってくれ夫婦生活では必ず私に体をゆだね
心から感じて前戯で何度も絶頂を迎えるのです。
挿入後も私の物で十分奥までつくことが出来失神するかのごとく激しく感じ
私の体のこともあって騎上位が多かったのですが激しく前後に腰をグラインドさせ
「だめ~もうだめ~」と背中を大きく反らせ私のものを絞り上げるのでした。
妻は私との行為で初めて女の喜びを味わったと私に言います
過去一度だけ呟く様に
「一晩中貴方で何回もいかされて見たいけど貴方がいなくなるぐらいなら我慢できるわ」と言われ
そういう妻がいとおしくもっと愛したいのですが、妻は私が一回果てると
たとえ妻がもっとしたいと思っても「今日はお終い」といって2回目は応じてくれないのです。
それも妻の愛情からのことで、今であっても妻の私への愛情を疑ったことはありません。
しかし、時々夜に一人で慰めてる姿を見たとき自分の体のことが情けなく感じました。


日曜にシフトを入れるようになっても妻に疑わしいところは一切ありませんでした
しかし、日曜の働く時間が更に増えて5時ごろまでになり
他の日も妻の働きが認められリーダーとなったことで就業時間も増え
妻も疲れているのか月1回はあった夫婦生活も
段々減り、妻が働き出して2年経ったころには3ヶ月もレスになっておりました。
今まで私に気遣い私とのセックスが好きだった妻をちゃんと満足させられてないと感じていた私には
妻をとがめることもできず、また40にもなれば少なくなって当たり前という
友人達の話もあいまってしぶしぶではありますが納得せざるを得ないと思っていました。

ある日曜のことです、昼も過ぎ遅くなったのですが
台所で子供のご飯を作ろうとしたとき食材が足りないことに気が付きました
子供達に「昼ごはんを食べに行くついでにママの働いているところを見に行こうか?」
と日曜に久し振りに妻の職場に買い物にいくことにしました。
妻には恥ずかしいから来ないでといわれて主に食品しか扱ってない
スーパーに行く機会もなかったので働き出した直後は何回か行きましたが
妻が日曜日に働きにで始めてからは一回もいったことはありませんでした。

お店に着くと子供達は少しはしゃぎぎみにスーパーに駆け足で入って行きました。
まだ母親が恋しい年ですし、また出かけて妻に会うというのも何か新鮮な気がして
私も少しどきどきしていました。
長女が母親を探している間私は必要なものを籠にいれ
会計をする前に子供を探しました、しばらくして長女が店員さんと
話しているのを見て私も近くにより
「妻がお世話になっております、お仕事の邪魔をして申し訳ございませんでした」
「いえいえ~リーダーには私もお世話になってますから」と感じのよさそうな
年配の奥様でした。しかしその後の言葉に私は息を飲むのです
「でも桂木さんいつも1時には上がっちゃうから今日はお帰りになってると思いますよ」
「え、・・・いつも1時上がりですか?」「え・・・あ、多分ひょっとしたら店長と上で会議かもしれないけど・・・・」
「店長さんは今どちらに?」「ど、どこでしょうね。今日は見て無いから・・・」
「そうですか・・・私の勘違いでした、すいません。では今日はこれで
お手を煩わせて申し訳ございません」「い、いえこちらこそ」とそそくさと立ち去りました。
私は子供から「今日はママ帰ったのかな?」と言われるまで呆然と立ち尽くしていました。
  1. 2014/11/17(月) 01:14:42|
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死の淵から 第1回

ふと外を見ると元気のいい子供と、車椅子のおばあちゃんが仲良く遊んでいます。
病室のベッドからは、妻が働いているスーパーが良く見えるので
調子の良いときは外を見るのが私の日課になっています。

小さい頃から少し体が弱く心臓に持病を持っていたことから
病室のベッドで寝ることに慣れているとはいえ
元気に働く妻をこの手で抱くことも出来ず日々悶々と窓の外を見る毎日に寂しさを感じていました。
妻と離婚すればこんな思いを感じることも無く一人で死ねるのだろうか?と
考えてみるのですが、眠りにつくたびに妻とのことが思い出され
やはり妻を愛していることを再度思い知るのでした。
考えてみると妻と結婚してからの私は、今までに無く元気で
妻や子供の顔を見るたびに『まだ死ぬことは出来ない』との思いで頑張ってこれたのだと
自分自身そう感じていました。

妻の諒子と結婚したのは26歳の時もう18年前のことになります。
当時私は心臓の持病に悩まされながらも技術系の仕事に就き
何とか日々暮らしているような状況でした。それなりに女性との付き合いもありましたが
持病があることに負い目を感じ、何時死ぬか分からないような自分と
結婚して不幸にさせるわけにはいかないとの思いから
深い付き合いになることも無く、このまま一人で朽ちていくのかと
絶望にも似た感情を持ち仕事にも中途半端な気持ちで望んでいたものと思います。
私が入社して1年後彼女は入社してきました。活発で気持ちのいい
私には持ち得ない生命力のようなものを持っていました。
そんな彼女に惹かれるのは時間の問題でした、しかし私にはどうしても
今一歩踏み出す勇気がありません
恋人とも友達ともつかない中途半端な状態でしたが日々諒子に対する思いが深くなることに
自分自身戸惑いを覚え、また諒子の気持ちも私に向いていると確信が強くなるにつれ
自分の事を告げる勇気が持てず私のほうから少しずつ距離を離すことにしたのです。
私の病気は日常生活に支障はありません、激しい運動を続けなければ
即死に至る心配もありません。しかし、幼少の頃から何度か死の淵を垣間見るにつれ
何時死んでもおかしくないと自分で思い込んでいたのかもしれません。

諒子と出会い1年経ち、煮え切らない私の態度に愛想を尽かしたのか
諒子の方からも接触してくる機会が少なくなってきました。私は心の中でほっとする気持ちと
どうしようもない寂寥感をもてあまし、これでいいと無理に自分に言い聞かせる毎日でした。
ある日同僚の田中が私に「お前諒子ちゃんと別れたのか?」と聞いてきました
私が「そもそも付き合ってない」と言うと
「へ~本当に?でも諒子ちゃんはお前のこと好きだと思うぜ、でもお前がそういうなら
俺諒子ちゃんにアプローチしようかな~」
「お前ならいいんじゃないかな」と言ってしまった後、私は胸が締め付けられるような思いを感じ
何度こんな思いを繰り返さなければならないのか?人を好きになるのを止められれば
苦しみから解放されるのにと絶望感ともつかない感情に支配されていました。

諒子から田中に付き合ってくれと言われていると聞いたのはそれから数日経った後でした
諒子が何故私にそのことを言ってきたのか、私には分かっていました
しかし、当時の自分にはそれを止める権利も無いと感じていましたし
田中と結婚したほうが諒子は幸せなのではないか?と感じていたのも事実でした
それから田中は私に見せ付けるように諒子にアプローチをかけていました
勇気の無い私は、それを正視することも出来ずそそくさとその場を立ち去るのでした。
それからしばらくして職場の親睦会の時の話です。
相変わらず田中は諒子にアプローチをかけていました。諒子もまんざらではないようで
2人で楽しく話しているのをいたたまれない気持ちで見ていました。
体のこともありお酒は極力飲まないようにしていたのですが、このときばかりは
私もお酒の力を借りなければ過ごすことが出来ず、明らかに許容範囲を超える飲酒に
とうとう体が耐え切れなくなってきました。
トイレに行こうと立ち上がるとふらふらと倒れて胸が苦しくなってきました、発作であることは
自分自身分かっていましたが、この時は死の恐怖よりこのまま消えてなくなりたいとの思いが強く
諦めにも似た感覚、遠くなる意識の中で諒子にせめて愛している事実だけでも伝えておけばよかったと
思ったことはよく憶えています。

目覚めると、諒子が私の顔を覗いていました。その時私は、最後に諒子の顔が見れて
良かったと思いました、私は諒子をじっと見つめていました目から涙が出てきます
意識が戻ったことに気が付いたのか田中が両親を呼んでいる声が聞こえます
諒子も目に涙を浮かべて私の肩を抱き、枕に顔をうずめ
涙を流し消え入りそうな声で「私もあなたのことが好き、だから死んじゃ駄目。
私が貴方を死なせない絶対に死なせないから」と泣き出してしまいました。
私はその時嬉しくて思わず諒子の首に腕をまわして「俺もだ」と言いました。
後から聞くと酒場で倒れたとき薄れる意識の中で諒子に「愛していると」告白したらしく
その後田中に冷やかされるネタになっていました。
田中も俺のことを心配し私に奮起を促すために諒子に迫っていたようで
それは諒子も分かっていたようでした。まんまと田中に乗せられた形でしたが
田中も「これでお前が踏ん切りつかなかったら俺が諒子ちゃんもらってたぞ。惜しいことをした」と私たちの行く末を祝福してくれ
私は田中に感謝しても仕切れない思いを抱いていました。
おかげでとんとん拍子に話が進み、諒子は「病気も含めて貴方、でも私と結婚すれば
毎日気が抜けなくてきっと死ぬことだって忘れちゃうよ。だから前向いて生きていこう」と
私はこのときどんなことがあっても諒子だけは幸せにすると誓ったのでした。

何も疑うことも無く人生で一番幸せなときでした。
一男一女をもうけ、子供達が大きくなり
長男が小学4年生、長女が1年生になって
手が離れ始めたとき、妻が
「私も外へ出て働きに行きたい」といって
近くのスーパーに働きに出ることになったのです。
  1. 2014/11/17(月) 01:13:45|
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浮気妻への制裁 最終回

奥さんの膣の伸縮運動と語気はどんどん強くなり、奥さんは『動けって言ってんだろ。テメー』と言い動かないと殺すとまで言われました。それでも奥さんにガッチリ動かないで居ると今度は号泣しだし、『動いて…お願い…動いてよ…お願いします…動いて下さい』と身体が小刻みにブルブルと痙攣し出しました。そろそろだなと思い、奥さんの身体のホールドを解き、私は身体を立てゆっくりとアレを引き抜きアレが奥さんのアソコから抜けるギリギリのところで止めました。奥さんの身体は私がアレを引き抜くのにつられる仰け反っています。私がアレを引き抜くのをアソコの入り口付近で止めた事に不安を感じたみたいで、『え?…ちょっと…ちょっと…待っ…』と奥さんが言い終わるのを待たずに一気に奥までアレをズンと押し込みました。その瞬間、奥さんは凄い快感に襲われたみたいで奥さんの両足が上を向き、『ぐぇぇぇぇぇぇぇぇぇ』と言ったかと思うと、上を向いた足がブルブル痙攣し、『あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ』と声に成らない声を出しました。

その姿に我慢出来なくなりアレを引き抜くと奥さんは『ふぅんんんんんんんんん』という声を出したと同時に両足をピンと突っ張らし気を失いました。私はと言うと引き抜いた瞬間に勢い良く射精し、奥さまの顔や身体にかけてしまいました。

その後、奥さんの身体にかかった精子をティッシュで拭いていると奥さんが気がつき、『すみません。これでなんとか許して貰えますか?』と涙ながらにうっすら赤く染まった身体を隠しながら言うので、『旦那さんが二度と私の妻に手を出さないと約束するなら』と言うと男は『わかりました。二度と手は出しません』と言うので『それならこれでチャラと言うことで』と良い、その場で誓約書を3枚とも破りました。妻の真由美はと言うと身体を隠してシクシク泣いていたので、『もう良いから』と言って服を着させおうちに帰りました。

後日、『奥さんには悪いことをしたかな?』とちょっと後悔していたのですが、真由美から『今日、奥さんから電話が有って今までレスだったんだけどあの日以来毎日抱いてくれるようになったらしく貴方にありがとうございましたと伝えてくださいと言ってたよ』と聞きビックリしました。

私はというとアレから真由美の私への嫉妬が激しくなり最近ではほぼ毎晩真由美に襲われています。(笑)
  1. 2014/11/17(月) 01:09:47|
  2. 浮気妻への制裁・亮介
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浮気妻への制裁 第10回

今度は舌先で突起をチロチロと舐めてたり舌先を突起に強く当てバイブレーションのように小刻みに震わせたりしました。奥さんの口から悲鳴のような喘ぎ声が鳴り止みません。

私はちょっと意地悪したくなりスーッと静かに立ち上がり、『それじゃ、奥さん。私達はそろそろ帰ります。』と言い、トランクスを履こうと床に置いてあるトランクスに手をかけようとしました。すると、奥さんが私のトランクスを奪い手を背中に回して、『まだ入れてないのに絶対帰さない。入れて』と奥さんはアソコを押し出してきました。

元々、帰る気なんてありませんが、『それでは仕方無いので入れさせて貰います』と言い、私のアレで奥さんのアソコをなぞると『ありがとう』と良い、大粒の涙を流しました。女性の涙は男の精力剤と言うみたいですが、私のアレは奥さんの涙でいつも以上にギンギンに固くなりました。

奥さんのアソコを念入りにアレでなぞったあとゆっくりと割れ目の中に埋めていきました。奥さんはあの男のアレを何度も受け入れているのでゆるゆるかなと思ったのですがかなりキツイ締め付けで今にも射精してしまいそうな感じです。ゆっくりゆっくりと埋めていき奥まで入りました。『奥さん奥まで入りましたよ。』と言うと奥さんは満面の笑みを浮かべました。ただ、この笑みは私の焦らし攻撃ですぐさま涙顔に変わりました。

『え?…なんで?…腰振って…お願い、早く』奥さんは私が5分たってもピストン運動をしないので我慢出来なくなったらしく催促してきました。奥さんのアソコは侵入して来た異物を吐き出そうとしているのか膣の伸縮が凄く私のアレをギュッと絞めたり緩んだりを繰り返しています。その刺激に今にも射精しそうですがピストン運動をしてないのでなんとか耐えれます。初めは『早く動いて下さい。お願いします』と優しい言葉で言っていた奥さんが時間がたち奥さんの腰がくねくねと動き出すと『動きなさいよ。早く動いて』というちょっとキツイ言葉になりました。

どうやら奥まで入れられた私のアレを排除しようとする膣の伸縮運動の快楽が全身を駆け巡ってるらしく奥さんの精神状態は滅茶苦茶になってる感じです。なんせ、私はこのやり方で数えきれないぐらい真由美を失神させて来ました。

私は奥さんに多い被さりガッチリ身体をホールドして奥さんが自ら身体を動かして私のアレの出し入れすらする事が出来ないようにしました。
  1. 2014/11/17(月) 01:08:24|
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浮気妻への制裁 第9回

続き書きます。首筋を舌で這いながら乳房に行き、右の乳房から舌で外から中に渦巻きを描くように舐め乳輪をクルクルとなぞり、胸の真ん中を伝い左の乳房も右同様に攻めました。『ううっ…ち…ち…』と奥さんの口から吐息と小さな言葉が漏れ足をガクガク震わせました。『奥さん、大丈夫ですか?』と聞くと頷くだけで喋りません。私は乳首に触れるか触れないかギリギリまで両方の乳房を交互に舐めました。すると奥さんは我慢が出来なくなったのか私の頭を掴み私の口元に乳首を近づけ、『お願いです。乳首舐めてください。』と涙を浮かべながらお願いしてきました。私は、『わかりました。』と言い、右の乳首に優しくチュッとリップキスをしました。そしたら奥さんイッたみたいで仰け反り軽く潮を噴きました。『奥さん、大丈夫ですか?まだ座っちゃ駄目ですよ。』と言うと奥さんは『はい…。』と言い前屈みになって手を組みその手を私の首に回して踏ん張る格好になりました。その後も私は、両方の乳首の頂点をチロチロと舐めて奥さんの口から吐息が漏れると唇の間に挟みソフトにクリクリ刺激する行為を続けました。

真由美もそうみたいですが女性って強く噛むより甘くソフトに乳首を噛むと堪らない気持ちになる見たいですね。奥さんは声に成らない声を出しながらヨダレを垂らしガクガク足を震わせています。ふと奥さんのお腹を見るとヒクヒクと伸縮運動を繰り返していました。

『そろそろかな?』と思い、奥さんをソファに座らせて奥さんの足をソファに乗せ左右に開かせ、私は奥さんの足の間にしゃがみこみました。奥さんのアソコは触っても居ないのにヒクヒクと動いています。『奥さん、見ますね』と私は奥さんに言い、大陰唇に触れるとビクッとして仰け反りました。私はお構い無しに大陰唇を開くと中から白濁色をした愛液が溢れてきました。『奥さんは俺のテクニックに完璧酔ってるな』とちょっと嬉しくなり奥さんのアソコに口をつけて白濁色した愛液をズズズッと飲みました。その瞬間、奥さんは身体を硬直させ『アギャー』と大きく叫んだあと、身体を激しく痙攣させました。その姿に私は凄く興奮し、今度はアソコの中にある突起に息をフーッと吹き掛けました。それだけで奥さんは痙攣の連続です。
  1. 2014/11/17(月) 01:07:14|
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浮気妻への制裁 第8回

長男君は真由美の腰をしっかり掴み腰を振る速度を上げ、真由美の中に射精するために一心不乱に集中してる感じがしました。

この様子に奥さんは釘付けになって口が止まってしまっていたので、『奥さん、続けて下さい。』と言うと『すみません。』と一言言うと私のアレをゆっくりしゃぶりだしました。私は奥さんの腋からそっと乳房に手を回し乳首を触ると先程よりも固さが増していました。たぶん奥さんもかなり興奮してるんだと思います。

『お願い…やめて。中だけは絶対に嫌。赤ちゃん出来ちゃう』と真由美は言いつつ、膣や子宮口から来る長男君のアレの刺激に時折仰け反り悲鳴に近いあえぎ声をあげながら必死に長男君を引き離そうとしています。長男君の腰の動きが一層早くなり、長男君が『出る…出るよ…イクよ。』
と言った時、私のアレをしゃぶっていた奥さんがアレから口を離し、
『いいかげんにしなさい、せいじ(怒)ホントに妊娠させちゃうわよ』
と長男君を叱責しました。その言葉を聞いた長男君の手から一瞬力が抜けたのでしょう。真由美がソファに倒れ込むと真由美の背中をめがけおびただしい量の長男君の精液が噴き出しました。長男君は射精が終わるとティッシュで真由美の背中にかかった精液を拭い出しました。真由美はソファに倒れ込んだまま動きませんでした。

奥さんは、『ごめんなさい。』と言うと私のアレをしゃぶり始めました。さっきの長男君と真由美の行為を見ていたのと私のアレをしゃぶる奥さんの表情に少々我慢が出来なくなり、奥さんと行為に及ぶ事にしました。

奥さんにしゃぶらせるのを止め、行為に及ぶ前にソファに倒れ込んでる真由美を後ろから抱き抱え前を向かせてソファに深く座らせて私と奥さんの行為を見れるようにしました。真由美は目はトロンとして口は半開きで胸元は赤くなり身体に力はありませんでした。力が入っていない女性の身体がこんなに重いと感じたのはこの時が初めてでした。

私は真由美を座らせて直ぐに奥さんの元に行き、『待たせてすみません。』と言い、奥さん立たせ口にキスをして舌を入れました。すると奥さんは身体がビクッとなり足をガクガク震わせました。奥さんの身体を左手で支えながら右手は優しく背中を撫でるとビクッビクッとします。奥さんの舌を舌先でチロチロ刺激すると奥さんの鼻息が荒くなりました。

私は奥さんの口から唇を離すと首筋を舌でツーと舐めると奥さんは吐息を漏らしました。
  1. 2014/11/17(月) 00:51:02|
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浮気妻への制裁 第7回

私は、『真由美、長男君のアレは気持ち良いか?』
と聞くと真由美は顔を左右に振りました。たぶん真由美は凄く感じてるんだと思いますが私の手前気持ち良いとは言えないんだと思います。『長男君、真由美気持ち良くないらしいよ。気持ち良くしてやってくれ。』
と長男君に言うと、真由美はビックリした顔を私に見せ、『駄目。壊れちゃうから駄目。』
と言いましたが、長男君は真由美の言葉を無視し腰を振り始めると真由美が『ギャー』と一言悲鳴をあげ、身体を後ろに仰け反らせ長男君にもたれ掛かる姿になり、口をポカンと開け手をダラ~ンとして動かなくなりました。どうやら真由美は失神したみたいです。時折、長男君の腰の動きに合わせ口から吐息が漏れるぐらいで後は反応がありません。

長男君と真由美の行為を奥さんの乳首とクリを触りながら眺めていると、奥さんが、私のアレをズボン越しから触り、『勃起してる…。このままだと苦しくないですか?』と聞いてきたので、『少し…。』
と答えると奥さんは、
『脱がせても良いですか?』
と言ってきたので返事をし、立ち上がると奥さんは私を裸にしました。そして、膨らんでる私のアレを手に取り、シコシコしながら『大きい…。』と言いました。私は嬉しい反面、あの男のアレには完敗しているのは認めていたので、『奥さんの旦那の物よりはかなり小さいですから気休めは良いですよ。』
と言うと、奥さんは『そんな事ないです。私はこれくらいのが一番好きなんです。』
と言うと奥さんは私のアレを口に含み優しくソフトにしゃぶり出しました。その口の動きは真由美のフェラとは全く違う物でした。

奥さんのフェラを堪能していると、長男君が『出ちゃいそうです。』
と言ったので、真由美に、
『長男君射精するって言ってるけど、中で良いよな?』
と聞くと、ハッと我に帰ったみたいで、
『駄目駄目、中出し絶対駄目。出来ちゃう、赤ちゃん出来ちゃう。』と言い、暴れ出しました
  1. 2014/11/16(日) 14:33:25|
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浮気妻への制裁 第6回

真由美は長男君のアレを見ると手に取り、『大きい…。』と言い私の方を見ました。私はイラッとしてキッと真由美を睨みつけるとまた涙ぐみました。

『しゃぶってやれ』と真由美に指示すると真由美は恐る恐る長男君のアレに口をつけ、ぎこちなく舐め始めました。舐められてる長男君にいろいろ聞いてみると長男君はかなりの人数と経験しているらしく、しかし、数ヶ月で振られるとか…。一夜限りや短期間ならともかくこんなアレを毎回入れられたら途中で嫌になるわなと妙に一人で納得しました。

ふと奥さんを見ると、トロンとした目で長男君が真由美にしゃぶられているのを見ていました。私は奥さんに『私の膝に座って下さい。』と言うとそそくさと私の膝に座りました。

私は奥さんが長男君と真由美の行為を見れるように座らせ、おもむろに奥さんの乳首とクリを触るとどちらも固く尖ってます。『奥さん、長男君の行為を見て興奮しているんですね。』
と耳元で言うと小声で否定しましたが、奥さんの乳房は全体が張ってるしアソコからは愛液が溢れてぬるぬるしていました。また、時折、奥さんは身体をビクッとさせたり、口から甘い吐息が漏れます。私は奥さんの身体を優しく触りながら長男君と真由美の行為を見ることにしました。

私は長男君に、『したいようにして良いよ。』と言うと長男君は頷き、真由美をソファに座らせると愛撫やクンニングスで時間をかけて攻めました。長男君は自分でかなりの人数と経験していると言えるだけの事はあると思えるような女性の性感帯を的確に捉えた愛撫とクンニングスで攻め、真由美は悲鳴とも思えるような甘い声をあげました。

しばらくすると長男君は真由美を立たせてソファの背もたれを持たせお尻を突き出す格好をさせました。どうやら立ちバックで挿入するみたいです。長男君は自らのアレを持つとアレの先端で真由美の割れ目をなぞり、ゆっくりと少しずつ挿入していきました。真由美は長男君の中に先端が入った瞬間声に成らない声をあげ仰け反りました。そして、長男君が少しずつ少しずつ中に入れていく度に真由美は声をあげ仰け反る姿を見せます。長男君のが半分ぐらい真由美の中に入ったかというとき真由美が『ギャー』と叫び大きく仰け反り小刻みに身体を痙攣させました。どうやら奥に当たったみたいです。

しばらくすると真由美は意識を取り戻したのか身体を元に戻し、ソファの背もたれを持ちながら大きく息をしています。
  1. 2014/11/16(日) 14:32:20|
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浮気妻への制裁 第5回

撮影を終え、私は3人から誓約書を回収してバックに直しながら長男君を見ると、長男君は横目のまま真由美が気になるのかずっと両親と真由美を見つめていました。

『さて、これからどうするかな…。』
思いながら3人を見ました。

真由美は涙ぐみながら身体が小刻みに震えています。奥さんも涙ぐんで身体が小刻みに震えていますが真由美と違い何故か乳首が大きく膨らんでツンと上を向き、乳房自体も張ってる感が見えます。私に見られてなのか、それとも長男君に見られてるからか、奥さんの本性はMではと感じました。あと、問題はこの男です。この男のアレの太さや大きさは平常時の状態にも関わらず私の勃起時のアレの大きさとは比べ物にならないくらいデカイです。この男の平常時のアレに私は敗北しました。ショックでしたが、『この男のアレに俺の真由美が(怒)』
と思うと怒りが込み上げて来ました。

なんとかこの男の精神をズタズタにしたいといろいろ考え、非道な事をする事にしました。

とりあえず男には裸のまま正座をさせました。そして、私は長男君に
『真由美の裸見てどう思う?』と聞くと長男君はビックリした様子でしたが美しいくて興奮すると言いました。私は長男君に、
『両親の前だけど抱いてみたい?』
と問い掛けると長男君はしばらく沈黙でしたが抱きたいと言いました。

これに一番驚いたのが真由美みたいで、
『嘘でしょ?そんなの出来ない。それに私、昼間に産婦人科で避妊具外したのよ。この子の赤ちゃん妊娠したらどうするの?』
と凄く動揺する震え声で訴えてきました。すると奥さんが、
『男性用の避妊具なら私達が使う時のがあるので持って来ます。』
と言い、取りに行こうとしたので、奥さんを制止し、真由美に、『中で出される前に抜けば妊娠しないだろ。それともアレか?避妊具無いと男が射精してるアレの鼓動を膣で感じられないから嫌なのか?(怒)もしかして、お前等避妊具はめてるのを良いことに膣内射精しとったな(怒)か』
と言い、男を見るとさっきよりも深く顔を下げてました。

『まぁ、良いや。早く始めろ。真由美、長男君脱がしてやれ。』
と言うと真由美は涙ぐみながら小さく頷き長男君を立たせて服を脱がし始めました。長男君の下半身が裸になった時、私は唖然としました。遺伝なのかなんなのか長男君のアレは男のアレを遥かに凌ぐ大きさでした。
  1. 2014/11/16(日) 14:31:18|
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浮気妻への制裁 第4回

一応、電話で奥さんに事の一部始終を伝えた状態で夜伺いました。もしかしたら、奥さん昼の間に家を出て旦那だけが顔を出すかもと考えていたのですが奥さんもキチンと居ていたので私を逆に訴えてくる可能性は無いかと思います。もしかしたら、奥さんMであの男のアレに心身共に支配されてる雰囲気もちらほらと…。

あと、未成年の娘の同級生の男の子は巻き込んでないので安心して下さい。ちょっと嫌な話を聞かせてしまったかな…と後悔はしてます。因みに、大学生の長男君は成人してるとあとで聞いたので子供を巻き込んだのは間違いないですが大丈夫です。それに…この長男君には美味しい思いもさせましたし。この内容は続きで書きます。

続きです。
長男君はきょとんとしてましたがなんか察したのか男に対して罵声を浴びせ、説明を求めてましたが男はずっと下を向いて黙ったままでした。仕方無く私が事情を説明するとまた長男君は男に罵声を浴びせました。

私はこの家族の喧嘩を見に来た訳では無く、ちょっとイライラして来て長男君に黙るように良い、話を進めました。
私は、男に、
『さて、どうしますか?』
と聞くと、男は下を向いたままです。すると、奥さんが、
『さっきも申した通りお金は払えません。ですが、お金以外の事なら出来る限りさせて貰います。この紙にも書きましたし…。』
と言ったので、私は、
『そうですか、それでは、それがただの出任せじゃないことを証明する為にここで二人とも裸になって貰えますか?』
というと奥さんはビックリした表情で私を見ましたが私は終始無表情で奥さんを見つめていると本気だと察したのかゆっくり脱ぎ出しました。奥さんにつられるように男も服を脱ぎだしました。長男君は『チッ』と舌打ちして両親から顔を背け足を組んで違う方を見ていました。ですが、『真由美、お前も脱げ』と良うと長男君は横目で両親と真由美の方を見ました。真由美は、
『え?私も…?』
と言い不安げな表情を見せましたが私は何も言わずにただジッと見ていると真由美はゆっくり脱ぎ出しました。

5分ぐらいで3人とも脱ぎ終わりまた正座をしようとしたので、
『座るな』
と言い、私は妻の書いた誓約書をバックから出し3人にそれぞれ自分が書いた誓約書を持たせ、写メで1人ずつ撮影し、最後に3人共に写るように撮影しました。
  1. 2014/11/16(日) 14:30:10|
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浮気妻への制裁 第3回

私はどうやって真由美とその男に制裁を加えるかを真由美を睨みながら考えに考え、ある事を思いつき、
『許してくれるならなんでもすると言ったよな?』
と聞くと真由美は頷いたので白い紙とペンを用意して私の命令には絶対服従という誓約書を書かせました。

『明日、産婦人科に行くぞ』
と言い、その日はバラバラで寝ました。

次の日、私は仮病を使い会社を休んで真由美を産婦人科に連れていき、ドクターに3人目を作りたいという名目で真由美の子宮口に被せてある避妊具を外させました。
『3人目作るってホント?』
と嬉しそうに真由美は聞きましたが無視すると真由美は悲しそうな顔をしました。

家に着くと私は真由美に携帯電話を出させ、娘の同級生の男の子の家に電話をしました。電話には男の子の母親が出たので私が同級生の親でお宅の旦那が私の妻を寝とった事。今晩伺うのであんたと旦那と息子さん全員揃って待ってろと言うと母親は何か喋ってましたが気にせず切りました。真由美は不安そうな顔をしていましたが無視しました。

夜になり真由美を連れ男の子の家に行くと、真由美を寝とった男とその妻が出て来ました。男は何か言いたそうでしたが、無視して奥さんに中で話しましょうと言い、案内させました。

リビングみたいな部屋に案内され、そこには娘の同級生の男の子がいました。全員リビングに入り、私がソファに座ると真由美と男と奥さんも同じようにソファに座ろうとしたので『お前等嘗めてんのか(怒)』と怒鳴ると3人は机を挟んで私の前に土下座しました。男の子も一緒に土下座をしようとしたので君は良いと言い、ソファに座らせました。

3人を前にして私は奥さんにお宅の旦那が私の妻を寝とった事。私に挑発するかのように剃毛して最低な言葉を書いた事。慰謝料として500万払えと言いました。すると、奥さんは旦那に罵声を浴びせた後、『500万円なんて払えません。』と私に言ってきました。『それなら旦那の働く会社にこの事を報告する(怒)』と机を叩きながら言うと奥さんは『どうしたら許して貰えますか。こんな男でも私の亭主です…。』
と言ったので、私はバックから紙とペンを出し、私の命令には絶対服従という内容と署名をさせました。

男と奥さんが書き終えた頃、1人大学生らしき男の子が部屋に入ってきて目を丸くしていました。奥さんは長男ですと紹介したので娘と同級生の男の子を自分の部屋に行かせ、長男を座らせました
  1. 2014/11/16(日) 14:29:13|
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浮気妻への制裁 第2回

あの日真由美としている時に何か違和感はありましたが真っ暗でしてたしあまり気にしてなかったんです。

あと、文字は消そうとした痕跡がありましたが油性マジックだったのか消えなかったみたいです。

続きです。

私は立ち上がり真由美を床に正座させいろいろ質問攻めをして全てを吐かせました。

真由美が言うには、相手は娘が通ってる中学校の娘と同じクラスの男の子の保護者で、知り合ったきっかけは数ヶ月前保護者会終わりに誘われちょっと飲みに行って酔わされ気がついた時にはラブホに居たらしいです。相手は奥さんが用事で出れない代わりに保護者会に出ていたとか…。私はその時、短期の出張中でした。

『お前俺が出張に言ってた時に他の男と遊んでたのか(怒)ふざけるな』

と怒鳴ると真由美は小さく謝り下を向きました。

男ってばかですよね…。こんな事聞く必要無いのについつい気になり、
『俺とそいつ、どっちが大きかった?』
と聞いてしまいました。すると、真由美は、
『その人…。でも、大きいだけでテクは無いわ。信じて』
と必死になって主張してきました。大きく無いけどテクはあると言われて嬉しいはずはなく真由美をにらみつけると『ごめんなさい…。』と言い下を向きました。

私はイライラしながら真由美に剃毛された経緯と『↓精液便所(笑)』と書かれた経緯を聞くと、2日前にその人とした時にガンガン突きまくられて耐えれなくて失神してしまい、気がついた時には毛は無く文字も書かれた後だったと言いました。真由美はその人に夫ともするのにどうするのと怒ったけど毛は生えるしマジックだから洗えば落ちる。暗くしてすれば大丈夫と言ってはぐらかされたと言いました。家に帰って洗ったけど消えなかったとも…。

その男は俺を挑発し来てるのかと思い真由美に加えその男にも私は怒りが沸いてきました。

『ここまでバカにされて我慢できるか(怒)離婚だ。荷物まとめて直ぐに出ていけ。』
と真由美に言うと、泣きながら
『離婚は嫌、何でもするから許して。』
と必死になって謝ってきました。真由美の泣く姿を私は見たことが今までにありませんでした。しかも、全裸です。私の中のSの本能が疼き恥ずかしながら勃起してしまいました。それを見た真由美が涙を拭きながら『起ってる』とちょっとニコッとしたので、私はイラッとして真由美を睨みつけるとまた涙を流しながら下を向きました。
  1. 2014/11/16(日) 14:28:22|
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浮気妻への制裁 第1回

私達は三十代後半の夫婦です。同い年の妻真由美とは大学時代に知り合い大学卒業後結婚しました。お互いの親は何故か反対しましたが、ここは既成事実を作ってしまえばこっちの物とデートの時は毎回生挿入の膣内射精をし、晴れて真由美は長女を孕みめでたく結婚出来ました。孫が出来ると不思議なものですね。アレだけ反対していた親達は私や真由美を誉める誉める。

結婚してからは真由美が長女を出産するまで回数は減りましたが、長女を出産しドクターからOKが出ると毎晩立ち上がれなくなるまで拝み倒し真由美は2ヶ月後長男を孕みました。

長男を出産をしてから真由美は性感帯が開花したのか毎晩求めて来ました。一応経済的理由から当分は3人目は無理という事で長男を出産してからは避妊具をつけ妻にも中に避妊具を着けさせました。そして今に至ります。

現在は結婚当時の激しいガンガンセックスではなく、ゆったりお互いの身体を楽しめるスローセックスを週3ぐらいのペースで楽しんでいます。真由美も私とのセックスで失神や失禁するくらいまで感じてくれているので満足してくれていると思ってました。あの日までは…。

あの日はいつもなら電気を付けたままセックスするのですが、
『今日は電気消してしよう。』

と真由美が言うのでちょっと変だな?と思いながらも電気を消してセックスをしました。しかし、真由美の身体の反応はいつもと同じで失神と失禁をして何度もイキまくったので気のせいかと思ってました。

その日のセックスが終わり、真由美はイキ過ぎたせいかいつも通り身体を痙攣させながら甘い吐息を口から漏らしてました。真由美の身体を良く観察したいと思い、電気をつけようとした時、真由美が飛び起きて

『電気つけちゃ駄目ー。』

と叫びました。でも、既に遅しです。真由美の身体は電気によって照らし出されました。

私は真由美の身体を見たとき愕然としました。妻のアソコ周辺にはあるべき陰毛は一本もなく、その代わりに陰毛があるはずの場所に『↓精液便所(笑)』と書いてありました。真由美はそれを咄嗟に手で隠して後ろを向きました。

私は真由美を振り向かせて、手を払いのけ、

『なんだこれは(怒)どういうことだ(怒)』

と怒鳴ると真由美は

『もうすぐ水着着るから…。』

とか、

『デリケートゾーンが蒸れるから…。』

と、はぐらかしましたが

『↓精液便所(笑)って何だ(怒)』

と聞くと真由美は白状しました
  1. 2014/11/16(日) 14:27:31|
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灼熱の太陽 第4回


何度も男の怒張を捌く経験をさせられた女、清子
しかし、実の父が自分に対してこのように興奮するなど考えても見なかった


 「お父さん、私、私・・・お母さんに酷いことを言ってしまって・・・
  お母さんは今、どうしているの?」

 「お母さん、朱美は・・・・男と一緒に、その男の種を宿している」

 「そ、そんな・・・お母さんがそんな・・」

 「お母さんは、私を怨む男の犠牲者になった・・・
  お嬢様育ちのお母さんだ、そんなこともわからず、生活費にも困り、ヤクザな世界に身を沈めているに違いない」

 「ねぇ、お父さん、お願い・・・お母さんを助け出してあげて」

 「ああ、そうしたい・・・だが
  お母さんを食い物にしている連中はヤクザだ、私も命を落すかもしれない
  だから、今・・・清子に大事なことを伝えておかねばならない
  私には、子を造る能力がなかったんだ、清子は・・・・
  それでも、清子に対する私の愛情は変るものではない
  それどころか・・・かえって・・・かえって、お前が愛しい」


驚き、父の顔を見ようとする意志は、あまりの衝撃で肉体が動かない
新藤は呟き続ける


 「この身はどうなろうとも、何としても朱美を助け出す
  清子とも、今日限りでもう二度と会えぬかもしれない」


耳元で心情を吐露する父
否、今は育ての父という新藤にきつく清子は抱きしめられている
清子は父の紋章が益々硬くなっているのも忘れ、新藤にしがみつく
いつの間にか、新藤の両手が清子の尻肉を撫で回している


 「あぁぁ、愛しい娘、清子」


素晴らしい肢体、香しい匂い・・・・いい女になった
新藤はその匂いを胸いっぱいに吸い込むと


 「清子、お父さんの最期の願いを叶えてくれないか」

 「なに?お父さん」

 「思い残すことのないように・・・・今、此処で清子の全てを知っておきたい」

 「私のすべてって?」


清子はハッとして頬が赤くなる
感じる、太腿に押付けられている男根の脈打つ鼓動が伝わってくる


 「分かるね、清子・・・血の繋がりは無いんだよ」

 「でも、お父さ・・・うっ!」


清子は新藤の口に言葉を塞がれ、抱きしめられたままベッドに押し倒された
  1. 2014/11/16(日) 14:13:18|
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灼熱の太陽 第3回


「本当は叩き殺してやりたいところだが・・・・・まあ、いい・・で、どうする?」

「へっへへ・・・どうするって?・・・あんたが大嫌いでねぇ」


ヤクザ男が振り返り、新藤を睨みつける


「俺もなめられたもんだ・・・・あんた一人で警察に引っ張って行こうってかい?」

「私に協力しないのなら、そうするつもりだ・・・・チンピラ一人、ひとりで十分だ」


新藤が構えの姿勢をとる
かつて護身のため覚えた少林寺の構え、スポーツ万能の新藤には格闘技も相当の実力
目の前に立つ男の研ぎ澄まされた気迫が、ヤクザ男を圧倒していた
一瞬一撃だった、ヤクザ男のパンチは空を切り、ボディに鋭い足蹴りが叩き込まれる


「やるねぇ・・・敵わなぇか、情けねぇ・・・・だが、俺は絶対に仲間は裏切らねぇぞ」

「ふん!・・悪党にもワルの相互扶助ってか?
私は、君にせこい事をしてもらおうとは思ってはいない・・東北へ行ってもらう」 

「なんだと!・・・そんな所で何をするんだ?」

「行けば分かる・・そこで、兎に角お前のできることは何でもやれ
 人間はな・・・あの世に行くまでに、少しはこの世に役立つことをしておくもんだ」

「ちぇっ!あんたに言われたくないなぁ・・そんな事」

「私の言葉じゃない・・・お前さんの師匠からの伝言だよ、君を頼むと」


ホテルの窓の風景を眺める清子の瞳は空ろだ
幸せだった父母との生活
生涯の伴侶と思った拓也の裏切り、そして母の不貞
次々と思いもよらぬ不幸な出来事
そして、自分はこれから誰かの奴隷として生きてゆく身に堕ちた


ドアが開く・・・・


「清子、探したよ」

「・・・お父さん!?・・・・どうして此処に?私、もう私・・」

「何も言わなくていい・・・・今の清子には休養が必要だ
 京都に私の知り合いの女性がいる・・・そこで休みなさい
 お母さんを怨むんじゃないぞ・・すべて私が原因だ、清子やお母さんが悪いのじゃない」

「お父さん・・・」

「心配するな・・お母さんのことは私に任しなさい」


走り寄り、清子が新藤の胸に飛び込む
元は仲の良い父娘だ
娘を抱きしめる新藤の胸に、以前の清純な娘に戻ることのできない女の悔しさが伝わる
この半年の間に、全く別世界に身を置き変身させられた娘


「清子・・拓也君も怨むんじゃない、彼もまた私の犠牲者なんだ
 許してもらいたい・・周囲にいた皆のこと、そして私のことも」


抱きあう父と娘、安心感が清子を包む
苦しかった出来事が走馬灯のように清子の脳裏を駆け抜ける


(なに!?・・・・お父さん・・・)


感じる・・・硬い、初めて感じる太腿に押し当てられた父の紋章
  1. 2014/11/16(日) 14:12:09|
  2. 灼熱の太陽・道明
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灼熱の太陽 第2回

 札幌の高級ホテルの一室

 「いよいよだな、清子・・・お前とも、明日でお別れだ
さてさて、お前にいくらの値がつくか楽しみだ」


 清子はこの半年、ヤクザ男によって男を誑かす手練、手管を仕込まれていた
 このヤクザ男は清子にのめり込むことはなく、自分の女にもしなかった
 この男にとって、師匠から伝授した淫道の考え方はまさにバイブルで
 扱う女性は商品であり、価値を高め秀でた性の売り物として清子を磨き続けていた

 誰もが感じる、家柄の良い娘だけに備わっている気高き品
 そんな清子に一人ずつ男の男根を捌かせる


 (あの爺どもの陶酔しきった不抜けた顔ったら・・・・笑わせるぜ)


 昨夜は、一人ずつ清子の美乳を揉ませてやった
 そして、清子が発する甘い艶声には、おもわずこのヤクザ男の精も反応した


 (素晴らしい商品に仕上がったよ・・・・清子)


 SEIKO・Sの刺繍入りパンティを男達に脱がさせ、自慰にふけさせる
 唾を飲み込む男達が取り囲み、値踏みをしている


 「愉快だったな、清子・・・・そんなお前が、まだ処女だと分った時のやつらの顔」

 「止めてください、もう・・・」

 「そうだな、今夜はお前との最後の夜
  手塩にかけて磨き上げた技で、俺を新しい主人と思って奉仕してみろ」


 これまで幾多の女性を善がり狂わせたヤクザ男の自慢の男根
 その男根に清子が舌を這わせていく
 それにしても見事なのは、全く男に嫌悪感を感じていないところだ
 根っから、好きな女を演じることができるようになった・・・それでないと売れない
 どんな男性にも心を込めて奉仕する女に磨き上げてきた

 男の手に吸い付くような肌と乳房の柔肉
 ヤクザ男は名残を惜しむように、清子の乳房のふくらみを手のひらで包み込む


 (もう二度と、こんな素材には巡り合うまい・・・・)



 翌朝、自分名義の口座に振り込まれた金額に満面の笑みを浮かべたヤクザ男

 「じゃぁな、清子、お別れだ・・・・・お前のお迎えは直ぐに来る」


 ホテルの玄関を出たヤクザ男が空を見上げる、半年に及ぶ仕事を終えた精悍な顔
 熱い太陽が、その顔に照りつける
 
 (さあ、師匠のところにでも報告に行くとするか・・・・)


 歩き始めたヤクザ男が呼び止められる


 「探したよ・・・君を・・・・私と一緒に警察に行こうか
  それとも、私に協力して・・これから世のために働くか、どうするね・・君」


 ヤクザ男は聞き覚えのある声に、振り向かずに鋭い視線を照りつける太陽に向けた
  1. 2014/11/16(日) 14:11:24|
  2. 灼熱の太陽・道明
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灼熱の太陽 第1回

今年の梅雨は平年より2週間も早く明けた・・・
 

 (暑い、暑い・・・何という暑さだ、それにこの匂いは酷い・・)

 「知事・・新藤知事!」


 新藤は、美樹を伴って震災被災地を見舞っていた
 この男の天下取り戦略にも、この度の大震災が大きな影を落していた
 年頭の記者会見で、新藤は「新藤党」の立ち上げを発表したものの、解散総選挙は期待を裏切り遠のいてしまった
 見方を変えれば、この間に新藤には片付けねばならない案件に時が与えられたとも言える


 (それにしても、これは何という有様だ・・・)


 心の闇を照らします・・・いとも尊きみ仏の
 誓願を願うものは皆・・・南無帰依仏と唱えよや   チリン、チリン
 憂き世の波を乗り越えて・・浄きめぐみにゆく法の
 船に棹差すものは皆・・・南無帰依法と唱えよや   チリン、チリン
 悟りの岸にわたるべき・・道を伝えしもろもろの
 聖者に頼るものは皆・・・南無帰依僧と唱えよや   チリン、チリン


 ふと見ると、幼子を抱いた若い女性が念仏を唱えている
 

 「奥さん、この震災でどなたかがご不幸にでも?」

 「ええ、私とこの娘は実家にいて助かったのですが・・主人が津波にあって」

 「そうですか・・それは、お気の毒に・・・
  でも、気をしっかりもって・・・・・この可愛い娘さんのためにも」


 夫を心から偲ぶ唱声は、誰の心にも沁み渡る
 女性を見つめる新藤は、おのれ自身に涙した
 自然に女性の手を握り、『困ったことがあれば何でもいいから連絡を』と、名刺を手渡す
 その様子を随伴の報道マンがカメラに収める
 

 足元に打ち寄せる波は、この大惨事が無かったかのように穏やかだ


 「奥さん、今お住いは如何されているのですか?」

 「・・あそこに見える」

 「えっ!?・・あの家」


 それは新築間もない主人とのマイホーム・・だが悪魔の爪痕が残る無残な姿


 「駄目だ、奥さん・・・あの家はもう・・・駄目だ
  忍びがたいでしょうが、しがみつかないで再出発を考えられた方がいい」

 「でも・・・ローンも残っていて、途方にくれています
  この辺りは、環境の良い新興住宅街でしたが・・手放すにも、この状態ではとても」

 「わかりました・・・私も政治家の端くれ、個人としてもできることはさせて下さい」


 新藤は、所有する都市部の土地を売却し、その資金で現地に専門スタッフによる私的な相談所を開設して、不動産の購入を含めて支援することを美樹に命じた

 翌朝の新聞の見出しには、「資産家の新藤知事、私財を売って被災地を支援」と出た
 新藤は美樹を帰県させ、土方が待つ札幌に向かう
  1. 2014/11/16(日) 14:10:05|
  2. 灼熱の太陽・道明
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冬のお天道様 第26回

天井に設置された大きな鏡に、男の胸にしがみつくように眠りこける裸の熟女の背が写る
男は煙草に火をつけ、大きく一服の煙を吐いた

さて・・・・
沖田の目算が狂い始めている
財産家の夫人の心を奪い取りさえすれば、少なくとも生活は安泰と思っていた
だが、深窓の中で苦労知らずの生活を送っていた朱美のカードの名義は全て夫だった
当然の如く使用禁止の措置がとられ、いずれ引き出した現金も底をつく
今更、財産分与などと新藤の前に姿を出す訳にはいかない
金のことは・・・・・・・瑞希に頼るほかない

それに・・・
新藤の妻であった朱美を抱く時のあの激しい興奮は、今は完全に色褪せている
憎き男の妻を誑かすという魅力は、この男にとって何よりも代えがたい興奮剤だったのだ
だが、手に入れた朱美は美貌の持ち主とは言え、子を宿した40代後半の熟女でしかない
その熟女の手が動いた


 「沖田さん・・・」

 「どうした?朱美・・・・激しく逝ったようだが、まだ足りないのか?」



熟女の指先が、鍛えられた男の胸の筋肉の上を這う


 「私・・・苦しくて、苦しくて・・・・・この気持ちを何とかして下さいな」

 (まただ・・・夫から逃げ、娘に非難され・・・セックスに逃げる
  勘弁してくれよ・・・・俺は、セックスマシーンじゃない)



 「私には・・・もう、あなたしかいない・・・・ねえ、お願い」

 (止めてくれよ・・・)



 「そんなに、狂いたいのか?朱美
  あんたは、あの新藤の妻だったんだぞ・・・少しはしゃきっとしたらどうだ」

 「御免なさい・・・でも、私は・・・今の私は・・・・」



憂鬱が沖田を包む
そんな沖田の気持ちも分らず、朱美は男の怒張に手を這わしていく
沖田は天井の鏡に映る自分の顔を視る

これで良かったのか?
あの新藤に恨みを晴らせたのか?

自分の豪棒を扱き、被さっている油の乗った女の背に、新藤の笑い顔が浮かぶ


 『馬鹿な奴だ・・・沖田、そんな年増の女なんぞくれてやるぞ!
  精々日陰で、生まれてくる子どもとひっそりと暮らすんだなぁ・・・ははは』

 「くそったれ!!」



沖田の豪棒が、今夜二度目の爆発をした
  1. 2014/11/16(日) 13:54:14|
  2. 冬のお天道様・道明
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冬のお天道様 第25回

 「お顔を見たくて面会にやってきました、師匠」

 「よく来たな、若僧」



ヤクザ男が師匠と呼ばれた老人のいる刑務所に面会に来たのだ
この老人は、強請りの現行犯で新藤の選挙事務所で逮捕されて服役中だ


 「師匠、あの憎っくき新藤に一泡ふかせてやりましたぜ
  かつての部下、瑞希と沖田と手を組んで・・あっしは奴の娘を手に入れました」

 「・・・・そうかい」

 「今頃、奴さん・・・どんな面をしていることか
  女房も沖田に孕まされて駆け落ち離婚・・・・その後に、瑞希が座ってまさぁ」



ヤクザ男は、自慢げにここまでの経過を詳細に師匠に伝えた


 「ふうぅぅん・・・それで?」

 「そ、それでって・・・師匠は嬉しくなんですかい?あの野郎への恨み辛みを晴らすことに」


 「ああ・・・ワシはもうこの歳だ、先も短く今の娑婆に未練などない
  欲もないからよく見える・・・・この先がな
  お前とワシは付き合いが長い、だから一つ忠告してやるぞ
  あの新藤という男は・・・神か悪魔か・・・・いや、その両方を備えた怪物だ
  人間らしくなる時が神、自分の本能で動く時が悪魔
  妻や娘、家庭・・そんなものから超越している・・恐らく、もう動き始めているぞ」

 「それじゃ・・奴さん、妻や娘がどうなろうと痛くも痒くもないというんですか?
  なんという人間・・・ヤクザ以下の下種野郎が!」

 「いや違う、ただの下種野郎ではない・・・いいところもあるから知事なんだ」
  


そんな理屈はこのヤクザ男には到底分からない


 「それより師匠・・・奴の娘は実にいい素質の持ち主で、仕込み甲斐のある女
  毎朝、あっしの特製ホルモンミルクを飲むのを日課にして男の体に馴らしています
  あの娘の舞台デビューを、師匠に御見せできないのが本当に残念です」

 「それで、もう抱いたのかい?」


 「へっへへ・・・それは、まだ・・はっはは・・・お客のために我慢、我慢です」

 「ほうぅぅ・・・お前も成長したもんだ・・それは大事なこと、商品は大切に、だな」

 「じゃ、師匠・・お達者で」



ヤクザ男の面会が終わると、老人が看守に耳打ちをする
看守は顔色を変え、走り出した

  1. 2014/11/16(日) 13:52:53|
  2. 冬のお天道様・道明
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冬のお天道様 第24回

このメンバーの中で冷静沈着かつ非情になれるのは、美樹だ


 「私たちにとって非常事態ですが、知事の朱美さんや清子さんへの思いを叶えるためにも
  こちらもスクラムを組んで悪党どもに反撃しましょう!
  まずは沖田側の最も脆いところを全員で叩く!・・それは、拓也さんに付いている女
  一方で、当初の基本方針どおり新党を立ち上げ、総選挙と知事選のダブル選挙に備える
  議長、それで宜しいですね」



美樹は前面の迷いを断ち、後面の敵と戦うという『知事派団結』を提案したのだ

まずは、姉の優子が拓也を立ち直させる
困った単純なケバ女は、仲間を頼る
頼る相手は、第1に瑞希・・・第2にヤクザ男・・・最後に沖田
瑞希との接触を絶つことができれば、自然と清子、朱美に辿り着けるというものだ


 「美樹・・・君は『男』だ、叔父さんを納得させた
  一族あげて、私を支えると言わしめた・・・・・・有難う」


と・・・美樹と二人きりになった知事室で新藤がポツリと言った



 「知事・・幸せな家庭、有り余る財産・・・そんな家柄のお坊ちゃん
  そんなお坊ちゃんが、女に目覚めて・・次から次へと手を出した
  瑞希さん、優子さん、そして私や遼子さん、この事態はその報いかと思っていました
  でも・・清子さんが知事の子種じゃないとすると・・原因はもっと奥が深い
  いったい誰の画いたシナリオなの?・・・今の状況は?」

 「美樹・・・私の側にきておくれ
  君を抱いていると、心が休まるんだ・・・私も怖くなってきた
  なぜ、私が知事なんだ・・どうして、私が国政を目指さなければならないんだ
  私はもともとそんな野心家ではない・・・後ろで誰かが私の背を押している」



美樹を抱く、豪胆で奔放の新藤の腕が震えている


 「もしかして・・・清子の父がこの世で成し遂げ得なかった夢を
  この私を通じて実現しようと・・・そんな、そんなことが」

 「知事・・・妄想は止めましょう
  あなたは、あなたであって他の誰でもない
  あなたは、誠実で他人から影響を受けやすい・・でも、間違ったことを憎む人
  家族も大事に思っているし、一般の人も幸せにしたいと思っている優しい人
  だからこそ、知事にもなれた・・県民はあなたを選び、私も、遼子さんも、優子さんも
  あなたに従って生きている・・・・・あなたは、あなたよ・・しっかりしなさい!」

 「美樹・・・有難う」


新藤が美樹を抱き寄せ、キスをする


『全ての人の父になれ!』と言って励ましたのは優子
今また、美樹によって『自分は他の誰でもない自分』だと、自律した人間を目指せと勇気付けられている



 「美樹・・・私はやるぞ
  自分の意思で、叶わなくとも心に決めたことを徹底的にやっていく
  先祖から貰った財産や、今の名誉などいらぬ!私のワールドを構築してやる
  どこまでも、いっしょだ・・・・美樹」


新藤陣営もなんとか体裁は整った
だが、この間も朱美と清子は淫靡な世界を彷徨っている・・・・・・・
  1. 2014/11/16(日) 13:52:00|
  2. 冬のお天道様・道明
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