主に寝取られ物を集めた、個人文庫です。
その後もセックスに関した事を遠回しに聞き、少女のように顔を赤くして、時々上目
使いで私を見る母に興奮していました。
「お母さんも若かったし、寂しくありませんでしたか?」
「だから、寂しいなんて考える暇も無かったの。もうこんな話はやめましょう」
「でも、お母さんは美人だから、言い寄ってきた男も沢山いたでしょ?」
「そんな物好きな人はいません。本当にやめましょう。それよりも裕子との事だけど」
「俺もその事を言いたかったのです。裕子とは離婚するしかないと。正直、もう裕子
を抱く事は出来ません。出来ないどころか、裕子に対して嫌悪感さえ覚えます。この
まま一生セックス無しで暮らす事は、俺には出来ない。お母さんのように、我慢など
出来ないのです。そうかと言って女を連れ込んでいては、子供達に良くないと反省し
ました」
「裕子と元の関係に戻るのは、やはり無理なの?」
「ええ、無理です。俺を裏切って喜んでいたオマンコに、もう俺のチンチンを入れる
気にはならない」
母は私のお言葉で更に顔を赤くして、恥ずかしそうに俯いています。
「セックスだけの問題ではありませんが、その事だけをとっても、裕子とはもう無理
かと」
「そこを何とか、もう一度だけ考え直して。子供達の為にも、もう一度一緒に生活出
来る努力をして貰えないかしら。それでも駄目なら、その時は諦めます」
母は土下座していました。
「裕子と顔を合わせれば、やはりセックスの事を意識してしまう。帰っても俺は辛い
だけで、あの家には何の楽しみも無い。裕子とのセックスを考えなくても良くて、何
か楽しみでも有れば、また違ってくるのだろうが」
困った顔が色っぽく見え、私は母を義母としてではなくて、完全に1人の女として見
てしまっていました。
「そうだ、お母さんさえ承諾してくれれば、1つだけ方法は有る。これなら一石二鳥
だ。お母さんさえ協力してくれれば、戻れない事も無い」
母は顔を上げて、少し明るい表情になって私を見詰めました。
「何なの?私で出来る事なら、何でもするから言って。それで戻って来てくれるのな
ら、私はどのような事でもするから言って」
「本当に?これはお母さんしか出来ません。これなら性欲も発散出来て、家にいる楽
しみも出来る」
「えっ!哲也さん、何を!」
これが50代半ばの、女の力かと思えるほど母の抵抗は凄まじく、殴りでもしないと
思いは遂げられそうも有りませんでしたが、流石にそれは出来ずに母から離れると、
ふと妻の事が頭に浮かびました。
腕力のない母でもこれだけの抵抗をして、引き千切らない限り、上着を服を脱がす事
すらも出来ません。
妻は抵抗したと言いましたが殴られた痕も無く、相手にも引っ掛かれたような痕は残
っていないのです。
本当に妻は抵抗したのだろうかと考えると、最初から妻が誘ったのではないかとさえ
思えてきます。
母を見ると、部屋の隅で震えていました。
「お母さん、すみません。少し酔っていたようです。お詫びにお母さんの顔を立てて、
俺も一緒に帰ります。」
家に戻ると、何も知らない子供達は喜んで飛びついてきて、妻も必死で笑顔を作ろう
としますが、頬を伝う涙が止まりません。
私は縋り付く子供達を母に預け、妻を寝室に連れて行きました。
「あなた、ありがとう」
「勘違いするな。裕子を許して帰って来た訳では無い。聞きたい事が有って帰っただ
けだ。最初は奴に無理矢理されたと言ったよな。裕子の話だと、奴が勝手にパンツの
中に漏らしてしまっただけで、奴は裕子を犯すつもりだったよな?」
「は、い」
「よし、それなら奴を、強姦未遂で訴えろ。ホテルに連れ込まれて、卑猥な事をされ
たと訴えろ」
「それは」
「どうした?まだ奴を庇うのか。それとも裕子が、俺に嘘を吐いたのか?なんでも正
直に話すと言いながら、また嘘を吐いていたのなら、俺達は完全に終わりだ」
「嘘じゃありません」
「それなら、その証拠を示せ。証拠とは奴を訴える事だ」
私はその場で彼の携帯に電話しましたが、いくら鳴らし続けても出る事は無く、その
内電源を切られてしまいました。
それで今度は自宅に電話すると、出たのは5日まで旅行のはずの母親です。
「おい、今は旅行中のはずだろ?早く帰って来たのか?帰ったらすぐに来る約束はど
うなった!」
「もう償いは充分しました。もう関わらないで。お願い」
「俺もそうしてやりたいが、そうも行かなくなった。実は今妻に確認を取ったが、こ
うなったのは、お前の息子にホテルに連れ込まれて強姦されそうになり、その後もそ
の事で脅されて、無理やり関係を持たされていたそうだ。こちらとしては、強姦と脅
迫で訴える事にした」
「私は、そこまでは」
妻の声が聞こえそうになったので、慌てて電話を切りました。
- 2014/07/22(火) 03:11:31|
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その後、彼女は我が家で抱かれる事に慣れて、罪悪感も薄れて行ったようですが、逆
に妻は彼女が来た日は、私の顔を見る度に涙を流すようになっていました。
「文句あるのか?裕子は息子に抱かれ、俺はその母親を抱く。それの何が悪い!第一、
裕子さえ奴に抱かれなかったなら、俺と母親が知り合う事も無かった。これも全て裕
子の責任だ」
ある夜、彼女が帰った後、堪り兼ねた母が寝室に入って来ました。
「哲也さん、もう許して。哲也さんは変わってしまったわ」
「ええ、あの女が変えたのです。あの、誰にでも股を開く女が変えたのです」
母もこれを言われては何も言えずに、ただ涙を流す事しか出来ない事を知っています。
「お母さんも、そんな偉そうな口を利けるのですか?裕子と縁を切って、この家から
放り出すという約束は、いつになったら実行してくれるのですか?お母さんが、そん
な親馬鹿だから、あんな貞操観念も何もない娘に育った」
私は罪も無い母までも、罵るようになっていました。
その後も妻や母とは一緒に食事をする事も無く、2週間に1度は私達の寝室で彼女を
抱くという生活が続き、2ヶ月ほど経つと、母がまた忠告しに入って来ました。
「哲也さん。もうこんな生活は嫌なの。こんな事をしていては、子供達にも良くない」
「母親が若い男に股を開いていた事は、子供達にはどうなのです?そんな女が、偉そ
うに母親面している事は、どの様にお考えで?」
「裕子も悪いです。でも、こんな事をしていて何になるの?」
「裕子も?悪いのは全て裕子だ。お母さんの考えは分かりました。生活が苦しい時は
俺の機嫌をとって一緒に暮らさせ、自分の娘が不祥事を起こしたら、俺は出て行け
と?結局俺は、ただの金蔓だったと言う事か」
「そんな事は言っていません。ただ、苦しいの」
私がアパートを探して家を出ると、最初妻は毎日のように訪れましたが、私は妻を無
視して部屋に入れる事は無く、電話が掛かって来ても出なかったので、今度は絶えず
メールで反省の言葉と、帰って来て欲しいと送って来るようになっていました。
しかし私には、経済的に苦しくなるのが嫌で、帰って欲しいと言っているとしか受け
取れません。
そんな私も妻には強気でいても、実際は一人暮らしの寂しさに耐え切れず、週に一度
は早百合をアパートに呼びつける様になっていましたが、年の瀬も押し迫り、いつも
の様に彼女に電話を掛けると、旦那と旅行に行くので会えないと言われました。
「旦那一人で行かせて、その間早百合は俺の所に泊まれ」
「それは出来ない。お願い、分かって」
「それなら、旅行から帰ったらすぐに来いよ。来なければどうなるか分かっているな」
「無理です。学校が冬休みの内は行けません」
おそらく、夫婦をやり直すための旅行なのでしょう。
すぐにでも旦那にばらして、元の夫婦に戻る事を邪魔しようかとも思いましたが、人
生を怨み、自棄になっていた私は、彼女の夫婦仲が戻ってから、以前の様に嫌がる彼
女を甚振る方が楽しいと思ってしまい、旅行に行く事を承諾しました。
初めて一人で迎える正月は侘しく、目の前にはコンビニ弁当しか有りません。
別におせち料理を買ってくる事も出来たのですが、自分でも気付かない内にわざと侘
しい食事にして、拗ねた子供のように、これも妻が原因だと怒りを大きくしているの
です。
正月も3日になり、朝から酒を飲んでいると昼前にインターフォンが鳴り、それは妻
の母でした。
「お母さん、何か?」
「遅くなって、ごめんなさい。おせち料理を持って来ました」
「裕子に、そうしてくれと頼まれたのですか?折角ですが、あの女の作った物は、気
持ち悪くて食べられませんから」
「いいえ、これは私が作りました。哲也さんが出て行ってから、あの子は何もする気
力を無くしてしまって。とにかく中に入れて下さい」
母の話しによると妻は私との約束を守って、どうにか学校へは行っていたようですが、
家では満足に子供の世話も出来ない状態で、時々思い出したように涙を流しているそ
うです。
おそらく鬱になっているのかも知れないと思いましたが、裏切られた私の方が苦しい
という思いから、可哀想だとも思えません。
「それも俺が悪いと?」
「違います。哲也さんが苦しんでいるのに、あの時はあんな言い方をしてしまったか
ら、一言謝りたかったの」
母は私の事を気遣っているのではなくて、妻の事が心配で来たのでしょう。
他にも、私達の貯金は全て持ち出し、生活費も入れていないので、今は母の蓄えで暮
らせても先々苦しくなる事を考えて、連れ戻しに来たのかも知れません。
しかし今の私にはそのような事よりも、お茶を煎れてくれようと狭いキッチンに立っ
ている、母のお尻が気になっていました。
私達が結婚した当時、母は可愛くて魅力的な女性でした。
童顔な事もあって最初お邪魔した時、妻達とは姉妹でも通ると思ったほどです。
しかし一緒に暮らすと母は清楚で上品で、セックスとは全く無縁に思えて、母に対し
てその様な感情を持った事はありませんでした。
ところが今の私は酔いも手伝い、小百合をしばらく抱けない事もあって、50代半ば
の母を、その様な目で見てしまっています。
1人では食べていても美味しくないので、一緒に食べて欲しいとお願いし、母が昆布
巻きなどを口に頬張るのを見ながら、良からぬ想像をしてしまっているのです。
「お母さんはお父さんが亡くなってから、ずっと男っ気は無いのですか?」
「哲也さん、酔っているの?あなた達に子供が出来てからは仕事を辞めて、代わりに
裕子が働きに出たから、孫の世話と家事だけで楽をさせてもらっているけれど、主人
が死んでから、あの子達を育てるのに一生懸命で、そんな暇など無かったわ」
最初母は怪訝そうな顔をしましたが、私に逆らって怒らせては駄目だと思ったのか、
すぐに笑顔を作ってそう答えました。
- 2014/07/22(火) 03:10:31|
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当然この日から寝室は別になり、妻と母が食事もせずに帰りを待っていても、私は外
で済ませるようになりました。
「哲也さん、お食事は?」
「済ませてきました。お母さん、もう待っていないで先に済ませて下さい。この女の
顔を見ていると吐き気がして、食欲など無くなるのです」
「せめて一口だけでも」
「いいえ、もうこの女とは、家族とも思っていませんから。それよりも、大学は辞め
て無いだろうな。必ず4年で卒業しろよ。卒業して金を稼げ。今までの出費を無駄に
する事は許さん」
私はお金などどうでも良かったのですが、妻を試したかったのです。
試したかったと言うより妻を更に責めたくて、彼との接点を持たせたかったのかも知
れません。
妻は退学する気でいた様ですが私には逆らえず、夏休みが終るとまた大学に通い出し
ます。
「今日はオマンコに何回出された?」
「彼とは、話しもしていません」
毎日そのような事を言って責めながら、追い詰められていったのは私でした。
私はその様な苦しみから一時でも逃れたくて、彼の母親に電話を掛けてしまいます。
話を聞くと、彼女の家は家族ばらばらになっていました。
あの日から息子とは会話がなくなり、息子は何処に行くのか家にいない事が増え、そ
の事で家庭が暗くなって夫婦の会話も減ってしまい、父親は飲んで遅く帰る事が増え
て、朝帰りも珍しくないようです。
「外に女でも作ったか?」
「放っておいて。もう関わらないで」
「そうはいかない。俺も罪悪感で苦しいから、今日お邪魔して全て話す」
「そんな事をされたら、本当に終わってしまう。もう家族として、何もかもが終わっ
てしまう」
「それがどうした。俺の家族は、終わってしまっている」
その夜ラブホテルで彼女を抱きましたが、口では拒否しながらも抵抗はしません。
彼女も何もかも忘れて、一時でも苦しみから逃れたかったのでしょう。
そのような事が何度か続くと、次第に彼女は積極的になって行き、下着も派手になっ
ていました。
「百合子は、本当はセックスが大好きだったのだな」
「違う。私はあなたに脅されて」
そう思っていないとプライドが許さず、自分が壊れてしまいそうだったのでしょう。
しかし言葉とは裏腹に、1度出して柔らかくなった私のチンチンを、何とかもう1度
硬くさせようと、積極的に口に含んでしまいます。
この様な生活を送っていながらも、楽になれるのは彼女を抱いている時だけで、家に
いると更に追い詰められていきました。
そこで私が思いついたのは、妻への当て付けに、この家で彼女を抱く事です。
「いや。それだけは、いや」
「大丈夫だ。もう家庭内離婚の状態だから」
彼女の嫌がる声を聞いて、玄関に出てきた妻の前を通り過ぎた時、私は不思議な興奮
を覚えていました。
「触らないで。ここでは嫌」
「おい、漏らしたのか?パンティーがぐっしょりだぞ。何がここでは嫌だ」
彼女も同じで、嫌だと思いながらもこの異常な状況に、知らぬ内に興奮していたので
しょう。
結局私も彼女も、普通の精神状態では無かったのです。
「どうした?今日は声を出さずに、やけに頑張るじゃないか。こうされても、我慢出
来るかな?」
「いや!声が、出ちゃうから、やめて!」
「何がやめてだ。上の口ではそう言いながら、下の口ではチンチンを締め付けている
くせに」
私が激しく動くと彼女は大きな声を出し続け、当然それは妻の耳にも届いていたと思
います。
- 2014/07/22(火) 03:09:32|
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「答えたく無いか?それなら出て行け。出て行けば顔を見ずに済むから、俺は気が楽
になる」
「分からないんです」
「1ヶ月の間に、分からないほどしたのか?」
私が彼の車から降りてくる妻の姿を私が見た数秒前、突然覆い被さってきた彼に、初
めてキスをされたそうです。
妻はショックで車から飛び出し、彼は翌日学校に来ませんでした。
次の日も姿を見せない彼を心配になった妻は、何度もメールを入れるのですが返事は
無く、電話を掛けても出る事はありませんでした。
しかし、講義が終わって重い気持ちで駅に向かって歩いていると彼の車が止まり、無
言で助手席に目をやったので、このままでは気不味いままだと思った妻は、やはり無
言で助手席に乗ってしまったそうです。
彼は何も言わずに車を走らせ、気が付くとラブホテルの駐車場に入っていました。
驚いた妻は逃げようとしたのですが腕を捕まれ、その時初めて彼が口を開き、誰にも
邪魔されない所で話を聞いて欲しいと言われました。
話してみると彼は酷い落ち込みようで、妻は怒るどころか逆に手まで握り締めて慰め、
その様な妻の態度に勇気付けられた彼は、妻がOKしたと思ってしまい、覆い被さっ
てきたそうです。
「子供では無いのだから、そんな所に入ればどうなるか分かっていたはずだ。本当は
その気だったのだろ?奴のせいにしているが、裕子もそれを望んでいたのだろ?」
「違います。本当にその時は話をするつもりで」
「まあいい。結果は同じだ。そしてその時やられた」
「いいえ。彼は、脱ぐ前に、出してしまって」
「興奮して、パンツの中に出してしまったのか?と言う事は、興奮してしまうような
事はされたのだな。何をされた!正直に話せ!」
「正直に話しています。もう嘘は吐きません。その時は、上半身裸にされて、胸を触
られ、下も、パンティーの、上から」
「裕子も望んでいたから、抵抗はしなかったという事か」
「いいえ、抵抗しました」
「抵抗したという事は、無理やりされたという事だろ?無理矢理関係を持とうとする
様な男と、何故その後も関係をもつ様な付き合いをした?やはり奴を愛していたのだろ」
「違います。ただ、パンツの前を押えて、涙ぐんでいた彼が、可哀想に」
「可哀想?可哀想だけで、また奴の誘いに乗ったと言うのか?次はいつ何処で」
「次の日、また、ラブホテルで」
「次の日?今度はその気で行ったのだな?」
「ごめん、なさい」
その日彼は、前日興奮して出してしまった事を気にして、緊張からか勃起しなかった
と言います。
「可哀想に思って行ったという事は、奴のチンチンが固くなるように、色々してやっ
た筈だよな?」
「ごめんなさい」
「詳しく言えと言っているだろ!手でしたのだろ。口でもしたのだろ!」
「手や、口で、しました」
「手でチンチンを擦りましただろ!チンチンを口に含んで、舌も使ってあげましただろ!」
「オチンチンを、手で、擦りました。オチンチンを、口に、含みました」
私には、妻が若い男に一生懸命手ほどきしている姿が浮かびました。
妻を虐める為に言わせながら、逆に私の方が妻の姿を想像してしまって辛くなってき
ます。
「オマンコに入れられたのは!」
「その、次の、日」
「きちんと答えろ。その次の日に、奴のチンチンがどうなった」
「その、次の日に、彼の、オチンチンが、私の、オマンコに」
「いくら言えと言われても、よくも平気でオマンコなどと言えるな。その次に抱かれ
たのは?」
「その、翌日」
私は絶句しました。
妻は彼に、ほとんど毎日抱かれていたのです。
初めて女を知った男にすれば、毎日のように求めて来るのは理解出来ます。
しかし妻が、それに応えていた事が理解出来ません。
妻は愛してしまったからなのか、可哀想という気持ちからか、母性本能のようなもの
からなのかは分かりませんが、そのような事はどうでも良くなっていました。
どの様な感情からだったにせよ、毎日のように若い男を、身体に受け入れていた事実
は変わらないからです。
私にも経験がありますが、若くて覚えたての頃は、一回出しただけでは済まないでし
ょう。
ましてや旅行ともなれば、何度も妻の身体に挑みかかったと思います。
「旅行では、奴は何回やった」
「分かりません。覚えていません」
「そんなにコンドームを持って行っていたのか?まさか」
「ごめん、なさい」
「それなら、妊娠してしまったかも知れないじゃないか」
「いいえ、その後すぐに生理が」
妻の身体を改めて見ると、私は吐き気を覚えました。
妊娠はしなかったにしても、彼の無数の精子が妻の卵子を求めて、身体の中を泳ぎ回
ったのです。
私は妻の裸を見ている事自体、辛くなっていました。
- 2014/07/22(火) 03:08:46|
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本当に離婚する気なら、今更どうでも良い事なのに、彼との事を根掘り葉掘り聞き出
そうとしていました。
「家族を裏切り、隠れて何をしていたのか分からない女を、ここに置いておく気は無
い。正直に話したからと言って、離婚の意思が変わるとも思えないが」
「何でも話します」
一番重要な身体の関係を隠していた事以外、妻が彼と親密に成って行った経緯は、以
前妻が話した通りだったようです。
「どうしてだ!どうして俺を裏切った」
「それまで私には、家庭が1番でした。1番と言うよりパートで外に出ていても、私
には家族が全てでした。それが大学に行きだしてから、徐々に学校が1番で家庭が2
番になってしまいました。他の人達は、自由に喫茶店に行って仲間と話し、自由に映
画を観に行き、何の気兼ねもなく異性と会話を交わす。しかし私は歳も違うし、何よ
り私には夫も子供もいます」
「そんな事は、最初から分かっていただろ」
「はい、分かっていました。最初は羨ましくも何とも有りませんでした。大学に行か
せてもらっただけで、贅沢で幸せなことだと思っていました」
高校生の時、妻には大学に対しての憧れがありました。
仲の良い仲間が出来、みんなで学食に行って食事をし、キャンパスの芝生に輪になっ
歌い、講義が終わると近くの喫茶店に行って語り合う。
そして、その中の一人と恋に落ちる。
まるでドラマのような夢ですが、勉強に疲れた時はそのような事を考えて頑張ってい
たそうです。
しかし、妻が大学に行く事が出来た時には皆とは歳が違い、夫も子供もいたので、当
然その様な憧れは有りませんでした。
ところがゼミの仲間が出来てからは、歌こそ歌いませんでしたが輪になって話をし、
皆で喫茶店にも行き、高校生の時に思い描いて憧れていた事に近付き、妻の中で時間
が逆戻りしてしまいます。
「そして憧れていた通りに、奴と恋に落ちた」
「違います」
妻には恋人を作ろうという気など無かったのでしょうが、昔夢見ていたストーリーに
出て来る、恋人の代わりのようなものを彼に望んでいたのかも知れません。
「2人で会っていて、罪悪感は無かったのか?」
「正直に言います。恋人同士のような関係を楽しんでしまいましたが、彼を好きだと
か、彼と恋愛関係になりたいとかいう事は考えてもいなかったので、罪悪感はそれほ
ど有りませんでした。ただ、身体の関係が出来てからは、毎日罪悪感で押し潰されそ
うになり、あなたの顔を見るのが辛かった。彼に抱かれた身体であなたに抱かれるの
が辛くて」
普通辛ければ私を拒否するのでは無くて、彼との関係を切ると思います。
妻の言っている事は逆で、私に抱かれた身体で彼に抱かれるのが、辛かったとしか思
えません。
私は妻に、裸になるよう命じました。
妻の身体が、どの様に汚れてしまったのかを見たくなったのもありますが、何でも良
いから妻を虐めたかったのです。
妻は何をされるのか分からず、脅えた目で私を見ながら脱いでいきましたが、最後の
1枚になると、脱ぐ手が止まりました。
妻の身体は昔に比べて、余計な肉が付きだしていたと思っていましたが、彼の母親の
身体を散々見たばかりの私には引き締まって見え、当然の事ながら、外見は汚れなど
有りません。
しかし私には、目に見えて汚れていない事が余計に腹立たしいのです。
妻の足元に座り、脚を大きく広げさせて下から除きこんでいましたが、妻のオマンコ
が汚く見え、私のチンチンは大きくなるどころか、縮んでいってしまいます。
「どのぐらい汚れたのか中も見てやる。俺は汚くて触る気もしないから、自分で開い
て見せてみろ。何も見えないぞ。もっと千切れるぐらい大きく開け。ここに奴のチン
チンが入ったのか?俺は、ここに奴のチンチンが入ったのかと聞いているんだ!」
「はい」
「はいじゃ分からん。入ったのなら、このオマンコに彼のチンチンが入りましたと、
詳しく言え」
「ここに、彼のが、入りました」
「裕子はどこまで俺を騙せば気が済む。『一生あなたには逆らいません。あなたが望
む事は何でもします』は嘘か!俺は詳しく、きちんと答えろと言っているのだぞ」
「この、オマンコに、彼の、オチンチンが、入りました」
妻の口から、初めてオマンコと言う言葉を聞きましたが、言わせておきながら、その
様な言葉を口に出来る妻が、更に汚く思えてきます。
「前からだけか?後ろからもされたのか?」
「後ろ、からも」
「何回も言わせるな。後ろからもオマンコにだろ?もう出て行け!」
「後ろからも、オマンコに、彼のオチンチンを、入れられました。もう許して」
「許すも何も、別に強制はしない。嫌なら出て行けばいい」
「お願い。こんな事は許して」
「奴に何回入れられた?言いたく無ければそれでいい」
妻は何も答えずに、ただ涙を流していました。
- 2014/07/22(火) 03:03:34|
- 鬼畜・純
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私はかわさずに殴られてやり、すぐに殴り返してやると、彼はよろけて座り込んでし
まいました。
「どうした!かかって来い!」
私は負ける気がしませんでした。
何故なら彼と私では、今まで背負って来た物や、壊された物の大きさから来る怒りの
度合が違うからです。
「親父を呼べ。親父も交えて、今後の事を話し合おうじゃないか」
「やめて!それだけは、やめて!あの人に知られれば、どの様な理由が有っても絶対
に許してくれない」
息子が答える前に、彼女が泣きながら叫びました。
「よし、俺が電話してやろう」
「やめろー!プライドの高い親父は、絶対に母さんを許しはしない。そんな事を話さ
れたら、僕の家庭が無茶苦茶になってしまう。家族がばらばらになってしまう」
「勝手な事を言うな!俺の家庭を無茶苦茶にしたのは誰だ!俺の家族をばらばらに
したのは誰だ!俺達には、幼い子供までいるのだぞ!」
「僕は、愛して、いたから」
「愛していたら何をしてもいいのか?それなら言うが、俺もお前のママを愛してしま
った。これでいいか?愛しているから、ママに何をしても文句は無いな?愛している
から、お前の家族をズタズタに引き裂いても文句は無いな?」
彼は泣きながら飛び出して行き、彼女を見ると、魂が抜けてしまったかの様な焦点の
合わない虚ろな目で、じっと床を見詰めています。
私は狂っていたのでしょう。
そんな彼女が可哀想とも思えずに、横から見える白いお尻に欲情してしまい、急いで
下半身だけ裸になると、彼女に覆い被さっていきました。
母と子供達が帰って来たのは予定よりも可也遅く、夕食の時間を遠に過ぎています。
「遅くなってしまって、ごめんなさい」
母を見ると、眠ってしまった息子を抱いています。
「お母さん、お姉ちゃんは何処ですか?」
母がドアの方を見ると、眠ってしまった娘を抱いた妻が入ってきて、無言で深々と頭
を下げてから、母と連れ立って子供を寝かせに行き、すぐに戻って来た2人は私の前
に並んで土下座しています。
「どういうつもりで戻って来た?忘れ物でも取りに来たのか?」
「ごめんなさい。この家において下さい。お願いします」
「それなら俺が、子供達を連れて出て行く」
「お願い。子供達とは離れられない」
「子供達とは?やっと正直になれたな。俺とはもう一緒に居たくないが、子供達とは
一緒に暮らしたい。出来れば俺一人を放り出し、その代わりに大好きな彼をここに住
まわせ、毎晩抱いてもらえれば言う事無しか」
妻が泣いて話せなくなると、代わりに母が口を開きました。
「裕子が愛しているのは、哲也さんだけです。ずっと話し合って来ましたが、その事
がよく分かりました。あんな事をしてしまって、信じろと言っても無理なのは分かる
けど、裕子は魔がさしただけで、本当に愛しているのは哲也さんです」
「お母さん、娘を庇いたいのは分かりますが、泥棒も捕まると『魔がさしただけだ』
と必ず言うのですよ。デートを楽しんだぐらいなら、浮かれて魔がさしたで済むかも
知れないが、本当に俺の事を愛していたら、他の男に抱かれる事など出来なかったは
ずだ」
そう言いながら、自分でも矛盾を感じていました。
何故なら、私は愛してもいない彼の母親を抱けたのです。
男と女では違うと、その考えを否定しながらも、私が一番気にしているのは妻の言っ
た『彰君が好き』という言葉だと気付きました。
いつしか母も泣き出し、散々世話になった母の涙には弱い私が寝室に逃げ込むと、妻
も後を追って入って来ました
「一生懸命償います。一生あなたには逆らいません。あなたが望む事は何でもします」
「今更、どうやって償う?俺の望む事は裕子の身体が、奴に抱かれる前のきれいな身
体に戻る事だ。俺を裏切って奴に抱かれていた事実を消して来い。それが出来れば許
してやる」
「出来ません。それは出来ないから、他の事で。他の事なら何でもします」
「よし。それなら今から、奴を殺して来い。早く行け」
妻は俯いて、涙を流しています。
「好きな彼を、殺せるわけが無いか。『私は彰君が好き』か」
何も言わずに俯いている妻を見ていて、私は離婚出来ないと思いました。
私を裏切った妻を、今までの様に愛していける自信など有りませんでしたが、このま
ま別れて妻が自由に成り、また彼に抱かれるかも知れないと思うと耐えられないのです。
結局、まだ妻に対して未練が有るのでしょう。
その証拠に、妻がどの様に彼に抱かれていたのか、知りたくて仕方がありません。
彼がどの様に妻を感じさせ、妻はどの様な反応を見せたのか、知らずには居られない
のです。
- 2014/07/22(火) 03:02:09|
- 鬼畜・純
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彼女は指示通りにキスをしてきたのですが、それは一瞬で終わる短いものでした。
「まだ1時間も有るのだぞ。そんなキスではなくてもっと情熱的に、舌も入れてきて
絡めてこいよ。ベッドでは、俺のチンチンにまで舌を絡めていたじゃないか。あんな
に厭らしい声を出しながら、俺に抱き付いて下からも腰を使っていただろ。俺のチン
チンを逃がさないように、あんなにオマンコで締め付けていたじゃないか」
「分かったから言わないで。もう恥ずかしい事は言わないで」
舌を絡めながらスカートの中に手を入れると、彼女は慌ててスカートの上から私の手
を押え付けましたが、既に私の指はその部分に届いてしまっていました。
「おや?パンティーを穿いているのか?早百合先生の厭らしいお汁で、絞れるほど濡
れてしまっていたはずなのに、もう乾いたのか?」
彼女は俯いてしまって何も言いません。
「こんなに早く乾くのなら、もう一度濡らしてしまっても安心だな」
クリトリスの辺りを擦ってやると、私の手を更に強く押さえつけて、動きを封じよう
とします。
「もう1枚持って来ていたの。もう触らないで。」
「そうか。嫌々来たような態度だったから、俺も少し罪悪感を持ってしまったが、来
る前から、下着を汚してしまうほど気持ち良くしてもらおうと、期待して来ていたと
いう事か」
「違う。一応持って来ただけで」
「恥ずかしがらなくてもいい。オマンコとチンチンを舐め合った仲じゃないか」
「そんな厭らしい言い方はやめて」
依然彼女は私の手を押えていましたが、自由な指で刺激し続けていると、またパンテ
ィーが少し湿り気を帯びてきました。
「おや?また感じ始めたなんて事はないよな?このぐらいの事で感じてしまうほど、
早百合先生は淫乱ではないよな?」
「いや、もう、触ら、ないで」
「何だ、感じてしまっているのか。もうパンティーは持っていないだろうから、これ
以上汚してしまう前に脱いでしまえ。それともノーパンで帰るか?」
強引に剥ぎ取ったパンティーをテーブルの上に放り投げ、またスカートの中に手を突
っ込むと、2本の指を難なく咥え込んで締め付けてきます。
私が指を曲げたり伸ばしたりして内側を擦ってやると、彼女は堪らずに悩ましい声を
上げ始めたのですが、その時玄関の開く音がしました。
「やめて、誰か、来た」
「今日は誰も来ない。お隣さんが、回覧板でも置いて行ったのだろうから気にするな。
それよりも早百合先生は、中のこの辺りが感じるのだろ?」
私には息子が来たのだと分かりましたが、私の言葉で安心した彼女は、また恥ずかし
い声を上げ始めていました。
「腰が嫌らしく動き出したぞ。ほら、今度はこうしてやるから、素直に『気持ちいい
です』と言ってみろ」
親指でクリトリスも触ってやると、彼女の腰の動きが激しくなり、膝から落ちないよ
うに私の首に両手を回して、強く抱き付いてきました。
「オマンコとクリを、同時にされると気持ちいいだろ?」
「気持ち、いい」
「もっと大きな声で」
「気持ちいいですー!」
その時ドアが開いた気配がしたので横目で見ると、少し開いたドアの向こうから息子
が覗いていたのですが、彼は私とは目も合わさずに引き攣った顔で、私に身体を預け
て喘いでいる母親をじっと見ていて、声も出せずに動けずにいます。
「そうか、そんなに気持ちいいか」
息子に見られているとも知らずに、彼女は何度も頷きました。
「こんなに濡らして。これではスカートまで汚してしまうぞ」
「いや!止めないで」
スカートを脱がす為に一度指を離すと、完全に自分を見失ってしまっている彼女はそ
う叫び、早く触って欲しくて、脱がせ易い様に腰まで浮かせて協力します。
下半身だけ裸の、全裸よりも卑猥に見える彼女に再び指を入れ、指の入っている様子
が息子からよく見えるように片足を持ち上げて、2本の指を激しく出し入れさせました。
「いや、恥ずかしい」
「それなら、やめるか?」
彼女は激しく、顔を左右に振ります。
「やめられたくないのだろ?気持ちいいのだろ?」
今度は狂ったように、何度も頷きました。
「何処が?何処がそんなに気持ちいい?」
「言えない、もう、虐め、ないで」
彼女は抱き付いて座っている事さえも辛くなり、私の膝にお尻を乗せた、腰だけを突
き出した格好でソファーに横になってしまいました。
私は片手で彼女の腰を抱いて、指の動きを更に早めてやると、彼女は爪先まで足を伸
ばし、腰を激しく上下させて暴れ出したので、強く抱き締めていないとソファーから
落ちてしまいそうです。
「こんなに気持ち良くしてやっているのに、そんな事も言えないなら、言える様にな
るまで少し休憩するか」
「いやー!」
「続けて欲しいのだろ?このまま逝きたいのだろ?何処が気持ち良くて、逝きそうな
のか言え?」
「オマ・・・・・・オマン」
彼女が恥ずかしい言葉を口にしようとした時、我に返った息子が、その言葉を遮る様
に叫びながら入ってきました。
「母さん!やめろー!」
この言葉を聞かなければ、彼女はあと数秒で達していたでしょう。
彼女は慌てて起き上がり、声のした方向を見て息子だと気付くと、目に涙が溜まって
いきました。
「いやー、どうして?いやー」
「お前は本当に親不孝な息子だな。もう少しでママは逝けそうだったのに」
「母さん、どうして」
「いやー、こんなのいやー」
彼女は脱がされたスカートを掴むと、前を隠すように押えながら私から離れ、蹲って
狂ったように泣いています。
「お前が来たせいで、ママが泣いてしまっただろ。これを見てみろ。これは今日2枚
目のパンティーだぞ。お前が来るまでは、こんなに汚すほど喜んでいたのだぞ」
私が立ち上がって、テーブルの上のパンティーを手に取り、愛液で濡れた部分を拡げ
て見せてやると、彼は突然殴り掛かってきました。
- 2014/07/22(火) 02:40:05|
- 鬼畜・純
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激しい腰の動きが全て伝わるように肩を押え付け、私は彼女を追い込んでいました。
「もう、だめ、終って。お願い、もう、もう」
彼女の断末魔の悲鳴を聞きながら奥深くに注ぎ込むと、ぐったりとして動かなくなっ
た彼女の脚を大きく開かせて、身体全体と満足そうな顔、下に敷いたティッシュに精
液が流れ落ちる様子を何枚か携帯で写真に収め、服を着ると彼女を残して部屋を出ま
した。
私はソファーに座って、妻から取り上げていた携帯を握っていましたが、すぐには決
心が付きません。
(これをすれば、彼女とは終ってしまうかも知れない。こんな事はやめて、これから
も彼女を。いや、俺の目的は快感を貪る事では無い。復讐だ)
意を決し『清水君』と表示させてからボタンを押すと、妻からの連絡を待っていた彼
の、大きな声が聞こえました
「裕子か!裕子なのか!」
「いや、残念だが俺だ」
彼の落胆振りが、手に取る様に分かります。
「別れる決心を、してくれたのですか?」
「まだそんな事を言っているのか。電話したのはお前のママの事だ。お前の為に頑張
っているママの事を伝えたくて電話した」
彼は意味が分からず、無言で聞き入っています。
「お前の大好きなママが、身体まで使って俺に償っているのに、お前も大学など辞め
て働いて、慰謝料ぐらいは自分で払ったらどうだ?」
「身体を使って?」
「ああ、昨日慰謝料を持ってきた時に急に服を脱ぎだして、裸で俺に抱き付きながら
『足りないところは、私の身体で償わせて』と言って抱き付いてきた。不覚にも誘い
に乗ってしまい『早くあなたのオチンチンをちょうだい。あなたも私のオマンコで気
持ち良くなって』と自分から求めてきたから、どんな締りの良いオマンコだろうと期
待して入れたら、お前のママのオマンコは緩々でがっかりした。こんなオマンコでは、
すぐに俺が出せないのを良い事に、強引に上に跨った格好になったかと思ったら、激
しく腰を使って自分だけ何度も逝きやがった。『主人のより、この硬いオチンチンが
好きー。オマンコ気持ちいいー』と言いながらな。あの緩マンでは、親父に月一しか
抱いてもらえないのも頷けたが、この機会に日頃の欲求不満を解消しようと、必死に
腰を使っている姿を見ていると、余りに哀れで可哀想に思えたから、何とか頑張って
『オマンコの中に出してー』と言う、お前のママの要求に応えてやった。」
「何て事を!くそー」
「何を怒っている?お前は今まで、一人っ子で寂しかっただろ?もうすぐ兄弟が出来
るかも知れないのだぞ。ただ、妊娠すれば可也の高齢出産になるから危険も伴う。何
とか元気な兄弟が生まれるように、お前も祈ってやれ」
「今どこにいる!」
「自宅だが?あっ、言い忘れたがお前の大好きなママも一緒にいるぞ。それにしても
お前のママは、余程欲求不満だったのだな。昨日で味を占めたのか、人の迷惑も考え
ないで朝早くに来て、鍵を掛け忘れていたのを良い事に、勝手に入って来たと思った
ら、何も言わずに裸になって布団に入って来た。すぐに俺のチンチンに手を伸ばして
きたが、既に朝立ちで元気になっているのを知ると、乱暴に俺のパジャマとパンツを
剥ぎ取って一度チンチンを口に含んでから、勝手に上に跨ってきて自分で収めて激し
く腰を振り、自分だけ何度も達して気を失いやがった。俺が何もしていないのに、難
なくチンチンをオマンコに納める事が出来たという事は、ここに来るまでに、期待で
既に濡らしてしまっていたのだろうな。俺は強姦されたようなものだ。これでは、ど
ちらが償っているのか分からないが、可哀想だから目を覚ましたら、今度は」
「もう言うな!やめろー!」
「おっ、そう言っていたらママのお目覚めだ。さて、今度は俺が可愛がってやるか」
「やめろ!やめろー!」
途中、車のドアが閉まるような音が聞こえたので、おそらく彼は私の家に向かってい
るのでしょう。
私が彼の到着を待っていると、服を着て化粧と髪を直した彼女が、怖い顔をして入っ
て来ました。
「また中に出したのね。あなたという男は」
「昨日奥深くに、たっぷり注ぎ込んでやったから、もう関係ないだろ?昨日の方が久
し振りで濃いはずだから、出来ているなら既に出来ているさ。後は神のみぞ知るだ」
「本当に最低の男ね。もうこれで終ったから帰るけど、約束は必ず守ってよ」
「もう帰る?午前中という約束だから、まだ1時間以上有る。俺は最低な男だから仕
方がないが、教師が約束を破るのは駄目だろ。早百合先生が約束を守らないのに、俺
には守れと言うのか?」
「早百合先生と呼ばないで!じゃあ、12時までここにいるわ」
「約束では、12時までは俺の好きにしても良いはずだ。そんな所に座っていないで、
俺の膝の上に座れ」
私が睨み付けると、彼女は仕方なく膝の上に座りました。
「これでいい?」
「いや、ただ座っていても重いだけだ。早百合先生からキスでもしてくれ」
彼女は私を睨みながらも、顔を近付けてきました。
- 2014/07/22(火) 02:38:10|
- 鬼畜・純
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彼女は私の獲物を狙うかのような厭らしい眼差しに気付き、先手を取って逆に私を威
圧しようと思ったのか、怖い目をして睨みつけてきました。
「見ていないで、早くしなさいよ。私を抱きたいのでしょ」
「昨日の快感が忘れられずに、早く抱いて欲しいという意味か?」
「違うわ。こんな事は、早く終って欲しいだけ」
「そうか。俺も早くしたいが、いつまでも服を着たまま立っていられては出来ないぞ」
「だから、早く脱がせなさいよ」
「いや、俺はどちらでも良かった。強制はしないと言ったのに、早百合先生が抱かれ
る方を選んで自らの意思で来たのだから、自分で脱いで色っぽく誘ってくれないと」
「何処まで私を虐めたら気が済むの?分かったから、カーテンを閉めて暗くして」
「それも出来ない。今日は明るい所で、早百合先生のストリップを楽しむ事にした」
彼女は一度大きく深呼吸をすると私に背を向け、ジャケットを脱いで椅子に放り投げ、
ブラウスのボタンを一気に外して行きます。
「そんなに急いで脱がないで、もっと色っぽく、誘うように脱いでくれないか?」
彼女は私の話など聞かずに乱暴に脱いでいきましたが、最後の2枚を残すだけになる
と強気を装っていた彼女も、流石に手が止まってしまいました。
「今日は色っぽい下着を着けてきたな。それは俗に言う勝負下着だろ?息子の為に、
仕方なく来た様な態度だったが、内心はやる気満々じゃないか」
彼女は昨日とは違い、真新しい淡いピンクのシルクのような下着を着けています。
嫌な男に見られる時でも、下着に気を使ってしまうのが女心なのでしょう。
「高そうな新しい下着を見てもらいたいのも分かるが、早くそれも脱いでオッパイや
厭らしいオマンコを見せてみろ」
「これは・・・あなたが・・・・・・」
「早百合先生は、今は教師やあの旦那の妻ではなくて俺の女だ。早く全部脱いで脚を
大きく開け。そして、片手を後ろについて腰を俺の方に突き出して、自分でオマンコ
を開いて中までよく見せろ」
私の命令口調の卑猥な言葉で、自らの指で開いて、私に中まで見せなければならない
惨めな姿を想像し、今までの強気はすっかり影を潜めてしまいます。
「そんな恥ずかしい真似は出来ない。これはあなたが脱がせて。お願いだから、そん
な事はさせないで」
「先ほどまでの威勢は何処へ行った?もっと頑張れよ。その方が俺も虐め甲斐が有る。
もっと恥ずかしい事を沢山させて、早百合先生の立場を身体に分からせてやる」
「ごめんなさい。今までの態度は謝りますから、もう虐めないで」
私はパジャマを脱いで、パンツ1枚の姿でベッドに横になりました。
「許して欲しければ、言葉よりも行動で示せ。そんな色っぽい下着姿を見せられて、
パンツの中で俺のチンチンが苦しいと言っている。意味は分かるな?」
彼女はゆっくり私に近付いて恐る恐るパンツを下げると、既に硬く上を向いていたチ
ンチンを口一杯に頬張りました。
「それで謝っているつもりか?まるで感情がこもっていない。やはり」
私がそこまで言うと、慌てて舌を使い始めます。
「もっと感情を込めろ。今口の中に入っているのは、大好きな男のチンチンだと思え」
暫らくその状態を楽しんでいると、徐々に彼女の息遣いは荒くなり、愛おしそうに舌
を這わせるように成っていました。
「よし、そのまま俺の顔を跨げ」
まだ下着を着けていた事もあってか、彼女は素直に従いましたが、私が中心を指で擦
ると、驚いた事に染みが広がって行きます。
「まだ触ってもいないのに、チンチンを舐めていただけで染みを作るほど感じてしま
ったのか?」
「違う。感じてなんかいない」
一旦口を離してそう言うと、また口に含んで今度は激しく頭を上下させました。
おそらく、長い時間口の中に入れていた事で、自分でも気付かない内に本当に愛おし
くなってしまい、私の言葉で感じてしまっている自分を知り、更に染みを広げてしま
う姿を見られたくない為に、早く出させて、この状況から一刻も早く逃れたかったの
でしょう。
「凄いな。見る見る染みが広がっていくぞ。こんなのを見せられたら、もう出したく
なった。よし、出すぞ。出すから今日こそは必ず飲み込めよ」
触れられてもいないのに、感じてしまっている事を私に知られてしまった彼女は、そ
の事でまた虐められるのが嫌で、逆らわない方が得策だと思ったのか、昨日のように
咽る事も無く、一気に全て飲み込んだ様です。
一度出してもらった私は余裕が出来て、回復するまで言葉で辱めながら、指や舌使っ
て彼女を虐めていましたが、昨日と違って覚悟を決めて来ていた上に、既に感じてし
まっている事を知られている彼女は開き直ったかの様に、最初から大きな喘ぎ声を上
げ続けています。
結局指と舌で2回、回復したチンチンで更に2回頂上に追い込み、最後は彼女が朦朧
としている事を良い事に、またコンドームを外して、上から押え付けるような格好で
繋がりました。
- 2014/07/22(火) 02:37:23|
- 鬼畜・純
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彼女は相変わらず、感じている事を悟られないように必死に声を押し殺し、小さな唸
り声しか出しません。
激しく頭を振って髪を振り乱し、自分を失いそうになっていても、感じている事を口
にはしないのです。
「うー、早く、終って、うっ」
一度出していなければ、遠に終っていたと思います。
私は彼女を辱めるだけの為に、すぐにでも出してしまいたい欲望と戦っていました。
「やはり、早百合先生が感じてくれないのでは出す気にならない。これではいつにな
ったら終わる事やら。いや、別に焦る事も無いか。その分、早百合先生のオマンコの
感触を、ゆっくりと味わう事が出来る。時間を掛けて、どうすれば早百合先生は感じ
るのか、色々試せばいい」
「ああーん!」
私が一人言の様にそう言うと、彼女は感じてしまっている事を伝えようと思ったの
か、一声だけそう叫びました。
「本当は感じているのか?気持ちいいのか?なんだ、違うのか。まあいい。こうやっ
てじっくり責めていれば、いくら何でもその内感じてくれるだろう」
「もう感じてる、気持ちいいー」
達してしまっても認めなかった彼女が、私に落ちた事を初めて認めた瞬間です。
その後は、今まで声を出さない様に我慢していたのを取り戻すかのように、声が枯れ
てしまわないかと思えるほど、悩ましい大きな声を上げ続けていました。
ただでさえ、今にも出してしまいそうなのを耐えていた私は、その声に刺激されて我
慢の限界を迎えてしまい、彼女の奥深くに放出してしまったのですが、彼女もそれと
同時に一際大きな叫び声をあげて崩れ落ち、肩で大きな息をしています。
私はそんな彼女を仰向けにしたのですが、声を出して自分を曝け出してしまった事で、
余計に激しく達してしまったのか、身体を隠そうともしません。
しかし私がオマンコの入り口にティッシュを詰めていると、ようやく薄目を開けて胸
を隠し、私の手を払い除けました。
「自分で、出来ます。もう、触らないで」
「勘違いするな。俺の精子が漏れ出してシーツを汚さないように、ティッシュを詰め
ていただけだ」
途中で外した空のコンドームを目の前に持って行くと、彼女の顔は見る見る蒼ざめて
いきます。
「いやー!」
「どうした?もしかして、まだ妊娠する可能性があるのか?俺はてっきり、もう子供
は出来ないと思って」
私はあの時、半分は妊娠し難い年齢なので、生で楽しみたいという思いも有りました
が、残りの半分は、復讐としては出来てしまっても面白いと思って、コンドームを外
したのです。
「まだ、私はまだ、いやー、いやー」
彼女は暫らく泣いていましたが、急に起き上がるとベッドから下りて、帰り支度を始
めました。
「これで良いわね。もう私達に関わらないで。もう二度と私達家族の前に現れないで」
「いや、早百合先生の身体が気に入ってしまった。俺は息子のせいで、二度と妻を抱
けそうにも無いから、今後も性欲処理は早百合先生にお願いする。こればかりは息子
では無理だろ?本当は、早百合先生もそうして欲しいのでは無いのか?最後に逝った
時の、あの声は凄かったな。時々では無くて早百合先生が毎日して欲しいのなら、俺
は構わないぞ」
「何ですって?約束は必ず守ってもらいます。私は二度とあなたには会いません」
「偉そうに母親面していたが、結局は自分が可愛くて息子を見放したか」
「私にどうしろと言うの?もうこれ以上、主人を裏切るような事は出来ない」
私は暫らく、考えている振りをしていました。
「分かった。残りの100万はいらないから、明日の朝もう一度来て、半日だけ付き
合え。それで本当に終わりにして、月曜からは新しい人生を踏み出す事にする」
「そんな事、信用出来ない」
「信用するもしないも、それは早百合先生の自由だ。明日の午前中で全て終るのに、
来なければ今日の事が無駄になるだけだ。早百合先生にすれば無駄でもないか。あん
なに感じて、あんなに激しく達するほど気持ち良くして貰ったのだから。強制はしな
いが、息子を助けたくて明日も来るのなら、午後には母や子供達が帰って来るから、
出来るだけ早くに来い。俺は構わないが、遅く来て午後にずれこんで、他の者にあん
な厭らしい声を聞かれるのは嫌だろ?そうだ、それよりも泊まって行くか?それなら
朝までで許してやる。どうだ?泊まっていけば、朝までたっぷりと可愛がってやるぞ」
私の話が終らない内に、どちらとも返事をしないで慌てて帰って行きましたが、翌日
の早朝、彼女は我が家のソファーに座っていました。
散々私に騙されていながら、またやって来た事が信じられませんでしたが、おそらく
彼女は他の事なら冷静に判断出来ても、いざ息子の事になると何も見えなくなってし
まい、冷静な判断など出来なくなるのでしょう。
「こんなに早く来たのだから、絶対に午前中だけで終わってよ。今度こそ約束は必ず
守ってもらいます。本当にこれで最後にして」
私はまた寝室に連れて行くとベッドに腰掛け、ドアの所で戸惑っている彼女の身体を、
上から下まで舐めるように見ていました。
- 2014/07/22(火) 02:36:26|
- 鬼畜・純
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私の目の前で、信じられない事が起こっていました。
昨日までは普通の奥さんだったので有ろう女が、昨日会ったばかりの私のチンチンを、
口に含んでいるのです。
しかもその女は妻の浮気相手の母親で、私の時代には聖職と言われた教師なのです。
聡明だと思っていた妻が、女の本能に負けて簡単に浮気し、聡明な小学校の教師が、
息子に対する母性本能に負けて、舌まで使ってチンチンに唾液を塗りつけているのです。
私は生暖かく柔らかい感触に包まれながら、彼女を使って復讐する事を考えていました。
「もう出そうだ。手よりも、そのまま口でしてくれ。出すぞ。出したらそのまま全て
飲み込め。出すから飲めよ。息子の為に飲め」
流石に飲み込む事までは出来ずに、咽てしまって全て床に吐き出しましたが、それで
も私は、一人息子の為ならここまで出来るのかと驚いていました。
母は強しです。
「もういいでしょ?言われた通りに出してあげたのだから、あなたも約束通りに、こ
れで全て終わりにして」
頬を伝う涙を見ていると、彼女に対して更に女を感じてしまい、押し倒して服の上か
ら胸を掴んでいました。
「何をするの!約束が違う!」
「これは誰にも言わないでおこうと思っていたが、一生付き纏うなんて嘘で、本当は
息子を殺して俺も死ぬつもりでいた。でも、母親である早百合先生を抱ければ少しは
気が晴れて、その考えを変えられそうだ。俺も本当は、人殺しなんてしたくない」
息子を殺すという言葉で、急に抵抗が止みました。
「分かったから、シャワーを浴びさせて。今度こそ、それで全て忘れて。今日で全て
を忘れて」
初めて夫以外のチンチンを口に含んでしまった事で、正常な判断が出来なかったのか
も知れませんが、この母親は息子の為なら、こんな要求も受け入れてしまうのかと、
少し哀れに思いました。
しかし私は、その息子に対する異常とさえ思える想いに付け込んで、更に彼女を辱め
ようとしています。
戻って来た彼女はシャワーを浴びながら泣いていたのか、化粧は落ちて目は真っ赤で
した。
「化粧を直せ。出来ればもっと色っぽい濃い目の化粧にしろ」
きれいに化粧をし直した彼女は、1時間後には夫婦のベッドに仰向けに寝た私の上に
跨って、腰を前後に動かしていました。
「早百合先生は、腰の使い方がお上手ですね。貞淑な早百合先生がこんなにセックス
が上手だとは、教え子や同僚の教師は想像も出来ないだろうな」
「言わないでー」
息子に対する異常なまでの想いを除けば、何処の学校にも1人はいそうな、いかにも
小学校の先生らしい、優しいベテラン教師なのでしょう。
その優しい女教師が私の上で全てを曝け出し、自ら腰を激しく動かして快感を貪って
いるのです。
「今度は円を描くように腰を動かして。そう、そう、上手いものだ。旦那しか知らな
いと言う事は、余程旦那の仕込みが上手だと言う事だな。それとも天性のものか?何
とか言ってくれよ、早百合先生?」
「主人の事は、うっ、言わないで。ううっ、先生なんて、呼ばないで」
そう言いながらも、舌によるクリトリスへの刺激で一度達している彼女は、少し垂れ
た大きな乳房と、お腹に付いた贅肉を揺すりながら、私の指示通りに動いてしまうの
です。
「うっ、うっ、もう終って」
「それなら今度は、上下に動け。そうだ、いい眺めだ。俺のチンチンが早百合先生の
熟れたオマンコに、出たり入ったりしている様子がよく見える」
「いや、見ないで、うっ、そんな事、うー、言わないで」
そう言いながらも、その言葉で更に興奮したのか、彼女は私の上で飛び跳ねるように、
激しく動き始めていました。
おそらく『もう終って』というのは、この様な行為を早く終らせたかっただけではな
くて、彼女自身が限界を迎えそうになっていたのでしょう。
その証拠に、上下に激しく動き出してから1分も経たない内に動きは止み、私の胸に
顔を埋めてしまいました。
「はあ、はあ、もう、満足でしょ」
そう言って、気だるそうに私から降りると、ベッドからも下りようとしたので、慌て
て彼女の腕を掴みました。
「満足したのは、早百合先生だけじゃないか。また自分だけ逝きやがって」
私は立ち上がり、もう一方の手でコンドームを被せてあるチンチンを持って、彼女の
目の前に突き出すと、首を捻って顔を背けてしまいました。
「私は達してなんかいません。感じてもいません」
確かに、今まで篭った唸り声しか出していませんが、クリトリスを責められた時は、
全身を痙攣させて爪先まで反り返り、今は急に力が抜けて崩れ落ち、2度とも達した
のは明らかです。
しかしプライドが許さないのか、決してその事を認めようとはしません。
「流石、真面目な小学校の先生だ。旦那以外では感じないか?それでこそ教育者だ」
私は彼女をうつ伏せに寝かせ、両方のお尻を交互に叩いていました。
「ほら、尻を持ち上げて。もっと高く。もっと高く上げろ」
私の興奮も最高潮に達していました。
何故なら結婚してから妻しか知らない私の目の前で、熟した小学校の女教師がお尻を
持ち上げ、オマンコどころかお尻の穴までも露にしているのです。
「早く」
「早く?達したばかりなのに、もうチンチンが欲しくて我慢出来ないのか?早百合先
生は意外とスケベなのだな」
「違います。こんな格好は恥ずかしいから早く終わらせて」
「そんな色気の無い事を言わないで、どうせなら早く入れてと言えないのか?そう言
ってもらえるまで、入れずにもう少し鑑賞させてもらおう」
「早く、入れて」
私はコンドームを外して入れると、最初から激しく突き続けました。
- 2014/07/22(火) 02:14:30|
- 鬼畜・純
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玄関を開けると、そこに立っていたのは彼の母親でした。
「手切れ金の50万を持って来ました。上がらせて貰います」
そう言うと私の返事も待たずに、勝手に昨夜の部屋に入って行き、ソファーに座ると
テーブルに2つの封筒を置きました。
「こちらは手切れ金の50万。こちらは慰謝料として100万入っています。もう
これで彰ちゃんには関わらないで。奥さんが彰ちゃんに近付かない様に監視して」
「妻とは離婚する事になると思うから、その後の事までは責任持てない」
「離婚?離婚なんかしないで。あなた達が離婚したら・・・・・・・・」
離婚されて自由に成った妻は、今度は大手を振って息子と付き合い出すのではないか
と、母親としては心配なのでしょう。
「それと、今回はこれで済ませるが、後何回か請求する。息子が教員試験を受けた時。
何処かの学校に配属された時。婚約した時。子供が出来て、その子供が思春期になっ
た時。これは可也先になるが、その子供が婚約した時も請求しよう。駄目ならその都
度裁判を起こし、裁判に掛けられている事を関係者にも知らせる。これから長い付き
合いに成りそうだから、宜しく言っておいてくれ」
「何を言っているの?そんな要求なんて通るはずが無いし、そんな事をすれば名誉毀
損で訴えます」
「ええ、要求など通らなくても構いません。通ろうが通るまいが、訴えるのは自由だ
から、その時々の回りの人間が、あの馬鹿息子が何をしてきたのか知ってさえ貰えれ
ばいい。試験官、PTA、婚約者とその親、思春期の子供、その子供の婚約者とその
親達に、一つの平和な家庭を壊した男だと知って貰えればいい。例え名誉毀損で訴え
られても、俺は一向に構わない。どうせ捨てた人生だ。馬鹿息子の正体を、皆が知れ
ば満足だ」
「鬼だわ。あなたは鬼だわ」
「ええ。私を鬼にしたのは、妻とお宅の馬鹿息子です」
彼女は泣きそうな顔で、暫らく考え込んでいました。
「分かりました。主人は厳格な人間なので取り合わないと思います。主人に内緒で、
私がもう100万用意しますから、それで何もかも忘れて」
「忘れて?許しての間違いでしょ?昨日から馬鹿息子は勿論、お母さんも旦那も俺に
対して一言の謝罪も無い。その時点で交渉する気などなくなった」
「謝ります。申し訳ない事を致しました。どうかこの条件で許して下さい」
「良く出来ました。ただ、残念ながらもう遅い。昨日の対応で、馬鹿息子を一生許さ
ない事に決めた」
「どうしろと言うの?私に出来る事なら何でもしますから、彰ちゃんを許して」
その時私は、ようやく弱気になった母親を、もっと虐めたくなりました。
「お母さんは何歳ですか?」
「46歳ですけど、それが何の関係が有るの?」
「俺よりも5歳上か。まだまだ女盛りですね。セックスは月に何回ですか?」
「何を言っているの?厭らしい。もう帰ります」
「どうぞ、どうぞ。私に出来る事なら何でもすると言っておきながら、その位の事も
答えて貰えないのですね。交渉決裂と言う事で、どうぞお帰り下さい」
一度立ちかけた母親は、不安そうな顔をしながら座り直しました。
「それに答えたら、この条件で許してくれるの?・・・・月に一回有るか無いかです」
「そうですか。それは勿体無い。セックスの良さを知ってしまった身体では、月一で
は物足りないでしょ?凄く厭らしそうな身体をしてみえるから我慢出来ずに、足りな
い分は自分で慰めているのですか?それとも、教え子の父親と付き合っているとか?」
彼女は嫌悪感を露にしましたが、一人息子がそこまで可愛いのか、席を立とうとはし
ません。
「自分でなんてしません。それに私は主人しか知りません。もう良いでしょ?これで
満足でしょ」
今までは憎い相手だと思うだけでよく見ませんでしたが、質問しながら改めて見ると
少し目が垂れ気味で、いかにも優しい小学校の先生という顔をしています。
身体に目をやると胸も大きく、多少お腹に肉は付いていそうですが腰の括れも充分有
り、まだまだ女としての魅力が有る、そそる身体をしています。
「こんな事で満足など出来ない。息子に抱かれた頃から妻に拒否されて、俺はずっと
出していない。だからイライラして許せないのかも知れない。お母さんに出して貰っ
てスッキリすれば、この条件で許せるかも知れないが」
「あなたは最低ね。話にならないわ」
彼女は身の危険を感じて部屋を出て行きましたが、玄関で考え込んでいるのか扉の開
く音はしませんでした。
「俺は最低かも知れないが、俺よりも最低な馬鹿息子に宜しく」
やはり息子を放ってはおけないと思ったのか、このまま帰る事は出来なかった様で、
彼女は足音も立てずに戻ってきました。
「私が出してあげれば、この条件でいいのね?彰ちゃんには、もう関わらないのね?」
私は彼女を虐めたかっただけで、いくら可愛い一人息子の為だといっても、ここまで
親馬鹿に成り切れるとは思いもしませんでした。
「ええ、スッキリすれば、落ち着いて考える事が出来そうです」
「分かったわ。その代わり手だけよ。早く脱いで」
この様な展開になるとは夢にも思わず、要求しておきながら私の方が信じられません
でしたが、彼女の顔を見ると真剣なのです。
「いいえ、お母さんが脱がせて下さい」
立ち上がった私のスボンを下げ、パンツに手を掛けて戸惑っている女は、普段は真面
目な小学校の女教師だと思うと、それだけで首を持ち上げてしまいます。
「早くして下さい」
パンツを下げた途端に勢いよく飛び出したチンチンを見て、一瞬驚きの表情を浮かべ
た後、顔を背けて恐る恐る握ると、早く終らせたいとばかりに急に激しく擦ってきま
した。
「お母さん、名前は何と言います?」
「早百合です。そんな事はいいから早く出して」
「それが小百合先生。唾でも付けてくれないと、痛いだけで出す気に成れない」
彼女は一旦離すと、掌に唾液を垂らしました。
「そんな量では足りない。直接口に含んで、たっぷりと付けろ」
彼女の羞恥に満ちた顔を見ていると、余計虐めたくなってしまって、言葉使いまで荒
っぽくなって行きます。
「そんな事は出来ない。何て厭らしい男なの。もう我慢出来ないから帰ります」
「ああ、帰れ。俺も本当はこのまま出されて終るより、一生息子を追い詰めて虐める
る方が、余程スッキリするような気がする。もう少しで出してしまいそうなのに残念
だったな。早く帰れ」
彼女は俯いて考えていましたが、顔を上げるとゆっくりと唇を近付けて行きました。
- 2014/07/22(火) 02:12:49|
- 鬼畜・純
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彼等が帰った後も私の怒りは収まらず、何も言わずにただ泣いていただけの妻に当た
ってしまいます。
「どうして俺が、美人局呼ばわりをされなければ成らない。お前が浮気したのは俺の
せいか?俺が何かしたから奴と旅行に行ったのか?」
「ごめんなさい。私が悪いの。ごめんなさい」
妻を責め続けていて1時間ほど経った時、妻の携帯が鳴ったので私が見ると、清水君
と表示が出ています。
「おい、携帯に出ろ」
恐る恐る妻は出ると、すぐに私に携帯を渡しました。
「彼が、あなたに、代わって欲しいと・・・・」
「僕と裕子は愛し合っています。償いはして行きますから、2人の愛を邪魔しないで
下さい。おねがいですから裕子と別れて、自由にしてあげてください」
「正気か?だいたい、本当に償いをする気が有るなら、今すぐ死んで詫びろ」
「裕子。奴は裕子と愛し合っているから、別れてやってくれと言ってきたぞ」
「嘘です。私が愛しているのは、あなただけです。彼が一方的に、そう思い込んでい
るだけです。電話を切って。お願いですから、電話を切って」
妻は携帯を取り戻そうと、必死の形相で私に掴み掛かってきます。
何か話されては不味い事が有るのだと思った私は、妻を片手で突き飛ばしました。
「おい、聞いたか?裕子はお前など好きでは無いと言っているぞ」
「そんな筈は無い。僕達は約束したんだ」
「約束?」
「これは絶対に誰にも言わないと約束していたけれど・・・・・・・。これを知られ
たら僕とは終ってしまうと言われたけれど・・・・・・・。僕達は1ヶ月以上前から
身体でも愛を確かめ合っていた。旅行で泊まったホテルでも、朝まで何度も確かめ合
った。その時僕の腕の中で裕子は言ってくれたんだ。いつか旦那と別れて、僕と一緒
に成ってくれると言ってくれたんだ。だから僕を愛していないなんて嘘だ」
私はあまりの事に持っていた携帯を床に落してしまい、携帯を拾おうとした妻の頬を
張り倒しました。
「奴が全て話した。1ヶ月以上前から身体の関係が有ったのだな。旅行では朝までし
ていたそうだな。その時、将来奴と結婚する約束までしたそうじゃないか。嘘ばかり
吐きやがって。上手に騙せたと、腹の中で俺を笑っていたのだな」
頬を押えて座り込んでいた妻を心配して、駆け寄っていた母は大きな声を出して泣き
出しました。
「裕子、そうなの?私も騙していたの?裕子、裕子ー」
「ごめんなさい。ごめんなさい。知られれば、あなたを完全に失うと思った。知られ
てあなたに離婚されると思うと怖かった。私はあなたを愛しています。私はあなたと
別れたくない。彼に言った事は嘘です。そうでも言わなければ、終って貰えなかった。
ごめんなさい。ごめんなさい」
おそらくセックスをしている最中に、彼に迫られたのでしょう。
『終って貰えなかった』と言う言葉から、朝まで何度も繰り返された激しいセックス
を想像してしまい、更に怒りが増していきます。
「裕子が言う通り、俺達はもう終った。裕子が子供達の顔を見られるのも、今日が最
後だ」
「いや、いやー」
私が寝室に入って1時間もすると泣き声は聞こえなくなり、妻の軽自動車のエンジン
音がしました。
「お母さん、裕子は?」
「約束通り、この家を出て行ってもらいました。ただ・・・・・・・・完全には見捨
てられなくて、取り合えず妹の家に行かせました。ごめんなさい」
親子なら当然の事でしょう。
私に約束をしたと言っても、娘は可愛く心配なのです。
私は聞いてあった彼の自宅に電話をすると、出たのはあの母親でした。
「馬鹿息子から電話が有って、身体の関係を認めたよ。妻は家から放り出した。1つ
の家庭を壊した責任は重いぞ。必ず馬鹿息子の人生を潰してやる」
「彰ちゃんを、どうしようと言うの?警察に脅迫で届けるわよ」
「どうとでもしろ。俺はもう人生を捨てた。これからは、あの馬鹿息子に復讐する為
だけに生きる」
翌日は土曜日なのを忘れていたほど、精神的にまいっていました。
「休ませて貰おうと思って会社に電話したのですが、誰も出ませんでした。今日は土
曜日だったのですね」
「哲也さんをこんなにも苦しめて、本当にごめんなさい。その上言い辛いのですが、
子供達を連れて今日1日、裕子の所に行かせて下さい。子供達も何か感付いていて、
朝から凄く寂しがるのです。必ず子供達は連れて戻ってきますから」
「旦那は半年間、海外に単身赴任でしたよね?お母さんさえ良ければ泊めて貰って、
裕子の真意を聞いてきて下さい。俺も一人で考えてみたいから」
母には上手い事を言いましたが、私は復讐の方法を考えたかったのです。
私の復讐の相手は妻と彼と、私を罵った彼の両親です。
しかし、いくら考えても壊れてしまった私には、全員殺してしまう事しか思い浮かび
ません。
それを思い止まらせていてくれているのは、子供達の存在だけです。
一人でいると、どうしても妻と彼の痴態を想像してしまい、身のやり場が有りません。
するとその時、突然チャイムが鳴りました。
- 2014/07/22(火) 02:11:32|
- 鬼畜・純
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身体でも妻の愛を確かめたいのですが、完全に信用する事など出来ない私は、2人が
裸で絡み合っている姿ばかりが浮かび、とても抱く気には成れません。
「今日は学校に行かないのか?」
「行ってもいいのですか?」
当然大学は辞めさせる気でいたのですが、このまま彼との接点が無くなっては、一生
妻の真意が闇の中に葬り去られる気がして、妻の本当の気持ちを探りたくて続けさせ
る事にしました。
(安定した家庭や子供達を捨てる事が出来ないだけで、本当は彼を愛してしまったと
確認出来れば、俺は満足なのだろうか?)
妻と彼が顔を合わす事は最も嫌なはずなのに、私は壊れ始めていたのでしょう。
「奴とは一切言葉を交わすな。メールも駄目だ」
「・・・・・はい」
仕事中も、2人がラブホで抱き合っている姿が浮かび、早く帰って妻に今日1日の事
を聞きたくて仕方が有りません。
「一言も言葉は交わしていないだろうな?携帯を見せてみろ」
携帯には、妖しい物は有りません。
妖しい物が無いと言うよりは全て削除されていて、彼とのメールは何も残っていない
のです。
「奴との今までのやり取りは、その都度消していたのか。この調子だと、今日のも消
したかも知れないな」
「ごめんなさい。今日メールは来ませんでした。勿論私からもしていませんし、話も
していません」
「でも、奴の電話番号とメールアドレスは消せないようだな」
「それはゼミの連絡用に・・・・。彼だけで無く、ゼミの仲間は全て入っています」
そのことが面白くない私は、そのまま妻の携帯から彼に電話を掻けました。
「裕子か?旦那とはどうなった?」
「裕子?何を言っている!今からすぐに来い。慰謝料の話をしたい」
「あなたやめて!もう彼には関係ない。私が悪いの。私が償って行きます」
妻の彼を庇う態度で、更に私は壊れて行きます。
彼がやって来たのは、それから2時間も経ってからで、しかも父親と母親が一緒です。
「おうおう。やる事は一人前なのに、責任を問われれば、パパとママが一緒か」
「責任はとります。裕子と一緒になって、2人で償って行きます」
その言葉で私が立ち上がろうとすると、その前に中学の教頭をしているという父親が、
平手で頬を叩きました。
「まだそんな事を言っているのか!その話は出て来る前に終っただろ!」
「彰ちゃんにこれ以上付き纏わないで。あなたの様な、夫も子供もいながら何人と浮
気しているか分からないような女で、彰ちゃんの経歴に傷を付けられたくないの。あ
なたの様な女に引っ掛かった彰ちゃんが可哀想だわ」
小学校の教師をしているという母親は泣きながら、その後も妻に罵声を浴びせ続けま
した。
「馬鹿息子を庇う、親馬鹿の話はもう済んだか?慰謝料として500万。不服なら裁
判をする。話は以上だ」
「何を馬鹿な事を。息子は何も悪い事をしていないのに、何が慰謝料だ」
「2人は旅行に行った事は認めている。あんた達は、本当に何も無かったと信じてい
るのか?」
「あなた、私達は本当に・・・・・・」
「喧しい。そんな事は裁判長が判断してくれる」
「お前達夫婦は美人局だな」
「そう思うなら、告訴してみろ。本当は慰謝料なんかどうでもいい。ただお前の馬鹿
息子が、人妻にこう言う事をしたと公にしたいだけだ。美人局でも脅迫でも何でもい
いから訴えろ。警察沙汰になって事が大きくなれば、逆に俺は嬉しい」
「あなた。彰ちゃんの将来には代えられないわ。手切れ金を払いましょう」
「そうだな。悪い事はして無いから慰謝料ではなくて、手切れ金として明日30万持
って来る。これで文句は無いな」
「それで、もう彰ちゃんに関わらないで」
「言っただろ?俺は金が目的では無いと」
「欲の深い奴だ。20万上乗せして50万くれてやる。これ以上の脅しには乗らない。
だいたい夫婦が上手く行っていれば、こんな事には成らなかった。これは旦那にも責
任は有るのだぞ。旦那がしっかりしていないから、女房が男に走ろうとする」
「俺が何をした。俺は被害者だ。お前達の馬鹿息子に家庭を壊された被害者だ」
大事な一人息子を散々馬鹿息子と言われて気に触ったのか、父親の顔が見る見る真っ
赤に成って行きます。
「何が被害者だ。被害者は息子だ。何も知らない初心な息子を誘惑して、おまけに夫
婦の揉め事に巻き込み、本当にいい迷惑だ。話は終った。もう帰る」
一方的にそう言い残すと、息子を引っ張るように連れ帰りました。
- 2014/07/22(火) 02:10:25|
- 鬼畜・純
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私はこのまま家を出てホテルにでも泊まろうと思いましたが、母が私の足にしがみ付
いて放しません。
「哲也さん、ごめんなさい。私からも謝りますから、裕子の話を聞いてやって。お願
い。お願い」
母を足蹴にするわけにもいかずにその場に座りましたが、妻は泣いていて何も話せま
せん。
「裕子!泣いていないで、何か言いなさい」
「あなた、ごめんなさい。でも彼とは身体の関係は無いの。確かにあなたに嘘を吐い
て2人で会っていました。でも私はあなたが好き。彼とは恋愛ゴッコをしてしまったの」
「恋愛ゴッコ?でも確かに彰君が好きと言っていたよな?」
「彼は真面目だから、逆にそうでも言わなければ何をされるか分からない」
「さすが30歳を過ぎて大学に合格した秀才。言い分けまで考えて有ったのか?それ
なら先週の旅行は、誰と行ったのか言ってみろ。全て聞いたぞ」
「それは・・・・・・・」
「2人だけで旅行に行って、身体の関係はないなんて、よく言えるものだ。それを俺
に信じろと言うのか?30歳を過ぎた女と、20歳を過ぎた男が一夜を共にして、何
も無かったと言うのか?」
「でも本当に身体の関係は無いの。それだけは信じて。お願い、信じて」
「俺が若い女と旅行に行ったら、裕子は信じられるか?」
「信じられないかも知れない。でも本当に何も無かったの。お願い、信じて」
「それなら、どうして旅行など行った?」
「別れる為に・・・・・・」
「別れる為に旅行に行った?意味が分からん。奴との事を、最初から詳しく話してみろ」
入学して1ヶ月もすると皆それぞれ友人が出来て、何人かで連れ立って昼食をとる様
になりました。
しかし妻はそれを羨ましく思っても、歳が違う事もあってすぐには皆に溶け込めずに、
いつもベンチで一人パンを齧っていたそうです。
彼もまた大人しい性格で友達が出来ずに、妻同様一人でポツンと昼食をとっていまし
たが、友達がいない同士、いつしか一緒に学食や近くのファーストフードで食事する
ように成りました。
その後、徐々に2人は皆に溶け込んでお互いに友達も出来たのですが、仲間と食事に
行ったりする時は自然と隣の席に座り、講義の空いた時間や学校が終ってから、2人
で喫茶店に行ったりする仲になっていきます。
服装や化粧が派手に成っていったのはこの頃からで、おそらく妻は彼に気に入られよ
うと必死だったのでしょう。
大学では、次第に恋人同士になる者も少なくなく、妻はその様なカップルを見ている
と正に青春だと思えて羨ましく、彼を好きとか嫌いとかではなくて、一緒にいると自
分にも青春が戻って来た様に感じたと言います。
彼との仲がより親密に成ったのは、彼の車から妻が降りてくるのを、私が目撃した日
からでした。
その時彼は急に車を止め、妻に好きだと告白したのです。
若い男から好きだと言われて妻も悪い気がするはずも無く、その後はお互いを名前で
呼び合い、学校以外では腕を組んで歩いたりもしました。
「ごめんなさい。若い子に好きだと言われて、有頂天になっていました。あなたの事
も考えずに、恋愛ゴッコを続けてしまいました」
「恋愛ゴッコで、旅行まで行くのか?」
最初、何も考えずにその様な仲を楽しんでいた妻も、次第に罪悪感が大きくなって、
この様な関係はやめようと言ったそうです。
「私には夫や子供がいるのを知っているので、彼も当然遊びだろうと思っていたら、
今まで女の人と付き合った事の無い彼は私の事を真剣に想っていて、隠しているのが
辛くて別れると言うなら、あなたに私と別れてくれと頼みに行くと言いました。あな
たから私を奪いたいと言いました。この様な事をしていたと、あなたに知られたくな
かった私はどうにか説得したのですが、その条件が、最後の思い出作りに旅行に行く
事でした」
「ほーう。でも奴らの話だと、その後も別れた様子は無かったよな?」
「彼はそれでも諦めてくれなかったので・・・・・・・・・」
妻は手を繋いだ事は有っても、身体の関係どころかキスもしていないと言い張り、私
も喫茶店での彼の言葉を思い出すと、小さい声ながら、確かに友達の言っている事を
否定していました。
「哲也さん。もう一度裕子にチャンスをあげて。もし裕子の言っている事が嘘だと分
かった時は、哲也さんが出て行かなくても親子の縁を切って、裕子に出て行ってもら
います」
「お母さん。仮に身体の関係が無いとしても、俺を裏切った事に変わりは無いのです」
そう言いながらも母の言葉で少し冷静になると、もう一度妻を信じたい私がいます。
「分かっています。それはこれから一生掛かっても償わせます。だからお願い。子供
達の為にも、もう一度だけ」
母の言う通り子供達の事を考えれば、勢いだけで軽率な行動も取れません。
「裕子、嘘は無いな?今の話に少しでも嘘が有れば、俺達は本当に終わりだぞ」
「ありがとう。一生掛かっても償わせて下さい。ありがとう。ありがとう」
私は暫らく様子を見ようと思いましたが、全て信じて許した訳では有りません。
妻に限ってそこまではやっていないと信じたいのですが、例え身体の関係が無かった
としても妻の言った『彰君が好き』と言う言葉が、頭の中から消えないのです。
- 2014/07/22(火) 02:03:02|
- 鬼畜・純
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私は以前から『妻物語』を覗いていました。
登場人物を妻に置き換え、私以外の男に逝かされる姿を想像しては、下半身を硬くし
ていましたが、それがいざ現実となると興奮どころでは有りません。
今までに味わった事のない程の屈辱感に襲われ、この清水という若者に対して殺意す
ら覚えます。
しかし、そんな私の気も知らない若者達は、更に私を奈落の底に突き落すような話を
続けました。
「裕子奥様はどうだ?」
「どうだって、何だよ?」
「セックスに決まっているだろ。あのムチムチした身体では、2度や3度逝った位で
は満足しないだろ?」
「・・・・・・・・・・」
「俺も以前人妻と付き合っていたが、あまりにセックスが激しいので別れた。若い男
は、続けて何度でも出来ると思っている。人妻はただでも激しいのに、裕子奥様はあ
の身体だ。旅行なんか行ったら、朝まで寝かせて貰えなかっただろ?何回ぐらいさせ
られた?」
「俺達は、そんな・・・・・・・・」
「俺達の仲で隠さなくてもいいじゃないか。裕子奥様の、オマンコの締まり具合はど
うだ?」
「俺はあのポッテリとした唇に興味が有るな。あんな唇でフェラされたら、それだけ
で何度でも出してしまいそうだ。当然フェラもして貰っているのだろ?」
「俺達は別に・・・・・・」
「ここまできて隠すな。噂では清水は童貞だったと聞いたぞ。最初が人妻で良かった
じゃないか。筆おろしは、慣れている女にリードして貰うに限る。精々卒業までに、
裕子奥様に色々教えてもらえ」
居ても立っても居られなくなり、彼らの方を振り向いて睨み付けましたが、丁度その
時妻が入ってきたので彼らも一斉に入り口を見た為に、私が睨んでいる事には気付き
ません。
「おっ、裕子奥様の登場だ。今からラブホか?それにしても、あの太腿は堪らないな」
「あんな澄ました顔をしていて、あの時どんな声を出すのか、今度ゆっくり教えてく
れよ。さて、邪魔者は退散するか」
2人の若者は妻に軽く頭を下げると、厭らしい目付きで全身を舐めるように見ながら
出て行きました。
「待たせてしまってごめんなさい」
「メールに、大事な話が有るって書いてあったけれど脅かさないでよ」
「実は・・・・・・もう2人だけでは会えない。私辛いの。」
「どうして?俺の事を嫌いになったの?」
「そうじゃない。でもこれ以上主人に嘘を吐いて、裏切っている事が辛いの」
妻は私が何か感付いたと知り、彼との関係を清算しようと思ったのでしょう。
「俺より旦那の方が好きなんだ」
「困らせないで。主人と彰君に対する想いは違うの。私には子供だっているし」
「駄目だ。何を言われても俺は別れない。例え嫌いになったと言われても」
「違うわ。私は彰君が好き。でも主人とは別れられないの。このままだと2人共不幸
になる」
妻の言葉は、彼の方が好きでも子供の為に家庭をとると聞こえます。
これ以上は聞いていられず席を立つと、2人のテーブルの前に立ちました。
「あなた!」
「えっ・・・・・・」
「裕子、心配し無くても俺から別れてやる。子供達の事も、俺が育てるから心配する
な。おい、清水とか言ったな、俺の家庭を壊した責任は重いぞ。一生纏わり付いて、
お前を必ず潰してやる」
そう言い残して車に乗ると、涙を流しながら止めようとする妻を振り切って家に帰り
ましたが、彼には負け犬の遠吠えに聞こえたかも知れません。
「哲也さん、どうしました?こんなに早く」
母の問い掛けにも答えずに寝室に行くと、彼に車で送ってもらったのか、すぐに妻が
入って来ました。
「あなた、ごめんなさい。許して下さい」
妻は泣きながら土下座しましたが、許せるはずが有りません。
「許す?許せる訳が無いだろ。今有る通帳と印鑑、キャッシュカードを全て出せ」
「許して下さい。お願いですから、話を聞いて」
「まずは俺の言った事を先にしろ」
私は妻が出してきた物全てをポケットに入れました。
「これは財産分与として俺が貰っていく。お前のような女の家族に、今まで散々金を
使ってきたから文句は無いな?それと子供達はアパートが見付かり次第迎えに来る。
お前のような淫乱な女に育てられては、子供達もまともには育たない。それと慰謝料
は1千万。おまえの得意なセックスで稼げる、風俗にでも勤めれば軽く払える額だ。
不服が有るなら裁判をする。じゃあ」
「待って。話だけでも聞いて」
その時、心配で立ち聞きしていたのか、母が血相を変えて飛び込んできました。
「哲也さん、待って。いったい何が有ったの」
「裕子と相手の男に聞いて下さい」
「相手の男?裕子!あなた、まさか」
妻は一層激しく泣き出し、母は何も言えずに立ち尽くしていました。
- 2014/07/22(火) 02:01:57|
- 鬼畜・純
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妻に限って浮気など出来るはずは無いと信じていた私は、この時はまだ妻を疑う気持
ちなど全く無く、ただ嘘を吐かれた事に腹を立てていました。
「そうか。最近はツードアのスポーツタイプのタクシーも有るのだな」
私がそう言い残して寝室に行くと、後を追う様に入って来た妻の目には涙が光ってい
ます。
「ごめんなさい。嘘を吐きました。本当はゼミの仲間に送ってもらいました。」
「誰に?」
「・・・清水君。でも変な関係では有りません。3人送ってもらって、たまたま私が
最後になっただけです」
「本当か?本当は2人でホテルに行っていたりして」
私は疑ってもいませんでしたが、妻の方が男に送ってもらった事を意識しているよう
だったのでからかってみると、妻は声を荒げて否定しました。
「ホテルになんか行っていません。彼とはその様な関係では有りません。手を繋いだ
事も有りません」
初めて聞いた激しい口調で、逆に2人で会っていたのではないかと勘ぐりましたが、
妻の性格や同級生だとすると彼との歳が10歳以上も違う事を考えれば、変な関係に
成る事までは考えられず、仮に2人で会っていたとしても、遅い青春を少し楽しんだ
だけだと、多少大目に見る事にしてしまいました。
しかしその後も回数は減ったものの、やはり帰宅の遅い日が有り、1週間ほど経つと
何故か私とは目を合わさなくなって会話も減り、何かと理由を付けてセックスも拒む
ようになって行きました。
更に1ヶ月経った頃には、私と同じ部屋にいる事すら避けるように成ってしまい、私
が眠るまで子供の部屋にいるので、2人の時間は殆ど有りません。
「どうして俺を避ける?毎日毎日不機嫌そうな顔をして。何か不満が有ったらはっき
りと言えよ」
「避けてなんかいません。それに何も不満なんて有りません。ただお願いが・・・・・」
妻のお願いとは、ゼミで旅行に行く事でした。
私が目撃した車の彼も同じゼミだという事も有り、この事を私に言い辛くて悩んでい
たのだとまた勘違いしてしまい、これで以前の様な明るい妻に戻るのなら、教授や他
の生徒も一緒で、2人だけで行く訳では無いのだからと許可してしまいます。
しかし旅行から帰った妻は明るくなるどころか、更に私を避けるように成ってしまい
ました。
いくら鈍い私でも、流石に妻に何か有るのでは無いかと疑いました。
(妻に何か有る。浮気か?いや妻に限ってそれは無い。それなら何だ?妻を疑った俺
を嫌いに成ったのだろうか?)
私の中で絶えず葛藤が続き、仕事中も考えてしまうようになってしまい、身体の調子
が悪いと勘違いした上司や部下から心配されたので、妻との事をはっきりさせようと
早退させて貰って、大学の前に車を止めて電話しました。
「こんな時間に、どうかしましたか?」
「ああ、裕子に尋ねたい事が有る。お母さんや子供達には聞かせたくないから、今か
ら会えないか?」
学校まで来ている事を告げずに言うと、妻は何か察したらしく、すぐには返事が出来
ずに沈黙が続きます。
「実は、ゼミの教授に資料の整理を手伝って欲しいと言われていて、今日は少し遅く
なります。終り次第帰りますから、話は今夜では駄目ですか?」
妻が嘘を吐いていると感じた私は、その場で妻が出て来るのを待っていると、白いス
ポーツタイプの車が横を通り過ぎて行きました。
その車のリアウインドウには、見覚えの有る大きなステッカーが貼って有ったので先
日の車だと判ったのですが、ウインドウは黒く中がよく見えません。
もしかすると、妻が助手席に乗っているかも知れないと思い、後を追うと駅前のファ
ミレスに入って行ったのですが、予想に反して降りて来たのは真面目そうな若者1人
だけでした。
(待ち合わせ?)
どちらにしても普通に電車で帰るなら、妻はここの前の道を通るはずなので、その若
者の後ろの席に座ってコーヒーを飲んでいると、後ろから話し声がしました。
「清水じゃないか。今日はここで裕子奥様と待ち合わせか?」
「俺は別に・・・・・・」
「隠すな。清水と裕子奥様が付き合っている事は、もう皆が知っている事だ」
「付き合うだなんて・・・・・・・・」
「隠すなって。この間も2人で旅行に行ったのだろ?偶然高速のドライブインで、清
水と裕子奥様を見掛けた奴がいるぞ。その夜こいつが貸して欲しいCDが有ったので
携帯に電話したそうだが出なかったらしいな。裕子奥様とアレの最中だったのか?」
するともう1人の若者が。
「何も知らなかったので、電話してしまって悪かったな。実はその後、携帯に出ない
ので何か有ったのかと心配で自宅にも電話してしまった。するとお袋さんが出て、ゼ
ミで旅行に行っていると言うじゃないか。同じゼミなのに俺だけ退け物にされたと思
って、慌ててこいつに電話したら、どうも2人だけのゼミ旅行らしいと聞いたよ」
手は震え、血の気が一気に引いて行きました。
- 2014/07/22(火) 01:49:31|
- 鬼畜・純
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酒を飲みながら、昨年の正月を思い出していました。
一人で過ごした侘しい正月を。
私は結婚して妻の家に入りました。
それは妻が高校3年生の夏に父親が急死して母子家庭だった為に、妻の母と妹の経済
面を考えての事です。
名字こそ変えなかっただけで実質婿養子の様な形ですが、妹も妻とよく似ていて可愛
く、母も妻を21歳で産んでいた為に若く綺麗で、父親と兄2人の男所帯だった私に
は、居心地の良い生活でした。
その後2人の子供にも恵まれ、妻は子育てとパートで忙しいながらも、明るく元気一
杯の生活を送っていたのですが、下の子供が幼稚園の年長になった時、出張から帰る
と妻は暗く元気が有りません。
「何か有ったのか?」
「あなたには妹の結婚費用まで助けてもらったし、あなたに私の家族を背負わせて来
て言い辛いのですけど・・・・・来年・・・・大学を受験してみたい」
一瞬驚きましたが、妻には父親の死により妹の事も考えて進学を断念して、家計を助
ける為に私の勤めている会社に就職したという経緯があります。
「裕子も子育てやパートで頑張って来たから俺は構わないが、お母さんは何と言って
いる?今まで以上に子供達の事で世話を掻けるだろうから、俺よりも先ずはお母さん
の許可を得なければ」
「実は、お母さんには既に了解を得ているの」
「それなら俺は賛成だ。行けよ。そうは言っても試験に合格したらの話だが」
「本当にいいの?あなた、ありがとう。小学校の教師なるのが子供の頃からの夢だっ
た。でもお父さんが死んだ時に諦めたはずだった。パートは辞めてしまうけど、大学
を卒業したら、例え教師は無理でも熟の講師でも何でもして返すから」
私には趣味だと言って暇を見付けては勉強を続けていたのは、夢を捨て切れなかった
のでしょう。
この日から猛勉強が始まり、翌年妻は見事32歳の女子大生になったのです。
高校の時には勉強ばかりしていたらしく、私と付き合うまで遊びを殆ど知らず、化粧
や服装も地味だったのですが、それは女子大生になっても変わらず、ただでさえ一般
の学生よりも歳が一回り違う妻が、浮いた存在に成っていないか心配でした。
「友達は出来ないか?たまには一緒にお茶を飲むとか、食事をしてくるとか、多少の
付き合いはしたらどうだ?それに、もう少し流行の服を着た方が良くないか。その位
の余裕は有るだろ?」
「友達と言うか、仲間みたいな子達は何人も出来たけど、そんな贅沢はできないわ。
あなたやお母さんにも、これ以上迷惑を掛けたくないし」
この時は、逆の心配をする事になるとは考えもしませんでした。
それと言うのも、2年生の夏を過ぎた辺りから、妻の容姿がどんどん変わって行って
しまったのです。
髪を長く伸ばして明るい色に染め、化粧も派手に成った為に見た目5、6歳は若くな
りました。
服装も若い娘が着ている様な物に変わり、その上、付き合いだと言って帰りが遅くな
る事も度々で、子供を母に任せて休日に出掛ける事もありましたが、若い時に苦労さ
せた負い目が有るのか、母は何も言いません。
私も、ただでさえ7歳も若い妻が更に若くなり、可愛くて仕方が有りませんでした。
しかし3年生になると更に派手になっていき、身体のラインを強調した服や、今にも
パンティーが見えそうなミニスカートまで穿きだしたので、流石に放ってはおけません。
「おい、34歳でそのスカートは短過ぎないか?それにその胸の大きさを強調した服
は何だ?裕子は2人の子供の母親なのだぞ」
「そう?ミニスカートなんて、今は40代の奥さんだって穿いているわよ」
「それにしても短過ぎるだろ。それでは少し屈んだだけで見えてしまうぞ。裕子は変
わったな。化粧だって、まるでキャバクラのお姉ちゃんみたいだし」
「似合っていると思うけどなー。それよりも、キャバクラに詳しそうだけれど、行っ
た事が有るの?」
妻は今になって青春を謳歌している様でした。
その後も妻はゼミのコンパなどを理由に、帰宅が遅くなる事が増えて行きます。
そんなある日、飲み会で遅くなって終電に乗り遅れた私がタクシーで帰る途中、我が
家から300メートルほど離れた所に止まっていた、白いスポーツカーから妻が降り
てくるのを目にしました。
「ごめんなさい。教授も交えてゼミの仲間と食事をしていて、話が盛り上がってしま
って、すっかり帰りが遅くなってしまいました」
「そうか。それで、どうやって帰って来た」
「終電に乗り遅れたので、タクシーで帰って来ました。贅沢をしてすみません」
妻が平然と嘘を吐いた事が私にはショックでした。
- 2014/07/22(火) 01:45:48|
- 鬼畜・純
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妻の不倫相手は、ごみ収集車の運転手でした。
別段、妻の行動に疑念を抱き、興信所に調べさせたり、携帯を盗み見た訳ではありません。
発覚は、妻自身による告白でした
私が出張から帰宅した夜、唐突に、妻の口から浮気の事実を切り出されたのです。
話を聞かされても、私にはとても現実のこととは思えず、妻、と、不貞、という言葉を即座に頭の中で結びつけることができませんでした。
元々、妻は家庭的で、浮気などできるタイプの人間ではなかったのです。
色白の、均整のとれた身体つきだけが取り柄の、何処にでもいるような目立たない専業主婦でした。
けっして、美人でもなければ身につけるものや、立ち振る舞いにしても、いっこうに、華やいだところがなく、見た目も、性格そのものも、地味な女だったのです。
「離婚するか、しないかは、相手の方と話し合って、貴方が決めて下さい…私は貴方の決断に従います…」
顔面蒼白の妻が、そう言って、土下座をしたとき、私は、初めて事の重大さに気づきました。
見合い結婚をして八年、いつか、こういう日の来ることを予感できない訳でもなかったのです。
夫として不甲斐ないのですが、新婚初夜の無惨な失敗以来、私には、夫婦生活に際して、妻を歓喜の絶頂へ導いたという実感が、一度たりともありませんでした。
病的な早漏を気にするあまり、ベッドの中で、妻の身体を大胆に扱うことができなかったのです。
射精を早めないように、刺激的な体位は避けたとしても、力強いピストン運動など望むべきもありません。
挿入後は、下腹を密着させたまま、ゆるやかな円運動を描き、お互いの恥骨を押しつけ合うばかりの交合でした…
それでいても、大抵、終焉は一分前後でやってくるのです。
亀頭に擦り込む塗り薬、金冷法、根元をくくるドイツ製のリング、寸止めのマスターベーション等々、いずれの処方も、気休めにはなっても、病的な早漏を治癒させるほどの効用はありませんでした。
結合時間の短さを補うための前戯さえ、私の元来の不器用さからか、痛痒感を与えることのほうが多く、いつしか妻も協力的でなくなったのです…出産後も、私が身体を寄せれば、拒絶されることはなかったのですが…妻の歓喜が伴わない交合に、この頃から、私の性癖が熱せられた鉄のように歪み始めたのでした。
愛する妻を他人に抱かせる、しかも、夫である私の眼前で…この世に、これほどの自虐的な快楽があるでしょうか。
ただ、《寝取らせ》などという言葉は、その頃、まだ一般的ではなく、夫のお膳立てした場で、妻を他人に抱かせるなど、私には思いもよらないことでした。
「子供は、どうする気なんだ…」
妻の口から、不貞の事実を告げられても、私には最初から、離婚を言い渡す気持ちなどありませんでした。
「今は、子供のことは言わないで頂戴…私が馬鹿でした…」
娘を引き合いに出すと、妻は以外にも、その場に泣き崩れました。
一度の過ちを種に、妻は男から脅され続けているのではないか?瞬時、そんな懸念が私の頭をよぎりました。
男につきまとわれ、やむ無く不貞の事実を打ち明けざるを得なくなったのかもしれない…
「問題は、お前の意志だ。とっくに、離婚の覚悟はできているんだろ?」
妻は、畳に擦りつけた頭を激しく横に振った。
「許されるなら…離婚はしたくないわ…」
「それなら、その気持ちをそのまま、相手方に伝えたらいいじゃないか…」
妻に離婚の意志のないことを確認した私は、強気な口調で突き放すように言いました。
「貴方が会って、話して下さらないと…私ひとりじゃ…」
「お前ひとりじゃ、情に流されてしまうとでも言うのか…」
本来、私は争い事の苦手な人間です…男の沽券を賭けて、妻の浮気相手と面談し、決着をつけるなど…想像しただけで身のすくむ思いでした。
救いは、法的な理が此方にあるということです…
万が一にも、相手方から金銭を要求されたり、暴力でも振るわれようものなら、弁護士は元より、警察に願い出るという手立てだってあるのですから…
この考えは、私を大いに勇気づけました。
相手は、ごみ収集車の運転手です…
ここは、妻に反省を促す為にも、五十万程度の金なら、手切れ金として呉れてやってもいいかもしれない…
私の寛大さ見せつけることで、よりいっそう、男の心底にある卑しさが、妻の目にも、浮き彫りになるだろう…
忘れもしません。
七月の蒸すような熱い夜でした。
義妹宅へ娘を預けた私達夫婦は、男のアパートへと向かったのです…
昭和の残骸のような安普請のアパートでした。
私は、車のエンジンを止め、助手席にいる妻の様子を窺いました。
義妹宅を出てから、終始、無言だった妻が漸く口を開きました。
「ごめんなさい…こんなことに貴方を巻き込んでしまって…」
「いいよ…済んでしまったことは仕方がない…大事なのは、これから先のことだ」
世間体や、娘の将来を考えると、妻にとっても離婚が得策でないことは明白でした。
妻の性格を考えると、いまの安定した生活を捨て去り、このような小汚ないアパートに身を置いて、この先、暮らしていける筈もないのです。
妻との事前の打ち合わせは二つ、離婚の意志のないことを男にきっぱりと告げる、もう一つは、今後一切、会わないという約束を取り付けること…
「その後の話は、私に任せればいいから…」
相手の出方もあるが、私としては、法的手段をちらつかせるようなことはせず、できるなら穏便に話を終わらせたかったのです。
妻から、不貞の事実を聞かされたのは三日前…
その間、私は朝、夜を問わず、狂ったように妻の身体を求め続けました…
男に汚されたであろう、妻の部分に口づけながら、男との行為の一部始終を不貞の口から吐き出させようとしたのです。
たとえば、出社前の五分間という、寸分の時間さえ惜しみ、キッチンの床に妻を押し倒すと、その豊満な尻に噛みつきながら、男との正確な性交時間を聞き出そうとしたりしました。
屹立した物を自らの手でしごきながら、私との夫婦生活では知り得なかった体位の数々を聞き出し、そのポーズを床の上で取らせたりもしたのです…
そんな時の、下腹から沸き上がる得体の知れない焦燥感は、私にとって新鮮な快感でした。
妻の話によれば、ごみ出しの際に声を掛けられ、親しく挨拶を交わすようになったのが、そもそもの発端だとのことでした。
早朝から始まるごみ収集の仕事は、正午前には終わるらしく、駅に隣接するドラッグストアで、偶然、出会ったその日のうちに妻は男の毒牙に掛けられたようです。私の出張を待つまでもなく、呼び出された昼間にも、何度かは身体を重ねたことがあるようでした。
男と関係ができて一ヶ月半、私の想像に反して、金品を要求されたことはないとのことでした。
「二階の一番、奥の部屋よ…」
妻に案内されながら、錆止めのあらわになった鉄の階段を私は、意を決して上り始めました。
男の部屋の前に立った妻が、ドアノブに手を掛け、私を振り返ります。
そして、小さく微笑みました。
外の気配を察したのか、中から
「オゥ、入れ!」
男の野太い声がしました。
「どうぞ…」
先に部屋に入った妻が私を促がしました…
一瞬、私が躊躇すると…
「おい旦那、もたもたするな!蚊が入るぞ…」
男に機先を制じられた私は、思わず
「はい…家内がお世話になりました…辻野です」
《お世話になりました》過去形で言い放ったのは、妻とそちらの関係は、もう終わりだという私の意思表示でした。
その言葉の意味に男は気づいただろうか…
部屋は以外にも整然と片づけられていました。
しかし男は、派手な英文字を羅列した柄物のトランクスに、ランニングシャツという、とても、客を迎える身なりではありませんでした。
「美佐子、茶を入れろ…」
ちゃんとした私への挨拶もないまま、男は、あろうことか、妻の名前を呼び捨てにしたのです。
私は事態を甘く考えていたのかも知れない…
相手は、一筋縄ではいかない男ではないのか…
硝子の小さなテーブルで男と対峙しながら、私は部屋を見渡しました。
玄関わきに流し台があり、その三畳ほどの板の間には、冷蔵庫と食器棚が置かれています。
その奥の六畳の間に、硝子のテーブル、木製のベッド、テレビ、ビデオ・デッキ、もう一つ奥まった所に、風呂場とトイレがあるようでした。
《妻が眼前で…》のタイトル通り、この間取りは、覚えて置いて頂いたほうがいいと思います…
台所から戻った妻は、私の目の前へ麦茶を置くと、テーブルとベッドの間をすり抜け、ためらいがちに男の横に座ったのでした…
この妻の行動は、予想外でした。
この談判は、妻と私が、男と対峙して行うべきことだと、自分勝手に思い込んでいたのです。
この一ヶ月半、妻が、何度この部屋を訪れ、男とどのような時間を過ごしたのかは想像に難くありません…
勿論、男はこのアパートの部屋では主人です。
短期間にせよ、夫婦の真似事のようなことをしていた二人なのですから、この部屋において、私を客として迎え入れようとするのは、妻にとって自然な流れなのかもしれません…
これは、妻がどちら側につくという話ではなく、習慣の問題なのだと、私は、判断しました。
第一、妻が男を怖れている様子も見受けられません…
妻が男の横に座った理由…
これから男にに対して離別の話を切り出すのですから、多少の気遣いを見せておいたほうがよいと、妻なりに機転もあったのでしょう…
喉に渇きを覚えていた私は、麦茶に口をつけると
「結論を言います…妻とは離婚しません…このことは、妻も同意しています…」
男は、唇を歪めて片笑いしました。
「そうかい、俺にしたって、離婚までされると後味が悪いしな…美佐子、よかったな…」
「ごめんなさい…順さん…」
正座した妻が俯き加減に言いました
「なにも、謝ることはないぜ…夫婦、二人での話し合いがついているんなら、あとは、俺と美佐子で、話し合う番だな…今夜はじっくり話し合おうぜ、泊まっていくだろ…」
私は男の言葉に耳を疑いました。
妻も、この成り行きには驚いた様子です。
「そんな…泊まるなんてことできないわ…娘をよそに預けてきてるのよ…」
「亭主に迎えに行かせればいいだろ…なぁ旦那…そのくらいのことをしても罰は当たらないぜ」
「いったい、何を話し合うのですか?妻とは、すでに離婚しない結論に達しているのですから…」
「旦那さんよ、奥さんが本気で俺と別れたがってるのか、知りたくないのかい?」
「妻の意志は確認済みです…そう言われるなら、今、この場で聞いてみて下さい。」
「旦那はこう言ってるが、美佐子、どうなんだ…」
妻が柱時計に目をやりました。時間は九時を過ぎています…
「貴方…今夜は、先に帰って…私、はっきりと気持ちを伝えますから…」
このアパートを訪ねる前に、妻と打ち合わせたことは二つ。
夫婦に離婚の意志のないことをきっぱりと伝えること。
この意志は、すでに伝えました。
もう一つは、二度と会わない約束を男から取り付けること…
会う、会わないは、妻と男の意志の問題です。
妻は悲壮な決意をもって男に約束を取り付けるつもりなのでしょう。
その決意を無駄にする訳にはいきません。
それに、男から約束を取り付ける機会は、今夜をおいてないように思われました。
「承知しました…妻と存分に話し合って下さい。私は表の車の中で待つことにします…」
私は強い口調で、男らしく言い放つと、さっと立ち上がり、いったんは部屋を出たのでした。
車に戻った私は、それでも、気が気ではありません…
男が、妻を抱こうとしているのは見え見えでした。
会わない約束と引き換えに、妻はいやいやながらも、抱かれる覚悟でいるのかもしれないのです。
義妹宅へ電話を入れ、今夜は都合で、娘を迎えに行けなくなったことを伝えました。
私はアパートの部屋へ戻る決心をしました…
しかし、部屋を出てから十五分、戻る理由が思い浮かびません…
そうだ、手切れ金がある…
この五十万円を差し出せば、妻を連れ戻すことは無理にしても、板の間くらいには、私も泊めて貰えるかもしれません…
これは小説ではありません。
私はそういう才能を持ち合わせていませんから…
かと言って、百パーセント、真実という訳でもありません。
しかしながら、妻と、妻の浮気相手と、私、三者で話し合った夜、男のアパートの一室で、一夜を明かしたことは本当なんです…
妻は、私の眼前で、男に抱かれました。
結婚して八年、当時、妻は三十六歳、今から十二年も前の話です。
浮気相手を悪役に仕立て上げて話さないと、自分自身が惨めに思えて…
不評のレスが多くて完結まで至れるかどうか…心が折れそうです。
私は再び鉄の階段を上がり、男の部屋の前に立ちました。
遠慮がちにノックをすると、静かにドアを開けたのは妻でした。
「迎えに行けないからって、電話を入れといたよ」
妻は、娘のことを気にする様子もなく
「あの人、入浴中なの…まだ、話はついてないわよ」
肩までの長い髪をアップにして、後ろに束ねています…
どうやら妻も、これから入浴する様子でした。
「お前も賛成してくれていた、手切れ金のことだけど…話し合う前に提示して置いたほうがいいんじゃないかと思って…」
妻は、安普請のアパートの部屋に似つかわしくない、シルクのガウンの胸元を隠すようにして
「そうなの、じゃあ、ちょっと待ってね…あの人に聞いてみるわ…」
そう言って、私を廊下にとどめたまま、ドアを閉めました。
五十万円という金額が、妥当なものなのかは見当もつきません。
ただ、私の稚拙なセックスをもって、男から妻を奪還するには、このような方法しか、思いつかなかったのです。
対抗手段として、男らしくないと言われれば、それまでですが…
暫くしてドアが開き、今度、出てきたのは男でした。
「美佐子の予感が当たったな…旦那は直ぐに戻ってくるって言ってたからさ…」
男の口元が弛んでいます。
私は、すでにセカンドバックから取り出してあった茶封筒を、わざと男に見えるようにちらつかせながら
「短い間でも、妻がお世話を掛けたんですから、最初にお礼を言うべきでした…」
「突っ立っていないで、まぁ入んなよ…」
部屋へ入ると、妻の姿がありません。
男と入れ替わりに、入浴中のようです。
私は、再び硝子テーブルの前に座りました。
男の着ているガウンは、妻と揃いの物でした。
「旦那、足を崩しなよ…」
正座している私にそう言いながら、男はガウンの前をはだけたまま、堂々と胡座をかきました。
その瞬時、男の股間が私の目に飛び込んできたのです…
男は、ガウンの下には、何も身につけていませんでした。
だらりと垂れ下がった男な物は、どす黒く、いかにも、重量感のある物でした。
すでにそれは、私が最大に勃起したときの物より大く見えたのです…
言いようのない焦燥感が、私の下腹から沸き上がってきました…
紆余曲折はあっても、妻とは、離婚にまで至りませんでした。
幼かった娘も、現在、大学生です。
妻は、この騒動の翌年に男児を出産しました…
私にとっては、待望の男児で、その子も今は、小学四年生です。
その後、男は郷里の静岡に戻り、鮮魚店を開いたとのことですが…
妻の他にも女はいたようです。
レスに質問がありましたから…
ここまで綴った以上、私の人生で一番おぞましい、それでいて脳髄が大爆発を起こしたような、最高の歓喜の夜のことを話さなければなりません…
「これは些少ですが…お礼の気持ちです」
畏まって、テーブルの上に差し出した茶封筒に、男は目もくれず
「旦那…この五十万は、手切れ金のつもりかい…」
封筒の中身も見ずに、金額を言い当てられ、私は、一瞬、たじろぎました。
何故、男は五十万という金額を事前に知り得たのだろうか?
たぶん、私からの誠意を早く男に伝えたい為、妻が先走って、金額を告げたのかもしれません…
「そのお金には、一切を水に流して頂くという意味もあります…」
「水に流す?女房一人、満足させられない男の言うセリフかい…」
「そういう夫婦の問題にまで立ち入られても…返答に困ります」
「旦那さんよ…あんたが歓ばせられないから、仕方なく、俺が代わりに歓ばせてやったんだぜ…礼を言って貰うのは当然だ。五十万が、その礼だと言うなら受け取ってもいいんだがな…」
「勿論、その点に関しては感謝はしているのですが…」
奥の引き戸が開き、妻が脱衣場から出てきました…
「順さん、そのくらいにして頂戴…その人に罪はないわ…貴方が連れてこいと言うから、こうして、連れてきたんじゃない…」
湯上がりの妻が、男と同様、全裸の上にガウンを羽織っただけの恰好であることは、すぐに見て取れました。
妻が下着をつけていないのは、二度と会わない約束を男から取りつける為の、妻なりの悲壮な覚悟なのでしょう。
今夜、妻と男の間に情交をかわす取り決めのあることは、もはや確実なようでした。
「貴方…あとのことは私に任せて、今夜は、先に帰って頂戴…お願い…」
「帰りたくないんだ…最後まで、見届けたいんだ…」
「一応の誠意を見せてくれた旦那をこのまま、むげに追い返すことはできないぜ…」
「順さん…何を考えているの…」
「美佐子!お前は黙ってベッドに入ってろ!旦那…車へ戻るかい?なんなら話がつくまで、そっちの部屋で待っててくれたっていいんだぜ…」
男は硝子テーブルに片足を掛け、私の顔を覗き込むようにして、そう言い放ちました。
完全に皮の剥け切った、雄壮な男根が目の前で大きく揺れています…
「私だって、曲がりなりにも美佐子の夫です…話の結論がでるまで、この部屋を出ていく気にはなれません…」
男は私の髪を掴み、ぐいっと引き寄せると
「覚悟を決めて言ってるんだな!」
「覚悟は、で、できています!あとは、妻の気持ち次第です…もう、任せるしかありませんから…」
「板の間でいいのかい?あと五十万出せば、ベッドの下から、かぶりつきだぜ…」
「順さん…いい加減にして…」
男のなめくじのような舌が、丹念に妻の乳首を舐め上げている…
電気スタンドの灯りは、ベッドにいる二人だけを闇に浮かび上がらせ、私は、さながら舞台を見上げる観客のようでした…
脇腹から絞り上げるようにして鷲掴んだ乳房の先端を男は、乳輪ごと飲み込みました。
椀を伏せたような形のよい乳房が、その先端を強く吸われ、張り詰めたテントのように変形している…
男が顎を引いていく…
妻が弓なりに胸を反らせたその瞬時、男の口から勃起した妻の乳首が弾きでました…
「奥さん…感じてるのかい…鳥肌が立ってるぜ」
男がくぐもった声で言った
《美佐子、目を閉じては駄目だ…感じてしまうぞ!》
妻は、壁側に顔を向けていて、私のいる位置からは、その表情を窺い知ることができません…
「お願い…電気を消して…」
か細い声でした。
「観念しろ…旦那に見物料を上乗せして貰ったんだからな…」
男の愛撫は、一見、荒々しく見えても、全体には繊細で、洗練されたもののように思われました。
たとえば、腋の下に唇を這わせているときも、毛深い内股は、常に妻の下肢を擦り続けていましたし、両手の指をも、意味なく休ませることはしませんでした。
私見ですが、男のセックスの優劣を決定するのは、生まれついての才能ではないかと考えています。
努力や経験が意味を持たないとまでは言いませんが、その範囲は、限られているのではないかと…
百メートルを十六秒で走る者が、修練により十四秒で走れるようになる…数字として表れる、確かに、これは明瞭な進歩でしょう。
しかしながら、十一秒、十秒は、もはや才能の世界です。
無論、女の歓喜を数字に置き換えることはできないでしょうが…
行為をお終えて、男が身体を離した後も、数秒ごとに波打つ、硬直したままの妻の裸身…
苦悶にも似た、歓喜の表情…
私には、数字以上に、明瞭な歓喜の光景でした。
数百回に及ぶ妻との夫婦生活も、妻の身体を知るうえでは、立派な経験と言えるのではないでしょうか?
八年に及ぶ、私なりの努力の蓄積だってあったのですから…
そのような私の努力や経験を、妻は一夜にして、意味の持たないものだと悟らせてくれたのです…
泣きながら男の首にしがみつき、うわごとのように発した妻の言葉…
《…順さん…死ぬまで離さないで…》
妻の白い豊満な尻が、いやいやをするように大きく左右に揺れている…
男の唇は、吸盤のように尻の割れ目に吸いついたままでした。
そして、一度、捕らえたものを離そうとしません。
そこは、唇はおろか、私が指でさえ触れたことのない不浄の部分でした。
強烈な性感が眠っていることを知らない訳ではありません。
しかしながら、生活を共にする夫婦だからこそ、領域外の、許されない行為というものがあると考えていました。
「あぁ…そんなこと…」
左右に揺れていた妻の尻が、ゆっくりと円を描きだしました。
三人三様の心の在り方に、辻褄の合わない部分が随所に出てしまって…
事実と想像の狭間で行き詰まってしまいました。
以前にも、申し上げましたが、妻の浮気の告白から、アパートでの三人の話し合いに至るまでの経緯は、大筋において事実です。
簡素に事実だけを示して、話を進めればよかったのですが…
最初のボタンの掛け違いは、浮気を告白された夜、すでに私は、妻から離婚話を切り出されていたのです。
子供を盾に取って抵抗したのは、私のほうでした…
手切れ金の話も、最初に口にしたのは妻のほうなんです。
相手方との関係を清算するには、一定のけじめがいると言うのです…
妻を失いたくない一心でした。
金で浮気相手を納得させるというより、妻の歓心を買いたかったのです。
妻は嬉々として、自分が橋渡しをすると言い出しました。
まるで、妻は別人のようでした。
男と出会ってからの変貌ぶりに、私は愚かにも、気づかなかったのです。
妻の存在が、遠くに感じられました。
妻は、もはや私の知っている妻ではありませんでした…
アパートでの話し合いは、談判などという重々しいものでもなかったのです。
それは、歓談に近いものでした…
浮気相手は、粗野な風貌にたがわず無教養な男でしたが、気さくな人間でした。
しかし、読書好きで、本来、内向的だった性格の妻との取り合わせは、いかにも不自然な気がしました。
私は男女の相性の不思議さを思わずにはいられませんでした。
甲斐甲斐しく、男の世話をする妻の様子を眺めていると、それは、まさしく、《離れられない身体にされる》という女の所作以外の何物でもありませんでした…
私は、男のアパートで、妻の手料理に杯を傾けながら、普段は良き母である妻の、仮面の下にある真実の女の顔を見たいと思ったのです
厚い胸板から途切れることなく続いた剛毛が、臍を過ぎ、下腹に裾野を広げる様は雄壮でした…
だらりと垂れ下がった男根は、体積にして、私の四倍はあるように思われます。
男の唾液と自らの愛液にまみれた妻の尻穴に、骨太の指があてがわれました…。
円運動をしていた妻の尻が、ぴたりと静止しました…
一口に《寝取られ系》と言っても、その概念は様々です…
一定のルールを設け、手のひらに妻を遊ばせる如く、他人に妻を抱かせる者…
この場合、妻は夫のコントロール下にあり、果たして真実の《寝取られ》と言えるのかどうか…
妻の身も心も奪った相手に、媚びを売り、自らの人格さえ粉々に打ち砕かれなければ、悦びを感じられない者…
この多くの場合は、結婚生活に破綻をきたす恐れがあります…
そのリスクの狭間で、《寝取られ系》同志は苦しまれているのではないでしょうか。
それを解消する唯一の方法が《公認》です。
言うは易し行うは難し…
しかしながら、私が最後に選択したのは、その道でした。
《公認》は四年間に及びました…
圧巻は、生まれた男児に《順平》と私が名付けようとしたときのことでした…
「順平ってのは、どうだろう?」
妻はページを繰る手を止めると、小さく笑いながら…
「別に、私はいいけど……馬鹿ね…」
《公認》にだって、蜜月時代というものはあるのです…
歪んではいても、夫婦愛は、夫婦愛ですから…
夫の眼前で他の男に抱かれる女の胸中には、一体、何があるのだろうか?
「旦那さん…遠慮するこたぁないですよ…もっと近くに寄って…寝たふりはないでしょ…自分の女房なんだから…」
男はベッドの上から、くったくなく笑う…
女の身体を扱い慣れた余裕なのか、これも、五十万の効用なのか…
夫婦共々、泊めて貰えないかと、私が言ったときのいぶかしげな男の顔は、もうベッドの中にはありませんでした…
三人の寝る場所の割り振りを決めたのは私です。
酒宴の片づけをしたあと、妻と私は、二人して硝子テーブルを板の間に移動させました。
私の寝床を造る為です。
割り振りと言っても、あからさまに、二人をベッドに寝るよう勧めた訳ではありません…
すべて、暗黙の了解でした。
妻が急に無口になったのは、なによりも異議のない証拠です。
風呂から上がった男は、ベッドに大の字に身体を投げ出しました…
私は、座布団を枕にベッドに背を向けています。
ひょっとして、入浴を済ませた妻は、私の側に添い寝するのではないか…
そんな期待がまったくない訳でもなかったのてすが…
妻が風呂から上がったようです…
脱衣場で物音がしました。
よくよく考えれば、私に添い寝するつもりなら、入浴する必要などない筈です…
五十万の手切れ金は、妻が男への援助のつもりでの思いつきだったのでしょう…
その夜、金を手渡したあとも、とうとう別れ話は出づじまいでした。
「…電気、消すわね…」
薄目を開けると、妻の生足が目の前にありました…
「朝は、六時に出て迎えに行かないとな…そのつもりでいろよ…少し、酔ったようだ…」
「分かったわ…六時ね…」
辺りが闇に包まれ、ベッドの軋む音がしました。
直ぐに、男が電気スタンドをつけたのでしょう
「駄目よ…」
「いいから!」
男がスタンドを消そうとした妻を押し留めたようです…
その後、男は、日曜に原付バイクを見に行くというような話をし始めました…
やがて、その話も途切れ、静寂が訪れました…
時折、妻のため息が聞こえ、衣擦れの音がしました…
私は、聞き耳を立てながら、こわばった身体にどのタイミングで寝返りを打たすべきか、推し測っていたのです。
記憶は鮮明でも、十二年も前のことですから…
話が前後して申し訳ありません…
「旦那、寝てると思うかい?」
「………」
男の問い掛けに妻は無言です…
私は緊張のあまり、喉奥に溜まった生唾を飲み込まずにはいられなくなりました。
闇の静寂に、ごくりという音が想像以上に大きく鳴り渡りました。
「はは、はっ」
私の心底を見透かしたような男の笑いです…
私は意を決して、ベッドの方向へ寝返りを打ちました。
私が、自らの寝場所をベッドの下にすると指定した時点で、三人、それぞれの心の内に、こうなるだろうことの想像はついていた筈です。
どうやら、電気スタンド明るさは、段階調節ができるようでした。
カチッという音と共に灯りが少し落ちました。
それは、《これから始めるぞ》という男からの合図ように思われました…
私の居る位置は、ほのかに青暗く、電気スタンドの灯りは、ベッドの二人だけをやわらに照らし出しています。
明暗の境目は曖昧でした…
「旦那さん、物わかりのいい男だな…」
「順さんより…優しい…」
「俺、優しくないかい?」
「……」
「今から、優しくしてやるぜ…」
薄目を開けると、すでに、妻の身体の上に男が被さっています…
妻が、左肩をすくめるようにして、ガウンから腕を抜くところでした…
男は、妻の首筋に舌を這わせています…
今度は、右肩をすくめました。
男は半身を起こすと、妻の背中からサッとガウンを引き抜きました。
そして、それを私に向かって投げつけたのです…
ガウンは、ふわりと、私の腰の辺りに被さりました…
私の子供か、或いは男の子供か、深く詮索することはしませんでした。
その当時の、妻と男の情交の頻度や濃厚さを考えれば、じくじたる思いはあったのですが…
妻は産むのが当然といった様子ですし、喜びようも尋常ではありませんでした…
私にすれば、妊娠の段階で、妻が離婚を言い出さなかったことのほうを重く受け止めたかったのです。
私が産むことを認めなければ、妻が私の元を去って行くことは、容易に想像できました。
懸念していた血液型は、幸い範疇にあり、婚姻中に生まれた子供を夫婦して育てることに問題はなかったのです。
妻自身は、真実の父親が誰なのか、勿論、確信していたのでしょう…
私が言い出したにせよ、《順平》と名付けることに、なんのためらいも見せませんでしたから…
このとき、妻と私の生涯の主従関係ができたのです…
切れない絆です…
妻が主で、私が従であることは言うまでもありません。
- 2014/07/22(火) 01:40:19|
- 1話完結■不倫・不貞・浮気
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誰の子かなど、わかるはずもなかった。
この数ヶ月、延べにして一体何人の男たちに抱かれ、どれほどの量の精を子宮に浴びせられてきたことか。確率からすれば川村が最も高いが、夫・亮輔の子である可能性も否定できない。彼の友人たちの誰かかもしれない。
(父親のわからない子を身ごもるなんて……)
いつか亮輔の子を宿し、周囲の祝福を受けて産むはずだった。それが……。
(……なぜ……こんなことになってしまったの……)
沈痛な心を引きずるようにして産院を出た由紀は、行き場をなくした自分に気づいて慄然とした。加奈子という新しい女を見つけた川村のもとへはもう行けない。一方、亮輔が麻美と暮らしていると思い込んでいる由紀には、かつての自宅も遠い世界に思えた。
(……どうしたらいいの……わたし……)
収入が途絶えたとはいえ、新しい住まいを借りてしばらく暮らせる程度の蓄えはあった。颯爽と仕事をこなし、常に溌剌としていた以前の由紀であれば、何ほどのこともなかったろう。
(……こわい……)
だが、身も心も男に隷属し、依存する生活にすっかり飼い慣らされてしまった由紀は、たとえようのない不安に心の底からおののいた。
数時間後、由紀の姿は田崎のマンションにあった。帰宅した田崎に向けた媚びるような笑顔。もうプライドなど一片も残ってはいなかった。
「……お願いですから……わたしを……由紀をおそばに置いてください……」
異常な凌辱を通じて、いよいよ由紀の肉体に魅了され始めていた田崎に否応のあるはずがない。これまで、どれほど自分たちに弄ばれようと、決して泊まることのなかった由紀。もはや、その背後に男の影があるのは明白だ。
(その男のおかげで、俺たちはこの美しい女を抱けるのだからな。贅沢はいうまい)
と割り切るように努めてきた。
(だけど本音をいえば、いつも傍に置き、好きなときに好きなだけ嬲りたい)
増長の一途を辿る欲望。その矢先、獲物が向こうから転がり込んできたのである。
(その男とどうなったかは知らないが、これから由紀は俺だけの女だ)
風呂で身を清め、完璧な化粧をした由紀を全裸で跪かせた。
「今から由紀は、田崎様の奴隷です。この身体で心を込めてご奉仕させていただきますので、どうかいつまでも逞しいもので由紀を可愛がってくださいませ」
命じられたとおりではあったが、三つ指をついて誓いの言葉を口にするうち、由紀の眼には妖しい輝きが灯るのだった。
それから先のセックスは格別だった。
情を通じてからもあくまで受身だった由紀が奔放に身体を開き、田崎を求めてのたうつ。自身の悦楽を追うだけでなく、絶えず男の心を配慮した動き。半年前まで貞淑な人妻だったとは思えぬ卓越した性技の数々。
(凄い! 凄すぎるぜ! よほど前の男の仕込みがよかったらしいな)
一方、仕えるべき新しい主人を得た由紀は、自身でも気づかないうちに田崎の歓心を得そうな言葉を口走っていた。
「ああ……素敵!……こんなに気持いいの……初めて!」
「最初にお会いしたときから……ずっと好きでした……由紀、うれしい……」
「もっと由紀のおま×こを愉しんでください……もっと!」
明日のことは明日になってから考えればいい。尽くす相手がそこにいて、すべてを忘れさせてくれる官能の嵐に身を委ねてさえいられれば生きていける。
東の空が白々と明ける頃。満足げに仰向けとなった田崎の全身を舌と唇で念入りに後始末すると、由紀はすらりと伸びた脚を控えめに絡め、慈しむように男の逸物に指を添えて、安堵の眠りに落ちるのだった。
追従し、迎合することが骨の髄まで染みついた、牝奴隷の哀しい性だった。
<背信 完>
- 2014/07/22(火) 01:37:08|
- 背信・流石川
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午前二時。由紀は川村のマンションの前でタクシーを降りた。
(……もう……こんな時間……)
足元がおぼつかないのは、それだけ酷な仕打ちを受けてきた証だ。
友人の若妻を輪姦する興奮にすっかり味を占めた田崎たちは、このところ常に五人揃った場所に由紀を呼び出すようになった。
(男のひとって、どうしてだんだん普通のセックスじゃ満足できなくなるの?)
今夜は目隠しをされ、順番に挿入される肉棒が誰のものかを当てるゲームをさせられた。
「……うっ……か……加藤さんなの?」
「ブッブー、はずれ。正解は私・米倉でした」
「……ああ……無理よ……わからないわ」
ただでさえ、性感が極度に研ぎ澄まされているところに、幾度か抽送が繰り返され波が高まったあたりで抜かれてしまうのだから、たまったものではない。
「……もうダメ!……本当におかしくなっちゃう……イカせてください!」
オルガスムスを求め、もだえ苦しむ由紀。
「だからさ、見事ピンポンしたら思いっきり気をやらせてやるって」
もう恥じらいも外聞もなかった。膣内に神経を集中し、大きさや形状から挿入されるペニスの持ち主を推定しようと半狂乱となる由紀。
絶頂への渇望だけが彼女を支配していた。
女の部分に疼痛がある。出血しているようだ。朦朧とした意識を奮い立たせ、やっとの思いで鍵を取り出す。
(……今夜だけは……川村さんに勘弁してもらおう……)
そう考えながらリビングに足を踏み入れた由紀は、そのまま凍りついた。
「あんっ、あんっ、いいっ!」
見知らぬ若い女が川村に跨り、ショートヘアーを振り乱して腰を躍らせている。由紀の腕からハンドバッグがすべり落ちた。
「……どういうこと?……」
呆けたようなつぶやきに、二人の動きが止まる。女が振り返った。小ぶりながら硬く引き締まった乳房。二十二、三歳といったところだろうか。若く、勝気そうな顔立ちに、快楽を中断された苛立ちが満ちている。
「誰よ、この女?」
憎悪を込めた眼で睨んでくる。
「ああ、昔の女さ」
女の背中越しに川村が告げる。悪びれた様子はまるでない。
「……昔の……女……?」
頭が言葉を拒否している。
「……もう……終わったっていうの?……わたしとは……」
「しつこいんだよ、おばさん。彼がそう言ってんだろ!」
女の罵声が心に突き刺さる。
「わたし……こんなに尽くして……何もかも捨てて……なのに……」
にじんだ視界に、かろうじて川村をとらえた。
「ふふふ、なんたって女は若いのに限るぜ」
眩暈がした。身体がガタガタと震え出す。
「あの女、根っからの変態なんだぜ。今日だって何人もの男を咥え込んできたところさ」
「えーっ、信じられなーい。あたしは惚れたら一途、あんただけだからね」
「俺もさ。もう加奈子だけを熱烈に愛しちゃうぜ」
何かいわなくては……。口を開こうとしたとき、熱いものが胃からせり上がってきた。バスルームに駆け込むや、由紀は激しく嘔吐した。吐くものがなくなってからも、えづき続けた。脳裏に閃光が走る。
(……まさか……)
そういえば、生理が遅れていた。あまりにも異常な性生活の影響だと思っていたが、そうでなかったとしたら……。
翌日、産婦人科の中年医師はたっぷりと贅肉の付いた顔を綻ばせて告げた。
「おめでとうございます。三ヶ月ですね」
由紀は妊娠した。
- 2014/07/22(火) 01:35:48|
- 背信・流石川
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精も根も尽き果てて戻れば、今度は川村の相手をしなければならない。
「今日はどんなスケベなことされてきたんだ?」
「どいつの魔羅が一番だったんだよ?」
「おまえも気分出してイキまくったんだろう?」
辛辣な言葉で心を踏みにじられ、男たち以上の精力で肉体を蹂躙される。
「……もう苛めないで……由紀はあなたの女だって知ってるくせに……」
消え入りそうな声で哀願する。
「俺の女だからこそ、どこまでも淫乱でなきゃいけねえんだよ」
「……でも……つらいわ……」
黒目がちの整った瞳から、涙がこぼれる。
女としての誇りも、人としての尊厳も捨て、コールガールのように身体を開き、奉仕に努める毎日。みずからが招いた結果とはいえ、亮輔と慎ましく穏やかに暮らしていた頃とのあまりの格差に、由紀の表情は暗鬱に沈むのだった。
「知ってるか? あの由紀ちゃんがさ、編集者の川村と付き合ってるんだって」
「えっ! だって彼女、結婚してたはずじゃ……」
「だよなあ。今じゃもう家には帰らずに、男のところに入り浸ってるらしい。あっちの相性がよっぽどいいんだろうって話さ」
「ショックだなあ。俺、彼女のファンだったのに……」
「あんなに清楚な顔してても、やっぱ女だったってことさ」
「くそっ。だったら俺も口説いてみるんだったなあ」
「無理無理、おまえの粗チンじゃあ。『旦那のほうがずっといいわ。さよなら』でおしまいさ」
「ふん、悪かったな。でもそんな話を聞いちゃうと、もう由紀ちゃんの顔、まともに見られないな」
噂はいつの間にか業界に広まり、仕事はバッタリとこなくなった。もっとも、仮に依頼があったとしても、今の由紀にはとても請ける余地などなかっただろう。
昼は夫の友人たちの相手をさせられ、夜は川村に奉仕する。一日の大半、秘園に誰かしらの勃起がねじ込まれているという淫猥な二重生活。体重はさらに落ち、その肢体は極限まで無駄を削がれていく。それでいて肌はますます艶かしく輝き、凄絶な美貌が見る者を圧倒するほどである。
由紀は、もはや一匹の美しき淫獣だった。
- 2014/07/22(火) 01:34:43|
- 背信・流石川
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亮輔の友人である五人の男たちによる由紀への凌辱は、依然として続いていた。横の連絡を通じて互いが由紀を共有していることを知った彼らは、さすがに彼女の行動に不可解なものを感じ始めた。
「一体、何があったんだ?」
「それとなく亮輔に様子を聞こうとしてるんだけど、電話には誰も出ないし、メールしても返信がない。会社も無断欠勤を続けているらしいぞ」
「もう二人は一緒に暮らしてないってことか」
「仮に亮輔とうまくいってないにしろ、だからってあの由紀ちゃんが俺たちを次々に誘ってくるなんて、やっぱりおかしいよな」
「一度、亮輔の家に行ってみたほうがよくはないか?」
「よせよせ。せっかくあれだけの女を好きなようにできるチャンスなんだ。知らぬ顔を決め込んで、もう少し愉しんでからでもいいだろう」
共犯者の視線を交わし合い、好色の笑みを浮かべるのだった。
今宵は忘年会という名目でマンションの一室に呼び出し、五人で代わる代わる由紀を犯している最中だ。
「亮輔に紹介されたとき、とびきりの別嬪なんで頭にきたもんだ。いいお友達を演じながらも、いつか一度お願いしたいと思ってた。それが現実になるとはな」
股間で頭を上下させる由紀の髪を撫でながら、くわえ煙草の田崎がしたたかに笑う。
「まったくだ。所詮は叶わぬ高嶺の花と眺めてるのはつらかったけど、公衆便所にするには最高の女だからな。俺たちにとっちゃ願ってもない展開だぜ」
由紀の下になって媚肉の感触を愉しみながら、揺れ動く乳房の間から笑いを見せるのは、同じく亮輔と学生時代からの友人である米倉だ。
「私なんて、憧れの若妻を犯してるってだけでザーメン三割増ですよ。あー、気持いい」
亮輔が最初に勤めていた電器メーカーの後輩である加藤は、双臀を抱え込んでアヌスを貫いている。
三人を同時に受け入れながら、由紀は絶息せんばかりである。
(……お願い……早く……満足して……)
残る二名は、嵐にたゆたう小舟のように翻弄される桜色に染まった女体を肴に酒を呑みながら、何度目かとなる回復を待っている。
「なあ。これだけたっぷりと注ぎ込んだら、妊娠しちゃうんじゃないか?」
「よおし。誰の子種を宿すか賭けようじゃないか。はははは」
かつて夫の友として、由紀に優しく接してくれた男たちは、もうどこにもいなかった。
- 2014/07/22(火) 01:32:24|
- 背信・流石川
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