2ntブログ

闇文庫

主に寝取られ物を集めた、個人文庫です。

幸せな結末 第20回

美千代は嗚咽をしながら、私の腕の中で、「死にたい」「死にたい」を繰り返しています。
もう少し、私が来るのが遅かったら、自殺していたかも知れません。
なんて可哀相なことをするのでしょう。

ぎゅっと抱きしめていると美千代は少し安心をしました。

私は清水の本性が剥き出しになった事件だと思います。
清水は美千代が憎くて仕方ないのです。

落ち着かせて、私は美千代に確認をした。

「どうする、離婚するなら話を進めていくし」

「これ以上一緒にいても、地獄だから離婚します。
私は清水に捨てられたのです。
いや、それ以上に存在すら無いのです」

美千代はまた泣き出しました。

私は取り合えず必要なものを、バッグに詰めさせ、
マンションを探すまでの仮として、ホテルに入った。

ホテルから、洋子に電話をして、顧問弁護士にホテルに来るように手配をしてもらった。
電話の向こうの洋子は、興味深々なのが、手に取るようにわかった。

弁護士と美千代を交えて、今後のことを相談をして会社にいった。

美千代からは、三十分に一回位メールがあった。
中身は怖かった・助けてというものばかりだった。

洋子が目をらんらんと輝かせて色々聞いてきた。
私の横に座り、体をびったりとつけて聞いてくる。、
ブラウスのボタンが三つ位外してあり、胸の谷間が良く見える。
今日は茶色だ。目のやり場に困ります。

知り合いの奥さんが、亭主の暴力で離婚したいので、それの相談だ。
あっさりと言えばそうである。

洋子は腕に胸を押し付けながら、

「嘘つきは 泥棒の始まりですよ。和君」

暫くその感触を楽しんでいた。
私一人の頃は、こんなことは無かったな、極楽極楽。

営業部長から来週、月・火で、大阪で打ち合わせとのことの連絡が入る。
総務部長からは、洋子に同行の指示が出る。

「行かなければ駄目ですか?
向こうでどんな仕事するのですか?」

「データーの整理とか書類作成とか。
後は脅し、一人で行くより、二人のほうが相手がビビルから
それと、秘書を連れいくと威厳がつくから
後は・・・」

そう言うと、洋子の後ろに回り、

「旦那しか触ることが出来ないんだよな,その茶色。
本当かどうかの確認」

そう言って胸の谷間を覗き込んだ。

「馬鹿、セクハラですよ」

肩に置いた私の手に洋子は手を重ねた。
洋子も期待しているような気がする。

出来上がった名刺を、洋子に渡す。名刺を見て目を丸くしている。

「私、主任ですか」

「そう。肩書きが大事だから」


帰りに、美千代のホテルに寄って、安否を確認する。
少しは落ち着いているが、まだびくつく。
月・火は出張で、大阪に行くことを伝えて帰宅

七時過ぎにつくと、加奈が夕食を作って待っていた。
飯を食っている時が一番ほっとする。

加奈に出張の件を伝えると、「最近仕事急がしそうですね」と笑われる。
加奈の為だとは言えず、照れ笑いで誤魔化す。 
  1. 2014/11/29(土) 02:53:47|
  2. 幸せな結末・和君
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

幸せな結末 第19回

美千代から預かった合鍵を使って鍵を開け、部屋に飛び込みました。

居間にはいません。
寝室のドアを開けると、

「和君? 和君なの」

「美千代か?」

飛び込んで驚きました。
部屋の隅で、服をぼろぼろにひき裂かれた美千代がうずくまっています。
頬は腫れています。

私を見ると美千代は意味不明の言葉でしゃくり上げている。

「清水がやったのか?}

大きく頷いて悲鳴に近い声をあげて鳴き出した。
やさしく抱きしめて、落ち着くのを待っていた。

当然、携帯が鳴った。洋子からである。

「和君、出てこないと駄目ですよ」

「後から事情は説明する。今日は有給にしておいてくれ」

「女性を泣かしているんですか。良くないですよ。
私がいるの忘れないでくださいよ」

おい冗談かよ。私はパニックなのに。
戻ると、美千代は少し落ち着いていた。

服を着替えさせて、コーヒーを出すと飲みながら話し始めた。

十二時過ぎ、清水は酒に酔って帰宅しました。

「酒持って来い。早くしろ」

酒飲みながらを、清水は「何であいつがうちの会社までくるのだ」
「俺の加奈を連れて行った」「加奈は俺のものだ」「俺の下で感じたくせに」
悪態を吐いていたが、美千代を見ると悪態は更に酷くなった。

「六月に結婚したのは間違いだった」
「お前さえいなければ、加奈と結婚出来たのに・・・」

涙ぐんだ美千代の頬を張り倒し

「うるさい!黙れ、泣くな」

そう言いながら、服を引き裂いたそうです。
「やめて」と泣く美千代をもう一度張り倒すと

「立って下着を脱げ」

美千代は恐怖に震えて下着を脱ぎました。

「アソコを顔に押し付けろ」

言われたとおりにしました。
アソコに舌を入れ、舐めながら

「俺の命令は絶対だぞ。解ったか、加奈」

美千代は背筋が氷つきました。
この人は私の事なんか頭に無いんだ。

「舐めてくれ」

美千代は、ズボンをずらすと、フェラをします。

「上に乗れ、加奈」

美千代は全てを諦め、清水の上に乗りました。

酩酊して意識が無いにしろ、美千代には惨い話です。

体を入れ替え、清水が上になりました。

「お願い。今日は危ない日なの。コンドームを使って」

「嫌だ、俺の子供を生むんだ、加奈」

美千代は狂ったように抵抗しました。

「いく、加奈は俺のものだ」

美千代は中に出されました。
清水は狂ったように何回も体位を変えながら膣内に射精をしました。

「加奈、その体をあほな亭主にみせてやれ
俺のもだぞ、忘れるな」

そういい残すと外にふらふらと出て行って帰ってこなかった。

泣きながら美千代は訴えました。

「助けて、和君 私・・・・・・ 」

恐怖怯えながら抱きついてきました。
半狂乱の状況です。
美千代は完全にパニックに陥っています。
  1. 2014/11/29(土) 02:52:14|
  2. 幸せな結末・和君
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

幸せな結末 第18回

営業部長から、加奈の会社の専務が計画に難色を示しているので
説得をして欲しいと依頼をされる。
何で私がと拒否の姿勢を示すと、上を指差し、解ってくれとのことである。
難色の理由を聞くとどうも誤解をしているらしいので、
後からアポを取ってみて、取れ次第行くと約束をし部屋に戻る。

洋子が熱いコーヒーを持ってきた。

洋子は向かいのソファに座って、一緒にコーヒーを飲んだ。
白いブラウスに黒いブラが透ける。
とても38歳が穿くようには見えないタイトのミニスカート

向かい合わせで座って、洋子を見ると抱きたくなるほどいい女である。
じっと見ていると、少し足が開き気味で奥が見える。
黒い下着が見える。あれガードルはと思って見ていたら、
「何見ているんです。エッチ」と軽くいなされる。
ばれてたか。

加奈の会社にアポを取ると、三時で約束が取れる。
でも、今回のプロジェクトはやけに私の仕事があるのが面白くありません。

加奈に電話を入れました。
加奈は私の関わりを知りません。私が表立って出ることは無いです。

「加奈の会社の近くで、仕事が終わるけど、飯でも食おうか」
「いいよ、何時に待ち合わせる?」
「五時半に会社の前に行く」
「OK、いいよ」

受付で用件を伝えると、応接室に通された。
専務と笹森部長が立ち会った。

カバンから、計画詳細のデーターが記載された資料とPCにセットしたDVDで説明をする。
大阪の取引先の関わりが不明とことなので、近いうちに行って来る約束をして話は終わる。
慌てて裏口から飛び出し、建物を半周して正面入り口の前で待つ。

五時半、加奈が出てきた。

「明日雨降るよ」

「どうして?」

「だって、和君が外で仕事するなんて」

私だってたまには外に出ることもあるのです。

加奈が嬉しそうに腕を組んできた。
何気なく後ろを振り返ると、上の窓から清水が鬼か般若かといった形相で睨んでいた。
私が加奈と一緒にいて、何が悪い。
加奈は私の妻だと心の中で叫びました。

加奈との外食は本当に久しぶりでした。
お酒もちょっぴり飲み、ほろ酔い加減で家に帰りました。

朝、会社に行く途中、携帯に美千代から電話が入りました。

「美千代かどうした?こんな朝早くから、何か用かな」

電話の向こうでは、意味不明の言葉を半狂乱で叫んでいる美千代の声がします。
私は慌てて、美千代のマンションに向かいました。
  1. 2014/11/29(土) 02:50:39|
  2. 幸せな結末・和君
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

幸せな結末 第17回

十月に入るとプロジェクトは始動し始めました。
加奈も一生懸命動いている様です。
以前と違ったのは以前に比べて早く帰る日が多くなったことです。

私は清水が今度歯向かったときの為に清水の家族の身辺調査を依頼をした。
一家離散に追い込むまでの材料は全て揃った。
妹たちは悪い兄貴を持ったと一生恨むだろう。
願わくば使わずに終わらせたいと思っております。


プロジェクト開始から半月時程経った日
出社すると、私の部屋に、三十後半の女性がいます。
会釈されましたが知っている記憶はありません。

女性は自己紹介をしました。
平井洋子、38歳
事務として派遣され来たとのことです。

慌てて部長に聞きにいくと、携帯にも出ない、どこに行った解らないから
私専用の連絡要員をつけた。
三つ指に手綱がついたと笑っていました。

部屋に戻って、まじまじと見ると部長の言っていた私好みを選んだが理解できました。
ブラウスから透けて見える黒のブラに隠された乳房の形
短めのタイトに強調されたヒップの形といい私好みです。

机の上の履歴書を見ると、旦那 四十ハ歳、商事会社勤務
洋子より十歳年上です。
高校・中学の子供がいます。

することも無いしさせることも無いので世間話をしている最中に、
正社員の話が出てなれたらいいなと言うので、部長に交渉して正社員で雇用することが決定.
平井さんは突然の事に驚いていた。

取り合えず、手書きで殴り書き程度にしてあったメモから、報告書を作成してもらいました。
わからない点は、私に確認してきます。
肩に手をおくと、セクハラですよと軽くあしらわれる。

出来上がった報告書を見て、私が作るのより数段立派です。

「あの、聞いていいですか?
報告書にある様な調査してるんですか?」

「うん。丸秘・社外秘だから、秘密にしてね。
だから正社員になることをお願いしたの。
僕と洋子しか知らない秘密だから」

勝手に名前を呼び捨てです。肩に手を置いて

「内緒にしてね」

洋子は頷きましたが、肩に置いた手を払おうとはしません。

「洋子、金曜日のの晩、歓迎会したんだけど良いかな?
時間空けられる」
「もう、名前で呼び捨てですか?」
「嫌か」
「いいえ、構いません」

金曜日の晩、フレンチレストランで食事をしました。
家族構成とか趣味とか色々な話を聞きました。

もう一軒と誘い、夜景の見えるラウンジへ
肩に手をおくと、ムードに酔ったのかもたれてきます。

何と人妻は簡単に落ちるものかと我ながら感心。

尻に手をまわすとガードルをしています

「ガードルしてるんだ。堅い女なんだ」

「そうです。和君のような狼から身を守るためです」

「私は羊の皮を被った山羊、可愛いものだよ」

「可愛い山羊さんがこんなことするのですか?」

私は、洋子のお尻を撫でながら

「私はしてないほうが好きだな」

そう言って、右手で太腿を撫でながら、
スカートの上からアソコを押して

「な、触り辛いだろう」

洋子は、私の手を上から押さえると

「エッチ。私は和君の女ではありません。他の女性に言ってください。
あたしは主人一筋です」

「御主人以外知らないんだ」

「そうです。主人以外触らせません。絶対に・・・」

その言葉は、洋子が自分自身に言いきかせてるのでしょう。

心が揺れ動いている様子が手に取るように解ります。


スカートの上から、アソコを愛撫しつつ、話をうまく聞き出します。

旦那以外は知らないこと、SEXはここ一年くらいご無沙汰だとか。

顔を近づけていって、

「キスもしたことないの?」

「はい」

「じゃ、してみようか」

「エッ」

強引に唇を奪った。舌を入れると応じてくる。
ブラウスの上から乳房を揉むと小さな声を上げた。

ブラウスのボタンを外して、手を突っ込み直に乳房を揉む。
私好みの乳房です。

「乳房も、ご主人以外触らせないの」

「絶対に・・・」

それ以上は声になりません。小さな声で喘いでいます。

「洋子は健気な奥さんだね。旦那さん以外は触らせないんだ」

「それ以上言わないで・・・」

乳房を楽しんだ後。スカートを少しづつ捲り、
ガードルの上からアソコを触りながら

「ガードルをしてない洋子が見たいな」

「馬鹿・・、今日は遅いから・・・・」

意味深な言葉である。
期待していいかな
感触を楽しんだ後、自宅まで送り届けて別れた。
別れ際に、近所の目を気にして嫌がる洋子に無理やりキス。
  1. 2014/11/29(土) 02:48:56|
  2. 幸せな結末・和君
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

幸せな結末 第16回

朝 会社に顔を出すと、部長から

「今日は、穴から出て仕事かい。営業も大変だな。三つ指まで頼むなんて」

アポ取ってごたごたは面倒くさいので、直接尋ねる。
アポなしは云々と受付は言うので、携帯で下にいると伝ると、
田辺部長は直ぐ降りてきて、応接室へ。

うちの若手と清水君が頑張りますので宜しくと挨拶。
ついでに、清水の上司美人課長ですよのおまけをつけ一件落着。

営業部長に解決した旨を報告、今日の仕事は終わりと勝手に決め直帰。

清水のマンションに行き、インターホンを鳴らす。
ドアを開けてくれたので、部屋に行く。
中に入るとローボードの上には結婚式の二人の写真、新婚旅行の写真
若い二人の部屋です。

台所でコーヒーを入れている美千代に近づき、後ろから抱きしめました。
キスをしながら、髪をあげると、この間の名残のキスマークが一杯ついてます。

「隠さないの?旦那にばれたら不味くない。
離婚とか大騒動になるよ」

「ユウちゃんは私に興味が全く無いから気づかない。
私は空気みたいなもの。
和君は私を大事にしてくれる。だから和君のもの」

一瞬にして血の気が引きます。
会ってたった四日です。
行き掛かり上抱いただけです。
遊びです。清水への腹いせです。
そんな言葉が頭の中をぐるぐると回っています。

ソファに戻って、部屋の中を見回していると、美千代がコーヒーを持って来ました。

横に座ろうとする美千代を見上げて 

「ここで服を脱いでよ」
「こんな明るいところで、恥ずかしい」

私は美千代のスカートのファスナーを下げます。
スカートが下に落ちました。
昨日までの普通の下着とは違い、今日は紐パンです。

私は上を脱ぐように言いました。
美千代は諦めて、Tシャツとブラを脱ぎました。

「美千代の下着、何もしないのに濡れてるよ。エッチなんだから」
「嘘、嫌だー」

懸命に否定しますが、染みがジワーッと広がっていきます。

「美千代の手で、紐を引いてよ」

「いやだ、恥ずかしい」

顔を赤くして拒否をしますが、無言で見ていると。諦めて紐をひきました。
下着が下に落ちます。

「キスマークだけを身に纏った裸だね」

私は、アソコに指を入れかき回しながら、
キスマークの一つ一つに舌を這わせていきます。
激しく喘いでいた美千代はたっしました。

半日、美千代とベッドの上で過ごした私は、夕方家に帰りました。
こうして、私が美千代を知ってからの一週間は終わりました。

家に戻ると、加奈が玄関まで迎えにきて、お帰りのキスをしてくれました。
  1. 2014/11/29(土) 02:47:25|
  2. 幸せな結末・和君
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

幸せな結末 第15回

加奈は清水との事を話し始めました。

私が三十歳で主任になったばかりの頃に、新卒で清水君が入ってきました。
初めて私が教育の担当になりました。
初々しくて私の教えることの 全てを、砂に水が浸み込むように覚えていきます。
可愛くて胸がキュンととなります。
私に懐いてなんて良い子なんだろう。
私の下で働く様にになって、年々男らしくなっていく清水君に心ときめきました。
三年たって、清水君が一人前になり
他の支店に転勤になった時は心にポッカリと穴が開いた感じでした。
九州・北海道と転勤先でも、メール・電話で、私に相談をしてくれて嬉しかった。
また、一緒に仕事出来たら常にいいなと思っていました。

三年前、戻ってきた時、男らしくなっているのに愕然としました。
私は四十歳、不釣合いだと思ってました。

九月の歓迎会の後、飲みすぎた清水君を送っていって、
近くの人気のない公園で、昔話をしていた時に、
いきなり抱きしめられ、キスをされた、私の女の芯の部分がキュンなりました。
アソコが熱くなり、下着を濡らします。
駄目、遅くなる夫にばれるからと言い訳をしましたが、
私も抱かれたかったです。

それから、一週間ぐらいしたとき、相談があると誘われた。
強引にラブホテルに連れて行かれましたが、本当は期待してました。

エレベーターの中で、熱いキスをされたら、震えがきます。
部屋に入ると、強引なキスを繰り返し、胸を揉まれ、アソコが愛撫されます。

わたしははしたなく声を上げます。
ブラウスをはがされ、ブラを取られ、乳房にキスをされ時、和君の顔が浮かびました。
でも、ユウちゃんの激しい愛撫に全てを忘れます。

パンツと下着を一緒にずらされ、アソコに清水君が吸い付いてきた。

「恥ずかしい、シャワーを浴びさせて」

「嫌だ、加奈の全てが知りたい」

アソコを舐められ、私は絶頂に達しました。

ベッドに寝せられ、キス・愛撫を繰りかされているうち、再度いきました。

ユウちゃんの硬いのが、私のアソコにめり込んできます。

「お願い、コンドームつけて」
「嫌だ、このままいく」
「出来たらどうするの」
「生ませる、俺の子、産んでよ、ね」
「いやー駄目、出来ちゃう」

私は異常な状況と清水君の激しい突きに同時にいきました。
ユウちゃんは何回も私の中に出します。

私は、ユウちゃんのそんな行為が怖くて、リングを装着しました。

それから、月に二三回やるようになった。

和君と違う彼の荒々しいSEXに、私はのめり込んでいきました。
本当に子宮の奥まで突き刺さる、そんな感じです。

関係を持った頃から、清水君はスカートの着用を強要しました。
どこでも、手を入れて愛撫できるのと下着を脱がせやすいからです。
職場でもどこでも、人気が無いときは触ってきます。
最初は嫌でしたがだんだん感じる様になりました。

ユウちゃんは会うたびに、加奈は俺のものだ、誰にも渡さないと攻めます。
それを聞くたびに下着を濡らします。

和君に悪いと別れを切り出したときに初めてキスマークをつけられ、
それからたびたびつけられます。

和君に首に吸われた印を見た、ユウちゃんは激しく怒り、
俺の加奈に何をするんだ。決着をつけにいくとわめき散らします。
止めるのに必死でした。
ユウちゃんが和君に潰されるのを見たくないからです。

私はユウちゃんも和君と違った意味で好きです。

和君は大きく包んでくれますが、ユウちゃんは私を頼りにして母性本能を擽るのです。
それが可愛いのです。
  1. 2014/11/29(土) 02:46:03|
  2. 幸せな結末・和君
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

幸せな結末 第14回

私は、ソファの上でぼんやりと考えております。

五月の連休明けに不倫が現実のものとして発覚した日のことを。

あの日、ソファの横のゴミ箱が一杯になったので、袋に移し変えているとき、
タバコ・・・と文字のレシートが目に入りました。
手に採ってみると、観光地のコンビニ、日付は加奈が実家に行った日のものでした。
これで不倫を確信しました。

前々から、キャリアでバリバリと、残業・出張をしているのですから、
その間に不倫の時間を入れてもおかしくありません。
加奈は女して見ればいい部類に入ります。

相手が誰かな?
野次馬根性丸出し興味深々で、調査会社に調査を依頼したのです。

相手は予想通りの清水でした。
私は反面がっかりしました。ビンゴビンゴの大本命だったからです。

私は糾弾の行動には出ませんでした。
加奈が好きで選んで入った大好きな会社です。
何とか続けさせられる方法を模索していたからです。

でも、今私は頭にきています。
月曜日に美千代と知り合って解った事は、清水は加奈一辺倒なのです。
まして、私に清水が牙を剥いていることが気に入らないのです。
あれほど私の加奈だと教えてやったのに。

美千代という清水の持ち物を大事にしないで、人の加奈を欲しがることも気にいらなのです。

清水への制裁は簡単です。
加奈・清水一蓮托生であれば別ですが、
加奈だけ何とか無傷に近い状態で考えて行動を控えてきました。、

今,美千代が手に入って、加奈も私のものだとの意識が強くなったのです。
子供のおもちゃ取り合戦みたいです。

でも今日の帰ってきた時の加奈の態度は異常です。
加奈に聞いてみたいですが、その後の私の行動に自身が持てません。
やめておいたほうが無難でしょう。

まして、美千代という極上のセックスフレンドが出来たのです。
もう少し楽しまなければ損です。

腕を組んで上を見上げ考えていました。
体が震えています。

ふと気がつくと加奈がこちらを見ています。
呼ぶと横に座りました。

私は怒りを深い闇の底に沈めます。

「和君、許してくれないよね」

「清水をか?」

「知っていたの、そうね知っているわよね。
加奈が会社辞めて家に入っても」

私は人差し指で首を落とす真似をした。

「加奈と離婚したとしても」

私は同じ動作を繰り返した。

「これ以上歯向かうなら、絶対清水は許さない」

加奈はじっと下を俯いている。

「酷いことされなかったか?」

加奈は泣き出しました。

「されたのか?」

大きく頷く。上半身を裸にすると、乳房にどす黒く歯形の後がついている。
下を脱がして確かめると、太腿にも歯形の後がくっきりと付いていた。

怒りで立ち上がろうとする私を加奈は両手で押さえた。

私は無言で、テーブルの上の携帯を取ると、短縮を押した。
呼び出し音が、静まり返った部屋の中で音楽を奏でている。

「ハイ、清水です」

「ユウちゃんの妹さんですよね?」

「ハイ、どちら様ですか?」

私は、その後何も言わず、電話を切った。

加奈は真っ青な顔をして、震えている。

「加奈、決着つけるなら、この場でつけてやる
清水を呼べ」

我に返った加奈が縋りついた。

「お願い。和君駄目!やめて!」

その声で、私は又怒りを深い闇の底に沈めた。

私は加奈に言いました。

「加奈の所とうちと田辺さんの所で進めているプロジェクトが三ヶ月位掛かるだろうから、
それが終わってから考えよう。
加奈と清水が二人抜けるとお宅の会社も大変だろうから」

私は美千代の事を考えていました。
今ここで清水を追い詰めると、その矛先は美千代に向かうでしょう。
美千代がいるから、俺は加奈さんと一緒になれないとか・・・
それだけは何とか避けたいのです。
これは私のエゴです。

当然加奈が話始めました。

「和君 私・・・・」

それは清水との事でした。 
  1. 2014/11/29(土) 02:44:34|
  2. 幸せな結末・和君
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

幸せな結末 第13回

朝起きても、夜中の事に私は今は何も言いません。
加奈もそのことには触れようとはしません。
青い顔をしているだけです。
私の性格を知っているので、私が触れない限り加奈から触れようとはしないでしょう。

加奈はスカーフを首に巻いて、会社に行く仕度をしています。
意地悪く

「似合うね、そのスカーフ」
「馬鹿、和君の意地悪のせいよ
今晩遅い?」
「私仕事をしてないので、いつも早いです」

夜は家で飯を一緒にと約束、会社に行きました。

営業部部長から用があると呼ばれ顔を出すと、

「穴から呼び出してすまんな」

三つ指ナマケモノは穴にすんでおりません。
南アメリカの木の上の動物ですと突っ込みそうになった。

清水とうちの若手と取引先の間を取り持って欲しいとのことである。
了承すると部長は安心したように

「たまに外も歩けよ。穴ばかりだと健康に悪いぞ」

若手を呼んで清水を紹介してくれた。
初めての実物との対面である。背を丸めぽそぽそと小さい声で挨拶をした。
上目遣いで見ると、こちらを睨みつけている。
多分、加奈の首のキスマークに気がついたのだろう。

夜待っていたが加奈からは何の連絡も無く、十一時過ぎに疲れた体で帰宅。
いつもなら、シャワーをすぐ浴びるのに、ソファでぐったりとしている。

スカーフはしていません。

清水君がキスマークに気づいて、和君が僕の加奈を傷物にした。
加奈は僕だけのものだと攻めたのではないですか。
そう言いたかったが

「お疲れさん。大変だな」

加奈は少し震えながら

「ご免ね、仕事のトラブルで遅くなったの
それだけだから、本当にそれだけだから」

解ってます。清水君とうちの若手のトラブルですね。
明日解決に行きます。加奈の為に。
ところで二人の仕事の相談はベッドの上でですか?
清水君でも加奈を泣かしてはいけませんよ。

ベッドに入ると、珍しく加奈がフェラをしてきて、上に乗ってきた。
裸になるのが嫌なのだろう。
直ぐに加奈は達した。その後私も射精をした。
加奈の精一杯の謝罪なのでしょう。
加奈が寝たのを確かめます。
時計を見ると、一時半を過ぎていた。

目には目を、美千代に電話をしました。
私からの電話と知った美千代は小さな声で。

「こんな時間に電話なんて不味いよ。メールにして」
「ユウちゃんは寝たのかな」
「寝たみたい」
「私の声聞きたくないのか?」
「聞きたい」
「会いたくないのか?」
「会いたい」
「美千代は誰の美千代かな?」
「和君の美千代です」
「明日会いに行くから」
「本当、うれしい。待ってる」
「愛してるよ」
「私も愛してる」

携帯を切って、清水の加奈に対する態度と変わらないな。
嫉妬とは恐ろしいもんだと感心してます。
  1. 2014/11/29(土) 02:43:04|
  2. 幸せな結末・和君
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

幸せな結末 第12回

私はベッドの中で、加奈の帰りを待っていました。
十二時時過ぎ、加奈が帰ってきました。
シャワーを浴びて横に潜り込んできます。
背を向けた加奈に、私は後ろから抱きつきました。

「いやぁ-!駄目堪忍して、今日は疲れてるの」

抱く手にグッと力を入れます。

私は心の中で、加奈に言い聞かせました。
今日、加奈のしてきたことは全部知っているよ。
体に聞いてみようね、何をしてきたか。
白状させるからね

仰向けにした加奈に、キスをしました。
舌で加奈の口の差し入れます。
加奈も舌を絡めてきます。

パジャマの上から乳房を強めに揉みます。
加奈の息が荒くなってきました。

パジャマを脱がせました。上半身裸です。

私は、蛍光灯のリモコンスイッチを押しました。
部屋が明るくなります。

加奈は大声をあげて、胸を押さえうつ伏せになりました。
後ろから、加奈を抱きしめ耳元で静かに言い聞かせました。

「手を胸から離して」

加奈は諦めて胸から手を離しました。
案の定、清水のつけたキスマークが鮮やかに白い乳房に浮かんでいます。

私は何も言わず、キスマークを人差し指で捏ね繰ります。
一つ一つ捏ね繰り回して行きます。

「許して、ごめんなさい、違うの」

加奈は意味に成らない言葉を上げて感じています。
清水の残り火に火をつけていくのですから余計燃えるわけです。

パジャマのズボンと下着を脱がしました。
もう抵抗はしません。抵抗を諦めたのです。

股を広げました。
金曜日まであった毛は今日はありません。

手で顔を押さえて加奈は喘ぎながら

「ごめんなさい」

太腿のキスマークを捏ね繰ります。
加奈のあえぎ声だけが部屋に響いてます。

中指を膣の中に入れてかき回しました。
加奈はいきました。
指を抜くと白い液の混じった愛液が垂れてきました。

私は清水のつけたキスマークの上に私のキスマークを重ねていきます。
全てつけ終わった加奈の体に、私だけがつける事が出来る印
加奈が私だけのものであることを清水君に教えることにしました。

首筋を強く吸います。キスマークがつきます。
加奈は激しく抵抗します。

「やめて、いい年してキスマーク付けて、仕事に行くなんて恥ずかしい」

私は何も言わず乳房を揉む手に少し力をいれ、
又一つキスマークをつけました。
加奈は何も言わず喘いでいるだけです。

私は加奈に生のまま挿入しました。
加奈の耳元で

「今日は危ない日だよね」

小さく頷きます。

「避妊はピル?」

大きく横に首を振ります。

「避妊してないの?」

頷きます。

「危ないね、このままだと」

私は奥で止めたまま、もう一度聞きました。

「ピル?」

とうとう加奈は小さな声で白状しました。

「リ・ん・ぐ」

私は意地悪く聞き返しました。

「リングって」

「リング入れてるの
中に出して、一緒にきて」

加奈と私は同時に達しました。

終わった後加奈は青白い顔で下を俯いたまま何も言いません。
いや言えないのです。

私は加奈を両腕で抱きしめて寝ました。
  1. 2014/11/29(土) 02:41:49|
  2. 幸せな結末・和君
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

幸せな結末 第11回

家でうとうとしていると加奈から遅くなると電話が有りました。
多分仕事ではないでしょう。
金曜日の晩不倫の告発したのに火曜日にもうかよ
清水に引きずられてだろけど。
不倫の持つ魔力に感心します。

家で飯を食う気にもなれないし、そうだ飯を一緒に食べてくれるに違いない。
駄目元で電話してみるかと、美千代に電話をします。

「和君、声聞きたかったんだ。ユウちゃん今日も遅いんだって」
「美千代 飯でも食いに行くか、行くなら迎えに行くけど、どうする」
「いく、早く迎えにきてね」

嗚呼、私も同じ穴の狢、底なしの泥沼が大きな口をあけて待っているそんな気がします。

マンションの前に、美千代は立っていました。
車に乗り込むといきなり、

「キスして、一杯キスして」

私はマンションの住民の目が気になります。
車に乗せただけでも、噂になったりヤバイのと思います。

美千代は口を尖らせて

「絶対ユウちゃん、加奈さんと会ってる。
だから、私、和君と会うの。私は和君のものだから」

仕方なくキスをしました。
美千代はルンルン気分です。
昨日、知り合いもいなくて淋しいと泣いていたしおらしさはどこに行ったのでしょう。

美千代の行きたいレストランに着きました。
一人でさっさと窓側の席に座ります。
大きなガラスで道路に面してますので、通行人には丸見えです。

私は頭を抱えました。
完全に好戦的です。清水と加奈の知り合いに対して。
私の知り合いが通ったら困るんだけどな。

食事の後、夜景が見たいと言うので、評判の夜景スッポトに車を走らせました。
眼下の夜景がきれいです。

小一時間程夜景を見て、取り留めの無いおしゃべりをして帰りました。
美千代は不満そうでしたが、近いうちに会うことを約束して送っていきました。

車をマンション前で止めると、キスをせがみます。
軽くキスをしたら、おもいっきり抱きついて舌を入れてきました。
慌てて離れました。

美千代が車の横を通った人に頭を下げています。
エッなななんだ!顔面蒼白です。見られた?

「誰?知ってる人」
「うん、鈴木さんの奥さん、見られちゃった。
噂になるかな。ヘヘヘー」

笑って済ませるもんじゃないだろう。
勘弁してよ。心臓に悪い。

別れて帰路につきました。
家で加奈の帰りを待っています。
  1. 2014/11/29(土) 02:25:31|
  2. 幸せな結末・和君
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

幸せな結末 第10回

朝は、美千代が一度やってみたかったルームサービスを頼んで
朝食を採りました。

四十五歳のおっさんの私には、一晩二回のお勤めは厳しかったです。

腹が満腹になって、私はよからぬ事を考えました。
ガウンを脱がせると、乳房を舐めていきながら、時々強く吸いました。
赤い筋がつきます。
美千代は私のしようとしたことに気づいて抵抗をします。

「つけちゃ駄目、主人にばれたら、いやぁぁ」
「美千代の白い肌に良くあうよ」

乳房・太腿にキスマークが次々と付いていきます。
私はもっとよからぬ事を考えました。

うつ伏せにすると、バックから挿入をし、片手で乳房を揉みながら
首筋にキスマークを付けていきました。

美千代は激しく抵抗します。
「首は駄目、絶対ばれるよ。嫌」
「誰にばれるの」
「主人に、ばれたら離婚される」

後ろからおもいきっリ突き上げながら、更にキスマークを付け
喘ぐ美千代に聞きました

「美千代は誰のものなのかな?
ゆうチャンのものかな」
「言わないで、お願い」

動きを止めると催促をします
もう一度聞きます

「美千代は誰のものかな?」]
「和君です。いくー」

私も美千代の中でいきました。

私の胸の中の美千代を見て、不倫てこんなに燃えるもんだ。
こんなことも言うし言わせるんだと、妙に関心をした自分がおります。
昨日あった初対面同士でこれですから
何回も関係を続けていくと完全に背徳の泥沼に嵌るなと思い、私もはまる予感がします。


少し落ち着いてから、八月を見ることにしました。

二泊三日の予定で日程が組んで有ります。
木・金・土です。
考えに考えに抜いた日程の設定です。木金と二人同時に取れません。
ですから、加奈 有給次の日は直行直帰、清水 直行直帰次の日は有給、
これで三日間確保できたことになります。
直行直帰で何か有った場合を考えると、
私の住むマンションと考え、随所に隠しカメラを備えました。

結果は大当たりでした。
読みどおりにするなよ


今回はベッドの上で二人並んでDVDを見ます。
面白くなさそうな所は飛ばします。

「あっこれ!」

美千代が声を出しました。

「嫌だ。こんな下着、恥ずかしい。若い子向けじゃない」

加奈が画面の中で甘えた声を出しています。
私はおっ不倫の定番と画面の中を見ると、確かに派手な下着です。

「この下着、車においてあったのは。酷い」

美千代が泣き出します。
抱きしめて慰めました。

九月は似たようなものだろうと、パスをし、報告書は私が預かることで同意をしました。

最後にもう一回しました。
シャワーを浴びたがりましたが拒否をし、私の愛した印を体全体に残したままホテルを出ました。
タクシーで、美千代の自宅近くまで送り、そのまま家に帰りました。
  1. 2014/11/28(金) 08:37:53|
  2. 幸せな結末・和君
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

幸せな結末 第9回

美千代の下着は濡れています。
レコーダーの音と私の手に美千代は反応していたのです。

「濡れてるよ、何で濡れてるのかな、教えてよ」
「知らない」
「言えないならやめようか」
「あぁー鹿意地悪しないで、もっとして」

左手で顔を上に向け、キスをしました。
美千代のほうから積極的に舌を絡めてきます。

首筋に舌を這わせると、ビクッと体をのけぞらけます。

右手で下着の上から押すと、染みが広がってきます。
美千代は小さな声を上げます。

「もっと大きな声を上げれば良いのに、感じているなら」
「恥ずかしい。嫌、」

下着の横から指を入れると、アソコは愛液で溢れています。
指を入れ、アソコをまさぐると美千代は体を仰け反らせ声を上げます。

美千代の喘ぎ声とレコーダーの音が交じり合って
私は一層興奮していきました。
美千代も興奮しているようです。

ブラウスのボタンを外し、ブラをずらして乳房に吸い付きました。
美千代は一層高い声で喘ぎます。

抱えるようにベッドまで、美千代を連れていくと、
服を全部剥ぎ取り、もう一度キスから始めました。

すると美千代は

「お願い、シャワーを浴びさせて」
「駄目って言ったら」

私の胸に顔を埋め甘える声で

「お・ね・が・い、ね、和君」
「一緒にシャワーを浴びようか」
「うん、いいよ」

四十五の親父は完全に人妻美千代に手玉に取られております。
頭の中は美千代との事で一杯です。

先にバスルームに入った美千代が呼んだ、 私は喜び勇んで入っていった。
私は美千代も体を念入りに洗い、美千代は私の体を洗ってくれた。

バスルームから戻ってきたときには、レコーダーは終了していました。

八月・九月の報告書の説明は、明日やることになり、
私は美千代のバスタオルを剥ぎ取り関係を持ちました。

美千代は二年以上溜めた欲求を埋めるためか積極的に応じます。

私は妊娠の事が気になっていたので、体位を変えて外だしをと・・・
美千代は上で激しく動きながら、耳元で

「一緒に・・・」

私の頭の中の理性は吹っ飛びました。
下からおもいっきり突き上げます。
上に乗った美千代の中で果てました。美千代も同時にいきました。

横に寝た美千代のアソコから、名残の白い液が流れます。
私はハット我に帰りました。まずい。
妊娠の二文字が頭を過ぎります。
美千代は何も言いません。

気掛かりだったのは、美千代の求めに応じて、
避妊もせずに中に出したことでしたが、後日無事生理があったの連絡を受け
一安心をしました。
そういう状況になると、後先考えずに妊娠の事なんか頭に無く
中だしすることが良くわかりました。
  1. 2014/11/28(金) 08:36:47|
  2. 幸せな結末・和君
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

幸せな結末 第8回

食事中色々な事を話しました。
敢て加奈と清水の話題には触れませんでした。
三年間分のお喋り・言いたいことが胸に一杯詰まっていたのだろうな思う位、
ワインの力もあったでしょうが、しゃべり続けました。

周りからみたらどう見ても、不倫カップル
上司と部下の密会か人妻との逢瀬にしか見えません。
こういった場面を撮影されるんだと俗世の話のヒーローに酔っておりました。

部屋に戻る途中やばいことに気づき、美千代に聞きました。

「これから部屋に戻って、残りを見ると夜遅くなるから
別の部屋取っておこうか?」

「要らない。絶対要らない」

それだけしか言いません。
後は何も言わず、腕を組んだままです。

後から考えればいいやと部屋に戻りました。

部屋に戻ると七月分を、テーブルに並べました。
美千代も報告書と写真とDVDは 見なくても良いと言うのでパスをし
レコーダーを聞くことにしました。

相変わらずの清水の口説き文句が続いていました。
私の悪口と美千代に対する事もありました。
八月に戻るなら結婚するんで無かった・・・・
加奈と比較すると・・・・

「酷い事を言うね。美千代さん可哀相だね」

美千代は何も言わず私の胸に顔を埋め泣いていました。
小休止をして、泣き止むまで待ちました。

再度聞き始めます。

「駄目よ、つけちゃ」

「バレタ、今日は加奈さんの体に一杯キスマークをつけるんだ」

「主人にばれたらどうするの」

「求めてきたら具合悪いとかで拒否、加奈は俺のものだから他の男には抱かせない」

「ばれたら離婚されちゃうよ」

「離婚されたら、俺と一緒になろうよ
なんなら、直接言ってやろうか。加奈は俺の女だって」

「それだけは止めて、ユウちゃんが潰されちゃうよ」

「潰される、三つ指で引っかくだろ、上等だね」

私は思わず笑いました。向こう見ずの若さっていいもんだと。
美千代が不思議そうに私を見ました。

「清水君て自信家だなって思ったからさ。挫折を知らないんだろうな」

「多分知らないと思う。高校・大学はエリート校だし、会社でも出世コースまっしぐらだから」


声が流れています

「ここに一つ、ここに二つ、太腿にも、本当に一杯付いてるな。 全部俺の愛のシルシ」

「ヤメテ、早く入れて、我慢出来ない」

「もうひとつ、やりたいことが有るんだ」

「なーに?やりたい事って」

「アソコの毛を剃って、パイパンにするの。いいアイデアだろう」

「絶対に嫌!」

「加奈は俺が嫌いなのか、大事でないのか」

加奈は諦めて剃らせたようです。あえぎ声だけが聞こえてました。

私は完全に興奮していました。
イメージは自分の想像で無限大に膨らんでいます。

美千代の膝に置いた手は、無意識のうちにスカートの中まで進んでいました。
気づいていない訳は有りません。
今度は意図的に右手をスカートの奥に進めました。

レコーダーからあえぎ声が流れてきます。
閉じていた足は開き気味になっています。

更に手を進め遂に下着に触れました。
下着は濡れています。
  1. 2014/11/28(金) 08:35:41|
  2. 幸せな結末・和君
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

幸せな結末 第7回

私は、六月と書いた袋を取り出し中身を、テーブルに並べます。

報告書、数枚の写真、DVD、ボイスレコーダー

報告書には、どこで何時に待ち合わせから始まり、どこのホテルに何時に入った。
何時に出てきて、いつどこで別れたかが事細かく記載されてます。

美千代は真剣に読んでますが、 私にはそれ程興味が無いので
読んでいる美千代の顔を眺めていました。

写真は、待ち合わせ場所で車に乗る・・・ホテル・・・部屋に入る
ホテルから出る・・・キスして別れるまでが時系列で撮影されています。
説明のしようが無いので、テーブルに並べて見せました。

PCを持ってきて、DVDをセットしました。
再生されます。
動く写真です。
事実を伝えるだけで良いのですから、それでいいのですが面白くも何とも有りません。
キスシーでは、美千代はじっと見いってます。
左手で首筋をなでていますが抵抗はしません。

「大丈夫。駄目なら止めようか?」
「うん。大丈夫」

自分でしておいて、頭が痛くなってなってきました。
確か今日は、不倫された夫が、不倫相手の妻に不倫の証拠を渡す為に来てもらった日
でも今までの経過は、隠し撮りの写真・DVDを見ている恋人同士みたいです。
修羅場とかドロドロした状況は微塵もありません。
なんせ不倫修羅場の経験が無いもんでよくわかりませんが、過去の耳学問の知識でいくと,
不倫男の妻が主人の不義を謝る・・・
美千代のあっけらかんとした態度に人妻ってこんなものかなと思ったりもしていました。

「どうだった」
「キスシーにはちょっと驚い」

以外に冷静な美千代の横顔を見ていました。
見られていることに気が付いた美千代ははにかみながら下を向きました。

いよいよボイスレコーダーです。
私は一度聞いておりますのが、初めての美千代には刺激が強すぎるかも知れません。
嫌がったら止めればいいと、スイッチを入れました。

話は途中から入っています。

「・・・・・・・・・・出張に行くんだ。
よく行き先があるよな」
「お願い、主人のことは言わないでネ」
「わ!今日は主人て言った。いつもは和君なのに。
和君、僕の加奈は僕の為に尽くしてますよ」
「やめて」

キスをする音・衣擦れの音

「加奈はここが感じるんだよね」
「駄目よ、ユウちゃん、じらさないで」

私は美千代を見ました。
固まった様に身動きせずに聞いています。
肩に置いた手にちょっと力を入れてみました。
ピックと肩が痙攣をします。
まさかとは思いましが、ちょっと向きを変えて、右手を膝の上に置きました。

今日の美千代の格好ですが、膝上十センチくらいのフレアーのスカート、白のブラウスです。
ですから私が手を置いたのは、ハイソックスとスカートの間、生足の部分です。
拒否をしないので、触れたままです。

ずっーと後、美千代にこの日の気持ちを聞いたことが有ります。
清水に女として相手にされない寂しさ、不倫相手の夫を寝取ることによる加奈への復讐など
様々な気持ちが渦巻いていたといいます。

私はボイスレコーダーどころでは無くなりました。
目の前にご馳走があるのです。
頭からは浮気の説明のことは消えておりました。
膝に置いた手を少しずらしました。
美千代が両膝で、私の手を挟んだ形になりましたがそのままです。

暫くその状態で聞いておりました。

レコーダーが終わりました。
時計を見ると、六時近くです。
もう帰る時間だろうと、美千代に尋ねました。

「もうこんな時間ですからどうします?
続きは後日にします。それともコピーしたのを全部持って帰ります?」

私の中ではこの二者以外の選択はありませんでした。
彼女の答えは意外なものです。
「今日は、おばさんの所に泊まるって言ってきましたので、全部見ます」

苦虫つぶした様な顔で

「そうですか、解りました。やってしまいましょう」

頭の中では幸せの鐘が鳴り響いておりました。

「食事はどうします?」
「おまかせします」
「上のラウンジでいいですか」
「はい」

部屋を出た私に、美千代は何の躊躇いも無く腕を組んできました。
  1. 2014/11/28(金) 08:34:41|
  2. 幸せな結末・和君
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

幸せな結末 第6回

月曜日、本社の総務に報告書を出すと、有給を取ってホテルに入った。
一時少し前、松井さんと一緒に美千代が来ました。

松井さんは美千代を私に紹介すると席を外しました。
私は軽く挨拶をし、美千代の前に座ります。

私は美千代に確認をしました。

「二人の事をどこまで把握してます?」
「不倫をしてるのかどうかも解らないのです」

私は美千代に対して全てを話すことに決め、言葉を選びながら話始めます。

これは状況証拠で確証はありませんが多分間違いないと思いますと
前置きをした上で、三年前のことから話し始めました。

一枚のプリントを渡し説明をします。

仕事の性質で細かい行動を記載する必要があったので、
私の行動と日記代わりの箇条書きを元に説明をします。

二年半前の九月、加奈、課の連中と清水君の歓迎会に行く、
帰宅午前様と記載されてます。
多分この日が不倫に走った最初の日でしょう。

以来、加奈の残業・出張・休日出勤が数多く見られるようになりました。
週に一二回会っている計算になります。

ふと、美千代を見ると唇を噛んで震えています。
横に座り、目を見ながら静かに諭すように言いました。

「思い切り泣きたいなら、私は席を外そうか?
泣き顔は見られたくないだろうから」

「いえ、ここに居てください」

そう言うと、美千代は大泣きを始めた。
肩に手を置いて抱き寄せると、
見ず知らずの私の胸で恥も外聞もなく泣き続けた。
妙な連帯感が二人を包んでいた。

暫くして、美千代は泣き出した理由を語ってくれた。

四年前、合コンで知り合い交際を始めたこと
三年前の六月に結婚したこと
八月に本社で欠員が出て、急遽本社勤務になったこと
本社勤務になってから、清水は美千代を抱かなくなったこと
こっちに来て知り合いも誰も居なく、一人さびしかったこと
今始めて抱かれなくなった理由を知り、自分が惨めだったこと
等を矢継ぎ早に語った。

美千代は三年間、頼る人の無いここで一人頑張って来たんだと思うと
愛しさがこみ上げてきた。

少し落ち着いた美千代の顔をまじまじと見たが、美人で可愛い部類に入る
体つきだって人並み以上出てるとこは出てる
清水の馬鹿たれが、勿体無い事してそう思うと興奮してきた。
抱きしめた手に力が入るが、美千代は拒否をしない。

私は何故九月に、調査依頼をしたか聞いてみた。

美千代は夫が不倫をしているのではと疑っていたが確証が無かった。
八月の二泊三日の出張の後暫くして、美千代がマイカーを運転していて
後部座席に女性の下着が挟まっていたのを発見したという。

端を摘んでみたがこれでアソコが被いさるのか?思う小さく派手な下着であった。
すぐゴミ箱に捨てた。

九月の出張が来たとき、美千代自身の疑問を晴らそうと、清水の不倫調査を依頼した。
その結果が最悪の結果となりました。

私は確認をしました。
今までの話は実際不倫の証拠は何も出てきていない。
これからは実際現物の証拠を見ることになる、辛い現実と向き合うことになるけどどうする

美千代は見る覚悟を決めたようです。
顔面蒼白で緊張してるがわかります。

私も違う意味で緊張しています。
三時間程前までは、名前だけは知っているが見ず知らずといっていい人妻
まして、それが不倫相手の妻、十五歳年下
ホテルでの密会
何のためらいも無く、美千代は横に座ってます。
私に肩を抱かれた状態でもたれているのです。
話すときだって耳元で囁いているのです。

普通は警戒して、テーブルを挟んで正面に座り、1000%防御姿勢でいるけどな
まぁラッキーかな?
これで押し倒したらどうなるのかな?
抵抗するかな、するだろうな。
あらぬ妄想が頭を駆け巡ります。

如何如何と妄想と邪心を追い払い、報告書の入ったバックを持ってきて美千代の横に座りました。
横に座るのを嫌がりません。
ごく自然の状態で、美千代は私に引っ付いています。
  1. 2014/11/28(金) 08:33:23|
  2. 幸せな結末・和君
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

幸せな結末 第5回

私四十五歳
妻 加奈 四十三歳 会社員・課長 部下十数人
結婚二十年、一人娘は北海道の大学で青春を謳歌しております。 
定年後移住した祖母のマンションに寄生中。

加奈の不倫相手 清水祐樹 三十五歳 主任
清水の妻 美千代 三十歳 結婚三年目 子供なし

これからは若干の私の推測となる部分です。

新入社員として、入社した時の教育係は、加奈でした。
加奈から有望な新人が入ったと聞いたことがありましたので,清水の名前は知っております。

清水にしてみれば、仕事も主婦もバリバリこなす、相談にも乗ってくれる美人人妻先輩。
憧れ・恋心を抱いても不思議はありません。
私もその立場なら憧れます。
北海道、九州と支店めぐりを七年間してきて戻ってきたのは三年前でした。
戻ってきてみると、加奈は四十の熟れた体を持った女・・性的対象としても十分だったでしょう。

当社は清水君の会社の大のお得意さんですので、多分私の事も調べたと思います。
昼行灯の和君 とか三つ指ナマケモノのナマケモノが取れて三つ指と言えば、私の名前が出るくらいです。
一応肩書きは、総務部庶務二課課長
仕事はなんかの調査をしてるらしいと社内の噂
女子社員の間では、お茶を飲むのが一番の仕事だとか。

清水にしてみると、何でこんなアホに僕の加奈さんがという敵対心を燃やしたのでしょう。
俺のほうが加奈にふさわしいと自負があったのは解ります。

後輩に頼られ母性本能と四十歳の女の部分を擽られ、飲み会か出張か何かの時に強引に関係が・・・
それからずるずると関係が続いた。「妻物語」の典型の気がします。
ひょとすると、DVDか写真も有るかもしれません。

清水は私を昼行灯と揶揄していますが、加奈は逆に私に畏怖の念を持っています。
それは加奈の就職に、私が関与したときからです。

私と加奈は、大学時代に同じサークルで知り合いました。
加奈の大学卒業と同時に結婚しました。
加奈が入社した会社は、女性の総合職を採りません。加奈が最初で最後です。

私が就職した年の秋、加奈は就職活動をこの会社一本に絞り、落ちたら大学院に進むと私に話しました。

「でも、この会社、女性の総合職は募集してないぜ。一般職で受けるのかい?」

「誠心誠意話せば、絶対受かると思う。落ちても良い、絶対受ける」

腕を組み上を見上げながら考えていた私に

「久しぶりに和君のそのポーズ見たな、でも今回は無理よ」

「加奈もし、受かったら大学卒業と同時に俺と結婚してくれる」

「この会社に就職出来たら、結婚してあげる」

約束をした三日後、私は加奈を会社の前に呼び出しました。
リクルートスーツで現れた加奈は不思議そうに、私に尋ねます。

「和君、言われたとおりしてきたけど何?」

「アポは取ってある。社長を尋ねて行ってくれ」

「嘘、冗談でしょう」

「本当、時間が無いから」

会社を訪ねた加奈は、一時間後昂揚した顔で戻って来ました。

「どうだった?」

「社長と総務部長がいて、和君のこと元気にやってるかとか
うちの会社に入社したら、和君と結婚するのかいとか聞かれ、結果内定だって」

「良かったね、内定が貰えて」

「一体何したの和君教えて」

「秘密、後は加奈の力頑張れよ」

こうして加奈の就職は決まりました。
加奈には色々と聞かれましたが、就職できた理由については一切語りませんでした。
大学のサークルでは、又私の都市伝説が一つ増えました。

就職した年の六月、加奈は私の嫁になりました。
  1. 2014/11/28(金) 08:32:13|
  2. 幸せな結末・和君
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

幸せな結末 第4回

私は加奈の寝顔を見ながら唖然とした。
普通こんな場では白状しないよな。

ここの話(妻物語)でも白を切りとおして、最後の報告書を突きつけ、不倫相手を呼べ・・・
修羅場の果てに泣きながらだよな.

気配を感じた加奈が私を見て涙を流しながら謝っています。
抱きしめながらうとうとして朝を迎えました。
起きてからも何も言いません。言う必要も無いからです。

土曜日は九時過ぎから遅い朝食を採った。

私はテレビを見ながら、月曜以降のやり方を考えておりました。
相手が清水美千代であればどこまで説明をしようか・・・・

無意識的に、腕を組み斜め上を見ながら考え事をしていた。

チラッと横を見ると加奈が不安そうな顔で私を見ています。
加奈にしてみると昨晩の強引なまでの行為といい、
今朝の態度といい不倫がばれているぞといつ切り出されるかと不安に思ったに
違いありません。

「どうした?」

「和君がその格好をしている時は何かあるもん。怖い」

加奈は私に引っ付いて離れようとしません。
ヤバイ、戦闘モードが無意識に出ていた。今追い込むわけにはいかない。
慌てて、私は週明け以降の仕事が立て込んでいて、どうしようかと考えていたと言い訳をしました。
加奈も少し安心したようですが、やはり離れようとしません。

その時電話が鳴り、加奈が出ました。
松井さんからでした。
相手と、月曜日一時に会うことを約束しましたとの連絡でした。
相手は清水美千代でした。これで懸案は一個減りました。

私は加奈に、仕事の目途が付いたんだと笑って話しかけました。

「加奈、久しぶりに散歩に行こうか。帰りにどこかでランチでもしてこようか」

「ホンと和君、加奈うれしい」

土日と加奈とは仲良くマッタリと過ごしました。
久しぶりののんびりとした休日
嵐の前の静けさでした。
  1. 2014/11/28(金) 08:30:55|
  2. 幸せな結末・和君
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

幸せな結末 第3回

私は加奈の一番知りたがっている清水美千代との関係から話し始めました。

昨年九月私が出張に行くとき、加奈の不倫調査を依頼していきました。
六月・七月・八月に続いて四回目の調査です。

出張先のホテルで、会社に出す報告書を書いている時、調査会社の所長の田中さんから電話が入りました。

「奥さんと清水さんの調査は無事終わったのですが、ちょっとしたトラブルが有ったものでから
明日、事務所に来て貰えないか」

「トラブル? 解りました、明日夕方、お伺いします」

私はトラブル? ばれたかな? 色々な思いを巡らせながら、事務所を尋ねました。
事務所を尋ねると、田中さんと別の調査会社の松井さんがいます。

「合同の調査ですか?大掛かりな話ですね。ところでアクシデントって何です」

「実は松井さんと調査対象が被ったんですわ」

依頼者は詳しくは言えないが、現場で田中さんの職員と松井さんの職員が鉢合わせをし
話をしてみると、調査対象者は清水と加奈と解り、私が二重に依頼したのではないかと連絡との事である。

「松井さん、守秘義務で依頼主が言えないのは理解できます。
もし仮に依頼者が、清水さんの奥さんとかなら利害が一致します。
私の持っている資料関係は全て提供する用意が有りますので、一度相手側に確認してみてください」

私の名刺を渡し、田中さんから今回の結果報告書を貰って家に帰った。

家に帰ると、加奈が食事を作って待っていた。
食事を済ませ、風呂から上がると、テレビを見ている加奈の横に座った。
加奈の肩に手を置き、キスをしようとすると

「ごめん、今日疲れているの。明日にして、ネッ」

私は構わずソファに、加奈を押し倒した

「止めて!和君今日変よ。どうしたの」

「加奈が欲しい。抱きたい」

私は強引にキスをした。
舌を絡めながら、加奈の乳首を右手で摘んだ。
最初は抵抗していた加奈も徐々に感じ始め、舌を絡めてきた。
下着の上からアソコを触ると、グッショリと濡れて下着に染みを作っていた。
乳房にキスをし、キスマークを付け、舌を脇腹からお尻に這わせた。
下着をずらすと股を広げ、一瞬の隙を付き、アソコに吸い付いた。

「いやぁ~駄目!和君嫌ァ~~~」

私はアソコの中身を全部吸い出すつもりで舌を使った。
加奈は身を仰け反らせていった。
太腿にキスマークを付けながら、アソコから流れた愛液を見ると、何か白いものが混じっている。
多分精液であろう。そんな気がした。

衣服を全部剥ぐと、加奈のアソコに何もつけずに入れようとすると
加奈は抵抗をした。

「お願い。コンドームを使って。今日は危ない日なの」

私は加奈がピルか何かの避妊をしていると思ったので無視をして挿入をした。
加奈はものすごく抵抗をした。
足を目一杯に広げ奥まで突いてから、その状態で止めるとかなの方からやめないでと催促をしてきた。

「危ない日だから出来るかも知れないよ。もう抜こうか」

動いては止め、突いては抜きかけをしているうちに

「お願い、一緒に行って。中に一杯出して。大丈夫だから」

「イクッ! あああぁぁぁ~~~凄い」

ついに加奈は陥落をした。それを見て加奈の中に出した。

加奈は私の腕枕の中で呟くように独り言を言っていた。

「ごめんね、和君。愛してるは和君だけだよ」
  1. 2014/11/28(金) 08:28:00|
  2. 幸せな結末・和君
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

幸せな結末 第2回

加奈は時間通りに,部屋を訪ねて来ました。
部屋に入ってきた加奈は,会釈した女性を見て訝しげに尋ねました。

「和君,彼女誰?」

それはそうでしょう。彼女にしてみれば別れたとはいえ,長年一緒にいた夫だった男のホテルの
部屋を訪ねるのです。心の隅に何らかの決意があったとしてもおかしくありません。

私は二人の女性を紹介しました。

「彼女が元僕の妻加奈さん。こちらの女性は清水君の元妻の美千代さん。
二人とも初対面だったよね。話には出ていたと思うけど」

「何で清水君の奥さんがここにいるの?和君とどういう関係?」

不思議がっている加奈をソファに座らせると

「これから話すこと,加奈の胸だけに収めておいて欲しいんだ。
清水君には聞かせたく無い話だから」

次に私は美千代の目を見ながら静かに尋ねた。

「美千代どうする,聞きたくない話や辛い話が一杯出てくるから何なら席外していても良いぞ」

美千代は目に一杯涙を溜めながら震える声で私に訴えた。

「ここに居ます。一緒に居させてください。私もう捨てられたく有りません」

私は加奈の向かい,美千代の横に座りました。
彼女は私の上着の裾を掴みながら小さく震えてます。
私は美千代の手を握って,諭すように言いました。

「落ち着け。どこも行かないから」

「本当に」

唖然として私たちのやり取りを見ている加奈に

「加奈,ごめんね。彼女清水君に捨てられてから少しナーバスになってるんだ。
俺にも捨てられんじゃないかって」

「清水君に捨てられるって何? 和君にも・・・私にも解るように説明して。
それに美千代さん,あなた妊娠してない?まさか和君の子供じゃないよね」

いつもは冷静な加奈が興奮気味に質問してきます。

「加奈落ち着いてよ。一つ一つ説明していくから」
  1. 2014/11/28(金) 08:27:06|
  2. 幸せな結末・和君
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

幸せな結末 第1回

「和君?」

携帯の向こうから懐かしい声が聞こえて来た。
離婚した加奈の声である。私たちは妻の不倫が原因で二月に離婚した。

「まだ携帯変えてなかったんだ。良かった連絡が取れて。
笹森さんから明後日出発するって聞いたから。
どうしても,加奈に別れた本当の事を知って欲しかったのと,会わせたい人がいるから
明日会えないかな?」

「本当のこと?ひょっとして和君,私にまだ未練があったりして」

明るい加奈の声を聞いているうちに,涙が出てきて話し声は涙声となった。
本当は別れたくは無かった,未練たっぷりの私は涙を抑えられなかった。

「和君泣いてる,初めて和君の泣き声を聞いた,ラッキー!
和君が頭下げたら加奈戻っても良いよ。今なら間に合うよなんちゃって。
どうする?」

「茶化すなよ。会わせたい人もいるし」

「知ってる人?」

「知っているといえば知っているし。話では知っていると思う」

私は答えを曖昧にはぐらかした。ここで合わせたい人の名前を言うと,きつい加奈のことである。
会わないと言うだろうし,そうなると離婚に至る本当の理由も伝えられなくなる。
離婚の理由が加奈の不倫ではないことを言うチャンスは今しかないのである。

「変な和君。解った。で,どこに行けばいい」

「・・・ホテルでフロントで聞けば解るようにしておく。時間が長くなりそうだしあまり人に聞かれたくないから」

「加奈期待しちゃおうかな、襲わないでね」

「馬鹿言うな,じゃ明日。おやすみ」

「おやすみ,私の和君」

携帯を切ってから大きくため息をついて頭を抱え込んだ。
明日の事を考えると非常に気が重い。どうやって説明すれば良いのかを考えている内に眠れずに朝を迎えた。
  1. 2014/11/28(金) 08:26:07|
  2. 幸せな結末・和君
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

鎖縛~さばく~ 第12回

【自宅で、携帯に出たAの第一声は『ご主人さま…』というものでした。
 震えを帯びたそのマゾ声を聞いただけで、Aの肢体がいまどのような情態にあるか、どれほど性の喜悦に飢えているかが感じ取れ、私はほくそ笑みました。】

【Aはその夜、友人の家族の通夜に行くことになっていました。
 『股の間に貞操帯をぶら下げたままで行くのか?』とせせら笑ってやると、Aはか細い声で『そんな風に言わないでください…』と言います。
 『重度のマゾの癖に嘘をつくな。本当はもっと酷くなじられたいんだろう?』
 受話器の向こうで絞り出すようなAの吐息が聞こえました。】


 簡潔な文章でありながら、『砂漠の住人』とAの淫靡なやりとりがありありと思い浮かぶ。
 それにしても。
 友人の家族の――通夜?
 ごく最近…、そうした場に出掛けた人間が、自分の身近にいなかっただろうか。
 考えるまでもない。
 瑛子だ。

「4×歳」
「専業主婦」
「高校生の娘が一人」


 Aは――


 いや、そんなはずはない。和洋は脳裏に描いた妄想を早々に打ち消した。

 妄想――そう、ただの妄想だ。

 それでも、それなのに、和洋の胸をひやりとさせたのは、Aの境遇と瑛子のそれとの共通点もさることながら、トップページにあった一枚目の写真が念頭にあったからだ。写っていた上品な奥様風の女――Aの、無駄な肉のないほっそりした体型は、20年近く連れ添った妻の肢体によく似ていた。

 ただ――それだけだ。

 しかし和洋は、冷えた胸の高鳴りを抑えられぬまま、ブログを読み進めた。


【私はAに週末は土日の2日とも空けておくように命じました。もちろん、ひさしぶりに外へ連れ出して、じっくり調教をしてやろうという腹積もりです。
 Aは弱々しく抵抗しました。娘をほったらかしにして2日も家を空けられないというのです。
『せっかくお前の好きなことをしてやろうというのに、いやというのか。残念だな。私も忙しいんだ。次に連絡を寄こすのがいつになるのか分からないぞ。それまでずっとあそこに鍵をかけたままでいたいんだな』
『……………』
 呆れたような声で私が言うと、Aは黙りこみます。】

【『もう電話を切るぞ。それじゃあな』と私は冷たく告げました。Aは心底動揺したように『あっ…』と情けない声をあげます。
 『何が「あっ」だ。お前、自分がどんな存在か忘れているんじゃないのか。言ってみろ、お前はいったい何なんだ?』
 Aは小さな声で、『ご主人さま、の、ペットの、牝犬です…』と切れ切れにつぶやきました。すでにこのマゾ女の呼吸はかなり乱れています。
『もう一度言え』
『わたしはご主人さまのペットの牝犬です』
 今度は一息に言いました。】

【Aは結局、週末の調教旅行を承知しました(もとより拒否権などないのですが)。
 それとは別に、私は喪服姿のAを辱めてみたいという衝動に駆られて、その夜、通夜が行われるという式場の近くに車を停め、Aを呼び出すことにしました。】

【焼香を終えて式場を出たAは、周囲を気にしながら小走りに指定した場所へとやって来ました。通夜の席上でも、その後の私とのプレイのことを考えていたのでしょう。Aの瞳は潤み、頬は上気して、すっかりマゾ顔になっています。】
  1. 2014/11/28(金) 07:32:02|
  2. 鎖縛~さばく~・BJ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

鎖縛~さばく~ 第11回

 大阪へ戻ってきた和洋は、すぐそこに迫った異動に備えて仕事の引き継ぎ作業に追われていた。
 仕事が終われば、堺から毎日のように「飲みに行かないか」と誘われる。若者じゃないのだからな、と呆れつつも、もうすぐ友人が去ってしまう寂しさを滲ませた独り身の男の誘いは、なかなか断れなかった。

 そうして疲れきった身体を天王寺のマンションに持ち帰るのだが、そうすると今度は不思議に寝付かれない。妙に目が冴えてしまって、遅くまで起きている。
 ――齢のせいで、酒に弱くなったのかもしれないな。
 そう考えたが、酒に弱くなったなら、余計に早く寝付けそうなものだとも思う。酒量が減っているのはたしかだが、眠れない原因はほかにあるのかもしれない。


 齢のせい――という言葉の連想で、この間の東京帰り、戻り際にちらりとだけ会った瑛子の顔を思い出した。箱根旅行でずいぶんと疲れたのか、目の下には隈が仄見えたが、和洋の前では疲労のことはまるで口にしなかった。

『うん――楽しかったわよ。行きたいなと思っていたところも、色々とまわれたしね』

 いつもの落ち着いた声音でそう話しながら、台所に立って茶を淹れている瑛子の後ろ姿を思い出す。若いころと寸分違わない細身のシルエット。ベージュのスカートに包まれた臀部のあたりを、和洋は見ていた。
 身体の深いところで疼くものがあった。立ち上がって瑛子の傍らに行き、そっと腰に手を回すと、瑛子はちょっと困ったような顔をして、『だめよ』と身をかわした。

『璃子が2階にいるじゃない』
『2階だからいいんじゃないか。ちょっとくらい、いちゃいちゃしても』
 瑛子はぷっと吹きだした。『なあに、いちゃいちゃって。若い子じゃあるまいし』
『おかしいね。齢のことを話題にしたら、怒るのは君の役まわりだったろう。漫才師でいえば、僕はおでこをぴしゃりと叩かれる方』
『また、馬鹿なこと言って』
『馬鹿なことを言うのが好きなのさ』

 知ってるだろう――と囁きながら、和洋は瑛子を抱き寄せた。普段なら、ここまでくればおとなしく身を任せる瑛子だったが、その日は頑なで、ただ頸を振って和洋を避けると、コンロにかけたシチュー鍋をかきまわす作業に戻った。
 しばしの沈黙の後、瑛子は和洋に背中を向けたまま、『あと一か月じゃない』とぽつり、つぶやいた。
『それまでは――』和洋は椅子に背を深く預けて、頭の後ろで両手を組んだ。『お預けってことかい』
 瑛子はほつれた後ろ毛を軽く撫でながら、『そうね』と煮え切らない言葉を返した。――


 つれなかった瑛子の態度を思い出しながら、和洋はぼんやりと考え込んだ。
 妻は今も若々しく、女としての魅力を失っていない。それは幸福なことなんだろう。
 自分は――どうだろうか。
 考えるまでもない。疲れ切った中年男だ。
 しかしそれは恥じることではない――と和洋は思う。家族を守るためだ何だと俗なことは言いたくないが、それでも自分には意味があると信じている。生きる意味、働く意味。そうしたものがない人間の生活は空虚でしかない。
 とはいえ――いくら高尚なことを考えてみても生きていれば腹が減るように、眠れない夜には性欲を抑えられないこともある。
 和洋はベッドから起き上がった。後ろめたい想いを感じつつ、パソコンを立ち上げる。
 訪れる先は決まっていた。先夜はトップページを見ただけで、「これはおれが覗くような世界じゃない」と引き返したあのブログ――『黒い砂漠』だ。
 黒々とした背景に、赤い文字が浮かび上がる。



 【皆様、こんばんは。『砂漠の住人』です。】
 【最近の調教成果を報告します。】



 ブログに入ると、最新の更新がトップ画面に現れた。日付を見ると、3日ほど前になっている。



 【先日の昼間、Aに電話をかけました。】
 【前回の更新で書いたように、Aにはここしばらく貞操帯を付けたままで生活させています。】



 常連でない自分には分からないが、そういうことになっているらしい。それにしても、Aは40台の主婦だそうだが、夫は妻の異変に気づかないのだろうか。夜の営みは絶えてないのか。
 それとも――夫婦は一緒に住んでいないのか。



 【これまでAには一日に三度、娘の目を盗むように朝、昼、晩と自宅でオナニーをさせて、その様子を携帯の写メールで送らせていたのはご承知の通りです(時には自宅でない場所でもさせましたが(笑))。】

 【それがいきなりオナニーを禁じさせ、貞操帯を付けさせた上で、しばらく連絡を断ったものですから、もはやアブノーマルなセックスの虜になっているAにとっては躯の疼きで夜も眠れない日々だったようです。もちろん、奴隷であるAの方から主人の私に連絡を取ることは一切許していません。】
  1. 2014/11/28(金) 07:30:58|
  2. 鎖縛~さばく~・BJ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

鎖縛~さばく~ 第10回

 「豪勢な食事をするぞ」と妻に宣言した手前、和洋は是が非でも璃子を一流のフランス料理店にでも連れて行こうとしたのだが、こと食べ物に関しては父に似てとことん庶民派の娘は、「近くのファミレスでいーよ」と言って譲らなかった。
 仕方なく、和洋は璃子と一緒に、歩いて10分の距離にあるファミリー・レストランへ行った。和洋はヒレカツ定食、璃子は特製ハンバーガーセットを頼む。フランス料理どころではない。

 受験勉強に疲れている娘を気遣って、和洋はしいてその話題を避け、璃子の友達や好きな音楽などについて、あれこれ質問した。璃子はたいして面白くもなさそうな顔で、しかし律儀にその問い掛けに答えては、小さな口でハンバーガーをぱくついた。
 途中、和洋の胸ポケットで携帯が鳴った。
「失礼」
 娘相手なのにいつもの癖でそう断ってから、和洋はかかってきた電話の相手が瑛子であることに気づいた。


「――どうした?」
『あなた…。いま、どこ? 何してるの?』
「璃子と一緒に飯を食ってるよ。聞いて驚け、銀座のマキシムだぞ」

 嘘ばっかり、と正面で聞いている璃子がそっぽを向いた。

『そう…よかったわ。璃子は喜んでる?』
「ああ、餓えた猛獣のようにがつがつ食ってるよ」

 そう言った途端、和洋は机の下で、璃子に脚を蹴っ飛ばされた。

「君は何をしてるんだね」
『わたし…? わたしもお友達の方とお食事して…終わったところ』
「ふうん。料理は何だった?」
『え…ああ、うん…日本料理かな』

 自分で電話をかけてきたくせに、瑛子はどこか気もそぞろという感じだった。

「体調でも悪いんじゃないの? まだ寒いんだから、風邪を引かないように気を付けろ。万一、璃子に伝染したらコトだよ」
『…そう、そうね、あなた。気を付けます』
「璃子に代わろうか?」
『え…ううん、今日はいい。いつも話してるんだし』
「そっか」
『うん…。じゃあね、あなた』
「ああ」


 璃子は指先でフォークを弄びながら、「お母さん、何の電話だったの?」と訊いてきた。
「うーん、とくに内容はなかったけど、まあ、僕たちのことが気になったんだろう」
「そう」相変わらず璃子は元気がない。
「璃子」
「なあに」
「お前もいろいろと大変だろうけど、無理はするなよ」
 その言葉に、璃子はうんともすんとも言わなかった。しばし黙って考え込むような表情をした後で、「お父さん」と真面目な声を出した。
「なんだい、娘よ」
「…まともに聞かないなら話さない」
「聞く聞く、ごめん、ちゃんと聞いてるから」

 ふくれ面をする娘に、和洋はあわてて襟を正した。
 璃子が口にしたのは、意外な言葉だった。

「お父さんさあ…、お母さんのこと今でも好き?」

「それは――どういう意味なんだ」
「どういうもこういうもないよ、そのまんまだよ。お母さんのこと好きかって訊いてるだけ」

 何を怒っているのか、璃子はやけに早口に言う。

「そりゃあ…好きだよ。お前がどんな答えを望んでるか知らないし、さすがに若い子の恋愛感情みたいなものとは遠いだろうけど、好きなことは変わらない。じゃなきゃ、こんなに長年、一緒に暮らせないよ」
「最近はずっと、一緒に暮らしてないじゃない」
「それは…仕事だから仕方ない。でも、気持ちは前と変わらないさ。というかもう、好きとかは通り越して、存在が当たり前になってるんだよ。そんなこと言ったら、お母さんは『わたしは空気じゃないわよ』って怒るかもしれないけどね」
「……………」

 璃子は顔をうつむけて、つけあわせのパセリだけが残った皿を見つめている。
 
「いったいどうしたんだね、急に。お母さんと喧嘩でもしたのかい?」
「そんなもの、してないよ」
「じゃあ逆に訊くけれど、璃子はどうなんだい? お母さんのこと嫌いなのか」
「そんなこと、ない」璃子は絞り出すようにつぶやいた。「お父さんと同じだよ。でも…、最近のお母さんは……ちょっと変」
「変って何が? そりゃあ以前とちがって、ピアノ教室だ、水泳だ、友達との旅行だって家を空けることは多くなったかもしれないけど…。でも、いいじゃないか。お母さんがひとりぼっちで家に閉じこもってるよりは、活発に動き回って人生を楽しんでいるほうがよっぽどいい」

 それは本当に和洋の本心なのか、正直言って自分ではよく分からない。意識してはいなかったが、まったく立場を逆にして、前に璃子とした会話をなぞっていた。
 またしばらくの間、璃子は黙っていた。それから、ぽつりと言った。

「お父さん、はやく家に戻ってきてよ。やっぱりお父さんがいなきゃダメだよ」
「あと一か月もしないうちに帰るよ」

 その時はもう、お前は大学でひとり暮らしをするようになっているかもしれないけど――と、和洋は思ったが口には出さなかった。
 向かいのテーブルでは、茶色い髪の若者たちがそれぞれに煙草の煙を吐いては、他愛もない話に花を咲かせている。

「お父さんがいないと、寂しいか?」

 こういうことを言うと、いつもの璃子なら軽蔑するような目をして、「ばっかじゃないの」とでも悪態をつくところだ。しかし、その時の娘はやけに素直に「寂しいよ」と言葉を漏らした。

「そうだね…きっと寂しいんだ。だからお父さん、早く帰ってきて」
「…分かった、そうするよ」

 この時――和洋は娘の心をほとんど理解していなかった。うまくいかない受験のために神経が過敏になっているのだろうと、それくらいに考えていた。娘がまだ幼かったあの日、迷子になって途方に暮れた時にこんな表情をしていたな――と、そんな思い出ばかりが脳裏をかすめて、胸の内側で静かな感傷に浸っていた。
  1. 2014/11/28(金) 07:29:59|
  2. 鎖縛~さばく~・BJ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

鎖縛~さばく~ 第9回

『「A」は4×歳の専業主婦です。子持ちで、高校生の娘がいます。
 一見おとなしく楚々とした顔だちをしており、近所では真面目な奥さんと評判のようです。家庭においても、「A」はよき妻、よき母として長年月を暮らしてきました。
 しかし、それは偽りの姿にすぎません。
 いくら拭いさっても、とろとろと淫猥な愛液をあふれさせ、乾くことのない性器。
 変態的な調教でみじめな痛苦や羞恥を味わうごとに、いっそう性の悦びにあえぎ、はしたなく絶頂を乞い願うマゾヒスト。
 それが「A」の本性なのです。』


 そんな文句の下に、また写真が貼ってある。
 ごくっと――和洋の喉が鳴った。
 その写真が同じ日、同じ場所で撮影されたことは間違いない。背景が一緒だからだ。
 違っているのは――女性の姿である。


 女は帽子だけを残し、あとは完全な下着姿になっていた。

 
 下着――と言ったが、それは黒いボディストッキングで、しかも乳房と股間の部分は丸くくり抜かれた煽情的なものだった。ほぼ全裸と変わらない――というより、いっそう淫らな雰囲気を醸し出している。


 そんな格好で女は腰かけたベンチの上に手をつき、カメラに向かいM字形に足を開いて、自らを晒していた。


 華奢でありながら見事なくびれを持った肢体。ストッキングの合い間から飛び出した両の乳房は釣り鐘型で、女の細身に比して豊かな量感があった。股間を覆う淡い陰毛の中心に、モザイク越しに薄らと赤い裂け目が見える。染みのない色白の肌が、ストッキングの黒でより際立っていた。


 白昼の下――女の姿は妖しく浮き上がって見えた。それは、強烈な違和感とともに。


『私は「A」と古くからの付き合いで、この牝が結婚する前から知っています。しかし「A」との出会いや私との関係などは、このブログのなかでおいおい触れていくことにしましょう。
 今はただ、ここを訪れた貴方に「A」の淫乱ぶりを覗き見ていただき、そして虚飾をはぎとられた牝犬が変態的な快楽に溺れていく姿を楽しんでいただければ幸いです。(砂漠の住人)』


 その下には、さらにもう一枚の画像がある。
 またも同日、同景の写真。
 ちがっているのは女性がボディストッキングまで脱ぎすて、一糸まとわぬ姿になっていることだった。
 いや――そうではない。
 女の頸には赤黒い革の首輪が巻きつけられていた。


 裸で首輪をつけた女は、ベンチの上でつま先立ちになり、カメラに見せつけるように股を大きく広げていた。そんな不安定な姿勢で、女は軽くまげた両の手を、ちょうど胸の横の辺りに持ち上げて見せている。


 先ほどのM字開脚よりもさらに屈辱的な格好――それはちょうど、飼い犬がチンチンの芸をする時のポーズだった。
 陽光がすべすべとした肌をかがやかし、全裸に首輪ひとつの姿を風にさらしながらみじめなポーズを披露している女に、あたかもスポットライトを当てているかのようだった。


 眩々と――眩暈がした。


 和洋はいたってノーマルな性的思考の持ち主である。これまで人並みにセックスを愉しめど、その愉悦はSだのMだのとはまるきり無縁であった。当然、このような変態的で異常な行為を女性に――まして妻に強要したことはない。
 もちろん、その手の写真を見たことはあるけれど、興奮よりも後ろめたさをともなった嫌悪感が先にくるのが常だった。そんな和洋が写真の女性を見てこれほど動揺したのは、恥知らずな行為に耽っている眼前の女が40代の人妻であること、高校生の娘がいること、そして細身の体型や一枚目の写真に見られた清楚な雰囲気がよく似ていることが原因だったのかもしれない。


 似ている――誰に?


 女の顔はモザイクで隠されている。
 和洋はその表情を知りたいと思う。
 羞恥にこわばっているのか。
 背徳的な行為におびえているのか。
 アブノーマルな性の快楽に陶然としているのか。
 それとも――
 まるで、飼い主の命令を上手にこなしては、尾を振り鼻を鳴らして誉めてもらいたがる犬のように、カメラの主に向かって従順そのもののまなざしを送っているのか――。


 牝犬になりきった女は、口に何かの紙を咥えていた。
 そこにはこんな文字が書かれている。


「わたしはあなたのペットです」



 写真の下には、『ENTER』 の文字が光っていた。


 ――――――――――――――――――――■――――――――――――――――――――


「…………………さん!」
「―――」
「お父さんってば!」

 はっと目が醒めたように、和洋は顔を上げた。目の前に璃子のふくれっ面があった。

「何なのよ、もー。ぼうっとしちゃって、さっきからわたしが呼んでるのに返事もしないでさ」
「わるいわるい。ちょっと疲れてるみたいだ」
「あんまり働きすぎなんじゃないの。もうオジサンなんだからね。ちゃんと自分の齢を考えてよね」

 娘の口は悪いが、和洋のことを心配している気持ちは伝わる。逆にいえば心配している気持ちは分かるが、どうも口の悪い娘だ。

「オジサンというなら10年も前からオジサンだったさ」

 苦笑しつつ和洋は、「オジイチャン」と言われるよりもマシか、などと考えた。
 時計を見ると、いつの間に昼の2時を過ぎている。

「ごめんな。腹ぺこだろう? お母さんがお昼ご飯を用意してくれてるらしいから、一緒に食べよう」
「…お父さん」
「ん、何」

 不意に沈んだ声音になった娘を、和洋は怪訝な面持ちで見上げた。
 璃子は大きな二重の目に、何か訴えるような色を浮かべていた。どうしたんだろうと困惑する一方で、和洋は自分のいない間に娘が若いころの妻に驚くほど似てきたことを知った。

「ううん、やっぱりいいや」
「何だ、それ……」
「お昼ご飯食べよ。もうお腹へって死んじゃいそう」
  1. 2014/11/28(金) 07:28:55|
  2. 鎖縛~さばく~・BJ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

鎖縛~さばく~ 第8回

 年始以来約2か月ぶりに、和洋は東京の自宅へ戻った。

「あなた、お帰りなさい」

 そう言って笑顔で出迎える瑛子を見るのも、同じく2か月ぶりだ。彼女の後ろから、璃子もひょいっと顔を出す。

「あ、お父さん」

 …もはや、何も言うまい。


 居間に戻ると、台所で瑛子がコーヒーを淹れていた。

「あなた、ごめんなさい。こんな時に急に旅行に行くなんて、わがまま言って」

 コーヒーの入ったカップを和洋の前に音もなく置いて、妻ははすまなさそうな顔をした。

「もともと行くつもりじゃなかったんだけど…。連絡のいきちがいがあって、気がついたら参加することになってたの。ほんとうにごめんね」
「いや、いいよ。せっかく仲の良い皆さんと行くんだ。気兼ねしないで楽しんでおいで」

 コーヒーを啜りながら、和彦はウインクして見せた。「なあにそれ」と妻はくすくすわらって、それから「ありがとう」と言った。

「何時に出るんだい?」
「もうあと30分もしたら出るわ。お昼ご飯は作ってあるけど」
「そうか。夕食は璃子とどこかに出掛けるから心配いらないよ』
「ざんねんだわ。せっかく、あなたに奢ってもらえるチャンスだったのに」
「後悔するぜ。今夜は目の玉が飛び出るような金額の店に行くからな」
「あとで璃子から聞いて、悔しがることにするわ」

 和洋よりもずっと若々しい妻だが、そう言って悪戯な表情をした彼女の目尻には、ちいさな皺が浮いていた。しかし、それが妙にセクシーに見えるのが不思議だった。
 きっちり30分後、瑛子は家を出て行った。和洋は玄関まで彼女を見送った。煉瓦色のセーターに水色のスラックス、上から羽織ったベージュのコートがよく似合っていた。「行ってくるわね」
「うん、気をつけて」


 残された和洋は居間に戻り、ソファの上でぐうっと両手両足を伸ばした。
 カップに口をつけると、すでにコーヒーは冷えていた。璃子は最初に顔を見せたきりで、いまは2階の自室で勉強をしているのだろう、物音ひとつしない。
 あの勉強嫌いの子がねえ――と感心しながら、和洋はテレビをつけた。璃子の邪魔にならないよう、音量を下げる。
 うららかな休日。ひさびさの自宅でくつろぎながら、しかし和洋の心はいつの間にかあの日の夜に引き戻されていく。
 あの夜、和洋は「黒い砂漠」を訪れた。


 ――――――――――――――――――――■――――――――――――――――――――


 そのサイトに移動して、まずパソコンの画面上に広がったのは、ただ黒一色の暗景であった。
 その墨のような暗黒の中に、やがて紅い文字が浮かび上がる。


『<黒い砂漠> ~はじめに~』

『ここは私こと「砂漠の住人」が飼っている人妻ペット「A」の生態を記録していくブログです。』


 その文字の下には、1枚の写真が貼り付けられていた。

 場所は――どこか小高い場所にある公園だろうか。

 つばの広い薄青の帽子をかぶった細身の女性だ。彼女は薪で作られたベンチに腰掛けていて、その背後遠くには、どこかの街並みが小さく見下ろせる。
 女性は黒のサマーセーターの上から白いカーディガンを羽織り、渋い色合いの臙脂のロングスカートを履いていた。顔全体にモザイクがかかっているので、年齢や顔立ちは分からない。ただ、落ち着いた雰囲気の服装や肩までの長さで綺麗にカットされた髪、スカートの上で上品に組んだ両手の感じが、清潔な容姿の女性を想像させた。

 それはどこからどう見ても、さわやかなスナップ写真にしか見えなかった。
  1. 2014/11/28(金) 07:27:45|
  2. 鎖縛~さばく~・BJ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

鎖縛~さばく~ 第7回

 串揚げ屋を出ると、酒気で火照った頬に冬の夜風がさっと吹きつけたので、和洋は思わずコートの襟を高くした。

「じゃあ、わたしはここで」

 そう言って駅とは反対側の繁華街に向かおうとする堺を、和洋は呆れた顔で眺めた。

「まだ呑むのかい」
「いや、こっちさ」堺は小指を立てて見せる。「こんなに寒い夜は寂しくってね、どこかの女の肌に温めてもらうよ。あんたはどうだい?」
「……いや、今夜はよしとくよ」
「そうだな、あんたは真面目だし、愛しい奥さんがいるものな。――いや、これは皮肉じゃないんだ」
「分かってるよ」

 和洋が笑顔を見せると、堺もわらって軽く手を振り、そのままどぎつい明かりの方に歩み去っていった。


 地下鉄の窓に映る自分の顔を見つめながら、ふと、「この前、妻とセックスをしたのはいつのことだろう」と和洋は考えた。
 年末年始に少しだけ東京へ帰った時には、璃子の受験のこともあり、それどころではなかった。それ以前――となると、もう半年も前になる。
 苦笑して、和洋は境の「あんたには愛しい奥さんがいる」という言葉を思い出した。その言葉に間違いはない。だが――少なくとも今は似たようなものだぜ。和洋はそう独りごちた。


 天王寺のマンションに帰ると、今日は持っていくのを忘れた私用携帯に、昼ごろ、東京の自宅から着信が入っていた。
 時計を見ると、0時まであと少し。まだ起きているかな、と思いつつ、電話をすると、「もしもし」と愛想のない声で出たのは璃子だった。

「元気かい」
「あ、お父さん」
「お前はいつも『あ、お父さん』だね。お母さんはまだ起きてる?」
「ううん、もう寝ちゃった。今日、お友達の家族が亡くなったんだって。それでお母さん、お通夜に行ってたんだけど、1時間くらい前にすごく疲れた顔して帰ってきたの。すぐにシャワー浴びて寝ちゃったよ」
「ふうん」

 1時間前というと11時ごろか。ずいぶん遅くまでいたのだな、と和洋は思う。よほど仲の良い友達の家族か、それとも場所が遠かったのか。

「今日の昼間、そっちから僕の携帯に連絡があったんだが、お母さんから何か聞いてる?」
「あ、たぶん旅行の話じゃないかな」
「旅行?」
「うん、ピアノ教室の人たちに誘われたんだって。1泊2日の鎌倉旅行。今度の週末に」
「娘が受験だというのに、ずいぶん呑気なんだな。それもこんな急に」和洋は呆れ声を出した。
「まあ、いいんじゃない? お母さんが試験を受けるわけじゃないし、それにずっと家にいて気を遣われるのもなんだしさぁ」

 そう言いながらも、璃子の声はどこか元気がなかった。やはり、受験のストレスがたまっているのだろう。

「――今週末は、お父さん、身体が空きそうなんだ。お母さんはいなくても、東京に帰るよ。一緒に飯でも食いに行こう。それくらいの時間はあるんだろう?」
「無理しなくてもいいよ。お母さんいなくちゃ、お父さんも退屈でしょ。わたしはずっと勉強してるんだし」
「無理してないよ。退屈なのは大阪にいたっておんなじさ」
「わかった。じゃあ、待ってるね」

 娘の声に少し明るさが戻ったことに安心して、和洋は電話を切った。


 一人暮らしの男というものは、概してシャワーだけで済ませる者が多いと思う。しかし風呂好きの和洋は、1日1回は浴槽に浸らないと落ち着かない。
 湯気のたつ浴槽に足を踏み入れる。狭いので四肢を伸ばせないが、それでも身体の芯がじわっと温まっていく感じがたまらない。
 何となく、ビートルズの「When I’m 64」を口ずさんだ。

 ――僕が64歳になった時、
 ――君はまだ僕を愛してくれるのかな?

 あらためて考えてみると、なかなか辛辣な歌詞である。ポール・マッカートニーが10代で作った曲らしい。一度聴けば耳から離れないメロディーはいかにもポールだ。
 今度は瑛子のことを考えた。今日の通夜はまあ仕方ないとして、週末の旅行はどうも妻らしくない。普段の彼女はいつだって家族のことが最優先で、たとえ誘われたからといって、娘が大変な時に旅行など、考えられもしないはずだった。
 浴槽から出て身体を洗う。今夜はずいぶんと冷え込んでいる。和洋はくしゃみをひとつした。

 風呂上りの髪を乾かす合間に、和洋は机のパソコンを起動した。最新ニュースをチェックした後、漫然とネットサーフィンをしているうち、知らず知らずいかがわしいページに飛んでいた。和洋はこんな時、どこか後ろめたい気持ちになって、机の上に置かれている写真を後ろ向きにする。それは3年前の夏、自宅の庭先で妻と娘を写した写真だ。ひまわりの前に立った瑛子が文字通り花のような笑顔を向けている傍らで、璃子が怒ったような照れているような仏頂面をしているのが妙におかしい。

 ふと――
 見ていたアダルトサイトのリンク先に、目が止まった。「素人女の痴態」や「感じすぎた人妻たち」といった猥雑な名前が羅列されている中に、「黒い砂漠」という異質なタイトルが紛れていた。詩的なのか抽象的なのか、ともかくもこの名だけでは中身が判然としない。

 逆に興味を惹かれて、和洋はそのアドレスをクリックした。
  1. 2014/11/28(金) 07:26:33|
  2. 鎖縛~さばく~・BJ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

鎖縛~さばく~ 第6回

 ――第2幕――


 熱々の串揚げを頬張った口内に、きんと冷えたビールが心地よかった。

「どうだこの店、なかなかうまいだろう」

 わがことのように自慢するのは、会社の同僚の堺だ。つるりとした禿頭に愛嬌のある大きな目、そして太鼓腹と、ちょっと見は狸に似ている。今の和洋にとっては、身近にいる数少ない友人であった。

「しかしあんたが大阪にいるのも、あとひと月か――」

 和洋が大阪に単身赴任してから、もうすぐ3年が経過しようとしている。

 その間、不況はなかなか回復の兆しを見せず、家電業界も冷え込む一途で、N電気の大坂支社は依然厳しい状況下に置かれていた。業績改善を期待されて本社から来た人間としては辛い歳月だったが、和洋は精いっぱい声を上げて社内の士気を鼓舞しつつ、現場の声を拾い集めてよりシステマチックな営業形態を構築することに心を砕いた。その甲斐があったかどうかはまだ分からない。種を植えても芽が出るのには時間がかかる。しかし悔いはなかった。それだけ「全力を出しきった」と言えるのも、ここにいる堺の助けがあったからで、だから和洋は目の前の男に心から感謝していた。

「あんたがいなくなると、寂しがる人間がたくさんいるよ」
「そんなことはないさ。うるさいのがいなくなって、ほっとするだろう」

 和洋はにやりと笑って、空になった堺のジョッキにビールを注いだ。

「ちがうんだよなあ」

 ジョッキを乾した堺は、はや目もとが赤くなっていた。この男は呑むペースが尋常でなく早いのだが、酔うペースもまた早い。

「ちがうって、何が」
「あんた、普段おおきな声を出すことないだろう? わたしみたいな生まれつき胴間声の人間がガミガミ言うのと、あんたみたいなもの静かなタイプが大声出すのとでは、響き方が全然違うんだよ。まあ、人徳というものなのかな。それにあんたは根っ子が営業じゃないからか、視野が広い。物事を客観的に見られる。若い者の言うことにもきちんと耳を貸す――」
「今日はいつにもまして酔い方が早いようだね」
「茶化すない。要するに言いたいことはだ、あんたが大阪に来てくれてよかったということだよ。わたしだけの意見じゃない。大勢がそう思っている」

 酔って饒舌になっていることはたしかだったが、それでも真情のこもった堺の言葉に、和洋は気持ちを慰められた。「ありがとう」と心から礼を言った。

「でも、なんだか別れの夜みたいだな」
「はは、たしかに」堺は豪快にわらって、右の掌で汗をかいた額をぴしゃりと打った。それから、妙にしんみりした顔になる。「しかし、あんたにとっては長い3年間だったろう。かわいい奥さんとお嬢さんを残してきているんだものな」

 和洋はわずかに笑みを見せたが、何も言わなかった。というのも、そんなことを言う堺自身は5年前に離婚しており、元妻についていったひとり息子とも、ずいぶん会っていないと話に聞いていたからだ。

「娘さん、大学受験はもう終わったのかい」
「うん、つい先日ね。国公立を受ける学力はまったくないから、関東近辺の私大に絞って受験しているよ。下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる考えでね」

 憎まれ口をたたくものの、和洋の胸には後悔があった。大学受験という節目のイベントを迎えた娘のそばに、ついていてやれなかったことだ。もとから勉強の好きな子ではなかったから無理もないが、今のところ受けた大学はすべて滑り、瑛子の話によれば、かなりナイーブになっているらしい。

 そう、堺が言ったように、3年は長かった――。この間、和洋は休む暇なく働いて、週末になっても東京の自宅に戻れる日は少なかったし、瑛子は瑛子で、和洋が自宅を出てから、ずっとやめていたピアノの教室にまた通い始めたり、スイミングを始めたりと、人が変わったように趣味に打ち込み始めた。『璃子も部活やら友達づきあいやらで家にいないことが多いし、あなたも毎週帰ってこられるわけじゃないから、ね。それにあなたと結婚してからわたし、専業主婦の立場に甘えて、何かにあたらしくチャレンジすることをやめてしまっていたと、最近考えるようになったの。それってやっぱり寂しい人生かなって』とは、当時の瑛子の弁である。
 それはそうかもしれない、と自身、趣味らしい趣味を持たない和洋は思った。だが、彼は自分が働いて、家に帰れば妻と娘が待っているという生活に100パーセント満足していたから、妻の『淋しい人生』という言葉に少々動揺もした。
 とはいえ、瑛子も家にいてばかりでは退屈だろうから和洋も賛成したが、その結果、先々であらたな友人ができ、付き合いも増えたらしく、次第に彼女が大阪を訪れる機会はずいぶんと減ってしまった。

 娘が浪人することなく大学に進めば、この3月に和洋が東京に戻っても、家族全員でそろって生活することはない。わずかな休みに娘が帰省する時を除けば、この先ずっとないのかもしれない。それはもちろん切ないけれど――それでももうすぐにまた、妻とともに暮らす生活を始められることが、今の和洋の支えになっていた。
  1. 2014/11/28(金) 07:24:50|
  2. 鎖縛~さばく~・BJ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

鎖縛~さばく~ 第5回

 いよいよ明日は大阪天王寺のマンションへ引っ越すという日、とりあえず廊下に置いた荷物入りの段ボールを眺めて、和洋は溜め息をついた。

「ちょっと荷物が多すぎるんじゃないか。食器なんか持っていっても、どうせ料理なんか作らないよ」
「私が作るのよ。週末にはちょくちょく行くつもりなんだから。きれいに片づけておいてね」

 朗らかに答える瑛子の声に、和洋はもう一度溜め息をこぼした。今度は苦笑も込めて。

 先日のパーティーに出席した夜から数日、妻はどこか沈んだ様子を見せたり、かと思えば不自然に明るかったりと、妙に落ち着かない様子だった。しかし、この時はもう元の妻に戻っていた。

「明日、荷物を運び終えたら、ベッドを買いに行かなきゃ」
「ベッドねえ。必要なのかな」
「あの部屋の感じだと、布団はおかしいわよ」
「それならダブルベッドを買うか」
「何言ってるの、ばか」
「だって君もちょくちょく来るんだろう?」

 洗濯物をたたんでいる妻の肩を、和洋はそっと引き寄せた。

 時刻は午後2時。璃子は友達と遊びに出掛けて、いない。

 何か言おうとした瑛子の唇を、和洋の唇がふさぐ。そのまましばらく、和洋はじっとしていたし、瑛子も静かに身を任せた。時計の秒針が時を刻む音だけが寂とした部屋に響き、窓から差し込むやや春めいてきた日差しは暖かかった。
 
 瑛子が身を離す。「まだ、昼間じゃない――」。そう、つぶやくように言った妻の、わずかに乱れた前髪に隠された瞳は、悪戯な光をたたえていた。

「いいじゃないか。最後の晩餐だよ」
「なあに、それ」
「君は最高に美味しそうってことさ」

 和洋は瑛子の手を取って立ち上がらせると、そのまま夫妻の寝室へと連れて行った。瑛子も逆らいはしなかった。部屋に入り、またしばし抱き合った後で、二人はむしろ言葉少なに衣服をほどき始めた。
 娘が大きくなってからというもの、夫婦の営みは格段に減っている。まして自宅でのセックスとなると、この数年間でも数えるほどしかしていなかった。それだけにまだ日も高い昼のうち、白くかがやくような裸身があらわになっていくのを見て、和洋は疼くような昂りを覚えた。

「あんまりじろじろ見ないで」

 ベッドに横たわった和洋の顔に、瑛子は脱ぎさった白のブラウスをぱさりとかけた。石鹸のにおいにまじって、なつかしいような彼女の残り香が鼻腔に広がった。
 白い布に視界を閉ざされたままでいると、女の手がそっと下腹部に触れる感触がした。その手は温かみを確かめるような仕草で和洋の肌を撫ぜ、やがて突き立った男性自身を包む。
 不意に、その部分に柔らかい女の息がかかった。次の瞬間、和洋は妻に含まれていた。
 
 セックスでは常に受け身の妻が口を使うことは珍しかった。期せずして、先ほど自身が口にした「最後の晩餐」という言葉が頭をよぎる。もっとも、いま食べられているのは和洋だった。
 付け根のあたりを唇で締めつけつつ、敏感な部分を柔弱な舌先が細やかに伝っていく。淫靡というのとは少し違う、情愛のこもった口技。噴きこぼれる吐息の熱さが、和洋を駆り立てる。
 やがて妻は一度唇を離し、芯の入った肉柱の硬さを確かめるように頬をぴったりと寄せた。それから愛おしむような仕草でその柱をつかむと、ゆっくりと自らをあてがっていった。和洋をくるんだ瞬間、妻のそこは羞じるようにきゅっと収縮した。

「もう目隠しを取ってもいいかな」
「だめよ。見ないで」

 前屈みに身体を倒し、瑛子は和洋の胸に覆いかぶさった。餅のように柔らかな乳房が押し付けられる。小鳥が餌をついばむ感じで、和洋の胸板から唇にかけて瑛子がキスをする。今日の妻は珍しく女豹じみていた。ずいぶんと可愛い女豹だ。和洋の恋女房だ。

 くいっくいっと一定のリズムを刻みながら、和洋を包んだ瑛子の尻が浮き沈みする。
 音も立てず、顔をおおっていたブラウスが落ちる。
 和洋の目の前に、妻の顔がある。とろりと潤んだまなざし。頬だけが林檎のように紅潮し、薄らとかいた汗でひかっていた。

「好きだ」

 前後の脈絡なく、和洋はつぶやいていた。そう告げた瞬間、妻の膣がまたきゅっと収縮するのが分かった。

「君が、好きだ」

 和洋はもう一度言った。瑛子はいやいやをするように頸を振った。しかし和洋を熱くつかんで放さないその部分だけは、まるで痙攣するように幾度も締めつけを繰り返した。
 それは幸福な午後だった。そしてある意味では間違いなく、「最後の晩餐」でもあったのかもしれない。
  1. 2014/11/28(金) 07:23:44|
  2. 鎖縛~さばく~・BJ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

鎖縛~さばく~ 第4回

 パーティーも佳境を迎えたころ、和洋はふと傍らの妻を見て、びっくりした。瑛子は酷く蒼褪めた顔色をしていた。

「どうしたんだ? 気分でも悪いのかい」

 もともと酒の強い女ではないが、しかし今日は申し訳程度にしか飲んでいないはずだった。

「ううん、久々ににぎやかな場所に来たから、たぶん人に酔ってしまったんだわ」

 健気にもにこりと微笑んで瑛子は応じるが、やはり無理をしているように感じられた。

「もう帰ろうか――いや、ごめん。この後にスピーチをしなければならない予定になっていた。それが終わったらすぐ戻ろう」
「気にしないで。でも、ちょっとお手洗いに行ってくるわね」

 あなたはスピーチに集中してね――そう言って、瑛子はまた軽く微笑し、頼りない足取りで会場出口へと歩いていく。ついていってやりたかったが、まさにその時、和洋は名前を呼ばれて、ステージ袖に連れていかれた。


 出番を待ちながら、和洋は先ほどの武仲との会話を思い出していた。

『木内さん、いや、瑛子さんとお呼びしましょうか。ともかく、あなたの奥さんのような有能な部下を持てて、当時の私は幸せな上司でしたよ。これはお世辞ではありません。本当にずいぶんと――楽しませてもらいました』

 妻の旧姓である木内から名に呼称を改め、そんなふうに昔を語る武仲の口元には、薄らとした笑みが浮かんでいた。
 瑛子は何かにはっとしたように一瞬、瞳の黒を大きくしたが、すぐに、『いいえ、当時はご迷惑ばかりお掛けして……まるでいたらない部下でした。部長にはいつもかばっていただいて、本当にありがとうございました』と言って頭を下げた。その声音は普段よりも幾分か低いように感じられた。
 武仲は和洋の方を向いた。

『幸せ者といえば、あなたがそうですな、瀬戸さん。瑛子さんはそのころ、社内の男どものアイドルだったのですよ。そのアイドルをあなたは射止めたんだ。お子さんはいらっしゃるのですか?』
『娘が一人おります。今度、高校1年生になります』
『ほう、それはそれは。さぞ可愛がっておられるのでしょう』
『まあ可愛がってはいるつもりですが、娘もこのくらいの歳になれば憎たらしいばかりですよ』

 おどけたように言う和洋に、武仲は『ふふふ』と小さくわらった。

『けっこうじゃないですか。私などはついに子供を一人も持つことなく、そればかりか数年前には妻もなくしてしまいました。といっても、死別ではありませんよ』

 離婚したのか。口には出さず和洋が思った瞬間、

『奥様とお別れになったのですか?』

 そう声に出したのは瑛子だった。和洋が少し驚いて彼女を見ると、瑛子はさっと顔色を変えて、『すみません。余計なことを言って』と謝った。

『いや、気にすることはない。その通りなのだから』

 武仲は鷹揚な表情でうなずく。その瞳にはやはり、薄らとした笑みが浮かんでいた――。



「皆様、すこしの間こちらにご注目お願いします――」

 和洋は壇上に立った。いくら歳をくっても、営業としてのキャリアを重ねても、スピーチというものは緊張する。やはり自分は技術畑の人間なのだ。大量の視線を意識しまいと、あえて天井のシャンデリアを見つめながら、和洋はそんなことを考えた。


「――業界を取り巻く状況が刻々と変化を迎えているこの折に、私もまた、大阪という新たな土地で、己の力量を試す良い機会をいただいたと――」


 覚えてきた文句を繰り返しながら、盛装した男女の群れ集う華やかな会場を和洋は見渡す。
 ふと――
 会場後方の片隅に、シックな紺のドレスを着た人影が見えた。あれは――瑛子だ。
 その正面に立っているのは――あの大柄な体格は――武仲か? 


「――私どもの仕事は、絶えず売上げとのにらめっこですが、しかしその傍らには常に、創業以来の理念である『幸福のクリエイト』を置きつつ――」


 ふたりは何か話をしているようだが、もちろんその表情までは見えない。
 瑛子の具合は良くなったのだろうか?

 そういえば――先ほどの武仲は妙な発言をしたような気がする。あれは何だったろう。そうだ、彼は部下であったOL時代の妻を褒めながら、こう言ったのだ。――ずいぶん楽しませてもらった、と。考えてみれば、どうにも意味の判然としない言葉だ。


「――それでは、皆様のご健勝を祈念して乾杯いたします。ご唱和よろしくお願いします。――乾杯!」


 「乾杯!」の大合唱。和洋は掲げた杯に口をつけた。その杯を下ろしたとき、もう会場の後ろに武仲の姿はなく、なぜか出入り口の方を向いている妻の背中だけがあった。
  1. 2014/11/28(金) 07:22:23|
  2. 鎖縛~さばく~・BJ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

鎖縛~さばく~ 第3回

 その年度の終わりも押し迫った夜のことだ。

 和洋と瑛子はふたり揃って、N電気の主催するパーティーに出席した。
「大阪かー、大変だね、瀬戸君も」
「こんなにきれいな奥さんとかわいい娘さんを置いて。つらいなあ」
 普段、質素な暮らしをしているので、こんな時こそ豪華な食事に酒を楽しみたいところだが、今度の異動の話を聞いている先輩社員が次々と声をかけてきて、そんな暇もない。こんな時、瑛子は微笑を絶やさず、実に如才なく振る舞う。OL時代の経験がいまだに生きているのだろう。

 と――

 思いがけない人物がいた。
 背が高く、がっしりとした男っぽい体格をしている。年齢は和洋よりもひとまわりほど上のようだが、厳しい顔つきにみなぎる精気はとても若々しい。スマートに着こなしたタキシードの板のつきようが、ちょっと外人のよう。
 フィート本社の武仲専務だ。


 フィートは家電製品販売の大手で、もちろんN電気との関係も深い。営業課に籍を置く身としては、専務の武仲ともむろん面識はある。
 武仲も和洋に気がついて、かるく手を挙げ、グラス片手に近寄ってきた。

「元気そうじゃないか」
「お久しぶりです」
「聞いたよ。今度、大阪へ行くそうだね」
「まあ、3年ほどです」

 言いながら和洋は、隣の瑛子を紹介しようとした。
 だが――
 和洋は驚いた。なぜなら瑛子は明らかに驚愕した表情で、その大きな双眸を開き、武仲を見つめていたからだ。

「驚いたな――」

 その台詞は武仲から出た。「木内君じゃないか」
「あ……」瑛子は夢から醒めた人のように、落ち着かなげな瞬きをした。「お久しぶりです、武仲部長」

 ――部長?

「ははは、瀬戸君が混乱しているようだ。――説明しよう。私は昔、別会社に勤めていて、中途で今の会社に引き抜かれたんだ。瑛子さんは前の会社で私の部下だったのだよ」武仲はふっと視線を瑛子の左手に移し、そこにきらりと光る指輪を見た(なぜかその時、瑛子は動揺したような仕草で、右手で隠すように指輪に触れた)。「退職後に結婚したというのは風の噂で知っていたが、まさか君のワイフだったとはね」

 武仲は感慨深げに言った。
  1. 2014/11/28(金) 07:21:28|
  2. 鎖縛~さばく~・BJ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

鎖縛~さばく~ 第2回

 和洋はN電気に務めている。
 もともとは技術畑の人間であったのが、中年を超えてから営業の管理職にまわされた。本人としては、ずっと新製品開発の現場に携わっていたかったのだが、会社の命令では仕方ない。
 仕方ない――のだが、しかし2月の人事で大阪への異動が言い渡された時には、さすがに渋い顔になった。
「3年したら、本社に戻すから。今、大阪支社が業績悪化で大変なのは知っているだろう? 会社としては君の手腕に大変期待をしておるんだ」
 人事の上役からは、同情を込めた口調でそう言われた。
(3年か・・・)
 長いな、と和洋は思う。
 春からは璃子も高校生になる。これからいよいよ成長し、やがては親元から離れていく前の時期に、一人娘と一緒に過ごせないというのは、人生の大きな損失に感じてしまう。

 その前に忘れられてしまうかもな――

 冗談混じりに考え、和洋は誰にも見られないように、くすりとわらった。


「3年は長いわね」

 和洋の報告を聞いた瑛子は、すっと眉を寄せて考え込むような表情をした。
 異動を言い渡された時は娘のことばかり考えたが、思えば結婚して16年、妻と離れて暮らしたことはない。一緒に寝起きすることが自然になりすぎて、この妻とも離れて暮らすことになることに思いがいたらなかった。
「璃子も高校生になるし、大変な時期に迷惑を掛ける」
「あなたが謝ることじゃないわよ」瑛子は少し怒ったような声で言い、それから無意識じみた仕草で和洋のネクタイにそっと触れた。
 次に顔を上げた時、瑛子はわらっていた。
「迷惑なんかじゃなくて…。ただ、あなたが気の毒なのと、わたしが淋しいだけ。もちろん璃子も」
 とっさに言葉が出てこない和洋に、瑛子はすっと背伸びして顔を寄せ、軽く口づけた。それからもう一度、照れたような笑みを見せて、ぱたぱたと台所へ戻っていく。

「うわーラブラブー」

 ふと背後から声がして振り向くと、璃子がバスタオルで髪を拭きながら、にやにやとした悪戯な顔で立っていた。
「お前、見てたのか」
「見てたよ。――あ、しまった、携帯持ってたら写メ撮ったのに」
「何言ってんだ」
 あきれ声を出す和洋に背を向けて、璃子はぶらぶらと居間に向かいながら、「でも淋しいなー。お父さんがいなくなるなんて」と、すねた子供じみた口ぶりでつぶやいた。

「いなくなるわけじゃない。週末にはちょくちょく戻ってくるさ」
「わたしも大阪に遊びに行っていい?」
「いつでも。お母さんと一緒に来なさい」
「それはダメよ。ラブラブなふたりの邪魔したくないもん」
「ばか」

 舌打ちしつつも、和洋の胸にはじんわりと温かいものが湧いていた。
  1. 2014/11/28(金) 07:20:40|
  2. 鎖縛~さばく~・BJ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

鎖縛~さばく~ 第1回

 居間に入ると、コーヒーの香りが鼻腔をくすぐった。
 朝の香りだ。
 和洋はあくびをひとつして、ソファに身体を沈めた。

「寝ぼすけさん。まだ二日酔いが残ってるの?」

 ブラックコーヒーの並々と入ったカップをテーブルに置きながら、妻の瑛子が呆れたように言った。
「年々、身体がきつくなる。もう歳だな」
 苦虫を噛み潰したような顔をして、和洋はカップに口をつけた。
「最近、そんなこと言ってばっかりね」
「他人ごとじゃないぜ。僕が歳をとれば、君だって同じだけ歳をとっていく」

 言いながら和洋は、それでもこの妻に関しては歳月の進みが遅いと感じている。白のTシャツに薄青のスラックスというシンプルな装いの内側にある肢体は、出会った頃と同じまま、すらりとしている。

「そうね。でも、あの子が大人になるまでは、お互い、元気でいましょう」

 瑛子がふっとした笑みを見せたその瞬間、まるで計ったように、娘の璃子が階段を駆け下りてくる軽やかな足音が響いてきた。和洋と瑛子は一瞬同じように音の近づいてくる方を見て、それから顔を見合わせて何となく笑った。

「あーもう、髪くしゃくしゃでいやんなる。お母さん、きょうは朝ご飯いいよ。食べる時間ないもん」

 寝起きのむくんだ目を不機嫌に細めながら、璃子は居間に入ってきた。「あ、お父さん、おはよー」
「おはよう」と応えながら和洋は、「この娘は毎朝、おれを見るたびに『あ、お父さん』と言うな」と思った。

 今年、中学3年生。中高一貫校に通っているため、最上級生とはいえ呑気なものだ。柔らかな黒髪とぱっちりした目は、母親似。寝起きの悪さは父親譲りである。

「何言ってるの。ダメよ、朝食摂らないと、頭働かないんだから」
「頭働いてたって、どうせ成績は変わんないよ」

 憎まれ口を叩き、璃子はぱたぱたと洗面所に消えていく。

「何よ、髪くらいで大騒ぎしちゃって」
「君だって若い頃はああだったろう」
「何よ、お爺ちゃんみたいなこと言って」

 いけない、怒りの矢がこっちにも飛んできた。


 瀬戸和洋は46歳、妻の瑛子は44歳である。
 二人の出会いは今から16年前にさかのぼる。かといって別に派手なドラマがあるわけではない。当時、瑛子はOLをしながら趣味で書道教室に通っていて、その師範が和洋の叔母だったのだ。「いい子がいるから、紹介してあげる」と叔母に言われ、なかば嫌々会いにいったのが、その日のうちに惚れてしまったのだから、和洋は単純な男である。
 瑛子の方はそれほど単純ではなく、当初は和洋との付き合いに消極的だった。お調子者の叔母は、自ら二人をくっつけようとしておきながら、「あの子、あんなに綺麗で性格もいいのに、彼氏がいるって話を聞いたことがないのよ。たぶん昔、大失恋したのね。あんたも大変ねえ」などと無責任なことを言った。
 しかし、和洋があの手この手を使ってデートに誘ううち、次第に距離は近づいて、堅かった表情もいつしかするりとほぐれ、瑛子は柔らかな笑みを見せるようになった。
 その笑顔に、和洋はまた惚れた。

 出会って1年後、二人は結婚した。翌年には娘の璃子が生まれた。当時、和洋が務めていた会社が倒産したこともあって、決して順風満帆の船出ではなかったが、夫婦はともに歩んできた。出会いの頃、至極おとなしかった女は妻になり、母になって、いつの間にか気の強さもたびたび見せるようになった。そのことにも、和洋は満足していた。
  1. 2014/11/28(金) 07:18:42|
  2. 鎖縛~さばく~・BJ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

優しい妻 最終回

涼子の豊かな尻が画面の中で揺れる。
隆の物を受け入れ腰を振る涼子。

その後ろから修一がアナルに欲望を押し当てる。

はぁあああっっあぅうっはぁああああ・あ・あ・・あ
はいってきて

2本が涼子を挟む様に所定の位置に収まった。
その体勢でしばらく動きが止まる。

ゆっくりと3人の体が揺れ始めると同時に涼子の甘い声が響く。

はっはっふぅううぅ・ううっふうあ・あ・あ

下から涼子の乳房の形を変える隆。
3人が一定のリズムで動く中、修一の速度があがる。
仰け反り背筋を伸ばして動きを止めた。
涼子の尻の中に溜まった精液を吐き出す。
伸縮を繰り返すアナルが修一の欲望を絶妙の力で刺激する。
修一が離れてから隆が動き始める。
程なく隆の精液が涼子の膣を満たした。

はぁはぁはぁふぅぅふぅう

2人の物を綺麗に舌で拭き取り映像が終わった。

場面が変わりどこかの公園が映る。
人目に付かない場所なのか、壁に手を突き後ろから犯される涼子。
スカートを捲り上げられ下着は足首で止まっている。
白昼に堂々と人妻が犯されている。

信夫はその男の事を知らなかった。
また、新しい子が入ったのか・・・・

射精しているのだろう尻の筋肉が引き締まり欲望を膣の奥へと押し込んでいる。

引き抜いた物をしゃがみこみ咥える涼子。
まるで愛しい物を触れる様に舌と唇を使う。
男の赤黒い物が綺麗になるまで奉仕はつづく。
先から残った精液を吸い取り唇を離した。

そのまま振り向き壁に手をついた涼子に別の男が挿入する。
同じ行為が3回繰り返された。

どこかの駐車場の車の中で犯される涼子。

「満足した?」
「少し休憩したらまたしていいのよ」
「うん、涼子さんありがと」

その言葉通り若者は涼子の足を抱えその間に腰を押し当てていく。
先が埋まり根元まで差し込む。

乱暴に腰を振りながら乳房にしゃぶりつく。
密着した体勢で若者を受け止める涼子。

荒々しい射精が涼子の膣の中にぶちまけられた。
全ての行為が終わった後若者が車を降りると、別の男が乗り込んできた。
涼子の唇が彼の物を迎え入れリズミカルに頭を動かす。
ずるずると音を立てながら彼の欲望に応える。

涼子が精液を飲む場面は数え切れないほど見た。
この彼が何人目なのかはもう分からない。
精液を飲む人妻を見て若者が歓喜の声をあげる。
彼の復活を手伝い膣の中に射精させる。

「ふぅ、満足したの?」
「遠慮しなくていいのよ」
「外のお友達にも聞いて見て」

また男が交代した。

隆と修一から始まった行為。
信夫の提案で涼子はその素質を開花させた。
信夫に対する思いだけが気がかりだった涼子。
信夫の性癖を理解した涼子は自分の性癖も解放した。

涼子の選ぶ男は一定の決まりがあるらしい。
気の弱そうな若い男の子。
まぁあまり女性に縁のない様な青年を選ぶ。

図書館や書店などで目をつけた男の子を誘う。
最初は疑われるが夫の趣味だとか理由を説明すると納得して貰えるらしい。
一度関係を持って信用出来そうな子なら携帯番号を交換する。

一度、入院中の友達をとお願いされた時もあった。
ベットに寝る青年の股間に顔を埋め懸命に奉仕した。
胸を触らせ出来るだけ要求に応えた。
挿入は元気になってからと約束して口に2度射精させた。
退院するまでに何度か訪れ咥えていた。

退院し涼子に挿入した彼は今でも時々涼子を使う。

私の妻涼子はその優しさで男の欲望を満たす。
涼子の携帯には毎日沢山のメールが届く。
信夫が涼子を抱くには順番を待たなくてはいけない。
それまでは涼子が持ち帰る映像を見ながら自分で処理する。
今日辺り涼子が帰ってくるかもしれない。

最後に涼子を抱いた時は恥毛がなくなっていた。
きつかったアナルにもすんなり入る様になっていた。
どこを触っても敏感に反応する涼子を抱いた。
今度はどんな風に変わっているのか楽しみだ。

玄関の開く音が聞こえる。

「あなた、ただいま」
「ごめんね3日も帰って来れなくて」
「はい、これ何時もの」
「あぁ」
手渡されたのはデジタルビデオ
「今回は何人位だったんだ」
「ん~結構いたかも」
「そうか・・・・」
「あっそうだあなたトイレ行きたくなったら言ってね」
「ん?どうしてだ」
「ふふっ秘密」

信夫は勢い良く放尿した。
その先には口を開けた涼子の顔がある。
飛び散る飛沫は床に落ちるがその大半は涼子の喉を通った。
終わった物に唇を被せ残尿を吸い取る。

「どう?満足した」
「あぁ、また頼むよ」
「何時でもいいわよ」
「・・・・」

その夜涼子を抱いた。
今でも月に数度帰ってくる涼子。
私の妻である事は間違いない。
  1. 2014/11/28(金) 06:58:21|
  2. 優しい妻 ・妄僧
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

優しい妻 第2回

「涼子さんあの、この前お願いした事なんだけど」
「えっ?」
「あの、友達のあれ」
「ん~あの子ね~」
「まぁ100%だめってわけじゃないんだけど」
「ほんと」
「でもね~」
「いや、あいつなら大丈夫だよ」
「すげ~いい奴だし」
「絶対しゃべらないって約束させるから」
「ん~、隆君はいいの?」
「おばさんがあの子と同じ事するんだよ」
「その事なんだけど・・・・」
「見てみたいんだ」
「そう・・・・・」

修一の物は予想より大きかった。
痩せていて大人しい雰囲気の修一。
隆の部屋のベットの上、涼子の優しいリードで挿入が完了した。
太く長い物が涼子の膣を自由に出入りする。
直ぐに1度目の射精感が修一を襲う。
小さなうめき声と共に涼子の胸から腹に精液が飛び散った。
「うあぁ」
射精した後もしごき続ける。
次から次えと修一の物から精液があふれ出す。
ボトボトと涼子の下腹部を覆い尽くす。
「すごい、量ね」
「まだ出そうなの」
涼子は一息ついた修一の物を咥えた。
綺麗に舐め修一から離れる。
「ありがとう、涼子さん」
「ん?いいのよ」
「もう、満足?」
「少し休憩しよっか」
「あの、またしていいですか?」
「えぇ、いいわよ」
「隆君もする?」

びんびんになった物を一気に涼子に挿入する隆。
直ぐ側で修一が股間を持て余している。
涼子の間で必死に腰を振る隆を受け入れたまま、修一の物に手を伸ばす涼子。
涼子の招きに従う修一。
修一の物を握り舌を巧みに這わす。
先を含み吸いながら根元をゆっくりとしごく。
隆の目の前でAVの様な行為が行われる。
「涼子さん中に出すよ」
「あぅぅうんいいいわよ、次は修一君も中でいいわよ」
隆の精液が発射されたのを涼子は膣の中に感じた。
「妊娠とか大丈夫なんですか?」
「うん、心配しないで」
はぁああんうんん・ん・ん・あぅぅう・はん

ぬるぬると光る涼子の膣に修一があてがい押し込む。
ムッチリと言う表現が一番合う涼子。
大きめの胸と形のいい尻、それをつなぐ腰は程よく脂肪を蓄えている。
決して太っては居ない、大人の女の体。
突く度に揺れる乳房を鷲掴みにし乳首に強く吸い付く。
目の前では終わったばかりの隆の物を器用に這う涼子の舌がチロチロと動く。
修一は初めて女の中で射精を体験した。
ぬちゃぬちゃと刺激を受けながら最後まで出し切る快感。
何時もならティッシュの中に出しさっさっと処理して終わる。
感動も感激もないオナニー。
射精が終わった後も包まれる様な感触に身を振るわせた。
2人の若者を交互に受け入れる涼子。
次第に涼子の感度がレベルを上げる。
女性経験の浅い2人には抵抗しがたい圧力で締め付け始めた。
涼子自身全身を快感が支配していく。
どこを触られても甘く切ない声が漏れてしまう。
挿入されるとしがみつきリズミカルに腰を動かし恥骨をぶつける。
幼稚な突きに合わせ尻を浮かせる。

修一、隆を満足させ涼子も心地良い満足感に浸った。

涼子を使う事を許された修一。
隆と一緒のときもあれば別の時もある。
授業の関係で時間が合わない時は涼子が調整する。

隆も修一も涼子のお陰でSEXは上達していった。
3人でする時はどちらかの物を咥えながら犯される事も有る。
隆にせがまれ遂にはアナルまで提供した。
それ以来3人そろうと必ずアナルにも射精される様になった。
隆の上に乗り受け入れながらアナルに修一が入れる。
挟まれた体勢で激しく揺れる涼子。
2人の精液は全て涼子の体の中に放出される。
口、膣、アナル全て体内に残される。
SEXの時、涼子は2人の玩具になっていた。

夫との夫婦生活も以前より充実する様になった。
涼子の反応が格段に進歩した事により夫も喜び回数も増えた。
何故急に涼子が目覚めたのか何度か聞いたが答えは不明のままだった。

浮気でもしてるのか・・・・
まさかな・・・・

そんなある日、夫の提案で隆と修一を連れてキャンプに出かけた。
修一の事は事前に何度か夫に話していた。
隆の数少ない友達と言う設定だが。

夫は写真と釣りを軽い趣味にしている。
釣りの方は別に釣れなくてもいいらしい。
ぼんやりするのが心地いいと言っていた。
キャンプ場に着き、それぞれが準備を開始する。
若い二人が率先してテントを立て、涼子は食事の準備を、夫は3人を残して目的の渓流に向かった。
「あなた、何時頃もどるの?」
「そうだな、片道30分位だから」
「夕方前には戻るよ」
「じゃぁおじさん晩飯、魚期待してます」
「はは、まぁあまり期待しないでくれ」

テントを張り終わり、火の用意も出来た。
涼子達3人は握り飯を片手に解放的な空気を満喫していた。

「信夫おじさん釣れるかな?」
「さぁどうかしらね」
「あまりこだわってないみたいだからね」
「でも、ここいい所ですね」
「そうね、静かで以外に綺麗だし」
「トイレとかもキチンとしてるし」
離れた所に数個のテントが見える。
それぞれ家族や友人同士で来ているのだろう。
楽しそうな声が聞こえる。
涼子達だけが少し離れた場所を選んだ。
雑木林で少し影になっているそこはあまり人目に付かない。
そこに大き目のテントを張った。
1つしかないテント、当然寝る時は4人一緒。

腹ごしらえも済んだ所で荷物を開ける。
野菜に米に肉、後はお酒とつまみ。

テントの中でゴソゴソしている涼子の尻に何か触れた。
慌てて振り返ると隆がニヤニヤして立っていた。
「ちょっと、今日は無理よ」
「見つかったらどうするの」
「大丈夫だって涼子さん」
「おじさん夕方までって言ってたし」
「今修一が信夫おじさんの行った方見に行ったから」
「他の人達だっているからダメよ」
「離れてるから大丈夫だって」
「それに、一回こんな所でしたかったし」
「だめだって」
そう言うと隆は一気にズボンを下げ硬くなった物を涼子の前に晒した。
「ちょっとだめよ」
「おい、隆居るか?」
「修一か」
「あぁ、おじさんもう見えないぞ」
「わかった、OK」
「ね、涼子さん大丈夫だって」
修一はそのままテントの椅子に腰を降ろした。
一応見張り役らしい。
缶ジュースを飲みながらぼんやりしている修一の耳に聞きなれた音が届く。

んくっじゅるうるじゅるっんじゅるるじゅるっ
涼子が隆の物を咥えているのだろう。
想像しているだけで股間が硬くなる。
チラットテントの方に目をやると隙間が見えた。
修一は辺りの様子を確認してからそこに近づいた。

涼子が隆の物を咥え隆が涼子の膣に顔を埋めていた。
時折涼子の体がビクッと反応する。
やがて体勢を代え隆が挿入する。
そこまで見届けて元の椅子に戻った。

涼子の押し殺した声が時折聞こえる。
涼子は環境の違いと軽い緊張感で集中出来ていなかった。
隆は何時もの様に涼子を自分の物の様に使う。
「涼子さん、いっぱい出すからね」
「いくよ、いっぱい出るよ」
うっくぅつぁ
予告通りこの状況に興奮していた隆の噴射は激しい。
背筋を張り渾身の突きが涼子の子宮を押し潰す。

はぅぅううううはひぃぃいっ
我慢していても抑えられない声が涼子の喉から漏れた。
膣の中で何度も噴出させ痙攣を繰り返す隆。
大きな溜息と共に涼子の上に倒れこんだ。
引き抜いた物を涼子に綺麗にして貰い修一に声をかけた。

ズボンをゴソゴソと直しながらテントから出る隆。
入れ替わりに修一が中に入った。

修一が涼子に咥えさせその技を味わう。
椅子に座っていた隆が辺りを見渡し席を立つ。
ゆっくりとトイレに向かった。

夫の信夫はうっすらと涼子の事を疑っていた。
まさかとは思うが隆と・・・・
しかし最近涼子が隆の所を訪れる回数が多い事が引っかかっていた。

疑いはやがて妄想になり確信が欲しくなった。
違っていればそれでいいがもしそうなら。
涼子が抱かれる姿を何度も想像した。
嫉妬と同じ量の別の感情がある事に気がついた。
それを確認するための信夫なりの仕掛けがこのキャンプだった。
まさか、修一と言う若者まで来るとは思わなかったが。

信夫は向かった道とは別の道を戻りテントの見える場所まで来ていた。
望遠レンズを通してテントの様子を伺う。
向こうからはまず見つかる事はないだろう。
隆がトイレの方に向かうのが見えた。
テントの前には誰も居ない。
残念ながらこの場所では音までは聞き取れない。

しばらくして隆がトイレから戻り椅子に腰掛けた。
動きのないまま数分が経過する。
隆が席を立ってテントに近づいた。
同時に中から修一が出てきた。
その入り口の置くに一瞬何かが見えた。
人?いや、しかし・・・・
何やら入り口で会話する2人。
隆が入り口をゆっくり開け中に消えた。
信夫は強くレンズを握っていた。
同時にシャッターを押していた。
目に焼きついたその光景。
頭が混乱し、体が小刻みに震える。
閉じられた入り口をじっと見つめたまま動けなかった。
やっとの思いでレンズから目を離し呼吸をした。
震える指で今撮れたはずの画像を恐る恐る確認した。
頭の中の映像がそこに有った。

豊かな胸を晒し、明らかに下半身は何も見につけていない。
幸運にも?もう一枚収められた画像。
テントに入る隆を笑顔で迎えている。

呆然とテントの方に視線を向ける信夫。
風で入り口がパタパタと揺れている。
警戒心が薄れたのか修一が辺りをブラブラと歩く。
テントの入り口が半分程開いて止まった。
それを戻す役割の修一はトイレの方に歩いていく。
勇気を振り絞りもう一度レンズを向けた。
仰向けに寝た隆の股間に涼子が顔を埋めている。
小刻みに上下に動く涼子の頭。
望遠の機能を最大に上げる。
硬くなった隆の物が涼子の唇から出し入れされる。
根元まで飲み込みゆっくりと先の方に戻る。
亀頭の辺りで止まり手を沿え赤い舌が這いまわる。
隆の腰が競りあがり涼子の喉を探す。
それに応える様に深く飲み込み頭を止める。
隆の欲望には涼子の舌が絡みついているのだろう。
信夫は何故か動けなかった。
いや、動かなかった。
最後まで見たい衝動が涼子の行為を止める事を躊躇わせた。

やがて涼子が起き上がり隆の上に跨った。
角度のせいで挿入部分は確認できないが、その動きから挿入の事実は明らかだった。
涼子が巧みに腰を揺らしそれに合わせて隆も動く。
残念な事に2人の顔が見えない。
揺れる胸と腰の辺りしか確認出来ない。

そのままの場面がしばらく続く。
隆の動きが激しくなり涼子の腰を掴み動かなくなった。

まさか・・・・
中に・・・・

その後の行為が信夫の頭を痺れさせた。
涼子の中でドロドロになった隆の物を涼子が咥え始めた。
たっぷりと時間をかけ綺麗にする。
信夫には経験のない事だった。
信夫は行為の後ウェットティッシュで拭いシャワーを浴びる。

・・・・
信夫の物は激しく勃起していた。

隆が身なりを整え修一と入れ替わる時入り口が閉じられた。
中では同じ行為が繰り返されているのだろう。
信夫はその場に腰を降ろし動けなかった。

やがて修一がテントから出てきた。
しばらくして洋服を着た涼子がテントから姿を見せる。
缶ジュースを飲みながら椅子に腰掛け笑顔を見せた。
2人にニコニコしながら話しかける涼子。

「もう、誰かに見られたらどうするのよ」
「ごめん、涼子さん」
「でも、最後のほう涼子さん反応凄かったよ」
「隆君、それにしても下着を口に押し込むのはあんまりよ」
「だって、声がやばかったんだもん」
「うん、すごく感じた」
「やっぱこの雰囲気かな」
「そうね・・・・」
「・・・・」
「まだ、夕方までには時間あるね」
「ん?何考えてるの?」
「う~ん、思い切ってここで3人でやってみる?」
「無茶言わないでよ」
「絶対無理よ」
「でも、まだおじさん戻らないよ」
「他の人もいるんだから無理だって」
「・・・・」
「じゃぁ、口だけ、入れないから」
「はっ?」
隆が修一に視線を向け、煽った。
「でも、ちょっと休憩しよ」
修一の意見が尊重された。
休憩中も隆と修一は涼子の胸や尻を触る。
笑いながらそれを受け入れる涼子。
部外者は遠くで見つめる信夫だけ。
再生画面を何度も見直す事しか出来ない。
中途半端な目撃で余計妄想が膨らむ信夫。

画面から目を離しテントの方に視線を向けた。
涼子が居ない。
レンズを手に取りもう一度探す。
椅子に座る隆と修一。
隆とテーブルの間に頭が見え隠れする。
涼子の頭に間違いないだろう。
頭が修一に移動した。

修一の股間辺りで頭が動く。
修一と隆の間を行き来する涼子。

・・・・
2人に尺八してるのか・・・・

突然涼子がレンズの中に現れた。
2人に何か言いながらジーンズを脱いだ。
テントが死角になり他からは見えないであろう場所。
脱いだジーンズをテーブルに置き、下着も外した。
自分のジーンズの上に肘をつき2人の前に尻を突き出す。

隆が涼子の後ろに立った。
何をするかは一目瞭然。
涼子の体が直ぐに揺れ始めた。

あっあ・あ・・ぅぅうあはぅはっ
「二人ともあぅあ・早くね」
「みつ・か・っあぅたぁあらぁ」
そこで涼子の口に反対側から修一が咥えさせた。
レンズには修一の後ろが映る。
時折見える涼子の手が強く握り締められている。
修一が離れた。
涼子の口にはタオルが咥えさせられていた。
隆が涼子の腰を掴み激しく動く姿がレンズを通して伝わる。
隆が果てたのか、修一と場所を代わった。
修一が涼子を揺さぶる。
隆は引き抜いた物をそのままで椅子に座った。
修一が欲望を好きなだけ叩きつけ果てた。
何度か痙攣してから引き抜き座る。
ヨロヨロとしゃがみこんだ涼子。
しばらく隆の股間辺りで頭を動かし、修一の方に移動した。

信夫のカメラには大量の画像が納められていた。
平常心を保って戻るのにはかなりの精神力が必要だった。

当然、魚は釣れていない。
戻るなりカラカラに乾いた喉を潤した。
自然に振舞う3人を見ながら、うわの空でビールを煽った。

信夫以外はSEXで疲れ果てビールを数本飲んだ所で眠りに着いた。
深い眠りに落ちた3人を他所に一人眠れずビールを飲む。
テントの入り口がゴソゴソと開く。
涼子が起きてきた。
「ごめんね、なんだか疲れちゃって」
「・・・・」
「トイレか?」
「うん」
「暗いから気をつけろよ」
「うん」

風呂に入っていない涼子の膣には、まだあの二人の痕跡が有るはず。
信夫は少し置いて涼子の後を追った。
「涼子」
「え?」
「ちょっと危ないからな」
信夫は涼子の手を握った。
「どうしたの?」
「いや、別に」
信夫は辺りに人気のない事を確認してから涼子を強引に暗がりに引きずり込んだ。
まるでレイプ。
驚く涼子の口を塞ぎ胸を掴んだ。
ノーブラ!
シャツを捲りあげ吸い付く。
「ちょっと!」
「なに!どうしたの」
「やめてよ、人が来るわよ」
「驚かないで聞いてくれるか?」
「何?」
「昼間、見たんだ」
「えっ?見たって何?」
「隠さなくていい、隆と修一の事」
「!!」
「ごめんなさい、あなた」
その瞬間涼子は抵抗をやめた。
信夫のなすがままに体を任せた。
信夫は涼子の膣に残った痕跡ごと貫いた。
当然涼子も自分の蜜以外で濡れている事を自覚している。
信夫は驚く程早く射精した。
その後、涼子の前に引き抜いた物を近づける。
涼子は無言でそれを口に含んだ。

「明日ゆっくり話そう」
涼子は信夫の物から全てを吸い取りトイレに向かった。
トイレから出てきた涼子の肩を信夫は優しく抱きテントに向かった。
何も言わない涼子にビールを渡し一緒に飲んだ。
「怒ってはいないよ」
「見てたけど止められなかった」
「・・・・」
「全ては帰ってから話そう」

その夜、二人は抱き合って眠った。

翌日の昼には自宅に戻っていた。
信夫は涼子に画像を見せ涼子から今までの事を聞いた。
涼子は素直に話詫びた。

「怒ってないよ」

その言葉が涼子を救った。
  1. 2014/11/28(金) 06:57:09|
  2. 優しい妻 ・妄僧
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

優しい妻 第1回

「涼子さんありがとう」
「ふぅ・・・・すっきりした?」
「うん」
「隆君コーヒー買ってきたけど飲む」
「うん」

涼子は袋からコーヒーを取り出し渡した。
上半身は裸で下は短いスカート。
しゃがめば下着が丸見えになる。

隆の物を咥える時の何時もの格好。
隆のアパートでその格好のまま涼子もコーヒーを飲む。

一息ついてから隆の物を受け入れた。
スカートを身に着けたまま下着だけを脱ぐ。
四つん這いで後ろから隆を迎える。
全て隆のリクエストに応える。

2ヶ月前隆は涼子で童貞を捨てた。
それ以来、週に数度SEXさせて貰っている。
強制している訳ではなく涼子からの提案だった。

元々あまり目立つ方ではない隆。
大学に進学した関係で一人暮らしを始めた。
隆は夫の親戚。
田舎のご両親が心配して涼子に様子を見てくれる様話が来た。
夫に頼まれた事も有り涼子は快く引き受けた。

大人しい性格の隆が涼子にとって頼りない弟の様に感じられた。
2ヶ月前隆の誕生日に2人でお酒を飲んだ。
夫は仕事で短い出張に出ていた。
涼子は家に招き食事とお酒で隆を祝った。
もちろん夫も知っている。
途中お祝いの電話がかかって来た。
アルコールのお陰で会話は盛り上がる。

一度隆の部屋の掃除をして居る時にDVDを見つけてしまった。
人妻系のアダルトDVD。
見つかった隆は恥ずかしそうに下を向いた。
その時の話を持ち出し涼子がからかう。
隆も少し抵抗したが涼子の口撃にまた俯いた。
涼子が酔った勢いもあってか、可愛いと言いながら隆を抱きしめた。

部屋の雰囲気が変わる。

「もしもし」
「隆誕生日おめでとう」
「あっうんありがと はぁはぁ」
「ん?どうしたの」
「いや、ちょっと今バタバタしてたから」
「そう、涼子さんに迷惑かけたらだめよ」
「うん、わかってるよ」
「今、お祝いして貰ってる」
「えっそうなのじゃぁ電話代われる?」
「うん、多分」
携帯を涼子に渡した。
床の上に仰向けに寝たままそれを受け取る。
「あっもしもし電話代わりました」
「えぇはいいえいえ大丈夫で っうぅす」
自由になった隆がゆっくり腰を動かす。
「いぇなんでもないです、はい」
「えぇ隆君はしっかりしてまぁああすから」
1度涼子の口に射精した後、ついに童貞を捨てた。
涼子に導かれ入り口を探り当て挿入したばかり。
生暖かい涼子の膣。
まだ定まらない幼稚な腰を使い涼子を突く。
「えぇじゃぁ隆君に代わります」
「もしもし、うん判ってる大丈夫だから」
携帯を置いてから数分後に隆は涼子の中で爆発させた。

あぁはぁあああぅぅぅぅうはぁ
でる・涼子さん あっくぅう

その夜、隆が満足するまで体を与えた。
咥えて期待に応え、受け入れて射精させる。
隆の精液は全て受け止める。
膣の中に射精した後の物は綺麗に舐め吸い取る。
隆は当たり前の様に涼子の子宮に精液を浴びせる。

3度涼子の膣を使って隆は眠りに落ちた。

涼子の中で今までにない感覚が芽生えていた。
浮気の罪悪感はなく、妙な満足感が満ちていた。
SEXとしては夫とは比べ物にならない幼稚な行為。
ただ、必死でしがみ付いて来る姿が愛しいと思えた。

翌朝、目覚めた隆にシャワーを浴びさせコーヒーを煎れた。
「おはよう」
「あ・おはよう・・・・」
「どう、男になった気分は?」
朝から露骨な会話・・・・
「ありがとう、すごく良かったです」
「そう、なら良かった」
「これは秘密って事はわかるよね」
「うん、わかってる」
「で?またしたい?」
「えっ?」
「隆君さえ良ければ、またしてもいいわよ」
「ほんと?」
「えぇ、ほんとよ」
隆の顔は満面の笑みに変わった。
少しあった罪悪感が完全に消えた。
童貞を捨てた事よりまた出来る事が嬉しかった。

コーヒーを飲み終えた後、キッチンで食器を片付ける涼子の後ろから迫った。
涼子は笑いながら下着を降ろし、ワンピースを捲くり受け入れた。
突き出した尻を掴み隆が激しく突く。
涼子の尻の形が歪に変形するほど力強く出し入れする。
寝ている間の数時間で生産された若い精液が涼子の膣の中に溢れる。
何度も噴射した後引き抜かれた物に唇をかぶせる涼子。
綺麗に処理してから隆を大学に向かわせた。

  1. 2014/11/28(金) 06:55:42|
  2. 優しい妻 ・妄僧
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

「妻の秘密」 第33回

引き出したエネマシリングを再び妻のアヌスに挿入し、空気を送り込んでストッパーを直腸内で脹らませた。小振りのガラス製浣腸器で洗面器の液を吸い上げもう1本のチューブの先口に取り付けピストンを押す。2回で洗面器の液は無くなった。逆流防止の金具を取り付け「これじゃ物足りないだろう、もうイチジク浣腸はないのか?」と猿轡で喋れない妻に問いかけた。妻は顔を洗面所の方に向けて目で『あそこにまだ有ります』と告げた。妻をその場に残し洗面所に行き洗面台の辺りを探してみた。結局、イチジク浣腸の青い箱は見付からなかったがラベルに〈グリセリン液〉と書いてある瓶を見付けた。SMの知識は乏しいがイチジク浣腸の箱にグリセリンの薬品名が記載されているのは知っている。瓶の裏ラベルには〈使用時に大人=2~4倍(通常4倍)、子人=15倍程度に稀釈して使用〉となっている。

妻のところに戻り目の前で3回、浣腸器で吸い上げ洗面器に移し台所のコップを使って水道水を汲み目分量で2倍に薄めた。稀釈する水の量を見ていた妻が猿轡で声にならない声と目で『いつもより薄める水の量が少ない』と訴えているように思える。「そうか、まだ濃いのか?でも今日は特別だからな」と妻の目を見ながら話しかけ、瓶からもう2回グリセリン液を吸い上げて洗面器に加えた。再び妻のアヌスに浣腸液を注ぎ込んだ。最初のイチジク浣腸から時間が経っているためか洗面器の全ての浣腸液を注入が終わって間もなく妻は激しく反応し始めた。上半身を捩じらせ荒い呼吸音と猿轡のボールの穴から呻き声を漏し取り付けた両側の紐のところからだらしなく唾液を滴らせている。床に着いた腕が震えている・・・身体全体を振るわせ全身に鳥肌が立って来た。妻の腸壁一杯に拡がったストッパーは空気抜きのノズルを緩めない限り排泄を許さない。高潮していた妻の顔色が青ざめ初め、何度も振り返って私に目で排泄を求める。「生理的に限界か?苦しいだろう」と思いながらエネマシリングの筒を数回揺すってみた。一際大きな悲鳴をあげて身をよじったが筒を持つ手を生暖かいものが濡らした。明らかにアヌスから漏れた浣腸液ではない。白濁した粘りけのある液は妻の花弁から糸を引いて滴り落ちてきた淫汁だった。

「浣腸されて感じている」のだ。〝夫以外の男に調教された淫らな自分〟にM女として感じているのか〝エネマシリング〟にアヌスで感じているのか、それとも〝浣腸による排泄感〟に直腸で感じているのか・・・もうすでに限界は超えているだろう。洗面器に上手く全てを排泄させる自信がなかった。妻を立たせその手にゴム球の付いたチューブと浣腸器を外したチューブを持たせ肩を押すよう2人でバスルームに向かった。足元の心許ないヨチヨチ歩きでバスタブの前まで辿り着いた。ユニットバスなら大小便で汚しても洗い流せるし換気扇が付いているので悪臭がこもるのもある程度は軽減出来る。妻の口からどんな言葉が飛び出るか確かめるため猿轡を外した。紐の跡が赤く口の両側に残っている。2本のチューブを妻から奪い、換気扇と給湯のスイッチを入れ後ろ向きに立たせバスタブに両手を着かせた。ポルノ雑誌に載っている立後背位を取らせた。チューブを下に引っ張ると妻も腰を下ろし大便をする恰好になった。

「よく濡れてるじゃないか、お前の花弁からお汁が垂れてるぞ、何処が気持ちいいんだ?」『・・・』「ここか?」と直腸の壁に密着したエネマシリングの筒を揺らし、押し引きすると妻が『嫌や・・駄目』「何が駄目なんだ?糞をするのがか?」『あっ・・駄目・・』声が艶めかしい、苦痛や嫌悪ではない快感による声にしか聞こえない。「この浣腸がそんなに良いのか?」、妻の口からついに『気持ちいい』の言葉が出た。妻は自ら浣腸が気持ちいいと告白した。

「ようし、よく漏らさずに我慢した。したくたって出来なかったか」と話しかけながら先ず浣腸液の注入用チューブの逆流防止の金具を少しずつ緩めた。勢いよく流れ出ると思っていた浣腸液は意外にもゆっくりと少量ずつ染み出るように流れ出てきた。初めは透明に近い液体が、そして徐々に黄色みを増した液になり、時折、黒い小さな固形物が混じりながら注入した量の3分の1ほどの量が流れ出て止まった。固形物がプラグの小さい穴を通過出来なくなり流れを堰き止めたのだろう。「いよいよかな、ストッパーを外してこの女に大便をブチまかせてやろう」と思いながら「空気を抜いてやろう。俺の目の前のここで大便をするんだぞ。いいな」妻は黙ってうなづくだけだ。ゴム球のノズルを回すとシューと音を立てて直腸内に拡がったゴムのストッパーから空気が抜け出し排泄が近付いたのか筒をくわえたアヌスが盛り上がり蠢いている。白いプラグが見えるまで引き出してゆっくりと回してみる。アヌスの襞が引きつりながら必死にプラグが抜けないようにくわえ込んでいる。少し押し込んでから回しながら引き抜いた。妻が思わず『あっ』小さく叫んだ。プラグの先端の注入口は大便が塞いでいた。締まりがなく口を開けたままのアヌスから黄色いドロドロした液が漏れだし、大便が顔を出した。
  1. 2014/11/28(金) 06:26:37|
  2. 「妻の秘密」・街で偶然に・・・
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

「妻の秘密」 第32回

丹念に歯磨きさせ舌もブラッシングさせた。妻の口に残った男の臭いを拭いさせるためだ。化粧を施して戻ってきた妻は銀色に輝くスリーインワンに吊り下げられたベージュのストッキング、何時もと違い濃い目の化粧が妖艶に見せている。
テレビ画面には、2人の男にアヌスを指で弄られ見られながらの放尿、エネマシリングで浣腸、排泄の後にバイブでアクメに達して失禁のキャブチャーが映り出されている。最初の登場シーンで静止させ、見比べて「この下着はどうした?買ったのか?」、『買って貰いました』「ヤツにか?」『はい』「それを着てヤツにやられたのか?、画面じゃ違う男どもにもやられていぞ」『これは仕事用です』「そうか、結構人気があったようだな。HPにも良く出てくるし、これを着るとどんな気分だ?」『・・・恥ずかしい』脇腹からバストのカップにかけて爪でなぞると妻は身体をよじると明らかにくすぐったいのと違う反応を示した。ボール型の口轡をくわえさせ頭の後ろで紐を留めた。妻の呼吸が荒くなっている。「感じ始めたのか?男の調教の賜だな」と思いながらスリーインワンとお揃いのショーツの中に指を忍ばせると妻の花弁はすで分泌液で濡れそぼっていた。これからの展開を期待しているのか、夫の前でも恥ずかしいと思うだけで濡れる身体になってしまったのかは分からない。
ショーツを脱がし両足首から抜き取ると丸めて妻の秘部をゆっくりと何度も拭った。後ろから抱きしめ右手を尻に近づけた。
アヌスのすぼまりに指を這わし中心を捉えゆっくりと人差し指を当てがい先をもぐりこませようと力を込めた。妻は自ら窄まりの戒めを解き指先を受け入れた。全てを知られこうやって夫の前で不倫相手の男性やSMクラブでの自分の狂態をさらすのをあきらめているのか、快感を求めているのか定かでないが夫の指をアヌスに受入れ自ら尻を振って締め付けている。「こうなったらあの男や妻を買った男どもと同じ快感を得てやろう」と決め、指をアヌスから抜き取った。

そして妻が自ら用意した洗面器の中に青い箱2個から取りだした簡易浣腸の大人用イチジク浣腸の液を次々に移した。「これから自分でやれよ、カメラに撮られた時と同じ様に!」妻は拒らずジェルを掌に取るとオシッコをする恰好になって自分のアヌスに塗り始めた。ゆっくりとアヌスの内側まで丁寧に塗り付けるとちらっと私の方を見た。「早くやれ!」促され2本のチューブの付いたエネマシリングの先端の白いプラグにもジェルを塗り付け目をつむってアヌスに近づけた。プラグの直径は私の指とは比べ物にならないほど太い。『う~ぅん』と唸るような吐音をさせながらゆっくりと先端をアヌスに突き刺した。まさに突き刺すと言った表現がぴったりの動作だった。白いプラグをアヌスが飲み込んで見えなくなって妻は向きを変え私に背を向けると手を付いて跪いた。〝どうぞ浣腸液を入れて下さい〟と言った恰好だ。アヌスから顔を出しているエネマシリングの筒を前後に出し入れすると妻は上半身を仰け反らせる。今度は左右に小刻みに回すと下半身を左右に揺らしながらアヌスを貫くプラグの太さを感じ取って締め付けるのが筒を通して手に伝わってくる。「本当にアナル好きのM女になりやがった」と言う思いが湧いてくる。チューブの切り端を洗面器の液の中に浸し、もう一本のチューブの先に付いているゴム球を握りつぶす・・・空気がチューブを揺らしながら妻の直腸の中に入っていくのが分かる。プラグに付いているゴム風船のようなストッパーが拡がっていく「何時も空気を入れられるのはこれくらいか?」妻は頭を下げたまま横に首を小さく振る。〝まだ足りないんだな〟と判断して3回、ゴム球を握りつぶして空気を送り込むと妻は『うぅ~』と唸って首を上下に振った。『もうこれくらいで充分です』とでも訴えるように。

「今日は特別だ」と思いながらもう1回だけ空気を送り込んだ。充分すぎるほど直腸内のストッパーは脹らんでいるはずだ。筒を持って引き抜こうとするとアヌスが盛り上がってそれを拒んでいる、左右に回そうとしても直腸壁に密着して回らない。ゴム球の底に付いている空気抜きのノズルを回した。直腸の圧力であっという間に
ストッパの空気が抜けていく。空気が抜けきったところで筒を少し引き抜いた。先ほどとは違って抵抗もなく直腸内の筒が引き出されていく・・・半分ほど現れた白いプラグには茶色い大便が付着している。〝男はまだ浣腸やアヌスの調教を予定していなかったのか〟と思いながら残りの半分を引き抜いた。妻の体温で暖められたエネマシリングの先端には大便が茶色く覆っていた。空気にさらされ大便の臭いが立ち込める。妻に狼狽する気配は見られない。直腸内の大便の検査や他人に自分の大便を見られ臭いを嗅がれる調教も受けているのだろう。改めて男の施した調教の凄さを思い知らされた。
  1. 2014/11/28(金) 06:24:50|
  2. 「妻の秘密」・街で偶然に・・・
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

「妻の秘密」 第31回

彼は2人の女性の心と身体を支配していた。この女性も妻のライバルなのだ。ここまで告白して少し落ち着いたのか妻の呼吸が穏やかになっている。「お前はこれからどうして欲しいんだ? 離婚してやろうか?あの男の所へ行きたかったら行っても良いんだぞ」、『・・・・』、「もう元の生活には戻れないだろう、今までコケにされた分だけは償ってもらうけどな」、〝償い〟の言葉が何を意味するのか妻は必死に考えているようだ。「このことは全部、お前の親に話してやる。お前の会社にもな」妻はただ黙っているだけだった。「男はバツイチで独身だから痛くも痒くもないだろう。慰謝料くらいはふんだくれるかも知れないけど」の言葉に敏感に反応した。夫として悔しいが自分のこれからより愛する男の事を心配しているようだ。「じゃ~最後のセックスと行こうか・・」手枷をつかんで妻を立たせた『嫌っ、こんな恰好で・・』「こんな恰好でじゃないだろうが、亭主の俺に抱かれるのが嫌なんだろう」どうやら図星のようだ〝私はあの人の女、貴方には抱かれたくない〟とでも言いたげな表情だ。嫉妬と怒りと興奮が混ざり合って頭の中で渦巻いている。この何年かの間、妻は私に抱かれながら恋しい男や見ず知らずの○シール・ソサエティの男性客とのセックスを思い浮かべていたのか?〝そこまで亭主をコケにされたんじゃ~仕方ないな〟セックスで快感を与えるのは妻を喜ばすだけだ、一番抱かれたくない私に貫かれ縛り上げられてライブショーやCD-ROMの様に浣腸して排泄させてやろう、今の妻にはこれが一番辛いはずだ。

手枷をそのままにして足枷を外した。妻を立たせ整理タンスの前まで引きずって行き、座らせると再び足枷を付け左右の手首と左右の足首をそれぞれ金具で結び付け立ち上がれないようにした。整理ダンスの中から自分好みの下着を探そうとしたが何時もバスルームに洗濯物が干してある事を思い出した。〝バスルームに干してある洗濯物はセックスやSMプレーで汚した物〟だと言う事なら夫の前で身に着けるのは辛いく恥ずかしいはずだ。妻をその場に残してバスルームに向かった。ドアを開けるとベージュの薄地のタイツが2足、ボディスーツ、Tバックショーツ、黒のブラジャー、お揃いの黒いストッキングとガーターベルト、スリップ、ブラウス、青いロープが所狭しと干してあった。ショーに出演してから1ヶ月の間に身に着けた物だ。触れるとタイツとブラジャーはまだ湿っていた。昨日か一昨日に身に着け汚して洗濯したのだろう。乾いているボディスーツとTバックショーツ、タイツを持って妻の側に戻った。私の持っている物に一瞬、視線を注ぎ羞恥の表情を浮かべて顔をそむけた。私の思ったとおり、私の手にしている下着が意味している事を察知したのだろう。妻の髪をつかんで目の前に下着を突きつけ「これってお前が着たんだよな。このロープで縛られたんだろう。気持ち良かったかい?」、無言の妻を尻目に収納クローゼットの中からラックを取り出しテレビに繋いで電源を入れた。妻の画像が収録されているDVDのケースを摘み上げ「これに映っているのと同じことをしてやろう。良いよな、俺はお前の亭主なんだから!」ディスクをセットして再生ボタンを押す・・・男2人とのSMプレーの冒頭シーンで停止させた。画面にはシルバーのスリーインワンにベージュのストッキングとパンプス姿の妻が映し出されている。「これと同じ物を持ってこい。早くしろよ」と言って両手首の手枷を外してやった。妻はよろよろと立ち上がって整理ダンスの引き出しの中からDVDと同じ下着を取り出し始めた。引き出しを閉めて戻ろうとする妻に「口にくわえるボールとバイブ、浣腸器はどうした?それも持ってこい!」と強い口調で言うと下の引き出しから箱に入った猿轡、バイブ、浣腸器を取り出し、洗面台の下からジェルの入ったボトルと青い箱、洗面器、テッシュペーパーの箱を取りだして私の前に差し出した。言ってもいないのにジェルや青い箱に入ったイチジク浣腸等を一緒に持ってきたのは男に躾られたのだろう。「よし、着ている物を全部脱いでシャワーを浴びてこい、ついでに小便もしてくるんだぞ」観念した表情で妻は無言でガーターの留め金を外してストッキング、ガーターベルト、ショーツの順に脱ぎ、私の前で全裸になるとバスルームに入っていった。シャワーの音を聞きながら冷蔵庫の缶ビールを1本取り出し飲み始めた。バスタオルで身体を拭きながらゆっくりとした足取りで妻が戻ってきた。缶ビールを飲みながらソファベットに座ってDVDを見ている私の前に裸体を隠すようにバスタオルを持った妻が立っている。缶ビールを飲み干しバスタオルを剥ぎ取った。「早く画面と同じヤツを着ろ、それが済んだら歯を磨いて化粧しろ」と急き立てた。妻は黙ってスリーインワンを身に巻き付けホックを下から順番に留め、ストッキングに足を通すとガーターに吊り下げショーツを履き、玄関先の靴箱からパンプスを取り出し手に持って私の前に置くと洗面所の流しへと歩いていった。この部屋にはドレッサーは置かれていないが洗面台に大きな鏡が備え付けられている。妻は歯を磨き化粧を始めた。
  1. 2014/11/28(金) 06:23:16|
  2. 「妻の秘密」・街で偶然に・・・
  3. | トラックバック:1
  4. | コメント:0

「妻の秘密」 第30回

妻との仲と彼に対する妻の愛情が深まって結局、夫婦は離婚した。セックスのパートナーと愛情とは別物だったのだろう。入り婿も解消し彼は家を出て新しい作業場とスタジオが必要となった。閉店したサパークラブの店舗を安く手に入れた。サパークラブの構造はカラオケの防音処置やフロアーの照明、小さなステージ、従業員の更衣室等々の小部屋に区切られていること等がスタジオとして撮影、SMクラブのショーには好都合だったようだ。私が訪れた地下のNスタジオは彼のものだった。
妻は彼から徹底的にSMを仕込まれM女として開眼しセックスとSMの快感にのめり込んでいった。そして2人のセックスの場所として、SMの道具や衣装の保管場所として妻の方からマンションを借りたのだった。街中のホテルでは何時、知り合いや私と顔を合わせるのを避け○シール・ソサエティと言うSMクラブの受付を兼ねるためにマンションは好都合だったのだろう。

マンションの整理ダンスに綺麗に収納されていた下着は妻が買い揃え、スリーインワンと言われる高価な下着、ガーターベルトや水着・レオタード、バイブ、チューブの付いた浣腸器、革製の手枷、足枷は撮影用に彼が買与え高価なインポート物の下着や革製ボディースーツ等は妻をM女として買った男性客からのプレゼント、マンションに私が訪れた時にバスルームに干してあった下着は前日にSMプレーに使用した物だった。妻は○シール・ソサエティでは〝楚々とした人妻OL〟として登録され、淫らに調教したいと言う男性客の相手をしていた。ヘアピースで髪型を変えブラウスとタイトスカートにパンプスの服装や水着にタイツ姿の妻をSM嗜好の見ず知らずの何人もの男性客が縛り上げ、下着姿や革製束縛具を付けさせ、バイブや指で敏感な箇所を刺激したり、浣腸そして排泄、口淫や肛門性交で精液を浴びせていたのだ。プロのカメラマンが撮影した妻の裸体や下着姿、調教される姿を集めた写真集はマニアの間では有名だった。

妻の口から驚愕の言葉が飛び出し『今まで2回、堕胎した』と言う。夫である私は全く気が付かなかった。見ず知らずの男性の相手をさせる場合は性病や妊娠を避けるため避妊具としてコンドームを必ず装着させるのが掟になっているらしいが、一度目の妊娠は相手の男性客のコンドームが抜け落ちて中出し状態になって、二度目は彼との激しいセックスの途中で思わず漏らし妊娠して、そのことが離婚の直接的な引き金となったらしい。私との生活と彼等夫婦の性的玩具として、SMクラブのM女
としての夫婦が離婚後は彼の愛人として三役を演じていたのだ。演じていたのは私の妻としてだけで他の二役が本当の姿だったのかもしれない。

マンションの電話を盗聴している時にかかってきた《T美ですが・・》と言う女性の声の主は、まだ若い未婚のアシスタントだった。最初はカメラマンとしての表の仕事のアシスタントだったが彼の毒牙にかかりSMクラブ経営のパートナーになっていた。Nスタジオのステージで見た黒いミニスカートの女性が彼女だった。
  1. 2014/11/28(金) 06:22:04|
  2. 「妻の秘密」・街で偶然に・・・
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

「妻の秘密」 第29回

2ヶ月ほどお休みしていました。妻の秘密のその後です。


「こんな物を入れたのはお前か?男か?」『・・・』「答えたくないならそれもいいか・・」床に転がったローターを摘み上げ、妻の顔に近づけ「ウンチが付いてるな、今日は未だ浣腸されてないのか?」無言で俯いている妻を立たせ整理ダンスの方に追いやった。下の引き出しからSM用の手足枷を取り出し逃げ出さないように両手足首に取り付けた。「こんな物が引き出しの中にある事を知っているのが不思議だろう?お前の事は全部知っているんだ。何をしていたかも・・・」町で偶然に車を見かけ尾行してマンションの存在を知った事、ホームページに掲載された写真や調教記録、部屋の盗聴、相手の男性とのセックスの様子など今までに掌握した事すべてを告げた。妻は黙って聞いていた。「この前のSMのライブショーも見せて貰ったよ」と言うと妻は顔を上げ堰を切ったように号泣し始めた。『何もかも知られていた。すべてが終わり』と観念したのだろう。妻の口から『ご免なさい』の謝罪の言葉が出てこないのは相手の男性との関係が終焉する事に対する未練と悲しみだけだのようだ。その時「もう元には戻れない。すでに私の妻ではない」と確信した。夫以外の男に抱かれ愛の告白をし他人の前で浣腸、排泄、バイブの刺激で放尿、感極まったアクメに身を震わせながら失神する狂態を曝すことを至上の悦びとする変態女に不倫相手の男性にされていた。
痛さに極端に弱い妻の顔を平手で張ったり、乳首を捻り上げて妻の口から事の終始を吐かせた。

相手の男は妻の同級生の元夫だった。3年前、女子高の同窓会で久しぶりに再会した女性が思いもよらず近所に住んでいた事から行き来が始まり、お互いの家を訪れるようになった。過去に私も在宅の時に何度か顔を合わせていた。1年後の6月中旬に彼女が妻に【デパートで水着を買うので一緒に来て欲しい】と言われ同行した。スキューバダイビングが趣味の彼女は【夫と南の島に旅行するの、海外だしちょっと派手目の水着にしよう】と試着し妻に見てもらってビキニとワンピースの水着を買い【貴女はスタイルが良いから私より似合うと思うわ】と妻にも試着を勧めた『私は旅行なんか行けないし・・』と言いながら断ったがスタイルには少なからず自信を持っていた妻は購入する気は全く無かったが『買わなくても試着くらいなら』と思って試着室で彼女の見立てのワンピース水着に着替えた。彼女や店員に水着姿のセクシーさとスタイルの良さを褒められ妻はその水着を購入して彼女の家に戻った。家には仕事を終えた彼女の夫が戻っていた。彼女は俗に言う資産家の一人娘で夫は婿養子だった。プロのカメラマンを目指し長い下積み時代に彼女と知り合い婿養子になる引き替えに資金援助を受けながら独立し、小さなスタジオを構えるまでになった。彼は修業時代にアシスタントとしてSM雑誌や今は死語に近いビニ本の撮影現場で働き、カメラの前で繰り広げられる本番セックス、3P、レズやSMなどを目の当たりにしてSMの嗜好を持ち始めたらしい。結婚後、箱入り娘だった彼の妻はセックスとSMの虜になっていった。そんな夫婦が目を付けたのが私の妻だった。
夫婦は妻をSMの世界に引きずり込む計画で女性2人で水着を買いに行ったのだった。妻のスタイルが強調される水着を選び【綺麗だ、セクシーだ】と煽てプロのカメラマンである彼に妻は水着姿を撮影させた。モデルでもなくプールや海辺でない他人の居間で同級生の同性とその夫とは言え他人の前で水着姿になるのは恥ずかしいはずだが、彼女と2人での撮影だという事もあり半ば強引に水着に着替えさせられてカメラの前に立った。色々なポーズを取らされ眩い照明とシャッター音に妻は興奮を憶えらしい。48枚撮りのフィルムを撮り終え、新しいカートリッジに入れ替えながら【記念に貴女が一番綺麗に見える写真を撮ってあげよう】と レースクイーンの様なタイツにハイヒールを加えた格好になるように妻に勧め、彼女から光沢のあるタイツとTバックのスイムショーツとハイヒールを借りて2人の撮影は続いた。100枚を超える写真を撮り終え3人はソファに腰掛け『もう撮影も終わったし着替えて来る』と言う妻に2人は【まだ良いじゃない、ちょっと休んでから】と冷たいジュースを運んできてくれた。彼が【現像してくるから】と作業場に入って暫くして・・
何かしらの薬を入れられていたのかジュースを飲んで間もなく意識が朦朧となった妻に彼女がモーションをかけてきた。水着にタイツにハイヒール姿の妻は濃厚なディープキスと水着越しのしなやかな女性の手による愛撫によってレズの洗礼を受けた。現像を終えて彼が戻った時には妻はアクメを迎えた後だった。その後、3人による性宴が繰り広げられ妻は夫婦とのセックスの虜になっていった。
女性の愛情と言うのは複雑なのだろう。妻は夫婦のSMや3Pのパートナーとしては許せても妻が彼に愛情を懐いたり、彼が妻に愛情を寄せるのは彼女にとっては嫉妬の対象でしか無かったようだ。その後、妻が調教を受け彼とのSM・セックスにのめり込むに従い妻は彼女のパートナーからライバルとなって行きSMも過激になっていった。とうとうホームページに妻の調教の様子や感想を掲示したりSMクラブに登録させ売春紛いの客も取らせていった。
  1. 2014/11/28(金) 06:19:59|
  2. 「妻の秘密」・街で偶然に・・・
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

「妻の秘密」 第28回

先ほどの電話の女性は?妻を調教し自分好みの性奴にし射精もせず、そのままにしてまでの急用とは?と思いを巡らせながら「今、部屋のドアをこじ開けて踏み込んだら・・・」すべてを妻の口から吐露させようとしても無理かもしれない。このまま男性との関係がエスカレートしたとして妻との関係は元の鞘には収まらないだろう。

意を決して妻のいるマンションに踏み込む事にした。セックスの途中に男性に帰られ一人になった妻はどんな格好で心境なのだろう・・・興奮と嫉妬と怒りが頂点に達した。
今までに盗聴し録音したテープとラジカセを持って玄関に向かった。エレベーターに乗り部屋の階に着くと小走りに妻の部屋のドアの前に立った。少しでもドアが開いたら隙間に靴を入れてこじ開ける積もりだ。呼び鈴のスイッチを押した。静かなマンションの室内の呼び出し音がドア越しに聞こえる。何の反応も無い、再びスイッチを押す。鋼鉄製のドアの向こうに人の気配がした。『はい、どちら様でしょうか?』何と答えたらいいのか・・
心臓の音が身体を伝わって聞こえるくらいに興奮し緊張する。とっさに口から「管理人ですが・・・」と出た。
中から『暫くお待ち下さい・・』と声がしてガチャとドアロックを解除する音がしゆっくりとドアノブがまわった。中から自分の姿が見えないようにドアの開く反対側に隠れた。2・3㎝ほどドアを開け訪問者をうかがうように静止した。誰の姿も見えない、少し間があいてドアチェーンが外され、妻は「管理人さん?」と確認しようとなおも5㎝ほどドアを開けた瞬間、ドアの隙間に左足を差し込んだ。何が起こったのかと驚いてドアを閉めようとするドアに手をかけたドアノブに自分とお揃いの結婚指輪をした妻の白い手が見えた。

「R子、俺だ。開けろ」と低く小さいが強い口調で告げた。中から必死にドアを閉めようとするが差し入れた左足のためにドアは閉まらない。左手を壁に付いて力まかせにドアを引き開いた。妻は逃げるように奥に走り入って行く。靴を脱ぎ妻を追いかける。妻は透けて見えるほど薄い白色のベビードールのような物を着ている。短い裾からベージュのストッキングを履いた足が覗いている。部屋の窓際の壁まで逃げる妻を追い詰めた。ただ震えて壁を背に立っている妻の細い両手首をつかみリビングの中央へと引っ張ると両足に力を込めて拒もうとする。「どういう事?これは? ちゃんと説明しろよ」『・・・』男の好みだろう濃いめのメイクを施した妻の目が恐怖に怯えている。
左手で妻の両手首を持ち替え右の掌で一発、妻の頬を張った。2発目を喰らわそうとした時、妻は泣きながらその場に崩れるように座り込んだ。髪の毛をつかんで立たせベビードールのような下着を胸のボタンを引きちぎって妻の裸体が露わにする。ブラは着けていない、薄いピンクのガーターベルトとビキニショーツにベージュのストッキングだけの姿だ。ストラップを引きちぎりまとわり付くベビードールを脱がせ妻を引き寄せた。顔を近づけると妻は顔を反らし私の手から逃れようと暴れた。腰に手を伸ばし尻の割れ目に手を這わせるとショーツの上から何か堅い物に触った。堅くて細い紐のような物を指でなぞっていくとアヌスの辺りで突然無くなっている。紐のような物を上になぞっていくと妻のガーターベルトに堅い固まりが差し込んであるのを指で撫で当てた。
妻は直腸にローターを埋めたままだった。

振り払おうとする妻の腕を締め上げプラスチックのケースを指で探るとスライド式のスイッチがあった。一気にスライドを押し上げるとブーンという音が妻の身体の中から聞こえる。『嫌っ嫌っ』と暴れ出す妻を押さえつけソファベットに連れて行き両手をソファベットに着かせ妻の後ろからショーツを引き下げた。アヌスから白く細いコードが伸び、プラスチックケースが重りとなってピーンと張っている。ローターにはコンドームが被せてあるらしくコンドームの挿入口がアヌスを飾る花弁のように広がりその中心から白いコードが伸びている。プラスチックのリモコンを手に取りアヌスから伸びているコードを引っ張る。妻はアヌスを堅く閉じ、ローターは顔を出さない。これ以上引っ張るとコードが千切れてしまう。「尻の穴を緩めろ。この嫌らしいおもちゃを引っこ抜いてやる。さあーアヌスの力を抜けよ」尻唇に数回平手打ちを食わせると、妻は観念したように膝を折りソファベットに両手を着いたまま小便をする格好になった。コードを真下に引っ張るとアヌスが盛り上がり小さな皺が拡がり息づく生き物の口のように伸縮を繰り返し徐々にコンドームに包まれた白いローターが2分の3ほど顔を出した。コードを引っ張る力を緩めると吸い込まれるようにアヌスの中に姿を隠してしまう。これを2・3回繰り返し半分ほど引っぱり出し一気にコードを引き下げた。コロンとローターはアヌスから抜け床の上に落ちた。妻の直腸から引き出されコンドームに包れたローターには茶褐色の大便が付着していた。
  1. 2014/11/27(木) 17:57:55|
  2. 「妻の秘密」・街で偶然に・・・
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1

「妻の秘密」 第27回

夜8時過ぎに妻の車はY谷駅前の有料駐車場の中にスモールランプだけを灯しエンジンをかけたまま駐車していた。通勤ラッシュを少し過ぎた電車から降り立った人波の中から一人の男性が有料駐車場の中に入っていった。
妻は、ハザードランプを点灯して合図を送った。男性は助手席に乗り込むとシートを後ろに倒して顔は窓から消えた。知り合いに見付かるのを警戒しての常套手段かも知れない。妻と男性を乗せた車はマンションへと走り出した。夫である自分にすべてを知られ部屋に盗聴器が仕掛けられているとも知らずマンションの部屋で妻は『愛される』のだ。

見失う心配もないのでゆっくりとしかし高鳴る胸の鼓動を感じながらバイクを走らせ、マンション近くに駐車してある軽トラックに乗り移り盗聴器のイヤホンを耳に付けた時に2人は既に部屋のドアを閉めドアチェーンを掛けるところだった。チェーンの金具がドアに取り付けられる音、ユニットバスの引き違いのドアを開ける音、風呂の湯沸かし器の点火される音等々が次々と手に取るように聞こえて来る。大きな足音は男性のものだろう。妻の足音はスリッパを履いているのか擦る落としか聞こえない。2つの足音はソファベットに近付き整理ダンスの引き出しを開ける音、ビニールの包装紙を外す音・・・男性と思われる足音はソファベットに腰掛けクローゼットの扉を開けコマンダーを操作する音に続いてTVから妻の泣き声のような身悶えしている声が再生されている。缶ビールのプルトップを起こす音がしてビールを飲み出した。5分ほどしてスリッパの音が近付いてきた。妻が浴室から出て男性が待つソファベットに近付いてきたのだろう・・・【R子は何をして欲しいんだ?】『貴方に愛してほしい・・・』【どうやって?】『私を縛って恥ずかしい事をして下さい』【恥ずかしい事って何だ?】『・・・・』【お尻を愛してやろうか?】『はい・・前にも入れて下さい』【今日は中に出すぞ、いいな】『安全日なので大丈夫です・・・』【よし分かった。バスタオルを取って身体を見せてくれ】『はい』【やっぱりお前はこのガーターとストッキング格好が一番色っぽいな】暫く沈黙が続き2人の足音は遠ざかって行った。妻の小さな悲鳴、トイレを流す音・・・妻はユニットバスで浣腸されトイレで排泄させられたのだろう。5分ほどして2人の足音が近付いて来た。ソファベットのきしむ音がして【さあ俺の上に乗れ、お尻にローターを入れてやろう】『はい・・・』【さあ、しゃぶって大きくしてくれ】『・・・』窓のカーテンが少し揺れ人影が映った。窮屈な運転席でPニスは勃起し先が濡れるのが分かる。妻と男性はソファベットの上でお互いを求め合い20分ほど激しいセックスを繰り広げ妻が男性に感極まって鳴き声で『お尻に・・・お尻に入れて下さい』と叫んだ。突然、部屋の電話が鳴り出した。呼吸を整えた妻が『はい、○シール・ソサエティーです』《T美ですが・・オーナーはいますか?》『はい、来られてます。代わります』【はい、N田ですが・・】《T美です。至急、スタジオにお戻り下さい》女性の電話の声は少しぶっきらぼうで苛立った口調だった。【わかった、すぐに戻る・・】スラックスを履く衣擦れの音とベルトのバックルがカチャカチャとなる金属音がして男性は帰りの身支度を始めた。

妻はアクメに達していないだろうし男性も射精を終えていない。余程大事な用事なのだろう、妻は男性に『今夜はもう・・・』と話しかけると男性は【急用だ帰る、また今度だ】『今度って?』【都合の良い時に連絡してくれ、職場には電話するなよ】『はい、分かりました』妻が立ち上がってスリッパの音がした時に弾みでローターのスイッチが入ったのだろうかくもったモーターの音がジージーと鳴り始め妻が小さな声をあげた。コマンダーが床を転がる音がしてモーターの音が止まった。妻は直腸にローターをくわえたままだったのだ。キスを交わす音がして男性は靴を履き、自分の携帯でタクシーを呼んでから部屋を出て行った。暫くしてマンションの玄関にタクシーが着き男性は乗り込んで駅の方に走り去っていった。見上げるとカーテンが少しだけ開けられ室内の光が漏れている。妻は男の帰るのを黙って見送っていた。

妻は男性のPニスを口にくわえ、ワギナを貫かれ、直腸に差し込まれたローターのコードをアヌスから垂れ下げたまま突然、一人ぼっちにされた。妻はどんな気持ちで直腸に埋め込まれたローターを抜き出したのだろう・・ガーターとストッキングだけの姿で・・・
  1. 2014/11/27(木) 17:57:00|
  2. 「妻の秘密」・街で偶然に・・・
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

「妻の秘密」 第26回

翌日、午前中に妻の職場に電話をかけた。『□□さんは本日、お休みです。』と同僚の女性が答えた。「えっ休み?そんな事は一言も言ってなかったのに」と思いながら家に電話をかけたが誰も出なかった。妻は出かけているようだ。こんなに早く行動を起こすとは思わなかった。マンションに急行し、近くのコンビニに飛び込み缶コーヒーとパンで申し訳程度の買い物を済ませ、駐車場に留めてある軽トラックに乗り換えて1分もしないうちに妻の車がやって来た。「良かったもう少し遅く来たら妻と顔を合わしたかも知れない」と自分の運の良さに感謝した。妻は自分の駐車スペースに車を留め、降りてきた妻は何時も仕事に出かける時のスーツ姿だった。トランクを開けて白い買い物袋を取りだしハンドバックを肩に掛けマンションの中に入っていった。盗聴器のイヤホンを耳に当てがってじっと待ってた。ガチャッとドアの鍵が開ける音がして靴を脱ぐ音、照明スイッチを入れる音が鮮明に聞こえる。10万もの大金をはたいた価値があった。盗聴器の妻が近付いてくる・・・ストッキングを履いた足が床を歩く音が大きくなって来た。ソファベットに腰掛けたのか、ギュッときしむ音がし続いてガサッと紙袋を置く音がした。また足音がして少しずつ遠ざかって行く・・電話機の受話器を取る音がして同時に電話盗聴器から「プー」と言う音が流れ自動録音のラジカセが動き出した。ダイアルボタンを押し「ピ、ポ、パ」とダイアル音が聞こえる。

妻が帰った後に部屋に入って電話機を確認すれば発信履歴が残っているので何処にかけたかは分かるはずだ。呼び出し音が4回ほどして相手が出た。【有り難う御座います、N田です】聞き覚えのある声だった。初めて電話を盗聴した時の男性の声、N田と言う名前も聞き覚えがある。営業用の応答をしたのは男性の職場に電話をしたのか?『R子です』【□□様ですね、折り返しこちらからお電話を差し上げます。お電話有り難う御座いました】と男性の方から電話を切られてしまった。妻から突然の電話だったのだろう。相手は少し慌てた様子だった。近くに家族が・・それも配偶者がいたのかも知れない。室内の盗聴器から妻の歩く音がした。クローゼットの扉を開ける音、そして衣擦れの音がした。妻はスーツの上着を脱いでクローゼットに仕舞ったのか?衣擦れの音はなおもしている。どうやら上着だけではなくスカートも下着も着替えているようだ。5分ほどして男性から電話がかかってきた。小さなエンジン音が聞こえ携帯独特の通話音だった。誰にも邪魔をされない自分の車に乗って携帯で妻に電話をかけてきたのだ。【さっきはビックリしたよ、家には電話するなって言っておいただろう】『ごめんなさい、今は大丈夫ですか?』相変わらず妻は敬語を使っている。【今は大丈夫だ、俺の車の中だから】予想は的中した。『主人は出張に出かけました』【急な出張だな、で電話してきたのか?】『はい、スタジオの方に電話しても誰も居なかったから・・・』【旦那は大丈夫?バレて無い?】『はい、大丈夫です』【電話してきたのは?】『今日逢えますか?』【逢うって?】『マンションに来てもらえますか・・・?』【マンションに行ってどうする?】『愛して下さい・・・』【この前逢った時から1週間も経ってないだろう】『御願いです』【分かった、8時頃に駅に迎えに来てくれ】『はい・・・』「ん?1週間?・・私が妻の出演していたショーを見てからから1ヶ月近く経っているはずなのに・・と言う事は、私の知らない間に男性と逢っていた?」そんな素振りは全く見られなかったし、毎日の盗聴器の記録にもそれらしいものは残っていない妻のホームページにも一切ない。「これは2人とも手強いぞ」と男性と妻の連絡手段や逢瀬の場所について色々と思案してみた。

週末を通して私が家にいる時に妻は出かけた様子は見られない。妻のパソコンに男性とのメールのやり取りも携帯にもそれらしき発信・着信履歴もメールもない。・・・となれば職場で連絡を取り合っているか、自分の知らない連絡があるのかも知れない。と思いつつ妻と男性の待ち合わせのY谷駅にバイクで急いだ。
  1. 2014/11/27(木) 17:56:10|
  2. 「妻の秘密」・街で偶然に・・・
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

「妻の秘密」 第25回

近くのキャッシュコーナーで引き出し電気街に走った。「電話の盗聴だけでなく部屋の盗聴もしたい」と思ったからで、電気街の盗聴器を売っている店で物色し店員に勧められるままに10万円の盗聴器を購入した。この商品は優れ物で部屋に既に付いているコンセントと入れ替えるだけで100ボルトの電源をそのまま使用して半径100m以上離れた場所までワイヤレスで盗聴した音声を送信できる物で送信機と専用の受信機のセットだった。急いで妻のマンションに戻り、辺りを慎重に確かめ部屋に入った。ソファベットに一番近い居間のコンセントを盗聴器と付け替え電話の近くに置いてあった時計を直ぐ近くに置いて部屋を出た。駐車してある自分の車に戻り受信機のスイッチを入れた。赤いランプが点灯して電波を受信していることを示した。時計の『カチッ、カチッ』と言う小さな音が鮮明に聞こえる。部屋に舞い戻り時計を元の電話機の側に戻して部屋を出た。何回も出入りして誰かに怪しまれないかとヒヤヒヤものだったが誰とも出会わずに終わった。これで部屋の様子はマンションの近くの駐車場に来れば手に取るように分かるはずだ。緊張が解れ疲労感に襲われそのまま家に帰った。

妻は午後8時に帰宅した。夕食の後、妻は『ね~もうすぐ貴方の誕生日でしょう。何か欲しい物がある?誕生日プレゼントにするから』と言い出した。「う~ん、今のところこれって欲しい物は無いな~、急に言われても・・」『じゃー考えておいてね』「わかった有り難う」・・・「給料の他にSMクラブの収入が貯まったのかな」と思いつつ妻の真意を計り得なかった。今夜も妻を抱いた。何時も以上に丁寧にそして欲情的に妻を愛した。
『どうしたの?最近すごく元気だけど・・?』「お前のショーを見たから」とも言えず黙ってキスで妻の口を塞ぎ質問を遮った。妻はその後は何も聞かなかった。

妻のマンション近くの駐車場と契約をした。実家に置いたまま滅多に乗らない親父の軽トラックを1ヶ月だけ借りる事にして駐車場に留めた。2台の盗聴器と録音用のラジカセの電源用にバッテリも補強した。チェックに出向くのは早朝にした。夜半はかえって目立つし、万が一にも近くの住民から不審者とでも思われると厄介な事になると思ったからだ。夜は10時までにベットに入り「朝早く」と言っても5時頃起き出してジャージに着替えてジョギング姿で新調したマウンテンバイクに乗って3㎞ほどの駐車場に盗聴器をチェックする生活が始まった。妻のホームページの更新のサイクルは遅いし過去の記載がほとんどなので目新しい記事はない。部屋の盗聴が最新の情報を得る手段なのだ。

最近妻はマンションには出かけていない様子だ。定時に会社に出かけ定時に帰宅する。盗聴の録音も変化が無い、ならばこちらから行動を起こしてみようと思い立ち会社に3日間の有給休暇を願い出た。「新しい業務処理用のソフトの研修とテナント物件の探索の名目で関西方面に出かけます」と言う理由を付けて・・職場では自分である程度、営業先や仕事の計画、販路拡大の営業活動が出来るので自費という事で何の障害もなく休暇を取る事ができた。休暇の前日、妻に「明日から関西に3日間ほど出かけて来るから・・・」『最近、出張が多くない?』「そうかも知れない、不況で仕事が減ってるからな」『この前みたいに予定より早く帰れそうなら連絡を頂戴ね』「分かった、連絡する」・・翌日から予約したビジネスホテルに宿泊し、妻が家に帰る時刻に家に電話をかけた。『はい、□□です』「僕だけど、変わった事無い?」『貴方?何も無いわよ。それと貴方の誕生日プレゼントはデジカメにしたから、何が欲しいって言わないから私が決めたわよ。良いでしょう?』「有り難う。新しいデジカメが欲しかったんだ」『良かった。明日にでも買ってくるから楽しみにしていおいて』「分かった、じゃまた電話するから」『明日はデジカメを買いに行くから帰りは遅くなるかも』「じゃ~」『お休みなさい』
  1. 2014/11/27(木) 17:55:15|
  2. 「妻の秘密」・街で偶然に・・・
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

「妻の秘密」 第24回

翌朝、目を覚ますと妻は既に出勤した後だった。テーブルの上に朝食が用意されていた。新聞を広げテレビのニュースを見ながら遅い朝食を食べ洗面を済ませ妻のマンションに出かける用意を始めた。
マンションの近くの駐車場に車を留め、妻の会社に電話を入れた。直ぐに妻は電話に出た。『どうしたの』「いや何でもないだけど急に声が聞きたくなったから」『変なの・・今日は早く帰るからね』「わかった」と電話を切り妻が会社にいる事を確認してマンションの中に入っていった。玄関の郵便受け、ドアのポケットにも何も入っていない。電気のメーターも最小限の消費量だ。窓のカーテンも閉まっていて人のいる気配は全くしない。
合い鍵でドアを開け玄関の照明を付け中に入るとこの前に来た時と同様に妻の香りがした。

靴箱の中を確かめると白い紙箱が3足の靴の隣に置いてあった。蓋を開けると白いハイヒールだった。昨日のSMショーで妻が履いていた靴だ。靴箱を元通りにして居間に進んだが変わった様子はない。電話機をチェックしたが私からの2回の留守番電話以外は何も入っていない。冷蔵庫の中身も相変わらず缶ビールが数本だけ冷えやしてあるだけだ。洗面所の洗濯機の中を覗いてみた。ネットに入った洗濯されていない女性物の下着があった。ネットから取りだして洗濯物を広げてみるとナイロンのショーツが3枚、パンスト2本、ブラが2枚が入っていた。3枚のショーツは裏地が付いて二重になった部分に分泌液の後が染みとなっていた。その中の1枚は黄色い便が付着していた。ショーツの上からアヌスを悪戯された時に付着したのだろうか?2つの整理ダンスの中身は若干の変化があった。ショウで身に着けていた純白のスリーインワン、ストッキング、ワンピース水着が引き出しから無くなっている。ユニットバスのドアを開けると浴室用物干しハンガーにショーツとブラが干してあった。居間に戻って安物のソファベットに座ってみた。昨夜、このベットで妻は男性とセックスしていたのかと想像すると心臓の鼓動が高まり、身体が熱くなってくる。ソファベットの下に小さなゴミ入れが置いてあるのを発見した。中を覗くと使用済みのスキンが2つテッシュペーパーに包んで捨ててあった。2つとも中の精液が漏れないように口のところを結んであった。驚くほどの精液の量だった、多分私の倍はあるだろう。1つには妻の茶色い便が付着していた。妻のアヌスに挿入する時に使用したのだろう。

男性のPニスを口に含み、ワギナとアヌスに挿入され妻を想像しながらソファベットに一人座っていると収納クローゼットのドアがほんの少し開いているのに気が付いた。中には50インチのTV・ビデオ・DVDプレーヤー・ソフトケースに入ったノートパソコンがキャスター付きのラックに納まっているはずだ。扉を開けラックを引き出した。タップ・コンセントを差し込み全部のスイッチを入れて、玄関から外に出て電力計を見てみた。昨夜、確認した時と同じスピードで盤がまわっている。男性と妻はこのソファベットからラックに収まったTVでビデオやDVDを見ていたのだろう。「今まで妻が出演したライブショーはDVDやビデオに収録されていた。昨日のSMショーも収録されているのでは?」と思いビデオデッキとDVDプレーヤーを見てみた。DVDプレーヤーの中には以前見たディスクが入っているだけだったが、ビデオデッキの中には『200X.○.△△』と書かれたインデックスの貼ったテープが入っていた。「200X.○.△△・・?昨日の日付だ」と思ってテープカウンターを確認して巻き戻し、最初から再生してみた。画面には昨日のSMショーの映像が映し出された。
水着のまま失禁する妻、浣腸され底に照明が付いた水槽に跨り排泄する妻・・・「最後に妻のアヌスからプラグを抜く自分の後ろ姿もあるはずだ」と思いながら見直すとやはり妻のアヌスからプラグを引き抜く自分の後ろ姿が映っていた。セーターもGパンも新調してしていて正解だった。妻はこのビデオを見ても私だとは気が付かないだろう。ビデオテープを最初のテープカウンターまで戻してすべてのスイッチを切りラックをクローゼットの中に戻した。すべてを元通りにしてマンションを後にした
  1. 2014/11/27(木) 17:54:24|
  2. 「妻の秘密」・街で偶然に・・・
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

「妻の秘密」 第23回

数分後、妻は駐車場に車を留め我が家の中へと入っていった。「これからどうしよう?妻を問い詰めようか?」
まだ妻には私が知らない秘密があるのかも知れない。「知らない振りをして妻の秘密を自分で暴こうか?」コンビニの駐車場の車の中で思案したが考えたはまとまらず答えも見出せない。午前0時を過ぎて私は車を我が家の駐車場に入れ妻の車の隣に留めた。窓のカーテンを少し開けて妻が私だと確認した。玄関のドアを開け「ただいま、帰ったよ」と声をかけると奥から妻は普段着に着替えて出迎えてくれた。『お帰りなさい。仕事が速く終わって良かったわね』、「そう、良い方に変更になって早く帰れた」『疲れたでしょう。明日はお休み?』「返りに会社に寄って報告書は出してあるから明日は休みだよ」『そうじゃ~ゆっくりと休めるね、ご飯は?』「途中で済ましてきたから」『お風呂は沸かしてあるから、私は明日仕事だから先に寝るね』「お風呂は入った?」『えっどうして?』「だって、まだ化粧を落としてないし・・」『今日は疲れたから洗面所で落としてシャワーだけ浴びて寝ようと思ってたの』「久しぶりに一緒に入ろうよ」『良いけど・・・』「じゃ~先に入ってて、後から入るから」妻は一瞬だけ少し困ったような顔をして浴室の前にある洗面所に入っていった。「俺は全部、見て知ってるぞ。今日のお前のした事を! お前のエネマシリングのプラグを抜いたのはこの俺だ」と頭の中でつぶやきながら妻の後ろ姿を見送った。浴室のスライド式のドアを開け閉めする音を確認してからソファの横に置いてある妻のハンドバックの中を覗いてみた。キーホルダーに車のキーと一緒にマンションのキーが付いている。
携帯電話を取り出してメールをチェックしてみると私からのメールがチェック済みで保存されていた。脱衣場の籠の中に妻の下着がたたんで入れられている。普通のショーツとブラ、パンストだけだった。ショーツも汚れていない。夫が帰ってくると分かって証拠を残すようなドジな真似はしないだろうと思いつつ、自分も脱衣して「入るよ」と声をかけて浴室のスライド・ドアを開けた。妻はシャワーを浴びているところだった。私が入って来たのを見て妻はシャワーを私に手渡した。首から下だけシャワーを浴びると妻を引き寄せキスを求めた。素直にキスに応じ上下の顎をこじ開け舌を延ばすと妻の方から吸ってきた。背中に手をまわし強く抱きしめ暫く妻とのディープキスを味わった。「灯りの消えたマンションの部屋で妻のこの唇と舌であの男のPニスや2個のボールを舐め吸い上げたのかも知れない」と思うと無性に興奮し下半身が熱くなるのをおぼえた。妻も私の背中に両手をまわし抱きしめてくる。妻の股間に手を伸ばすとシャワーで濡れた恥毛に触れた。かき分け指を伸ばすと滑った花弁の中へ指を埋めていく・・・指にまとわり付いて来る妻の分泌液をクリトリスに擦り付けゆっくりと動かすと指の動きに妻の身体が反応し息を荒げてくる。「お膳立てはOK、続きはベットの中で・・」と妻を抱き寄せている腕の力を抜いて目で合図を送ると妻も了解したのか少し微笑んで離れた。お互いにシャワーを浴び妻が化粧を落としている間、湯船に浸かり、もう一度ディープキスを交わして妻が先に浴室を出た。

私がバスタオルで身体を拭き歯磨きを済ませて寝室に入ると妻は先にベットで横になっていた。薄い毛布を持ち上げると妻は何時ものパジャマではなく、白いキャミソールとフレアパンティを身に着けていた。丈の短いスリップのような薄手のキャミソールと短いペチコートのようなフレアパンティは肌触りも滑りもよく脱がせ易いので夫婦生活の時は何時も妻が好んで身に着ける下着だった。「今夜の妻は積極的だな」と思いつつ、ベットに滑る込むと同時に妻の上に覆いかぶさるようにキスを交わし乳房を揉み股間に手を伸ばし妻を裸にして深く押し入り30分ほどして妻の中で果てた。テッシュで私の精液の後始末をしている妻を後ろから羽交い締めにしてキスを求め2回目を求めた。午前2時を過ぎる頃、2回目の射精・・妻は私の腕の中で朝まで眠った。
  1. 2014/11/27(木) 17:52:53|
  2. 「妻の秘密」・街で偶然に・・・
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

「妻の秘密」 第22回

妻のマンション近くの駐車場に車を留めて盗聴器と自動録音のラジカセをセットし、車を降りマンションの方に歩いていった。妻の部屋には灯りが点いていなかった、カーテンも閉まったままだ。途中で妻と出会わないか不安だったが外は大分暗くなって擦れ違うほど接近しない限りは大丈夫だと思いマンションの入り口に近付いた。
玄関の入居者用の郵便受けにも何も入っていない。ショーが終わってから大分時間が経っている「妻は誰と何処で何をしているのだろう」と思いながら階段を登って部屋の階に着き妻の部屋の方に近付く「もしここで妻と出会ったらどうしよう?」と不安な気持ちを押さえ妻の部屋のドアの前に立った。電気のメーターを確認すると、かなりのスピードで積算計の盤が回っている。「電気を使うのは冷蔵庫くらいしか無いはずなのに・・・?」と言うことは「部屋の中に妻は居るのか?」急いでマンションを出て駐車場に向かった。妻の車のボンネットを触ると未だ暖かい。ちょっと前までエンジンがかかっていたことになる。「妻は少し前まで車を運転していた。そしてこのマンションの自分の部屋にいる可能性が高い」事になる。

あの電話の相手の男性は一緒か?駐車場はマンションの契約者以外は駐車出来ない。妻の車でここまで一緒に来たことになる。車に戻り先ず、家に電話をした。当然ながら誰も出ない。次に妻の携帯に電話をする。数回の呼び出しの後、留守番サービスにつながった。こうなったらと思い目の前のマンションに電話してみようと、妻の部屋から持ち出した名刺に書かれた番号に電話するため、一旦車を降り公衆電話を探した。相手先の発信元の番号が分からないようにと思ったからだ。公衆電話が直ぐに見付かり、深呼吸をして気を落ち着かせボタンを押した。呼び出し音が8回ほどして受話器を置いた。「部屋には居ないのか?」「直ぐに電話に出られないのか?」電気のメーターの動きから中で誰かが電気製品を使っているのは確かだ。灯りの消えた部屋で妻は直ぐに電話にでられない・・・暗い部屋で妻は何をしているのか?」妄想が駆けめぐる。「男とセックスの最中か? 今日、出演したショーについて話しているのか?」一呼吸してから再びボタンを押した。呼び出し音が5回して誰かが受話器を取った。小さな声で「はい○シール・ソサエティです」・・・妻の声が聞こえた。私は声が出なかった。「もしもし・・もしもし・・」時間にして数秒だろう、無言の私に妻の方から電話を切った。妻はマンションの部屋の中に確かに居る。走って自分の車に戻り盗聴器の自動録音を確認した。

録音は2回、初めは呼び出し音だけで切れた。次の録音で「はい○シール・ソサエティです」「もしもし・・もしもし・・」と言う妻の声が聞こえた。そして妻が電話を切る直前に男の声が微かに録音されていた。何回も再生して聞いてみた「誰から?」と聞こえる。妻と男は照明も付けないマンションの部屋で一体何をしていると言うのか?妻の部屋に電気を使う暖房器具は見当たらなかった。私が確認しているのは自動洗濯機、AV機器、電話くらいの物しか無いはずだ。目の前のマンションの妻の部屋で安物のシーツしかないベットの上で妻は裸体をさらけ出し男と狂態を演じているのか?今までのDVDやビデオを鑑賞しているのか?嫉妬と興奮とで頭が朦朧としてくる。「部屋に押しかけても解決にはならないだろう・・・」妻の携帯に電話してみた。やはり留守番サービスにつながり妻は出ない。「予定が変更して今から家に戻る。」とメールを送った。妻は私のメールを観るだろうか?もし見なかったとしても後日の言い訳にはなる。近くのコンビニで弁当とお茶を買って車の中で遅い夕食を取った。妻の部屋の灯りがついた。2・3分で灯りは消えマンションの玄関に人の気配がした。出入り口から2人連れが出てきた。暗くてはっきりとは見えないが背格好から一人は間違いなく妻だった。妻と肩を並べて歩いてくるのは私と身長が同じくらいの男性だった。2人は妻の車に乗り込み走り出した。車は以前に男性を迎えに行った駅に向かい近くの赤信号で停車した交差点で男性を降ろした。男性は車の方を見ることもなく駅の雑踏の中に消えていった。妻は運転席から後ろ姿を見送っている。信号が青に変わって車は何回か交差点を経って我が家の方向へと走り出した。見失うこともないと思い私は近道をして我が家の近くのコンビニに車を留め妻が家に帰り着くのを待った。
  1. 2014/11/27(木) 17:51:30|
  2. 「妻の秘密」・街で偶然に・・・
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

「妻の秘密」 第21回

妻の跨った水槽の中には茶色い液が溜まりその中に半固形状の大便が浮かんでいた。私は傍らで呆然と眺めていたが女性に促され自分の席に戻った。女性は未だ透明な液の糸を垂れている妻をそのままにして電動マッサージ器を手にとって茫然自失の妻のクリトリスを刺激し始めた。妻はゆっくりとしかし確実に反応し初めた。敏感なクリトリスと尿道口を刺激され全身が脱力状態の妻は抵抗する気力も残っていなかった。排便の後の尿意を電動マッサージ器で促され恥ずかしめもなく水槽の中に黄色い水流を注ぎ込んでいった。最後の滴を落とすと女性はテッシュペーパーで綺麗に妻のアヌスと尿道口を拭いだ。尿道口を拭う時にテッシュペーパーで花弁を左右に開かれ白濁した分泌液がワギナから溢れ周囲を濡らしているのを見つけた。「妻は観客の前でその客に浣腸され排泄を見られながら感じてワギナから淫汁を溢れさせていたのだ。最後まで妻は私を観ることはなく、堅く目を閉じ、開けたとしても焦点の定まらない視線を暗い客席に泳がしていただけだった。観客の全員がマスクで顔を隠していたので妻に気付かれる事もなかった。

ステージ上の水槽や道具は素早く片付けられ、妻は女性に肩を抱かれステージを降り暗闇の中に消えていった。
「フゥー」と吐息を漏らし時計を見ると既に2時間が経過し正午過ぎだった。妻のショーは今日のメインイベントだったのか、その後はSM器具の展示説明やコスチュームの展示即売の催しが続いた。女性と一緒に消えていった妻の行方が気がかりだった。取りあえず帰路に付こうと預けてあったフルフェイスのヘルメットを取りに受付に向かために席を立とうとすると私を最初に席まで案内してくれたミニスカートの女性が声をかけてきた『失礼します。ちょっとお時間をいただいて宜しいでしょうか?』「はい、どうせ暇していますので・・何でしょう?」『今日のショーは御気に召されたでしょうか?初めて御来場していただいた御客様には御聞きするようになっていますので・・』「よかったですよ、何せSMのショーを見たのは初めてだったので、興奮しました。凄く!また来ようと思っています」『有り難う御座います。今日の出演者はすべて一般の方々なので特に良かったと思います』「でしょうね・・迫力がありました。特に水着姿の主役の女性は・・」『SMクラブに所属されている素人の奥様だそうです。良かったら御入会されますか?』話の本筋はSMクラブへの勧誘だったのだが妻の所業を確かめるのに役に立ちそうだと思い「是非とも入会したいですね」『このパンフに当クラブのホームページアドレスがありますので是非お訪ね下さい』「家に帰ったら早速、アクセスしてみます」『本日は有り難う御座いました』受付でヘルメットを受け取り外に出ると廊下にマスクを返納する箱が設置されていた。マスクを箱に入れ階段を上って外に出た。友人の家に寄ってバイクを返し、妻のマンション近くの駐車場にタクシーで向かった。レンタカーに乗り込んで自動録音の盗聴器を再生してみたが何も録音されていない。妻の車は駐車場に置いたままになっている。まだマンションには帰っていないようだ。レンタカーを駅前の営業所に返し、ネットカフェで早速にパンフレットに書かれたクラブのホームページへアクセスしてみた。妻には月曜日まで出張と言ってあるので家に帰る訳にもいかない。何回か見たことのある数あるSMクラブと同じような営業用ホームページだったが、妻の掲載された○シール・ソサエティとは全く違うサイトだった。ホームページを立ち上げた主旨、クラブの主催者の紹介、クラブの運営方針、催し物のコーナー等々のリンクが並んでいる。

会員募集のリンクボタンをクリックしてみた。
営利目的でなくSM嗜好の人達のためのクラブとなっている。入会は主催者の審査をクリアした人のみ、料金は
運営費用程度の月額2000円、先ずは『メールで問い合わせ』との事だった。
『私の調教した女達』のリンクに進んでみた。多くの女性達を調教した記録が掲載されているが妻の名前はない。ページ内を隈無く探索してみると『私のパートナー』と言うリンク先を見付けクリックすると『SMクラブ運営のパートナー』に男性2名、女性1名の掲載あった。その女性が私の妻だった。「妻はこの男とSMクラブを運営している?男に強要されて?妻自ら進んで?」簡単な人物紹介のような掲載しかない。『関係サイトのリンク』に「○シール・ソサエティ」があった。クリックすると見覚えのあるホームページが表示された。
「○シール・ソサエティ」のホームページに更新された形跡はない。家に電話してみたが妻は出ない。まだ家には戻っていない、男と一緒なのか?それともSMクラブの客を取らされているのか?日が落ちてから取りあえず妻のマンションに行ってみることにした。会社の駐車場に留めてある自分の車に乗り妻のマンションに向かった。
  1. 2014/11/27(木) 17:50:38|
  2. 「妻の秘密」・街で偶然に・・・
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

「妻の秘密」 第20回

女性は無言のまま観客に手招きをした。今度は私の左後の男性がステージに上がった。男性は妻の身体を手と後ろ髪を持って倒れないように持っている。女性はステージに上がった観客の男性に妻のアヌスから垂れ下がっている2本のチューブとコードの先のリモコンを渡し何か小声で耳打ちしている。男性がうなずくと浣腸液を注入したチューブを女性に手渡した。逆流を防ぐための洗濯バサミをもって妻の耳元で何ごとか囁いた。声が小さくて聞き取れなかったが【今から浣腸液だけ排泄させてあげる】と言ったのだろう。妻は観念しているのだろうか、疲労と排泄を耐える苦痛からかあまり表情を変えない。女性がチューブの先を水槽の中に入れて洗濯バサミを取り外した。腹圧に押されて腸内の浣腸液が流れ出した。初めは透明だった液が次第に茶~茶褐色と変化し徐々に勢いを無くして流れは途切れてしまった。すべてを排泄したとは到底思えない量だ。妻が苦しそうに唸っている。そうか「液状の物は出たが固形物つまり大便はプラグの穴を通過出来ずに詰まった状態」なのだ。女性が観客の男性にリモコンのスイッチを入れるように目で合図を送った。男性の手元にあるリモコンのスイッチを入ると同時に「ジィージィー」とモーターの音がして妻のアヌスに埋め込まれたプラグが振動を始めた。直腸内の振動は排泄感を促すのだろうか妻は切なそうに鼻で荒い息をしながら頻りに腰を振るわせ始めた。

暫くすると、チューブの中を半流動状の大便がゆっくりと直腸から送り込まれ移動しチューブの先から水槽の中にポタッポタッと落ちて行った。その流動便も出なくなって女性はリモコンを受け取ると男性を観客席に戻した。妻の直腸の中で排泄を待っている物はチューブを通過出来ない固形物だけになっている。最後の仕上げなのだろうか?観客に手招きをした。妻の猥褻で妖艶なショーに溜まらず私は腰を上げステージに上がった。女性は空気を送り込むポンプの付いたチューブを私に手渡すと今度はフロアの全員に聞こえる声で【プラグを抜いてあげるから、我慢していた物をすべてお尻から捻り出しなさい】と言うと私に先端の丸いツマミを刻印された矢印の方向にまわすように合図した。言われたとおりにツマミをまわすと少しずつ空気がノズルから抜けていった。
直腸の中で拡がりアヌスをこれ以上は拡がらないまでに拡張していたプラグが徐々に萎んで行く、妻の身体の震え、伸縮する直腸、アヌスの締め付けがプラグ~チューブ~指先と伝わってくる。空気が半分ほど抜けた時、女性はツマミを元に戻させ不意に妻と私を立たせ後ろを向かせ、再び水槽を跨がせた。やはりプラグの抜き取りと大便の排泄は観客席の方に見易くするのだろう。

【じゃ~空気を全部、抜いてやって下さい】と女性に言われツマミをまわして全開にすると空気は妻の身体の圧力によって勢いよく抜けていった。ほんの少し白いプラグがアヌスから顔を出した。直腸で出口を求めて犇めき合っている大便がプラグを押し出そうとしている。妻は観客の前で大便をすると言う恥ずかしい行為を何とか逃れようと必死にプラグをくわえながらもアヌスをすぼめている。しかし人間の生理には限界がある。徐々にアヌスが盛り上がり赤く充血しながら白いプラグを押し出して行く。チューブを持つ私の手に妻のアヌスのわななきが伝わってくる。女性は妻の猿轡を外し、私に【プラグを引き抜いて下さい】と目で合図を送った。「もう限界かな」と思って私は顔を覗かしているプラグを持って引き抜こうとした。妻の必死の締め付けと潤滑用に塗られたジェルが滑ってプラグは抜けない。指先をセーターで拭ってもう一度プラグを握った。ジェルの滑りは幾分無くなった。もう一度指先を拭ってプラグをゆっくりと回してみた。妻のアヌスはプラグの回転に敏感に反応するように締め付け、再び奥に引き込もうとしてくる。「プラグを抜いて妻を楽にしてやろう」と逆方向に回転させると指先に力を入れてしっかりと握りしめ少し押し込んでからゆっくりと引き抜いた。アヌスは捲れ返り必死に締め留めようとする。後ろ手に固定された妻の手は何かを求めあえぐように空を掴もうとしている。一番太い部分がアヌスを通過しようとしている。『大便が出ちゃう』と思うのか妻は今まで以上に必死にアヌスを締め付けてくる・・・男性が妻の上半身を垂直に立たせるように起こした。そうしないと大便は私の手元はおろか衣服にも付着するのだろう。一番太い部分はクリアして4分の1ほどを残すだけになった。『ダメ!出ちゃう!出ちゃう!見ないで!見ないで下さい!』と妻は絞り出すような声で訴える。残りを一気に引き抜くと『あっ!どうしよう!出る!出る!』と叫ぶのと同時にアヌスは盛り上がり泥のような大便が流れ出し、一頻り排泄した後にドロリとした大便が細い棒状になって現れすぐに千切れて水槽の中に落ちていった。何回か放屁を繰り返し最後に透明で糸を引く粘ばりのある体液のようなものを垂らして壮絶な排泄を終わった。
  1. 2014/11/27(木) 17:49:23|
  2. 「妻の秘密」・街で偶然に・・・
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

「妻の秘密」 第19回

後ろ手に固定されている妻は膝を付いた格好で前屈みになっても両手を着くことが出来ない。すかさず男性が妻の上半身を抱き抱えるようにして姿勢を保った。女性は妻の後ろで透明なジェル状の液体を化粧瓶から掌に垂らし妻のアヌスに塗り付けているのだろう。私を含む観客席からは見えないが妻の表情と大きく揺さぶる臀部から想像するしかない。アヌスに挿入するエネマシリングのプラグにもジェルを塗り付け観客の方に見せた。2本のチューブの1本には端に楕円形のゴムマリのような膨らみが付いていて先端に金具が見える。2回ほど握り込むとシュッ、シュッと空気の音がしてジェルで濡れ光るプラグの先端が風船のように膨れた。

【今からこれをこの女のアヌスに挿入します】とでも言うかのように観客に見せた。先端の金具のツマミをまわして空気を抜くと妻の顔に近づけた。堅く瞼をつむっていた妻は何かが近付く気配に目を開き凍り付いたように凝視し不自由な上半身を揺らし拒み続けているが、その表情が扇情的に思える。これを使われるとどうなるかを身を持って知っているためだろう、女性と男性を交互に見つめながら止めるよう『ウゥーウゥー』と猿轡を施された口で哀願を繰り返している。女性はそんな妻の願いを聞き入ず後ろにまわり狙いを定めるようにプラグをアヌスに差し込んでいく・・・プラグがアヌスのすぼまりをこじ開けたのだろうか妻はうつむいて『ハァー』と唸った。涙が両方の目から溢れ滴となって床のゴムマットに落ちた。なおも女性はプラグを押し込んでいるのか左右に回転させているのか妻は両足をばたつかせて自分のアヌスを犯すプラグの感触に耐えているようだ。そしてチューブに付いている空気を送り込むゴムマリを押し潰した。空気の音が微かにした。直腸の中でプラグが空気で脹らんでいるのだろう、妻はただ『ウゥー』と唸るのが精一杯の状態だ。3回は繰り返しただろうか妻の直腸の中でプラグは充分に拡がり腸壁を刺激し漏れを防ぐ準備が出来たのだろう。女性はガラス製の注射器状の浣腸器でジョッキの中の液体を吸い上げると先端をもう1本のチューブの先に取り付けた。液体を充填した浣腸器を観客席の方に差し出した。【どなたかこの女性に注入してやって下さい】とでも言いたそうな差し出し方だった。

私の右隣の男性が興奮しきった表情で腰を浮かして浣腸器を手にすると、ゆっくりとステージ上の妻に近付き、おもむろに浣腸器のピストンを押していった。ピストンが押された分だけの浣腸液がチューブを介して妻の直腸の中に注入されていく・・・あっと言う間にピストンを押し切った。女性はチューブの先を洗濯バサミで押さえ逆流を防ぐと浣腸器を外しジョッキの中の液体を吸い上げ再び観客の男性に手渡した。こんなことが4回繰り返され私の目にも妻の下腹部が注入された浣腸液で脹らんだのが分かるほどになった。妻に浣腸液を注入した男性が客席に戻る時に私と目が合った。何とも言えない感情だ。まさか私が浣腸された女性の夫だとは誰も知らないだろう。注入された浣腸液が腸を刺激する絞り腹の痛みと腸内のすべてを出したいと言う排泄感に襲われているだろう、小刻みに身体を震わせハイヒールを履いた足をバタ付かせながら涙と鼻水を垂らしながら荒い呼吸をしている。妻の上半身を保っていた男性が前屈みの上半身を起し涙と鼻水と唾液でグシャグシャになりながら排泄を拒まれた苦痛に歪む妻の顔を観客に見えるように顎に手を添えて上げさせた。下を向こうとする妻の後ろ髪を引っ張って頭を保ったまま男性は浣腸液で膨れた下腹部を撫でまわした。苦しさに身体を傾けその場に崩れ落ちそうになる妻の身体を抱き抱えそのまま立ち上がろうとした。手と後ろ髪を持たれた妻は男性が立ち上がると一緒に震える足で立ち上がった。妻は男性と女性に支えられながら何とか立っていられる状態だった。

女性がステージの脇から熱帯魚を飼育する照明付きの大きさが30㎝×60㎝ほどで高さが30センチはあるだろう大型の水槽を持ち出しコードのプラグをコンセントにつないだ。青白い照明が水槽の底で点灯し妻の下半身を照らしている。男性と女性は妻を水槽を跨ぐように両側から前に押した。妻は目を閉じ何も分からないまま2人に押されて水槽を跨いだ。両肩を押されて妻はゆっくりと水槽の上に屈み込んだ。
  1. 2014/11/27(木) 17:48:36|
  2. 「妻の秘密」・街で偶然に・・・
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
前のページ 次のページ

名作の宝庫リンクサイト

このブログをリンクに追加する

プロフィール

シーザー

Author:シーザー
闇文庫は個人文庫です。
非公開の記事を公開する事はありません。
もしお読みになりたい場合は下記メールフォームに作品を指定していただければ、可能な限り掲載しているサイトをお知らせいたします。
問い合わせされる前に、お読みになりたい作品は一部を除き「オナニー三昧」の”逝く”ボタンで掲載サイトにリンクしますので大半が閲覧可能です。

yahooメールでお問合せいただいた場合、当方からの返信が迷惑メールとして扱われている場合があります。
返信が無いと思われる場合、迷惑メールのホルダーを覗いて見てください。

メールフォーム

カテゴリ

■完結名作 (1784)
別れた妻・七塚 (34)
妻は銀行員・貴子の夫 (5)
夢の中・弱い男 (29)
変身・KYO (43)
変わってしまった・柴田 (27)
気持ちの置場に・レタス (23)
心の隙間・松本 (7)
薬剤師・津島正義 (49)
表裏・所 (24)
本性・拓也 (32)
蜃気楼・WR (63)
妻の想いは…?・ムーア (19)
彼方なら・マサユキ (13)
待っていてくれる紗代・呑助 (6)
水遣り・CR (73)
CRの妻・洋子 (35)
喪失・バーバラ (25)
永遠に夫婦でいるために・ルイ (11)
役員会・KYO (102)
隣の芝生・石井 (42)
留守番・赤とんぼ (15)
家主・えりまきとかげ (32)
雲の上を歩く・MMさん教えて (62)
Booby Trap・道化師 (51)
チョコレートの伯父ちゃ・思い出 (31)
立場・Retaliation (42)
白き花・男とは? (38)
黒の凱歌・TELL ME (35)
女友達と妻・KYO (49)
赦さない・・・・ヨシキリ (34)
戦い・MM (75)
誤解の代償・美鈴さんに捧げる (24)
子は鎹・種無し (10)
魔性・樹氷 (43)
品評会・ミチル (33)
帰省・N (5)
妻の同窓会・間抜けなそして幸せな夫 (37)
奈落・RHM (27)
侵略・流石川 (23)
二人の妻・桐 (93)
神の悪戯・弱い鬼 (36)
イヴとなった妻・忍兄さん (70)
インプリンティング・迷人 (64)
よき妻・BJ (26)
卒業・BJ(よき妻 第二部) (24)
卒業後・BJ(よき妻 第三部) (74)
2つの我が家・鎌田 (14)
ミコと美子・美子の夫 (21)
暗黙の了解・裏筋舐太郎 (34)
■職場関係 (591)
上司と妻・陽太 (6)
知らなかった・みつる (6)
妻の初体験・変な夫 (7)
堕ちていく天使の影・赤いかげろう (7)
私の妻・つよし (5)
僕の不貞な妻・カウニッツ (6)
招かれざる、客・使徒 (14)
屋上・古屋二太郎 (2)
デジカメ・龍 (6)
壊れかけの絆・叶 (34)
本当の妻・加藤 (17)
嫁が俺の会社の先輩に、デートの練習をした・不詳 (5)
二人の?妻・木下某 (27)
未完・修司 (19)
空白の2時間・ナガネギセブン (3)
妻・友子の不倫告白!・ヘタレ旦那! (18)
妻の浮気を知ってしまった。・美作 (2)
ピアノレッスン・悦 (5)
アルバイト・凛 (14)
元ヤクザの情婦にされた妻・574 (13)
観光温泉ホテル・公務員亭主 (16)
奥手でおとなしい妻が後輩に仕込まれた・名無し (6)
寝取られ妻が本気で妊娠まで・浩二 (5)
ナース妻を寝取られて・由美子命 (10)
写真館派遣の妻・無知な夫 (7)
私の身に起きた事実。・ファイター (10)
イケメン部下と妻・・・リュウセイ (9)
変貌する妻・雄治 (18)
僕の厄年・田舎おやじ (10)
訪問介護・サンコウシン (6)
狙われた人妻・亜紀・恋愛小説家 (7)
マラソンを愛する妻・スポーツトレーナー (3)
妻が汚れてしまった・常陸の親方 (10)
妻は専務のおもちゃだった・道騎士 (6)
妻の二人の夫・妻を愛する夫 (27)
見えない檻・生き物係り (30)
美樹がやられた・無能な夫 (41)
愛妻を・・・・川島クロード (12)
序破急・中務 (75)
月の裏側・久生 (14)
婚約者の調教動画が見つかって (12)
官舎 送別会・公務員 (5)
撮られていた妻・スネ夫 (8)
夫婦の恩返し・赤とんぼ (8)
1話完結■職場関係 (20)
■義父または近親 (65)
妻は義父のモノ・クスコ (3)
イトコと親友に、そして・・・ ・正光 (16)
巨乳妻・ゆうき (18)
家族遊戯・六郎汰 (14)
疑わしい行動・圭太 (9)
妻の絶頂・こうくん (5)
■隣人または友人 (491)
はちきれそう・ゆう (7)
仕掛けられた糸・赤いかげろう (6)
本当のこと。・一良 (14)
リフォーム・とかげ (22)
友達・悦 (13)
悪夢・覆面 (10)
ビデオ・はじめ (4)
言えない真実、言わない真実・JOE (17)
私しか知らなかった妻・一樹 (3)
妻の秘密・光一 (54)
清楚人妻 一夜の陵辱劇 ~親友に騙された~・仁 (6)
俺が負けたので、彼女が手コキした (5)
惨めな自分・子無き爺  (6)
田舎・マス夫 (16)
秘密・POST (14)
新妻の幻想・TAKA (4)
遠方よりの友・ちかこmy-love (11)
管理組合の役員に共有された妻・エス (136)
団地・妄人 (50)
抱かれていた妻・ミリン (18)
パーティー・ミチル (33)
友人・妄僧 (7)
甘い考え・白鳥 (22)
乳フェチの友人・初心者 (6)
1話完結■隣人または友人 (7)
■インターネット (54)
チャットルーム・太郎 (19)
オフ会・仮面夫婦 (10)
ターゲット・アイスマン (5)
奇妙な温泉宿・イワシ (14)
落書きの導き・マルタ (4)
1話完結■インターネット (2)
■旅先のアバンチュール (63)
バカンス・古屋二太郎 (7)
妻との旅行で・けんた (5)
無題・ざじ (10)
A温泉での忘れえぬ一夜・アキオ (18)
露天風呂での出来事・不詳 (2)
たった1度の体験・エロシ (9)
旅行・妄人 (12)
■医者・エステ・マッサージ (62)
孕まされた妻・悩める父親 (7)
とある会で。 ・けんじ (17)
亜希子・E-BOX (14)
子宝施術サービス・かえる (23)
1話完結■医者・エステ・マッサージ (1)
■借金 (56)
私達の出来事・不詳 (9)
私の罪・妻の功・山城 (9)
失業の弱みに付け込んで・栃木のおじさん (3)
変貌・鉄管工・田中 (5)
借金返済・借金夫 (5)
妻で清算・くず男 (5)
妻を売った男・隆弘 (4)
甦れ・赤子 (8)
1話完結■借金 (8)
■脅迫 (107)
夢想・むらさき (8)
見えない支配者・愚者 (19)
不倫していた人妻を奴隷に・単身赴任男 (17)
それでも貞操でありつづける妻・iss (8)
家庭訪問・公務員 (31)
脅迫された妻・正隆 (22)
1話完結■脅迫 (2)
■報復 (51)
復讐する妻・ライト (4)
強気な嫁が部長のイボチンで泡吹いた (4)
ハイト・アシュベリー・対 (10)
罪と罰・F.I (2)
浮気妻への制裁・亮介 (11)
一人病室にて・英明 (10)
復讐された妻・流浪人 (8)
1話完結■報復 (2)
■罠 (87)
ビックバンバン・ざじ (27)
夏の生贄・TELL ME (30)
贖罪・逆瀬川健一 (24)
若妻を罠に (2)
範子・夫 (4)
1話完結■罠 (0)
■レイプ (171)
輪姦される妻・なべしき (4)
月満ちて・hyde (21)
いまごろ、妻は・・・みなみのホタル (8)
嘱託輪姦・Hirosi (5)
私の日常・たかはる (21)
春雷・春幸 (4)
ある少年の一日・私の妻 (23)
告白・小林 守 (10)
牝は強い牡には抗えない。・山崎たかお (11)
堅物の妻が落とされていました・狂師 (9)
野外露出の代償・佐藤 (15)
妻が襲われて・・・ ・ダイヤ (6)
弘美・太郎棒 (11)
強奪された妻・坂井 (2)
痴漢に寝とられた彼女・りょう (16)
1話完結■レイプ (5)
■不倫・不貞・浮気 (788)
尻軽奈緒の話・ダイナ (3)
学生時代のスナック・見守る人 (2)
妻・美由紀・ベクちゃん (6)
押しに弱くて断れない性格の妻と巨根のAV男優・不詳 (8)
妻に貞操帯を着けられた日は・貞操帯夫 (17)
不貞の代償・信定 (77)
妻の浮気を容認?・橘 (18)
背信・流石川 (26)
鬼畜・純 (18)
鬼畜++・柏原 (65)
黒人に中出しされる妻・クロネコ (13)
最近嫁がエロくなったと思ったら (6)
妻の加奈が、出張中に他の男の恋人になった (5)
他の男性とセックスしてる妻 (3)
断れない性格の妻は結婚後も元カレに出されていた!・馬浪夫 (3)
ラブホのライター・され夫 (7)
理恵の浮気に興奮・ユージ (3)
どうしてくれよう・お馬鹿 (11)
器・Tear (14)
仲のよい妻が・・・まぬけな夫 (15)
真面目な妻が・ニシヤマ (7)
自業自得・勇輔 (6)
ブルマー姿の妻が (3)
売れない芸人と妻の結婚性活・ニチロー (25)
ココロ・黒熊 (15)
妻に射精をコントロールされて (3)
疑惑・again (5)
浮気から・アキラ (5)
夫の願い・願う夫 (6)
プライド・高田 (13)
信頼関係・あきお (19)
ココロとカラダ・あきら (39)
ガラム・異邦人 (33)
言い出せない私・・・「AF!」 (27)
再びの妻・WA (51)
股聞き・風 (13)
黒か白か…川越男 (37)
死の淵から・死神 (26)
強がり君・強がり君 (17)
夢うつつ・愚か者 (17)
離婚の間際にわたしは妻が他の男に抱かれているところを目撃しました・匿名 (4)
花濫・夢想原人 (47)
初めて見た浮気現場 (5)
敗北・マスカラス (4)
貞淑な妻・愛妻家 (6)
夫婦の絆・北斗七星 (6)
心の闇・北斗七星 (11)
1話完結■不倫・不貞・浮気 (18)
■寝取らせ (263)
揺れる胸・晦冥 (29)
妻がこうなるとは・妻の尻男 (7)
28歳巨乳妻×45歳他人棒・ ヒロ (11)
妻からのメール・あきら (6)
一夜で変貌した妻・田舎の狸 (39)
元カノ・らいと (21)
愛妻を試したら・星 (3)
嫁を会社の後輩に抱かせた・京子の夫 (5)
妻への夜這い依頼・則子の夫 (22)
寝取らせたのにM男になってしまった・M旦那 (15)
● 宵 待 妻・小野まさお (11)
妻の変貌・ごう (13)
妻をエロ上司のオモチャに・迷う夫 (8)
初めて・・・・体験。・GIG (24)
優しい妻 ・妄僧 (3)
妻の他人棒経験まで・きたむら (26)
淫乱妻サチ子・博 (12)
1話完結■寝取らせ (8)
■道明ワールド(権力と女そして人間模様) (423)
保健師先生(舟木と雅子) (22)
父への憧れ(舟木と真希) (15)
地獄の底から (32)
夫婦模様 (64)
こころ清き人・道明 (34)
知られたくない遊び (39)
春が来た・道明 (99)
胎動の夏・道明 (25)
それぞれの秋・道明 (25)
冬のお天道様・道明 (26)
灼熱の太陽・道明 (4)
落とし穴・道明 (38)
■未分類 (571)
タガが外れました・ひろし (13)
妻と鉢合わせ・まさる (8)
妻のヌードモデル体験・裕一 (46)
妻 結美子・まさひろ (5)
妻の黄金週間・夢魔 (23)
通勤快速・サラリーマン (11)
臭市・ミミズ (17)
野球妻・最後のバッター (14)
売られたビデオ・どる (7)
ああ、妻よ、愛しき妻よ・愛しき妻よ (7)
無防備な妻はみんなのオモチャ・のぶ (87)
契約会・麗 (38)
もうひとつの人生・kyo (17)
風・フェレット (35)
窓明かり ・BJ (14)
「妻の秘密」・街で偶然に・・・ (33)
鎖縛~さばく~・BJ (12)
幸せな結末・和君 (90)
妻を育てる・さとし (60)
輪・妄僧 (3)
名器・北斗七星 (14)
つまがり(妻借り)・北斗七星 (5)
京子の1日・北斗七星 (6)
1話完結■未分類 (1)
■寝取られ動画 (37)
■失敗しない為のライブチャット格安攻略 (5)

最新記事

月別アーカイブ

検索フォーム

訪問者数

現在の迄訪問数:

現在の閲覧者数:

RSSリンクの表示

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

最新コメント

QRコード

QR